JP2012070808A - 洗濯乾燥機 - Google Patents

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Abstract

【課題】乾燥時における回転ドラム又は内槽内の洗濯物の動きを良くして、乾燥時間を短縮でき、消費電力を低減可能な乾燥運転が可能な洗濯乾燥機を提供する。
【解決手段】乾燥時に内部が乾燥室となる外槽と、この外槽内に回転自在に配置され洗濯物を収容する内槽と、この内槽を駆動するモータと、前記外槽を支持する筐体を備えた洗濯乾燥機において、前記内槽の内側面に手前側から奥側にかけて設けられ前記内槽の回転に伴って前記洗濯物を掻き揚げる主リフターと、前記内槽の内側面であって前記主リフターの間に設けられた補助リフターを有し、前記主リフターは、前記手前側の高さが、前記奥側の高さと比べて低く、前記主リフターの前記奥側の高さが、前記補助リフターの前記奥側の高さと比べて高くなるようにした。
【選択図】 図2

Description

本発明は、衣類を収容する内槽を回転させながら洗濯および乾燥させる洗濯乾燥機に関する。
乾燥機又は洗濯から乾燥までを連続して行える洗濯乾燥機による衣類の乾燥は、送風ファンと熱源により高温・低湿度の空気を作り、これを洗濯槽内に吹込み、衣類の温度を高くし、衣類から水分を蒸発させ、蒸発した水分を機外へ排出することにより行う。このため、洗濯物を効率よく乾燥させるには、洗濯物と温風との接触をよくすることが望ましい。これに関する従来技術として特許文献1〜3がある。一方、洗濯むらの低減を図る従来技術では、特許文献4がある。
特開2010−46323号公報 特開2009−22688号公報 特許第4387812号公報 特開2005−334565号公報
回転ドラム又は内槽に押し込められた洗濯物は、乾燥がすすむにつれ、衣類の含水量が減って、見かけ上膨張して回転ドラム又は内槽内に広がる。回転ドラム又は内槽に対する洗濯物の動きが悪くなる。このため、洗濯物を完全に乾燥させるには、長時間を要し、消費電力量も増す。これに対して、回転ドラム底部に攪拌回転体を設ける従来技術では、回転ドラム内での占有容積が大きく、構成も複雑となる。また、ドラム回転軸芯方向へ突出させたバッフルとドラム底面部に設けた補助バッフルとを備えた従来技術では、バッフルに対して補助バッフルが連接されているため、乾燥時の補助バッフル単体による洗濯物の攪拌などの効果が得られない。また補助バッフルを回転ドラム底部側に設けた従来技術では、脱水時の振動と騒音を低減する形状であり、乾燥運転時の洗濯物の攪拌に最適な形状には至っていない。洗濯物の洗いむらを低減するために補助リフターを設ける従来技術においても、乾燥運転時の洗濯物の攪拌に最適な形状には至っていない。
そこで、本発明は、乾燥時における回転ドラム又は内槽内の洗濯物の動きを良くして、乾燥時間を短縮でき、消費電力を低減可能な乾燥運転が可能な洗濯乾燥機を提供することを目的とする。
乾燥時に内部が乾燥室となる外槽と、この外槽内に回転自在に配置され洗濯物を収容する内槽と、この内槽を駆動するモータと、前記外槽を支持する筐体を備えた洗濯乾燥機において、前記内槽の内側面に手前側から奥側にかけて設けられ前記内槽の回転に伴って前記洗濯物を掻き揚げる主リフターと、前記内槽の内側面であって前記主リフターの間に設けられた補助リフターを有し、前記主リフターは、前記手前側の高さが、前記奥側の高さと比べて低く、前記主リフターの前記奥側の高さが、前記補助リフターの前記奥側の高さと比べて高くなるようにした。
本発明によれば、乾燥工程全体を通して洗濯物と温風との接触が良好になるので、乾燥時間を短縮でき、消費電力量を低減可能な洗濯乾燥機を提供できる。
本発明の第1の実施例に係るもので洗濯乾燥機の斜視図を示す。 本発明の第1の実施例に係るもので回転ドラムの内面を明記した部分断面図を示す。 本発明の第1の実施例に係るもので乾燥工程前半のヒータ加熱時における洗濯乾燥機の断面図を示す。 本発明の第1の実施例に係るもので洗濯時の補助リフターの作用を示すイメージ図である。 本発明の第1の実施例に係るもので高速脱水時の補助リフターの作用を示すイメージ図である。 本発明の第1の実施例に係るもので乾燥工程前半における補助リフターによる洗濯物からの水分の搾出としわ伸ばしの様子を示す。 本発明の第1の実施例に係るもので乾燥工程後半の送風排気時における洗濯乾燥機の断面図を示す。 本発明の第1の実施例に係るもので乾燥時におけるドラム反転に伴う洗濯物の補助リフターまわりの転がり攪拌の様子を示す。 本発明の第1の実施例に係るもので補助リフターの斜視図を示す。 本発明の第1の実施例に係るもので補助リフターの断面図を示す。 本発明の第1の実施例に係るもので洗濯乾燥機の制御装置のブロック図を示す。 本発明の第1の実施例に係るもので洗濯乾燥機の制御処理プログラムのフローチャートを示す。 本発明の第1の実施例に係るもので補助リフターの高さと消費電力量の低減効果の関係を示した図である。 本発明の第2の実施例に係るもので補助リフターの斜視図を示す。 本発明の第3の実施例に係るもので補助リフターの斜視図を示す。
以下、本発明の実施例を図面により説明する。
図1は、本発明の第1の実施例に係るもので、洗濯乾燥機の斜視図を示す。ベース1の上部には鋼板と樹脂成形品で組合わされて構成された筐体2が載せられている。筐体2の正面には洗濯物30を出し入れするドア3と前面カバー22及び背面には背面カバー23が設けられている。
また、図2は、内槽である回転ドラム29の内側面に設けられ、手前側から奥側にかけて奥行方向全長にわたる長さを有する主リフター(洗濯用リフター)33及び補助リフター(補助突起物)52の配置に着目した部分断面図である。主リフター33は、回転ドラムの駆動軸を中心として120度ずつずらして3個取り付けてある。さらに補助リフター52は、主リフター33と60度ずれた位置に3個取り付けてある。すなわち回転ドラム29に対して、主リフター33と補助リフター52の計6個が、交互に60度ずつずれた位置に取り付けられた配置となっている。
また、主リフター33の高さH1に対して、補助リフター52の高さH2を低くし、本実施例では主リフター33の最大高さHa1=45mmに対して補助リフター52の高さH2=15mmとしている。
回転ドラム29が奥行き方向で傾斜させて配置させるドラム式洗濯乾燥機においては、主リフター33は図2に示すように、洗濯水及び洗濯物30が洗濯運転時により多くたまる奥側で高く、トビラのある手前側で低くするのが好ましい。主リフター33は、奥側においては、洗濯物30に加えて洗濯水自身を攪拌する役割も果たし、手前側では、洗濯物の攪拌は小さくて済むことから奥側よりも低くすることで、洗濯物30の出し入れの妨げにもならない。また、主リフター33に、奥側から手前側にかけて緩やかな傾斜をもたせることで、回転ドラム29の回転に応じて奥側の洗濯物30を手前側に移送させる作用も得られる。
これに対して補助リフター52は、主に乾燥過程において軽くなった洗濯物30の攪拌を目的の一つとするため、回転ドラム29の奥行方向全体にわたっての攪拌効果を得るために、主リフター33の奥側高さHa1よりも低く、トビラ側付近の手前側高さHb1とほぼ同レベルの高さとするのが好ましい。尚、この補助リフター52は、手前側の高さと奥側の高さが略同じとなっている。
図3は、本発明の第1の実施例に係るもので、洗濯乾燥機の断面図を示す。また図中の空気の流れは、乾燥工程前半におけるヒータ加熱時の流れの様子を示す。まず、洗濯乾燥機の概略構造について説明する。
筐体2の内側には、乾燥時に内部が乾燥室となる外槽20を備え、この外槽20が、下部の複数個のサスペンション21により支持されている。外槽20内に回転自在に配置された回転ドラム29には、ドア3を開けて投入された洗濯物30を収容しており、回転ドラム29の開口部の外周には脱水時の洗濯物30のアンバランスによる振動を低減するための流体バランサー31が設けられている。また、回転ドラム29の内側には、その回転に伴って洗濯物30を掻き揚げる複数個の主リフター33が設けられている。回転ドラム29は、回転ドラム用金属製フランジ34に連結された主軸35を介してドラム駆動用モータ36に直結されている。外槽20の開口部には弾性体からなるゴム系のパッキン38が取り付けられている。このパッキン38は外槽20内とドア3との水密性を維持する役割をしている。これにより、洗い,すすぎ及び脱水時の水漏れの防止が図られている。
回転ドラム29は、側壁に遠心脱水および通風用の多数の小孔(図示せず)を有する。外槽20の底壁に開口した排水口37は、排水弁8を介して排水ホース9に接続する。またオーバーフローホース17はドラム背面の送風ダクト40に取り付けられており、排水弁8手前で排水口37からのホースと合流させる。即ち、排水弁8が開となれば、排水ホース9と連通される構成となっている。
回転ドラム29内の洗濯物30に送風を導く送風ダクト40と送風手段たるファン49とヒータ50を含む乾燥装置6は、外槽20から離して筐体2に固定(図示せず)されている。送風ダクト40と通風口32は柔軟構造のベローズ4で略水平に接続し、ヒータ50の出口と吹出しノズル11は外槽20の最上面から中心までの間に且つ外槽20の中心より前面の位置に柔軟構造のベローズで外槽20に対し略垂直に接続して外槽20の振動を吸収している。排水口37,ファン49の吸気口及び吐出口には温度センサ(図示せず)が設けてある。
このように構成したドラム式洗濯乾燥機の洗濯工程について説明する。洗濯工程においては、回転ドラム29内に洗濯物を投入し、排水弁8を閉じた状態で給水して外槽20に洗濯水を溜め、回転ドラム29を回転させて洗濯物30を洗濯する。ドラム式洗濯乾燥機の場合、回転ドラム29の回転に伴って、主リフター33により洗濯物30をドラム頭頂部に持ち上げた後、重力により回転ドラム29底部に落とすたたき洗いが主流となる。本発明では、主リフター33の間に設けた補助リフター52は、主リフター33よりも高さが低いため、補助リフター52自身による洗濯物30の持ち上げ効果は小さい。しかしながら主リフター33に保持されて持ち上げられる洗濯物30と絡み合った洗濯物30を、回転ドラム29の回転からずり落とさずに支持させながら持ち上げることができる。これにより、より多くの洗濯物30を、落差の大きいたたき洗いとすることができ、洗浄力を増すことができる。図4に回転ドラム29の回転に伴う補助リフター52による洗濯物30の持ち上げ効果の様子を示す。
次に、脱水工程について説明する。脱水工程においては、排水弁8を開いて外槽20内の洗濯水を排水し、回転ドラム29を回転させて遠心脱水する。高速で脱水するには、洗濯物30を回転ドラム29内において極力均一にバランスよく分配配置させるのが好ましい。このため脱水初期には低速から緩やかに速度を増していき、回転ドラム29内で洗濯物30を適当に転がしながら回転ドラム29内壁に序々に押し付けていく。このとき、補助リフター52は、洗濯物30が転がるときの段差として作用し、洗濯物30の動きを活発にすることができ、分散を促すことができる。さらに速度を増して回転ドラム29が高速に達し、遠心力により洗濯物30を回転ドラム29内壁に保持させるまでは、補助リフター52は、洗濯物30に対してひっかかりの役目となり、回転ドラム29の回転に対して洗濯物30がずり落ちるのを防止させて偏るのを防ぐことができる。高速脱水時は、洗濯物30は遠心力により回転ドラム29の内壁に押し付けられる。本発明では、補助リフター52は主リフター33とは完全に個別に設けられているため、補助リフター52の頭頂部をまたいで、その両側の回転ドラム29内壁に押し付けられた洗濯物30は、補助リフター52の頭頂部での絞り効果により、水分を搾出でき、脱水率を向上できる。また補助リフター52の頭頂部には、搾出された水分を排水する排水孔が設けてあり、搾出された水分は速やかに回転ドラム29外へ排水できる。図5に脱水時の補助リフター52による搾出のようすを示す。
以下、乾燥工程について説明する。まず、乾燥工程の前半では、図3に示すように、ヒータ50により加熱して温風となった空気を回転ドラム29内へ吹出しノズル11を通して送風して、洗濯物30と熱交換させるとともに洗濯物30から水分を蒸発させる。蒸発した水分を含んで高湿となった空気を、送風ダクト40を通してファン吸込口に導き、再びファン出口に設けたヒータ50により加熱して回転ドラム29内へ送風する。このとき回転ドラム29出口の高湿な空気は、外槽20及び送風ダクト40を通るときに、前記外槽20及び前記送風ダクト40とも熱交換して、飽和蒸気圧が下がる分の水分を前記外槽20及び前記送風ダクト40の壁面において凝縮させる。図6に乾燥工程前半における補助リフター52による洗濯物30からの水分の搾出としわ伸ばしの様子を示す。補助リフター52は、温風が風圧により、洗濯物30を回転ドラム29又は内槽に押し付けたときに、補助リフター52の頭頂部に接触した洗濯物30から、水の搾出ができるとともに、補助リフター52の頭頂部をはさんで引き伸ばされることにより、しわ伸ばしができて、洗濯物30と温風との有効接触面積を広げることができる。このため、温風の吹出し風速は、しわ伸ばしの作用を重視すると、おおよそ300km/hが好ましい。
乾燥工程の後半では、吸気弁13および排水弁8を開く。図7に、乾燥工程後半の送風排気時における洗濯乾燥機内の空気の流れを示す。本実施例では、筐体2内を通って周囲の空気を送風路内に導く吸気手段を備えている。具体的には、ファン吸込側にある吸気弁13を開くことにより、筐体2内における送風ダクト40外の周囲空気を吸込み、回転ドラム29内へ送風する。回転ドラム29から押し出される空気は、排水口37より排水ホース9を通り、排水トラップ10の水封じを破って排水口39に排出される。一般的な排水トラップの場合、水封じ高さは50〜80mm程度あるため、水封じを破るには排水ホース9側の圧力は約1000Pa以上必要となる。また、排水口39からの臭気を抑えるため、水封じを破った後も高い圧力(所定以上の圧力)を確保する必要があり、排水ホース9排気による送風排気工程中は、高い圧力を保つようにファン49を制御する。回転ドラム29からの排気は、排水口37から排水弁8までの接続ホースと、オーバーフローホース17とを通して排気させる。一方、主に筐体2底部から筐体2内に導かれる吸気は、筐体2上部にある吸気口18までの間に、ドラム駆動用モータ36やファンモータ51の周囲を通されるため、高温となって吸気弁13から送風路内に取り込まれる。このため通常は、ファン出口に設けてあるヒータ50は通電する必要はない。補助リフター52は、乾燥が進み軽くなった洗濯物30を主リフター33と同様に、回転ドラム29又は内槽の回転に伴って一旦持ち上げてから落下させることができ、洗濯物30どうしの攪拌とともに、温風と洗濯物30の接触をより良くすることができる。さらに回転ドラム29又は内槽の反転時には、洗濯物30が補助リフター52を段差として乗り越えるときに補助リフター52を回転軸として回転させることができ、洗濯物30の攪拌及び洗濯物30とドラム内温風との接触を促すことができる。これらの作用により、補助リフター52により乾燥ムラも減らすことができる。図8に乾燥時における回転ドラム29反転に伴う洗濯物30の補助リフター52まわりの転がり攪拌の様子を示す。
乾燥終了後は、排水口39側の圧力より排水ホース9側の圧力を高く保ちながら水封じを破らない圧力レベルまでファン49の回転数を下げて、給水電磁弁28を開いて流し、排水トラップ10の水封じを回復させて乾燥工程終了となる。
このように、乾燥終了後に、排水ホース9側の圧力を所定以上に保ちながら排水ホース9を経由して排水口37に水を供給することにより、排水口39からの臭気を抑えながら排水トラップ10の水封じを回復させることができる。
なお、この排水トラップ10の回復は、排水ホース9側の圧力を高く保っていれば、(排水ホース排気の)乾燥運転の最後又は乾燥運転の終了後のいずれでも良い。
図9は、本発明における補助リフター52の拡大斜視図であり、図10は、本発明における補助リフター52の断面形状を示したものである。補助リフター52の底面部の幅は、回転ドラム29内側面に開けられた複数の脱水孔53の円周方向ピッチP1の間に収まる大きさとなっている。すなわち補助リフター52を取り付けたことにより、脱水孔53の数が極端に減ることはない。長さは、回転ドラム29奥行きにわたる長さとし、回転ドラム29の奥行き全体にわたって、洗濯物30を攪拌させる。高さ方向の形状は、水分を効率よく搾出できるように、頭頂部に向かってつぼまる形状(略台形)とし、頭頂部には脱水孔53を設けてある。脱水孔53は、頭頂部から底面部にかけて補助リフター52を高さ方向に貫通させ、底面付近において連通したものとしてある。このような形状とすることにより、頭頂部で搾出した水分を効率よく回転ドラム29外へ排出できる。さらに頭頂部を鋭角としない形状とするため、洗濯物30を痛めることもない。
図11は、洗濯乾燥機の制御装置41のブロック図である。26はマイクロコンピュータで、各スイッチ24,24a,24bに接続される操作ボタン入力回路25や水位センサ44,温度センサ45と接続され、使用者のボタン操作や洗濯工程,乾燥工程での各種情報信号を受ける。マイクロコンピュータ26からの出力は、駆動回路5に接続され、給水電磁弁28,排水弁8,ドラム駆動用モータ36,ファン61,ヒータ62,吸気弁13などに接続され、これらの開閉や回転,通電を制御する。また、使用者に洗濯乾燥機の動作状態を知らせるための7セグメント発光ダイオード表示器7や発光ダイオード15,ブザー19に接続される。
前記マイクロコンピュータ26は、電源スイッチ47が押されて電源が投入されると起動し、図12に示すような洗濯および乾燥の基本的な制御処理プログラムを実行する。
ステップS101
洗濯乾燥機の状態確認及び初期設定を行う。
ステップS102
操作パネル48の表示器7を点灯し、操作ボタンスイッチ24bからの指示入力にしたがって洗濯/乾燥コースを設定する。指示入力がない状態では、標準の洗濯/乾燥コースまたは前回実施の洗濯/乾燥コースを自動的に設定する。例えば、操作ボタンスイッチ24aを指示入力された場合は、乾燥の高仕上げコースを設定する。
ステップS103
操作パネル48のスタートスイッチ24からの指示入力を監視して処理を分岐する。
ステップS104
洗濯を実行する。洗濯は洗い,中間脱水,すすぎ,最終脱水を順次実行するが、通常のドラム式洗濯乾燥機と同様であるので、詳細な説明は省略する。
ステップS105
洗濯乾燥コースが設定されているかどうかを確認して処理を分岐する。洗濯コースのみが設定されている場合は、運転を終了する。
ステップS106
洗濯乾燥コースが設定されている場合は、温風脱水を実行する。温風脱水は、ファン49を低速回転で運転し、ヒータ50に通電して温風を回転ドラム29内に吹込み衣類の温度を上昇させる。同時に、回転ドラム29を高速で回転させ温まった衣類から効果的に水分を脱水する(温度が上がると水の粘性が低下するため効率よく脱水できる)。本実施の形態例では、ファン49の回転数を毎分11000回転程度に設定している。これは、許容電流値(15A)を超えないようにするためである。
ステップS107
乾燥運転1を実行する。ファン49は低速回転、ヒータ50は通電し、回転ドラム29の正逆回転を繰り返し、回転ドラム29内の洗濯物30の位置を入れ替えながら、高温の温風を洗濯物30に吹き付ける。洗濯物30全体の温度が上昇し衣類から水分が蒸発する。温風が風圧により、洗濯物30を回転ドラム29又は内槽に押し付けたときに、補助リフター52の頭頂部に接触した洗濯物30から、水の搾出ができるとともに、補助リフター52の頭頂部をはさんで引き伸ばされることにより、しわ伸ばしができる。
ステップS108
乾燥開始からの経過時間が規定の時間になったかどうかを確認して処理を分岐する。
ステップS109
乾燥開始から規定の時間が経過した場合、もしくは中間温度と初期温度の差が規定の温度より大きくなった場合、洗濯物30の乾燥度が(=乾布の質量/湿布の質量)が0.90〜0.95と判断し、ヒータ50の通電をOFF、吸気弁13を開き、ファン49を高速回転して洗濯物30の水分を排水ホース9から排水口37に排出する。乾燥がすすみ軽くなった洗濯物30を主リフター33と同様に、回転ドラム29又は内槽の回転に伴って一旦持ち上げてから落下させることができ、洗濯物30どうしの攪拌とともに、温風と洗濯物30の接触をより良くすることができる。さらに回転ドラム29又は内槽の反転時には、洗濯物30が補助リフター52を段差として乗り越えるときに補助リフター52を回転軸として回転させることができ、洗濯物30の攪拌及び洗濯物30とドラム内温風との接触を促すことができる。
ステップS110
外槽下部排水口温度T1aと外気温度T2aを測定する(初期温度の設定)。
ステップS111
乾燥開始からの経過時間が規定の時間になったかどうかを確認して処理を分岐する。
ステップS112
終了判定のための外槽下部排水口温度T1bと外気温度T2bを測定する。
ステップS113
排気開始からの経過時間が規定の時間になったかどうかを確認して処理を分岐する。
ステップS114
外槽下部排水口温度と外気温度の各々中間温度と終了判定温度との差を求め(ΔT1=T1a−T1b,ΔT2=T2a−T2b)、さらにそれらの温度差(ΔT1−ΔT2)が規定温度以上であるかどうかを確認して処理を分岐する。
ステップS115
排気開始から規定の時間が経過した場合、もしくは中間温度と終了温度の差が規定の温度より大きくなった場合、洗濯物の乾燥度が(=乾布の質量/湿布の質量)が1.0以上となり乾燥が終了したと判断し、排水口39側の圧力より排水ホース9側の圧力を高く保ちながら水封じを破らない圧力レベルまでファン61の回転数を下げて給水電磁弁28を開いて冷却水を流し、排水トラップ10の水封じを回復させる。
ステップS116
給水電磁弁28を開いてからの経過時間が規定の時間になったかどうかを確認して処理を分岐する。
ステップS117
水位センサ44の圧力が規定の圧力になったかどうかを確認して処理を分岐する。
ステップS118
給水電磁弁28を開いてから規定の時間が経過した場合、もしくは水位センサ44の圧力が規定の圧力より大きくなった場合、排水トラップ10の水封じが回復したと判断し、ファン49を停止、ドラム駆動用モータ36を停止、吸気弁13を閉じ、給水電磁弁28を閉じて乾燥工程が終了する。
このように構成した洗濯乾燥機は、ファン49へ吸込まれる筐体2内部空気を補うために、外部空気を筐体内に取り込んで、筐体2内において外槽20,ドラム駆動用モータ36,ファン49などの排熱により温める。直接外部空気を吸込んだ場合と比較して乾燥工程の消費電力量全体の約7%を削減できる。
また、外部空気を吸込んでも排水ホース9より洗濯物30の水分を排水口39に排出するため室内の環境を悪化させることはない。
主リフター33の間に、ドラム奥行き長さと同等で高さが主リフター33よりも約30mm低い補助リフター52を設けて布の攪拌をよくすることにより、所望の布温度まで加熱するための温風温度を低く抑えることができる。放熱損失を小さくできることと、規定の乾燥状態までの乾燥時間を短縮することができることにより、補助リフター52なしの場合よりも消費電力量を約5%削減できる。
図13は、回転ドラム径630mm,主リフター高さ45mmの洗濯乾燥機における補助リフター52による消費電力量の低減率(補助リフター52なしを基準)と、補助リフター52の高さとの関係を示したものである。消費電力量の面からは、補助リフター52の高さは約15mmが最良となる。それよりも小さいと、水分の搾出やドラム反転時の転がり効果が小さく、反対に大きくなると、反って洗濯物30の分散に対して障害物となり、分散配置を阻害してしまうことと、回転ドラム内容積を大きく減少させてしまうことにより、負の効果となる。さらに分散配置が円滑でなくなるため、脱水立ち上げでのバランスが取れにくくなる。よって、補助リフター52の高さは、下限値を10mmとして最適高さはおおよそ15mmとする。この補助リフター52の高さは、主リフター33の最大高さの0.3倍以上0.4倍以下程度に相当し、回転ドラム29の内径の2%以上3%以下程度に相当する。
図14は、本発明における補助リフター52の第2の実施例を示したものである。本実施例では、補助リフター52の高さを回転ドラム29の奥行き方向で変化させた形状としている。このような構成とすることにより、補助リフター52に押し付けられた洗濯物30のしわ伸ばしが三次元となり、より乾きむらを減らすことができる。洗濯物30にかかる引張力も三次元となり、さらに水分の搾出も強化できる。
図15は、本発明における補助リフター52の第3の実施例を示したものである。本実施例では、補助リフター52を回転ドラム奥行き方向に対して、蛇行した形状としている。このような構成とすることにより、図14の実施例と同様に、補助リフター52に押し付けられた洗濯物30のしわ伸ばしが三次元となり、より乾きむらを減らすことができる。さらに回転ドラム29の反転時に伴う洗濯物30の動きもより複雑にできるため、洗濯物30の攪拌を促進できる。
また、上記説明してきた補助リフター52の効果は、熱源をヒートポンプなどに置き換えても、何ら変わらないことは言うまでもない。
1 ベース
2 筐体
3 ドア
4 ベローズ
5 駆動回路
6 乾燥装置
7 表示器
8 排水弁
9 排水ホース
10 排水トラップ
11 吹出しノズル
12 循環空気
13 吸気弁
14 筐体内部空気
15 発光ダイオード
16 外部空気
17 オーバーフローホース
18 吸気口
19 ブザー
20 外槽
21 サスペンション
22 前面カバー
23 背面カバー
24,24a,24b スイッチ
25 操作ボタン入力回路
26 マイクロコンピュータ
27 フィルタダクト
28 給水電磁弁
29 回転ドラム
30 洗濯物
31 流体バランサー
32 通風口
33 主リフター
34 金属製フランジ
35 主軸
36 ドラム駆動用モータ
37 排水口
38 パッキン
39 排水口
40 送風ダクト
41 制御装置
42 吸気口
43 ベース部
44 水位センサ
45 温度センサ
46 振動センサ
47 電源スイッチ
48 操作パネル
49 ファン
50 ヒータ
51 ファンモータ
52 補助リフター
53 脱水孔

Claims (8)

  1. 乾燥時に内部が乾燥室となる外槽と、この外槽内に回転自在に配置され洗濯物を収容する内槽と、この内槽を駆動するモータと、前記外槽を支持する筐体を備えた洗濯乾燥機において、前記内槽の内側面に手前側から奥側にかけて設けられ前記内槽の回転に伴って前記洗濯物を掻き揚げる主リフターと、前記内槽の内側面であって前記主リフターの間に設けられた補助リフターを有し、前記主リフターは、前記手前側の高さが、前記奥側の高さと比べて低く、前記主リフターの前記奥側の高さが、前記補助リフターの前記奥側の高さと比べて高いことを特徴とする洗濯乾燥機。
  2. 乾燥時に内部が乾燥室となる外槽と、この外槽内に回転自在に配置され洗濯物を収容する内槽と、この内槽を駆動するモータと、前記外槽を支持する筐体と、前記内槽に温風を送風するための、加熱手段および送風手段を有する乾燥装置と、前記外槽から排出される水を排出する排水ホースと、前記筐体内を通って周囲の空気を送風路内に導く吸気手段を備えた洗濯乾燥機において、前記内槽の内側面に手前側から奥側にかけて設けられ前記内槽の回転に伴って前記洗濯物を掻き揚げる主リフターと、前記内槽の内側面であって前記主リフターの間に設けられた補助リフターを有し、前記主リフターは、前記手前側の高さが、前記奥側の高さと比べて低く、前記主リフターの前記奥側の高さが、前記補助リフターの前記奥側の高さと比べて高いことを特徴とする洗濯乾燥機。
  3. 請求項1または2において、前記補助リフターは、前記手前側の高さと前記奥側の高さが略同じであることを特徴とする洗濯乾燥機。
  4. 請求項3において、前記補助リフターの底面部の幅が、前記内槽の内側面に設けられた複数の脱水孔の円周方向ピッチよりも小さいことを特徴とする洗濯乾燥機。
  5. 請求項4において、前記補助リフターには、高さ方向に貫通した複数の脱水孔が設けられていることを特徴とする洗濯乾燥機。
  6. 請求項3において、前記補助リフターの高さが10mm以上15mm以下であることを特徴とする洗濯乾燥機。
  7. 請求項3において、前記補助リフターの高さが前記主リフターの最大高さの0.3倍以上0.4倍以下であることを特徴とする洗濯乾燥機。
  8. 請求項3において、前記補助リフターの高さが前記内槽の内径の2%以上3%以下であることを特徴とする洗濯乾燥機。
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