JP2012051487A - 駐車支援装置及び駐車支援方法 - Google Patents

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裕之 今野
Hitoshi Kubota
整 久保田
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Abstract

【課題】駐車支援装置及び駐車支援方法において、切り返し支援を用いて、駐車枠の左右の白線に対して車両が平行でかつ駐車枠の左右の白線の中心に駐車させることにある。
【解決手段】制御手段(10)は、白線端検出手段(10D)により検出された駐車枠(3)の白線(4、5)の前端(4F、5F)と車両後端(1B)との距離に基づいて車両後端(1B)が駐車枠(3)内にあると判断される時に、傾き算出手段(10B)により算出された傾きとずれ算出手段(10C)により算出されたずれとに基づいて、車両(1)を一旦前進旋回させ、車両(1)を直進後退させた時に駐車枠(3)の左右の白線(4、5)の中心線(CL)と車両前後方向の中心線(G)とが一致するように駐車枠(3)内に駐車可能な位置まで車両(1)を前進旋回させるようにガイド手段(11)でガイドする。
【選択図】図1

Description

この発明は、駐車支援装置及び駐車支援方法に係り、特に撮像手段(カメラ)により駐車枠の白線を認識させて車両の切り返しを支援する駐車支援装置及び駐車支援方法に関する。
車両には、駐車時の運転を支援するために、駐車支援装置を搭載しているものがある。この駐車支援装置は、車両後方を撮像する後方撮像手段を設け、この後方撮像手段により撮像された後方画像から駐車枠の左右の白線を検出する白線検出手段を備えた制御手段を設け、この白線検出手段により検出された駐車枠の左右の白線内に車両を駐車させるように音声又は画像にてガイドするガイド手段を設けているものがある。
特開2008−37320号公報 特開2002−240662号公報
特許文献1に係る駐車支援装置、駐車支援方法及び駐車支援プログラムは、目標駐車枠に対する駐車初期位置から車両のハンドルの操舵角を最大舵角のままで後退並列駐車する過程で、ハンドルの操舵角、車両の後進する距離等に応じて、表示手段に重畳させて表示すべき画像データとガイド標識とを適宜選択することで、目標駐車枠への駐車を誘導するものである。
特許文献2に係る駐車支援装置は、表示手段に、目標駐車位置及び自車位置に加えて自車の予想移動奇跡を表示するとともに、自車の移動及びステアリング舵角の変化の少なくとも何れかに応じて目標駐車位置に対する予想移動奇跡の位置関係を変更して表示し、自車の経路の移動を認識させるものである。
ところで、従来、自動駐車を含む駐車支援装置においては、駐車開始時の初期位置や目標駐車枠を運転者が目視、表示手段のタッチパネルで設定する方式となっている。
しかし、このような方式では、運転者による設定で多少のずれがあるため、最終的に駐車枠には入るが、白線に対して平行かつ中心に入らない時もあり、その場合、再度前進での切り返し動作による修正が必要になる不具合があった。
また、通常の駐車をする場合でも、一度、前方に出て、入れ直す動作は、日常見かけられるが、狭い駐車場の場合には、駐車開始位置が限定されているため、目標駐車枠を設定できない場合もあった。
更に、上記の特許文献では、駐車枠への自車予想軌跡を精密に計算し、車両を誘導しているが、実際には、車速センサ、舵角センサ、ジャイロ等の検出手段の検出誤差、路面の傾斜、タイヤ空気圧等により、駐車白線の中心から多少ずれて駐車枠に入ることが多いという不都合があった。
そこで、この発明の目的は、駐車枠の左右の白線に対して車両が平行でかつ駐車枠の左右の白線の中心に駐車させる駐車支援装置及び駐車支援方法を提供することにある。
この発明は、車両後方を撮像する後方撮像手段を設け、この後方撮像手段により撮像された後方画像から駐車枠の左右の白線を検出する白線検出手段を備えた制御手段を設け、前記白線検出手段により検出された駐車枠の左右の白線内に車両を駐車させるように音声又は画像にてガイドするガイド手段を設けた駐車支援装置において、前記制御手段は、前記白線検出手段により検出された駐車枠の左右の白線に対する車両前後方向の中心線の傾きを算出する傾き算出手段と、前記白線検出手段により検出された駐車枠の左右の白線の中心線に対する車両の後軸中心のずれを算出するずれ算出手段と、前記後方撮像手段により撮像された後方画像から駐車枠の白線の前端を検出する白線端検出手段とを備え、この白線端検出手段により検出された駐車枠の白線の前端と車両後端との距離に基づいてこの車両後端が駐車枠内にあると判断される時に、前記傾き算出手段により算出された傾きと前記ずれ算出手段により算出されたずれとに基づいて、車両を一旦前進旋回させ、車両を直進後退させた時に駐車枠の左右の白線の中心線と車両前後方向の中心線とが一致するように駐車枠内に駐車可能な位置まで車両を前進旋回させるように前記ガイド手段でガイドすることを特徴とする。
この発明の駐車支援装置及び駐車支援方法は、車両を駐車枠内に駐車する際に、切り返し支援を用いて、駐車枠の左右の白線に対して車両が平行でかつ駐車枠の左右の白線の中心に駐車することができる。
図1は駐車支援制御の第1のフローチャートである。(実施例1) 図2は駐車支援制御の第2のフローチャートである。(実施例1) 図3は駐車支援制御の第3のフローチャートである。(実施例1) 図4は駐車支援装置のシステム構成図である。(実施例1) 図5は後方撮像手段が備えられた車両及び駐車枠を示す平面図である。(実施例1) 図6は車両がオフセットした状態を説明する図である。(実施例1) 図7は車両が傾き、後軸中心が左右の白線の中心線に対して外側にある状態を説明する図である。(実施例1) 図8は車両が傾き、後軸中心が左右の白線の中心線に対して内側にあって駐車枠に入っている状態を説明する図である。(実施例1) 図9は車両が傾き、後軸中心が左右の白線の中心線に対して内側にあって駐車枠に入っていない状態を説明する図である。(実施例1) 図10は駐車支援制御の第1のフローチャートである。(実施例2) 図11は駐車支援制御の第2のフローチャートである。(実施例2) 図12は駐車支援制御の第3のフローチャートである。(実施例2) 図13は駐車支援装置のシステム構成図である。(実施例2) 図14は駐車支援装置のシステム構成図である。(実施例3) 図15は前方撮像手段が備えられた車両及び駐車枠を示す平面図である。(実施例3) 図16は前方撮像手段による元画像の図である。(実施例3) 図17は前方撮像手段による視点変換画像と目標走行軌跡とを重畳する際の図である。(実施例3) 図18は前方撮像手段による目標走行軌跡の短縮状態を示す図である。(実施例3) 図19は前方撮像手段による後退指示状態を示す図である。(実施例3)
この発明は、駐車枠の左右の白線に対して車両が平行でかつ駐車枠の左右の白線の中心に駐車する目的を、車両を駐車枠内に駐車する際に、切り返し支援を用いて実現するものである。
図1〜図9は、この発明の実施例1を示すものである。
図5において、1は車両、2は駐車場、3はこの駐車場2の駐車枠(駐車スペース)である。この駐車枠3は、車両1の駐車範囲を区画する白線として、所定長さで平行な左右の白線4・5で形成される。また、この駐車枠3には、後方部で、輪止めとして、左右の輪止め6・7が直列で且つ左右の白線4・5に対して直角方向に向いて配設されている。
車両1には、駐車支援装置8が搭載される。
図4に示すように、駐車支援装置8は、車両1の後方を撮像する超広角の後方撮像手段(バックカメラ)9と、この後方撮像手段9に連絡した制御手段(画像処理制御手段)10と、この制御手段10に連絡したガイド手段11とを備える。
後方撮像手段9は、車両1の後部に取り付けた超広角のバックカメラ等の撮像機器からなる。
制御手段10は、後方撮像手段9により撮像された後方画像(カメラ画像)から駐車枠3の左右の白線4・5を検出する白線検出手段10Aを備えている。
ガイド手段11は、車両1の車室内に配置され、後方撮像手段9により撮像された車両1の後方画像等を表示する車載モニタ等からなる表示機器12と、音声を発する音声出力機器13とからなり、制御手段10の白線検出手段10Aにより検出された駐車枠3の左右の白線4・5内に車両1を駐車させるように音声又は画像にてガイドする。
また、制御手段10には、所要に応じて、車速パルスセンサ14が連絡する。
この実施例に係る駐車支援装置8は、駐車枠3の左右の白線4・5に対してどちらかに片寄った状態、あるいは、傾いた状態になった場合で、後退時に、左右の白線4・5の認識処理により、車両1の状態を予め記憶し、その後、前進時に、左右の白線4・5の認識による操舵支援を行って、直進で後退できる位置のガイドを実施するものである。
具体的には、この駐車支援装置8は、車両1を駐車枠3内に駐車する際に、図6〜図9に示すように、4つのパターンA〜Dで切り返し支援を行う。
図6に示すパターンAでは、車両1が左右の白線4・5と平行でオフセットした場合である。
図7に示すパターンBでは、車両1が傾き、後軸中心Pが左右の白線4・5の中心線CLに対して外側にある場合である。
図8に示すパターンCでは、車両1が傾き、後軸中心Pが左右の白線4・5の中心線CLに対して内側にあって駐車枠3に入っている場合である。
図9に示すパターンDでは、車両1が傾き、後軸中心Pが左右の白線4・5の中心線CLに対して内側にあって駐車枠3に入っていない場合である。
即ち、この駐車支援装置8においては、従来、正確に(曲がり、中心からのずれがなく)駐車場2に止めることには課題があることを前提とし、前進時の切り返し支援であって、後方撮像手段9を用いて駐車枠3に入れるものであり、後退しながら、白線認識処理により、駐車枠3の左右の白線4・5に対する車両1の傾きと左右位置(中心線CLからのずれ量)を演算し、最終的に停車した時に、その位置を記憶し、この記憶された車両1の位置に従い、クリープや前進時の操舵ガイダンスを行い、直進後退できるところでまで誘導した後、停車させて、直進後退を指示するものである。なお、車両1が自動操舵機能を有している場合には、車両1を自動操舵することも可能であり、また、後退時予想軌跡を表示するシステムにも適用可能である。
このため、制御手段10は、白線検出手段10Aにより検出された駐車枠3の左右の白線4・5に対する車両前後方向の中心線Gの傾きを算出する傾き算出手段10Bと、白線検出手段10Aにより検出された駐車枠3の左右の白線4・5の中心線CLに対する車両1の後軸中心Pのずれを算出するずれ算出手段10Cと、後方撮像手段9により撮像された後方画像から駐車枠3の白線4・5の前端4F・5Fを検出する白線端検出手段10Dとを備え、この白線端検出手段10Dにより検出された駐車枠3の白線4・5の前端4F・5Fと車両後端1Bとの距離に基づいて車両後端1Bが駐車枠3内にあると判断される時に傾き算出手段10Bにより算出された傾きとずれ算出手段10Cにより算出されたずれとに基づいて、車両1を一旦前進旋回させ、車両1を直進後退させた時に駐車枠3の左右の白線4・5の中心線CLと車両前後方向の中心線Gとが一致するように駐車枠3内に駐車可能な位置まで車両1を前進旋回させるようにガイド手段11でガイドする。
このように、車両1を駐車枠3に駐車する時に、切り返し支援を用いることにより、駐車枠3の左右の白線4・5に対して車両1が平行でかつ駐車枠3の左右の白線4・5の中心に駐車することができる。また、駐車場2で後続車がいる場合に、車両1の初期位置を正確に決めないで駐車を開始しても、切り返し支援を用いることにより、駐車枠3の左右の白線4・5に対して車両1が平行でかつ駐車枠3の左右の白線4・5の中心に駐車することができるので、後続車は他車両の駐車が完了するまで待機することなく、駐車を開始することができる。
また、制御手段10は、車速パルスセンサ14からの車速パルスをカウントして車両1の移動距離を算出する移動距離算出手段10Eを備え、白線端検出手段10Dにより検出された駐車枠3の白線4・5の前端4F・5Fと車両後端1Bとの距離に基づいて車両後端1Bが駐車枠3内にあると判断される時に、傾き算出手段10Bにより算出された傾きとずれ算出手段10Cにより算出されたずれと移動距離算出手段10Eにより算出された移動距離とに基づいて、車両1を直進後退させて駐車枠3の左右の白線4・5の中心線CLと車両前後方向の中心線Gとが一致するように駐車枠3内に駐車可能な位置までガイド手段11でガイドする。
このように、車両1を駐車枠3に駐車する時に、切り返し支援を用いることにより、駐車枠3の左右の白線4・5に対して車両1が平行でかつ駐車枠3の左右の白線4・5の中心に駐車することができる。また、駐車場2で後続車がいる場合に、車両1の初期位置を正確に決めないで駐車を開始しても、切り返し支援を用いることにより、駐車枠3の左右の白線4・5に対して車両1が平行でかつ駐車枠3の左右の白線4・5の中心に駐車することができるので、後続車は他車両の駐車が完了するまで待機することなく、駐車を開始することができる。
また、制御手段10は、車両1の位置等の各認識情報を記憶する記憶手段(メモリ)10Fと備えている。
以下には、この実施例1における各種の駐車支援方法を説明する。
先ず、車両前後方向の中心線Gが駐車枠3の左右の白線4・5に対して左に傾いていて、かつ車両1の後軸中心Pが駐車枠3の左右の白線4・5の中心線CLに対して右側にある場合、又は、車両前後方向の中心線Gが駐車枠3の左右の白線4・5に対して右に傾いていて、かつ車両1の後軸中心Pが駐車枠3の左右の白線4・5の中心線CLに対して左側にある場合で、かつ、駐車枠3の左右の白線4・5に対する車両前後方向の中心線Gの傾きと駐車枠3の左右の白線4・5の中心線Gに対する車両1の後軸中心Pのずれ(オフセット)とから車両1を前進旋回させた時に駐車枠3の左右の白線4・5の中心線CLと車両前後方向の中心線Gとが一致する車両回転半径を計算する。
そして、この駐車支援方法は、この車両回転半径が車両の最小回転半径以上である場合、この最小回転半径で車両1を前進旋回させた時に駐車枠3の左右の白線4・5の中心線CLと車両前後方向の中心線Gとが一致する位置の駐車枠3の左右の白線4・5の中心線CLに対する車両1の後軸中心Pのずれ(オフセット)を計算して、駐車枠3の左右の白線4・5の中心線CLに対する車両1の後軸中心Pのずれ(オフセット)が前記計算されたずれと一致するまで車両1を直進させる第1の工程と、駐車枠3の左右の白線4・5に対する車両前後方向の中心線Gの傾きに基づいて駐車枠3の左右の白線4・5と車両前後方向の中心線Gとが平行になる車両1の操舵方向を算出して、駐車枠3の左右の白線4・5の中心線CLと車両前後方向の中心線Gとが一致するまで前記操舵方向に最大舵角で車両前進旋回させる第2の工程と、駐車枠3内の駐車位置まで車両1を直進後退させる第3の工程とからなる。
このような駐車支援方法により、駐車枠3の左右の白線4・5に対して車両1が傾いていて、駐車枠3の左右の白線4・5の中心線CLに対して車両1の後軸中心Pが内側にある場合、切り返し支援を用いることができ、駐車枠3の左右の白線4・5に対して車両1が平行でかつ駐車枠3の左右の白線4・5の中心に駐車することができる。
また、車両前後方向の中心線Gが駐車枠3の左右の白線4・5に対して左に傾いていて、かつ車両1の後軸中心Pが駐車枠3の左右の白線4・5の中心線CLに対して右側にある場合、又は、車両前後方向の中心線Gが駐車枠3の左右の白線4・5に対して右に傾いていて、かつ車両1の後軸中心Pが駐車枠3の左右の白線4・5の中心線CLに対して左側にある場合で、かつ、駐車枠3の左右の白線4・5に対する車両前後方向の中心線Gの傾きと駐車枠3の左右の白線4・5の中心線CLに対する車両1の後軸中心Pのずれ(オフセット)とから車両1を前進旋回させた時に駐車枠3の左右の白線4・5の中心線CLと車両前後方向の中心線Gとが一致する車両回転半径を計算する。
そして、この駐車支援方法は、この車両回転半径が車両1の最小回転半径以上である場合、この最小回転半径で車両1を前進旋回させた時に駐車枠3の左右の白線4・5の中心線CLと車両前後方向の中心線Gとが一致する位置までの距離を計算して、車両1の移動距離が計算された距離と一致するまで車両を直進させる第1の工程と、駐車枠3の左右の白線4・5に対する車両前後方向の中心線Gの傾きに基づいて駐車枠3の左右の白線4・5と車両前後方向の中心線Gとが平行になる車両の操舵方向を算出して、駐車枠3の左右の白線4・5の中心線CLと車両前後方向の中心線Gとが一致するまで前記操舵方向に最大舵角で車両1を前進旋回させる第2の工程と、駐車枠3内の駐車位置まで車両1を直進後退させる第3の工程とからなる。
このように、駐車枠3の左右の白線4・5に対して車両1が傾いていて、駐車枠3の左右の白線4・5の中心線CLに対して車両1の後軸中心Pが内側にある場合、切り返し支援を用いることにより、駐車枠3の左右の白線4・5に対して車両1が平行でかつ駐車枠3の左右の白線4・5の中心に駐車することができる。
更に、駐車支援方法は、車両前後方向の中心線Gと駐車枠3の左右の白線4・5とが平行である場合、駐車枠3の左右の白線4・5の中心線CLに対する車両1の後軸中心Pのずれに基づいて車両1の操舵方向を算出し、駐車枠3の左右の白線4・5の中心線CLに対する車両1の後軸中心Pのずれ(オフセット)が半分(ずれ(オフセット)量/2)になる位置の車両1の傾き角を目標傾き角として算出して、駐車枠3の左右の白線4・5に対する車両前後方向の中心線Gの傾きが目標傾き角と一致するまで前記操舵方向でかつ最大舵角で車両1を前進旋回させる第1の工程と、駐車枠3の左右の白線4・5の中心線CLと車両前後方向の中心線Gとが一致するまで第1の工程とは車両1の操舵方向を逆にした最大舵角で車両1を前進旋回させる第2の工程と、駐車枠3内の駐車位置まで車両1を直進後退させる第3の工程とからなる。
このように、駐車枠3の左右の白線4・5に対して車両1が平行にずれている場合、切り返し支援を用いることにより、駐車枠3の左右の白線4・5に対して車両1が平行でかつ駐車枠3の左右の白線4・5の中心に駐車することができる。
更にまた、車両前後方向の中心線Gが駐車枠3の左右の白線4・5に対して左に傾いていて、かつ車両1の後軸中心Pが駐車枠3の左右の白線4・5の中心線Gに対して左側にある場合、又は、車両前後方向の中心線Gが駐車枠3の左右の白線4・5に対して右に傾いていて、かつ車両1の後軸中心Pが駐車枠3の左右の白線4・5の中心線CLに対して右側にある場合、又は、駐車枠3の左右の白線4・5に対する車両前後方向の中心線Gの傾きと駐車枠3の左右の白線の中心線4・5に対する車両1の後軸中心Pのずれとから車両1を前進旋回させた時に駐車枠3の左右の白線4・5の中心線CLと車両前後方向の中心線Gとが一致する車両回転半径を計算する。
そして、この駐車支援方法は、この車両回転半径が車両1の最小回転半径より小さい場合、駐車枠3の左右の白線4・5に対する車両前後方向の中心線Gの傾きに基づいて駐車枠3の左右の白線4・5と車両前後方向の中心線Gとが平行になる車両1の操舵方向を算出して、駐車枠3の左右の白線4・5と車両前後方向の中心線Gとが平行になるまで前記操舵方向に任意の舵角で車両1を前進旋回させる第1の工程と、駐車枠3の左右の白線4・5の中心線CLに対する車両1の後軸中心Pのずれ(オフセット)に基づいて車両1の操舵方向を算出し、駐車枠3の左右の白線4・5の中心線CLに対する車両1の後軸中心Pのずれ(オフセット)が半分(ずれ(オフセット)量/2)になる位置の車両1の傾き角を目標傾き角として算出して、駐車枠3の左右の白線4・5に対する車両前後方向の中心線Gの傾きが目標傾き角と一致するまで前記操舵方向に最大舵角で車両1を前進旋回させる第2の工程と、駐車枠3の左右の白線4・5の中心線CLと車両前後方向の中心線Gとが一致するまで第2の工程とは車両1の操舵方向を逆にした最大舵角で車両1を前進旋回させる第3の工程と、駐車枠3内の駐車位置まで車両1を直進後退させる第4の工程とからなる。
このように、駐車枠3の左右の白線4・5に対して車両1が傾いていて、駐車枠3の左右の白線4・5の中心線CLに対して車両1の後軸中心Pが外側にある場合、切り返し支援を用いることにより、駐車枠3の左右の白線4・5に対して車両2が平行でかつ駐車枠3の左右の白線4・5の中心に駐車することができる。
次に、この実施例1に係る駐車支援制御を、図1〜図3のフローチャートに基づいて説明する。
図1に示すように、制御手段10のプログラムがスタートすると(ステップA01)、先ず、後方撮像手段9による後退駐車を開始し(ステップA02)、運転者による後退動作を指示し(ステップA03)、駐車枠3の左右の白線4・5の認識を開始し(ステップA04)、左右の白線4・5に対する車両1の傾き角を演算し(ステップA05)、左右の白線4・5の中心線CLと車両1の後軸中心Pとのずれ(オフセット)を演算し(ステップA06)、左右の白線4・5の入口端点である左右の前端4F・5Fを検出してこの前端4F・5Fと車両後端1Bとの距離を演算し(ステップA07)、そして、運転者による停車動作を指示する(ステップA08)。
そして、車両後端1Bが左右の白線4・5内か否かを判断し(ステップA09)、このステップA09がNOの場合には、前記ステップA02に戻る。
このステップA09がYESの場合には、左右の白線4・5に対して平行か否かを判断し(ステップA10)、このステップA10がYESの場合には、停車を指示し(ステップA11)、左右の白線4・5に対して中心か否かを判断し(ステップA12)、このステップA12がYESの場合には、音声指示による車両後退の残り分を確認させ(ステップA13)、このプログラムをエンドとする(ステップA14)。
図1の前記ステップA10がNOの場合には、図2のフローチャートに移行する。
図2に示すように、傾き角(中心線CLからの±角度)、ずれ(オフセット)を記憶手段10Fに保存し(ステップB01)、そして、右(左)回りの補正の場合、後軸中心Pが左右の白線4・5の中心線CLに対して右(左)にあるか否かを判断する(ステップB02)。
このステップB02がYESの場合には、一挙動補正可能性があるとして、傾き角とずれ(オフセット)とから一挙動補正時の車両回転半径を計算し(ステップB03)、車両回転半径≧最小回転半径か否かを判断する(ステップB04)。
このステップB04がYESの場合には、旋回開始ずれ(オフセット)を計算し(最小回転半径による旋回で車両前後方向の中心線Gが左右の白線4・5の中心線CLと一致する位置)(ステップB05)、ハンドルを真っ直ぐにするとともに車両1の前進を指示し(ステップB06)、左右の白線4・5を認識し(ステップB07)、左右の白線4・5の中心線CLと車両1の後軸中心Pとのずれ(オフセット)を演算する(ステップB08)。
そして、ずれ量=旋回開始ずれ量か否かを判断し(ステップB09)、このステップB09がNOの場合には、前記ステップB07に戻す。
なお、このステップB07及びステップB09においては、車速パルスセンサ14によって、車速パルスによる移動距離の演算でも可能である。
このステップB09がYESの場合には、停車を指示し(ステップB10)、傾き角により操舵方向を指示し(ステップB11)、最大舵角(最小回転半径)での前進動作を指示し(ステップB12)、運転者による前進動作を指示し(ステップB13)、左右の白線4・5を認識し(ステップB14)、左右の白線4・5に対する車両1の傾き角を演算し(ステップB15)、白線4・5に対して平行か否かを判断し(ステップB16)、このステップB16がNOの場合には、前記ステップB14に戻る。
このステップB16がYESの場合(第2の工程)には、停車を指示し(ステップB17)、ハンドルを真っ直ぐにして直進後退を指示し(ステップB18)、プログラムをエンドとする(ステップB19)。
このような駐車支援は、図8、図9のパターンC、Dでの支援となる。
一方、前記ステップB02がNOの場合、前記ステップB04がNOの場合には、舵角が任意(最大舵角でも可能)であって、傾き角により操舵方向を指示し(ステップB20)、運転者による前進動作を指示し(ステップB21)、左右の白線4・5を認識し(ステップB22)、左右の白線4・5に対する車両1の傾き角を演算し(ステップB23)、左右の白線4・5の中心線CLと後軸中心Pとのずれ(オフセット)を演算し(ステップB24)、白線4・5に対して平行か否かを判断し(ステップB25)、このステップB25がNOの場合には、前記ステップB22に戻る。
このステップB25がYESの場合には、停車を指示する(ステップB26)。
このような駐車支援は、図7のパターンBでの支援となる。
図1の前記ステップA12がNOの場合、図2の前記ステップB26の処理後は、図3のフローチャートに移行する。
図3に示すように、白線4・5の中心線CLからのずれ(オフセット)により操舵方向を指示し(ステップC01)、最大舵角(最小回転半径)での前進動作を指示し(ステップC02)、運転者による前進動作を行い(ステップC03)、ずれ量/2の位置となる目標傾き角を演算し(ステップC04)、左右の白線4・5を認識し(ステップC05)、左右の白線4・5に対する車両1の傾き角を演算し(ステップC06)、その傾き角が目標傾き角か否かを判断し(ステップC07)、このステップC07がNOの場合には、前記ステップC05に戻る。
このステップC07がYESの場合には、停車を指示し(ステップC08)、最大舵角での逆方向操舵を指示し(ステップC09)、運転者による前進動作を行い(ステップC10)、左右の白線4・5を認識し(ステップC11)、白線4・5に対する車両1の傾き角を演算し(ステップC12)、白線4・5に対して平行か否かを判断し(ステップC13)、このステップC13がNOの場合には、前記ステップC11に戻る。
このステップC13がYESの場合には、停車を指示し(ステップC14)、直進後退を指示し(ステップC15)、プログラムをエンドとする(ステップC16)。
このような駐車支援は、図6のパターンAでの支援となる。
図10〜図13は、この発明の実施例2を示すものである。
以下の実施例においては、上述の実施例1と同一機能を果たす箇所には、同一符号を付して説明する。
この実施例2の特徴とするところは、以下の点にある。即ち、図13に示すように、制御手段10は、車両1の舵角を検出する舵角検出手段(舵角センサ)15に連絡し、白線端検出手段10Dにより検出された駐車枠3の白線4・5の前端4F・5Fと車両後端1Bとの距離に基づいて車両後端1Bが駐車枠3内にあると判断される時に、傾き算出手段10Bにより算出された傾きとずれ算出手段10Cにより算出されたずれ(オフセット)と舵角検出手段15により検出された舵角とに基づいて、車両1を直進後退させて駐車枠3の左右の白線4・5の中心線CLと車両前後方向の中心線Gが一致するように駐車枠3内に駐車可能な位置までガイド手段11でガイドする。
舵角検出手段15は、最大舵角(据え切り)でなくても、切り返し支援を可能とするものである。
このように、車両1の舵角を検出するため、車両1の最大舵角になるようにハンドルを切らなくても、切り返し支援が可能になる。
また、図13に示すように、制御手段10は、車両1の姿勢角の変化を検出する姿勢角検出手段(ジャイロ)16に連絡し、白線端検出手段10Dにより検出された駐車枠3の白線4・5の前端4F・5Fと車両後端1Bとの距離に基づいて車両後端1Bが駐車枠3内にあると判断される時に、傾き算出手段10Bにより算出された傾きとずれ算出手段10Cにより算出されたずれ(オフセット)と姿勢角検出手段16により検出された姿勢角の変化とに基づいて、車両1を直進後退させて駐車枠3の左右の白線4・5の中心線CLと車両前後方向の中心線Gが一致するように駐車枠3内に駐車可能な位置までガイド手段11でガイドする。
姿勢角検出手段16は、駐車枠3の左右の白線4・5の認識によって前進支援ができない場合の代替手段としてのものであって、駐車枠3の左右の白線4・5から遠くなって認識が不可となるか、あるいは、計測精度が悪くなる場合等で用いられる。
これにより、駐車枠3の左右の白線4・5が検出できなかったり、白線4・5の検出精度が低下したりする場合でも、車両1の姿勢角の変化を検出するので、切り返し支援が可能になる。
以下には、この実施例2における各種の駐車支援方法を説明する。
先ず、車両前後方向の中心線Gが駐車枠3の左右の白線4・5に対して左に傾いていて、かつ車両1の後軸中心Pが駐車枠3の左右の白線4・5の中心線CLに対して右側にある場合、又は、車両前後方向の中心線Gが駐車枠3の左右の白線4・5に対して右に傾いていて、かつ車両1の後軸中心Pが駐車枠3の左右の白線4・5の中心線CLに対して左側にある場合で、かつ、駐車枠3の左右の白線4・5に対する車両前後方向の中心線の傾きと駐車枠3の左右の白線4・5の中心線CLに対する車両1の後軸中心Pのずれ(オフセット)とから車両1を前進旋回させた時に駐車枠3の左右の白線4・5の中心線CLと車両前後方向の中心線Gとが一致する車両回転半径を計算する。
そして、この駐車支援方法は、この車両回転半径が車両1の最小回転半径以上である場合、駐車枠3の左右の白線4・5の中心線CLと車両前後方向の中心線Gとが一致するまで計算された車両回転半径となる舵角で車両1を前進旋回させる第1の工程と、駐車枠3内の駐車位置まで車両1を直進後退させる第2の工程とからなる。
このように、駐車枠3の左右の白線4・5に対して車両1が傾いていて、駐車枠3の左右の白線4・5の中心線CLに対して車両1の後軸中心Pが内側にある場合、切り返し支援を用いることにより、駐車枠3の左右の白線4・5に対して車両1が平行でかつ駐車枠3の左右の白線4・5の中心に駐車することができる。また、駐車枠3の左右の白線4・5の中心線CLと車両前後方向の中心線Gとが一致する舵角で車両1を前進旋回させるため、その後、逆方向に操舵して車両1を前進旋回させる必要がない。
また、この駐車支援方法は、車両前後方向の中心線Gと駐車枠3の左右の白線4・5とが平行である場合、駐車枠3の左右の白線4・5の中心線CLに対する車両1の後軸中心Pのずれに基づいて車両1の操舵方向を算出し、舵角から車両回転半径を計算し、駐車枠3の左右の白線4・5の中心線CLに対する車両1の後軸中心Pのずれ(オフセット)が半分になる位置の車両1の傾き角を目標傾き角として算出して、駐車枠3の左右の白線4・5に対する車両前後方向の中心線Gの傾きが目標傾き角と一致するまで前記操舵方向でかつ任意の舵角で車両1を前進旋回させる第1の工程と、駐車枠3の左右の白線の中心線4・5と車両前後方向の中心線Gとが一致するまで前記第1の工程の舵角とは車両1の操舵方向を逆にした同一舵角で車両1を前進旋回させる第2の工程と、駐車枠3内の駐車位置まで車両1を直進後退させる第3の工程とからなる。
このように、駐車枠3の左右の白線4・5に対して車両1が平行にずれている場合、切り返し支援を用いることにより、駐車枠3の左右の白線4・5に対して車両1が平行でかつ駐車枠3の左右の白線4・5の中心に駐車することができる。また、任意の舵角でよいため、車両1の最大舵角になるようにハンドルを切る必要がない。
更に、車両前後方向の中心線Gが駐車枠3の左右の白線4・5に対して左に傾いていて、かつ車両1の後軸中心Pが駐車枠3の左右の白線4・5の中心線CLに対して左側にある場合、又は、車両前後方向の中心線Gが駐車枠3の左右の白線4・5に対して右に傾いていて、かつ車両1の後軸中心Pが駐車枠3の左右の白線4・5の中心線CLに対して右側にある場合、又は、駐車枠3の左右の白線4・5に対する車両前後方向の中心線Gの傾きと駐車枠3の左右の白線4・5の中心線CLに対する車両1の後軸中心Pのずれ(オフセット)とから車両1を前進旋回させた時に駐車枠3の左右の白線4・5の中心線CLと車両前後方向の中心線Gとが一致する車両回転半径を計算する。
そして、この駐車支援方法は、この車両回転半径が車両1の最小回転半径より小さい場合、駐車枠3の左右の白線4・5に対する車両前後方向の中心線Gの傾きに基づいて駐車枠3の左右の白線4・5と車両前後方向の中心線Gとが平行になる車両1の操舵方向を算出して、駐車枠3の左右の白線4・5と車両前後方向の中心線Gとが平行になるまで前記操舵方向に任意の舵角で車両1を前進旋回させる第1の工程と、駐車枠3の左右の白線4・5の中心線CLに対する車両1の後軸中心Pのずれに基づいて車両1の操舵方向を算出し、舵角から車両回転半径を計算し、駐車枠3の左右の白線4・5の中心線CLに対する車両1の後軸中心Pのずれが半分になる位置の車両1の傾き角を目標傾き角として算出して、駐車枠3の左右の白線4・5に対する車両前後方向の中心線Gの傾きが目標傾き角と一致するまで前記操舵方向に任意の舵角で車両1を前進旋回させる第2の工程と、駐車枠3の左右の白線4・5の中心線CLと車両前後方向の中心線Gとが一致するまで前記第2の工程の舵角とは車両1の操舵方向を逆にした同一舵角で車両1を前進旋回させる第3の工程と、駐車枠3内の駐車位置まで車両1を直進後退させる第4の工程とからなる。
このように、駐車枠3の左右の白線4・5に対して車両1が傾いていて、駐車枠3の左右の白線4・5の中心線CLに対して車両1の後軸中心Pが外側にある場合、切り返し支援を用いることにより、駐車枠3の左右の白線4・5に対して車両1が平行でかつ駐車枠3の左右の白線4・5の中心に駐車することができる。また、任意の舵角でよいため、車両1の最大舵角になるようにハンドルを切る必要がない。
次に、この実施例2に係る駐車支援制御を、図10〜図12のフローチャートに基づいて説明する。
図10に示すように、制御手段10のプログラムがスタートすると(ステップD01)、先ず、後方撮像手段9による後退駐車を開始し(ステップD02)、運転者による後退動作を指示し(ステップD03)、駐車枠3の左右の白線4・5の認識を開始し(ステップD04)、左右の白線4・5に対する車両1の傾き角を演算し(ステップD05)、左右の白線4・5の中心線CLと車両1の後軸中心Pとのずれ(オフセット)を演算し(ステップD06)、左右の白線4・5の入口端点である左右の前端4F・5Fを検出してこの前端4F・5Fと車両後端1Bとの距離を演算し(ステップD07)、そして、運転者による停車動作を指示する(ステップD08)。
そして、車両後端1Bが左右の白線4・5内か否かを判断し(ステップD09)、このステップD09がNOの場合には、前記ステップD02に戻る。
このステップD09がYESの場合には、左右の白線4・5に対して平行か否かを判断し(ステップD10)、このステップD10がYESの場合には、停車を指示し(ステップD11)、左右の白線4・5に対して中心か否かを判断し(ステップD12)、このステップD12がYESの場合には、音声指示による車両後退の残り分を確認させ(ステップD13)、このプログラムをエンドとする(ステップD14)。
図10の前記ステップD10がNOの場合には、図11のフローチャートに移行する。
図11に示すように、傾き角(中心線CLからの±角度)、ずれ(オフセット)を記憶手段10Fに保存し(ステップE01)、そして、右(左)回りの補正の場合、後軸中心Pが左右の白線4・5の中心線CLに対して右(左)にあるか否かを判断する(ステップE02)。
このステップE02がYESの場合には、一挙動補正可能性があるとして、傾き角とずれ(オフセット)とから一挙動補正時の車両回転半径を計算し(ステップE03)、そして、車両回転半径≧最小回転半径か否かを判断する(ステップE04)。
このステップE04がYESの場合には、この車両回転半径となる舵角を運転者に指示する(ステップE05)。
なお、このステップE05においては、車両回転半径が大きく、移動距離が長くなる場合に、上記の実施例1の駐車支援装置の場合と同様に、一回直進することも可能である。
そして、指定した舵角で前進を指示し(ステップE06)、運転者による前進動作を指示し(ステップE07)、左右の白線4・5を認識し(ステップE08)、左右の白線4・5に対する車両1の傾き角を演算し(ステップE09)、白線4・5に対して平行か否かを判断し(ステップE10)、このステップE10がNOの場合には、前記ステップE08に戻る。
なお、このステップE08〜ステップE10にあっては、姿勢角検出手段(ジャイロ)16に置き換えが可能であり、姿勢角検出手段16での姿勢角を検出し、記憶手段10Fに記憶した傾き角との偏差が零(0)になった段階で停止する。
前記ステップE10がYESの場合には、停車を指示し(ステップE11)、ハンドルを真っ直ぐにして直進後退を指示し(ステップE12)、プログラムをエンドとする(ステップE13)。
このような駐車支援は、図8、図9のパターンC、Dでの支援となる。
一方、前記ステップE02がNOの場合、前記ステップE04がNOの場合には、傾き角により操舵方向を指示し(ステップE14)、任意の舵角(最大舵角でも可能)によるハンドルの保持での前進動作を指示し(ステップE15)、舵角からの車両回転半径を演算し(ステップE16)、運転者による前進動作を指示し(ステップE17)、左右の白線4・5を認識し(ステップE18)、左右の白線4・5に対する車両1の傾き角を演算し(ステップE19)、白線4・5の中心線CLと車両1の後軸中心Pとのずれ(オフセット)を演算し(ステップE20)、白線4・5に対して平行か否かを判断し(ステップE21)、このステップE21がNOの場合には、前記ステップE18に戻る。
なお、このステップE18〜ステップE21にあっては、姿勢角検出手段(ジャイロ)16に置き換えることも可能である。つまり、姿勢角検出手段16で姿勢角の変化を検出し、記憶手段10Fに記憶した傾き角との偏差が零(0)になった段階で停止し、さらに車両回転半径と傾き角とからずれの変位量(オフセット変位量)も計算し、ずれ量(オフセット)の現在値を、
ずれ(オフセット)の現在値=記憶手段10Fでのずれ(オフセット)値−ずれ(オフセット)変位量
で求める。
このステップE21がYESの場合には、停車を指示する(ステップE22)。
このような駐車支援は、図7のパターンBでの支援となる。
図10の前記ステップD12がNOの場合、図11の前記ステップE22の処理後は、図12のフローチャートに移行する。
図12に示すように、白線4・5の中心線CLからのずれ(オフセット)により操舵方向を指示し(ステップF01)、任意の舵角(最大舵角でも可能)での前進動作を指示し(ステップF02)、ハンドルを保持した運転者による前進動作を指示し(ステップF03)、舵角から車両回転半径を計算し(ステップF04)、ずれ(オフセット)量/2の位置(切り返しポイント)となる目標傾き角を演算し(ステップF05)、左右の白線4・5を認識し(ステップF06)、左右の白線4・5に対する車両1の傾き角を演算し(ステップF07)、その傾き角が目標傾き角か否かを判断し(ステップF08)、このステップF08がNOの場合には、前記ステップF06に戻る。
なお、このステップF06〜ステップF08においては、姿勢角検出手段(ジャイロ)16に置き換えることも可能である。つまり、姿勢角検出手段16で姿勢角の変化を検出し、記憶手段10Fに記憶した傾き角との偏差が零(0)になった段階で停止する。
このステップF08がYESの場合には、停車を指示し(ステップF09)、指定した舵角(符号反転同一舵角値)での逆方向操舵を指示、つまり、逆に同じ量だけ切るように指示し(ステップF10)、運転者による前進動作を指示し(ステップF11)、左右の白線4・5を認識し(ステップF12)、白線4・5に対する車両1の傾き角を演算し(ステップF13)、白線4・5に対して平行か否かを判断し(ステップF14)、このステップF14がNOの場合には、前記ステップF12に戻る。
なお、このステップF12〜ステップF14においては、姿勢角検出手段(ジャイロ)16に置き換えることも可能である。つまり、姿勢角検出手段16で姿勢角の変化を検出し、記憶手段10F記憶した傾き角との偏差が零(0)になった段階で停止する。
このステップF14がYESの場合には、停車を指示し(ステップF15)、直進後退を指示し(ステップF16)、プログラムをエンドとする(ステップF17)。
このような駐車支援は、図6でのパターンAでの支援となる。
図14〜図19は、この発明の実施例3を示すものである。
この実施例3の特徴とするところは、以下の点にある。即ち、図14、図15に示すように、車両1には、通常の死角支援用の前方撮像手段(フロントカメラ)17を搭載する。そして、この前方撮像手段17は、制御手段10に連絡し、前進時の切り返し支援の補助に使用される。これにより、車両1の前進時の目標軌跡を表示し、運転者の理解を深め
ることに貢献させる。
制御手段10は、前方撮像手段17により撮像した前方画像に目標走行軌跡、目標停車枠又は駐車枠の白線の延長線の少なくとも1つを重畳させるものである。
これにより、車両1の前進時の指標を表示することにより、運転者に停車位置をわかりやすく提示することができる。
つまり、前方撮像手段17の画像に目標走行軌跡を重ね書きして運転者を支援する構造であって、前方撮像手段17が車体グリル付近よりも下側に装着されることが多く、その画像そのままでは視点が低く、運転者の視点とはずれがある(図16参照)。
そのため、距離感も含め、直感的に進行方向を理解しやすいように、視点変換処理で運転者の実視点相当の画像及び進行矢印Xを表示する(図17参照)。
そして、目標走行軌跡の前方撮像手段17の画像の道路面上での目標走行軌跡を画像に重畳する(図17参照)。
その後、駐車枠3の左右の白線4・5の延長ライン4L・5Lと目標停止枠Rとを目安として表示し、前進支援段階に沿って、目標走行軌跡の表示も短く変化させる(図18参照)。
そして、目標停止枠Rまで車両1が前進後、逆進行矢印Yが映像に表れ、直進後退で後方の駐車枠に車両1を駐車枠3内に入れることができる(図19参照)。
なお、運転者の好みに合わせて、前方撮像手段17を俯瞰画像で上から見た状態として、目標走行軌跡を表示することも可能である。
この発明の駐車支援装置及び駐車支援方法は、運転者に適切な駐車方法を提示するものであり、各種車両に適用できる。
1 車両
2 駐車場
3 駐車枠
4 駐車枠の左側の白線
5 駐車枠の右側の白線
6 駐車枠の左側の輪止め
7 駐車枠の右側の輪止め
8 駐車支援装置
9 後方撮像手段
10 制御手段
10A 白線検出手段
10B 傾き算出手段
10C ずれ算出手段
10D 白線端検出手段
10E 移動距離算出手段
10F 記憶手段
11 ガイド手段
14 車速パルス検出手段
15 舵角検出手段
16 姿勢角検出手段
17 前方撮像手段

Claims (12)

  1. 車両後方を撮像する後方撮像手段を設け、この後方撮像手段により撮像された後方画像から駐車枠の左右の白線を検出する白線検出手段を備えた制御手段を設け、前記白線検出手段により検出された駐車枠の左右の白線内に車両を駐車させるように音声又は画像にてガイドするガイド手段を設けた駐車支援装置において、前記制御手段は、前記白線検出手段により検出された駐車枠の左右の白線に対する車両前後方向の中心線の傾きを算出する傾き算出手段と、前記白線検出手段により検出された駐車枠の左右の白線の中心線に対する車両の後軸中心のずれを算出するずれ算出手段と、前記後方撮像手段により撮像された後方画像から駐車枠の白線の前端を検出する白線端検出手段とを備え、この白線端検出手段により検出された駐車枠の白線の前端と車両後端との距離に基づいてこの車両後端が駐車枠内にあると判断される時に、前記傾き算出手段により算出された傾きと前記ずれ算出手段により算出されたずれとに基づいて、車両を一旦前進旋回させ、車両を直進後退させた時に駐車枠の左右の白線の中心線と車両前後方向の中心線とが一致するように駐車枠内に駐車可能な位置まで車両を前進旋回させるように前記ガイド手段でガイドすることを特徴とする駐車支援装置。
  2. 前記制御手段は、車速パルスをカウントして車両の移動距離を算出する移動距離算出手段を備え、前記白線端検出手段により検出された駐車枠の白線の前端と車両後端との距離に基づいてこの車両後端が駐車枠内にあると判断される時に、前記傾き算出手段により算出された傾きと前記ずれ算出手段により算出されたずれと前記移動距離算出手段により算出された移動距離とに基づいて、車両を直進後退させて駐車枠の左右の白線の中心線と車両前後方向の中心線とが一致するように駐車枠内に駐車可能な位置まで前記ガイド手段でガイドすることを特徴とする請求項1に記載の駐車支援装置。
  3. 前記制御手段は、車両の舵角を検出する舵角検出手段に連絡し、前記白線端検出手段により検出された駐車枠の白線の前端と車両後端との距離に基づいてこの車両後端が駐車枠内にあると判断される時に、前記傾き算出手段により算出された傾きと前記ずれ算出手段により算出されたずれと前記舵角検出手段により検出された舵角とに基づいて、車両を直進後退させて駐車枠の左右の白線の中心線と車両前後方向の中心線が一致するように駐車枠内に駐車可能な位置まで前記ガイド手段でガイドすることを特徴とする請求項1に記載の駐車支援装置。
  4. 前記制御手段は、車両の姿勢角の変化を検出する姿勢角検出手段に連絡し、前記白線端検出手段により検出された駐車枠の白線の前端と車両後端との距離に基づいてこの車両後端が駐車枠内にあると判断される時に、前記傾き算出手段により算出された傾きと前記ずれ算出手段により算出されたずれと前記姿勢角検出手段により検出された姿勢角の変化とに基づいて、車両を直進後退させて駐車枠の左右の白線の中心線と車両前後方向の中心線が一致するように駐車枠内に駐車可能な位置までガイド手段でガイドすることを特徴とする請求項1に記載の駐車支援装置。
  5. 前記制御手段は、車両前方を撮像する前方撮像手段に連絡し、この前方撮像手段により撮像した前方画像に目標走行軌跡、目標停車枠又は駐車枠の白線の延長線の少なくとも1つを重畳させることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の駐車支援装置。
  6. 車両前後方向の中心線が駐車枠の左右の白線に対して左に傾いていて、かつ車両の後軸中心が駐車枠の左右の白線の中心線に対して右側にある場合、又は、車両前後方向の中心線が駐車枠の左右の白線に対して右に傾いていて、かつ車両の後軸中心が駐車枠の左右の白線の中心線に対して左側にある場合で、かつ、駐車枠の左右の白線に対する車両前後方向の中心線の傾きと駐車枠の左右の白線の中心線に対する車両の後軸中心のずれとから車両を前進旋回させた時に駐車枠の左右の白線の中心線と車両前後方向の中心線とが一致する車両回転半径を計算し、この車両回転半径が最小回転半径以上である場合、この最小回転半径で車両を前進旋回させた時に駐車枠の左右の白線の中心線と車両前後方向の中心線とが一致する位置の駐車枠の左右の白線の中心線に対する車両の後軸中心のずれを計算して、駐車枠の左右の白線の中心線に対する車両の後軸中心のずれが前記計算されたずれと一致するまで車両を直進させる第1の工程と、駐車枠の左右の白線に対する車両前後方向の中心線の傾きに基づいて駐車枠の左右の白線と車両前後方向の中心線とが平行になる車両の操舵方向を算出して、駐車枠の左右の白線の中心線と車両前後方向の中心線とが一致するまで前記操舵方向に最大舵角で車両前進旋回させる第2の工程と、駐車枠内の駐車位置まで車両を直進後退させる第3の工程とからなることを特徴とする駐車支援方法。
  7. 車両前後方向の中心線が駐車枠の左右の白線に対して左に傾いていて、かつ車両の後軸中心が駐車枠の左右の白線の中心線に対して右側にある場合、又は、車両前後方向の中心線が駐車枠の左右の白線に対して右に傾いていて、かつ車両の後軸中心が駐車枠の左右の白線の中心線に対して左側にある場合で、かつ、駐車枠の左右の白線に対する車両前後方向の中心線の傾きと駐車枠の左右の白線の中心線に対する車両の後軸中心のずれとから車両を前進旋回させた時に駐車枠の左右の白線の中心線と車両前後方向の中心線とが一致する車両回転半径を計算し、この車両回転半径が車両の最小回転半径以上である場合、この最小回転半径で車両を前進旋回させた時に駐車枠の左右の白線の中心線と車両前後方向の中心線とが一致する位置までの距離を計算して、車両の移動距離が計算された距離と一致するまで車両を直進させる第1の工程と、駐車枠の左右の白線に対する車両前後方向の中心線の傾きに基づいて駐車枠の左右の白線と車両前後方向の中心線とが平行になる車両の操舵方向を算出して、駐車枠の左右の白線の中心線と車両前後方向の中心線とが一致するまで前記操舵方向に最大舵角で車両を前進旋回させる第2の工程と、駐車枠内の駐車位置まで車両を直進後退させる第3の工程とからなることを特徴とする駐車支援方法。
  8. 前後方向の中心線と駐車枠の左右の白線とが平行である場合、駐車枠の左右の白線の中心線に対する車両の後軸中心のずれに基づいて車両の操舵方向を算出し、駐車枠の左右の白線の中心線に対する車両の後軸中心のずれが半分になる位置の車両の傾き角を目標傾き角として算出して、駐車枠の左右の白線に対する車両前後方向の中心線の傾きが目標傾き角と一致するまで前記操舵方向でかつ最大舵角で車両を前進旋回させる第1の工程と、駐車枠の左右の白線の中心線と車両前後方向の中心線とが一致するまで第1の工程とは車両の操舵方向を逆にした最大舵角で車両を前進旋回させる第2の工程と、駐車枠内の駐車位置まで車両を直進後退させる第3の工程とからなることを特徴とする駐車支援方法。
  9. 車両前後方向の中心線が駐車枠の左右の白線に対して左に傾いていて、かつ車両の後軸中心が駐車枠の左右の白線の中心線に対して左側にある場合、又は、車両前後方向の中心線が駐車枠の左右の白線に対して右に傾いていて、かつ車両の後軸中心が駐車枠の左右の白線の中心線に対して右側にある場合、又は、駐車枠の左右の白線に対する車両前後方向の中心線の傾きと駐車枠の左右の白線の中心線に対する車両の後軸中心のずれとから車両を前進旋回させた時に駐車枠の左右の白線の中心線と車両前後方向の中心線とが一致する車両回転半径を計算し、この車両回転半径が最小回転半径より小さい場合、駐車枠の左右の白線に対する車両前後方向の中心線の傾きに基づいて駐車枠の左右の白線と車両前後方向の中心線とが平行になる車両の操舵方向を算出して、駐車枠の左右の白線と車両前後方向の中心線とが平行になるまで前記操舵方向に任意の舵角で車両を前進旋回させる第1の工程と、駐車枠の左右の白線の中心線に対する車両の後軸中心のずれに基づいて車両の操舵方向を算出し、駐車枠の左右の白線の中心線に対する車両の後軸中心のずれが半分になる位置の車両の傾き角を目標傾き角として算出して、駐車枠の左右の白線に対する車両前後方向の中心線の傾きが目標傾き角と一致するまで前記操舵方向に最大舵角で車両を前進旋回させる第2の工程と、駐車枠の左右の白線の中心線と車両前後方向の中心線とが一致するまで第2の工程とは車両の操舵方向を逆にした最大舵角で車両を前進旋回させる第3の工程と、駐車枠内の駐車位置まで車両を直進後退させる第4の工程とからなることを特徴とする駐車支援方法。
  10. 車両前後方向の中心線が駐車枠の左右の白線に対して左に傾いていて、かつ車両の後軸中心が駐車枠の左右の白線の中心線に対して右側にある場合、又は、車両前後方向の中心線が駐車枠の左右の白線に対して右に傾いていて、かつ車両の後軸中心が駐車枠の左右の白線の中心線に対して左側にある場合で、かつ、駐車枠の左右の白線に対する車両前後方向の中心線の傾きと駐車枠の左右の白線の中心線に対する車両の後軸中心のずれとから車両を前進旋回させた時に駐車枠の左右の白線の中心線と車両前後方向の中心線とが一致する車両回転半径を計算し、この車両回転半径が最小回転半径以上である場合、駐車枠の左右の白線の中心線と車両前後方向の中心線とが一致するまで計算された車両回転半径となる舵角で車両を前進旋回させる第1の工程と、駐車枠内の駐車位置まで車両を直進後退させる第2の工程とからなることを特徴とする駐車支援方法。
  11. 車両前後方向の中心線と駐車枠の左右の白線とが平行である場合、駐車枠の左右の白線の中心線に対する車両の後軸中心のずれに基づいて車両の操舵方向を算出し、舵角から車両回転半径を計算し、駐車枠の左右の白線の中心線に対する車両の後軸中心のずれが半分になる位置の車両の傾き角を目標傾き角として算出して、駐車枠の左右の白線に対する車両前後方向の中心線の傾きが目標傾き角と一致するまで前記操舵方向でかつ任意の舵角で車両を前進旋回させる第1の工程と、駐車枠の左右の白線の中心線と車両前後方向の中心線とが一致するまで前記第1の工程の舵角とは車両の操舵方向を逆にした同一舵角で車両を前進旋回させる第2の工程と、駐車枠内の駐車位置まで車両を直進後退させる第3の工程とからなることを特徴とする駐車支援方法。
  12. 車両前後方向の中心線が駐車枠の左右の白線に対して左に傾いていて、かつ車両の後軸中心が駐車枠の左右の白線の中心線に対して左側にある場合、又は、車両前後方向の中心線が駐車枠の左右の白線に対して右に傾いていて、かつ車両の後軸中心が駐車枠の左右の白線の中心線に対して右側にある場合、又は、駐車枠の左右の白線に対する車両前後方向の中心線の傾きと駐車枠の左右の白線の中心線に対する車両の後軸中心のずれとから車両を前進旋回させた時に駐車枠の左右の白線の中心線と車両前後方向の中心線とが一致する車両回転半径を計算し、この車両回転半径が最小回転半径より小さい場合、駐車枠の左右の白線に対する車両前後方向の中心線の傾きに基づいて駐車枠の左右の白線と車両前後方向の中心線とが平行になる車両の操舵方向を算出して、駐車枠の左右の白線と車両前後方向の中心線とが平行になるまで前記操舵方向に任意の舵角で車両を前進旋回させる第1の工程と、駐車枠の左右の白線の中心線に対する車両の後軸中心のずれに基づいて車両の操舵方向を算出し、舵角から車両回転半径を計算し、駐車枠の左右の白線の中心線に対する車両の後軸中心のずれが半分になる位置の車両の傾き角を目標傾き角として算出して、駐車枠の左右の白線に対する車両前後方向の中心線の傾きが目標傾き角と一致するまで前記操舵方向に任意の舵角で車両を前進旋回させる第2の工程と、駐車枠の左右の白線の中心線と車両前後方向の中心線とが一致するまで前記第2の工程の舵角とは車両の操舵方向を逆にした同一舵角で車両を前進旋回させる第3の工程と、駐車枠内の駐車位置まで車両を直進後退させる第4の工程とからなることを特徴とする駐車支援方法。
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