JP2012003726A - 現場点検支援システム - Google Patents

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Abstract

【課題】現場での点検を効率良く行うことができる現場点検支援システムを提供する。
【解決手段】現場点検支援システム1は、管理サーバ2と、管理サーバ2とインターネット20を介して通信可能であると共に携帯型の端末である点検用端末3と、管理サーバ2とインターネット20を介して通信可能な点検専門家端末4とを備える。管理サーバ2は、点検対象物情報データベース5と、点検対象物情報送信手段6と、点検結果情報受信手段7と、点検結果情報データベース9と、点検結果情報検索手段10と、最適点検項目情報送信手段11と、点検専門家見解情報受信手段12と、点検専門家見解情報転送手段13と、点検巡回ルート情報作成手段14と、点検巡回ルート情報送信手段15と、補正手段16とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は現場点検支援システムに関する。詳しくは、例えば公園の遊具の点検を支援する現場点検支援システムに係るものである。
街灯、信号機、公園の遊具などを対象とした定期点検は、これらの維持管理に欠かせない。
例えば、公園の遊具は、公共性の高い物や、複数の利用者が共有する形で利用される物がほとんどである。特に、遊具は、子供の関心を引くように設計されており、子供も遊具で遊ぶことを好む。
また、子供は、遊具設計者の意図を越えて遊具を利用し、負傷することもあり、一方では安全と維持管理の不充分が原因で事故なども発生しているため、定期的な遊具の点検が要求されている。
例えば、特許文献1には、路面に、可視および非可視の波長領域にわたる着色を施し、この着色の様子を航空機あるいは人工衛星に搭載する光学センサなどを用いて検出し、検出した着色の様子に基づいて、路面のひび割れ、摩耗度、路面補助標識の剥離、あるいはひび割れなどを検出する発明が記載されている。
特開2003−20609号公報
しかしながら、特許文献1に記載された発明は、上空から定期的に撮影するので道路等の広域にわたる路面情報を一元的に収集できるが、短時間で容易に点検を実施することができず、点検効率の点で充分ではなかった。
本発明は、以上の点に鑑みて創案されたものであり、現場での点検を効率良く行うことができる現場点検支援システムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の現場点検支援システムは、点検対象物に関する情報である点検対象物情報を記録する点検対象物情報記録手段と、該点検対象物情報記録手段に記録された点検対象物情報を点検用端末へ通信回線を介して送信する点検対象物情報送信手段と、該点検対象物情報送信手段から送信された点検対象物情報と、現場の点検対象物の点検情報とに基づいて得られた点検結果情報を前記点検用端末から通信回線を介して受信する点検結果情報受信手段と、点検対象物と同種類の物の過去の劣化状況と、前記点検結果情報受信手段が受信した点検結果情報とを比較して点検対象物の劣化状況を判定する判定手段と、該判定手段が判定した点検対象物を含む点検結果情報を記録する点検結果情報記録手段とを有する管理サーバを備える。
ここで、点検対象物情報記録手段に記録された点検対象物情報を点検用端末へ通信回線を介して送信する点検対象物情報送信手段によって、現場で点検対象物を点検する点検作業員は、点検作業員が携帯する点検用端末に点検対象物情報が送られてくるので、点検を行いやすい。
また、点検対象物と同種類の物の過去の劣化状況と、点検結果情報受信手段が受信した点検結果情報とを比較して点検対象物の劣化状況を判定する判定手段によって、過去の劣化状況と点検結果情報を比較するので現状が正確に把握でき、点検作業員が専門の知識を有していなくても点検を行うことができる。
また、判定手段が判定した点検対象物を含む点検結果情報を記録する点検結果情報記録手段によって、点検結果情報を管理サーバに保管するので、点検の専門家も管理サーバにアクセスして点検結果情報を共有できる。
また、本発明の現場点検支援システムにおいて、管理サーバは、点検結果情報記録手段に記録された過去の点検結果情報を検索する点検結果情報検索手段と、点検結果情報検索手段が検索した過去の点検結果情報から導き出された最適な点検項目情報を点検用端末へ通信回線を介して送信する最適点検項目情報送信手段を有することとすることもできる。
この場合、点検作業員が専門の知識を有していなくても、点検用端末が、送られてきた最適な点検項目を表示するので、点検対象物の点検を行うことができ、また、専門の点検作業員でなければ注意しない箇所も知ることができる。
また、本発明の現場点検支援システムにおいて、管理サーバは、点検結果情報受信手段が受信した点検結果情報についての点検専門家の見解である点検専門家見解情報を点検専門家端末から通信回線を介して受信する点検専門家見解情報受信手段と、点検専門家見解情報受信手段が受信した点検専門家見解情報を点検用端末へ通信回線を介して転送する点検専門家見解情報転送手段とを有することとすることができる。
この場合、点検作業員は、現場で専門家の見解をリアルタイムで受けることができる。
また、本発明の現場点検支援システムにおいて、管理サーバは、点検用端末から取得した点検用端末の位置情報と、点検対象物に関する情報を含む地図情報とに基づいて、点検用端末を携帯する点検作業員が巡回するルートに関する情報である点検巡回ルート情報を作成する点検巡回ルート情報作成手段と、点検巡回ルート情報作成手段が作成した点検巡回ルート情報を点検用端末に通信回線を介して送信する点検巡回ルート情報送信手段とを有することとすることができる。
この場合、点検作業員は、点検作業員の現在位置から効率的な点検巡回ルートを知ることができる。
また、本発明の現場点検支援システムにおいて、管理サーバは、点検対象物が設置された環境の違いを数値で表し、数値に基づいて点検結果情報を補正する補正手段を有することとすることができる。
この場合、経験を積んだ専門家の判断が必要な設置環境による腐食進行の判定も、専門知識を有しない点検作業員が行うことができる。
本発明に係る現場点検支援システムによって、現場での点検を効率良く行うことができる。
本発明の現場点検支援システムの一構成例を示す概略図である。 本発明の現場点検支援システムによる点検の流れの一例を説明する概略フロー図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明し、本発明の理解に供する。
図1は、本発明の現場点検支援システムの一構成例を示す概略図である。
本発明の現場点検支援システム1は、管理サーバ2と、管理サーバ2とインターネット(通信回線の一例である。)20を介して通信可能であると共に携帯型の端末である点検用端末3と、管理サーバ2とインターネット20を介して通信可能な点検専門家端末4とを備える。
また、点検用端末3は、全地球測位システム(Global Positioning System=GPS)機能を有し、管理サーバ2は、点検用端末3の位置情報を取得できる。
また、点検用端末3は、点検結果の入力漏れがないかをチェックする機能も有する。
なお、点検用端末3は、点検作業員が携帯する端末であり、点検専門家端末4は、点検の専門家が利用する端末である。
また、管理サーバ2は、点検対象物例えば公園の遊具に関する情報である点検対象物情報を記録する点検対象物情報データベース(点検対象物情報記録手段の一例である。)5を有する。
ここで、公園の遊具に関する情報としては、例えば、遊具の見取り図、遊具の所在情報、遊具の種別情報、遊具の属性情報が挙げられる。
また、管理サーバ2は、点検対象物情報データベース5に記録された点検対象物情報を、インターネット20を介して送信する点検対象物情報送信手段6を有する。
また、管理サーバ2は、点検対象物情報送信手段6から送信された点検対象物情報と、現場(公園)の点検対象物(遊具)の点検情報とに基づいて得られた点検結果情報を点検用端末3からインターネット20を介して受信する点検結果情報受信手段7を有する。
また、管理サーバ2は、点検対象物である公園の遊具と同種類の遊具の過去の劣化状況と、点検結果情報受信手段7が受信した点検結果情報とを比較して点検対象物である公園の遊具の劣化状況を判定する判定手段8を有する。
また、管理サーバ2は、判定手段8が判定した点検対象物である公園の遊具を含む点検結果情報を記録する点検結果情報データベース(点検結果情報記録手段の一例である。)9を有する。
また、管理サーバ2は、点検結果情報データベース9に記録された過去の点検結果情報を検索する点検結果情報検索手段10を有する。
また、管理サーバ2は、点検結果情報検索手段10が検索した過去の点検結果情報から導き出された最適な点検項目情報を点検用端末3にインターネット20を介して送信する最適点検項目情報送信手段11を有する。
最適な点検項目情報を導き出す具体的な方法としては、例えば、過去に得られた良い結果の点検結果を得るときに用いられた点検項目を抽出することが挙げられる。
また、管理サーバ2は、点検結果情報受信手段7が受信した点検結果情報についての点検専門家の見解である点検専門家見解情報を点検専門家端末4からインターネット20を介して受信する点検専門家見解情報受信手段12を有する。
また、管理サーバ2は、点検専門家見解情報受信手段12が受信した点検専門家見解情報を点検用端末3にインターネット20を介して転送する点検専門家見解情報転送手段13を有する。
また、管理サーバ2は、GPS機能を有する点検用端末3から取得した点検用端末3の位置情報と、点検対象物に関する情報を含む地図情報(例えば、遊具を示すアイコンが表示された地図)とに基づいて、点検用端末3を携帯する点検作業員が巡回するルートに関する情報である点検巡回ルート情報を作成する点検巡回ルート情報作成手段14を有する。
また、管理サーバ2は、点検巡回ルート情報作成手段14が作成した点検巡回ルート情報を点検用端末3にインターネット20を介して送信する点検巡回ルート情報送信手段15を有する。
また、管理サーバ2は、点検対象物である公園の遊具が設置された環境の違いを数値で表し、数値に基づいて点検結果情報を補正する補正手段16を有する。
例えば、沿岸部にある公園の遊具は、山間部にある公園の遊具に比べて、塩分を含んだ海風の影響により、劣化しやすいので、その点を考慮して点検結果情報を補正する。
また、点検用端末3は、点検対象物情報送信手段6から送信された点検対象物情報と、現場(公園)の点検対象物(遊具)の点検情報とに基づいて、点検結果情報を作成する点検結果情報作成手段17を有する。
このとき、管理サーバ2の最適点検項目情報送信手段11が、最適な点検項目情報を点検用端末3に送信するので、点検作業員は、送信された点検項目情報に従って、点検を行う。
また、点検用端末3は、点検結果情報作成手段17によって作成された点検結果情報を、インターネット20を介して管理サーバ2に送信する点検結果情報送信手段18を有する。
また、点検専門家端末4は、管理サーバ2に記録された点検結果情報についての点検専門家の見解である点検専門家見解情報を、インターネット20を介して管理サーバ2に送信する点検専門家見解情報送信手段19を有する。
なお、点検対象物の例として、公園の遊具を挙げたが、必ずしもこれに限定されるものではないことは勿論である。点検対象物のその他の例としては、道路や港湾のような公共用物、護岸施設(河川の堤防など)、工場施設、鉄道施設、上下水道施設、構造物(ビルなど)、公園のトイレ、信号機、電信柱、公衆電話ボックス、動植物、河川などの自然物、材料全般(鋼材、コンクリート、ゴム、木材、タイルなど)というように様々なものが挙げられる。
また、点検対象物が例えばビルなどの構造物であれば、劣化状況には、構造物に用いられている鋼材やコンクリートの劣化全般が含まれることは勿論である。
また、点検対象物が動植物の場合には、撮像機能を有する点検用端末3で動植物を撮像し、管理サーバ2に動植物の写真情報を電子メールなどで送信して管理サーバ2に記録しておく。そして、管理サーバ2は、過去の動植物の写真を検索して読み出し、新たに電子メールなどで送られてきた動植物の写真と、検索して読み出された過去の写真とを比較することで動植物を同定する手段を備えることもできる。
また、点検用端末3はGPS機能を有するので、点検用端末3から取得した位置情報を基に点検作業員の点検巡回情報を地図情報と併せて管理サーバ2の例えば点検巡回情報データベースに記録しておくことができる。
これによって、例えば点検対象物が河川の護岸施設である場合、管理サーバ2にアクセスしたコンピュータ端末の画面には、河川周囲の地図上に河川の護岸施設の点検巡回情報が表示されるというように、河川の護岸施設の点検巡回情報がビジュアル化されるので、河川管理における問題等の特徴を把握できる。
また、点検結果情報を点検項目別にグラフ化して表示するようにしてもよい。
また、河川の護岸施設の点検結果情報は、点検用端末3から管理サーバ2にインターネット20を介して送信され、管理サーバ2の点検結果情報データベース9に記録されるので、河川管理者がコンピュータ端末などから管理サーバ2にアクセスして、河川の護岸施設の点検結果を閲覧することができる。
ここで、管理サーバが、点検対象物に関する情報である点検対象物情報を記録する点検対象物情報記録手段と、点検対象物情報記録手段に記録された点検対象物情報を点検用端末へ通信回線を介して送信する点検対象物情報送信手段と、点検対象物情報送信手段から送信された点検対象物情報と、現場の点検対象物の点検情報とに基づいて得られた点検結果情報を点検用端末から通信回線を介して受信する点検結果情報受信手段と、点検対象物と同種類の物の過去の劣化状況と、点検結果情報受信手段が受信した点検結果情報とを比較して点検対象物の劣化状況を判定する判定手段と、判定手段が判定した点検対象物を含む点検結果情報を記録する点検結果情報記録手段とを有していれば、必ずしも管理サーバは、点検結果情報検索手段と最適点検項目情報送信手段を有していなくてもよい。
しかし、管理サーバが、点検結果情報検索手段と最適点検項目情報送信手段を有していれば、点検作業員が専門の知識を有していなくても、点検用端末が、送られてきた最適な点検項目を表示するので、点検対象物の点検を行うことができ、また、専門の点検作業員でなければ注意しない箇所も知ることができるので好ましい。
また、管理サーバが、点検対象物に関する情報である点検対象物情報を記録する点検対象物情報記録手段と、点検対象物情報記録手段に記録された点検対象物情報を点検用端末へ通信回線を介して送信する点検対象物情報送信手段と、点検対象物情報送信手段から送信された点検対象物情報と、現場の点検対象物の点検情報とに基づいて得られた点検結果情報を点検用端末から通信回線を介して受信する点検結果情報受信手段と、点検対象物と同種類の物の過去の劣化状況と、点検結果情報受信手段が受信した点検結果情報とを比較して点検対象物の劣化状況を判定する判定手段と、判定手段が判定した点検対象物を含む点検結果情報を記録する点検結果情報記録手段とを有していれば、必ずしも管理サーバは、点検専門家見解情報受信手段と点検専門家見解情報転送手段を有していなくてもよい。
しかし、管理サーバが、点検専門家見解情報受信手段と点検専門家見解情報転送手段を有していれば、点検作業員は、現場で専門家の見解をリアルタイムで受けることができるので好ましい。
また、管理サーバが、点検対象物に関する情報である点検対象物情報を記録する点検対象物情報記録手段と、点検対象物情報記録手段に記録された点検対象物情報を点検用端末へ通信回線を介して送信する点検対象物情報送信手段と、点検対象物情報送信手段から送信された点検対象物情報と、現場の点検対象物の点検情報とに基づいて得られた点検結果情報を点検用端末から通信回線を介して受信する点検結果情報受信手段と、点検対象物と同種類の物の過去の劣化状況と、点検結果情報受信手段が受信した点検結果情報とを比較して点検対象物の劣化状況を判定する判定手段と、判定手段が判定した点検対象物を含む点検結果情報を記録する点検結果情報記録手段とを有していれば、必ずしも管理サーバは、点検巡回ルート情報作成手段と点検巡回ルート情報送信手段を有していなくてもよい。
しかし、管理サーバが、点検巡回ルート情報作成手段と点検巡回ルート情報送信手段を有していれば、点検作業員は、点検作業員の現在位置から効率的な点検巡回ルートを知ることができるので好ましい。
図2は、本発明の現場点検支援システムによる点検の流れの一例を説明する概略フロー図である。
点検ソフトウェアがインストールされた点検用端末3に、管理サーバ2がインターネット20を介して公園の遊具に関する情報や最適な点検項目情報を送信する(ステップS1)。
また、管理サーバは、GPS機能を有する点検用端末3から取得した点検用端末3の位置情報と、公園の遊具の位置情報を含む地図情報とに基づいて、点検用端末3を携帯する点検作業員が巡回するルートに関する情報である点検巡回ルート情報を作成し、点検用端末3にインターネット20を介して点検巡回ルート情報を送信することもできる。
次に、点検対象物である公園の遊具が設置された公園に到着した点検作業員は、送信された遊具に関する情報と、送信された点検項目情報に基づく現場での遊具の点検情報とに基づいて、点検用端末3で点検結果情報を作成する(ステップS2)。
そして、点検作業員は、作成した点検結果情報を点検用端末3から管理サーバ2にインターネット20を介して送信する(ステップS3)。
また、管理サーバ2は、点検された遊具と同種類の物の過去の劣化状況と、点検用端末3から受信した点検結果情報とを比較して、遊具がどの程度劣化しているかを判定(劣化状況を判定)し、遊具の点検結果を例えば劣化の進行度に応じてA〜Dの4段階で評価(診断)する(ステップS4)。
また、管理サーバ2は、点検対象物(公園の遊具)が設置された環境、例えば、沿岸部、山間部、都市部といった違いを数値で表し、この数値に基づいて点検結果情報を補正することもできる。
次に、判定された遊具の情報を含む点検結果情報を管理サーバ2が記録する(ステップS5)。
また、管理サーバ2に、点検専門家が点検専門家端末4からアクセスして、管理サーバ2に記録された点検結果情報を閲覧し、点検結果情報についての専門家の見解を、インターネット20を介して管理サーバ2に送信することもできる。
また、管理サーバ2は、点検専門家端末4から受信した点検結果情報についての専門家の見解を、インターネット20を介して点検用端末3に転送することもできる。
以上のように、本発明の現場点検支援システムの管理サーバが、点検対象物である公園の遊具に関する情報例えば、遊具の見取り図、遊具の所在情報、遊具の種別情報、遊具の属性情報を、点検用端末にインターネットを介して送信するので、公園で遊具を点検する点検作業員は、点検作業員が携帯する点検用端末に点検対象物情報が送られてくるので、点検を行いやすい。
また、管理サーバが、公園の遊具と同種類の遊具の過去の劣化状況と、点検用端末から受信した点検結果情報とを比較して点検対象物である公園の遊具の劣化状況を判定するので、現状が正確に把握でき、点検作業員が専門の知識を有していなくても点検を行うことができる。
よって、本発明の現場点検支援システムによって、現場での点検を効率良く行うことができる。
また、点検専門家が点検専門家端末から管理サーバにアクセスして、管理サーバに記録された点検結果情報を閲覧し、点検結果情報についての専門家の見解を、インターネットを介して管理サーバに送信し、専門家の見解を点検用端末にも転送するので、点検作業員は、現場で専門家の見解をリアルタイムに受けることができる。
よって、点検専門家が現場に赴かなくても、現地要員で点検作業が行えるため、点検に掛かる人件費を安く抑えることができる。
また、点検用端末には、管理サーバから最適な点検項目情報がインターネットを介して送られてくるので、点検作業員が専門の知識を有していなくても、点検対象物の点検を行うことができると共に、専門の点検作業員でなければ注意しない箇所も知ることができる。
また、点検用端末は、点検結果の入力漏れがないかをチェックする機能を有するので、現場へ再び赴き再点検する手間を省くことができる。
1 現場点検支援システム
2 管理サーバ
3 点検用端末
4 点検専門家端末
5 点検対象物情報データベース
6 点検対象物情報送信手段
7 点検結果情報受信手段
8 判定手段
9 点検結果情報データベース
10 点検結果情報検索手段
11 最適点検項目情報送信手段
12 点検専門家見解情報受信手段
13 点検専門家見解情報転送手段
14 点検巡回ルート情報作成手段
15 点検巡回ルート情報送信手段
16 補正手段
17 点検結果情報作成手段
18 点検結果情報送信手段
19 点検専門家見解情報送信手段
20 インターネット

Claims (5)

  1. 点検対象物に関する情報である点検対象物情報を記録する点検対象物情報記録手段と、
    該点検対象物情報記録手段に記録された点検対象物情報を点検用端末へ通信回線を介して送信する点検対象物情報送信手段と、
    該点検対象物情報送信手段から送信された点検対象物情報と、現場の点検対象物の点検情報とに基づいて得られた点検結果情報を前記点検用端末から通信回線を介して受信する点検結果情報受信手段と、
    点検対象物と同種類の物の過去の劣化状況と、前記点検結果情報受信手段が受信した点検結果情報とを比較して点検対象物の劣化状況を判定する判定手段と、
    該判定手段が判定した点検対象物を含む点検結果情報を記録する点検結果情報記録手段とを有する管理サーバを備える
    現場点検支援システム。
  2. 前記管理サーバは、前記点検結果情報記録手段に記録された過去の点検結果情報を検索する点検結果情報検索手段と、
    該点検結果情報検索手段が検索した過去の点検結果情報から導き出された最適な点検項目情報を前記点検用端末へ通信回線を介して送信する最適点検項目情報送信手段を有する
    請求項1に記載の現場点検支援システム。
  3. 前記管理サーバは、前記点検結果情報受信手段が受信した点検結果情報についての点検専門家の見解である点検専門家見解情報を点検専門家端末から通信回線を介して受信する点検専門家見解情報受信手段と、
    該点検専門家見解情報受信手段が受信した点検専門家見解情報を前記点検用端末へ通信回線を介して転送する点検専門家見解情報転送手段とを有する
    請求項1または請求項2に記載の現場点検支援システム。
  4. 前記管理サーバは、前記点検用端末から取得した点検用端末の位置情報と、点検対象物に関する情報を含む地図情報とに基づいて、点検用端末を携帯する点検作業員が巡回するルートに関する情報である点検巡回ルート情報を作成する点検巡回ルート情報作成手段と、
    該点検巡回ルート情報作成手段が作成した点検巡回ルート情報を点検用端末に通信回線を介して送信する点検巡回ルート情報送信手段とを有する
    請求項1〜3のいずれか1つに記載の現場点検支援システム。
  5. 前記管理サーバは、点検対象物が設置された環境の違いを数値で表し、該数値に基づいて点検結果情報を補正する補正手段を有する
    請求項1〜4のいずれか1つに記載の現場点検支援システム。
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