JP2012028272A - 照明装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】照射光による視認性をより高くすることが可能な照明装置を提供する。
【解決手段】所定の照射範囲S内に光を照射する光源部1を点灯させる点灯回路部2と、少なくとも照射範囲S内における通行人Hの存在を検知する人感検知センサ部3と、該人感検知センサ部3によって通行人Hの存在が検知されていないときに光源部1が照射する光を第1の色温度に制御するとともに、人感検知センサ部3によって通行人Hの存在が検知されているときに光源部1が照射する光を上記第1の色温度よりも色温度の低い第2の色温度に制御する色温度制御部4とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】所定の照射範囲S内に光を照射する光源部1を点灯させる点灯回路部2と、少なくとも照射範囲S内における通行人Hの存在を検知する人感検知センサ部3と、該人感検知センサ部3によって通行人Hの存在が検知されていないときに光源部1が照射する光を第1の色温度に制御するとともに、人感検知センサ部3によって通行人Hの存在が検知されているときに光源部1が照射する光を上記第1の色温度よりも色温度の低い第2の色温度に制御する色温度制御部4とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、人の存在を検知して照明を切り換える照明装置に関する。
近年、「京都議定書」の締結・発効などに伴い、温室効果ガスの排出量の大幅な削減が求められており、各種の電気機器の低消費電力化が強力に進められている。そのため、通行人の安全などのために設けられた屋外公共照明たる街路灯や道路照明器具などに用いられる照明装置についても例外ではなく、より一層の低消費電力化が求められている。
この種の照明装置610として、たとえば、図6に示すように、所定の照射範囲内に光を照射する光源部61と、光源部61の点灯のための電力を供給する点灯回路部62と、上記照射範囲の平均水平面照度を、人感検知センサ部63によって人(通行人H)の存在が検知されているときには第1の照度とし、人感検知センサ部63によって通行人Hの存在が検知されていないときには第1の照度よりも低く、第1の照度の20%〜50%とした第2の照度に制御する照度制御部64とを備えたものが知られている(たとえば、特許文献1)。
照明装置610は、図6(a)に示すように、光源部61が点灯回路部62に接続されており、点灯回路部62が照度制御部64に接続されている。また、照明装置610の照度制御部64は、人感検知センサ部63および光源部61から照射される照射範囲の平均水平面照度を検知する照度センサ65の出力に応じて点灯回路部62を制御している。照明装置610は、図6(b)に示すように、電柱Pに設置されて、人感検知センサ部63により通行人Hの存在を検出したときに光源部61を明るく点灯させて照明装置610から照射される光の照度を高くする。また、照明装置610は、人感検知センサ部63により通行人Hの存在が検知されていないときに、光源部61の明るさを下げることで照明装置610から照射される光の照度を低くする。
照明装置610は、通行人Hの存在を検知して光源部61から照射される光の照度を特定の照度範囲で変化させることにより、通行人Hに不快感を与えることなく、路上での犯罪の発生を抑制する威嚇効果を持たせることができる、としている。上述の照明装置610では、通行人Hの存在が検知されていないときに、光源部61から照射される光の照度を低下させることから消費電力の抑制にも寄与する。
ところで、街路灯などの照明装置610が点灯している環境下の明るさにおいて、人間の目の感度状態は、薄明視と呼ばれている状態になっている。薄明視は、明所視(photopic vision)と、暗所視(scotopicvision)との中間の視覚状態であり、周囲環境の明るさが、たとえば、0.001〜10cd/m2の状態の時になる。
また、人間の目の光受容器には、明るい所で色を見分ける光感度が低い錐体と呼ばれる視細胞と、明暗だけを見分け暗い所で働く光感度の高い桿状体と呼ばれる視細胞がある。
暗所視の環境下で機能する桿状体と、明所視と呼ばれる明るい環境下で機能する錐体とは、分光視感効率が異なっている。人間の目は、一般に、明所視では555nm、暗所視では507nmがピークとなる分光特性を有している。また、人間の目は、薄明視において、明所視で活動する錐体と、暗所視で活動する桿状体との両方が活動する。
そのため、明所視の状態と、暗所視の状態とでは、照射される光の分光分布により人間が感じる明るさが異なってしまう。特に、薄明視の場合、人間の目の感度は、人間が順応している周囲環境の明るさにより感度特性が変化する傾向にある。
すなわち、照明装置610は、照明装置610の光源部61から同じ分光分布で照射される光の明るさを変化させた場合、通行人Hが感じる明るさが光束量の変化以上に異なることになる。
照明装置610は、明所視の状態での視感度を基準とした光束や照度、輝度などの測光値の値に基づいて、光源部61を設計されていても、人間の目には、薄明視において十分な明るさとは感じられない場合がある。また、照明装置610を、単に、人間が所定の十分な明るさと感じる照度で点灯制御させる場合では、照明装置610は不必要な電力を消費している恐れがある。そのため、照明装置610は、光源部61から照射される光の視認性が高まれば、結果的に、消費電力を低くすることも可能となる。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、照射光による視認性をより高くすることが可能な照明装置を提供することにある。
本発明の照明装置は、所定の照射範囲内に光を照射する光源部を点灯させる点灯回路部と、少なくとも上記照射範囲内における人の存在を検知する人感検知センサ部と、該人感検知センサ部によって人の存在が検知されていないときに上記光源部が照射する光を第1の色温度に制御するとともに、上記人感検知センサ部によって人の存在が検知されているときに上記光源部が照射する光を上記第1の色温度よりも色温度の低い第2の色温度に制御する色温度制御部とを備えたことを特徴とする。
この照明装置において、上記光源部は、少なくとも第1の光源と、該第1の光源から照射される光よりも相対的に色温度の低い光を照射する第2の光源とを含み、上記色温度制御部は、上記第2の光源が照射する光を第1の出力にさせることで上記光源部が照射する光を上記第2の色温度にするとともに、上記第2の光源が照射する光を上記第1の出力よりも低くすることで、上記光源部が照射する光を上記第1の色温度に制御することが好ましい。
この照明装置において、上記光源部は、上記第2の光源から照射される光が上記第1の光源から照射される光よりも上記照射範囲における中心部側でより色温度が低く、且つ上記第1の光源から照射される光が上記第2の光源から照射される光よりも、上記照射範囲における周部側でより色温度が高いことが好ましい。
この照明装置において、上記光源部の上記第1の光源および上記第2の光源は、それぞれ色温度の高い発光部と、該発光部よりも色温度の低い発光部とを上記光源部の周辺部側から上記光源部の中央部側に向かって備え、上記第2の光源は、上記周辺部側から上記中央部側における同一領域で上記第1の光源よりも色温度の低い発光部を配置していることが好ましい。
本発明の照明装置では、照射光による視認性をより高くすることが可能になるという効果がある。
(実施形態1)
以下、本実施形態の照明装置について図1および図2を用いて説明する。
以下、本実施形態の照明装置について図1および図2を用いて説明する。
本実施形態の照明装置10は、図1に示すように、所定の照射範囲S内に光を照射する光源部1を点灯させる外部の商用電源などと接続された点灯回路部2と、少なくとも照射範囲S内における人(たとえば、通行人H)の存在を検知する人感検知センサ部3と、該人感検知センサ部3によって通行人Hの存在が検知されていないときに光源部1が照射する光を第1の色温度(たとえば、昼光色)に制御するとともに、人感検知センサ部3によって通行人Hの存在が検知されているときに光源部1が照射する光を上記第1の色温度よりも色温度の低い第2の色温度(たとえば、電球色)に制御する色温度制御部4とを備えている。
より具体的には、本実施形態の照明装置10は、図1(b)に示すように、路傍、公園や駐車場に立てられた電柱や鉄柱などの支柱Pに取り付けている。照明装置10は、直方体状の灯具本体21の内部に光源部1を保持している。照明装置10は、灯具本体21の前面側にカバー22を着脱可能に備えている。また、照明装置10における人感検知センサ部3は、少なくとも光源部1から照射された光の照射範囲S内における通行人Hの存在を検知しやくするため、支柱Pの高所に取り付けられた照明装置10の先端部に設けている。
本実施形態の照明装置10は、図1(c)に示すように、灯具本体21内に光源部1として、少なくとも第1の光源1aと、該第1の光源1aから照射される光よりも相対的に色温度の低い光を照射する第2の光源1bとを保持している。第1の光源1aは、昼光色の光が発光可能な発光装置11であって、長方形状の配線基板1cの一表面側に複数個(ここでは、12個)設けている。また、第2の光源1bは、電球色の光が発光可能な発光装置12であって、長方形状の配線基板1cの一表面側に複数個(ここでは、12個)設けている。光源部1の第1の光源1aたる発光装置11と、第2の光源1bたる発光装置12とは、平面視において、互いに入れ子に2列で配置している。なお、照明装置10は、図ししていないが、光源部1に給電可能な給電ユニットとして点灯回路部2および色温度制御部4とを、光源部1を介してカバー22と反対側の灯具本体21の内部に収納している。
このような照明装置10に用いられる光源部1としては、通電により光を発光可能な固体発光素子を備えた発光装置11,12を用いて構成することができる。固体発光素子としては、たとえば、LED(light emitting diode)チップや有機EL(electroluminescent)素子などが挙げられる。発光装置11,12は、たとえば、青色光を発光するLEDチップと、青色光を吸収して、より長波長の蛍光を発光する蛍光体とを備えた白色光が発光可能なものが挙げられる。このような発光装置11,12は、青色光を発光する同種のLEDチップを用いながら、蛍光体の含有量や蛍光体の種類を変えることにより、発光装置11,12から放射される光を所定の色温度に変えることができる。
本実施形態の照明装置10では、薄明視の環境下における人間の受容体の感度に合わせて光源部1の色温度を変えている。そのため、光源部1の第1の光源1aおよび第2の光源1bとして、青色光を発光する同種のLEDチップを備えた発光装置11,12を用いた場合、発光装置11と発光装置12とは、異なる種類の蛍光体を用いて色温度の異なる光を発光可能なものが好ましい。すなわち、発光装置11,12は、発光装置11から放射させる光のうち、主として発光装置11の蛍光体から放射される蛍光の発光スペクトルが、発光装置12から放射させる光のうち、主として発光装置12の蛍光体から放射される蛍光の発光スペクトルよりも短波長側となる蛍光体を用いることが好ましい。あるいは、発光装置11,12は、それぞれ複数種の蛍光体を備えて構成することもできる。この場合、発光装置11,12は、発光装置11から放射させる光のうち、主として発光装置11の蛍光体から放射される蛍光の発光スペクトルが、発光装置12から放射させる光のうち、主として発光装置12の蛍光体から放射される蛍光の発光スペクトルよりも短波長側となるように、より短波長の蛍光を発する蛍光体の含有量を多くすることが好ましい。
青色光が発光可能なLEDチップとしては、たとえば、SiC基板上にn型の窒化ガリウム系化合物半導体層、Inが含有された窒化ガリウム系化合物半導体からなる発光層、p型の窒化ガリウム系化合物半導体層が順に積層させたものを用いることができる。LEDチップは、p型の窒化ガリウム系化合物半導体層と電気的に接続されるアノード電極と、SiC基板に形成されるカソード電極とをそれぞれ設ければよい。
LEDチップからの青色光を吸収して、異なる色調の光を発光する蛍光体として、たとえば、Ceで付活されたY3Al5O12蛍光体やCeで付活されたTb3Al5O12蛍光体などのアルミネート系の蛍光体のほか、Euで付活されたBa2SiO4蛍光体やEuで付活された(SrBa)2SiO4蛍光体などの珪酸塩系の蛍光体、Euで付活されたCaAlSiN3蛍光体、Euで付活されたSr2Si5N8蛍光体、Euで付活されたCa2Si5N8蛍光体、Euで付活されたSrSi7N10蛍光体Euで付活されたCaSi7N10蛍光体などの窒化物系の蛍光体を採用することもできる。
発光装置11,12は、LEDチップと、蛍光体とを適宜に組み合わせることにより、たとえば、相関色温度が6510Kの昼光色の光、5030Kの昼白色の光、4170Kの白色の光、3460Kの温白色の光や2840Kの電球色の光を出射させることができる。
本実施形態の照明装置10における光源部1は、第1の光源1aとして、青色光が発光可能な窒化ガリウム系化合物半導体を有するLEDチップと、青色光を吸収して黄緑色光を発光するCeで付活されたY3Al5O12蛍光体とを備えた発光装置11を用いている。また、光源部1は、第2の光源1bとして、青色光が発光可能な窒化ガリウム系化合物半導体を有するLEDチップと、青色光を吸収して第1の光源1aとなる発光装置11に用いられる蛍光体よりも、より長波長の蛍光を発するEuで付活されたSrCaSiN蛍光体と、青色光を吸収して黄緑色光を発光するCeで付活されたY3Al5O12蛍光体とを備えた発光装置12を用いている。
各発光装置11,12は、LEDチップを図示しない実装基板上に実装させて構成することができる。LEDチップは、上述の蛍光体をそれぞれ含有した透光性樹脂で封止されている。なお、透光性樹脂は、LEDチップからの光の取り出し効率を高めることができると共に、LEDチップをワイヤ(図示していない)などで電気的に接続させて給電経路を形成する場合、ワイヤを保護することもできる。
発光装置11,12は、上述の構成だけに限らず、たとえば、共通の外形を持ち、内部に窪んだ凹部と、該凹部の内底面上に一対の導体パターン(図示していない)が形成されたパッケージの内部に収納させたものを用いてもよい。発光装置11,12は、上記パッケージにおける上記凹部の内底面にLEDチップを実装させればよい。また、発光装置11,12は、上記凹部内に上述の蛍光体が含有された透光性樹脂を配置すればよい。
発光装置11,12は、上記パッケージにおける上記凹部の内底面上の上記一対の導体パターン(たとえば、最表面がAuでメッキされた導体パターン)を利用して、LEDチップの給電経路を構成することができる。
発光装置11,12のパッケージは、アルミナや窒化アルミニウムなどを用いたセラミック基板、Cu、AlやFeなどの金属材料を用いた金属ベース基板やエポキシ樹脂基板などを用いることができる。また、発光装置11,12のパッケージは、たとえば、アクリル樹脂やエポキシ樹脂などの樹脂材料で一対の金属導体を一体成形させたものを用いてもよい。この場合、発光装置11,12は、LEDチップと一対の金属導体とをそれぞれ電気的に接続させ、樹脂材料から露出する一対の金属導体を発光装置11,12の外部電極として機能させてもよい。
発光装置11,12は、配線基板1cの一表面上に形成させた図示していない配線パターンとAuSnなどで適宜に電気的に接続させて給電経路を形成すればよい。光源部1は、配線基板1c上に配置させた第1の光源1aたる複数個の発光装置11を、それぞれ直列接続している。同様に、光源部1は、配線基板1c上に配置させた第2の光源1bたる複数個の発光装置12を、それぞれ直列接続している。第1の光源1aと第2の光源1bとは、給電により、それぞれ独立して点灯可能なように配線基板1cの上記配線パターンと電気的に接続している。
光源部1の第1の光源1aおよび第2の光源1bは、色温度制御部4からの信号に基づいた点灯回路部2からの給電により点灯が制御される。なお、光源部1は、LEDチップを用いた発光装置11,12だけに限られず、蛍光灯などの放電灯、水銀灯や白熱電灯などを用いることができる。蛍光灯などの放電灯を利用する場合、光源部1は、色温度を変えるために蛍光体の種類を変えることで、光源部1の色温度を所定の色温度に設定することができる。また、白熱電灯を利用する場合、光源部1は、着色フィルタを備えた白熱電灯を光源の色温度を所定の色温度に変えることができる。光源部1として蛍光灯や白熱電灯を用いた場合は、蛍光灯や白熱電灯からの光を照射範囲Sに効率よく照射さえるため、灯具本体21に蛍光灯や白熱電灯からの光を反射する反射板を適宜に設ければよい。
なお、光源部1を構成する第1の光源1aと、第2の光源1bとは、必ずしも同一の種類の光源とする必要はなく、たとえば、昼白色の光を発光する第1の光源1aをLEDチップを用いた発光装置11で構成するとともに、温白色の光を発光する第2の光源1bを蛍光灯で構成してもよい。
点灯回路部2は、光源部1の種類に応じて適宜に設定すればよく、たとえば、LEDチップを用いた発光装置11,12を第1の光源1aや第2の光源1bとする場合、外部から供給される商用交流電力を直流電力に変換するAC−DCコンバータ、限流抵抗や各発光装置11,12に流れる電流を制御する駆動制御部などにより適宜に構成すればよい。なお、照明装置10の点灯回路部2は、光源部1に供給する電源として太陽電池や風力発電機などと接続させる場合、上述のAC−DCコンバータの代わりにDC−DCコンバータを用いて構成すればよい。また、光源部1として蛍光灯を用いた場合、照明装置10の点灯回路部2は、インバータ回路を用いた電子安定器を用いればよい。
本実施形態の照明装置10において、光源部1は、透光性を有する材料からなり光源部1の前面側を覆うカバー22を有する灯具本体21の内部に配設させている。光源部1、点灯回路部2および色温度制御部4は、適宜に、灯具本体21内に収納すればよいが、必ずしも光源部1と一体として灯具本体21内に収納する必要もない。すなわち、照明装置10は、光源部1、点灯回路部2、人感検知センサ部3や色温度制御部4がそれぞれ点検し易いように、光源部1を収納する灯具本体21と人感検知センサ部3や色温度制御部4などを収納する器体とを別体としてもよい。
本実施形態の照明装置10に用いられる人感検知センサ部3は、たとえば、通行人Hから発せられる熱線を検知する焦電センサを備えたセンサユニットで構成することができる。人感検知センサ部3を構成するセンサたる焦電センサは、光源部1から照射された光の照射範囲S内における通行人Hの存在を検知しやくするため、高所となる支柱Pに取り付けられた照明装置10の先端部に設けている。なお、光源部1から照射される光の照射範囲Sは、任意に設定すればよく、必ずしも光源部1からの光が全て届く範囲とする必要もなく、光源部1から照射される光が所定の照度を保つ範囲に設定してもよい。
なお、人感検知センサ部3のセンサは、1個だけに限られず、複数個配置させてもよい。この場合、照明装置10は、各センサの出力を色温度制御部4に入力すればよい。各センサは、それぞれ灯具本体21に対して向きを可変としてあり、各センサの向きをそれぞれ変えることによって、検知範囲を変更可能とすることができる。すなわち、各センサの向きを互いに異ならせることにより、人感検知センサ部3の検知範囲を広くすることが可能となる。したがって、人感検知センサ部3は、光源部1から光が照射される照射範囲Sよりも広くさせてもよい。
たとえば、照明装置10を街路灯として隣接して複数個配置させる場合、照明装置10は、各照明装置10の光源部1から光が照射される照射範囲Sよりも広い検知範囲とすることで、検知範囲同士を重ね合わせることもできる。これにより、照明装置10は、通行人Hの移動に先立って、通行人Hの移動方向における各照明装置10の光源部1から照射される色温度を変えることができる。
なお、人感検知センサ部3としては、焦電センサを備えたものだけに限られず、CCDやCMOSなどの画像センサを備えたものでもよい。同様に、人感検知センサ部3としては、赤外線カメラや熱画像センサなどにより、通行人Hの存在の有無を検知し検知結果の信号を無線や有線により色温度制御部4に伝送できるものでもよい。
本実施形態の照明装置10に用いられる色温度制御部4は、光源部1の点灯時に、点灯回路部2を制御して光源部1の第1の光源1aや第2の光源1bに供給される電力を調整することが可能なものである。
本実施形態の照明装置10の色温度制御部4は、たとえば、人感検知センサ部3によって通行人Hが検知されていないときに、光源部1の第1の光源1aのみを点灯させる。これにより、照明装置10の照射範囲Sにおける光の色温度は、第1の色温度となる。また、照明装置10の色温度制御部4は、人感検知センサ部3によって通行人Hが検知されているときに、光源部1の第1の光源1aに加えて第2の光源1bも点灯させる。これにより、照明装置10の照射範囲Sにおける光の色温度は、照射範囲Sにおける光の色温度が第1の色温度よりも低い第2の色温度となる。
言い換えれば、色温度制御部4は、第2の光源1bたる発光装置12が放射する光を第1の出力にさせることで光源部1が照射する光を第2の色温度にするとともに、第2の光源1bたる発光装置21が放射する光を上記第1の出力よりも低くすることで、光源部1が照射する光を上記第1の色温度に制御するように構成している。
すなわち、本実施形態の照明装置10に用いられる色温度制御部4は、光源部1から照射される光の照度と、光源部1から照射される光の色温度とを同時に調整することができる。このような色温度制御部4は、マイクロコンピュータなどを用いて構成することができる。すなわち、色温度制御部4は、マイクロコンピュータなどにより、人感検知センサ部3からの通行人Hの有無の状態を知らせる信号に基づいて、点灯回路部2を制御し、光源部1から照射される光の色温度を調整することができる。
本実施形態の照明装置10における色温度制御部4は、色温度制御手段として機能する。これに加えて、照明装置10における色温度制御部4は、別途に図示しないフォトダイオードからなる照度センサを備えてもよい。色温度制御部4は、照度センサからの信号に基づき照明装置10の周囲環境の明るさを判断して、光源部1から照射させる光の強度を調整する照度制御手段と兼用することもできる。色温度制御部4は、たとえば、照度センサの出力が所定の閾値以上であるとき、つまり周囲が明るい昼間などに光源部1を消灯させ、照度センサの出力が所定の閾値未満であるとき、つまり周囲が暗い夜間などに光源部1を点灯させる電子回路を備えた構成とすることができる。
次に、本実施形態の照明装置10を街路灯として、複数個用いた場合について、図2を用いて説明する。
図2に示す照明装置10は、街路灯として支柱Pの上部に設置している。照明装置10は、照明装置10の光源部1から照射される光の照射範囲Sが互いに重なるように、隣接して複数個(ここでは、2個)配置させている。
照明装置10は、たとえば、図2(a)における右側の照明装置10で示すように、人感検知センサ部3が通行人Hの有無の検知結果に関らず、第1の光源1aが照射範囲Sを昼光色となる光(図2(a)の破線の矢印を参照)で照射して、街路灯として最低限の明るさを確保している。つまり、照明装置10は、光源部1の点灯時に点灯回路部2から電力を常時に出力(図2(b)の破線を参照)させて、照明装置10の相対的に色温度の高い第1の光源1aから常時に昼光色となる光を照射している。
また、照明装置10は、図2(a)における左側の照明装置10で示すように、人感検知センサ部3が通行人Hを検出すると、点灯回路部2が第1の光源1aに加えて、第1の光源1aよりも相対的に色温度の低い第2の光源1bを点灯して電球色の光(図2(a)の一点鎖線の矢印を参照)を照射する。つまり、照明装置10は、人感検知センサ部3が通行人検出時だけ、点灯回路部2から電力が出力(図2(b)の一点鎖線を参照)されて、相対的に色温度の低い第2の光源1bを点灯させている。これにより、照明装置10は、第1の光源1aおよび第2の光源1bが照射範囲Sを照射して光源1から照射される光の明るさを、通行人Hがいないときと比較して明るく且つ色温度を低くすることができる。
本実施形態の照明装置10は、人感検知センサ部3が通行人Hを検知していない場合、光源部1が第1の光源1aだけを点灯しているので、光源部1が第1の光源1aおよび第2の光源1bを点灯させる場合よりも、明るさが低くなるが消費電力を抑制できる。
しかしながら、本実施形態の照明装置10は、薄明視の状態における比較的明るい場合、第1の光源1aが人間の薄明視感度が高くなる色温度の高い昼光色の光を照射する。これにより、照明装置10は、単に、明所視の状態における人間の目の視感度で設計した光源部の出力を低下させた場合と比較して、薄明視において人間の目の視認性を高くすることが可能となる。
そのため、本実施形態の照明装置10は、明所視における目の感度に合わせた光源部の出力を単に低下させた場合と比較して、薄明視において明所視における目の感度に合わせた光源と同等の視認性を確保しつつ、消費電力を抑制することも可能となる。
また、照明装置10は、第1の光源1aに加えて第2の光源1bが光を照射することにより、照射範囲Sにおける明るさが上がる。照明装置10は、第1の光源1aだけで同じ明るさとする場合に比較して、第1の光源1aおよび第2の光源1bを点灯させた明るさにおける薄明視感度が高くなるように、光源部1の第1の光源1aと、第2の光源1bとの分光分布をそれぞれ設定している。これにより、照明装置10は、薄明視の状態において、より明るさが暗い状況下では、より明るい状況下よりも短波長成分の光を多くすることにより、同じ光束量でも明るく感じさせることができる。
なお、照明装置10は、図2(b)に示すように、通行人Hが通行するたびに、色温度制御部4が、単に、第2の光源1bの点灯や消灯の制御を断続的に急激に行うだけでなく、色温度制御部4が、第2の光源1bの点灯をフェードインできるように点灯回路部2を制御させてもよい。同様に、色温度制御部4は、第2の光源1bの消灯をフェードアウトできるように点灯回路部2を制御させてもよい。
これにより、照明装置10は、点灯回路部2が第2の光源1bの点灯や消灯をフェードインやフェードアウトして、光源部1の第2の光源1bをなめらかに点灯や消灯することにより第2の光源1bの点灯や第2の光源1bの消灯時における通行人Hの違和感を低減させることが可能となる。
照明装置10は、点灯回路部2が第2の光源1bの点灯や消灯をフェードインやフェードアウトさせるため、たとえば、色温度制御部4に、所定時間における点灯時間と消灯時間の比率を変えて、第2の光源1bの出力をPWM制御する回路を備えさせればよい。
また、照明装置10は、人感検知センサ部3に通行人Hが検知されなくなった場合、直ちに第1の光源1aだけで点灯させる場合だけでなく、人感検知センサ部3に通行人Hが検知されなくなった後も所定の保持時間(たとえば、10秒)の間は第2の光源1bの点灯を維持するようにしてもよい。
なお、本実施形態の照明装置10は、第1の光源1aを常時点灯させるとともに、人感検知センサ部3が通行人Hを検知した場合だけ第2の光源1bを第1の光源1aに加えて点灯させる場合に限られない。すなわち、照明装置10は、通行人Hを検知しない場合に第1の光源1aを点灯させるとともに、人感検知センサ部3が通行人Hを検知した場合に第2の光源1bだけを点灯させるように色温度制御部4が点灯回路部2を制御してもよい。
本実施形態の照明装置10は、通行人Hの存在の有無により光源部1から照射させる光の明るさを変化させるだけに限られず、光源部1から照射させる光の色温度を、それぞれの明るさでの薄明視の状態に合わせた分光分布としている。これにより、本実施形態の照明装置10は、薄明視の状況下において、照明光による視認性がより高く、且つ消費電力を低くすることが可能とすることができる。
(実施形態2)
本実施形態の照明装置10は、図1で示した実施形態1の2種類の発光装置11,12を備えた光源部1を用いる代わりに、図3に示す、複数種(ここでは、4種類)の発光装置11,12,13,14を備えた光源部1を用いた点が異なる。なお、実施形態1と同様の構成要素には、同一の符号を付して説明を適宜省略する。
本実施形態の照明装置10は、図1で示した実施形態1の2種類の発光装置11,12を備えた光源部1を用いる代わりに、図3に示す、複数種(ここでは、4種類)の発光装置11,12,13,14を備えた光源部1を用いた点が異なる。なお、実施形態1と同様の構成要素には、同一の符号を付して説明を適宜省略する。
本実施形態の照明装置10に用いられる光源部1は、図3(a)に示すように、灯具本体21内に光源部1として、複数個の発光装置11,12,13,14が矩形状の配線基板1cの一表面側に配置させている。照明装置10の光源部1は、少なくとも第1の光源1a(図3(b)を参照)と、該第1の光源1aから照射される光よりも相対的に色温度の低い光を照射する第2の光源1b(図3(c)を参照)とを保持している。光源部1は、第1の光源1aとして、昼光色の光が発光可能な発光装置11、昼白色の光が発光可能な発光装置13および温白色の光が発光可能な発光装置14を備えている。第1の光源1aの各発光装置11,13,14は、矩形状の配線基板1cの一表面側にそれぞれ複数個(ここでは、12個づつ)設けている。また、光源部1は、第2の光源1bとして、電球色の光が発光可能な発光装置12、昼白色の光が発光可能な発光装置13および温白色の光が発光可能な発光装置14を備えている。第2の光源1bの各発光装置12,13,14は、矩形状の配線基板1cの一表面側に複数個(ここでは、12個づつ)設けている。
光源部1の第1の光源1aは、白色光より相対的に色温度の高い発光部たる発光装置11,13と、該発光部よりも色温度の低い発光部たる発光装置14とを光源部1の周辺部側から光源部の中央部側に向かって備えている。また、光源部1の第2の光源1bは、白色光より相対的に色温度の高い発光部たる発光装置13と、該発光部よりも色温度の低い発光部たる発光装置12,14とを光源部1の周辺部側から光源部の中央部側に向かって備えている。
さらに、上記周辺部側から上記中央部側における同一領域で、第2の光源1bは、第1の光源1aの発光装置11よりも色温度の低い発光装置13を配置している。また、上記周辺部側から上記中央部側における同一領域で、第2の光源1bは、第1の光源1aの発光装置13よりも色温度の低い発光装置14を配置している。同様に、上記周辺部側から上記中央部側における同一領域で、第2の光源1bは、第1の光源1aの発光装置14よりも色温度の低い発光装置12を配置している。
照明装置10は、一般に、照射範囲Sにおいて光源部1から照射された光の略直下となる中心部の明るさを明るく、光源部1の直下から周辺に行くほど暗くなるように設計している。そのため、照明装置10は、光源部1の照射範囲S内においても明るさに応じて人間の目の感度が異なる。
本実施形態の照明装置10における光源部1は、図3(a)に示すように、第1の光源1aおよび第2の光源1bとを備えている。光源部1の第1の光源1aは、色温度の高い発光部として発光装置11、該発光装置11よりも色温度の低い発光部として発光装置14を備えている。発光装置11と発光装置14との間に、発光装置11が発光する光の色温度と発光装置14が発光する光の色温度との間の色温度を発光する発光装置13を配置している。また、光源部1の第2の光源1bは、色温度の高い発光部として発光装置13、該発光装置13よりも色温度の低い発光部として発光装置12を備えている。発光装置13と発光装置12との間に、発光装置13が発光する光の色温度と発光装置12が発光する光の色温度との間の色温度を発光する発光装置14を配置している。光源部1は、平面視において、光源部1のより中央部側に、第2の光源1bが第1の光源1aの発光部たる発光装置11,13,14よりも色温度の低い発光部たる発光装置13,14,12をそれぞれ配置している
そのため、本実施形態の照明装置10の光源部1は、第2の光源1bから照射される光が第1の光源1aから照射される光よりも照射範囲Sにおける中心部側でより色温度が低く、且つ第1の光源1aから照射される光が第2の光源1bから照射される光よりも、照射範囲Sにおける周部側でより色温度が高くなる。すなわち、光源部1は、照射範囲S内において、それぞれの明るさレベルに合わせて中心部側から周辺部に行くほど色温度が高くなるように、第2の光源1bおよび第1の光源1aを配光設計している。
そのため、本実施形態の照明装置10の光源部1は、第2の光源1bから照射される光が第1の光源1aから照射される光よりも照射範囲Sにおける中心部側でより色温度が低く、且つ第1の光源1aから照射される光が第2の光源1bから照射される光よりも、照射範囲Sにおける周部側でより色温度が高くなる。すなわち、光源部1は、照射範囲S内において、それぞれの明るさレベルに合わせて中心部側から周辺部に行くほど色温度が高くなるように、第2の光源1bおよび第1の光源1aを配光設計している。
これにより、本実施形態の照明装置10は、同じ構成の照明装置10a,10bを図4に示す街路灯のように隣接して配置させる場合、通行人Hの路面での進行方向(図4中の左側から右側)において、照射範囲Sの中心部側から外周辺部側に向かうにつれ領域A,B,C(領域a,b,c)の順に色温度が順に高くなるように、光源部1から光を照射させることができる。
ここで、照明装置10は、たとえば、人感検知センサ部3が通行人Hの有無の検知結果に関らず、照明装置10の相対的に色温度の高い第1の光源1aたる各発光装置11,13,14を常時に点灯している。第1の光源1aたる各発光装置11,13,14は、それぞれ図4の領域a、領域b、領域cに放射している(図4の右側の照明装置10aを参照)。なお、図4の一点差線で囲まれた領域aは、発光装置14からの温白色の光が多く放射されている。また、図4の一点差線と二点鎖線とで囲まれた領域bは、発光装置13からの昼白色の光が多く放射されている。さらに、図4の二点差線と破線とで囲まれた領域cは、発光装置11からの昼光色の光が多く放射されている。
これにより、照明装置10は、第1の光源1aが照射範囲Sを照射して街路灯として最低限の明るさを確保している(図4の右側の照明装置10aを参照)。
また、照明装置10は、人感検知センサ部3が通行人Hを検出すると、点灯回路部2が第1の光源1aよりも相対的に色温度の低い第2の光源1bたる発光装置12,13,14を点灯させる。第2の光源1bたる発光装置12,13,14は、それぞれ図4の領域A、領域B、領域Cに放射する(図4の左側の照明装置10bを参照)。ここで、図4の一点鎖線で囲まれた領域Aは、発光装置12からの電球色の光が多く放射されている。また、図4の一点鎖線と二点鎖線とで囲まれた領域Bは、発光装置14からの温白色の光が多く放射されている。さらに、図4の二点鎖線と破線とで囲まれた領域Cは、発光装置13からの昼白色の光が多く放射されている。
これにより、照明装置10は、第1の光源1aおよび第2の光源1bが照射範囲Sを照射して光源1から照射される光の明るさを、通行人Hがいないときと比較して明るく、且つ色温度を低くすることができる。
本実施形態の照明装置10は、図5に示すように、所定の照射範囲S内に光を照射する光源部1を点灯させる外部の商用電源などと接続された二つの点灯回路部2と、少なくとも照射範囲S内における人(たとえば、通行人H)の存在を検知する人感検知センサ部3と、該人感検知センサ部3によって通行人Hの存在が検知されていないときに光源部1が照射する光を第1の色温度(たとえば、昼光色)に制御するとともに、人感検知センサ部3によって通行人Hの存在が検知されているときに光源部1が照射する光を上記第1の色温度よりも色温度の低い第2の色温度(たとえば、電球色)に制御する色温度制御部4とを備えている。
これにより、本実施形態の照明装置10は、実施形態1の照明装置10と同様に、通行人Hの存在の有無により光源部1から照射させる光の明るさを変化させるだけに限られず、光源部1から照射させる光の色温度を、それぞれの明るさでの薄明視の状態に合わせた分光分布としている。また、照明装置10の光源部1が光を照射する照射範囲Sにおいて、光源部1は、それぞれの明るさでの薄明視の状態に合わせた分光分布としている。したがって、本実施形態の照明装置10は、薄明視の状況下において、照明光による視認性がより高く、且つ消費電力を低くすることが可能とすることができる。
S 照射範囲
H 通行人(人)
1 光源部
1a 第1の光源
1b 第2の光源
2 点灯回路部
3 人感検知センサ部
4 色温度制御部
10 照明装置
H 通行人(人)
1 光源部
1a 第1の光源
1b 第2の光源
2 点灯回路部
3 人感検知センサ部
4 色温度制御部
10 照明装置
Claims (4)
- 所定の照射範囲内に光を照射する光源部を点灯させる点灯回路部と、少なくとも前記照射範囲内における人の存在を検知する人感検知センサ部と、該人感検知センサ部によって人の存在が検知されていないときに前記光源部が照射する光を第1の色温度に制御するとともに、前記人感検知センサ部によって人の存在が検知されているときに前記光源部が照射する光を前記第1の色温度よりも色温度の低い第2の色温度に制御する色温度制御部とを備えたことを特徴とする照明装置。
- 前記光源部は、少なくとも第1の光源と、該第1の光源から照射される光よりも相対的に色温度の低い光を照射する第2の光源とを含み、前記色温度制御部は、前記第2の光源が照射する光を第1の出力にさせることで前記光源部が照射する光を前記第2の色温度にするとともに、前記第2の光源が照射する光を前記第1の出力よりも低くすることで、前記光源部が照射する光を前記第1の色温度に制御することを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
- 前記光源部は、前記第2の光源から照射される光が前記第1の光源から照射される光よりも前記照射範囲における中心部側でより色温度が低く、且つ前記第1の光源から照射される光が前記第2の光源から照射される光よりも、前記照射範囲における周部側でより色温度が高いことを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
- 前記光源部の前記第1の光源および前記第2の光源は、それぞれ色温度の高い発光部と、該発光部よりも色温度の低い発光部とを前記光源部の周辺部側から前記光源部の中央部側に向かって備え、前記第2の光源は、前記周辺部側から前記中央部側における同一領域で前記第1の光源よりも色温度の低い発光部を配置していることを特徴とする請求項1ないし請求項3に記載の照明装置。
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