JP2012082740A - 油圧ポンプ - Google Patents

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JP2012082740A
JP2012082740A JP2010229339A JP2010229339A JP2012082740A JP 2012082740 A JP2012082740 A JP 2012082740A JP 2010229339 A JP2010229339 A JP 2010229339A JP 2010229339 A JP2010229339 A JP 2010229339A JP 2012082740 A JP2012082740 A JP 2012082740A
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Kenji Yamada
健治 山田
Koji Yano
浩司 八野
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Nachi Fujikoshi Corp
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Nachi Fujikoshi Corp
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Abstract

【課題】カバーに装着されたべリングの背面側に前記カバーに形成した吸入口に連通する油路を設け、ベアリング寿命を延ばすことができる油圧ポンプを提供する。背面側のベアリングの潤滑性を向上させる。
【解決手段】シャフト21はハウジング22及びカバー23内に装着されたべアリング24、25により回転自在に支持されている。シャフト21と共に回転可能に支持されたシリンダバレル27は、複数個のピストン穴30に軸方向摺動可能に嵌挿された複数個のピストン29と、ピストン29の一端側のピストン穴30に開口する吸入ポート43及び吐出ポート44を有するバルブプレート28と、ピストン29の他端頭部及びシューを介して摺接可能な斜板33と、を備える。ベアリング25の背面側にカバー23に形成した吸入口39に連通する油路40を設け、背面側のベアリング25の転動面に油の流れを発生させる。
【選択図】図2

Description

本発明は産業機械または建設機械等の油圧源に使用される油圧ポンプに関し、さらに詳細には、軸受の耐久性向上に関する。
従来、この種の油圧ポンプは、図3に示すように、回転されるシャフト51がポンプハウジング52とカバー53にベアリング54、55を介して回転自在に支持されている。シャフト51にはスプライン56によりスプライン嵌合された該シャフト51と同時に回転可能にされたシリンダバレル57が設けられ、シリンダバレル57とカバー53との間にシャフト51に同心にバルブプレート58がシリンダバレル57に対して摺動自在に挟持されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−152819号公報
しかしながら、特許文献1においては、バルブプレート58側のベアリング55はポンプの吸い込み性能を得るためにその取り付けスペースに制約があり該ベアリング52自体を大きくすることは困難である。
また、近年高まる油圧機器の長寿命化要求に対応するため、ベアリング寿命も同時に延ばす必要があるが、取り付けスペース等の理由により単純に大きくすることは困難であり、
コストの増大を招くようになる。
本発明は係る課題を解決するためになされたもので、ベアリングの大きさを変えることなく、ベアリング寿命を延ばすことが可能な油圧ポンプを提供することを目的とする。
前記の課題を解決するため請求項1記載の発明は、
ハウジング及びカバー内に装着されたべリングにより回転自在に支持されたシャフトと、
前記シャフトと共に回転可能に支持されたシリンダバレルの複数個のピストン室に軸方向摺動可能に嵌挿された複数個のピストンと、
前記ピストンの一端側の前記ピストン室に開口する吸入ポート及び吐出ポートを有するバルブプレートと、
前記ピストンの他端側頭部及びシューを介して摺接可能な斜板と、
を備え、
回転方向が一方向であり吸込口が前記ハウジング及び前記カバー内部と連通する内部ドレーン構造である油圧ポンプにおいて、
前記カバーに装着されたべリングの背面側に前記カバーに形成した吸入口に連通する油路を設け、背面側のベアリングの転動面に油の流れを発生させたことを特徴とする。
本発明は、回転方向が一方向であり吸込口が前記ハウジング及び前記カバー内部と連通する内部ドレーン構造である油圧ポンプにおいて、前記カバーに装着されたべリングの背面側に前記カバーに形成した吸入口に連通する油路を設けることにより、背面側のベアリングの転動面に油の流れを発生させ該ベアリングの潤滑性を向上しベアリング寿命を延ばすことができる。
本発明の実施の形態に係る油圧ポンプの概略構造図である。 図1のII−II線の断面図である。 従来の油圧ポンプの概略構造図である。
以下、本発明に係る油圧ポンプにつき好適の実施の形態を挙げ、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る油圧ポンプ20の概略構造を示す縦断面図であり、図2はII−II線の断面図を示す。
図1に示すように、油圧ポンプ20は、図示しない原動機からの回転力によって回転させられるシャフト21がポンプハウジング(ハウジング)22とカバー23にベアリング24、25を介して支承されている。シャフト21にはスプライン26でスプライン嵌合されたシャフト21と同時に回転可能にされたシリンダバレル27が設けられ、該シリンダバレル27とカバー23との間にシャフト21と同心にバルブプレート28がシリンダバレル27に対して摺動自在に挟持されている。
シリンダバレル27には、複数のピストン29がピストン穴30に出入可能にされ、該シリンダバレル27はスプリング31によってバルブプレート28側に付勢されている。シリンダバレル27のピストン29の他端側(図1で左側)には、該ピストン29の頭部がピストンシュー32を介して摺動可能にされた斜板33が設けられ、該斜板33は支点34を中心にして傾転可能に支持されている。前記支点34は、図2に示すように、例えばシャフト21の軸心に対して略水平方向に等間隔で2個配置され、前記斜板33にはピストン29の反力を受け支点34の回りに回転する力を受ける。
前記支点34は、図2に示すように、例えばシャフト21の軸心に対して略水平方向に等間隔で2個配置され、前記斜板33にはピストン29の反力を受け支点34の回りに回転する力を受ける。この力に対向して斜板33の上方には、スプリング37がスプリング受け38を介して付勢するように配置されている。
図2に示すように、カバー23に装着されてシャフト21を回転自在に支持したベアリング25の背面(図2で右端)には、吸入口39に連通する油路40が設けられ、該ベアリング25の転動面に油の流れを発生させて潤滑性を向上させている。
本発明の実施の形態に係るピストンポンプ20は基本的には以上のように構成されたものであり、次にその動作及び作用効果について説明する。
シャフト21が図示しない原動機により回転されると、シリンダバレル27のピストン穴30に挿入されたピストン29及び該ピストン29の他端部とピストンシュー32が回転すると共に斜板33に沿って往復動し、ポンプ吐出工程ではピストン29によってピストン穴30からポンプ吐出ポート44、吐出ポート45より吐出口41を通って作動油が吐出される。
吸入工程では、作動油がポンプハウジング22に設けられた吸入口39からバルブプレート28の吸入ポート43、ポンプ吸入ポート42を通ってシリンダバレル27のピストン穴30に流入する。このとき、ベアリング25の背面側には吸入口39に連通する油路40が設けられているので、該ベアリング25転動面に油の流れが発生してベアリング25に対する潤滑が向上し、ベアリング寿命を延ばすことができる。
本実施の形態に係る油圧ポンプ20は、他の油圧機器、例えばギヤポンプ、トロコイドポンプ等を接続した多連ピストンポンプとして使用することも勿論可能である。
20 油圧ポンプ 21 シャフト
22 ポンプハウジング 23 カバー
24、25 ベアリング 27 シリンダバレル
28 バルブプレート 29 ピストン
30 ピストン穴 32 ピストンシュー
33 斜板 39 吸入口
40 油路 41 吐出口
42 ポンプ吸入ポート 43 吸入ポート
44 ポンプ吐出ポート 45 吐出ポート

Claims (1)

  1. ハウジング及びカバー内に装着されたべリングにより回転自在に支持されたシャフトと、
    前記シャフトと共に回転可能に支持されたシリンダバレルの複数個のピストン室に軸方向摺動可能に嵌挿された複数個のピストンと、
    前記ピストンの一端側の前記シリンダ室に開口する吸入ポート及び吐出ポートを有するバルブプレートと、
    前記ピストンの他端側頭部及びシューを介して摺接可能な斜板と、
    を備え、
    回転方向が一方向であり吸込口が前記ハウジング及び前記カバー内部と連通する内部ドレーン構造である油圧ポンプにおいて、
    前記カバーに装着されたべリングの背面側に前記カバーに形成した吸入口に連通する油路を設け、背面側のベアリングの転動面に油の流れを発生させたことを特徴とする油圧ポンプ。
JP2010229339A 2010-10-12 2010-10-12 油圧ポンプ Withdrawn JP2012082740A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200117846A (ko) 2019-04-03 2020-10-14 나부테스코 가부시키가이샤 펌프 유닛 및 건설 기계

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Effective date: 20140107