JP2012035016A - 洗浄具付き手袋 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】手荒れ・汚れ防止、手や爪の保護等のため、防水・撥水などの水を通さない手袋1に不織布とスポンジを貼り合わせたものやアクリルなど化学繊維製の毛糸を編んだもの、起毛布等の洗浄具8を付け、洗浄具をつける場所や洗浄具を工夫することによって、手が濡れることがなく、洗浄具を持つ手間もなく、作業効率がよく、また細部を指先感覚で洗えるようにした。
【選択図】図1
Description
1.防水手袋を着用した状態で、スポンジ等の洗浄具を持つのは、感覚が鈍り、違和感があり、持ちにくい。
2.持ちにくいため、洗浄作業中に、洗浄具を落とすことも多い。
3.特に洗剤を使用した状態では、防水手袋の表面が極めて滑りやすくなり、例えば食器洗いを行う際は、食器が手から滑り落ち易くなる。
4.そもそも防水手袋を着用した上で、さらにスポンジなどの洗浄具を持つことは、手間がかかる。
しかしながら、特許文献3、4のように、スポンジの接着面が多すぎ、指曲げの妨げとなり、食器など洗浄対象物が持ちにくく、落としてしまう。また、洗剤の泡切れが悪く、濯ぎの際、洗浄対象物にスポンジの泡がつくため、一旦、手袋をはずして濯ぎ作業をする必要があり、手間である。
手袋をはずすことで、洗って濯ぐという一連の作業がとぎれるため作業効率が下がり、さらに、洗剤や水によって手が荒れる等の問題を阻止できない。
また、特許文献1、2のように、手袋の掌側にスポンジが付いてない部分を設けているものについては、指曲げ・把持性はよくなるが、指の付け根までスポンジが付いていない、また指の付け根と掌の間のスポンジの付いてない部分が大きいと、食器等を洗浄する際、食器がスポンジの付いてない部分にあたってしまい、洗浄効果を期待できない。
そして、特許文献1、4のように、親指と人差し指の間以外の指の側面や指の爪部分などの手の甲側など、洗浄作業中に洗浄対象物があたらない部分まで洗浄具がついていると圧迫感があり、使用感が悪く、また洗浄時の指曲げの妨げになり、食器など洗浄対象物が持ちにくく、落としてしまう。
そして、特許文献1、2、3、4のように洗浄具としてスポンジを使用する場合は、洗剤の泡切れが悪く、濯ぎの際、洗浄対象物にスポンジの泡がつくため、一旦、手袋をはずして濯ぎ作業をする必要があり、手間である。
手袋をはずすことで、洗って濯ぐという一連の作業がとぎれるため作業効率が下がり、さらに、洗剤や水によって手が荒れるという等の問題を阻止できず、手荒れを防ぐためという手袋をはめる本来の目的を達成できない。
スポンジがあまり薄いと洗浄効果が低く、また破れやすいため耐久性が悪く、実用的ではない。
など、問題の根本的な解決に至っていない。
まず、車やお風呂、洗面所、鍋の底など、比較的広い面を洗浄する場合は、掌側の手全面を使用。次に、お皿やコップを洗浄する際は、お皿の上またはコップの中に親指を置き、お皿の下またはコップの外側に他の4本の指を置き、掌で挟むようにして洗浄する。また、スプーンやフォーク、お箸、各種用具を洗浄する際も親指と人差し指で挟むように、及び、親指と他の4本の指で握り、掌で挟むようにして洗浄する。そのため、掌側の各指全体及び親指と人差し指の間の側面g、h及び人差し指直下の掌部分iを含む掌を使用する。そして、茶碗の底のくぼみ、お皿の角の部分などの細部を洗浄する際は、指先端部分の指の腹もしくは、同部位から爪の先端部分にかけた位置で洗浄作業を実施する。
次に、操作性を考慮すると、使用する洗浄具によって、手を曲げにくいため、洗浄対象物を持ちにくく、また手指を動かしにくい。そのため、手の屈折部分に洗浄具がついていない部分または、薄肉部分を設けるとさらに操作性、把持性が上がる。
上記より、本発明に係る手袋は、手で洗浄作業を実施する時の動作や使い易さ、手指の動かしやすさ、使用感、把持性、洗浄効率のよさを追及し、洗浄作業に必要な個所にのみ洗浄具を設置し、次のような構成を採用している。
上述のように、上記個所に洗浄具がつかない部分、または薄肉部分を設けることで、操作性が向上し、洗浄対象物がつかみやすく、手や指の動きを妨げず、手や指先の感覚で洗浄作業が実施でき、細部を指先感覚で洗えるようになり、とても効果的である。
その際、指の付け根と掌の間の屈折部分に設けた洗浄具がつかない部分、または薄肉部分を大きくしすぎないようにし、特に人差し指付け根と掌の間の屈折部分直下の掌部分i、及び親指と人差し指の間の指側面g、hは食器などの洗浄作業中に洗浄対象物がよく接触する部分なので、ここにも洗浄具をつけることで、食器等を洗浄する際、洗浄対象物が洗浄具の付いてない部分にあたることがなく、効率的に洗浄作業を実施できる。
また、指先端部分の指の腹や、同部位から爪の先端部分にかけた位置にも洗浄具を設けていることから、茶碗の底のくぼみ、お皿の角の部分などの細部を指先の感覚で容易に洗浄することができる。
そして、手袋に洗浄具がついている個所が多いと手に圧迫感があり、使用感が落ちるため、指の爪部分を含む、手の甲側面、親指と人差し指の間の側面以外の指側面など洗浄作業に使用しない部位には洗浄具をつけていないため、手の圧迫感もなく、使用感がよく、より指先感覚での使用が可能となる。
また不織布、フィルム、樹脂等のハードタイプは、汚れ落ち・泡切れ・把持性がいいが、泡立ち・泡の持ちが悪いため、頻繁に洗剤を継ぎ足す必要があり、効率が悪く、経済性も悪い。
次に、不織布等のハードタイプにソフトなスポンジを貼り併せたものを洗浄具として、スポンジを防水手袋側に、不織布を洗浄対象物と接する側としたもの、及びスポンジを洗浄対象物と接する側に、不織布を防水手袋側とした形状のもので、洗浄作業を実施し、汚れ落ちや作業性を評価した。
不織布の代わりにフィルムや樹脂などの別のハードタイプを使用し、スポンジと貼り合わせた場合も同様の効果が得られる。
洗浄具として、毛糸を使用する場合は、化学繊維系を使用し、凹凸のある編み方にすると汚れをからめ捕りやすく、効果的である。
洗浄具として、化学繊維系布を使用する場合は、起毛生地を使用すると非起毛生地に比べ、汚れと接する面積が大きくなることから、汚れ落ちがよくなり、効果的である。また化学繊維系起毛布を使用する場合は、手袋と布の間に薄いスポンジを入れてもよい。
また洗浄具は防汚、防臭、抗菌などの加工をするとよい。
また、形状は、5本指型が細部を洗いやすく望ましいが、ミトン型にしてもよい。
手袋は、防水手袋以外に撥水加工をしたもの、ゴム、ビニールなど、水を通さない材質のものを使用することができる。
また、洗浄具を指先までつけたことで、これまでスポンジなどを持って洗浄する際は、洗浄しにくかった、茶碗の底のくぼみ、お皿の角の部分など細部まで、指先の感覚で、きれいに洗浄可能である。そして、図2のように洗浄具は洗浄作業に使用する指先までで、洗浄作業に使用しない甲側は設けてないので、圧迫感もなく、使用感がよい。
本発明の手袋は、着用した状態で金タワシやタワシ、ブラシなどを持って作業することが可能で、また、布巾やタオル、雑巾などを洗って絞ることも可能である。
従って、強固な汚れも、手袋を外すことなく、本手袋を装着した状態でタワシ類、ブラシ等を使用して落とすことができ、そして洗浄作業後、周りに飛び散った水を布巾・タオル・雑巾等で拭き取り、それを洗って絞ることが可能で、食器・鍋・お風呂等の洗いから濯ぎ、さらに、後作業まで、手袋を外すことなく、連続的に効率よく実施できる。
これにより、後作業まで手が濡れることなく実施でき、手荒れが防げ、また金属タワシなどによる擦り傷の心配からも解放される。
手や指の繊細な動きを規制せず、指先から掌全体で、効率よく、大きなものから隅々の細かな部分まで容易に洗浄することができる。
スポンジ等の洗浄具を持つ手(通常利き腕側)にはめるこの手袋は、右利き用と左利き用、どちらの手にもはめることができる両用タイプが考えられる。
食器等の洗浄のように把持性を上げる場合は利き手のみに洗浄具付き手袋を、反対側の手には洗浄具の付いていない本手袋をはめ、お風呂・タイルなど広い面積を洗浄する場合は両手に洗浄具付き手袋をはめるとより効果的である。
洗浄具にスポンジ等、厚さがあるものを使用する場合は、実施例2のように、各指と掌の間(図5)及び実施例1のように、必要があれば掌の屈折部分(図1)にも、洗浄具にアクリルなどの毛糸を編んだもの等、多少伸縮があり、薄いものを使用する場合は、実施例2のように、各指と掌の間の屈折部分(図5)、または実施例3のように、親指と掌の間の屈折部分(図6)、または実施例4のように、親指と掌の間の屈折部分及び掌の屈折部分(図7)に、洗浄具を付けない部分または薄肉部分を設けると、より効果的である。
その際、指の付け根と掌の間の隙間は、大きくしないように注意し、また親指と人差し指の間の指側面g、hにも洗浄具をつけ、例えば食器を洗浄する際、洗浄具がついてない部分が食器にあたってしまうことがないようにすると、より効率的に洗浄作業を実施できる。
また、布等、極薄い洗浄具を使用する場合は、実施例5のように、手全面に付けることも可能(図8)である。
どの場合も、手袋の掌、各指は付け根から先端を通って爪の先端部分まで、親指と人差し指の間の側面g、hに洗浄具を設ける。
これは、洗浄具にスポンジ、不織布など厚みがあり、伸縮が少ない素材を使用する際に、特に必要な構造である。
スポンジ、不織布などの厚みがあり、伸縮が少ない洗浄具は、指曲げの妨げとなり、洗浄対象物をつかみにくくなるが、上記構造にすることで改善でき、手指を自由に動かすことができ、洗浄対象物もつかみやすくなり、操作性も上がり、手荒れ・汚れ防止、手や爪を保護しつつ、作業性、使用感を良好化し、洗いから濯ぎの一連の作業をとぎれることなくスムーズに実施し、洗浄具による圧迫感もなく、手や指先の感触で洗浄作業を実施でき、また細部の洗いやすさを実現した作業効率の高い洗浄具付き手袋となる。
毛糸を編んだものや起毛布などスポンジ、不織布などより薄く伸縮がある洗浄具は、この形状でも同様の効果が得られる。
これは、実施例1と同様に、洗浄具にスポンジ、不織布など厚みがあり、伸縮が少ない素材を使用する際に、特に必要な構造である。
スポンジ、不織布などの厚みがあり、伸縮が少ない洗浄具は、指曲げの妨げとなり、洗浄対象物をつかみにくくなるが、上記構造にすることで改善でき、実施例1の方がより使用感が上がるが、実施例2でも十分に、手指を自由に動かすことができ、洗浄対象物もつかみやすくなり、操作性も上がり、手荒れ・汚れ防止、手や爪を保護しつつ、作業性、使用感を良好化し、洗いから濯ぎの一連の作業をとぎれることなくスムーズに実施し、洗浄具による圧迫感もなく、手や指先の感触で洗浄作業を実施でき、また細部の洗いやすさを実現した作業効率の高い洗浄具付き手袋となる。
毛糸を編んだものや起毛布などスポンジ、不織布などより薄く伸縮がある洗浄具は、この形状でも同様の効果が得られる。
これは、洗浄具に毛糸を編んだもの等、スポンジ、不織布などよりは薄いが、多少の厚みがあり、伸縮がある素材を使用する際に、有効な構造である。
毛糸を編んだもの等の多少厚みがある洗浄具は、指曲げの妨げとなり、洗浄対象物をつかみにくくなるが、上記構造にすることで改善でき、実施例1、2の方が指曲げ作業の使用感はより上がるが、スポンジより厚みが少ないこと及び伸縮があるため、実施例3でも十分に、手指を自由に動かすことができ、洗浄対象物もつかみやすくなり、操作性も上がり、手荒れ・汚れ防止、手や爪を保護しつつ、作業性、使用感を良好化し、洗いから濯ぎの一連の作業をとぎれることなくスムーズに実施し、洗浄具による圧迫感もなく、手や指先の感触で洗浄作業を実施でき、また細部の洗いやすさを実現した作業効率の高い洗浄具付き手袋となる。
起毛布など毛糸を編んだものより薄いまたは伸縮がある素材の洗浄具は、この形状でも同様の効果が得られる。
これは、実施例3と同様に、洗浄具に毛糸を編んだもの等、スポンジ、不織布よりは薄いが、多少の厚みがあり、伸縮がある素材を使用する際に、有効な構造である。
毛糸を編んだもの等の多少厚みがある洗浄具は、指曲げの妨げとなり、洗浄対象物をつかみにくくなるが、上記構造にすることで改善でき、実施例1、2の方が指曲げ作業の使用感はより上がるが、スポンジより厚みが少ないこと及び伸縮があるため、実施例4で十分に、また実施例3より指曲げ作業の使用感がよく、手指を自由に動かすことができ、洗浄対象物もつかみやすくなり、操作性も上がり、手荒れ・汚れ防止、手や爪を保護しつつ、作業性、使用感を良好化し、洗いから濯ぎの一連の作業をとぎれることなくスムーズに実施し、洗浄具による圧迫感もなく、手や指先の感触で洗浄作業を実施でき、また細部の洗いやすさを実現した作業効率の高い洗浄具付き手袋となる。
起毛布など毛糸を編んだものより薄いまたは伸縮がある素材の洗浄具は、この形状でも同様の効果が得られる。
これは、洗浄具に起毛布等、極薄い素材を使用する際に、有効な構造である。
起毛布等の極薄い洗浄具は、指曲げの支障や、洗浄対象物をつかみにくくなることも殆どないため、上記構造で、実施例1、2、3、4とあまり大差ない使用感で洗浄作業を実施でき、実施例5で十分に、手指を自由に動かすことができ、洗浄対象物もつかみやすくなり、操作性も上がり、手荒れ・汚れ防止、手や爪を保護しつつ、作業性、使用感を良好化し、洗いから濯ぎの一連の作業をとぎれることなくスムーズに実施し、洗浄具による圧迫感もなく、手や指先の感触で洗浄作業を実施でき、また細部の洗いやすさを実現した作業効率の高い洗浄具付き手袋となる。
これは、実施例1をミトン型手袋にしたもので、実施例1と同様に、洗浄具にスポンジ、不織布など厚みがあり、伸縮が少ない素材を使用する際に、特に必要な構造である。
スポンジ、不織布などの厚みがあり、伸縮が少ない洗浄具は、指曲げの妨げとなり、洗浄対象物をつかみにくくなるが、上記構造にすることで改善でき、手指を自由に動かすことができ、洗浄対象物もつかみやすくなり、操作性も上がり、手荒れ・汚れ防止、手や爪を保護しつつ、作業性、使用感を良好化し、洗いから濯ぎの一連の作業をとぎれることなくスムーズに実施し、洗浄具による圧迫感もなく、手や指先の感触で洗浄作業を実施でき、また細部の洗いやすさを実現した作業効率の高い洗浄具付き手袋となる。
毛糸を編んだものや起毛布などスポンジ、不織布などより薄く伸縮がある洗浄具は、この形状でも同様の効果が得られる。
これは、実施例2をミトン型手袋にしたもので、実施例1、2、6と同様に、洗浄具にスポンジ、不織布など厚みがあり、伸縮が少ない素材を使用する際に、特に必要な構造である。
スポンジ、不織布などの厚みがあり、伸縮が少ない洗浄具は、指曲げの妨げとなり、洗浄対象物をつかみにくくなるが、上記構造にすることで改善でき、実施例6の方がより使用感が上がるが、実施例7でも十分に、手指を自由に動かすことができ、洗浄対象物もつかみやすくなり、操作性も上がり、手荒れ・汚れ防止、手や爪を保護しつつ、作業性、使用感を良好化し、洗いから濯ぎの一連の作業をとぎれることなくスムーズに実施し、洗浄具による圧迫感もなく、手や指先の感触で洗浄作業を実施でき、また細部の洗いやすさを実現した作業効率の高い洗浄具付き手袋となる。
毛糸を編んだものや起毛布などスポンジ、不織布などより薄く伸縮がある洗浄具は、この形状でも同様の効果が得られる。
これは、実施例3をミトン型手袋にしたもので、洗浄具に毛糸を編んだもの等、スポンジよりは薄いが、多少の厚みがあり、伸縮がある素材を使用する際に、有効な構造である。
毛糸を編んだもの等の多少厚みがある洗浄具は、指曲げの妨げとなり、洗浄対象物をつかみにくくなるが、上記構造にすることで改善でき、実施例6、7の方が指曲げ作業の使用感はより上がるが、スポンジより厚みが少ないこと及び伸縮があるため、実施例8でも十分に、手指を自由に動かすことができ、洗浄対象物もつかみやすくなり、操作性も上がり、手荒れ・汚れ防止、手や爪を保護しつつ、作業性、使用感を良好化し、洗いから濯ぎの一連の作業をとぎれることなくスムーズに実施し、洗浄具による圧迫感もなく、手や指先の感触で洗浄作業を実施でき、また細部の洗いやすさを実現した作業効率の高い洗浄具付き手袋となる。
起毛布など毛糸を編んだものより薄いまたは伸縮がある素材の洗浄具は、この形状でも同様の効果が得られる。
これは、実施例4をミトン型手袋にしたもので、実施例8と同様に、洗浄具に毛糸を編んだもの等、スポンジよりは薄いが、多少の厚みがあり、伸縮がある素材を使用する際に、有効な構造である。
毛糸を編んだもの等の多少厚みがある洗浄具は、指曲げの妨げとなり、洗浄対象物をつかみにくくなるが、上記構造にすることで改善でき、実施例6、7の方が指曲げ作業の使用感はより上がるが、スポンジより厚みが少ないこと及び伸縮があるため、実施例9で十分に、また実施例8より指曲げ作業の使用感がよく、手指を自由に動かすことができ、洗浄対象物もつかみやすくなり、操作性も上がり、手荒れ・汚れ防止、手や爪を保護しつつ、作業性、使用感を良好化し、洗いから濯ぎの一連の作業をとぎれることなくスムーズに実施し、洗浄具による圧迫感もなく、手や指先の感触で洗浄作業を実施でき、また細部の洗いやすさを実現した作業効率の高い洗浄具付き手袋となる。
起毛布など毛糸を編んだものより薄いまたは伸縮がある素材の洗浄具は、この形状でも同様の効果が得られる。
これは、実施例5をミトン型手袋にしたもので、洗浄具に起毛布等、極薄い素材を使用する際に、有効な構造である。
起毛布等の極薄い洗浄具は、指曲げの支障や、洗浄対象物をつかみにくくなることも殆どないため、上記構造で、実施例6、7、8、9とあまり大差ない使用感で洗浄作業を実施でき、実施例10で十分に、手指を自由に動かすことができ、洗浄対象物もつかみやすくなり、操作性も上がり、手荒れ・汚れ防止、手や爪を保護しつつ、作業性、使用感を良好化し、洗いから濯ぎの一連の作業をとぎれることなくスムーズに実施し、洗浄具による圧迫感もなく、手や指先の感触で洗浄作業を実施でき、また細部の洗いやすさを実現した作業効率の高い洗浄具付き手袋となる。
そして、上記例以外に、手全面若しくは指の全面または手の一部分、または任意部分に洗浄具を付けて洗浄用手袋を構成することができる。
2 掌
3 親指
4 人差し指
5 中指
6 薬指
7 小指
8 洗浄具
a 親指と掌の間の屈折部分
b 人差し指と掌の間の屈折部分
c 中指と掌の間の屈折部分
d 薬指と掌の間の屈折部分
e 小指と掌の間の屈折部分
f 掌の屈折部分
g 親指と人差し指の間の親指の側面
h 親指と人差し指の間の股から人差し指の先端にかけての側面
i 人差し指と掌の間の屈折部分直下の掌部分
Claims (4)
- 防水・撥水などの水を通さない手袋の掌及び掌側の各指に指と略同幅に付け根から先端を通り爪の先端部分まで洗浄具を設け、親指と人差し指の間の親指の側面g、親指と人差し指の間の股から人差し指の先端にかけての側面hにも洗浄具を設けたことを特徴とする洗浄具付き手袋。
- 請求項1記載の手袋に、親指または一部指または全ての指の付け根と掌の間の屈折部分a、b、c、d、e、及び掌内の屈折部分fの内、一部または全てに隙間をあけて、洗浄具をつけない、または薄肉部分を設けたことを特徴とする洗浄具付き手袋。
- 前記洗浄具として、不織布、フィルムや樹脂を使用したもの、研磨剤入りのものに代表されるハードタイプにソフトタイプのスポンジを貼り合わせたものを使用し、ソフトタイプを手袋側に、ハードタイプを洗浄対象物と接する側にすることを特徴とした請求項1または2記載の洗浄具付き手袋。
- 前記洗浄具として化学繊維製毛糸を編んだもの、または化学繊維製起毛布、化学繊維製布を使用することを特徴とした請求項1または2記載の洗浄具付き手袋。
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