JP2011501631A - Emcフィルタ - Google Patents

Emcフィルタ Download PDF

Info

Publication number
JP2011501631A
JP2011501631A JP2010528277A JP2010528277A JP2011501631A JP 2011501631 A JP2011501631 A JP 2011501631A JP 2010528277 A JP2010528277 A JP 2010528277A JP 2010528277 A JP2010528277 A JP 2010528277A JP 2011501631 A JP2011501631 A JP 2011501631A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
emc filter
filter
power line
star connection
filter according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010528277A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5345148B2 (ja
Inventor
トゥッカー・アンドリュー・セシル
Original Assignee
シャフナー・エーエムファウ・アクチェンゲゼルシャフト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by シャフナー・エーエムファウ・アクチェンゲゼルシャフト filed Critical シャフナー・エーエムファウ・アクチェンゲゼルシャフト
Publication of JP2011501631A publication Critical patent/JP2011501631A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5345148B2 publication Critical patent/JP5345148B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M1/00Details of apparatus for conversion
    • H02M1/12Arrangements for reducing harmonics from ac input or output
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M1/00Details of apparatus for conversion
    • H02M1/44Circuits or arrangements for compensating for electromagnetic interference in converters or inverters

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Filters And Equalizers (AREA)
  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)

Abstract

EMCフィルタは、RCD装置と適合し、常に低アース漏れ電流を保持する能動フィルタである。本発明のフィルタは、電力線が、通常、巻き線なしにフィルタを通過するシンプルなインダクタ構成であり、かつ、ほとんどの構成要素がモジュール短絡回路に設けられている。好ましくは、相導線にIDCによってシャントモジュールを接続することによって実現され、高電流ケーブルを切断かつ接合することを回避する。フィルタの特有の保護回路は、電源オンで突入電流を回避し、かつ、ライン上での故障の場合に、アース漏れ電流を制限する。

Description

この特許出願は、電気又は電子の回路又は線から、望まれないノイズ成分をフィルタリングするための電気フィルタに関し、特に、主要周波数での主線又は配電線の電磁両立性(EMC)フィルタに関するものに限られない。
昨今、電磁両立性(EMC)は、電気及び電子産業で、徐々に重要な要素になっている。多くの電気回路及び電気製品が存在し、望まれない電機ノイズを生成し、又は、他の電気回路又は電気製品から生成されるノイズに悩まされている。
伝導のノイズ及び外乱は、一般的に、ノイズ生成装置又はノイズ敏感な装置のメイン供給線上に、ローパスLCフィルタを挿入することによって対応されている。このようなフィルタは、望まれない周波数成分を問題ないレベルに減衰させている。従来のL、T、及び、piのフィルタ配置を含んだ多くのフィルタ配置が使用可能である。
欧州特許出願公開第1069673号明細書には、受動素子を備えた3相ノイズ抑制フィルタの例が示されている。
受動EMCフィルタは、いくつかの出願で有効だと証明されている。しかしながら、この技術の欠点は、必要な減衰レベルを得るために、高い値のコンデンサとインダクタンスがこの出願で必要とされていることである。得られるフィルタのサイズとコストは、特に、通常モードのノイズの減衰が必要とされる場合、これらの大きな構成要素によって主に決定される。さらに、漏れ電流は、フィルタのコンデンサ容量に直接比例している。
例えば、欧州特許第0995266号明細書のように、ノイズ抑制フィルタで能動素子を用いることも知られている。能動素子の使用は、より小さいインダクタンスとコンデンサを可能とし、それによって、よりコンパクトなフィルタを提供している。しかしながら、存在する従来の能動フィルタは、それより以前の能動フィルタ同一物より信頼性に欠けるという評判であり、過電圧及び過温度による故障に陥る、又は、不安定や振動を生じる懸念がある。電力線EMCフィルタは、ほとんどの場合、通常モードの減衰を達成するために、適切なインダクタンスとともに、Yコンデンサと呼ばれる接地コンデンサを備えている。不可避の望まれない結果、接地漏れ電流(ELC)と呼ばれる電流がYコンデンサを通ってアースに流れる。単線の図表で図1で、公知のEMCフィルタの例が示され、Yコンデンサは、参照符号30で示され、36は対応するインダクタンスであり、かつ、35は、接地漏れ電流の経路である。一般に、Yコンデンサの容量がより大きく、その間の電圧が上昇すると、接地漏れ電流(ELC)がより大きくなる。
欧州特許出願公開第1069673号明細書 欧州特許第0995266号明細書
高レベルで、このELCは、人間に危険であると考えられる。人間の危険性を別としても、過度のELCは、電気システムの信頼ある運転を妨げる。特に、残留電流検出(RCD)を備える装置は、RCD装置のトリップにより中断するであろう。それ故、EMCフィルタを設計する場合、接地漏れ電流を最小化することが良い設計と考えられる。
スターグランドされた供給源を備えた電力システム(すなわち、ヨーロッパのTNシステム)にとって、漏れ電流が問題となるが、システムがアース電位の周辺でバランスしているため、通常状態では、ELCは抑えられている。しかしながら、ELCの値は、高電力フィルタで上昇し、通常モードでの強い抑制が必要とされている。
同様の問題が、特に船や工場で用いられるようなIT電力システムで存在している。ここでは、主電力が高インピーダンスを介して、アースにゆるやかに導かれるのみである。1つの相が短絡した場合、装置は、比較的に安全で動作し続けるように作られている。しかしながら、短絡モードで、電力システムは、実際に「コーナーアース」され、図2のスター結線の端子90では、高速過渡電圧を監視している。大きなコンデンサが用いられた場合は、大きなELCが流れ、Yコンデンサの電力閾値を超え、順々に停電が起こる突発事故となる。この故障の連鎖は、IT電力システムの信頼性を危うくするであろう。
それゆえ、低ELCのノイズ抑制フィルタの要求が増加している。従来、ELCを制限するために、アース経路のコンデンサ容量を小さくしたフィルタが構成されている。しかしながら、適切な抑制を維持するために、フィルタのインダクタンスは、容量値を減少させたコンデンサを補うために、それなりに増加させなければならないが、これは、フィルタをより大きく、より高価にしてしまう。インダクタンス値を増加させることは、完全な解決ではないが、低容量のYコンデンサを備えたフィルタは、高容量のYコンデンサを備えたフィルタよりも、EMCノイズ抑制にとって効果的ではない。加えて、この増加させたインダクタンスは、電力損失の増加、温度上昇、かつ、端子間の電圧降下といった悪影響を導く。
それゆえ、全ての周波数での高抑制、低ELC、及び、コンパクトな大きさを兼ね備えるEMC抑制フィルタのニーズがある。
加えて、様々な装置に容易に適用可能で、かつ、通常及び故障状態の両方で安全なEMCフィルタのニーズがある。
本発明によれば、これらの目的は、添付の請求項の物によって達成される。
本発明は、例示され、図によってしめされた実施例の記述に基づいて、より好ましく理解されるべきである。
単線図である。簡略化した図で、公知の形式のEMCフィルタと漏れ電流の経路とを示したものである。 簡略化した図で、公知の形式の3相EMCフィルタと漏れ電流の経路とを示したものである。 本発明の1つの形態である、能動EMCフィルタをブロック図で示している。 本発明の1つの形態である、EMCフィルタをより詳細に示している。 本発明によるフィルタの組立図を示したものである。 本発明によるフィルタの組立図を示したものである。 本発明による2段階フィルタを示したものである。 本発明による2段階フィルタを示したものである。
EMCフィルタの漏れ電流の問題及び原因が、図1で示されている。単相又は複数相であることが可能な電力線11が、装置15によって生成され、かつ、線11に沿って伝わる干渉を抑制するために、フィルタ20を用いて装置15に接続されている。簡単に理解するため、フィルタは、直列のインダクタンス36と、各相の導線とアース導線との間に接続されたYコンデンサ30とを備えている。Yコンデンサ30間の電位は、アース漏れ電流35に大きく貢献している。
同じ状況ではあるが、3相電力線の場合が図2に示されている。この場合、フィルタが、相導線700を介して接続された、差動モードのノイズを減少するのに貢献するX型コンデンサの列を有していることが知られている。他方、共通モードのノイズは、スター結線の端子90とグランドの間に接続されているコンデンサ330によって抑制されている。図のようにコーナー接地された例で、相電位がグランド電位に対してバランスしていない場合、Yコンデンサ330は、大きな電位を持ち、大きな接地漏れ電流35を流している。
図3は、交流電力線のためのローパスEMI抑制フィルタの簡略化したブロック図である。これは、2つのインダクタンス401及び402を備え、それぞれが線側(電源側)と負荷側に、接地されている中央短絡路によって分離され、T型フィルタを形成している。示されていない形態として、線側と負荷側のいずれかに、1つのみのインダクタンスを備え、L形式を備えている。タップユニット405は、RFノイズ電流をアースに短絡させる目的で、電力ケーブルにガルバニック接続している。本発明は、このガルバニック接続を実現する他の装置も備えている。しかしながら、好ましくは、これは、圧接コネクタ(IDC)によって得られる。IDC技術は、製造時間を節約し、高電流相の導線700を切断しかつ接合することを回避している。それは、追加の絶縁を必要とせず、相導体がむき出しになった場合に必要とされ、高電力装置の非常の大きい電力ケーブルのための機械的なサポートを提供している。
Xコンデンサネットワーク410は、通常、スター状に結線されている3つのコンデンサから構成されている。これは、3相電力システムの重要な場合に必要とされるが、例えば、単相低電圧システムでは省略することができる。高い値のブリーダ抵抗(帰還抵抗)(図に示されていないが、図4で見られる)が、それぞれのコンデンサと平行にしばしば接続されている。Xコンデンサは、対称モード減衰を提供し、非対称のRFノイズのために、いずれの相とコンデンサスター結線の端子90の間に、低インピーダンスの経路をも提供している。
レベル識別ブロック430は、アース電位に対するスター結線の端子電圧を監視している。スター結線の端子電圧が所定のレベルを超えた場合、識別器430は、スイッチ装置420に抑制信号を受け渡す。レベル識別器430は、高速過渡の場合に抑制信号を抑えるために、任意に信号積分器(図示せず)を備えている。積分時間は、通常動作状態の間に予期された過渡に応じて、一定に設けられている。任意に、識別器430の出力は、故障の発生を伝えるために、フィルタユニットの外側で利用可能である。その場合、フィルタは、電気エラー出力、又は、任意のエラー出力(例えば、故障LED)を備えている。
スイッチユニット420は、スター結線の端子90とアンプブロック460の間に置かれている。好ましくは、スイッチユニットは、ソリッドステッドリレー(SSR)であるが、電気機械的のリレー又はいずれかの適切なスイッチ装置も含んでいる。スイッチユニット420の目的は、ラインの絶縁故障又は過度のアンバランス又はスター結線の端子90の電圧を通常値以上に上昇させる状況の場合に、コンデンサスター結線の端子90をアースから分離させることである。スイッチユニットは、補助の電力供給ユニット450からの制御を受け入れもしている。
抑制信号は、アースに対してスター結線の端子90の電位の上昇によって検知されたライン故障の事象でスイッチユニットを開かせる(スイッチオフさせる)。スイッチユニット420は、追加の安全度を提供し、かつ、ELCが、すべての状況で安全制限内で保持すること及びフィルタが耐故障(故障に耐えて動作し続けること)を保証している。例えば、ITシステムの1つの相の絶縁故障が起きた場合、フィルタは、効果的に自分自身を切り離し、システムは動作し続けることが可能であるが、故障が修復されるまで、より高いノイズレベルになってしまう。
補助の電力供給部450は、少々隔離された電源であるが、フィルタから遠隔かつフィルタの外部、又は、フィルタに統合して配置されている。補助の電力供給部450は、フィルタを流れる電力線と同じ電力線から電力供給されており、かつ、通常、フィルタの負荷側に配置されている。システムの電力要求は、供給ユニットの出力電圧に直接比例している。それ故、適度の電圧レベルを選択する場合に利点がある。通常、直流48V及び10Wの持続した出力電力で十分である。スイッチオンの場合、電力供給ユニット450からの電圧供給はなく、リレー回路は、通常の開位置にある。
アンプブロック460は、電力供給ユニット450から電力供給を受け、かつ、フィルタ470によって供給された電圧入力Vの関数に従って、電流Iを減少させるために配置された制御ソース465を備えている。好ましくは、制御ソースは、図に記載されたように、制御電流ソースに近いものであるが、本発明の本質的又は限定的な特徴ではない。フィルタ470は、電力周波数を排除又は少なくとも抑制するために設けられたハイパスフィルタであり、かつ、ラジオ周波数の電圧をアンプ460に受け渡している。フィルタのコーナー周波数は、例えば、150KHzに設定される。
アンプ460は、例えば、入力電圧Vに比例して、電流Iを減少させるように設定されている。この場合、伝達関数は、
Figure 2011501631
反比例のインピーダンス特性を持っており、かつ、アンプ460は、相互コンダクタンス増幅器と呼ばれている。しかしながら、これは本質的な特徴ではなく、本発明のフィルタは、状況に応じて、電流制御される電流源、又は、適切な電流制御される電流源を使用するために修正可能である。また、状況に応じて、入力Vは、差分で、又は、一端をアースして与えることが可能である。
電流Iは、スター結線90の電圧を減少する効果があり、同様に、アンプ460のドライブを、センサ導線415とハイパスフィルタ470とを介して減少させる。フィルタは、一定値で、少なくともノイズ周波数バンドで、スター端子90の電位である入力電位を安定化させる傾向がある負のフィードバックを備えている。このように、スター端子90のインピーダンスは、ラジオ周波数(RF)でとても低くなり、かつ、効果的なノイズのシャント(分岐)が実現される。
入力Vは、センサ導線415によって直接測定されるため、大きな電流を流せず、それゆえ、ごくわずかな電圧誤差を招く。スイッチユニット420と接続ケーブルのどんな電圧降下も、アンプ460の順ゲインによって補償される。本発明のフィルタは、耐性があり、かつ、スイッチ420のON状態での残留インピーダンスやケーブル417の長さによるインピーダンスによって影響を受けない。アンプの順ゲインは、アースコンデンサ330による電圧降下のためにも補償される。
アンプユニット460は、例えば、高電圧の間、又は、サージ試験のような状況下で、グランドの絶縁を保証するために、高電圧の定格のコンデンサ330、例えば、X2規格のコンデンサを備えている。識別器430及びフィルタ470にも、好ましくは、同等の絶縁が備えられいるが、対応するコンデンサは、図を混乱させるのを防ぐために図示されていない。コンデンサ330の値は、より小さなコンデンサは、所望の電流を流すためにより大きな振幅の電圧を必要とするように、電力供給源450からの供給電圧の関数に基づいて、選択されなければならないことに注意することが重要である。コンデンサ330の比較的小さな値や、ハイパスフィルタ470による電力周波数の強力な減衰のために、本発明のフィルタのELCは、同様の性能の従来のフィルタより顕著に減少する。
図4は、本発明の他の実施例によるローパスEMIノイズ抑制フィルタの他の例を示している。本出願の図4及び他の図の同じ参照記号は、同一又は同等の形態を示している。
本発明のこの実施例は、好ましくは圧接コネクタ(IDC)によって得られる接地中央シャント路によって分離される2つの対称のチョーク、つまり、線側の線チョーク401と負荷側の負荷チョーク402とを備えるT型フィルタである。
線チョーク401と負荷チョーク402は、ライン上に長手方向非対称のインピーダンスを課している。通常、高透磁率の磁気コア材料が用いられる。好ましくは、非常に少ない巻数がコアに適用される。通常、電力ケーブルは、一度のみコアを通る。チョークは、電力ケーブル上に一列に並べられるビーズに似ている。それゆえ、これらのチョークは、特に高電流装置のために、製造することが容易である。それらは、低コスト、コンパクトであり、低温度上昇、低電力損失、及び、負荷に対して低ライン電圧低下である。加えて、電力ケーブルは、クリープ状に絶縁され、かつ、チョーク内のすき間距離は問題でない。チョークは、小さいため、樹脂(埋め込み用樹脂)は、更なるコストと重量を減少させるチョークを固定するのに必要ない。樹脂なしでは、フィルタは、環境問題となっているリサイクルをより容易に行える。しかし、チョーク401と402は、本発明の範囲から逸脱することなしに、例えば巻き誘導原のような他の種類の誘導素子によって置き換えることが可能である。
レベル識別器430が、2つの背中合わせの定電圧ダイオード431によって実現され、かつ、HV定格の抵抗432によって、アースに適切に絶縁されている。そのレベル識別器430は、任意に分離可能なスイッチユニット420の半導体リレー回路の入力を駆動させる。構成要素421は、過渡電圧サプレッサ(抑制器)であり、例えば、登録商標TranZorb(ヴィシャイ(Vishayの商標)の金属酸化物バリスタ、又は、例えば、サージ試験の間に、半導体リレー回路の電圧降下を制限するために適した他の構成要素である。同様の装置469が、同じ目的のために、アンプユニット460で用いられている。
この具体例のハイパスフィルタ470は、差動出力461を備えた2段のブリッジ型のフィルタである。これは、共鳴を導く過度の位相シフト減少させる効果がある。他の具体化が可能であり、本発明の範囲に含まれる。ハイパスフィルタ470は、アース電位を基準とし、高電圧定格のコンデンサ472、462及び463によって、隣接するステージから絶縁されている。本発明のフィルタの高電圧及びサージ電圧の絶縁は、全て、受身の(パッシブの)絶縁手段によるものであることに注目することが重要である。本発明のフィルタは、アースから電力線700を積極的な(ポジディブな)絶縁をしており、その積極的な構成要素の故障があれば解決することはできない。
図5及び6は、フィルタとIDCコネクタとの組立図を図示している。IDCケーブルの固定部405は、電力ケーブル700を動かないようにする2つの半分の部分405aと405bとからなっている。上部固定部405bは、全電力ケーブルの絶縁部を貫通し、3つの電力相のいずれにもガルバニック接続を提供する、例えば、針又はブレードである3つの絶縁置換装置406を備えている。加えて、ケーブル固定部405は、好ましくは、フィルタの筐体400に固定され、かつ、高電流装置で非常に長い電力ケーブルを機械的に支持している。これは、ガルバニック接続を形成させるために、ケーブルから絶縁部を取り出し、又は、ケーブルを切断し再接続する必要がないため、製造時間を減少させる。これは、裸の導線を剥き出しにもせず、追加の絶縁の必要がなくなっている。本発明の図示されていない変形例として、電力相のいずれのための分離した固定部を備えることも可能である。ケーブル固定部405は、好ましくは、ノイズフィルタの残りの構成要素に対応として、例えば、図5で示されたように、PCBが備えられたモジュール800上に提供される。
本発明の他の側面によると、自発的なモジュール800は、必要性に応じて、EMCフィルタを構成するために最小数の外部構成要素と組み合わされる。このように、本発明のEMCフィルタは、主設備に都合良く設けられる。好ましくは、モジュール800は、スイッチユニット420と、相互コンダクタンス増幅器460と、ハイパスフィルタ470と、識別器430とからなり、補助電源450及びXネットワーク410は、モジュール800に含まれているか、又は、必要性に応じて、別個に備えることができる。このように、本発明のEMCフィルタは、様々な主設備に都合よく設けることができる。
図3に戻って、Xコンデンサネットワーク410は、通常、適切な絶縁種別、例えば、EN132400によるX1、X2、Y1又はY2の値の3つのコンデンサから構成される。高い値が流される抵抗は、いずれのコンデンサと並列に結合されている。これらのコンデンサは、対称型の減衰を提供している。これらは、非対称のラジオ周波数のノイズのために、いずれの位相とコンデンサスター結線の端子90の間に低インピーダンスのパス(経路)を提供もしている。半導体リレー回路420は、故障の場合、スイッチがオフして、アースからコンデンサスター結線の端子90を分離する。2つの制御入力が半導体リレー回路420に備えられ、一方が補助電源450からであり、抑制信号がレベル識別器430からである。スイッチオンで、補助電源450からの出力電圧がなくなり、リレーは開回路となる。これは、突入電流が、相互コンダクタンス増幅器460を通って、アースに流れるのを回避している。抑制入力は、ライン故障事象で、リレーを開回路にさせている。これは、コンデンサスター結線の端子90から、アースに、相互コンダクタンス増幅器460を介して流れる電流を回避している。半導体リレー回路420は、RF(ラジオ周波数)電流を妨げるオン状態の残留インピーダンスを備えている。
ハイパスフィルタ470は、コンデンサスター結線の端子電圧Vsを調節している。これは、電力周波数を拒否し、ラジオ周波数を相互コンダクタンス増幅器の入力461に通し、相互コンダクタンス増幅器460の伝達関数が、B(f)として示され、例えば、150kHZのブレークポイントを持っている。
相互コンダクタンス増幅器460は、差動電圧入力Vによって制御される電流出力Iを備えており、周波数依存する伝達関数G(f)によって特徴づけられる。それゆえ、出力電流は、
Figure 2011501631
である。
通常、G(f)は、従来技術で公知のように、振動及び不安点を導く過度の位相シフトを避けるために、遅れを導く回路を用いて修正される。過電流及び過電圧保護が、高電位テストの間及びラインの過渡応答から、相互コンダクタンス増幅器を保護するために設けられている。DCバイアスが、内部フィードバック抵抗を介して設けられている。相互コンダクタンス増幅器460は、電圧増幅器、又は、従来技術で知られている他のアクティブなシャント(短絡)装置によって置き換え可能である。
スター結線の端子からアースへのインピーダンス
上記方程式から、スター結線の端子とアース間の周波数依存のインピーダンスは、Z(f)=V/I=1/B(f)・G(f)である。SSR(半導体リレー装置)のオン状態の残留インピーダンスは、Zに関連しないことに注意が必要である。
高減衰の中央バンド(中央帯域)
短絡路は、コンデンサスター結線の端子415からアースへの中央バンド(HPF(ハイパスフィルタ)のブレークポイント)での低RFインピーダンスを提供している。通常、Zは、高い非対称の減衰となる1オームより小さい。B(f)とG(f)は、実成分を持っているため、Zベクトルは、実成分を持っている。ハイパスフィルタ(HPF)のブレークポイントで、Zは、ほとんど正の抵抗値である。パッシブ(受身)のLCフィルタは、特性周波数で、下に減衰する共鳴を示している。本発明は、むしろLRフィルタに近く、過度の共鳴を回避している。
通常モードの低アース漏れ電流
電力周波数で、ハイパスフィルタ470は、スター結線の端子電圧Vsを強く減衰し、Vは、ゼロに近づく。それゆえ、相互コンダクタンス増幅器460は、電力周波数で、実質的にゼロの電流を生成し、アース漏れ電流は、最小化される。電力周波数で、Zは開回路に近づく。
スイッチオンでの低アース漏れ電流
スイッチオン状態で、半導体リレー回路420は、補助の電源450がオフになるため、開回路になる。このように、スター結線の端子電圧Vは、ピークの線間電圧になり、アース電流は、相互コンダクタンス増幅器460を介して流れない。このように、アース突入漏れ電流は、最小化される。一方で、パッシブ(受身)のLCフィルタでは、大きな突入漏れ電流が通常である。
故障モードでの低アース漏れ電流
通常状態で、スター結線の端子電圧Vsは、電力周波数(主に基本周波数及び低次の高調波)で、変化する。これは、相電圧の不均衡、及び、相負荷の不均衡のためである。20Vrms(実効値)までの電圧が標準的である。これらの状況下で、半導体リレー回路420は、閉を保っている。故障状況下で、アースに対するスター結線の端子電圧は、極めて増加する。TN電力供給では、コンデンサスター結線の端子は、単一の故障では、0.5*Vpに増加し、2つの故障では、Vpに増加する。ここで、Vpは、中性有効電圧に対する相電圧である。IT電力供給では、スター結線の端子電圧は、単一の故障では、Vpになる。全てのこれらの状態で、レベル識別器430は、抑制信号を供給し、半導体リレー回路を開にする。これは、回路の時間遅れ及び積分要素の時間定数に依存する所定時間内に起きる。このように、故障の間、受動のLCフィルタによって起きる定常状態の高アース漏れ電流は、避けられる。ITシステムでは、故障時のフィルタへの損傷や好ましくないシステムのトリップの危険のため、受動LCフィルタを使用することは、通例ではない。本発明の実施例のフィルタは、フィルタとシステムのいずれか一方の危険のないITシステム上に設けられる。
高電圧絶縁方法
図4に関連して、相とアース相との間の電圧耐性は、従来の受動LCフィルタと同等である。絶縁構成要素は、対応する安全基準に応じたコンデンサ及び抵抗である。
これは、好ましくは、自己回復サージ型のコンデンサ、かつ、高インピーダンス、高電圧サージ型の抵抗であることを意味している。Xコンデンサネットワークは、相間の絶縁を提供し、受動LCフィルタと等価である。本発明では、アースへの接続は、スター結線の端子からのみ形成される。5つのアース接続端子がある。これらは、図で「HV」と記されている。これらの端子に用いられる構成要素は、アース絶縁を提供する。すべての絶縁構成要素の回路配置と設置は、適切なクリープ(配線の引き回し)とクリアランス(配線同士の距離)を考慮に入れなければならない。他の絶縁方法も可能である。
過渡状態での耐性
回路は、伝導される過渡の全ての形態(サージ、バースト(Burst)、及び、静電放電(ESD))に対応している。これらのうちで、圧倒的に深刻であるのは、サージである。対称のサージが、通常、Xコンデンサを通過する。能動(アクティブ)の回路は、非対称のサージ事象に耐えうるように適合されている。サージ電流は、スター結線の端子から、半導体リレー回路420及び相互コンダクタンス増幅器460を流れる。半導体リレー回路420及び相互コンダクタンス増幅器460の電力半導体は、内部電流制限値によって、過電流からいずれも保護される。相互コンダクタンス増幅器460と半導体リレー回路420は、並列接続したバリスタによって、過電圧からいずれも保護される。これらは、図4で、「S」と記されている。上記されている高電圧対策及び過渡状態の保護手段は、高電位試験の間のダメージから能動回路を保護している。実施例のフィルタは、対応するフィルタ規格で必要とされるように、DC高電位試験を前提としている。
図7は、本発明の一側面による、2つの同一のモジュール800a/800bを用いた2段のフィルタの具体例の一例を示している。いずれのモジュールも、電力回路遮断機PCBを実現し、かつ、相互コンダクタンス増幅器460a/460b、ハイパスフィルタ470a/470b、半導体リレー回路(SSR)のスイッチ420a/420b、Xコンデンサ410a/410b、及び、識別器430a/430bを備えている。重要なのは、線側(電源側)のモジュール800aのための電力ラインは、クロストークを避けるために、中央のコア403で、180度回転させている。いずれのモジュール800a/800bは、相導線700と接続するために、IDC装置405a/405bを備えている。
IDC接続器405a/405bは、特に、いずれの型の導線700のために設計されなければならなく、かつ、導線が絶縁されていないのであれば、いずれの考えられるケーブルのために設計することは実用的でない。図8は、図7の具体例と等価の、線側(電源側)インダクタンス401と負荷側インダクタンス402との間の相導線700にIDC接続やガルバニック接続しない2段フィルタを備えた本発明の他の実施例を示している。この場合、モジュール800a/800bは、線側(電源側)端末409aと負荷側端末409bで、相導線700とそれぞれ接続している。ノイズ線417a/417b、及び、センス線415a/415bは、線側(電源側)チョーク401と負荷側チョーク402を通過するため、これらの線の誘導電磁界は、導線700のトータルの電磁界に等しい。それゆえ、センス線415a/415bによって検知される電圧は、前の例のように、Xネットワークがチョークの間に挿入されるのと同じである。
それゆえ、フィルタは、図7のフィルタと電気的に等価であり、本質的に同じ周波数応答をする。センス線415a/415b、及び、ノイズ線417a/417bが、インダクタ401、402を通るため、インダクタ401、402の間の接続と等価のバーチャル短絡端子(VSN)を形成している。ケーブル長さの増加は、既に示されたように、ケーブルのインピーダンスは、増幅器のゲインによって補償されるため、重大ではない。
本発明のフィルタの1つの利点は、RCD装置と適合し、常に低アース漏れ電流を保持することである。他の利点は、電力線が、通常、巻き線なしにフィルタを通過するシンプルなインダクタ構成であることである。

Claims (14)

  1. 電力線(700)のノイズ成分をフィルタリングするためのEMCフィルタにおいて、
    電力線に、少なくとも1つのインダクタ(401)と、
    電力線の前記ノイズ成分を示すノイズ信号(V)を供給するハイパスフィルタ(470)を備えた、少なくとも与えられた周波数バンド内で、電力線の前記ノイズ成分を短絡するためのシャントモジュール(800)と、及び、
    前記ノイズ信号(V)に対応する制御源(460)とを備え、
    前記ノイズ信号(V)によって制御される電流をアースに短絡させることを特徴とするEMCフィルタ。
  2. 請求項1に記載のEMCフィルタにおいて、
    電力線は、三相線であり、かつ、
    スター結線の端子(90)を備えるコンデンサネットワーク(410)を備え、
    前記制御源は、前記スター結線の端子(90)と接地電位との間に接続され、かつ、ハイパスフィルタ(470)の入力は、前記スター結線の端子(90)に接続されていることを特徴とするEMCフィルタ。
  3. 請求項1又は2に記載のEMCフィルタにおいて、
    スイッチユニット(420)を更に備え、
    故障状態を検知し、かつ、
    この故障事象の場合に、電力線から制御源(460)を分離することを特徴とするEMCフィルタ。
  4. 請求項2に記載のEMCフィルタにおいて、
    スター結線の端子(90)と制御源(460)との間に配置されたスイッチユニット(420)と、
    スター結線の端子(90)の電位に対応する電圧識別器(430)とを更に備え、
    スター結線の端子(90)の電位が所定のリミットを越えた場合に、故障状態を検知し、かつ、
    この故障事象の場合に、電力線から制御源(460)を分離することを特徴とするEMCフィルタ。
  5. 請求項4に記載のEMCフィルタにおいて、
    電圧識別器(430)によって検知される故障状態の信号を送るためのエラー出力をさらに備えることを特徴とするEMCフィルタ。
  6. 請求項4に記載のEMCフィルタにおいて、
    前記スイッチユニットは、半導体リレー回路を備えることを特徴とするEMCフィルタ。
  7. 請求項4に記載のEMCフィルタにおいて、
    前記スイッチユニットは、突入電流を妨げるために、電源オンで、電力線から制御源(460)を分離することを特徴とするEMCフィルタ。
  8. 請求項1乃至7のいずれかに記載のEMCフィルタにおいて、
    ハイパスフィルタ(470)の入力に、分離したセンス線 (415)を備えることを特徴とするEMCフィルタ。
  9. 請求項1乃至8のいずれかに記載のEMCフィルタにおいて、
    少なくとも周波数バンドで、入力電位を一定値に安定化する傾向がある負フィードバックループを備えることを特徴とするEMCフィルタ。
  10. 請求項1乃至9のいずれかに記載のEMCフィルタにおいて、
    アース電位から電圧導線を絶縁するために、少なくとも1つの高電圧定格のコンデンサ、及び/又は、少なくとも1つの高電圧定格の抵抗を備えることを特徴とするEMCフィルタ。
  11. 請求項1乃至10のいずれかに記載のEMCフィルタにおいて、
    電力線(700)に、少なくとも1つの絶縁置換コネクタ(405)を備えることを特徴とするEMCフィルタ。
  12. 請求項1乃至11のいずれかに記載のEMCフィルタにおいて、
    少なくとも、線側(電源側)端末(409a)と負荷側端末(409b)とを備え、
    少なくとも1つのバーチャル短絡端子を備え、
    短絡モジュールは、バーチャル短絡端子を介して、線側(電源側)端末(409a)又は負荷側端末(409b)と直接接続されていることを特徴とするEMCフィルタ。
  13. 少なくとも与えられた周波数バンド内で、電力線の前記ノイズ成分を短絡するための能動シャントモジュール(800)において、
    電力線のノイズ成分を示すノイズ信号(V)を供給するハイパスフィルタ(470)と、
    前記ノイズ信号(V)によって制御される電流をアースに短絡する、前記ノイズ信号(V)に対応する制御源(460)とを備えることを特徴とする能動シャントモジュール(800)。
  14. 請求項13に記載の能動シャントモジュール(800)において、
    電力線は、三相線であり、かつ、
    スター結線の端子(90)を備えるコンデンサネットワーク(410)を備え、
    前記制御源は、前記スター結線の端子(90)と接地電位との間に接続され、かつ、
    ハイパスフィルタ(470)の入力は、前記スター結線の端子(90)に接続され、かつ、スイッチユニット(420)を備え、
    故障状態を検知し、かつ、この故障事象の場合に、電力線から制御源(460)を分離することを特徴とする能動シャントモジュール(800)。
JP2010528277A 2007-10-10 2007-10-10 Emcフィルタ Active JP5345148B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/EP2007/060763 WO2009046762A1 (en) 2007-10-10 2007-10-10 Emc filter

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011501631A true JP2011501631A (ja) 2011-01-06
JP5345148B2 JP5345148B2 (ja) 2013-11-20

Family

ID=39720591

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010528277A Active JP5345148B2 (ja) 2007-10-10 2007-10-10 Emcフィルタ

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7944326B2 (ja)
JP (1) JP5345148B2 (ja)
CN (1) CN101897109B (ja)
DE (1) DE112007003682T5 (ja)
WO (1) WO2009046762A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013524758A (ja) * 2010-04-07 2013-06-17 エスエムエー ソーラー テクノロジー アーゲー インバータの動作制御のための方法
JP2017118387A (ja) * 2015-12-25 2017-06-29 富士電機株式会社 ノイズフィルタ

Families Citing this family (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102011076877A1 (de) * 2011-06-01 2012-12-06 Siemens Aktiengesellschaft Adaptiver Netzfilter
US9774189B2 (en) * 2011-07-18 2017-09-26 Enphase Energy, Inc. Method and apparatus for multi-phase power conversion having modified burst current
CN103650309B (zh) * 2011-07-20 2016-04-27 惠普发展公司,有限责任合伙企业 具有动态滤波的电源***
US8270188B1 (en) * 2011-10-03 2012-09-18 Google Inc. Apparatus and methodology for generating an auxiliary low power output by using three-phase input power
US8866565B2 (en) 2011-12-22 2014-10-21 General Electric Company Systems and methods for providing an electric choke
WO2014048471A1 (en) 2012-09-26 2014-04-03 Schaffner Emv Ag Power line filter device
US9203298B2 (en) 2012-10-23 2015-12-01 Huawei Technologies Co., Ltd. Three-phase interleave converter with three-state switching cell
CN102931817B (zh) * 2012-10-23 2016-03-09 华为技术有限公司 一种三态开关单元三相交错变换器
US9048817B2 (en) 2013-03-29 2015-06-02 Hamilton Sundstrand Corporation Voltage fed feed forward active EMI filter
US8823448B1 (en) * 2013-03-29 2014-09-02 Hamilton Sundstrand Corporation Feed forward active EMI filters
JP2014241711A (ja) * 2013-04-19 2014-12-25 シャフナー・エーエムファウ・アクチェンゲゼルシャフト アクティブemcフィルタ
CN104254201A (zh) * 2013-06-27 2014-12-31 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 可减少电磁辐射的电子装置
EP3018766A1 (en) * 2014-11-10 2016-05-11 Epcos Ag Line filter and method of installing a line filter onto a system cable
DE202016104468U1 (de) * 2016-08-12 2016-08-24 Schaffner Emv Ag Filter mit Leiterplatte und Stromschienen
CN106487208B (zh) * 2016-11-28 2018-12-28 阳光电源股份有限公司 一种逆变器交流线缆对地共模电压的抑制方法及装置
DE102017113556C5 (de) 2017-06-20 2023-06-22 Tdk Electronics Ag Filter-Bauteil
DE102018103438A1 (de) * 2018-02-15 2019-08-22 Tdk Electronics Ag Kompensationsfilter und Verfahren zur Inbetriebnahme eines Kompensationsfilters
DE102018209740A1 (de) * 2018-06-18 2019-12-19 Robert Bosch Gmbh Elektrische Filtereinrichtung zum Filtern einer Gleichtaktstörung zwischen einer Stromquelle und einer Last
US11606849B2 (en) * 2019-06-28 2023-03-14 Texas Instruments Incorporated Active shunt filtering
WO2021046543A1 (en) * 2019-09-06 2021-03-11 Analog Power Conversion LLC Transient noise reduction filtering system
DE102020105832B4 (de) 2020-03-04 2022-03-17 EPA GmbH Verfahren und Vorrichtung zur Kompensation eines Ableitstroms
DE102021209437A1 (de) 2021-08-27 2023-03-02 Lenze Se Frequenzumrichter
EP4213381A1 (en) * 2022-01-18 2023-07-19 Schaffner EMV AG Emi filter with improved safety

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006008322A2 (en) * 2004-07-23 2006-01-26 Schaffner Emv Ag Emc filter

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5397927A (en) * 1992-08-25 1995-03-14 Helionetics, Inc. Active filter for reducing non-fundamental currents and voltages
GB9713878D0 (en) 1997-06-30 1997-09-03 Roxburgh Electronics Ltd Mains filtering circuit
DE19736786A1 (de) * 1997-08-23 1999-02-25 Asea Brown Boveri U-Umrichter
DE29800567U1 (de) * 1998-01-14 1998-04-09 Siemens AG, 80333 München Filteranordnung zur Dämpfung für Umrichter mit geregeltem Spannungszwischenkreis und sinusförmigen Phasenströmen
US6122183A (en) * 1998-11-24 2000-09-19 Lucent Technologies Inc. Two-stage, three-phase boost converter with reduced total harmonic distortion
ATE312428T1 (de) 1999-07-16 2005-12-15 Schaffner Emv Ag Netzfilter
US6775157B2 (en) * 2002-06-25 2004-08-10 International Rectifier Corporation Closed loop active EMI filter for reducing common or differential noise based on an error value
US6898092B2 (en) * 2003-06-25 2005-05-24 Picor Corporation EMI filter circuit
DE112005003418T5 (de) * 2005-02-09 2007-12-20 Schaffner Emv Ag Aktiver EMV Filter für Maschinenwerkzeuge
CN101507112A (zh) * 2006-08-15 2009-08-12 沙夫纳Emv股份公司 低泄漏emc滤波器

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006008322A2 (en) * 2004-07-23 2006-01-26 Schaffner Emv Ag Emc filter

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013524758A (ja) * 2010-04-07 2013-06-17 エスエムエー ソーラー テクノロジー アーゲー インバータの動作制御のための方法
JP2017118387A (ja) * 2015-12-25 2017-06-29 富士電機株式会社 ノイズフィルタ

Also Published As

Publication number Publication date
CN101897109B (zh) 2014-12-31
US7944326B2 (en) 2011-05-17
WO2009046762A1 (en) 2009-04-16
DE112007003682T5 (de) 2010-08-12
CN101897109A (zh) 2010-11-24
JP5345148B2 (ja) 2013-11-20
US20100182100A1 (en) 2010-07-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5345148B2 (ja) Emcフィルタ
US7050279B2 (en) Method and apparatus for high impedance grounding of medium voltage AC drives
US8878396B2 (en) Continuous uninterruptable AC grounding system for power system protection
US9013840B2 (en) Adaptive line filter
US7659797B2 (en) Low-leakage EMC filter
US8520355B2 (en) Methods and systems for transient voltage protection
JP6485662B2 (ja) コモンモードフィルターデバイス及び電気機器
CA2898791C (en) Measuring system for continuously monitoring a high-voltage bushing
USRE42866E1 (en) Ground fault circuit interrupter with enhanced radio frequency interference suppression
KR101748969B1 (ko) 전자 어셈블리 보호 장치
US20100309591A1 (en) Impedance-based current sensor
JP2015512238A (ja) 過渡サージ制御技術回路
US8599522B2 (en) Circuit interrupter with improved surge suppression
US9065274B2 (en) Connection apparatus circuit and high voltage surge protection method thereof
JP5508104B2 (ja) サージ試験回路
JP2002101505A (ja) 配電盤
US6567254B2 (en) Methods and systems for reducing clamp voltages in surge protection circuitry
JP4361923B2 (ja) Gpt付加型対地電圧抑制装置
JP6828839B2 (ja) スイッチング電源装置
US20230378749A1 (en) Interference filter arrangement with surge protection
EP1107415A2 (en) Residual current breaker
US11245325B2 (en) Compensation filter and method for activating a compensation filter
JPH05284732A (ja) 耐サージ用電源回路
PL225072B1 (pl) Układ zasilania urządzeń iskrobezpiecznych
JPH0759259A (ja) 三相四線式負荷回路

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120809

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120918

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20121214

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20121221

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20130117

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20130124

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130215

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130723

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130813

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5345148

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250