JP2011251634A - ハイブリッド車の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンジン回転数の変化率を、ハイブリッド車を制御するための制御形態に応じて制限する。
【解決手段】ECUは、ハイブリッド車を制御するための複数の制御形態の中から制御形態を選択し、選択された制御形態でハイブリッド車を制御する。さらに、ECUは、エンジンの出力回転数(エンジン回転数)NEの変化率を、予め設定された制限値(レートリミット値)により制限するように制御する。複数の制御形態のうちの少なくともいずれか一つの制御形態におけるエンジン回転数NEの変化率の制限値は、複数の制御形態のうちの少なくともいずれか一つの別の制御形態におけるエンジン回転数NEの変化率の制限値と異なるように設定される。
【選択図】図5

Description

本発明は、ハイブリッド車の制御装置に関し、特に、ハイリッド車を制御するための制御形態毎に定められた制限値により、ハイブリッド車に搭載された内燃機関の出力軸回転数の変化率を制限する技術に関する。
内燃機関に加えて電動モータが駆動源として搭載されたハイブリッド車が知られている。ハイブリッド車は、たとえば、内燃機関の出力パワーと、電動モータの出力パワーとの総合的な出力パワーを制御することによって、所望の駆動力を得るように制御される。
駆動力の制御方法に関し、特開2009−29261号公報に記載のように、車両の出力トルクの変化勾配を、運転者の走行意思に基づいて設定することが提案されている。
特開2009−29261号公報
ハイブリッド車では、内燃機関の出力軸回転数を速やかに下げて出力パワーを速やかに低下させても、電動モータの出力パワーを速やかに増大させることによって車両の駆動力の変化率を小さくすることが可能である。しかしながら、内燃機関の出力軸回転数の急減と、電動モータの出力パワーの急増は、車両の駆動力の変化率を小さくしたいという運転者の意思に沿ったものではない。したがって、駆動力の制御に関し、特開2009−29261号公報には、さらなる改善の余地があった。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであって、その目的は、内燃機関の出力軸回転数の変化率を、ハイブリッド車を制御するための制御形態に応じて制限することである。
本発明に係る制御装置は、内燃機関および電動モータを駆動源として搭載したハイブリッド車の制御装置である。制御装置は、ハイブリッド車を制御するための複数の制御形態の中から制御形態を選択し、選択された制御形態でハイブリッド車を制御するための制御手段と、内燃機関の出力回転数の変化率を、予め設定された制限値により制限するように制御するための制御手段とを備える。複数の制御形態のうちの少なくともいずれか一つの制御形態における内燃機関の出力回転数の変化率の制限値は、複数の制御形態のうちの少なくともいずれか一つの別の制御形態における内燃機関の出力回転数の変化率の制限値と異なるように設定される。
この構成によると、出力軸回転数の変化率の制限値が、ハイブリッド車を制御するための制御形態に応じて設定される。内燃機関の出力回転数の変化率は、設定された制限値により制限される。これにより、内燃機関の出力軸回転数の変化率を、ハイブリッド車を制御するための制御形態に応じて制限することができる。
ハイブリッド車を示す概略構成図である。 動力分割機構の共線図を示す図である。 シフトポジションに対応するシフトレンジを示す図(その1)である。 シフトポジションに対応するシフトレンジを示す図(その2)である。 複数の制御形態毎に定められる各制限値を示す図である。 TPゼロクロスアップレート制限値を示す図である。 TPゼロクロスダウンレート制限値を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
図1を参照して、本発明の実施の形態に係る制御装置を搭載したハイブリッド車について説明する。この車両は、エンジン100と、第1モータジェネレータ110と、第2モータジェネレータ120と、動力分割機構130と、減速機140と、バッテリ150とを備える。
この車両は、エンジン100および第2モータジェネレータ120のうちの少なくともいずれか一方からの駆動力により走行する。
エンジン100、第1モータジェネレータ110および第2モータジェネレータ120は、動力分割機構130を介して接続されている。エンジン100が発生する動力は、動力分割機構130により、2経路に分割される。一方は減速機140を介して前輪160を駆動する経路である。もう一方は、第1モータジェネレータ110を駆動させて発電する経路である。
第1モータジェネレータ110は、U相コイル、V相コイルおよびW相コイルを備える、三相交流回転電機である。第1モータジェネレータ110は、動力分割機構130により分割されたエンジン100の動力により発電する。第1モータジェネレータ110により発電された電力は、車両の走行状態や、バッテリ150のSOC(State Of Charge)の状態に応じて使い分けられる。たとえば、通常走行時では、第1モータジェネレータ110により発電された電力はそのまま第2モータジェネレータ120を駆動させる電力となる。一方、バッテリ150のSOCが予め定められた値よりも低い場合、第1モータジェネレータ110により発電された電力は、インバータにより交流から直流に変換される。その後、コンバータにより電圧が調整されてバッテリ150に蓄えられる。
第1モータジェネレータ110が発電機として作用している場合、第1モータジェネレータ110は負のトルクを発生している。ここで、負のトルクとは、エンジン100の負荷となるようなトルクをいう。第1モータジェネレータ110が電力の供給を受けてモータとして作用している場合、第1モータジェネレータ110は正のトルクを発生する。ここで、正のトルクとは、エンジン100の負荷とならないようなトルク、すなわち、エンジン100の回転をアシストするようなトルクをいう。なお、第2モータジェネレータ120についても同様である。
第2モータジェネレータ120は、U相コイル、V相コイルおよびW相コイルを備える、三相交流回転電機である。第2モータジェネレータ120は、バッテリ150に蓄えられた電力および第1モータジェネレータ110により発電された電力のうちの少なくともいずれかの電力により駆動する。
第2モータジェネレータ120の駆動力は、減速機140を介して前輪160に伝えられる。これにより、第2モータジェネレータ120はエンジン100をアシストしたり、第2モータジェネレータ120からの駆動力により車両を走行させたりする。なお、前輪160の代わりにもしくは加えて後輪を駆動するようにしてもよい。
ハイブリッド車の回生制動時には、減速機140を介して前輪160により第2モータジェネレータ120が駆動され、第2モータジェネレータ120が発電機として作動する。これにより第2モータジェネレータ120は、制動エネルギを電力に変換する回生ブレーキとして作動する。第2モータジェネレータ120により発電された電力は、バッテリ150に蓄えられる。
動力分割機構130は、サンギヤと、ピニオンギヤと、キャリアと、リングギヤとを含む遊星歯車から構成される。ピニオンギヤは、サンギヤおよびリングギヤと係合する。キャリアは、ピニオンギヤが自転可能であるように支持する。サンギヤは第1モータジェネレータ110の回転軸に連結される。キャリアはエンジン100のクランクシャフトに連結される。リングギヤは第2モータジェネレータ120の回転軸および減速機140に連結される。
エンジン100、第1モータジェネレータ110および第2モータジェネレータ120が、遊星歯車からなる動力分割機構130を介して連結されることで、エンジン100、第1モータジェネレータ110および第2モータジェネレータ120の回転数は、図2に示すように、共線図において直線で結ばれる関係になる。
図1に戻って、バッテリ150は、複数のバッテリセルを一体化したバッテリモジュールを、さらに複数直列に接続して構成された組電池である。バッテリ150の電圧は、たとえば200V程度である。バッテリ150には、第1モータジェネレータ110および第2モータジェネレータ120の他、車両の外部の電源から供給される電力が充電される。
エンジン100、第1モータジェネレータ110、第2モータジェネレータ120は、ECU(Electronic Control Unit)170により制御される。なお、ECU170は複数のECUに分割するようにしてもよい。
本実施の形態においては、シフトレバー172に対する運転者の操作に応じて、エンジン100、第1モータジェネレータ110および第2モータジェネレータ120の制御モードが選択される。図3に示すように、シフトレバー172はシフトゲートに沿って移動する。シフトレバー172のポジションPSHに応じて、「P(パーキング)」レンジ、「R(リバース)」レンジ、「N(ニュートラル)」レンジ、「D(ドライブ)」レンジ、「S(シーケンシャルシフト)」レンジの中からシフトレンジが選択される。
シフトレバー172のポジションPSHはポジションセンサ174により検出される。ポジションセンサ174は、シフトポジションと対応する位置に設けられた接点がONであるかOFFであるかを判別することにより、シフトレバー172のポジションPSHを検出する。
シフトレンジにPレンジが選択された場合ならびにNレンジが選択された場合には、車両が駆動力を有さないように、エンジン100、第1モータジェネレータ110および第2モータジェネレータ120が制御される。この場合、エンジン100、第1モータジェネレータ110および第2モータジェネレータ120の制御自体が停止されることもある。
シフトレンジにRレンジが選択された場合、アクセルペダルの操作量が大きくなるほど大きな駆動力で車両が後進するように、エンジン100、第1モータジェネレータ110および第2モータジェネレータ120が制御される。より具体的には、エンジン100は停止し、第2モータジェネレータ120のみを駆動源として車両が後進するように制御される。
シフトレンジにDレンジが選択された場合、アクセルペダルの操作量が大きくなるほど大きな駆動力で車両が前進するように、エンジン100、第1モータジェネレータ110および第2モータジェネレータ120が制御される。
より具体的には、車両の発進時、低車速時、軽負荷時など、第2モータジェネレータ120のみを駆動源として用いても運転者の要求を満たすことができる場合は、エンジン100は停止し、第2モータジェネレータ120のみを駆動源として車両が前進するように制御される。
エンジン100の効率がよくなる走行状態では、エンジン100が始動される。この場合、エンジン100を主な駆動源として車両が前進するように制御される。
加速時には、エンジン100を駆動源として用いて車両の駆動力を確保するとともに、エンジン100の動力の一部を用いて第1モータジェネレータ110が発電を行なう。さらに、第1モータジェネレータ110が発電した電力を用いて第2モータジェネレータ120を駆動源として駆動して、エンジン100の駆動力に第2モータジェネレータ120の駆動力を加える。
バッテリ150のSOCが低下した場合には、エンジン100を駆動源として用いて車両の駆動力を確保するとともに、エンジン100の動力の一部を用いて第1モータジェネレータ110が発電を行なう。第1モータジェネレータ110が発電した電力はバッテリ150に充電される。
このように、シフトレンジにDレンジが選択された場合、車両の走行状態に応じてエンジン100が駆動したり、停止したりすることによって、エンジン100が間欠的に運転される。
車両の駆動力は、たとえば、アクセル開度および車速をパラメータに有するマップに従って定められる目標駆動力になるように制御される。なお、車両の駆動力を設定する方法はこれに限らない。
シフトレンジにSレンジが選択されている状態では、シフトレバー172を前後に移動することにより、ハイブリッド車の駆動力(制動力)が段階的に変化するように制御されるシーケンシャルシフト制御が実行される。
たとえば、Sレンジが選択されている状態で運転者がシフトレバー172を車両前方に向けて操作すると、自動変速機がアップシフトされた場合のように、エンジン回転数NEを減少することによって駆動力が増大もしくは減少するようにエンジン100、第1モータジェネレータ110および第2モータジェネレータ120が制御される。
Sレンジが選択されている状態で車両の減速中に運転者がシフトレバー172を車両後方に向けて操作すると、自動変速機がダウンシフトされた場合のように、エンジン回転数NEを増大することによって駆動力が増大もしくは減少するようにエンジン100、第1モータジェネレータ110および第2モータジェネレータ120が制御される。
すなわち、Sレンジが選択された場合は、多段変速機を備えた車両における変速段に相当する変速段を擬似的に選択することができる。
本実施の形態においては、シフトレンジの他、パワーモードスイッチ176、エコモードスイッチ178、EVドライブモードスイッチ180を用いて、パワーモード、エコモードおよびEVドライブモードを選択することができる。
パワーモードスイッチ176がオン操作された場合、パワーモードが選択される。パワーモードが選択された場合、加速性を重視して走行するようにハイブリッド車が制御される。したがって、スポーティな走行が可能となる。
エコモードスイッチ178がオン操作された場合、燃費を重視して走行するようにハイブリッド車が制御される。したがって、パワーモードが選択された場合に比べて、燃費が向上する。
EVドライブモードスイッチ180がオン操作された場合、エンジン100が停止されるとともに、第2モータジェネレータ120のみを駆動源として用いて走行するようにハイブリッド車が制御される。
本実施の形態においては、さらに、VSC(Vehicle Stability Control)オフスイッチ182を用いて、VSCを停止することを選択できる。VSCは、急なハンドル操作や滑りやすい路面などで発生する横滑りを抑制し、ドライバによるハイブリッド車の運転をサポートする制御システムである。たとえば、車両の横滑りをセンサが感知すると、4輪個々のブレーキと、車両の駆動力とが自動的に制御される。アンダーステアでは、車両の駆動力が低下されるとともに、内側後輪にブレーキがかけられることによって、車両がコーナー内側に向けられる。オーバーステアでは、外側前輪にブレーキがかけられることによって、スピンが抑制される。なお、ここで説明したVSCは一例であり、これに限らない。
本実施の形態では「S」レンジを選択可能であるが、図4に示すように、Sレンジの代わりに「B(ブレーキ)」レンジを選択可能にしてもよい。シフトレンジにBレンジが選択されている状態では、Dレンジが選択された状態に比べて、いわゆるエンジンブレーキが増大するようにハイブリッド車が制御される。なお、Sレンジに加えてBレンジを選択できるようにしてもよい。
上述したように、本実施の形態において、ECU170は、ハイブリッド車を制御するための複数の制御形態の中から制御形態を選択し、選択された制御形態でハイブリッド車を制御する。
さらに、ECU170は、エンジン100の出力回転数(エンジン回転数)NEの変化率、エンジン100の出力パワーPEの変化率、および車両の出力トルク(駆動力)TPの変化率を、予め設定された制限値(レートリミット値)により制限するように制御する。なお、車両の出力トルクTPは、駆動輪である前輪160に伝達されるトルクを意味する。
図5に示すように、エンジン回転数NEの変化率、エンジン100の出力パワーPEの変化率、および車両の出力トルクTPの変化率のそれぞれに対する制限値は、複数の制御形態毎に設定される。たとえば、実験およびシミュレーションの結果などに基づいて、開発者により予め制限値が設定される。
図5中の「S1」〜「SN(Nは任意の自然数)」は、Sレンジにおいて選択される擬似的な変速段が選択されたときの制御形態を示す。「D」はDレンジが選択されたときの制御形態を示す。「R」はRレンジが選択されたときの制御形態を示す。「SD」はSレンジからDレンジに変更するようにシフトレバー172が操作されたときの制御形態を示す。「B」はBレンジが選択されたときの制御形態を示す。「パワー」はパワーモードが選択されたときの制御形態を示す。「エコ」はエコモードが選択されたときの制御形態を示す。「VSCオフ」はVSCが停止されたときの制御形態を示す。「EV」はEVドライブモードが選択されたときの制御形態を示す。
「PEレート制限値」は、エンジン100の出力パワーPEの変化率の制限値を示す。「NEアップレート制限値」は、エンジン回転数NEの増大率の制限値を示す。「NEダウンレート制限値」は、エンジン回転数NEの減少率の制限値を示す。
「TPアップレート制限値」は、車両の出力トルクTPの増大率の制限値を示す。「TPダウンレート制限値」は、車両の出力トルクTPの減少率の制限値を示す。
「TPゼロクロスアップレート制限値」は、車両の出力トルクTPが負値から正値になるように変化するときの増大率の制限値を示す。「TPゼロクロスダウンレート制限値」は、車両の出力トルクTPが正値から負値になるように変化するときの減少率の制限値を示す。図6に「TPゼロクロスアップレート制限値」の一例を示し、図7に「TPゼロクロスダウンレート制限値」の一例を示す。
図5に戻って、具体的な数値は明示されないが、各制限値は、「S1」〜「SN」、「D」、「R」、「SD」、「B」、「パワー」、「エコ」、「VSCオフ」、「EV」毎に設定される。
すなわち、複数の制御形態のうちの少なくともいずれか一つの制御形態における制限値は、複数の制御形態のうちの少なくともいずれか一つの別の制御形態における制限値と異なるように設定される。
よって、複数の制御形態のうちの少なくともいずれか一つの制御形態におけるエンジン回転数NEの変化率の制限値は、複数の制御形態のうちの少なくともいずれか一つの別の制御形態におけるエンジン回転数NEの変化率の制限値と異なるように設定される。
同様に、複数の制御形態のうちの少なくともいずれか一つの制御形態におけるエンジン100の出力パワーPEの変化率の制限値は、複数の制御形態のうちの少なくともいずれか一つの別の制御形態におけるエンジン100の出力パワーPEの変化率の制限値と異なるように設定される。
また、複数の制御形態のうちの少なくともいずれか一つの制御形態における車両の出力トルクTPの変化率の制限値は、複数の制御形態のうちの少なくともいずれか一つの別の制御形態における車両の出力トルクTPの変化率の制限値と異なるように設定される。
本実施の形態においては、「SD」、「B」、「パワー」、「VSCオフ」における各制限値は、「S1」〜「SN」、「D」、「R」、「エコ」、「EV」における各制限値に比べて比較的大きく設定される。すなわち、「SD」、「B」、「パワー」、「VSCオフ」においては、「S1」〜「SN」、「D」、「R」、「エコ」、「EV」に比べて、エンジン100の出力パワーPEおよび車両の出力パワーTPが速やかに変化することが許容される。
また、「S1」〜「SN」に関して、変速段が小さいほど、各制限値が大きくなるように設定される。この特徴は、前述した図6および図7においても示される。
以上のように、本実施の形態においては、エンジン回転数NEの変化率の制限値が、ハイブリッド車を制御するための制御形態に応じて設定される。エンジン回転数NEの変化率は、設定された制限値により制限される。これにより、エンジン回転数NEの変化率を、ハイブリッド車を制御するための制御形態に応じて制限することができる。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
100 エンジン、110 第1モータジェネレータ、120 第2モータジェネレータ、130 動力分割機構、140 減速機、150 バッテリ、160 前輪、170 ECU、172 シフトレバー、174 ポジションセンサ、176 パワーモードスイッチ、178 エコモードスイッチ、180 ドライブモードスイッチ、182 VSCオフスイッチ。

Claims (1)

  1. 内燃機関および電動モータを駆動源として搭載したハイブリッド車の制御装置であって、
    前記ハイブリッド車を制御するための複数の制御形態の中から制御形態を選択し、選択された制御形態で前記ハイブリッド車を制御するための制御手段と、
    前記内燃機関の出力回転数の変化率を、予め設定された制限値により制限するように制御するための制御手段とを備え、
    前記複数の制御形態のうちの少なくともいずれか一つの制御形態における前記内燃機関の出力回転数の変化率の制限値は、前記複数の制御形態のうちの少なくともいずれか一つの別の制御形態における前記内燃機関の出力回転数の変化率の制限値と異なるように設定される、ハイブリッド車の制御装置。
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