JP2012076039A - 分離膜モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】膜エレメントを圧力容器内に容易に挿入することができる分離膜モジュールを提供する。
【解決手段】分離膜モジュール1Aは、筒状の圧力容器7と、圧力容器7内に挿入された、第1端部材3および第2端部材4を有する複数本の膜エレメント2と、隣り合う第1端部材3および第2端部材4の一方または双方に装着されたシール部材5Aと、を備えている。シール部材5Aは、通常時は装着された第1端部材3および/または第2端部材4の最大径よりも内側に収まり、隣り合う膜エレメント2同士の当接または圧力容器7内への加圧流体の供給によって変形して圧力容器7の内周面7aに密着する。
【選択図】図3

Description

本発明は、筒状の圧力容器内に複数本の膜エレメントが挿入された分離膜モジュールに関する。
従来、例えば海水淡水化処理や超純水の製造などに用いられる分離膜モジュールが知られている。例えば、特許文献1には、図12および図13に示すような分離膜モジュール10が開示されている。この分離膜モジュール10は、筒状の圧力容器11と、圧力容器11内に一列に挿入された複数本の膜エレメント12とを備えている。そして、図12中に矢印で示すように、分離膜モジュール10の一方の端部から圧力容器11内に原水が供給されると、その原水が膜エレメント12の分離膜によって透過水と濃縮水とに分離され、それらが分離膜モジュール10の他方の端部から別々に排出される。
各膜エレメント12は、中心管の回りに巻き回された、分離膜を含む積層体と、この積層体を挟んで配置された一対の端部材13とを有している。図12および図13に示す分離膜モジュール10では、上流側の端部材13に、膜エレメント12と圧力容器11の内周面との隙間を原水の上流側の圧力を利用してシールする断面略U字状のパッキン15が装着されている。
パッキン15は、上流側の圧力が作用していない自然体でも圧力容器11の内周面の直径と同程度の外径を有している。このため、従来、膜エレメント12を圧力容器11内に挿入する際には、膜エレメント12の自重によって押し潰されるパッキン15を圧力容器11の内周面と摩擦させながら膜エレメント12を圧力容器11内に押し込んでいた。
特開2009−220104号公報
従来は外径が8インチの膜エレメントが主流であったが、近年では外径が16〜24インチと大型の膜エレメントが開発されてきている。しかしながら、このような大型の膜エレメントでは、圧力容器の内周面とパッキンとの接触面積が増大するとともに、膜エレメントの重量が増大する。このため、従来の分離膜モジュールの構造では膜エレメントを圧力容器内に挿入するのが困難である。
本発明は、このような事情に鑑み、膜エレメントを圧力容器内に容易に挿入することができる分離膜モジュールを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明は、筒状の圧力容器と、分離膜ならびにこの分離膜を挟んで配置された第1端部材および第2端部材を有し、前記圧力容器内に前記第1端部材と前記第2端部材とが当該圧力容器の軸方向に交互に並ぶように挿入された複数本の膜エレメントと、隣り合う前記第1端部材および前記第2端部材の一方または双方に装着された、通常時は、装着された前記第1端部材および/または前記第2端部材の最大径よりも内側に収まる環状のシール部材と、を備え、前記シール部材は、隣り合う膜エレメント同士の当接または前記圧力容器内への加圧流体の供給によって変形して前記圧力容器の内周面に密着する、分離膜モジュールを提供する。
なお、「通常時」とは、シール部材が第1端部材および/または第2端部材(以下、単に「端部材」という。)に装着されただけの自由な自然形状に保たれる状態、すなわち端部材に装着されたシール部材が外力によって変形していない状態をいう。
上記の構成によれば、通常時はシール部材が端部材の最大径よりも内側に収まるので、圧力容器の内周面上に端部材を滑らせながら膜エレメントを圧力容器内に容易に挿入することができる。そして、次の膜エレメントが正規の位置に配置される、または全ての膜エレメントが正規の位置に配置され、圧力容器内に原水が供給されると、シール部材が変形して膜エレメントと圧力容器の内周面との隙間がシールされる。
本発明の第1実施形態に係る分離膜モジュールの断面図 膜エレメントの一例であるスパイラル型膜エレメントの構成図 (a)は膜エレメント同士を連結する前の状態を示す拡大断面図、(b)は膜エレメント同士を連結した後の状態を示す拡大断面図 (a)は下流加圧型の分離膜モジュールにおける原水の流れを示す模式図、(b)は上流加圧型の分離膜モジュールにおける原水の流れを示す模式図 第1実施形態の変形例の分離膜モジュールを示す図であり、(a)は膜エレメント同士を連結する前の状態を示す拡大断面図、(b)は膜エレメント同士を連結した後の状態を示す拡大断面図 本発明の第2実施形態に係る分離膜モジュールを示す図であり、(a)は膜エレメント同士を連結する前の状態を示す拡大断面図、(b)は膜エレメント同士を連結した後の状態を示す拡大断面図 第2実施形態の変形例の分離膜モジュールを示す図であり、(a)は膜エレメント同士を連結する前の状態を示す拡大断面図、(b)は膜エレメント同士を連結した後の状態を示す拡大断面図 本発明の第3実施形態に係る分離膜モジュールを示す図であり、(a)は膜エレメント同士を連結する前の状態を示す拡大断面図、(b)は膜エレメント同士を連結した後の状態を示す拡大断面図 膜エレメントの第1端部材および第2端部材にシール部材が装着された状態を示す側面図 変形例のシール部材の断面図 本発明の第4実施形態に係る分離膜モジュールを示す図であり、(a)は圧力容器内に原水が供給される前の状態を示す拡大断面図、(b)は圧力容器内に原水が供給された後の状態を示す拡大断面図 従来の分離膜モジュールの断面図 図12の要部拡大図
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明は本発明の一例に関するものであり、本発明はこれらによって限定されるものではない。
(第1実施形態)
図1に、本発明の第1実施形態に係る分離膜モジュール1Aを示す。この分離膜モジュール1Aは、ベッセルと呼ばれる筒状の圧力容器7と、圧力容器7内に挿入された複数本の膜エレメント2とを備えている。
圧力容器7の両端には、円盤状のキャップ8,9が取り付けられている。一方(図1では左側)のキャップ8には、原水を圧力容器7内に供給するための供給管81が中心からずれた位置に設けられている。他方(図1では右側)のキャップ9には、透過水を取り出すための第1排出管91が中心に設けられており、濃縮水を取り出すための第2排出管92が中心からずれた位置に設けられている。すなわち、圧力容器7内には、一方のキャップ8から他方のキャップ9に向かう原水の流れが形成される。なお、供給管81および第2排出管92は、圧力容器7に設けられていてもよい。
本実施形態では、膜エレメント2として、スパイラル型の逆浸透膜エレメントが用いられている。ただし、膜エレメント2は、例えばスパイラル型の限外濾過膜エレメントであってもよいし、その他の円筒形エレメントであってもよい。
各膜エレメント2は、集水管として機能する中心管21と、中心管21の回りに巻き回された積層体22と、積層体22を挟んで配置された第1端部材3および第2端部材4と、積層体22を取り巻く外装材28とを有している。第1端部材3および第2端部材4は、積層体22がテレスコピック状に伸張することを防止する役割も果たす。
本実施形態では、膜エレメント2が、圧力容器7内に、第1端部材3が上流側に位置し、第2端部材4が下流側に位置する向きで挿入されている。換言すれば、第1端部材3と第2端部材4は、圧力容器7の軸方向に交互に並んでいる。
また、本実施形態では、隣り合う膜エレメント2同士が、双方の膜エレメント7の中心管21内に嵌り込む連結器61によって、第1端部材3と第2端部材4とが密着した状態で、換言すれば隣り合う膜エレメント2同士が直接的に当接した状態で連結される。また、最上流側に位置する膜エレメント2における中心管21の連結器61と反対側の端部にはプラグ62が取り付けられており、原水の中心管21内への流入が阻止されている。さらに、最下流側に位置する膜エレメント2の中心管21は、第2の連結器63によって第1排出管91と連結されている。
図2に示すように、各膜エレメント2の中心管21には、内部に濾過水を流入させる複数の導入孔が形成されている。
積層体22は、巻き回される方向が一方の対辺方向となる矩形状をなしており、透過水流路材24の両面に分離膜23が重ね合わされた膜部材と、原水流路材25とを含む。膜部材は、一方向に開口する袋状となるように分離膜23同士が3辺で接合されており、その開口が中心管21の導入孔と連通している。透過水流路材24は、例えば樹脂からなる網であり、互いに接合される分離膜同士の間に透過水を流すための流路を形成する。原水流路材25は、例えば樹脂からなる網(透過水流路材24よりも網目の大きな網)であり、巻き回される膜部材の周回部分同士の間に原水を流すための流路を形成する。
分離膜23を構成する材料としては、低圧化に優れた芳香族ポリアミド系、透過性に優れたポリビニルアルコール系、ナノフィルトレーション膜に好適なスルホン化ポリエーテルスルホン系などが挙げられる。
図1に戻って、第1端部材3は、中心管21の端部に外嵌される内側筒部31と、内側筒部31を離間しながら取り囲む、内側筒部31と同心の外側筒部32とを有している。内側筒部31と外側筒部32とは複数のリブまたは貫通孔が形成された環状板(双方とも図示せず)で連結されており、これにより内側筒部31と外側筒部32との間に第1端部材3を貫通して原水を流通させる流通口が構成されている。
第2端部材4は、第1端部材3と同様に、中心管21の端部に外嵌される内側筒部41と、内側筒部41を離間しながら取り囲む、内側筒部41と同心の外側筒部42とを有している。内側筒部41と外側筒部42とは複数のリブまたは貫通孔が形成された環状板(双方とも図示せず)で連結されており、これにより内側筒部41と外側筒部42との間に第2端部材4を貫通して原水を流通させる流通口が構成されている。
第1端部材3のうちで第2端部材4と隣接する第1端部材3(すなわち、最上流側に位置する膜エレメント2以外の膜エレメント2の第1端部材3)には、環状のシール部材5Aが装着されている。最上流側に位置する膜エレメント2の第1端部材3には、従来と同じ断面略U字状のパッキン15が装着されている。本実施形態では、最上流側に位置する膜エレメント2の第1端部材3も他の第1端部材3と同じ形状に形成されている。
一方、第2端部材4のうちで第1端部材3と隣接する第2端部材4(すなわち、最下流側に位置する膜エレメント2以外の膜エレメント2の第2端部材4)には、シール部材5Aを押圧する押圧部40(図3(a)および(b)参照)が設けられている。本実施形態では、最下流側に位置する膜エレメント2の第2端部材4も他の第2端部材4と同じ形状に形成されている。ただし、最下流側に位置する膜エレメント2の第2端部材4は、押圧部40を有していない形状(例えば、第1端部材3と同じ形状)であってもよい。
次に、図3(a)および(b)を参照して、シール部材5A周辺の構成を詳細に説明する。
第1端部材3の外側筒部32は、外装材28の内部に嵌り込むガイド部33と、外装材28の軸方向の動きを規制する鍔部34とを有している。鍔部34は外装材28よりも径方向外側に張り出しており、この鍔部34の外周面によって第1端部材3の最大径が規定されている。また、鍔部34は、外装材28と反対側を向く外端面を有しており、この外端面によってシール部材5Aが第2端部材4と反対側から支持される。
また、外側筒部32は、シール部材5Aを内側から保持する細径部35と、細径部35の先端から径方向外側に突出してシール部材5Aが細径部35から抜けることを防止する突出部36とを有している。換言すれば、鍔部34、細径部35、および突出部36によって、周方向に延びるシール部材5A装着用の溝が形成されている。
シール部材5Aは、第1端部材3に装着されただけの自由な自然形状に保たれる状態では(通常時は)第1端部材3の最大径よりも内側に収まるような外径を有している。すなわち、自然体でのシール部材5Aの外径は、第1端部材3の最大径よりも僅かに小さい。そして、シール部材5Aは、隣り合う膜エレメント2同士の当接によって変形して圧力容器7の内周面7aに密着する。
本実施形態で用いられるシール部材5Aは、中空の弾性体を例示するが、中空でなくてもよい。シール部材5Aの断面形状は、円形状であることが好ましいが、多角形状であってもよい。シール部材5Aを構成する材料としては、ニトリルゴム(NBR)、エチレンプロピレンゴム(EPDM)、シリコーンゴム、フッ素ゴム、ブチルゴム(IIR)などの合成ゴム、あるいは天然ゴムなどを用いることができる。また、シール部材5Aの硬さは、ショア硬度で30〜80の範囲内が好ましく、40〜60の範囲内がより好ましい。硬度が高すぎると押圧時に割れやすくなり、硬度が低すぎると流体の圧力に耐えきれずにシール機能が不十分になる。
一方、第2端部材4の外側筒部42は、外装材28の内部に嵌り込むガイド部43と、外装材28の軸方向の動きを規制する鍔部44とを有している。鍔部44は外装材28よりも径方向外側に張り出しており、この鍔部44の外周面によって第2端部材4の最大径が規定されている。なお、第2端部材4の最大径は、第1端部材3の最大径と同じであってもよいし、異なっていてもよい。
外側筒部42には、第1端部材3に装着されたシール部材5Aと対応する位置で第1端部材3と対向する端面から突出する筒状の突出部が一体的に成形されており、この突出部によって上述した押圧部40が構成されている。押圧部40は、外側筒部42の端面と平行でフラットな先端面を有している。すなわち、押圧部40は、図3(b)に示すように、隣り合う膜エレメント2同士が連結されて当接したときに、シール部材5Aを圧力容器7の軸方向に押圧してその方向に押しつぶすように変形させ、シール部材5Aを圧力容器7の内周面7aに押し付ける。
さらに、本実施形態では、第1端部材3と第2端部材4との間に、膜エレメント2を通過した原水を膜エレメント2の周囲に導くための流路20が形成されている。流路20は、例えば第1端部材3の外側筒部32における第2端部材4と対向する端面に形成された溝で構成することができる。
また、押圧部40には、当該押圧部40を径方向に貫通する貫通孔が設けられており、この貫通孔によって、膜エレメント2と圧力容器7の内周面7aとの間の空間を流路20と連通する連通路40aが構成されている。このため、分離膜モジュール1Aは、図4(a)に示すように、個々の膜エレメント2の外装材28の外面にその膜エレメント2を通過した後の原水の圧力を作用させる下流加圧型の分離膜モジュールとなっている。これにより、原水の圧力が急激に上昇する運転開始時などに、膜エレメント2の内外で大きな圧力差が生じることを防いで、膜エレメント2が破損するのを防ぐことができる。なお、連通路40aは、押圧部40を複数の円弧状のピースに分割し、それらのピース同士の間に形成される隙間で構成してもよい。
以上説明した本実施形態の分離膜モジュール1Aでは、通常時はシール部材5Aが第1端部材3の最大径よりも内側に収まるので、圧力容器7の内周面7a上に第1端部材3を滑らせながら膜エレメント2を圧力容器7内に容易に挿入することができる。そして、次の膜エレメント2が正規の位置に配置されると、シール部材5Aが変形して膜エレメント2と圧力容器7の内周面7aとの隙間がシールされる。
<変形例>
膜エレメント2は、圧力容器7内に、前記実施形態とは逆に第1端部材3が下流側に位置し、第2端部材4が上流側に位置する向きで挿入されていてもよい。この場合には、図4(b)に示すように、個々の膜エレメント2の外装材28の外面にその膜エレメント2を通過する前の原水の圧力を作用させる上流加圧型の分離膜モジュールを実現することができる。なお、その場合には、図4(b)に示すように、最下流側に位置する膜エレメント2の第1端部材3に従来と同じパッキン15を装着すればよい。
あるいは、原水の圧力を徐々に上昇させる場合や、原水にかけられる操作圧力が小さな場合には、第1端部材3と第2端部材4との間に流路20が形成されておらず、押圧部40に連通路40aが設けられていなくてもよい。
また、前記実施形態では、第1端部材3と第2端部材4が密着する状態で隣り合う膜エレメント2同士が連結されていたが、隣り合う膜エレメント2同士は、図12に示す従来の分離膜モジュール10と同様に、中心管21に外側から嵌合する連結器によって第1端部材3と第2端部材4とが離間した状態で連結されてもよい。すなわち、隣り合う膜エレメント2同士は必ずしも直接的に当接する必要はなく、連結器を介して当接してもよい。この場合には、第1端部材3と第2端部材4との間に形成される隙間によって、膜エレメント2を通過した原水を膜エレメント2の周囲に導くための流路20が構成される。
また、前記実施形態では、押圧部40が第2端部材4に一体的に成形された突出部で構成されていたが、第2端部材4に設けられる押圧部40は、図5(a)および(b)に示す変形例の分離膜モジュール1Bのように、第2端部材4に支持された別部材で構成されていてもよい。
具体的に、分離膜モジュール1Bでは、第2端部材4の外側筒部42が、第1端部材3の外側筒部32の鍔部34、細径部35、および突出部36と同形状の鍔部44、細径部45、および突出部46を有している。そして、押圧部40は、突出部46で内側から保持される筒状の部材で構成されており、鍔部44の外装材28と反対側を向く外端面によって第1端部材3と反対側から支持される。
このようにすれば、第1端部材3と第2端部材4とを対称な形状または共通部品とすることが可能になり、製造コストを低減することができる。
(第2実施形態)
次に、図6(a)および(b)を参照して、本発明の第2実施形態に係る分離膜モジュール1Cを説明する。なお、本実施形態では、上述した構成と同一部分には同一符号を付して、その説明を省略する。この点は、後述する実施形態でも同様である。
本実施形態で用いられるシール部材5Bは、中実の弾性体を例示するが、中空弾性体を用いてもよい。シール部材5Aの断面形状は、円形状であることが好ましいが、多角形状であってもよい。なお、シール部材5Bとして使用可能な材料や好ましい硬さは、第1実施形態と同様である。
シール部材5Bは、第1実施形態のシール部材5Aと同様に、第1端部材3に装着されただけの自由な自然形状に保たれる状態では(通常時は)第1端部材3の最大径よりも内側に収まるような外径を有している。すなわち、自然体でのシール部材5Bの外径は、第1端部材3の最大径よりも僅かに小さい。そして、シール部材5Bは、隣り合う膜エレメント2同士の当接によって変形して圧力容器7の内周面7aに密着する。
第2端部材4の外側筒部42には、第1実施形態と同様に、第1端部材3に装着されたシール部材5Bと対応する位置で第1端部材3と対向する端面から突出する筒状の突出部が一体的に成形されており、この突出部によって押圧部40が構成されている。本実施形態では、押圧部40の外周面が外側筒部42の端面から離れるにつれて縮径するテーパー面となっている。すなわち、押圧部40は、図6(b)に示すように、隣り合う膜エレメント2同士が連結されて当接したときに、シール部材5Bを径方向外側に押圧して拡径させるように変形させ、シール部材5Bを圧力容器7の内周面7aに押し付ける。
また、押圧部40には、第1実施形態と同様に、第1端部材3と第2端部材4との間に形成された、膜エレメント2を通過した原水を膜エレメント2の周囲に導くための流路20を、膜エレメント2と圧力容器7の内周面7aとの間の空間と連通する連通路40aが設けられている。
本実施形態の分離膜モジュール1Cでも、第1実施形態の分離膜モジュール1Aと同様の効果を得ることができる。
<変形例>
第2端部材4に設けられる押圧部40は、第1実施形態の変形例と同様に、図7(a)および(b)に示す変形例の分離膜モジュール1Dのように、第2端部材4に支持された別部材で構成されていてもよい。なお、第1実施形態で説明したその他の変形例が第2実施形態に適用可能であることは言うまでもない。
(第3実施形態)
次に、図8(a)および(b)を参照して、本発明の第3実施形態に係る分離膜モジュール1Eを説明する。
本実施形態では、第1端部材3と第2端部材4とが略対称な形状を有しており、隣り合う第1端部材3および第2端部材4に、当該第1端部材3および第2端部材4に跨って環状のシール部材5Cが装着されている。具体的には、第1端部材3に、鍔部34、細径部35、および突出部36によって周方向に延びるシール部材5C装着用の溝が形成されているとともに、第2端部材4に、鍔部44、細径部45、および突出部46によって周方向に延びるシール部材5C装着用の溝が形成されている。
シール部材5Cは、第1端部材3および第2端部材4に装着されただけの自由な自然形状に保たれる状態では(通常時は)第1端部材3および第2端部材4の最大径よりも内側に収まるような外径を有している。すなわち、自然体でのシール部材5Cの外径は、第1端部材3および第2端部材4の最大径よりも僅かに小さい。そして、図8(b)に示すように、隣り合う膜エレメント2同士が連結されて当接したときに、シール部材5Cは、第1端部材3および第2端部材4によって径方向外側に張り出すように押しつぶされて、圧力容器7の内周面7aに押し付けられる。すなわち、シール部材5Cは、第1実施形態および第2実施形態と同様に、隣り合う膜エレメント2同士の当接によって変形して圧力容器7の内周面7aに密着する。
具体的に、シール部材5Cは、断面矩形状の第1リング部51と、第1リング部51と同一の断面形状の第2リング部52と、第1リング部51と第2リング部52とを径方向外側に膨らみながら橋架する橋架部53とを有している。
第1リング部51は、鍔部34、細径部35および突出部36によって形成される溝に挿入されることにより第1端部材3に保持される。第2リング部52は、鍔部44、細径部45および突出部46によって形成される溝に挿入されることにより第2端部材4に保持される。そして、隣り合う膜エレメント2同士が連結されて当接したときには、第1リング部51が第1端部材3の鍔部34における外装材28と反対側を向く外端面によって圧力容器の一方(上流側)に向かって押圧され、第2リング部52が第2端部材4の鍔部44における外装材28と反対側を向く外端面によって圧力容器の他方(下流側)に向かって押圧される。
橋架部53は、シール部材5Cの軸方向において、突出部36と突出部46の合計厚さよりも十分に長い長さを有している。そして、隣り合う膜エレメント2同士が連結されて当接したときには、橋架部53が径方向外側に膨らむように変形し、橋架部53の中央が圧力容器7の内周面7aに押し付けられる。
橋架部53には、中央よりも上流側の位置に、第1端部材3と第2端部材4との間に形成された、膜エレメント2を通過した原水を膜エレメント2の周囲に導くための流路20を、膜エレメント2と圧力容器7の内周面7aとの間の空間と連通する複数の貫通孔53aが設けられている。このため、第1実施形態と同様に、分離膜モジュール1Eは、図4(a)に示すような下流加圧型の分離膜モジュールとなっている。なお、貫通孔53aが橋架部53の中央よりも下流側の位置に設けられていれば、図4(b)に示すような上流加圧型の分離膜モジュールを実現することができる。また、貫通孔53aは、図9に示すように、同一円周上に等角度間隔で配置されていることが好ましい。
本実施形態の分離膜モジュール1Eでは、圧力容器7内へ膜エレメント2を挿入する際には、隣り合う膜エレメント2同士が一定距離を隔てて離間する状態を維持しながら挿入作業を行う。例えば、下流側の膜エレメント2を引き込みながら上流側の膜エレメント2を押し込む。
以上説明した本実施形態の分離膜モジュール1Eでは、通常時はシール部材5Cが第1端部材3および第2端部材4の最大径よりも内側に収まるので、圧力容器7の内周面7a上に第1端部材3および第2端部材4を滑らせながら膜エレメント2を圧力容器7内に容易に挿入することができる。そして、次の膜エレメント2が正規の位置に配置されると、シール部材5Cが変形して膜エレメント2と圧力容器7の内周面7aとの隙間がシールされる。
<変形例>
なお、シール部材5Cの橋架部53は、図8(a)および(b)に示すように必ずしも円弧状の断面形状を有している必要はなく、例えば図10に示すようにV字状の断面形状を有していてもよい。
(第4実施形態)
次に、図11(a)および(b)を参照して、本発明の第4実施形態に係る分離膜モジュール1Fを説明する。
本実施形態の分離膜モジュール1Fは、シール部材5Dの形状を除き、第3実施形態の分離膜モジュール1Eと同様の構成を有している。本実施形態で用いられるシール部材5Dは、第1端部材3および第2端部材4に装着された後に隣り合う膜エレメント2同士が連結されただけでは殆ど変形しないように構成されている。
シール部材5Dは、第1端部材3および第2端部材4に装着されただけの自由な自然形状に保たれる状態では(通常時は)第1端部材3および第2端部材4の最大径よりも内側に収まるような外径を有している。すなわち、自然体でのシール部材5Dの外径は、第1端部材3および第2端部材4の最大径よりも僅かに小さい。そして、図11(b)に示すように、隣り合う膜エレメント2同士が連結された後に、圧力容器7の軸方向の一方(本実施形態では上流側)からかかる圧力が圧力容器7の軸方向の他方(本実施形態では下流側)からかかる圧力よりも大きくなったときに、シール部材5Dは、径方向外側に張り出すように変形して、圧力容器7の内周面7aに押し付けられる。すなわち、シール部材5Dは、圧力容器7内への原水(加圧流体)の供給によって変形して圧力容器7の内周面7aに密着する。
具体的に、シール部材5Dは、断面矩形状の第1リング部51と、第1リング部51と同一の断面形状の第2リング部52と、第1リング部51と第2リング部52とを橋架する橋架部53とを有している。
第1リング部51は、鍔部34、細径部35および突出部36によって形成される溝に挿入されることにより第1端部材3に保持される。第2リング部52は、鍔部44、細径部45および突出部46によって形成される溝に挿入されることにより第2端部材4に保持される。
橋架部53は、シール部材5Dの軸方向において、シール部材5Dの自然長が、隣り合う膜エレメント2同士が連結されて当接したときの第1端部材3の鍔部34と第2端部材4の鍔部44との間の距離と略同じになる程度の長さを有している。すなわち、隣り合う膜エレメント2同士が連結されて当接したときには、橋架部53は殆ど変形しない。なお、図例では、橋架部53は、中央が径方向外側に膨らむように湾曲しているが、シール部材5Dの軸方向に平行な筒状であってもよい。
橋架部53の外周面には、拡径しながら圧力容器7の軸方向の一方(本実施形態では上流側)に延びる拡径部54が設けられている。なお、本実施形態では、橋架部53の外周面に、拡径部54と対称な形状の第2の拡径部55が、拡径部54と連続して設けられている。ただし、シール部材5Dは、第2の拡径部55を有しない断面略Y字型であってもよい。
また、橋架部53には、拡径部54がつながる位置から拡径部54が延びる方向と反対側(圧力容器7の軸方向の他方側)に位置する部分に、第1端部材3と第2端部材4との間に形成された、膜エレメント2を通過した原水を膜エレメント2の周囲に導くための流路20を、膜エレメント2と圧力容器7の内周面7aとの間の空間と連通する複数の貫通孔53aが設けられている。このため、第1実施形態とは逆に、分離膜モジュール1Fは、図4(b)に示すような上流加圧型の分離膜モジュールとなっている。
拡径部54は、橋架部53との間に上流側に向かって開く開口を形成しており、図11(b)に示すように、その開口内に上流側から原水が流入すると、径方向外側に広がるように変形し、拡径部54の先端が圧力容器7の内周面7aに押し付けられる。なお、拡径部54が変形するのと同時に、上流側と下流側の圧力差によって第2リング部52が下流側に位置ずれするとともに、橋架部53が僅かに径方向外側に膨らむように変形する。
本実施形態の分離膜モジュール1Fでは、圧力容器7内へ膜エレメント2を挿入する際には、圧力容器7の軸方向の一方(上流側または下流側)から、膜エレメント2を押し込むことができる。
以上説明した本実施形態の分離膜モジュール1Fでは、通常時はシール部材5Dが第1端部材3および第2端部材4の最大径よりも内側に収まるので、圧力容器7の内周面7a上に第1端部材3および第2端部材4を滑らせながら膜エレメント2を圧力容器7内に容易に挿入することができる。そして、全ての膜エレメント2が正規の位置に配置され、圧力容器7内に原水が供給されると、シール部材5Dが変形して膜エレメント2と圧力容器7の内周面7aとの隙間がシールされる。
<変形例>
なお、膜エレメント2が圧力容器7内に、第1端部材3が下流側に位置し、第2端部材4が上流側に位置する向きで挿入される場合には、拡径部54が橋架部53との間に下流側に向かって開く開口を形成し、貫通孔53aがその反対側に位置するようになる。この場合には、図4(a)に示すような下流加圧型の分離膜モジュールを実現することができる。
1A〜1F 分離膜モジュール
2 膜エレメント
20 流路
21 中心管
22 分離膜
3 第1端部材
4 第2端部材
40 押圧部
40a 貫通孔
5A〜5D シール部材
51 第1リング部
52 第2リング部
53 橋架部
53a 貫通孔
54 拡径部
7 圧力容器
7a 内周面

Claims (10)

  1. 筒状の圧力容器と、
    分離膜ならびにこの分離膜を挟んで配置された第1端部材および第2端部材を有し、前記圧力容器内に前記第1端部材と前記第2端部材とが当該圧力容器の軸方向に交互に並ぶように挿入された複数本の膜エレメントと、
    隣り合う前記第1端部材および前記第2端部材の一方または双方に装着された、通常時は、装着された前記第1端部材および/または前記第2端部材の最大径よりも内側に収まる環状のシール部材と、を備え、
    前記シール部材は、隣り合う膜エレメント同士の当接または前記圧力容器内への加圧流体の供給によって変形して前記圧力容器の内周面に密着する、分離膜モジュール。
  2. 前記シール部材は、前記第1端部材のうちで前記第2端部材と隣接する前記第1端部材に装着されており、
    前記第2端部材のうちで前記第1端部材と隣接する第2端部材には、隣り合う前記膜エレメント同士が当接したときに前記シール部材を押圧することにより前記シール部材を変形させて前記圧力容器の内周面に押し付ける押圧部が設けられている、請求項1に記載の分離膜モジュール。
  3. 前記押圧部は、前記第2端部材に一体的に成形された突出部で構成されている、請求項2に記載の分離膜モジュール。
  4. 前記押圧部は、前記第2端部材に支持された別部材で構成されている、請求項2に記載の分離膜モジュール。
  5. 前記第1端部材と前記第2端部材との間には、前記膜エレメント内を通過した原水を前記膜エレメントの周囲に導くための流路が形成されており、
    前記押圧部には、前記膜エレメントと前記圧力容器の内周面との間の空間を前記流路と連通する連通路が設けられている、請求項2〜4のいずれか一項に記載の分離膜モジュール。
  6. 前記シール部材は、隣り合う前記第1端部材および前記第2端部材にこれらに跨って装着されており、隣り合う前記膜エレメント同士が当接したときに前記第1端部材および前記第2端部材によって径方向外側に張り出すように押しつぶされて前記圧力容器の内周面に押し付けられるように構成されている、請求項1に記載の分離膜モジュール。
  7. 前記シール部材は、前記第1端部材に保持される第1リング部と、前記第2端部材に保持される第2リング部と、前記第1リング部と前記第2リング部とを径方向外側に膨らみながら橋架する橋架部とを有している、請求項6に記載の分離膜モジュール。
  8. 前記第1端部材と前記第2端部材との間には、前記膜エレメント内を通過した原水を前記膜エレメントの周囲に導くための流路が形成されており、
    前記シール部材の前記橋架部には、前記膜エレメントと前記圧力容器の内周面との間の空間を前記流路と連通する貫通孔が設けられている、請求項7に記載の分離膜モジュール。
  9. 前記シール部材は、隣り合う前記第1端部材および前記第2端部材にこれらに跨って装着されており、前記圧力容器の軸方向の一方からかかる圧力が前記圧力容器の軸方向の他方からかかる圧力より大きくなったときに径方向外側に張り出すように変形して前記圧力容器の内周面に押し付けられるように構成されており、
    前記第1端部材と前記第2端部材との間には、前記膜エレメント内を通過した原水を前記膜エレメントの周囲に導くための流路が形成されており、
    前記シール部材には、前記膜エレメントと前記圧力容器の内周面との間の空間を前記流路と連通する貫通孔が設けられている、請求項1に記載の分離膜モジュール。
  10. 前記シール部材は、前記第1端部材に保持される第1リング部と、前記第2端部材に保持される第2リング部と、前記第1リング部と前記第2リング部とを橋架する橋架部と、前記橋架部の外周面に設けられた、拡径しながら前記圧力容器の軸方向の一方に延びる拡径部とを有しており、
    前記貫通孔は、前記橋架部における前記拡径部がつながる位置から前記圧力容器の軸方向の他方側に位置する部分に形成されている、請求項9に記載の分離膜モジュール。
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