JP2012046064A - トレーラ検出装置、障害物検出装置、および走行制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】トラクタとトレーラの接続を検出する専用のセンサを設けることなく、どのようなトレーラの接続をも検出することができるトレーラ検出装置の提供。
【解決手段】トレーラ検出装置は、車両に搭載され、当該車両の後部にトレーラが接続されているか否かを検出するトレーラ検出装置であって、上記車両の後方に存在する物体との距離を検出する距離検出手段と、上記車両の車速を検出する車速検出手段と、上記距離検出手段の検出結果および上記車両の車速に基づき、当該車両の後部にトレーラが接続されているか否かを判定する接続検出手段とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】トレーラ検出装置は、車両に搭載され、当該車両の後部にトレーラが接続されているか否かを検出するトレーラ検出装置であって、上記車両の後方に存在する物体との距離を検出する距離検出手段と、上記車両の車速を検出する車速検出手段と、上記距離検出手段の検出結果および上記車両の車速に基づき、当該車両の後部にトレーラが接続されているか否かを判定する接続検出手段とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、トレーラ検出装置、障害物検出装置、および走行制御装置に関し、より詳しくは、トラクタとトレーラの接続を検出する専用のセンサを設けることなく、どのようなトレーラの接続をも検出することができるトレーラ検出装置、障害物検出装置および走行制御装置に関する。
従来、車両の前方および後方にある障害物を検知する手段として、クリアランスソナーがある。クリアランスソナーをトラクタの後部に取り付けた場合、トラクタの後方に接近する障害物を検出し、クリアランスソナーに接続された警報装置が障害物の接近をドライバに報知することができる。しかしながら、トラクタの後部にトレーラを接続した場合、トラクタの後部に取り付けられたクリアランスソナーがトレーラを障害物として検出し、警報装置が誤警報してしまうという課題があった。
また、トラクタにトレーラが接続されていることを検出する装置の提案がなされている(例えば特許文献1参照)。しかしながら、特許文献1で提案されている装置は、トラクタとトレーラの接続を検出するための専用の磁気センサを備えており、トレーラに取り付けられている。よって、特許文献1で提案されている装置は、上記した専用の磁気センサがなければトラクタとトレーラの接続を検出することができない。また、当該装置はトレーラの接続を検出する専用の装置であるため、障害物の接近を検知することができないという課題があった。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたもので、トラクタとトレーラの接続を検出する専用のセンサを設けることなく、どのようなトレーラの接続をも検出することができるトレーラ検出装置、障害物検出装置および走行制御装置の提供を目的とする。
第1の発明は、
車両に搭載され、当該車両の後部にトレーラが接続されているか否かを検出するトレーラ検出装置であって、
上記車両の後方に存在する物体との距離を検出する距離検出手段と、
上記車両の車速を検出する車速検出手段と、
上記距離検出手段の検出結果および上記車両の車速に基づき、当該車両の後部にトレーラが接続されているか否かを判定する接続検出手段と、を備えるトレーラ検出装置である。
車両に搭載され、当該車両の後部にトレーラが接続されているか否かを検出するトレーラ検出装置であって、
上記車両の後方に存在する物体との距離を検出する距離検出手段と、
上記車両の車速を検出する車速検出手段と、
上記距離検出手段の検出結果および上記車両の車速に基づき、当該車両の後部にトレーラが接続されているか否かを判定する接続検出手段と、を備えるトレーラ検出装置である。
第1の発明によれば、クリアランスソナー等の距離検出手段で検出した距離および車両の車速に基づき、当該車両の後部にトレーラが接続されているか否かを検出することができる。よって、トラクタ(車両)とトレーラの接続を検出する専用のセンサを設けることなく、どのようなトレーラの接続をも検出することができる。
第2の発明は、第1の発明において、
上記距離検出手段は、予め設定された第1の時間毎に上記物体との距離を検出し、
上記接続検出手段は、上記距離検出手段により検出された距離が変動し当該距離が予め設定された第1の範囲から逸脱しているかどうかを判定し、その判定結果および上記車両の車速に基づき、当該車両の後部にトレーラが接続されているか否かを判定する。
上記距離検出手段は、予め設定された第1の時間毎に上記物体との距離を検出し、
上記接続検出手段は、上記距離検出手段により検出された距離が変動し当該距離が予め設定された第1の範囲から逸脱しているかどうかを判定し、その判定結果および上記車両の車速に基づき、当該車両の後部にトレーラが接続されているか否かを判定する。
第2の発明によれば、検出距離が予め設定された範囲から逸脱しているかどうかが判定され、その判定結果に基づいてトレーラが接続されているかどうかが判定される。つまり、検出距離の変動が予め設定された範囲内であればトレーラが接続されていると判定されるので、トラクタ(車両)とトレーラのなす角度が変化して検出距離が変化し、或いは測定誤差が生じた際に、その変化や誤差によって、接続しているのに接続していないと誤判定するのを防止することができる。
第3の発明は、第2の発明において、
上記接続検出手段は、上記車速検出手段によって検出された車速が予め設定された閾値以下であり、かつ、上記距離検出手段により検出された距離が変動し当該距離に基づく値が予め設定された第1の範囲を逸脱している場合に、当該車両の後部にトレーラが接続されていないと判定する。
上記接続検出手段は、上記車速検出手段によって検出された車速が予め設定された閾値以下であり、かつ、上記距離検出手段により検出された距離が変動し当該距離に基づく値が予め設定された第1の範囲を逸脱している場合に、当該車両の後部にトレーラが接続されていないと判定する。
第3の発明によれば、車速が閾値以下で、かつ、検出距離が大きく変動している場合に、トレーラが接続されていないと判定する。例えば、車両が停止に近い状態で検出距離が大きく変動しているということは、トレーラが車両から取り外されている可能性が高い。よって、第3の発明によれば、車速が閾値以下で、かつ、検出距離が大きく変動しているという条件で、トレーラが接続されていないと判定すれば、正確に非接続を検出することができる。
第4の発明は、第3の発明において、
上記接続検出手段は、上記車両の後部にトレーラが接続されているか否かを第2の時間毎に判定し、
上記接続検出手段による前回の判定結果が当該車両の後部にトレーラが接続されているとの判定結果であり、前回の判定後、上記車速検出手段によって検出された車速が予め設定された閾値以下であり、かつ、上記距離検出手段により検出された距離が変動し当該距離に基づく値が予め設定された第1の範囲を逸脱している場合に、上記接続検出手段は、当該車両の後部にトレーラが接続されていないと判定する。
上記接続検出手段は、上記車両の後部にトレーラが接続されているか否かを第2の時間毎に判定し、
上記接続検出手段による前回の判定結果が当該車両の後部にトレーラが接続されているとの判定結果であり、前回の判定後、上記車速検出手段によって検出された車速が予め設定された閾値以下であり、かつ、上記距離検出手段により検出された距離が変動し当該距離に基づく値が予め設定された第1の範囲を逸脱している場合に、上記接続検出手段は、当該車両の後部にトレーラが接続されていないと判定する。
第4の発明によれば、前回の判定結果がトレーラが接続されているとの判定結果であり、前回の判定後、車速が閾値以下で、かつ、検出距離が大きく変動している場合に、トレーラが接続されていないと判定する。よって、第4の発明によれば、トレーラの接続状態から非接続状態への変化を正確に検出することができる。
第5の発明は、第2の発明において、
上記接続検出手段は、上記車速検出手段によって検出された車速が予め設定された閾値より大きく、かつ、上記距離検出手段により検出された距離に基づく値が予め設定された第2の範囲を逸脱していない場合に、当該車両の後部にトレーラが接続されていると判定する。
上記接続検出手段は、上記車速検出手段によって検出された車速が予め設定された閾値より大きく、かつ、上記距離検出手段により検出された距離に基づく値が予め設定された第2の範囲を逸脱していない場合に、当該車両の後部にトレーラが接続されていると判定する。
第5の発明によれば、車速が閾値より大きく、かつ、検出距離があまり変動していない場合に、トレーラが接続されていないと判定する。例えば、車両が高速走行状態で検出距離があまり変動していないということは、トレーラが車両に接続されている可能性が高い。よって、第3の発明によれば、車速が閾値より大きく、かつ、検出距離があまり変動していないという条件で、トレーラが接続されていると判定すれば、正確に接続を検出することができる。
第6の発明は、第5の発明において、
上記接続検出手段は、上記車両の後部にトレーラが接続されているか否かを第2の時間毎に判定し、
上記接続検出手段による前回の判定結果が当該車両の後部にトレーラが接続されていないとの判定結果であり、前回の判定後、上記車速検出手段によって検出された車速が予め設定された閾値より大きく、かつ、上記距離検出手段により検出された距離に基づく値が予め設定された第2の範囲を逸脱していない場合に、上記接続検出手段は、当該車両の後部にトレーラが接続されていると判定する。
上記接続検出手段は、上記車両の後部にトレーラが接続されているか否かを第2の時間毎に判定し、
上記接続検出手段による前回の判定結果が当該車両の後部にトレーラが接続されていないとの判定結果であり、前回の判定後、上記車速検出手段によって検出された車速が予め設定された閾値より大きく、かつ、上記距離検出手段により検出された距離に基づく値が予め設定された第2の範囲を逸脱していない場合に、上記接続検出手段は、当該車両の後部にトレーラが接続されていると判定する。
第6の発明によれば、前回の判定結果がトレーラが接続されていないとの判定結果であり、前回の判定後、車速が閾値より大きく、かつ、検出距離があまり変動していない場合に、トレーラが接続されていると判定する。よって、第6の発明によれば、トレーラの非接続状態から接続状態への変化を正確に検出することができる。
第7の発明は、第1の発明において、
上記距離検出手段は、上記車両の後方に予め設定された複数の領域に存在する物体との距離を当該領域毎に検出し、
上記接続検出手段は、上記距離検出手段によって検出された上記領域毎の距離の平均値および上記車両の車速に基づき、当該車両の後部にトレーラが接続されているか否かを判定する。
上記距離検出手段は、上記車両の後方に予め設定された複数の領域に存在する物体との距離を当該領域毎に検出し、
上記接続検出手段は、上記距離検出手段によって検出された上記領域毎の距離の平均値および上記車両の車速に基づき、当該車両の後部にトレーラが接続されているか否かを判定する。
第7の発明によれば、複数の距離検出手段で検出した距離に基づいて、トレーラが接続されているかどうかを判定する。よって、第7の発明によれば、トレーラが接続されているかどうかをより正確に判定することができる。
第8の発明は、第1の発明において、
上記距離検出手段は、当該車両の後方の物体との衝突を防止する目的で配設されたセンサを介して当該車両の後方に存在する物体との距離を検出する。
上記距離検出手段は、当該車両の後方の物体との衝突を防止する目的で配設されたセンサを介して当該車両の後方に存在する物体との距離を検出する。
第8の発明によれば、車両の後方の物体との衝突を防止するためのセンサを用いて、トレーラが接続されているかどうかを検出する。よって、第8の発明によれば、トレーラの接続を検出するための専用のセンサを設けることなく、トレーラの接続を検出することができ、また、車両が後方の物体と衝突するのを防止することもできる。
第9の発明は、第1または第7の発明において、
上記車両の長さ方向と上記トレーラの長さ方向とがなすトレーラ角度を検出する角度検出手段をさらに備え、
上記距離検出手段は、上記トレーラ角度に基づいて検出距離を補正する。
上記車両の長さ方向と上記トレーラの長さ方向とがなすトレーラ角度を検出する角度検出手段をさらに備え、
上記距離検出手段は、上記トレーラ角度に基づいて検出距離を補正する。
第9の発明によれば、車両とトレーラとがなす角度が変化しても、当該角度に基づいて検出距離を補正し、その補正した検出距離に基づいてトレーラが接続されているかどうかを判定することができる。よって、第9の発明によれば、トレーラの接続をより正確に検出することができる。
第10の発明は、
車両に搭載され、当該車両の後方の物体との衝突の危険性を運転者に対して報知する障害物検出装置であって、
請求項1〜請求項9のいずれかに記載のトレーラ検出装置と、
上記接続検出手段によって当該車両の後部にトレーラが接続されていると判定された場合に、当該車両の後方の物体との衝突の危険性の報知を禁止する報知禁止手段と、を備える、障害物検出装置である。
車両に搭載され、当該車両の後方の物体との衝突の危険性を運転者に対して報知する障害物検出装置であって、
請求項1〜請求項9のいずれかに記載のトレーラ検出装置と、
上記接続検出手段によって当該車両の後部にトレーラが接続されていると判定された場合に、当該車両の後方の物体との衝突の危険性の報知を禁止する報知禁止手段と、を備える、障害物検出装置である。
第10の発明によれば、トレーラ検出装置でトレーラの接続が検出された場合に、車両後方の物体と当該車両が衝突する危険性の報知を禁止する。よって、誤った危険性報知を防止することができる。
第11の発明は、
車両に搭載され、当該車両の走行を制御する走行制御装置であって、
請求項1〜請求項9のいずれかに記載のトレーラ検出装置と、
上記接続検出手段によって当該車両の後部にトレーラが接続されていると判定された場合に、当該車両の後部にトレーラが接続されていることを当該車両の走行制御に反映する走行制御変更手段とを備える、走行制御装置である。
車両に搭載され、当該車両の走行を制御する走行制御装置であって、
請求項1〜請求項9のいずれかに記載のトレーラ検出装置と、
上記接続検出手段によって当該車両の後部にトレーラが接続されていると判定された場合に、当該車両の後部にトレーラが接続されていることを当該車両の走行制御に反映する走行制御変更手段とを備える、走行制御装置である。
第11の発明によれば、トレーラ検出装置でトレーラの接続が検出された場合に、トレーラが接続されていることを当該車両の走行制御に反映する。例えば、トレーラが接続されている場合に、車両安定性制御装置(VSC)の制御を変更し、また、死角検知装置(BSD)の機能を停止することができる。
本発明によれば、トラクタとトレーラの接続を検出する専用のセンサを設けることなく、どのようなトレーラの接続をも検出することができる。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に係るトレーラ検出装置および障害物検出装置について、図面を参照しつつ説明する。
図1は、第1実施形態に係る障害物検出装置の機能的構成を示すブロック図である。図2は、図1に示される障害物検出装置を搭載する車両の後部にトレーラが接続された状態を示す図であり、車両とトレーラのなす角度がゼロの場合(車両直進時)を示す図である。図3は、図1に示される障害物検出装置を搭載する車両の後部にトレーラが接続された状態を示す図であり、車両とトレーラのなす角度がゼロ以外の場合(車両コーナリング時)を示す図である。
本発明の第1実施形態に係るトレーラ検出装置および障害物検出装置について、図面を参照しつつ説明する。
図1は、第1実施形態に係る障害物検出装置の機能的構成を示すブロック図である。図2は、図1に示される障害物検出装置を搭載する車両の後部にトレーラが接続された状態を示す図であり、車両とトレーラのなす角度がゼロの場合(車両直進時)を示す図である。図3は、図1に示される障害物検出装置を搭載する車両の後部にトレーラが接続された状態を示す図であり、車両とトレーラのなす角度がゼロ以外の場合(車両コーナリング時)を示す図である。
本発明に係る障害物検出装置1は、車両2に搭載され、当該車両2の後方から物体が衝突する危険性をドライバに対して報知する装置である。車両2は、トレーラ3を牽引することができるトラクタである。
図1に示されるように、障害物検出装置1は、トレーラ検出装置4と、障害物検出手段5と、報知手段6と、報知制御手段7とを備えている。
トレーラ検出装置4は、車両2に搭載され、当該車両2の後部にトレーラ3が接続されているか否かを判定する装置である。トレーラ検出装置4は、複数の距離センサ111〜114と、距離検出手段8と、接続検出手段10と、車速センサ9とを備えている。距離検出手段8と接続検出手段10は、図示例では、クリアランスソナーECU12内に設けられている。クリアランスソナーECU12と、車速センサ9と、報知制御手段7と、報知手段8は、CAN(Controller Area Network)を介して電気的に接続されている。詳細は後述する。
障害物検出手段5は、車両2に搭載され、当該車両2の後方に障害物が接近していることを検出する装置である。障害物検出手段5は、例えば、クリアランスソナー等の距離センサ111〜114からの信号に基づき障害物との距離を検出する距離検出手段8から、距離情報を取得する。障害物検出手段5は、距離検出手段8から出力された距離情報信号に基づき、車両2の後部に障害物が接近していることを検出する。なお、距離センサ111〜114は、クリアランスソナーに限定されるものではなく、レーダ装置、カメラ装置等であってもよい。
報知手段6は、障害物検出手段5で接近する障害物が検出された場合、障害物が接近していることをドライバに報知する。報知の形態は特に限定されず、例えば視覚的または聴覚的に報知することができる。
報知制御手段7は、報知手段6に障害物の接近を報知させるかどうか等を制御する。報知制御手段7は、トレーラ検出装置4により車両2の後部にトレーラ3が接続されていると判定された場合に、車両2の後部へ障害物が接近している旨の報知を禁止する。つまり、トレーラ3が車両2に接続されている場合には、車両2の後部にトレーラ3が位置しており、障害物検出手段5がトレーラ3を障害物であると誤認識する可能性がある。そこで、本実施形態では、トレーラ3の接続が検出された場合には、トレーラ3が障害物であると誤認識され障害物接近の誤報知がされることを防止するため、報知制御手段7は、障害物が接近している旨の報知を禁止する。なお、報知制御手段7は、トレーラ検出装置4により車両2の後部にトレーラ3が接続されていないと判定された場合には、障害物が接近している旨の報知を禁止しない。この場合、距離検出手段8から出力された距離情報信号に基づき、車両2の後部に障害物が接近していることが検出されたら、報知制御手段7は、報知手段6に障害物の接近を報知させる。
次に、トレーラ検出装置4について詳細に説明する。
トレーラ検出装置4は、上述のように、複数の距離センサ111〜114と、距離検出手段8と、車速検出手段9と、接続検出手段10とを備えている。
トレーラ検出装置4は、上述のように、複数の距離センサ111〜114と、距離検出手段8と、車速検出手段9と、接続検出手段10とを備えている。
距離検出手段8は、車両2がその後方の物体と衝突するのを防止する目的で配設されたセンサ(例えば、クリアランスソナー、レーダ装置等)を介して、車両2の後方に存在する物体との距離D(図2、3に示される例では、距離D1〜D4)を検出する。距離検出手段8は、予め設定された第1の時間T1(例えば0.25秒。図4参照)毎に物体との距離Dを検出する。距離検出手段8は、車両2の後方に予め設定された複数の領域AR(図2、3に示される例では、領域AR1〜AR4)に存在する物体との距離D(図2に示される例では、距離D1〜D4)を領域AR毎に検出する。
車速検出手段9は、車両2の車速を検出する。車速検出手段9は、例えば、車輪の単位時間当たりの回転数等から車速を算出することができる。
接続検出手段10は、距離検出手段8の検出結果(距離D)および車速検出手段9の検出結果(車速V)に基づき、車両2の後部にトレーラ3が接続されているか否かを判定する。距離検出手段8により検出された距離D(図2、3に示される例では、距離D1〜D4)は、時間経過とともに変動する。接続検出手段10は、距離Dに基づく値(例えは、距離D1〜D4の平均値から参照値Drefを差し引いた値の絶対値。式1、式2参照)が予め設定された第1の範囲H1(図4参照)から逸脱しているかどうかを判定する。接続検出手段10は、その判定結果および車両2の車速に基づき、車両2の後部にトレーラ3が接続されているか否かを判定する。第1の範囲H1は、予め設定された所定値(Range max)の1/2である。
|Dav−Dref|<Range max/2 ・・・(式2)
より具体的には、接続検出手段10は、車両2の後部にトレーラ3が接続されているか否かを第2の時間T2(例えば3秒。図4参照)毎に判定する。接続検出手段10による前回の判定結果が車両2の後部にトレーラ3が接続されているとの判定結果であり、前回の判定後、車速検出手段9によって検出された車速Vが予め設定された閾値V1以下であり、かつ、距離検出手段8により検出された距離D(図2、3に示される例では、距離D1〜D4)が変動し当該距離Dに基づく値(図2、3に示される例では、距離D1〜D4の平均値から参照値Drefを差し引いた値の絶対値)が予め設定された第1の範囲H1(図4参照)を逸脱している場合に、接続検出手段10は、車両2の後部からトレーラ3の接続が解除されたと判定する。つまり、前回の判定ではトレーラ3が接続されているが、今回の判定ではトレーラ3が接続されていないことになる。図4は、距離Dに基づく値と第1の範囲H1との関係の一例を示す図である。
また、接続検出手段10による前回の判定結果が車両2の後部にトレーラ3が接続されていないとの判定結果であり、前回の判定後、車速検出手段9によって検出された車速Vが予め設定された閾値V1より大きく、かつ、距離検出手段8により検出された距離Dに基づく値(図2、3に示される例では、距離D1〜D4の平均値)が予め設定された第2の範囲H2(図5参照)を逸脱していない場合に、接続検出手段10は、車両2の後部にトレーラ3が接続されたと判定する。つまり、前回の判定ではトレーラ3が接続されていないが、今回の判定ではトレーラ3が接続されていることになる。図5は、距離Dに基づく値と第2の範囲H2との関係の一例を示す図である。図5におけるDmaxは、時間T2内に検出された距離Dに基づく値の最大値である。図5におけるDminは、時間T2内に検出された距離Dに基づく値の最小値である。DmaxからDminを差し引いた値H2が、予め設定された所定値(Range max)より小さいか否かが判断される(式3参照)。
Dmax−Dmin<Range max ・・・(式3)
なお、「距離Dに基づく値」は、距離D1〜D4の平均値でなくてもよく、距離D1〜D4のそれぞれに重み付けをした値の平均値等であってもよい。
次に、トレーラ検出装置4の動作について、図6を参照しつつ説明する。
図6は、トレーラ検出装置4の動作を示すフローチャートである。
図6は、トレーラ検出装置4の動作を示すフローチャートである。
まず、車両2の車速Vが、予め設定された閾値V1より大きいか否かが判断される(ステップS1)。なお、車速Vは、車両前進時の車速と車両後進(バック)時の車速の双方を含む概念であり、前進時の車速と後進時の車速の双方とも正の値とする。車速Vが閾値V1より大きいと判断された場合(ステップS1でYES)には、ステップS2に移行する。ステップS2では、トレーラ3の前回の検出フラグが0であるか否かが判断される。検出フラグには0と1の2つの値がある。「検出フラグが0」はトレーラ3の接続が検出されなかった(トレーラ3が接続されていない)ことを意味する。「検出フラグが1」はトレーラ3の接続が検出された(トレーラ3が接続されている)ことを意味する。検出フラグのデフォルトは予め0に設定されている。
ステップS2で前回の検出フラグが0の場合(ステップS2でYES)は、ステップS3に移行する。検出フラグのデフォルトが0に設定されているので、1回目の検出でステップS2の判断がなされる場合は、ステップS3に移行する。一方、ステップS2で前回の検出フラグが1の場合(ステップS2でNO)、トレーラ3が接続されていると判断され、検出フラグは1が保持される(ステップS4)。車速が大きく且つ前回の検出フラグが1の場合に今回の検出フラグが1に保持される理由は、車速が大きい時にトレーラ3との接続を解除されることは通常ないと考えられるからである。
ステップS3では、距離検出手段8により検出された距離Dに基づく値(図2に示される例では、距離D1〜D4の平均値)が予め設定された第2の範囲H2を逸脱していないかどうかが判断される(図5参照)。具体的には、予め設定された所定時間T2内に検出された距離Dに基づく値の最大値(Dmax)から所定時間内T2内に検出された距離Dに基づく値の最小値(Dmin)を差し引いた値H2が、予め設定された所定値(Range max)より小さいか否かが判断される。所定時間T2は特に限定されるものではないが、例えば3秒に設定される。また、距離Dの検出周期T1は特に限定されるものではないが、例えば0.25秒に設定される。この設定の場合、所定時間T2内に、距離Dに基づく値(例えば距離D1〜D4の平均値)が12回検出されることになる。
ステップS3で(式1)が成立する場合(ステップS3でYES)、すなわち距離変動が小さい場合、ステップS4およびステップS5に移行する。ステップS4では、上記したように、車両2にトレーラ3が接続されたと判断され、検出フラグが1に更新される。ステップS5では、参照値Drefが算出され、メモリに記憶された参照値Drefが算出された参照値Drefに更新される。参照値Drefは、以下の(式2)に基づいて算出される。なお、参照値Drefのデフォルトは、予め設定された所定値とされている。
ステップS3で(式1)が成立しない場合(ステップS3でNO)、すなわち距離変動が大きい場合、ステップS6に移行する。ステップS6では、トレーラ3が接続されていないと判断され、検出フラグが0に保持される。車速が大きく且つ距離変動が大きい場合に検出フラグが0に保持される理由は、車速Vが大きい時に距離変動が大きいということは、停止状態の車両が動き出して後続車両或いは壁との車間距離が大きくなったためと考えられるからである。
ステップS1で、車速Vが閾値V1以下であると判断された場合(ステップS1でNO)には、ステップS7に移行する。ステップS7では、トレーラ3の前回の検出フラグが1であるか否かが判断される。上記したように、「検出フラグが0」はトレーラ3が検出されなかった(トレーラ3が接続されていない)ことを意味する。「検出フラグが1」はトレーラ3が検出された(トレーラ3が接続されている)ことを意味する。上記したように、検出フラグのデフォルトは予め0に設定されている。
前回の検出フラグが1の場合(ステップS7でYES)は、ステップS8に移行する。一方、ステップS7で前回の検出フラグが0の場合(ステップS7でNO)、トレーラ3が接続されていないと判断され、検出フラグが0に保持される(ステップS6)。車速が小さく且つ前回の検出フラグが0の場合に検出フラグが0に保持される理由は、距離の検知対象がトレーラ3でない可能性があるからである。つまり、この場合にはトレーラ3ではなく信号待ち時の後続車両との距離を検知している可能性があるからである。なお、検出フラグのデフォルトが0に設定されているので、1回目の検出でステップS7の判断がなされた場合は、ステップS6に移行する。
ステップS8では、距離検出手段8により検出された距離Dに基づく値(図2、3に示される例では、距離D1〜D4の平均値Davから参照値Drefを差し引いた値の絶対値)が予め設定された第1の範囲H1を逸脱していないかどうかが判断される(図4参照)。具体的には、予め設定された所定時間T2内に検出された距離Dに基づく値が、予め設定された所定値(Range max/2:H1)より小さいか否かが判断される(式3参照)。所定時間T2は特に限定されるものではないが、例えば3秒に設定される。また、距離Dの検出周期は特に限定されるものではないが、例えば0.25秒に設定される。この設定の場合、所定時間T2内に、距離Dに基づく値(例えば距離D1〜D4の平均値Davから参照値Drefを差し引いた値の絶対値)が12回検出されることになる。
ステップS8で(式3)が予め設定された所定の割合(例えば8割)以上で成立する場合(ステップS8でYES)、すなわち距離変動が小さい場合、ステップS4に移行する。ステップS4では、上記したように、トレーラ3が接続されていると判断され、検出フラグが1に保持される。車速が小さく且つ距離変動が小さい場合に検出フラグが1に保持される理由は、トレーラ3が接続されたままである可能性が高いからである。ステップS8で(式3)が予め設定された所定の割合(例えば8割)未満でしか成立しない場合(ステップS8でNO)、すなわち距離変動が大きい場合、ステップS6に移行する。ステップS6では、トレーラ3との接続が解除されたと判断され、検出フラグが0に更新される。
以上のステップS1〜S8が繰り返される。
以上のステップS1〜S8が繰り返される。
以上説明したように、トレーラ検出装置4によれば、クリアランスソナー等を用いて検出した距離D1〜D4および車両の車速Vに基づき、車両2の後部にトレーラ3が接続されているか否かを検出することができる。よって、トラクタ(車両2)とトレーラ3の接続を検出する専用のセンサを設けることなく、どのようなトレーラ3の接続をも検出することができる。
また、トレーラ検出装置4でトレーラ3の接続が検出された場合に、障害物検出装置1は、車両2後方の物体(トレーラ3)と車両2が衝突する危険性の報知を禁止する。よって、障害物検出装置1は、誤った危険性報知を防止することができる。
なお、トレーラ検出装置4でトレーラ3の接続が検出された場合に、トレーラ3が接続されていることを車両2の走行制御に反映するようにしてもよい。例えば、トレーラ3が接続されている場合に、車両安定性制御装置(VSC)の制御を変更し、また、死角検知装置(BSD)の機能を停止することができる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態に係るトレーラ検出装置および障害物検出装置について、図面を参照しつつ説明する。図7は、第2実施形態に係る障害物検出装置の機能的構成を示すブロック図である。図8は、図7に示される障害物検出装置を搭載する車両の後部にトレーラが接続された状態を示す図であり、車両とトレーラのなす角度がゼロ以外の場合を示す図である。
本発明の第2実施形態に係るトレーラ検出装置および障害物検出装置について、図面を参照しつつ説明する。図7は、第2実施形態に係る障害物検出装置の機能的構成を示すブロック図である。図8は、図7に示される障害物検出装置を搭載する車両の後部にトレーラが接続された状態を示す図であり、車両とトレーラのなす角度がゼロ以外の場合を示す図である。
第2実施形態に係る障害物検出装置が第1実施形態と異なる点は、トレーラ検出装置の構成であり、その他の構成は第1実施形態と同様である。以下の説明では、第1実施形態と同じ構成については同じ参照符号を付し、その説明を省略する。図7に示されるように、第2実施形態におけるトレーラ検出装置40は、ヨーレートセンサ13と、距離補正手段14とをさらに備えている点が第1実施形態と異なる。
ヨーレートセンサ13は、車両2がコーナリングしている時に車両2にかかるヨーレートψを検出する。
距離補正手段14は、以下の式4、式5を用いて、距離検出手段8が検出した距離Dを補正する。車両2がコーナリングすると、車両2の長さ方向とトレーラ3の長さ方向とがなす角度β(図8参照)が変化し、それに伴って距離検出手段8が検出する距離Dも変化する。しかしながら、角度βの変化に伴って距離Dが変化すると、距離Dの変化がトレーラ3の接続検出に影響を及ぼす虞がある。そこで、角度βが変化しても、その変化がトレーラ3の接続検出に影響を及ぼさないように、距離補正手段14が距離Dを補正する。なお、図8における符号RPは、車両2とトレーラ3の接続点である。
補正前の距離D、角度β、および車両2の幅方向中心から距離センサ112までの距離Yにより、補正後の距離Dcorは以下のように表すことができる。なお、図8における距離センサ111、113、114についても、距離センサ112の場合と同様の補正が行われる。
Dcor=D−Y×sin(β) ・・・(式4)
図8に示される、車両2の車速V、車両2のホイールベースL、車両2の長さ方向における後輪軸と距離センサ11間の距離h、および車両2のヨーレートψの関係は、以下のように表すことができる。
式5に車速V、ホイールベースL、距離h、ヨーレートψの各値を代入し、βについての方程式を解くと、βについての解が得られる。得られたβについての解、距離Y、距離Dの各値を式4に代入すると、補正後の距離Dcorの値が求まる。トレーラ3の長さ方向と車両2の長さ方向とが角度0をなしている状態(車両2が直進している状態)から角度βをなす状態(車両2がコーナリングしている状態)に変化することにより、距離DがY×sin(β)だけ変化する。補正後の距離Dcorは、距離Dからその変化量を差し引いた値である。この補正を行うことにより、角度βの変化がトレーラ3の接続検出に影響を及ぼさないようにすることができる。
第2実施形態に係る障害物検出装置100は、第1実施形態のトレーラ検出装置4に代えてトレーラ検出装置40を備えている。障害物検出装置100では、角度βの変化が障害物の検出に影響を及ぼさない。
本発明は、トラクタとトレーラの接続を検出する専用のセンサを設けることなく、どのようなトレーラの接続をも検出することができるトレーラ検出装置、障害物検出装置および走行制御装置等に利用可能である。
1 障害物検出装置
2 車両
3 トレーラ
4 トレーラ検出装置
5 障害物検出手段
6 報知手段
7 報知禁止手段
8 距離検出手段
9 車速検出手段
10 接続検出手段
11 距離センサ
12 クリアランスソナーECU
13 ヨーレートセンサ
14 距離補正手段
H1 第1の範囲
H2 第2の範囲
V 車速
V1 車速の閾値
D 距離
T1 第1の時間
T2 第2の時間
2 車両
3 トレーラ
4 トレーラ検出装置
5 障害物検出手段
6 報知手段
7 報知禁止手段
8 距離検出手段
9 車速検出手段
10 接続検出手段
11 距離センサ
12 クリアランスソナーECU
13 ヨーレートセンサ
14 距離補正手段
H1 第1の範囲
H2 第2の範囲
V 車速
V1 車速の閾値
D 距離
T1 第1の時間
T2 第2の時間
Claims (11)
- 車両に搭載され、当該車両の後部にトレーラが接続されているか否かを検出するトレーラ検出装置であって、
前記車両の後方に存在する物体との距離を検出する距離検出手段と、
前記車両の車速を検出する車速検出手段と、
前記距離検出手段の検出結果および前記車両の車速に基づき、当該車両の後部にトレーラが接続されているか否かを判定する接続検出手段と、を備えるトレーラ検出装置。 - 前記距離検出手段は、予め設定された第1の時間毎に前記物体との距離を検出し、
前記接続検出手段は、前記距離検出手段により検出された距離が変動し当該距離に基づく値が予め設定された第1の範囲から逸脱しているかどうかを判定し、その判定結果および前記車両の車速に基づき、当該車両の後部にトレーラが接続されているか否かを判定する、請求項1に記載のトレーラ検出装置。 - 前記接続検出手段は、前記車速検出手段によって検出された車速が予め設定された閾値以下であり、かつ、前記距離検出手段により検出された距離が変動し当該距離に基づく値が予め設定された第1の範囲を逸脱している場合に、当該車両の後部にトレーラが接続されていないと判定する、請求項2に記載のトレーラ検出装置。
- 前記接続検出手段は、前記車両の後部にトレーラが接続されているか否かを第2の時間毎に判定し、
前記接続検出手段による前回の判定結果が当該車両の後部にトレーラが接続されているとの判定結果であり、前回の判定後、前記車速検出手段によって検出された車速が予め設定された閾値以下であり、かつ、前記距離検出手段により検出された距離が変動し当該距離に基づく値が予め設定された第1の範囲を逸脱している場合に、前記接続検出手段は、当該車両の後部にトレーラが接続されていないと判定する、請求項3に記載のトレーラ検出装置。 - 前記接続検出手段は、前記車速検出手段によって検出された車速が予め設定された閾値より大きく、かつ、前記距離検出手段により検出された距離に基づく値が予め設定された第2の範囲を逸脱していない場合に、当該車両の後部にトレーラが接続されていると判定する、請求項2に記載のトレーラ検出装置。
- 前記接続検出手段は、前記車両の後部にトレーラが接続されているか否かを第2の時間毎に判定し、
前記接続検出手段による前回の判定結果が当該車両の後部にトレーラが接続されていないとの判定結果であり、前回の判定後、前記車速検出手段によって検出された車速が予め設定された閾値より大きく、かつ、前記距離検出手段により検出された距離に基づく値が予め設定された第2の範囲を逸脱していない場合に、前記接続検出手段は、当該車両の後部にトレーラが接続されていると判定する、請求項5に記載のトレーラ検出装置。 - 前記距離検出手段は、前記車両の後方に予め設定された複数の領域に存在する物体との距離を当該領域毎に検出し、
前記接続検出手段は、前記距離検出手段によって検出された前記領域毎の距離の平均値および前記車両の車速に基づき、当該車両の後部にトレーラが接続されているか否かを判定する、請求項1に記載のトレーラ検出装置。 - 前記距離検出手段は、当該車両の後方の物体との衝突を防止する目的で配設されたセンサを介して当該車両の後方に存在する物体との距離を検出する、請求項1に記載のトレーラ検出装置。
- 前記車両の長さ方向と前記トレーラの長さ方向とがなすトレーラ角度を検出する角度検出手段をさらに備え、
前記距離検出手段は、前記トレーラ角度に基づいて検出距離を補正する、請求項1または7に記載のトレーラ検出装置。 - 車両に搭載され、当該車両の後方の物体との衝突の危険性を運転者に対して報知する障害物検出装置であって、
請求項1〜請求項9のいずれかに記載のトレーラ検出装置と、
前記接続検出手段によって当該車両の後部にトレーラが接続されていると判定された場合に、当該車両の後方の物体との衝突の危険性の報知を禁止する報知禁止手段と、を備える、障害物検出装置。 - 車両に搭載され、当該車両の走行を制御する走行制御装置であって、
請求項1〜請求項9のいずれかに記載のトレーラ検出装置と、
前記接続検出手段によって当該車両の後部にトレーラが接続されていると判定された場合に、当該車両の後部にトレーラが接続されていることを当該車両の走行制御に反映する走行制御変更手段とを備える、走行制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010189624A JP2012046064A (ja) | 2010-08-26 | 2010-08-26 | トレーラ検出装置、障害物検出装置、および走行制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010189624A JP2012046064A (ja) | 2010-08-26 | 2010-08-26 | トレーラ検出装置、障害物検出装置、および走行制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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ID=45901455
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2010189624A Pending JP2012046064A (ja) | 2010-08-26 | 2010-08-26 | トレーラ検出装置、障害物検出装置、および走行制御装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101734245B1 (ko) * | 2015-11-30 | 2017-05-11 | 현대자동차 주식회사 | 트레일러 주행 제어 장치 및 방법 |
US10657823B2 (en) | 2017-10-26 | 2020-05-19 | Bendix Commercial Vehicle Systems Llc | System and method for determining when an object detected by a collision avoidance sensor on one member of an articulated vehicle comprises another member of the vehicle |
-
2010
- 2010-08-26 JP JP2010189624A patent/JP2012046064A/ja active Pending
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