JP2011520320A - 適応性のある電力制御のための方法、装置、および製造物品 - Google Patents

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Abstract

実施形態では、第1の無線デバイスは、第2の無線デバイスへの送信のためのシンボルを生成する。適応性のある電力制御は、例えば、シンボルまたはフレームの境界において、送信に適用される。送信電力利得調節値がしきい値を越える場合、シンボルが、オーバラップおよび追加処理において結合される前に、生成されたシンボルに対して、利得調節値のすべてまたは一部が実行されうる。利得調節の一部もまた、電力増幅器の調節によって実行される。利得調節値がしきい値を越えない場合、利得調節のすべてが、電力増幅器の調節によって実行される。オーバラップおよび追加処理の前に利得調節を実行することによって、送信された波形のスペクトル拡散が低くなり、帯域幅利用効率が向上する。実施形態では、電力調節技術が、FDD/OFDMシステムまたはその他のシステムにおいて使用される。ここでは、複数のシンボルまたはフレームが、実質的に連続して送信される。

Description

優先権主張
本願は、“ADAPTIVE POWER CONTROL FOR AN OFDMA FDD SYSTEM”と題され、2008年3月28日に出願され、本願の譲受人に譲渡され、本明細書において参照によって明確に組み込まれている米国仮出願61/040,566号の優先権を主張する。
本発明は、一般に、通信に関する。さらに詳しくは、本発明は、態様において、無線通信システムにおける適応性のある電力制御に関する。
最近の無線通信システムは、例えば、音声アプリケーションやデータ・アプリケーション等のようなさまざまなタイプの通信アプリケーションを提供するために広く開発された。これらシステムは、(例えば、帯域幅、送信電力等のような)利用可能なシステム・リソースを共有することにより、複数のユーザとの通信をサポートすることができる多元接続システムでありうる。多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、時分割デュプレクス(TDD)システム、周波数分割デュプレクス(FDD)システム、第3世代パートナシップ計画ロング・ターム・イボリューション(3GPP LTE)システム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムを含む。さらにポイント・ツー・ポイント・システム、ピア・ツー・ビア・システム、および無線ローカル・エリア・ネットワーク(無線LAN)がある。
一般に、無線多元接続通信システムは、複数の無線端末との通信を同時にサポートすることができる。端末はおのおのの、順方向リンクおよび逆方向リンクにおける送信によって、1または複数の基地トランシーバ局(BTSまたは基地局)と通信する。順方向リンクすなわちダウンリンクは、基地局から端末への通信リンクを称し、逆方向リンクすなわちアップリンクは、端末から基地トランシーバ局への通信リンクを称する。順方向通信リンクと逆方向通信リンクの両方が、特定のリンクのために使用される送信アンテナおよび受信アンテナの数に依存して、単一入力単一出力、複数入力単一出力、単一入力複数出力、あるいは複数入力複数出力(MIMO)といった通信技術によって確立される。
MIMOシステムは、それらの比較的高いデータ・レート、比較的長い有効通信範囲領域、および、比較的信頼できる送信によって、特に興味がもたれている。MIMOシステムは、データ伝送のために、複数(N個)の送信アンテナと、複数(N個)の受信アンテナとを用いる。N個の送信アンテナおよびN個の受信アンテナによって形成されるMIMOチャネルは、空間チャネルとも称されるN個の独立チャネルへ分割される。ここでN≦min{N、N}である。N個の独立チャネルのおのおのは、ディメンションに相当する。さらに、複数の送信アンテナおよび受信アンテナによって生成される追加のディメンションが利用される場合、MIMOシステムは、(例えば、より高いスループット、および/または、より高い信頼性のような)向上されたパフォーマンスを与える。
MIMO技術はTDDシステムとFDDシステムとの両方をサポートすることができる。TDDシステムでは、相互原理によって、逆方向リンク・チャネルから順方向リンク・チャネルを推定できるように、あるいはその逆をできるように、順方向リンク送信および逆方向リンク送信が、同じ周波数領域にある。FDDシステムでは、順方向リンク送信および逆方向インク送信のために、異なる周波数帯域が使用される。これによって、順方向リンク・チャネルからの逆方向リンク・チャネルの推定は一般に、信頼性が低くなる。
多くの無線通信システム、特に多元接続無線通信システムにおいて、オーバ・ザ・エア電力制御は、重要な設計態様である。1つのアクセス端末からの送信は、他の端末に対する干渉になるので、送信電力を、信頼性の高いリンク通信のための十分な、高すぎない値に保つことが望ましい。同時に、アクセス端末は一般にバッテリによって駆動されるので、バッテリ寿命が、重要なパフォーマンス特性となる。この理由によっても、送信電力および関連するバッテリ電力消費量を、信頼性の高い通信のために必要なものよりもさほど高くないレベルに保つことが望ましい。この目的は、しばしば、適応性のある電力制御によって達成される。適応性のある電力制御は、例えば、オープン・ループでありうる。ここでは、無線接続端末は、パイロット信号から取得した順方向リンク・チャネルの推定値から、逆方向リンク・チャネルを推定する。例えば、適応性のある電力制御は、また、クローズド・ループでもありうる。ここでは、アクセス端末は、ラジオ・ネットワークの基地トランシーバ局から、電力制御コマンドを受信する。CDMAシステムにおける典型的な電力制御方法は、米国特許第5,056,109号および米国特許出願第2005/0197150号に記載されている。直前の文に示す両特許文献は、本発明の譲受人に譲渡されており、あたかも図面、特許請求の範囲、および(もしあれば)表を含む完全なセットとして、本明細書において参照によって組み込まれている。
アクセス端末は一般に移動式であるので、それらの動作環境は、さまざまな要因において絶えず変化している。したがって、雑音、干渉、減衰、歪み、フェージング、およびその他の物理的なチャネル特性が、急激に変化し、時として、送信電力の急な調節が必要となる。比較的短い間隔において、不連続に動作するシステムの場合、電力調節は、送信の切れ目の間になされる。あるTDMAシステムでは、例えば、アクセス端末は、受信しているけれども送信していない時間中に、ある送信電力レベルから、別の送信電力レベルへ移行することができる。例えばFDDシステムやOFDMAシステムのような他のシステムでは、電力調節は、連続送信中に行われる。これらのシステムは、インタオペラビリティ・フォー・マイクロウェーブ・アクセス(WiMAX)システム、LTEシステム、ウルトラ・モバイル・ブロードバンド(UMB)システム、およびIEEE 802.20規格システムを含む。
一般に、比較的わずかな電力調節では、過度のスペクトル拡散および関連する帯域幅利用非効率をもたらさない。しかしながら、比較的大きな電力調節は、過度のスペクトル拡散および同伴する帯域幅利用非効率をもたらしうる。
当該技術では、電力制御設定における大規模な電力変動によってもたらされるスペクトル拡散を低減する装置、方法、および製造物品に対するニーズが存在する。
本明細書に開示された実施形態は、無線デバイスの送信電力レベルを調節するために、オーバラップおよび追加処理を実行する前に、シンボル/フレームを選択的にスケールする装置、方法、および製造物品を提供することによって上述したニーズのうちの1または複数に取り組む。
実施形態では、無線通信方法は、多くのステップを有する。これらステップは、スケールされた第1のシンボルを取得するために、第1のスケーリング・ファクタまで第1のシンボルを、および、スケールされた第2のシンボルを取得するために、第2のスケーリング・ファクタまで第2のシンボルを、電力スケールすることを含む。これらステップはまた、スケールされた第1のシンボルと、スケールされた第2のシンボルとを、オーバラップおよび追加処理によって結合して、結合信号とすることを含みうる。この結合するステップは、電力スケールするステップ後に実行される。これらステップまた、(例えば、ネットワークから電力制御コマンドを受信することや、電力調節が必要であるとローカルに判定することのような)少なくとも1つの電力制御イベントに応じて、第1のスケーリング・ファクタおよび第2のスケーリング・ファクタのうちの少なくとも1つを調節することを含む。これらステップはさらに、第1のシンボルに対応する処理された第1のシンボルと、第2のシンボルに対応する処理された第2のシンボルとを有する処理された波形を取得するために、結合信号を処理することを含む。処理された波形は、その後送信される。
実施形態では、無線通信方法は、多くのステップを有する。ステップは、電力レベル調節値を、しきい値と比較することを含んでいる。ステップはまた、スケールされた第1のシンボルを取得するために、第1のスケーリング・ファクタまで第1のシンボルを電力スケールすることを含む。ステップはさらに、電力レベル調節値がしきい値よりも大きくない場合には、第1のスケーリング・ファクタに等しい第2のスケーリング・ファクタを設定することと、電力レベル調節値がしきい値よりも大きい場合には、調節されたスケーリング・ファクタに等しい第2のスケーリング・ファクタを設定することとを含む。ここで、調節されたスケーリング・ファクタは、第1のスケーリング・ファクタとは異なる。ステップはさらに、スケールされた第2のシンボルを取得するために、第2のスケーリング・ファクタまで第2のシンボルを電力スケールすることを含む。ステップはさらに、スケールされた第1のシンボルおよびスケールされた第2のシンボルを、オーバラップおよび追加処理によって結合して、結合信号とすることを含みうる。ここで、この結合する手段は、第1のシンボルおよび第2のシンボルの電力スケール後に、スケールされた第1のシンボルと、スケールされた第2のシンボルとに対して動作する。ステップはさらに、結合信号を、アナログ波形に変換することを含む。ステップはさらに、電力増幅器の利得を、第1の電力増幅値に設定することと、アナログ波形の増幅された第1の部分を取得するために、利得が第1の電力増幅値に設定された場合、スケールされた第1のシンボルに対応するアナログ波形の一部を、電力増幅器を用いて増幅することとを含む。ステップはさらに、電力増幅器の利得を、第2の電力増幅値に設定することと、アナログ波形の増幅された第2の部分を取得するために、利得が、第2の電力増幅値に設定された場合、スケールされた第2のシンボルに対応するアナログ波形の一部を、電力増幅器を用いて増幅することとを含む。ステップはさらに、増幅された第1および第2の部分を送信することを含む。ここで、この送信するステップによって、増幅された第1の部分が、第1の電力レベルで送信され、増幅された第2の部分が、第2の電力レベルで送信されるようになる。この方法では、第1のスケーリング・ファクタと、調節されたスケーリング・ファクタと、第1および第2の電力増幅値とが選択され、第1の電力レベルから第2の電力レベルへの変更が、電力レベル調節値に相当し、第1の電力増幅値と第2の電力増幅値との差が、予め定めた電力増幅差分値を超えないようになる。
実施形態では、無線デバイスは、少なくとも1つの受信機と、少なくとも1つの送信機と、少なくとも1つの送信機と少なくとも1つの受信機に接続された少なくとも1つのコントローラとを有する。少なくとも1つのコントローラは、多くのステップを実行するように構成される。ステップは、スケールされた第1のシンボルを取得するために、第1のシンボルを、第1のスケーリング・ファクタで、および、スケールされた第2のシンボルを取得するために、第2のシンボルを、第2のスケーリング・ファクタで、電力スケールすることを含む。ステップはさらに、スケールされた第1のシンボルおよびスケールされた第2のシンボルを、オーバラップおよび追加処理によって、第1の結合信号とすることを含む。ここで、この結合するステップは、電力スケールするステップ後に実行される。ステップはまた、少なくとも1つの電力制御イベントに応じて、第1のスケーリング・ファクタと第2のスケーリング・ファクタとのうちの少なくとも1つを調節することを含む。ステップはさらに、第1のシンボルに対応する処理された第1のシンボルと、第2のシンボルに対応する処理された第2のシンボルとを備える処理された波形を取得するために、結合信号を処理することと、処理された波形を送信することとを含む。
実施形態では、無線デバイスは、少なくとも1つの受信機と、少なくとも1つの送信機と、少なくとも1つの送信機と少なくとも1つの受信機に接続された少なくとも1つのコントローラとを有する。少なくとも1つのコントローラが、多くのステップを実行するように構成される。ステップは、電力レベル調節値を、しきい値と比較することを含んでいる。ステップまた、スケールされた第1のシンボルを取得するために、第1のスケーリング・ファクタまで第1のシンボルを電力スケールすることを含む。ステップはさらに、電力レベル調節値がしきい値よりも大きくない場合には、第1のスケーリング・ファクタに等しい第2のスケーリング・ファクタを設定することと、電力レベル調節値がしきい値よりも大きな場合、第2のスケーリング・ファクタを、調節されたスケーリング・ファクタに設定することとを含み、ここで、調節されたスケーリング・ファクタは、第1のスケーリング・ファクタとは異なる。ステップはさらに、スケールされた第2のシンボルを取得するために、第2のスケーリング・ファクタまで第2のシンボルを電力スケールすることを含む。ステップはさらに、スケールされた第1のシンボルおよびスケールされた第2のシンボルを、オーバラップおよび追加処理によって結合して、結合信号とすることを含みうる。ここで、この結合する手段は、第1のシンボルおよび第2のシンボルの電力スケール後に、スケールされた第1のシンボルと、スケールされた第2のシンボルとに対して動作する。ステップはさらに、結合信号を、アナログ波形に変換することを含む。ステップはさらに、第1の電力増幅器の利得を、第1の電力増幅値に設定することと、アナログ波形の増幅された第1の部分を取得するために、利得が、第1の電力増幅値に設定されている場合、スケールされた第1のシンボルに対応するアナログ波形の一部を、電力増幅器を用いて増幅することとを含む。ステップはさらに、電力増幅器の利得を、第2の電力増幅値に設定することと、アナログ波形の増幅された第2の部分を取得するために、利得が、第2の電力増幅値に設定されている場合、スケールされた第2のシンボルに対応するアナログ波形の一部を、電力増幅器を用いて増幅することとを含む。ステップはさらに、増幅された第1および第2の部分を送信することを含む。ここで、この送信するステップによって、増幅された第1の部分が、第1の電力レベルで送信され、増幅された第2の部分が、第2の電力レベルで送信されるようになる。この実施形態では、第1のスケーリング・ファクタと、調整されたスケーリング・ファクタと、第1および第2の電力増幅値とが、第1の電力レベルから第2の電力レベルへの変更が、電力レベル調節値に相当し、第1の電力増幅値と第2の電力増幅値との差が、予め定めた電力増幅差分値を超えないように決定される。
実施形態では、機械読取可能媒体は、組み込まれた命令群を格納する。これら命令群は、無線デバイスの少なくとも1つのコントローラによって実行された場合、無線デバイスに対して、多くのステップを実行させる。ステップは、スケールされた第1のシンボルを取得するために、第1のシンボルを、第1のスケーリング・ファクタで、および、スケールされた第2のシンボルを取得するために、第2のシンボルを、第2のスケーリング・ファクタで、電力スケールすることを含む。ステップはまた、スケールされた第1のシンボルおよびスケールされた第2のシンボルを、オーバラップおよび追加処理によって結合して、第1の結合信号とすることを含む。ここで、結合するステップは、電力スケールするステップ後に実行される。ステップはさらに、少なくとも1つの電力制御イベントに応じて、第1のスケーリング・ファクタと第2のスケーリング・ファクタとのうちの少なくとも1つを調節することを含む。ステップはさらに、第1の信号に対応する処理された第1のシンボルと、第2の信号に対応する処理された第2のシンボルとを備える処理された波形を取得するために、結合信号を処理することと、処理された波形を送信することとを含む。
実施形態では、機械読取可能媒体は、組み込まれた命令群を格納する。これら命令群は、無線デバイスの少なくとも1つのコントローラによって実行された場合、無線デバイスに対して、多くのステップを実行させる。ステップは、電力レベル調節値をしきい値と比較することを含む。ステップはまた、スケールされた第1のシンボルを取得するために、第1のシンボルを、第1のスケーリング・ファクタまで電力スケールすることを含む。ステップはさらに、電力レベル調節値がしきい値よりも大きくない場合には、第1のスケーリング・ファクタに等しい第2のスケーリング・ファクタを設定することと、電力レベル調節値がしきい値よりも大きい場合、第2のスケーリング・ファクタを、調節されたスケーリング・ファクタに設定することとを含み、調節されたスケーリング・ファクタは、第1のスケーリング・ファクタとは異なる。ステップはさらに、スケールされた第2のシンボルを取得するために、第2のスケーリング・ファクタまで第2のシンボルを電力スケールすることを含む。ステップはさらに、スケールされた第1のシンボルおよびスケールされた第2のシンボルを、オーバラップおよび追加処理によって結合して、結合信号とすることを含みうる。ここで、この結合する手段は、第1のシンボルおよび第2のシンボルの電力スケール後に、スケールされた第1のシンボルと、スケールされた第2のシンボルとに対して動作する。ステップはさらに、結合信号をアナログ波形に変換することを含む。ステップはさらに、電力増幅器の利得を、第1の電力増幅値に設定することと、アナログ波形の増幅された第1の部分を取得するために、利得が、第1の電力増幅値に設定されている場合、スケールされた第1のシンボルに対応するアナログ波形の一部を、電力増幅器を用いて増幅することとを含む。ステップはさらに、電力増幅器の利得を、第2の電力増幅値に設定することと、アナログ波形の増幅された第2の部分を取得するために、利得が、第2の電力増幅値に設定されている場合、スケールされた第2のシンボルに対応するアナログ波形の一部を電力増幅器を用いて増幅することとを含む。ステップはさらに、増幅された第1の部分と第2の部分とを送信することを含み、ここで、この送信するステップによって、増幅された第1の部分が、第1の電力レベルで送信され、増幅された第2の部分が、第2の電力レベルで送信されるようになる。この実施形態では、第1のスケーリング・ファクタ、調整されたスケーリング・ファクタ、第1および第2の電力増幅値は、第1の電力レベルから第2の電力レベルへの変化が、電力レベル調節値に一致するようになり、第1の電力増幅値と第2の電力増幅値との差が、予め定めた電力増幅差分値を超えないようになる。
実施形態では、無線デバイスは、スケールされた第1のシンボルを取得するために、第1のシンボルを、第1のスケーリング・ファクタまで、スケールされた第2のシンボルを取得するために、第2のシンボルを、第2のスケーリング・ファクタまで電力スケールする手段を含む。このデバイスはまた、スケールされた第1のシンボルおよびスケールされた第2のシンボルを、オーバラップおよび追加処理によって結合して、第1の結合信号とする手段を含む。ここで、この結合するステップは、電力スケールするステップ後に実行される。デバイスはさらに、少なくとも1つの電力制御イベントに応じて、第1のスケーリング・ファクタと第2のスケーリング・ファクタとのうちの少なくとも1つを調節する手段を含む。このデバイスはさらに、第1のシンボルに対応する処理された第1のシンボルと、第2のシンボルに対応する処理された第2のシンボルとを備える処理された波形を取得するために、結合信号を処理する手段を含む。デバイスはさらに、処理された波形を送信する手段を含む。
実施形態では、無線デバイスは、電力レベル調節値をしきい値と比較する手段を含む。デバイスはさらに、スケールされた第1のシンボルを取得するために、第1のスケーリング・ファクタまで第1のシンボルを電力スケールする手段を含む。デバイスはさらに、電力レベル調節値がしきい値よりも大きくない場合には、第1のスケーリング・ファクタに等しい第2のスケーリング・ファクタを設定し、電力レベル調節値がしきい値よりも大きな場合、第2のスケーリング・ファクタを、調節されたスケーリング・ファクタに設定する手段を含む。ここで、調節された第1のスケーリング・ファクタは、第1のスケーリング・ファクタと異なる。デバイスはさらに、スケールされた第2のシンボルを取得するために、第2のスケーリング・ファクタまで第2のシンボルを電力スケールする手段を含む。デバイスはさらに、スケールされた第1のシンボルおよびスケールされた第2のシンボルを、オーバラップおよび追加処理によって結合して、結合信号とする手段を含む。ここで、結合する手段は、第1および第2のシンボルの電力スケール後、スケールされた第1および第2のシンボルで動作する。デバイスはさらに、結合信号をアナログ波形に変換する手段を含む。デバイスはさらに、電力増幅器の利得を、第1の電力増幅値に設定し、アナログ波形の増幅された第1の部分を取得するために、利得が、第1の電力増幅値に設定されている場合、スケールされた第1のシンボルに対応するアナログ波形の一部を、電力増幅器を用いて増幅する手段を含む。デバイスはさらに、電力増幅器の利得を、第2の電力増幅値に設定し、アナログ波形の増幅された第2の部分を取得するために、利得が、第2の電力増幅値に設定されている場合、スケールされた第2のシンボルに対応するアナログ波形の一部を電力増幅器を用いて増幅する手段を含む。デバイスはさらに、増幅された第1および第2の部分を送信する手段を含む。送信するステップによって、増幅された第1の部分が、第1の電力レベルで送信され、増幅された第2の部分が、第2の電力レベルで送信されるようになる。この実施形態では、第1のスケーリング・ファクタと、調節されたスケーリング・ファクタと、第1および第2の電力増幅値が決定され、第1の電力レベルから第2の電力レベルへの変更が、電力レベル調節値に相当し、第2の電力増幅値と第1の電力増幅値のとの差が、予め定めた電力増幅差分値を超えないようになる。
本発明のこれらの態様およびその他の態様は、以下の記述、図面、および追加された特許請求の範囲を参照してより良く理解されるだろう。
図1は、本明細書に記載された実施形態にしたがって構成されうる多元接続無線通信システムの選択された要素を示す。 図2は、本明細書に記載された実施形態にしたがって構成されうる無線MIMO通信システムのブロック図方式で選択された構成要素を例示する。 図3Aは、無線送信のために端末で生成されたシンボルの選択された機能を例示する。 図3Bは、無線送信のために端末で生成されたシンボルの選択された機能を例示する。 図3Cは、無線送信のために端末で生成されたシンボルの選択された機能を例示する。 図4Aは、無線送信のために端末で生成されたシンボルの選択された機能を例示しており、オーバラップおよび追加処理前に、利得調節値がシンボルに適用される。 図4Bは、無線送信のために端末で生成されたシンボルの選択された機能を例示しており、オーバラップおよび追加処理前に、利得調節値がシンボルに適用される。 図4Cは、無線送信のために端末で生成されたシンボルの選択された機能を例示しており、オーバラップおよび追加処理前に、利得調節値がシンボルに適用される。 図5は、電力制御処理を実行するように構成された無線デバイスの選択された構成要素をブロック図形式で例示する。 図6は、無線デバイスにおいて送信電力を調節するための典型的な処理のために選択されたステップを例示する。 図7は、無線デバイスにおいて送信電力を調節するための他の典型的な処理のために選択されたステップを例示する。
本明細書では、「実施形態」、「変形例」という用語、および類似の表現は、特定の装置、処理、または製造物品を称するために用いられており、必ずしも、同じ装置、処理、または製造物品を称するために用いられる必要はない。したがって、1つの立場あるいは文脈で使用される「1つの実施形態」(あるいは類似の表現)は、特定の装置、処理、または製造物品を称し、別の立場における同じまたは類似の表現は、別の装置、処理、または製造物品を称することができる。「代替実施形態」、「代替的に」という表現、および類似の表現は、多くの異なる可能な実施形態のうちの1つを示すために使用されうる。可能な実施形態の数は、必ずしも、2またはその他任意の量に制限される必要はない。
「典型的である」という用語は、本明細書において、「例、事例、または例示として役立つ」ことを意味するために使用される。本明細書において「典型的」と記載されている任意の実施形態または変形例は、必ずしも他の実施形態または変形例よりも好適であるとか、有利であると解釈される必要はない。本明細書に記載された実施形態および変形例のすべては、当業者が、本発明の製造および使用することを可能にするために提供された典型的な実施形態および変形例であり、本発明に与えられた法的保護の範囲を必ずしも制限するものではない。
「トーン」および「サブ・キャリア」は、一般に、直交周波数分割多重化(OFDM)システムまたはOFDMAシステムにおける個別のシンボル搬送トーンを示すために置換可能に使用される。
本明細書に記載された技術は、CDMAネットワーク、TDMAネットワーク、FDMAネットワーク、OFDMおよびOFDMAネットワーク、シングル・キャリアFDM(SC−FDM)ネットワーク、シングル・キャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワーク、および他のネットワークを含むさまざまな無線通信ネットワークと、ピア・ツー・ピア・システムのために使用されうる。これら技術は、順方向リンクおよび逆方向リンクの両方について使用される。「システム」、「ネットワーク」という用語は、しばしば置換可能に使用される。CDMAネットワークは、例えば、ユニバーサル地上ラジオ・アクセス(UTRA)、cdma2000、およびその他の技術のようなラジオ技術を実現することができる。UTRAネットワークは、広帯域CDMA(W−CDMA)ネットワークおよび低チップ・レート(LCR)ネットワークを含んでいる。cdma2000は、IS−2000規格、IS−95規格、およびIS−856規格を指定する。TDMAネットワークは、例えばグローバル移動体通信システム(GSM)のようなラジオ技術を実現することができる。OFDMAネットワークは、例えば、イボルブドUTRA(E−UTRA)、IEEE 802.11、IEEE 802.16、IEEE 802.20、フラッシュOFDM、およびその他の技術のようなラジオ技術を実現することができる。UTRA、E−UTRA、およびGSMは、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の一部である。ロング・ターム・イボリューション(LTE)は、E−UTRAを使用するUMTSのリリースである。UTRA、E−UTRA、GSM、UMTS、およびLTEは、「第3世代パートナシップ計画」(3GPP)と命名された組織からの文書に記載されている。cdma2000規格は、「第3世代パートナシップ計画2」(3GPP2)と命名された組織からの文書に記載されている。これら技術のある態様は、以下にLTEについて記載されており、以下の記載ではLTE用語が使用されているが、これら技術は、その他の規格および技術に対しても適用可能である。
シングル・キャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)は、シングル・キャリア変調および周波数領域等値化を利用する通信技術である。SC−FDMAシステムは、OFDMAシステムと類似の性能を有し、本質的に全体的に同等の複雑さを有する。SC−FDMA信号は、その固有のシングル・キャリア構造により、より低いピーク対平均電力比(PAPR)を有する。SC−FDMA技術は、多くのシステム、特に、より低いPAPRが送信電力効率の観点からモバイル端末に非常に役立つ逆方向リンク通信において魅力的である。SC−FDMAは、3GPPロング・ターム・イボリューション(LTE)すなわちイボルブドUTRAにおけるアップリンク多元接続スキームとして実現されうる。
1つの実施形態にしたがう多元接続無線通信システム100が、図1に例示される。アクセス・ポイントあるいは基地トランシーバ局101は、複数のアンテナ・グループを含んでおり、1つのアンテナ・グループは、アンテナ104およびアンテナ106を含み、別のグループはアンテナ108およびアンテナ110を含み、さらに別のグループはアンテナ112およびアンテナ114を含む。おのおののアンテナ・グループについて2つのアンテナしか例示されていないが、2本より多いアンテナ、または2本より少ないアンテナも、これらアンテナ・グループの何れかに含まれる。BTS101はさらに、単一のアンテナ・グループ、あるいは単一のアンテナを含むこともできる。アクセス端末(AT)116は、アンテナ112およびアンテナ114と通信している。ここで、アンテナ112およびアンテナ114は、順方向リンク120によってアクセス端末116に情報を送信し、逆方向リンク118によってアクセス端末116から情報を受信する。アクセス端末122はアンテナ106およびアンテナ108と通信している。ここで、アンテナ106およびアンテナ108は、順方向リンク126によってアクセス端末122に情報を送信し、逆方向リンク124によってアクセス端末122から情報を受信する。FDDシステムでは、通信リンク118、120、124、126のおのおのは、順方向リンクおよび逆方向リンクについて異なる周波数を使用するのみならず、アクセス端末と特定のアンテナまたはアンテナ・グループとの間の通信のために、異なる周波数を使用することができる。例えば、順方向リンク120は、逆方向リンク118によって使用されるものとは異なる周波数を使用することができる。また、順方向リンク126によって使用されるものとも異なる周波数を使用することができる。しかしながら、異なる周波数を使用することは、必ずしも本発明の要件ではない。
アンテナのグループのおのおの、および、アンテナが通信するために設計された領域は、しばしばセクタと称される。図1に示すように、アンテナ・グループのおのおのは、BTS101によってカバーされている領域のうちの異なるセクタ内のアクセス端末と通信するように設計されている。
順方向リンク120、126による通信では、異なるアクセス端末116、122のための順方向リンクの信号対雑音比を改善するために、BTS101の送信アンテナは、ビームフォーミングを利用する。さらに、ビームフォーミングは、すべてのアクセス端末に対して単一のアンテナによる順方向リンク送信と比較して、近隣セル内のアクセス端末の干渉を低減する。ビームフォーミングは、必ずしも、本発明の要件ではない。
アクセス・ポイントあるいは基地トランシーバ局は、端末との通信のための固定局として使用され、ノードB、または、その他の専門用語で称される。アクセス端末はまた、モバイル・ユニット、ユーザ機器(UE)、無線通信デバイス、端末、モバイル端末、あるいはその他のいくつかの用語で呼ばれる。
図2は、(例えば、BTS101のような)基地トランシーバ局の送信機システム210と、(例えば、アクセス端末116のような)アクセス端末の受信機システム250とを含む無線MIMO通信システム200の実施形態のうちの選択された構成要素をブロック図形式で示す。送信機システム210では、データ・ソース212から提供された多くのデータ・ストリーム用のトラフィック・データが、データ・ソース212から送信(Tx)データ・プロセッサ214に提供される。
実施形態では、データ・ストリームはおのおのの、それぞれの送信アンテナあるいはアンテナ・グループを介して送信される。TXデータ・プロセッサ214は、トラフィック・データ・ストリームをフォーマットし、このデータ・ストリームのために選択された特定の符合化スキームに基づいて符号化し、インタリーブして、符合化されたデータを提供する。おのおののデータ・ストリームの符合化されたデータは、OFDM技術を用いてパイロット・データと多重化されうる。パイロット・データは、周知の方式で処理される既知のデータ・パターンであり、物理チャネル応答の推定、または、機能の転送のために、受信機システムにおいて使用されうる。おのおののデータ・ストリームについて多重化されたパイロットおよび符合化されたデータは、データ・ストリームのために選択された特定の変調スキームに基づいて変調(例えば、シンボル・マップ)され、変調シンボルが提供される。変調スキームは、例えば、バイナリ・フェーズ・シフト・キーイング(BPSK)、直交フェーズ・シフト・キーイング(QPSK)、Mアレイ・フェーズ・シフト・キーイング(M−PSK)、多元レベル直交振幅変調(M−QAM)から選択される。おのおののデータ・ストリームのデータ・レート、符号化、および変調は、プロセッサ230によって実行される命令群によって決定される。
すべてのデータ・ストリームの変調シンボルは、(例えば、OFDMのために)変調シンボルを処理するTX MIMOプロセッサ220に提供される。TX MIMOプロセッサ220はその後、N個の変調シンボル・ストリームを、N個の送信機(TMTR)222a乃至222tへ提供する。ある実施形態では、TX MIMOプロセッサ220は、データ・ストリームのシンボル、および、そのシンボルが送信されるアンテナへ、ビームフォーミング重みを適用する。
おのおのの送信機822は、1または複数のアナログ信号を提供するために、それぞれのシンボル・ストリームを受信して処理し、さらには、対応するMIMOチャネルを介した送信に適切な変調信号を提供するために、このアナログ信号を調整(例えば、増幅、フィルタ、およびアップコンバート)する。送信機822a乃至822tからのN個の変調信号は、N個のアンテナ224a乃至224tそれぞれから送信される。
アクセス端末250では、送信された変調信号が、N個のアンテナ252a乃至252rによって受信され、受信された信号がおのおののアンテナ252からそれぞれの受信機(RCVR)254a乃至254rへ提供される。受信機254のおのおのは、それぞれの受信信号を調整(例えば、フィルタ、増幅、およびダウンコンバート)し、この調整された信号をデジタル化してサンプルを提供し、さらにこのサンプルを処理して、対応する受信されたシンボル・ストリームを提供する。
RXデータ・プロセッサ260は、N個の受信機254からN個のシンボル・ストリームを受信し、受信されたこれらシンボル・ストリームを、特定の受信機処理技術に基づいて処理して、N個の「検出された」シンボル・ストリームを提供する。RXデータ・プロセッサ260は、検出されたおのおののシンボル・ストリームを復調し、デインタリーブし、復号して、そのデータ・ストリームのためのトラフィック・データを復元する。RXデータ・プロセッサ260による処理は、基地局210におけるTX MIMOプロセッサ220およびTXデータ・プロセッサ214によって実行されるものと相補的である。
プロセッサ270は、上述したように、利用可能などの技術を利用するのかを定期的に決定する。プロセッサ270は、行列インデクス部およびランク値部を備えた逆方向リンク・メッセージを規定することができる。逆方向リンク・メッセージは、通信リンクおよび/または受信されたデータ・ストリームに関するさまざまなタイプの情報を備えうる。
逆方向リンク・メッセージは、多くのデータ・ストリームに関するトラフィック・データをデータ・ソース836から受け取るTXデータ・プロセッサ838によって処理される。トラフィック・データおよび逆方向リンク・メッセージは、変調器280によって変調され、送信機254a乃至254rによって調整され、送信機システム210へ送り戻される。
送信機システム210では、受信機システム250からの変調信号が、(図1に示すアンテナ104−114と同じまたは異なりうる)アンテナ224によって受信され、受信機222によって調整され、復調器240によって復調され、RXデータ・プロセッサ242によって処理されて、受信機システム250によって送信された逆方向リンク・メッセージを抽出する。プロセッサ230は、ビームフォーミング重みを決定するためにどの事前符号化行列を使用するのかを決定し、抽出されたメッセージを処理する。
アクセス端末におけるOFDMA送信、SC−FDM送信、またはSC−FDMA FDD送信は、時間にわたるOFDMAシンボルまたはSC−FDMシンボルの連続送信を含む。UMB規格の下では、プロトコルの1つの例として、アクセス端末は、すべての逆方向リンク・フレームで送信することができる。アクセス端末が、電力制御コマンドを受信すると、アクセス端末の電力レベル全体を調節する方法は、アクセス端末の電力増幅器(PA)設定を調節することである。この調節は、一般に、シンボル境界で生じる。
図3A、図3B、および図3Cは、基地トランシーバ局(例えば、BTS送信機210)への送信のために、(前述したように、方法は、必ずしも逆方向リンク電力制御に限定される必要なく、例えば、アクセス端末受信機250のような)無線端末で生成されたシンボルを例示する。第1のシンボル310は、前半オーバラップ部(シンボル・ウィンドウ)311、サイクリック・プレフィクス部312、情報/ペイロード搬送部313、および後半オーバラップ部(シンボル・ウィンドウ)314を含む。第2のシンボル320は、前半オーバラップ部(シンボル・ウィンドウ)321、サイクリック・プレフィクス部322、情報/ペイロード搬送部323、および後半オーバラップ部(シンボル・ウィンドウ)324を含む。シンボル・ウィンドウ(前半オーバラップ部および後半オーバラップ部)は一般に、シンボルからシンボルへのスムースな移行を示し、これによって、送信された信号のスペクトル・コンテンツを制限する。
図3Aおよび図3Bは、OFDMAまたはSC−FDMA送信におけるオーバラップおよび追加処理を例示する。一般に、シンボルの後半オーバラップ部(314)は、直後のシンボルの前半オーバラップ部(321)と全体的にあるいはほとんどオーバラップする。したがって、後半オーバラップ部314および前半オーバラップ部321は、同時に、あるいはほとんど同時に始まる。これは図3Bにおいて認められうる。
図3Cは、端末における電力制御の1つの実施形態を例示する。ここでは、第2のシンボル(320)の電力が、例えば、AP/BTSからの電力制御コマンドに応じて(第1のシンボルと比較して)増加する。電力制御は、結合された波形に対して、シンボル・ウィンドウ境界における電力増幅器(PA)設定を調節することによって、アナログ領域において実行されるか、あるいは、結合された波形に対して、シンボル・ウィンドウ境界におけるDAC入力において信号レベルを調節することによって、デジタル的に実行される。これら両方のスキームによって、第1のシンボル310および第2のシンボル320の後になされる電力調節は、オーバラップおよび追加処理を経て、合成シンボル350が得られる。これによって、「シンボル・ウィンドウ期間」において、劇的に振幅が変化する。なぜなら、第2のシンボル350は、第1のシンボル310よりも振幅が著しく高いからである。これは、図3Cにおいて見られる。実際、この変化は、意図しているシンボル・ウィンドウ形状を破壊し、合成フレームのスペクトル・コンテンツが、より高い周波数成分を持つようになり、もって、スペクトル・マスクに違反する可能性がある。
図3A乃至図3Cに示すように、第1のシンボル310は、第1の電力レベルにおいて送信された第1のフレームの一部であり、第2のシンボル320は、第1の電力レベルよりも高い第2の電力レベルにおいて送信された第2のフレームの一部である。したがって、図3の電力制御は、フレーム境界で行われる。しかしながら、これは必ずしも本発明の要件ではない。例えば、シンボル310およびシンボル320は、例えばOFDMシンボル、SC−FDMシンボル、あるいはSC−FDMAシンボルでありうる。これもまた、必ずしも本発明の要件ではない。
フレーム・ベースの通信システムでは、一般に、いくつかの追加処理の後、送信される波形を生成するために、オーバラップおよび追加処理によって、フレームが追加される。図3Bは、結合された信号波形340を取得するために、オーバラップおよび追加処理で結合された、第1のシンボル310を有する第1のフレームと、第2のシンボル320を有する第2のフレームとを例示する。その後、第2のフレーム320の電力を増加するために、結合された信号波形の電力制御が実行される。その結果、図3Cでは、合成され電力が調節された波形350が示される。第2のシンボル320は、第1のシンボル310よりも著しく振幅が大きいので、2つのシンボル間の移行352は、合成フレーム350において明らかに明確である。移行352の鋭さおよび大きさによって、波形350のスペクトルが大きく拡散され、もって、適応可能なスペクトル・マスクに違反することになる。しかしながら、この方法によって、アクセス端末の送信機の電力増幅器(PA)は、比較的低い利得設定で動作できるようになり、もって、アクセス端末の送信機は、比較的高い利得設定で動作している類似のPAを持つ類似の送信機よりもより効率的に動作しうる。
図4A、図4B、および図4Cは、送信電力制御スキームの別の実施形態にしたがうサンプル・シンボルを例示する。図4Aは、図3Aのシンボル310、320に類似または同一である第1のシンボル410および第2のシンボル420を示す。シンボル410は、前半オーバラップ部411、サイクリック・プレフィクス部412、情報/ペイロード搬送部413、および後半オーバラップ部414を含んでいる。シンボル420は、前半オーバラップ部421、サイクリック・プレフィクス部422、情報/ペイロード搬送部423、および後半オーバラップ部424を含んでいる。前半オーバラップ部および後半オーバラップ部は、一般に、シンボルからシンボルへのスムースな移行を示し、送信電力におけるスパイク、および、送信された信号の関連するスペクトル拡散を阻止する。図4Bは、この実施形態における電力制御を例示しており、APから、あるいは、そうでない場合には、他からの電力制御コマンドに応じて、第2のシンボル420の電力が(第1のシンボル410に対して)増加する。この場合、図4Bに示すように、オーバラップおよび追加ステップ前に電力調節がなされる。具体的には、シンボル410’は、第1の電力レベルで送信された第1のフレームの一部であり、第2のシンボル420’は、第1の電力レベルより高い第2の電力レベルで送信されるように調節された第2のフレームの一部である。シンボル410およびシンボル420は、例えば、OFDMシンボルあるいはSC−FDMシンボルである。繰り返すが、フレーム境界における電力制御を実行するために、OFDMシンボルを使用することも、SC−FDMシンボルを使用することも、必ずしも本発明の要件ではない。
第2のシンボル420’の利得設定は、クローズド・ループ技術やオープン・ループ技術に基づくことや、基地トランシーバ局または別のコントローラからのコマンドに基づくこと、を含むさまざまな方式で決定される。図4に示すように、シンボル410に対応する利得設定は調節されない(あるいは、シンボル420に対応する利得設定と異なる量に調節される)ので、シンボル410’の振幅は、シンボル410のものと同じであるか、実質的に同じである。シンボル410およびシンボル420の振幅が、説明された方式で調節された後、オーバラップおよび追加シーケンス機能モジュールが、合成波形450を生成する。シンボル間の移行がさほど鋭くなくなっており、その結果、合成波形350に対応する信号の送信から生じるスペクトル拡散に対して、送信信号のスペクトル拡散が低くなっていることに着目されたい。したがって、時間領域OFDMシンボルまたはフレームの、オーバラップおよび追加段階前の電力「スケーリング」によって、高周波数成分がさほど目立たなくなる。
図4は、設計要件およびフレーム増幅に依存して、第2のフレームにおけるフレーム420が、送信電力レベルの調節値にしたがうシンボル(およびフレーム)であるが、第1のシンボル(およびその対応するフレーム)410もまた調節されることを例示している。例えば、第1のシンボル(およびフレーム)410は、第2のシンボル(およびフレーム)420よりも高い振幅からなる。したがって、異なる利得設定が、異なるフレームあるいはシンボルに適用されうる。上述した典型的な電力制御に基づいて、合成フレーム/シンボルにおけるスペクトル・コンテンツを低減しながら、フレーム増幅および制御のさまざまな選択が達成されうる。図3および図4は、2つのシンボルしか示していないが、一般には、さらに多くのフレームおよびシンボルが、このような移行手順にしたがう複数の電力制御調節値をもって送信される。
図5は、本明細書にわたって記載された電力制御処理を実行するように構成された無線デバイス500の選択された構成要素を、ブロック図形式で例示する。無線デバイス500は、例えば、図2の受信機システム250を含むアクセス端末のようなアクセス端末である。無線デバイス500のうち例示する構成要素は、逆高速フーリエ変換(IFFT)エンジン510、サイクリック・プレフィクス・モジュール520、スケーラ525、オーバラップおよび追加モジュール530、アップサンプリング・モジュール540、デジタル・アナログ変換器(DAC)550、および電力増幅器(PA)560を含んでいる。これら構成要素はさらに、スケーラ525の利得を設定する第1の増幅制御モジュール555と、電力増幅器560の利得を設定する第2の増幅制御モジュール556とをも含む。この構成におけるさまざまな要素およびモジュールは、本説明の目的のために必ずしも必要ではないので、図5には示されていないが、そのような省略されたモジュールは、本明細書に記載された発明的な概念および態様にしたがったさまざまな実施形態において使用されうることが注目されるべきである。
IFFTエンジン510、サイクリック・プレフィクス・モジュール520、オーバラップおよび追加モジュール530、アップサンプリング・モジュール540、DAC550、およびPA560の動作は、当業者が本明細書を読めば容易に理解できるに違いない。手短に説明すると、IFFTエンジン510は、逆高速フーリエ変換機能を提供し、サイクリック・プレフィクス・モジュール520は、サイクリックなプレフィクスを生成し、特定のフレームまたはシンボルに追加する。オーバラップおよび追加モジュール530は、異なるフレーム/シンボルを結合する。モジュール540は、適切な形状およびシンボルを支援するために、結果として得られた波形をアップサンプルする。DAC550は、デジタル信号のアナログ波形への変換を実行する。また、PA560は、アナログ信号の送信前に、調整可能な電力増幅を与える。
図4に関して記載されているように、増幅は、オーバラップ及び追加モジュール530の前に実行されうる。第1の増幅制御モジュール555およびスケーラ525が、この機能を実行するように構成される。いくつかの変形例では、スケーラ525が、オーバラップおよび追加モジュール530の一部となるが、スケールすることまたは利得調節は、このモジュール530のオーバラップおよび追加機能前に実行される。その他の変形例では、スケーラ525は、個別のデバイスであり、モジュール530のオーバラップおよび追加機能の前に、スケーリングまたは利得調節機能を実行する。スケーラ525は、デジタル的に機能するように構成される。
第2の増幅制御モジュール556は、PA560の利得を従来方式で変更するように構成される。しかし、PA560の利得調節量は、既知システムにおける対応する量とは異なりうる。既知のシステムからの別の変更は、PA560において利得調節を実行するか否かを決定することである。PA560乃至増幅制御モジュール556の調節は、図3A乃至図3Cに関連して上述したように実行される。
図6は、例えばアクセス端末116あるいはアクセス端末122のような無線デバイスにおいて送信電力を調節するための典型的な処理600の選択されたステップを示す。処理600では、1つのフレーム/シンボルから直後のフレーム/シンボルへの電力レベル差が、予め定めたしきい値PTHERSを超えない場合、電力利得は、増幅制御モジュール556によってPA560において調節され、この電力レベル差が、予め定めたしきい値PTHERSを超えた場合、電力利得は、増幅制御モジュール555によってスケーラ525において調節される。
典型的な処理600は、フロー・ポイント610において始まり、このポイントでは、アクセス端末の送信電力を調節する必要性が生じる。例えば、アクセス端末の別の処理は、順方向リンク・パイロットに基づいて、アクセス端末と基地トランシーバ局との間の物理チャネルからの減衰、フェージング、および/または雑音が、逆方向リンク送信電力における増加を必要としていると判定する。別の例として、アクセス端末は、基地トランシーバ局から電力制御コマンドを受信する。電力調節が実行される時間は、シンボルおよび/またはフレームの境界においてでありうる。
その後、処理600の処理フローは、ステップ620に進み、連続するフレーム間の振幅または電力レベルの差が判定される。(我々は、本明細書において「フレーム」を、フレーム境界において電力制御が実行されるという仮定のもと用いているが、それは、必ずしも本発明の要件ではないので、電力差は、シンボル毎にあり、恐らくは、他の送信信号部同士間にあることを思い出されたい。)この判定は、例えば、信号対雑音及び干渉比(SINR)に基づく。この判定はまた、例えば、単に、基地トランシーバ局から送信された電力制御コマンドにおける値を受信すること、および読み取ることでありうる。これらフレームは、ステップ620において、お互いから時間ステップしているとして区別される(例えば、t対(t−1)。ここでtは、送信されたフレームを示す時間インデクス整数である)。しかしながら、シーケンスの任意の形式および表記法が使用されうる。
電力レベル差が判定された後に、処理フローは判定ブロック630に進み、差分と、予め定めたしきい値(PTHERS)との比較がなされる。このしきい値は、署名されたあるいは署名されていないスカラ量であるか、または、非スカラ量である。このしきい値は、初期設定、無線デバイスの動作パラメータ、このデバイスが動作するネットワークの現在の動作パラメータ、あるいはその他に基づいて調節可能である。判定ブロック630は、この比較を実行するために、「〜より大きい」関係を使用する。しかしながら、例えば、未満、以上、以下のように、適用可能な任意の比較または値テスト方法が使用されうる。スケーラしきい値は、例えば、0.5dB、1dB、2dB、あるいは3dBの送信電力差に相当する。さらに、他の値も可能である。
判定ブロック630における比較により、送信電力差が、予め定めたしきい値を超えないと判定された場合、典型的な処理は、ステップ640へ進む。ここでは、送信電力差の大きさに対する電力調節が、モジュール556によって、PA段階において実行される。ステップ640の後、処理600は、フロー・ポイント660で終了する。
判定ブロック630に戻って、比較の結果、送信電力差が、しきい値PTHRESを超えていると判定されると、処理フローは、電力調節ステップ650へ進む。これは、図4A乃至図4Cに関連して記載されている。ここで、ステップ650は、「アルファ・スケーリング」という用語を用いる。これは、フレーム増幅/電力を増加または減少するためのスカラ動作またはその他の動作を表す。ステップ650における調節は、ステップ620で判定された電力レベル差に等しい。ステップ650から、処理フローは、フロー・ポイント660へ進み、ここで処理600は終了する。
上記フロー・チャート600は、フロー・ポイント660において終了する典型的な処理を示しているが、実際には、典型的な処理は、必要に応じて、あるいは、連続/継続ループで動作することが注目されるべきである。
いくつかの事例では、上記処理のロジックを逆にすることが望ましい一方、ステップ630のテストが、「〜を超える」値ではなく、「〜未満」の値に基づくことが注目されるべきである。これは1つの限定しない例であるが、テスト・モードにおいてありうる。
上記処理600に基づいて、電力増幅器の制御は、増幅制御モジュール555と増幅制御モジュール556との間で切り換えられうる。図7に例示する別の典型的な処理700では、電力増幅(利得設定)の制御は、PA560とスケーラ525との両方において実行される。この処理では、連続したフレーム(あるいは、上述したようなシンボル)間における電力レベルの差が、第1のしきい値PTHRES1を超えない場合、増幅率は、電力増幅器560において変更される。これは、処理600に類似している。連続的な電力レベルの差が、第1のしきい値PTHRES1以上である場合、処理は、増幅制御モジュール556によってPA560において、および、増幅制御モジュール555によってスケーラ525において、電力を調節する。
典型的な処理700は、フロー・ポイント710において始まる。このポイントでは、アクセス端末の送信電力を調節する必要性が生じる。例えば、アクセス端末の別の処理は、順方向リンク・パイロットに基づいて、アクセス端末と基地トランシーバ局との間の物理チャネルの減衰、フェージング、および/または、雑音が、逆方向リンク電力における増加を必要としていると判定する。別の例として、アクセス端末は、基地トランシーバ局から電力制御コマンドを受信する。
その後、処理700の処理フローは、ステップ720に進み、フレーム間の振幅または電力レベル差が判定される。この判定は、例えばSINRに基づく。例えば、この判定は、単に、基地トランシーバ局から受信した電力制御コマンドにおける値を読み取ることでありうる。
電力レベル差を判定した後、処理700の処理フローは、判定ブロック730に進み、電力レベル差と、第1のしきい値(PTHRES1)との比較がなされる。第1のしきい値は、署名されたあるいは署名されていないスカラ量であるか、または、非スカラ量であり、調節可能であり、要するに、処理600のしきい値と類似している。判定ブロック730は、比較を行うために、「〜を超える」関係を用いるが、処理600のステップ630に関連して上述したように、適用可能な任意の比較または値テスト方法が使用されうる。
判定ブロック730における比較によって、電力レベル差が、予め定めた第1のしきい値を超えていないと判定された場合、典型的な処理は、ステップ740に分かれ、モジュール556によって、PA段階において、電力調節が行われる。ステップ740の後、処理700は、フロー・ポイント760で終了する。
判定ブロック730における比較によって、電力レベル差が、第1のしきい値PTHRES1を超えていると判定された場合、処理フローは、ステップ740と類似した電力利得調節ステップ745へ進む。しかしながら、ここでは、PAにおける電力レベル調節値は、第2のしきい値PTHRES2に制限されている。有利なことに、第2のしきい値は、第1のしきい値と同じあるいは実質的に同じ、すなわち、PTHRES1=PTHRES2でありうる。ある変形例PTHRES1>PTHRES2がある一方、別の変形例PTHRES1<PTHRES2もあることに注目されたい。
処理フローは、ステップ745から、ステップ750に移る。ステップ750は、処理600のステップ650に類似しており、図4A乃至図4Cに関連して説明されている。ステップ750における電力調節によって、ステップ720において判定された電力レベル差の残りの大きさに、電力レベル調節値が提供される。言い換えれば、ステップ750で提供される電力調節値は、(PDIFF−PTHRES2)に等しいか実質的に等しい。ここで、PDIFFは、ステップ720で判定された電力レベル差である。したがって、ステップ745およびステップ750において結合された電力調節値は、ステップ720において判定された電力レベル差に等しいか、実質的に等しい。
処理フローは、ステップ750から、フロー・ポイント760へ進み、ここで処理700は終了する。
ステップ745およびステップ750は、実行順序が相互に置換されたり、あるいは、同時に実行されうる。
処理700は、必要に応じて繰り返される。あるいは、連続/継続ループで動作しうる。
さまざまな方法のステップおよび判定ブロックは、本開示では、連続的に記述されているが、これらのステップおよび判定のうちのいくつかは、連携して、並行して、非同期または同期的に、パイプライン方式で、あるいはその他の方式で、個別の要素によって実行されうる。これらステップおよび判定は、明示的に述べられた場合、あるいは、文脈から明らかな場合、あるいは、本質的に必要とされる場合を除いて、説明におけるリストと同じ順序で実行されねばならないという特別な必要性はない。しかしながら、選択された変形例においては、これらステップおよび判定は、上述した特定の順序で実行されるか、添付図面に示すような順序で実行されることが注目されるべきである。さらに、各システムにおいて、例示されたすべてのステップおよび判定が必要とされる訳ではないが、いくつかのシステムにおいては、具体的に例示されていないいくつかのステップおよび判定が望ましい。
態様では、開示された発明的概念は、順方向リンク、ピア・ツー・ピア・リンク、および、その他の非多元接続コンテクストにおいて使用されることが注目されるべきである。あるTDDシステムおよびその他の非TDDシステムにおける適応性のある電力制御は、本明細書にわたって記載された発明的な概念を利用することから利益を得ることができることに注目されるべきである。
当業者であれば、本明細書で説明された通信技術は、双方向トラフィック送信のみならず、一方向トラフィック送信のためにも利用されうることを理解するであろう。
当業者であれば、情報および信号は、さまざま異なる技術および技法のうちの何れかを用いて表されうることを理解するであろう。例えば、上記説明を通じて参照されうるデータ、命令群、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場または磁性粒子、光学場または光学粒子、あるいはこれらの任意の組み合わせによって表現されうる。
当業者であればさらに、本明細書で開示された実施形態および変形例に関連して記載されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズム・ステップが、電子工学ハードウェア、コンピュータ・ソフトウェア、あるいはこれらの組み合わせとして実現されることを理解するであろう。ハードウェアとソフトウェアとの相互置換性を明確に示すために、さまざまな例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、それらの機能の観点から一般的に記述された。それら機能がハードウェアとして、ソフトウェアとして、あるいはハードウェアとソフトウェアとの組み合わせとして実現されるかは、特定のアプリケーションおよびシステム全体に課せられている設計制約に依存する。当業者であれば、各特定のアプリケーションに応じて変化する方法で上述した機能を実現することができる。しかしながら、この適用判断は、本開示の範囲からの逸脱をもたらすものと解釈されるべきではない。
本明細書に開示された実施形態および変形に関して記述された実例となるさまざまな論理ブロック、モジュール、および回路は、本明細書に記載された機能を実行するために、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向けIC(ASIC)、フィールドプログラム可能ゲート・アレイ(FPGA)またはその他のプログラム可能な論理デバイス、ディスクリート・ゲートまたはトランジスタ・ロジック、ディスクリート・ハードウェア構成要素、あるいは、設計されたこれらの任意の組み合わせで実装または実現される。汎用プロセッサとしてマイクロプロセッサを用いることが可能であるが、代わりに、従来技術によるプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、あるいは順序回路を用いることも可能である。プロセッサは、例えばDSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携する1または複数のマイクロプロセッサ、またはその他任意のこのような構成である計算デバイスの組み合わせとして実現することも可能である。
1または複数の典型的な実施形態では、記載された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、あるいはそれらの任意の組み合わせによって実現されうる。ソフトウェアで実現される場合、これら機能は、コンピュータ読取可能媒体上に格納されるか、あるいは、コンピュータ読取可能媒体上の1または複数の命令群またはコードとして送信されうる。コンピュータ読取可能媒体は、コンピュータ・プログラムを1つの場所から別の場所へ転送することを容易にする任意の媒体を含む通信媒体とコンピュータ記憶媒体との両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされうる利用可能な任意の媒体である。限定することなく、一例として、そのようなコンピュータ読取可能媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたはその他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置またはその他の磁気記憶デバイス、フラッシュ・メモリ、あるいは、所望のプログラム・コード手段を命令群またはデータ構造の形式で搬送または格納するために使用され、しかも、コンピュータによってアクセスされうるその他任意の媒体を備えうる。さらに、いかなる接続も、コンピュータ読取可能媒体と適切に称される。同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、デジタル加入者線(DSL)、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、あるいはその他の遠隔ソースからソフトウェアが送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、DSL、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術が、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用されるdiskおよびdiscは、コンパクト・ディスク(CD)、レーザ・ディスク、光ディスク、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、およびブルーレイ・ディスクを含む。通常、diskは、データを磁気的に再生し、discは、レーザを用いて光学的にデータを再生する。上記の組み合わせもまた、コンピュータ読取可能媒体の範囲内に含まれるべきである。
開示された実施形態および変形例に関する前述した記載、いかなる当業者であっても、本発明を製造または使用できるように提供される。これらの実施形態に対するさまざまな変形例は、当業者に容易に明らかになり、本明細書に定義された一般的な原理は、他の実施形態にも適用可能である。このように、本開示は、本明細書で示された実施形態および変形例に限定されるものではなく、本明細書で開示された原理および新規な特徴に一致した最も広い範囲に相当することが意図されている。

Claims (40)

  1. 無線通信方法であって、
    スケールされた第1のシンボルを取得するために、第1のスケーリング・ファクタまで第1のシンボルを、および、スケールされた第2のシンボルを取得するために、第2のスケーリング・ファクタまで第2のシンボルを、電力スケールすることと、
    前記電力スケールした後に、前記スケールされた第1のシンボルと、前記スケールされた第2のシンボルとを、オーバラップおよび追加処理によって結合して、結合信号とすることと、
    少なくとも1つの電力制御イベントに応じて、前記第1のスケーリング・ファクタおよび前記第2のスケーリング・ファクタのうちの少なくとも1つを調節することと、
    前記第1のシンボルに対応する処理された第1のシンボルと、前記第2のシンボルに対応する処理された第2のシンボルとを有する処理された波形を取得するために、前記結合信号を処理することと、
    前記処理された波形を送信することと
    からなる各ステップを備える無線通信方法。
  2. 前記処理するステップは、前記結合信号を電力増幅することを備える請求項1に記載の無線通信方法。
  3. 前記処理は、無線モバイル端末で実行され、前記第2のシンボルは、時間において、前記第1のシンボルの後であり、前記処理された第1のシンボルと前記処理された第2のシンボルとの間では、前記無線モバイル端末によって、他のシンボルは送信されず、前記第1のスケーリング・ファクタと前記第2のスケーリング・ファクタとのうちの少なくとも1つは、前記第2のスケーリング・ファクタであり、
    前記方法はさらに、前記無線モバイル端末から送信される電力の調節値を指定する電力制御コマンドをネットワークから受信することを備える請求項2に記載の無線通信方法。
  4. 前記調節値を、予め定めたしきい値と比較することをさらに備え、
    前記調節するステップは、前記調節値が、前記予め定めたしきい値との予め定めた関係を有することに応じて実行され、前記予め定めた関係は、大きい、未満、以上、および以下からなるセットから選択される請求項3に記載の無線通信方法。
  5. 前記ネットワークおよび前記無線モバイル端末は、周波数分割デュプレクス(FDD)通信プロトコルを用いて通信する請求項4に記載の無線通信方法。
  6. 前記ネットワークおよび前記無線モバイル端末は、直交周波数分割多重化(OFDM)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)、シングル・キャリア周波数分割多重化(SC−FDM)、あるいはシングル・キャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)通信プロトコルを用いて通信する請求項4に記載の無線通信方法。
  7. 前記処理は、無線モバイル端末において実行され、前記第2のシンボルは、時間において、前記第1のシンボルの後であり、前記処理された第1のシンボルと前記処理された第2のシンボルとの間では、前記無線モバイル端末によって、他のシンボルは送信されず、前記第1のスケーリング・ファクタと前記第2のスケーリング・ファクタとのうちの少なくとも1つは、前記第2のスケーリング・ファクタであり、
    前記方法はさらに、前記無線モバイル端末から送信される電力の調節値を決定するために、ネットワークから送信されたパイロット信号を分析することを備える請求項2に記載の無線通信方法。
  8. 前記調節値を、予め定めたしきい値と比較することをさらに備え、
    前記調節するステップは、前記調節値が、前記予め定めたしきい値との予め定めた関係を有することに応じて実行され、前記予め定めた関係は、大きい、未満、以上、および以下からなるセットから選択される請求項7に記載の無線通信方法。
  9. 前記ネットワークおよび前記無線モバイル端末は、周波数分割デュプレクス(FDD)通信プロトコルを用いて通信する請求項8に記載の無線通信方法。
  10. 前記第1のシンボルは第1のフレームの一部であり、前記第2のシンボルは第2のフレームの一部であり、前記第2のフレームは前記第1のフレームとは異なる請求項2に記載の無線通信方法。
  11. 無線通信方法であって、
    電力レベル調節値を、しきい値と比較することと、
    スケールされた第1のシンボルを取得するために、第1のスケーリング・ファクタまで第1のシンボルを電力スケールすることと、
    前記電力レベル調節値が前記しきい値よりも大きくない場合、第2のスケーリング・ファクタを前記第1のスケーリング・ファクタに等しく設定し、前記電力レベル調節値が前記しきい値よりも大きい場合、前記第2のスケーリング・ファクタを、前記第1のスケーリング・ファクタとは異なる調節されたスケーリング・ファクタに設定することと、
    スケールされた第2のシンボルを取得するために、前記第2のスケーリング・ファクタまで第2のシンボルを電力スケールすることと、
    前記第1のシンボルと前記第2のシンボルとの電力スケールがなされた後に、前記スケールされた第1のシンボルおよび前記スケールされた第2のシンボルを、オーバラップおよび追加処理によって結合して、結合信号とすることと、
    前記結合信号を、アナログ波形に変換することと、
    電力増幅器の利得を、第1の電力増幅値に設定し、前記アナログ波形の増幅された第1の部分を取得するために、前記利得が第1の電力増幅値に設定された場合、前記スケールされた第1のシンボルに対応する前記アナログ波形の一部を、前記電力増幅器を用いて増幅することと、
    前記電力増幅器の利得を、第2の電力増幅値に設定し、前記アナログ波形の増幅された第2の部分を取得するために、前記利得が第2の電力増幅値に設定された場合、前記スケールされた第2のシンボルに対応する前記アナログ波形の一部を、前記電力増幅器を用いて増幅することと、
    前記増幅された第1の部分および第2の部分を送信することと
    からなる各ステップを備え、
    前記送信するステップによって、前記増幅された第1の部分が、第1の電力レベルで送信され、前記増幅された第2の部分が、第2の電力レベルで送信されるようになり、
    前記第1のスケーリング・ファクタと、前記調節されたスケーリング・ファクタと、前記第1および前記第2の電力増幅値は、前記第1の電力レベルから前記第2の電力レベルへの変化が、前記電力レベル調節値に相当するように選択され、
    前記第1の電力増幅値と前記第2の電力増幅値との差が、予め定めた電力増幅差分値を超えない無線通信方法。
  12. 前記予め定めた電力増幅差分値は、前記しきい値に相当する請求項11に記載の無線通信方法。
  13. 前記処理は無線モバイル端末において実行され、前記送信するステップは、前記増幅された第2の部分が前記増幅された第1の部分の後に送信され、前記増幅された第1の部分と前記増幅された第2の部分との間で他のシンボルの一部も送信されないように実行される請求項12に記載の無線通信方法。
  14. 前記無線モバイル端末およびネットワークは、周波数分割デュプレクス(FDD)通信プロトコルを用いて通信する請求項13に記載の無線通信方法。
  15. 前記無線モバイル端末およびネットワークは、直交周波数分割多重化(OFDM)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)、シングル・キャリア周波数分割多重化(SC−FDM)、あるいはシングル・キャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)通信プロトコルを用いて通信する請求項14に記載の無線通信方法。
  16. 前記第1のシンボルは第1のフレームの一部であり、前記第2のシンボルは第2のフレームの一部であり、前記第2のフレームは前記第1のフレームとは異なる請求項15に記載の無線通信方法。
  17. 前記ネットワークから受信したコマンドから、前記電力レベル調節値を導出することをさらに備える請求項15に記載の無線通信方法。
  18. 前記比較するステップの前に、前記電力レベル調節値を決定するために、前記ネットワークから送信されたパイロット信号を分析することをさらに備える請求項15に記載の無線通信方法。
  19. 無線デバイスであって、
    少なくとも1つの受信機と、
    少なくとも1つの送信機と、
    前記少なくとも1つの受信機と前記少なくとも1つの送信機とに接続された少なくとも1つのコントローラとを備え、
    前記少なくとも1つのコントローラは、
    スケールされた第1のシンボルを取得するために、第1のスケーリング・ファクタまで第1のシンボルを、および、スケールされた第2のシンボルを取得するために、第2のスケーリング・ファクタまで第2のシンボルを、電力スケールすることと、
    前記電力スケールした後に、前記スケールされた第1のシンボルと、前記スケールされた第2のシンボルとを、オーバラップおよび追加処理によって結合して、結合信号とすることと、
    少なくとも1つの電力制御イベントに応じて、前記第1のスケーリング・ファクタおよび前記第2のスケーリング・ファクタのうちの少なくとも1つを調節することと、
    前記第1のシンボルに対応する処理された第1のシンボルと、前記第2のシンボルに対応する処理された第2のシンボルとを有する処理された波形を取得するために、前記結合信号を処理することと、
    前記処理された波形を送信することと、
    からなる各ステップを実行するように構成された無線デバイス。
  20. 前記少なくとも1つのコントローラはさらに、前記処理するステップが、前記結合信号を電力増幅することを備えるように構成された請求項19に記載の無線デバイス。
  21. 前記少なくとも1つのコントローラはさらに、前記第2のシンボルは、時間において、前記第1のシンボルの後であり、前記処理された第1のシンボルと前記処理された第2のシンボルとの間では、前記無線デバイスによって、他のシンボルは送信されず、前記第1のスケーリング・ファクタと前記第2のスケーリング・ファクタとのうちの少なくとも1つは、前記第2のスケーリング・ファクタであるように構成され、
    前記無線デバイスはさらに、前記無線デバイスから送信される電力の調節値を指定する電力制御コマンドをネットワークから受信することを備える請求項20に記載の無線デバイス。
  22. 前記調節値を、予め定めたしきい値と比較するステップをさらに備え、
    前記調節するステップは、前記調節値が、前記予め定めたしきい値との予め定めた関係を有することに応じて実行され、前記予め定めた関係は、大きい、未満、以上、および以下からなるセットから選択される請求項21に記載の無線デバイス。
  23. 前記少なくとも1つのコントローラは、周波数分割デュプレクス(FDD)通信プロトコルを用いて前記ネットワークと通信するように構成された請求項22に記載の無線デバイス。
  24. 前記少なくとも1つのコントローラは、直交周波数分割多重化(OFDM)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)、シングル・キャリア周波数分割多重化(SC−FDM)、あるいはシングル・キャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)通信プロトコルを用いて通信するように構成された請求項22に記載の無線デバイス。
  25. 前記少なくとも1つのコントローラはさらに、前記第2のシンボルは、時間において、前記第1のシンボルの後であり、前記処理された第1のシンボルと前記処理された第2のシンボルとの間では、前記無線デバイスによって、他のシンボルは送信されず、前記第1のスケーリング・ファクタと前記第2のスケーリング・ファクタとのうちの少なくとも1つは、前記第2のスケーリング・ファクタであるように構成され、
    前記無線デバイスはさらに、前記無線デバイスから送信される電力の調節値を決定するために、ネットワークから送信されたパイロット信号を分析することを備える請求項20に記載の無線デバイス。
  26. 前記調節値を、予め定めたしきい値と比較するステップをさらに備え、
    前記少なくとも1つのコントローラはさらに、前記調節値が前記予め定めたしきい値との予め定めた関係を有することに応じて前記調節するステップが実行され、前記予め定めた関係は、大きい、未満、以上、および以下からなるセットから選択されるように構成された請求項25に記載の無線デバイス。
  27. 前記少なくとも1つのコントローラは、周波数分割デュプレクス(FDD)通信プロトコルを用いて前記ネットワークと通信するように構成された請求項26に記載の無線デバイス。
  28. 前記少なくとも1つのコントローラはさらに、前記第1のシンボルは第1のフレームの一部であり、前記第2のシンボルは第2のフレームの一部であり、前記第2のフレームは前記第1のフレームとは異なるように構成された請求項20に記載の無線デバイス。
  29. 無線デバイスであって、
    少なくとも1つの受信機と、
    少なくとも1つの送信機と、
    前記少なくとも1つの受信機と前記少なくとも1つの送信機とに接続された少なくとも1つのコントローラとを備え、
    前記少なくとも1つのコントローラは、
    電力レベル調節値を、しきい値と比較することと、
    スケールされた第1のシンボルを取得するために、第1のスケーリング・ファクタまで第1のシンボルを電力スケールすることと、
    前記電力レベル調節値が前記しきい値よりも大きくない場合、第2のスケーリング・ファクタを前記第1のスケーリング・ファクタに等しく設定し、前記電力レベル調節値が前記しきい値よりも大きい場合、前記第2のスケーリング・ファクタを、前記第1のスケーリング・ファクタとは異なる調節されたスケーリング・ファクタに設定することと、
    スケールされた第2のシンボルを取得するために、前記第2のスケーリング・ファクタまで第2のシンボルを電力スケールすることと、
    前記第1のシンボルと前記第2のシンボルとの電力スケールがなされた後に、前記スケールされた第1のシンボルおよび前記スケールされた第2のシンボルを、オーバラップおよび追加処理によって結合して、結合信号とすることと、
    前記結合信号を、アナログ波形に変換することと、
    電力増幅器の利得を、第1の電力増幅値に設定し、前記アナログ波形の増幅された第1の部分を取得するために、前記利得が第1の電力増幅値に設定された場合、前記スケールされた第1のシンボルに対応する前記アナログ波形の一部を、前記電力増幅器を用いて増幅することと、
    前記電力増幅器の利得を、第2の電力増幅値に設定し、前記アナログ波形の増幅された第2の部分を取得するために、前記利得が第2の電力増幅値に設定された場合、前記スケールされた第2のシンボルに対応する前記アナログ波形の一部を、前記電力増幅器を用いて増幅することと、
    前記増幅された第1の部分および第2の部分を送信することと、
    からなる各ステップを実行するように構成され、
    前記送信するステップによって、前記増幅された第1の部分が、第1の電力レベルで送信され、前記増幅された第2の部分が、第2の電力レベルで送信されるようになり、
    前記第1のスケーリング・ファクタと、前記調節されたスケーリング・ファクタと、前記第1および前記第2の電力増幅値は、前記第1の電力レベルから前記第2の電力レベルへの変化が、前記電力レベル調節値に相当するように選択され、
    前記第1の電力増幅値と前記第2の電力増幅値との差が、予め定めた電力増幅差分値を超えない無線デバイス。
  30. 前記少なくとも1つのコントローラはさらに、前記予め定めた電力増幅差分値が、前記しきい値に相当するように構成された請求項29に記載の無線デバイス。
  31. 前記送信するステップは、前記増幅された第2の部分が前記増幅された第1の部分の後に送信され、前記増幅された第1の部分と前記増幅された第2の部分との間で他のシンボルの一部も送信されないように実行される請求項30に記載の無線デバイス。
  32. 前記少なくとも1つのコントローラは、周波数分割デュプレクス(FDD)通信プロトコルを用いて前記ネットワークと通信するように構成された請求項31に記載の無線デバイス。
  33. 前記少なくとも1つのコントローラは、直交周波数分割多重化(OFDM)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)、シングル・キャリア周波数分割多重化(SC−FDM)、あるいはシングル・キャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)通信プロトコルを用いて前記ネットワークと通信するように構成された請求項32に記載の無線デバイス。
  34. 前記少なくとも1つのコントローラはさらに、前記第1のシンボルが第1のフレームの一部であり、前記第2のシンボルが第2のフレームの一部であり、前記第2のフレームが前記第1のフレームとは異なるように構成された請求項33に記載の無線デバイス。
  35. 前記ネットワークから受信したコマンドから、前記電力レベル調節値を導出するステップをさらに備える請求項33に記載の無線デバイス。
  36. 前記比較するステップの前に、前記電力レベル調節値を決定するために、前記ネットワークから送信されたパイロット信号を分析するステップをさらに備える請求項33に記載の無線デバイス。
  37. コンピュータ読取可能媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品であって、
    前記コンピュータ読取可能媒体は、コンピュータに対して無線通信させるためのコードを備え、前記コードは、
    スケールされた第1のシンボルを取得するために、第1のスケーリング・ファクタまで第1のシンボルを、および、スケールされた第2のシンボルを取得するために、第2のスケーリング・ファクタまで第2のシンボルを、電力スケールすることと、
    前記電力スケールした後に、前記スケールされた第1のシンボルと、前記スケールされた第2のシンボルとを、オーバラップおよび追加処理によって結合して、結合信号とすることと、
    少なくとも1つの電力制御イベントに応じて、前記第1のスケーリング・ファクタおよび前記第2のスケーリング・ファクタのうちの少なくとも1つを調節することと、
    前記第1のシンボルに対応する処理された第1のシンボルと、前記第2のシンボルに対応する処理された第2のシンボルとを有する処理された波形を取得するために、前記結合信号を処理することと、
    処理された波形を送信することと
    を備えるコンピュータ・プログラム製品。
  38. コンピュータ読取可能媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品であって、
    前記コンピュータ読取可能媒体は、コンピュータに対して無線通信させるためのコードを備え、前記コードは、
    電力レベル調節値を、しきい値と比較することと、
    スケールされた第1のシンボルを取得するために、第1のスケーリング・ファクタまで第1のシンボルを電力スケールすることと、
    前記電力レベル調節値が前記しきい値よりも大きくない場合、第2のスケーリング・ファクタを前記第1のスケーリング・ファクタに等しく設定し、前記電力レベル調節値が前記しきい値よりも大きい場合、前記第2のスケーリング・ファクタを、前記第1のスケーリング・ファクタとは異なる調節されたスケーリング・ファクタに設定することと、
    スケールされた第2のシンボルを取得するために、前記第2のスケーリング・ファクタまで第2のシンボルを電力スケールすることと、
    前記第1のシンボルと前記第2のシンボルとの電力スケールがなされた後に、前記スケールされた第1のシンボルおよび前記スケールされた第2のシンボルを、オーバラップおよび追加処理によって結合して、結合信号とすることと、
    前記結合信号を、アナログ波形に変換することと、
    電力増幅器の利得を、第1の電力増幅値に設定し、前記アナログ波形の増幅された第1の部分を取得するために、前記利得が第1の電力増幅値に設定された場合、前記スケールされた第1のシンボルに対応する前記アナログ波形の一部を、前記電力増幅器を用いて増幅することと、
    前記電力増幅器の利得を、第2の電力増幅値に設定し、前記アナログ波形の増幅された第2の部分を取得するために、前記利得が第2の電力増幅値に設定された場合、前記スケールされた第2のシンボルに対応する前記アナログ波形の一部を、前記電力増幅器を用いて増幅することと、
    前記増幅された第1の部分および第2の部分を送信することとを備え、
    前記送信するステップによって、前記増幅された第1の部分が、第1の電力レベルで送信され、前記増幅された第2の部分が、第2の電力レベルで送信されるようになり、
    前記第1のスケーリング・ファクタと、前記調節されたスケーリング・ファクタと、前記第1および前記第2の電力増幅値は、前記第1の電力レベルから前記第2の電力レベルへの変化が、前記電力レベル調節値に相当するように選択され、
    前記第1の電力増幅値と前記第2の電力増幅値との差が、予め定めた電力増幅差分値を超えないコンピュータ・プログラム製品。
  39. 無線デバイスであって、
    スケールされた第1のシンボルを取得するために、第1のスケーリング・ファクタまで第1のシンボルを、および、スケールされた第2のシンボルを取得するために、第2のスケーリング・ファクタまで第2のシンボルを、電力スケールする手段と、
    前記電力スケールした後に、前記スケールされた第1のシンボルと、前記スケールされた第2のシンボルとを、オーバラップおよび追加処理によって結合して、結合信号とする手段と、
    少なくとも1つの電力制御イベントに応じて、前記第1のスケーリング・ファクタおよび前記第2のスケーリング・ファクタのうちの少なくとも1つを調節する手段と、
    前記第1のシンボルに対応する処理された第1のシンボルと、前記第2のシンボルに対応する処理された第2のシンボルとを有する処理された波形を取得するために、前記結合信号を処理する手段と、
    前記処理された波形を送信する手段と
    を備える無線デバイス。
  40. 無線デバイスであって、
    電力レベル調節値を、しきい値と比較する手段と、
    スケールされた第1のシンボルを取得するために、第1のスケーリング・ファクタまで第1のシンボルを電力スケールする手段と、
    前記電力レベル調節値が前記しきい値よりも大きくない場合、第2のスケーリング・ファクタを前記第1のスケーリング・ファクタに設定し、前記電力レベル調節値が前記しきい値よりも大きい場合、前記第2のスケーリング・ファクタを、前記第1のスケーリング・ファクタとは異なる調節されたスケーリング・ファクタに設定する手段と、
    スケールされた第2のシンボルを取得するために、前記第2のスケーリング・ファクタまで第2のシンボルを電力スケールする手段と、
    前記第1のシンボルと前記第2のシンボルとの電力スケールがなされた後に、前記スケールされた第1のシンボルおよび前記スケールされた第2のシンボルを、オーバラップおよび追加処理によって結合して、結合信号とする手段と、
    前記結合信号を、アナログ波形に変換する手段と、
    電力増幅器の利得を、第1の電力増幅値に設定し、前記アナログ波形の増幅された第1の部分を取得するために、前記利得が第1の電力増幅値に設定された場合、前記スケールされた第1のシンボルに対応する前記アナログ波形の一部を、前記電力増幅器を用いて増幅する手段と、
    前記電力増幅器の利得を、第2の電力増幅値に設定し、前記アナログ波形の増幅された第2の部分を取得するために、前記利得が第2の電力増幅値に設定された場合、前記スケールされた第2のシンボルに対応する前記アナログ波形の一部を、前記電力増幅器を用いて増幅する手段と、
    前記増幅された第1の部分および第2の部分を送信する手段とを備え、
    前記送信するステップによって、前記増幅された第1の部分が、第1の電力レベルで送信され、前記増幅された第2の部分が、第2の電力レベルで送信されるようになり、
    前記第1のスケーリング・ファクタと、前記調節されたスケーリング・ファクタと、前記第1および前記第2の電力増幅値は、前記第1の電力レベルから前記第2の電力レベルへの変化が、前記電力レベル調節値に相当するように選択され、
    前記第1の電力増幅値と前記第2の電力増幅値との差が、予め定めた電力増幅差分値を超えない無線デバイス。
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