JP2012019300A - 画像検索処理装置及び画像検索処理方法、プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】撮影日時を検索条件として画像ファイルを検索する場合に、撮影日時が時差によってずれていることを考慮することで、所望の画像ファイルを漏れなく見つける。
【解決手段】画像ファイルの撮影日を検索条件として複数の画像ファイルを検索する画像検索処理装置であって、検索条件となる撮影日を指定する指定手段と、指定された撮影日の最大時差を決定する決定手段と、指定された撮影日と、決定された最大時差とから検索条件に合う画像ファイルを検索する画像検索処理手段と、検索により見つかった画像ファイルの撮影場所と撮影日時とから現地撮影日時を取得する取得手段と、見つかった画像ファイルについて、取得した現地撮影日時が検索条件と一致しているか否か判定する判定手段と、検索条件と一致しない画像ファイルの情報を、検索により見つかった画像ファイルから排除する画像排除手段と、を有する。
【選択図】図3
【解決手段】画像ファイルの撮影日を検索条件として複数の画像ファイルを検索する画像検索処理装置であって、検索条件となる撮影日を指定する指定手段と、指定された撮影日の最大時差を決定する決定手段と、指定された撮影日と、決定された最大時差とから検索条件に合う画像ファイルを検索する画像検索処理手段と、検索により見つかった画像ファイルの撮影場所と撮影日時とから現地撮影日時を取得する取得手段と、見つかった画像ファイルについて、取得した現地撮影日時が検索条件と一致しているか否か判定する判定手段と、検索条件と一致しない画像ファイルの情報を、検索により見つかった画像ファイルから排除する画像排除手段と、を有する。
【選択図】図3
Description
本発明は、画像ファイルの撮影日時を検索条件として画像ファイルを検索する画像検索処理技術に関する。
デジタルカメラなどの撮影機器の多くは時計機能が内蔵されており、撮影時に内蔵時計の時刻情報を撮影日時として画像ファイルに付加することができる。内蔵時計は予めユーザの自国時間に設定されていることが多く、海外へ旅行したときなどにカメラの内蔵時計を現地時間に設定し直さないで撮影すると、画像ファイルの撮影日時が自国時間とずれてしまう。このような場合、カメラで撮影した画像をパーソナルコンピュータ(以下、PC)に取り込んだ後、ユーザがPC上で撮影日時を指定して画像ファイルを検索しても、撮影日時が時差によってずれているため、所望の画像ファイルが見つからないことがある。
このような画像検索処理に関連する技術として、特許文献1には、指定された検索条件に空間的又は時間的に近接する画像を検索する技術が記載されている。また、特許文献2には、画像データから撮影日時とGPS情報を取得し、GPS情報から時差を求めて、撮影日時を時差分シフトさせて現地時間での撮影日時を求める技術が記載されている。
上記特許文献1では、画像の撮影日時及びGPS情報を用いて検索条件に近接しているか判定しているが、画像ファイルからGPS情報が取得できない場合には、現地時間が求められないため、所望の画像ファイルが見つからない可能性がある。また、上記特許文献2では、画像のGPS情報がない場合は、撮影日時をそのまま使用して画像ファイルを検索するため、所望の画像ファイルが見つからない可能性がある。つまり、撮影日時を指定して画像ファイルを検索する場合に、撮影日時が時差によってずれていると、それを位置情報などで補間しないと、所望の画像ファイルが見つからないことがある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、その目的は、撮影日時を検索条件として画像ファイルを検索する場合に、撮影日時が時差によってずれていることを考慮することで、所望の画像ファイルを漏れなく見つけることができる画像検索技術を提供することである。
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る画像検索処理装置は、画像ファイルの撮影日を検索条件として複数の画像ファイルを検索する画像検索処理装置であって、前記検索条件となる撮影日を指定する指定手段と、前記指定手段により指定された撮影日の最大時差を決定する決定手段と、前記指定手段により指定された撮影日と、前記決定手段により決定された最大時差とから前記検索条件に合う画像ファイルを検索する画像検索処理手段と、前記画像検索処理手段の検索により見つかった画像ファイルの撮影場所と撮影日時とから現地時間での撮影日時である現地撮影日時を取得する取得手段と、前記画像検索処理手段の検索により見つかった画像ファイルについて、前記取得手段により取得した前記現地撮影日時が前記検索条件と一致しているか否か判定する判定手段と、前記判定手段により前記検索条件と一致しない画像ファイルの情報を、前記画像検索処理手段の検索により見つかった画像ファイルから排除する画像排除手段と、を有する。
本発明によれば、撮影日時を検索条件として画像ファイルを検索する場合に、撮影日時が時差によってずれていることを考慮することで、所望の画像ファイルを漏れなく見つけることができる。
以下に、添付図面を参照して本発明を実施するための形態について詳細に説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、本発明の実現手段としての一例であり、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正又は変更されるべきものであり、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。
本実施形態の画像検索処理装置は、画像ファイルの撮影日時を年、月、日に分割して表示したカレンダービューを有している。そして、画像検索処理装置は、ユーザがカレンダービュー内に表示される日付を選択することによって、複数の画像ファイルから、指定された撮影日の画像ファイルを検索する。なお、本実施形態では、ユーザがカレンダービュー内に表示される日付の選択によって検索条件となる撮影日を指定する構成であるが、エディットボックスなどにユーザが撮影日時を直接入力する構成としても良い。
[システム構成]図1を参照して、本実施形態の画像検索処理システムの全体構成について説明する。図1において、100はPCなどにより実現される画像検索処理装置である。110はデジタルカメラなどにより実現される撮影機器である。撮影機器110は、画像転送部111、画像記憶部112、GPS情報取得部113、撮影部114、内蔵時計115を備える。撮影機器110は、撮像部114により撮影された画像に、GPS情報取得部113から取得した「GPS情報」、内蔵時計115が示す時刻を「撮影日時」として画像ファイルのヘッダ部分に属性情報として付加し、画像記憶部112に保存する。また、撮影機器110は、画像記憶部112に保存している画像ファイルを画像転送部111を介して外部装置へ転送する。
このように、本実施形態では、撮影機器110で撮影した画像ファイルを画像検索処理装置100へ転送し、画像検索処理装置100に画像ファイルが保管される。
[画像検索処理装置]次に図2を参照して、本実施形態の画像検索処理装置の構成について説明する。図2において、201は後述する画像検索処理に関する各種プログラムを実行する演算処理装置(CPU)である。202はOSや上記各種プログラム、画像ファイルを構成するデータ(以下、画像データ)などを記憶するハードディスク(HDD)である。ハードディスク202は、後述する画像検索処理に関する各種プログラムがCPU201に読み取り可能なプログラムコードとして記憶されており、これらのプログラムコードをCPU201が実行する構成となっている。203は起動中のプログラムコードなどを保持するRAMである。204は、ネットワークを介して外部装置としての撮影機器110に通信可能に接続するためのネットワーク接続部である。205は、PCIバスなどの画像検索処理装置100の内部の各部を相互に接続するための内部バスである。206は、キーボードやマウスなどのユーザが入力可能な操作部である。207は、CRTや液晶パネルなどからなる表示部(ディスプレイ)である。208は、撮影機器110などの外部装置やプリンタなどの周辺機器との間で画像データなどの送受信処理を行うインタフェース手段である外部接続部である。209は、USBメモリなどの外部記憶媒体からデータを読み込むための記憶媒体ドライブである。
本実施形態では、各種プログラムをハードディスク202に記憶しているが、CD−ROMやDVDなどの外部記憶媒体に記憶し、記憶媒体ドライブ209からロードしてCPU201に実行させる形態であっても良い。同様に、ネットワークに接続されたサーバなどに画像データや各種プログラムが記憶されており、CPU201がネットワーク接続部204を介して取得して実行する形態であっても良い。
[画像検索処理]次に図3を参照して、本実施形態の画像検索処理について説明する。本実施形態の画像検索処理は、特に記述しない限り、図2の画像検索処理装置100のCPU201がハードディスク202に記憶された画像検索処理プログラムをRAM203へロードして実行することにより実現される。画像検索処理プログラムは、PCの起動時に検索対象の画像データが格納された「フォルダパス」を引数として実行する。図3の300は、指定された撮影日にて検索した結果の画像ファイルの一覧を登録する画像検索結果一覧表である。画像検索結果一覧表300には、「Index」、「画像ファイル名」、「撮影日時」、「現地時間」、および「時差」の5項目のデータが登録されている。なお、図3の画像検索処理プログラムの起動時は、画像検索結果一覧表300は空の状態である。
図3において、「時差検索フラグ」に“ON”を代入し(S301)、引数として指定された「フォルダパス」内に存在する画像ファイルの「撮影日時」から、画像ファイルの年、月、日を取得する。そして、図9に示す画像選択画面900を表示し(S302)、ユーザの入力を待つ。
図9は、S302の初期画面表示処理にて表示される初期画面を示している。図9において、初期画面900は、プログラム終了ボタン901と、カレンダービュー902と、時差検索有効チェックボックス903と、検索結果を表示する縮小画像表示領域904を有する。図3において「時差検索フラグ」が“ON”の場合は、時差検索有効チェックボックス903がチェック状態となり、「時差検索フラグ」が“OFF”の場合は、チェックなし状態で表示する。
カレンダービュー902は、検索対象となる画像ファイルの存在する撮影日を年単位912、月単位913、日単位914で表示し、ユーザ操作によって検索条件を選択する領域である。910は展開できる場合のアイコン、911は展開済みの場合のアイコンをそれぞれ示す。例えば、アイコン912をクリックすると、クリックされた年内に撮影された画像ファイルを検索し、検索された画像ファイルの画像が縮小画像表示領域904に検索結果として一覧表示される。同様に月913をクリックすると、クリックされた年月内に撮影された画像ファイルを検索し、検索された画像ファイルの画像が縮小画像表示領域904に検索結果として一覧表示される。同様に日914をクリックすると、クリックされた年月日内に撮影された画像ファイルを検索し、検索された画像ファイルの画像が縮小画像表示領域904に検索結果として一覧表示される。図9の初期画面表示中に、ユーザ操作により終了ボタン901がクリックされた場合は、画像検索処理プログラムが終了する。
図10は、図3の画像検索処理による検索結果としての画像ファイルの縮小画像が一覧表示された検索結果画面を示している。図10において、検索結果画面1000は、プログラム終了ボタン1001と、カレンダービュー1002と、時差検索有効チェックボックス1003と、検索結果を表示する縮小画像表示領域1004を有する。図3において、「時差検索フラグ」が“ON”の場合は、時差検索有効チェックボックス1003がチェック状態となり、「時差検索フラグ」が“OFF”の場合は、チェックなし状態で表示する。カレンダービュー1002は、検索対象となる画像ファイルの存在する撮影日を年単位1012、月単位1013、日単位1014で表示し、ユーザ操作によって検索条件を選択する領域である。1010は展開できる場合のアイコンを示し、1011は展開済みの場合を示すアイコンである。1015は選択中の検索条件である。撮影日を年1012、月1013、日1014をクリックすると、クリックされた日付を検索条件として画像ファイルを検索し、縮小画像表示領域1004に検索結果としての画像ファイルの縮小画像が一覧表示される。1020は検索条件に合う画像ファイルの縮小画像である。1021は現地時間での撮影日時が取得できなかったことを示すアイコンである。図10の検索結果画面表示中に、ユーザ操作により終了ボタン1001がクリックされた場合は、画像検索処理プログラムが終了する。
図3のS302にて初期画面表示後に、S303にて時差検索有効チェックボックスがクリックされたと判定された場合は(S303でYES)、「時差検索フラグ」に”ON”が代入されているか判定する(S313)。「時差検索フラグ」が“ON”の場合は(S313でYES)、図9の初期画面内の時差検索有効チェックボックス903のチェックボックスをOFF状態にし(S314)、「時差検索フラグ」に“OFF”を代入する(S315)。
一方、S313で「時差検索フラグ」が“OFF”の場合は(S313でNO)、図9の初期画面の時差検索有効チェックボックス903をONの状態にし(S316)、「時差検索フラグ」に“ON”を代入し(S317)、ユーザの入力を待つ。そして、ユーザの入力待ち中に、S303にて時差検索有効チェックボックス903がクリックされたか否か判定し、クリックされていない場合は(S303でNO)、カレンダービュー内で撮影日がクリックされたか判定する(S304)。S304にてカレンダービュー内で日付がクリックされていない場合は(S304でNO)、終了ボタンが押されたか否かを判定する(S318)。S318で終了ボタンがクリックされていない場合は(S318でNO)、ユーザの入力を待つ。S304でカレンダービュー内で日付がクリックされた場合は(S304でYES)、「SelectDate」にクリックされた“日付”を代入する(S305)。
次に「SerchDateTime_Min」に“「SelectDate」0時0分0秒”を代入し(S306)、「SerchDateTime_Max」に“「SelectDate」23時59分59秒”を代入する(S307)。
S308にて「時差検索フラグ」を判定し、「時差検索フラグ」がONの場合は(S308でYES)、最大時差(「SerchDateTime_Min」、「SerchDateTime_Max」)決定処理を実行する(S309)。S309の最大時差決定処理については、図4を用いて後述する。S309の最大時差決定処理が終了すると、画像ファイルの「撮影日時」が、「SerchDateTime_Min」〜「SerchDateTime_Max」と一致する画像ファイルを検索する第1の画像検索処理を実行する(S310)。S310の第1の画像検索処理については、図5を用いて後述する。S310の第1の画像検索処理が終了すると、「SelectDate」以外の画像ファイルの排除処理を実行する(S311)。S311の画像排除処理については、図7を用いて後述する。S311の画像排除理が終了すると、画像検索結果一覧表300に登録中の画像ファイルのサムネイル一覧表示処理を実行する(S312)。
なお、画像検索結果一覧表表示処理(S312)は、本発明の要部ではないため詳細な説明については省略する。この処理は、画像検索結果一覧表300から「画像名」を取得し、「画像名」から画像ファイルのデータを取得して、取得したデータから縮小画像データを作成して、図9の縮小画像表示領域904に表示する処理である。S312の検索結果一覧表示処理が終了すると、画像検索結果一覧表300から「現地時間」を取得し、「現地時間」が空“”か否か判定する(S319)。「現地時間」が空“”の場合は(S319でYES)、サムネイルにアイコンを付加し(S320)、S320の処理が終了するか、S319にて「現地時間」が取得できた場合は(S319でNO)、ユーザの入力を待つ。
ユーザの入力待ち中に、S303にて時差検索有効チェックボックスがクリックされたか判定し、クリックされていない場合は(S303でNO)、カレンダービュー内で撮影日付がクリックされたか判定する(S304)。カレンダービュー内でクリックされていない場合は(S304でNO)、終了ボタンが押されたか確認し(S318)、終了ボタンが押された場合は(S318でYES)、本プログラムを終了する。
本実施形態では、現地時間が取得できなかった場合にアイコンを表示したが、サムネイルの周囲やサムネイル自体に変化を付けても良い。また、別枠に表示や別ウィンドウにて、分けて表示しても良い。
[最大時差決定処理]次に図4を参照して、図3のS309における最大時差決定処理について説明する。最大時差決定処理プログラムは、図3の処理での「SerchDateTime_Min」、「SerchDateTime_Max」を引数として実行される。最大時差決定処理終了後は、最大時差を考慮して、「SerchDateTime_Min」と「SerchDateTime_Max」を更新し、図3のS309へ戻る。世界共通の標準時であるUTC(Universal Time Coordinated:協定世界時)の最大時差は、“−12時間”〜“+14時間”と定められている。UTC「−12時間」の地域(例えば、マーシャル諸島のエニウェトク島)からみた最大時差は、UTC「+14時間」の地域(例えば、キリバス共和国のクリスマス島)の時刻となり、“+26時間”となる。つまり、UTC「−12時間」の地域が”“0:00”の時、UTC「−12時間」の地域は、“翌日の2:00”となる。反対にUTC「+14時間」の地域からUTC「−12時間」の地域の時差は、“−26時間”となる。UTC「+14時間」の地域の時刻が“0:00”の場合、UTC「−12時間」の地域の時刻は“2日前の22:00”となる。このことから、本実施形態では、「最大時差」を“±26時間”として処理を実行する。
図4において、「MinTime」に“−26”(S401)、「MaxTime」に“+26”を代入する(S402)。「SerchDateTime_Min」に「SerchDateTime_Min」から「MinTime」を引いた値を代入する(S403)。次に、「SerchDateTime_Max」に「SerchDateTime_Max」と「MaxTime」を足した値を代入し(S404)、最大時差決定処理を終了し、図3のS309へ戻る。
本実施形態での「最大時差」は、“±26時間”としたが、検索地点からの最大時差としても良い。例えば、日本を検索地点とした場合、日本標準時はUTC「+9時間」であるため、UTC「−12時間」の地域(例えば、マーシャル諸島のエニウェトク島)との時差は“−21時間”となる。UTC「+14時間」の地域(例えば、キリバス共和国のクリスマス島)との時差は“+3時間”となる。よって、日本を検索地点とした場合の最大時差は、“−21時間”〜“+3時間”となる。なお、検索地点を、ユーザに選択させ、ユーザが選択した地点によって最大時差を決定しても良い。また、検索対象となる画像ファイルの撮影場所の情報を取得した結果や、画像の撮影場所をユーザに選択させ、選択された撮影場所から最大時差を決定しても良い。また、上記検索地点と撮影機器110が移動した場所から最大時差を決定しても良いし、撮影機器110の内蔵時計115を設定した地点を画像ファイルの取り込み時に取得しておき、内蔵時計115を設定した地点から最大時差を決定しても良い。
[条件一致判定処理]次に図5を参照して、図3のS310での条件一致判定処理について説明する。条件一致判定処理プログラムは、図3における「SerchDateTime_Min」と「SerchDateTime_Max」を引数として実行される。画像ファイルの撮影日時が「SerchDateTime_Min」〜「SerchDateTime_Max」に含まれる画像ファイルを検索し、検索結果を画像検索結果一覧表300へ登録する。
図5において、まず、画像検索結果一覧表300を空の状態に初期化する(S501)。次に、図3のプログラム起動時に引数として指定された「フォルダパス」内に格納された画像ファイルの「撮影日時」が、「SerchDateTime_Min」〜「SerchDateTime_Max」に含まれる画像ファイルを検索する(S502)。S502での検索処理は、本発明の要部ではないため詳細な説明については省略する。この処理は、画像ファイルの「撮影日時」を取得し、取得した「撮影日時」が「SerchDateTime_Min」〜「SerchDateTime_Max」に含まれているか判定する。そして、判定の結果、含まれていると判定された画像ファイルを条件一致画像として保持する。
S503にて、S502の検索処理での条件一致画像の画像ファイルが持つ「画像名」と「撮影日時」を画像検索結果一覧表300に追加登録する。次に、画像検索結果一覧表300に登録された画像リストを、撮影機器ごとに、画像ファイルの撮影日時の昇順でソートし(S504)、現地撮影日時取得処理へ移行する(S505)。S504の撮影機器ごとに、画像ファイルの撮影日時の昇順でソートする処理は、本発明の要部ではないため詳細な説明については省略する。例えば、撮影機器ごとにユニークに付加されている「カメラID」とカメラが作成した「画像番号」を有し、「カメラID」ごとに「画像番号」で並べることによって、画像ファイルの撮影日時の昇順でソートする。S505の現地撮影日時処理は、図6に示す処理となる。S505の現地撮影日時処理終了後、画像検索処理を終了し、図3のS310へ戻る。
[現地撮影日時取得処理]次に図6を参照して、図5のS505での現地撮影日時取得処理について説明する。現地撮影日時取得処理プログラムは、画像検索結果一覧表300に登録された画像ファイルの現地時間での撮影時刻を取得する。現地時間での撮影時刻の取得には、検索対象の画像ファイルに登録されているGPS(Global Positioning System:全地球測位システム)情報を使用する。GPS情報から「現地時間」を算出し、画像検索結果一覧表300の「現地時間」の項目へ登録する。検索対象の画像ファイルにGPS情報が付加されていない場合は、画像ファイルが持つ「撮影日時」と現地時間での撮影時刻のずれを計算することで、現地時間での撮影時間を算出する。
図6において、まず、「PreIndex」に“0”を代入し(S601)、「Pre時差」に“0”を代入する(S602)。次に、「IndexMax」に画像検索結果一覧表300に登録された画像ファイル数を代入し(S603)、「Index」に“1”を代入する(S604)。S605で「Index」と「IndexMax」を比較し、「Index」が「IndexMax」より大きい場合は(S605でNO)、現地撮影日時取得処理を終了し、図5のS505へ戻る。S605にて「Index」が「IndexMax」以下の場合は(S605でYES)、「Index」に位置する画像ファイルの「画像名」を取得し、「画像名」から画像ファイルのデータを取得する(S606)。S606にて取得した画像ファイルのデータからGPS情報を取得し(S607)、S608にてGPS情報が取得できたか判定する。GPS情報が取得できなかった場合は(S608でNO)、S611の「Index」を1つ増加し、「Index」と「IndexMax」を比較する(S605)。S608にてGPS情報が取得できた場合は(S608でYES)、「時差」に“0”を代入し(S612)、GPS情報から「UTC時刻」を取得する(S613)。
さらに、画像ファイルのデータから「時差」を取得する(S614)。この処理は、本発明の要部ではないため詳細な説明については省略する。本実施形態では、撮影機器によってGPS情報が取得できた場合は、GPS情報から位置情報を取得し、取得した位置情報から検索地点との「時差」を算出し、撮影機器110が、予め画像ファイルに付加しておく。なお、「時差」は撮影機器が予め画像ファイルに付加するとしたが、GPS情報から取得した位置情報と対応する時差テーブルを作成し、時差テーブルから「時差」を取得しても良い。S615にて「UTC時間」に「時差」を加えた値を「現地時間」に代入し、画像検索結果一覧表300の「Index」に位置する項目の「現地時間」に登録する(S616)。S617にて初期状態を示す「PreIndex」が“0”より大きく、かつ、「現地時間」算出処理終了を示す「PreIndex」が「Index」より小さいかを判定する。
初期状態の「PreIndex」が“0”か、現地撮影日時取得処理の終了を示す「PreIndex」が「Index」以上の場合(S617でNO)、先ずS609にて「PreIndex」に「Index」を代入する。また、「Pre時差」にS614にて取得した「時差」を代入した後(S610)、S611の「Index」を1つ増加し、「Index」と「IndexMax」を比較する(S605)。S617にて「PreIndex」が“0”より大きく、かつ、「PreIndex」が「Index」より小さい場合は(S617でYES)、「Pre時差」とS614にて取得した「時差」を比較する(S618)。S618にて「Pre時差」と「時差」が異なる場合は(S618でNO)、S609の「PreIndex」に「Index」を代入する。S618にて「Pre時差」と「時差」が同じ場合は(S618でYES)、画像検索結果一覧表300の「Index」に位置する項目の「撮影日時」を取得する(S619)。更に「撮影日時」からS615にて取得した「現地時間」を引き、「現地時間差」に代入する(S620)。
「現地時間差」は、画像ファイルの「撮影日時」と「現地時間」での撮影時刻の時間のずれを示す。S621にて「Index2」に「PreIndex」を1つ増加した値を代入し、「Index2」と「Index」を比較する(S622)。「Index2」が「Index」以上の場合は(S622でNO)、S609の「PreIndex」に「Index」を代入する。S622にて「Index2」が「Index」より小さい場合は(S622でYES)、画像検索結果一覧表300の「Index2」に位置する項目の「撮影日時」を取得する(S623)。S623で取得した「撮影日時」にS620で算出した「現地時間差」を加えた値を「撮影日時」に代入し(S624)、画像検索結果一覧表300の「Index2」に位置する項目の「現地時間」に代入する(S625)。S626にて「Index2」を1つ増加し、「Index2」と「Index」とを比較する(S622)。
「Index2」が「Index」よりも大きくなるまで、S623からS626の処理を繰り返し実行することによって、GPS情報が付加されていない画像の「現地時間」を算出する。S622にて「Index2」が「Index」よりも大きい場合は(S622でNO)、S609の「PreIndex」に「Index」を代入し、「Pre時差」にS614で取得した「時差」を代入する(S610)。その後、S611にて「Index」を1つ増加し、S605で「Index」が「IndexMax」より大きくなるまで繰り返し実行する。S605で「Index」が「IndexMax」より大きい値になった場合は(S605でNO)、現地撮影日時取得処理を終了し、図5のS505へ戻る。
本実施形態での「現地時間」は、画像ファイルのGPS情報から「位置情報」、「UTC時刻」、およびUTCとの「時差」を使用して算出したが、予め画像ファイルに現地時間を付加しておき、この現地時間を取得しても良い。また、画像ファイルから「UTC時刻」と「時差」を取得し、現地時間を算出しても良い。さらに、ユーザ操作により指定された撮影場所から現地時間を算出しても良い。さらにまた、画像ファイルのカメラIDから撮影機器を特定し、撮影機器の移動場所から現地時間を取得しても良い。
[画像排除処理]次に図7を参照して、図3のS311における画像排除処理について説明する。画像排除処理プログラムは、図3における「SelectDate」を引数として実行され、画像検索結果一覧表300を参照し、画像検索結果一覧表300に登録されている「現地時間」が「SelectDate」と一致しない項目を排除する。
図7において、まず、「排除リスト」を作成し、初期化する(S701)。次に引数として与えられる検索条件である日付「SelectDate」元に、「SelectDateTime_Min」に“「SelectDate」0:0:0”を代入する(S702)。また、「SelectDateTime_Max」に“「SelectDate」23:59:59”を代入する(S703)。S704にて「IndexMax」に画像検索結果一覧表300に登録中の画像ファイル数を代入し、「Index」に“1”を代入する(S705)。S706にて「Index」と「IndexMax」を比較し、「Index」が「IndexMax」以下の場合は(S706でYES)、画像検索結果一覧表300に登録されている「Index」に位置する「現地時間」を取得する(S707)。S707で取得した「現地時間」が空“”か否かを判定し(S708)、「現地時間」が空“”の場合(S708でYES)、「Index」を1つ増加し(S714)、S706の「Index」と「IndexMax」の比較処理に移行する。S707で取得した「現地時間」が取得できた場合は(S708でNO)、「現地時間」と「SelectDateTime_Min」を比較する処理へ移行する(S709)。S709で「現地時間」が「SelectDateTime_Min」よりも小さい場合は(S709でYES)、“1”から「Index」の画像ファイルは条件に一致していないと判定し、「排除リスト」に追加する(S710)。S709で「現地時間」が「SelectDateTime_Min」よりも大きい場合は(S709でNO)、「現地時間」と「SelectDateTime_Max」を比較する処理へ移行する(S712)。S712で「現地時間」が「SelectDateTime_Max」よりも小さい場合は(S712でNO)、「Index」を1つ増加し(S715)、S706の「Index」と「IndexMax」の比較処理に移行する。S712で「現地時間」が「SelectDateTime_Max」よりも大きい場合は(S712でYES)、「Index」から「IndexMax」に位置する画像ファイルは条件に一致していないと判定し、「排除リスト」に追加する(S713)。「Index」に“「IndexMax」+1”を代入し(S714)、S706の「Index」と「IndexMax」の比較処理に移行する。S706にて「IndexMax」よりも「Index」が大きい場合(S706でNO)、「排除リスト」に登録されている「Index」を取得し、画像検索結果一覧表300から「Index」に位置する画像ファイルのデータを削除する(S711)。その後、画像排除処理を終了し、図3のS311へ戻る。
上記画像排除処理によれば、GPS情報が付加された画像ファイルが1つもない場合は、図5の検索処理で見つかった全画像ファイルが条件に一致する画像ファイルとなる。本実施形態では、図5の検索処理で見つかった画像ファイルから「現地時間」を取得し、取得した結果によって条件に一致する画像ファイルか判定している。なお、同一のカメラで撮影された画像ファイルや、同一場所にて撮影された画像ファイルから「現地時間」を予測することで条件に一致しているか判定しても良い。また、排除する画像ファイルをユーザに選択させても良い。
[初期画面から検索結果画面へ遷移する処理]次に図8を参照して、図9の初期画面から図10の検索結果画面へ遷移する処理の流れについて説明する。図8において、810は画像ファイルのデータ構成を示している。811はExif規格の保存部分であり、「撮影日時」、「GPS情報」、「UTCとの時差」、「カメラID」、「画像ユニークID」の5つのプロパティを保持している。812は画像の実データの保存部分である。820は画像ファイルを保持しているフォルダ内の画像情報を示す。821は画像ファイルを示しており、説明のため画像ファイルの具体的な付加データを示している。フォルダ820内には18個の画像ファイル821が格納されている。
図8のフォルダ820の「フォルダパス」を引数として、画像検索処理プログラムを起動した例について図3乃至図7のフローチャートを参照しつつ説明する。図3の画像検索処理プログラムは、引数で指定された「フォルダパス」内に存在する画像ファイルの撮影日時から日付情報を取得し、図9に示す初期画面900のカレンダービュー902内に年月日を階層的に表示する(S302)。本実施形態では、以下のようになる。
「2007年」−「12月」−「24日」
「2008年」−「8月」−「29日」
「2009年」−「8月」−「29日」
−「9月」−「10日」「11日」「12日」「13日」
図3のユーザ入力待ち中に、図9の“「2009年」−「9月」−「11日」”が選択されると、図3のS304にてYESとなり、「SelectDate」に“2009/9/11”を代入する(S305)。次に「SerchDateTime_Min」に“2009/9/11 00:00:00”、「SerchDateTime_Max」に“2009/9/11 23:59:59”を代入する(S306、S307)。S308にて「時差検索フラグ」が“ON”の場合は(S308でYES)、S309に移行し、図4の最大時差決定処理プログラムを起動する。
「2007年」−「12月」−「24日」
「2008年」−「8月」−「29日」
「2009年」−「8月」−「29日」
−「9月」−「10日」「11日」「12日」「13日」
図3のユーザ入力待ち中に、図9の“「2009年」−「9月」−「11日」”が選択されると、図3のS304にてYESとなり、「SelectDate」に“2009/9/11”を代入する(S305)。次に「SerchDateTime_Min」に“2009/9/11 00:00:00”、「SerchDateTime_Max」に“2009/9/11 23:59:59”を代入する(S306、S307)。S308にて「時差検索フラグ」が“ON”の場合は(S308でYES)、S309に移行し、図4の最大時差決定処理プログラムを起動する。
図4において、S401にて「MinTime」に“−26”を代入し、S402にて「MaxTime」に“+26”を代入する。S403にて「SerchDateTime_Min」に“2009/9/9 22:00:00”を代入し、S404にて「SerchDateTime_Max」に“2009/9/13 2:59:59”を代入し、図3のS309に戻る。次にS310に移行し、図5の条件一致判定処理プログラムを起動する。
図5において、画像検索結果一覧表300を初期化する(S501)。次に図8の811の「撮影日時」が「SerchDateTime_Min」“2009/9/9 22:00:00”〜「SerchDateTime_Max」“2009/9/13 2:59:59”に含まれる画像ファイルを検索する(S502)。図8のフォルダ820を検索した場合は、“D画像”〜“Q画像”の14個の画像ファイルが画像検索結果一覧表300に登録される。次に条件に一致する画像ファイルの「画像名」と「撮影日時」を画像検索結果一覧表300に登録し(S503)、撮影機器ごとに画像ファイルの撮影日時順に昇順でソートする(S504)。本実施形態では、撮影機器ごとに異なる「カメラID」を持ち、撮影日時順の画像番号が「画像ユニークID」に登録される画像ファイルの例を示す。次にS505に移行し、図6の現地撮影日時取得処理プログラムを起動する。
図6において、「PreIndex」に“0”(S601)、「Pre時差」“0”を代入し(S602)、「IndexMax」に“14”(S603)、「Index」“1”を代入する(S604)。次に、S605にて「Index」“1”は「IndexMax」“14”以下であるので(S605でYES)、「Index」に位置する画像ファイルである“D画像”を取得する(S606)。“D画像”からGPS情報を取得し(S607)、取得できない場合は(S608でNO)、「Index」を1つ増加し、“2”を代入する(S611)。S605にて「Index」“2”は「IndexMax」“14”以下であるので(S605でYES)、「Index」に位置する画像ファイルである“E画像”を取得する(S606)。“E画像”からGPS情報を取得し(S607)、取得できた場合は(S608でYES)、「時差」に“0”を代入する(S612)。S613にて「UTC時刻」“2009/9/10 12:11:17”を取得し、S614にて「時差」“+9”を取得する。S615にて「現地時間」“2009/9/10 21:11:17”を算出し、画像検索結果一覧表300の「Index」“2”に位置する「現地時間」に“2009/9/10 21:11:17”を登録する。S617にて「PreIndex」“0”は“0”より大きくないため(S617でNO)、S609で「PreIndex」“2”、S610で「Pre時差」“+9”を代入し、「Index」を1増加し“3”を代入する(S611)。S611にて「Index」が“5”となるまで繰り返す。
S605にて「Index」が“5”のとき、「Index」“5”は「IndexMax」“14”以下であるので(S605でYES)、「Index」に位置する画像ファイルである“H画像”を取得する(S606)。“H画像”からGPS情報を取得し(S607)、取得できた場合は(S607でYES)、「時差」に“0”を代入する(S612)。S613にて「UTC時刻」“2009/9/10 21:47:56”を取得し、S614にて「時差」“+9”を取得する。S615にて「現地時間」“2009/9/11 06:47:56”を算出し、画像検索結果一覧表300の「Index」“5”に位置する「現地時間」に“2009/9/11 06:47:56”を登録する。S617にて「PreIndex」“2”は“0”より大きく、かつ、「PreIndex」“2”は「Index」“5”より小さいため(S617でYES)、S618の「Pre時差」と「時差」とを比較する。S618にて「Pre時差」“+9”と「時差」“+9”は同じ値のため(S618でYES)、S619にて画像検索結果一覧表300の「Index」に位置する「撮影日時」“2009/9/11 06:47:56”を取得する。S620にて「撮影日時」“2009/9/11 06:47:56”−「現地時間」“2009/9/11 06:47:56”から「撮影時間差」“0秒”を代入し、「Index2」に“3”を代入する(S621)。S622にて「Index2」“3”は、「Index」“5”よりも小さいため(S622でYES)、S623の画像検索結果一覧表300の「Index2」に位置する「撮影日時」“2009/9/11 00:40:22”を取得する。
S624にて「撮影日時」“2009/9/11 00:40:22”+「撮影時間差」“0秒”から「現地時間」“2009/9/11 00:40:22”を算出する。そして、画像検索結果一覧表300の「Index2」に位置する「現地時間」“2009/9/11 00:40:22”を登録する(S625)。S626にて「Index2」を1つ増加し、S622の「Index2」“4”と「Index」“5”の比較に移行する。S622の「Index2」が“5”になるまでS623〜S626を繰り返す。
S622にて「Index2」“5”の場合、「Index2」“5”は「Index」“5”以上となる(S622でNO)。このため、S609で「PreIndex」“5”、S610で「Pre時差」“+9”を代入し、「Index」を1つ増加し“6”を代入する(S611)。S611にて「Index」が“15”となるまで繰り返す。S605にて「Index」が“15”のとき、「Index」“15”は「IndexMax」“14”より大きいので(S605でNO)、現地撮影日時取得処理を終了し、図5のS505に戻る。図5のS505の処理が終了すると、検索結果が、図11に示すようになる。図5のS505の処理終了後、「SerchDateTime_Min」〜「SerchDateTime_Max」検索処理を終了し、図3のS310に戻る。次にS311に移行し、図7の画像排除処理プログラムを起動する。
図7において、排除処理プログラムは、「SelectDate」“2009/9/11”を引数として、「SelectDateTime_Min」に“2009/9/11 0:0:0”、「SelectDateTime_Max」“2009/9/11 23:59:59”を代入する(S702、S703)。次に、画像検索結果一覧表300に登録されている画像ファイル数を「IndexMax」“14”代入し(S704)、「Index」“1”を代入する(S705)。S706で「Index」“1”は「IndexMax」“14”以下であるので(S706でYES)、「Index」に位置する「現地時間」空“”を取得する(S707)。S708にて「現地時間」空“”の場合は(S708でYES)、S714にて「Index」を1つ増加して「Index」“2”とし、S706の判定処理に移行する。S706で「Index」“2”は「IndexMax」“14”以下であるので(S706でYES)、「Index」に位置する「現地時間」“2009/9/10 21:11:17”を取得する(S707)。
S708にて「現地時間」“2009/9/10 21:11:17”が取得できた場合(S708でNO)、取得した「現地時間」と「SelectDateTime_Min」“2009/9/11 0:0:0”を比較する(S709)。S709にて「現地時間」“2009/9/10 21:11:17”は、「SelectDateTime_Min」“2009/9/11 0:0:0”よりも小さい(S709でYES)。このため、“1”〜「Index」“2”を「排除リスト」に追加する(S710)。次に、S715にて「Index」を1つ増加して「Index」“3”とし、S706の判定処理に移行する。S706で「Index」“3”は「IndexMax」“14”以下であるので(S706でYES)、「Index」に位置する「現地時間」“2009/9/11 00:40:22”を取得する(S707)。
S708で「現地時間」“2009/9/11 00:40:22”が取得できた場合(S708でNO)、取得した「現地時間」と「SelectDateTime_Min」“2009/9/11 0:0:0”とを比較する(S709)。S709で「現地時間」“2009/9/11 00:40:22”は、「SelectDateTime_Min」“2009/9/11 0:0:0”よりも大きい(S709でNO)。このため、取得した「現地時間」と「SelectDateTime_Max」“2009/9/11 23:59:59”とを比較する(S712)。S712にて「現地時間」“2009/9/11 00:40:22”は、「SelectDateTime_Max」“2009/9/11 23:59:59”よりも小さい(S712でNO)。このため、S715にて「Index」を1つ増加して「Index」“4”とし、S706の判定処理に移行する。S715にて「Index」“13”まで処理を繰り返す。S706で「Index」“13”の時、「Index」“13”は「IndexMax」“14”以下であるので(S706でYES)、「Index」に位置する「現地時間」“2009/09/12 05:35:20”を取得する(S707)。「現地時間」“2009/09/12 05:35:20”が取得できた場合(S708でNO)、取得した「現地時間」と「SelectDateTime_Min」“2009/9/11 0:0:0”とを比較する(S709)。S709にて「現地時間」“2009/09/12 05:35:20”は、「SelectDateTime_Min」“2009/9/11 0:0:0”よりも大きい(S709でNO)。このため、取得した「現地時間」と「SelectDateTime_Max」“2009/9/11 23:59:59”を比較する(S712)。S712にて「現地時間」“2009/09/12 05:35:20”は、「SelectDateTime_Max」“2009/9/11 23:59:59”よりも大きい(S712でYES)。このため、「Index」“13”〜「IndexMax」“14”を「排除リスト」に追加する(S713)。次に、S714にて「Index」を「IndexMax」“14”+“1”の「Index」“15”とし、S706の判定処理に移行する。S706で「Index」“15”は「IndexMax」“14”より大きいので(S706でNO)、S711の「削除リスト」に登録されている「Index」“1”“2”“13”“14”に位置する画像ファイルのデータを画像検索結果一覧表300から排除する(S711)。図7の画像排除処理が終了すると、検索結果が、図12に示すようになる。図7の処理終了後、図3のS311に戻る。
次に図3のS312にて画像検索結果一覧表300に登録された画像ファイルのサムネイル一覧表示処理へ移行する。図12に示す画像検索結果一覧表に登録された画像名から画像ファイルの実データ部分を取得し、それを縮小した画像データを表示する(S312)。次に、画像検索結果一覧表300の「現地時間」を取得し、「現地時間」が空“”の場合は(S319でYES)、サムネイルにアイコンを付加する(S320)。画像検索結果一覧表300の全ての登録画像ファイルについて、S320のアイコン付加処理が終了した場合は、図10に示す検索結果画面を表示する。
上述のように図9のカレンダービュー902内の「2009年」−「9月」−「11日」がクリックされた場合、図10に示す検索結果画面が表示される。つまり、時差によって画像ファイルの撮影日時がずれていても、時差を考慮して現地時間での撮影日時で画像ファイルの検索が行われる。これにより、所望する画像ファイルを漏れなく見つけることができる。
また、本実施形態によれば、画像ファイルの撮影日時から最大時差を考慮して検索を実行し、現地時間での撮影日時を取得し、取得した現地時間での撮影日時を元に、検索結果から一致しないものを排除する。これによって、所望する画像ファイルを漏れなく見つけることが可能となる。
[他の実施形態]本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上記実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
Claims (11)
- 画像ファイルの撮影日を検索条件として複数の画像ファイルを検索する画像検索処理装置であって、
前記検索条件となる撮影日を指定する指定手段と、
前記指定手段により指定された撮影日の最大時差を決定する決定手段と、
前記指定手段により指定された撮影日と、前記決定手段により決定された最大時差とから前記検索条件に合う画像ファイルを検索する画像検索処理手段と、
前記画像検索処理手段の検索により見つかった画像ファイルの撮影場所と撮影日時とから現地時間での撮影日時である現地撮影日時を取得する取得手段と、
前記画像検索処理手段の検索により見つかった画像ファイルについて、前記取得手段により取得した前記現地撮影日時が前記検索条件と一致しているか否か判定する判定手段と、
前記判定手段により前記検索条件と一致しない画像ファイルの情報を、前記画像検索処理手段の検索により見つかった画像ファイルから排除する画像排除手段と、を有することを特徴とする画像検索処理装置。 - 前記取得手段は、画像ファイルに撮影場所が含まれていないため、現地撮影日時を取得できない場合、画像ファイルに付加された現地時間、画像ファイルに付加された時差、ユーザ操作により指定された撮影場所、及び画像ファイルを撮影した撮影機器の移動場所、画像ファイルを撮影した撮影機器の内蔵時計を設定した場所、同じ撮影機器で撮影されて撮影日が同じ画像ファイルの撮影場所の少なくともいずれかから現地撮影日時を算出し、
前記判定手段は、前記画像検索処理手段の検索により見つかった画像ファイルについて、前記取得手段により算出された現地撮影日時が前記検索条件と一致しているか否か判定し、
前記画像排除手段は、前記判定手段により前記検索条件と一致しない画像ファイルの情報を、前記画像検索処理手段により検索された画像ファイルから排除することを特徴とする請求項1に記載の画像検索処理装置。 - 前記決定手段は、協定世界時から、前記最大時差を−26時間から+26時間とすることを特徴とする請求項1に記載の画像検索処理装置。
- 前記決定手段は、ユーザ操作によって最大時差が指定されることを特徴とする請求項1に記載の画像検索処理装置。
- ユーザ操作によって前記画像ファイルの検索地点を選択する手段を更に有し、
前記決定手段は、前記検索地点と画像ファイルの撮影場所とから最大時差を決定することを特徴とする請求項1に記載の画像検索処理装置。 - ユーザ操作によって撮影場所を指定する手段を更に有し、
前記取得手段は、前記ユーザ操作によって指定された撮影場所から現地撮影日時を算出することを特徴とする請求項2に記載の画像検索処理装置。 - 前記画像排除手段は、前記画像検索処理手段の検索により見つかった画像ファイルのうち、前記取得手段により現地撮影日時が取得又は算出できない全ての画像ファイルを検索結果とすることを特徴とする請求項2に記載の画像検索処理装置。
- 前記画像排除手段は、ユーザ操作によって排除する画像ファイルが指定されることを特徴とする請求項1に記載の画像検索処理装置。
- 前記取得手段は、前記画像排除手段により排除処理された後の画像検索結果一覧表を表示することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像検索処理装置。
- 画像ファイルの撮影日を検索条件として複数の画像ファイルを検索する画像検索処理装置における画像検索処理方法であって、
前記画像検索処理装置の指定手段が、前記検索条件となる撮影日を指定する指定工程と、
前記画像検索処理装置の決定手段が、前記指定工程により指定された撮影日の最大時差を決定する決定工程と、
前記画像検索処理装置の画像検索処理手段が、前記指定工程により指定された撮影日と、前記決定工程により決定された最大時差とから前記検索条件に合う画像ファイルを検索する画像検索処理工程と、
前記画像検索処理装置の取得手段が、前記画像検索処理により見つかった画像ファイルの撮影場所と撮影日時とから現地時間での撮影日時である現地撮影日時を取得する取得工程と、
前記画像検索処理装置の判定手段が、前記画像検索処理手段の検索により見つかった画像ファイルについて、前記取得工程により取得した前記現地撮影日時が前記検索条件と一致しているか否か判定する判定工程と、
前記画像検索処理装置の画像排除手段が、前記判定工程により前記検索条件と一致しない画像ファイルの情報を、前記画像検索処理により見つかった画像ファイルから排除する画像排除工程と、を有することを特徴とする画像検索処理方法。 - コンピュータを、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の画像検索処理装置の各手段として機能させるプログラム。
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