JP2012039175A - デジタル放送受信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】地上デジタル放送をしばらく受信しない状態であっても、衛星デジタル放送を一回受信するだけで、地上デジタル放送の放送番組の番組情報を取得したかのような処理を行うことが可能なデジタル放送受信装置を提供するを提供する。
【解決手段】デジタル放送受信装置のEPG情報処理部14は、EPGの表示のための出力やEPGに基づく番組検索を行う。さらに、EPG情報処理部14は、衛星デジタル放送の放送番組についてのEPGに係わる処理に際し、衛星デジタル放送による再送信番組についての受信契約情報が存在しなかった場合(再送信番組の視聴契約がない場合)には、再送信番組の番組情報を、対応する地上デジタル放送の放送番組用として用いる。
【選択図】図1
【解決手段】デジタル放送受信装置のEPG情報処理部14は、EPGの表示のための出力やEPGに基づく番組検索を行う。さらに、EPG情報処理部14は、衛星デジタル放送の放送番組についてのEPGに係わる処理に際し、衛星デジタル放送による再送信番組についての受信契約情報が存在しなかった場合(再送信番組の視聴契約がない場合)には、再送信番組の番組情報を、対応する地上デジタル放送の放送番組用として用いる。
【選択図】図1
Description
本発明は、電子番組表を出力することが可能なデジタル放送受信装置に関する。
従来から、デジタル放送受信装置は、電子番組表(Electronic Program Guide:EPG)が出力可能になっており、そのEPGから視聴予約や録画予約を設定することや選局を行うことが可能になっている。また、デジタル放送受信装置には、地上デジタル放送、BS(Broadcasting Satellite)デジタル放送、CS(Communication Satellite)デジタル放送など、異なる放送形態の放送波を受信可能に構成されているものが多い。
従って、複数の放送形態で放送されている番組を同時に1つのEPGに表示させることが望まれている。
特許文献1には、テレビジョン・システムにおけるマルチソース情報の組合せに関し、地上波や衛星放送など複数の番組ソースに対応するチャンネルガイド情報を表示することが記載されている。
特許文献1には、テレビジョン・システムにおけるマルチソース情報の組合せに関し、地上波や衛星放送など複数の番組ソースに対応するチャンネルガイド情報を表示することが記載されている。
ところで、現在、日本国における地上波のテレビジョン放送はアナログ放送からデジタル放送への移行時期にさしかかっており、一部で地上デジタル放送が受信できない地域(難視聴地域)が存在する。そのため、日本国内では、暫定的難視聴対策事業としての地デジ難視対策衛星放送が開始され、BSデジタル放送を利用して地上デジタル放送の番組が再送信(同時放送)されている。これにより、地上デジタル放送の難視聴地域でも地上デジタル放送用の番組を視聴することが可能になっている。なお、この地デジ難視対策衛星放送は、地上デジタル放送の難視聴世帯向けの放送であって、難視聴世帯にのみ視聴可能になっており、視聴するためには視聴登録を行い、デジタル放送受信装置内、例えばB−CASカード内にその契約情報を登録しておく必要がある。
また、地デジ難視対策衛星放送の開始により、難視聴世帯でなくとも再送信番組がBSデジタル放送のEPGに含まれるようになっており、難視聴世帯のユーザにとっては必要であるが、一般ユーザにとっては余計な番組が選択対象として表示されるため操作が面倒になる。
上述のように、複数の放送形態で放送されている番組を同時に1つのEPGに表示させることが望まれている。そして、地上デジタル放送は最も一般的に視聴されている放送であることもあり、1つのEPGに放送番組を含めたい放送形態の1つとして挙げられる。
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、地上デジタル放送の放送波と衛星デジタル放送など他の放送形態の放送波とを受信して番組情報を取得しないと、地上デジタル放送を含む複数ソースの番組で構成される番組表を表示させることや、それらの番組からの番組検索ができない。
より具体的には、地上デジタル放送ではEPGで表示するための番組の情報は、各局SI(Service Information)の仕組みで伝送されるため、地上デジタル放送番組を含むEPGの表示や番組検索を行うためには、予め全ての放送局を受信して、EPG用の情報を取得しておく必要がある。そして、受信機では通常8日分の番組情報を保持しているため、日付が変わってから受信した放送局以外は8日後(一週間後の同じ曜日)の番組情報が未取得となる。
本発明は、上述のような実状に鑑みてなされたものであり、その目的は、地上デジタル放送をしばらく受信しない状態であっても、衛星デジタル放送を一回受信するだけで、地上デジタル放送の放送番組の番組情報を取得したかのような処理を行うことが可能なデジタル放送受信装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の技術手段は、地上デジタル放送と、該地上デジタル放送で放送される放送番組についての再送信番組を含む衛星デジタル放送とを受信可能なデジタル放送受信装置であって、該デジタル放送受信装置は、電子番組表の表示のための出力及び該電子番組表に基づく番組検索を行う番組表処理部を備え、該番組表処理部は、前記衛星デジタル放送の放送番組についての電子番組表に係わる処理に際し、前記再送信番組についての受信契約情報が存在しなかった場合には、前記再送信番組の番組情報を、対応する前記地上デジタル放送の放送番組用として用いることを特徴としたものである。
第2の技術手段は、第1の技術手段において、前記番組表処理部は、前記受信契約情報が存在しなかった場合には、前記再送信番組のチャンネル番号を表示しないようにすることを特徴としたものである。
第3の技術手段は、第1又は第2の技術手段において、前記番組表処理部は、前記地上デジタル放送の放送番組についての電子番組表に係わる処理に際し、前記地上デジタル放送の放送番組の番組情報を全局取得できていない場合には、前記再送信番組の番組情報を代わりに用いることを特徴としたものである。
第4の技術手段は、第1〜第3のいずれか1の技術手段において、該デジタル放送受信装置は、前記電子番組表からのユーザ操作に基づき選局を行う選局処理部をさらに備え、該選局処理部は、前記電子番組表から前記再送信番組に対して選局を行うユーザ操作を受けた場合で且つ前記受信契約情報が存在しなかった場合、前記番組表処理部からの制御により、前記再送信番組に対応する前記地上デジタル放送の放送番組を選局することを特徴としたものである。
第5の技術手段は、第1〜第4のいずれか1の技術手段において、該デジタル放送受信装置は、視聴履歴に基づき推奨する放送番組を抽出し、ユーザに提示する推奨番組提示部をさらに備え、前記推奨番組提示部は、推奨する放送番組として前記再送信番組を抽出した場合で且つ前記受信契約情報が存在しなかった場合には、前記番組表処理部からの制御により、前記再送信番組の番組情報に対応する前記地上デジタル放送の放送番組の番組情報を、推奨する放送番組として提示することを特徴としたものである。
第6の技術手段は、第1〜第5のいずれか1の技術手段において、該デジタル放送受信装置は、前記電子番組表からのユーザ操作に基づき放送番組の視聴予約又は録画予約の設定を行う予約設定部と、該設定に従って放送番組の出力又は放送番組の録画を実行する予約実行部と、をさらに備え、前記予約設定部は、前記電子番組表から前記再送信番組に対して視聴予約又は録画予約を行うユーザ操作を受けた場合で且つ前記受信契約情報が存在しなかった場合、前記番組表処理部からの制御により、前記再送信番組に対応する前記地上デジタル放送の放送番組について視聴予約又は録画予約の設定を行うことを特徴としたものである。
第7の技術手段は、第1〜第6のいずれか1の技術手段において、該デジタル放送受信装置は、視聴履歴に基づき推奨する放送番組を抽出し、録画する推奨番組自動録画部をさらに備え、前記推奨番組自動録画部は、推奨する放送番組として前記再送信番組を抽出した場合で且つ前記受信契約情報が存在しなかった場合には、前記番組表処理部からの制御により、前記再送信番組の番組情報に対応する前記地上デジタル放送の放送番組の番組情報を、推奨する放送番組として録画することを特徴としたものである。
第8の技術手段は、第1〜第7のいずれか1の技術手段において、前記番組表処理部が、前記再送信番組の番組情報を対応する前記地上デジタル放送の放送番組用として用いる処理を実行するか否かを、ユーザ操作により設定させる設定部をさらに備えたことを特徴としたものである。
第9の技術手段は、第1〜第8のいずれか1の技術手段において、前記番組表処理部は、前記デジタル放送受信装置で設定された地域設定が所定地域である場合のみ、前記再送信番組の番組情報を、対応する前記地上デジタル放送の放送番組用として用いることを特徴としたものである。
第10の技術手段は、第1〜第9のいずれか1の技術手段において、前記デジタル放送受信装置は、前記地上デジタル放送で放送される放送番組についての再送信番組を含む、IPテレビ放送を受信可能とし、前記番組表処理部は、前記IPテレビ放送の放送番組についての電子番組表に係わる処理に際し、前記IPテレビ放送による前記再送信番組についての受信契約情報が存在しなかった場合には、前記再送信番組の番組情報を、対応する前記IPテレビ放送の放送番組用として用いることを特徴としたものである。
本発明に係るデジタル放送受信装置によれば、地上デジタル放送をしばらく受信しない状態であっても、衛星デジタル放送を一回受信するだけで、地上デジタル放送の放送番組の番組情報を取得したかのような処理を行うことが可能になる。これにより、ユーザは、衛星デジタル放送と地上デジタル放送を区別することなく、シームレスに利用することもできる。
本発明に係るデジタル放送受信装置は、地上デジタル放送と衛星デジタル放送とが受信可能な装置であって、それらのデジタル放送から音声又は映像及び音声やデータを出力可能な装置であればよく、例えば、デジタルテレビ装置、レコーダ、チューナ、STB(Set Top Box)などの様々な機器が適用できる。ここで、衛星デジタル放送には地デジ難視対策衛星放送が含まれており、地上デジタル放送で放送される放送番組についての再送信番組が放送されているものとする。無論、衛星デジタル放送ではそれ以外の番組も放送されている。
以下、本発明に係るデジタル放送受信装置として、デジタルテレビ装置(以下、単に「テレビ装置」という)を挙げて説明するが、他の機器にも同様の説明が適用できる。例えば、レコーダ、チューナ、STBなど映像表示装置を備えず映像表示装置に接続する機器では、以下の説明において、映像表示装置への映像信号の出力で処理を終了させればよい。また、以下の説明では衛星デジタル放送としてBSデジタル放送を例に挙げて説明するが、CSデジタル放送など、他の衛星デジタル放送を採用してもよい。
図1は、本発明の一実施形態に係るテレビ装置の一構成例を示すブロック図である。図1で例示するテレビ装置1は、キー入力処理部11、メニュー処理部12、選局処理部13、EPG情報処理部14、予約処理部15、チューナ16、デマルチプレクサ(DEMUX)17、復号器18、映像音声処理部19、映像出力部20、及び音声出力部21を備えている。なお、各部の一部、例えばメニュー処理部12、選局処理部13、EPG情報処理部14、及び予約処理部15などは1つのシステムマイコンなどとして構成してもよく、少なくとも本発明に係る後述の番組表処理等を含むような処理を実行するためのプログラムを組み込むことで実現してもよい。このプログラムは、様々な種類の記録媒体に格納して流通させることや、放送波やネットワークを介して流通させることができる。また、テレビ装置1は、映像出力部20に接続された映像表示装置と音声出力部21に接続されたスピーカとを備えるものとする(図示せず)。
また、テレビ装置1はリモコン10により操作可能となっている。リモコン10は、例えば、電源ボタン、テレビ装置1の各種設定を行うメニュー画面を表示させるメニューボタン、ワンタッチボタンの番号に対応するダイレクト選局ボタン(チャンネルボタン)、3桁チャンネル番号に対応した放送サービス(放送チャンネル)をUP/DOWNにより選局するUP/DOWN選局ボタン、EPGを表示させるためのEPGボタン、メニュー画面やEPG画面等においてカーソルを上下左右に移動するための各方向ボタン、カーソル位置の内容に決定することで設定や画面移行を行うための決定ボタン、前の画面に戻ったり設定をキャンセルしたりするためのキャンセルボタン、入力ソースを切り換える入力切換ボタン等の各種ボタン(キー)を備えている。
なお、入力ソースの切り換えとは、例えばBSデジタル放送、地上デジタル放送、第1外部入力端子、第2外部入力端子等のテレビ装置1に具備される入力ソースの中から、映像・音声を出力するソースを選択することを指す。BSデジタル放送又は地上波デジタル放送が選択された場合、ダイレクト選局ボタン、UP/DOWN選局ボタンなどの押下に応じて、選択された入力ソース中での選局がなされる。
リモコン10は、テレビ装置1のユーザによって操作され、テレビ装置1に対してその操作に対応した操作信号を送信する。リモコン10による操作信号はキー入力処理部11に具備される受信部で受信される。キー入力処理部11は、受信した操作信号を解析し操作信号に対応した制御信号を、メニュー処理部12、選局処理部13、EPG情報処理部14、及び予約処理部15のいずれか1又は複数に出力する。このように、リモコン10及びキー入力処理部11は、受信するデジタル放送に対して選局操作、EPG表示操作、視聴予約や録画予約の設定を行う操作などを、ユーザから受け付ける。テレビ装置1の本体に取付けられているキー又はボタン等でも同様の操作を可能にしておいてもよい。
メニュー処理部12は、ユーザがリモコン10のメニューボタンを押下することにより、その制御信号をキー入力処理部11から受信する。そして、メニュー処理部12は、その制御信号に応じて映像出力部20に対してメニュー画像のOSD(On Screen Display)表示を指示する。メニュー処理部12は、メニュー画像によるメニュー画面の表示後、その表示を終了させるまで、リモコン10からの操作信号に対応した制御信号を受信し、メニュー画像の変更、及び各種設定値の変更などの処理を行う。設定値は、メニュー処理部12の内部又は外部に設けられたEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)等の不揮発性メモリに格納しておけばよい。
選局処理部13は、ユーザがリモコン10のワンタッチボタン、UP/DOWN選局ボタン、若しくは3桁入力ボタン及び数字ボタンなどの操作や、EPG上での現在放送中の番組の選択・決定による選局操作などの操作により、視聴したい放送サービスを特定した場合に、その放送サービスのチャンネル番号を示す制御信号をキー入力処理部11から受信する。そして、選局処理部13は、その制御信号に応じたサービスID(service_id)へ変換する。
選局処理部13は、予めNIT(network information table)より取得し内部メモリに記憶しておいたサービスIDと、周波数、TS_id等との対応関係を示す選局情報から、ユーザ操作により指示のあったサービスIDの周波数、TS_idを求め、求めた周波数とTS_idをチューナ16にセットする。これによって、セットしたTS_idのトランスポートストリーム(TS)信号がチューナ16より出力される。すると、後述するPSI(Program Specific Information)がDEMUX17から選局処理部13に出力され、選局すべきservice_idに関する音声ストリーム及び映像ストリームを指定するための情報が得られる。この値でDEMUX17を設定することで映像音声処理部19へ、選局すべきservice_idに関する音声ストリーム及び映像ストリームが出力される。選局処理部13は、これに伴った処理のスタート/ストップを映像音声処理部19へ指示することや、映像、音声の出力する/しないを映像出力部20、音声出力部21に指示を行う。
チューナ16は、例えば周波数変換器を備えたアンテナ(図示せず)に接続されている。アンテナは、BSからTSパケット形式で放送されるデジタル放送信号を受信して、周波数変換した信号をチューナ16に出力する。チューナ16は、復調回路、逆インタリーブ回路、誤り訂正回路等を備えており、映像・音声等のデータを含む高周波デジタル変調信号のうちから特定周波数(特定の伝送チャンネル)の指定したTS信号を取り出す処理を実行する。また、BSデジタル放送での地上デジタル放送の再送信番組も同様にして受信できる。
また、テレビ装置1には、受信したデジタル放送のうちCA(Conditional Access)システムを利用した有料放送及びコンテンツ権利保護システムRMP(Rights Management and Protection)のために暗号化された放送サービスの映像及び音声の復号のために、契約情報に基づき復号鍵を管理する装置(図示せず)が具備されている。復号する装置の一例としてB−CASカードシステムを具備している場合、B−CASカード読取部は、テレビ装置1での地上デジタル放送やBSデジタル放送の契約情報が記録されたB−CASカードが挿入可能となっており、挿入されたB−CASカードに放送波から取得したECM(Entitlement Control Message)を渡すことによって、暗号化されたサービスを復号する鍵を、復号器18へ渡す。これによって暗号化されたサービスが復号される。
そして、地上デジタル放送の難視聴地域で使用されるテレビ装置1のB−CASカードには、地上デジタル放送の再送信を行うBSデジタル放送の伝送チャンネルに対し視聴を許可する情報が登録処理により記録され、一方、難視聴地域以外のB−CASカードには同伝送チャンネルに対し復号するための鍵がないため暗号化された状態のままになる。そのため、B−CASカードの契約情報によっては、難視聴地域以外の地域において、BSデジタル放送の伝送チャンネルを用いて再送信された地上デジタル放送の映像・音声に対しては出力制限が可能である。但し、通常、SIに対する出力制限は運用しないため、EPGを表示する際にもその難視聴対策衛星放送番組の情報が表示されることになる。
DEMUX17は、チューナ16から出力されたMPEG(Moving Picture Experts Group)−2のTSパケットのストリームを、映像(ビデオ)ストリーム、音声(オーディオ)ストリーム、データストリーム、制御ストリームに分離する。また、DEMUX17は、選局処理部13からの指示に従って、指定されたservice_idの音声ストリーム及び映像ストリームを映像音声処理部19に出力する。また、復号器18は、B−CASカード読取部から得た鍵情報で視聴が許可されている放送に対し、チューナ16で受信した暗号化された映像及び音声を復号する。この暗号化されたTSパケットに対し、復号するための復号鍵を取り出し、復号器18に渡すことで復号する。
EPG画像を生成するために用いる番組情報は、SI中の主にEIT(Event Information Table)のTSパケットとして受信される。ここでBSデジタル放送の場合、全放送局の番組情報がSIに含まれ、再送信ではない通常の地上デジタル放送の場合、各放送局の番組情報がSIに含まれる。また、制御ストリームは、PSIのTSパケットとして受信される。DEMUX17は、データストリームをEPG情報処理部14に出力し、制御ストリームを選局処理部13に出力する。
PSIにはNITも含まれ、さらには、映像音声処理部19で処理すべきTSパケットの特定情報が含まれる。SI内の情報は、主にEPGを表示するために使用するためEPG情報処理部14で利用される。SIのTSパケットはデスクランブル処理を施す必要がないため、DEMUX17の後段でB−CASカードの契約情報に拘わらずそのTSパケット内の情報を取得し使用することができる。
EPG情報処理部14は、ユーザがリモコン10でEPGボタンを押下するなどのEPG画像表示操作を行うことにより、その制御信号をキー入力処理部11から受信する。そして、EPG情報処理部14は、その制御信号に応じてSIから番組情報を得て、全放送サービス分の番組情報からEPG画像を生成し、映像出力部20に対してEPG画像のOSD表示を指示する。ここで、番組情報は受信信号から直接得るのではなく後述のEPGデータベースから得るようにしてもよい。テレビ装置1のようにBSデジタル放送が受信可能な構成では、上述のごとく難視聴地域であるか否かに拘わらず地上デジタル放送の再送信に対してもこのOSD表示が可能となる。
番組情報を取得するために、EPG情報処理部14は番組情報用のデコーダを有する。そして、EPG情報処理部14は、チューナ16からDEMUX17経由で出力されるTSパケットのうちSIのEITに関するTSパケットを取り込み、番組情報用のデコーダでデコードして、内部メモリに蓄積する。BSデジタル放送の場合、全ての放送サービスの番組情報が一度に送信されているため、一度に全番組情報を内部メモリに蓄積できる。このように全放送サービス分蓄積された番組情報を、以下、EPGデータベース(EPG DB)と呼ぶ。このEPG DBは例えば一日単位で書き換えられる。1つのEITには、1サービスIDに関する一定期間に放送される番組の情報が記載され、さらに、該当のサービスIDに対応するTS_idの値も記載されている。このTS_idの値についてもEPG DBに蓄積する。
映像音声処理部19は、例えばMPEG−2用のビデオデコーダ(映像デコーダ)、オーディオデコーダ(音声デコーダ)、映像処理回路、音声処理回路等を内蔵している。映像音声処理部19では、入力された音声のTSパケットストリームを音声デコーダでデコードして音声信号を生成し、音声処理回路で各種音声処理を施した後にその音声信号を音声出力部21に出力する。音声出力部21はその音声信号をD/A変換し、例えば右(R)音のアナログ信号及び左(L)音のアナログ信号を生成して増幅して、スピーカに出力する。これによりスピーカから音声が発生する。
また、映像音声処理部19では、入力された映像のTSパケットストリームを映像デコーダによりデコードして映像信号を生成し、映像処理回路で各種映像処理を施した後にその映像信号を映像出力部20に出力する。この出力時には音声との同期を行うものとする。映像出力部20は、映像音声処理部19からの映像信号に基づいて映像表示装置に表示させる映像信号を生成する。そのため映像出力部20は、例えばスケーラ、OSD処理部、フレームメモリ等を内蔵しており、スケーリング、映像表示装置で表示可能な形式の映像信号(例えばコンポジット映像信号)への変換、OSD画像の重畳などの処理を行い、映像表示装置へその映像信号を出力する。
次に、本発明の主たる特徴である番組表処理部について説明する。図1ではこの番組表処理部をEPG情報処理部14で示している。EPG情報処理部14は、上述したようなEPGの表示のための出力や、EPGに基づく番組検索を行う。
さらに、EPG情報処理部14は、その主たる特徴として、BSデジタル放送の放送番組についてのEPGに係わる処理に際し、BSデジタル放送による再送信番組についての受信契約情報が存在しなかった場合(再送信番組の視聴契約がない場合)には、再送信番組の番組情報を、対応する地上デジタル放送の放送番組用として用いる。この利用方法については、様々な例を後述する。なお、この受信契約情報は再送信番組について共通であるため、受信契約情報が存在するか否かの判定のタイミングは再送信番組の番組情報を利用する前であれば、どのタイミングでもよい。
図2及び図3を参照してこの利用方法の一例を説明する。図2は、図1のテレビ装置で表示されるEPGの一例を示す図、図3は、図2のEPGを表示する際に実行される処理の一例を説明するためのフロー図である。
図2で示すEPG30は、BSデジタル放送の番組表であり、例えばチャンネル欄38に含まれる番組のような通常のBSデジタル放送番組の他に、例えばチャンネル欄31〜37に含まれる番組のような難視聴対策衛星放送番組の情報も表示されることになる。これは、上述したように、SIに対する出力制限をしないためである。EPG30は、同列に同じチャンネルの番組情報が記述され、同行で同時刻を表している。
例えば、チャンネル欄38には、通常のBSデジタル放送として放送されるSHK総合・BS1のチャンネルであって、ワンタッチチャンネル番号が「1」、サービスIDが「101」で規定されるサービスについて、午後8時〜午前2時に放送される合計4つの番組が記述されている。サービスIDは、3桁チャンネル番号に対応している。
さらに、チャンネル欄31には、地上デジタル放送で放送されるSHK総合・東京の再送信チャンネルであって、サービスIDが例えば「291」で規定されるサービスについて、午後8時〜午前2時に放送される合計4つの番組が記述されている。また、各チャンネル欄31〜38には放送局のロゴも表示されている。無論、EPG30において行列を入れ替えた番組表を採用してもよい。
但し、図2で例示したように、サービスIDが「291」であるなど、少なくとも難視聴対策衛星放送番組である再送信番組については3桁チャンネル番号を表示していない。このように、EPG情報処理部14は、受信契約情報が存在しなかった場合には、再送信番組のチャンネル番号を表示しないようにすることが好ましい。
このような非表示処理についての流れを説明する。事前に、図示しないB−CASカード読取部に指示して契約情報を読み出し、地デジ難視対策衛星放送の受信契約が済んでいるか否かを判定し、受信契約が済んでいない場合のみ、以下の処理を実行する。
EPGの表示処理を行うとき、まずEPG情報処理部14は、EPG上で先ほど選択された番組が、TS_idが“0x4310”であるか、若しくはTS_idが“0x4311”であるか、若しくはbroadcaster_idが“0x15”であるかを判定する(ステップS1)。
ここで、判定に用いたTS_id及びbroadcaster_idについて説明する。各時期において、トランスポンダに対応する伝送周波数(伝送チャンネル)毎に、「0x・・・・」で示すTS_idの放送サービスが複数、提供される。なお、「0x」はその後に続く整数リテラル(ここでは4桁の数字)が16進数表記であることを指す。このうち、TS_idが“0x4310”であれば、サービスIDが291,292,294の放送サービスが含まれ、TS_idが“0x4311”であれば、サービスIDが295,296,297,298の放送サービスが含まれる。これら合計7つのサービスIDは、7つのキー局の地上波デジタル放送(関東)の再送信サービスとして定められている。放送サービスの番号(service_id)とTS_idの対応付けは、前述のNITに記載されており、取得したときに周波数情報と共に選局処理部13へ保存すればよい。また、再送信サービスによって放送された番組(地デジ難視対策衛星放送の番組)であることは、broadcaster_idが“0x15”であることによっても判断できる。broadcaster_id“0x15”は、その放送番組が、社団法人デジタル放送推進協会が放送事業者となって放送されていることを示している。
ステップS1でYESの場合、チャンネル欄31〜37で例示したように、3桁チャンネル番号を非表示にする(ステップS2)。そのため、EPG情報処理部14は、再送新番組の番組情報を読み出す際に3桁チャンネル番号を読み出さないようにすればよい。若しくは、元々、BSデジタル放送全体についてのEPG表示のために、3桁チャンネル番号を表示用に出力するようにしている場合には、再送信番組の3桁チャンネル番号についてはこの処理後に消去するようにしてもよい。
一方、ステップS1でNOの場合、つまりTS_idが“0x4310”や“0x4311”でなく、broadcaster_idが“0x15”でもない場合には、チャンネル欄38で例示したように、通常通り3桁チャンネル番号つきで表示を行う(ステップS3)。但し、再送信番組以外のBSデジタル放送番組についても3桁チャンネル番号を非表示にしてもよい。
この利用方法では、BSデジタル放送の番組情報だけから表示させたEPGであるにも拘わらず、ユーザにとっては、一見してBSデジタル放送の再送信番組と地上デジタル放送番組とが区別つかず、BSデジタル放送及び地上デジタル放送の双方で放送される番組を一緒に表示したかのように見える。つまり、BSデジタル放送のEPGで地上デジタル放送番組の番組情報(但し、実際に用いるのは再送信番組の番組情報)を含めて表示できる。
次に、利用方法の他の例として、予約処理部15での予約設定や選局処理部13での選局に利用することを説明する。
EPG情報処理部14は、EPG画像によるEPG画面の表示後、その表示を終了させるまで、リモコン10からの操作信号に対応した制御信号を受信し、EPG画像の変更処理などの処理を行う。例えば図2では、番組40がユーザにより選択された状態を示しており、その際、番組40の詳細な情報が選択番組情報表示欄41にも表示されている。EPG30では、上下の方向ボタンの操作により時間軸を変えることができ、左右の方向ボタンの操作により表示チャンネルを変えることができる。
EPG情報処理部14は、EPG画像によるEPG画面の表示後、その表示を終了させるまで、リモコン10からの操作信号に対応した制御信号を受信し、EPG画像の変更処理などの処理を行う。例えば図2では、番組40がユーザにより選択された状態を示しており、その際、番組40の詳細な情報が選択番組情報表示欄41にも表示されている。EPG30では、上下の方向ボタンの操作により時間軸を変えることができ、左右の方向ボタンの操作により表示チャンネルを変えることができる。
そして、EPG情報処理部14は、EPG表示中に決定ボタン等によって録画予約又は視聴予約される番組が決定したときには、予約処理部15に録画予約処理又は視聴予約処理を依頼する。なお、録画予約と視聴予約の双方が実行可能な構成では、決定ボタン後にいずれかの予約であるかをユーザ選択できるようにしておけばよい。
予約処理部15は、EPG情報処理部14からの依頼により、視聴予約及び/又は録画予約に関する処理を実行する。予約処理部15は、次に説明する予約設定部及び予約実行部を備える。予約設定部は、EPGからのユーザ操作に基づき、つまりEPGを表示した状態で受け付けた番組選択操作に基づき、放送番組の視聴予約又は録画予約の設定を行う。予約の内容は、予約処理部15の内部又は外部に設けられたEEPROM等の不揮発性メモリに格納しておけばよい。予約実行部は、その設定に従って予約時間の到来により放送番組の出力(視聴のための出力)又は放送番組の録画を実行する。無論、録画予約及び録画実行については、図示しないがテレビ装置1に録画装置が具備されるか接続されていることを前提とする。
予約設定部は、EPGから再送信番組に対して視聴予約又は録画予約を行うユーザ操作を受けた場合で且つ受信契約情報が存在しなかった場合、そのまま予約を行うのではなく、EPG情報処理部14からの制御に従い、再送信番組に対応する地上デジタル放送の放送番組について視聴予約又は録画予約の設定を行う。
また、EPG情報処理部14は、EPG表示中に決定ボタン等のユーザ操作がなされたとき、現在、放送中の番組(非契約で視聴できない再送信番組を含む)であった場合は、予約ではなく選局処理部13に選局を指示する。選局処理部13は、EPGから再送信番組に対して選局を行うユーザ操作を受けた場合で且つ受信契約情報が存在しなかった場合、そのまま選局するのではなく、EPG情報処理部14からの制御に従い、その再送信番組に対応する地上デジタル放送の放送番組を選局する。
上述のごとき構成のテレビ装置1で実行されるEPGからの予約処理や選局処理について、詳細に説明する。なお、以下では、説明の簡略化のため、視聴予約、録画予約を問わず「予約」として説明する。
図4は、図1のテレビ装置における予約処理又は選局処理の一例を説明するためのフロー図、図5は、図4の処理において判定に使用されるテーブルの一例を示す図である。この例でも、事前に地デジ難視対策衛星放送の受信契約が済んでいるか否かを判定し、受信契約が済んでいない場合のみ、以下の処理を実行する。
ユーザがEPG上で予約する番組を選択したとき、EPG情報処理部14は、まずEPG上で先ほど選択された番組が、TS_idが“0x4310”であるか、若しくはTS_idが“0x4311”であるか、若しくはbroadcaster_idが“0x15”であるかを判定する(ステップS11)。
このように、ステップS11では、選択された番組が地デジ難視対策衛星放送の番組であるか否かを判定している。ステップS11でNOの場合には、予約処理部15の予約設定部又は選局処理部13は、EPG情報処理部14からの制御に従い、EPG上で先ほど選択された番組をそのまま予約する設定又はそのまま選局を行う(ステップS15)。
一方、ステップS11でYESの場合、予約設定部又は選局処理部13は、EPG情報処理部14からの制御に従い、EPG情報処理部14と協働して、サービス番号(サービスID)に対応する地上デジタル放送のTS_idを読み出す(ステップS12)。ステップS12では先ほど選択された番組のサービスIDが“291”,“292”,“294”〜“298”のいずれかであるため、それぞれに対応するTS_idを読み出せばよい。ステップS12の処理後、予約設定部又は選局処理部13は、EPG情報処理部14と協働して、サービスIDに対応して読み出したTS_idに基づきEPGデータをEPG DBから読み出す(ステップS13)。このとき、検索結果として地上デジタル放送の放送番組が読み出される。
ステップS12,S13では、先ほど選択された番組のサービスIDに対応する地上デジタル放送の番組のTS_idを、図5で例示したような予め格納されたテーブル45によって判定し、その判定の結果が示すTS_idの番組情報を読み出す。テーブル45は、サービスIDとTS_idとの対応表であり、例えば先ほど選択された番組のサービスIDが“292”であった場合、TS_idが“0x7FE1”の番組情報を読み出す。そして、予約処理部15の予約設定部又は選局処理部13は、読み出した番組情報で予約設定又は選局を実行する(ステップS14)。ステップS14で設定された予約は、先ほど選択された地デジ難視対策衛星放送の番組に対応する地上デジタル放送の放送番組の予約となり、予約処理部15の予約実行部により正しく予約が遂行できる。
このように、見かけ上では地上デジタル放送番組ではあるが実際には再送信番組(難視聴対策衛星放送番組)に対して予約又は選局を行うユーザ操作を、EPGから受けた場合、予約処理部15の予約設定部又は選局処理部13は、自動的にその再送信番組に対応する地上デジタル放送の放送番組について予約設定又は選局を行う。つまり、この例では、地上デジタル放送の予約設定用又は選局用に、再送信番組の番組情報を利用している。
なお、図2のEPG30に基づき、予約操作や選局操作を行った例を挙げたが、これに限らない。つまり、再送信番組についても3桁チャンネル番号を表示しているEPG上から、予約操作や選局操作を受け取っても、同様の処理を行うようにしてもよい。
次に、図6及び図7を併せて参照しながら、検索結果で3桁チャンネル番号を表示しない例について説明する。
図6は、図1のテレビ装置で表示される検索画面の一例を示す図、図7は、図1のテレビ装置における検索処理を伴った予約処理又は選局処理の一例を説明するためのフロー図である。
図6は、図1のテレビ装置で表示される検索画面の一例を示す図、図7は、図1のテレビ装置における検索処理を伴った予約処理又は選局処理の一例を説明するためのフロー図である。
図6で示す検索画面60は、EPG画面の一種であり、図2のEPG30から所定の操作により遷移した画面か、若しくはEPG30の表示を経ずに表示された画面である。検索としては、録りたいジャンルの番組だけを表示する「ジャンル別番組表示」や、「再放送番組」や「副音声のある」などの条件に合致する番組だけを表示する「特徴検索」、番組名や情報が一致する番組を探して表示する「キーワード検索」などが挙げられる。検索画面60には、このうち、特徴検索とキーワード検索とが、それぞれ検索キー入力欄61,62からの検索キーの入力により実行可能になっている。
検索を実行する操作により、EPG情報処理部14が、検索キーに基づきEPG DB内の番組情報から検索処理を行い、検索結果一覧63を表示する(ステップS21)。検索結果一覧63では、BSデジタル放送の番組情報についてのみ3桁チャンネル番号を表示する。この表示方法は上述した通りである。EPG情報処理部14は、このうち1つの番組が選択された時点で(ステップS22でYESの場合)、図4のステップS11〜S15と同様の処理を行う(ステップS23〜S27)。
このように、3桁チャンネル番号の非表示の処理は、図2で例示したようなBSデジタル放送の放送番組の番組情報をEPG表示用に出力する場合だけでなく、検索結果表示用に出力する場合にも施すことが好ましい。
次に、図8及び図9を併せて参照しながら、自動録画処理で自動録画対象の番組のリストで、3桁チャンネル番号を表示しない例について説明する。この例は、再送信番組の番組情報の利用方法として、自動録画時の検索処理も行う例でもある。
図8は、図1のテレビ装置で表示されるおすすめ予約リストの一例を示す図、図9は、図1のテレビ装置における検索処理を伴ったおすすめ自動録画処理の一例を説明するためのフロー図である。
図8は、図1のテレビ装置で表示されるおすすめ予約リストの一例を示す図、図9は、図1のテレビ装置における検索処理を伴ったおすすめ自動録画処理の一例を説明するためのフロー図である。
ここで説明する例のテレビ装置1は、視聴履歴に基づき推奨する放送番組(の番組情報)を抽出し、録画する推奨番組自動録画部(図示せず)を備える。ここでは推奨番組自動録画部が予約処理部15の一部として具備されるものとして説明する。推奨する放送番組としては、例えばユーザが頻繁に視聴している番組やそれとジャンルや出演者などが一致する番組が挙げられ、これらは、別途蓄積して解析した視聴履歴に基づき上述したEPG検索を用いて抽出される。
そして、推奨番組自動録画部は、推奨する放送番組として再送信番組を抽出した場合で且つ受信契約情報が存在しなかった場合には、EPG情報処理部14からの制御により、再送信番組の番組情報に対応する地上デジタル放送の放送番組の番組情報を、推奨する放送番組として録画する。抽出のタイミングは、例えば定期的又はBSデジタル放送のEPG取得完了時でよく、自動録画は、その抽出のタイミングで自動的に予約設定すればよい。
この処理手順を説明する。まず、予約処理部15は、推奨番組自動録画部の地上デジタル放送の自動録画機能を上記抽出のタイミングで起動させる(ステップS31)。次いで、EPG情報処理部14が、推奨する番組(おすすめ番組)をEPG DBから検索を開始する(ステップS32)。実際の検索に先立ち、EPG情報処理部14は、地上デジタル放送の番組情報が取得済みであるか否かを判定する(ステップS33)。
ステップS33でYESの場合には、EPG情報処理部14が、視聴履歴に基づき地上デジタル放送の番組情報の中からおすすめ番組を検索し、おすすめ番組の有無を判定し(ステップS34)、推奨番組自動録画部に渡す。おすすめ番組があった場合、推奨番組自動録画部は、それを予約処理部15の予約設定部に渡し、録画予約を設定させ、予約実行部がその予約を実行する(ステップS35)。一方、おすすめ番組がなかった場合、推奨番組自動録画部は録画予約を行わずに、つまり録画を行わずに処理を終了する(ステップS36)。
ステップS33でNOの場合には、EPG情報処理部14が視聴履歴に基づき地デジ難視対策衛星放送番組(再送信番組)の番組情報の中からおすすめ番組を検索し(ステップS37)、おすすめ番組の有無を判定し(ステップS38)、推奨番組自動録画部に渡す。おすすめ番組がなかった場合、推奨番組自動録画部は録画予約を行わずに、つまり録画を行わずに処理を終了する(ステップS39)。
一方、おすすめ番組があった場合、推奨番組自動録画部は、EPG情報処理部14からの制御に従い、そのおすすめ番組の情報を予約処理部15の予約設定部に渡し、図4のステップS12と同様に、予約設定部がEPG情報処理部14と協働してサービス番号に対応する地上デジタル放送のTS_idを読み出す(ステップS40)。続いて、予約設定部がこのTS_idの番組情報に基づき録画予約を設定させ、予約実行部がその予約を実行する(ステップS41)。ステップS41では再送信番組を対応する地上デジタル放送の番組に置き換えて録画することになる。なお、BSデジタル放送で且つ非再送信番組については説明していないが、同時に従来通り検索・録画予約すればよい。
このようにして予約設定がなされた番組は、ユーザ操作により図8で例示したようなおすすめ番組リスト80として表示することができる。このおすすめ番組リスト80では、推奨する番組の一覧81が表示されており、この一覧81からも予約内容の確認や変更、取り消しが可能となっている。そして、一覧81では、BSデジタル放送の番組情報についてのみ3桁チャンネル番号を表示する。
また、録画する番組を推奨する例を挙げたが、視聴をすすめる番組をユーザに提示するだけでもよい。そのためには、テレビ装置1は、視聴履歴に基づき推奨する放送番組(の番組情報)を抽出し、ユーザに表示用出力によって提示する推奨番組提示部を備えておく。この提示のタイミングとしては、ユーザが提示要求の操作を行ったときや、EPG画面を表示したときなどが挙げられる。
そして、推奨番組提示部は、推奨番組自動録画部での処理と同様に、推奨する放送番組として再送信番組を抽出した場合で且つ受信契約情報が存在しなかった場合には、EPG情報処理部14からの制御により、再送信番組の番組情報に対応する地上デジタル放送の放送番組の番組情報を、推奨する放送番組として提示する。提示の方法としては、おすすめ番組リスト80と同様でよい。また、提示したリストから録画予約や視聴予約を可能にしておくとよい。
以上の説明では、上述した様々な再送信番組の番組情報の利用方法について機能させることを前提にしたが、機能させるか否かはユーザ設定にゆだねるようにしてもよい。
このような例を図10〜図12を参照しながら説明する。図10は、図1のテレビ装置で表示されるチャンネルスキップ設定画面の一例を示す図、図11は、図1のテレビ装置におけるユーザ設定に従った予約処理又は選局処理の一例を説明するためのフロー図である。また、図12は、図10の画面でEPGにおいて再送信番組の番組情報を利用しないと設定した場合のEPGの一例を示す図である。
ここで例示するテレビ装置1は、EPG情報処理部14が、再送信番組の番組情報を対応する地上デジタル放送の放送番組用として用いる処理を実行するか否かを、ユーザ操作により設定させる設定部を備える。この設定部は、リモコン10からの所定操作を受けるキー入力処理部11と、それに基づき設定画面を開くメニュー処理部12とを有する。ここではこの設定画面として、図10に示すチャンネルスキップ設定画面100を挙げる。上記設定部によるユーザ設定をチャンネルスキップの設定と同時に行う例を挙げているが、例えば単独の設定画面を用意しておいてもよい。
チャンネルスキップ設定画面100では、放送形態一覧101から地上デジタル放送、BSデジタル放送、CSデジタル放送が設定対象として選択可能となっている。そのうち、BSデジタル放送101aが選択されたとき、BSデジタル放送の放送事業者一覧102が表示される。放送事業者一覧102に地デジ難視対策衛星放送102aを含んでおき、それをユーザが選択すると、再送信番組のチャンネル一覧104が表示される。
チャンネルスキップ設定100では、チャンネル一覧104から各チャンネルについて、EPGで表示をスキップするか否かと、UP/DOWN選局ボタンでの選局をスキップするか否かとが設定可能になっている。また、一括設定ボタン103aと個別設定ボタン103bとが選択可能に表示されており、一括設定ボタン103aを選択することで、一括でこれらのスキップ設定が可能になる。一方で、個別設定ボタン103bを選択することで、チャンネル一覧104から例えば3桁チャンネル番号が「292」のチャンネル104aを選択してそのスキップの有無を設定することができる。
一括設定を行う場合、地上デジタル放送に代替するためのボタン105が選択可能に表示される。ボタン105が選択されると地上デジタル放送に代替するように、つまり再送信番組の番組情報を利用するように設定できる。後述のボタン106〜109のいずれかを押すことで、利用しないように設定できる。
再送信番組の番組情報を利用しないと設定した場合には、図12で示すEPG30のように、再送信番組についても3桁チャンネル番号が表示され、利用すると設定した場合には、図2で示すEPG30のように再送信番組については3桁チャンネル番号が非表示になる。
また、一括設定を行う場合、ボタン105の他に、EPGと選局時にスキップするかについて、両方する設定を行うボタン106、EPGのみに設定を行うボタン107、選局のみに設定を行うボタン108、両方しない設定を行うボタン109が選択可能に表示されている。ユーザはボタン105〜109の中から1つのボタンを選択することになる。
また、予約処理、選局処理、検索結果等の表示処理においても、同様に上記設定部での設定によって処理を変えることができる。ボタン105が選択されて設定がなされた場合の予約又は選局処理について、例を挙げて説明する。予約操作又は選局操作がEPG30上からなされた場合、まずEPG情報処理部14が上記設定部で設定した内容を読み出して、代替処理、つまり再送信番組の番組情報の利用を行うか否かを判定する(ステップS51)。続いて、EPG情報処理部14は、このうち選択された放送番組について、図4のステップS11〜S15と同様の処理を行う(ステップS52〜S56)。なお、ステップS51のような判定はEPGの表示時にも行う。
次に、地上デジタル放送の地域設定と、再送信番組の番組情報の利用との関係について、図12〜図14を参照しながら説明する。
図13は、図1のテレビ装置においてEPGを表示する際に実行される処理の他の例を説明するためのフロー図、図14は、図1のテレビ装置における予約処理又は選局処理の他の例を説明するためのフロー図である。
図13は、図1のテレビ装置においてEPGを表示する際に実行される処理の他の例を説明するためのフロー図、図14は、図1のテレビ装置における予約処理又は選局処理の他の例を説明するためのフロー図である。
EPG情報処理部14は、テレビ装置1で設定された地域設定(基本的に地上デジタル放送の受信のための地域設定)が所定地域である場合のみ、再送信番組の番組情報を、対応する地上デジタル放送の放送番組用として用いることが好ましい。上記所定地域として関東地方を挙げて説明する。
EPGの表示操作がなされたとき、EPG情報処理部14は、図13に示すように、事前に設定された地域設定が関東地方に含まれるか否かを判定する(ステップS61)。YESの場合、EPG情報処理部14は、地デジ難視対策衛星放送を地上デジタル放送として、図2のEPG30のように再送信番組については3桁チャンネル番号を非表示状態にしてEPG表示を行う(ステップS62)。一方、ステップS61でNOの場合、EPG情報処理部14は、そのまま、図12のEPG30のように3桁チャンネル番号を表示状態にしてEPG表示を行う(ステップS63)。
また、EPGからの予約又は選局操作がなされたときにも、EPG情報処理部14は、図14に示すように、事前に設定された地域設定が関東地方に含まれるか否かを判定する(ステップS71)。ステップS71でYESの場合、上述の予約又は選局操作により選択された放送番組について、図4のステップS11〜S15と同様の処理を行う(ステップS72〜S76)。ステップS71でNOの場合には、ステップS76へ進み、選択された番組をそのまま選局又は予約設定する。
所定地域として関東地方を挙げたが、実際、地デジ難視対策衛星放送では、関東地方以外では、関東地方で地上デジタル放送がなされているN個の放送局の番組の中で、例えば1つの放送局の番組を除いて再送信がなされている。一方で、BSデジタル放送では全局SIで番組情報が伝送されるため、そこには上記1つの放送局の番組についての番組情報も含まれてしまっており、EPGに上記1つの放送局の番組についての番組情報も表示される。従って、地域設定が関東地方以外の場合に、本発明に係る再送信番組の番組情報の利用方法を適用しないことが好ましい。
また、テレビ装置1は、この地域設定に応じた利用/非利用の処理を、上記設定部での設定処理と併用してもよい。その場合、地域設定が所定地域である場合のみ、ユーザ操作による設定を可能としておけばよい。無論、デフォルトとして、再送信番組の番組情報を対応地上デジタル放送の放送番組用として用いるようにしておき、ユーザ操作により変更可能なように、テレビ装置1を構成することもできる。
以上の説明では、基本的に、BSデジタル放送についてのEPG表示の処理を前提に説明したが、本発明に係る利用方法には、地上デジタル放送のEPG表示時やそのEPG上での検索時や予約設定時にも、再送信番組の番組情報を利用することができる。
より具体的には、EPG情報処理部14は、地上デジタル放送の放送番組についてのEPGに係わる処理に際し、地上デジタル放送の放送番組の番組情報を全局取得できていない場合には、再送信番組の番組情報を代わりに用いるようにする。検索処理自体については、図9のステップS33での判定及びその判定後の処理で例示した通りである。
また、取得できていない地上デジタル放送の番組情報だけ再送信番組の番組情報を用いてもよいが、少しでも取得できていなかったら、全て再送信番組の番組情報を用いるようにすることが好ましい。なお、上記受信契約情報が存在した場合でも、この処理を行ってもよいが、存在した場合には基本的に地上デジタル放送は受信できないことになるため、結局視聴などはできない。また、このような地上デジタル放送での利用方法を有効にするか否かについても、ユーザ設定や地域設定に基づくようにしてもよい。
以上、本発明に係るテレビ装置1によれば、地上デジタル放送をしばらく受信しない状態であっても、BSデジタル放送を一回受信するだけで地デジ難視対策放送を含めてEPGのための情報を取得できるため、地上デジタル放送の放送番組の番組情報を取得したかのような処理を行うことが可能になる。これは、地デジ難視対策衛星放送が、地デジ難視聴世帯にのみ視聴可能な状態で地デジの放送波を衛星を使ってサイマル放送され、且つ、BSデジタル放送のEPGの情報は全局SIの仕組みで伝送されることを利用したものである。
また、再送信番組の番組情報の様々な利用方法を説明したが、これらの利用方法を兼ね備えることにより、ユーザは、BSデジタル放送と地上デジタル放送を区別することなく、シームレスに利用することができる。
なお、本発明について、EPGが放送波により伝送される番組情報を利用した番組表であることを前提に説明したが、ネットワーク経由で取得したEPGであってもよい。特に、地上デジタル放送の番組情報についてのみネットワーク経由で取得する場合に効果を奏する。
また、テレビ装置1を購入して設定したばかりで且つ地デジ難視聴世帯でありながら未契約の場合には当然のことながら契約が必要となるが、これは本発明を適用するかしないかによって変わるものではない。
また、本発明に係るデジタル放送受信装置が、衛星デジタル放送で再送信を行っている状況で再送信番組の予約の設定を行う装置であると説明した。同様に、本発明に係るデジタル放送受信装置は、衛星デジタル放送だけでなく、地上デジタル放送で放送される放送番組についての再送信番組を含む、IP(Internet Protocol)テレビ放送も受信可能に構成してもよい。そしてそのような構成において、EPG情報処理部14で例示した番組表処理部は、IPテレビ放送(IP放送)の放送番組についてのEPGに係わる処理に際し、IPテレビ放送による再送信番組についての受信契約情報が存在しなかった場合には、再送信番組の番組情報を、対応するIPテレビ放送の放送番組用として用いる。なお、IPテレビ放送の場合には、EPGはネットワーク経由で取得すればよい。また、衛星デジタル放送について説明した応用例は、IPテレビ放送にも同様に適用できる。無論、デジタル放送受信装置は、IPテレビ放送と地上デジタル放送とのみを受信可能にし、このような再送信番組の利用を行うようにしてもよい。
1…テレビ装置、10…リモコン、11…キー入力処理部、12…メニュー処理部、13…選局処理部、14…EPG情報処理部、15…予約処理部、16…チューナ、17…DEMUX、18…復号器、19…映像音声処理部、20…映像出力部、21…音声出力部、30…EPG。
Claims (10)
- 地上デジタル放送と、該地上デジタル放送で放送される放送番組についての再送信番組を含む衛星デジタル放送とを受信可能なデジタル放送受信装置であって、
該デジタル放送受信装置は、電子番組表の表示のための出力及び該電子番組表に基づく番組検索を行う番組表処理部を備え、
該番組表処理部は、前記衛星デジタル放送の放送番組についての電子番組表に係わる処理に際し、前記再送信番組についての受信契約情報が存在しなかった場合には、前記再送信番組の番組情報を、対応する前記地上デジタル放送の放送番組用として用いることを特徴とするデジタル放送受信装置。 - 請求項1に記載のデジタル放送受信装置において、前記番組表処理部は、前記受信契約情報が存在しなかった場合には、前記再送信番組のチャンネル番号を表示しないようにすることを特徴とするデジタル放送受信装置。
- 請求項1又は2に記載のデジタル放送受信装置において、前記番組表処理部は、前記地上デジタル放送の放送番組についての電子番組表に係わる処理に際し、前記地上デジタル放送の放送番組の番組情報を全局取得できていない場合には、前記再送信番組の番組情報を代わりに用いることを特徴とするデジタル放送受信装置。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載のデジタル放送受信装置において、
該デジタル放送受信装置は、前記電子番組表からのユーザ操作に基づき選局を行う選局処理部をさらに備え、
前記選局処理部は、前記電子番組表から前記再送信番組に対して選局を行うユーザ操作を受けた場合で且つ前記受信契約情報が存在しなかった場合、前記番組表処理部からの制御により、前記再送信番組に対応する前記地上デジタル放送の放送番組を選局することを特徴とするデジタル放送受信装置。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載のデジタル放送受信装置において、
該デジタル放送受信装置は、視聴履歴に基づき推奨する放送番組を抽出し、ユーザに提示する推奨番組提示部をさらに備え、
前記推奨番組提示部は、推奨する放送番組として前記再送信番組を抽出した場合で且つ前記受信契約情報が存在しなかった場合には、前記番組表処理部からの制御により、前記再送信番組の番組情報に対応する前記地上デジタル放送の放送番組の番組情報を、推奨する放送番組として提示することを特徴とするデジタル放送受信装置。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載のデジタル放送受信装置において、
該デジタル放送受信装置は、前記電子番組表からのユーザ操作に基づき放送番組の視聴予約又は録画予約の設定を行う予約設定部と、該設定に従って放送番組の出力又は放送番組の録画を実行する予約実行部と、をさらに備え、
前記予約設定部は、前記電子番組表から前記再送信番組に対して視聴予約又は録画予約を行うユーザ操作を受けた場合で且つ前記受信契約情報が存在しなかった場合、前記番組表処理部からの制御により、前記再送信番組に対応する前記地上デジタル放送の放送番組について視聴予約又は録画予約の設定を行うことを特徴とするデジタル放送受信装置。 - 請求項1〜6のいずれか1項に記載のデジタル放送受信装置において、
該デジタル放送受信装置は、視聴履歴に基づき推奨する放送番組を抽出し、録画する推奨番組自動録画部をさらに備え、
前記推奨番組自動録画部は、推奨する放送番組として前記再送信番組を抽出した場合で且つ前記受信契約情報が存在しなかった場合には、前記番組表処理部からの制御により、前記再送信番組の番組情報に対応する前記地上デジタル放送の放送番組の番組情報を、推奨する放送番組として録画することを特徴とするデジタル放送受信装置。 - 請求項1〜7のいずれか1項に記載のデジタル放送受信装置において、前記番組表処理部が、前記再送信番組の番組情報を対応する前記地上デジタル放送の放送番組用として用いる処理を実行するか否かを、ユーザ操作により設定させる設定部をさらに備えたことを特徴とするデジタル放送受信装置。
- 請求項1〜8のいずれか1項に記載のデジタル放送受信装置において、前記番組表処理部は、前記デジタル放送受信装置で設定された地域設定が所定地域である場合のみ、前記再送信番組の番組情報を、対応する前記地上デジタル放送の放送番組用として用いることを特徴とするデジタル放送受信装置。
- 請求項1〜9のいずれか1項に記載のデジタル放送受信装置において、前記デジタル放送受信装置は、前記地上デジタル放送で放送される放送番組についての再送信番組を含む、IPテレビ放送を受信可能とし、前記番組表処理部は、前記IPテレビ放送の放送番組についての電子番組表に係わる処理に際し、前記IPテレビ放送による前記再送信番組についての受信契約情報が存在しなかった場合には、前記再送信番組の番組情報を、対応する前記IPテレビ放送の放送番組用として用いることを特徴とするデジタル放送受信装置。
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Cited By (1)
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JP2021158665A (ja) * | 2020-03-27 | 2021-10-07 | Kddi株式会社 | 信号受信装置、信号受信システム及びプログラム |
-
2010
- 2010-08-03 JP JP2010174487A patent/JP2012039175A/ja active Pending
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