JP2012009317A - リチウムイオン二次電池および組電池 - Google Patents
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Abstract
【課題】安全性と信頼性を兼ね備えたリチウムイオン二次電池を提供する。
【解決手段】二次電池40は、捲回電極群1が、正負極板が捲き返された湾曲部間において正負極板の未塗工部が接合されているとともに、湾曲部が捲回両端面において開口20が形成されており、ガス放出弁38が、湾曲部の開口20を電池缶36の側面に投影した領域に配置されている。捲回電極群1内から発生するガスの排出路とガス放出弁38との距離が近くなり、ガス放出をスムーズに行うことができる。
【選択図】 図6
【解決手段】二次電池40は、捲回電極群1が、正負極板が捲き返された湾曲部間において正負極板の未塗工部が接合されているとともに、湾曲部が捲回両端面において開口20が形成されており、ガス放出弁38が、湾曲部の開口20を電池缶36の側面に投影した領域に配置されている。捲回電極群1内から発生するガスの排出路とガス放出弁38との距離が近くなり、ガス放出をスムーズに行うことができる。
【選択図】 図6
Description
本発明はリチウムイオン二次電池および組電池に係り、特に、断面長円状に捲回された捲回電極群と、電池容器と、ガス放出弁とを備えたリチウムイオン二次電池および該二次電池を複数個組み合わせた組電池に関する。
近年、高エネルギー密度を有するリチウムイオン二次電池が着目され、その研究、開発や商品化が急速に進められた結果、現在では、携帯電話やノートパソコン向けに小型民生用リチウムイオン二次電池が広く普及している。
一方、地球温暖化や枯渇燃料の問題から電気自動車(EV)や駆動の一部を電気モーターで補助するハイブリッド電気自動車(HEV)が各自動車メーカーで開発され、その電源として高容量で高出力、かつ高い安全性と信頼性を有した二次電池が求められている。特に、電池が高温の環境下に晒されたり、電極やセパレータの劣化、外部短絡、電池形状の変化等による内部短絡、外部電源による強制的な過大電流充電による急激な温度上昇、過大電圧による過充電がなされたりした場合などが安全性や信頼性上の問題となる。この場合、電解液が分解あるいは気化してガスが発生し電池内に充満することで電池内圧が著しく上昇する。
この問題の対策として、従来の電池構造では、断面長円状に捲回された捲回電極群の捲回面を角形電池容器の側面に投影した領域にガス放出弁を配置することで、電池内圧上昇時にガス放出弁が作動し、電池内のガスを外部へ放出する構造を持たせている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、活物質合剤の未塗工部を有する正負極板の両側の捲回面端部に接合部を有した捲回電極群を使用する場合には、捲回電極群の内部に充満したガスは接合部から出ることができない。すなわち、捲回電極群内に充満したガスの排出路が、接合部を有していない箇所の捲回両端面の開口のみに限られてしまい、必然的にガス圧が高くなる、という問題を生じる。このため、捲回面の一部に接合部を有した捲回電極群を使用する場合でも、捲回電極群の内部で発生したガスをスムーズ(安全かつ確実)に電池容器外に排出可能なリチウムイオン二次電池が望まれている。
本発明は上記事案に鑑み、安全性と信頼性を兼ね備えたリチウムイオン二次電池および該二次電池を複数個組み合わせた組電池を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様は、リチウムイオン二次電池であって、長手方向に沿う一側に活物質合剤の未塗工部を有する正極板と、長手方向に沿う一側に活物質合剤の未塗工部を有する負極板とが、セパレータを介して、前記正負極板の未塗工部が互いに反対側に配されるように捲回された断面長円状の捲回電極群と、前記捲回電極群の捲回軸が底面の長手方向と平行となるように前記捲回電極群を収容する角形電池容器と、前記電池容器の側面に設けられたガス放出弁と、を備え、前記捲回電極群は、前記正負極板が捲き返された湾曲部間において前記正負極板の未塗工部が接合されているとともに、前記湾曲部が捲回両端面において開口しており、前記ガス放出弁は、前記湾曲部の開口を前記電池容器の側面に投影した領域に少なくとも1つ配置されている、ことを特徴とする。
第1の態様では、捲回電極群が、正負極板が捲き返された湾曲部間において正負極板の未塗工部が接合されているとともに、湾曲部が捲回両端面において開口しており、ガス放出弁が、湾曲部の開口を電池容器の側面に投影した領域に少なくとも1つ配置されている。これよって、捲回電極群内から発生するガスの排出路とガス放出弁とが直線状に並び、ガスの排出路とガス放出弁との距離が近くなるため、ガス放出弁作動時のガス放出をスムーズに行うことができ、安全性と信頼性を兼ね備えたリチウムイオン二次電池を実現することができる。
第1の態様において、ガス放出弁は開裂弁であり、該開裂弁の中心が湾曲部の開口を電池容器の側面に投影した領域に位置付けられるように開裂弁が配置されているようにしてもよい。また、ガス放出弁は、湾曲部の開口を電池容器の側面に投影した4つの領域のうち2つまたは4つの領域にそれぞれ配置されていてもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の第2の態様は、第1の態様に記載のリチウムイオン二次電池を複数個組み合わせた組電池において、前記複数個のリチウムイオン二次電池の各々のガス放出弁に連接されたガス排出ダクトを備えたことを特徴とする。
第2の態様では、組電池が複数個のリチウムイオン二次電池の各々のガス放出弁に連接されたガス排出ダクトを備えているので、複数個のリチウムイオン二次電池を組み合わせた組電池において、ガスを確実に外部へ導出することができる。第2の態様において、ガス排出ダクトは、複数個のリチウムイオン二次電池の各々のガス放出弁に連接されているとともに、ガス排出口が一箇所に集結するように連通しているようにしてもよい。
本発明の第1の態様によれば、捲回電極群内から発生するガスの排出路とガス放出弁とが直線状に並び、ガスの排出路とガス放出弁との距離が近くなるため、ガス放出弁作動時のガス放出をスムーズに行うことができ、安全性と信頼性を兼ね備えたリチウムイオン二次電池を実現することができ、第2の態様によれば、組電池が複数個のリチウムイオン二次電池の各々のガス放出弁に連接されたガス排出ダクトを備えているので、複数個のリチウムイオン二次電池を組み合わせた組電池において、ガスを確実に外部へ導出することができる、という効果を得ることができる。
以下、図面を参照して、本発明をハイブリッド電気自動車用の組電池に適用した実施の形態について説明する。なお、ハイブリッド電気自動車では以下に説明する組電池が複数個組み合わされて使用される。
(構成)
<全体構造>
図1に示すように、本実施形態の組電池60は、6個の角形リチウムイオン二次電池40(以下、二次電池40という。)が、金属製(本例では銅製または銅合金製)のバスバー62を介して直列に接続されている。
<全体構造>
図1に示すように、本実施形態の組電池60は、6個の角形リチウムイオン二次電池40(以下、二次電池40という。)が、金属製(本例では銅製または銅合金製)のバスバー62を介して直列に接続されている。
<二次電池>
図2および図3に示すように、二次電池40は、捲回電極群1が不図示の電解液に浸潤され、角部にR付が施された角形(矩形状)で深絞り法により開口部の短辺寸法よりも深さ寸法を大きくした有底の金属製(本例ではアルミニウム合金製)電池缶36内に収容されている。捲回電極群1と電池缶36との間には、両者の電気的接触を防止するために、電池缶36の内のりより若干小さめで樹脂製(本例ではポリプロピレン製)の絶縁ケース34が介在している。なお、二次電池40は、電池容器(電池缶36および蓋板32)が極性を持たない中性である。
図2および図3に示すように、二次電池40は、捲回電極群1が不図示の電解液に浸潤され、角部にR付が施された角形(矩形状)で深絞り法により開口部の短辺寸法よりも深さ寸法を大きくした有底の金属製(本例ではアルミニウム合金製)電池缶36内に収容されている。捲回電極群1と電池缶36との間には、両者の電気的接触を防止するために、電池缶36の内のりより若干小さめで樹脂製(本例ではポリプロピレン製)の絶縁ケース34が介在している。なお、二次電池40は、電池容器(電池缶36および蓋板32)が極性を持たない中性である。
図4に示すように、捲回電極群1は、セパレータ6、負極板5、セパレータ6、正極板4の順に重ねられて捲回され、扁平状(断面長円状)に成形された扁平捲回構造を有している。捲回開始端部にはセパレータ6が数周巻かれており(軽量化を図るため軸芯を有しておらず)、捲回終了端部もセパレータ6が数周捲回され、巻き解けを防止するために、セパレータ6の捲回終了端が予め片面に粘着剤が塗着されたテープで止められている。
負極板5は、銅合金箔の両面に、負極活物質として、リチウムイオンを吸蔵、放出可能な黒鉛等の炭素材を含む負極活物質合剤が略均等かつ略均一に塗工されており(塗工部102参照)、両面とも長手方向に沿う一側に負極活物質合剤が未塗工の未塗工部2が形成されている。一方、正極板4は、アルミニウム合金箔の両面に、正極活物質として、例えば、マンガン酸リチウム等のリチウム含有遷移金属複酸化物を含む正極活物質合剤が略均等かつ略均一に塗工されており(塗工部103参照)、両面とも長手方向に沿う一側に正極活物質合剤が未塗工の未塗工部3が形成されている。セパレータ6は、リチウムイオンが通過可能な微多孔性シート材で構成されており、本例では、数十μm厚のポリエチレンシートが用いられている。セパレータ6は、負極板5の塗工部102と正極板4の塗工部103とが直接接触しないように両塗工部の幅より幅広とされている。負極板5の未塗工部2と正極板4の未塗工部3とは捲回電極群1に対して互いに反対側に配置されている。
図5に示すように、負極板5の未塗工部2および正極板4の未塗工部3のそれぞれの中央部は、図示を省略した治具により押圧されて、捲回電極群1の主面(面積の最も大きな面であって扁平捲回構造の中心を通る仮想面)に向けて折り曲げられ積層状に集結している。集結した負極板5の未塗工部2および正極板4の未塗工部3は、それぞれほぼ平坦な負極接合部21、正極接合部22を構成しており、この箇所で負極板5の未塗工部2および銅合金製の負極接続板33b(図3参照)、正極板4の未塗工部3およびアルミニウム合金製の正極接合部33a(図3参照)がそれぞれ不図示の治具により一体で押圧され超音波溶接が行われることによって、負極接続板33bの一側(後述する垂直部の折れ曲がり箇所)と負極接合部21、正極接続板33aの一側と正極接合部22がそれぞれ電気的、機械的に接続されている。超音波溶接の際、負極板5および正極板4の金属箔(未塗工部)を保護するために、負極接合部21、正極接合部22を介して、負極接続板33b、正極接合部33aの反対側に、それぞれ金属箔より厚い金属製(例えば、銅合金製)の負極金属板23、金属製(例えば、アルミニウム合金製)の正極金属板24を配するようにしてもよい。
捲回電極群1を構成する正極板4、負極板5およびセパレータ6が捲き返された湾曲部1aは、上述した図示を省略した治具によりそれぞれ負極接合部21側、正極接合部22側が押圧されて円柱状に成形されている。このため、捲回電極群1には円柱状の湾曲部1aが4つ形成され、それぞれの湾曲部1aは捲回電極群1の端面(負極板5の未塗工部2および正極板4の未塗工部3の露出端面)において円形状の開口20が形成されている。すなわち、捲回電極群1は、湾曲部1a間において負極板5の未塗工部2を構成する金属箔同士、正極板4の未塗工部3を構成する金属箔同士がそれぞれ超音波溶接で接合された負極接合部21、正極接合部22を有しており、それらの両側端部に配された湾曲部1aは捲回端面において開口20が形成された構造を有している。
捲回電極群1の上部には蓋アセンブリが配置されている。蓋アセンブリは、図3に示すように、金属製(本例ではアルミニウム合金製)の蓋板32、負極接続板33bの他側(後述する水平部)に電気的に接続され蓋板32に形成された貫通孔を介して上方に突出した負極外部端子31b、正極接続板33aの他側に電気的に接続され蓋板32に形成された貫通孔を介して上方に突出した正極外部端子31a、蓋板32に形成され電解液を注液するための注液口39、蓋板32に形成された貫通孔と負極外部端子31b、正極外部端子31aとの隙間を封止するシール材25、および負極接続板33b、正極接続板33aで構成されている。
負極接続板33bは、水平部とこの水平部から垂直方向に折れ曲がった垂直部とを有した断面逆L字状の形状を呈している。水平部には丸孔が形成されているとともに、垂直部の下部側は1/2幅程度がさらに捲回電極群1の主面と平行な方向に折れ曲がっており、この折れ曲がり箇所が、上述したように、超音波溶接により負極接合部21と電気的、機械的に接続されている。
負極外部端子31bは下端部に円筒状の形状を呈したかしめ部を有しており(図3ではかしめ前の状態を示している。)、図11に示すように、負極外部端子31bを負極接続板33bの水平部に形成された丸孔に挿通した後、円筒状のかしめ部を外側にかしめることによってかしめ部31baが構成され、負極接続板33bと負極外部端子31bとが機械的、電気的に接続されている。さらに、かしめ部31baと負極接続板33bと間には溶接が施されており(溶接部31bb参照)、負極接続板33bと負極外部端子31bとの電気的接続が確保されている。
シール材25は射出成形によって形成されたリング状を呈しており、材質としては、例えば、絶縁性樹脂のポリフェニレンサルファイド(PPS)を用いることができる。シール材25のリング外周中央部には断面矩形状の溝が形成されており、この溝に蓋板32の貫通孔の周部が嵌合することで、蓋板32に形成された貫通孔と負極外部端子31bとの間で形成される隙間が密閉されている。
一方、正極外部端子31a側の構造も上述した負極外部端子31b側の構造と同じである。ただし、正極接続板33aは負極接続板33bとは対称となるように配置されており、正極外部端子31aの材質にはアルミニウム合金が用いられている。
従って、蓋アセンブリは、蓋板32に対して、外部端子31a、31b、シール材25、接続板33a、33bを一体化したものである。なお、蓋アセンブリは、蓋板32の貫通孔にシール材25を装着し、接続板33a、33bと外部端子31a、31bを、シール材25を上下から挟むように配して、シール材25が所定量潰れるように圧縮しながらかしめ部31baを構成し、かしめ部31baの周部と接続板33a、33bとをそれぞれ溶接することで作製される。
電池缶36の狭側面には、楕円形状でガス放出弁38を接合するためのガス放出孔37が形成されている。ガス放出孔37には、金属製(例えば、アルミニウム合金製)で開裂弁として機能する楕円形状のガス放出弁38がレーザ(ビーム)溶接により接合されている。また、絶縁ケース34の電池缶36のガス放出孔37に対応する位置には、ガス放出孔37と同様の楕円形状のガス放出孔35が形成されている。
図7および図8に示すように、ガス放出弁38は肉厚の小さい薄肉部52を有しており、ガス放出弁38の薄肉部52には、ガス放出弁38の外周に沿う外周溝51と、外周溝51の内側で電池内圧が所定圧となったときに外周溝51より先に開裂する開裂溝50とが穿設されている。開裂溝50は平面視でV字状の2つ溝間を直線で繋いだものである。図9および図10に示すように、開裂溝50と外周溝51とはともに断面V字状の形状を呈しているが、電池内圧による応力が集中するように、開裂溝50の方が外周溝51より深い溝とされている。
図3に示すように、電池缶36内には、捲回電極群1が、絶縁ケース34を介して、捲回電極群1の捲回(中心)軸が電池缶36の底面の長手方向と平行となるように収容されている。なお、蓋アセンブリと一体化された接続板33a、33bの垂直部の折れ曲がり箇所と接合部21、22とが接合された後、絶縁ケース34を介して捲回電極群1が電池缶36に収容されるため、捲回電極群1は接続板33a、33bによって蓋板32に上部側から支持される構造が採られている。
ここで、図6を参照して、捲回電極群1の湾曲部1aの開口20とガス放出弁38との位置関係について説明する。いま、同じ高さ位置にある2つの円柱状の湾曲部1a(図5も参照)の中心軸を1bとすると、本実施形態では、ガス放出弁38の中心が電池缶36の側面における中心軸1b上に位置付けられており、ガス放出弁38は湾曲部1aの開口20を電池缶36の狭側面に投影した領域に配置されている。なお、本実施形態では、湾曲部1aの開口20とガス放出弁38とを最も近づける配置構成とするため、ガス放出弁38の中心が中心軸1b上に位置付けられているが、ガス放出弁38の中心が湾曲部1aの開口20を電池缶36の狭側面に投影した領域内に配置されていれば、本実施形態同様、安全性や信頼性の点で問題が生じないことを確認済みである。
図3に示すように、蓋アセンブリと一体化された蓋板32は、電池缶36の開口部に合致する大きさの平板で構成されている(電池缶36に合わせてR付けが施されている)。蓋板32は、電池缶36の開口部を封止するように、電池缶36と合致する輪郭がレーザ溶接で接合されている。
捲回電極群1は注液口39を介して注液された電解液に浸潤されており、発電要素を構成する捲回電極群1および電解液は電池缶36内に収容され、蓋アセンブリ(蓋板32)で密閉されている。電解液には、例えば、エチレンカーボネート等の炭酸エステル系の有機溶媒に6フッ化リン酸リチウム(LiPF6)等のリチウム塩が1モル/リットルの割合程度で溶解されたものを用いることができる。なお、注液口39は、注液栓30で封止されている。
<組電池の詳細構造>
図1に示すように、組電池60(を構成する二次電池40)は、組電池60が車載された場合の振動等による遊動や位置ずれを防止するために、両側を厚板状で樹脂製の2枚の固定プレート61で固定されている。固定プレート61には、それぞれ下部に組電池60を固定するための2つの脚部70が突設されている。
図1に示すように、組電池60(を構成する二次電池40)は、組電池60が車載された場合の振動等による遊動や位置ずれを防止するために、両側を厚板状で樹脂製の2枚の固定プレート61で固定されている。固定プレート61には、それぞれ下部に組電池60を固定するための2つの脚部70が突設されている。
また、組電池60の下側隅部は、樹脂製で断面略L字状の2本の下側隅部固定プレート67で支持されている。下側隅部固定プレート67には、長手方向と交差する方向に所定間隔毎にリブが形成されている。このリブにより、各二次電池40間には空冷用のスペースが形成されるとともに、下側隅部固定プレート67のリブを介して各二次電池40の位置決めを行うことができる。また、下側隅部固定プレート67には、空冷効果を高めるとともに軽量化を図るため、所定間隔毎に切り欠きが形成されている。下側隅部固定プレート67の両端部は固定プレート61に形成された嵌合穴に嵌合することで固定プレート61に固定されている。
一方、組電池60の上側隅部は、樹脂製で断面略L字状の2本の上側隅部固定プレート66で支持されている。上側隅部固定プレート66にも、下側隅部固定プレート67のリブが形成された位置に対応する位置にリブが形成されており、下側隅部固定プレート67のリブと相俟って上述した空冷用のスペースや位置決めの確保を行うことができる。また、空冷効果を高め軽量化を図るため、所定間隔毎に切り欠きが形成されている。さらに、上側隅部固定プレート66の両端部は固定プレート61に形成された嵌合穴に嵌合することで固定プレート61に固定されている。従って、組電池60を構成する各二次電池40は、固定プレート61に嵌合した下側隅部固定プレート67および上側隅部固定プレート66により上下四隅で固定されている。
また、上側隅部固定プレート66には、組電池60を構成する各二次電池40のガス放出弁38の位置に対応して筒状で樹脂製の6つのダクト連結口65が形成されている。なお、本実施形態の組電池60では、各二次電池40の外部端子31a、31bを交互に反対側に配置しているため、6つのダクト連結口65のうち3つのダクト連結口65に対応する位置には二次電池40のガス放出弁38は存在していない(図1の右側のダクト65参照)。
6つのダクト連結口65のうち他の3つのダクト連結口65に対応する位置には二次電池40のガス放出弁38が存在しており、これら3つのダクト連結口65には筒状のガス流路接続ダクト68の一側が連接されている。ガス流路接続ダクト68の他側はガス流路ダクト64に連接されている。ガス流路ダクト64は二股構造であり、ガス排出口69が一箇所に集結するように二股が連通している。
組電池60を構成する二次電池40のうち、電位が最上位の二次電池40の正極外部端子31aおよび最下位の二次電池40の負極外部端子31bを除く二次電池40の外部端子31a、31bは、バスバー62で接続されている。すなわち、バスバー62の両端部には丸孔が形成されており、当該丸孔に外部端子31a、31bを挿通してナット63で外部端子31a、31bとネジ締結することで電気的接続が確保されている。なお、最上位の二次電池40の正極外部端子31aおよび最下位の二次電池40の負極外部端子31bは、組電池60をさらに直列ないし並列に接続する際に、図示しない組電池間バスバーで接続される。
(作用効果等)
次に、本実施形態の組電池60の作用効果等について説明する。
次に、本実施形態の組電池60の作用効果等について説明する。
本実施形態の組電池60では、組電池60を構成する各二次電池40の捲回電極群1が、正負極板が捲き返された湾曲部1aの間において正負極板の未塗工部2、4が接合されて正負極接合部21、22が構成されているとともに、湾曲部1aが捲回両端面において開口している(図5参照)。正負極接合部21、22では、未塗工部2、4が積層状に束ねられているため、電池異常時に捲回電極群1の内部で発生したガスは、正負極接合部21、22を介して捲回電極群1の外へ出ることが難しい。一方、溶接の施されていない湾曲部1aには捲回端面において開口20が形成されている。このため、捲回電極群1の内部で発生したガスは、開口20から捲回電極群1の外へ出ることができるが、開口面積が正負極接合部21、22で絞られている(小さくなっている)ため、ガス圧が高くなるおそれがある。そこで、ガス放出弁38を、湾曲部1aの開口20を電池缶36の側面に投影した領域に配置することによって(図6参照)、捲回電極群1内から発生するガスの排出路とガス放出弁38とが直線状に並び、ガスの排出路とガス放出弁との距離が近くなる。このため、本実施形態の組電池60によれば、各二次電池40の電池異常時に、ガス放出弁38が作動しガス放出をスムーズに行うことができ、安全性と信頼性を確保することができる。
また、本実施形態の組電池60は、6個の二次電池40の各々のガス放出弁38に上部隅部固定プレート66を介して連接されたガス排出ダクト(ガス流路接続ダクト68、ガス流路ダクト64)を備えている(図1参照)。このため、組電池60によれば、ガスを確実に外部へ導出することができる。
さらに、本実施形態の組電池60では、上述したガス排出ダクトが、6個の二次電池40の各々のガス放出弁38に連接されているとともに、ガス排出口69が一箇所に集結するように連通している(図1参照)。このため、組電池60を複数個組み合わせた場合に、各ガス排出口69を別のダクトに接続することで、電池異常時に発生するガスを纏めてハイブリッド電気自動車の車外に導出することが可能となる。
なお、本実施形態では、楕円形状のガス放出弁38を例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の形状のガス放出弁を用いることができる。また、本実施形態では、薄肉部52に形成され平面視でV字と直線を組み合わせた開裂溝50やガス放出弁38の外周に沿う外周溝51を例示したが、本発明はこれに限られるものではなく、他の形状の開裂溝や外周溝を形成するようにしてもよい。さらに、本実施形態では、断面V字状の開裂溝50や外周溝51を例示したが、本発明はこれに制限されるものではなく、例えば、断面U字状の溝としてもよく、また、本実施形態で例示した外周溝の溝の深さを開裂溝より深く穿設するようにしてもよい。さらに、これらの溝を薄肉部52の同一面側に形成した例を示したが、同一面側と異なる面(背面)側にそれぞれ形成するようにしてもよい。
また、本実施形態では、電池缶36にガス放出弁38を接合する例を示したが、本発明はこれに制限されず、例えば、電池缶36に対しエッチング処理等を行うことで、電池缶36とガス放出弁38とを一体に構成するようにしてもよい。さらに、本実施形態では、湾曲部1aが図示を省略した治具により円柱状に成形され円形状の開口20を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、長円状や半円状等の他の形状の開口としてもよい。
また、本実施形態では、ガス放出弁38の中心が電池缶36の側面における中心軸1b上に位置付けられ、ガス放出弁38が湾曲部1aの開口20を電池缶36の側面に投影した領域に1つ配置されている例を示したが、本発明はこれに限らず、種々の態様を採ることができる。以下、それらの態様について説明する。なお、これらの態様においても、上述したように、ガス放出弁38の中心が湾曲部1aの開口20を電池缶36の側面に投影した領域内に配置されていればよい。
図12に示すように、二次電池40aでは、ガス放出弁38の中心が電池缶36の側面における中心軸上に位置付けられており、ガス放出弁38が湾曲部1aの開口20を電池缶36の側面に投影した4つの領域のうち同一の狭側面に投影された2つの領域に1つずつ合計2個配置されている。
図13に示すように、二次電池40bでは、ガス放出弁38の中心が電池缶36の側面における中心軸上に位置付けられており、ガス放出弁38が湾曲部1aの開口20を電池缶36の側面に投影した4つの領域のうち2つの狭側面に投影された2つの領域に1つずつ合計2個配置されている。
図14に示すように、二次電池40cでは、ガス放出弁38の中心が電池缶36の側面における中心軸上に位置付けられており、ガス放出弁38が湾曲部1aの開口20を電池缶36の側面に投影した4つの領域のうち2つの狭側面に投影された4つの領域に1つずつ合計4個配置されている。
従って、ガス放出弁38は、湾曲部1aの開口20を電池缶の側面に投影した4つの領域のうち2つまたは4つの領域にそれぞれ配置されていてもよい。このような態様では、ガス放出弁38の数が増えるため、安全性や信頼性をより高めることができる。このような二次電池で構成される組電池は、各二次電池がガス放出弁38を複数個有するため、ガス流路接続ダクト68の数を増やすとともに、ガス流路ダクト64の形状を例えば四股等に変更することにより、ガス排出口69を一箇所に集結することができる。その際、例えば、エルボー状(直角状に曲がった形状)等のガス流路接続ダクトを用いたり、下側隅部固定プレート68にもダクト連結孔65を設けたりすればよい。
本発明は安全性と信頼性を兼ね備えたリチウムイオン二次電池および該二次電池を複数個組み合わせた組電池を提供するものであるため、リチウムイオン二次電池および組電池の製造、販売に寄与するので、産業上の利用可能性を有する。
1 捲回電極群
1a 湾曲部
2 未塗工部
3 未塗工部
4 正極板
5 負極版
6 セパレータ
20 開口
32 蓋板(電池容器の一部)
36 電池缶(電池容器の一部)
38 ガス放出弁
40 リチウムイオン二次電池
60 組電池
64 ガス流路ダクト(ガス排出ダクトの一部)
68 ガス流路接続ダクト(ガス排出ダクトの一部)
69 ガス排出口
1a 湾曲部
2 未塗工部
3 未塗工部
4 正極板
5 負極版
6 セパレータ
20 開口
32 蓋板(電池容器の一部)
36 電池缶(電池容器の一部)
38 ガス放出弁
40 リチウムイオン二次電池
60 組電池
64 ガス流路ダクト(ガス排出ダクトの一部)
68 ガス流路接続ダクト(ガス排出ダクトの一部)
69 ガス排出口
Claims (5)
- 長手方向に沿う一側に活物質合剤の未塗工部を有する正極板と、長手方向に沿う一側に活物質合剤の未塗工部を有する負極板とが、セパレータを介して、前記正負極板の未塗工部が互いに反対側に配されるように捲回された断面長円状の捲回電極群と、
前記捲回電極群の捲回軸が底面の長手方向と平行となるように前記捲回電極群を収容する角形電池容器と、
前記電池容器の側面に設けられたガス放出弁と、
を備え、
前記捲回電極群は、前記正負極板が捲き返された湾曲部間において前記正負極板の未塗工部が接合されているとともに、前記湾曲部が捲回両端面において開口しており、
前記ガス放出弁は、前記湾曲部の開口を前記電池容器の側面に投影した領域に少なくとも1つ配置されている、
ことを特徴とするリチウムイオン二次電池。 - 前記ガス放出弁は開裂弁であり、該開裂弁の中心が前記湾曲部の開口を前記電池容器の側面に投影した領域に位置付けられるように配置されていることを特徴とする請求項1に記載のリチウムイオン二次電池。
- 前記ガス放出弁は、前記湾曲部の開口を前記電池容器の側面に投影した4つの領域のうち2つまたは4つの領域にそれぞれ配置されていることを特徴とする請求項1に記載のリチウムイオン二次電池。
- 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のリチウムイオン二次電池を複数個組み合わせた組電池において、前記複数個のリチウムイオン二次電池の各々のガス放出弁に連接されたガス排出ダクトを備えたことを特徴とする組電池。
- 前記ガス排出ダクトは、前記複数個のリチウムイオン二次電池の各々のガス放出弁に連接されているとともに、ガス排出口が一箇所に集結するように連通していることを特徴とする請求項4に記載の組電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010144892A JP2012009317A (ja) | 2010-06-25 | 2010-06-25 | リチウムイオン二次電池および組電池 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2010
- 2010-06-25 JP JP2010144892A patent/JP2012009317A/ja not_active Withdrawn
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