JP2011518600A - 吸収用品 - Google Patents

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Abstract

本発明は、包装として使用される吸収体のバックシートの使用法に関するものである。当該バックシートは下着に使用することを意図された接着部を備えている。吸収用品は、バックシートにおける接着部がパケット内に隠されるように、パケットとなるように折りたたまれている。

Description

本発明は請求項1のプリアンブルに記載の吸収用品のためのパケットに関するものである。
生理用ナプキン、パンティライナおよび軽度の失禁保護ライナなどの吸収用品の技術分野においては、吸収用品を使用者が個別に保管しかつ持ち運ぶことを容易にする小さなパケットとなるように折りたたむことが知られている。
特許文献1には吸収用品に関するパケットが開示されている。このパケットは折り曲げられた吸収用品を封入する包装材料を備えている。パケットは包装材料から引き裂きタブを取り去ることで開放される。引き裂きタブが取り除かれた後、包装材料の取り外しおよび除去によって吸収用品が現れるようになる。
こうした従来技術に基づくパケットには、包装材料を取り除かなければならないという問題がある。この問題の一部には、使用者がその包装材料を保管するかあるいは適切なゴミ箱を見つける必要があるということが含まれる。この問題の他の部分には、包装材料が適切に処理された場合でもコストを高めかつ環境に良くない影響を及ぼすというごみ処理の問題が加わる。
国際公開第99/52483号パンフレット
したがって吸収用品のパケットに関して廃棄物を少なくすることが必要とされている。
本発明は特許請求の範囲に記載された吸収用品のためのパケットを導出することによって上記問題を解決することを意図したものである。
本発明はバックシートおよび吸収体を備える吸収用品に関するものである。バックシートは、外面および内面を有しており、かつ二つの長手方向延在縁部を備える。本明細書において「長手方向延在縁部」とは、非折り曲げ状態(つまり引き伸ばされた伸長状態)の吸収用品に関連して使用される。吸収用品がパケットとなるように折り曲げられた際には、「長手方向延在」との記載は、折り曲げられた吸収用品における長手方向延在縁部の主要な方向に一致する方向に関連して使用される。
吸収用品は、吸収用品が非折り曲げ状態にあるときに下着へ固定するためにバックシートの外面に配置された固定手段を備えている。
吸収体がバックシートの内面に配置されており、かつ吸収用品は、吸収体をバックシートで保護するためにパケットとなるよう折り曲げられる。吸収用品は折り曲げ状態においてパケットとなるように折り曲げられ、この場合、少なくともバックシートの外面の一部がパケットの外面をもたらしかつ固定手段がパケットの内面に配置されるようになり、かつ長手方向延在縁部のそれぞれが、長手方向延在縁部自体がパケットの長手方向延在側部の密閉のために開放可能なあるいは除去可能な第1のシール部を形成するように、少なくとも一度は長手方向延在縁部自体の上に折り曲げられかつ長手方向延在縁部自体に取り付けられるようになっている。ここで「パケットの長手方向延在側部」は、バックシートの長手方向延在縁部の少なくとも一部を意味しているが、バックシートの長手方向延在縁部全体を意味していてもよい。
本発明の利点の一つとして、従来使用されていたバックシートとは別体となっていた包装がバックシートと一体的な包装に置き換えられるため、廃棄物の量が最小化されることが挙げられる。
固定手段は、吸収用品が非折り曲げ状態にあるときに吸収用品の外面から離れた側に取り付け面を備えている。取り付け面は、吸収用品が非折り曲げ状態にある際の下着への取り付けのために設けられている。本発明によれば、吸収用品は、吸収用品が折り曲げ状態にあるとき(すなわちパケットが形成されたとき)に取り付け面がバックシートの外面のみと接触するように折り曲げられる。
本発明の利点の一つとして、固定手段を下着への固定のためにかつパケットの封止および形成のために封止手段および取り付け手段として使用可能なことが挙げられる。
本発明の一実施形態において、第1の被封止部は第1の被封止部の封止のための第1の封止手段を備えている。第1の被封止部は、吸収用品がその折り曲げ状態にあるときにパケットを開くために、第1の封止手段を備える第1の引き裂きタブをパケットから分離するための第1の引き裂きラインを備えている。他の実施形態において第1の被封止部は、例えば固定手段の形態の開放可能な第1の封止手段を備えており、当該複数の第1の被封止部は、なんらかの第1の引き裂きタブを除去することなくパケットを開放するために分離されている。
本発明の一実施形態においては、長手方向延在縁部は第1の被封止部を形成するために長手方向延在折り曲げ線にわたって折り曲げられる。続いて固定手段は、折り曲げられた長手方向延在縁部において、バックシートの外面に配置されるようになる、
本発明によれば、固定手段は、吸収用品が折り曲げ状態にあるときに固定手段がバックシートの外面に接触するように、パケットの内側に位置させられる。
固定手段は、折り曲げ状態においてパケットの側方延在側部を封止し、それによって開放可能な第2の被封止部が形成されるよう構成されてもよい。
バックシートは二つの側方延在縁部を備えていてもよく、二つの側方延在縁部は、パケットの側方延在側部を封止するための第3の被封止部を形成するよう互いにわたって折り曲げられている。第3の被封止部は、吸収用品が折り曲げ状態にあるときに第2の引き裂きタブをバックシートからかつパケットから分離するための第2に引き裂き線を備えていてもよい。ただし複数の第3の被封止部は、第2の引き裂きタブの除去に代えてパケットの開放のために分離されていてもよい。
バックシートは、吸収用品が非折り曲げ状態にあるとき、長手方向延在縁部のそれぞれに沿って延在し、かつ吸収体から離れる方向における側方において延在する固定フラップを備えていてもよい。
吸収用品は、有利なことに、廃棄物としての環境問題を引き起こさない生分解性材料もしくは再生可能資源材料あるいは生成可能または生分解性材料による由来物を有する生成物を備えていてもよい。そうした生成物の一例として:グルテン、大豆またはゼラチンなどの生成物由来のたんぱく質;ポリカプロラクトン(PCL)、ポリヒドロキシアルカン酸(PHA)、ポリ乳酸(PLA)、およびポリヒドロキシブチレート(PHB)などの生分解性ポリマー;竹、セルロース、ウッドパルプ、およびコットンなどのスターチ由来の生成物;ならびに再生可能資源材料に由来するポリエチレン(PE)およびポリプロピレン(PP)などのポリオレフィン:が挙げられる。それゆえ吸収用品は部分的にまたは全体的に生分解可能な再生可能資源材料から構成されてもよい。
以下、複数の図面に関連させながら本発明について説明する。
本発明に基づく吸収用品のパケットの概略図である。 本発明の第一実施形態に基づく、図1における線A−Aに沿った概略断面図である。 非折り曲げ状態にある図2におけるパケットの第1の例の概略図である。 非折り曲げ状態にある図2におけるパケットの第2の例の概略図である。 非折り曲げ状態にある図2におけるパケットの第3の例の概略図である。 フラップが折り曲げ状態にある、線VI−VIに沿った図5の概略側面図である。 非折り曲げ状態にある、図におけるパケットの一例の概略図である。 フラップが折り曲げ状態にある、線VII−VIIに沿った図7の概略側面図である。 伸長状態にある、図2におけるパケットの第4の例の概略図である。 一実施形態に基づくフラップが折り曲げ状態にある線X−Xに沿った図9の概略側面図である。 他の実施形態に基づくフラップが折り曲げ状態にある線X−Xに沿った図9の概略側面図である。 本発明の第二実施形態に基づく図1における線A−Aに沿った概略断面図である。 本発明の第三実施形態に基づく吸収用品のパケットの概略図である。 本発明の第四実施形態に基づく図13における線B−Bに沿った概略断面図である。 非折り曲げ状態にある、図14におけるパケットの第1の例の概略図である。 本発明に基づく吸収用品のためのパケットの概略図である。 本発明に基づくパケット1の概略正面図である。 本発明に基づくパケット1の概略正面図である。 本発明に基づくパケットの概略正面図である。 本発明に基づくパケットの概略正面図である。 本発明に基づくパケットの概略正面図である。 本発明の第五実施形態に基づく吸収用品の概略平面図である。 第五実施形態の第1の例に基づく、図22におけるXXIII線に沿った概略断面図である。 第五実施形態の第2の例に基づく、図22におけるXXIII線に沿った概略断面図である。 パケット1となるように折り曲げられた、図22〜24のいずれか一つに基づく吸収用品を示す図である。 本発明の第六実施形態に基づく吸収用品の概略側面図である。 本発明の第七実施形態に基づく吸収用品の概略側面図である。 本発明の第八実施形態に基づく吸収用品の概略側面図である。
図1には、本発明に基づく吸収用品のためのパケット1を概略的に示す。このパケットは、バックシート3と吸収体4とを有する吸収用品2を備える。バックシート3は外面5および内面6を有し、バックシート3の内面6は吸収体4に直接的に取り付けられており、かつ通常は、吸収用品2を破損することなく吸収体4からバックシート3を分離させることはできないようになっている。本発明について簡単に説明するために、吸収用品2がバックシート3および吸収体4のみによって構成されるとして図1〜16に関連させて説明するが、吸収体4は異なる材料、例えば疎水性または親水性トップシート、液体拡散層、超吸収体、およびさまざまな吸収能力を有する吸収材料からなる複数の層を備えていてもよい。さらにバックシート3は、異なる層を備えていてもあるいはさまざまな領域において異なる特性を有していてもよいが、バックシート3は液体不透過性であることを特徴とするものである。
吸収用品2は、バックシート3の少なくとも一部がパケット1の外面を構成するように折り曲げられる。吸収用品2はさまざまな数の構成体へと折り曲げられてもよいが、バックシート3がパケット1のための包装7を構成することはすべての実施形態に共通している。どのように吸収用品2を折り曲げるかに応じて、バックシート3全体が包装7を構成してもよく、あるいはバックシートの一部のみが包装7を構成してもよい。
図1に示すパケット1は、パケット1のバックシート3の第1の引き裂きタブ9の形態の二つのセクションに分割するために使用されることを意図した二つの第1の引き裂き線8を備える。第1の引き裂きタブ9は第1の封止手段10を備えており、これは、第1の引き裂きタブ9に存在するバックシート3のそれらの部分を互いに結合するためのものである。第1の引き裂きタブ9の分離によって第1の封止手段10が取り除かれ、パケット1の包装を解くこと、すなわち吸収用品2を伸長状態にすることが可能となる。図1において、第1の引き裂き線8は直線であるが、これは屈曲形状を有していてもよい。第1の引き裂きタブ9は、パケットの長手方向X延在側部11aに沿って配置されている。本明細書において「長手方向延在側部」は、パケット1の長手方向延在側縁部12aを含むパケットの側部を意味しており、このものにおいて、側縁部12aは側方においてパケット1の境界を定めている。バックシート3は長手方向延在縁部13を備えており、長手方向延在縁部13は、第1の引き裂き線8によって境界が定められ、かつ吸収用品がパケット1となるように折り曲げられたときに第1の引き裂きタブ9を形成するよう構成されている。第1の封止手段10は、第1の引き裂きタブ9によって除去されることを意図された長手方向に延在する第1の被封止部14に設けられている。
第1の引き裂き線8は、バックシート3における複数穿孔の形態のものであってもよいが、脆弱部の形態で構成されてもよい。また第1の引き裂き線8は、バックシートに組み込まれた引き裂き糸の導入によってバックシート3に設けられてもよく、引き裂き糸は、引き裂き糸がバックシート3から離れるよう引っ張られるときにバックシート3における材料を分離するか、または破壊するためのものである。
第1の封止手段10は、のりなどの接着剤または他の適切な接着剤を備えていてもよい。第1の封止手段10は、例えば超音波溶着、レーザー溶着または熱溶着などのなんらかのタイプの溶着によって形成された継目の形態のものであってもよい。継目は、例えばエンボス加工などの機械加工、またはシームを形成するバックシート3の第1の引き裂きタブ9に圧力を付与するような他のタイプの機械加工によって形成されてもよい。
図1において、吸収用品2は、第2の被封止部16が形成されるようにパケット1の側方Y延在側部11bを封止するために、バックシートの外面に配置された固定手段15を備えている。
図2には本発明の第一実施形態に基づく図1における線A−Aに沿った断面図を概略的に示す。吸収用品2は、長手方向Xにおける広がりと、長手方向Xに実質的に直交する側方向Yにおける広がりとを有する。吸収用品2は、長手方向Xにおいて前部17と後部18とそれらの間の中央部19とを備えている。これら部分へと区分することは本発明の説明の補助とするためだけのものであり、かつこれら部分は変更されてもよい。
図2には、第1の折り曲げ線20にわたってかつ中央部19の反部に状にわたって折り曲げられた前部17と、第2の折り曲げ線21にわたってかつ中央部19の他の半分以上にわたって折り曲げられた後部とを示す。ゆえに、この実施形態において、前部17および後部18は、それぞれ、長手方向Xにおいて吸収用品2の1/4を構成しており、かつ中央部19は、長手方向Xにおいて吸収用品2の2/4を構成している。吸収用品2は、中央部19の中央に配置された第3の折り曲げ線22にわたって折り曲げられており、それによって前部17および後部18が互いに面するようになる。したがって吸収用品2は、後部18におけるバックシート3が前部17におけるバックシート3と対面するように折り曲げられる。これは、前部17における吸収体4が中央部19における吸収体4に対して面するかまたは接するようになり、かつ後部18における吸収体4が中央部19の他の部分における吸収体4に対して面するかまたは接するようになることを意味している。
図2には、包装7を構成するバックシート3の一部のみを示す。この実施形態において、中央部19のバックシート3が包装7を構成している。図1に関連して、図2に示す実施形態においてパケット1の封止のための使用される第1の引き裂きタブ9は、適切にパケット1を封止するために少なくとも中央部19からバックシート材料3を具備してなければならないが、前部17および/または後部18からバックシート材料3を具備していてもよい。
図2には、吸収体に対してバックシート3の対向面に配置された固定手段15を示す。図1において、その固定手段は第1の固定手段15aと第2の固定手段15bとを備えている。吸収用品2が上述したようにパケット1となるように折り曲げられた際にパケット1を封止するため、第1の固定手段15aは前部7に配置されており、かつ第2の固定手段15bは後部18に配置されている。第1の固定手段15aは第1の折り曲げ線20に隣接して配置されていてもよく、かつ第2の固定手段15bは、第2の被封止部16におけるパケット1の封止のための横方向における広がりを伴って、第2の折り曲げ線21に隣接して配置されていてもよい。ただし、本発明は第1および第2の固定手段15bに限定されず、固定手段15は、第1の固定手段15aまたは第2の固定手段15bあるいは付加的な固定手段のいずれかのみを備えていてもよい。図2には、少なくとも二つの使用される固定手段を示すが、一方のみ(図2においては第1の固定手段15a)が折り曲げ線(図2においては第1の折り曲げ線20)に隣接して横方向に配置されている。第1の固定手段15aとは異なるポジションでパケット1の封止し、それによってパケットの外側からの吸収体4の汚損に対する二重の安全性を付与するために、第2の固定手段15bは第2の折り曲げ線21から、さらに離れた距離をおいて配置されている。
したがって、第2の被封止部16におけるパケット1の適切な封止をもたらし、それによって***物、水または他の物質がパケット内に浸入することを防止できるようにするために、少なくとも一つの固定手段15は、有利なことに、吸収用品2の一長手方向延在側部から吸収用品2の他の側部にかけての横方向の広がりを有している。パケット1をさらに封止するために、またパケット1の外形的な形成を補助するために、付加的な固定手段15が第1/第2の折り曲げ線21と第3の折り曲げ線22との間に配置されてもよい。
パケットの第2の被封止部16は、パケット1の横方向延在側部11bと一致してもよく、もしくは横方向延在側部11b内に部分的に設けられるか、あるいは横方向延在側部11bから距離をおいて配置されていてもよい。本明細書において「横方向延在側部」は、パケット1の横方向延在側縁部12bを含むパケットの一部を意味しており、当該横方向延在側縁部12bは長手方向においてパケット1の境界を定めている。
固定手段15は、外力が付与されるとき二つの部分へ分離される種類のものであってもよい。ここで「分離」とは、固定手段15がバックシートではなく固定手段自体に固着されている場合に関連して使用される。これは、パケット1が開放され、かつ前部17におけるバックシート3および後部18におけるバックシート3のそれぞれを介して固定手段に力が付与された場合において、内力(すなわち、これら固定手段15における結合力)がバックシート3に対する接着力よりも小さいことを意味している。そうした分離可能な固定手段15を使用する利点として、パケットの開放時に、各固定手段15が、開放された部分の両側に一つずつ配置されるように、二つの固定手段15へと分割されることである。この新しく形成された二つの固定手段は、吸収用品2の使用時に下着への取り付けのために使用できる。
固定手段15は、パケットの開放時に固定手段15が例えば前部17におけるバックシートの一面から剥離されるようになり一方で例えば後部18におけるバックシートの他の面に固着されるよう構成されるように、異なる接着力を伴う二つの取り付け面を有するよう構成されていてもよい。さらに固定手段は、接着剤の形態のものにおいて、異なる領域において異なる結合特性を有し、かつ異なる接着特性を有していてもよい。
固定手段15は、バックシート3の前部17および/またはバックシート3の後部18に取り付けられていてもよく、それによって、固定手段15はパケット1の形成時に対向する部分のバックシート3に接着される。
他の可能性として、バックシート3の前部における固定手段15の一部と、バックシートの後部18における対向部分とを取り付けることが挙げられる。固定手段15の二つの部分は、パケット1が封止を形成するために形成されるときに一緒にもたらされる。固定手段15に関する上記実施形態において、固定手段15は例えば面ファスナータイプ(フック・ループタイプ)の機械的固定手段15であっても、あるいは、のりなどの接着剤であってもよい。
さらに、中央部にかつ/または前部または後部において、こぶ、あるいは***部(図示せず)が配置されてもよい。第3の折り曲げ線および吸収用品の折り曲げは、使用者の性器領域に対する使用のためのこぶを形状づけるのに役立つものであってもよい。
図3には、伸長された状態の図2におけるパケット1の第1の例を概略的に示す。図3には、第1の引き裂きタブ9の形成のために中央部においてのみ長手方向延在縁部13における追加のバックシート材料を備えるバックシート3を示す。図3には、第1の引き裂き線8に沿って吸収用品2から分離された第1の引き裂きタブ9、ならびに伸張された吸収用品2を示す。第1の引き裂きタブ9は前部17および/または後部18におけるバックシート材料3を備えていてもよいが、吸収用品2が図2に関連して説明した様式で折りたたまれる際には、第1の引き裂きタブ9は中央部19に少なくとも配置されていなければならないことに留意されたい。
図3には、バックシート3の境界を定める長手方向延在縁部23および横方向延在縁部24が示されている。長手方向延在縁部23の少なくとも一部は、第1の引き裂きタブ9をパケット1から剥離させる際に形成される。ゆえに、第1の引き裂き線8は、パケット1が封止される際には(すなわち第1の引き裂きタブ9が剥離されていないときには)長手方向延在縁部23と一致している。したがって、第1の引き裂き線8のポジションは、第1の引き裂きタブ9が剥離される際に吸収用品の輪郭を形成する。長手方向延在縁部23は、後部18における横方向延在縁部24から前部17における横方向延在縁部24まで、吸収用品のいずれ側部において延在している。長手方向延在縁部23は図3において実質的に直線となっているが、曲がっていても波状であってもよい。横方向延在縁部24は、半円形状となるようにカーブしているが、例えば直線または波状などの他の形状となるよう形成されてもよい。
図3には、第1の引き裂きタブ9が剥離されたときにバックシート3とは異なる形状を有する吸収体4が示されている。ただし吸収体4は側方および長手方向延在縁部23と同一の外形を有していてもよい、すなわち、バックシート3と同一の形状を有していてもよい。図3において、吸収体4は砂時計形状を有しているが、例えば四角形、矩形、楕円、円、三角形または五角形などの適切な形状を有していてもよい。
図3には、下着への取り付けのためにバックシート3上に配置された、4つの固定手段15となるよう分割された図2における第1および第2の固定手段15aおよび15bを示す。図3において、固定手段15は、直線的であり、かつ一方の長手方向延在縁部23から他方の長手方向延在縁部23へ横方向に延在している。ただし、第1および第2の折り曲げ線20,21に近接した固定手段15は、後部18および前部17に配置された固定手段1とは異なる広がりを有していてもよい。それは、第1および第2の折り曲げ線20,21に近接した固定手段15が長手方向延在縁部23同士の間(つまり第1の封止手段10同士の間)にある広がりを有している場合に利点となる。なぜなら固定手段15は、図2に基づいて吸収用品2が折り曲げられるときに第1の封止手段10とともにパケット1を封止するからである。さらに固定手段15は、パケットが封止されるようになる限りにおいては直線状、曲線状、ドット状、破線状などであってもよい。
図4には、図2におけるパケット1の第2の例を伸張した状態で概略的に示す。図4は、長手方向延在縁部23(ここでは第1の引き裂き線8でもある)が屈曲しており、それによって、バックシート3と吸収体4とが同一の外形を有している点においてのみ図2と異なっている。図4においてその外形は砂時計の形態となっているが、他の形状も図3に関連して説明したように可能である。
図5には、伸長状態の図2におけるパケット1の第3の例を概略的に示す。図5は、長手方向延在縁部23(ここでは第1の引き裂き線8にも関連する)が屈曲しており、それによって中央部19におけるバックシート3の一部が、吸収体4から離れる方向における横方向においていわゆるウィングまたはフラップ25と呼ばれるある広がりを有するようなっている点において図3とは異なっている。本明細書において「フラップ」とは下着に対する取り付けのための手段として規定されたものである。好ましくはフラップ25は、下着の外面に対する取り付けのために、下着の鼠径部における側縁部の周囲で折りたたまれるよう構成されている。吸収用品2は下着の内面に位置させられるように構成されており、かつ固定手段1は下着の内面に取り付けられるように構成されている。図5において、バックシート3は吸収体4とは異なる輪郭を有しているが、吸収体4は同じ形状を有していてもよい。図5において、吸収体4の輪郭は砂時計形状となっているが、図3に関連して説明したような他の形状のものであってもよい。フラップ25は、第1の引き裂きタブ9がパケット1から取り除かれた後に、すなわち使用者が第1の引き裂きタブ9を掴みそして第1の引き裂きタブ9をパケット1の残りの部分(つまり吸収用品2)から分離させたときに、第1の引き裂き線8に沿ってバックシート材料3を裂くことによって形成される。
図5には第3の固定手段15cを備えるフラップ25を示すが、第3の固定手段15cは、フラップが下着の側縁部の周囲に折りたたまれた際に衣類の外面に取り付けられるように構成されている。第3の固定手段15cはなんらかの適切な形状を有している。
図6には、フラップ25が折りたたまれた状態の、線VI−VIに沿った図5の側面を概略的に示す。図6には、フラップ25が吸収体4上で折り曲げ状態となっている、後部18から見た吸収用品2を示す。図6において、各フラップ25は、二重に折りたたまれて、すなわちフラップ25自体の上に折り曲げられており、それによって第3の固定手段15cは、二重に折りたたまれることによって形成されたプリーツ(ひだ)に隠される。二重に折りたたまれたフラップ25の利点の一つとして、吸収用品2が折り曲げられそしてパケット1となるように形成されたときに、第3の固定手段15cが吸収用品2の他の部分に付着しないですむということが挙げられる。さらにフラップ25の形成およびパケット1の封止のために、第1の引き裂きタブ9が中央部19の大部分に配置されるので、フラップを二重に折りたたむことによって、第1の引き裂きタブ9が横方向に広がることが可能となり、それによって、パケット1が図1に基づくように第1の固定手段10によって封止できるようになる。
図6に示す実施形態の代替例の一つとして、フラップ25を伸長状態で保ち、かつ第3の固定手段15cのための除去可能なカバーストリップを取り付けることが挙げられる。カバーストリップは、この実施形態では第3の固定手段15cが隠されないようになるので必要となり、また第1の引き裂きタブ9とともにパケット1の外面に配置されるようになる。
図7には、伸長された状態の、図1におけるパケット1の一例を概略的に示す。図7は、第2の引き裂きタブ26が吸収用品2の前部17に配置されている点においてのみ、図5とは異なっている。ゆえに、フラップ25は第1の引き裂きタブ9が除去されたときに形成されず、フラップ25はバックシート材料3にあらかじめ形成されている。ただし前部17は、第2の引き裂きタブ26がパケットから取り除かれたときに、つまり使用者が第2の引き裂きタブを掴みそしてパケット1の残りの部分(つまり吸収用品2)から第2の引き裂きタブを引っ張ったときに、第2の引き裂き線27に沿ってバックシート材料3を裂くことによって形成される。
図7には、第2の引き裂きタブ26が本質的に三角形状で形成されていること、および第2の引き裂き線27同士が第2の引き裂きタブ26同士の間の移行領域で出会うこと、ならびに第2の引き裂きタブ26がこれら第2の引き裂き線27が出会うところで終端をなしていることが示される。こうした構成は、パケット1が開放されるときに取り除かれる二つの第2の引き裂きタブ26を提供する。ただし、第2の引き裂きタブ26は、第2の引き裂きタブ26を取り除くことによって得られる横方向延在縁部24の輪郭に倣った第2の引き裂き線27と一体となるように構成されてもよい。そして第2の引き裂きタブ26は、バックシート材料3が図7に示される二つの三角形状部29に加えて本質的な矩形状部28(破線で示される)を有するように、長手方向にある広がりを有している。この矩形状部28は、パケット1の第3の被封止部30のための封止手段として使用することもでき、かつ折り曲げられる部分にわたって折り曲げられてもよい。第2の引き裂きタブ26は、なんらかの適切な形状を有していてもよく、二つの三角形状部および矩形状部に限定されない。それは、前部17の形状および第2の引き裂きタブ26がどのように使用されるかに左右される。したがって、第2の引き裂きタブ26は、一つ以上の矩形状片、一つ以上の三角形状片、あるいは一つ以上の他の適切な形状を有する片とすることができる。さらに第2の引き裂きタブ26は、前部の代わりに後部に配置されていてもよい。
さらに図7における吸収用品から形成されたパケットを封止するために、この吸収用品は、図2に関連して説明した様式と同じ様式では折り曲げられず、図12,13,14および22を参照して行われる。吸収用品2は、吸収用品2の一端(すなわち第2の引き裂きタブ26を備える吸収用品の端部)から折り曲げられるか、あるいは巻き取られる必要がある。図7において、後部18は中央部19にわたって折り曲げられるか、あるいは巻き取られ、次いで前部17にわたって折り曲げられるか、あるいは巻き取られるべきである。続いて第2の引き裂きタブ26の、横方向に延在する部分はパケット1の封止のために使用でき、そして付加的な引き裂き線を適当に設けてもよい。
図8には、折り曲げられたフラップ25を備える、線VII−VIIに沿った図7の側面を概略的に示す。図6には、吸収用品上に折りたたまれたフラップ25を備える前部から見た吸収用品2を示す。第1の引き裂きタブ9が中央部19の大部分に配置されているので、かつフラップ25を形成しかつパケット1を封止するため、フラップ25の折り曲げは、第1の引き裂きタブ9が横方向に延在することをさらに可能にし、それによって、パケット1は図1に基づく第1の被封止部14における第1の封止手段14によって封止可能となる。
図8において、フラップ25は、吸収体4上に折り曲げられており、かつ第3の固定手段15cが吸収体から離れた側に面するようになる。吸収用品を図12に基づいて折りたたむかまたは巻き取るとき、折り曲げられ/巻き取られる部分のバックシートが第3の固定手段に対してカバーとして配置されるようになるため、カバーストリップは必要ではなくなる。
図9には、伸長された状態の、図2におけるパケット1の第4の例を概略的に示す。図9は、図5に関連して説明したすべての特徴部を備えているが、フラップ25がバックシート3の一部とはなっていない。フラップ25は、吸収用品2にあらかじめ取り付けられた別個の材料片である。その取り付けは、溶着、機械加工、接着剤の使用、または取り付けに適した他の手段によってなされる。フラップ25は、バックシート3または吸収体4に取り付けられていてもよい。
図9において、フラップ25は吸収体4上に折りたたまれ、かつ第3の固定手段15cは、図9に見られるように折り曲げられた際にフラップ25の吸収体から離れる側において、フラップ25上に配置されている。
図9は、吸収用品の中央部19に配置された第1の引き裂きタブ9、ならびに横方向および長手方区尾に延在する第1の引き裂きタブ9を示す。第1の引き裂き線8は吸収用品2の輪郭(すなわち長手方向延在縁部23の輪郭)に従う。第1の引き裂き線8はフラップ25の輪郭に従うものではない。
図10には、一実施形態に基づく折り曲げられたフラップ25を備える、線X−Xに沿った図9の側面を概略的に示す。図10には、フラップが吸収体4上に折り曲げ状態の、後部18から見た吸収用品2を示す。図6に関連して、図10には二重に折りたたまれた(すなわちフラップ自体の上に折り曲げられた)各フラップ25が示されており、それによって、第3の固定手段15cは二重折りによって形成されたプリーツによって隠されている。フラップを二重に折りたたむ利点の一つとして、第3の固定手段15cが、吸収用品2が折り曲げられそしてパケットを形成する際に、吸収用品2の他の部分に付着しないようになることが挙げられる。フラップ25は把持手段31aを備えていてもよく、使用者がフラップ25を掴むことができかつ使用前にフラップ25が伸張されているように、把持手段31aには第3の固定手段15cが存在しない。フラップ25が伸張されると、第3の固定手段15cは露出され、そして下着の外面にフラップ25を固定するために使用できる。
図11には、図10とは異なる他の実施形態による折り曲げられたフラップ25を備える、線X−Xに沿った図9の側面を概略的に示す。図11には、吸収体4上に折り曲げられているフラップ25を示すが、これらフラップ25はフラップ自体の上には折りたたまれていない。このポジションにおいて、第3の固定手段15cは、吸収用品2とは離れた側に面し、かつ吸収用品2が図2に示されるように折り曲げられる場合には取り除き可能なカバーストリップ(図示せず)でカバーされる必要があるが、吸収用品が図12,13,14および22に基づくように折り曲げられるかまたは巻かれる場合にはバックシート3によってカバーされてもよい。
図12には、本発明の第二実施形態に基づく図1における線A−Aに沿った断面を概略的に示す。図12には、吸収用品の一端(つまり吸収用品の、第1または第2の引き裂きタブ26を備えていない端部)が折り曲げられるかまたは巻かれた吸収用品2を示す。図12には、半分閉じられた、すなわち最後の部分が折り曲げられていないパケットを示す。図12において、後部18は後部18自体の上に折り曲げられており、かつ前部17は中央部19上に巻かれ、そして対応する二重に折りたたまれた後部18上に折りたたまれるかあるいは巻かれるようになる。本発明はこの実施形態に限定されるものではなく、前部17が前部17自体の上に折り曲げられてもよく、かつ後部18が中央部19上に巻かれてもよく、そして対応する二重に折りたたまれた前部17上に折りたたまれるかあるいは巻かれてもよい。
第2の引き裂きタブは、中央部の方へ折り曲げられるかまたは巻き取られる吸収用品2の位置に応じて、前部または後部に配置することができる。前部が折り曲げられるかまたは巻かれる場合、後部が引き裂きタブを備える。ただし第1の引き裂きタブ9は長手方向延在縁部全体に沿って配置されてもよく、かつ横方向延在縁部の少なくとも一部に沿って延在していてもよい。第1および/または第2の引き裂きタブ9,26の、横方向に延在する部分は、パケットを封止するために使用でき、かつ第1および/または第2の引き裂き線8,27は適切に付与できる。
図12には、巻かれていない吸収用品2の端部が一度それ自体の上に折り曲げられ、それによって、一度折り曲げられた部分のバックシートの外面5が、吸収用品2の、折り曲げられるかまたは巻かれた部分のバックシートの外面に面するようになっている状態を示す。
図12において吸収用品2は、吸収体4がそれ自体に対して対向しかつ前部が中央部19の方へ巻かれるように後部が二重折りされるように、かつ前部17におけるバックシート3の外面の少なくとも一部が固定手段15を介して後部18におけるバックシートの外面の少なくとも一部に対して相互接続されるように、折り曲げられる。
図13には、本発明の第三実施形態に基づく吸収用品のためのパケット1を概略的に示す。図13において、吸収用品2は、前部17のバックシートの外面5の少なくとも一部が固定手段15を介して後部18におけるバックシート3の外面5の少なくとも一部に対して相互接続されるように、前部17から中央部19の方へ向かってかつ後部18から中央部19の方へ向かって巻かれている。
第1の引き裂き線8と第1の引き裂きタブ9は、図1〜12のいずれか一つに関連して説明した様式と同じ様式で、つまりパケット1長手方向延在側縁部12aに沿ってバックシート3に設けられている。第1の引き裂きタブ9は、長手方向延在側部11aの封止のために第1の引き裂きタブ9がパケット1の長手方向延在側部11a上に折り曲げ可能な封止部を備えるように、横方向に延在していてもよい。また第1の引き裂きタブ9は把持手段を備えていてもよく、この把持手段は、把持手段を引っ張るために掴むことができる使用者によるパケットの開放を容易にするためのものである。図19および21には、長手方向延在側部11aの上述した封止状態を示す。
図14には、本発明の第四実施形態に基づくパケット1の断面を概略的に示す。吸収用品2は、その非折り曲げ状態において、長手方向と、長手方向に直交する横方向と、長手方向と横方向とによって規定される平面に直交する厚さ方向とを有する。吸収用品2は、その長手方向において、前部17と、後部18と、これらの間の中央部19とを有する。吸収用品2は、前部17における吸収体4が中央部19における吸収体4に面するようにかつ後部18における吸収体4が中央部19における吸収体4に面するように、かつ中央部19におけるバックシートの外面5の少なくとも一部が固定手段15を介して中央部19における他の部分のバックシートの外面5の少なくとも一部と相互連結するように、折り曲げられている。このように、吸収用品2は、バックシート3が固定手段15と接触可能なようにする方法のみで、固定手段15をパケット内に隠せるようにジグザクパターンで折り曲げられている。
図14には、二つの横方向延在縁部32の形態の第2の引き裂きタブ26を備えるバックシート3を示すが、二つの横方向延在縁部32は、パケット1の横方向延在側部11bの封止のために第3の被封止部30を形成するよう互いに対して折り曲げられている。第3の被封止部30は、吸収用品2がその折り曲げ状態にあるときバックシート3から、ひいてはパケット1から第2の引き裂きタブ26を分離するための第2の引き裂き線27を備える、すなわちこのものにおいて第3の被封止部30は、パケット1の開放のために分離可能にあるいは開放可能なものとなっている。第3の被封止部30は後部18における吸収体4と前部17における吸収体4との間の隙間を封止するために構成されている。
図15には、伸長状態の、図14に示すパケット1の第1の例を概略的に示す。図15には、パケット1の長手方向延在側縁部12aに沿って、すなわちすなわちバックシート3の長手方向延在縁部13に配置された第1の引き裂きタブ9と、パケットの横方向延在側縁部12bに沿って、すなわち後部18および前部17の横方向延在縁部32に配置された第2の引き裂きタブ26とを示す。第1の引き裂き線8は、パケット1の長手方向延在側縁部12aに沿って、すなわち長手方向延在縁部13に配置されており、第2の引き裂き線27は、パケット1の横方向延在側縁部12bに沿って、すなわち前部17の横方向延在縁部32および後部18の横方向延在縁部32のそれぞれに配置されている。第1および第2の引き裂きタブ26がパケット1から取り除かれると、第1および第2の引き裂き線27はバックシート3、ひいては吸収用品2を形成するよう構成され、それによって吸収用品2の長手方向延在縁部23および横方向延在縁部24が形成される。
図16には、本発明の吸収用品2のためのパケットを概略的に示す。図16には、第1の被封止部14における第1の封止手段10は、バックシート3からいかなる材料の除去も伴わないで分離または開放できる種類のものからなる。ここで第1の被封止部14は、バックシート3の、第1の封止手段10によってともに結合された部分によって規定され、当該部分は、第1の封止手段10の結合部の範囲内、または第1の封止手段10の一取り付け面とバックシート3の外面5の対応する部分との間の範囲内で破損されることによって開放される。上述したように、固定手段15は、バックシート3上に配置されてもよく、かつ本発明に基づくパケット1内に隠されるようになってもよい。図16には、吸収用品がパケットとなるよう折り曲げられたときに固定手段15がパケット1の横方向延在側縁部12bに沿って配置されるように、バックシート3上に配置される固定手段15を示す。固定手段15は、横方向に延在する開放可能な第2の被封止部16における封止状態を形成してもよいが、第2の被封止部は、さらにまたは代わりに、第2の除去可能な第2の引き裂きタブを備えていてもよい。第2の被封止部が代わりとして第2の除去可能な第2の引き裂きタブを備えている場合、固定手段15は、固定手段15がパケット1に隠されるようになるのであれば、バックシート3のどこへ配置されてもよい。
図17は本発明に基づくパケット1の概略正面図である。図17には、中央部19に配置された第1の引き裂きタブ9を示すが、当該パケット1においては他の引き裂きタブは設けられていない。図17には、第1の引き裂きタブ9を形成するバックシート3の長手方向延在縁部13同士の間の第1の被封止部14に配置された第1の封止手段10を示す。図17には、第1の被封止部14と吸収体4との間に、第1の被封止部14から距離をおいて配置された第1の引き裂き線8を示す。ゆえに、第1の引き裂きタブ9の取り外し時に、吸収用品は適切に中央部19において形状付けられるようになる。図1〜6および9〜11を参照されたい。
図18は本発明に基づくパケット1の概略正面図である。図18には、中央部19と前部と後部18とに配置された第1の引き裂きタブ9を示す。この方法は図1〜16のいずれか一つに示された、二重折りされるかまたは巻かれた吸収用品に使用できる。
図19は本発明に基づくパケットの概略正面図である。図19には、前部または後部のいずれかの方へ向かって、等分となるように中央部に配置された第1の引き裂きタブ9を示す。図19は、第1の引き裂きタブ9が、パケット1の長手方向延在側縁部12aにわたって折り曲げ可能であり、かつバックシート3の外面に取り付け可能であることを示す。この方法は図1〜13のいずれか一つに示された、二重折りされるかまたは巻かれた吸収用品に使用できる。図13を参照すると、第1の引き裂きタブ9は、パケット1となるよう巻き取った後に第1の引き裂きタブ9が長手方向延在側部11aの巻かれた部分上に折り曲げられるように、第1の引き裂きタブ9の一部上に配置されてもよい。このため、前部17が前部17と同じ広がりとなるよう巻き取られた場合には、引き裂きタブ9は中央部19の中央部分に配置されてもよい。
第1の引き裂きタブ9は、パケット1の長手方向側縁部12a上に第1の引き裂きタブ9を伸張するためにかつ吸収用品2の長手方向延在縁部24に沿って第1の引き裂き線8を裂くために、把持手段31bを掴むことによって取り除くことができる。図19において、各引き裂きタブ9は、第1の引き裂き線によってかつ把持手段31bの近傍においてバックシート4の外面5に取り付けられた第1の引き裂きタブ9の部分によって、パケットに取り付けられている。ただし、第1の引き裂きタブ9は、吸収用品2の長手方向延在縁部24に沿って二つの第1の引き裂き線8を裂くことによって除去されてもよい。ここで第2および第1の引き裂き線が、把持手段に近接した引き裂きタブ9の、上述したように取り付けられた部分と置き換えられてもよい。いずれの場合においても、把持手段は引き裂きタブ9の一部であっても、あるいは引き裂きタブ9に取り付けられていてもよい。
図20は本発明に基づくパケットの概略正面図である。図20には、中央部と前部と後部とに配置された第1の引き裂きタブ9を示す。この方法は図12〜14のいずれか一つに示された、二重折りされるか、巻かれるか、またはジグザグ折りされた吸収用品に使用できる。
図21は本発明に基づくパケットの概略正面図である。図21には、前部または後部に配置されかつパケット1の長手方向延在側縁部21a上に折り曲げられた第1の引き裂きタブ9が示す。この方法は図12〜14のいずれか一つに示された、二重折りされるか、巻かれるか、またはジグザグ折りされた吸収用品に使用できる。
第1の引き裂きタブ9は、パケット1の長手方向側縁部12a上に第1の引き裂きタブ9を折り曲げかつ吸収用品2の長手方向延在縁部24に沿って第1の引き裂き線8を裂くために、把持手段31bを掴むことによって取り除くことができる。図21において、各引き裂きタブ9は、第1の引き裂き線によってかつ把持手段31bの近傍においてバックシート4の外面5に取り付けられた第1の引き裂きタブ9の一部によって、パケットに取り付けられている。ただし第1の引き裂き9タブは吸収用品2の長手方向延在縁部24に沿って二つの第1の引き裂き線8を裂くことによって取り除かれてもよい。ここで第2および第1の引き裂き線が、把持手段に近接した引き裂きタブ9の、上述したように取り付けられた部分と置き換えられてもよい。いずれの場合においても、把持手段は引き裂きタブ9の一部であっても、あるいは引き裂きタブ9に取り付けられていてもよい。
図22は本発明の第五実施形態に基づく吸収用品の概略平面図である。図1〜21に関連して説明したように、吸収用品2は、その伸長状態において、長手方向Xと、長手方向Xに直交する横方向Yと、長手方向Xと横方向Xとによって規定される平面に直交する厚さ方向Zとを有する。吸収用品2は、その長手方向Xにおいて、前部17と、後部18と、それらの間の中央部19とを有する。
図22において、長手方向延在縁部13が、長手方向延在折り曲げ線33にわたってかつ吸収体4にわたって折り曲げられている。続いて吸収用品2は、図2,12,13,14,23,24および25のいずれか一つに基づいて横方向延在折り曲げ線34にわたって折り曲げられる。折り曲げ線33,34は脆弱部または折り目などとして吸収用品2において物理的に存在するものであってもよいが、本発明の説明の補助となる図面においてのみ現れるものであってもよい。
図22において、固定手段15は、長手方向延在縁部13におけるバックシート3の外面5上に配置された第4の固定手段25dを備えている。体4の固定手段15dは、折り曲げられた長手方向延在縁部13全体にわたって延在していても、あるいは折り曲げられた長手方向延在縁部13の一部のみに存在していてもよい。ただし第4の固定手段15dは、パケット1の長手方向延在側部11aを封止するために吸収用品2がパケット1となるよう折り曲げられたとき、長手方向に延在するべきである。したがって、第4の固定手段15dは、パケット1の長手歩行延在側部11aの封止のために第1の被封止部14に設けられている。ここで「第4の固定手段」は、図1〜21に関連して説明した「第1の封止手段」と置き換えられてもよく、かつ第1の封止手段に関して説明した特性すべてを有していても、すなわちバックシートから分離可能または取り外し可能であってもよい。このようにして第4の固定手段15dは開放可能な第1の被封止部14を形成する。
吸収用品2がその伸長状態にあるときに、第4の固定手段15dが下着に取り付けるために使用されるよう、第4の固定手段15dにおける結合部を破損することによってパケット1を開放することができる。
第4の固定手段15dが長手方向延在縁部13全体にわたって広がっている場合において、第4の固定手段15dは、吸収用品がパケット1となるよう折りたたまれた後に、第4の固定手段15d自体に取り付けられるようになる。したがって「第4の固定手段を破壊すること」は、第4の固定手段15dが、第4の固定手段15dにおける取り付け面35同士の間の結合部を破損することによって、その本来の部分同士へと分離されるようになることを意味している。
第4の固定手段15dが長手方向延在縁部13上に部分的にのみ広がっている場合、第4の固定手段15dの取り付け面35は、吸収用品2がペット1となるよう折り曲げられた後、長手方向延在縁部13におけるバックシート3の外面3に取り付けられるようになる。このように「第4の固定手段における結合部を破壊すること」は、第4の固定手段15dが、吸収用品2がその非折り曲げ状態にあるときに、衣類への取り付けのために使用可能な取り付け面35をそれぞれ有する二つの部分へと分離するようになることを意味している。
第4の固定手段15dが長手方向延在縁部13上に部分的にのみ広がっている場合、第4の固定手段15dの取り付け面35は、吸収用品2がパケット1となるよう折りたたまれた後に長手方向延在縁部におけるバックシートの外面に取り付けられるようになる。このように「第4の固定手段における結合部を破壊すること」は、第4の固定手段15dにおける取り付け面35とバックシートとの間の結合部を破壊することでパケット1が開放可能となり、それによって第4の固定手段15dの取り付け面35が吸収用品2がその非折り曲げ状態にあるときに衣類への取り付けのために使用可能となることを意味している。
この実施形態の利点の一つとして、結合部の破壊によるパケットの開放によって廃棄物がでないことが挙げられる。
図22には、吸収用品がそれ自体の上に一度折り曲げられるように(つまり吸収用品が二重折りされるように)配置された一つの横方向延在折り曲げ線34を示す。これはさらに図24にも示す。ただし吸収用品2が図2,12,13および14に関連して説明した実施形態のいずれか一つに基づいて折り曲げられた場合、固定手段15は第4の固定手段に加えて第1および第2の固定手段15bを備えていてもよい。
折り曲げられた長手方向延在縁部13は、折り曲げ状態で吸収体の一部を備えていてもよく、あるいはバックシート材料のみを備えていてもよい。折り曲げられた長手方向延在縁部13は、図1〜21に関連して説明した第3の固定手段を備えるそうしたフラップ(図24参照)を備えていてもよい。
図23は第五実施形態の第1の例に基づく図22におけるXXIII線に沿った概略断面図である。折り曲げられた長手方向延在縁部13は、折り曲げ状態で吸収体の一部を備えていてもよく、かつ第4の固定手段は長手方向延在縁部13上に配置されている。
図24は第五実施形態の第2の例に基づく図22におけるXXIII線に沿った概略断面図である。第2の例は第1の例と一致しているが、折り曲げられた長手方向延在縁部13がフラップ25を有しているという点において異なっている。第3の固定手段15cがフラップを二重折りすることによって形成された折り目シワ(crease)内に隠されるように、フラップ25は二重折りされる、つまりフラップ自体の上に折り曲げられる。第3の固定手段15cをカバーする理由は、パケットが形成されたときに第3の固定手段が吸収体に接着されることを防ぐことである。これは、第3の固定手段15cが折り曲げられた長手方向延在縁部13におけるバックシート3の外面に接着不可能なように、これらフラップ25がその折り曲げ状態にあるときに互いの方へ向かって横方向に延在する場合に可能となる。ただし、第3の固定手段15cが折り曲げられた長手方向延在縁部13におけるバックシート3の外面5に取り付けまたはそれに対して位置させることができる場合には、第3の固定手段15cを二重折りする必要はない。
図24には、第4の固定手段15dが折り曲げられたフラップと接触可能となるように、横方向に延在しない第4の固定手段15dを示す。それゆえ、このパケットは第4の固定手段における結合部を破壊することによって開放可能であり、かつフラップは第3の固定手段における結合部の破壊によって伸長状態となることができる。ここで「第3の固定手段の結合部を破壊すること」は、「第4の固定手段15cの結合部を破壊すること」の規定に関連して説明したのと同じ実現性があることを意味している。フラップ25は、フラップ25を容易に伸張させるために把持手段31aを備えていてもよい。
図25には、パケット1となるよう折り曲げられた、図22〜24のいずれか一つに基づく吸収用品を示す。図22〜24に関連して説明したものに加えて、パケット1は、パケット1の横方向延在側縁部12bに沿って封止されている。どのように吸収用品がパケット1となるよう折り曲げられるかに応じて、すなわち図1〜24のいずれか一つまたはそれらの組み合わせに関連して説明した可能性に応じて、その封止部は、第1および/または第2の固定手段15a,15bを備える横方向に延在する開放可能な第2の被封止部16もしくは取り外し可能な第2の引き裂きタブ26のいずれかを備えている。上述した封止部が取り外し可能な第2の引き裂きタブ26を備えていることは、吸収用品が、例えば第4の固定手段15dが第1の被封止部に設けられるように、中央に配置された折り曲げ線にわたって二重に折り曲げられた場合に実施可能となる。
図26は本発明の第六実施形態に基づく吸収用品の概略断面図である。図26に示されるこの実施形態は、パケットの形成のための折り曲げ可能性について図1〜21に関連して説明した実施形態のいずれか一つと組み合わせることができる。
図26において、吸収用品は、トップシート36と、バックシート3と、それらの間に配置された吸収体4とを備える。図26において、トップシート36は、吸収用品2の側部のそれぞれにおいて一つの折りシワ37を形成するために吸収体4とバックシートとの間で折り曲げられている。図26において、各折りシワ37は、長手方向延在縁部13に沿った広がりを有している。折りシワ37は固定手段15dを備えており、かつ上記引き裂き線8はトップシート36およびバックシート3の両方にわたって延在している。図26において、第1の引き裂きタブ9はバックシート3とトップシート36とを備えているが、他の実施形態において、トップシートがバックシートの一部の上に折り曲げられている場合においては、固定手段15dはバックシートとトップシート36との間に配置されていてもよい。いずれの場合においても、固定手段15dは、第1の引き裂きタブ9を取り除くことによって現れるようになる。したがって図26においては引き裂き線8は、使用者が第1の引き裂きタブ9を取り除いたときに固定手段15dが下着に対して用いるために少なくとも部分的に現れるように、配置されている。
図27は本発明の第七実施形態に基づく吸収用品の概略側面図である。図27に示されるこの実施形態は、パケットの形成のための折り曲げ可能性について図1〜21に関連して説明した実施形態のいずれか一つと組み合わせることができる。
図27において、吸収用品は、トップシート36と、バックシート3と、それらの間に配置された吸収体4とを備える。図27において、バックシート3は、吸収用品2の側部のそれぞれにおいて一つの折りシワ38を形成するために二度折り曲げられている。図27において、各折りシワ38は、長手方向延在縁部13に沿った広がりを有している。折りシワ38は固定手段15eを備えており、かつ上記引き裂き線8はバックシート3にわたって延在している。図27において、第1の引き裂きタブ9はバックシート3を備えており、固定手段15dは、第1の引き裂きタブ9を取り除くことによって現れるようになる。したがって図26において、引き裂き線8は、使用者が第1の引き裂きタブ9を取り除いたときに固定手段15dが下着に対して用いるために少なくとも部分的に現れるように、配置されている。
図28は本発明の第八実施形態に基づく吸収用品の概略側面図である。図27に示されるこの実施形態は、パケットの形成のための折り曲げ可能性について図1〜21に関連して説明した実施形態のいずれか一つと組み合わせることができる。図28は、引き裂き線8の位置が変更されている点を除いて、図27と同じである。図28において、引き裂き線8は、固定手段15eが現れるようにするためバックシート3が折り曲げられなければならないように配置されている。ゆえに引き裂き線8は、固定手段15eと、折りシワ38の形成のために折り曲げられたバックシート3の一部との間の接着力よりも強度のあるものとなっている。ただし、固定手段15eと、バックシート3の、吸収体4と接する部分との間の粘着力は、固定手段15eを衣類に対して用いられる位置に保持するため、固定手段15eとバックシート3の折り曲げられた部分との間の粘着力よりも高いものとなっている。バックシート3と固定手段との間にさまざまな粘着力をもたらすために、バックシートの外面5は、固定手段15eに対する接着特性を変化させるよう、さまざまな方法で処理されていてもよい。例えばバックシート3の折り曲げられた部分は、シリコンまたは接着力を低下させる他の適切な材料で処理されていてもよく、またバックシートの他の部分は接着力を高める方法で処理されていてもよい。
バックシートの折りシワ部分が伸張されると、第1の引き裂きタブ9が取り除かれ、固定手段15eが現れた後に、長手方向延在縁部13において横方向に延在するバックシートの部分がフラップとして機能してもよい。
本発明は図面に関連して説明した実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された範囲内で変更可能である。例えばバックシートの外面は、部分的にまたは全体的に、選択された領域において、バックシートの特定の特性が当該外面に付与されるように処理されてもよい。例えば、その特定の特性は、バックシートと下着との間に高い摩擦力をもたらすことができるものである。バックシートの処理は、バックシートをコーティングすることによってまたはバックシートの外面にフィルムを取り付けることによって実施可能である。
さらに、固定手段は、異なる領域においてさまざまな結合特性を有する接着剤の形態のものであってもよく、かつ異なる粘着特性を有していてもよい。接着剤は直線的なまたは曲線状の一つ以上の連続ラインとなるよう配置されてもよく、かつ/または接着剤は、例えば円形、楕円形、多角形、矩形、四角形などの適切な幾何学的形状を有する複数のドットとすることもできる。
吸収用品が、下着の外面または内面に対する取り付けのためのフラップ/ウィングを備えていてもよい。フラップはバックシートの一部からなるか、あるいは吸収用品に取り付けられていてもよい。フラップは、使用者が所望の方向にフラップを引っ張ることによって所望の形状を形成できるようにする、さまざまな材料から構成されてもよい。したがって、フラップは、弾性を有していてもよく、かつ塑性変形可能なものであってもよく、かつフラップの成形の補助のために補強領域および/または補強手段を備えていてもよい。
バックシートは通気性を有する、すなわち湿った空気を周囲の空気中へと放出可能なものであってもよく、かつ異なる度合いの通気性を有するさまざまな領域を備えていてもよい。いわゆる湿潤スポット、つまり吸収用品の、最も多くの液体を受容する部分は、非通気性材料または通気性の低い材料から形成されていてもよいが、その一方で、その隣接材料/周囲材料/部分的に周囲にある材料は高い通気性を有していてもよい。非通気性材料の一例としてはプラスチック材料が、通気性材料の一例としては不織材料が挙げられる。本発明は、これら材料に限定されるものではなく、本質的には従来技術として知られた材衣料が使用できる。
1 パケット
2 吸収用品
3 バックシート
4 吸収体
5 バックシートの外面
6 バックシートの内面
7 包装
8 第1の引き裂き線
9 第1の引き裂きタブ
10 第1の封止手段
11a 長手方向延在側部
11b 横方向延在側部
12a 長手方向延在側縁部
12b 横方向延在側縁部
13 長手方向延在縁部
14 第1の被封止部
15,15a,15b,15c,15d,15e 固定手段
16 第2の被封止部
17 前部
18 後部
19 中央部
20 第1の折り曲げ線
21 第2の折り曲げ線
22 第3の折り曲げ線
23 長手方向延在縁部
24 横方向延在縁部
25 フラップ
26 第2の引き裂きタブ
27 第2の引き裂き線
28 矩形状部
29 三角形状部
30 第3の被封止部
31a,31b 把持手段
32 横方向延在縁部
33,34 折り曲げ線
35 取り付け面
36 トップシート
37,38 折りシワ

Claims (18)

  1. 吸収用品(2)であって、
    前記吸収用品(2)は、外面(5)と内面(6)とを有するバックシート(3)を具備してなり、かつ二つの長手方向延在縁部(13)を具備してなり、
    前記吸収用品(2)は、前記バックシート(3)の前記内面(6)に配置された吸収体(4)を具備してなり、
    前記吸収用品(2)は、前記吸収用品(2)が非折り曲げ状態にあるときの下着における固定のために前記バックシート(3)の前記外面(5)に配置された固定手段(15;15a,15b,15d)を具備してなり、
    折り曲げ状態にある前記吸収用品(2)はパケット(1)となるように折り曲げられており、このものにおいて、
    前記バックシート(3)の前記外面(5)の少なくとも一部が前記パケット(1)の外面を形成するようになっており、かつ
    前記固定手段(15;15a,15b,15d)が、
    前記パケット(1)の内側に配置されるように、かつ、
    前記長手方向延在縁部(13)のそれぞれが、少なくとも一度は前記長手方向延在縁部(13)自体の上に折り曲げられ、かつ前記パケット(1)の長手方向延在側部(11a)の封止のために開放可能なまたは取り外し可能な第1の被封止部(14)を形成するよう長手方向延在縁部(13)自体に取り付けられるようになっていることを特徴とする吸収用品(2)。
  2. 前記固定手段(15;15a,15b,15d)は、前記吸収用品(2)が折り曲げ状態にあるときに、前記バックシート(3)の前記外面(5)のみと接触するようになっていることを特徴とする請求項1に記載の吸収用品(2)。
  3. 前記固定手段(15;15a,15b,15d)は、前記吸収用品(2)が非折り曲げ状態にあるときに、前記吸収用品(2)の前記外面(5)から離れた側に面する取り付け面(35)を具備しており、前記取り付け面(35)は、前記吸収用品(2)が非折り曲げ状態にある際の下着への取り付けのために設けられており、前記取り付け面(35)は、前記吸収用品(2)が折り曲げ状態にある際には前記バックシート(3)の前記外面(5)のみと接触していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の吸収用品(2)。
  4. 前記固定手段(15;15a,15b,15d)は少なくとも第1の固定手段(15a)と第2の固定手段(15b)とを具備してなり、前記第1の固定手段(15a)は前記第2の固定手段(15b)に取り付けられており、あるいは前記第1の固定手段(15a)の前記取り付け面(35)は前記バックシート(35)の前記外面(5)に取り付けられており、かつ前記第2の固定手段(15b)は、前記バックシート(3)の前記外面(5)に取り付けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の吸収用品(2)。
  5. 前記固定手段(15;15a,15b,15d)は、折り曲げ状態にある前記パケット(1)の横方向延在側部(11b)を封止し、それによって第2の被封止部(16)が形成されるよう構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の吸収用品(2)。
  6. 前記第2の被封止部(16)は前記パケット(1)の開放のために分離可能となっていることを特徴とする請求項5に記載の吸収用品(2)。
  7. 非折り曲げ状態にある前記吸収用品(2)は、長手方向(X)と、前記長手方向(X)に直交する横方向(Y)と、前記長手方向(X)と前記横方向(Y)とによって規定される平面に直交する厚さ方向(Z)とを有しており、前記吸収用品(2)は、前記長手方向(X)において、前部(17)と、後部(18)と、それらの間の中央部(19)とを具備してなり、
    前記吸収用品(2)は、
    前記前部(17)における前記吸収体(4)が前記中央部(19)における前記吸収体(4)の一部に面するように、かつ、
    前記後部(18)における前記吸収体(4)が前記中央部(19)における前記吸収体(4)の一部に面するように、かつ、
    前記前部(17)における前記バックシート(3)の前記外面(5)の少なくとも一部が、前記固定手段(15;15a,15b,15d)を介して、前記後部(18)における前記バックシート(3)の前記外面(5)の少なくとも一部と相互連結されるように、
    折り曲げられていることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の吸収用品(2)。
  8. 非折り曲げ状態にある前記吸収用品(2)は、長手方向(X)と、前記長手方向(X)に直交する横方向(Y)と、前記長手方向(X)と前記横方向(Y)とによって規定される平面に直交する厚さ方向(Z)とを有しており、前記吸収用品(2)は、前記長手方向(X)において、前部(17)と、後部(18)と、それらの間の中央部(19)とを具備してなり、
    前記吸収用品(2)は、
    前記前部(17)が、前記吸収体(4)が前記吸収体(4)自体に対面するように、二重折りされているように、かつ、
    前記後部(18)が前記中央部(19)へ向かう方向に巻かれているように、かつ、
    前記前部(17)における前記バックシート(3)の前記外面(5)の少なくとも一部が、前記固定手段(15;15a,15b,15d)を介して、前記後部(18)における前記バックシート(3)の前記外面(5)の少なくとも一部と相互連結されるように、
    折り曲げられていることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の吸収用品(2)。
  9. 非折り曲げ状態にある前記吸収用品は、長手方向(X)と、前記長手方向(X)に直交する横方向(Y)と、前記長手方向(X)と前記横方向(Y)とによって規定される平面に直交する厚さ方向とを有しており、前記吸収用品(2)は、前記長手方向において、前部(17)と、後部(18)と、それらの間の中央部(19)とを具備してなり、
    前記吸収用品(2)は、
    前記後部(18)が、前記吸収体(4)が前記吸収体(4)自体に対面するように、二重折りされているように、かつ、
    前記前部(17)が前記中央部(19)へ向かう方向に巻かれているように、かつ、
    前記前部(17)における前記バックシート(3)の前記外面(5)の少なくとも一部が、前記固定手段(15;15a,15b,15d)を介して、前記後部(18)における前記バックシート(3)の前記外面(5)の少なくとも一部と相互連結されるように、
    折り曲げられていることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の吸収用品(2)。
  10. 非折り曲げ状態にある前記吸収用品(2)は、長手方向(X)と、前記長手方向(X)に直交する横方向(Y)と、前記長手方向(X)と前記横方向(Y)とによって規定される平面に直交する厚さ方向とを有しており、前記吸収用品(2)は、前記長手方向(X)において、前部(17)と、後部(18)と、それらの間の中央部(19)とを具備してなり、
    前記吸収用品(2)は、前記前部(17)における前記バックシート(3)の前記外面(5)の少なくとも一部が前記固定手段(15;15a,15b,15d)を介して前記後部(18)における前記バックシート(3)の前記外面(5)の少なくとも一部と相互連結されるように、前記前部(17)から前記中央部(19)の方へ向かう方向および前記後部(18)から前記中央部(19)の方へ向かう方向に巻かれていることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の吸収用品(2)。
  11. 非折り曲げ状態にある前記吸収用品(2)は、長手方向(X)と、前記長手方向(X)に直交する横方向(Y)と、前記長手方向(X)と前記横方向(Y)とによって規定される平面に直交する厚さ方向とを有しており、前記吸収用品(2)は、前記長手方向(X)において、前部(17)と、後部(18)と、それらの間の中央部(19)とを具備してなり、
    前記吸収用品(2)は、
    前記前部(17)における前記吸収体(4)が前記中央部(19)における前記吸収体(4)の一部と対面するように、かつ
    前記後部(18)における前記吸収体(4)が前記中央部(19)における前記吸収体(4)の一部と対面するように、かつ
    前記中央部(19)における前記バックシート(3)の前記外面(5)の少なくとも一部が、前記固定手段(15;15a,15b,15d)を介して、前記中央部(19)の他の部分における前記バックシート(3)の前記外面(5)の少なくとも一部と相互連結されるように、
    折り曲げられていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の吸収用品(2)。
  12. 前記バックシート(3)は、前記パケット(1)の横方向延在側部(11b)を封止するための第3の被封止部(30)を形成するよう互いに対して折り曲げられる二つの横方向延在縁部(32)を具備してなり、前記パケット(1)の開放のために、前記第3の被封止部(30)は、前記吸収用品(2)が折り曲げ状態にあるときに第2の引き裂きタブ(26)を前記バックシート(3)から、ひいては前記パケット(1)から分離するための第2の引き裂き線(27)を具備してなるか、あるいは前記第3の被封止部(30)は分離可能となっていることを特徴とする請求項11に記載の吸収用品(2)。
  13. 前記パケット(1)の開放のために、前記第1の被封止部(14)は、前記吸収用品(2)が折り曲げ状態にあるときに第1の引き裂きタブ(9)を前記バックシート(3)から、ひいては前記パケット(1)から分離するために第1の引き裂き線(8)を具備してなるか、あるいは前記第1の被封止部(14)は分離可能となっていることを特徴とする請求項1ないし請求項12のいずれか一項に記載の吸収用品(2)。
  14. 前記長手方向延在縁部(13)は、前記第1の被封止部(14)の形成のために長手方向延在折り曲げ線(33)にわたって折り曲げられていることを特徴とする請求項1ないし請求項12のいずれか一項に記載の吸収用品(2)。
  15. 前記固定手段(15;15a,15b,15d)は、折り曲げられた前記長手方向延在縁部(13)における前記バックシート(3)の前記外面(5)上に配置された第4の固定手段(15d)を具備してなることを特徴とする請求項14に記載の吸収用品(2)。
  16. 前記バックシート(3)は、前記吸収用品(2)が非折り曲げ状態にあるときに、前記長手方向延在縁部(13)のそれぞれに沿って延在しかつ前記吸収体(4)から離れる方向において横方向(Y)に延在する固定フラップ(25)を具備してなることを特徴とする請求項1ないし請求項15のいずれか一項に記載の吸収用品(2)。
  17. 前記フラップ(25)は、前記バックシート(3)に取り付けられているか、あるいは前記バックシート材料(3)の一部であることを特徴とする請求項16に記載の吸収用品(2)。
  18. 前記フラップ(25)は、前記第1の被封止部(14)に備えられており、かつ前記吸収用品(2)が折り曲げ状態にある場合の前記バックシート(3)からの、ひいては前記パケット(1)からの前記第1の引き裂きタブ(9)の分離が、前記フラップ(25)の形状を形成するよう、構成されていることを特徴とする請求項16または請求項17に記載の吸収用品(2)。
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