JP2012016629A5 - - Google Patents

Claims (12)

1. 先端に刃先が形成された針と、該針の基端部を保持するハブと、先端保護部を備えた針組立体であって、
   該ハブと該先端保護部との距離を規制する制限部と、
   ヒンジ部を介して前記先端保護部に接続された固定部とを備え、
   該先端保護部は、前記固定部に対し、前記ヒンジ部を介して回転するとともに、前記針の基端部に設けられた第一開口部と、前記針の先端側に設けられた第二開口部とを含んで、針先が撓む機構を有し、
   使用前の状態において、前記針が、前記先端保護部の第一開口部から先端保護部に入り、第二開口部から抜け出た状態であり、
   使用後において、該先端保護部が該針の先端を保護する位置に移動した際に、前記機構により針先が撓んで、該針先が前記第二開口部から移動して該先端保護部の内側に針先が収納されることにより、該針の先端が保護されることを特徴とする針組立体。
2. 前記針が、前記第一開口部を支点として撓む請求項１に記載の針組立体。
3. 前記第一開口部の開口面と前記第二開口部の開口面とが互いに角度をなしている請求項１又は２に記載の針組立体。
4. 前記針は、弾性及び湾曲部を有するフーバー針であり、
   前記制限部は使用前の状態において折りたたまれた構造を形成し、
   前記ハブと繋がり、穿刺状態から前記針の引抜き状態とする際に、引き上げることによって接合部を介して前記ハブを持ち上げる取っ手部とを備える請求項１から３のいずれかに記載の針組立体。
5. 前記取っ手部は、前記取っ手部が前記先端保護部に設けられた固定部と接続されるための留め具を有し、
   前記取っ手部は、前記接合部を中心として先端部が弧を描く回動可能に設けられ、
   前記取っ手部の端部を持ち上げることにより前記取っ手部と前記固定部との係合が解除されることを特徴とする請求項４に記載の針組立体。
6. 前記取っ手部は接合部を介して前記ハブと繋がり、
   前記接合部は、前記針の水平方向において、前記針における湾曲部よりも先端側を構成する垂直部のほぼ直上となるような位置に設けられたことを特徴とする請求項５又は６に記載の針組立体。
7. 穿刺状態において先端保護部を覆ってハブと接続されるカバー部材を備え、前記取っ手部材が接合部を介して前記カバー部材に設けられたことを特徴とする請求項６に記載の針組立体。
8. 連接体が、前記先端保護部に設けられた固定部、前記先端保護部及び前記制限部を備え、前記連接体がさらに取付部を備え、前記取付部を前記ハブと前記カバー部材とで挟んで前記ハブに固定された請求項７に記載の針組立体。
9. 先端に刃先が形成された針と、該針の基端部を保持するハブと、先端保護部を備えた針先保護機構であって、
   該ハブと該先端保護部との距離を規制する制限部と、
   ヒンジ部を介して前記先端保護部に接続された固定部と、
   を備え、
   該先端保護部は、前記固定部に対し、前記ヒンジ部を介して回転するとともに、前記針の基端側に設けられた第一開口部と、前記針の先端側に設けられた第二開口部と、該第二開口部に設けられた針先戻り防止部とを含んで、針先が撓む機構を有し、
   使用前の状態において、前記針が、前記先端保護部の第一開口部から先端保護部に入り、第二開口部から抜け出た状態であり、
   使用後において、該先端保護部が該針の先端を保護する位置に移動した際に、前記機構により針先が撓んで、該針先が前記第二開口部から移動して該先端保護部の内側に針先が収納されることにより、該針の先端が保護されることを特徴とする針先保護機構。
10. 前記針が、前記第一開口部を支点として撓む請求項９に記載の針先端保護機構。
11. 前記第一開口部の開口面と前記第二開口部の開口面とが互いに角度をなしている請求項９又は１０に記載の針先端保護機構。
12. 前記針は、弾性及び湾曲部を有するフーバー針であり、
    前記制限部は使用前の状態において折りたたまれた構造を形成し、
    前記ハブと繋がり、穿刺状態から前記針の引抜き状態とする際に、引き上げることによって接合部を介して前記ハブを持ち上げる取っ手部とを備える請求項９から１１のいずれかに記載の針先端保護機構。