JP2011253447A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機 Download PDF

Info

Publication number
JP2011253447A
JP2011253447A JP2010128177A JP2010128177A JP2011253447A JP 2011253447 A JP2011253447 A JP 2011253447A JP 2010128177 A JP2010128177 A JP 2010128177A JP 2010128177 A JP2010128177 A JP 2010128177A JP 2011253447 A JP2011253447 A JP 2011253447A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bean
canister
beans
shooter
mill
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010128177A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5565110B2 (ja
Inventor
Mitsuru Arimura
充 有村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Retail Systems Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Retail Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Retail Systems Co Ltd filed Critical Fuji Electric Retail Systems Co Ltd
Priority to JP2010128177A priority Critical patent/JP5565110B2/ja
Publication of JP2011253447A publication Critical patent/JP2011253447A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5565110B2 publication Critical patent/JP5565110B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)

Abstract

【課題】豆シュータの内部の清掃を容易にするとともに、豆シュータを豆キャニスタとミルとの間に装着した場合に豆が豆シュータの外に飛び出して自動販売機本体内部を汚染することを防止する自動販売機を提供すること。
【解決手段】原料となる豆を収容する豆キャニスタ151と、豆を挽くコーヒーミル152と、豆キャニスタ151とコーヒーミル152との間に装着される場合には、豆導入口154aを通じて豆キャニスタ151より豆を受け入れ、豆吐出口154bを通じて豆をコーヒーミル152に投入する豆シュータ154とを備えた自動販売機において、豆導入口154aは、手指の進入を許容する開口面積を有しており、豆シュータ154が豆キャニスタ151とコーヒーミル152との間に装着される場合に、豆キャニスタ151から豆シュータ154への豆の払い出しを許容しつつ豆導入口154aを閉塞するカバー部材18を備えたものである。
【選択図】図5

Description

本発明は、自動販売機に関し、より詳細には、例えばコーヒー飲料等の商品をカップに供給して販売する自動販売機に関するものである。
この種の自動販売機として、特許文献1に示されたものが知られている。すなわち、いずかの商品選択ボタンが押下された場合に、該当する商品を自動販売機本体内部で調理し、調理した商品をカップに供給して取出口を臨む位置に搬送し、取り出し可能にするものである。
特開2004−246616号公報
上述した自動販売機では、レギュラーコーヒー飲料のような抽出飲料を抽出する抽出装置を備えている。かかる抽出装置は、コーヒー豆を収容する豆キャニスタと、豆キャニスタから供給されたコーヒー豆を挽くコーヒーミルと、コーヒーミルから供給された挽き豆に別系統から供給された湯を注ぐことにより、レギュラーコーヒー飲料を抽出するコーヒーブリュアとを備えている。そして、豆キャニスタとコーヒーミルとの間には、豆導入口を通じて豆キャニスタよりコーヒー豆を受け入れ、豆吐出口を通じてコーヒー豆をコーヒーミルに投入する豆シュータが着脱可能に設けられている。
ところで、コーヒー豆は油分を多く含んでいるため、抽出飲料(レギュラーコーヒー飲料)の抽出頻度に応じて豆シュータの内部に徐々に油分が付着してしまう。この油分の付着を放置すると、抽出される抽出飲料の品質が低下し、風味が損なわれてしまう。また、豆シュータの内部に付着した油分は粘性があるため、該豆シュータの内壁にコーヒー豆が付着してしまい、不具合を招来する虞れがある。
しかしながら、豆シュータの豆導入口の開口面積は、豆キャニスタからの豆を受け入れるのに必要な大きさしかなく、豆シュータの内部を清掃することは困難であった。一方、豆導入口の開口面積を、豆シュータの内部の清掃が可能な程度に大きくすることは考えられるが、大きくしてしまうとコーヒーミルから跳ね返ったコーヒー豆が豆導入口から飛び出してしまい、自動販売機本体内部を汚染してしまう虞れがあった。
本発明は、上記実情に鑑みて、豆シュータの内部の清掃を容易にするとともに、豆シュータを豆キャニスタとミルとの間に装着した場合に豆が豆シュータの外に飛び出して自動販売機本体内部を汚染することを防止する自動販売機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る自動販売機は、原料となる豆を収容する豆キャニスタと、前記豆を挽くミルと、前記豆キャニスタと前記ミルとの間に着脱可能に配設され、前記豆キャニスタと前記ミルとの間に装着される場合には、豆導入口を通じて前記豆キャニスタより豆を受け入れ、豆吐出口を通じて豆を前記ミルに投入する豆シュータとを備え、前記ミルで挽いた豆と、供給された湯とから抽出飲料を抽出し、該抽出飲料を飲料容器に供給して販売する自動販売機において、前記豆導入口は、手指の進入を許容する開口面積を有しており、前記豆シュータが前記豆キャニスタと前記ミルとの間に装着される場合に、前記豆キャニスタから前記豆シュータへの豆の払い出しを許容しつつ前記豆導入口を閉塞するカバー部材を備えたことを特徴とする。
本発明の自動販売機によれば、豆導入口は、手指の進入を許容する開口面積を有しているので、豆シュータを豆キャニスタとミルとの間から離脱させて、該豆導入口より手指を進入させて豆シュータの内部を洗浄することができる。しかも、豆シュータが豆キャニスタとミルとの間に装着される場合に、カバー部材が豆キャニスタから豆シュータへの豆の払い出しを許容しつつ豆導入口を閉塞する態様で取り付けられているので、ミルから跳ね返った豆が豆導入口から飛び出してしまうことがない。よって、豆シュータの内部の清掃を容易にするとともに、豆シュータを豆キャニスタとミルとの間に装着した場合に豆が豆シュータの外に飛び出して自動販売機本体内部を汚染することを防止することができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態である自動販売機を示す正面図である。 図2は、本発明の実施の形態である自動販売機の内部構造を示す説明図である。 図3は、本発明の実施の形態である自動販売機を示す原理図である。 図4は、図2及び図3に示した抽出装置及び粉末原料供給装置の構造を示す説明図である。 図5は、図4に示した抽出装置の要部を示す説明図である。 図6は、図4及び図5に示した豆シュータを示す説明図である。 図7は、図4及び図5に示した豆シュータを示す説明図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係る自動販売機の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1〜図3は、それぞれ本発明の実施の形態である自動販売機を示すものであり、図1は正面図、図2は内部構造を示す説明図、図3は原理図である。ここで例示する自動販売機は、レギュラーコーヒー飲料の他、ココア等のインスタント飲料を販売するカップ式の飲料自動販売機であって、より具体的には、クリーム、砂糖、ココア等の粉末原料をカップの内部で調理するカップ内ミキシング方式の飲料自動販売機であり、前面が開口した箱状の本体キャビネット1と、本体キャビネット1の前面開口を閉塞する前面扉2とを備えている。
図2及び図3に示すように、本体キャビネット1の内部には、リザーバ11、温水タンク12、製氷器13、冷却水供給装置14、抽出装置15、粉末原料供給装置16及びカップ搬送装置17を備えて構成してある。
リザーバ11は、供給された水道水、あるいは図示せぬ給水タンクから供給された水を一時的に貯留するものである。このリザーバ11で一時的に貯留された水は、温水タンク12と製氷器13と冷却水供給装置14とに供給されるようにしている。
温水タンク12は、抽出装置15の他、調理位置に搬送されたカップCに供給する湯を貯留するもので、本体キャビネット1の内部上方右奥側、背壁に沿って設けてある。この温水タンク12には、ヒータ(図示せず)が内蔵してあり、リザーバ11から与えられた水を加熱して湯として貯留する。
このような温水タンク12には、複数(図3の例では2つ)の湯弁121,123が配設してある。一の湯弁121は、湯供給配管122を介して抽出装置15に接続してあり、該湯弁121を開成させることにより湯供給配管122を通じて抽出装置15に湯が供給されるようになっている。他の湯弁123は、湯供給配管124を介して調理位置に設けられたノズル125に接続してあり、該湯弁123を開成させることにより湯供給配管124を通じてノズル125に湯が供給されるようになっている。これにより、調理位置に搬送されたカップCに対してノズル125より湯が注出されることになる。
製氷器13は、リザーバ11から供給された水から調理用の氷を製造するもので、図2に示すように、本体キャビネット1の内部上方左奥側に取り付けてある。製氷器13は、図には明示しないが、円筒状の金属の内面に着氷した氷をオーガで連続的に掻き取り、上部に押し上げながら圧縮成形と切断とを行う製氷部と、製氷部でチップ状に形成された氷を貯蔵する氷ストッカー部とを備えている。氷ストッカー部にはアイスドアが設けてあり、このアイスドアは、氷供給配管131を介して調理位置に設けられたノズル(図示せず)に接続してある。アイスドアを開放させることにより、氷供給配管131を通じてノズルに氷が供給されるようになっている。これにより、調理位置に搬送されたカップCに対してノズルより氷が投入されることになる。
冷却水供給装置14は、冷却水生成配管141と冷却水供給配管142とを備えて構成してある。冷却水生成配管141は、給水弁143を介して給水配管111に接続してあり、これによりリザーバ11に連設してある。この冷却水生成配管141は、屈曲部141aが形成してあり、該屈曲部141aは冷却水槽144内に浸漬してある。冷却水供給配管142は、基端部が冷却水生成配管141に接続されるとともに、先端部が調理位置に設けられたノズル145に接続してあり、自身に設けられた冷却水供給弁146を開成させることにより調理位置に搬送されたカップCに対してノズル145より冷却水が注出されることになる。
図4は、図2及び図3に示した抽出装置15及び粉末原料供給装置16の構造を示す説明図であり、図5は、図4に示した抽出装置15の要部を示す説明図である。これら図4及び図5にも示すが、抽出装置15は、レギュラーコーヒー飲料を抽出するものであって、本体キャビネット1の内部上方右側に取り付けてある。抽出装置15は、上方から下方に向けて順に、豆キャニスタ151、コーヒーミル152、コーヒーブリュア153を備えている。
豆キャニスタ151は、例えば透光性のある樹脂材料から構成されており、内部にコーヒー豆を収容している。尚、本実施の形態における抽出装置15では2つの豆キャニスタ151を備えている。このような豆キャニスタ151は、内部に原料モータ(図示せず)が設けてあり、かかる原料モータが駆動することにより該豆キャニスタ151に収容されたコーヒー豆が下部に設けられた払出口151aより払い出されるようにしている。一方、原料モータが駆動停止することにより該豆キャニスタ151に収容されたコーヒー豆の払い出しが停止される。
コーヒーミル152は、供給されたコーヒー豆を挽くものである。このコーヒーミル152は、詳細は図示しないが、内部にシュート(水平方向に延びる円筒状の空間)が形成されたミル本体と、シュートに挿通され、外周に螺旋状の刃が形成されたオーガと、オーガを回転させるモータとを有している。そして、モータがオーガを回転させることによりコーヒーミル152に供給された豆は入口から出口に向けて送られ、その途中で粉砕されるようになっている。このようなコーヒーミル152においては、ミル本体が豆キャニスタ151と同様に、例えば樹脂材料から構成されている。
このような豆キャニスタ151とコーヒーミル152との間には、豆シュータ154が着脱可能に設けてある。豆シュータ154は、例えば樹脂材料から構成されるもので、図6に示すように、内部が中空となる容器であり、豆導入口154aと豆吐出口154bとが形成してある。豆導入口154aは、豆シュータ154が豆キャニスタ151とコーヒーミル152との間に締結部材155を介して装着された場合に、豆キャニスタ151から豆を受け入れるための開口である。豆吐出口154bは、コーヒーミル152に豆を投入する開口である。
つまり、豆シュータ154は、豆キャニスタ151とコーヒーミル152との間に装着される場合には、豆導入口154aを通じて豆キャニスタ151より豆を受け入れ、豆吐出口154bを通じて豆をコーヒーミル152に投入するものである。そして、豆導入口154aは、開口面積が手指の進入を許容する大きさを有しており、長孔状に形成されている。
このような豆シュータ154が豆キャニスタ151とコーヒーミル152との間に装着される場合には、図4及び図7に示すようなカバー部材18が豆シュータ154と豆キャニスタ151との間に取り付けられる。カバー部材18は、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)等の樹脂材からなる薄膜状のシート材であり、豆導入口154aを覆うのに十分な大きさを有するものである。このカバー部材18には、2つの豆キャニスタ151に対応する形態で2つの開口18a,18bが形成されているとともに、該開口18a,18bの一縁部には舌片状の係止片181が形成されている。
このようなカバー部材18は、自身に形成された開口18a,18bに豆キャニスタ151の払出口151aを形成する部位を相対的に挿通させた状態で自身の係止片181が豆キャニスタ151の下部に係止されることにより取り付けられる。そして、その後に豆シュータ154が装着されることにより、カバー部材18は、豆シュータ154の豆導入口154aを閉塞する。つまり、カバー部材18は、豆キャニスタ151とコーヒーミル152との間に豆シュータ154が装着される場合に、豆キャニスタ151から豆シュータ154への豆の払い出しを許容しつつ豆導入口154aを閉塞するものである。
コーヒーブリュア153は、コーヒーミル152から供給された挽き豆に温水タンク12から供給された湯を注ぐことにより、レギュラーコーヒー飲料を抽出するものである。コーヒーブリュア153は、コーヒー供給配管156を介して調理位置に設けられたノズル157に接続してあり、かかるコーヒー供給配管156を通じて該ノズル157にレギュラーコーヒー飲料が供給されるようになっている。これにより、調理位置に搬送されたカップCに対してノズル157よりレギュラーコーヒー飲料が注出されることになる。
粉末原料供給装置16は、クリーム、砂糖等の粉末原料を原料毎に収容し、必要に応じて払い出すもので、図2に示すように、本体キャビネット1の内部上方中央に設けてある。粉末原料供給装置16は、複数の原料キャニスタ161と、原料キャニスタ161毎に設けられた原料シュータ162とを備えている。
原料キャニスタ161は、粉末原料を収容して払い出す容器であり、上面が前下がりとなるように傾斜しており、この上面に原料投入口(図示せず)が形成してある。また、原料投入口は、開閉可能な蓋によって閉成してあり、粉末原料に異物が混入しないようになっている。また、原料キャニスタ161の底部には、螺旋状に形成されたスクリュ(図示せず)が回転可能に設けられ、原料キャニスタ161の奥に取り付けた原料モータが駆動すると、スクリュが回転し、原料キャニスタ161の底部前面に形成された原料払出口(図示せず)から粉末原料が払い出されるようになっている。
原料シュータ162は、対応する原料キャニスタ161から払い出された粉末原料を受け取り、一時的に収容するもので、原料キャニスタ161の前方から下方に延びる筒状をなしている。
カップ搬送装置17は、図示せぬカップ供給位置において供給されたカップCを受取位置を経由して調理位置に搬送した後、後述する取出口21を臨む販売位置に搬送するものであって、本体キャビネット1の内部中央、粉末原料供給装置16の下方側に設けてある。カップ搬送装置17は、カップ供給位置において供給されたカップCを把持するカップ把持部171と、カップ把持部171が把持したカップCを左右方向及び前後方向に搬送する搬送機構172とを備えている。
搬送機構172は、販売待機状態においてカップ把持部171を販売位置に待機させるものである。その後に商品が選択されると、カップ供給位置にカップ把持部171を搬送し、カップ供給装置から供給されたカップCをカップ把持部171に把持させるものである。カップ供給位置にてカップ把持部171にカップCを把持させた後、搬送機構172は、カップ把持部171を受取位置に搬送する。ここで受取位置は、原料キャニスタ161から原料シュータ162に払い出された粉末原料を受け取る位置であって、粉末原料が払い出された原料シュータ162の下方が受取位置になる。例えばクリーム・砂糖入りレギュラーコーヒー飲料を販売する場合には、原料キャニスタ161から払い出されたクリームが一時的に収容される原料シュータ162の下方、並びに原料キャニスタ161から払い出された砂糖が一時的に収容される原料シュータ162の下方が受取位置になる。
そして、カップCを把持するカップ把持部171を受取位置に順次搬送させることにより、カップC内に所望の粉末原料が投入される。その後、搬送機構172は、当該カップCを把持するカップ把持部171を調理位置に搬送する。調理位置は、湯、レギュラーコーヒー飲料が注出される他、冷却水や氷が供給される位置であって、カップC内の飲料を撹拌するパドル19が昇降可能に設けてある。この調理位置にて湯、冷却水、あるいはレギュラーコーヒー飲料の注出が完了すると、搬送機構172は、カップCを把持するカップ把持部171を販売位置に搬送し、これにより、所望の商品がカップCに投入された状態で利用者に提供することが可能になる。
前面扉2は、本体キャビネット1の前面開口を開閉可能となる態様で該本体キャビネット1の一側縁部に揺動可能に配設してあり、閉扉動作した場合に、本体キャビネット1の前面開口を閉塞するものである。この前面扉2は、図1に示すように、中程中央に取出口21が設けてあり、その右方側に投入金額を表示する一体表示器22、硬貨を投入するための硬貨投入口23、返却レバー24が設けてある。また、取出口21の左方側には紙幣挿入口25が設けてあり、前面扉2の下部右側には硬貨返却口26が設けてある。
上記前面扉2の上半分には、商品選択ボタン27及び調合ボタン群28が設けてある。商品選択ボタン27は、前面扉2の上半分に複数配設してある。これら商品選択ボタン27は、商品毎に設けてある。当該商品のイメージが描かれたフレーバーカード29に対応して設けてある。
上記商品選択ボタン27は、後述する調合ボタン281が押下されることなく自身が押下された場合には、予め決められた調合成分、すなわちコーヒー豆、クリーム及び砂糖が標準量で混合された商品の選択を示す、あるいは氷入り商品の選択を示す入力手段である。
調合ボタン群28は、予め決められた調合成分である砂糖、クリーム及びコーヒー豆毎に設けられ、各調合成分の量を調整するための調合ボタン281の集合体となるものである。また、このような調合ボタン群28には、ブラックを選択する調合ボタン281を有している。この調合ボタン281は、コーヒー豆以外の調合成分(砂糖及びクリーム)の投入を禁止するものである。
以上のような構成を有する自動販売機は、次のようにして商品が販売される。硬貨投入口23、あるいは紙幣挿入口25から販売される商品の対価以上の硬貨又は紙幣が投入されると、該当する商品の商品選択ボタン27、並びに調合ボタン281を有効化させる。
このような状態で調合ボタン281が押下されることなく、レギュラーコーヒー飲料の加温商品用の商品選択ボタン27が押下されたとする。上述したように、商品選択ボタン27は、調合ボタン281が押下されることなく自身が押下された場合には、コーヒー豆、クリーム及び砂糖が標準量で混合された商品の選択を示す入力手段であるから、カップ供給装置から供給されたカップCには、所定の受取位置(クリームが一時的に収容される原料シュータ162の下方、並びに砂糖が一時的に収容される原料シュータ162の下方)にてクリーム及び砂糖が投入される。また、これと同時に抽出装置15においてレギュラーコーヒー飲料の抽出が行われる。
そして、受取位置にて粉末原料が投入されたカップCは、調理位置に搬送されて、抽出装置15から抽出されたレギュラーコーヒー飲料が注出されるとともに、パドル19により撹拌される。レギュラーコーヒー飲料の注出が完了すると、カップCは、販売位置に搬送され、取出口21を通じて利用者に提供され、これにより商品(レギュラーコーヒー飲料)が販売されることになる。
次に、利用者によりブラックの調合ボタン281が押下されてからレギュラーコーヒー飲料の加温商品用の商品選択ボタン27が押下されたとする。この場合には、ブラックのレギュラーコーヒー飲料が選択されたと判断して、次のようにして販売される。すなわち、抽出装置15においてレギュラーコーヒー飲料の抽出が行われるのと同時に、カップ供給装置から供給されたカップCは調理位置に搬送され、該カップCに抽出装置15から抽出されたレギュラーコーヒー飲料が注出される。注出が完了すると、カップCは、販売位置に搬送され、取出口21を通じて利用者に提供され、これにより商品(ブラックのレギュラーコーヒー飲料)が販売されることになる。
そして、このような自動販売機においては、抽出装置15を構成する豆シュータ154の豆導入口154aは、手指の進入を許容する開口面積を有していることから、豆シュータ154を豆キャニスタ151とコーヒーミル152との間から離脱させて、該豆導入口154aより手指を進入させて豆シュータ154の内部を洗浄することができ、これにより付着したコーヒー豆の油分等を洗い落とすことができる。しかも、豆シュータ154が豆キャニスタ151とコーヒーミル152との間に装着される場合に、カバー部材18が豆キャニスタ151から豆シュータ154への豆の払い出しを許容しつつ豆導入口154aを閉塞する態様で取り付けられているので、コーヒーミル152から跳ね返ったコーヒー豆が豆導入口154aから飛び出してしまうことがない。
よって、本発明の実施の形態である自動販売機によれば、豆シュータ154の内部の清掃を容易にするとともに、豆シュータ154を豆キャニスタ151とコーヒーミル152との間に装着した場合に豆が豆シュータ154の外に飛び出して本体キャビネット1の内部を汚染することを防止することができる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明これに限定されるものではなく、種々の変更を行うことができる。例えば、上述した実施の形態では、抽出装置15を構成する豆キャニスタ151は2つ設けられていたが、本発明においては、豆キャニスタ151の数は限定されず、3つ以上設けられていても良いし、単数であっても構わない。また、豆シュータ154の豆導入口154aは、1つだけ設けられていたが、本発明においては、豆導入口は複数設けられていても良い。このように豆導入口が複数設けられている場合には、少なくとも1つの開口面積が手指の進入を許容する大きさであればよい。
以上のように、本発明に係る自動販売機は、例えばコーヒー飲料等の商品をカップに投入された状態で販売するのに有用である。
1 本体キャビネット
2 前面扉
11 リザーバ
12 温水タンク
13 製氷器
14 冷却水供給装置
15 抽出装置
151 豆キャニスタ
152 コーヒーミル
153 コーヒーブリュア
154 豆シュータ
154a 豆導入口
154b 豆吐出口
16 粉末原料供給装置
17 カップ搬送装置
18 カバー部材
18a 開口
18b 開口
181 係止片
19 パドル
C カップ

Claims (1)

  1. 原料となる豆を収容する豆キャニスタと、
    前記豆を挽くミルと、
    前記豆キャニスタと前記ミルとの間に着脱可能に配設され、前記豆キャニスタと前記ミルとの間に装着される場合には、豆導入口を通じて前記豆キャニスタより豆を受け入れ、豆吐出口を通じて豆を前記ミルに投入する豆シュータと
    を備え、前記ミルで挽いた豆と、供給された湯とから抽出飲料を抽出し、該抽出飲料を飲料容器に供給して販売する自動販売機において、
    前記豆導入口は、手指の進入を許容する開口面積を有しており、
    前記豆シュータが前記豆キャニスタと前記ミルとの間に装着される場合に、前記豆キャニスタから前記豆シュータへの豆の払い出しを許容しつつ前記豆導入口を閉塞するカバー部材を備えたことを特徴とする自動販売機。
JP2010128177A 2010-06-03 2010-06-03 自動販売機 Expired - Fee Related JP5565110B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010128177A JP5565110B2 (ja) 2010-06-03 2010-06-03 自動販売機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010128177A JP5565110B2 (ja) 2010-06-03 2010-06-03 自動販売機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011253447A true JP2011253447A (ja) 2011-12-15
JP5565110B2 JP5565110B2 (ja) 2014-08-06

Family

ID=45417312

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010128177A Expired - Fee Related JP5565110B2 (ja) 2010-06-03 2010-06-03 自動販売機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5565110B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63262793A (ja) * 1987-04-21 1988-10-31 松下冷機株式会社 コ−ヒ−等の供給装置
JP2006301949A (ja) * 2005-04-20 2006-11-02 Toshiba Electric Appliance Co Ltd 飲料提供装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63262793A (ja) * 1987-04-21 1988-10-31 松下冷機株式会社 コ−ヒ−等の供給装置
JP2006301949A (ja) * 2005-04-20 2006-11-02 Toshiba Electric Appliance Co Ltd 飲料提供装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5565110B2 (ja) 2014-08-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1690481B1 (en) Beverage dispenser
JP2016038624A (ja) カップ内飲料調合方法
JP5338509B2 (ja) カップ式飲料自動販売機
JP5565110B2 (ja) 自動販売機
JP5526830B2 (ja) 自動販売機
JP2012146255A (ja) カップ式自動販売機
JP5691506B2 (ja) 飲料製造装置
JP2010108015A (ja) カップ式自動販売機
JP5565109B2 (ja) 自動販売機
JP5521593B2 (ja) 自動販売機
JP5560919B2 (ja) 自動販売機
JP6631062B2 (ja) 飲料ディスペンサ
JP6443026B2 (ja) カップ式飲料自動販売機
JP2009252216A (ja) カップ式飲料自動販売機
JP5569155B2 (ja) 自動販売機
JP7435253B2 (ja) カップ式自動販売機
JP5720464B2 (ja) カップ式自動販売機
JP5564970B2 (ja) カップ式自動販売機
JP5488075B2 (ja) カップ式飲料自動販売機
JP2011253445A (ja) 自動販売機
JP2007148895A (ja) カップ式飲料自動販売機
JP2011253457A (ja) 自動販売機
JP2011253458A (ja) 自動販売機
JP2012108641A (ja) 粉末原料供給装置
JP2000276651A (ja) カップ式飲料自動販売機

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20121025

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130313

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140214

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140225

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140423

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140520

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140602

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5565110

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees