JP2012079498A - 発光装置および照明器具 - Google Patents

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拓朗 平松
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Abstract

【課題】
点灯装置のノイズフィルタ回路が簡素化され、小形化および低コスト化が図れる発光装置およびこの発光装置を具備する照明器具を提供する。
【解決手段】
発光装置1は、基板7の一面7a側に実装された半導体発光素子8を有する発光体2と、一端側12aに発光体2が取り付けられ、他端側12bに口金24を有する装置本体3と、装置本体3に収容され、口金24を介して給電されて動作し、半導体発光素子8を点灯する点灯装置4と、点灯装置4と半導体素子8を接続し、基板7の他面7b側において前記基板7に沿うことがないように配線された給電線5とを具備している。
【選択図】図2

Description

本発明の一実施形態は、半導体発光素子を光源とし、半導体発光素子の放射光を照明に利用する発光装置およびこの発光装置を具備する照明器具に関する。
近年、地球温暖化や環境保全等に対する一対策として、消費電力が小さく、長寿命であるLED電球が一般白熱電球や電球形蛍光ランプに替えて使用されている。LED電球は、通常、基板に複数個の発光ダイオードを実装して形成された発光体(LEDモジュール)、この発光体を一端側に配設し、口金を他端側に取り付けている装置本体(筐体)、この装置本体内に設けられ、発光ダイオードを点灯する点灯装置および装置本体の一端側に取り付けられたグローブなどの包囲体を有して構成されている。
そして、点灯装置は、給電線により発光体および口金にそれぞれ接続されている(例えば特許文献1参照。)。点灯装置の一形態として、交流電源電圧を整流平滑して直流電圧を生成するとともに、スイッチング素子により前記直流電圧を数十KHzの周波数でチョッピングし、さらに平滑して発光ダイオードに所定の直流電圧を印加するチョッパ方式のものが用いられている。これにより、発光ダイオードは、所定の電流が流れて点灯する。しかし、チョッピング出力を平滑しているとはいえ、平滑用コンデンサの容量との関係から完全に高周波のリップル成分を除去することは困難であるため、発光ダイオードには、高周波のリップル成分を含んだ電流が流れることになる。
特開2010−56059号公報(第1頁、第6図)
点灯装置と発光体を接続する給電線は、発光体の裏面側に沿って引き回されていることが多く、前記高周波成分が浮遊容量を介して給電線に重畳することがある。前記高周波成分が口金を介して電源側に伝播して高周波雑音とならないようにするために、点灯装置がチョッパ用として本来有しているノイズフィルタ回路を大形化しなければならなかった。このため、点灯装置が大形化し、コストアップするだけでなく、LED電球の小形化が図れにくいという欠点があった。
本発明は、点灯装置のノイズフィルタ回路が簡素化され、小形化および低コスト化が図れる発光装置およびこの発光装置を具備する照明器具を提供することを目的とする。
本発明の一実施形態の発光装置は、発光体、装置本体、点灯装置および給電線を有して構成される。
発光体は、基板および半導体発光素子を有してなる。ここで、半導体発光素子は、基板の一面側に設けられた発光ダイオード(LED)や有機エレクトロルミネッセンス(EL)素子などである。
装置本体は、その一端側に発光体が取り付けられ、その他端側に口金を有している。口金は、点灯装置の入力側に接続されて、点灯装置に外部電源を入力させるものであり、例えばE形やピン形によって形成される。
点灯装置は、装置本体に収容される。そして、点灯装置は、装置本体の口金を介して給電されて動作し、半導体発光素子を点灯するように形成されている。
給電線は、点灯装置と半導体発光素子を接続している。そして、給電線は、基板の一面と反対側の他面側において、基板に沿うことがないように配線されている。
本発明の実施形態によれば、点灯装置と半導体発光素子を接続する給電線は、基板の一面と反対側の他面側において、基板に沿うことがないように配線されるので、給電線に半導体発光素子の点灯に伴うノイズが重畳されにくくなり、これにより、点灯装置のノイズフィルタ回路の高機能や大形化を阻止することができて、発光装置の小形化や低コスト化を図ることが期待できる。
本発明の実施例1を示す発光装置の概略側面図である。 同じく、発光装置の概略側断面図である。 同じく、発光装置の包囲体を透視した概略正面図である。 同じく、点灯装置の概略回路図である。 本発明の実施例2を示す発光装置の概略側断面図である。 同じく、発光装置の包囲体を透視した概略正面図である。 本発明の実施例3を示す照明器具の一部切り欠き概略側面図である。 従来技術の点灯装置の概略回路図である。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照して説明する。
本発明の一実施形態の発光装置1は、図1ないし図4に示すように構成される。図2において、発光装置1は、電球用ソケットに着脱されるLED電球であり、発光体2、装置本体3、点灯装置4および給電線5を有してなり、さらに包囲体6を有して構成されている。
発光体2は、基板7、半導体発光素子としての複数個のLEDチップ8および封止樹脂9を有して形成されている。基板7は、例えばアルミニウム(Al)の金属板からなり、外形が例えば略長方形状に形成されている。LEDチップ8は、例えば青色光を発光するように形成され、COB(Chip On board)方式によって基板7に実装されている。すなわち、発光体2は、図3に示すように、複数個のLEDチップ8が基板7の一面7a側に図示しない高熱伝導性を有する絶縁層を介してマトリックス状に実装され、LEDチップ8を包囲して例えばシリコーン樹脂からなる土手10が設けられている。そして、土手10内にLEDチップ8を覆って封止する例えばシリコーン樹脂などの封止樹脂9が充填されている。封止樹脂9には、LEDチップ8からの青色光の一部により励起されて黄色光を放射する図示しない黄色蛍光体が混入されている。発光体2は、封止樹脂9の表面が発光面となり、この発光面から白色光が放射される。
そして、基板7は、図2に示すように、その他面7bに放熱板11を取り付けている。放熱板11は、高熱伝導性を有する金属板例えばアルミニウム(Al)板からなり、例えば円形に形成され、高熱伝導性の接着材により基板7に固着されている。放熱板11は、LEDチップ8の点灯(発光)に伴って発生した熱が基板7から伝熱され、当該熱を装置本体3に伝熱させる。
なお、基板7は、ガラスエポキシ材や紙フェノール材などの樹脂材で形成されてもよく、そのものが絶縁性を有するセラミック板などで形成してもよい。
装置本体3は、金属ケース12よび樹脂ケース13からなっている。金属ケース12は、高熱伝導率を有する例えばアルミニウム(Al)など金属材料からなり、他端側12bから一端側12aに向かって拡径するように形成されている。ここでは、金属ケース12は、アルミニウム(Al)により形成されている。なお、金属ケース12は、熱伝導性の良好な樹脂またはセラミックなどで形成されてもよい。
また、金属ケース12は、外面12cに一端側12aから他端側12bの方向に沿った複数の放熱フィン14が放射状に突出形成されている。そして、一端側12aの上面には、放熱板11が面接触して取り付けられる平面状の取付け部15が形成されているとともに、取付け部15よりも外方に突出するように周壁部16が形成されている。
そして、取付け部15の中央部には、取付け部15から他端側12bの外面12cに貫通する貫通孔17が形成されている。この貫通孔17は、取付け部15から他端側12bに向かうにつれ次第に縮径する先細りの略円錐台状に形成されている。そして、取付け部15の貫通孔17の縁部には、四角状の嵌合凹部18が形成されている。嵌合凹部18は、貫通孔17の周回に等間隔に複数個が形成されている。また、取付け部15には、放熱板11をねじ止めするための図示しないねじ孔が複数個形成されている。さらに、取付け部15には、周壁部16に沿う環状の溝19が形成されている。
取付け部15には、図示しないねじ孔に放熱板11を介して図示しないねじが螺着されることにより、放熱板11が取り付けられている。ここで、放熱板11は、貫通孔17を塞ぐとともに、嵌合凹部18に被さる大きさに形成されている。すなわち、取付け部15には、放熱板11を介して発光体2の基板7の他面7bが取り付けられて、発光体2が取り付けられている。このように、金属ケース12は、その一端側12aに発光体2の基板7を取り付けている。
また、取付け部15の溝19には、発光体2および放熱板11を包囲する取付板20が嵌合されている。取付板20の上面と周壁部16の上面は、ほぼ同一面状となっている。
放熱フィン14は、金属ケース12の他端側12bから一端側12aへと径方向の突出量が大きくなるように滑らかに傾斜して形成されている。また、放熱フィン14は、図1に示すように、金属ケース12の周方向に互いに略等間隔で放射状に形成され、放熱フィン14,14間に間隙21が形成されている。間隙21は、金属ケース12の他端側12bおよび周囲へ向けて開口され、金属ケース12の一端側12aでは閉塞されている。放熱フィン14および隙間22の一端側には、環状の周壁部16が形成されている。金属ケース12は、例えばアルミダイキャストにより、上述のように成型されたものである。
装置本体3の樹脂ケース13は、ポリブチレンテレフタレート(PBT)樹脂などの電気絶縁性の合成樹脂により形成されている。そして、図2に示すように、外周面13cが金属ケース12の貫通孔17の内壁面17aに近接するようにかつ貫通孔17の内壁面17aに沿う形状に形成されている。すなわち、外周面13cを有する部分が略円錐台状の筒状に形成されている。そして、外周面13cの一端側13aの縁部に、外周面13cから外方に突出する嵌合凸部22が形成されている。この嵌合凸部22は、所定の厚さを有する例えば四角形に形成され、外周面13cの開口縁部の周回で180°間隔で、互いに対向するように2個が形成されているものである。すなわち、嵌合凸部22は、金属ケース12の嵌合凹部18に対応して設けられ、嵌合凹部18に嵌め込まれている。嵌合凸部22および嵌合凹部18が互いに嵌合することにより、樹脂ケース13は、金属ケース12の貫通孔17の内部に配置される。
嵌合凸部22は、嵌合凹部18に嵌め込まれる形状や大きさに形成されているとともに、放熱板11が乗り上げないように形成されている。すなわち、嵌合凸部22が嵌合凹部18から取付け部15に突出しない形状や大きさに形成されている。樹脂ケース13は、嵌合凸部22が金属ケース12の嵌合凹部18に嵌め込まれ、嵌合凸部22および嵌合凹部18が互いに嵌合して相互の回動を規制することにより、金属ケース12に固定される。
そして、樹脂ケース13は、外周面13cの他端側13bが金属ケース12の他端側12bの外面12cから外方に突出しているとともに、他端側13bに有底の円筒状の突出部23が形成されている。突出部23の外径は、樹脂ケース13の他端側13bよりも幾分縮径している。突出部23には、例えばカシメにより口金24が設けられている。このように、装置本体3は、金属ケース12の他端側12bに突出部23を介して口金24を有している。
また、突出部23の底板部25には、溝26が形成されており、この溝26に点灯装置4が支持されている。さらに、底板部25には、点灯装置4および口金24を電気接続する図示しないリード線が挿通される図示しない挿通孔が設けられている。
口金24は、例えばE17形の一般照明電球用のソケットに接続可能なものである。そして、口金24は、樹脂ケース13の突出部23に嵌合されてかしめられて固定されるシェル部27、このシェル部27の他端側に設けられる絶縁部28およびこの絶縁部28の頂部に設けられるアイレット部29を有して構成されている。シェル部27およびアイレット部29には、図示しないリード線が接続されている。このリード線は、突出部23の底板部25に設けられた図示しない挿通孔から樹脂ケース13の内部に導入されて、点灯装置4に電気接続されている。
点灯装置4は、発光体2のLEDチップ8を点灯するものであり、樹脂ケース13の内部に収容されている。すなわち、装置本体3の内側に収容されている。そして、点灯装置4は、基板30およびこの基板30に実装された電子部品31などの電気部品を有して形成されている。基板30は、ガラスエポキシ材などの合成樹脂板やアルミニウム(Al)などの金属板からなっている。金属板の場合、絶縁層が形成されて、電気部品が実装されている。そして、樹脂ケース13の外周面13cが一端側13aから他端側13bに向かうにつれ次第に縮径する先細りの略円錐台状に形成されているので、基板30は、一端側30aから他端側30bに向かうにつれ段階的に幅狭に形成されている。
そして、基板30は、樹脂ケース13の底板部25の溝26に嵌入されて底板部25に支持されている。また、基板30には、支持板32a〜32dが取り付けられている。この支持板32a〜32dは、樹脂ケース13の内壁面13dに接着材により固着されている。こうして、点灯装置4は、樹脂ケース13の内部に収容されているとともに、樹脂ケース13に固定されている。点灯装置4は、口金24に図示しないリード線で接続され、発光体2の基板7に給電線5で接続されている。
図4は、点灯装置4の一例を示す。点灯装置4は、AC−DC変換回路33、DC−DC変換回路34および制御回路35を有して構成されている。そして、AC−DC変換回路33が口金24を介して商用交流電源Vsに接続され、DC−DC変換回路34が発光体2のLEDチップ8に接続されている。LEDチップ8は、その複数個が直列接続されている。
AC−DC変換回路33は、ノイズフィルタ回路36、全波整流回路37および平滑用コンデンサC1を有して形成されている。ノイズフィルタ回路36は、コンデンサC2およびインダクタL4により形成されている。全波整流回路37の入力端子は、ノイズフィルタ回路36および口金24を介して商用交流電源Vsに接続されている。AC−DC変換回路33は、商用交流電源Vsの交流電圧例えばAC100Vを全波整流し平滑した直流電圧を平滑用コンデンサC1の両端間に出力する。
DC−DC変換回路34は、周知の降圧チョッパ回路に形成されている。すなわち、平滑用コンデンサC1に並列的に接続されたスイッチング素子としての電界効果トランジスタQ1およびダイオードD1の直列回路と、ダイオードD1に並列的に接続されたインダクタL1および平滑用コンデンサC3の直列回路を有して形成されている。そして、電界効果トランジスタQ1のゲートは、制御回路35に接続されている。
DC−DC変換回路34は、制御回路35により電界効果トランジスタQ1がオンオフ制御されることにより、平滑用コンデンサC1の両端間に発生した直流電圧を降圧し、平滑用コンデンサC3の両端間に所定の直流電圧を発生させる。直列接続されたLEDチップ8は、当該所定の直流電圧が印加されることにより、所定の電流が流れて発光(点灯)する。
そして、点灯装置4とLEDチップ8は、図2に示すように、給電線5により接続されている。発光体2の基板7の一面7a側には、雌コネクタ37が設けられ、点灯装置4の基板30には、雌コネクタ38が設けられている。給電線5の両端には、それぞれ雄コネクタ39,40が設けられている。そして、放熱板11には、給電線5および雄コネクタ39,40が挿通される孔41が設けられている。
給電線5は、放熱板11の孔41を挿通し、雄コネクタ39が基板7の雌コネクタ37に装着され、雄コネクタ40が基板30の雌コネクタ38に装着されている。これにより、点灯装置4とLEDチップ8が接続されている。
そして、給電線5は、基板7の他面7b側である装置本体3の内部において、例えば支持板32bに取り付けられたガイド部材42により、所定の空間に配線されている。すなわち、給電線5は、基板7に沿うことが無いように配線されている。
包囲体6は、透光性および光拡散性を有するガラスあるいは合成樹脂からなっている。ここでは、例えばポリカーボネート(PC)樹脂により、発光体2を覆う略球面状に成型されている。そして、包囲体6は、その他端側6bが開口され、この開口縁部に金属ケース12の周壁部16および取付板20の間の隙間43に嵌合される嵌合部44が形成されている。包囲体6は、その嵌合部44が前記隙間43に嵌合されているとともに、接着材などで固定されている。こうして、包囲体6は、発光体2を覆うように金属ケース12の一端側12aに取り付けられている。
次に、本発明の実施例1の作用について述べる。
発光装置1は、照明器具の電球用ソケットに装着される。そして、口金24に外部電源が給電すると、点灯装置4が動作し、点灯装置4から発光体2の複数個のLEDチップ8に所定の定電流(電力)が供給される。複数個のLEDチップ8は、発光し、発光体2から白色光が放射される。この放射光は、包囲体5から外部空間に放射される。
そして、点灯装置4は、図4に示すように、AC−DC変換回路33およびDC−DC変換回路34を用いて、スイッチング素子としての電荷効果トランジスタQ1のオンオフ動作により、商用交流電源VsからLEDチップ8に供給する所定の電流を形成している。この電界効果トランジスタQ1のオンオフ動作により、LEDチップ8には、高周波のリップル電流が流れる。すなわち、電界効果トランジスタQ1のオフ時にもLEDチップ8に電流が流れていることにより、DC−DC変換回路34の平滑用コンデンサC3の両端間電圧が若干低下する。平滑用コンデンサC3の両端間電圧は、電界効果トランジスタQ1のオン時に所定の電圧に回復する。この平滑用コンデンサC3の両端間の電圧変動により、LEDチップ8に高周波のリップル電流が流れるものである。
LEDチップ8に高周波のリップル電流が流れると、ノイズが発生する。このノイズは、基板7および放熱板11を介して装置本体3の内部に作用することがある。そして、装置本体3内において、放熱板11の近傍に給電線5が引き回されて配線されていると、ノイズが給電線5に重畳することがある。すると、当該のノイズが口金24を介して商用交流電源Vs側に伝播することがある。
商用交流電源Vs側にノイズが伝播しないようにするために、図8に示す点灯装置45のように、高機能のノイズフィルタ回路46を備えている。ノイズフィルタ回路46は、2個のコンデンサC4,C5および2固のインダクタL2,L3を有して形成されている。これにより、それらの部品を実装する基板が大形化して、点灯装置45が大形化している。また、部品点数が多くなることにより、点灯装置45をコストアップさせているものである。
しかし、本実施形態の発光装置1は、給電線5がガイド部材42により、基板7の他面7b側において基板7に沿うことがないように配線されている。すなわち、給電線5は、基板7および放熱板11の近傍に引き回されて配線されていないものである。これにより、給電線5には、LEDチップ8の点灯に伴う高周波ノイズが重畳されにくい。したがって、図4に示すように、点灯装置4のノイズフィルタ回路36を例えばコンデンサC1およびインダクタL4で形成することができて、簡素な構成にすることができる。これにより、ノイズフィルタ回路36の基板30での実装スペースが小さくなり、基板30を小形化することができて、点灯装置4が小形化される。また、ノイズフィルタ回路36か安価に形成されるので、点灯装置4が安価に形成可能となる。
上述したように、本実施形態によれば、点灯装置4と発光体2のLEDチップ8を接続する給電線5は、基板7の他面7b側において、基板7に沿うことがないように配線されているので、給電線5にLEDチップ8の点灯に伴う高周波のノイズが重畳されにくくなり、これにより、点灯装置4のノイズフィルタ回路36の高機能や大形化を阻止することができて、発光装置1の小形化や低コスト化を図ることができるという効果を有する。
なお、発光体2は、半導体発光素子としてLEDチップ8を用いたが、これに限らずLEDパッケージを用いて形成してもよい。また、半導体発光素子として、エレクトロルミネセンス(EL)素子を用いてもよい。
また、装置本体3の他端側13bに取り付けられる口金は、E形口金に限らず、GX53形やG23等であってもよい。
図5および図6は、本発明の実施例2を示し、図5は発光装置の概略側断面図、図6は発光装置の包囲体を透視した概略正面図である。なお、図2および図3と同一部分には、同一符号を付して説明は省略する。
図5に示す発光装置1Aは、図2に示す発光装置1において、発光体2を発光体47に構成したものである。発光体47は、図6に示すように、基板7の一面7a側に、それぞれ長方形であって輪状の内側土手48aおよび外側土手48bが形成されている。この内側土手48aおよび外側土手48bの間において、基板7の一面7a側にLEDチップ8が実装されていて、封止樹脂9が充填されている。
そして、内側土手48aで包囲された基板の一面7a側に雌コネクタ37が設けられているとともに、給電線5および雄コネクタ39が挿通される開口49が形成されている。放熱板11には、図5に示すように、開口49に正対する開口41が形成されている。そして、放熱板11には、開口49および開口41と連通するように、円筒状のガイド部材50が例えば接着材により取り付けられている。給電線5は、基板7の開口49、放熱板11の開口41およびガイド部材50の内部を挿通して、点灯装置4および発光体2のLEDチップ8を接続している。
本実施形態の発光装置1Aは、給電線5がガイド部材50の内部を挿通していることにより、基板7の他面7b側において、基板7に沿うことがないように配線されている。これにより、給電線5にLEDチップ8の点灯に伴う高周波のノイズが重畳されにくくなる。したがって、発光装置1Aは、点灯装置4のノイズフィルタ回路36の高機能や大形化を阻止することができて、発光装置1の小形化や低コスト化を図ることができるという効果を有する。
図7は、本発明の実施例3を示す照明器具の一部切り欠き概略正面図である。なお、図1と同一部分には、同一符号を付して説明は省略する。
図7に示す照明器具51は、図1に示す発光装置(LED電球)1を使用するダウンライトであり、天井52に埋設されている。そして、外形が有底の略円筒状に形成された器具本体53にソケットとしての電球用ソケット54が配設されている。器具本体53は、器具本体53と一体的に設けられているカバー体55と板バネ56,56により、天井52に挟持されて、天井52に固定されている。そして、電球用ソケット54に、発光装置1が取り付けられている。
電球用ソケット54が通電されると、発光装置1の点灯装置4(図示しない。)が動作し、発光体2(図示しない。)の各LEDチップ8(図示しない。)に電力が供給される。これにより、複数個のLEDチップ8が点灯し、包囲体6から白色光が放射される。当該白色光は、カバー体55の開口57から床面側に出射される。
照明器具51は、発光装置1が小形に、かつ安価に形成されるので、小形に形成可能であるとともに安価に形成可能であるという効果を有する。
なお、本実施形態の照明器具は、ダウンライトなどの埋め込み形照明器具に限らず。吊り下げ形や直付け形の照明器具であってもよい。
1,1A…発光装置としてのLED電球、 2…発光体、 3…装置本体、 4…点灯装置、 5…給電線、 7…基板、 8…半導体発光素子としてのLEDチップ、 24…口金、 51…照明器具、 53…器具本体、 54…ソケットとしての電球用ソケット

Claims (2)

  1. 基板およびこの基板の一面側に実装された半導体発光素子を有する発光体と;
    一端側に前記発光体が取り付けられ、他端側に口金を有する装置本体と;
    この装置本体に収容され、前記口金を介して給電されて動作し、前記半導体発光素子を点灯する点灯装置と;
    この点灯装置と前記半導体素子を電気接続し、前記基板の一面と反対側の他面側において前記基板に沿うことがないように配線された給電線と;
    を具備していることを特徴とする発光装置。
  2. 請求項1記載の発光装置と;
    この発光装置の口金が接続されるソケットを有する器具本体と;
    を具備していることを特徴とする照明器具。
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JP2015198252A (ja) * 2014-04-01 2015-11-09 廣▲ジャー▼光電股▲ふん▼有限公司 Ledアセンブリー及びこのledアセンブリーを用いたled電球
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