JP2012008441A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1回転軸の周りに回転可能で且つ周面が加熱される加熱回転体9aと、第1回転軸に平行な第2回転軸の周りに回転可能で且つ加熱回転体9aとの間で定着ニップを形成する加圧回転体と、画像形成装置の装置本体の内部で且つ加熱回転体9aの外部において加熱回転体9aの周面に近接又は当接するように配置されて第1回転軸の軸方向の一方の端部の位置を調整すると共に外部加熱機構部410における軸方向の一方の端部の位置を調整する位置調整部500と、を備え、位置調整部500は、加熱回転体9aの位置の調整に連動して外部加熱機構部410の位置を調整するように構成されている。
【選択図】図14
Description
前記直角度を調整するために、用紙の搬送位置に対して加熱回転体における軸方向の一方の端部の位置を調整する位置調整部を備えた定着装置がある(例えば、特許文献2参照)。
また、本発明は、前記定着装置を備える画像形成装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、前記定着装置を備える画像形成装置を提供することができる。
図1により、本発明の画像形成装置の実施形態としてのコピー機1における全体構造を説明する。図1は、本発明の実施形態のコピー機1における各構成要素の配置を説明するための正面図である。
蓋部材70は、読取部201に対して不図示の連結部により開閉可能に連結されている。蓋部材70は、後述する読取面202Aを保護する機能を有している。
読取面202Aは、原稿Gが載置されるコンタクトガラス202の上面に沿って形成されている。
装置本体Mにおける外形は、筐体としてのケース体BDにより構成される。
まず、画像形成部GKについて説明する。
画像形成部GKにおいては、感光体ドラム2a、2b、2c、2dそれぞれの表面に沿って順に、上流側から下流側に順に、帯電部10a、10b、10c、10dによる帯電、レーザスキャナユニット4a、4b、4c、4dによる露光、現像器16a、16b、16c、16dによる現像、中間転写ベルト7及び1次転写ローラ37a、37b、37c、37dによる1次転写、除電器12a、12b、12c、12dによる除電、及びドラムクリーニング部11a、11b、11c、11dによるクリーニングが行われる。
また、画像形成部GKにおいては、中間転写ベルト7、2次転写ローラ8及び対向ローラ18による2次転写、並びに定着装置9による定着が行われる。
定着装置9の構成の詳細については後述する。
図1に示すように、装置本体Mの下部には、用紙Tを収容する給紙カセット52が配置される。給紙カセット52は、装置本体Mの筐体から水平方向に引き出し可能に構成される。給紙カセット52には、用紙Tが載置される載置板60が配置される。給紙カセット52には、用紙Tが載置板60の上に積層された状態で収容される。載置板60に載置された用紙Tは、給紙カセット52における用紙送り出し側の端部(図1において右側の端部)に配置されるカセット給紙部51により搬送路Lに送り出される。カセット給紙部51は、載置板60上の用紙Tを取り出すための前送りコロ61と、用紙Tを1枚ずつ搬送路Lに送り出すための給紙ローラ対81とからなる重送防止機構を備える。
第1合流部P1は、手差し搬送路Laが第1搬送路L1に合流する合流部である。第2合流部P2は、戻り搬送路Lbが第1搬送路L1に合流する合流部である。
第1分岐部Q1は、戻し搬送路Lbが第3搬送路L3から分岐する分岐部である。
なお、各搬送路の所定位置には被転写材検出用のセンサが配置される。
図1に示すように、装置本体Mの右側面側(図1において右側)には、第1搬送路L1〜第3搬送路L3及び戻り搬送路Lbが主に上下方向に延びるように並列している。装置本体Mの右側面側(図1において右側)には、装置本体Mの側面の一部を形成するように、カバー体40が設けられている。カバー体40は、その下端部において、支点軸43を介して装置本体Mに連結されている。支点軸43は、その軸方向が主搬送路L1〜L3及び戻り搬送路Lbを横断する方向(Y方向)に沿って配設されている。カバー体40は、支点軸43を中心として閉位置(図1に示す位置)と開位置(図2に示す位置)との間を回動自在に構成されている。
また、カバー体40が閉位置に位置する状態において、第2のカバー部42は、その内面側(装置本体M側)が第1搬送路L1〜第3搬送路L3の一部を形成している。
更に、カバー体40が閉位置に位置する状態において、第1のカバー部41の内面側と第2のカバー部42の外面側とが、戻り搬送路Lbの少なくとも一部を形成している。つまり、戻り搬送路Lbは、第1のカバー部41と第2のカバー部42との間に形成されている。
定着回転体ユニット460は、加熱回転体9aの回転軸である第1回転軸420及び加圧回転体9bの第2回転軸421の軸方向(Y方向)に対して直交する方向(X方向)に引き出し可能である。
図5から図9に示すように、定着装置9は、加熱回転体9aと、加圧回転体9bと、定着筺体400と、加熱回転体9aの外部に設けられる加熱源としての外部加熱機構部410と、位置調整部500(後述)と、を備える。定着装置9において、加熱回転体9a、加圧回転体9b、定着筺体400、強制搬送部430(後述)、搬送ガイド440(後述)、分離板450(後述)などから、装置本体Mから引き出し可能で且つユニット化された定着回転体ユニット460が構成されている。
加圧回転体9bは、加熱回転体9aとの間に用紙Tが搬送される定着ニップN9(図1参照)を形成する。加圧回転体9bは、定着ニップN9が形成される状態において、加熱回転体9aを押圧するように配置されている。そのため、加熱回転体9aは、加圧回転体9bに対向する部分において、加圧回転体9bの表面形状に沿うように弾性変形する。
図9に示すように、ローラ支持部材434は、強制搬送用ローラ対431の他方のローラ431Bを回転可能に支持している。
図10は、装置本体Mの空間90からの定着回転体ユニット460の引き出しを開始した直後の状態を示す要部の拡大縦断面図である。図11は、定着回転体ユニット460を装置本体Mの空間90から外方へ引き出した状態を示す要部の拡大縦断面図である。図12は、図11に示す状態から、搬送ガイド440を加熱回転体9aの周面に接近する方向へ回動させた状態を示す要部の拡大縦断面図である。図13は、定着回転体ユニット460が装置本体Mの空間90から外方へ引き出され且つレール部480から離脱した状態を示す要部の拡大縦断面図である。
ユニット保持部481は、レール部480の上面に形成されている。ユニット保持部481は、定着回転体ユニット460における定着筺体400の下端部を収容する部位である。定着回転体ユニット460は、図4及び図13に示すように、装置本体Mから引き出された位置において、ユニット保持部481から上方に抜き出すことにより、レール部480から離脱可能に構成されている。また、定着回転体ユニット460は、図4及び図13に示すように、装置本体Mから引き出された位置において、ユニット保持部481に上方から落とし込むことにより、レール部480に収容されて固定されるように構成されている。
また、可動枠部482は、レール部480と一体的に引き出し方向及び押し込み方向に移動する枠部である。可動枠部482は、レール部480の押し込み方向に突出する状態で連結されている。
回転止め受け416は、励磁コイル411が加熱回転体9aの周面に近接又は当接するように配置されるときに、回転止め408と当接する部位であり、定着回転体ユニット460からの力を受け止める。
図14は、位置調整部500を含めて定着装置9の全体を示す斜視図である。図15は、位置調整部500を含めて定着装置9の全体を、図14とは反対側から視た斜視図である。図16は、図14の部分拡大斜視図である。図17は、位置調整部500の要部の拡大斜視図である。図18は、位置調整部500における連結部材520の装置本体Mへの取付け構造を示す斜視図である。図19は、位置調整部500により定着回転体ユニット460及び外部加熱機構部410の位置が調整された後における定着装置9の全体を示す斜視図である。
移動部材510は、装置本体Mの内部の固定ガイドレール体94の上方に配置され、定着回転体ユニット460の引き出し方向及び押し込み方向(X方向)に移動可能に支持される。移動部材510の支持に係る構成については後述する。図16及び図17に示すように、移動部材510の上面には、複数の階段511を有する階段部512が形成されている。階段部512は、移動部材510の移動方向(X方向)に連続して2つが一体に形成されている。2つの階段部512の階段511の段数は同じである。各階段511毎の高さの変化も同じである。
なお、階段511は、図面において、1つの階段部512あたり7段で示しているが、これに限らず、2段以上であればよく、3段以上であることが好ましい。
連結部材520の詳細については後述する。
第2スライドガイド522は、ベース部521に設けられており、スライドさせながら第1スライドガイド404に係合可能である。支点軸部材523は、外部加熱機構部410の励磁コイル411を加熱回転体9aの周面に接近又は離間可能に回動させる支点軸を形成する部材であって、連結部材520の一部を構成する。
そして、定着回転体ユニット460の第1スライドガイド404に、連結部材520の第2スライドガイド522を係合させることにより、連結部材520を定着回転体ユニット460に連結可能になっている。
なお、位置調整作業は、通常、コピー機1の製造段階で行われる。
ここで、定着回転体ユニット460を外部加熱機構部410から離間する方向に引き出した状態とするのは、後述のように、移動部材510を人手により移動させるときに定着回転体ユニット460の重量が連結部材520を介して移動部材510に掛からないようにして、移動部材510を移動させる操作の負担を軽減するためである。
まず、給紙カセット52に収容された用紙Tに片面印刷を行う場合について説明する。
給紙カセット52に収容された用紙Tは、前送りコロ61及び給紙ローラ対81によって第1搬送路L1に送り出され、その後、第1合流部P1及び第1搬送路L1を介して、中間ローラ対82により、レジストローラ対80に搬送される。
レジストローラ対80においては、用紙Tのスキュー補正や、トナー画像とのタイミング調整が行われる。
その後、用紙Tは、中間転写ベルト7と2次転写ローラ8との間から排出され、第2搬送路L2を介して、定着装置9における加熱回転体9aと加圧回転体9bとの間の定着ニップN9に導入される。そして、定着ニップN9においてトナーが溶融し、トナーが用紙Tに定着される。
このようにして、給紙カセット52に収容された用紙Tの片面印刷が完了する。
片面印刷の場合には、前述した通り、片面印刷がされた用紙Tが、排紙部50から排紙集積部M1に排出されて印刷動作が完了する。
これに対し、両面印刷を行う場合には、片面印刷がされた用紙Tが、戻し搬送路Lbを介して、片面印刷時とは表裏反転して、レジストローラ対80に再度搬送されることにより、用紙Tに両面印刷が施される。
図10は、装置本体Mの空間90からの定着回転体ユニット460の引き出しを開始した直後の状態を示す要部の拡大縦断面図である。図11は、定着回転体ユニット460を装置本体Mの空間90から外方へ引き出した状態を示す要部の拡大縦断面図である。図12は、図11に示す状態から、搬送ガイド440を加熱回転体9aの周面に接近する方向へ回動させた状態を示す要部の拡大縦断面図である。図13は、定着回転体ユニット460が装置本体Mの空間90から外方へ引き出され且つレール部480から離脱した状態を示す要部の拡大縦断面図である。
図9に示すように、定着回転体ユニット460が装置本体Mの空間90に所定どおりに収納されている通常の印刷時においては、外部加熱機構部410の励磁コイル411によって発生された磁束が、コア412を通して加熱回転体9aに導かれて、加熱回転体9aは電磁誘導で加熱される。定着装置9は、トナー画像が転写された用紙Tが加熱回転体9aと加圧回転体9bとの間の定着ニップN9を通過するときに、トナー画像を加熱及び加圧しながら溶融させて、トナー画像を用紙Tの表面に定着(固定)させる。
ロックを解除した後、取っ手部461を握持して、図2及び図10に示すように、レール部480を固定ガイドレール部91に沿って空間90から引き出して移動させる。これにより、レール部480のユニット保持部481に保持されている定着回転体ユニット460は、レール部480と一体に装置本体Mの外方へ(X方向へ)向けて引き出される。
定着回転体ユニット460が所定の位置まで引き出された状態において、図12に示すように、搬送ガイド440を、加熱回転体9aの周面に接近する方向へ回動させることにより、加熱回転体9aと外部加熱機構部410との間に作業者の手を差し入れるに十分な隙間を形成する。そして、用紙Tの搬送が加熱回転体9aと加圧回転体9bとの間で停滞している程度の軽度なJAMが生じている場合は、前記隙間から手を差し入れることで、詰まっている用紙Tを簡単に取り出して、JAM処理をすることが可能である。
JAM処理の終了後は、図13に示す状態から、定着回転体ユニット460を、レール部480のユニット保持部481から上方から落とし込むことにより、図11に示すように、レール部480に収容して固定させる。続いて、図10及び図9に示すように、レール部480を、固定ガイドレール部91に沿って装置本体Mの空間90に向けて押し込んで移動させて、空間90の内部に収納させる。
図10に示すように、定着回転体ユニット460が外部加熱機構部410に接近すると、定着回転体ユニット460のベアリング425(図8参照)は、外部加熱機構部410の円弧状リブ414を斜め上方に押し上げる。これにより、外部加熱機構部410は斜め上方へ押し上げられるが、外部加熱機構部410の支点軸は若干のガタを有しているだけであるので、外部加熱機構部410は、ある程度押し上げられた後には、定着回転体ユニット460に向けて回動を始める。
しかし、外部加熱機構部410の回転止め受け416が定着回転体ユニット460の回転止め408に当接すると、外部加熱機構部410の回動は、規制される。これにより、外部加熱機構部410及び定着回転体ユニット460の配置は、位置決めされる。
本実施形態の定着装置9は、加熱回転体9aと、加熱回転体9aとの間で定着ニップN9を形成する加圧回転体9bと、装置本体Mの内部で且つ加熱回転体9aの外部において加熱回転体9aの周面に近接又は当接するように配置されて加熱回転体9aを加熱する外部加熱機構部410と、加熱回転体9aにおける第1回転軸420の軸方向の一方の端部の位置を調整すると共に外部加熱機構部410における軸方向の一方の端部の位置を調整する位置調整部500と、を備えている。また、位置調整部500は、加熱回転体9aの位置の調整に連動して外部加熱機構部410の位置を調整するように構成される。
これによって、画像が用紙Tに対して傾いたり、用紙Tに皺が発生したりする等の不具合の発生を防止できると共に、外部加熱機構部410による加熱回転体9aの加熱効率を常に適正に発揮させることができる。
そのため、ジャムが発生した場合、定着回転体ユニット460を装置本体Mから引き出すことにより、加熱回転体9aの周面を外部に露出させることが可能となる。従って、定着時に加熱回転体9aに用紙Tが巻き付いた場合でも、その巻き付いた用紙Tを取り除くジャム処理を広い作業スペースの下で容易に且つ作業性よく行うことができる。
そのため、定着回転体ユニット460の位置を調整するための部材と外部加熱機構部410の位置を調整するための部材とを個別に設ける場合に比べて、位置の調整のための部材の数を削減できる。また、構成を簡易化できると共に、単一の移動部材510を移動させるだけで足りるため、両者(定着回転体ユニット460及び外部加熱機構部410)の位置調整作業を、少ない手数で、容易に且つ迅速に行うことができる。
そのため、定着回転体ユニット460を第1回転軸420の軸方向(Y方向)に引き出す場合に比べて、引き出しのストロークが短くて済むと共に、引き出した定着回転体ユニット460がコピー機1の側部において占有するスペースも小さくて済む。従って、JAM処理を一層容易に且つ効率よく行うことができる。
そのため、定着回転体ユニット460を引き出す際に、コイルスプリング415の付勢力を定着回転体ユニット460の引き出し力に有効に活用することが可能である。従って、定着回転体ユニット460が外形の大きく且つ重量の重いものであっても、軽い操作力で引き出すことができ、ジャム処理の操作性を一層向上することができる。
そのため、レール部480を所定の位置まで引き出しただけでは処理できない程度の重度なジャムが発生した場合に、定着回転体ユニット460をレール部480から離脱させることによって、加熱回転体9aをより大きく全面的に露出させることが可能である。従って、重度なジャム処理を容易に且つ確実に行うことができる。
例えば、前記実施形態においては、位置調整部500における移動部材510の上面に複数の階段511を有する階段部512を形成しているが、これに制限されない。例えば、移動部材510の上面を、移動部材510の移動方向に沿って傾斜するスロープ面とし、且つ、連結部材520の下部に、スロープ面に当接する当接部を形成してもよい。
加熱回転体9a及び加圧回転体9bの構成は制限されず、加熱回転体9a及び加圧回転体9bは、例えば、ローラからなる回転体、円筒状(環状)の回転体、複数のローラに掛け渡された帯状の回転体から構成することができる。
また、被転写材は、用紙に制限されず、例えば、フィルムシートや、表面がコーティングされたコート紙であってもよい。
Claims (10)
- トナー画像が転写された被転写材にトナー画像を定着させる定着装置であって、
第1回転軸の周りに回転可能で且つ周面が加熱される加熱回転体と、
前記第1回転軸に平行な第2回転軸の周りに回転可能で且つ前記加熱回転体との間で定着ニップを形成する加圧回転体と、
画像形成装置の装置本体の内部で且つ前記加熱回転体の外部において前記加熱回転体の周面に近接又は当接するように配置されて前記加熱回転体を加熱する外部加熱機構部と、
前記加熱回転体における前記第1回転軸の軸方向の一方の端部の位置を調整すると共に前記外部加熱機構部における前記軸方向の一方の端部の位置を調整する位置調整部と、を備え、
前記位置調整部は、前記加熱回転体の位置の調整に連動して前記外部加熱機構部の位置を調整するように構成される
定着装置。 - 前記加熱回転体及び前記加圧回転体を収容する定着筺体を更に備え、
前記加熱回転体、前記加圧回転体及び前記定着筺体は、前記装置本体から引き出し可能な定着回転体ユニットを構成する
請求項1に記載の定着装置。 - 前記位置調整部は、前記装置本体に移動可能に支持される移動部材と、前記定着回転体ユニットに連結可能に構成されると共に前記外部加熱機構部に連結される連結部材と、を有し、前記移動部材に対する前記連結部材の位置を変更することにより前記加熱回転体の位置の調整及び前記外部加熱機構部の位置を調整するように構成される
請求項2に記載の定着装置。 - 前記移動部材は、その上面に、複数の階段を有する階段部を有し、
前記連結部材は、その下部に、前記階段に上方から当接する階段当接部を有し、
前記位置調整部は、前記階段当接部が当接する前記階段を異ならせることにより、前記加熱回転体の位置の調整及び前記外部加熱機構部の位置を調整するように構成される
請求項3に記載の定着装置。 - 前記外部加熱機構部は、該外部加熱機構部を前記加熱回転体に接近又は離間可能に回動させる支点軸を有し、
前記支点軸を形成する支点軸部材は、前記連結部材の一部を構成する
請求項3又は4に記載の定着装置。 - 前記定着回転体ユニットは、その外部に第1スライドガイドを有し、
前記連結部材は、ベース部と、該ベース部に設けられ且つ前記第1スライドガイドにスライドさせながら係合可能な第2スライドガイドと、前記ベース部に連結される前記支点軸部材と、を有し、前記第1スライドガイドに前記第2スライドガイドを係合させることにより、前記連結部材を前記定着回転体ユニットに連結するように構成される
請求項5に記載の定着装置。 - 前記定着回転体ユニットは、前記軸方向に対して直交する方向に引き出し可能である
請求項2から6のいずれかに記載の定着装置。 - 前記外部加熱機構部は、該外部加熱機構部を前記加熱回転体側に押し付けて付勢する付勢部を備え、
前記付勢部は、付勢力を前記定着回転体ユニットの引き出し方向に付与可能に構成されている
請求項2又は7に記載の定着装置。 - 前記装置本体は、前記定着回転体ユニットを引き出し可能に支持するレール部を備え、
前記定着回転体ユニットは、前記装置本体から引き出された位置において該レール部から離脱可能に構成されている
請求項7又は8に記載の定着装置。 - 表面に静電潜像が形成される像担持体と、
前記像担持体に形成された静電潜像にトナー画像を現像する現像器と、
前記像担持体に形成されたトナー画像を直接的又は間接的に被転写材に転写する転写部と、
請求項1から9のいずれかに記載の定着装置と、を備える
画像形成装置。
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