JP2012017596A - 足場用幅木装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】仮設足場の建枠のスパンが種々異なってもその仮設足場に対して共通して対応でき、個々の仮設足場ごとの製作が不要で、コストを軽減でき、また管理も容易となる足場用幅木装置を提供する。
【解決手段】複数の建枠1及びその建枠1間に架設される足場材3を備える仮設足場における足場材3の側縁部に沿って建枠1間に架設される足場用幅木装置であって、一方の建枠1及び他方の建枠1にそれぞれクリップ部材を介して脱着可能に取り付けられる幅木ブラケット13と、長手方向に伸縮可能で、その伸縮で建枠1間のスパンに応じる長さに調整され、両端部が幅木ブラケット13で支持されることで、建枠1間に架設される幅木本体8とを具備する。幅木本体8は、一対の長板状の幅木9の端部相互を、伸縮ケース10内で摺動可能に重ね合わせることで伸縮可能に構成される。
【選択図】 図1
【解決手段】複数の建枠1及びその建枠1間に架設される足場材3を備える仮設足場における足場材3の側縁部に沿って建枠1間に架設される足場用幅木装置であって、一方の建枠1及び他方の建枠1にそれぞれクリップ部材を介して脱着可能に取り付けられる幅木ブラケット13と、長手方向に伸縮可能で、その伸縮で建枠1間のスパンに応じる長さに調整され、両端部が幅木ブラケット13で支持されることで、建枠1間に架設される幅木本体8とを具備する。幅木本体8は、一対の長板状の幅木9の端部相互を、伸縮ケース10内で摺動可能に重ね合わせることで伸縮可能に構成される。
【選択図】 図1
Description
この発明の実施形態は、エレベータやエスカレータなどの工事現場などにおいて使用される高所作業用の仮設足場に設けられる足場用幅木装置に関する。
エレベータやエスカレータなどの工事現場においては、高所作業用の足場が仮設され、その仮設足場の上に作業員が乗って各種の作業が行なわれる。
この種の仮設足場は、垂直に立設される複数の建枠と、これら建枠間に水平に架設される足場材と、建枠間に斜めに掛け渡される補強用のブレース材や水平に掛け渡される手摺り材などからなり、工事現場において組立てられ、作業員は水平な足場材の上に乗って作業を行なう。
足場材の周囲には、作業の安全を確保するために幅木が取り付けられる。幅木は、足場材の側縁に沿って延び、かつ足場材に対して起立するように建枠間に架設される。エレベータやエスカレータなどの工事現場に設置される仮設足場においては、近年この種の幅木の設置が法規上義務付けられている。
ところで、建枠のスパンは、仮設足場の規模や高さなどにより種々変わる。したがって建枠間に架設する幅木もそのスパンに応じた種々の長さのものを用意して対応しなければならない。このためコストが嵩み、また管理が面倒となる。
この発明の実施形態は、仮設足場の建枠のスパンが種々異なってもその仮設足場に対して共通して使用でき、個々の仮設足場ごとの製作が不要で、コストを軽減でき、また管理も容易となる足場用幅木装置を提供することを目的としている。
このような目的を達成するために、請求項1の発明は、複数の建枠及びその建枠間に架設される足場材を備える仮設足場における前記足場材の側縁部に沿って前記建枠間に架設される足場用幅木装置であって、前記一方の建枠及び他方の建枠にそれぞれクリップ部材を介して脱着可能に取り付けられる幅木ブラケットと、長手方向に伸縮可能で、その伸縮で前記建枠間のスパンに応じる長さに調整され、両端部が前記幅木ブラケットで支持されることで、前記建枠間に架設される幅木本体とを具備することを特徴としている。
請求項2の発明は、前記幅木本体が、複数の長板状の幅木の端部相互を、伸縮ケース内で摺動可能に重ね合わせることで伸縮可能に構成されていることを特徴としている。
以下、この発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1には仮設足場の全体の外観を示してある。この仮設足場は、垂直に起立する複数の建枠1と、これら建枠1の相互を連結する複数の連結材2と、建枠1の相互間に上下複数段に架設される水平な足場材3と、建枠1の相互間に斜めに架設される複数の補強用のブレース材4とを含む足場本体5を備えている。
作業員は水平に架設された足場材3の上に乗って各種の作業を行なう。そしてこの仮設足場においては、足場材3の上に乗って作業をする作業者が足を踏み外したり、あるいは足場材3の上に載置した工具類などが落下したりするのを防止するために、足場材3の側縁に沿って幅木装置7が設けられている。これら幅木装置7は、足場材3に対してほぼ直角に起立するように、建枠1の相互間に架設されている。
幅木装置7は、伸縮可能な幅木本体8を備えている。幅木本体8は、ベニヤ板などからなる長板状の一対の幅木9を備えている。これら幅木9は、図2に示すようにその一端側端部が伸縮ケース10内に摺動自在に挿入されて互いに重なり合っている。そして、これら幅木9がその長手方向にスライド移動することにより、幅木本体8が長手方向に伸縮してその全長の長さ寸法が調整されるようになっている。
幅木本体8の両端側の端部には幅木ブラケット13が設けられている。幅木ブラケット13は、図3乃至図5に示すように、互いに対向する一対の側板14と、これら側板14の下端部間に配置された底板15と、一対の側板14の一端部間に配置された端板16とを備えている。そして双方の側板14には、上下に位置してそれぞれ透孔17が形成されている。これら透孔17は、側板14の一端側端部の近傍に形成され、一方の側板14の透孔17と他方の側板14の透孔17とは互いに対向し、その各対向間にパイプ18が取り付けられ、互いに対向する透孔17がそのパイプ18を介して連なることで、一方の側板14の外面側から他方の側板14の外面側に貫通する貫通孔19が構成されている。
幅木本体8の両端側に設けられる一方の幅木ブラケット13と他方の幅木ブラケット13は互いに対向するように配置され、その一方の幅木ブラケット13における側板14間に、幅木本体8における一方の幅木9の他端側の端部が挿入され、他方の幅木ブラケット13における側板14間に、幅木本体8における他方の幅木9の他端側の端部が挿入され、これにより幅木本体8の両端部が前記一方の幅木ブラケット13と他方の幅木ブラケット13とで支持される。
各幅木ブラケット13には、図6に示すようにクランプ部材22が取り付けられ、これらクランプ部材22を介して幅木ブラケット13が足場本体5の所定の建枠1に締結固定される。
クランプ部材22は、固定片23と可動片24とを備えている。可動片24の一端部は、固定片23の一端部にピン25を介して回動自在に枢着され、その回動で可動片24が固定片23に対して開閉する構造となっている。
固定片23の他端部には、ボルト27の一端部がピン28を介して回動自在に枢着され、また可動片24の他端部には、図7に示すようにU溝状の切欠部29が形成され、ボルト27をピン28を中心に回動することでボルト27の途中を切欠部29内に挿入することが可能となっている。そして、ボルト27にはナット30が螺着されており、このナット30により可動片24を固定片23に近づく閉じ方向に締め付けることができるようになっている。図7は図6のクランプ部材22を矢視A方向から見た正面図である。
固定片23の外面部にはボルト32が取り付けられている。そしてこのボルト32が幅木ブラケット13の貫通孔19に挿入され、ナット33により締め付けられ、この締め付けでクランプ部材22を幅木ブラケット13に締結固定することが可能となっている。各幅木ブラケット13には同様の構造で上下に一対ずつクランプ部材22が取り付けられ、これらクランプ部材22を介して幅木ブラケット13が足場本体5の建枠1に締結固定される。
すなわち、各クランプ部材22の固定片23と可動片24との間に建枠1が介在され、ボルト27が切欠部29内に挿入され、ナット30による締め付けで建枠1が固定片23と可動片24とで強固に挟まれることで、幅木ブラケット13がクランプ部材22を介して建枠1に締結固定される。
なお、一方の幅木ブラケット13に設けられるクランプ部材22と、他方の幅木ブラケット13に設けられるクランプ部材22は、足場材3の長手方向の一端側に配置する建枠1と他端側に配置する建枠1とに、互いに対称的に向き合うように取り付けられ、その一方の幅木ブラケット13と他方の幅木ブラケット13とで幅木本体8の両端部が支持される。
次に、幅木装置7を足場本体5に架設するときの手順について説明する。まず、各幅木ブラケット13にそれぞれクランプ部材22を取り付ける。そして一方の幅木ブラケット13のクランプ部材22を足場材3の長手方向の一端側の建枠1に、他方の幅木ブラケット13のクランプ部材22を足場材3の長手方向の他端側の建枠1にそれぞれ締結固定することにより、その両幅木ブラケット13が互いに向い合うように前記一方の建枠1と他方の建枠1とに取り付ける。
次に、幅木本体8を長手方向に伸縮してその全長の長さを、前記一方の建枠1と他方の建枠1との間のスパンに応じる寸法に調整する。そしてこの幅木本体8の一端側の端部を前記一方の幅木ブラケット13の側板14間に挿入し、他端側の端部を前記他方の幅木ブラケット13の側板14間に挿入し、その両幅木ブラケット13で幅木本体8を支持する。
これにより、図1に示すように、幅木本体8が足場材3の側部に沿って配置され、足場材3の上に乗って作業する作業者の安全が図られ、また足場材3の上に載置した工具類などの落下を防止することが可能となる。
このようにこの幅木装置7においては、幅木本体8が伸縮可能で、架設すべき建枠1間のスパンに応じてその全長の長さを調整することができ、したがって建枠1間のスパンの長さが異なる種々の仮設足場に対応することができ、個々の仮設足場ごとに製作する必要がなく、コストを軽減でき、また仮設足場の規模などに応じる個々の幅木を用意する必要がないから管理も容易となる。
1…建枠
3…足場材
5…足場本体
7…幅木装置
8…幅木本体
9…幅木
10…伸縮ケース
13…幅木ブラケット
17…透孔
18…パイプ
19…貫通孔
22…クランプ部材
23…固定片
24…可動片
27…ボルト
29…切欠部
32…ボルト
3…足場材
5…足場本体
7…幅木装置
8…幅木本体
9…幅木
10…伸縮ケース
13…幅木ブラケット
17…透孔
18…パイプ
19…貫通孔
22…クランプ部材
23…固定片
24…可動片
27…ボルト
29…切欠部
32…ボルト
Claims (2)
- 複数の建枠及びその建枠間に架設される足場材を備える仮設足場における前記足場材の側縁部に沿って前記建枠間に架設される足場用幅木装置であって、
前記一方の建枠及び他方の建枠にそれぞれクリップ部材を介して脱着可能に取り付けられる幅木ブラケットと、
長手方向に伸縮可能で、その伸縮で前記建枠間のスパンに応じる長さに調整され、両端部が前記幅木ブラケットで支持されることで、前記建枠間に架設される幅木本体と、
を具備することを特徴とする足場用幅木装置。 - 前記幅木本体は、複数の長板状の幅木の端部相互を、伸縮ケース内で摺動可能に重ね合わせることで伸縮可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の足場用幅木装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010155147A JP2012017596A (ja) | 2010-07-07 | 2010-07-07 | 足場用幅木装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010155147A JP2012017596A (ja) | 2010-07-07 | 2010-07-07 | 足場用幅木装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012017596A true JP2012017596A (ja) | 2012-01-26 |
Family
ID=45603038
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010155147A Withdrawn JP2012017596A (ja) | 2010-07-07 | 2010-07-07 | 足場用幅木装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012017596A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015031104A (ja) * | 2013-08-06 | 2015-02-16 | アルインコ株式会社 | 足場構築体における床開口部の幅木装置 |
CN113232204A (zh) * | 2021-05-08 | 2021-08-10 | 中材科技风电叶片股份有限公司 | 一种行走平台 |
-
2010
- 2010-07-07 JP JP2010155147A patent/JP2012017596A/ja not_active Withdrawn
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