JP2012041144A - 搬送チェーン - Google Patents

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Abstract

【課題】搬送物品を吸着保持する磁石片をリンクモジュールの外形寸法を変更することなくリンクモジュール内に確実に組み込み、物品搬送時にチェーン上下方向の振動・衝撃が生じた場合であっても磁石片の脱落を防止して、搬送面が傾斜搬送状態や滑り易くなった搭載状態であっても充分な吸着保持力を発揮して搬送物品を確実かつ安定して搬送するとともに、チェーン戻り側で充分なタルミを確保した円滑な駆動搬送を実現して、磁石保守メンテナンス作業も簡便な搬送チェーンを提供すること。
【解決手段】搬送物品Wを吸着保持する磁石片130が合成樹脂製の磁石収容用スライダー140に収容されているとともに、磁石収容用スライダー140がリンクモジュール110のリンク側面110bからチェーン幅方向に設けた左右一対のスライダー用横長穴113にそれぞれ挿脱自在に格納されている搬送チェーン100。
【選択図】図2

Description

本発明は、搬送物品を搭載して搬送する搬送チェーンに関するものであって、特に、搬送面が傾斜搬送状態や滑り易くなった搭載状態であっても搬送物品を搭載して搬送することが可能な搬送チェーンに関するものである。
従来の搬送チェーンとして、図13に示すように、搬送物品Wを搭載する搬送面510aとこの搬送面510aの前後にそれぞれ突設されたヒンジ部511とを備えた合成樹脂製のリンクモジュール510をヒンジ部511に形成されたピン挿入孔512に挿通する連結ピン520でチェーン長手方向に多数連結するとともに駆動側スプロケットS1と従動側スプロケットS2との間で掛け回して飲料用ボトル、ドリンク用缶などの搬送物品Wを搬送するコンベヤベルト500が知られている (例えば、特許文献1参照)。
また、従来の搬送チェーンとして、搬送物品を吸着保持しながら搬送するために、薄肉の強磁性ヨークに固着した永久磁石の表面をエポキシ樹脂などで被覆してなる多数の吸着用磁石ユニットをチェーン基体部の外周側に一定間隔で配置して磁気吸着可能な荷物などを脱落させることなく搬送する磁石付きチェーンが知られている (例えば、特許文献2参照)。
さらに、従来の搬送チェーンとして、両側のヨークに装着された磁石をチェーン長手方向に沿って取り付けて鉄製のドリンク缶等磁性材料より成る筺体を搬送する磁石式チェーンコンベヤが知られている (例えば、特許文献3参照)。
特開2004−262600号公報(第6欄、図1) 特開平9−275011号公報(第8頁、図8) 特開平8−310384号公報(第3欄、図10)
しかしながら、従来のようなコンベヤベルト500は、搬送面510aに搬送物品Wを搭載するリンクモジュール510が自己潤滑性を発揮する合成樹脂製で成形されているため、図14に示すように、傾斜搬送状態で搬送物品Wに作用する斜面方向の分力が摩擦力を上回っている場合、あるいは、石鹸水、潤滑油などの滑り易い液体がリンクモジュール510に付着してリンクモジュール510の搬送面510aが過剰に滑り易くなっている場合、搬送物品Wが搬送面510a上で搬送衝撃などにより不意に転倒したり滑落したりして確実に搬送できないという問題があった。
また、従来のような磁石付きチェーンは、多数の吸着用磁石ユニットをチェーン基体部の外周面上に配置しているため、所謂、「バックベンド半径」と称する搬送面側と逆方向に曲がる半径が大きくなり、その結果として、チェーン戻り側においてチェーン伸びを吸収するためのアイドローラなどの中間ローラを用いてもタルミを十分に確保することができず、チェーン伸びを解消するための保守メンテナンスの負担頻度が増大し、そのまま放置すると、駆動スプロケットに磁石付きチェーンが噛み込んでチェーン切断に至るという問題があった。
しかも、従来のような磁石付きチェーンは、エポキシ樹脂などを高温で溶解して強磁性ヨークに固着した永久磁石の表面を被覆しているため、永久磁石が高温の樹脂温度に晒されて永久磁石の磁力が低下して十分な吸着保持力を発揮することができず、また、吸着用磁石ユニットが永久磁石を薄肉の強磁性ヨークに接着剤により固着しているため、長期使用時に永久磁石と強磁性ヨークとの接着が剥離して永久磁石が脱落したり欠損したりして、搬送物品を安定して吸着保持することができないという問題があった。
さらに、従来のような磁石式チェーンコンベヤは、両側のヨークに装着された磁石が露出しているため、磁石が搬送衝撃などにより不意に脱落したり損傷したりして搬送物品を安定して吸着保持することができなくなったり、磁石の破片が搬送領域に飛散して搬送作業上の多くの不具合を生じるという問題があった。
そこで、本発明は、従来の問題を解決するものであって、すなわち、本発明の目的は、搬送物品を吸着保持する磁石片をリンクモジュールの外形寸法を変更することなくリンクモジュール内に確実に組み込み、物品搬送時にチェーン上下方向の振動・衝撃が生じた場合であっても磁石片の脱落を防止して、搬送面が傾斜搬送状態や滑り易くなった搭載状態であっても充分な吸着保持力を発揮して搬送物品を確実かつ安定して搬送するとともに、チェーン戻り側で充分なタルミを確保した円滑な駆動搬送を実現して、しかも、磁石保守メンテナンス作業も簡便な搬送チェーンを提供することである。
請求項1に係る本発明は、搬送物品を搭載する搬送面と該搬送面の前後にそれぞれ突設されたヒンジ部とを備えた合成樹脂製のリンクモジュールを前記ヒンジ部に形成されたピン挿入孔に挿通する連結ピンを用いてチェーン長手方向に多数連結してなる搬送チェーンにおいて、前記搬送物品を磁力で吸着保持する磁石片が、合成樹脂製の磁石収容用スライダーに収容されているとともに、前記磁石収容用スライダーが、前記リンクモジュールのリンク側面からチェーン幅方向に設けた左右一対のスライダー用横長穴にそれぞれ挿脱自在に格納されていることにより、前述した課題を解決したものである。
請求項2に係る本発明は、請求項1記載の構成に加えて、前記磁石収容用スライダーが、前記磁石片を囲繞して位置決め収容する側壁で区画された磁石収容挿入先端部と該磁石収容挿入先端部に連続形成された少なくとも可撓性底板から構成される挿入基端部とを備えていることにより、前述した課題をさらに解決したものである。
請求項3に係る本発明は、請求項2記載の構成に加えて、前記リンクモジュールが、前記リンクモジュールの裏面両側端部位から穿設してスライダー用横長穴に連通するスライダー操作用穴を備えているとともに、前記磁石収容用スライダーの挿入基端部に設けた裏面突起部が、前記スライダー操作用穴に係止自在に係合していることにより、前述した課題をさらに解決したものである。
請求項4に係る本発明は、請求項2または請求項3記載の構成に加えて、前記磁石収容用スライダーが、前記磁石収容用スライダーの側壁を一部切り欠いた磁石取り出し用開口部を備えていることにより、前述した課題をさらに解決したものである。
請求項5に係る本発明は、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の構成に加えて、前記リンクモジュールのヒンジ部が、前記リンクモジュールのチェーン長手方向に隣接するリンクモジュールのヒンジ部と連結ピンを介して相互に連結されていることにより、前述した課題をさらに解決したものである。
本発明の搬送チェーンによれば、搬送物品を搭載する搬送面とこの搬送面の前後にそれぞれ突設されたヒンジ部とを備えた合成樹脂製のリンクモジュールをヒンジ部に形成されたピン挿入孔に挿通する連結ピンを用いてチェーン長手方向に多数連結していることにより、搬送物品を搬送面に搭載した状態で水平搬送することができるばかりでなく、本発明に特有の装置構成によって以下のような効果を奏することができる。
すなわち、請求項1に係る搬送チェーンによれば、搬送物品を磁力で吸着保持する磁石片が合成樹脂製の磁石収容用スライダーに収容されているとともに、磁石収容用スライダーが前記リンクモジュールのリンク側面からチェーン幅方向に設けた左右一対のスライダー用横長穴にそれぞれ挿脱自在に格納されていることにより、磁石片がリンクモジュール内に埋蔵された状態となるため、搬送物品を吸着保持する磁石片をリンクモジュールの外形寸法を変更することなくリンクモジュール内に確実に組み込み、物品搬送時にチェーン上下方向の振動・衝撃が生じた場合であっても磁石片の脱落を確実に防止して搬送物品を安定して搭載することができ、また、磁石収容用スライダーに嵌め込まれた磁石片が搬送面上の搬送物品を確実に磁力で吸着保持するため、たとえば、傾斜搬送状態で搬送物品に作用する斜面方向の分力が摩擦力を上回っている場合、あるいは、石鹸水、潤滑油などの滑り易い液体がリンクモジュールに付着してリンクモジュールの搬送面が過剰に滑り易くなっている場合であっても、搬送物品を搬送面でスリップさせず安定して搬送することができる。
請求項2に係る搬送チェーンによれば、請求項1記載の搬送チェーンが奏する効果に加えて、磁石収容用スライダーが磁石片を囲繞して位置決め収容する側壁で区画された磁石収容挿入先端部とこの磁石収容挿入先端部に連続形成された少なくとも可撓性底板から構成される挿入基端部を備えていることにより、物品搬送時に搬送振動が生じても磁石収容挿入先端部の側壁が磁石片を確実に位置決め収容するため、磁石片が搬送物品、周辺機器などとの接触による不用意な破損から保護され、しかも、磁石片を装着する際に、挿入基端部を押し引きして磁石片を加熱することなく磁石片を収容するため、従来の磁石付きチェーンで生じがちな磁石片の熱消磁を防止して搬送物品に対する充分な吸着保持力を発揮することができる。
請求項3に係る搬送チェーンによれば、請求項2記載の搬送チェーンが奏する効果に加えて、リンクモジュールがリンクモジュールの裏面両側端部位から穿設してスライダー用横長穴に連通するスライダー操作用穴を備えているとともに、磁石収容用スライダーの挿入基端部に設けた裏面突起部がスライダー操作用穴に係止自在に係合していることにより、磁石保守メンテナンス作業時にスライダー操作用穴から差し込んだ解除用ピンなどの解除治具で磁石収容用スライダーの裏面突起部を搬送面側に向けて押圧して可撓性底板から構成される挿入基端部を撓ませて裏面突起部の係止状態を解除することが可能になるため、磁石片の着脱を簡便に達成することができる。
請求項4に係る搬送チェーンによれば、請求項2または請求項3記載の搬送チェーンが奏する効果に加えて、磁石収容用スライダーが磁石収容用スライダーの側壁を一部切り欠いた磁石取り出し用開口部を備えていることにより、磁石保守メンテナンス作業時に磁石収容用スライダーの磁石取り出し用開口部から磁石片を簡単に摘まみ出すことが可能になるため、磁石片の着脱をさらに一段と簡便に達成することができる。
請求項5に係る搬送チェーンによれば、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の搬送チェーンが奏する効果に加えて、リンクモジュールのヒンジ部がリンクモジュールのチェーン長手方向に隣接するリンクモジュールのヒンジ部と連結ピンを介して相互に連結されていることにより、隣接するリンクモジュール同士のヒンジ領域においてもチェーン長手方向に連続した搬送面が形成されているため、搬送区間内では搬送物品の安定した搭載状態を確保するとともに搬入搬出位置では搬送面に対する搬送物品の円滑な移載を達成し、また、隣接するリンクモジュール同士のヒンジ領域が、「バックベンド半径」と称する搬送面側と逆方向に曲がる半径を小さくするため、チェーン戻り側においてチェーン伸びを吸収するためのアイドラローラなどの中間ローラを用いてタルミを十分に確保した円滑な駆動搬送を実現することができる。
本発明の一実施例である搬送チェーンの使用態様を示す模式図。 図1に示すA部分の拡大図。 図2に示す視点Xから見た搬送チェーンの斜視図。 図2に示す搬送チェーンの組み立て分解図。 磁石収納用スライダーの斜視図。 図5に示す視点Yから見た磁石収納用スライダーの斜視図。 図4に示す搬送チェーンの正面図。 磁石収納用スライダーが格納されていく状態を示す図。 磁石収納用スライダーが格納された状態を示す図。 解除治具を磁石収納用スライダーの裏面突起部に当接させた状態を示す図。 解除治具で磁石収納用スライダーの裏面突起部を押し上げた状態を示す図。 図1に示す搬送チェーンの動作図。 従来のコンベヤベルトの使用態様図およびその一部拡大図。 図9に示す搬送チェーンの動作図。
本発明は、搬送物品を搭載する搬送面とこの搬送面の前後にそれぞれ突設されたヒンジ部とを備えた合成樹脂製のリンクモジュールをヒンジ部に形成されたピン挿入孔に挿通する連結ピンを用いてチェーン長手方向に多数連結してなる搬送チェーンにおいて、搬送物品を磁力で吸着保持する磁石片が合成樹脂製の磁石収容用スライダーに収容されているとともに、磁石収容用スライダーがリンクモジュールのリンク側面からチェーン幅方向に設けた左右一対のスライダー用横長穴にそれぞれ挿脱自在に格納され、搬送物品を吸着保持する磁石片をリンクモジュールの外形寸法を変更することなくリンクモジュール内に確実に組み込み、物品搬送時にチェーン上下方向の振動・衝撃が生じた場合であっても磁石片の脱落を確実に防止して搬送面が傾斜搬送状態や滑り易くなった搭載状態であっても充分な吸着保持力を発揮して搬送物品を確実かつ安定して搬送するとともにチェーン戻り側で充分なタルミを確保した円滑な駆動搬送を実現し、磁石保守メンテナンス作業も簡便なものであれば、その具体的な実施の形態は、如何なるものであっても何ら構わない。
まず、本発明の搬送チェーンにおけるリンクモジュールおよび磁石収容用スライダーの具体的な材質としては、機械的性質や成形精度の良い合成樹脂であれば如何なるものであっても良く、たとえば、ポリアミド系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアクリル系樹脂、ポリアセタール系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリスチレン系樹脂などのいずれであっても用いることができる。
前述したリンクモジュールの全体的な形状については、搬送物品を搭載する搬送面とこの搬送面の前後にそれぞれ突設するヒンジ部とを備えてこのヒンジ部に形成したピン挿入孔に連結ピンを挿通させてチェーン長手方向に多数連結する形状であれば如何なるものであっても良く、さらに、リンクモジュールにおけるヒンジ部の配置形態については、少なくとも、前方2カ所の前方ヒンジ部と後方1カ所の後方ヒンジ部を備えたものであれば良く、たとえば、前方4カ所の前方ヒンジ部と後方3カ所の後方ヒンジ部を備えたものであっても良い。
さらに、リンクモジュールに穿設するスライダー用横長穴の具体的な形状については、磁石収容用スライダーをリンクモジュールのリンク側面からチェーン幅方向に挿脱自在に格納するものであれば良く、また、スライダー操作用穴の具体的な形状については、リンクモジュールの裏面両側端部位から穿設されたスライダー用横長穴に連通して磁石保守メンテナンス作業時にスライダー操作用穴から差し込んだ解除用ピンなどの解除治具で磁石収容用スライダーの裏面突起部を搬送面側に向けて押圧して可撓性底板から構成される挿入基端部を撓ませて裏面突起部の係止状態を解除することができれば、如何なる形状であっても、何ら構わない。
また、磁石収容用スライダーの具体的な形状については、磁石片を囲繞して位置決め収容する側壁で区画された磁石収容挿入先端部とこの磁石収容挿入先端部に連続形成された少なくとも可撓性底板から構成される挿入基端部を備えて磁石収容挿入先端部の側壁が磁石片を確実に位置決め収容するものであれば、たとえば、引き出し状のもの、ボックス状のものなど、如何なる形状であっても良い。
さらに、磁石収容用スライダーに設けた磁石取り出し用開口部の具体的な形状については、磁石保守メンテナンス作業時に磁石収容用スライダーの磁石取り出し用開口部から磁石片を簡単に摘まみ出すことが簡便になる形状であれば、如何なる開口形状であっても何ら差し支えない。
さらに、前述した磁石収容用スライダーのチェーン長手方向における具体的な配置形態については、リンクモジュールに対して1対1で順次配置されるか、若しくは、間欠的に配置されていれば良く、これらの配置形態は、搬送物品の大小、搬送形態、必要とされる磁気吸着力などによって適宜選択するのが望ましい。
そして、本発明の搬送チェーンに用いる磁石片の具体的な材質については、搬送物品の吸着保持に必要な磁力を確保できる永久磁石であれば、希土類磁石、フェライト磁石などのいずれであっても良く、残留磁束密度および保持力が高く温度変化に弱いネオジム磁石であっても採用可能であり、また、磁石片の大きさおよび形状は、磁石収容用スライダーに収容することができれば、直方体状のもの、棒状のもの、数枚のプレート状のものなど、如何なるものであっても構わない。
また、本発明の搬送チェーンに用いる連結ピンの具体的な材質については、鋼材、アルミ材、合成樹脂材のいずれであっても構わない。
さらに、本発明の搬送チェーンの具体的な使用形態については、搬送物品を水平搬送する搬送ラインばかりでなく、水平搬送する搬送ラインを含んで傾斜搬送する搬送ラインでも用いることが可能である。
なお、本発明の搬送チェーンに適用し得る搬送物品については、如何なる物品であっても差し支えないが、搬送面が傾斜搬送状態や滑り易くなった搭載状態であっても搬送させるためには、磁力で吸着可能な搬送物品か、あるいは、磁力で吸着可能な搬送容器に収容した搬送物品であること言うまでもない。
以下に、本発明の一実施例である搬送チェーンを図面に基づいて説明する。
ここで、図1は、本発明の一実施例である搬送チェーンの使用態様を示す模式図であり、図2は、図1に示すA部分の拡大図であり、図3は、図2に示す視点Xから見た搬送チェーンの斜視図であり、図4は、図2に示す搬送チェーンの組み立て分解図であり、図5は、磁石収納用スライダーの斜視図であり、図6は、図5に示す視点Yから見た磁石収納用スライダーの斜視図であり、図7は、図4に示す搬送チェーンの正面図であり、図8は、磁石収納用スライダーがスライダー用横長穴に格納されていく状態を示す図であり、図9は、磁石収納用スライダーがスライダー用横長穴に格納された状態を示す図であり、図10は、解除治具を磁石収納用スライダーの裏面突起部に当接させた状態を示す図であり、図11は、解除治具で磁石収納用スライダーの裏面突起部を押し上げた状態を示す図であり、図12は、図1に示す搬送チェーンの動作図であり、図13は、従来のコンベヤベルトの使用態様図およびその一部拡大図であり、図14は、図9に示す搬送チェーンの動作図である。
まず、本発明の一実施例である搬送チェーン100は、図1に示すように、搬送ラインのライン幅方向にそれぞれ並列配設されて、搬送物品W、特に、搬送ライン幅方向に長い長尺物からなる搬送物品Wを少なくとも傾斜搬送するものである。
すなわち、搬送ラインにそれぞれ設けられた本実施例の搬送チェーン100は、図2に示すように、搬送物品Wを搭載する搬送面110aとこの搬送面110aの前後にそれぞれ突設されたヒンジ部111とを備えた合成樹脂製のリンクモジュール110を前記ヒンジ部111に形成されたピン挿入孔112に挿通する連結ピン120を用いてチェーン長手方向に無端状に多数連結され、図4に示すように、搬送物品Wを磁力で吸着保持する磁石片130が、合成樹脂製の磁石収容用スライダー140に収納され、この磁石収容用スライダー140が、リンクモジュール110のリンク側面110bからチェーン幅方向に設けた左右一対のスライダー用横長穴113にそれぞれ挿脱自在に格納されている。
これにより、磁石片130がリンクモジュール110内に埋蔵されて、磁石収容用スライダー140に嵌め込まれた磁石片130が搬送面110a上の搬送物品Wを確実に磁力で吸着保持する。
そして、図4に示すように、前述したリンクモジュール110の搬送面110aの前方4カ所に突出したヒンジ部111、すなわち、前方ヒンジ部111aは、リンクモジュール110のチェーン長手方向に隣接するリンクモジュール110の搬送面110aの後方3カ所に突出したヒンジ部111、すなわち、後方ヒンジ部111bとオフセット状態で対向して指組状に連結ピン120を介して相互に連結されている。
これにより、隣接するリンクモジュール110、110同士のヒンジ領域においてもチェーン長手方向に連続した搬送面110aが形成され、また、隣接するリンクモジュール110,110同士のヒンジ領域が、「バックベンド半径」と称する搬送面110a側と逆方向に曲がる半径を小さくしている。
さらに、リンクモジュール110の前方ヒンジ部111aに形成される前方ピン挿入孔112aは、図4に示すように、チェーン長手方向の前方平坦面と後方曲面とで構成された全体としてD字状孔形態を呈し、リンクモジュール110の後方ヒンジ部111bに形成される後方ピン挿入孔112bは、円形断面の孔形態を呈している。
他方、前述したリンクモジュール110、110同士を相互に連結する連結ピン120は、図4に示すように、チェーン長手方向に前方平坦面と後方曲面とで構成されたD字状のピン断面を有している。
そして、この連結ピン120は、連結ピン120の前方平坦面と前方ピン挿入孔112aの前方平坦面とを対面させた状態で挿入してリンクモジュール110の前方ピン挿入孔112aに対して回り止めされるとともに、リンクモジュール110の後方ピン挿入孔112bに回動自在に遊嵌されている。
そして、前述した連結ピン120には、リンクモジュール110に突設されたヒンジ部111のヒンジ側面111cと係止協働してチェーン幅方向に位置決め抜け止めする突起部121が連結ピン120の前方平坦面上に形成されている。
これにより、連結ピン120の突起部121が、ヒンジ側面111cに係止されて連結ピン120がリンクモジュール110に確実に位置決め固定され、連結ピン120の不用意な脱落を防止している。
また、磁石片130は、搬送物品Wを磁力で吸着保持する角型フェライト組織を呈する直方体状に形成されている。
つぎに、本実施例に係る搬送チェーン100が最も特徴とする磁石収納用スライダー140及びこの磁石収納用スライダーを格納するリンクモジュール110の具体的な形態について、図2、図5乃至図7に基づいて詳しく説明する。
まず、磁石収納用スライダー140は、図5および図6に示すように、磁石片130を囲繞して位置決め収容する側壁141aで区画された磁石収容挿入先端部141とこの磁石収容挿入先端部141に連続形成された少なくとも可撓性底板142aから構成される挿入基端部142を備えている。
これにより、物品搬送時に搬送振動が生じても磁石収容挿入先端部141の側壁141aが磁石片130を確実に位置決め収容して、磁石片130を装着する際に、挿入基端部142を押し引きして磁石片130を加熱することなく磁石片130を収容している。
なお、図5に示す符号142bは、磁石収納用スライダー140の挿入基端部142に設けた裏面突起部であり、符号143は、前述した磁石収納挿入先端部141と挿入基端部142とを間仕切りして磁石片130を磁石収納挿入先端部141内に位置決めする仕切り壁である。
また、磁石収容用スライダー140は、磁石収容用スライダー140の側壁141aを一部切り欠いた磁石取り出し用開口部141bを備えている。
これにより、磁石保守メンテナンス作業時に磁石収容用スライダー140の磁石取り出し用開口部141bから磁石片130を簡単に摘まみ出すことが可能になっている。
他方、リンクモジュール110は、図7に示すように、リンクモジュール110の裏面両側端部位110cから穿設してスライダー用横長穴113に連通して、磁石収容用スライダー140の裏面突起部142bが係止自在に係合するスライダー操作用穴114を備えている。
なお、磁石取り出し開口部141bにおいて磁石片130の底面と磁石収納用スライダー140とは当接しておらず、磁石片130の底面と磁石収納用スライダー140との間には一部に隙間、いわゆる、クリアランスが設けられ、磁石収容用スライダー140の可撓性底板142aが更に撓みやすくなっている。
これにより、磁石保守メンテナンス作業時にスライダー操作用穴114から差し込んだドライバー、解除用ピンなどの解除治具Dで磁石収容用スライダー140の裏面突起部142bを搬送面110a側に向けて押圧して可撓性底板142aから構成される挿入基端部142を撓ませて裏面突起部142bの係止状態を解除することが可能になっている。
次に、磁石収納用スライダー140をスライダー用横長穴113に挿入する動作について、図8乃至図9に基づいて詳しく説明すると、磁石片130を収納した磁石収納用スライダー140は、リンクモジュール110のリンク側面110bに対して垂直に左右一対のスライダー用横長穴113に挿入される。
図8に示すように、磁石収納用スライダー140の裏面突起部142bがリンク側面110bに当接するまで挿入した後、可撓性底板142aから構成される挿入基端部142を鉛直上向きに撓ませることにより、裏面突起部142bをスライダー用横長穴113内に挿入させる。
その後、図9に示すように、磁石収納用スライダー140の挿入基端部142を撓ませたまま磁石収納用スライダー140を更に挿入させ、裏面突起部142bがスライダー操作用穴114に係合することにより、磁石収納用スライダー140がスライダー用横長穴114に格納されるようになっている。
他方、磁石収納用スライダー140をスライダー用横長穴114から取り外す動作について、図10および図11に基づいて詳しく説明すると、図10に示すように、解除治具Dの先端をリンクモジュール110のスライダー操作用穴114に挿し込み、この解除治具Dの先端で磁石収納用スライダー140の裏面突起部142bを押圧する。
その後、図11に示すように、可撓性底板142aは解除治具Dから受ける押圧力により搬送面110a側に向けて撓み、裏面突起部142bとスライダー操作用穴114との係止状態が解除されることにより、磁石収納用スライダー140がスライダー用横長穴114から取り外し可能になっている。
次に、本実施例の搬送チェーン100を用いた使用態様について、図1および図12に基づいてさらに詳しく説明する。
すなわち、搬送ラインの両側にそれぞれ設けられた本実施例の搬送チェーン100は、図1に示すような搬送ラインのライン幅方向にそれぞれ並列配置され、図11に示すような駆動側スプロケットS1と従動側スプロケットS2との間に掛け回されて駆動されることにより、搬送物品Wを傾斜搬送している。
なお、本実施例の使用態様では、図1に示すように、搬送チェーン100を搬送ラインのライン幅方向にそれぞれ並列に3本配置させているが、2本の搬送チェーン100の間に磁石を持たない多数のリンクモジュールを連結ピンにより連結した従来のコンベヤベルト500を介在させているものであっても構わない。
また、図7に示す符号115は、本実施例の搬送チェーン100が駆動側スプロケットS1と従動側スプロケットS2に噛み合う際にチェーン幅方向の位置ズレを規制するためにリンクモジュール110の裏面に突出して設けたガイド用リブである。
また、図12に示す符号Gは、本実施例の搬送チェーン100を走行案内するために搬送ラインに沿って設けられたガイドレールであり、符号Rは、本実施例の搬送チェーン100のチェーン伸びを吸収するタワミを確保するために搬送チェーン100の戻り側に設置されるアイドラローラからなる中間ローラである。
このようにして得られた本実施例の搬送チェーン100は、搬送物品Wを磁力で吸着保持する磁石片130が合成樹脂製の磁石収容用スライダー140に収容されているとともに、磁石収容用スライダー140が前記リンクモジュール110のリンク側面110bからチェーン幅方向に設けた左右一対のスライダー用横長穴113にそれぞれ挿脱自在に格納されているため、搬送物品Wを吸着保持する磁石片130をリンクモジュール110の外形寸法を変更することなくリンクモジュール110内に確実に組み込み、物品搬送時にチェーン上下方向の振動・衝撃が生じた場合であっても磁石片130の脱落を確実に防止して搬送物品Wを安定して搭載し、たとえば、傾斜搬送状態で搬送物品Wに作用する斜面方向の分力が摩擦力を上回っている場合、あるいは、石鹸水、潤滑油などの滑り易い液体がリンクモジュール110に付着してリンクモジュール110の搬送面110aが過剰に滑り易くなっている場合であっても、図12に示すように、搬送物品Wを搬送面でスリップさせず安定して搬送することができる。
そして、磁石収容用スライダー140が磁石片130を囲繞して位置決め収容する側壁141aで区画された磁石収容挿入先端部141とこの磁石収容挿入先端部141に連続形成された少なくとも可撓性底板142aから構成される挿入基端部142を備えていることにより、磁石片130が搬送物品W、周辺機器などとの接触による不用意な破損から保護され、しかも、磁石片130を装着する際に、挿入基端部142を押し引きして磁石片130を加熱することなく磁石片130を収容するため、従来の磁石付きチェーンで生じがちな磁石片130の熱消磁を防止して搬送物品Wに対する充分な吸着保持力を発揮することができる。
しかも、リンクモジュール110がリンクモジュール110の裏面両側端部位110cから穿設してスライダー用横長穴113に連通するスライダー操作用穴114を備えているとともに、磁石収容用スライダー140の挿入基端部142に設けた裏面突起部142bがスライダー操作用穴114に係止自在に係合していることにより、磁石片130の着脱を簡便に達成することができるなど、その効果は甚大である。
100 ・・・ 搬送チェーン
110 ・・・ リンクモジュール
110a・・・ 搬送面
110b・・・ リンク側面
110c・・・ 裏面両側端部位
111 ・・・ ヒンジ部
111a・・・ 前方ヒンジ部
111b・・・ 後方ヒンジ部
111c・・・ ヒンジ側面
112 ・・・ ピン挿入孔
112a・・・ 前方ピン挿入孔
112b・・・ 後方ピン挿入孔
113 ・・・ スライダー用横長穴
114 ・・・ スライダー操作用穴
115 ・・・ ガイド用リブ
120 ・・・ 連結ピン
121 ・・・ 突起部
130 ・・・ 磁石片
140 ・・・ 磁石収容用スライダー
141 ・・・ 磁石収容挿入先端部
141a・・・ 側壁
141b・・・ 磁石取り出し用開口部
142 ・・・ 挿入基端部
142a・・・ 可撓性底板
142b・・・ 裏面突起部
143 ・・・ 仕切り壁
500 ・・・ コンベヤベルト
510 ・・・ リンクモジュール
510a・・・ 搬送面
512 ・・・ ヒンジ部
514 ・・・ ピン挿入孔
520 ・・・ 連結ピン
D ・・・ 解除治具(ドライバー)
G ・・・ ガイドレール
R ・・・ 中間ローラ
S1 ・・・ 駆動側スプロケット
S2 ・・・ 従動側スプロケット
W ・・・ 搬送物品

Claims (5)

  1. 搬送物品を搭載する搬送面と該搬送面の前後にそれぞれ突設されたヒンジ部とを備えた合成樹脂製のリンクモジュールを前記ヒンジ部に形成されたピン挿入孔に挿通する連結ピンを用いてチェーン長手方向に多数連結してなる搬送チェーンにおいて、
    前記搬送物品を磁力で吸着保持する磁石片が合成樹脂製の磁石収容用スライダーに収容されているとともに、
    前記磁石収容用スライダーが、前記リンクモジュールのリンク側面からチェーン幅方向に設けた左右一対のスライダー用横長穴にそれぞれ挿脱自在に格納されていることを特徴とする搬送チェーン。
  2. 前記磁石収容用スライダーが、前記磁石片を囲繞して位置決め収容する側壁で区画された磁石収容挿入先端部と該磁石収容挿入先端部に連続形成された少なくとも可撓性底板から構成される挿入基端部とを備えていることを特徴とする請求項1記載の搬送チェーン。
  3. 前記リンクモジュールが、前記リンクモジュールの裏面両側端部位から穿設してスライダー用横長穴に連通するスライダー操作用穴を備えているとともに、
    前記磁石収容用スライダーの挿入基端部に設けた裏面突起部が、前記スライダー操作用穴に係止自在に係合していることを特徴とする請求項2記載の搬送チェーン。
  4. 前記磁石収容用スライダーが、前記磁石収容用スライダーの側壁を一部切り欠いた磁石取り出し用開口部を備えていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の搬送チェーン。
  5. 前記リンクモジュールのヒンジ部が、前記リンクモジュールのチェーン長手方向に隣接するリンクモジュールのヒンジ部と連結ピンを介して相互に連結されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の搬送チェーン。
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