JP2012062189A - クレーン及び船舶 - Google Patents

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Abstract

【課題】動力発生源として電動機を含むクレーンにおいて、回生電力の無駄な消費を抑制すること。
【解決手段】クレーンは、巻上装置3と、俯仰装置4と、旋回装置5と、油圧装置20とを有する。油圧装置20は、油圧装置用電動機21と、巻上装置用ポンプ22とを含んでおり、巻上装置3を駆動する。俯仰装置4は、俯仰装置用電動機25によって駆動され、旋回装置5は、旋回装置用電動機24によって駆動される。俯仰装置用電動機25及び旋回装置用電動機24の回生電力は、油圧装置用電動機21に供給される。
【選択図】図5

Description

本発明は、動力発生源として電動機を含むクレーン及び船舶に関する。
クレーン(起重機)は、荷役対象を吊り上げて運ぶ装置である。近年は、荷役対象が降下する際に、巻上装置を駆動する電動機に回生電力を発生させ、これを蓄電器に蓄えるクレーンが提案されている。例えば、特許文献1には、電力の供給を受けて荷役対象を上昇させるとともに、荷役対象を降下させる場合に電力を発生する回生制動機を有する起重機が記載されている。
特開2008−81054号公報、[0006]
特許文献1に記載されている発明は、回生制動機が発生した電力を、蓄電器又は起重機以外の電気設備に電力を供給する。しかし、特許文献1に記載されている発明は、回生制動機が発生した電力を消費する対象がない場合や蓄電器に蓄電する余地がない場合等には、回生により得られた電力を電気抵抗等で消費させる等の手段が必要になる。その結果、回生により得られた電力を無駄に消費してしまうことになる。特許文献1には、かかる事項について開示も示唆もなく、改善の余地がある。
本発明は、動力発生源として電動機を含むクレーンにおいて、回生電力の無駄な消費を抑制することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るクレーンは、巻上装置と、俯仰装置と、旋回装置とを有するクレーンにおいて、前記巻上装置と前記俯仰装置と前記旋回装置とのうち1つ又は2つに加圧した作動油を供給して駆動する油圧装置と、前記油圧装置の動力発生源の電動機である油圧装置用電動機と、前記油圧装置が駆動しない装置の動力発生源である電動機と、を含み、当該電動機の回生電力は、前記油圧装置用電動機に供給されることを特徴とする。
本発明は、荷役対象を吊り下げるためのワイヤロープを巻上げる巻上装置と、先端に滑車を有し、当該滑車に前記ワイヤロープを通して荷役対象を吊るジブを俯仰させる俯仰装置と、前記ジブを旋回させる旋回装置と、を有するクレーンに適用される。本発明は、このようなクレーンにおいて、巻上装置と俯仰装置と旋回装置とのうち1つ又は2つの動力発生源を油圧装置とし、残りの動力発生源を電動機とする。すなわち、本発明は、巻上装置と、俯仰装置と、旋回装置とのうち1つ又は2つを、加圧された作動油によって駆動し、残りの装置を電動機の軸出力によって駆動する。そして、電動機の回生電力は、油圧装置を駆動する油圧装置用電動機に供給される。
油圧装置は、アイドリング中においても作動油を吐出するため、一定の負荷がある。このため、油圧装置は、運転中には常にエネルギを消費しており、その大きさは、アイドリング中において消費するエネルギの大きさ以上である。本発明に係るクレーンは、巻上装置と、俯仰装置と、旋回装置とのうち1つ又は2つは、油圧装置によって駆動されるので、本発明のクレーンは、荷役作業の有無に関わらず、常にエネルギを消費している。したがって、電動機で駆動される装置の回生電力を油圧装置用電動機へ供給することにより、回生電力を油圧装置用電動機で消費することができる。その結果、電気抵抗で熱に変換して大気中へ放出される回生電力を低減できるので、回生電力の無駄な消費を抑制できる。
本発明の望ましい態様として、前記電動機は、発生する回生電力の総和の最大値が前記油圧装置のアイドリング状態における負荷以下であることが好ましい。このようにすれば、油圧装置を動力発生源としない装置の電動機が発生する回生電力は、確実に油圧装置で消費できる。その結果、回生電力の無駄をより確実に抑制できる。
本発明の望ましい態様として、前記油圧装置は、少なくとも前記巻上装置に加圧した作動油を供給することが好ましい。巻上装置は、巻上装置と、俯仰装置と、旋回装置との中で最も使用頻度が高いので、これらの中でエネルギを消費する機会が最も多いと考えられる。したがって、巻上装置の動力発生源を油圧装置とすることにより、油圧装置を動力発生源としない装置の電動機が発生する回生電力が消費される機会を多くすることができる。その結果、回生電力の無駄をより確実に抑制できる。
本発明の望ましい態様として、前記油圧装置は、前記俯仰装置にも加圧した作動油を供給することが好ましい。このように、油圧装置が巻上装置及び俯仰装置の両方を駆動することで、油圧装置が消費するエネルギは増加するとともに、油圧装置がエネルギを消費する機会も増加する。また、旋回装置が消費するエネルギは、巻上装置、俯仰装置と比較して小さい。このため、旋回装置の動力発生源である電動機によって得られた回生電力が油圧装置によって消費される機会はさらに増加するとともに、回生電力をすべて油圧装置で消費できる可能性も高くなる。その結果、回生電力の無駄をより確実に抑制できる。
本発明の望ましい態様として、少なくとも前記巻上装置は、電動機を動力発生源とすることが好ましい。巻上装置は、巻上装置と、俯仰装置と、旋回装置との中で最も使用頻度が高いので、これらの中でエネルギを消費する機会が最も多いと考えられる。また、巻上装置が荷役対象によって駆動される際のエネルギは、俯仰装置又は旋回装置よりも大きいことが多い。したがって、巻上装置の動力発生源を電動機とすることにより、前記電動機が発生する回生電力を、油圧装置用電動機に必要なエネルギとして充当しやすくなる。
本発明の望ましい態様として、前記油圧装置は、前記俯仰装置と前記旋回装置とに加圧した作動油を供給することが好ましい。このようにすれば、電動機が発生した回生電力をすべて油圧装置用電動機で消費しやすくなるので、発電機へ回生電力が戻るおそれを抑制できる。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るデッキクレーンは、巻上装置と、俯仰装置と、旋回装置とを有するクレーンにおいて、前記巻上装置と前記俯仰装置と前記旋回装置とのうち1つ又は2つを油圧装置用電動機によって油圧装置を駆動する電動油圧駆動とし、その他を電動機によって直接駆動される電動駆動とし、前記電動機の回生電力を前記電動油圧駆動の駆動電力系に給電することを特徴とする。
このようにすれば、電動機で直接駆動される装置の回生電力を油圧装置用電動機へ給電することにより、回生電力を電動油圧駆動の油圧装置用電動機で消費することができる。その結果、電気抵抗で熱に変換して大気中へ放出される回生電力を低減できるので、回生電力の無駄な消費を抑制できる。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係るデッキクレーンは、巻上装置と、俯仰装置と、旋回装置とを有するクレーンにおいて、前記巻上装置を油圧装置用電動機によって油圧装置を駆動する電動油圧駆動とし、前記俯仰装置と前記旋回装置とを電動機によって直接駆動される電動駆動とし、前記俯仰装置を駆動する電動機の回生電力を前記巻上装置の電動油圧駆動の駆動電力系に給電することを特徴とする。
巻上装置は、デッキクレーンが有する装置の中で最も使用頻度が高いので、これらの中でエネルギを消費する機会が最も多いと考えられる。したがって、巻上装置を電動油圧駆動とすることにより、油圧装置を動力発生源とせず、電動機に直接駆動される装置の電動機が発生する回生電力が消費される機会を多くすることができる。その結果、回生電力の無駄をより確実に抑制できる。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る船舶は、前記クレーンを搭載したことを特徴とする。この船舶は、上述したクレーンを搭載しているので、回生電力の無駄な消費を抑制できる。その結果、クレーンが消費する電力を低減できるので、船舶全体の電力消費も抑制できる。
本発明は、動力発生源として電動機を含むクレーンにおいて、回生電力の無駄な消費を抑制できる。
図1は、本実施形態に係るクレーンを搭載した船舶の全体図である。 図2は、本実施形態に係るクレーンの構成を示す全体構成図である。 図3は、クレーンの動力発生源として油圧装置を用いて荷役作業をした場合における消費エネルギの変化を示す説明図である。 図4は、クレーンの動力発生源として電動機を用いて荷役作業をした場合における消費エネルギの変化を示す説明図である。 図5は、本実施形態に係るクレーンの動力発生源の第1構成例を示す模式図である。 図6は、本実施形態に係るクレーンの動力発生源の第2構成例を示す模式図である。 図7は、本実施形態に係るクレーンの動力発生源の第3構成例を示す模式図である。 図8は、本実施形態に係るクレーンの動力発生源の第4構成例を示す模式図である。
本発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。以下においては、デッキクレーンをクレーンの一例として説明するが、本発明の適用対象はデッキクレーンに限定されるものではない。なお、デッキクレーンとは、貨物船の甲板上に設置され、海上輸送貨物の積み込み及び陸場作業に使用される荷役機械である。
図1は、本実施形態に係るクレーンを搭載した船舶の全体図である。クレーン1は、船舶30の甲板31に搭載されて、船舶30から荷役対象Cを下ろしたり、船舶30に荷役対象Cを積み込んだりする際に用いられる。本実施形態において、船舶30は、貨物船であり、4機のクレーン1を有する。船舶30が有するクレーン1の数は、4機に限定されるものではない。
船舶30は、発電機32と、発電機32を駆動する原動機33とを有する。原動機33は、例えば、ディーゼルエンジンである。発電機32は、クレーン1を駆動するための電力を発生する。それぞれのクレーン1は、発電機32が生み出す電力によって、荷役対象Cを吊り上げたり吊り下げたりする。すなわち、発電機32が生み出す電力は、それぞれのクレーン1に供給される。次に、クレーン1について説明する。
図2は、本実施形態に係るクレーンの構成を示す全体構成図である。クレーン1は、旋回体2と、巻上装置3と、俯仰装置4と、旋回装置5と、ジブ6とを含む。本実施形態において、巻上装置3と、俯仰装置4とは一体で構成されている。旋回体2は、巻上装置3と、俯仰装置4と、旋回装置5と、ジブ6とを備える。旋回体2は、船舶30に設けられた架台34上に据え付けられる。旋回体2は、架台34の支持面34Pと直交する軸Zを中心として回転できるようになっている。
ジブ6は、棒状の部材であり、先端6Ttに滑車8を有している。ジブ6の先端6Ttとは反対側の端部は、取付端6Tlである。ジブ6は、取付端6Tlが旋回体2に取り付けられている。そして、ジブ6は、取付端6Tlの取付部を中心に揺動できるようになっている。ジブ6の揺動方向は、図2の矢印Uで示す方向である。滑車8には、荷役対象を吊るためのワイヤロープ9が通されている。ワイヤロープ9の一端部には、荷役対象を掛ける荷掛フック11が取り付けられる。ワイヤロープ9の他端は、巻上装置3の巻上用ドラム3Dに連結され、これに巻き付けられている。
巻上装置3は、動力発生源によって巻上用ドラム3Dを回転させ、ワイヤロープ9を巻き取る。また、巻上装置3は、巻き取ったワイヤロープ9を繰り出す。巻上装置3の巻上用ドラム3Dにワイヤロープ9を巻き取る運動を巻上げといい、繰り出す運動を巻下げという。本実施形態においては、両方の運動を総称して巻上げという。巻上装置3がワイヤロープ9を巻上げすることにより、荷掛フック11は、鉛直方向と平行な方向(図2の矢印Yで示す方向)に移動する。
俯仰装置4は、ジブ6を俯仰させる装置である。俯仰装置4は、俯仰用ワイヤロープ10が巻き付けられた俯仰用ドラム4Dを有している。俯仰用ワイヤロープ10は、ジブ6の先端6Ttと取付端6Tlとの間に連結されている。ジブ6は、俯仰装置4が俯仰用ワイヤロープ10を巻き取ることにより上(鉛直方向とは反対側)を向き、俯仰用ワイヤロープ10を繰り出すことにより下(鉛直方向側)を向く。
旋回装置5は、架台34の支持面34Pと直交する軸Zを中心として、旋回体2を旋回させる装置である。旋回体2が旋回する方向は、図2の矢印Rで示す方向である。本実施形態において、旋回装置5は、旋回体2に取り付けられている。そして、例えば、架台34には内歯歯車を設けておき、旋回装置5が前記内歯歯車とかみ合う歯車5Gを回転させるようにする。このような構造により、旋回装置5が歯車5Gを回転させると、旋回体2が軸Zを中心として旋回する。なお、旋回装置5は、架台34に設けられていてもよい。
巻上装置3、俯仰装置4及び旋回装置5は、それぞれ動力発生源が必要である。これらの動力発生源としては、油圧装置と、電動機とがある。油圧装置は、作動油を加圧して吐出する作動油吐出手段(例えば、ポンプ)と、当該ポンプの動力発生源とを有する装置である。電動機は、電力によって回転力を発生する装置である。油圧装置から吐出された作動油は、油圧モータに供給されてこれを駆動する。油圧モータは、油圧装置から供給された作動油によって回転力を発生する装置である。次に、巻上装置3、俯仰装置4及び旋回装置5の動力発生源、すなわち、クレーン1の動力発生源として油圧装置を用いた場合と電動機を用いた場合とにおける消費エネルギを説明する。
図3は、クレーンの動力発生源として油圧装置を用いて荷役作業をした場合における消費エネルギの変化を示す説明図である。図4は、クレーンの動力発生源として電動機を用いて荷役作業をした場合における消費エネルギの変化を示す説明図である。図4に示す例は、クレーン1が有する巻上装置3、俯仰装置4及び旋回装置5のすべての動力発生源に電動機を用いた場合の一例を示している。
この例は、図1に示す船舶30の船倉から荷役対象Cを吊り上げた後、荷役対象Cを岸壁等へ下ろす荷役作業の手順の一例を示している。具体的には、この荷役作業は、1:スリング(荷掛)、2及び3:巻上、4及び5:旋回及び俯(ジブ下げ)、6:巻下、7:スリング(荷外し)、8:巻上、9:旋回及び仰(ジブ上げ)、10:巻下げ、11:ロスタイム(待機)の手順を有する。
図3、図4の縦軸は、クレーン1の消費エネルギLであり、横軸は時間tである。消費エネルギLが正(+)である場合、クレーン1はエネルギを消費している。消費エネルギLが負(−)である場合、クレーン1はエネルギを発生している。クレーン1の動力発生源に油圧装置を用いた場合、油圧装置は常に作動油を吐出しているので、ポンプを駆動する電動機は常にエネルギを消費している。このため、図3に示すように、油圧装置を用いた場合は、クレーン1の巻上装置3、俯仰装置4及び旋回装置5がエネルギを消費しない場合、すなわち、これらが仕事をしない場合でも、油圧装置はエネルギを消費している。
このように、油圧装置は、クレーン1の動作状況に関わらず一定のエネルギを消費している。このときのエネルギは、油圧装置がアイドリング状態において消費するエネルギに相当する。すなわち、油圧装置は、クレーン1の動作状況に関わらずアイドリング状態におけるエネルギを常に消費している。アイドリング状態において油圧装置が消費するエネルギをアイドリング消費エネルギLbという。
クレーン1の動力発生源に電動機を用いた場合、巻上装置3、俯仰装置4及び旋回装置5が仕事をする際に電動機はエネルギを消費し、これらが外部から仕事を受ける場合に電動機は電気エネルギを発生する。すなわち、巻上装置3、俯仰装置4及び旋回装置5が外部から仕事を受けたときに、これらの動力発生源である電動機を発電機として用いることにより、電動機は前記仕事に対応した電気エネルギを発生する。このように、通常は動力発生源として用いている電動機を発電機として作動させ、運動エネルギを電気エネルギに変換して回収することを回生という。
図4に示す例では、クレーン1の電動機は、ジブ下げ、巻下、旋回において電気エネルギを発生している。ジブ下げにおいては、クレーン1のジブ6はジブ6及び荷役対象に作用する重力によって下降するので、この動作が俯仰装置4の電動機に対して仕事を与える。このとき、俯仰装置4の電動機は電気エネルギを発生する。巻下げにおいては、クレーン1のワイヤロープ9は荷役対象に作用する重力によって繰り出されるので、この動作が巻上装置3の電動機に対して仕事を与える。このとき、巻上装置3の電動機は電気エネルギを発生する。また、船舶30は、前後の質量バランス及び荷役対象のバランスが不均一であることに起因して、甲板31は水平面に対して傾斜する。このため、クレーン1は、旋回時において、前記傾斜によって回転させられる。前記傾斜によってクレーン1が回転する動作が、旋回装置5の電動機に仕事を与えるので、前記電動機は電気エネルギを発生する。このように、クレーン1の動力発生源に電動機を用いた場合、前記電動機が外部から受けた仕事を電気エネルギとして回収することができる。このようにして得られた電気エネルギを回生電力という。
クレーン1の動力発生源に電動機を用いた場合は、電動機が駆動されて回生電力が発生したときに、発生した回生電力を利用する対象があれば、前記回生電力は消費される。しかし、発生した回生電力を利用する対象がない場合、電動機が発生した回生電力は、電気抵抗で消費され、大気中に放熱される。本実施形態では、巻上装置3と、俯仰装置4と、旋回装置5との動力発生源として、油圧装置と電動機とを組み合わせて、電動機が発生した回生電力を有効に利用する。
本実施形態において、クレーン1は、巻上装置3と俯仰装置4と旋回装置5とのうち1つ又は2つについては油圧装置を動力発生源とし、油圧装置を動力発生源としない装置は電動機を動力発生源とする。すなわち、クレーン1は、巻上装置3と俯仰装置4と旋回装置5とのうち1つ又は2つを油圧装置で駆動し、油圧装置が駆動しない装置を電動機で直接駆動する。なお、油圧装置は電動機(油圧装置用電動機)を動力発生源とし、油圧装置用電動機で駆動される。この駆動方式を電動油圧駆動という。そして、クレーン1は、油圧装置で駆動されない装置を駆動する電動機の回生電力を、油圧装置用電動機に供給(給電)する。
上述したように、油圧装置(より具体的には油圧装置用電動機)は、クレーン1の状態に関わらず、常にアイドリング消費エネルギLb分のエネルギを消費している。巻上装置3と俯仰装置4と旋回装置5との動力発生源を上記のようにすることで、油圧装置用電動機以外の電動機が発生した回生電力のうち、少なくともアイドリング消費エネルギLb分は、必ず油圧装置用電動機が消費できる。その結果、クレーン1は、回生電力のうち、少なくともアイドリング消費エネルギLbは確実に消費できるので、その分、回生電力の有効利用を図ることができる。また、油圧装置用電動機以外の電動機が発生する回生電力の総和の最大値を、アイドリング消費エネルギLb以下とすれば、油圧装置用電動機以外の電動機の回生電力は、必ず油圧装置用電動機で消費できる。次に、回生電力をより確実に消費させることに適した、クレーン1の動力発生源の構成をより具体的に説明する。
図5は、本実施形態に係るクレーンの動力発生源の第1構成例を示す模式図である。この例において、クレーン1は、動力発生源として油圧装置20と電動機24、25とを有する。油圧装置20は、動力発生源としての油圧装置用電動機21と、ポンプ22(巻上装置用ポンプ22)とを含む。巻上装置用ポンプ22は、油圧装置用電動機21により駆動される。油圧装置20は、少なくとも巻上装置3に油圧を供給、すなわち、加圧した作動油を供給する。具体的には、油圧装置20の巻上装置用ポンプ22は、巻上装置3に備えられる油圧モータ3Mに、加圧した作動油を供給してこれを駆動することにより、巻上用ドラム3Dを回転させる。
俯仰装置4の動力発生源は電動機25(俯仰装置用電動機25)である。したがって、俯仰装置4の俯仰用ドラム4Dは、俯仰装置用電動機25により駆動される。旋回装置5の動力発生源は電動機24(旋回装置用電動機24)である。したがって、旋回装置5の歯車5Gは、旋回装置用電動機24により駆動される。
油圧装置用電動機21と、俯仰装置用電動機25と、旋回装置用電動機24とは、それぞれ共通の母線38に電気的に接続されている。このような構造により、俯仰装置用電動機25と旋回装置用電動機24との少なくとも一方が発生した回生電力は、油圧装置用電動機21に供給されて、これを駆動する。また、船舶30に搭載される原動機33が発電機32を駆動することによって得られた電力は、スリップリング35を介して油圧装置用電動機21と、俯仰装置用電動機25と、旋回装置用電動機24とに供給される。
巻上装置3、俯仰装置4及び旋回装置5の中で、巻上装置3は最も使用頻度が多い。すなわち、巻上装置3は、巻上装置3、俯仰装置4及び旋回装置5の中でエネルギを消費する機会が最も多いと考えられる。このため、巻上装置3の動力発生源を油圧装置20とすることで、俯仰装置4と旋回装置5とをそれぞれ駆動する俯仰装置用電動機25と旋回装置用電動機24とが発生する回生電力は、油圧装置用電動機21によって消費される機会が多くなる。その結果、第1構成例のクレーン1は、回生電力の無駄な消費を抑制できる。また、上述した構成のクレーン1は、発電機32に接続される他の機器の負荷に関わらず、クレーン1内の装置で回生電力を消費できる。その結果、クレーン1は、余剰の回生電力がクレーン1から発電機32に戻るおそれを低減できるので、発電機32の耐久性低下を抑制できる。
図6は、本実施形態に係るクレーンの動力発生源の第2構成例を示す模式図である。この例において、クレーン1aは、動力発生源として油圧装置20aと旋回装置用電動機24とを有する。油圧装置20aは、油圧装置用電動機21と、2つのポンプ(巻上装置用ポンプ22及び俯仰装置用ポンプ23)とを含む。巻上装置用ポンプ22及び俯仰装置用ポンプ23は、油圧装置用電動機21により駆動される。このような構成により、油圧装置20aは、巻上装置3と俯仰装置4とに加圧した作動油を供給する。具体的には、油圧装置20aの巻上装置用ポンプ22は、巻上装置3に備えられる油圧モータ3Mに、加圧された作動油を供給してこれを駆動することにより、巻上用ドラム3Dを回転させる。また、油圧装置20aの俯仰装置用ポンプ23は、俯仰装置4に備えられる油圧モータ4Mに、加圧された作動油を供給してこれを駆動することにより、俯仰用ドラム4Dを回転させる。旋回装置5の動力発生源は上述した第1構成例と同様なので、説明を省略する。
油圧装置用電動機21と旋回装置用電動機24とは、それぞれ共通の母線38に電気的に接続されている。このような構造により、旋回装置用電動機24が発生した回生電力は、油圧装置用電動機21に供給されて、これを駆動する。また、油圧装置用電動機21及び旋回装置用電動機24は、スリップリング35を介して発電機32から電力が供給される。
第2構成例のクレーン1aは、巻上装置3及び俯仰装置4の動力発生源を油圧装置20aとする。このようにすることで、油圧装置20aが消費するエネルギは第1構成例と比較して増加するとともに、油圧装置20aがエネルギを消費する機会も増加する。また、旋回装置5が消費するエネルギは、巻上装置3又は俯仰装置4と比較して小さい。このため、旋回装置5の動力発生源である旋回装置用電動機24によって得られた回生電力は、油圧装置20aによって消費される機会が増加するとともに、すべて油圧装置20aが消費できる可能性も高くなる。
このため、第2構成例のクレーン1aは、旋回装置5を駆動する旋回装置用電動機24が発生する回生電力を、油圧装置用電動機21によって、さらに確実に消費させることになる。その結果、第2構成例のクレーン1aは、回生電力の無駄な消費をさらに抑制できる。また、第2構成例のクレーン1aは、発電機32に接続される他の機器の負荷に関わらず、クレーン1a内の装置で回生電力をより確実に消費できる。その結果、クレーン1aは、余剰の回生電力がクレーン1aから発電機32に戻るおそれをさらに低減できるので、発電機32の耐久性低下をさらに抑制できる。上述した第1構成例及び第2構成例は、クレーン1、1aの回生電力を確実に消費したい場合に有利である。
図7は、本実施形態に係るクレーンの動力発生源の第3構成例を示す模式図である。この例において、クレーン1bは、動力発生源として油圧装置20bと2台の電動機(俯仰装置用電動機25及び巻上装置用電動機28)とを有する。油圧装置20bは、油圧装置用電動機21と、ポンプ26(旋回装置用ポンプ26)とを含む。旋回装置用ポンプ26は、油圧装置用電動機21により駆動される。このような構成により、油圧装置20bは、旋回装置5に加圧した作動油を供給する。具体的には、油圧装置20bの旋回装置用ポンプ26は、旋回装置5に備えられる油圧モータ5Mに、加圧された作動油を供給してこれを駆動することにより、歯車5Gを回転させる。第3構成例において、巻上装置3の動力発生源は電動機28(巻上装置用電動機28)である。したがって、巻上装置3の巻上用ドラム3Dは、巻上装置用電動機28により駆動される。俯仰装置4の動力発生源は上述した第1構成例と同様なので、説明を省略する。
油圧装置用電動機21と俯仰装置用電動機25と巻上装置用電動機28とは、それぞれ共通の母線38に電気的に接続されている。このような構造により、俯仰装置用電動機25と巻上装置用電動機28との少なくとも一方が発生した回生電力は、油圧装置用電動機21に供給されて、これを駆動する。また、油圧装置用電動機21と俯仰装置用電動機25と巻上装置用電動機28とは、スリップリング35を介して発電機32から電力が供給される。
巻上装置3、俯仰装置4及び旋回装置5の中で、旋回装置5は最も使用頻度が少なく、かつ負荷は最も小さい。すなわち、旋回装置5が消費するエネルギは、巻上装置3、俯仰装置4及び旋回装置5の中で最も小さい。また、巻上装置3及び俯仰装置4は、旋回装置5よりも使用頻度は多く、かつ荷役対象やクレーン1bの自重等によって駆動される際のエネルギ(被駆動エネルギ)は大きい。旋回装置5の動力発生源を油圧装置20bとすることで、第3構成例のクレーン1bは、俯仰装置用電動機25及び巻上装置用電動機28が、油圧装置20bのアイドリング消費エネルギLbを超えた回生電力及び当該回生電力を発生する期間を長くすることができる。このため、第3構成例のクレーン1bは、回生電力の無駄な消費を抑制できるとともに、油圧装置20bが消費するエネルギに回生電力を充当してこれを駆動しやすくなる。また、第3構成例のクレーン1bも、余剰の回生電力がクレーン1bから発電機32に戻るおそれを低減できるので、発電機32の耐久性低下を抑制できる。
図8は、本実施形態に係るクレーンの動力発生源の第4構成例を示す模式図である。この例において、クレーン1cは、動力発生源として油圧装置20cと巻上装置用電動機28とを有する。油圧装置20cは、油圧装置用電動機21と、2台のポンプ(俯仰装置用ポンプ23及び旋回装置用ポンプ26)とを含む。俯仰装置用ポンプ23及び旋回装置用ポンプ26は、それぞれ油圧装置用電動機21によって駆動されて、それぞれ油圧モータ4M、5Mに加圧された作動油を供給する。巻上装置3の動力発生源は巻上装置用電動機28である。巻上装置用電動機28を動力発生源とした巻上装置3については第3構成例で説明した通りである。
油圧装置用電動機21と巻上装置用電動機28とは、それぞれ共通の母線38に電気的に接続されている。このような構造により、巻上装置用電動機28が発生した回生電力は、油圧装置用電動機21に供給されて、これを駆動する。また、油圧装置用電動機21と巻上装置用電動機28とは、スリップリング35を介して発電機32から電力が供給される。
巻上装置3は、クレーン1cの装置、すなわち、巻上装置3、俯仰装置4及び旋回装置5の中で最も使用頻度が多いため、回生電力が得られる機会は最も多い。また、巻上装置3が荷役対象によって駆動される際のエネルギ(被駆動エネルギ)は、俯仰装置4の被駆動エネルギ及び旋回装置5の被駆動エネルギよりも大きいことが多い。第4構成例においては、俯仰装置4及び旋回装置5の動力発生源を油圧装置20cとすることで、クレーン1cも、巻上装置用電動機28が、油圧装置20cのアイドリング消費エネルギLbを超えた回生電力及び当該回生電力を発生する期間を長くすることができる。このため、第4構成例のクレーン1cも、回生電力の無駄な消費を抑制できるとともに、油圧装置20cが消費するエネルギに回生電力を充当してこれを駆動しやすくなる。また、第4構成例のクレーン1cも、余剰の回生電力がクレーン1cから発電機32に戻るおそれを低減できるので、発電機32の耐久性低下を抑制できる。このように、上述した第3構成例及び第4構成例は、クレーン1b、1cの回生電力で、クレーン1b、1cの消費エネルギをまかないたい場合に有利である。
本実施形態において、クレーン1、1a等の回生電力が油圧装置20、20a等の消費エネルギを上回る場合、余剰の電力(余剰電力)が発生する。余剰電力は、例えば、電気抵抗に消費させて、熱に変換してから大気中に放出してもよい。また、余剰電力は、例えば、二次電池やキャパシタ等の蓄電手段に蓄電させておいてもよい。さらに、余剰電力は、船舶30の電気機器に供給してもよい。これらの場合、クレーン1、1a等は余剰電力が発生したことを検出したら、回生電力の供給先を電気抵抗又は蓄電手段等に切り替える制御装置又は制御回路を備える。
余剰電力が発生しないように、油圧装置を動力発生源としない装置、すなわち、油圧装置が駆動しない装置の電動機によって得られる回生電力が、油圧装置のアイドリング消費エネルギLbを超えないようにしてもよい。この場合、油圧装置を動力発生源としない装置の電動機が発生する回生電力の総和を、油圧装置のアイドリング消費エネルギLb以下に設定する。なお、複数のデッキクレーンを搭載した貨物船において、少なくとも一基のデッキクレーンを上述した実施形態に係るデッキクレーンとし、他のデッキクレーンを電動油圧駆動方式のデッキクレーンとしてもよい。
以上のように、本発明に係るクレーン及び船舶は、巻上装置と俯仰装置と旋回装置とのうち1つ又は2つの動力発生源に電動機を用いたクレーンにおいて、回生電力の無駄な消費を抑制することに有用である。
1、1a、1b、1c クレーン
2 旋回体
3 巻上装置
3D 巻上用ドラム
3M 油圧モータ
4 俯仰装置
4D 俯仰用ドラム
4M 油圧モータ
5 旋回装置
5G 歯車
5M 油圧モータ
6 ジブ
6Tl 取付端
6Tt 先端
8 滑車
9 ワイヤロープ
10 俯仰用ワイヤロープ
11 荷掛フック
20、20a、20b、20c 油圧装置
21 油圧装置用電動機
22 巻上装置用ポンプ(ポンプ)
23 俯仰装置用ポンプ(ポンプ)
24 旋回装置用電動機(電動機)
25 俯仰装置用電動機(電動機)
26 旋回装置用ポンプ(ポンプ)
28 巻上装置用電動機(電動機)
30 船舶
31 甲板
32 発電機
33 原動機
34 架台
34P 支持面
35 スリップリング
38 母線

Claims (9)

  1. 巻上装置と、俯仰装置と、旋回装置とを有するクレーンにおいて、
    前記巻上装置と前記俯仰装置と前記旋回装置とのうち1つ又は2つに加圧した作動油を供給して駆動する油圧装置と、
    前記油圧装置の動力発生源の電動機である油圧装置用電動機と、
    前記油圧装置が駆動しない装置の動力発生源である電動機と、を含み、
    当該電動機の回生電力は、前記油圧装置用電動機に供給されることを特徴とするクレーン。
  2. 前記電動機は、発生する回生電力の総和の最大値が前記油圧装置のアイドリング状態における負荷以下である請求項1に記載のクレーン。
  3. 前記油圧装置は、少なくとも前記巻上装置に加圧した作動油を供給する請求項1又は2に記載のクレーン。
  4. 前記油圧装置は、前記俯仰装置にも加圧した作動油を供給する請求項3に記載のクレーン。
  5. 少なくとも前記巻上装置は、電動機を動力発生源とする請求項1又は2に記載のクレーン。
  6. 前記油圧装置は、前記俯仰装置と前記旋回装置とに加圧した作動油を供給する請求項5に記載のクレーン。
  7. 巻上装置と、俯仰装置と、旋回装置とを有するクレーンにおいて、
    前記巻上装置と前記俯仰装置と前記旋回装置とのうち1つ又は2つを油圧装置用電動機によって油圧装置を駆動する電動油圧駆動とし、その他を電動機によって直接駆動される電動駆動とし、
    前記電動機の回生電力を前記電動油圧駆動の駆動電力系に給電することを特徴とするクレーン。
  8. 巻上装置と、俯仰装置と、旋回装置とを有するクレーンにおいて、
    前記巻上装置を油圧装置用電動機によって油圧装置を駆動する電動油圧駆動とし、前記俯仰装置と前記旋回装置とを電動機によって直接駆動される電動駆動とし、
    前記俯仰装置を駆動する電動機の回生電力を前記巻上装置の電動油圧駆動の駆動電力系に給電することを特徴とするクレーン。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載のクレーンを搭載したことを特徴とする船舶。
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