JP2012073395A - 映像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】映像ソースを入力する際の入力信号が異常な場合であっても、無駄な表示領域を有効活用するとともに利用者にとって見易い画面を表示すること。
【解決手段】ディスプレイの表示領域に複数の映像ソースを表示する映像表示装置は、ディスプレイの複数の表示領域に対してそれぞれ入力される映像ソースを映像表示装置が取得し、取得された映像ソースに含まれる信号の異常を映像表示装置が検知し、複数の映像ソースのうち少なくとも一つの映像ソースの異常が検知されたならば、映像表示装置が正常な映像ソースの表示領域を移動させて表示するように構成する。
【選択図】図2

Description

この発明は、ディスプレイに映像を表示する映像表示装置に関し、無駄な表示領域を有効活用するとともに利用者にとって見易い画面を表示することができる映像表示装置に関する。
従来、入力された複数種類の映像ソース、たとえば、DTV(Digital Television)とカメラ映像とを合成し、また、表示レイアウトを変更して表示する映像表示システムが知られている。
たとえば、特許文献1には、かかる映像ソースごとの入力端子の挿抜を検知し、検知した入力端子からの映像信号に基づいて映像ソースの表示レイアウトを変更して画面に表示する映像表示システムが開示されている。
具体的には、特許文献1の映像表示システムでは、2つの映像ソースが画面に表示されていた場合に、片方の入力端子が抜き取られたならば、もう一方の入力端子に対応する映像ソースのみを画面全体に表示するよう表示レイアウトを切り換える。
また、特許文献2には、車両に搭載される映像表示装置に適用した場合、着座センサによって検知された視聴者の位置に基づいて映像ソースの表示レイアウトを変更して画面に表示する映像表示装置が開示されている。
特開2005−252528号公報 特開2007−256541号公報
しかしながら、従来の映像表示システムは、入力端子の挿抜によって映像ソースの切替えを行っていたので、入力端子が装填された状態で何らかの異常が発生した場合には、画面の表示レイアウトの切り替えが行われないという問題があった。
たとえば、従来の映像表示システムでは、入力端子が装填された状態で映像ソースの信号が受信できなくなった場合に、かかる映像ソースが表示されていた領域は何も表示されない状態となってしまう。
これらのことから、映像ソースの入力信号が異常な場合であっても、無駄な表示領域を有効活用するとともに利用者にとって見易い画面を表示することができる映像表示装置をいかにして実現するかが大きな課題となっている。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、映像ソースの入力信号が異常な場合であっても、無駄な表示領域を有効活用するとともに利用者にとって見易い画面を表示することができる映像表示装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、本発明は、ディスプレイの表示領域に複数の映像ソースを表示する映像表示装置であって、前記ディスプレイの複数の表示領域に対してそれぞれ入力される映像ソースを取得する映像ソース取得手段と、前記映像ソース取得手段によって取得された前記映像ソースに含まれる信号の異常を検知する異常検知手段と、前記異常検知手段によって前記複数の映像ソースのうち少なくとも一つの前記映像ソースの異常が検知されたならば、正常な前記映像ソースの前記表示領域を移動させて表示する表示制御手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、ディスプレイの表示領域に複数の映像ソースを表示する映像表示装置であって、ディスプレイの複数の表示領域に対してそれぞれ入力される映像ソースを映像表示装置が取得し、取得された映像ソースに含まれる信号の異常を映像表示装置が検知し、複数の映像ソースのうち少なくとも一つの映像ソースの異常が検知されたならば、映像表示装置が正常な映像ソースの表示領域を移動させて表示することとしたので、映像ソースの入力信号が異常な場合であっても、無駄な表示領域を有効活用するとともに利用者にとって見易い画面を表示することができるという効果を奏する。
図1は、本実施例に係る映像表示装置の概要を示す図である。 図2は、本実施例に係る映像表示装置の構成を示すブロック図である。 図3は、車両情報構成部における車両情報再構成処理を説明するための図である。 図4は、車両情報再構成の一例を示す図である。 図5は、優先順位情報の一例を示す図である。 図6は、再合成画面の一例を示す図である。 図7は、確認画面の一例を示す図である。 図8は、映像表示装置が実行する映像合成処理手順の概要を示すフローチャートその1である。 図9は、映像表示装置が実行する映像合成処理手順の概要を示すフローチャートその2である。 図10は、映像表示装置が実行する映像合成処理手順の概要を示すフローチャートその3である。 図11は、映像表示装置が実行する映像合成処理手順の概要を示すフローチャートその4である。 図12は、変形例に係る映像表示装置の構成を示すブロック図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る映像表示装置の好適な実施例を詳細に説明する。なお、以下では、本発明に係る映像表示装置の概要について図1を用いて説明した後に、本発明に係る映像表示装置についての実施例を図2〜図7を用いて説明することとする。
まず、本発明に係る映像表示装置の概要について図1を用いて説明する。図1は、本発明に係る映像表示装置の概要を示す図である。なお、本実施例では、映像表示装置を車両に搭載されるディスプレイに適用する場合について説明するが、パソコンのディスプレイおよびTV等の映像表示装置についても適用することができる。
図1の(A)に示すように、二つの映像ソースを合成してディスプレイへ表示する場合について説明する。画面上方には、自車両に搭載されたセンサによって検知された自車両内の温度やエアコン(空気調節装置)の設定温度等の車両情報が表示されている。また、画面下方には、車載カメラによって撮像された車両近傍のカメラ映像が表示されている。
ここで、車載カメラに何らかの異常が発生した場合に、本発明に係る映像表示装置はカメラ映像の入力信号を受信することができなくなるため、画面下方の表示領域には何も表示されない状態(以下、「黒画」と記載する)となる。このため、黒画の部分領域が無駄な領域となってしまう。
そこで、本発明に係る映像表示装置では、正常である車両情報の映像ソースを、黒画となっていた部分領域も含んだ画面へ表示レイアウトを再構成して表示する。たとえば、図1の(B)に示したように、本発明に係る映像表示装置では、車両情報の映像ソースを、画面中央部へ移動させて表示することとした。
なお、本発明に係る映像表示装置では、利用者にとって最適な大きさとなるように、表示領域のサイズを調整し、ドライバーが見易い大きさに拡大するよう表示レイアウトを再構成して表示してもよい。
また、本発明に係る映像表示装置では、黒画となってしまった部分領域へ他の映像ソース、たとえば、地図映像やDTV映像を表示することとしてもよい。他の映像ソースの選択手法として、予め設定された映像ソースごとの優先順位によって選択してもよいし、ディスプレイへ表示される頻度を本発明に係る映像表示装置が学習し、学習した頻度によって選択することとしてもよい。なお、映像ソースの再構成処理、優先順位および頻度による映像ソースの選択手法の詳細については後述することとする。
このようにすることによって、本発明に係る映像表示装置では、映像ソースの入力信号が異常な場合であっても、無駄な表示領域を有効活用するとともにドライバーにとって見易い画面を表示することができる。
以下では、図1を用いて説明した本発明に係る映像表示装置10についての実施例を詳細に説明する。まず、本実施例に係る映像表示装置10の構成について図2を用いて説明する。
図2は、本実施例に係る映像表示装置10の構成を示すブロック図である。なお、図2では、映像表示装置10の特徴点を説明するために必要な構成要素についてのみ記載している。
図2に示すように、映像表示装置10は、通信I/F(インターフェース)11と、センサ12と、カメラ13と、DTV(Digital Television)14と、操作部15と、ディスプレイ16と、記憶部17と、制御部18とを備えている。
また、制御部18は、車両情報取得部18aと、車両情報構成部18bと、映像ソース取得部18cと、異常検知部18dと、映像合成部18eとをさらに備えており、記憶部17は、閾値情報17aと、優先順位情報17bと、頻度情報17cとを記憶する。
通信I/F11は、センサ12やカメラ13と制御部18との間で通信データまたは映像ソースの送受信を行う通信デバイスで構成されている。たとえば、通信I/F11は、センサ12によって検知された車両内の温度やエアコンの設定温度等の車両情報を車両情報取得部18aへ送信する。
また、通信I/F11は、無線電波等を送受信する図示しないアンテナに接続されており、無線通信を行うための通信デバイスで構成され、情報提供装置あるいはGPS(Global Positioning System)衛星と映像表示装置10との間で、光または電波によってデータの送受信を行う。
なお、情報提供装置とは、道路上に複数設置されおり、DSRC(Dedicated Short Range Communication)に対応した無線機や光ビーコン等の無線機を備えている。また、情報提供装置は、映像表示装置10との双方向通信により、ドライバーに対してリアルタイムに交通情報等を提供する装置のことである。
センサ12は、車両内の温度、気圧、車両向き、および、エアコンの設定温度等、種々の車両に関する情報(以下、「車両情報」と記載する)を検知する計測機器である。カメラ13は、車両に搭載されたカメラであり、たとえば、ドライバーの死角となる車両後方の映像を撮像し、撮像した映像ソースを映像ソース取得部18cへ送信する。
DTV14は、図示しないアンテナを介して受信するデジタルテレビ放送の映像ソースのことであり、かかる映像ソースを通信I/F11を介して映像ソース取得部18cへ送信する。
操作部15は、カメラ13やDTV14等、複数の映像ソースの中からディスプレイ16へ表示させる映像ソースの選択操作や、映像合成部18eによって合成された映像ソースの表示確認に対して承認の操作を受け付ける。
ディスプレイ16は、映像合成部18eによって合成された映像ソースを表示する表示部である。なお、操作部15およびディスプレイ16の表示や操作を行う構成部品を限定する必要はない。したがって、指やポインティングデバイスなどの押圧感知により入力を受け付け、かつ表示出力も兼ねるタッチパネル式の液晶ディスプレイなどを用いることとしてもよい。
また、HUD(Head-Up Display)等のディスプレイによってドライバー前方のフロントガラス部分に半透明状に構成してもよいし、ドライバー前方の計器部分に構成してもよいし、また、ドライバー前方のルームミラー部分に構成してもよい。
記憶部17は、不揮発性メモリやハードディスクドライブといった記憶デバイスで構成される記憶部である。この記憶部17は、映像合成部18eが映像ソースを合成する際に使用する映像ソースの拡大率と比較する閾値を閾値情報17aとして記憶する。
また、記憶部17は、映像合成部18eが映像ソースの選択をする際に使用する映像ソースの優先度を予め優先順位情報17bとして記憶し、ディスプレイ16へ表示される映像ソースの表示頻度を映像ソースごとに頻度情報17cとして記憶する。なお、優先順位情報17bの詳細については後述することとする。
制御部18は、映像表示装置10の全体制御を行う制御部である。車両情報取得部18aは、センサ12によって検知された車両内の温度やエアコンの設定温度等の車両情報を取得する。
また、車両情報取得部18aは、GPSから受信した情報による自車両の位置情報や情報提供装置からの渋滞情報等の各種交通情報を取得する。なお、車両情報取得部18aは、取得した車両情報を車両情報構成部18bへ渡す処理を併せて行う。
さらに、車両情報取得部18aは、車両に搭載された速度計から自車両の走行速度を取得し、走行中であるか、または、停車中であるかを映像合成部18eへ送信する処理を併せて行う。
車両情報構成部18bは、車両情報取得部18aから受け付けた車両情報をディスプレイ16の所定の部分領域へ表示するように、表示位置と表示サイズとを含む画面レイアウトを構成してする処理を行う処理部である。また、車両情報構成部18bは、構成した車両情報の映像ソースを映像ソース取得部18cへ渡す処理を併せて行う。
また、車両情報構成部18bは、異常検知部18dから映像ソースの入力信号が異常であると通知された場合に、車両情報を再構成する。具体的には、映像ソースの入力信号が異常であった場合、かかる映像ソースの表示領域は黒画、青画等の入力無し状態の色となり、無駄な領域となってしまう。
そこで、車両情報構成部18bでは、正常である車両情報の映像ソースを、黒画となっていた部分領域も含んだ画面へ拡大したり、ドライバーに対して見易い位置に移動したりと表示レイアウトを再構成して、映像ソース取得部18cへ渡すこととした。なお、車両情報再構成処理の詳細については後述することとする。
映像ソース取得部18cは、車両情報構成部18bによって構成された車両情報の映像ソース、カメラ13やDTV14等の映像ソースを取得する。また、映像ソース取得部18cは、映像表示装置10がカーナビゲーション機能(以下、「カーナビ」と記載する)を有する場合には、地図映像、ナビゲーション情報(以下、「ナビ情報」と記載する)を取得する。
異常検知部18dは、映像ソース取得部18cが取得した映像ソースの入力信号の異常を検知する処理を行う処理部である。たとえば、異常検知部18dは、受信した映像ソースの入力信号に含まれる水平/垂直同期信号のタイミングのずれや欠損を検知することによって映像ソースの入力信号が異常であると判定する。
また、異常検知部18dは、いずれかの映像ソースの入力信号の異常を検知した場合に、車両情報構成部18bおよび映像合成部18eへ通知する処理を併せて行う。
映像合成部18eは、異常検知部18dによって検知された入力信号の異常を受け付けた場合に、映像ソースを再合成し、再合成した映像をディスプレイ16へ表示するか否かの確認メッセージを報知する。そして、映像合成部18eは、再合成した映像の表示承認の操作を操作部15から受け付けたならば、領域面積判定処理および/または拡大率判定処理によって再合成された映像をディスプレイ16へ表示する。
具体的には、領域面積判定処理は、映像合成部18eが、移動元の映像ソースの表示領域の面積が複数の表示領域のうち、最小である場合に、車両情報構成部18bによって再構成された車両情報の映像を拡大表示しないこととする。なお、映像合成部18eは、かかる面積が最小である場合に拡大表示しないこととしたが、かかる面積が所定の閾値を超えない場合に、拡大表示しないこととしてもよい。
また、拡大率判定処理は、映像合成部18eが、車両情報構成部18bによって再構成された車両情報の映像を拡大した場合の拡大率と閾値情報17aの閾値とを比較して、かかる拡大率が閾値を超えた場合に、ドライバーにとって見難い大きさであると判定し、拡大表示しないこととする。一方、映像合成部18eは、かかる拡大率が閾値を超えない場合には、かかる拡大率へ車両情報の映像を拡大して表示することとする。
映像合成部18eでは、拡大率と閾値とを比較する際、縦と横とを別々に比較して判定する。具体的には、横の拡大率は横用の閾値Aを超えず、縦の拡大率が縦用の閾値Bを超えた場合には、横幅のみを拡大する。なお、縦横の拡大率の合成によって比較することとしてもよい。たとえば、映像合成部18eは、縦横それぞれの割合で拡大した際の面積比を拡大率として、拡大表示するか否かを判定してもよい。
また、映像合成部18eは、黒画となった部分領域へ他の映像ソースを表示する場合には、優先順位情報17bおよび頻度情報17cに基づいて表示する映像ソースを選択し、映像ソースを合成する。その際、映像合成部18eは、選択された映像ソースに対応する頻度情報17cの表示頻度を更新する処理を併せて行う。
このようにして、映像合成部18eは、映像ソースを再合成し、車両情報取得部18aから自車両が走行中であるか否かを取得し、停車中であった場合に、再合成した映像をディスプレイ16へ表示するか否かの確認メッセージを報知する。
一方、映像合成部18eは、自車両が走行中であった場合には、ドライバーが承認操作を行うのは危険であるとみなし、確認メッセージを報知せず待機し、車両情報取得部18aから自車両が停車したことを受け付けたならば、確認メッセージを報知する。
つぎに、車両情報構成部18bが実行する車両情報再構成処理の詳細について図3および図4を用いて説明する。図3は、車両情報構成部18bにおける車両情報再構成処理を説明するための図であり、図4は、車両情報再構成の一例を示す図である。
まず、図3の(A)に示したように、車両情報構成部18bによって車両情報の表示領域には、3種類の車両情報A,B,Cが横一列となるように構成されており、車両情報の下方には、図示しない他の映像ソースが表示されていたとする。
ここで、異常検知部18dによって他の映像ソースの入力信号が異常であると検知された場合には、画面下方の表示領域は黒画となってしまい、無駄な領域となる。したがって、車両情報構成部18bは、車両情報の映像ソースを、黒画となっていた部分領域も含んだ画面へ表示レイアウトを再構成する。
たとえば、図3の(B)に示したように、車両情報構成部18bは、上段に車両情報Aと車両情報Bとを並べ、下段には、車両情報Cを縦横共に拡大して表示されるように再構成した。
つづいて、図4の(A)に示したように、車両内の温度とエアコンの設定状態との2種類の車両情報が横一列に構成されていた場合、車両情報構成部18bは、図4の(B)に示したように、温度の表示部分が縦に並ぶように、車両情報を再構成した。このように、車両情報構成部18bが、車両情報を再構成することによって、ドライバーにとって、見易く最適な画面表示を実現することができる。
つぎに、優先順位情報17bの詳細について図5および図6を用いて説明する。図5は、優先順位情報17bの一例を示す図であり、図6は、再合成画面の一例を示す図である。
図5に示すように、優先順位情報17bは、「映像ソース種別」項目と、「走行中」の「優先順位」項目と、「停車中」の「優先順位」項目とを含んでいる。「映像ソース種別」項目は、映像ソースの種別であり、予め優先順位情報17bには、映像ソースごと、また、車両の状態ごとにディスプレイ16へ表示する優先順位が設定されている。
そして、黒画となった部分領域へ他の映像ソースを表示する場合には、映像合成部18eでは、優先順位情報17bに基づいて表示する映像ソースを選択し、映像ソースを再合成する。
たとえば、ディスプレイ16へ表示する映像ソースが、利用者の選択操作によって車両情報とカメラ13とが選択され、車両情報およびカメラ13の映像がディスプレイ16へ表示されていたとする。ここで、優先順位が2であるカメラ13の映像ソースの入力信号が異常となり、カメラ13の映像ソースが表示されていた領域へ他の映像ソースを表示する場合について説明する。
この場合、図5に示すように、優先順位情報17bには、走行中であれば、地図の優先順位が3(図5の3行目参照)、停車中であれば、DTVの優先順位が3(図5の4行目参照)と設定されている。
したがって、映像合成部18eは、車両情報取得部18aから取得した自車両の状態が走行中であった場合は、図6の(A)に示したように、車両情報の左方へ地図の映像ソースを再合成する。
また、映像合成部18eは、車両情報取得部18aから取得した自車両の状態が停車中であった場合は、図6の(B)に示したように、車両情報の左方へ地図の映像ソースを再合成する。
なお、「優先順位」項目には、車両の状態が走行中の場合と、停車中の場合とに分けて、優先順位が設定されているものとしたが、車両の状態ごとに優先順位が設定されていなくてもよいこととする。
また、映像合成部18eは、優先順位情報17bに基づいて映像ソースを再合成するよう説明したが、映像ソースごとに記憶される頻度情報17cを加味して、再合成する映像ソースを選択することとしてもよい。
つぎに、映像合成部18eが報知する確認画面について図7を用いて説明する。図7は、確認画面の一例を示す図である。
図7に示したように、映像合成部18eは、自車両が停車中であった場合に、再合成した映像をディスプレイ16へ表示するか否かの確認メッセージを、黒画となった表示領域へ報知する。その後、映像合成部18eは、表示承認の操作を受け付けたならば、再合成した映像をディスプレイ16へ表示することとなる。
また、映像合成部18eは、自車両が走行中であった場合には、ドライバーが承認操作を行うのは危険であるとみなし、確認メッセージを報知せず待機し、車両情報取得部18aから自車両が停車したことを受け付けたならば、確認メッセージを報知する。
つぎに、本実施例に係る映像表示装置10が実行する映像合成処理手順の詳細について図8〜図11を用いて説明する。図8〜図11は、映像表示装置10が実行する映像合成処理手順の概要を示すフローチャートその1〜その4である。
まず、図8および図9では、正常である車両情報の映像ソースを、黒画となった部分領域も含んだ画面へ表示レイアウトを再構成して表示する場合について説明する。つづいて、図10および図11では、複数の映像ソースが合成されて表示されていた際、いずれかの映像ソースが異常となり、黒画となった部分領域へ他の映像ソースを表示する場合について説明する。
図8に示すように、車両情報取得部18aは、通信I/F11経由で車両情報を取得したならば(ステップS101)、車両情報構成部18bは、車両情報の表示レイアウトの構成を行う(ステップS102)。
そして、映像ソース取得部18cは、車両情報構成部18bによって構成された車両情報の映像ソースと、カメラ13やDTV14からの映像ソースとを取得して(ステップS103)、異常検知部18dは、映像ソースの入力信号が異常であるか否かを検知する(ステップS104)。
異常検知部18dは、いずれかの映像ソースの入力信号の異常を検知した場合に(ステップS104,Yes)、車両情報構成部18bでは、車両情報の表示レイアウトの再構成を行う(ステップS105)。
そして、映像合成部18eは、再構成された車両情報の映像ソースを取得し(ステップS106)、映像ソースを拡大した場合の拡大率と、閾値情報17aの閾値とを比較する(ステップS107)。
映像合成部18eは、拡大率が閾値を超えない場合に(ステップS108,Yes)、ドライバーにとって見易い画面であると判定し、映像ソースを拡大することによって(ステップS109)、表示する映像を再合成する。
その後、図9に示すように、映像合成部18eは、車両情報取得部18aから自車両が走行中であるか否かの車両情報を取得し(ステップS110)、自車両が停車中であった場合に(ステップS111,Yes)、再合成した映像をディスプレイ16へ表示する旨の確認メッセージを報知する(ステップS112)。一方、映像合成部18eは、自車両が走行中であった場合には(ステップS111,No)、停車中となるまで、ステップS110へ処理を移行する。
ステップS112で報知された確認メッセージに対して、映像合成部18eは、再合成した映像の表示承認の操作を操作部15から受け付けたならば(ステップS113,Yes)、車両情報に対応する頻度情報17cの表示頻度を更新する(ステップS114)。
そして、映像合成部18eは、再合成した車両情報の映像をディスプレイ16へ表示して(ステップS115)、映像表示装置10が実行する一連の映像合成処理を終了する。
一方、異常検知部18dは、すべての映像ソースの入力信号が正常であると検知した場合に(ステップS104,No)、映像ソース取得部18cで取得した映像ソースに対応する頻度情報17cの表示頻度を更新し(ステップS116)、合成画面を表示して(ステップS117)、一連の映像合成処理を終了する。
つづいて、複数の映像ソースが合成され、ディスプレイへ表示されていた際、いずれかの映像ソースが異常となり、黒画となった部分領域へ他の映像ソースを表示する場合について図10および図11を用いて説明する。
なお、図10のステップS201〜ステップS204の処理は、図8で説明したステップS101〜ステップS104と処理内容が同様であるので説明を省略し、ステップS204の説明へ移行する。
ステップS204で、映像合成部18eは、いずれかの映像ソースの入力信号が異常であると検知した場合に(ステップS204,Yes)、優先順位情報17bおよび頻度情報17cを取得する(ステップS205)。
そして、映像合成部18eは、優先順位情報17bと頻度情報17cとに基づいて黒画となった部分領域へ表示する映像ソースの選択を行い(ステップS206)、表示する映像を再合成する。
以降、ステップS207〜ステップS211の処理は、図9で説明したステップS110〜ステップS114と処理内容が同様であるので説明を省略し、ステップS212の説明へ移行する。映像合成部18eは、再合成した画面をディスプレイ16へ表示して(ステップS212)、映像表示装置10が実行する一連の映像合成処理を終了する。
一方、異常検知部18dは、すべての映像ソースの入力信号が正常であると検知した場合には(ステップS204,No)、図9での説明と同様に、映像ソース取得部18cで取得した映像ソースに対応する頻度情報17cの表示頻度を更新し(ステップS213)、合成画面を表示して(ステップS214)、一連の映像合成処理を終了する。
このように、ディスプレイ16に映像を表示する映像表示装置10は、ディスプレイ16に表示する一または複数の映像情報である映像ソースを取得し、取得された映像ソースに含まれる信号の異常を検知したならば、信号の異常が検知された映像ソースを表示していた部分領域を含む表示領域へ一または複数の正常な映像ソースをディスプレイ16へ表示するように構成したので、映像ソースの入力信号が異常な場合であっても、無駄な表示領域を有効活用するとともに利用者にとって見易い画面を表示することができる
なお、上述した実施例では、映像表示装置10内に、一つの制御部18を備え、制御部18では、車両情報やその他の映像ソースを取得し、入力信号の異常を検知したならば、映像を再合成することとした。しかし、上記した構成以外にも、種々の異なる映像表示装置10の構成にて実施されてよいものである。
以下では、変形例に係る映像表示装置100の構成について図12を用いて説明する。図12は、変形例に係る映像表示装置100の構成を示すブロック図である。なお、図2で説明した際の構成要素と同様の機能を有するブロックについては、図2と同じ符号を付与した。
図12に示すように、映像表示装置100は、通信I/F11aと、通信I/F11bと、センサ12と、カメラ13と、DTV14と、操作部15と、ディスプレイ16と、CPU(Central Processing Unit)20と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)30とを備えている。
CPU20は、各装置の制御やデータの計算・加工を行なう中央処理装置であり、CPU20にマイクロプロセッサを採用したマイコンであってもよい。CPU20の制御部21は、車両情報取得部18aと、車両情報構成部18bとをさらに備えており、センサ12からの車両情報を取得し、車両情報の表示レイアウトの構成を行うこととする。
ASIC30は、特定の用途向けに複数機能の回路を一つにまとめた集積回路である。ASIC30の制御部31は、映像ソース取得部18cと、異常検知部18dと、映像合成部18eとをさらに備えており、映像ソースを取得し、いずれかの映像ソースの入力信号が異常であると検知した場合に、映像を再合成してディスプレイ16へ合成画面を表示することとする。
このように、変形例に係る映像表示装置100では、CPU20が車両情報に基づいて表示レイアウトの構成を行い、構成された車両情報の映像を通信I/F11aを介してASIC30へ送信する。一方、ASIC30では、通信I/F11b経由でCPU20から受信した車両情報の映像と他の映像ソースとを合成してディスプレイ16へ表示することにした。
なお、ASIC30は、CPU20のような他の半導体集積回路と比較して、実装面積が極小であり消費電量が少ない上に、製造単価が安価である。したがって、変形例に係る映像表示装置100では、ASIC30へ処理を分散し、CPU20への負荷を低減することによって、製造コストを抑止するとともに表示処理速度を速めることができる。
なお、上述した実施例では、映像表示装置10、100を車両に搭載されるカーナビに適用する例を説明したが、パソコンのディスプレイおよびTV等の映像表示装置についても同様に適用することができる。
また、上述した実施例では、映像表示装置10、100は、センサ12からの、車両内の温度、気圧、車両向き、および、エアコンの設定温度等、種々の車両に関する情報を車両情報として取得して、取得した車両情報を構成し、構成した映像を表示するように説明した。
しかし、映像表示装置10、100は、情報提供装置から受信した道路情報や交通情報に基づいて表示する映像を構成してもよいし、車両情報は上述した項目だけに限定されるものではない。
たとえば、映像表示装置10、100は、車両速度、エンジンの回転速度、水温、油温、電圧および走行距離を車両情報として表示するよう構成してもよいし、ハザードランプ、シフトランプ、ハイビーム、ウインカー等の状態を車両情報として表示するよう構成してもよい。
10 映像表示装置
100 映像表示装置
11 通信I/F
11a 通信I/F
11b 通信I/F
12 センサ
13 カメラ
14 DTV
15 操作部
17 記憶部
17a 閾値情報
17b 優先順位情報
17c 頻度情報
18 制御部
18a 車両情報取得部
18b 車両情報構成部
18c 映像ソース取得部
18d 異常検知部
18e 映像合成部
20 CPU
21 制御部
30 ASIC
31 制御部

Claims (6)

  1. ディスプレイの表示領域に複数の映像ソースを表示する映像表示装置であって、
    前記ディスプレイの複数の表示領域に対してそれぞれ入力される映像ソースを取得する映像ソース取得手段と、
    前記映像ソース取得手段によって取得された前記映像ソースに含まれる信号の異常を検知する異常検知手段と、
    前記異常検知手段によって前記複数の映像ソースのうち少なくとも一つの前記映像ソースの異常が検知されたならば、正常な前記映像ソースの前記表示領域を移動させて表示する表示制御手段と
    を備えたことを特徴とする映像表示装置。
  2. 前記表示制御手段による移動後の前記映像ソースの前記表示領域と移動前の前記表示領域とに基づいて前記移動後の前記正常な映像ソースの拡大率を判定する拡大率判定手段
    をさらに備え、
    前記表示制御手段は、
    前記拡大率判定手段によって判定された前記拡大率が所定の拡大率未満である場合に、前記正常な映像ソースの表示サイズを変更し、前記拡大率判定手段によって判定された前記拡大率が所定の拡大率以上である場合に、前記正常な映像ソースの前記表示サイズを変更しないことを特徴とする請求項1に記載の映像表示装置。
  3. 前記表示領域の大きさを判定する領域面積判定手段
    をさらに備え、
    前記表示制御手段は、
    前記領域面積判定手段によって判定された前記大きさが最小の前記表示領域に対して入力される前記映像ソースについては前記表示サイズを変更しないことを特徴とする請求項1または2に記載の映像表示装置。
  4. 前記表示制御手段は、
    前記映像ソースごとに設定された優先順位が高い前記正常な映像ソースを優先して表示することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の映像表示装置。
  5. 前記表示制御手段は、
    前記映像ソースごとに表示された表示頻度を学習し、学習された前記表示頻度が高い前記正常な映像ソースを優先して表示することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の映像表示装置。
  6. 車両に搭載される前記映像表示装置は、
    自車両が走行中であるか否かの車両情報を取得する車両情報取得手段
    をさらに備え、
    前記表示制御手段は、
    前記車両情報取得手段によって取得された前記車両情報が走行中の場合、表示の移動をしないことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の映像表示装置。



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