JP2012079230A - 印刷管理システムおよび印刷管理方法 - Google Patents

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進 芹田
Yasuhiro Fujii
康広 藤井
Yoshinori Honda
義則 本多
Hikari Morita
光 森田
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Abstract

【課題】ユーザのプリンタ利用環境を変えることなく、効果的に情報漏えい防止を図る印刷管理技術を提供する。
【解決手段】アプリケーションを監視しアプリケーションの起動状況とファイルの使用状況の情報を記憶装置に格納するアプリケーション監視部306と、システムスプーラ305に投入される印刷ジョブを監視し該印刷ジョブの情報を取得する印刷ジョブ監視部307と、前記取得している印刷ジョブの情報を、記憶装置に保持しているアプリケーションの起動状況とファイルの使用状況の情報に照合し、該照合を行った情報間の一致具合に基づいて印刷対象ファイルを特定し、該印刷対象ファイルから所定のファイル情報を取得するファイル情報取得部308と、取得したファイル情報に基づいて印刷ログを生成し出力装置に出力するか通信装置を介し他装置に送信するログ送信部310とから印刷管理システム10を構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、印刷管理システムおよび印刷管理方法に関するものであり、具体的には、ユーザのプリンタ利用環境を変えることなく、効果的に情報漏えい防止を図る印刷管理技術に関する。
官民共に機密情報の適切な取扱いが強く求められているにもかかわらず、依然として機密情報の漏えい事件・事故は頻発しており、大きな社会問題となっている。このような問題に対して、プリンタや複合機で印刷した文書データ(テキストや画像など)をクライアントPC上のプリンタドライバで取得することで、漏えい情報が、いつ、どこで印刷されたかを情報漏えい時に追跡可能とする技術が提案されている(特許文献1参照)。また他に、仮想プリンタドライバ上で印刷対象ファイルのフルパスを取得しログとして蓄積することで、情報漏えい元を特定するといった技術も提案されている(特許文献2参照)。
特開2008−299401号公報 特開2010−152847号公報
上述した特許文献1にて開示されている技術では、クライアントPCにインストールされたプリンタドライバを利用して文書データを取得する。また、特許文献2で開示されている技術では、クライアントPCにインストールされた仮想プリンタドライバを利用して印刷対象ファイルに関する情報を取得する。そのため、特許文献1、2のいずれの技術ともに、ユーザのプリンタ利用環境を変える必要があり、利便性を低下させてしまう。
また、取得できる情報は、特許文献1の技術では印刷ジョブに含まれる情報のみであり、特許文献2の技術ではフルパスのみであり、例えば他のシステムで管理するファイル属性などはいずれも取得できない。更に、特許文献1、2の各技術では、印刷対象ファイルの情報をログとして残しておくのみであり、印刷対象ファイルの情報に基づいて印刷禁止などの制御を行うことはない。
そこで本発明は、ユーザのプリンタ利用環境を変えることなく、効果的に情報漏えい防止を図る印刷管理技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の印刷管理システムは、クライアント上のアプリケーションを監視し、アプリケーションの起動状況とファイルの使用状況の情報を記憶装置に格納するアプリケーション監視部と、前記クライアント上のシステムスプーラに投入される印刷ジョブを監視し、該印刷ジョブの情報を取得する印刷ジョブ監視部と、前記印刷ジョブ監視部が取得している前記印刷ジョブの情報を、前記記憶装置に保持している前記アプリケーションの起動状況と前記ファイルの使用状況の情報に照合し、該照合を行った情報間の一致具合に基づいて印刷対象ファイルを特定し、該印刷対象ファイルから所定のファイル情報を取得するファイル情報取得部と、前記取得したファイル情報に基づいて印刷ログを生成し、該印刷ログを出力装置に出力するか通信装置を介し他装置に送信するログ送信部と、を有することを特徴とする。
また、本実施形態の印刷管理方法は、コンピュータが、当該コンピュータ上のアプリケーションを監視し、アプリケーションの起動状況とファイルの使用状況の情報を記憶装置に格納する処理と、当該コンピュータ上のシステムスプーラに投入される印刷ジョブを監視し、該印刷ジョブの情報を取得する処理と、前記取得している前記印刷ジョブの情報を、前記記憶装置に保持している前記アプリケーションの起動状況と前記ファイルの使用状況の情報に照合し、該照合を行った情報間の一致具合に基づいて印刷対象ファイルを特定し、該印刷対象ファイルから所定のファイル情報を取得する処理と、前記取得したファイル情報に基づいて印刷ログを生成し、該印刷ログを出力装置に出力するか通信装置を介し他装置に送信する処理と、を実行することを特徴とする。
上記の各機能部は、記憶装置、演算手段、通信装置を有したコンピュータ(クライアント)上に、ソフトウェアとして実装されている状況を想定できる。或いは、各機能部がクライアントとは別体のコンピュータ装置として実現されていて、クライアントと協働する状況を想定してもよい。
本発明によれば、ユーザのプリンタ利用環境を変えることなく、効果的に情報漏えい防止を図る印刷管理が可能となる。
本実施形態に係る印刷管理システムを含むネットワーク構成例を示した図である。 各装置を実現するコンピュータの構成例を示した図である。 クライアントにおける機能構成例を示した図である。 アプリケーション監視部が保持するデータ例を示した図である。 制御ポリシ管理サーバが保持するデータ例を示した図である。 ファイル属性管理サーバが保持するデータ例を示した図である。 ログの例を示した図である。 本実施形態における印刷管理方法の手順例1を示すフロー図である。 本実施形態における印刷管理方法の手順例2を示すフロー図である。 本実施形態における印刷管理方法の手順例3を示すフロー図である。 他の実施形態に係るネットワーク構成例を示した図である。 他の実施形態のクライアントとプリントサーバにおける機能構成例を示した図である。
−−−システム構成例など−−−
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本実施形態の印刷管理システム10を含むネットワーク構成例を示した図である。図1に示す印刷管理システム10(以下、システム10)は、ユーザのプリンタ利用環境を変えることなく、効果的に情報漏えい防止を図る印刷管理が可能となるコンピュータシステムである。本実施形態では、一例として、印刷処理が実行されるクライアント110にて、システム10の各機能部(後述する、アプリケーション監視部306、印刷ジョブ監視部307、ファイル情報取得部308、印刷ジョブ制御部309、およびログ送信部310)がソフトウェアとして組み込まれて常駐している状況を想定する。
図1に示すように、前記システム10は、クライアント110と、少なくとも制御ポリシ管理サーバ140およびファイル属性管理サーバ160とから構成されている。これらの装置はネットワーク101を介して相互に通信可能に接続されている。或いは、前記制御ポリシ管理サーバ140、および前記ファイル属性管理サーバ160の有する機能とデータを、クライアント110が全て備えている場合、クライアント110のみでシステム10をなすとしてもよい。また、図1に示すように、前記ネットワーク101には、前記システム10の他に、ファイルサーバ120、プリンタ130、およびログ管理サーバ150が接続されている。
前記クライアント110は、クライアント110あるいはファイルサーバ120に格納されているファイルの印刷をプリンタ130に対して指示できる。ファイルサーバ120は、自身の記憶領域に複数のファイルを格納しており、クライアント110からのファイル操作に応じる機能を備える。一方、プリンタ130は、クライアント110から印刷ジョブを受信し印刷物を出力する機能を備える装置である。このプリンタ130は、同等の機能を備えるデジタル複合機などの装置に置換してもよい。
他方、制御ポリシ管理サーバ140は、印刷対象ファイルの属性等に応じて、どういった種類の印刷制御を行うべきかを定めた制御ポリシを自身の記憶領域に格納している。また、ログ管理サーバ150は、印刷に関するログをクライアント110から取得して自身の記憶領域に格納し、ログの情報を印刷対象ファイル301のテキストなど様々な条件で検索する機能を備える。また、ファイル属性管理サーバ160は、クライアント110あるいはファイルサーバ120に格納されているファイルの属性情報を自身の記憶領域に予め格納している。ファイルの属性情報の例として、ファイルの機密レベル、ハッシュ値、作成者などがある。なお、ファイル属性管理サーバ160は、ファイルとファイル属性の両方を自身で格納する装置であってもよい。
こうした、ネットワーク101に接続するクライアント110、および各サーバ120〜160らは、少なくともCPU(Central Processing Unit)、記憶装置、および通信装置を備えたコンピュータである。図2に示すように、このコンピュータ201は、CPU202、主記憶装置203および補助記憶装置204(これらを記憶装置210とする)、ネットワーク101と接続されるネットワークインターフェース205(通信装置)、ディスプレイといった表示手段(出力装置)やキーボードやマウスといった入力装置と接続されるI(Input)/O(Output)インターフェース206、USBメモリなどの可搬媒体と接続するための可搬媒体接続部を含むハードウェア資源が内部バス208によって相互に接続されて構成される。なおここでは、主記憶装置203と補助記憶装置204とを総称する場合には、単に、「記憶装置210」と称する。また、前記ネットワーク101に接続された各コンピュータ類には、本実施形態の情報処理に必要となるプログラムを記憶したハードディスクドライブ(前記補助記憶装置204など)やROM(Read Only Memory)などが当然備えられている。
続いて図3を参照しつつ、本実施形態に係るクライアント110における機能部の構成例について説明する。前記クライアント110は、印刷アプリケーション302、グラフィックエンジン303、プリンタドライバ304、システムスプーラ305、アプリケーション監視部306、印刷ジョブ監視部307、ファイル情報取得部308、印刷ジョブ制御部309、ログ送信部310などを備える。これらのうち、印刷アプリケーション302、グラフィックエンジン303、プリンタドライバ304、およびシステムスプーラ305は、通常のOS(Operating System)やアプリケーションが提供する機能であり、本実施形態においてこれらの機能に変更を加える必要はない。
前記印刷アプリケーション302は、ユーザからの印刷指示を所定のインターフェイス(入力画面等)にて受け付ける機能を備えたアプリケーション(例えば文書作成ソフトや表計算ソフトなど)であり、印刷指示を受けると印刷対象ファイル301から印刷ジョブを作成し、グラフィックエンジン303に送信する。この印刷対象ファイル301は、クライアント110が格納するファイルでもよいしファイルサーバ120が格納するファイルでもよい。また、クライアント110に接続されたUSBメモリなどのリムーバブル記憶装置が格納するファイルであってもよい。
また、前記グラフィックエンジン303は、前記印刷アプリケーション302から受信した印刷ジョブを、プリンタドライバ304が処理可能な形式に変換し、これを、前記印刷アプリケーション302が指定したプリンタドライバ304に送信する。
一方、前記プリンタドライバ304は、前記グラフィックエンジン303から受信した印刷ジョブを、プリンタ130が処理可能な形式に変換し、これを印刷ジョブとしてシステムスプーラ305に送信する。
この時、システムスプーラ305は、前記プリンタドライバ304から受信した印刷ジョブをキューとして蓄積し、適切なタイミングでプリンタ130へ送信する。プリンタ130では、このシステムスプーラ305から印刷ジョブを受信すると、印刷処理を行う。この、印刷アプリケーション302からプリンタ130までの一連の処理の流れが通常の印刷処理であるが、本実施形態では、以下に説明する機能により印刷制御と印刷ログ取得が可能になる。
また、前記アプリケーション監視部306は、クライアント110のOSが起動したタイミングで起動し、クライアント110上で起動しているアプリケーションを監視し、アプリケーションの起動状況とファイルの使用状況の情報を記憶装置210に格納する。このときアプリケーション監視部306は、前記起動状況の情報として、起動中のアプリケーションのプロセス情報(プロセスの活性度を含む)を取得してリスト化し、前記ファイルの使用状況の情報として、該当アプリケーションが保持しているファイルの情報を取得してリスト化する。これらの情報取得の処理は、アプリケーション監視部306がクライアント110のOSに備わるAPI等の既存機能を利用することで実現できる。アプリケーション監視部306は、ここで取得したプロセス情報とファイルの各リストを記憶装置210に蓄積し、両リストの対応表(ファイルとプロセスの対応表)を作成する。この対応表の詳細については図4に基づき後述する。
また、前記印刷ジョブ監視部307は、クライアント110のOSが起動したタイミングで起動し、システムスプーラ305を監視する。また印刷ジョブ監視部307は、システムスプーラ305に印刷ジョブが送信されたことを検知し、印刷ジョブの情報を取得すし、この印刷ジョブ情報をファイル情報取得部308へ送る。
なお、印刷ジョブ監視部307が取得する印刷ジョブの情報には、印刷ジョブの識別子、ジョブ名、印刷対象ファイル301のファイル名などが含まれる。なお印刷ジョブそのものを取得してもよい。それらを総称して以下「印刷ジョブ情報」と呼ぶ。ここで、システムスプーラ305はOSにより提供される機能であり、印刷ジョブの取得、変更、キャンセルなどを受け付ける標準インターフェースを備えている。
これらのインターフェースが利用可能であるため、システムスプーラ自身には改変を加える必要が無く、印刷ジョブ監視部307は上述の印刷ジョブ取得などの処理を行うことができる。プリンタドライバ304には一般にそのような標準インターフェースは用意されていないので、システムスプーラ305と同様のことを実現しようとすると、プリンタドライバ304を改変する必要がある。ただし、プリンタドライバ304が前記の標準インターフェースを備えている場合は、以下で説明する処理をプリンタドライバ304に対して行うことができる。従って、以下では、システムスプーラ305に対して処理を行う場合について説明するが、プリンタドライバ304が前記標準インターフェースを備えている場合は、システムスプーラ305に対する処理をプリンタドライバ304に対する処理で置き換えるとしてもよい。
また、前記ファイル情報取得部308は、印刷ジョブ監視部307から印刷ジョブ情報を受信すると、印刷ジョブ情報とアプリケーション監視部306が保持するデータに基づいて印刷対象ファイル301の情報を取得する。具体的には、ファイル情報取得部308は、前記印刷ジョブ監視部307が取得している前記印刷ジョブ情報を、記憶装置210に保持している前記アプリケーションの起動状況と前記ファイルの使用状況の情報に照合し、該照合を行った情報間の一致具合に基づいて印刷対象ファイルを特定し、該印刷対象ファイルから所定のファイル情報を取得することになる。
より具体的には、前記ファイル情報取得部308は、記憶装置210にて保持されている前記各リストを参照し、前記印刷ジョブ情報に含まれるファイル名を、前記各プロセスが使用するファイルの格納場所のリストに照合し、ファイルの格納場所の情報に、前記印刷ジョブ情報が示すファイル名を含む印刷対象ファイルの候補を特定し、該候補中の各印刷対象ファイルに対応したプロセスの活性度をもとに印刷対象ファイルを特定する。
またファイル情報取得部308は、記憶装置210にて保持されている前記ファイルの格納場所のリストから、前記印刷対象ファイルの格納場所の情報を取得し、該格納場所の情報に基づいて前記印刷対象ファイルへアクセスし、前記印刷対象ファイルが含むいずれかのデータの特徴量を抽出する。この場合、前記ファイル情報取得部308は、印刷対象ファイルの属性情報を管理しているファイル属性管理サーバ160(他装置)と通信装置を介して通信し、前記抽出した印刷対象ファイルの特徴量をキーにして、該当印刷対象ファイルの属性情報を要求し、前記ファイル属性管理サーバ160から印刷対象ファイルの属性情報を取得する。
なお、前記取得する印刷対象ファイル301の情報には、印刷対象ファイル301のファイルパス、テキスト、画像、機密レベルなどが含まれる。なお、印刷対象ファイル301そのものを取得してもよい。それらを総称して以下「ファイル情報」と呼ぶ。ファイル情報の取得についての詳細は図8に基づき後述する。前記ファイル情報取得部308は、取得したファイル情報等を印刷ジョブ情報とともに印刷ジョブ制御部309へ送信する。
一方、前記印刷ジョブ制御部309は、前記ファイル情報取得部308から受信したファイル情報と、制御ポリシ管理サーバ140から得た制御ポリシとに基づいて、システムスプーラ305上の印刷ジョブを制御するものである。具体的には、印刷ジョブ制御部309は、印刷対象ファイルの特徴量ないし属性情報の条件に応じた印刷制御内容を規定した制御ポリシと、前記ファイル情報取得部308が取得した前記印刷対象ファイルの特徴量ないし属性情報とを照合し、前記印刷対象ファイルの特徴量ないし属性情報にマッチした印刷制御内容を特定し、該印刷制御内容に応じた前記印刷ジョブの制御を行う。この場合、前記印刷ジョブ制御部309は、前記印刷制御内容に応じた前記印刷ジョブの制御として、例えば、印刷の実行ないし中止、または印刷実行に際しての所定の追加処理(例:透かし文字の埋め込み、所定管理者の端末への印刷実行通知など)の実行を行う。
こうした処理を行う印刷ジョブ制御部309は、印刷ジョブ情報、ファイル情報、印刷ジョブに対して行った制御の内容をログ送信部310へ送信する。印刷ジョブ制御部309の処理フローの詳細については図10に基づき後述する。なお、印刷対象ファイル301に対して印刷制御を行わず、ログを取得することのみを目的とする場合は、印刷ジョブ制御部308の処理を省略してもよい。
他方、前記ログ送信部310は、印刷ジョブ制御部309から受信したファイル情報等に基づいて印刷ログを生成し、この印刷ログを、ディスプレイなどの出力装置に出力するか、通信装置を介しログ管理サーバ150(他装置)に送信する。この印刷ログの詳細については図7に基づき後述する。
−−−データ構造例−−−
次に、本実施形態のシステム10が用いるデータ類の構造例について説明する。図4は、アプリケーション監視部306が例えば記憶装置210にて保持するデータの例である。アプリケーション監視部306は、ファイルとプロセスの対応表410とプロセスの管理表420を記憶装置210にて保持する。ファイルとプロセスの対応表410には、アプリケーションが使用中あるいは過去に使用したファイルのファイルパス411が格納されている。ここでファイルパス411は、ファイルが格納されているマシンを特定する情報(IPアドレス、コンピュータ名など)とマシン中のファイルの格納場所を特定する情報を含んでいる。各ファイルパス411にはアプリケーションのプロセスを表すプロセス名412とプロセスID413などが関連付けられている。これらの情報はOSが提供する機能を利用して取得することができる。
一方、プロセスの管理表420には、起動中あるいは過去に起動していたアプリケーションのプロセス名421、プロセスID422、プロセスの起動時刻423、終了時刻424、アクティブ度425などが格納されている。プロセス名421、プロセスID422はファイルとプロセスの対応表410のプロセス名412、プロセスID413と対応している。起動時刻423は、該当プロセスが起動した時刻を表す。終了時刻424は該当プロセスが終了した時刻を表す。プロセスが起動中の場合は、終了時刻424は空になる。アクティブ度425は各プロセスのアクティブ度を順序化したもので、例えば、プロセスが使用するウィンドウの情報をOSから取得し、ウィンドウが画面の前面にあるほど順序すなわちアクティブ度425を上にするという基準で、前記アプリケーション監視部306が当該アクティブ度を算出する。
これら図4に示す2つの表410、420は、ファイル情報取得部308がファイル情報を取得する際に参照される。ファイルとプロセスの対応表410において、使用中のファイルだけでなく、過去に使用したファイルまでエントリが格納されているのは、アプリケーションによっては印刷時にプロセスとファイルの対応が切断されている可能性があるからである。その場合、OSの機能を利用するだけでは、ファイル情報取得部308は、印刷ジョブ情報から印刷対象ファイル301を特定できないが、過去にプロセスが保持していたファイルのエントリが(アプリケーション監視部306により)表410に格納されていることにより、印刷対象ファイル301の特定が可能になる。また、プロセスの管理表420において、起動中のプロセスだけでなく、過去に起動したプロセスまでエントリが格納されているのは、印刷ジョブの処理状況によっては、ファイル情報取得部308の処理時にプロセスが終了している可能性があるからである。その場合、OSの機能を利用するだけでは、ファイル情報取得部308は、印刷ジョブを作成したプロセスを特定できないが、過去に起動したプロセスのエントリが(アプリケーション監視部306によりが)表420に格納されていることにより、印刷ジョブを作成したプロセスの特定が可能になる。
しかし、OSが起動した後に起動した全てのアプリケ−ションのプロセスの情報を前記表410や表420にて保持しておく必要はない。なぜなら、システムスプーラ305に送信される印刷ジョブは、その時点で起動中のプロセスからか、終了して間もないプロセスから送信されるので、終了してしばらく時間がたったプロセスから印刷ジョブが送信されることはないからである。そのため、終了してからしばらく(例えば5分)時間がたったプロセスについては、アプリケーション監視部306が、プロセスの管理表420から削除し、対応するプロセスを持つエントリもファイルとプロセスの対応表410から削除するとしてよい。
続いて、図5を参照して、制御ポリシ管理サーバ140が保持するデータの例について説明する。制御ポリシ管理サーバ140は、制御ポリシ510とファイル分類ルールを保持する。ここに例示する制御ポリシ510は、印刷対象ファイル301の分類(すなわちファイルの属性)とその分類に属する印刷対象ファイル301の印刷可否512、印刷時の追加処理の種類513を対応付けた表である。ファイル分類ルールは、あるファイルがどの分類に属するかを判断するルールを定めたものである。例えば(b−1)に示すファイル分類ルール520では、ファイルの機密レベルをもとにファイルを分類するルールが規定されている。(b−1)に示すファイル分類ルール520を採用した場合、制御ポリシ510によれば、機密レベルが「極秘」に指定されているファイルは印刷可否について「否」と規定されているから、該当ファイルに関する印刷は禁止されることになる。また、「(秘)」に指定されているファイルは、印刷可否について「可」と規定されており印刷自体はなされるが、追加操作として印刷物への「透かし文字挿入」と「上長への通知」を行う必要があることになる。
また、印刷対象ファイル301を分類する属性として、例えば印刷対象ファイル301のテキストに含まれる機密キーワードを用いてもよい。(b−2)に示すファイル分類ルール530では、ファイルのテキストに含まれるキーワードを用いてファイルを分類する規定となっている。例えば、印刷対象ファイル301のテキストに「印刷禁止」あるいは「極秘」という文字列が含まれている場合、制御ポリシ510によれば、印刷可否については「否」となる。なお、印刷対象ファイル301を分類するルールはここに挙げた例だけでなく、ファイル情報を用いたものであればどのようなものでもよい。さらに、印刷対象ファイル301を分類するファイル情報に加えて、印刷を実行するユーザ、印刷を実行する時間帯、印刷を指示したアプリケーションの種類などを制御ポリシ510のカラムに加えてもよい。これらを加えることでより細かい制御ポリシを適用できる。また、追加操作513は図5にあげた内容に限定されるものではない。これ以外にも、例えば、印刷ジョブの送信先のプリンタ130の変更、モノクロ印刷の強制など様々な追加操作が考えられる。なお、図5に示した、制御ポリシ管理サーバ140が管理するこれらデータは、制御ポリシ管理サーバ140が予めクライアント110に送信しておいてもよい。これにより、印刷ジョブ制御部309は、クライアント110内の制御ポリシ510とファイル分類ルールを参照することで、制御ポリシ管理サーバ140と通信することなく必要な制御を行うことができる。
次に、ファイル属性管理サーバ160が管理するデータの例について図6に沿って説明する。ファイル属性管理サーバ160は、クライアント110やファイルサーバ120に格納されたファイル(すなわち印刷対象ファイル)の属性情報を、自身の記憶領域に格納する。属性情報の例としては、例えば、該当ファイルのファイル名601、格納場所602、ハッシュ値603、作成者604、機密レベル605などが挙げられる。これらの属性情報はユーザが手動で登録するか、ファイル属性管理サーバ160がファイルのプロパティや中身を解析して登録する。ファイル情報取得部308は、印刷対象ファイル301を特定し、特定したファイルのファイル名、格納場所、ハッシュ値などをキーにファイル属性管理サーバ160に対して検索クエリを送信し、ファイル属性管理サーバ160は該当するファイル属性のデータをファイル情報取得部308に送信することとなる。
続いて、ログ管理サーバ150が格納する印刷ログの例を図7に沿って説明する。印刷ログ700は、印刷が実行された時刻701、印刷を実行したユーザ702、印刷対象ファイル301の格納場所703、印刷対象ファイル301に含まれるテキスト704、印刷対象ファイル301に含まれる画像705、印刷対象ファイル301の機密レベル706、印刷対象ファイル301の印刷が許可されたかを示す印刷状況707、印刷ジョブに対して行われた追加操作(追加処理)708、出力したプリンタ130の識別子709などの情報を含む。ログ送信部310は、印刷ジョブ制御部309から受信した情報をもとに図7に示した印刷ログ700を生成し、ログ管理サーバ150へ送信する。
−−−処理手順例1−−−
以下、本実施形態における印刷管理方法の実際手順について図に基づき説明する。以下で説明する印刷管理方法に対応する各種動作は、前記システム10を構成するクライアント110のメモリ等に読み出して実行するプログラムによって実現される。そして、このプログラムは、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。
図8は、本実施形態における印刷管理方法の処理手順例1を示すフロー図である。ここでは、ファイル情報取得部308におけるフローの例を説明する。この場合、まずステップS801において、ファイル情報取得部308は、印刷ジョブ監視部307から印刷ジョブ情報を受信する。印刷ジョブ情報の受信後、ファイル情報取得部308は、処理をステップS802に進める。
ステップS802において、ファイル情報取得部308は、印刷対象ファイル301のファイルパスを取得する。この処理の結果、ファイルパスが1つあるいは複数得られるか、またはファイルパスが1つも得られないことになる。当該ステップS802での処理の詳細については図9に基づき後述する。ファイルパスの取得後、ファイル情報取得部308は、処理をステップS803に進める。
ステップS803において、ファイル情報取得部308は、印刷対象ファイル301のファイルパス取得に成功したかを判定する。ファイル情報取得部308は、前記ステップS802において、ファイルパスが1つ得られた場合のみ成功と判定し(S802:Yes)、複数得られた場合と1つも得られなかった場合は失敗と判定する(S802:No)。ファイルパス取得に成功した場合(S802:Yes)、ファイル情報取得部308は、処理をステップS804に進め、他方、ファイルパス取得に失敗した場合(S802:No)、処理をステップS805に進める。
ステップS804において、ファイル情報取得部308は、ファイルのテキスト、画像などを取得する。前記ステップS802において印刷対象ファイル301のファイルパスを取得しているので、ファイル情報取得部308は、このファイルパスによって印刷対象ファイル301の格納場所を特定し、印刷対象ファイル301へアクセスする。そしてファイル情報取得部308は、アクセスした印刷対象ファイル301に対し、既存のテキスト抽出や画像抽出の技術を適用することでテキストや画像のデータを取得する。こうしたデータ取得を行った後、ファイル情報取得部308は処理をステップS805に進める。なお、テキスト抽出や画像抽出に失敗した場合、ファイル情報取得部308は、そのままステップS805に処理を進める。
ステップS805において、ファイル情報取得部308は、ファイル属性管理サーバ160から印刷対象ファイル301のファイル属性の情報を取得する。ファイル情報取得部308は、前記ステップS802において印刷対象ファイル301のファイルパスを取得しているので、このファイルパスに基づいて印刷対象ファイル301の格納場所を特定し、該当ファイルへアクセスし、ファイル属性の検索に必要なキー(例えば、ファイルのハッシュ値など)を印刷対象ファイル301から取得することができる。印刷対象ファイル301から検索キーを取得した後、ファイル情報取得部308は、前記検索キーをファイル属性管理サーバ160へ送信し、ファイル属性管理サーバ160からファイル属性の情報を受信する。この時点で、ファイル情報取得部308は、ファイル情報として印刷対象ファイル301から取得した情報(テキスト、画像など)と、ファイル属性管理サーバ160から取得した情報(ファイル属性)とを保持している。その後、ファイル情報取得部308は処理をステップS806に進める。
ステップS806において、ファイル情報取得部308は、前記印刷ジョブ情報と前記ファイル情報を印刷ジョブ制御部309へ送信する。一方、ステップS807において、ファイル情報取得部308は、印刷ジョブ情報とファイル情報の取得失敗を表す情報を印刷ジョブ制御部309へ送信する。
−−−処理手順例2−−−
次に、図9を参照して、上述のステップS802での処理、すなわち印刷対象ファイル301のファイルパス取得のフロー例を説明する。この場合、ステップS901において、ファイル情報取得部308は、前記ステップS801で得ている印刷ジョブ情報から、印刷対象ファイル301のファイル名を取得する。ファイル名の取得を行った後、ファイル情報取得部308は、処理をステップS902に進める。
ステップS902において、ファイル情報取得部308は、アプリケーション監視部306が保持するファイルとプロセスの対応表410を参照し、前記ステップS901において取得したファイル名と一致するファイル名をファイルパスに含むエントリを検索する。ファイル情報取得部308は、この検索により見つかったエントリを印刷対象ファイル301の候補として特定する。しかし、印刷ジョブ情報に含まれるファイル名の情報が不完全であるか同一ファイル名を持つ異なる複数のファイルがクライアント110上でアプリケーションにより開かれている場合は、前記候補となるエントリは1つに定まらない可能性がある。また、印刷ジョブ情報に含まれているファイル名の情報が不完全で、候補となるエントリが0の場合も考えられる。前記ステップS902にて、候補となるエントリが複数特定された場合は、ファイル情報取得部308は、以下に示す方法で候補の絞り込みを行う。ファイル情報取得部308は、前記ステップS902の検索後、ステップS903に処理を進める。
ステップS903において、ファイル情報取得部308は、前記ステップS902での検索結果に含まれるエントリの数を判定する。判定した結果、エントリが1つの場合(S903:1)、ファイル情報取得部308は、処理をステップS905に進める。一方、判定の結果、エントリが2つ以上存在する場合(S903:2以上)、ファイル情報取得部308は、処理をステップS904に進める。他方、判定の結果、エントリが存在しない場合(S903:0)、ファイル情報取得部308は処理を終了する。
続いてステップS904において、ファイル情報取得部308は、前記ステップS902において取得したエントリ(すなわち候補)のうち、プロセスが最もアクティブなエントリを印刷対象ファイル301の候補として残す。ここで、ファイル情報取得部308は、前記候補のエントリのうち、印刷指示を出したプロセスは、他のプロセスよりもアクティブであることを利用して、候補の絞り込みを行っている。例えば、印刷ジョブ情報から取得したファイル名が「契約書.txt」だとすると、図4(a)のエントリのうち上から2つが前記ステップS902で候補エントリとして得られるが、図4(b)でアクティブ度を比較すると「APP1.EXE」の方がアクティブ度が高いので、「localhost¥C:¥A社案件¥契約書.txt」が候補のエントリとして残される。エントリが同一のプロセスを持つ場合はそれ以上絞り込みを行えないので、その場合は複数のエントリを候補として残す。その後、ファイル情報取得部308は、処理をステップS905に進める。
次に、ステップS905において、ファイル情報取得部308は、この時点で残っているエントリを印刷対象ファイル301として特定し、そのファイルパス(上記例では、“localhost¥C:¥A社案件¥契約書.txt”)を取得する。
−−−処理手順例3−−−
続いて、図10を参照して印刷ジョブ制御部309におけるフローの例を説明する。この場合、ステップS1001において、印刷ジョブ制御部309は、前記ファイル情報取得部308から印刷ジョブ情報とファイル情報を受信する。前記ステップS802において、ファイルパスの取得に失敗していた場合は、ファイル情報の代わりにファイル情報の取得に失敗したことを表す情報を受信することになる。こうした情報の受信後、印刷ジョブ制御部309は処理をステップS1002に進める。
次に、ステップS1002において、印刷ジョブ制御部309は、印刷対象ファイル301が印刷許可されるか否か判定する。具体的には、印刷ジョブ制御部309は、前記ステップS501で得ているファイル情報(が示す属性。例えば、ファイルに付与されている“極秘”の属性、或いはファイルがテキスト中に含む“印刷禁止”などのキーワード等)と、制御ポリシ管理サーバ140から得るファイル分類ルール(図5のルール520ないしルール530)とを照合し、該当印刷対象ファイル301のファイル分類を判定する。その後、印刷ジョブ制御部309は、ポリシ管理サーバ140から得る制御ポリシ510を参照して、前記判定したファイル分類に対応する「印刷可否」のデータを読み取り、印刷可否につき判定する。また、前記ステップS1001においてファイル情報の取得に失敗したことを表す情報を受信していた場合は、印刷ジョブ制御部309は、このステップS1002において、印刷は許可されないと判定する。当該ステップS1002における判定の結果、該当印刷対象ファイル301について印刷が許可される場合(S1002:Yes)、印刷ジョブ制御部309は、処理をステップS1003に進める。他方、印刷が許可されない場合(S1002:No)、印刷ジョブ制御部309は、処理をステップS1005に進める。
一方、ステップS1003において、印刷ジョブ制御部309は、前記制御ポリシ510にて前記ファイル分類に対応した「追加操作」のデータを参照し、印刷対象ファイル301に対して追加操作が必要か判定する。この判定の結果、追加操作が必要な場合(S1003:Yes)、印刷ジョブ制御部309は処理をステップS1004に進める。他方、追加操作の必要がない場合(S1003:No)、印刷ジョブ制御部309は処理をステップS1008に進める。
また、ステップS1004において、印刷ジョブ制御部309は、前記ステップS1003で参照した、制御ポリシ510で該当ファイル分類に対し定められている追加操作を実行する。例えばこの追加操作は、印刷ジョブ制御部309が、システムスプーラ305に送信された印刷ジョブにアクセスし、印刷ジョブの内容を修正するなどして実行される。こうした追加操作の実行後、印刷ジョブ制御部309は処理をステップS1008に進める。
他方、ステップS1005において、印刷ジョブ制御部309は、印刷対象ファイル301が印刷禁止であることをユーザに知らせるダイアログ(当然ながら、クライアント110の記憶装置に予め用意されているデータとなる)を、例えば、クライアント110の出力装置にて画面表示する。このとき、なぜ印刷が禁止されているかの説明をこのダイアログにて表示することになる。例えば、前記制御ポリシ510において、該当印刷対象ファイル301(のファイル分類)が印刷禁止に設定されている場合、印刷ジョブ制御部309は、印刷対象ファイル301のファイル分類と印刷が禁止されていることを通知する内容(例えば、“ファイル分類が「極秘」のため、印刷は禁止されています”)を表示する。或いは、ファイル情報の取得に失敗していた場合、印刷ジョブ制御部309は、印刷対象ファイル301以外のクライアントで開いているファイルを閉じてから再度印刷操作を実行するよう促す内容などを表示する。また、印刷ジョブ制御部309は、ユーザが前記ダイアログの内容を確認した後にクリックできる「OK」ボタンなどを前記ダイアログとあわせて表示させるとしてもよい。ダイアログ表示を行った印刷ジョブ制御部309は処理をステップS1006に進める。
続いてステップS1006において、印刷ジョブ制御部309は、前記ステップS1005にて表示させた前記ダイアログに関して、その内容を確認したユーザが入力装置を介して「OK」ボタンなどを押下した事象を感知する。その後、印刷ジョブ制御部309は、処理をステップS1007に進める。
ステップS1007において、印刷ジョブ制御部309は、システムスプーラ305上の該当印刷ジョブを削除し、処理をステップS1008に進める。ステップS1008において、印刷ジョブ制御部309は、印刷ジョブ情報、ファイル情報、制御内容の情報(印刷の実行ないし中止、追加操作の実行等)をログ送信部310へ送信する。ログ送信部310ではこれら情報を受信して印刷ログを生成してログ管理サーバ150に送ることになる。
−−−他の実施形態−−−
その他の実施形態として、プリントサーバ170上で印刷制御および印刷ログ取得を実行する例について図11および図12を参照して以下に説明する。図11に示すように、この実施形態に係るネットワーク構成では、上記実施形態に係るネットワーク構成に加えて、プリントサーバ170が追加される。このプリントサーバ170は、クライアント110から印刷ジョブを受信し、プリンタ130へ送信する機能を備える。
また、上記実施形態でクライアント110が備えていた印刷ジョブ監視部1204、印刷ジョブ制御部1206、ログ送信部1207は、この実施形態ではプリントサーバ170が備える。一方、アプリケーション監視部1201は、上記実施形態と同じくクライアント110が備え、処理のフローも同じである。この実施形態では、クライアント110とプリンタサーバ170のいずれもが、ファイル情報取得部を備え、上記実施形態でのファイル情報取得部308の処理をクライアント110とプリンタサーバ170とで分担して実行する。
この場合、印刷ジョブ監視部1204は、プリントサーバ170のシステムスプーラ1203に印刷ジョブが送信されたことを検知し、印刷ジョブ情報を取得する。ここで、印刷ジョブの識別子、ジョブ名、印刷対象ファイル301のファイル名などに加え、印刷ジョブを送信したクライアント110を識別する情報(例えばIPアドレスやコンピュータ名など)を印刷ジョブ情報として取得する。印刷ジョブ監視部1204は、取得した印刷ジョブ情報をプリントサーバ170上のファイル情報取得部1205へ送信する。
一方、プリントサーバ170上のファイル情報取得部1205は、図8、図9にて示したフローと同一の処理を行う。ただし、前記ステップS802における印刷対象ファイル301のファイルパス取得時に、ファイル情報取得部1205は、印刷ジョブを送信したクライアント110上のアプリケーション監視部1201(が記憶装置210にて保持する情報)を参照する。また、前記ステップS804におけるファイルのテキスト、画像などの取得に際しては、ファイル情報取得部1205は、クライアント110上のファイル情報取得部1202を通して取得を行うことになる。このような方式をとることでファイル情報取得部1205は、該当ファイルのアクセス権に関わらず、ファイルのテキスト、画像などを取得できる。
このような、プリントサーバ170を利用した実施形態を採用することで、クライアント110での処理負荷を軽減することができる。
以上、本発明を実施するための最良の形態などについて具体的に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、ハードウェア、ソフトウェア、各フローチャートなどの具体的な構成について、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
こうした本実施形態によれば、プリンタドライバを通常のものから改変等する必要はなく、従ってユーザのプリンタ利用環境を変えることがない。加えて、情報漏えい防止に必要な印刷ログの管理や、ファイルの属性やコンテンツに応じて印刷実行の可否判断や、透かし付加を条件とした印刷といった各種の柔軟な印刷制御が可能となる。
したがって、ユーザのプリンタ利用環境を変えることなく、効果的に情報漏えい防止を図る印刷管理が可能となる。
本明細書の記載により、少なくとも次のことが明らかにされる。すなわち、前記アプリケーション監視部は、前記起動状況の情報として、前記クライアント上で起動されたアプリケーションのプロセスの活性度を含むプロセス情報を取得してリスト化し、前記ファイルの使用状況の情報として、前記プロセスが使用するファイルの格納場所の情報を取得してリスト化し、両リストを対応づけて記憶装置に格納するものである、としてもよい。
また、前記印刷管理システムにおいて、前記ファイル情報取得部は、前記記憶装置にて保持されている前記各リストを参照し、前記印刷ジョブの情報に含まれるファイル名を、前記各プロセスが使用するファイルの格納場所のリストに照合し、ファイルの格納場所の情報に、前記印刷ジョブの情報が示すファイル名を含む印刷対象ファイルの候補を特定し、該候補中の各印刷対象ファイルに対応したプロセスの活性度をもとに印刷対象ファイルを特定するものである、としてもよい。
また、前記印刷管理システムにおいて、前記アプリケーション監視部は、前記起動状況の情報として、前記クライアント上で起動されたアプリケーションのプロセスの活性度を含むプロセス情報を取得してリスト化し、前記ファイルの使用状況の情報として、前記プロセスが使用するファイルの格納場所の情報を取得してリスト化し、両リストを対応づけて記憶装置に格納するものであり、前記ファイル情報取得部は、前記記憶装置にて保持されている前記ファイルの格納場所のリストから、前記印刷対象ファイルの格納場所の情報を取得し、該格納場所の情報に基づいて前記印刷対象ファイルへアクセスし、前記印刷対象ファイルが含むいずれかのデータの特徴量を抽出するものである、としてもよい。
また、前記印刷管理システムにおいて、前記ファイル情報取得部は、印刷対象ファイルの属性情報を管理している他装置と通信装置を介して通信し、前記抽出した印刷対象ファイルの特徴量をキーにして、該当印刷対象ファイルの属性情報を要求し、前記他装置から印刷対象ファイルの属性情報を取得するものである、としてもよい。
また、前記印刷管理システムにおいて、印刷対象ファイルの特徴量ないし属性情報の条件に応じた印刷制御内容を規定した制御ポリシと、前記ファイル情報取得部が取得した前記印刷対象ファイルの特徴量ないし属性情報とを照合し、前記印刷対象ファイルの特徴量ないし属性情報にマッチした印刷制御内容を特定し、該印刷制御内容に応じた前記印刷ジョブの制御を行う印刷ジョブ制御部をさらに備えるとしてもよい。
また、前記印刷管理システムにおいて、前記印刷ジョブ制御部は、前記印刷制御内容に応じた前記印刷ジョブの制御として、印刷の実行ないし中止、または印刷実行に際しての所定の追加処理の実行を行うものであるとしてもよい。
また、前記印刷管理方法において、前記コンピュータは、前記起動状況の情報として、当該コンピュータ上で起動されたアプリケーションのプロセスの活性度を含むプロセス情報を取得してリスト化し、前記ファイルの使用状況の情報として、前記プロセスが使用するファイルの格納場所の情報を取得してリスト化し、両リストを対応づけて記憶装置に格納するとしてもよい。
また、前記印刷管理方法において、前記コンピュータは、前記記憶装置にて保持されている前記各リストを参照し、前記印刷ジョブの情報に含まれるファイル名を、前記各プロセスが使用するファイルの格納場所のリストに照合し、ファイルの格納場所の情報に、前記印刷ジョブの情報が示すファイル名を含む印刷対象ファイルの候補を特定し、該候補中の各印刷対象ファイルに対応したプロセスの活性度をもとに印刷対象ファイルを特定するとしてもよい。
また、前記印刷管理方法において、前記コンピュータは、前記起動状況の情報として、当該コンピュータト上で起動されたアプリケーションのプロセスの活性度を含むプロセス情報を取得してリスト化し、前記ファイルの使用状況の情報として、前記プロセスが使用するファイルの格納場所の情報を取得してリスト化し、両リストを対応づけて記憶装置に格納し、前記記憶装置にて保持されている前記ファイルの格納場所のリストから、前記印刷対象ファイルの格納場所の情報を取得し、該格納場所の情報に基づいて前記印刷対象ファイルへアクセスし、前記印刷対象ファイルが含むいずれかのデータの特徴量を抽出する、としてもよい。
また、前記印刷管理方法において、前記コンピュータは、印刷対象ファイルの属性情報を管理している他装置と通信装置を介して通信し、前記抽出した印刷対象ファイルの特徴量をキーにして、該当印刷対象ファイルの属性情報を要求し、前記他装置から印刷対象ファイルの属性情報を取得するとしてもよい。
また、前記印刷管理方法において、前記コンピュータは、印刷対象ファイルの特徴量ないし属性情報の条件に応じた印刷制御内容を規定した制御ポリシと、前記取得した前記印刷対象ファイルの特徴量ないし属性情報とを照合し、前記印刷対象ファイルの特徴量ないし属性情報にマッチした印刷制御内容を特定し、該印刷制御内容に応じた前記印刷ジョブの制御を行う処理をさらに実行するとしてもよい。
また、前記印刷管理方法において、前記コンピュータは、前記印刷制御内容に応じた前記印刷ジョブの制御として、印刷の実行ないし中止、または印刷実行に際しての所定の追加処理の実行を行うとしてもよい。
10 印刷管理システム
101 ネットワーク
110 クライアント
120 ファイルサーバ
130 プリンタ
140 制御ポリシ管理サーバ
150 ログ管理サーバ
160 ファイル属性管理サーバ
170 プリントサーバ
301 印刷対象ファイル
302 印刷アプリケーション
303 グラフィックエンジン
304 プリンタドライバ
305 システムスプーラ
306 アプリケーション監視部
307 印刷ジョブ監視部
308 ファイル情報取得部
309 印刷ジョブ制御部
310 ログ送信部

Claims (14)

  1. クライアント上のアプリケーションを監視し、アプリケーションの起動状況とファイルの使用状況の情報を記憶装置に格納するアプリケーション監視部と、
    前記クライアント上のシステムスプーラに投入される印刷ジョブを監視し、該印刷ジョブの情報を取得する印刷ジョブ監視部と、
    前記印刷ジョブ監視部が取得している前記印刷ジョブの情報を、前記記憶装置に保持している前記アプリケーションの起動状況と前記ファイルの使用状況の情報に照合し、該照合を行った情報間の一致具合に基づいて印刷対象ファイルを特定し、該印刷対象ファイルから所定のファイル情報を取得するファイル情報取得部と、
    前記取得したファイル情報に基づいて印刷ログを生成し、該印刷ログを出力装置に出力するか通信装置を介し他装置に送信するログ送信部と、
    を有することを特徴とする印刷管理システム。
  2. 前記アプリケーション監視部は、前記起動状況の情報として、前記クライアント上で起動されたアプリケーションのプロセスの活性度を含むプロセス情報を取得してリスト化し、前記ファイルの使用状況の情報として、前記プロセスが使用するファイルの格納場所の情報を取得してリスト化し、両リストを対応づけて記憶装置に格納するものである、ことを特徴とする請求項1に記載の印刷管理システム。
  3. 前記ファイル情報取得部は、前記記憶装置にて保持されている前記各リストを参照し、前記印刷ジョブの情報に含まれるファイル名を、前記各プロセスが使用するファイルの格納場所のリストに照合し、ファイルの格納場所の情報に、前記印刷ジョブの情報が示すファイル名を含む印刷対象ファイルの候補を特定し、該候補中の各印刷対象ファイルに対応したプロセスの活性度をもとに印刷対象ファイルを特定するものである、ことを特徴とする請求項2に記載の印刷管理システム。
  4. 前記アプリケーション監視部は、前記起動状況の情報として、前記クライアント上で起動されたアプリケーションのプロセスの活性度を含むプロセス情報を取得してリスト化し、前記ファイルの使用状況の情報として、前記プロセスが使用するファイルの格納場所の情報を取得してリスト化し、両リストを対応づけて記憶装置に格納するものであり、
    前記ファイル情報取得部は、前記記憶装置にて保持されている前記ファイルの格納場所のリストから、前記印刷対象ファイルの格納場所の情報を取得し、該格納場所の情報に基づいて前記印刷対象ファイルへアクセスし、前記印刷対象ファイルが含むいずれかのデータの特徴量を抽出するものである、
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷管理システム。
  5. 前記ファイル情報取得部は、印刷対象ファイルの属性情報を管理している他装置と通信装置を介して通信し、前記抽出した印刷対象ファイルの特徴量をキーにして、該当印刷対象ファイルの属性情報を要求し、前記他装置から印刷対象ファイルの属性情報を取得するものである、ことを特徴とする請求項4に記載の印刷管理システム。
  6. 印刷対象ファイルの特徴量ないし属性情報の条件に応じた印刷制御内容を規定した制御ポリシと、前記ファイル情報取得部が取得した前記印刷対象ファイルの特徴量ないし属性情報とを照合し、前記印刷対象ファイルの特徴量ないし属性情報にマッチした印刷制御内容を特定し、該印刷制御内容に応じた前記印刷ジョブの制御を行う印刷ジョブ制御部をさらに備えることを特徴とする請求項5に記載の印刷管理システム。
  7. 前記印刷ジョブ制御部は、前記印刷制御内容に応じた前記印刷ジョブの制御として、印刷の実行ないし中止、または印刷実行に際しての所定の追加処理の実行を行うものであることを特徴する請求項6に記載の印刷管理システム。
  8. コンピュータが、
    当該コンピュータ上のアプリケーションを監視し、アプリケーションの起動状況とファイルの使用状況の情報を記憶装置に格納する処理と、
    当該コンピュータ上のシステムスプーラに投入される印刷ジョブを監視し、該印刷ジョブの情報を取得する処理と、
    前記取得している前記印刷ジョブの情報を、前記記憶装置に保持している前記アプリケーションの起動状況と前記ファイルの使用状況の情報に照合し、該照合を行った情報間の一致具合に基づいて印刷対象ファイルを特定し、該印刷対象ファイルから所定のファイル情報を取得する処理と、
    前記取得したファイル情報に基づいて印刷ログを生成し、該印刷ログを出力装置に出力するか通信装置を介し他装置に送信する処理と、
    を実行することを特徴とする印刷管理方法。
  9. 前記コンピュータは、前記起動状況の情報として、当該コンピュータ上で起動されたアプリケーションのプロセスの活性度を含むプロセス情報を取得してリスト化し、前記ファイルの使用状況の情報として、前記プロセスが使用するファイルの格納場所の情報を取得してリスト化し、両リストを対応づけて記憶装置に格納することを特徴とする請求項8に記載の印刷管理方法。
  10. 前記コンピュータは、前記記憶装置にて保持されている前記各リストを参照し、前記印刷ジョブの情報に含まれるファイル名を、前記各プロセスが使用するファイルの格納場所のリストに照合し、ファイルの格納場所の情報に、前記印刷ジョブの情報が示すファイル名を含む印刷対象ファイルの候補を特定し、該候補中の各印刷対象ファイルに対応したプロセスの活性度をもとに印刷対象ファイルを特定することを特徴とする請求項9に記載の印刷管理方法。
  11. 前記コンピュータは、前記起動状況の情報として、当該コンピュータト上で起動されたアプリケーションのプロセスの活性度を含むプロセス情報を取得してリスト化し、前記ファイルの使用状況の情報として、前記プロセスが使用するファイルの格納場所の情報を取得してリスト化し、両リストを対応づけて記憶装置に格納し、
    前記記憶装置にて保持されている前記ファイルの格納場所のリストから、前記印刷対象ファイルの格納場所の情報を取得し、該格納場所の情報に基づいて前記印刷対象ファイルへアクセスし、前記印刷対象ファイルが含むいずれかのデータの特徴量を抽出する、
    ことを特徴とする請求項8に記載の印刷管理方法。
  12. 前記コンピュータは、印刷対象ファイルの属性情報を管理している他装置と通信装置を介して通信し、前記抽出した印刷対象ファイルの特徴量をキーにして、該当印刷対象ファイルの属性情報を要求し、前記他装置から印刷対象ファイルの属性情報を取得することを特徴とする請求項11に記載の印刷管理方法。
  13. 前記コンピュータは、
    印刷対象ファイルの特徴量ないし属性情報の条件に応じた印刷制御内容を規定した制御ポリシと、前記取得した前記印刷対象ファイルの特徴量ないし属性情報とを照合し、前記印刷対象ファイルの特徴量ないし属性情報にマッチした印刷制御内容を特定し、該印刷制御内容に応じた前記印刷ジョブの制御を行う処理をさらに実行することを特徴とする請求項12に記載の印刷管理方法。
  14. 前記コンピュータは、前記印刷制御内容に応じた前記印刷ジョブの制御として、印刷の実行ないし中止、または印刷実行に際しての所定の追加処理の実行を行うことを特徴する請求項13に記載の印刷管理方法。
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