JP2012073211A - 電子式電力量計 - Google Patents

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Masamitsu Tanaka
真実 田中
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剛 蔵野
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Abstract

【課題】 配電線から侵入する雷サージが電力需要家内の家電機器や情報機器まで達することを阻止する雷サージ対策を施した電子式電力量計を提供する。
【解決手段】 電線が接続された端子部14を有する筐体12を備え、電線からの通電により電力量を計測する電子式電力量計において、端子部14の電源側端子部15Sと負荷側端子部15Lとを繋ぐ一方の接続線17と、端子部14の電源側端子部16Sと負荷側端子部16Lと繋ぐ他方の接続線18との間に、電源側端子部15S,16Sから侵入するサージを吸収する交換可能なサージ防護素子19を接続する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば一般家庭などの電力需要家が使用する電力量を計測して表示する電子式電力量計に関する。
例えば、一般家庭などの電力需要家が使用する電力量を計測して表示する電力量計として、電子式電力量計が知られている(例えば、特許文献1参照)。この種の電子式電力量計は、図4に示すように、各種電子部品を実装した計測回路1を収容した樹脂製の筐体2を備え、その筐体2の前面に表示部3が設けられていると共に、筐体2の下部に端子部4が設けられている。
この電子式電力量計の端子部4は、電力供給設備からの配電線(図示せず)がネジ止めにより接続される電源側端子部5S,6Sと、電力需要家内の負荷への配電線(図示せず)がネジ止めにより接続される負荷側端子部5L,6Lとが並設された構造を具備する。
特開2007−114025号公報
ところで、一般家庭などの電力需要家では、各種の家電機器や情報機器が使用されており、これら家電機器や情報機器の多様化に伴い、落雷などによる過大な雷サージが家電機器や情報機器の電源線から侵入して、その雷サージでもって家電機器や情報機器が破壊されることを未然に防止する必要がある。
そのため、前述した家電機器や情報機器の電源線から雷サージが侵入してくるのを未然に防止する目的として、電力需要家に設置された電子式電力量計に雷サージ対策を施すことが要望されているというのが現状であった。
そこで、本発明は前述の問題点に鑑みて提案されたもので、その目的とするところは、配電線から侵入する雷サージが電力需要家内の家電機器や情報機器まで達することを阻止する雷サージ対策を施した電子式電力量計を提供することにある。
前述の目的を達成するための技術的手段として、本発明は、電線が接続された端子部を有する筐体を備え、電線からの通電により電力量を計測する電子式電力量計において、電源側端子部から侵入するサージを吸収する交換可能なサージ防護素子を筐体に内蔵させたことを特徴とする。なお、前述の「サージ」は、落雷などによる雷サージ以外の過渡的な過大電圧も含む。
本発明では、電源側端子部から侵入するサージを吸収する交換可能なサージ防護素子を筐体に内蔵させたことにより、電源側端子部から侵入するサージを筐体内のサージ防護素子で阻止することができるので、そのサージが計測回路に達することを回避でき、電子式電力量計をサージから保護することができる。また、このサージ防護素子は交換可能であることから、直撃雷などの過大なサージにより素子破壊が発生しても速やかに新たなサージ防護素子に取り替えることができる。
本発明におけるサージ防護素子は、端子部の電源側端子部と負荷側端子部とを繋ぐ複数の接続線の線間の電源側に接続されていることが望ましい。このようにすれば、サージ防護素子を筐体に内蔵させることが容易に実現できる。
本発明におけるサージ防護素子は、筐体の端子部近傍部位と端子部離隔部位の複数箇所に設けられ、筐体の端子部近傍部位に設けられたサージ防護素子は、筐体の端子部離隔部位に設けられたサージ防護素子よりも低い制限電圧に設定されていることが望ましい。このようにすれば、電源側端子部から侵入するサージから計測回路を防護することができる。
なお、本発明におけるサージ防護素子は、端子部の電源側端子部に設けることも可能である。このようにすれば、電源側端子部から侵入するサージから計測回路を確実に防護することができる。
本発明によれば、電源側端子部から侵入するサージを吸収する交換可能なサージ防護素子を筐体に内蔵させたことにより、電源側端子部から侵入するサージを筐体内のサージ防護素子で阻止することができるので、そのサージが計測回路に達することを回避でき、電子式電力量計をサージから保護することができる。また、このサージ防護素子は交換可能であることから、直撃雷などの過大なサージにより素子破壊が発生しても速やかに新たなサージ防護素子に取り替えることができる。このように簡単なサージ対策により信頼性の高い長寿命の電子式電力量計を提供することができる。
本発明に係る電子式電力量計の実施形態で、前面の保護カバーの一部を省略した正面図である。 図1の電子式電力量計で、前面の保護カバーおよびサージ防護素子を取り外した状態を示す斜視図である。 本発明に係る電子式電力量計の他の実施形態で、前面の保護カバーの一部を省略した正面図である。 従来の電子式電力量計を示す正面図である。
本発明に係る電子式電力量計の実施形態を以下に詳述する。なお、以下の実施形態では、交流単相2線式の電力量計を例示するが、交流単相3線式の電力量計についても適用可能である。
図1に示す実施形態の電子式電力量計は、各種電子部品を実装した計測回路11を収容した樹脂製の筐体12を備え、その筐体12の前面に表示部13が配設されていると共に、筐体12の下部に端子部14が設けられている。この計測回路11は、電源から配電線を介して負荷に供給された電力量を計測する。なお、この筐体12は、計測回路11および端子部14などが設けられたベース部12aとそのベース部12aの前面に着脱自在に取り付けられた保護カバー12bとで構成されている。
この電子式電力量計の端子部14は、電力供給設備からの配電線(図示せず)がネジ止めにより接続される電源側端子部15S,16Sと、電力需要家内の負荷への配電線(図示せず)がネジ止めにより接続される負荷側端子部15L,16Lとが並設された構造を具備する。
端子部14は、筐体12のベース部12aの下部に設けられ、電源側端子部15S,16Sと負荷側端子部15L,16Lとの間に、計測回路11が二つの接続線17,18により電気的に接続されている。電源側端子部15Sと負荷側端子部15Lとを繋ぐ接続線17、および電源側端子部16Sと負荷側端子部16Lとを繋ぐ接続線18は、電源側端子部15S,16Sから負荷側端子部15L,16Lへ至る通電路として、端子部14と計測回路11との間で配線基板(図示せず)上に形成されている。なお、図1中の接続線17,18は模式的に表されている。
このような電子式電力量計が設置された一般家庭などの電力需要家では、各種の家電機器や情報機器が使用されており、これら家電機器や情報機器の多様化に伴い、落雷などによる過大な雷サージが家電機器や情報機器の電源線から侵入して、その雷サージでもって家電機器や情報機器が破壊されることを未然に防止する必要がある。
そこで、電力需要家に設置された電子式電力量計に雷サージ対策を施すため、電源側端子部15から侵入する雷サージを吸収する交換可能なサージ防護素子19、例えばバリスタやサージアブソーバなどを接続線17,18に設けている。つまり、電源側端子部15Sと負荷側端子部15Lとを繋ぐ一方の接続線17と、電源側端子部16Sと負荷側端子部16Lと繋ぐ他方の接続線18との間、すなわち、線間の電源側にサージ防護素子19を端子部近傍部位で接続する。
このように端子部14の電源側端子部15S,16Sから侵入する雷サージを吸収するサージ防護素子19を設けたことにより、電源側端子部15S,16Sから侵入する雷サージをサージ防護素子19で阻止することができるので、そのサージが計測回路11に達することを回避でき、電子式電力量計をサージから保護することができる。
また、図2に示すように、このサージ防護素子19は交換可能であることから、直撃雷などの過大なサージにより素子破壊が発生しても速やかに新たなサージ防護素子19に取り替えることができる。なお、このサージ防護素子19を交換可能にする構造としては、配線基板に設けたコネクタ構造などが可能である。
また、端子部14の電源側端子部15Sと負荷側端子部15Lとを繋ぐ接続線17と、端子部14の電源側端子部16Sと負荷側端子部16Lと繋ぐ接続線18との間、つまり、線間の電源側にサージ防護素子19を端子部近傍部位で接続したことにより、サージ防護素子19を筐体12に内蔵させることが容易に実現できる。
なお、線間の電源側にサージ防護素子19を端子部近傍部位で接続する以外に、線間の電源側にバリスタやサージアブソーバ等の交換可能なサージ防護素子20を端子部離隔部位でさらに接続することも可能である。この場合、つまり、電源側端子部15Sと負荷側端子部15Lとを繋ぐ接続線17と、電源側端子部16Sと負荷側端子部16Lと繋ぐ接続線18との間、すなわち、線間の電源側にサージ防護素子20を端子部離隔部位で接続する場合、線間の電源側で端子部近傍部位に設けたサージ防護素子19は、線間の電源側で端子部離隔部位に設けたサージ防護素子20よりも低い制限電圧に設定することによりさらに内部を保護することが可能である。
このように、線間の電源側で端子部近傍部位に設けたサージ防護素子19を、線間の電源側で端子部離隔部位に設けたサージ防護素子20よりも低い制限電圧に設定することにより、サージ防護素子20によるサージ吸収よりも低い電圧でサージ防護素子19で雷サージを吸収することができるため、電源側端子部15S,16Sから侵入する雷サージから計測回路11を防護することができる。
なお、以上の実施形態では、サージ防護素子19を筐体12の端子部近傍部位に設けた場合や、サージ防護素子20を筐体12の端子部離隔部位に設けた場合について説明したが、本発明はこれに限定されることなく、例えば、図3に示すように、サージ防護素子21を端子部14の電源側端子部15Sと電源側端子16Sとの間に接続することも可能である。これにより、電源側端子部15S,16Sから侵入する雷サージから計測回路11を確実に防護することができる。
本発明は前述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、さらに種々なる形態で実施し得ることは勿論のことであり、本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲に記載の均等の意味、および範囲内のすべての変更を含む。
12 筐体
14 端子部
15S,16S 電源側端子部
15L,16L 負荷側端子部
17,18 接続線
19〜21 サージ防護素子

Claims (4)

  1. 電線が接続された端子部を有する筐体を備え、前記電線からの通電により電力量を計測する電子式電力量計において、前記電源側端子部から侵入するサージを吸収する交換可能なサージ防護素子を前記筐体に内蔵させたことを特徴とする電子式電力量計。
  2. 前記サージ防護素子は、前記端子部の電源側端子部と負荷側端子部とを繋ぐ複数の接続線の線間の電源側に接続されている請求項1に記載の電子式電力量計。
  3. 前記サージ防護素子は、前記筐体の端子部近傍部位と端子部離隔部位の複数箇所に設けられ、前記筐体の端子部近傍部位に設けられたサージ防護素子は、筐体の端子部離隔部位に設けられたサージ防護素子よりも低い制限電圧に設定されている請求項1又は2に記載の電子式電力量計。
  4. 前記サージ防護素子は、前記端子部の電源側端子部に設けられている請求項1に記載の電子式電力量計。
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