JP2012029318A - 移動体通信方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】セクタ装置の負荷に応じて該セクタ装置の負荷を減少させる。
【解決手段】移動局装置1へ送信を行う第1の通信装置および第1の通信装置の周辺にある第2の通信装置と、第1の通信装置における送信の負荷を示す情報を、第2の通信装置へ通知する通知手段とを備え、負荷の軽い通信装置へ移動局装置1をハンドオーバさせる。
【選択図】図4
【解決手段】移動局装置1へ送信を行う第1の通信装置および第1の通信装置の周辺にある第2の通信装置と、第1の通信装置における送信の負荷を示す情報を、第2の通信装置へ通知する通知手段とを備え、負荷の軽い通信装置へ移動局装置1をハンドオーバさせる。
【選択図】図4
Description
本発明は移動体通信方法に関する。
例えば携帯電話システム等の移動体通信システムにおいては、移動局装置は、基地局装置の各セクタ装置から送信されるパイロット信号のうち、受信可能なものを多数受信する。そして、パイロット信号の受信状態が最も良いセクタ装置と通信を行う。こうして、最も良好な状態での通信ができるようにしている。
なお、特許文献1には、複数の無線基地局、複数の無線端末で構成される無線通信システムにおいて、無線端末のローミング頻度を低減し、複数の無線基地局へ通信負荷を分散し、無線端末を常に受信強度の高い無線基地局と接続し、安定通信することにより、最終的な効果として、無線通信システムのスループットの向上を得ることに関する発明が開示されている。
しかし、上記従来の方式では、セクタ装置毎の負荷が偏る場合がある。すなわち、多数の移動局装置が局所的に存在する場合等、他のセクタ装置とも通信可能であるにも関わらず、それら移動局装置の多くが1のセクタ装置との通信を行う場合がある。そしてこのような場合には、該セクタ装置の負荷が大きくなって処理能力が不足することがある。その結果、該セクタ装置における送信待ちデータ量(未送信情報符号の総量)が蓄積されていき、通信のスループットが低下していた。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、セクタ装置の負荷に応じて該セクタ装置の負荷を減少させることができる通信システム、通信装置及び通信制御方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、第1の基地局装置が、第2の基地局装置に測定を要求するステップと、前記第2の基地局装置が、前記第1の基地局装置からの測定要求により当該第2の基地局装置が測定した当該第2の基地局装置の状態の測定結果を通知するステップと、を備え、当該通知するステップでは、当該第2の基地局装置の通信エリアの状態の測定結果を通知することを特徴とする。
このようにすることで、セクタ装置(第1の通信装置)の負荷が所定の閾値を超える場合には該セクタ装置と通信中の移動局装置を通信可能な他のセクタ装置(第2の通信装置)にハンドオーバさせることができ、負荷が所定の閾値を超える該セクタ装置の負荷を減少させることができる。
本発明の特徴によれば、負荷が所定の閾値を超える該セクタ装置の負荷を減少させることができる。
本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。本実施の形態に係る移動体通信システム4は、図1に示すように、複数の移動局装置1、複数の基地局装置2及び通信ネットワーク3を含んで構成されている。基地局装置2は、通常複数の移動局装置1と通信を行う。
移動局装置1は、図3に示すように、制御部11と、通信部12と、記憶部13と、操作部14と、表示部15とを含んで構成されている。制御部11は、移動局装置1の各部を制御し、通話やデータ通信に関わる処理を実行している。また、制御部11は、データ通信において使用する通信用パケットを、通信部12を介して送信する場合、その送信レートを決定するための処理も行っている。通信部12は、空中線を備え、制御部11から入力される指示に従って、音声信号や通信用パケット等を変調して空中線を介して出力したり、空中線に到来する音声信号や通信用パケット等を受信して復調し、制御部11に出力したりする。
記憶部13は、制御部11のワークメモリとして動作する。また、この記憶部13は、制御部11によって行われる各種処理に関わるプログラムやパラメータを保持している。
操作部14は、例えばテンキー等であり、利用者から電話番号や文字列の入力を受けて制御部11に出力している。表示部15は、例えば液晶表示装置を含んで構成されており、制御部11から入力される信号に従って情報を表示出力する。
次に、基地局装置2は、図2に示すように、3つのセクタ装置101d,102d,103dを含んで構成される。このセクタ装置は3つでなくてもよく、通常1つから6つのいずれかで構成される。そして、各セクタ装置101d、102d、103dは、セクタ制御部21と、ネットワークインターフェイス部22と、無線通信部23と、記憶部24とをそれぞれ含んで構成されている。セクタ制御部21は、セクタ装置の各部を制御し、通話やデータ通信に関わる処理を実行している。ネットワークインターフェイス部22は、通信ネットワーク3と接続されており、通信ネットワーク3からの音声信号や通信用パケット等を受信してセクタ制御部21に出力したり、セクタ制御部21の指示に従って音声信号や通信用パケット等を通信ネットワーク3に対して送信したりする。無線通信部23は、空中線を備え、少なくとも1つの移動局装置1からの音声信号や通信用パケット等をそれぞれ受信して復調し、セクタ制御部21に出力したり、セクタ制御部21から入力される指示に従って、セクタ制御部21から入力される音声信号や通信用パケット等を変調して空中線を介して出力したりする。記憶部24は、セクタ制御部21のワークメモリとして動作する。また、この記憶部24は、セクタ制御部11によって行われる各種処理に関わるプログラムやパラメータを保持している。
基地局装置2に含まれる各セクタ装置は、図8に示すように、基地局装置2の周囲の各方向に無線通信エリア、すなわち第1セクタ101a、第2セクタ102a、第3セクタ103aを形成する。各セクタは、場合により他のセクタと重複している。そして、セクタ装置101dは、対応する第1セクタ101a内に位置する通常複数の移動局装置1と通信を行う。また、セクタ装置102dは、対応する第2セクタ102a内に位置する通常複数の移動局装置1と通信を行う。さらに、セクタ装置103dは、対応する第3セクタ103a内に位置する通常複数の移動局装置1と通信を行う。同図においては、移動局装置1は、基地局装置2の第1セクタ101a及び第3セクタ103aのいずれにも入っているため、基地局装置2の第1セクタ装置101d及び第3セクタ装置103dのいずれとも通信可能である。このような場合、従来技術では、移動局装置1は、よりパイロット信号の受信状態のよいセクタ装置を選択して、通信を行う。同図では単一の基地局装置2を記載しているが、他の基地局装置2が存在する場合であって該他の基地局装置2のセクタ装置とも通信可能な場合には、該セクタ装置からのパイロット信号も受信し、最もパイロット信号の受信状態のよいセクタ装置を選択して、通信を行う。
さらに、基地局装置2は各セクタ装置に共通する基地局装置制御部25及び記憶部26を含んで構成されている。基地局装置制御部25は、各セクタ装置のセクタ制御部21を制御する。また、記憶部26は、基地局装置制御部25のワークメモリとして動作する。さらに、この記憶部26は、基地局装置制御部25によって行われる各種処理に関わるプログラムやパラメータを保持している。
基地局装置2の各セクタ装置が無線通信部23を使用して移動局装置1との間で通信する場合には、論理チャネルとしてトラヒックチャネルと制御チャネルとを使用することができる。トラヒックチャネルには、上りと下りの通信チャネル及びパワー制御チャネルが含まれる。上りと下りの通信チャネルでは音声信号や通信用パケットが送受信される。上りは移動局装置1から基地局装置2の各セクタ装置への通信、下りは基地局装置2の各セクタ装置から移動局装置1への通信を意味する。また、パワー制御チャネルは、移動局装置1の空中線電力を基地局装置2の各セクタ装置が制御するためのチャネルである。また、制御チャネルには、上りのアクセスチャネルと、下りのパイロットチャネル、同期チャネル及びページングチャネルが含まれる。アクセスチャネルは、移動局装置1から基地局装置2の各セクタ装置に信号を送信するためのチャネルであり、上り個別制御チャネルが含まれる。パイロットチャネル及び同期チャネルは、基地局装置2の各セクタ装置と移動局装置1とが同期するためのチャネルである。ページングチャネルは、基地局装置2の各セクタ装置が移動局装置1に対して移動局装置1の制御情報を送信するためのチャネルであり、通信可能な全移動局装置1に対して一斉に送信される共通制御チャネル、個別の移動局装置1と通信を行うための下り個別制御チャネルが含まれる。共通制御チャネルにおいては、具体的には、干渉量を示す情報や発信規制等の情報が、通信可能な全移動局装置に対して一斉に報知される。また個別制御チャネルにおいては、各移動局装置を制御するために通信シーケンスで使用される各種の信号等が送受信される。
図4は、本実施の形態で使用される移動局装置1及び基地局装置2の機能ブロック図である。移動局装置1は、機能的にはデータ受信部41、ハンドオーバ制御部43、受信強度測定部45、データ送信部47を含んで構成されている。一方、基地局装置2は各セクタ装置にデータ送信部40、スケジュール管理部42、パイロット信号送信部44及びデータ受信部46を含んで構成されている。さらに、基地局装置2は、各セクタ装置に共通する負荷状態管理部48も含んで構成されている。なお、この負荷状態管理部48は基地局装置2以外に、通信ネットワーク3上に設置される交換機やSCP(Service Control Point)等に設けることもできる。こうすれば、同一基地局装置のセクタ装置間のみでなく、異なる基地局や交換機に跨るセクタ装置間でも、本実施の形態に示す処理によるハンドオーバを行うことができる。本実施の形態では簡単のため、負荷状態管理部48は基地局装置2に設けるものとして説明する。すなわち、同一基地局装置2内の各セクタ装置において互いにエリアが重なり合う部分に移動局装置1が存在する場合に、本実施の形態に係る処理が行われる。また、本実施の形態の初期状態では、移動局装置1は基地局装置2の第1セクタ装置101dと通信しているものとする。
以下では、図4乃至図7を参照しながら、本実施の形態で行われる処理の具体的な例を詳述する。なお図5は、本実施の形態に係る処理のシーケンス図である。
第1セクタ装置101dのデータ送信部40は、通信ネットワーク3に含まれる交換機等から受信した移動局装置1毎の情報符号を変調・拡散等した変調波として、下り通信チャネルを用いて各移動局装置1に対して送信する。このとき、情報符号の送信レートは、後述する処理により移動局装置1のハンドオーバ制御部43より通知される。また、情報符号の送信順は後述する処理によってスケジュール管理部42から通知され、送信待ち情報符号は、送信待ちデータ量としてデータ送信部40のバッファに蓄積される。すなわち、データ送信部40は、情報符号を下り通信チャネルを使用して送信する場合に、移動局装置1毎に一時的に記憶装置に記憶し、該記憶手段に記憶された情報符号を読み出して送信する。このときバッファに蓄積された情報符号の量が送信待ちデータ量である。そして、該送信された変調波は、移動局装置1に含まれるデータ受信部41によって受信され、該データ受信部41は、第1セクタ装置101dから送信された該変調波等を逆拡散・復調等することにより、情報符号を取得する。
次に、各セクタ装置のパイロット信号送信部44は、パイロットチャネルを用いて、パイロット信号を通信可能な全移動局装置1に対して送信する(S102,S103,S104)。そして、各基地局装置2の各セクタ装置からの該パイロット信号を受信した移動局装置1の受信強度測定部45は、該パイロット信号の受信強度を、セクタ装置識別情報に対応付けて図6に例示するテーブル(ハンドオーバ先候補セクタリスト)に記憶する。なお、セクタ装置識別情報は、通常各セクタに通信ネットワーク3内で一意に決定されるセクタ番号である。ただし、自基地局装置内若しくは異なる基地局や交換機に跨るセクタ装置であって、異なる周波数帯を利用するセクタ装置にハンドオーバすることもできるが、その場合には、セクタ装置を特定するために、セクタ装置識別情報に上記セクタ番号に加えて周波数帯を示す情報を該リストに追加することが望ましい。
そして、受信強度測定部45はさらに、通信中のセクタ装置からのパイロット信号の受信強度に基づいて、データ送信部47が上り通信チャネルを用いて情報符号を送信する際の送信レート及び空中線電力を決定し、データ送信部47に通知する。
データ送信部47は、第1セクタ装置101dに対して、該送信レートの情報符号を変調・拡散等した変調波として送信する。そして第1セクタ装置101dのデータ受信部46が該送信された変調波を受信して逆拡散・復号等行うことにより、情報符号を取得し、該情報符号を通信ネットワーク3に対して送信する等のデータ処理を行う。
以上の、基地局装置2の第1セクタ装置101dと移動局装置1の間における情報符号の送受信及びパイロット信号の送受信とハンドオーバ先候補セクタリストの更新(S105)は、本実施の形態に係る処理の間、継続的に実施される(S101,S102,S103,S104)。
次に、第1セクタ装置101dのスケジュール管理部42は、データ送信部40が送信する移動局装置1毎の情報符号の送信優先順位の割当を行う。この割当は、後述する処理により移動局装置1のハンドオーバ制御部43より通知される下り通信チャネルの情報符号の送信レートに基づいて行われる。スケジュール管理部42は、データ送信部40における一定時間内の情報符号送信量(トータルスループット)を測定する。そして、該トータルスループットを、基地局装置2に含まれる負荷状態管理部48に対して該負荷状態管理部48からのスループット問合(S115)があった場合に送信する。ここで、スケジュール管理部42は、常にトータルスループットを測定し、該問合があった場合に最新のトータルスループットを送信することとしてもよいし、問合があってから、トータルスループットを測定してもよい。負荷状態管理部48は、各セクタ装置からのトータルスループットを、セクタ装置識別情報に対応付けて図7に例示するテーブル(周辺セクタスループットリスト)に記憶する。周辺セクタスループットリストもハンドオーバ先候補セクタリストと同様、自基地局装置内若しくは異なる基地局や交換機に跨るセクタ装置であって、異なる周波数帯を利用するセクタ装置にハンドオーバする場合には、セクタ装置を特定するために、セクタ装置識別情報に上記セクタ番号に加えて周波数帯を示す情報を該リストに追加することが望ましい。なお、トータルスループットが高いほど、該セクタ装置は負荷が高い状態であるということができる。また、トータルスループットに代えて後述するトータル送信待ちデータ量を用いてもよい。
さらに、スケジュール管理部42は、移動局装置毎の送信待ちデータ量を常時測定する。そして、通信中の全移動局装置の送信待ちデータ量の合計(トータル送信待ちデータ量)が閾値を超えた場合に、該セクタ装置が過負荷状態になったと判断する(S106)。なお、該判断は送信待ちデータ量の合計以外の他の統計的量を用いてもよいし、上記トータルスループット等のスループットに基づく量を用いてもよい。そして過負荷状態になったと判断した場合には、過負荷になったことを移動局装置1のハンドオーバ制御部43に対して、共通制御チャネルを用いて通知する(S108)とともに、負荷状態管理部48に対して、周辺セクタ状態問合を行う(S107)。負荷状態管理部48は、各セクタ装置にスループット問合(S115)を行うことにより、周辺セクタスループットリストを新たに作成し(S116)、第1セクタ装置101dに通知する(S109)。
一方、ハンドオーバ制御部43は、第1セクタ装置101dのスケジュール管理部42から過負荷になったことが通知された場合に、受信強度測定部45が記憶したハンドオーバ先候補セクタリストを読み出し、個別制御チャネルを用いて第1セクタ装置101dに送信する(S110)。ここで、送信するのは該リストに含まれるセクタ装置識別情報のみでもよい。そして、第1セクタ装置101dは負荷状態管理部48から受信した周辺セクタスループットリストの中から、ハンドオーバ制御部43から受信したハンドオーバ先候補セクタリストに存在するセクタ装置のみを取り出して周辺セクタスループットリストと同様のセクタスループットリストを作成し(S111)、ハンドオーバ制御部43に通知する(S112)。そして、ハンドオーバ制御部43は、該セクタスループットリストに含まれる各セクタ装置のトータルスループットに関する情報に基づいて、最も好適となるセクタ装置(パイロット信号の受信状態がよく、負荷が軽いセクタ装置)を選択する。なお、例えば「パイロット信号受信強度が10dB以上かつトータルスループットが1000kbps以下のセクタ装置」、或いは「パイロット信号の受信強度が最も高いセクタ装置に比較して−5dB以内かつ該セクタ装置の中で最もトータルスループットが小さいセクタ装置」のように具体的な選択条件を課して、該選択条件を満たすセクタ装置の中から選択することもできる。そして、移動局装置1のデータ送信部47は、該選定されたセクタ装置に対して、ハンドオーバ要求を送信する(S113)。そして、ハンドオーバ要求を送信したセクタ装置からハンドオーバ要求応答があった場合(S114)には、該セクタ装置との間でハンドオーバ処理を行う。
また、該ハンドオーバ制御部43は、受信強度測定部45が受信するパイロット信号の受信強度から、下りの通信チャネルにおける情報符号の送信レートを決定する処理も行う。そしてデータ送信部47に該送信レートを通知する。そしてデータ送信部47は、上り通信チャネルを通じて第1セクタ装置101dのデータ受信部46経由でデータ送信部40及びスケジュール管理部42に該送信レートを通知する。
なお、S108において移動局装置1に過負荷状態を通知する場合に、特定の移動局装置にのみ過負荷状態を通知することとしてもよい。具体的には、例えば第1セクタ装置101dにおける送信待ちデータ量が所定量を超える移動局装置1にのみ通知することとしてもよい。また、通信中の移動局装置1のうち、最も送信待ちデータ量が多い移動局装置1のみに通知することとしてもよい。さらに、トータル送信待ちデータ量に所定の閾値を設け、送信待ちデータ量が多い移動局装置1の送信待ちデータ量を、多い順にトータル送信待ちデータ量から差し引いていき、残りのトータル送信待ちデータ量が該所定の閾値以下となることとなる該移動局装置1のみに通知してもよい。これらの場合には、S108の過負荷状態通知は個別制御チャネルを通じて行われることとしてもよい。これらにより、第1セクタ装置101dは、特定の移動局装置1を指定して、ハンドオーバさせることができる。
本実施の形態により、多数の移動局装置が局所的に存在する場合に一部の移動局装置を他のセクタ装置にハンドオーバさせることができるので、セクタ装置毎の負荷の偏りを減少させることができる。結果として、各セクタ装置における通信のスループットが向上され得る。また、移動局装置1は、ハンドオーバ後も通信を継続できる。また、ハンドオーバに際しては、通信可能なセクタ装置の中から条件が最もよいセクタ装置を選択することができる。さらに、ハンドオーバされるセクタ装置は、自セクタ装置の負荷が大きい場合にはハンドオーバ先とならないので、ハンドオーバ先のセクタ装置の処理に悪影響を与える恐れも少なくできる。さらに、移動局装置1毎の送信待ちデータ量からハンドオーバさせる移動局装置1を決定することにより、移動局装置1毎の送信待ちデータ量の減少の効果も期待できる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、図5のS111及びS112における処理において、第1セクタ装置101dは負荷状態管理部48から受信した周辺セクタスループットリストと、ハンドオーバ制御部43から受信したハンドオーバ先候補セクタリストの中からハンドオーバ先となる候補のセクタ装置を選定して、ハンドオーバ制御部43に通知することとしてもよい。すなわち、第1セクタ装置101dでは、移動局装置1が通信可能なセクタ装置に関する情報と、各セクタ装置のトータルスループットに関する情報とに基づいて、最も好適となるセクタ装置(パイロット信号の受信状態がよく、負荷が軽いセクタ装置)を選択して、ハンドオーバ制御部43に通知する。また、ハンドオーバ制御部43が第1セクタ装置101dに対してハンドオーバ先候補セクタリストを通知しない場合には、第1セクタ装置101dは周辺セクタスループットリストをハンドオーバ制御部43に送信してもよい。なお、好適となるセクタ装置の基準は、該セクタ装置の設置場所やフェージングの影響、時間帯等、個々の基地局装置の事情に応じた適切な範囲の決定を可能にするため、局データによる設定とすることとしてもよい。
1 移動局装置、2 基地局装置、3 通信ネットワーク、4 移動体通信システム、11 制御部、12 通信部、13 記憶部、14 操作部、15 表示部、21 セクタ制御部、22 ネットワークインターフェイス部、23 無線通信部、24 記憶部、25 基地局装置制御部、26 記憶部、40 データ送信部、41 データ受信部、42 スケジュール管理部、43 ハンドオーバ制御部、44 パイロット信号送信部、45 受信強度測定部、46 データ受信部、47 データ送信部、48 負荷状態管理部、101a,102a,103a セクタ、101d,102d,103d セクタ装置
Claims (1)
- 第1の基地局装置が、第2の基地局装置に測定を要求するステップと、
前記第2の基地局装置が、前記第1の基地局装置からの測定要求により当該第2の基地局装置が測定した当該第2の基地局装置の状態の測定結果を通知するステップと、
を備え、
当該通知するステップでは、
前記第2の基地局装置の通信エリアの状態の測定結果を通知することを特徴とする移動体通信方法。
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