JP2012029169A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】直感的な操作により3D画像の変化量を容易に調整することができる表示装置を提供する。
【解決手段】互いの視野の左右方向の一端部同士が重なりを有する2つの画像データを重ねた合成画像を表示する表示部6と、表示部6の表示画面上に設けられ、部から接触する物体の位置に応じた信号の入力を受け付けるタッチパネル7と、表示部6が表示する合成画像に対し、タッチパネル7に接触した物体の軌跡に応じて2つの画像データの切出し領域を変更して合成画像に含まれる被写体の視差を調整する視差調整部94と、視差調整部94が調整した合成画像を表示部6に表示させる制御を行う表示制御部95と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、互いの視野の左右方向の一端部同士が重なりを有する2つの画像データを用いて3次元画像を表示する表示装置に関する。
近年、同一の被写体に対してデジタルステレオカメラを用いて撮影することによって複数の画像データを取得し、この取得した複数の画像データに含まれる被写体の視差を利用することにより、ユーザが立体的に見ることができる3次元画像(以下「3D画像」という)を表示する表示装置が知られている。
このような表示装置において、3D画像の奥行き感を調整することができる技術が知られている(特許文献1参照)。この技術では、ユーザがデジタルステレオカメラの左右の光軸の輻輳角を手動で調整して被写体を撮影することにより、所望の奥行き感を有する3D画像を表示モニタに表示させる。
特開平10−66106号公報
ところで、従来の表示装置では、ユーザ自身の経験に基づいて、3D画像の変化量を間接的な操作により調整していた。このため、所望の奥行き感を持った3D画像に調整することが難しかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、直感的な操作により3D画像の変化量を容易に調整することができる表示装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る表示装置は、互いの視野の左右方向の一端部同士が重なりを有する2つの画像データを重ねた合成画像を表示する表示部と、前記表示部の表示画面上に設けられ、外部から接触する物体の位置に応じた信号の入力を受け付けるタッチパネルと、前記表示部が表示する前記合成画像に対し、前記タッチパネルに接触した物体の軌跡に応じて前記合成画像に含まれる被写体の視差を調整する視差調整部と、前記視差調整部が調整した前記合成画像を前記表示部に表示させる制御を行う表示制御部と、を備えたことを特徴とする。
また、本発明に係る表示装置は、上記発明において、前記合成画像は、前記2つの画像データそれぞれを所定の領域で切出して重ねた画像であり、前記視差調整部は、前記2つの画像データの切出し領域を変更することを特徴とする。
また、本発明に係る表示装置は、上記発明において、前記表示制御部は、前記合成画像に含まれる被写体の視差に関する視差情報を前記表示部に表示させる制御を行うことを特徴とする。
また、本発明に係る表示装置は、上記発明において、前記表示制御部は、前記合成画像に含まれる被写体の視差が所定の視差を超えた場合、前記表示部に警告を表示させる制御を行うことを特徴とする。
また、本発明に係る表示装置は、上記発明において、前記表示制御部は、前記合成画像に含まれる被写体の視差が所定の視差を超えた場合、前記被写体の視差を前記所定の視差に固定して前記表示部に表示させる制御を行うことを特徴とする。
また、本発明に係る表示装置は、上記発明において、前記表示制御部は、前記合成画像に換えて前記2つの画像データを、前記表示画面における水平方向の1画素毎に交互に並べて前記表示部に出力する制御を行うことによって、3次元画像を前記表示部に表示させることを特徴とする。
また、本発明に係る表示装置は、上記発明において、異なる位置から撮影し、互いの視野の左右方向の一端部同士が重なりを有する2つの画像データを生成する撮像部と、前記撮像部が生成した前記2つの画像データに対応する2つの画像に対し、所定の縦横比率で切出して前記3次元画像を生成する立体画像生成部と、前記立体画像生成部が生成した前記3次元画像を合成して前記合成画像を生成する合成画像生成部と、をさらに備え、前記表示制御部は、前記タッチパネルが受け付けた信号に応じて、前記合成画像生成部が生成する前記合成画像または前記立体画像生成部が生成した前記3次元画像を前記表示部に表示させる制御を行うことを特徴とする。
また、本発明に係る表示装置は、上記発明において、前記視差調整部が調整した前記合成画像に含まれる被写体の視差を前記2つの画像データのヘッダ情報として生成するヘッダ情報生成部と、前記撮像部が生成する複数の画像データと前記ヘッダ情報生成部が生成するヘッダ情報とを対応付けて記憶する記憶部と、前記記憶部が記憶する前記ヘッダ情報を参照して、視差ごとに画像データをまとめて分類した分類画像を生成する分類画像生成部と、をさらに備え、前記表示制御部は、視差管理信号に応じて前記分類画像を前記表示部に表示させる制御を行うことを特徴とする。
本発明に係る表示装置は、視差調整部が表示部によって表示される合成画像に対し、タッチパネルに接触した物体の軌跡に応じて、表示部が表示する合成画像に含まれる被写体の視差を調整し、表示制御部が視差調整部によって調整された合成画像を表示部に表示させる制御を行う。これにより、ユーザは表示部が表示する画像を見ながら直感的な操作により3D画像の変化量を調整することができるという効果を奏する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る表示装置の構成を示すブロック図である。 図2は、本発明の一実施の形態に係る表示装置が備える表示部の概略構成を示す模式図である。 図3は、本発明の一実施の形態に係る表示装置が備える撮像部が互いの視野の左右方向の一端部同士が重なりを有する2つの画像データを生成する際の状況を示す模式図である。 図4は、図3に示す状況下で撮像部が被写体に対して互いの視野の左右方向の一端部同士が重なりを有する2つの画像データに対応する画像の一例を示す図である。 図5は、図3に示す状況下で撮像部が生成した右目画像と左目画像とを仮想的に重ねた画像の一例を示す図である。 図6は、図3に示す状況下で撮像部と被写体との撮影距離の関係を示す図である。 図7は、本発明の一実施の形態に係る表示装置が備える視差調整部が行う処理の概要を示す模式図である。 図8は、本発明の一実施の形態に係る表示装置が備える合成画像生成部によって生成された右目画像と左目画像とを合成した合成画像の一例を示す図である。 図9は、本発明の一実施の形態に係る表示装置が備える視差調整部によって調整された右目画像と左目画像とを合わせたユーザが認識する仮想的な3D画像の一例を示す図である。 図10は、本発明の一実施の形態に係る表示装置が行う処理の概要を示すフローチャートである。 図11は、図10の視差調整処理の概要を示すフローチャートである。 図12は、ユーザによって合成画像内に含まれる被写体の視差を大きくする動作を説明する図である。 図13は、本発明の一実施の形態に係る表示装置が備える表示部が表示する画像の一例を示す図である。 図14は、本発明の一実施の形態に係る表示装置が備える表示部が表示する画像の一例を示す図である。 図15は、ユーザによって合成画像内に含まれる被写体の視差を小さくする動作を説明する図である。 図16は、図10の再生表示処理の概要を示すフローチャートである。 図17は、本発明の一実施の形態に係る表示装置が備える表示部が表示する分類画像の一例を示す図である。 図18は、本発明の一実施の形態に係る変形例において視差調整部が2タッチパネルにおける外部からの2つの軌跡に応じて被写体の視差を調整する調整方法を説明する図である。
以下に、図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、「実施の形態」という)について説明する。なお、以下に説明する実施の形態によって本発明が限定されるものではない、また、図面の記載において、同一の部分には同一の符号を付している。
図1は、本発明の一実施の形態に係る表示装置の構成を示すブロック図である。本実施の形態では、表示装置を搭載したデジタルステレオカメラを例に挙げて説明する。図1に示すように、異なる位置から撮影し、互いの視野の左右方向の一端部同士が重なりを有する2つの画像データを生成する撮像部2と、表示装置1の姿勢を検出する姿勢検出部3と、表示装置1の各種情報の入力を受け付ける操作入力部4と、撮影日時の判定機能やタイマー機能を有する時計5と、2次元画像(以下、「2D画像」という)または3D画像を表示する表示部6と、外部からの接触位置や軌跡に応じた信号の入力を受け付けるタッチパネル7と、撮像部2によって生成された画像データを含む各種情報を記憶する記憶部8と、表示装置1の動作を制御する制御部9と、を備える。
撮像部2は、第1撮像部21と第2撮像部22とを有する。第1撮像部21および第2撮像部22は、互いの光軸L1,L2が平行または所定の角度をなすように同一平面上に並設される。
第1撮像部21は、レンズ部21aと、レンズ駆動部21bと、絞り21cと、絞り駆動部21dと、シャッタ21eと、シャッタ駆動部21fと、撮像素子21gと、信号処理部21hとを有する。レンズ部21aは、フォーカスレンズやズームレンズ等によって構成され、所定の視野領域からの光を集光する。レンズ駆動部21bは、DCモータ等によって構成され、レンズ部21aのフォーカスレンズやズームレンズ等を光軸L1上で移動させることにより、レンズ部21aのピント位置や焦点距離の変更を行う。絞り21cは、レンズ部21aが集光した光の入射量を制限することにより露出の調整を行う。絞り駆動部21dは、ステッピングモータ等によって構成され、絞り21cを駆動する。シャッタ21eは、撮像素子21gの状態を露光状態または遮光状態に設定する。シャッタ駆動部21fは、ステッピングモータ等によって構成され、レリーズ信号に応じてシャッタ21eを駆動する。撮像素子21gは、レンズ部21aが集光した光を受光して電気信号(アナログ信号)に変換するCCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等によって実現され、変換した電気信号を信号処理部21hに出力する。信号処理部21hは、撮像素子21gから出力される電気信号に増幅等の信号処理を施した後、A/D変換を行うことによってデジタルの画像データに変換して制御部9に出力する。
第2撮像部22は、第1撮像部21と同一の構成によって実現され、レンズ部22aと、レンズ駆動部22bと、絞り22cと、絞り駆動部22dと、シャッタ22eと、シャッタ駆動部22fと、撮像素子22gと、信号処理部22hとを有する。
姿勢検出部3は、加速度センサによって構成され、表示装置1の加速度を検出することにより、表示装置1の姿勢状態を検出する。具体的には、姿勢検出部3は、水平面を基準としたときの表示装置1の姿勢を検出する。
操作入力部4は、表示装置1の電源状態をオン状態またはオフ状態に切換える電源スイッチ41と、静止画撮影の指示を与えるレリーズ信号を入力するレリーズスイッチ42と、表示装置1の各種撮影モードや各種設定の切換える切換スイッチ43と、撮像部2のズーム操作を行うズームスイッチ44とを有する。
時計5は、表示装置1の動作の基準となる時間信号を生成する。これにより、制御部9は、画像データの取得時間や撮像素子21g,22gの露光時間等を設定することができる。
図2は、表示部6の概略構成を示す模式図である。図2に示すように、表示部6は、バックライト61と、表示パネル62と、視差バリア63とを有する。バックライト61は、LED(Light Emitting Diode)等によって構成され、画像を表示するための光を背面から照射する。表示パネル62は、液晶または有機EL(Electro Luminescence)等の表示パネルによって構成される。視差バリア63は、液晶等によって構成され、表示パネル62の上面に積層される。視差バリア63は、表示パネル62の各画素の間隔よりも狭い間隔でスリットが設けられ、ユーザの右目O1と左目O2とにそれぞれ対応した画像を分離する。また、本実施の形態では、視差バリア63は、パララックバリア方式が適用される。なお、本実施の形態では、レンティキュラレンズを積層したレンズシートを視差バリア63に換えて表示パネル62の上面に積層するようにしてもよい。
以上の構成を有する表示部6は、制御部9から3D画像データが入力された場合、制御部9の制御のもと表示パネル62が左端の画素から水平方向に右目画像と左目画像との順で交互に表示し、視差バリア63が表示パネル62の各画素から出た光を分離する。このため、右目画像が右目O1のみ、左目画像が左目O2のみにそれぞれ届く。これにより、ユーザは、表示部6が表示する3D画像を立体視することができる。また、表示部6は、表示態様を3D画像から2D画像に切換える場合、視差バリア63に印加される電圧がオン状態からオフ状態になることによって、視差バリア63が遮光状態から透過状態になり、右目画像または左目画像のどちらか一方が表示パネル62に出力されることで2D画像を表示することができる。
タッチパネル7は、表示部6の表示画面上に重ねて設けられる。タッチパネル7は、ユーザが表示部6で表示される情報や画像に基づいて接触した(タッチ)した位置や軌跡を検出し、この接触位置や軌跡に応じた操作信号の入力を受け付ける。一般に、タッチパネルとしては、抵抗膜方式、静電容量方式、光学式等がある。本実施の形態では、いずれの方式のタッチパネルであっても適用可能である。
記憶部8は、撮像部2が撮影した画像データを記憶する画像データ記憶部81と、表示装置1が実行する各種プログラムを記憶するプログラム記憶部82と、表示部6が表示する3D画像の快適視差範囲を記憶した視差記憶部83とを有する。記憶部8は、表示装置1の内部に固定的に設けられるフラッシュメモリやRAM(Random Access Memory)等の半導体メモリを用いて実現される。なお、記憶部8に対し、外部から装着されるメモリカード等の記憶媒体に対して情報を記憶する一方、記憶媒体が記憶する情報を読み出す記録媒体インターフェースとしての機能を具備させてもよい。
制御部9は、CPU(Central Processing Unit)等によって実現される。制御部9は、操作入力部4からの操作信号等に応じて記憶部8のプログラム記憶部82からプログラムを読み出して実行し、表示装置1を構成する各部に対する指示やデータの転送等を行って表示装置1の動作を統括的に制御する。制御部9は、画像処理部91と、立体画像生成部92と、合成画像生成部93と、視差調整部94と、表示制御部95と、ヘッダ情報生成部96と、分類画像生成部97とを有する。
画像処理部91は、信号処理部21h,22hからそれぞれ出力された左目画像データおよび右目画像データに対して各種の画像処理を施して記憶部8の画像データ記憶部81に出力する。具体的には、画像処理部91は、信号処理部21h,22hからそれぞれ出力された左目画像データおよび右目画像データに対してエッジ強調、色補正およびγ補正等の処理を施す。
立体画像生成部92は、画像処理部91によって画像処理された左目画像データおよび右目画像データそれぞれに対し、所定の縦横比率、たとえばアスペクト比3:4で切出すことによって3D画像を生成する。なお、立体画像生成部92が左目画像データおよび右目画像データそれぞれから切出す縦横比率は、切換スイッチ43で設定するようにしてもよい。
合成画像生成部93は、立体画像生成部92が生成した左目画像と右目画像とを重ねた合成画像を生成する。具体的には、合成画像生成部93は、左目画像の画像領域内で鮮鋭度が最大となる領域と右目画像の画像領域内で鮮鋭度が最大となる領域とを一致させて重ねることにより合成画像を生成する。これにより、合成画像生成部93は、左目画像および右目画像それぞれの画像領域内でピントが合った被写体を基準にした合成画像を生成することができる。
視差調整部94は、表示部6が表示する合成画像に対し、タッチパネル7に接触した物体の軌跡に応じて、立体画像生成部92による左目画像データおよび右目画像データそれぞれの切出し領域を変更して合成画像に含まれる被写体の視差を調整する。具体的には、視差調整部94は、合成画像内で左目画像と右目画像とがそれぞれ重なっている左右方向の一端部の領域に対し、タッチパネル7に接触した物体の軌跡に応じて、たとえば右目画像の領域を右方向にずらすことで合成画像に含まれる被写体の視差を調整する。
表示制御部95は、3D画像または2D画像を表示部6に表示させる制御を行う。具体的には、表示制御部95は、表示部6に3D画像を表示させる場合、立体画像生成部92が生成した3D画像の左目画像と右目画像とを表示部6の表示画面における水平方向の1画素毎に交互に並べた3D画像を表示部6に出力する制御を行う。これに対して、表示制御部95は、表示部6に2D画像を表示させる場合、表示部6の視差バリア63を遮光状態から透過状態にするため、視差バリア63に印加する電源をオン状態からオフ状態にするとともに、左目画像または右目画像どちらか一方のみを表示パネル62に出力する制御を行う。さらに、表示制御部95は、視差調整部94が調整した合成画像および合成画像に含まれる被写体の視差に関する視差情報を表示部6に表示させる制御を行う。また、表示制御部95は、視差調整部94が調整した合成画像に含まれる被写体の視差が所定の視差を超えた場合、表示部6に警告を表示させる制御を行うとともに、合成画像に含まれる被写体の視差を所定の視差に固定して表示させる制御を行う。
ヘッダ情報生成部96は、視差調整部94が調整した合成画像に含まれる被写体の視差を2つの画像データのヘッダ情報として生成し、撮像部2が生成する画像データに対応付けて画像データ記憶部81に記憶させる。
分類画像生成部97は、画像データ記憶部81が記憶するヘッダ情報を参照して、視差ごとに画像データをまとめて分類した分類画像を生成する。
以上の構成を有する表示装置1において、撮像部2が互いの視野の左右方向の一端部同士が重なりを有する2つの画像データを生成する際の状況について説明する。図3は、撮像部2が、互いの視野の左右方向の一端部同士が重なりを有する2つの画像データを生成する際の状況を示す模式図である。図4は、図3に示す状況下で撮像部2が生成する2つの画像データにそれぞれ対応する2つの画像の一例を示す図である。図4において、図4の画像WR1が、立体画像生成部92が第1撮像部21によって生成された右目画像データに対応する画像から切出して生成した右目画像であり、図4の画像WL1が、立体画像生成部92が第2撮像部22によって生成された左目画像データに対応する画像から切出して生成した左目画像である。図5は、図3に示す状況下で立体画像生成部92が生成した右目画像と左目画像とを仮想的に重ねた画像の一例を示す図である。図6は、図3に示す状況下で撮像部2と被写体との撮影距離の関係を示す図である。図6では、横軸が左端を原点としたときの画像W1内の被写***置であり、縦軸が撮像部2と被写体との距離である。なお、図4および図5において、破線および一点差線が第1撮像部21および第2撮像部22がそれぞれ生成する画像データに対応する画像領域を示す。
図3に示すように、撮像部2は、撮像部2からの距離が異なる被写体A1(距離d1)および被写体A2(距離d2)に対して、距離B1離れて並設された第1撮像部21および第2撮像部22で撮影することにより、右目画像データと左目画像データとを生成する。その後、立体画像生成部92が、第1撮像部21および第2撮像部22によって生成された右目画像データおよび左目画像データそれぞれを所定の縦横比率で切出して右目画像WR1および左目画像WL1を生成する。具体的には、立体画像生成部92は、右目画像WR1と左目画像WL1とを生成する(図4を参照)。図6に示すように、撮像部2と被写体A2との距離は、撮像部2と被写体A1との距離より大きい。このため、被写体A2の領域がほぼ重なる。具体的には、図5に示すように、画像W1内では、被写体A2の領域がほぼ重なる。一方、被写体A1の領域は重ならない(視差a1)。このように、右目画像WR1と左目画像WL1では、撮像部2からの距離が近い被写体(被写体A1)ほど画像内での視差が大きく、撮像部2からの距離が遠い被写体(被写体A2)ほど画像内での視差が小さい。
つぎに、視差調整部94が行う処理の概要について説明する。図7は、視差調整部94が行う処理の概要を示す模式図である。図7において、図7(a)の画像WR21および図7(b)の画像WR22が、立体画像生成部92が第1撮像部21によって生成された右目画像データから所定の縦横比率で切出して生成した右目画像である。また、図7(a)の画像WL21および図7(b)の画像WL22が、立体画像生成部92が第2撮像部22によって生成された左目画像データから所定の縦横比率で切出した生成した左目画像である。さらに、図8の画像W2が、合成画像生成部93が立体画像生成部92によって生成された右目画像と左目画像とを合成した合成画像の一例を示す図である。図9は、視差調整部94によって調整された右目画像と左目画像とを合わせたユーザが認識する仮想的な3D画像の一例を示す図である。なお、図7および図8においては、破線および一点差線が第1撮像部21および第2撮像部22がそれぞれ生成する画像データに対応する画像領域を示す。
図7に示すように、視差調整部94は、表示部6が表示する合成画像に対し、タッチパネル7に接触した物体の軌跡に応じて、立体画像生成部92が右目画像データおよび左目画像データからそれぞれ切出して生成する右目画像および左目画像の切出し領域を変更して被写体の視差を調整する。これにより、視差調整部94は、被写体が表示部6の表示画面と直交する垂直な方向に仮想的に飛び出す距離(以下「飛び出し距離」という)または引っ込む距離(以下、「引っ込み距離」という)を調整することができる。具体的には、視差調整部94は、被写体A1を表示部6の表示画面と直交する垂直な方向に仮想的に飛び出せる場合、右目画像WR1と左目画像WL1とに含まれる被写体A1の視差(領域の重なり具合)を大きくすることにより、被写体A1の飛び出し距離を調整する(図5の画像W1を参照)。これに対して、視差調整部94は、被写体A1を表示部6の表示画面と直交する垂直な方向に仮想的に引っ込ませる場合、右目画像WR1と左目画像WL1とに含まる被写体A1の視差を小さくすることにより、被写体A1の引っ込み距離を調整する(図8の画像W2を参照)。
このように、視差調整部94が合成画像に含まれる被写体の視差を調整し、表示制御部95が視差調整部94によって調整された合成画像(図8の画像W2を参照)または3D画像(図9の画像W3を参照)を表示部6に表示させる制御を行う。これにより、ユーザは、表示部6が表示する画像内の被写体の重なり具合を見ながら直感的な操作により被写体の視差を調整することができるうえ、所望の飛び出し距離または引っ込み距離を容易に認識することができる。なお、図7では、視差調整部94は、右目画像の切出し領域のみ変更しているが、右目画像および左目画像それぞれを同期させながら、右目画像および左目画像それぞれの切出し領域を変更してもよい。
つぎに、本実施の形態に係る表示装置1が行う処理について説明する。図10は、表示装置1が行う処理の概要を示すフローチャートである。
図10において、まず、制御部9は、表示装置1の電源がオンになっているか否かを判断する(ステップS101)。表示装置1の電源がオンになっている場合(ステップS101:Yes)、表示装置1はステップS102に移行する。一方、表示装置1の電源がオンになっていない場合(ステップS101:No)、表示装置1は本処理を終了する。
続いて、制御部9は、表示装置1が撮影モードに設定されているか否かを判断する(ステップS102)。表示装置1が撮影モードに設定されている場合(ステップS102:Yes)、表示装置1は後述するステップS103に移行する。一方、表示装置1が撮影モードに設定されていない場合(ステップS102:No)、表示装置1は後述するステップS115に移行する。
まず、表示装置1が撮影モードに設定されている場合(ステップS102:Yes)について説明する。この場合、表示制御部95は、撮像部2が一定の微小な時間間隔で連続的に生成する画像データに対応する3D画像のスルー画を表示部6に表示させる(ステップS103)。
続いて、制御部9は、ユーザによってレリーズスイッチ42が操作されて撮影を指示するレリーズ信号が入力されたか否かを判断する(ステップS104)。撮影を指示するレリーズ信号が入力された場合(ステップS104:Yes)、表示装置1は後述するステップS110に移行する。一方、撮影を指示するレリーズ信号が入力されていない場合(ステップS104:No)、表示装置1は後述するステップS105に移行する。
まず、撮影を指示するレリーズ信号が入力されていない場合(ステップS104:No)について説明する。この場合、制御部9は、2D表示アイコンが選択されたか否かを判断する(ステップS105)。具体的には、制御部9は、ユーザによって表示部6が表示する画像の中に設けられ、表示部6の表示態様を3D画像表示から2D画像表示に切換えを指示する切換信号を入力する2D表示アイコン(図示せず)が押下されたか否かを判断する。ユーザによって2D表示アイコンが選択されていない場合(ステップS105:No)、表示装置1はステップS103に戻る。一方、ユーザによって2D表示アイコンが選択された場合(ステップS105:Yes)、表示装置1はステップS106に移行する。
ステップS106において、表示制御部95は、合成画像生成部93が生成した2D画像である合成画像を表示部6に表示させる。具体的には、表示制御部95は、図8の画像W2を表示部6に表示させる。この場合、表示制御部95は、表示部6の視差バリア63に印加する電圧をオン状態からオフ状態に変化させることにより、視差バリア63を遮光状態から透過状態に切換える。これにより、ユーザは、表示部6に表示される合成画像を2D画像として視認することができる。
その後、制御部9は、タッチパネル7の外部からの接触位置に応じた信号が入力されたか否かを判断する(ステップS107)。外部からの接触位置に応じた信号が入力された場合(ステップS107:Yes)、表示装置1は、合成画像に含まれる被写体の飛び出し距離または引っ込み距離を調整する視差調整処理を行い(ステップS108)、表示装置1はステップ101に戻る。
これに対して、外部からの接触位置に応じた信号が入力されていない場合(ステップS107:No)、制御部9は、表示部6が2D画像を表示してから所定時間経過したか否かを判断する(ステップS109)。表示部6が2D画像を表示してから所定時間経過していない場合(ステップS109:No)、表示装置1はステップS107に戻る。一方、表示部6が2D画像を表示してから所定時間経過している場合(ステップS109:Yes)、表示装置1はステップS101に戻る。
つぎに、ステップS104において、ユーザによってレリーズスイッチ42が操作されて撮影を指示するレリーズ信号が入力された場合(ステップS104:Yes)について説明する。この場合、撮像部2は、表示部6が現在表示している画像に対して撮影を行い、撮影した画像データを記憶部8の画像データ記憶部81に記憶する(ステップS110)。
続いて、表示制御部95は、撮像部2が撮影した画像データに対応する3D画像を表示部6にレックビュー表示させる(ステップS111)。具体的には、図9の画像W3を表示部6に表示させる。これにより、ユーザは、撮影した画像の奥行き感を確認することができる。
その後、制御部9は、ユーザによってタッチパネル7がタッチされたか否かを判断する(ステップS112)。ユーザによってタッチパネル7がタッチされた場合(ステップS112:Yes)、表示制御部95は、表示部6の表示態様を3D画像から2次元表示に切換え、合成画像をレックビュー表示する(ステップS113)。具体的には、表示制御部95は、合成画像生成部93が生成した合成画像を表示部6に表示させる。これにより、ユーザは、撮影した画像内に含まれる被写体の視差を容易に視認することができるため、被写体の飛び出す距離または引っ込む距離を直感的に認識することができる。
これに対して、ユーザによってタッチパネル7がタッチされてない場合(ステップS112:No)、制御部9は、表示部6による撮影した画像のレックビュー表示を行ってから所定時間経過したか否かを判断する(ステップS114)。制御部9が判断した結果、表示部6による撮影した画像のレックビュー表示を行ってから所定時間経過していない場合(ステップS114;No)、表示装置1はステップS112に戻る。一方、制御部9が判断した結果、表示部6による撮影した画像のレックビュー表示を行ってから所定時間経過した場合(ステップS114:Yes)、表示装置1はステップS101に戻る。
ここで、ステップS102において、表示装置1が撮影モードに設定されていない場合(ステップS102:No)について説明する。この場合、表示装置1は、撮影した画像データを表示部6に表示する再生表示処理を実行し(ステップS115)、表示装置1はステップS101に戻る。
つぎに、ステップS108の視差調整処理について説明する。図11は、視差調整処理の概要を示すフローチャートである。図11において、まず、制御部9は、タッチパネル7に接触した物体の軌跡が合成画像内に含まれる被写体の視差を大きくする動作に対応するか否かを判断する(ステップS201)。タッチパネル7に接触した物体の軌跡が合成画像内に含まれる被写体の視差を大きくする動作に対応する場合(ステップS201:Yes)、表示装置1は後述するステップS202に移行する。一方、タッチパネル7に接触した物体の軌跡が合成画像内に含まれる被写体の視差を大きくする動作に対応しない場合(ステップS201:No)、表示装置1はステップS211に移行する。
図12は、ユーザによって合成画像内に含まれる被写体の視差を大きくする動作を説明する図である。図12に示すように、制御部9は、表示部6が現在表示する画像W4内において視差を持たない被写体A1の領域で、ユーザが人差し指O3をタッチパネル7に接触させながら画像W4の左側から右側に向けて移動させた場合(図12(a)→図12(b))、この動作を被写体の視差を大きくする動作として判断する。
ステップS202において、制御部9は、ユーザが人差し指でタッチパネル7に最初に接触した領域に対応する画像内に近被写体が含まれているか否かを判断する。ここで、近被写体とは、ユーザが表示装置1を用いて複数の被写体を撮影する際に撮像部2と被写体との撮影距離が最も近い被写体である(図6を参照)。具体的には、図12に示すように、ユーザが人差し指O3でタッチパネル7に最初に接触した領域に対応する画像内に被写体A1が含まれているか否かを判断する。ユーザが人差し指O3でタッチパネル7に最初に接触した領域に対応する画像内に近被写体が含まれている場合(ステップS202:Yes)、表示装置1はステップS203に移行する。
ステップS203において、制御部9は、表示部6が表示する合成画像に対し、タッチパネル7に接触した物体の軌跡に応じて、視差調整部94が合成画像に含まれる被写体の視差を調整することにより、被写体の飛び出し距離が視差記憶部83に記憶された飛び出しの距離の限界値を超えたか否かを判断する。視差調整部94が設定する被写体の飛び出し距離が飛び出し距離の限界値を超えた場合(ステップS203:Yes)、視差調整部94は、合成画像に含まれる被写体の視差が限界値で固定されるように、立体画像生成部92による右目画像データおよび左目画像データそれぞれの切出し領域を変更し、被写体の飛び出し距離を限界値で調整する(ステップS204)。
続いて、表示制御部95は、表示部6が表示する合成画像内に被写体の飛び出し距離が限界値を超えた旨の警告を表示部6に表示させる(ステップS205)。具体的には、図13に示すように、表示制御部95は、画像W5内に視差が限界である旨をユーザに警告するためのアイコンQ1を表示部6に表示させる。これにより、ユーザは、被写体の飛び出し距離の限界を知ることができるうえ、鑑賞時に飛び出し過ぎた被写体画像による人間の目の対応限界を超えることを未然に防止することができる。なお、表示制御部95は、ユーザが誤操作、たとえば被写体の視差を調整する方向が逆向きの場合に警告を表示するようにしてもよい。
その後、ヘッダ情報生成部96は、視差調整部94が調整した合成画像に含まれる被写体の視差を右目画像データおよび左目画像データそれぞれのヘッダ情報として記憶する(ステップS206)。その後、表示装置1は図10に示すメインルーチンに戻る。
つぎに、ステップS203において、表示部6が表示する合成画像に対し、タッチパネル7に接触した物体の軌跡に応じて、視差調整部94が調整する右目画像データおよび左目画像データそれぞれの切出し領域を変更して合成画像に含まれる被写体の視差が視差記憶部83に記憶された視差の限界値を超えない場合(ステップS203:No)について説明する。この場合、視差調整部94は、タッチパネル7に接触した物体の軌跡に応じて、立体画像生成部92による右目画像データおよび左目画像データそれぞれの切出し領域を変更し、合成画像に含まれる被写体の視差を調整することにより、被写体の飛び出し距離を調整する(ステップS207)。
その後、表示制御部95は、表示部6が表示する合成画像内に視差調整部94が調整した被写体の視差情報を表示させる(ステップS208)。具体的には、図14に示すように、表示制御部95は、画像W6にアイコンQ2を表示部6に表示させる。アイコンQ2は、ユーザに視差調整部94が調整した被写体の視差情報に対応する被写体の飛び出し距離情報を知らせるためのアイコンである。これにより、ユーザは、操作によって調整した被写体の視差を容易に認識することができる。
つぎに、ステップS202において、ユーザが人差し指O3でタッチパネル7に最初に接触した領域に対応する画像内に近被写体が含まれていない場合(ステップS202:No)について説明する。この場合、視差調整部94は、タッチパネル7に接触した物体の軌跡に応じて、立体画像生成部92による右目画像データおよび左目画像データそれぞれの切出し領域を変更し、合成画像に含まれる被写体の視差を調整することにより、被写体の引っ込み距離を調整する(ステップS209)。
その後、表示制御部95は、表示部6が表示する合成画像内に視差調整部94が設定した被写体の視差を表示部6に表示させ(ステップS210)、表示装置1はステップS206に移行する。
つぎに、ステップS201において、タッチパネル7に接触した物体の軌跡が合成画像に含まれる被写体の視差を大きくする動作でない場合(ステップS201:No)について説明する。この場合、制御部9は、タッチパネル7に接触した物体の軌跡が合成画像に含まれる被写体の視差を小さくする動作であるか否かを判断する(ステップS211)。タッチパネル7に接触した物体の軌跡が合成画像に含まれる被写体の視差を小さくする動作に対応しない場合(ステップS211:No)、表示装置1は図10に示すメインルーチンに戻る。一方、タッチパネル7に接触した物体の軌跡が合成画像に含まれる被写体の視差を小さくする動作に対応する場合(ステップS211:Yes)、表示装置1はステップS212に移行する。
図15は、ユーザによって合成画像内に含まれる被写体の視差を小さくする動作を説明する図である。図15に示すように、制御部9は、表示部6が現在表示している画像内において視差を持つ被写体の領域で、ユーザが人差し指O3をタッチパネル7に接触させながら画像W7の右側から左側に向けて移動させた場合(図15(a)→(図15(b))、この動作を被写体の視差を小さくする動作として判断する。
ステップS212において、制御部9は、ユーザが人差し指O3でタッチパネル7に最初に接触した領域に対応する画像内に近被写体が含まれているか否かを判断する。ユーザが人指し指O3でタッチパネル7に最初に接触した領域に対応する画像内に近被写体が含まれている場合(ステップS212:Yes)、視差調整部94は、タッチパネル7に接触した物体の軌跡に応じて、立体画像生成部92による右目画像データおよび左画像データそれぞれの切出し領域を変更し、合成画像に含まれる被写体の視差を調整することにより、被写体の引っ込み距離を調整し(ステップS213)、表示装置1はステップS214に移行する。
ステップS214において、表示制御部95は、表示部6が表示する合成画像内に視差調整部94が設定した被写体の視差情報に対応する引っ込み距離情報を表示させる。その後、表示装置1はステップS206に移行する。
つぎに、ステップS212において、ユーザが人指し指O3でタッチパネル7に最初に接触した領域に対応する画像内に近被写体が含まれていない場合(ステップS212:No)について説明する。この場合、制御部9は、表示部6が表示する合成画像に対し、タッチパネル7に接触した物体の軌跡に応じて、視差調整部94が調整する合成画像に含まれる被写体の視差が視差記憶部83に記憶された視差の限界値を超えたか否かを判断する(ステップS215)。視差調整部94が調整する合成画像に含まれる被写体の視差が視差記憶部83に記載された視差の限界値を超えた場合(ステップS215:Yes)、視差調整部94は、合成画像に含まれる被写体の視差を限界値で固定し、立体画像生成部92による右目画像データおよび左目画像データそれぞれの切出し領域を変更して合成画像に含まれる被写体の視差を調整することにより、被写体の飛び出し距離を限界値で調整する(ステップS216)。
続いて、表示制御部95は、表示部6が表示する合成画像内に被写体の視差が限界値である旨の警告を表示部6に表示させ(ステップS217)、表示装置1はステップS206に移行する。
つぎに、ステップS215において、表示部6が表示する合成画像に対し、タッチパネル7に接触した物体の軌跡に応じて、視差調整部94が調整する合成画像に含まれる被写体の視差が視差記憶部83に記憶された視差の限界値を超えない場合(ステップS215:No)について説明する。この場合、視差調整部94は、タッチパネル7に接触した物体の軌跡に応じて、立体画像生成部92による右目画像データおよび左目画像データそれぞれの切出し領域を変更し、合成画像に含まれる被写体の視差を調整することにより、被写体の飛び出し距離を調整し(ステップS218)、表示装置1はステップS219に移行する。
ステップS219において、表示制御部95は、表示部6が表示する合成画像内に視差調整部94が設定した被写体の飛び出し距離を表示部6に表示させ、表示装置1はステップS206に移行する。
つぎに、図10のステップS115の再生表示処理について説明する。図16は、再生表示処理の概要を示すフローチャートである。図16において、まず、表示制御部95は、画像データ記憶部81に記憶された複数の画像をまとめて表示した画像選択画面を表示部6に表示させる(ステップS301)。
続いて、制御部9は、ユーザがタッチパネル7を操作することによって表示部6が表示する画像選択画面の中から画像が選択されたか否かを判断する(ステップS302)。ユーザによって画像選択画面の中から画像が選択された場合(ステップS302:Yes)、表示装置1は後述するステップS303に移行する。一方、ユーザによって画像選択画面の中から画像が選択されない場合(ステップS302:No)、表示装置1は後述するステップS310に移行する。
まず、ユーザによって画像選択画面の中から画像が選択された場合(ステップS302:Yes)について説明する。この場合、表示制御部95は、ユーザによって選択された3D画像を表示部6に全面画面表示させ(ステップS303)、表示装置1はステップS304に移行する。
続いて、制御部9は、ユーザによって2D表示アイコンが選択されたか否かを判断する(ステップS304)。ユーザによって2D表示アイコンが選択されていない場合(ステップS304:No)、表示装置1はステップS308に移行する。一方、ユーザによって2D表示アイコンが選択された場合(ステップS304:Yes)、表示装置1はステップS305に移行する。
ステップS305において、表示制御部95は、その時点で表示部6によって表示されている3D画像に対応する右目画像データと左目画像データとを用いて合成画像生成部93が生成した合成画像を表示部6に表示させる。
続いて、制御部9は、タッチパネル7の外部からの接触位置に応じた信号が入力されたか否かを判断する(ステップS306)。タッチパネル7の外部からの接触位置に応じた信号が入力された場合(ステップS306:Yes)、表示装置1は、図11を参照して説明した合成画像に含まれる被写体の視差を調整する視差調整処理を行い(ステップS307)、画像再生の終了操作が行われていない場合(ステップS308:No)、表示装置1はステップS301に戻る。一方、画像再生の終了操作が行われた場合(ステップS308:Yes)、表示装置1はメインルーチンに戻る。
つぎに、ステップS306において、タッチパネル7の外部からの接触位置に応じた信号が入力されていない場合(ステップS306:No)、制御部9は、表示部6が合成画像を表示してから所定時間経過したか否かを判断する(ステップS309)。表示部6が合成画像を表示してから所定時間経過していない場合(ステップS309:No)、表示装置1はステップS305に戻る。一方、表示部6が合成画像を表示してから所定時間経過している場合(ステップS309:Yes)、表示装置1はステップS308に移行する。
つぎに、ステップS302において、ユーザによって画像選択画面の中から画像が選択されていない場合(ステップS302:No)、制御部9は、分類画像生成部97が生成した分類画像を表示させる視差管理信号を入力する視差管理アイコンが選択されたか否かを判断する(ステップS310)。具体的には、制御部9は、ユーザによって画像選択画面と合わせて表示される視差管理アイコン(図示せず)が選択されたか否かを判断する。視差管理アイコンが選択されていない場合(ステップS310:No)、表示装置1はステップS308に移行する。一方、視差管理アイコンが選択された場合(ステップS310:Yes)、表示装置1はステップS311に移行する。
ステップS311において、表示制御部95は、分類画像生成部97が生成した分類画像を表示部6に表示させる。具体的には、図17に示すように、表示制御部95は、分類画像生成部97が生成した複数の画像データを視差ごとにまとめて分類した分類画像W8を2D画像で表示部6に表示させる。分類画像W8のアイコンQ3は、分類画像の視差情報を示すアイコンでる。これにより、ユーザは、過去に表示部6や他の表示モニタ等で表示させた際の記憶に基づいて、どのような画像が飛び出し感または引っ込み感を持っていたかを判断することができる。この結果、ユーザは、表示装置1を用いて次回撮影を行う際に、他の表示モニタの大きさ等を考慮して撮影することができる。
ステップS312において、制御部9は、ユーザによって切換スイッチ43が操作され、表示部6が現在表示している分類画像を変更させる指示信号が入力されたか否かを判断する。分類画像を変更させる指示信号が入力された場合(ステップS312:Yes)、表示制御部95は、表示部6が表示する分類画像の変更を行い(ステップS313)、表示装置1はステップS311に戻る。一方、分類画像を変更させる指示信号が入力されていない場合(ステップS312:No)、表示装置1はステップS308に移行する。
以上説明した本実施の形態では、視差調整部94が表示部6によって表示される合成画像に対し、タッチパネル7に接触した物体の軌跡に応じて立体画像生成部92によって生成される右目画像データおよび左目画像それぞれの切出し領域を変更して合成画像に含まれる被写体の視差を調整し、表示制御部95が視差調整部94によって調整された合成画像を表示部6に表示させる制御を行う。この結果、ユーザは、表示部6が表示する画像を見ながら直感的な操作により3D画像の変化量を調整することができる。さらに、合成画像生成部93が左目画像および右目画像それぞれの画像領域内でピントが合った近被写体を基準にした合成画像を生成する。このため、ユーザは、合成画像に含まれる近被写体の視差が小さい状態から3D画像の変化量の調整を開始することができる。
なお、本実施の形態では、視差調整部94は、タッチパネル7における外部からの2つの物体の軌跡に応じて、2つの画像データの切出し領域を変更して合成画像に含まれる被写体の視差を調整してもよい。具体的には、図18に示すように、視差調整部94は、ユーザの人差し指O3と親指O4との軌跡に応じて、画像W9に含まれる被写体A1の視差を調整してもよい。この場合、まず、制御部9は、人差し指O3と親指O4とがそれぞれ最初にタッチパネル7に接触した位置と動作があった後のタッチパネル7の位置とを比較することにより、開く動作(視差を大きくする動作に対応)または閉じる動作(視差を小さくする動作に対応)に対応するか否かを判断する。その後、視差調整部94は、開く動作に対応する場合、合成画像に含まれる被写体の視差を大きくする(図18(a)→図18(b))。これに対して、視差調整部94は、閉じる動作に対応する場合、合成画像に含まれる被写体の視差を小さくする。これにより、上述した実施の形態と同様の作用効果を得ることができる。また、操作の範囲の制限があってもよい。さらに、飛び出しすぎの操作を禁止したり、図15の(a),(b)のように、遠近何れかの2画像が一致するまでの範囲に動きを制限したりしてもよい。さらにまた、2画像の左右の関係が矛盾する動作を禁止してもよい。
また、上述した本実施の形態では、撮像部2が互いの視野の左右方向の一端部同士が重なりを有する2つの画像データを生成していたが、たとえば、一つの撮像部のみを有する構成とし、この撮像部で連続的に撮影することにより、互いの視野の左右方向の一端部同士が重なりを有する2つの画像データを生成するようにしてもよい。
また、上述した本実施の形態では、視差調整部94は、撮影モードの際に、タッチパネル7における外部からの軌跡に応じて、立体画像生成部92が生成する右目画像データおよび左目画像データそれぞれの切出し領域を変更して合成画像に含まれる被写体の視差を調整していたが、たとえば、レンズ駆動部21b,22bをそれぞれ同期させながら駆動し、第1撮像部21および第2撮像部22それぞれの視野領域を変更することにより、合成画像に含まれる被写体の視差を調整するようにしてもよい。
また、上述した本実施の形態では、視差調整部94は、表示部6が表示するスルー画像または画像データ記憶部81に記憶された画像データに対して本処理を行っていたが、たとえば撮影直後に表示部6がレックビュー表示する画像に対して本処理を行ってもよい。
また、上述した本実施の形態では、表示部6は、パララックバリア方式であったが、ユーザが3D画像を立体視することができればよく、たとえばレンティキュラ方式であってもよい。
また、上述した本実施の形態では、表示装置1をデジタルステレオカメラとして説明していたが、たとえばデジタルビデオカメラ、カメラ付き携帯電話等の撮影機能および表示機能を備えた各種電子機器に適用することができる。
1 表示装置
2 撮像部
3 姿勢検出部
4 操作入力部
5 時計
6 表示部
7 タッチパネル
8 記憶部
9 制御部
21 第1撮像部
21a,22a レンズ部
21b,22b レンズ駆動部
21c,22c 絞り
21d,22d 絞り駆動部
21e,22e シャッタ
21f,22f シャッタ駆動部
21g,22g 撮像素子
21h,22h 信号処理部
22 第2撮像部
41 電源スイッチ
42 レリーズスイッチ
43 切換スイッチ
44 ズームスイッチ
61 バックライト
62 表示パネル
63 視差バリア
81 画像データ記憶部
82 プログラム記憶部
83 視差記憶部
91 画像処理部
92 立体画像生成部
93 合成画像生成部
94 視差調整部
95 表示制御部
96 ヘッダ情報生成部
97 分類画像生成部
L1,L2 光軸
O1 右目
O2 左目
O3 人差し指
O4 親指

Claims (8)

  1. 互いの視野の左右方向の一端部同士が重なりを有する2つの画像データを重ねた合成画像を表示する表示部と、
    前記表示部の表示画面上に設けられ、外部から接触する物体の位置に応じた信号の入力を受け付けるタッチパネルと、
    前記表示部が表示する前記合成画像に対し、前記タッチパネルに接触した物体の軌跡に応じて前記合成画像に含まれる被写体の視差を調整する視差調整部と、
    前記視差調整部が調整した前記合成画像を前記表示部に表示させる制御を行う表示制御部と、
    を備えたことを特徴とする表示装置。
  2. 前記合成画像は、前記2つの画像データそれぞれを所定の領域で切出して重ねた画像であり、
    前記視差調整部は、前記2つの画像データの切出し領域を変更することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記表示制御部は、前記合成画像に含まれる被写体の視差に関する視差情報を前記表示部に表示させる制御を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。
  4. 前記表示制御部は、前記合成画像に含まれる被写体の視差が所定の視差を超えた場合、前記表示部に警告を表示させる制御を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の表示装置。
  5. 前記表示制御部は、前記合成画像に含まれる被写体の視差が所定の視差を超えた場合、前記被写体の視差を前記所定の視差に固定して前記表示部に表示させる制御を行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の表示装置。
  6. 前記表示制御部は、前記合成画像に換えて前記2つの画像データを、前記表示画面における水平方向の1画素毎に交互に並べて前記表示部に出力する制御を行うことによって、3次元画像を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の表示装置。
  7. 異なる位置から撮影し、互いの視野の左右方向の一端部同士が重なりを有する2つの画像データを生成する撮像部と、
    前記撮像部が生成した前記2つの画像データに対応する2つの画像に対し、所定の縦横比率で切出して前記3次元画像を生成する立体画像生成部と、
    前記立体画像生成部が生成した前記3次元画像を合成して前記合成画像を生成する合成画像生成部と、
    をさらに備え、
    前記表示制御部は、前記タッチパネルが受け付けた信号に応じて、前記合成画像生成部が生成する前記合成画像または前記立体画像生成部が生成した前記3次元画像を前記表示部に表示させる制御を行うことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一つに記載の表示装置。
  8. 前記視差調整部が調整した前記合成画像に含まれる被写体の視差を前記2つの画像データのヘッダ情報として生成するヘッダ情報生成部と、
    前記撮像部が生成する複数の画像データと前記ヘッダ情報生成部が生成するヘッダ情報とを対応付けて記憶する記憶部と、
    前記記憶部が記憶する前記ヘッダ情報を参照して、視差ごとに画像データをまとめて分類した分類画像を生成する分類画像生成部と、
    をさらに備え、
    前記表示制御部は、視差管理信号に応じて前記分類画像を前記表示部に表示させる制御を行うことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一つに記載の表示装置。
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