JP2011251639A - ベビーカー - Google Patents
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Abstract
【課題】ベビーカーにおいて、乳幼児を極力良い環境に保ちつつ、安定性も確保する。
【解決手段】前記乳幼児を搭載する座席3を、地上走行する台車2と分離し、それらの間に昇降機構4を介在して座席3の高さを変化可能にするとともに、その昇降機構4を、制御装置5が、環境情報取得部Sの各センサS1〜S7で取得された周囲の環境情報に応じて駆動する。たとえば気温が高い場合、路面温度が高い場合、排気ガス濃度が高い場合に、座席3を上昇させ、路面の凹凸が激しい場合や傾斜がきつい場合に、その上昇を制限する。したがって、悪い環境から乳幼児を保護しつつ、むやみに座席3を上昇させて重心が高くなって不安定になるようなことも防止することができる。
【選択図】図1
【解決手段】前記乳幼児を搭載する座席3を、地上走行する台車2と分離し、それらの間に昇降機構4を介在して座席3の高さを変化可能にするとともに、その昇降機構4を、制御装置5が、環境情報取得部Sの各センサS1〜S7で取得された周囲の環境情報に応じて駆動する。たとえば気温が高い場合、路面温度が高い場合、排気ガス濃度が高い場合に、座席3を上昇させ、路面の凹凸が激しい場合や傾斜がきつい場合に、その上昇を制限する。したがって、悪い環境から乳幼児を保護しつつ、むやみに座席3を上昇させて重心が高くなって不安定になるようなことも防止することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、ベビーカーに関する。
前記ベビーカーは、乳幼児を屋外に連れ出す際の運搬具として使用されており、近年では、狭小な生活道路の舗装や、弱者対策によるエレベータやエスカレータなどの昇降機の普及が進み、走行の障害が少なくなっている。
しかしながら、舗装された道路は、未舗装の道路に比べ、ベビーカーでの移動の障害となる凹凸や小石などが少なく、また、土などと比べ、路面の抵抗が少なく、走行し易いというメリットがあるものの、未舗装の道路に比べ、温度変化が激しいという問題がある。我が国の一般的な道路は、アスファルトやコンクリートで舗装されていることが多く、夏場などにおいては、アスファルトの路面温度は60℃以上になることが知られており、表面付近に近付くほど、気温が一気に上昇する。また、アスファルトなどが放射する放射熱によって、路面に近付くほど、体感温度が高くなる。このため、ベビーカーに乗った乳幼児は、ベビーカーを押している親が感じるより高い温度と放射熱に曝されている。また、冬季で、寒冷地においては、路面への降雪や凍結など、路面付近が非常に低い気温となっており、夏季とは反対に、乳幼児が低温や寒風に曝される状況になる。
そこで、夏季のベビーカーの座席付近における温度上昇対策として、特許文献1や特許文献2が提案されている。特許文献1では、ベビーカーのシート下部の下かごの壁に熱反射材を使用することで、路面からの反射熱の影響を抑える方法が開示されている。また、特許文献2では、シート下部に一定の隙間を設けて保冷材を配置することが提案されている。
特許文献1の従来技術では、路面からの反射熱の影響を抑えられるものの、路面付近の熱気に対しては効果が無い。また、特許文献2の従来技術では、保冷剤の交換が面倒であるとともに、シートの温度を下げているが、乳幼児の前面(顔や足)に当たる路面からの反射熱や熱気は軽減されず、体表の温度は上昇し、シート側の温度との差が大きくなり、体調を崩す恐れもある。
ところで、そのような路面付近の寒暖の厳しい環境を避けるためには、乳幼児が乗る座面を、高目に設けておくことが考えられる。しかしながら、そのような構成では、重心が高くなり、ベビーカーの使用上限年齢付近の幼児になると、重い体重で不安定になるという問題がある。
本発明の目的は、周囲の悪い環境から乳幼児を保護しつつ、むやみに荷台を高くして不安定になるようなことも防止することができるベビーカーを提供することである。
本発明のベビーカーは、地上走行する台車と、乳幼児を積載する荷台と、前記台車に搭載されて前記荷台を支持し、該荷台を昇降変位する昇降機構と、周囲の環境情報を取得する環境情報取得部と、前記環境情報に応答して、前記荷台の高さを決定し、前記昇降機構を駆動する制御装置とを含むことを特徴とする。
上記の構成によれば、ベビーカーにおいて、乳幼児を搭載する荷台を、地上走行する台車と分離し、それらの間に昇降機構を介在して荷台の高さを変化可能にするとともに、その昇降機構を、制御装置が、環境情報取得部で取得された周囲の環境情報に応じて駆動する。
したがって、環境情報に応じて、たとえば路面付近の環境が悪い場合には荷台を上昇させることで、そのような悪い環境から乳幼児を保護しつつ、むやみに荷台を上昇させて重心が高くなって不安定になるようなことも防止することができる。
また、本発明のベビーカーでは、前記環境情報取得部が取得する環境情報が、周囲の気温であることを特徴とする。
上記の構成によれば、周囲の気温に応じて、たとえば気温が高く、路面に近付く程温度が高く、環境が悪くなることが予想される場合には、荷台を上昇させることで、そのような悪い環境から乳幼児を保護しつつ、むやみに荷台を上昇させて重心が高くなって不安定になるようなことも防止することができる。
さらにまた、本発明のベビーカーでは、前記環境情報取得部が取得する環境情報が、近傍の路面温度であることを特徴とする。
上記の構成によれば、路面温度に応じて、たとえば路面温度が高く、路面に近付く程環境が悪くなることが予想される場合には、荷台を上昇させることで、そのような悪い環境から乳幼児を保護しつつ、むやみに荷台を上昇させて重心が高くなって不安定になるようなことも防止することができる。
また、本発明のベビーカーでは、前記環境情報取得部が取得する環境情報が、路面付近の有害物質の濃度であることを特徴とする。
上記の構成によれば、排気ガスなどの路面付近の有害物質の濃度に応じて、たとえば路面に近付く程濃度が高く、環境が悪くなることが予想される場合には、荷台を上昇させることで、そのような悪い環境から乳幼児を保護しつつ、むやみに荷台を上昇させて重心が高くなって不安定になるようなことも防止することができる。
さらにまた、本発明のベビーカーでは、前記環境情報取得部は、さらに前記乳幼児の重量を測定し、重くなる程、前記環境情報による荷台の上昇限界値を低下することを特徴とする。
上記の構成によれば、荷台の上昇限界値を可変にし、前記環境情報取得部でさらに前記乳幼児の重量を測定し、その測定結果が重くなる程、前記上昇限界値を低下する。
したがって、乳幼児の重量が重くなる程、荷台の上昇を制限し、重心を低く抑えることで、安定性を向上することができる。
また、本発明のベビーカーでは、前記環境情報取得部は、さらに進行方向の路面形状を測定し、凹凸が激しくなる程、前記環境情報による荷台の上昇限界値を低下することを特徴とする。
上記の構成によれば、荷台の上昇限界値を可変にし、前記環境情報取得部でさらに進行方向の路面形状を測定し、その測定結果で凹凸が激しくなる程、前記上昇限界値を低下する。
したがって、凹凸が激しくなる程、荷台の上昇を制限し、重心を低く抑えることで、安定性を向上することができる。
さらにまた、本発明のベビーカーでは、前記環境情報取得部は、さらに進行方向の路面の傾斜を測定し、傾斜がきつくなる程、前記環境情報による荷台の上昇限界値を低下することを特徴とする。
上記の構成によれば、荷台の上昇限界値を可変にし、前記環境情報取得部でさらに進行方向の路面の傾斜を測定し、その測定結果で傾斜がきつくなる程、前記上昇限界値を低下する。
したがって、傾斜がきつくなる程、荷台の上昇を制限し、重心を低く抑えることで、安定性を向上することができる。
本発明のベビーカーは、乳幼児を積載する荷台を、地上走行する台車と分離し、それらの間に昇降機構を介在して荷台の高さを変化可能にするとともに、その昇降機構を、制御装置が、環境情報取得部で取得された周囲の環境情報に応じて駆動する。
それゆえ、環境情報に応じて、たとえば路面付近の環境が悪い場合には荷台を上昇させることで、そのような悪い環境から乳幼児を保護しつつ、むやみに荷台を上昇させて重心が高くなって不安定になるようなことも防止することができる。
図1は、本発明の実施の一形態に係るベビーカー1の構成を模式的に示す側面図である。このベビーカー1の基本構造としては、地上走行する台車2と、乳幼児を積載する荷台である座席3と、前記台車2に搭載されて前記座席3を支持し、該座席3を昇降変位する昇降機構4とを備えて構成される。
前記台車2は、4つの車輪21が取付けられる台枠22と、その台枠22の後端側から上方に延び、該台枠22を保護者が推進または牽引するためのハンドル23とを備えて構成される。前記車輪21と台枠22との間には、適宜緩衝機構などが設けられていてもよい。また、台枠22やハンドル23は、適宜折畳み収納可能となっていてもよい。
座席3は、座部31に背もたれ32を備えて構成され、それらが折畳み収納可能となっていてもよく、また適宜腕載せや前方テーブル、落下防止の機構、ならびに日除けや側壁などが設けられていてもよい。
前記昇降機構4は、前記台車2に対して座席3を昇降自在に支持するリンク機構41や、昇降駆動する駆動部42を備えて構成される。前記駆動部42は、油圧シリンダーに油圧ポンプ、および油圧ポンプを駆動するモータなどを備えて構成される。この台車2上で座席3を昇降駆動する昇降機構4としては、たとえば車椅子に適用した例で、特表2002−527314号公報に示されるような機構を用いることができる。
注目すべきは、このベビーカー1では、周囲の環境情報を取得する環境情報取得部Sとしての1または複数(図1では7つの例を示す)のセンサS1〜S7が設けられ、それらのセンサS1〜S7で取得された環境情報に応答して、制御装置5が前記座席3の高さを決定し、前記昇降機構4を駆動することである。
センサS1は、周囲の気温を計測する気温センサである。センサS2は、近傍の路面温度を計測する路面温度センサである。センサS3は、路面付近の有害物質、たとえば一酸化炭素や埃などの濃度を計測する有害物質センサである。センサS4は、進行方向の路面形状を計測する路面形状センサである。センサS5は、進行方向の路面の傾斜を計測する傾斜センサである。センサS6は、台車2の走行速度を計測する速度センサである。センサS7は、搭載した乳幼児の体重を計測する体重センサである。
図2は、前記制御装置5の機能的構成を示すブロック図である。制御装置5は、最適座面高決定部51と、座面高上限決定部52と、座面高決定部53とを備えて構成される。前記環境情報取得部SにおけるセンサS1〜S7の内、センサS1〜S3は前記座席3の高さを上げる方向に機能するパラメータを計測し、センサS4〜S7は前記座席3の高さを制限する方向に機能するパラメータを計測する。したがって、前記センサS1〜S3の計測結果は最適座面高決定部51に与えられ、前記センサS4〜S7の計測結果は座面高上限決定部52に与えられ、座面高決定部53は、最適座面高決定部51で決定された座面高さに対して、座面高上限決定部52で決定された制限割合を乗算することで、実際の座面高さを決定し、その決定した座面高さとなるように、前記昇降機構4を駆動する。
具体的には、最適座面高決定部51は、図3において参照符号α1で示すように、センサS1で計測される周囲の気温が、所定の低温閾値T1より低い場合は、低くなる程座面高さが高くなるように判定するとともに、所定の高温閾値T2より高い場合は、高くなる程座面高さが高くなるように判定し、それらの閾値T1−T2間は最低高さと判定する。これによって、路面近くになるほど寒暖の厳しいことが予想される場合は、座面高さは高く決定される。
同様に、最適座面高決定部51は、図3において参照符号α2で示すように、センサS2で計測される路面温度が、所定の低温閾値T3より低い場合は、低くなる程座面高さが高くなるように判定するとともに、所定の高温閾値T4より高い場合は、高くなる程座面高さが高くなるように判定し、それらの閾値T3−T4間は最低高さと判定する。これによって、路面近くになるほど寒暖が厳しい場合は、座面高さは高く決定される。
一方、最適座面高決定部51は、図3において参照符号α3で示すように、センサS3で計測される有害物質の濃度が、所定の閾値T10より高い場合は、高くなる程座面高さが高くなるように判定し、その閾値T10以下は最低高さと判定する。これによって、路面近くになるほど有害物質濃度が高いことが予想される場合は、座面高さは高く決定される。
そして、前記最適座面高決定部51は、この図3で示すようなグラフをテーブルとして予め格納しており、各センサS1〜S3の計測結果に対応した座面高さの内、最も高い値を実際の座面高を決定する座面高決定部53に出力する。
これに対して、座面高上限決定部52は、センサS4〜S7の計測結果に対して、いずれも座面高を制限し、重心を低くすることで、安定性を確保するための規制を行うものである。すなわち、座面高上限決定部52は、センサS4で計測される進行方向の路面形状から、凹凸が激しくなる程、座面高さを低く制限し、センサS5で計測される進行方向の路面の傾斜がきつくなる程、座面高さを低く制限し、センサS6で計測される走行速度が高くなる程、座面高さを低く制限し、センサS7で計測される体重が重くなる程、座面高さを低く制限する。これらのセンサS4〜S7の計測結果に対する座面高さの制限係数(%)の一例を、表1で示す。
上記表1のテーブルは、ベビーカー1の重心や車輪21の径などの該ベビーカー1の構造に基づいて、安定した走行が行えるように予め求められ、前記座面高上限決定部52に格納されている。そして、前記座面高上限決定部52は、各センサS4〜S7の計測結果に対する制限係数で、最も小さい値を採用する。なお、表1では、前記制限係数は段階的に決定されているけれども、計測結果に応じて、細かく求められてもよい。また、各センサS4〜S7の計測結果に対する制限係数の積値を採用してもよく、或いは各センサS4〜S7の計測結果に対して、係数として求められるのではなく、制限値そのものとして求められ、前記最適座面高決定部51で求められた座面高さがその制限値以下である場合は求められた値を、制限値を超える場合は制限値を、実際の座面高さに決定するようにしてもよい。
前記路面形状を計測するセンサS4としては、たとえば特開昭61−112918号公報の構成を用いることができ、それによれば、レザービームを照射して路面までの距離を計測する距離計測手段を車両に搭載し、走行しながら路面形状を計測する方法が開示されている。その路面形状から路面の凸凹度は、前記距離計測手段から入力された路面形状(路面までの距離データ列)がたとえば図4で示すとき、路面形状解析手段において、その距離データ列をフーリエ変換し、図5で示すような周波数分布を得て、ベビーカー1の安定性に関係する周波数f1からf2間のパワー(図5の縦縞部分の面積)を計算することで得ることができる。前記周波数f1およびf2は、車輪径など、ベビーカー1の構造から決定される。すなわち、前記凸凹度としては、単なる揺れの大きさではなく、ベビーカー1の安定度を悪化させる周波数成分(f1−f2間)の成分の揺れの大きさとする。前記距離計測手段と路面形状解析手段とは、前記センサS4を構成する。
また、前記路面の傾きを計測するセンサS5としては、たとえば特開平10−168810号公報の構成を用いることができ、それによれば、車両に搭載した距離センサで測定した路面までの距離と姿勢上下動センサで測定した車両のピッチ角θ、ロール角φ、鉛直方向の変位Hとから、路面の縦断プロファイルを求め、路面形状と傾斜(水平面に対する)とを同時に計測している。
このように本実施の形態のベビーカー1は、乳幼児を搭載する座席3を、地上走行する台車2と分離し、それらの間に昇降機構4を介在して座席3の高さを変化可能にするとともに、その昇降機構4を、制御装置5が、環境情報取得部Sの各センサS1〜S7で取得された周囲の環境情報に応じて駆動するので、たとえば路面付近の環境が悪い場合には座席を上昇させることで、そのような悪い環境から乳幼児を保護しつつ、むやみに座席3を上昇させて重心が高くなって不安定になるようなことも防止することができる。特に、乳幼児は温度に対して大人以上に脆弱で、気温や路面温度等に対して座席3の高さを調整することで、夏場や厳冬期においても、乳幼児が快適に過ごすことができるとともに、路面の状況によらず安定して走行できるベビーカーを実現することができ、効果的である。
また、前記環境情報取得部Sの取得する環境情報としては、センサS1で周囲の気温を取得することで、たとえば気温が高く、路面に近付く程温度が高く、環境が悪くなることが予想される場合には、座席3を上昇させることができ、同様にセンサS2で近傍の路面温度を取得することで、たとえば路面温度が高く、路面に近付く程環境が悪くなることが予想される場合には、座席3を上昇させることができ、センサS3で路面付近の有害物質の濃度を取得することで、たとえば路面に近付く程濃度が高く、環境が悪くなることが予想される場合には、座席3を上昇させることができる。
一方、センサS4で進行方向の路面形状を取得することで、たとえば凹凸が激しくなる程、前記センサS1〜S3の計測結果による座席3の上昇限界値を低下させることができ、センサS5で進行方向の路面の傾斜を取得することで、たとえば傾斜がきつくなる程、前記センサS1〜S3の計測結果による座席3の上昇限界値を低下させることができ、センサS6で台車2の速度を取得することで、たとえば速度が速くなる程、前記センサS1〜S3の計測結果による座席3の上昇限界値を低下させることができ、センサS7で搭載している乳幼児の体重を取得することで、たとえば体重が重くなる程、前記センサS1〜S3の計測結果による座席3の上昇限界値を低下させることができる。
こうして、搭載している乳幼児には、できるだけ良い環境を提供しつつ、むやみに座席3を上昇させて重心が高くなって不安定になるようなことを防止することができる。
上述の説明では、ベビーカー1の例を示したけれども、本発明は、車椅子を始め、精密品や食品などの運搬車に対しても、好適に適用することができる。
また、上述の実施の形態では、座席3を昇降機構4によって自動的に昇降しているけれども、前記昇降機構4が保護者などの手動によって座席3を昇降させるものとするとき、制御装置5は、環境情報取得部Sの各センサS1〜S7で取得された周囲の環境情報に応じた座席3の推奨高さを表示するだけでもよい。これによって、昇降機構4を大幅に簡略化することができる。
1 ベビーカー
2 台車
21 車輪
22 台枠
23 ハンドル
3 座席
31 座部
32 背もたれ
4 昇降機構
41 リンク機構
42 駆動部
5 制御装置
51 最適座面高決定部
52 座面高上限決定部
53 座面高決定部
S1 気温センサ
S2 路面温度センサ
S3 有害物質センサ
S4 路面形状センサ
S5 傾斜センサ
S6 速度センサ
S7 体重センサ
2 台車
21 車輪
22 台枠
23 ハンドル
3 座席
31 座部
32 背もたれ
4 昇降機構
41 リンク機構
42 駆動部
5 制御装置
51 最適座面高決定部
52 座面高上限決定部
53 座面高決定部
S1 気温センサ
S2 路面温度センサ
S3 有害物質センサ
S4 路面形状センサ
S5 傾斜センサ
S6 速度センサ
S7 体重センサ
Claims (7)
- 地上走行する台車と、
乳幼児を積載する荷台と、
前記台車に搭載されて前記荷台を支持し、該荷台を昇降変位する昇降機構と、
周囲の環境情報を取得する環境情報取得部と、
前記環境情報に応答して、前記荷台の高さを決定し、前記昇降機構を駆動する制御装置とを含むことを特徴とするベビーカー。 - 前記環境情報取得部が取得する環境情報が、周囲の気温であることを特徴とする請求項1記載のベビーカー。
- 前記環境情報取得部が取得する環境情報が、近傍の路面温度であることを特徴とする請求項1記載のベビーカー。
- 前記環境情報取得部が取得する環境情報が、路面付近の有害物質の濃度であることを特徴とする請求項1記載のベビーカー。
- 前記環境情報取得部は、さらに前記乳幼児の重量を測定し、重くなる程、前記環境情報による荷台の上昇限界値を低下することを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載のベビーカー。
- 前記環境情報取得部は、さらに進行方向の路面形状を測定し、凹凸が激しくなる程、前記環境情報による荷台の上昇限界値を低下することを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載のベビーカー。
- 前記環境情報取得部は、さらに進行方向の路面の傾斜を測定し、傾斜がきつくなる程、前記環境情報による荷台の上昇限界値を低下することを特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載のベビーカー。
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JP2010127450A JP2011251639A (ja) | 2010-06-03 | 2010-06-03 | ベビーカー |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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---|---|---|---|
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- 2010-06-03 JP JP2010127450A patent/JP2011251639A/ja active Pending
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