JP2012038468A - 二次電池装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】温度監視の高い応答性および信頼性を確保し、更に、小型化を図ることが可能な二次電池装置およびその製造方法を提供する。
【解決手段】二次電池装置は、筺体10と、筺体内に収容された複数の電池セル12と、電池セルに接触して設けられ、電池セルの温度を検出する温度監視センサ102aと、を備えている。筐体は、電池セルに対向する内面と、この内面に形成され温度監視センサに対向する溝107と、この溝内に突設され温度監視センサを筐体と電池セルとの間に挟み込む押圧突起106と、を備える。
【選択図】図11

Description

ここで述べる実施形態は、複数の二次電池セルを有する二次電池装置およびその製造方法に関する。
近年、電気自動車、ハイブリッド電気自動車、電動自転車の電源、あるいは、電気機器の電源として、二次電池が広く用いられている。例えば、非水系二次電池であるリチウムイオン二次電池は、高出力、高エネルギー密度を有することから、電気自動車等の電源として注目されている。
一般に、二次電池は、外装容器と、この外装容器内に電解液とともに収納された電極群と、外装容器に設けられた電極端子と、を備えた電池セルとして構成されている。高容量化、高出力化を図るため、複数の電池セルをケース内に並べて配置し、これらのセルを並列あるいは直列に接続した組電池、あるいは、二次電池装置が用いられている。
通常、リチウムイオン二次電池は、安全かつ効率的に運用するために電池セルの電圧、温度等を監視し、充放電状態を制御する必要がある。そこで、二次電池装置は、電池セルの温度を監視するサーミスタ等の温度監視センサーを備えている。二次電池装置を自動車等の移動体に設置する場合、温度監視センサーは、移動体から振動を受けるとともに、広範囲な使用温度環境に晒されることになる。このため、温度監視センサーは、振動、広範囲な使用温度の環境においても、早い応答性および十分な信頼性が求められている。
国際公開第2006/067903号
例えば、自動車用のサーミスタは、振動、温度環境に対する機械的強度保持の観点から、検出素子をガラスコーティング等の厚い保護皮膜で覆い、被検出体への取付も接着剤にて行っている。このようなサーミスタを二次電池装置の温度監視に用いた場合、電池セルの温度変化に対する応答性が悪化するとともに、限られたスペース内への設置が困難になる。一方、高い応答性を得るために薄い樹脂等にてラミネートされたフィルム状の薄膜型サーミスタを単に粘着テープ止めにて使用するとテープの剥がれ、脱落等により信頼性悪化が懸念される。
この発明の目的は、温度監視の高い応答性および信頼性を確保し、更に、小型化を図ることが可能な二次電池装置およびその製造方法を提供することにある。
実施態様に係る二次電池装置は、筺体と、前記筺体内に収容された複数の電池セルと、前記電池セルに接触して設けられ、前記電池セルの温度を検出する温度監視センサと、を具備し、前記筐体は、前記電池セルに対向する内面と、前記内面に形成され前記温度監視センサに対向する溝と、この溝内に突設され前記温度監視センサを前記筐体と電池セルとの間に挟み込む押圧突起と、を備えている。
図1は、実施形態に係る二次電池装置を示す斜視図。 図2は、トップカバーを取外して示す前記二次電池装置の分解斜視図。 図3は、ケースおよび電池セルを分解して示す前記二次電池装置の分解斜視図。 図4は、電池セルを示す斜視図。 図5は、前記ケースを構成するアッパーケースの内面側を示す斜視図。 図6は、図2の線A−Aに沿った二次電池装置の断面図。 図7は、前記二次電池装置における電池セルおよびバスバーの配列、接続状態を概略的に示す平面図。 図8は、セルユニット、アッパーケース、および共通バスバーを示す分解斜視図。 図9は、前記バスバーとFPCとの接続状態を示すアッパーケース上部の斜視図。 図10は、アッパーケースの上部およびサーミスタを示す斜視図。 図11は、アッパーケースの上部、サーミスタ、電池セル、センターケースの一部を示す分解斜視図。 図12は、前記サーミスタを示す平面図および側面図。 図13は、前記センターケースのリブを示す斜視図。 図14は、図10の線B−Bに沿った二次電池装置の断面図。 図15は、図14の線C−Cに沿った二次電池装置の断面図。 図16は、ケースの前端部およびベースターミナルを示す分解斜視図。 図17は、前記ベースターミナルの係合突起とケースとの係合部を拡大して示す斜視図。 図18は、前記二次電池装置の組立て工程において、アッパーケースアッセンブリに電池セルを装着した状態を示す斜視図。 図19は、前記二次電池装置の組立て工程において、アッパーケースアッセンブリにセンターケースを装着した状態を示す斜視図。 図20は、前記二次電池装置の組立て工程において、アッパーケースアッセンブリにセンターケースを装着した状態を示す斜視図。 図21は、前記二次電池装置の組立て工程において、ロワーケースの取付け工程を示す分解斜視図。 図22は、前記二次電池装置の組立て工程において、トップカバーを取外した状態を示す分解斜視図。 図23は、前記二次電池装置の組立て工程において、アッパーケースの取付け工程を示す斜視図。
以下、図面を参照しながら、実施形態に係る二次電池装置について詳細に説明する。
図1は、実施形態に係る二次電池装置の外観を示す斜視図、図2は、二次電池装置のトップカバーを取外して二次電池装置のバスバー取付け構造を示す斜視図、図3は、ケース、電池セルを分解して示す二次電池装置の分解斜視図である。
図1、図2、図3に示すように、二次電池装置は、ほぼ矩形箱状のケース(筺体)10と、ケース内に収容された複数、例えば、30個の電池セル(二次電池)12と、を備え、組電池として構成されている。ケース10は、上下が開放した矩形枠状のセンターケース14、矩形板状に形成され底壁を構成するロワーケース16、および、矩形板状に形成され天井壁を構成するアッパーケース18の3つの分割部材を有している。そして、ロワーケース16、センターケース14、アッパーケース18をこの順で互いに接合することにより、矩形箱状のケース10が構成されている。アッパーケース18の上面側は、矩形板状のトップカバー20によって覆われている。ケース10の各構成要素およびトップカバー20は、それぞれ絶縁性を有する合成樹脂、例えば、ポリフェニレンエーテル(PPE)により形成されている。
ケース10の長手方向の一端側に位置する側壁、例えば、前端壁10aには、合成樹脂で形成された矩形板状のターミナルベース22がねじ止め固定されている。ターミナルベース22には、二次電池装置の正極出力端子24、負極出力端子26、および電池セル12の電圧、温度等を監視する電池監視基板28が取り付けられている。
図4に示すように、各電池セル12は、リチウムイオン電池等の非水電解質二次電池であり、例えば、アルミニウムまたはアルミニウム合金で形成された扁平な略直方体形状の外装容器30と、外装容器30内に非水電解液と共に収納された電極体31と、を備えている。外装容器30は、上端が開口した容器本体30aと、容器本体に溶接され容器本体の開口を閉塞した矩形板状の蓋体30bとを有し、液密に形成されている。電極体31は、例えば、正極板および負極板をその間にセパレータを介在させて渦巻き状に捲回し、更に、径方向に圧縮することにより、偏平な矩形状に形成されている。
正極端子32aおよび負極端子32bが蓋体30bの長手方向両端部にそれぞれ設けられ、蓋体30bから突出している。正極端子32aおよび負極端子32bは、電極体31の正極および負極にそれぞれ接続されている。一方の端子、例えば、正極端子32aは、蓋体30bに電気的に接続され、外装容器30と同電位となっている。負極端子32bは、蓋体30bを貫通して延びている。負極端子32bと蓋体30bとの間には、合成樹脂、ガラス等の絶縁体からなるシール材、例えば、ガスケット34が設けられている。ガスケット34は、負極端子32bと外装容器30との間を液密にシールしているとともに、電気的に絶縁し、負極端子32bと外装容器30との間の短絡を防止する。また、ガスケット34は、蓋体30bの上面側において、負極端子32bの全周から外側に延出している。
蓋体30bの中央部には、例えば、矩形状の安全弁36が形成されている。安全弁36は、蓋体30bの一部を約半分程度の厚さに薄くした薄肉部により形成され、この薄肉部の上面中央部に、複数の刻印が形成されている。電池セル12の異常モード等により外装容器30内にガスが発生し、外装容器内の内圧が所定の値以上に上昇した際、安全弁36が開放し、内圧を下げて外装容器30の破裂等の不具合を防止する。
容器本体30aの周囲には、容器の上端部および下端部を除いて、絶縁性のフィルム37が巻装されている。このフィルム37は、外装容器30の膨張を規制するとともに、外装容器30と他の電池セル12との短絡、あるいは、外装容器30と他の部材との短絡を防止する。
図3に示すように、電池セル12は、複数の電池セル、例えば、3つの電池セル12を並列に接続して1セルユニットCとし、このセルユニットCを10ユニットだけ直列に接続して設けられている。電池セル12の配列と電気的な接続構造については、後で詳細に説明する。
図3に示すように、ロワーケース16の内面には、電池セル12の数に対応した数、ここでは、30個の係合溝38が形成されている。各係合溝38は、電池セル12の外装容器30の断面形状に対応した細長い矩形状に形成され、ロワーケース16の幅方向に沿って延びている。複数の係合溝38は、ロワーケース16の長手方向に所定の間隔を置いて、2列に並んで設けられている。2列の間にはセンターリブ39が形成され、ロワーケース16の長手方向全長に亘って延びている。
センターケース14は、矩形枠状に形成され、長手方向に延び互いに対向する一対の側壁14a、14bと、幅方向に延び互いに対向する他の一対の側壁を有している。センターケース14内には、4つの仕切り壁50が一体に形成されている。これらの仕切り壁50は、それぞれセンターケース14の幅方向の全長に亘って延び、また、センターケース14の長手方向に等間隔をおいて設けられている。センターケース14内は、これらの仕切り壁50により5つの空間に仕切られている。更に、各仕切り壁50の中央部およびセンターケース14の長手方向両端壁の中央部には、センターケース14の高さ方向に延びる支持ポスト52が形成されている。センターケース14内の各空間は、支持ポスト52により、左右2つの収容室53に分けられている。これにより、センターケース14内には、それぞれ1セルユニットCを収容可能な10個の収容室53が2列に並んで形成されている。
図2および図3に示すように、センターケース14の長手方向に延びる2つの側壁14a、14bには、それぞれ複数の通気孔51が形成されている。例えば、1つの収容室53に対応して4つの通気孔51が形成され、それぞれ収容室53に連通している。これらの通気孔51を通して、ケース10内に冷却用空気を通風可能となっている。
図5に示すように、アッパーケース18の内面側には、電池セル12の数に対応した数、ここでは、30個の係合溝54が形成されている。各係合溝54は、電池セル12の外装容器30の断面形状に対応した細長い矩形状に形成され、アッパーケース18の幅方向に沿って延びている。複数の係合溝54は、アッパーケース18の長手方向に所定の間隔を置いて、2列に並んで設けられている。2列の間にはセンターリブ59が形成され、アッパーケース18の長手方向全長に亘って延びている。
アッパーケース18において、各係合溝54の底には、電池セル12の正極端子32aおよび負極端子32bに対応する矩形状の透孔56a、56bが形成され、更に、電池セル12の安全弁に対向する排気孔57が形成されている。透孔56a、56bは、係合溝54の両端部に位置し、排気孔57は、これら透孔56a、56b間の真ん中に位置している。本実施形態において、電池セル12の正極端子32aは、負極端子32bよりも大きく形成されている。これに対応して、正極端子32aを挿通するための透孔56aは、負極端子32bを挿通する透孔56bよりも大きく形成されている。
上記のように構成されたロワーケース16は、センターケース14の下面側にねじ止めされてセンターケースに固定され、ケース10の底壁を構成している。アッパーケース18は、センターケース14の上面側にねじ止めされてセンターケースに固定され、ケース10の天井壁を構成している。センターケース14は、隙間を置いて対向するロワーケース16とアッパーケース18との間に接合されている。
図4および図6に示すように、電池セル12は、セルユニットC毎にケース10の収容室53内に収容されている。各電池セル12の下端部は、ロワーケース16の係合溝38に嵌合され、接着剤等によりロワーケース16に固定されている。各電池セル12の上端部、つまり、電極端子が設けられている端部は、アッパーケース18の係合溝54に嵌合され、接着剤等によりアッパーケース18に固定されている。列方向に隣合う2つのセルユニットC間には、センターケース14の仕切り壁50が挟まれ、セルユニット間の短絡を防止している。また、1列のセルユニットCと他の列のセルユニットCとの間には、ロワーケース16のセンターリブ39、アッパーケース18のセンターリブ59、センターケース14の支持ポスト52が挟まれ、セルユニットC間の短絡を防止している。
このように係合溝38、54に嵌合させて電池セル間の位置が決まると、隣合う電池セルは、その外装容器30の主面同士、すなわち、外装容器の幅の広い表面同士が所定の隙間を置いて平行に対向した状態で配置される。隣合うセルユニットCも所定の隙間を置いて、平行に対向して配置される。そして、このような隙間を置いて平行に並んだ複数の電池セル12の列が、2列平行に配置される。
センターケース14の両側壁14a、14bは、それぞれ2列に並んだ電池セル12の側面に僅かな隙間を置いて対向している。各電池セル列において、隣合う電池セル12間の隙間は、センターケース14の側壁14a、14bに形成されている通気孔51にそれぞれ対向している。これにより、側壁14aに形成された通気孔51、電池セル12間の隙間、および側壁14bに形成された通気孔51が整列して並んでいる。一方の通気孔51からセンターケース14内に流入した外気あるいは冷却空気は、電池セル12間の隙間を通り、電池セルを冷却した後、他方の通気孔51から排気される。
電池セル12の正極端子32aおよび負極端子32bは、それぞれ透孔56a、56bに挿通され、アッパーケース18の上面側に突出している。電池セル12の安全弁36は、アッパーケース18の排気孔57と対向して位置している。
図6、図7、図8に示すように、1つのセルユニットCにおいて、3つの電池セル12は、主面同士が所定の隙間を置いて向かい合い、かつ、電極端子が同一方向を向いた状態で、並んでいる。また、1セルユニットCにおいて、3つの電池セル12は、正極端子32aが一列に並び、また、負極端子32bが一列に並ぶように配置されている。そして、10個のセルユニットCは、5セルユニットずつ2列に配列され、各列において、隣合うセルユニットの正極端子32aと負極端子32bとが交互に並ぶように配置されている。そして、各列のセルユニットは後述するバスバーによって連結され、組電池を構成している。
アッパーケース18の上面側に複数のバスバーが設けられ、これらのバスバーにより、各セルユニットC内の複数の電池セル12が並列に接続され、更に、複数のセルユニットC同士が直列に接続されている。詳細には、図2、図6、図8に示すように、アッパーケース18の上面は、一段低く形成され、上面の周縁に沿って周壁18aが立設されている。アッパーケース18の上面には、その幅方向の中央にセンターリブ61が形成され、アッパーケース18の長手方向一端から他端近傍まで長手方向に沿って延びている。アッパーケース18の上面において、センターリブ61の両側には、それぞれ一対の仕切り壁60a、60bが立設されている。一対の仕切り壁60aは、アッパーケース18に形成された各排気孔57の両側に位置し、アッパーケース18の長手方向一端から他端まで長手方向に沿って互いに平行に延びている。同様に、一対の仕切り壁60bは、アッパーケース18に形成された各排気孔57の両側に位置し、アッパーケース18の長手方向一端から他端まで長手方向に沿って互いに平行に延びている。センターリブ59、仕切り壁60a、60b、周壁18aはほぼ同一の高さに形成されている。
アッパーケース18の上面には、それぞれ周壁18aと仕切り壁60aとの間、周壁18aと仕切り壁60bとの間、センターリブ61と仕切り壁60aとの間、センターリブ61と仕切り壁60bとの間に、それぞれ複数の仕切り壁62が立設されている。仕切り壁62は、周壁18aとほぼ同一の高さに形成されている。これらの周壁18a、センターリブ61、仕切り壁60a、60b、仕切り壁62により、アッパーケース18上に、複数のバスバー装着室64a、64b、64c、バスバー装着室68a、68b、70、バスバー装着室72a、72b、バスバー装着室74a、74b、74cが区画されている。
アッパーケース18に形成された複数のバスバー装着室には、図2、図6、図7、図8に示すように、それぞれバスバーが装着され、電池セル12の電極端子に接続されている。本実施形態において、接続金具としてのバスバーは、4種類のものを用いている。すなわち、3つの電池セル12の正極端子32aを接続するとともに一端に正極側出力端部を有する正極バスバー76、3つの電池セル12の負極端子32bを接続するとともに一端に負極側出力端部を有する負極バスバー77、それぞれ6つの電池セル12の電極端子同士を接続する8つの共通バスバー78、および、3つバスバーを連結したバスバーユニット80を備えている。これらのバスバー76、77、78、およびバスバーユニット80は、導電材料、例えば、アルミニウム等からなる金属板を折曲げ成形して形成されている。各バスバーには、電池セル12の正極端子32aが係合する矩形状の正極開口82a、あるいは、負極端子32bが係合する矩形状の負極開口82bを有している。これらの開口は、所定の間隔を置いて、バスバーの長手方向に並んで設けられている。
正極バスバー76の長手方向の一端部は、クランク状に折曲げられ、正極側出力端部76b形成している。負極バスバー77の長手方向の一端部は、クランク状に折曲げられ、負極側出力端部77bを形成している。
上記のように構成された正極バスバー76、負極バスバー77、共通バスバー78は、それぞれ対応するバスバー装着室に装着され、電池セル12の電極端子に接続されている。図2、図6、図7、図8に示すように、正極バスバー76は、正極出力端子24に隣接するバスバー装着室64aに装着されている。正極バスバー76の正極開口82aは、アッパーケース18側のそれぞれ対応する透孔56aと整列して位置している。正極バスバー76の3つの正極開口82aに電池セル12の正極端子32aがそれぞれ係合し、レーザ溶接等により正極バスバー76に溶接されている。溶接は、レーザ溶接に代えて電子ビーム溶接や抵抗溶接を用いてもよい。これにより、1セルユニットCにおける3つの電池セル12の正極端子32aは、正極バスバー76により互いに電気的に接続されている。正極バスバー76の正極側出力端部76bは、アッパーケース18の周壁18a上部に係合しているとともに、ケース10の前端壁10a側に露出している。
負極バスバー77は、負極出力端子26に隣接するバスバー装着室74aに装着されている。負極バスバー77の負極開口は、アッパーケース18側のそれぞれ対応する透孔56bと整列して位置している。負極バスバー77の3つの負極開口に電池セル12の負極端子32bがそれぞれ係合し、レーザ溶接等により負極バスバー77に溶接されている。これにより、1セルユニットCにおける3つの電池セル12の負極端子32bは、負極バスバー77により互いに電気的に接続されている。負極バスバー77の負極側出力端部77bは、アッパーケース18の周壁18a上部に係合しているとともに、ケース10の前端壁10a側に露出している。
8つの共通バスバー78は、正極バスバー76と一列に並んだバスバー装着室64b、64c、隣の列のバスバー装着室68a、68b、更に、隣の列のバスバー装着室72a、72b、負極バスバー77と一列に並んだバスバー装着室74b、74cにそれぞれ装着されている。
共通バスバー78の負極開口82bおよび正極開口82aは、アッパーケース18側のそれぞれ対応する透孔56b、透孔56aと整列して位置している。共通バスバー78の3つの負極開口82bに電池セル12の負極端子32bがそれぞれ係合した状態で、負極端子が共通バスバー78に溶接されている。これにより、1セルユニットCにおける3つの電池セル12の負極端子32bは、共通バスバー78により互いに電気的に接続されている。また、共通バスバー78の3つの正極開口82aに、隣接するセルユニットCの電池セル12の正極端子32aがそれぞれ係合した状態で、各正極端子が共通バスバー78に溶接されている。これにより、1セルユニットCにおける3つの電池セル12の正極端子32aは、共通バスバー78により互いに電気的に接続され、更に、隣のセルユニットCの電池セル12の負極端子32bと電気的に接続されている。
バスバーユニット80は、アッパーケース18のバスバー装着室70に装着されている。バスバーユニットの正極開口は、アッパーケース18側のそれぞれ対応する透孔56aと整列し、負極開口は、アッパーケース18側のそれぞれ対応する透孔56bと整列して位置している。3つの正極開口に電池セル12の正極端子32aがそれぞれ係合し、レーザ溶接等によりバスバーに溶接されている。3つの負極開口に、隣のセルユニットCの電池セル12の負極端子32bがそれぞれ係合し、バスバーに溶接されている。これにより、1セルユニットCにおける3つの電池セル12の負極端子32bは、バスバーユニット80により互いに電気的に接続され、更に、隣のセルユニットCの電池セル12の正極端子32aと電気的に接続されている。
図7に概略的に示すように、前述した複数のバスバーおよびバスバーユニットにより、各セルユニットCの3つの電池セル12は並列に接続され、かつ、10個のセルユニットCは互いに直列に接続されている。また、正極出力端子24および負極出力端子26は、ケース10の同一壁面、つまり、前端壁10a側に設けられ、10個のセルユニットCは、正極出力端子24から負極出力端子26まで、U字状に並んで接続されている。
図2に示すように、アッパーケース18の上面に立設された一対の仕切り壁60a上に、細長い矩形状の閉塞板90aが固定され、アッパーケース18の長手方向全長に亘って延びている。閉塞板90aにより、仕切り壁60a間の空間が閉じられ、この空間により、アッパーケース18の長手方向全長に亘って延びる排気流路92aが形成されている。アッパーケース18に形成され一列に並んだ排気孔57は、排気流路92aに連通している。
同様に、アッパーケース18の上面に立設された一対の仕切り壁60b上に、細長い矩形状の閉塞板90bが固定され、アッパーケース18の長手方向全長に亘って延びている。閉塞板90bにより、仕切り壁60b間の空間が閉じられ、この空間により、アッパーケース18の長手方向全長に亘って延びる排気流路が形成されている。
図2、図3、および図9に示すように、閉塞板90a、90bの上面には、電池セル12の電圧、温度を測定するためのフレキシブル配線板(FPC)98がそれぞれ貼付されている。各FPC98は、閉塞板90a、90bとほぼ等しい幅の帯状に形成され、アッパーケース18の長手方向ほぼ全長に亘って延びている。FPC98の前端壁10a側の端部にコネクタ85が実装されている。
FPC98は、長手方向に延びる複数の配線を有している。これら配線の一端部は、コネクタ85に接続されている。また、複数の配線の他端部は、それぞれFPC98の側縁から外側に延出している。例えば、FPC98の一側縁から3本の配線99aがそれぞれ外側に引き出され、FPCの他側縁から2本の配線99bがそれぞれ外側に引き出されている。他方のFPC98は、一側縁から3本の配線99aがそれぞれ外側に引き出され、他側縁から3本の配線99bがそれぞれ外側に引き出されている。FPC98は、長手方向に延びる配線99cを更に有し、この配線99cに後述するサーミスタ102a、102bが電気的に接続されている。
FPC98から引き出された配線99a、99bの延出端は、それぞれ対応する1つのバスバーに電気的、機械的に接続されている。図9に示すように、各配線99a、99bの端出端、例えば、配線99bの延出端は、共通バスバー78にハンダ付けされている。他のバスバーおよびバスバーユニット80についても、配線99a、99bの延出端がハンダ付けされている。これにより、各バスバーは、配線99a、99bを介してコネクタ85に接続されている。
図1および図2に示すように、各FPC98のコネクタ85から複数のハーネス86が延出し、これらハーネスの延出端にコネクタ87が接続されている。2つのコネクタ87は、後述する電池監視基板28に接続される。電池監視基板28は、ハーネス86およびFPC98を介して各セルユニットCの電圧を測定し、監視する。図9に示すように、FPC98の各配線99a、99bの中途部には、抵抗100が実装されている。各抵抗100は、例えば、数Ωないし数百Ωに形成され、電池セル12からの過放電を規制し、電池監視基板28を保護する。
上記のようなFPC98を用いて各バスバーと電池監視基板28とを接続することにより、全てハーネスを用いる場合に比較して、配線の引回しが容易であり、電池装置の組立性を向上できるとともに、配線の設置スペースを小さくすることができる。
二次電池装置は、電池セル12の温度を監視する複数、例えば、2つの温度監視センサを備え、これらの温度監視センサは、FPC98を介して、電池監視基板28に検出温度を出力する。本実施形態では、電池セル12の制御に必要な高い応答性を持たせるために、温度監視センサとして、薄い樹脂等にてラミネートされたフィルム状の薄膜型サーミスタを使用する。
図10、図11は、サーミスタの取り付け構造および配線の引き回し状態を示し、図12は、サーミスタ自身を示す平面図および側面図である。図13は、サーミスタを挟み込んで固定保持するためにセンターケースに形成された押圧部を示す斜視図、図14および図15は、それぞれサーミスタの取付け状態を示す断面図である。
図2に示すように、ケース10内には、電池セル12の温度を検出する2つのサーミスタ102a、102bが設けられている。一方のサーミスタ102aを代表して説明する。図12に示すように、サーミスタ102aは、例えば、温度変化に応じて抵抗が変化する半導体からなり、電池セルの温度を検出する検出素子88と、検出素子88から延出する2本のリード線93と、リード線にそれぞれ接続された配線95と、を有している。検出素子88およびリード線93は、樹脂ラミネートフィルム94により被覆されている。これら検出素子88、リード線93、および樹脂ラミネートフィルム94は、全体として細長い矩形状に形成され、その幅は、電池セル12の厚さよりも小さく形成されている。各リード線93と配線95との半田接合部は、絶縁性のチューブ、例えば、熱収縮チューブ96により被覆され、保護されている。すなわち、熱収縮チューブ96により、接合部の機械的強度の保持と水等の浸入による短絡を防止している。他方のサーミスタ102bもサーミスタ102aと同様に構成されている。
サーミスタ102a、102bは、二次電池装置の多数の電池セル12の内、最も温度が高くなる位置に設けられた電池セル12、および最も温度が低くなる位置に設けられた電池セル12にそれぞれ接触して配設され、これらの2つの電池セル12の温度を代表して検出する。本実施形態では、図2において、矢印F方向が上を向くように二次電池装置を設置する場合を想定している。この場合、右列の真ん中に位置する電池セル12が最も高温となりやすく、サーミスタ102aはこの電池セル12に接触している。また、左列の後端、あるいは前端の電池セルが最も低温となり易く、サーミスタ102bは、例えば、後端の電池セル12に接触している。
図2、図8、図10に示すように、アッパーケース18の周壁18aの内面およびセンターケース14の側壁内面には、バスバー装着室を貫通してセンターケースの高さ方向中間部まで延びる挿通溝104a、104bが形成されている。これらの挿通溝104a、10bは、右列の真ん中のバスバー装着室64bを貫通する位置、および、左列の後端のバスバー装着室74cを貫通する位置にそれぞれ形成されている。
アッパーケース18において、周壁18aおよび仕切り壁62に断面V字形状のガイド溝97が形成されている。1つのガイド溝97は、挿通溝104aから周壁18aおよび仕切り壁62を通りFPC98の位置まで延びている。他方のガイド溝97は、挿通溝104bから周壁18aおよび仕切り壁62を通り、FPC98の位置まで延びている。
図11および図13に示すように、センターケース14の側壁14bにおいて、サーミスタ102a、102bが取付けられる電池セル12と対向する側壁内面に、それぞれ細長い帯状の溝107が形成されている。溝107は、電池セル12の厚さよりも狭く、かつ、サーミスタ102a、102bの幅よりも大きな幅に形成されている。溝107は、センターケース14の高さ方向に沿って、その中央部からアッパーケース18側の側縁まで延びている。すなわち、溝107は、電池セル12の側面に沿って延びている。溝107は、センターケース14のアッパーケース18側の側縁に開口し、前述したアッパーケース18の挿入溝104a、104bのいずれかに連通する。
各溝107内に、押圧突起として機能する細長い楔状のリブ106がそれぞれセンターケース14と一体に形成されている。リブ106は、センターケース14の高さ方向に沿って、その中央部からアッパーケース18側の側縁に向かって溝107内を延びている。すなわち、リブ106は、電池セル12の側面に沿って延びている。リブ106の上端部は、センターケース14のアッパーケース18側の側縁から僅かに離れた位置まで延びている。リブ106は、溝107の幅よりも細く形成され、リブ106の両側に溝107が形成されている。
リブ106は、センターケース14の中央部からアッパーケース18側に向かって僅かに先細に形成されている。更に、リブ106は、センターケース14の内面とほぼ同一の高さに形成され、リブ106の先細の先端部106aが、アッパーケース18側に向かって高さが徐々に低くなる楔状に形成されている。
図10、図11、図14、図15に示すように、サーミスタ102aは、検出素子88の部分が電池セル12の側面に接触して配置され、テープ104により電池セル12に貼り付けられている。振動・温度変化に対する耐久力を持たせるため、テープ104は基材に耐熱性・機械強度に優れたポリイミド系のものを使用し、粘着剤に熱硬化性を有するものを使用する。
センターケース14の側壁14bの内面に形成されたリブ106は、電池セル12の側面と僅かな隙間を置いて対向し、サーミスタ102aの検出素子88、フィルム94およびテープ104を電池セル12とリブ106との間に挟み込んでいる。これにより、サーミスタ102aの検出素子88、フィルム94およびテープ104は、リブ106より電池セルの側面に押付けられ、かつ、電池セルと接触状態に保持されている。万一、テープ104が剥がれた場合でも、サーミスタ102aの脱落を防止し、電池セル12とサーミスタとを接触状態に保持することができる。これにより、二次電池装置が振動等を受けた場合でも、サーミスタ102aにより安定して電池セルの温度を測定することができ、長期信頼性を確保することができる。サーミスタ102aをリブ106で押圧することにより、フィルム94あるいはテープ104がリブの両側に膨らむ場合、これらの余幅部分は、リブ106の両側に位置する溝107に収納することができる。
図10、図11、図14に示すように、サーミスタ102aの熱収縮チューブ96および配線95は、挿通溝104aを通してアッパーケース18側に引き出され、更に、配線95は、アッパーケース18のガイド溝97に嵌合し、このガイド溝97に沿ってFPC98まで引き回されている。配線95は、FPC98上のパッドに半田接合され、配線99cに電気的に接続されている。
ガイド溝97は、配線95が十分嵌合する幅で、かつ、配線との隙間を排除したV字状の断面形状に形成されている。配線95を隙間無くガイド溝97内に設置することにより、振動によって配線95がガイド溝97と擦れ、配線の被覆が破損し、短絡などの故障を防止することができる。また、振動による配線95の位置ずれを防止することができる。アッパーケース18の仕切り壁62、周壁18a等をガイド溝97の経路に利用することにより、スペース効率を上げ二次電池装置全体の小型化を図ることが可能となる。
他方のサーミスタ102bは、上述したサーミスタ102aと同様に、低温側の電池セル12の側面にテープによって貼付され、更に、センターケース14のリブ106により、電池セルとリブとの間に挟持され、電池セルに押付けられている。サーミスタ102bの配線は、挿通溝104bを通った後、アッパーケース18のガイド溝97に嵌合され、このガイド溝に沿ってFPC98まで引き回されている。
サーミスタ102a、102bは、FPC98を介して電池監視基板28に電気的に接続される。そして、サーミスタ102a、102bは、二次電池装置内において、比較的温度が高い位置に設けられている電池セル12の温度、および、比較的温度が低い位置に設けられている電池セル12の温度をそれぞれ検出し、電池監視基板28に出力する。
上記のように構成されたサーミスタおよびサーミスタの設置構成によれば、応答性に優れているとともに、振動、温度変化に対する機械的強度を高め、自動車等の移動体用途の使用環境における温度測定の信頼性を向上することができる。
図1、図16、図17に示すように、ケース10の前端壁10aの外面側に、矩形板状のターミナルベース22が取り付けられている。ターミナルベース22の外面上には、電池監視基板28がねじ止めにより固定されている。前述した各FPC98から延出するハーネス86は、コネクタ87を介して、電池監視基板28に電気的に接続されている。電池監視基板28は、FPC98を介してセルユニットC間の電圧を検出し、監視するとともに、サーミスタ102a、102bによって検出されたセル温度を監視する。また、電池監視基板28は、バランス調整回路を有し、電池セル間の電圧のバランスを調整する。
ターミナルベース22には、正極出力端子24および負極出力端子26が取付けられている。ターミナルベース22の端縁、例えば、上端縁の中央部に、係合突起107が形成されている。アッパーケース18の前端壁の中央部に、カップ形状の位置決め凸部108が突設されている。
ターミナルベース22は、係合突起107をケース側の位置決め凸部108に係合させることにより、ケース10の前端壁10aに対して所定位置に位置決めされ、更に、複数のねじにより、ケース10の前端壁10aにねじ止め固定され、ケース10の前面に密着している。正極出力端子24の上端部は、正極バスバー76の正極側出力端部76bとケース10前面との間に差し込まれ、正極側出力端部76bにねじ止め固定されている。これにより、正極出力端子24は、正極バスバー76に電気的および機械的に接続されている。負極出力端子26の上端部は、負極バスバー77の負極側出力端部77bとケース10前面との間に差し込まれ、負極側出力端部77bにねじ止め固定されている。これにより、負極出力端子26は、負極バスバー77に電気的および機械的に接続されている。
図1に示すように、トップカバー20は、ケース10の平面形状とほぼ等しい大きさの矩形板状に形成され、アッパーケース18の複数のバスバー装着室を覆って設けられている。トップカバー20は、その周縁部および中央部が、アッパーケース18の周壁およびセンターリブにねじ止めされ、アッパーケース18に密に接合されている。
次に、上記のように構成された二次電池装置の組み立て方法について説明する。
まず、ケース10を構成する3つの構成部材、つまり、センターケース14、アッパーケース18、ロワーケース16を用意する。次に、アッパーケース18の各バスバー装着室に対応するバスバーおよびバスバーユニットを予め装着する。アッパーケース18の各閉塞板90a、90b上に、FPC98を貼付し、各FPCの配線99a、99bを対応するバスバーにハンダ付け等により接続する。また、各FPC98上に、サーミスタ102a、102bの配線95を接合した後、サーミスタをアッパーケース18の挿通溝104a、104bに挿通し、アッパーケースの内面側から引き出しておく。また、配線95をアッパーケース18に形成されたガイド溝97内に嵌合し、ガイド溝に沿って引き回す。
各バスバー上に、スポンジ等の押さえ部材を載置した後、上からトップカバー20をアッパーケース18に被せ、アッパーケースに仮止めする。更に、アッパーケース18の内面側に形成されている各係合溝54の周縁部に、電池セル12を固定するための接着剤を塗布しておく。これにより、アッパーケースアッセンブリが構成される。
一方、ロワーケース16の内面側に形成されている各係合溝38の周縁部に電池セル12を固定するための接着剤を塗布しておく。
続いて、図18に示すように、アッパーケースアッセンブリ150をその内面側を上に向けて配置する。次いで、上方から、10個のセルユニットCをアッパーケース18に上方から装填する。各電池セル12の外装容器30の上端部、つまり、電極端子が設けられている側の端部をアッパーケース18の係合溝54に嵌合し、予め塗布しておいた接着剤によりアッパーケース18に固定する。正極および負極の向きが分かるように、各電池セル12の外装容器30の底面には、正極側を示すマークMが付されている。各セルユニットCにおいては、3つの電池セル12のマークMが整列するように電池セルを配置し、また、複数のセルユニットCは、正極側と負極側とが交互に並ぶように配置する。
各セルユニットCを装填することにより、各電池セル12の正極端子32aおよび負極端子32bは、アッパーケース18の透孔56a、透孔56bを通して、対応するバスバーの正極開口82a、負極開口82bにそれぞれ係合する。この際、上述したように、各電池セル12をその電極端子を下向きにしてアッパーケース18に上から装着することにより、複数の電池セル12の高さ方向の寸法にばらつきがある場合でも、電極端子側を整列してアッパーケース18の係合溝54に装着することができ、各電極端子を確実にバスバーに係合させることできる。
次いで、所定の電池セル12の側面に、サーミスタ102a、102bの検出素子部分およびフィルムをテープ105により貼り付け、直接、電池セル12に接触させる。続いて、図19および図20に示すように、アッパーケース18上にセンターケース14を上から被せ、10個のセルユニットCをセンターケース14の対応する収容室53にそれぞれ装填する。また、センターケース14の内面に形成された楔状のリブ106により、サーミスタ102a、102bを電池セル12との間に挟み込み、サーミスタを電池セルに押付け接触状態に固定する。この状態で、センターケース14をアッパーケース18に仮止めする。
続いて、図21に示すように、ロワーケース16を上からセンターケース14に被せ、複数のねじにより、センターケース14にねじ止め固定する。これにより、複数の電池セル12の底側の端部は、ロワーケース16の内面側に形成された係合溝38に嵌合され、予め塗布しておいた接着剤によりロワーケース16に固定される。
次に、図29に示すように、ケース10全体を反転した後、仮止めしていたトップカバー20を取り外す。続いて、バスバーを押さえていた押さえ部材152を取り除く。その後、図23に示すように、複数のねじによりアッパーケース18をセンターケース14にねじ止め固定する。次いで、各バスバーに電池セル12の正極端子32aおよび負極端子32bを溶接する。
一方、図16に示すように、予めターミナルベース22に正極出力端子24および負極出力端子26を固定し、また、電池監視基板28をターミナルベース22にねじ止め固定する。次いで、このターミナルベース22をケース10の前面上に位置決めしねじ止め固定した後、正極出力端子24および負極出力端子26を正極バスバー76の正極側出力端部76bおよび負極バスバー77の負極側出力端部77bにねじ止め固定する。また、FPC98から延出しているハーネス86を電池監視基板28に接続する。最後に、トップカバー20をアッパーケース18に被せ、アッパーケースにねじ止め固定する。これにより、二次電池装置が完成する。
以上のように構成された二次電池装置によれば、フィルム状の薄膜型温度センサを用いることにより応答性の高い温度検出を行うことができるとともに、筐体に押圧部により温度センサを電池セルと押圧部との間に挟み込み、温度センサを電池セルに接触した状態に確実に固定保持することができる。これにより、振動環境に設置した場合でも、電池セル制御に高い応答性および信頼性を確保することができ、更に、小型化を図ることが可能な二次電池装置およびその製造方法を提供することができる。
なお、この発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。実施の形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよいし、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
例えば、サーミスタの設置数は、2つに限らず、1つあるいは3つ以上としてもよい。サーミスタの設置位置は、上述した実施形態に限定されることなく、必要に応じて変更可能である。サーミスタは、電池セルの側面に接触する構成としたが、側面に限らず、電池セルの主面に接触するように構成してもよい。温度センサはサーミスタに限らず、熱電対等を適用してもよい。セルユニットを構成する電池セルは3つに限らず、2つあるいは4つ以上としてもよい。また、セルユニットは、10個に限らず、必要に応じて増減可能である。
10…ケース(筐体)、12…電池セル、14…センターケース、14a…側壁
16…ロワーケース、18…アッパーケース、20…トップカバー、
22…ターミナルベース、24…正極出力端子、26…負極出力端子、
28…電池監視基板、30…外装容器、32a…正極端子、32b…負極端子、
62…仕切り壁、88…検出素子、93…シード線、94…フィルム、95…配線、
97…ガイド溝、96…熱収縮チューブ、102a、102b…サーミスタ、
106…リブ

Claims (5)

  1. 筺体と、
    前記筺体内に収容された複数の電池セルと、
    前記電池セルに接触して設けられ、前記電池セルの温度を検出する温度監視センサと、を具備し、
    前記筐体は、前記電池セルに対向する内面と、前記内面に形成され前記温度監視センサに対向する溝と、この溝内に突設され前記温度監視センサを前記筐体と電池セルとの間に挟み込む押圧突起と、を備えている二次電池装置。
  2. 前記電池セルは、それぞれ外装容器とこの外装容器の一端から突出する両極とを有し、前記外装容器が互いに平行となり、前記両極が引き出されている前記一端を同じ向きとして並んで配列され、
    前記筐体は、前記電池セルの外装容器の両側に対向する一対の側壁を有し、前記溝は前記側壁の内面に形成され前記温度監視センサが当接する電池セルに沿って延び、前記押圧突起は、前記溝内に突設され前記電池セルに沿って延びる細長いリブで形成され、
    前記リブは、前記電池セルの一端側から他端側に向かって先細に形成され、前記先細の端に向かって徐々に高さが低くなる楔状に形成されている請求項1に記載の二次電池装置。
  3. 前記温度監視センサは、前記電池セルの温度を検出する検出素子と、前記検出素子から延出するリード線と、前記リード線に接続された配線と、前記検出素子およびリード線を被覆するフィルムと、を有し、
    前記温度監視センサは、前記検出素子およびフィルムが前記電池セルと押圧突起との間に挟持されている請求項1又は2に記載の二次電池装置。
  4. 前記筐体は、前記電池セルの両極側を覆う天井壁と、この天井壁に形成され、それぞれバスバーを設置する複数のバスバー室を規定した複数の仕切り壁および周壁と、前記仕切り壁および周壁の少なくとも一方に形成されたガイド溝と、を有し、
    前記温度監視センサの配線は、前記天井壁を貫通し、前記ガイド溝内に配置され、ガイド溝に沿って引き回されている請求項1ないし3のいずれか1項に記載の二次電池装置。
  5. 筺体と、前記筺体内に収容された複数の電池セルと、前記電池セルに接触して設けられ、前記電池セルの温度を検出する温度監視センサと、を具備し、前記筐体は、前記電池セルに対向する内面と、前記内面に形成され前記温度監視センサに対向する溝と、この溝内に突設され前記温度監視センサを前記筐体と電池セルとの間に挟み込む押圧突起と、を備える二次電池装置の製造方法であって、
    前記筐体の天井壁に温度監視センサを装着し、
    前記天井壁に複数の電池セルを取り付け、
    前記取付けられた複数の電池セルの1つに、前記温度監視センサを貼り付け、
    前記複数の電池セルおよび温度監視センサに被せて前記筐体の枠状の側壁を装着し、前記天井壁に固定し、前記側壁に形成された押圧突起により前記温度監視センサを前記電池セルに押付け、
    前記複数の電池セルに被せて前記筐体の底壁を装着し、前記側壁に固定する二次電池装置の製造方法。
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