JP2012075683A - 乾燥機 - Google Patents

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敏之 倉掛
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Abstract

【課題】乾燥フィルタ装置で捕捉したリントの掃除のタイミングを精度よく検知する。
【解決手段】ドラム4内に乾燥用空気を送風するファンモータ14aを有する送風機14と、ファンモータ14aの電流値を計測するモータ電流計測装置22と、乾燥用空気を加熱する加熱手段15と、循環風洞16に配設し乾燥対象物から発生した乾燥用空気に含まれるリントを捕捉する乾燥フィルタ装置21と、乾燥フィルタ装置21に捕捉されたリントの掃除のタイミングを検知するリント掃除検知手段23aと、乾燥運転を制御する制御装置23とを備え、リント掃除検知手段23aは、ファンモータ14aの電流値が安定した状態で検知するようにしたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、衣類等の繊維製品の乾燥をおこなう乾燥機に関するものである。
従来、この種の乾燥機は、乾燥運転時に乾燥対象である衣類等の繊維製品からリントが発生し、循環風洞に配置された送風機や循環風洞内に堆積して、乾燥性能に悪影響を及ぼすことから、乾燥用空気からリントを捕捉する乾燥フィルタ装置を設けることが一般的である。乾燥運転によって乾燥フィルタ装置にリントが捕捉されて堆積し、目詰まりが生じると乾燥フィルタ装置を通過する乾燥用空気の風量が低下し、乾燥の進行が妨げられることから、目詰まりの発生を検知する方法が種々考えられている。
図8に示した乾燥機は、送風ファン51の所定の回転数に対する駆動力の変化、または送風ファン51の所定の駆動力に対する回転数の変化に基づいて、乾燥フィルタ装置52の目詰まりを検知するようにしたものであり、送風ファン51の所定回転数に対して、指示値検出装置53の検出値が予め定めた閾値以下になったときに、乾燥フィルタ装置52が目詰まりを生じていると判断する。また、送風ファン51の所定回転数の駆動力に対応した制御装置54から送風ファン51への指示値に対して、送風ファン51の回転数を検出する回転数検出装置55の検出値が予め定めた閾値以上になったときに、乾燥フィルタ装置52が目詰まりを生じていると判断するようにしたものである(例えば、特許文献1参照)。
また、乾燥用空気の温度を検知して、乾燥フィルタ装置の目詰まりの発生を検知することも考えられている(例えば、特許文献2参照)。
特開2008−264351号公報 特開2007−37716号公報
しかしながら、前記従来の構成では、乾燥機の周囲温度や乾燥させる洗濯物の温度、乾燥運転を続けて行う乾燥連続運転の有無等によって送風ファン51を駆動するファンモータの温度等が上昇するため、モータの通電抵抗が増大し、閾値と乾燥フィルタ装置52の目詰まり発生との関係が崩れて、誤検知が生じる恐れがあった。また、送風ファン51に入る乾燥用空気の温度によって、指示値検出装置53の検出値を補正することも考えられるが、乾燥用空気の温度以外の要因によっても誤検知が生じる恐れがあるという問題があった。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、乾燥機を使用するときの周囲温度や、乾燥させる洗濯物の温度、乾燥連続運転の有無等によって、閾値と乾燥フィルタ装置の目詰まり発生との関係が崩れることを防止し、乾燥フィルタ装置で捕捉したリントの掃除のタイミングを精度よく検知することができる乾燥機を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の乾燥機は、ドラム内に乾燥用空気を送風するファンモータを有する送風機と、前記ファンモータの電流値を計測するモータ電流計測
装置と、乾燥用空気を加熱する加熱手段と、前記循環風洞に配設し乾燥対象物から発生した乾燥用空気に含まれるリントを捕捉する乾燥フィルタ装置と、前記乾燥フィルタ装置に捕捉されたリントの掃除のタイミングを検知するリント掃除検知手段と、乾燥運転を制御する制御装置とを備え、前記リント掃除検知手段は、前記ファンモータの電流値が安定した状態で検知するようにしたものである。
これによって、ファンモータの電流値が安定した状態で検知するため、検知閾値と乾燥フィルタ装置の目詰まり発生との関係を崩すことなく、リント掃除のタイミングを精度よく検知することができる。
本発明の乾燥機は、乾燥フィルタ装置で捕捉したリントの掃除のタイミングを精度よく検知することができる。
本発明の実施の形態1における乾燥機の断面図 同乾燥機のブロック図 同乾燥機の動作を示すタイムチャート 本発明の実施の形態2における乾燥機の動作を示すタイムチャート 本発明の実施の形態3における乾燥機の断面図 同乾燥機のブロック図 同乾燥機の動作を示すタイムチャート 従来の乾燥機の断面図
第1の発明は、ドラムと、前記ドラム内の空気を循環させる循環風洞と、前記ドラム内に乾燥用空気を送風するファンモータを有する送風機と、前記ファンモータの電流値を計測するモータ電流計測装置と、乾燥用空気を加熱する加熱手段と、前記循環風洞に配設し乾燥対象物から発生した乾燥用空気に含まれるリントを捕捉する乾燥フィルタ装置と、前記乾燥フィルタ装置に捕捉されたリントの掃除のタイミングを検知するリント掃除検知手段と、乾燥運転を制御する制御装置とを備え、前記リント掃除検知手段は、前記ファンモータの電流値が安定した状態で検知するようにしたことにより、ファンモータの電流値と比較して判定するための閾値と、乾燥フィルタ装置の目詰まり発生との関係を崩すことなく、リント掃除のタイミングを精度よく検知することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明のリント掃除検知手段は、複数の異なる検知閾値を有し、ファンモータの電流値の安定前と安定後で異なる閾値で検知するようにしたことにより、安定前の電流値と比較することができるため、リント掃除のタイミングを検知する精度を高めることができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明の制御装置は、リント掃除検知手段によって検知するたびに検知結果を更新するようにしたことにより、乾燥運転の初期に、乾燥機の周囲温度や、乾燥連続運転などの要因によってファンモータの温度が想定の範囲から外れた場合でも、ファンモータの電流値が安定した状態で検知した結果に更新するため、リント掃除のタイミングを検知する精度を高めることができる。
第4の発明は、特に、第1〜第3のいずれか1つの発明において、ファンモータの温度を計測するモータ温度計測装置を設け、制御装置は、前記ファンモータの温度が所定値以上になった後に、リント掃除検知手段によって検知するようにしたことにより、ファンモータの温度を直接検知することができ、リント掃除のタイミングを検知する精度を高める
ことができる。
第5の発明は、特に、第1〜第4のいずれか1つの発明において、乾燥用空気の温度を計測する空気温度計測装置を設け、制御装置は、乾燥用空気の温度が所定値以上になった後に、リント掃除検知手段によって検知するようにしたことにより、ファンモータ温度の上昇に大きく寄与する乾燥用空気の温度の状態から、ファンモータの温度が上昇して定常状態になるタイミングを精度良く反映することができるようになり、リント掃除のタイミングを精度よく検知することができる。
第6の発明は、特に、第5の発明の空気温度計測装置は、乾燥用空気を送風する送風機の直前または直後に設けたことにより、ファンモータ温度の上昇に大きく寄与する乾燥用空気の温度を、乾燥用空気が送風機に流入する直前、もしくは排出された直後に計測することが可能となり、乾燥用空気がファンモータの温度上昇に及ぼす影響を、より敏感に空気温度の計測から読み取ることが可能となるため、リント掃除のタイミングを検知する精度を高めることができる。
第7の発明は、特に、第1〜第6のいずれか1つの発明において、リント掃除検知手段により検知した結果を報知する報知手段を設け、制御装置は、前記報知手段により乾燥運転終了後に、検知した結果を報知するようにしたことにより、乾燥運転中に乾燥フィルタ装置が取り外され、乾燥フィルタ装置がないまま乾燥運転がおこなわれるのを防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における乾燥機の断面図、図2は、同乾燥機のブロック図、図3は、同乾燥機の動作を示すタイムチャートである。
図1〜図3において、外槽1は、乾燥機の筐体2の内部で複数のサスペンション機構3により弾性的に支持されている。ドラム4は、正面側に洗濯物5を出し入れする投入口6を有し、有底筒状に構成されて外槽1内に配設されている。ドラム4は、ドラム回転軸11で回転可能に設けられ洗濯物5を収容するものであり、ドラム4の周側壁7には全周に亘って多数の排出孔8を設け、ドラム4内の周側壁7には、洗濯物5をドラム4の回転方向へ持ち上げるための撹拌バッフル9を備えている。外槽1とドラム4とドラム回転軸11は、水平に対して角度θ(例えば20°)前上がりに傾けて配置されている。
外槽1の後面側の外部には駆動モータ10が設けてあり、ドラム4を正逆回転させるようになっている。駆動モータ10はブラシレス直流モータで構成され、インバータ制御によって回転速度が自在に変化させることができるようになっている。筐体2の前面には投入口6を開閉する扉12が設けられている。投入口6と対向する外槽1の開口部1aは、パッキン13によって筐体2と気密に連結されている。
乾燥用空気をドラム4に供給する送風機14を筐体2内の後方上部に設け、ヒータ等で構成された加熱手段15を送風機14の下流側に設けている。送風機14と加熱手段15は、乾燥用空気を循環させる循環風洞16に設けている。循環風洞16の下流側は、外槽1の底部に設けられた送気口17と連通し、上流側は、外槽1前部の周側壁7に設けられた排気口18と連通している。
送風機14は、翼形状を有するファン14aと、ファン14aを回転駆動させるファン
モータ14bから構成されている。送風機14によって送風される乾燥用空気は、加熱手段15を通過した後、送気口17からドラム4内に送風される。
ドラム4の排出孔8から排出される乾燥用空気は、図1の矢印で示すように、排気口18から循環風洞16に入り、送風機14、加熱手段15、送気口17を経て、ドラム4に循環する構成になっている。
循環風洞16には、乾燥用空気を除湿するため冷却水を供給する冷却水供給部19と、冷却水供給部19から供給される冷却水によって冷却される熱交換器20と、乾燥用空気とともに循環風洞16を通過するリントを捕捉する乾燥フィルタ装置21が設けられている。ドラム4内で洗濯物5と接触し多湿になった乾燥用空気は、熱交換器20で冷却されて除湿される。冷却水および除湿された水は、排水路(図示せず)を経て筐体2外に排出される。
乾燥用空気の冷却除湿をおこなう熱交換器20と、乾燥用空気を加熱する加熱手段15は、ヒートポンプサイクルで構成することができる。具体的な構成は、衣類乾燥機に使用されている周知のものでよく、ここではその詳細な説明は省略する。
乾燥フィルタ装置21は、送風機14の上流側に設けられ、洗濯物5から発生した乾燥用空気に含まれるリントを捕捉することで、送風機14でのリント堆積による不具合を防止する。また、ファンモータ14bの駆動時の電流値を計測するモータ電流計測装置22が設けられている。
制御装置23は、駆動モータ10、送風機14、加熱手段15等を制御し、乾燥運転を制御するとともに、モータ電流計測装置22で計測された電流値等が入力される。制御装置23は、乾燥フィルタ装置21に捕捉されたリントの掃除タイミングを検知するリント掃除検知手段23aを内包している。リント掃除検知手段23aは、ファンモータ14bの所定の回転数に対するファンモータ14bの電流値で検知する。検知結果は、報知手段24によって乾燥運転終了後に報知される。
以上のように構成された乾燥機について、以下その動作、作用を説明する。ドラム4内に濡れた洗濯物5を投入し乾燥運転を開始すると、駆動モータ10が駆動し、ドラム4を所定の回転数で正逆回転する。ドラム4内の洗濯物は、撹拌バッフル9によって回転方向へ持ち上げられて落下し、ドラム4内で撹拌される。
乾燥用空気は送風機14によって送風され、加熱手段15を通過して加熱された後、送気口17からドラム4内に送風する。ドラム4内に送風された乾燥用空気は、濡れた洗濯物5と接触して洗濯物5から水分を奪った後、洗濯物5から発生したリントを含んだ湿った乾燥用空気となり、ドラム4の排出孔8と外槽1の排気口18を通って外槽1から流出する。
湿った乾燥用空気は、排気口18から循環風洞16に入り、熱交換器20で冷却水によって冷却除湿された後、送風機14に到達する前に乾燥フィルタ装置21で、乾燥用空気からリントを捕捉し除去する。
乾燥フィルタ装置21には、乾燥運転を行うたびにリントが次第に堆積していき、目詰まりを起こす。目詰まりは、リント堆積量に応じた圧力損失を生じさせ、乾燥用空気の通過を妨げて乾燥用空気の流量を低下させる。乾燥用空気の流量低下は、乾燥運転の長時間化や、乾燥運転に必要な電力量を増大させるため、リントの掃除タイミングを的確に検知する必要がある。
制御装置23は、乾燥フィルタ装置21に捕捉されたリントの掃除タイミングを検知するリント掃除検知手段23aを有している。リント掃除検知手段23aは、ファンモータ14bの所定の回転数に対するファンモータ14bの電流値で検知する。リント掃除検知手段23aは、加熱手段15を起動した後、ファンモータ14bを所定の回転数で駆動させる。
リント掃除検知手段23aは、乾燥運転の開始により、ファンモータ14bが駆動を開始してからその電流値(a)が安定した状態(図3のイの以後)になってから間欠的に検知する。検知の間隔Taは、例えば、15〜30分程度に設定されている。
なお、図3のタイムチャートで示した加熱手段は、乾燥用空気の除湿と加熱をヒートポンプサイクルで構成した場合の動作を示しており、乾燥運転を開始してから遅れて駆動している。
乾燥運転を行うたびにリントが次第に堆積する。リントの堆積の状況は、ドラム4に投入される乾燥対象物の種類や量等で異なり、リントの堆積量に応じて電流値は図3の破線で示す(b)のように変化する。図3のロで閾値を超えると、その後の検知のタイミングでリントの掃除タイミングを検知する。
また、制御装置23は、リント掃除検知手段23aによって検知するたびに検知結果を更新するようにしている。これにより、乾燥運転の初期に、乾燥機の周囲温度や、乾燥連続運転などの要因によってファンモータ14bの温度が想定の範囲から外れた場合でも、ファンモータ14bの電流値が安定した状態で検知した結果に更新することができるため、リント掃除のタイミングを検知する精度を高めることができる。
また、制御装置23は、リント掃除検知手段23aにより検知した結果を、報知手段24により乾燥運転終了後に報知するようにしている。これにより、乾燥運転中に乾燥フィルタ装置21が取り外され、乾燥フィルタ装置21がないまま乾燥運転がおこなわれるのを防止することができる。
以上のように、本実施の形態のリント掃除検知手段23aは、ファンモータ14bの電流値が安定した状態で検知するようにしたものであり、検知閾値と乾燥フィルタ装置21の目詰まり発生との関係を崩すことなく、リント掃除のタイミングを精度よく検知することができる。
(実施の形態2)
図4は、本発明の第2の実施の形態における乾燥機の動作を示すタイムチャートである。本実施の形態のリント掃除検知手段23aは、複数の異なる検知閾値を有し、ファンモータ14bの電流値の安定前と安定後で異なる閾値で検知するようにしたものである。他の構成は実施の形態1と同じであり、同一の構成に同一の符号を付して、詳細な説明は実施の形態1のものを援用する。
検知閾値は、ファンモータ14bの電流値の安定するイより前、すなわち、安定するまでは高く(i1)、電流値の安定後を低く(i2)設定している。乾燥機の使われ方、すなわち、乾燥運転の行われ方によって、安定する前に比較する必要があるからであり、ファンモータ14bの電流値が安定する前後に対応した検知閾値を持つことができるため、リント掃除のタイミングを検知する精度を高めることができる。
(実施の形態3)
図5は、本発明の第3の実施の形態における乾燥機の断面図、図6は、同乾燥機のブロック図、図7は、同乾燥機の動作を示すタイムチャートである。本実施の形態の特徴は、ファンモータ14bの温度を計測するモータ温度計測装置25と、循環風洞16を流れる乾燥用空気の温度を計測する空気温度計測装置26を設けたものである。他の構成は実施の形態1と同じであり、同一の構成に同一の符号を付して、詳細な説明は実施の形態1のものを援用する。
制御装置23は、モータ温度計測装置25で計測したファンモータ14bの温度が、所定値(T1)以上になった後に、リント掃除検知手段23aによって検知するようにしたものであり、乾燥フィルタ装置21の掃除タイミング検知に強く影響するファンモータ14bの温度を、モータ温度計測装置25によって直接計測し、ファンモータ14bの温度が上昇して、定常状態になるタイミングを精度良く読み取ることができるため、ファンモータ14bの温度が定常になった状態で安定して乾燥フィルタ装置21の掃除タイミング検知を行うことができる。
また、制御装置23は、空気温度計測装置26で計測した乾燥用空気の温度が、所定値(T2)以上になった後に、リント掃除検知手段23aによって検知するようにしたものであり、ファンモータ14bの温度の上昇に大きく寄与する乾燥用空気の温度によって、ファンモータ14bの温度が上昇して定常に達した状態になってから検知を行うように判断することが可能となる。したがって、ファンモータ14bの温度が上昇途中の不安定な状態と比較して、非常に安定した状態となるため、閾値と乾燥フィルタ装置21の目詰まり発生との関係を崩すことなく、乾燥フィルタ装置21に堆積したリントの掃除のタイミングを精度よく検知することができる。
また、空気温度計測装置26は、送風機14の直後に設けているため、ファンモータ14bの温度の上昇に大きく寄与する乾燥用空気の温度を、乾燥用空気が送風機14から排出された直後に計測することが可能となり、乾燥用空気がファンモータ14bの温度上昇に及ぼす影響を、より敏感に空気温度の計測から読み取ることが可能となるため、リント掃除のタイミングを検知する精度を高めることができる。
なお、送風機14の上流および下流の循環風洞16に、乾燥用空気と熱交換を行うことを目的とするもの(加熱手段15、熱交換器20など)を設ける際は、これらと送風機14の間、もしくは、循環風洞16内で熱交換を行うものを設けた位置の送風機14を挟んで反対側に、空気温度計測装置26を設けることが望ましい。
すなわち、空気温度計測装置26を、乾燥用空気を送風する送風機14の直前または直後に設けることにより、ファンモータ14bの温度の上昇に大きく寄与する乾燥用空気の温度を、乾燥用空気が送風機14に流入する直前、もしくは排出された直後に計測することが可能となり、乾燥用空気がファンモータ14bのの温度上昇に及ぼす影響を、より敏感に空気温度の計測から読み取ることが可能となるため、リント掃除のタイミングを検知する精度を高めることができる。
なお、モータ温度計測装置25と空気温度計測装置26は、各々別異に実施可能である。また、同時に実施することが可能であり、この場合は、リントの掃除のタイミングを検知する精度を一層高めることができる。
以上のように、本発明にかかる乾燥機は、乾燥フィルタ装置で捕捉したリントの掃除のタイミングを精度よく検知することができるので、乾燥機として有用である。
4 ドラム
14 送風機
14b ファンモータ
15 加熱手段
16 循環風洞
21 乾燥フィルタ装置
22 モータ電流計測装置
23 制御装置
23a リント掃除検知手段

Claims (7)

  1. ドラムと、前記ドラム内の空気を循環させる循環風洞と、前記ドラム内に乾燥用空気を送風するファンモータを有する送風機と、前記ファンモータの電流値を計測するモータ電流計測装置と、乾燥用空気を加熱する加熱手段と、前記循環風洞に配設し乾燥対象物から発生した乾燥用空気に含まれるリントを捕捉する乾燥フィルタ装置と、前記乾燥フィルタ装置に捕捉されたリントの掃除のタイミングを検知するリント掃除検知手段と、乾燥運転を制御する制御装置とを備え、前記リント掃除検知手段は、前記ファンモータの電流値が安定した状態で検知するようにした乾燥機。
  2. リント掃除検知手段は、複数の異なる検知閾値を有し、ファンモータの電流値の安定前と安定後で異なる閾値で検知するようにした請求項1記載の乾燥機。
  3. 制御装置は、リント掃除検知手段によって検知するたびに検知結果を更新するようにした請求項1または2記載の乾燥機。
  4. ファンモータの温度を計測するモータ温度計測装置を設け、制御装置は、前記ファンモータの温度が所定値以上になった後に、リント掃除検知手段によって検知するようにした請求項1〜3のいずれか1項に記載の乾燥機。
  5. 乾燥用空気の温度を計測する空気温度計測装置を設け、制御装置は、乾燥用空気の温度が所定値以上になった後に、リント掃除検知手段によって検知するようにした請求項1〜4のいずれか1項に記載の乾燥機。
  6. 空気温度計測装置は、乾燥用空気を送風する送風機の直前または直後に設けた請求項5記載の乾燥機。
  7. リント掃除検知手段により検知した結果を報知する報知手段を設け、制御装置は、前記報知手段により乾燥運転終了後に、検知した結果を報知するようにした請求項1〜6のいずれか1項に記載の乾燥機。
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