JP2012026249A - Dial lock device - Google Patents
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Description
本発明は、不特定多数の使用者が利用するロッカー等に装備するダイヤル錠装置に関するものであり、特に使用者が解錠符号を任意に変換することができるほか、管理者はその解錠符号を容易に探索することができるようにしたダイヤル錠装置に関するものである。 The present invention relates to a dial lock device installed in a locker or the like used by an unspecified number of users. In particular, the user can arbitrarily convert an unlock code, and an administrator can unlock the unlock code. The present invention relates to a dial lock device that can be easily searched for.
ダイヤル錠を装備するロッカー等は、利用者による鍵の紛失の虞がない関係上、レジャー施設その他において広く使用されているが、特に利用者が解錠符号(解錠番号)を任意に変換することができる従来の一般的符号変換型のダイヤル錠においては、利用者が設定した解錠符号を記憶している場合は、解錠に不都合は生じないが、その設定した解錠符号を忘れた場合あるいは記憶違いをした場合に解錠できないという欠点がある。 Lockers equipped with dial locks are widely used in leisure facilities and others because there is no risk of key loss by the user, but the user converts the unlock code (unlock number) arbitrarily. In the conventional general code conversion type dial lock that can be used, if the unlock code set by the user is stored, there is no inconvenience in unlocking, but the set unlock code is forgotten There is a drawback that it cannot be unlocked in the case of a case or a memory difference.
上記欠点を解消するため、管理者による非常鍵の使用により解錠可能に構成し、解錠符号を探索して設定を解除することができるようにした構成のダイヤル錠装置が知られている。(特許文献1〜3) In order to eliminate the above-described drawbacks, there is known a dial lock device that is configured to be unlockable by using an emergency key by an administrator, and that can be unlocked by searching for an unlock code. (Patent Documents 1 to 3)
しかしながら、前記特許文献1〜3に記載のダイヤル錠装置においては、管理者により解錠番号を探索する場合、いずれも非常鍵を使用して扉を開放した状態のもとに、扉の裏側に設けられている検索ピンを各別に指頭等により押圧しつつ、表部に露出しているダイヤルリングを回動操作し、検索ピンの先端に対応するロックギアの小孔と検索ピンとの係合した位置のダイヤルリング表部の符号が解錠番号として表示される構造であり、これらの操作を各ダイヤルリングと各検索ピンとについて順次行うことにより、一連の解錠番号が判明するが、まず扉を開放する必要があるばかりでなく、各検索ピンと対応ダイヤルリングとを各組毎に操作する必要がある等、操作が著しく煩雑かつ非能率的である。 However, in the dial lock devices described in Patent Documents 1 to 3, when the administrator searches for the unlock number, the door is opened using the emergency key, and the door is opened on the back side of the door. While pressing the provided search pin with each fingertip, etc., the dial ring exposed on the front part is rotated to engage the search pin with the small hole of the lock gear corresponding to the tip of the search pin. The sign of the dial ring front part of the position is displayed as an unlock number, and by performing these operations sequentially for each dial ring and each search pin, a series of unlock numbers can be found. Not only does it need to be opened, but it is necessary to operate each search pin and the corresponding dial ring for each group, which makes the operation extremely complicated and inefficient.
そこで本発明の目的は、探索ピンを押圧しつつダイヤルリングを回動操作することにより、探索ピンを係合させて解錠符号を探索する型式の解錠符号探索機能を装備したダイヤル錠装置において、閉扉状態においても解錠符号の探索作業が可能なダイヤル錠装置を提供することにあり、また他の目的は、構造簡単かつ操作が容易で、しかも解錠符号を確実に知得できるダイヤル錠装置を提供することにある。 Accordingly, an object of the present invention is a dial lock device equipped with an unlocking code search function of a type in which an unlocking code is searched by engaging a search pin by rotating the dial ring while pressing the searching pin. Another object of the present invention is to provide a dial lock device capable of searching for an unlocking code even in a closed state. Another object of the present invention is to provide a dial locking device that is simple in structure and easy to operate, and that can reliably acquire the unlocking code. To provide an apparatus.
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、ロッカー等の扉に取り付けて、ダイヤル錠部における操作部に対する操作により、掛止片を駆動してロッカー本体の固定受部に係脱すると共に、ダイヤルリングにより解錠符号を設定した後に、操作部を操作して施錠するほか、解錠に際してはダイヤルリングを解錠符号に復元して操作部を解錠方向に操作することにより掛止片を固定受部から離脱するようにし、更に操作部にはシリンダ錠機構とこのシリンダ錠機構用の非常鍵挿入のための鍵孔を設け、ダイヤルリングによる解錠符号の復元とは無関係に非常鍵により解錠することができるようにした型式のダイヤル錠装置において、作動軸11とダイヤルリング10との間に設ける各クラッチ15の外周特定位置に断面がほぼ長方形の符号探索用の凹部22を設けると共に、この凹部22に対して各別に進退係合可能な探索ピン23をばね27により進出しやすい傾向に並設した探索枠24を設けてこの探索枠24を必要に応じクラッチ15に接離することができるようにし、かつシリンダ錠機構における摘み7には駆動腕35を設けて、探索操作としての摘み7の回動に基づく駆動腕35の旋回動により探索枠24をクラッチ15方向に進出するように連動させ、探索枠24の進出により探索ピン23をクラッチ15の外周に弾接させたまま、ダイヤルリング10とクラッチ15との一体的回動に伴う凹部22と探索ピン23との係合により、ダイヤルリング10の解錠符号を正面に表出させ、解錠符号を探索するように構成したことを特徴とするダイヤル錠装置である。 In order to achieve the above object, the invention of claim 1 is attached to a door such as a locker, and by operating the operation portion of the dial lock portion, the latching piece is driven to engage with and disengage from the fixed receiving portion of the locker body. In addition to setting the unlocking code with the dial ring, the operation part is operated to lock it, and when unlocking, the dial ring is restored to the unlocking code and the operation part is operated in the unlocking direction, The cylinder lock mechanism and a key hole for inserting the emergency key for the cylinder lock mechanism are provided in the operation section, and the emergency key is independent of the restoration of the unlocked code by the dial ring. In the dial lock device of the type that can be unlocked by the above, a code probe having a substantially rectangular cross section at a specific position on the outer periphery of each
請求項2の発明は、請求項1に記載のダイヤル錠装置において、シリンダ錠機構における操作部3の軸線と作動軸11の軸線とを直交する状態に形成し、更に探索枠24に受動ピン28を突設すると共に、この受動ピン28に係合する傾斜長孔29がある板状の中継体30をクラッチ15の軸線に対して平行に進退可能に設け、かつ中継体30の基端には受動部31とばね受部32とを設けて、ばね受部32とケース5に形成したばね収容部33との間にコイルばね34を介装し、中継体30をコイルばね34により常時後退傾向に付勢して探索枠24を後退した状態に保つようにし、かつ前記駆動腕35の旋回範域に中継体30における受動部31を対応させ、必要に応じて摘み7を旋回させることにより、駆動腕35を受動部31に押圧させて中継体30をコイルばね34に抗して進出させ、探索中継体30の進出により傾斜長孔29と受動ピン28との協働のもとに探索枠24をクラッチ15寄りに進出させ、探索ピン23をクラッチ15の周側面に弾接するようにしたダイヤル錠装置である。 According to a second aspect of the present invention, in the dial lock device according to the first aspect, the axis of the
請求項1の発明によれば、各クラッチ15に設けた断面がほぼ長方形の符号探索用の凹部22に対する探索ピン23をばね27により進出しやすい傾向に並設した探索枠24を設けてこの探索枠24を必要に応じクラッチ15に接離することができるようにすると共に、シリンダ錠機構における摘み7に駆動腕35を設けて、探索操作に当り摘み7を回動して駆動腕35の旋回動により探索枠24をクラッチ15方向に進出するようにしたから、探索枠24の進出により各探索ピン23を一斉にクラッチ15の外周に弾接させたまま、ダイヤルリング10とクラッチ15との一体的回動により、解錠符号位置において凹部22と探索ピン23とを係合させることができ、ダイヤルリング10の解錠符号を正面に表出して解錠符号を探索するように構成したから、簡単な構造のもとに、非常鍵を使用して摘み7を回動して各ダイヤルリング10を操作するだけの著しく簡単な操作により閉扉状態のまま解錠符号を確実に探索することができる。なお、凹部22と探索ピン23との係合時にはクリック音による報知と同時にダイヤルリング10の回動が強制的に停止され、解錠符号位置であることを容易に知得することができる。 According to the first aspect of the present invention, the search is provided with the
請求項2の発明によれば、シリンダ錠機構における操作部3の軸線と作動軸11の軸線とを直交する状態に形成し、更に探索枠24に受動ピン28を突設すると共に、この受動ピン28に係合する傾斜長孔29がある板状の中継体30をクラッチ15の軸線に対して平行に進退可能に設け、かつ中継体30の基端には受動部31とばね受部32とを設けて、ばね受部32とケース5に形成したばね収容部33との間にコイルばね34を介装し、中継体30をコイルばね34により常時後退傾向に付勢して探索枠24を後退した状態に保つようにし、かつ前記駆動腕35の旋回範域に中継体30における受動部31を対応させ、必要に応じて摘み7を旋回させることにより、駆動腕35を受動部31に押圧させて中継体30をコイルばね34に抗して進出させ、探索中継体30の進出により傾斜長孔29と受動ピン28との協働のもとに探索枠24をクラッチ15寄りに進出させ、探索ピン23をクラッチ15の周側面に弾接するようにしたから、これにより簡単な構造のもとに駆動腕35の旋回に連動して探索枠24を確実に進退させ、探索ピン23を一斉に弾接体制にすることができる。なお、駆動腕35の旋回動と中継体30の進退動による連動機構により、探索枠24を進退させるようにしたことは、操作部3と作動軸11とが直交する構成のものにおいて、装備の占有容積を狭少に限定して設けることができ、小型化できる利点がある。更に、中継体30並びに探索枠24の直線摺動による進退動により、これら部材を単純な動きのもとに円滑に進出および後退させることができ、故障を生じることなく、長期使用に耐える利点もある。 According to the second aspect of the present invention, the axis line of the
以下、本発明を添付図の一実施形態について説明するが、本発明の適用対象としてのダイヤル錠装置としては、例えば図1ないし図4に示す型式を採択する。 Hereinafter, the present invention will be described with reference to an embodiment of the accompanying drawings. As a dial lock device to which the present invention is applied, for example, the types shown in FIGS. 1 to 4 are adopted.
図1ないし図4に示すダイヤル錠装置は、大体において、右半部に手掛部1と左半部にダイヤル錠部2を設けた箱状を呈し、ロッカーL等の扉Dに取り付けて、ダイヤル錠部2における操作部3に対する回動操作に伴い、掛止片4を正逆旋回させてロッカーLの本体における固定受部Sに係脱するようにする。ダイヤル錠部2は、手掛付主ケース5aとフロントカバー5bとからなるケース5のフロントカバー5b側の半部に装着し、フロントカバー5bの下端寄り表部に形成した開口6から操作部3を突設してこの操作部3の後端に前記掛止片4を連結するほか、操作部3の前端には手指による回動に適応する摘み7を設け、この摘み7の一定角度範囲の旋回動により施錠および解錠操作をするようにする。摘み7には非常鍵を挿入するための鍵孔8を設けるほか、操作部3の内部にシリンダ錠機構を設け、利用者が設定した解錠符号を忘れた場合に、管理者により非常鍵を使用して解錠することができるようにする。フロントカバー5bには4個の通孔9を列設して、内方に回転自在に配設する4個のダイヤルリング10の一部を露出させて手指による回動操作のもとに、外周面に設けた0〜9等の符号を選択することができるようにし、ダイヤルリング10の回動操作による解錠符号の設定および復元により施錠および解錠するようにする。なお図示を省略しているが、ダイヤルリング10の符号が安定的に正面を向くことができるように、ダイヤルリング10側の切欠とこの切欠に係入するばね片とからなる位置決め構造を付設する。 The dial lock device shown in FIG. 1 to FIG. 4 generally has a box shape with a handle portion 1 on the right half and a
ダイヤルリング10の内周一側端部寄りにクラッチ歯10aを設けると共に、内方には作動軸11を全数のダイヤルリング10と同一軸線関係のもとに、後述の2個の軸受部材により回転不能に支承したまま、軸線方向に適度に摺動が許容される状態に設け、かつ作動軸11の後端部にはコイルばね12を付設してこのコイルばね12の付勢により前端部をシリンダ錠機構におけるシフトドラム13のカム面に常時圧接する進出傾向に保つようにする。作動軸11の外周にはキー片14を突設し、かつ別に一側端寄りの外周と内周とにそれぞれダイヤルリング10のクラッチ歯10aに対応するクラッチ歯15aと作動軸11のキー片14に対応するキー溝15bとがあるほか、キー片14の係合を回避するための逃げ部16がある4個の短筒状のクラッチ15を前記作動軸11の外周に摺動可能に緩嵌する。 A
作動軸11はこれを主ケース5aにおけるシリンダ錠機構寄り部位に軸線方向に適度に摺動可能で回転不能に設けられた先端方の軸受部材17と、後端寄りに固設された軸受部材18とにより支承し、軸受部材18と作動軸11とはスプライン状態に相互に回転不能に緩嵌する。作動軸11の後端寄り部分には鍔付ブッシュ19を緩嵌して軸受部材18との間にコイルばね20を介設し、このコイルばね20により各クラッチ15をダイヤルリング10との係合が離脱する方向に付勢し、かつ軸受部材18と作動軸11の段部との間に前記コイルばね12を介設する。軸受部材17は全クラッチ15を介してコイルばね20によりシリンダ錠機構におけるシフトドラム13のカム面に常時圧接する傾向に保つ。 The operating
シフトドラム13のカム面には、図6に示すように、ほぼ台形の谷部21a,21bを90度の角度間隔のもとに形成し、同図(b)のように谷部21aが作動軸11および軸受部材17に対接する状態において、作動軸11および軸受部材17をコイルばね12およびコイルばね20による各別な付勢により谷部21aに進出させ、これにより各クラッチ15におけるクラッチ歯15aと各ダイヤルリング10におけるクラッチ歯10aとは離脱し、全てのダイヤルリング10は回転が自由となり、解錠符号を設定することができる。解錠符号を設定した後、摘み7に対する操作のもとにシフトドラム13を時計方向に90度旋回させることにより、図1ないし図3および図6(a)のように、掛止片4をロッカーLの固定受部Sに係合させると共に、軸受部材17を谷部21bに係合させることなく、作動軸11だけを谷部21bに進出係合させ、これにより各クラッチ15を各ダイヤルリング10に係合させると同時に、各クラッチ15のキー溝15bを作動軸11におけるキー片14から離脱させるようにする。その後ダイヤルリング10をクラッチ15と係合した状態のもとに任意に回転させて符号列を乱して施錠が完了する。この状態でキー片14といずれかのダイヤルリング10のキー溝15bとは符合していない。 As shown in FIG. 6, substantially
解錠に際しては、ダイヤルリング10を設定時の施錠符号に復元することにより、作動軸11におけるキー片14とクラッチ15におけるキー溝15bとを合致させた状態のもとに、摘み7に対する操作により作動軸11を後退させつつシフトドラム13を反時計方向に90度旋回させ、これに伴い掛止片4をロッカーLの本体における固定受部Sから旋回離脱させて解錠することができる。 When unlocking, the
また、符号列を忘れた場合等の非常時に際し、管理人等により非常鍵を使用して解錠することができるように構成しており、即ち、摘み7に設けた鍵孔8に非常鍵を挿入してシリンダ錠機構におけるタンブラによるシフトドラム13の係合を解除した状態のもとに、シフトドラム13に関係なく掛止片4を旋回して解錠することができるようにする。 Further, in the event of an emergency such as when the code string is forgotten, the administrator can unlock it using the emergency key, that is, the emergency key is provided in the
上記構成は、従来一般のこの種のダイヤル錠装置における構成と性質的に大差はない。上記構成に対する本発明の特殊構成としては、クラッチ15の一側端寄りの延長筒部の外周面にキー溝15bに対応した特定位置に断面がほぼ長方形の符号探索用の凹部22を設けるのであって、即ちこの実施形態においては、作動軸11におけるキー片14を前方正面に設けると共に、このキー片14とクラッチ15のキー溝15bとが合致した状態におけるクラッチ15の右側面位置に設ける。 The above configuration is not significantly different from the configuration of this type of conventional dial lock device. As a special configuration of the present invention with respect to the above configuration, a
符号探索用の各凹部22に対して、進退係合する棒状の探索ピン23を各別に対設するのであるが、各ダイヤルリング10列の右側部においてクラッチ15の軸線と直交する方向即ち図2および図3において左右方向に進退可能な探索枠24をケース5内に配設すると共に、探索枠24には扁平な指片25をクラッチ15の軸線に対して直交状態に突設して探索枠24の進退に伴い各指片25を対応クラッチ15の外周に接離するようにし、かつ指片25には図2のように受け孔26を設けてこの受け孔26に前記探索ピン23をコイルばね27により一定程度進出し易い傾向に収容し、これにより探索枠24の進出に伴い探索ピン23の先端をクラッチ15の外周に弾接するように構成する。 A bar-
前記探索枠24には受動ピン28を突設すると共に、この受動ピン28に係合する傾斜長孔29がある板状の中継体30をクラッチ15の軸線に対して平行に進退可能に設け、かつ中継体30の基端には受動部31とばね受部32とを設けて、ばね受部32とケース5に形成したばね収容部33との間にコイルばね34を介装し、中継体30をコイルばね34により常時後退傾向に付勢して探索枠24を図2および図3のように右方に後退した状態に保つようにする。 The
前記摘み7には駆動腕35を突設してこの駆動腕35の旋回範域に前記中継体30における受動部31を対応させ、必要に応じて摘み7を旋回させることにより、駆動腕35を中継体30における受動部31に押圧させて中継体30をコイルばね34に抗して進出させ、中継体30の進出により傾斜長孔29と受動ピン28との協働のもとに探索枠24をクラッチ15寄りに進出させ、これにより探索ピン23をクラッチ15の周側面に弾接させる。 A
解錠符号の探索に当っては、施錠状態即ち図3および図6(a)のように、作動軸11は下方へ進出してその先端がシフトドラム13の谷部21bに係合したまま、各クラッチ15は上方へ後退してダイヤルリング10と係合しており、この状態のもとに、図7のように、鍵孔8に非常鍵を挿入して摘み7を反時計方向に90度プラス45度回転させることにより、シフトドラム13を回転させることなく、掛止片4を固定受部Sから離脱させ、かつ摘み7に設けた駆動腕35により中継体30を上方へ押動進出させ、中継体30の進出に伴い探索枠24をクラッチ15寄りに押動進出させ、これにより全数の探索ピン23の先端を対応する各クラッチ15の周側面に弾接させた探索待機状態とする。 In the search for the unlocking code, as shown in FIG. 3 and FIG. 6A, the operating
探索待機状態においては、ダイヤルリング10は通常図6(a)のようにクラッチ15と係合したまま回転が自由であるから、ダイヤルリング10を回転して符号を順次にずらすと、クラッチ15の凹部22も間欠回動して探索ピン23と出会った位置で探索ピン23は凹部22に落ち込んで回動が阻止され、(図7における最上位のクラッチ15を参照)その位置におけるダイヤルリング10の正面の符号が解錠符号であり、全数のダイヤルリング10について同様の操作を行うことにより、解錠符号列が判明する。 In the search standby state, the
設定していた解錠符号が確認できたならば、非常鍵を挿入したまま摘み7を時計方向に135度回転すると、駆動腕35による中継体30への押動が解除されてコイルばね34により中継体30は後退復元し、これに伴い探索枠24も後退復元して各探索ピン23は凹部22から脱出し、ダイヤルリング10に解錠符号が示された施錠状態となり、ダイヤルリング10の回転が可能となる。その後非常鍵を抜き取りダイヤルリング10を適宜回転して解錠符号を乱すことにより、他人に解錠符号を読み取られないようにする。 If the unlocking code that has been set is confirmed, when the knob 7 is rotated 135 degrees clockwise with the emergency key inserted, the pushing of the driving
前記クラッチ15に隣接する軸受部材17の一側の端面には少なくとも左右両側に受動鍔部36を設けると共に、受動鍔部36の後端縁には斜め下向きの傾斜受面36aを形成し、これに対し、軸受部材17付近から背方には軸受部材17の軸線とほぼ直交する前後方向の案内用すべり軸受37を主ケース5aに設けると共に、このすべり軸受37には、背部に押しボタン38があるほか、先端寄り部が二股に形成された駆動端39があり、駆動端39の先端に受動鍔部押圧用の傾斜押圧面39aが斜め上向きに形成された切換用操作体40を前後方向に進退可能に設け、図4のように、切換用操作体40を後方に引き出した後退状態においては、駆動端39は受動鍔部36から離反するから、軸受部材17はシフトドラム13のカム面の対応位置に規制されて進退し、必要に応じてダイヤルリング10を自由に回転させることができ、従って解錠符号の変換が可能な自由変換型として機能する。 At one end face of the bearing
図5のように押しボタン38を押し込むと、その押し込む過程において先端の傾斜押圧面39aが傾斜受面36aに案内されつつ、切換用操作体40の駆動端39により受動鍔部36をコイルばね20に抗して上方へ押動し、これによりクラッチ15とダイヤルリング10とが図6(a)の縦断側面図ように係合してその係合関係が継続され、ダイヤルリング10の単独回転が阻止されるから、解錠符号の変換が不可能となる関係上、符号固定型として機能させることができ、なお必要に応じ押しボタン38を引き出すと、切換用操作体40は後退し、解錠符号の変換が可能な自由変換型として機能させることができる。 When the
符号固定型と自由変換型との切り換え操作のための機構については、例えば図8のように切換用操作体40の基部に近くプラグ41により片側が閉塞された段付きの受孔42を設けると共に、受孔42にはコイルばね43の下敷きのもとに段付きのロックピン44をその先細の先端が外方に進出する傾向に収容し、符号固定型として使用する場合は、図8(a)のようにロックピン44を指頭により押し込んだ後、押しボタン38を図8(b)のように内方へ押し込み進出させ、また自由変換型に変更して使用する場合には、図8(b)の状態から押しボタン38をそのロックピン44が図8(a)のようにすべり軸受け37の端縁よりも後部において突出まで引き出し、ロックピン44による押し込みが阻止される状態にする。なお切り換え操作のための機構については、上記に限らず種々の構造を採択することが可能である。 As for the mechanism for switching operation between the fixed code type and the free conversion type, for example, as shown in FIG. 8, a stepped receiving
前記シフトドラム13についてその回転角度に対応して90度の範域にストッパ45を設けるのがよく、また図示しないが駆動腕26についてもその旋回角度に対応して135度の範域にストッパを設けるのがよい。 The
S 固定受部
L ロッカー
D 扉
2 ダイヤル錠部
3 操作部
4 掛止片
5 ケース
7 摘み
8 鍵孔
10 ダイヤルリング
11 作動軸
13 シフトドラム
15 クラッチ
22 凹部
23 探索ピン
24 探索枠
25 指片
26 受け孔
27 コイルばね
28 受動ピン
29 傾斜長孔
30 中継体
31 受動部
32 ばね受部
33 ばね収容部
34 コイルばね
36 受動鍔部
37 すべり軸受
38 押しボタン
39 駆動端
39a 傾斜押圧面
40 切換用操作体S fixed receiving portion L
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