JP2012071333A - スポット溶接方法及びその装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】3個以上のワークが積層されて形成された積層体に対してスポット溶接を施す際、ワーク同士の接触面にナゲットを十分に成長させる。
【解決手段】例えば、高抵抗な金属板18、20、低抵抗な金属板22を下方からこの順序で積層した積層体16aに対してスポット溶接を行う場合、正の極性である第1溶接チップ10、負の極性である第2溶接チップ12で積層体16aを挟持する。同時に、負の極性である補助電極14を、接触面近傍の接触抵抗が大きい金属板18、20の中、積層体16aの内方に臨む金属板20に当接させる。溶接の初期段階では、第1溶接チップ10及び第2溶接チップ12による積層体16aに対する加圧力を比較的小さくし、その後、加圧力を上昇させて通電を続行する。
【選択図】図3

Description

本発明は、3個以上のワークを積層して形成される積層体に対してスポット溶接を行うスポット溶接方法及びその装置に関する。
例えば、自動車車体を製造するに際しては、いわゆるハイテン鋼からなり且つ厚みが大きい高抵抗ワーク同士を積層し、さらに、軟鋼からなり且つ厚みが小さい低抵抗ワークを積層して形成される積層体に対してスポット溶接を行う場合がある。
特許文献1には、このような積層体に対するスポット溶接方法が提案されている。具体的には、第1溶接チップ及び第2溶接チップによる積層体に対する加圧力を、通電の初期段階では小さく、後期段階では大きくし、且つ第1溶接チップと第2溶接チップ間に流す電流を、通電の初期段階では大きく、後期段階では小さくするようにしている。すなわち、この場合、通電の初期段階では低加圧力・高電流値に設定され、後期段階では高加圧力・低電流値に設定される。
特開2006−55898号公報
上記した積層体の場合、最下及び中央の高抵抗ワークは電気抵抗が大きいので、該高抵抗ワーク同士の接触面近傍における接触抵抗も大きい。このため、前記の通電の際に、互いの接触面近傍に大きなジュール熱が発生する。一方、中央の高抵抗ワークと最上の低抵抗ワークとの接触面近傍における接触抵抗は、高抵抗ワーク同士の接触面近傍に比して小さい。低抵抗ワークの電気抵抗が小さいからである。
従って、積層体に対してスポット溶接を行うと、先ず、高抵抗ワーク同士の接触面近傍に溶融部が形成される。場合によっては、低抵抗ワークと高抵抗ワークの接触面近傍に溶融部が形成される前に、高抵抗ワーク同士間の溶融部が大きく成長することがある。
ところで、特許文献1記載の従来技術では、上記したように、通電の初期段階では加圧力を小さくしている。従って、ワーク同士の間に微小なギャップが形成される懸念がある。このような状態で低抵抗ワークと高抵抗ワークの接触面に溶融部を形成するべく通電を続行すると、高抵抗ワーク同士間のギャップから、溶融部が飛散する(スパッタが発生する)懸念がある。
しかしながら、通電を停止すると、低抵抗ワークと高抵抗ワークの接触面に十分な大きさの溶融部、ひいては該溶融部が凝固した固相としてのナゲットが形成されないので、低抵抗ワークと高抵抗ワークとの接合強度を確保することが困難となる。
このような不具合を回避するべく、通電の初期段階における加圧力を大きくした場合には、低抵抗ワークと高抵抗ワークの接触面積が大きくなるので、接触面近傍の接触抵抗が小さくなる。このため、ジュール熱が小さくなるので、溶融部、ひいてはナゲットを十分な大きさに成長させることが容易でなくなる。
本発明は上記した問題を解決するためになされたもので、3個以上のワークから形成される積層体中のワーク同士の接触面近傍にナゲットを十分に成長させることが可能であり、しかも、スパッタが発生する懸念を払拭し得るスポット溶接方法及びその装置を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、3個以上のワークを積層することで形成した積層体に対してスポット溶接を行うスポット溶接方法であって、
前記積層体を第1溶接チップ及び第2溶接チップで挟持するとともに、前記積層体中で接触抵抗が最大となる2個のワークの中の前記積層体の内方に臨む内方ワークを、アース電極、又は、前記内方ワークに隣接して前記積層体の外方に臨む外方ワークに近接する前記第2溶接チップと同一の極性の電極に対して電気的に接続する工程と、
前記第1電極チップから前記第2溶接チップに向かう電流を流すことで、前記第1電極チップから前記内方ワークを経由して前記電極に向かう電流を発生させるとともに、前記第1溶接チップと前記第2溶接チップによって第1の加圧力で前記積層体を押圧し、前記内方ワークを他のワークと接合する工程と、
前記第1の加圧力よりも大きな第2の加圧力で前記積層体を押圧し、前記内方ワークと前記外方ワークとを接合する工程と、
を有することを特徴とする。
すなわち、本発明においては、第1溶接チップ及び第2溶接チップで積層体を挟持するのみでなく、接触面近傍の接触抵抗が積層体中で最大となる2個の高抵抗ワーク(内方ワークと外方ワーク)中、積層体の内方に位置する高抵抗ワーク(内方ワーク)に対して、アース電極か、又は、第2溶接チップと同一極性である電極を電気的に接続し、この状態で通電を行う。
通電初期には、積層体は、比較的小さな第1の加圧力をもって挟持されている。従って、積層体中の低抵抗ワークと他のワークとの接触面積が小さくなり、このため、該接触面近傍の接触抵抗が大きくなる。その結果、この接触面近傍において大きなジュール熱が発生するので、十分に成長した溶融部、ひいてはナゲットを容易に得ることができる。
一方、接触抵抗が最大である高抵抗ワーク同士の接触面積も小さくなるので、この接触面近傍における接触抵抗が大きくなる。従って、この接触面近傍に電流が流れることが困難となる。その結果、電流の大部分は、第2溶接チップには向かわず、アース電極か、又は、第2溶接チップと同一極性である電極に優先的に向かう。
このため、接触抵抗が最大である高抵抗ワーク同士の接触面近傍では、溶融部がさほど成長しない。従って、高抵抗ワーク同士にギャップが存在している場合であっても、上記のようにして低抵抗ワークと他のワークとの間に溶融部を成長させている間にスパッタが発生することが回避される。
その後、積層体に対する加圧力が上昇する。これに伴って高抵抗ワーク同士の接触面積が小さくなり、接触抵抗も小さくなる。すなわち、両者の接触面近傍に電流が容易に流れるようになり、電流の大部分が第2溶接チップには向かうようになる。これにより、この接触面近傍において大きなジュール熱が発生し、十分に成長した溶融部(ナゲット)を得ることができる。
この間、低抵抗ワークと他のワークとの間の接触抵抗が小さくなるので、両者の接触面近傍において過大なジュール熱が発生することが回避される。また、低抵抗ワークと他のワークとの間には既に電流が通過しているので、いわゆるなじみが向上している。従って、低抵抗ワークと他のワークとの間からスパッタが発生することは困難である。
以上のように、本発明によれば、スパッタが発生することを回避しながら、隣接するワーク同士の接触面近傍に十分な大きさのナゲットを得ることが可能となる。従って、接合強度に優れた接合品を得ることができる。
なお、第2溶接チップと同一極性の電極を得るには、例えば、第2溶接チップに対して前記電極を電気的に接続すればよい。
また、本発明は、3個以上のワークを積層することで形成した積層体に対してスポット溶接を行うためのスポット溶接装置であって、
前記積層体を挟持するための第1溶接チップ及び第2溶接チップと、
前記積層体中で接触抵抗が最大となる2個のワークの中の前記積層体の内方に臨む内方ワークに対して電気的に接続される電極と、
を有し、
前記電極は、アース電極であるか、又は、前記内方ワークに隣接して前記積層体の外方に臨む外方ワークに近接する前記第2溶接チップと同一の極性であることを特徴とする。
このような構成とすることにより、上記したスポット溶接を実施することができる。このため、隣接するワーク同士の接触面近傍に十分な大きさのナゲットが形成されて接合強度に優れた接合品を得ることができる。
上記したように、例えば、第2溶接チップに対して前記電極を電気的に接続することにより、両者の極性を容易に一致させることができる。
前記電極がアース電極である場合には、積層体を把持するクランプ機構をさらに設けるとよい。この場合、クランプ機構とともにアース電極によって前記積層体をクランプすることにより、積層体を一層安定した姿勢とすることが可能となる。すなわち、スポット溶接を行うことが容易となる。
本発明によれば、第1溶接チップ及び第2溶接チップで積層体を挟持するのみでなく、接触面近傍の接触抵抗が積層体中で最大となる2個の高抵抗ワーク中、積層体の内方に位置する高抵抗ワークに対して、アース電極か、又は、第2溶接チップと同一極性である電極を電気的に接続し、且つ、初期には比較的小さな第1の加圧力をもって、その後は第1の加圧力よりも大きな第2の加圧力をもって積層体を加圧しながら、通電を行うようにしている。
このように加圧力を設定することにより、積層体内を流れる電流の経路を制御することができる。この制御により、スパッタが発生することを回避しつつ、隣接するワーク同士の接触面近傍に十分な大きさのナゲットを得ることが可能となる。その結果、接合強度に優れた接合品が得られるに至る。
第1実施形態に係るスポット溶接装置の要部拡大図である。 図1に示す第1溶接チップ及び第2溶接チップで積層体を挟持するとともに、補助電極を中央のワーク(金属板)に当接させた状態を模式的に示した縦断面図である。 図2から、第1の加圧力で積層体を挟持しつつ通電を開始した状態を模式的に示した縦断面図である。 図3から、加圧力を上昇した第2の加圧力で積層体を挟持しつつ通電を開始した状態を模式的に示した縦断面図である。 中央のワーク(金属板)に対し、補助電極に代替してアース電極を電気的に接続した状態を模式的に示した縦断面図である。 第2実施形態に係るスポット溶接装置の要部拡大図である。
以下、本発明に係るスポット溶接方法につき、これを実施するスポット溶接装置との関係で好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。
図1は、第1実施形態に係るスポット溶接装置の要部拡大図である。このスポット溶接装置は、第1溶接チップ10、第2溶接チップ12及び補助電極14を具備する図示しない溶接ガンを有し、この場合、該溶接ガンは、例えば、6軸ロボット等の多関節ロボットのアーム部先端に配設される。多関節ロボットのアームに溶接ガンが配設された構成は公知であることから、この構成についての詳細な説明は省略する。
長尺棒状に形成された第1溶接チップ10と第2溶接チップ12は、これら第1溶接チップ10及び第2溶接チップ12の間に溶接対象である積層体16aを挟持し、且つ該積層体16aに対して通電を行うものである。これら第1溶接チップ10及び第2溶接チップ12は、それぞれ、図示しない電源の正極又は負極に対して電気的に接続されている。すなわち、本実施の形態において、第1溶接チップ10、第2溶接チップ12の極性は、それぞれ、正(+)、負(−)であり、スポット溶接を行う際には、第1溶接チップ10から第2溶接チップ12に向かう方向に電流が流れる。
略L字形状の補助電極14は、この場合、第2溶接チップ12に連結されることにより、該第2溶接チップ12に対して電気的に接続されている。すなわち、補助電極14の極性は、第2溶接チップ12と同じく負(−)であり、正(+)の極性である第1溶接チップ10とは逆である。
前記溶接ガンがいわゆるX型のものである場合、第1溶接チップ10は、開閉自在なチャック対を構成する一方のチャック爪に設けられ、第2溶接チップ12及び補助電極14は、前記チャック対の残余のチャック爪に設けられる。すなわち、チャック対が開動作又は閉動作することに伴い、第1溶接チップ10と第2溶接チップ12及び補助電極14とが互いに離間又は接近する。
前記溶接ガンは、いわゆるC型のものであってもよい。この場合、第2溶接チップ12及び補助電極14は固定アームの先端に配置され、一方、第1溶接チップ10は、例えば、ボールネジに連結される。ボールネジが回転付勢されることに伴い、第1溶接チップ10が第2溶接チップ12及び補助電極14に対して接近又は離間する。
以上の構成において、前記電源及び前記チャック対(又はボールネジ)は、制御手段としての図示しないガンコントローラに電気的に接続されている。すなわち、電源の付勢・滅勢、及び前記チャック対の開閉動作(又はボールネジの昇降動作)は、ガンコントローラによって制御される。
溶接対象である積層体16aにつき若干説明すると、この場合、積層体16aは、3枚の金属板18、20、22が下方からこの順序で積層されることによって構成される。この中の金属板18、20の厚みはD1(例えば、約1mm〜約2mm)に設定され、金属板22の厚みはD1に比して小寸法のD2(例えば、約0.5mm〜約0.7mm)に設定される。要するに、金属板18、20の厚みは同一であり、金属板22はこれら金属板18、20に比して薄肉である。換言すれば、金属板22の厚みは、積層体16aを構成する3枚の金属板18、20、22中で最小である。
金属板18、20は、例えば、いわゆるハイテン鋼であるJAC590、JAC780又はJAC980(いずれも日本鉄鋼連盟規格に規定される高性能高張力鋼板)からなる高抵抗ワークであり、金属板22は、例えば、いわゆる軟鋼であるJAC270(日本鉄鋼連盟規格に規定される高性能絞り加工用鋼板)からなる低抵抗ワークである。金属板18、20は同一金属種であってもよいし、異種金属種であってもよい。
以上から諒解されるように、積層体16aは、高抵抗ワーク(金属板18)、高抵抗ワーク(金属板20)、低抵抗ワーク(金属板22)が第2溶接チップ12側から第1溶接チップ10に向かうに従ってこの順序となるように積層されることで構成されている。従って、ワーク同士の接触面近傍の接触抵抗は、高抵抗ワーク同士の組み合わせである金属板18、20の方が大きく、一方、高抵抗ワークと低抵抗ワークの組み合わせである金属板20、22の方が小さくなる。
すなわち、この場合、接触抵抗が最大となる2個のワークの組み合わせは、金属板18、20である。そして、この組み合わせの中、金属板20が積層体16aの内方に臨む。すなわち、内方ワークとなる。その一方で、内方ワークである金属板20に隣接する金属板18は、積層体16aの外方に臨む外方ワークである。
金属板18には、その一部を切り欠くことによって挿入窓24が形成されている。従って、該挿入窓24には金属板20の下端面が露呈しており、補助電極14は、この挿入窓24に挿入されて金属板20に当接している。これにより、補助電極14と金属板20とが電気的に接続されている。
上記したように、外方ワークである金属板18には第2溶接チップ12が当接する。すなわち、金属板18(外方ワーク)に近接する第2溶接チップ12と、内方ワークである金属板20に電気的に接続された補助電極14とは、同一の極性である。
第1実施形態に係るスポット溶接装置は、基本的には以上のように構成される要部を具備するものであり、次に、その作用効果につき、スポット溶接方法との関係で説明する。
積層体16aに対して抵抗溶接を行う際、換言すれば、金属板18、20同士を接合するとともに金属板20、22同士を接合する際には、先ず、前記ガンコントローラの制御作用下に、前記多関節ロボットが、第1溶接チップ10と第2溶接チップ12の間に積層体16aが配置されるように前記溶接ガンを移動させる。その後、チャック爪同士が閉動作したり、又はボールネジ機構が付勢されたりすることにより、第1溶接チップ10と第2溶接チップ12及び補助電極14とが相対的に接近し、その結果、互いの間に積層体16aが挟持される。補助電極14の先端部は、この挟持と同時に、金属板18に形成された挿入窓24に挿入されて金属板20の下端面に当接する。
この状態を、模式的な縦断面図として図2に示す。なお、金属板20と補助電極14との電気的接続は、等価的な回路図に模して示している。
この時点での第1溶接チップ10、第2溶接チップ12による積層体16aへの各加圧力をf1、f1’とすると、積層体16aには、f1とf1’の和であるF1(第1の加圧力)が作用する。このF1は、積層体16aを十分に保持し得る程度であれば十分である。なお、金属板20に対する補助電極14の加圧力は、該補助電極14が金属板20に接触する程度に小さく設定して差し支えない。すなわち、補助電極14による加圧力は、無視し得る程度である。
図1及び図2に示す状態が形成されたことを接触式センサ等によって認識した前記ガンコントローラは、第1溶接チップ10から第2溶接チップ12に向かう電流を流すように制御を行う。これにより、図3に示すように、通電が開始される。
ここで、第1溶接チップ10及び第2溶接チップ12による積層体16aに対する加圧力F1が十分に小さいため、金属板20、22同士の間に作用する接触圧力も小さい。その結果、これら金属板20、22同士の接触面積も小さくなっている。従って、金属板20、22同士の接触面近傍の接触抵抗が大きくなる。ただし、金属板22は、電気抵抗及び厚みの双方が小さい低抵抗ワークであるので、第1溶接チップ10を出発した電流iは、金属板22を通過して金属板20に到達することが可能である。
そして、この電流iに基づくジュール熱により、金属板20、22の間が加熱されて溶融し、溶融部26が形成される。
その一方で、金属板18、20の間に作用する接触圧力も小さくなるので、これら金属板18、20同士の接触面積も小さくなる。このため、金属板18、20同士の接触面近傍の接触抵抗が一層大きくなり、金属板18から金属板20を経由して第2溶接チップ12に向かう電流が流れることが困難となる。従って、電流の大部分は、図3に電流iとして示すように、高抵抗となった金属板18、20の接触面近傍には向かわず、補助電極14に向かって流れる。
以上のように、スポット溶接を開始した初期段階では、金属板20、22の接触面近傍が優先的に発熱し、溶融部26を形成する。一方、金属板18、20の接触面近傍の接触抵抗が大きく電流が流れ難いため、金属板18、20の接触面近傍に溶融部が成長することが抑制される。従って、金属板18、20の間にギャップが存在していたとしても、スパッタが発生することは困難である。
溶融部26は、通電が継続される限り、時間の経過とともに成長する。還元すれば、通電を所定の時間継続することにより、溶融部26、ひいてはナゲットを十分に成長させることができる。なお、通電継続時間に対する溶融部26(ナゲット)の成長の度合いは、テストピース等を用いたスポット溶接試験で予め確認しておけばよい。
ガンコントローラに予め設定された所定の時間が到達すると、ガンコントローラは、第1溶接チップ10及び第2溶接チップ12による積層体16aに対する加圧力を上昇させる。すなわち、図4に示すように、第1溶接チップ10及び第2溶接チップ12による各加圧力を、f1、f1’からf2、f2’に増加し、F1よりも大きいF2(第2の加圧力)に設定する。
この加圧力上昇に伴い、金属板20、22の間、金属板18、20の間に作用する接触圧力が大きくなる。その結果、金属板20、22同士、金属板18、20同士の各接触面積が大きくなる。従って、金属板20、22同士、金属板18、20同士の接触面近傍の接触抵抗が低減される。
この接触抵抗の低減に伴い、図4に電流iとして示すように、金属板20に到達した電流が金属板18に向かうようになる。この電流iに基づくジュール熱により、金属板18、20の間が加熱されて溶融し、溶融部28が形成される。
以降は、溶融部28が十分に成長するまで通電を継続すればよい。通電継続時間に対する溶融部28の成長の度合いも、テストピース等を用いたスポット溶接試験で予め確認しておけばよい。なお、金属板20、22の接触面近傍の接触抵抗が金属板18、20の接触面近傍に比して小さいので、溶融部28を成長させるために通電を行っている間、溶融部26はさほどは成長しない。
以上から諒解されるように、積層体16aに対する加圧力を上記のように制御することによって、高抵抗ワークである金属板20と、低抵抗ワークである金属板22との接触面近傍に十分な大きさの溶融部26を得た後、高抵抗ワーク同士である金属板18、20同士の接触面近傍に十分な大きさの溶融部28を成長させることができる。
ここで、金属板18、20の接触面近傍では、上記したように接触抵抗が小さいため、発生するジュール熱が小さい。しかも、この接触面には電流が既に通過しているので、これら金属板18、20の接触面のなじみが向上している。従って、金属板18、20の接触面からスパッタが発生することは困難である。
すなわち、本実施の形態によれば、金属板20、22の間の溶融部26を成長させる際、金属板18、20の間の溶融部28を成長させる際の双方で、スパッタが発生することを回避することができる。
前記ガンコントローラに予め設定された所定時間(溶融部28が十分成長し得る時間)が経過すると、例えば、ON/OFFスイッチが切断されることによって通電が停止され、その後、第1溶接チップ10が第2溶接チップ12及び補助電極14に対して相対的に離間する。又は、第1溶接チップ10を金属板22から離間させることで第1溶接チップ10と第2溶接チップ12及び補助電極14を電気的に絶縁し、これにより通電を停止するようにしてもよい。
このようにして通電(溶接)が停止されることに伴い、金属板18、20同士、金属板20、22同士の接触面近傍の発熱も終了する。時間の経過とともに溶融部26、28がともに冷却固化してナゲットとなり、このナゲットを介して金属板18、20同士、金属板20、22同士が互いに接合される。
以上のようにして、積層体16aを構成する金属板18、20同士、金属板20、22同士が接合され、その結果、接合品が得られるに至る。
この接合品においては、金属板18、20同士の接合強度と同様に、金属板20、22同士の接合強度も優れる。上記したように、低抵抗ワークである金属板22と高抵抗ワークである金属板20との接触面近傍に、ナゲットが十分に成長しているからである。
なお、上記した第1実施形態では、金属板20を、第2溶接チップ12と同一の極性である補助電極14に電気的に接続する場合を例示して説明したが、図5に模式的に示すように、アース電極30に接続するようにしてもよい。この場合においても、第1溶接チップ10及び第2溶接チップ12による積層体16aに対する加圧力を上記のように制御したときには、電流は、図3及び図4に電流iとして示す経路に優先的に流れる。
次に、第2実施形態に係るスポット溶接装置につき説明する。なお、図1〜図5に示される構成要素と同一の構成要素には同一の参照符号を付し、その詳細な説明を省略する。
図6は、第2実施形態に係るスポット溶接装置の要部拡大図である。このスポット溶接装置は、第1溶接チップ10、第2溶接チップ12の他、クランプ機構40を具備する。なお、この場合の溶接対象は、積層体16bである。
クランプ機構40は、支持基盤42と、クランプ爪44a、44bとを有する。すなわち、支持基盤42には、高さ方向寸法が比較的小さい第1柱状部材46a〜46dが立設され、第1柱状部材46a〜46dの各先端には、台座48a〜48dがそれぞれ設けられる。積層体16bは、全ての台座48a〜48d上に載置されることで支持される。
また、支持基盤42には、高さ方向寸法が比較的大きい第2柱状部材50a、50bも複数個立設される。第2柱状部材50aの先端に設けられた長尺支持板52には、クランプ爪44a及びアース電極30が回動機構54aを介して回動自在に支持される。一方、第2柱状部材50bの先端に設けられた短尺支持板56には、クランプ爪44bが回動機構54bを介して回動自在に支持される。クランプ爪44a、44b及びアース電極30の回動は、ガンコントローラの作用下に回動機構54a、54bが付勢されることによって行われる。
この場合、積層体16bは、ハイテン鋼からなり高抵抗ワークである金属板18、20に対し、軟鋼からなる加工ワーク58の平坦な溶接部60が積層されることで形成されている。なお、加工ワーク58は、断面略コ字状に折曲された一端から、前記溶接部60が突出して延在するように成形された形状をなす。
加工ワーク58の溶接部60の厚みは、金属板18、20に比して小さい。このことと、加工ワーク58が、電気抵抗が小さい軟鋼からなることとが相俟って、加工ワーク58、ひいては溶接部60の電気抵抗が、金属板18、20に比して小さくなる。換言すれば、加工ワーク58は低抵抗ワークである。すなわち、この場合も、第2溶接チップ12から第1溶接チップ10に向かう方向に、高抵抗ワーク(金属板18)、高抵抗ワーク(金属板20)、低抵抗ワーク(加工ワーク58の溶接部60)がこの順序で配設される。
加工ワーク58の溶接部60の一部は切り欠かれ、これにより挿入窓24が形成されている。アース電極30は、この挿入窓24を介して露呈した金属板20の上端面に当接することが可能である。
第2実施形態では、先ず、積層体16bが台座48a〜48dに載置される。勿論、この際には、挿入窓24の位置がアース電極30の位置に対応するように積層体16bの位置が調整される。
次に、ガンコントローラの制御作用下に回動機構54a、54bが付勢され、これにより、クランプ爪44a、44bが回動して台座48b、48cとともに金属板18、20及び溶接部60(積層体16b)をクランプする。同時に、アース電極30が挿入窓24に挿入されて金属板20の上端面に当接する。
次に、第1溶接チップ10及び第2溶接チップ12が積層体16bを挟持し、上記と同様に加圧力F1をもって積層体16bを加圧する。その後、ガンコントローラの制御作用下に、第1溶接チップ10から第2溶接チップ12に向かう電流が出発する。以降、上記した理由から、電流は、第1溶接チップ10からアース電極30に向かう方向に優先的に流れる(図3の電流i参照)。
所定時間が経過して溶接部60と金属板20との間に溶融部が十分に成長した後、ガンコントローラは、積層体16bに対する第1溶接チップ10及び第2溶接チップ12の加圧力を、F1からF2に上昇させる。これに伴い、上記と同様に、電流が第1溶接チップ10から第2溶接チップ12に向かう方向に優先的に流れるようになる(図4参照)。
すなわち、第2実施形態においても、高抵抗ワークである金属板20と、低抵抗ワークである溶接部60との接触面近傍に十分な大きさのナゲットを得ることができるとともに、高抵抗ワーク同士である金属板18、20同士の接触面近傍にも、十分な大きさのナゲットを得ることができる。勿論、第1実施形態と同様に、金属板18、20の間、金属板20、溶接部60の間にスパッタが発生することを回避することもできる。
積層体16bの複数箇所に対して溶接を行う場合、第1溶接チップ10及び第2溶接チップ12を変位させ、別部位に対して上記と同様の加圧力制御を行えばよい。図6中の参照符号62a〜62cは、そのようにして溶接がなされることで形成された接合箇所を示す。
なお、上記した第1実施形態及び第2実施形態では、3個のワークを積層することで積層体16a、16bを形成するようにしているが、ワークの個数は特にこれに限定されるものではなく、4個以上であってもよい。
また、積層体が、ハイテン鋼からなる金属板18、20、軟鋼からなる金属板22(又は溶接部60)の組み合わせに特に限定されるものではないことは勿論である。
さらに、スポット溶接の開始から終了まで電流値を一定とする必要は特になく、加圧力をF1とするときの電流値と、F2とするときの電流値とを相違させるようにしてもよい。
10…第1溶接チップ 12…第2溶接チップ
14…補助電極 16a、16b…積層体
18、20、22…金属板 24…挿入窓
26、28…溶融部 30…アース電極
40…クランプ機構 44a、44b…クランプ爪
54a、54b…回動機構 58…加工ワーク
60…溶接部 62a〜62c…接合箇所

Claims (5)

  1. 3個以上のワークを積層することで形成した積層体に対してスポット溶接を行うスポット溶接方法であって、
    前記積層体を第1溶接チップ及び第2溶接チップで挟持するとともに、前記積層体中で接触抵抗が最大となる2個のワークの中の前記積層体の内方に臨む内方ワークを、アース電極、又は、前記内方ワークに隣接して前記積層体の外方に臨む外方ワークに近接する前記第2溶接チップと同一の極性の電極に対して電気的に接続する工程と、
    前記第1電極チップから前記第2溶接チップに向かう電流を流すことで、前記第1電極チップから前記内方ワークを経由して前記電極に向かう電流を発生させるとともに、前記第1溶接チップと前記第2溶接チップによって第1の加圧力で前記積層体を押圧し、前記内方ワークを他のワークと接合する工程と、
    前記第1の加圧力よりも大きな第2の加圧力で前記積層体を押圧し、前記内方ワークと前記外方ワークとを接合する工程と、
    を有することを特徴とするスポット溶接方法。
  2. 請求項1記載のスポット溶接方法において、前記第2溶接チップに対して前記電極を電気的に接続することを特徴とするスポット溶接方法。
  3. 3個以上のワークを積層することで形成した積層体に対してスポット溶接を行うためのスポット溶接装置であって、
    前記積層体を挟持するための第1溶接チップ及び第2溶接チップと、
    前記積層体中で接触抵抗が最大となる2個のワークの中の前記積層体の内方に臨む内方ワークに対して電気的に接続される電極と、
    を有し、
    前記電極は、アース電極であるか、又は、前記内方ワークに隣接して前記積層体の外方に臨む外方ワークに近接する前記第2溶接チップと同一の極性であることを特徴とするスポット溶接装置。
  4. 請求項3記載のスポット溶接装置において、前記電極が、前記第2溶接チップに対して電気的に接続されたことを特徴とするスポット溶接装置。
  5. 請求項3記載のスポット溶接装置において、前記電極がアース電極であり、且つ前記積層体を把持するクランプ機構をさらに有し、前記アース電極は、前記クランプ機構とともに前記積層体をクランプすることを特徴とするスポット溶接装置。
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