JP2012022925A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】電線カバーの取り付けの作業性を改善するとともに、電線カバーのがた付きを防止する。
【解決手段】電線カバー40は、互いに対向する一対の側壁43を有する。両側壁43の端縁には、電線カバー40のハウジング10への取り付け方向に突出する、複数の脚部61が設けられている。ハウジング10には、各脚部61が嵌合して挿入される、複数の受け部17が設けられている。両側壁43のうちの一方の側壁には、ブラケット80に取り付けられるブラケット取付部45が設けられている。両側壁43のうちの他方の側壁には、各脚部61の中で最も先に受け部17内に挿入されるよう、他の脚部61よりも長く突出する、一つの先行脚部61Aが設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、コネクタに関する。
特許文献1に記載のコネクタは、電線の端末に接続された端子金具が収容されるハウジングと、ハウジングから引き出された電線を覆うようにしてハウジングに対して後方から取り付けられる電線カバーとを備えている。
電線カバーは、前方に開放されたキャップ状をなし、互いに対向する一対の側壁を有している。両側壁の前端縁には、複数の脚部が突出して設けられ、ハウジングの後端縁には、各脚部が挿入される受け部が開口して設けられている。各脚部の突出寸法は互いにほぼ同一とされ、各脚部の先端位置は互いにほぼ同じ位置に揃えられている。
実開平6−36242号公報
ところで、上記従来の如き電線カバー付きのコネクタでは、電線カバーの取り付け時に、各脚部の先端を対応する受け部に正対させ、その状態から各脚部を各受け部にほぼ同じタイミングで挿入させねばならない。仮に、各脚部のうちの一つでも対応する受け部から位置ずれしていると、電線カバーのハウジングへの装着動作が円滑になされず、組み付けの作業性が悪化するという事情がある。もっとも、各脚部が対応する受け部に対し相当な遊びをもって挿入されるのであれば、厳密な位置合わせは必ずしも必要とされない。しかるにこの場合、電線カバーがハウジングに対し上記遊びの範囲内でがた付くおそれもある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、電線カバーの取り付けの作業性を改善するとともに、電線カバーのがた付きを防止することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、電線の端末に接続された端子金具が収容されるハウジングと、前記ハウジングから引き出された前記電線を覆うようにして前記ハウジングに取り付けられる電線カバーとを備え、前記電線カバーが互いに対向する一対の側壁を有し、前記両側壁の端縁には、前記電線カバーの前記ハウジングへの取り付け方向に突出する、複数の脚部が設けられ、前記ハウジングには、前記各脚部が嵌合して挿入される、複数の受け部が設けられ、前記両側壁のうちの一方の側壁には、ブラケットに取り付けられるブラケット取付部が設けられ、前記両側壁のうちの他方の側壁には、前記各脚部の中で最も先に前記受け部内に挿入されるよう、他の前記脚部よりも長く突出する、一つの先行脚部が設けられているところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記ハウジングには、ロック受け部が設けられ、前記両側壁の端縁には、前記ロック受け部を弾性的に係止して前記電線カバーを前記ハウジングに保持させるロック部が、前記脚部と略平行に突出して設けられ、前記ロック部の撓み方向内側に、前記脚部が配置されているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1又は2に記載のものにおいて、前記各脚部の先端部には、前記受け部への誘い込みをなす先細り状のガイド部が設けられ、前記先行脚部の前記ガイド部が、他の前記脚部の前記ガイド部よりも挿入方向の長さが長くなっているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のものにおいて、前記先行脚部が前記受け部内に挿入された状態で、その挿入位置を略支点として、前記電線カバーが前記ハウジングに回動して装着可能となっているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
両側壁のうちの一方の側壁には、ブラケットに取り付けられるブラケット取付部が設けられ、両側壁のうちの他方の側壁には、各脚部の中で最も先に受け部内に挿入されるよう、他の脚部よりも長く突出する、一つの先行脚部が設けられているから、この一つの先行脚部が対応する受け部内に挿入されることにより、ハウジングに対する電線カバーの位置決めがなされ、その後、他の先行脚部も対応する受け部内に円滑に挿入されることとなる。したがって、位置決めのポイントが先行脚部のみで賄われ、電線カバーの取り付けの作業性が改善される。
ところで、一方の側壁にブラケット取付部が設けられているため、仮に、ブラケット側から外力を受けると、ブラケット取付部を略支点として、他方の側壁がハウジングから離れる向きに傾動して、電線カバーがガタ付くおそれがある。しかるに本発明によれば、ブラケット取付部が設けられた一方の側壁とは反対側となる他方の側壁に、先行脚部が設けられ、この先行脚部が対応する受け部内に他の脚部よりも深く挿入されるため、他方の側壁がハウジングから離れる向きに傾動するのが回避される。その結果、電線カバーのガタ付きが防止される。
<請求項2の発明>
ロック部の撓み方向内側に、脚部が配置されているから、ロック部の撓み動作の円滑性が確保され、ロック部による係止信頼性が高められる。また、ハウジングから引き出された電線が脚部の内側に配置されることで、側壁の端縁とハウジングとの間に電線が噛み込まれるのが防止される。
<請求項3の発明>
先行脚部のガイド部が、他の脚部のガイド部よりも挿入方向の長さが長くなっているから、先行脚部の受け部内への挿入が円滑になされる。
<請求項4の発明>
先行脚部が受け部内に挿入された状態で、その挿入位置を略支点として、電線カバーがハウジングに回動して装着可能となっているから、電線カバーの取り付けの作業性がより良好となる。
本発明の実施形態1に係り、レバーが装着される前のコネクタの平面図である。 図1のA−A断面図である。 レバーが装着される前のコネクタの正面図である。 相手ハウジングと嵌合させる直前のコネクタの平面図である。 コネクタの背面図である。 電線カバーの平面図である。 電線カバーの正面図である。 電線カバーの側面図である。 ハウジングの平面図である。 ハウジングの背面図である。 ハウジングの側面図である。 ハウジングに電線カバーを取り付ける途中の平面図である。 図12のY−Y断面図である。 図12のZ−Z断面図である。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図14によって説明する。実施形態1に係るコネクタは、図4に示すように、ハウジング10、電線カバー40、及びレバー80を備えて構成されている。ハウジング10は、相手ハウジング90に嵌合可能とされ、かつ、図2に示すように、パネル100に対してブラケット80を介して取り付けられる。なお、以下の説明において前後方向については、両ハウジング10、90の相互の嵌合面側を前方とする。
ハウジング10は合成樹脂製であって、全体として略角ブロック状のハウジング本体11と、ハウジング本体11の前端から前方に突出する略角筒状のフード部12とを備えている。フード部12内には相手ハウジング90が嵌合される。ハウジング本体11とフード部12とのほぼ境界位置となる、ハウジング10の両側面の中央部には、図9ないし図11に示すように、一対の支軸13が突出して設けられている。両支軸13は、略円柱状をなし、ここを中心としてレバー80が回動可能に装着されている。
ハウジング本体11には、図示しない複数の雄端子金具が装着され、フード部12内には、各雄端子金具のタブが突出して配置されている。各雄端子金具は電線200の端末部に接続され、接続された各電線200はハウジング10の後面から引き出される。
ハウジング本体11の両側面の後端縁には、左右一対(幅方向に一対)ずつのロック受け部14が後方へ突出して形成されている。各ロック受け部14は、幅方向に沿った板片状をなし、後端へ行くに従って段々幅寸法を小さくする段付き状の形態をなしている。各ロック受け部14の外面のほぼ中央部には、ロック突起15が突出して設けられている。ロック突起15は、後端に向けて次第に肉厚を減じる断面三角形状をなし、その外面にテーパ面16を有している。そして、ハウジング本体11の後面には、各ロック受け部14の内側と対向する位置に、左右一対ずつの受け部17が開口して設けられている。各受け部17は、幅方向に細長い扁平状に開口する形態とされ、互いに同じ深さをもって構成されている。ここで、各受け部17の幅方向中央は、対応する各ロック受け部14の幅方向中央とは位置ずれしており、対応する各ロック受け部14の幅方向外寄りに配置されている。
レバー80は合成樹脂製であって、操作部81とその両端から互いに略平行に突出する一対のアーム部82とを有し、全体として門型をなしている。レバー80は、両アーム部82が両支軸13に嵌合された状態で、両支軸13を中心として初期位置と嵌合位置とに回動可能とされている。そして、レバー80は、初期位置では、相手ハウジング90と係合し、初期位置から嵌合位置に向かう過程では、係合状態にある相手ハウジング90との間にカム作用を発揮しながら相手ハウジング90をハウジング10側に引き込み、嵌合位置では、両ハウジング10、90を嵌合状態に保持するようになっている。図4に示すように、レバー80が初期位置にあるときに、操作部81はハウジング本体11の後端の幅方向一側から側方へ突出する突片18の近傍に位置しており、この突片18によって操作部81の嵌合位置側への不用意な回動操作が規制されている。
続いて、電線カバー40について説明すると、電線カバー40は同じく合成樹脂製であって、図6ないし図8に示すように、全体として前方に開放されたキャップ状をなしている。かかる電線カバー40は、ハウジング10に対して後方から装着され、その内側に、各電線200を屈曲状態で収納する電線収納空間41(後述する各脚部61の内側の空間)を保有している。詳しくは電線カバー40は、ハウジング本体11の後面と対向する基壁42と、基壁42の両側縁から前方に突出する一対の側壁43とを有し、幅方向一側面が電線導出口44として開放されている。各電線200は、基壁42の内面に沿って配置され、かつ電線導出口44から外部に引き出されるようになっている。
両側壁43のうちの一方の側壁43(以下、第1側壁43Aという)には、ブラケット取付部45が設けられている。ブラケット取付部45は、後方に開放された袋状のブラケット取付本体46を有し、図5及び図14に示すように、ブラケット取付本体46の内側にはブラケット80の装着空間47が保有されている。この装着空間47内には、ブラケット80の先端部が挿入されて固定され、かつ、ブラケット取付本体46の後端部には、ブラケット80を受け入れ容易なようにラッパ状に拡開する拡開部48が設けられている。また、ブラケット取付部45の前端縁には、レバー80との干渉を回避可能な逃げ部49が切り欠いて形成されており、この逃げ部49によってレバー80のモーメントアームが大きく確保されるとともに、コネクタ全体の前後長を短くできるようになっている。
図2に示すように、電線カバー40がブラケット80に取り付けられた状態では、ハウジング10及び電線カバー40が、第1側壁43Aの位置する側の面をパネル100の板面に対向させた状態で、パネル100と略平行に配置されるようになっている。
また、電線カバー40の両側壁43には、左右一対ずつのロック部51が設けられている。各ロック部51は、幅方向に沿った板片状をなし、幅方向両側の切り込み52間において撓み変形可能とされている。各ロック部51の前端は、両側壁43の前端よりも前方に配置され、互いにほぼ同じ位置に揃えられている。各ロック部51の内側には、前後方向に延びて両側壁43の後端に開口するロック溝53が保有されている。電線カバー40がハウジング10に正規に装着されると、各ロック部51が対応するロック受け部14を弾性的に係止して、ロック溝53にロック突起15が嵌り込み、もって電線カバー40のハウジング10からの離脱が規制されるようになっている。
電線カバー40における各ロック溝53の内側には、支持板54が設けられ、各支持板54には、左右で対をなす突条55が前後方向に延出して設けられている。各支持板54の突条55には、ロック受け部14が摺動して支持されるようになっている。
両側壁43の前端縁には、左右一対ずつの脚部61が前方(電線カバー40のハウジング10への取り付け方向)に突出して設けられている。各脚部61は、幅方向に沿った板状をなしている。各脚部61の板厚は、各ロック部51の板厚よりも大きくされ、互いにほぼ同一とされている。そして、各脚部61の前端は、各ロック部51の前端よりも前方に配置されている。また、各脚部61の根元側の板厚は、互いにほぼ同一とされている。
各脚部61は、各ロック部51の撓み方向内側に配置され、このうち幅方向一側に位置する脚部61は、両側壁43の端部にあって電線導出口44に臨むように配置され、幅方向他側に位置する脚部61は、各ロック部51と幅方向でラップする位置に配置されている。
電線カバー40がハウジング10に取り付けられると、各ロック部51が各ロック受け部14を係止するよりも前に、各脚部61が対応する受け部17内に挿入される。このとき、各脚部61の根元側は、受け部17の両側内面との間にほぼ隙間なく嵌合され、各脚部61の先端は、受け部17の底面との間に充分なクリアランスをもって配置される。各脚部61の内面(対向面)には、前後方向に沿って延びる凹溝62が設けられている。
また、各脚部61の先端部には、凹溝62を除く部分に、先端先細りのテーパ状のガイド部63が設けられている。このガイド部63によって各脚部61の受け部17内への挿入動作が円滑になされるようになっている。
さて、各脚部61のうちの一つの脚部61は、他の脚部61よりも突出長さが長くされ、その前端が他の脚部61の前端よりも前方に配置されている。この一つの脚部61は、他の脚部61に先行して受け部17内に挿入される先行脚部61Aとされている。かかる先行脚部61Aは、両側壁43のうち第1側壁43Aとは反対側に位置する側壁(以下、第2側壁43Bという)に配置され、かつこの第2側壁43Bにおける幅方向他側(電線導出口44とは反対側)に配置されている。
先行脚部61Aのガイド部63Aは、他の脚部61のガイド部63よりも前後方向(受け部17内への挿入方向)の長さが長くされている。これにより、先行脚部61Aのガイド部63Aのテーパ角(垂直軸からの傾き角)は、他の脚部61のガイド部63のテーパ角よりも小さくなり、先行脚部61Aのガイド部63Aの前端における幅寸法は、他の脚部61のガイド部63の前端における幅寸法よりも小さくなっている。このため、先行脚部61Aは、受け部17内に容易に挿入されるようになっている。
本実施形態に係るコネクタの構造は以上の通りであり、続いて、電線カバー40をハウジング10に取り付ける動作について説明する。
まず、図12に示すように、電線カバー40の幅方向一端側を浮かせつつ、ハウジング10に対して電線カバー40を斜め姿勢で配置させ、その状態で、先行脚部61Aのガイド部63Aを対応する受け部17内に挿入させる。このとき、図14に示すように、第1側壁43Aの幅方向他側に位置する脚部61も、先行脚部61Aに続いて対応する受け部17内に浅く挿入される。こうして先行脚部61Aが対応する受け部17内に挿入された状態では、先行脚部61Aが受け部17内において幅方向と直交する方向への遊動を規制された状態で嵌合され、ハウジング10に対する電線カバー40の位置決めがなされる。続いて、この先行脚部61Aを略支点として、電線カバー40の幅方向一端側をハウジング10に近づけるようにして、ハウジング10に対して電線カバー40を回動させる。すると、残りの脚部61が対応する受け部17内に挿入され、次いで、各ロック部51が対応するロック受け部14を弾性的に係止する。これにより、図1に示すように、電線カバー40がハウジング10に固定され、かつ各電線200が電線収納空間41内に屈曲させられて電線導出口44から幅方向一側へ引き出される。その後、相手ハウジング90を浅く嵌合させ、レバー80を初期位置から嵌合位置に向けて回動させることにより、両ハウジング10、90を互いに正規嵌合させる。
ところで、仮に、ブラケット80側に外力が作用すると、ブラケット取付部45が設けられた第1側壁43Aを略支点として、第2側壁43Bがハウジング10から浮き上がる向きに傾動し、ひいては電線カバー40がハウジング10に対してガタ付くおそれがある。しかるに本実施形態によれば、先行脚部61Aが受け部17内に嵌合状態で深く挿入されているため、先行脚部61Aが受け部17の側内面に当接することにより、第2側壁43Bの浮き上がりが規制され、電線カバー40のガタ付きが抑えられる。
以上説明したように、本実施形態によれば、先行脚部61Aが受け部17内に挿入されることにより、ハウジング10に対する電線カバー40の位置決めがなされるため、その後、他の脚部61も対応する受け部17内に円滑に挿入され、かつ各ロック部51が対応するロック受け部14を確実に係止することになる。したがって、位置決めのポイントが先行脚部61Aのみで賄われ、電線カバー40の取り付けの作業性が改善される。
また、各ロック部51の撓み方向内側に、対応する脚部61が配置されているため、各ロック部51の撓み動作の円滑性が確保され、ロック部51による係止信頼性が高められる。そして、ハウジング10から引き出された各電線200が各脚部61の内側に配置されることで、両側壁43の端縁とハウジング10との間に電線200が噛み込まれるのが防止される。
さらに、先行脚部61Aのガイド部63Aが、他の脚部61のガイド部63よりも前後方向の長さが長くなっているため、先行脚部61Aの受け部17内への挿入が円滑になされるとともに、上記のように、ハウジング10に対して電線カバー40を回動して装着させることが可能となる。そして、先行脚部61Aが受け部17内に挿入された状態で、その挿入位置を略支点として、電線カバー40がハウジング10に回動して装着可能となっているから、電線カバー40の取り付けの作業性がより良好となる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)両側壁のそれぞれに脚部が設けられていればよく、脚部の総本数は任意である。
(2)両側壁のそれぞれにロック部が設けられていればよく、ロック部の総本数は任意である。
(3)先行脚部が第2側壁の幅方向一側(電線導出口側)に配置されるものであってもよい。
(4)電線カバーがハウジングに対して略平行に引き下ろされて装着されるものであってもよい。
10…ハウジング
14…ロック受け部
17…受け部
40…電線カバー
43…側壁
43A…第1側壁(一方の側壁)
43B…第2側壁(他方の側壁)
45…ブラケット取付部
51…ロック部
61…脚部
61A…先行脚部
63…ガイド部
63A…先行脚部のガイド部
80…ブラケット

Claims (4)

  1. 電線の端末に接続された端子金具が収容されるハウジングと、
    前記ハウジングから引き出された前記電線を覆うようにして前記ハウジングに取り付けられる電線カバーとを備え、
    前記電線カバーが互いに対向する一対の側壁を有し、
    前記両側壁の端縁には、前記電線カバーの前記ハウジングへの取り付け方向に突出する、複数の脚部が設けられ、
    前記ハウジングには、前記各脚部が嵌合して挿入される、複数の受け部が設けられ、
    前記両側壁のうちの一方の側壁には、ブラケットに取り付けられるブラケット取付部が設けられ、
    前記両側壁のうちの他方の側壁には、前記各脚部の中で最も先に前記受け部内に挿入されるよう、他の前記脚部よりも長く突出する、一つの先行脚部が設けられていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記ハウジングには、ロック受け部が設けられ、前記両側壁の端縁には、前記ロック受け部を弾性的に係止して前記電線カバーを前記ハウジングに保持させるロック部が、前記脚部と略平行に突出して設けられ、前記ロック部の撓み方向内側に、前記脚部が配置されている請求項1記載のコネクタ。
  3. 前記各脚部の先端部には、前記受け部への誘い込みをなす先細り状のガイド部が設けられ、前記先行脚部の前記ガイド部が、他の前記脚部の前記ガイド部よりも挿入方向の長さが長くなっている請求項1又は2記載のコネクタ。
  4. 前記先行脚部が前記受け部内に挿入された状態で、その挿入位置を略支点として、前記電線カバーが前記ハウジングに回動して装着可能となっている請求項1ないし3のいずれか1項記載のコネクタ。
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