JP2011249285A - Ledユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】圧接時の衝撃、FFCの伸縮、端子金具の実装ズレ、端子金具をハウジングに固定したときの位置ズレを吸収することができるLEDユニットを提供する。
【解決手段】基板と、前記基板に実装される圧接端子と、前記基板及び前記圧接端子を収容するカバーと、を備えて構成されるLEDユニットにおいて、前記基板は、本体部、及び前記本体部の一端から櫛歯状に延在する先端部を有し、且つ、前記本体部に電子部品を半田付けするとともに、前記先端部に前記圧接端子を半田付けすることを特徴としている。
【選択図】図2

Description

本発明は、例えば自動車のルーフトリム等に取り付けられて自動車の乗員室内を照明するLEDなどに電力を供給する、LEDユニットに関する。
従来のLEDユニットは、ハウジングと、端子金具と、外装カバーと、ロアカバーとを備えている。前記ハウジングは、一方の表面上に電線を複数配線し、他方の表面に前記電線と別体のフレキシブルフラットケーブル(以下、FFCと称する)を配線している。前記FFCは、全体として帯状に形成されている。前記端子金具は、第一接続部と、第二接続部と、連結部とを備えている。前記第一接続部は、直線板状部と、複数の圧接刃と、筒状部と、固定リブとを一体に備えている。前記直線板状部は、直線状に延在した帯状に形成されている。前記圧接刃は、前記直線板状部の一端部の幅方向の両縁から立設している。前記圧接刃は、前記直線板状部から離れた側の縁から前記直線板状部に向かって、前記圧接刃を切り欠いたスリットを有する。前記スリットに前記電線を挿入し、前記スリットの内縁部で前記電線の被覆部を切り欠いて、前記電線の芯線と接触することで前記電線を圧接する。このように、前記圧接刃に前記電線を圧接することで、前記第一接続部は前記電線と接続する。前記第二接続部は帯状に形成され、前記直線板状部の他端部と間隔をあけて配置されているとともに、長手方向の中央部が前記直線板状部の他端部に向かって凸に折り曲げられて、くの字状に形成されている。前記第二接続部は、前記筒状部との間に前記FFC及び保持板を挟み込んで、前記FFCと接続する。
このように構成した従来のLEDユニットの組み立ては、前記端子金具を前記ハウジングに取り付け、前記圧接刃に前記電線を圧接して前記ハウジングの一方の表面に取り付け、前記筒状部及び前記第二接続部の間に前記FFCの一端を挿入するとともに前記FFCの一端及び前記第二接続部を接続し、前記FFCの他端を前記ハウジングの他方の表面に取り付けることによって行われる。
特開2009−70723号公報
ところで、上記従来技術にあっては、FFCの一端がハウジングに取り付けられ、FFCの他端は端子金具の第二接続部に挟持されている。したがって、圧接時の衝撃、FFCの伸縮、端子金具の実装ズレ、端子金具をハウジングに取り付けたときの位置ズレが生じた場合、これらを吸収することができず、FFCに実装される電子部品などに圧接時の衝撃が伝わってしまうという問題点を有している。また、端子金具の第二接続部とFFCとの接続部分にストレスが生じてしまうという問題点を有している。
さらに、上記従来技術にあっては、FFCに電子部品を実装した後、別工程として、端子金具の第二接続部とFFCとを接続する工程が必要になり、工数が増加してしまうという問題点を有している。
このように、圧接時、FFCに実装される電子部品などに圧接時の衝撃が伝わると、例えば電子部品が破損する危険性が高まり、さらに、端子金具の第二接続部とFFCとの接続部分にストレスが掛かると、例えば当該接続部分において接触不良を起こす恐れが生じる。したがって、電源などから供給される電力をLEDなどの電子部品に確実に供給することができなくなる。さらに、LEDユニットの組み立て工数が増加してしまうと、製造コストが増加してしまう。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、圧接時の衝撃、FFCの伸縮、端子金具の実装ズレ、端子金具をハウジングに取り付けたときの位置ズレ等を吸収することができるLEDユニットを提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の本発明のLEDユニットは、基板と、前記基板に実装される圧接端子と、前記基板及び前記圧接端子を収容するカバーと、を備えて構成されるLEDユニットにおいて、前記基板は、本体部、及び前記本体部の一端から櫛歯状に延在する先端部を有し、且つ、前記本体部に電子部品を半田付けするとともに、前記先端部に前記圧接端子を半田付けすることを特徴としている。
このような特徴を有する本発明によれば、基板に圧接端子を実装し、基板及び圧接端子をカバー内に収容することでLEDユニットが組み立てられる。このとき、基板の本体部に電子部品を半田付けし、櫛歯状に形成された先端部には圧接端子を半田付けする。したがって、基板上において、電子部品及び圧接端子は離間した状態で配置されている。
請求項2記載の本発明のLEDユニットは、請求項1に記載のLEDユニットにおいて、前記圧接端子は、固定部、圧接刃、及び前記先端部に半田付けされる基部を有し、前記基部を縦断するように前記基板の先端部を配置し、且つ、前記固定部は前記基板の前記先端部が配置されている側とは反対側に、前記基部に対して垂直に立設するとともに、前記圧接刃は前記基板の前記先端部が配置されている側に、前記基部に対して垂直に立設することを特徴としている。
このような特徴を有する本発明によれば、基板の先端部は、圧接端子の基部を長手方向に跨ぐように、すなわち圧接端子を縦断するように基板の先端部が配置される。さらに、圧接端子の固定部は、基板の先端部が配置されている側とは反対側に、基部に対して垂直に立設している。さらに、圧接端子の圧接刃は、基板の前記先端部が配置されている側に、基部に対して垂直に立設している。
請求項3記載の本発明のLEDユニットは、請求項2に記載のLEDユニットにおいて、前記カバーは、前記圧接端子の固定部を挿入固定する挿入孔を有し、前記圧接端子の固定部を前記挿入孔に挿入固定した状態で、前記基板の本体部は、前記先端部が配置された前記基部に沿う長手方向に移動可能であることを特徴としている。
このような特徴を有する本発明によれば、圧接端子の固定部がカバーの挿入孔に固定されるので、圧接端子が半田付けされた基板の先端部もカバーに対して固定される。この状態において、電子部品が半田付けされた基板の本体部は、先端部が配置された基部に沿う長手方向に移動可能となる。
請求項1に記載された本発明によれば、基板の本体部に電子部品が半田付けされ、基板の櫛歯状に形成された先端部に圧接端子が半田付けされる。したがって、基板上において、電子部品と圧接端子とが離間して配置されることになる。よって、基板の先端部に配置された圧接端子を電線に圧接するとき、基板の本体部に半田付けされた電子部品に伝わる圧接の衝撃が緩和されるという効果を奏する。すなわち、電子部品が破損する危険性を低減することができる。
請求項2に記載された本発明によれば、基板の先端部は、圧接端子の基部を長手方向に跨ぐように、すなわち圧接端子を縦断するように配置される。さらに、圧接端子の固定部は、基板の先端部が配置されている側とは反対側に、基部に対して垂直に立設し、且つ、電線を圧接する圧接刃は、基板の先端部が配置されている側に、基部に対して垂直に立設している。したがって、基板の先端部に圧接端子を実装するとき、圧接端子の固定部をチャック等の治具で挟持して圧接端子を移動させることができ、圧接端子の圧接刃の変形を防止できるとともに、圧接端子を基板に容易に表面実装できるという効果を奏する。
請求項3に記載された本発明によれば、圧接端子の固定部がカバーの挿入孔に固定されるので、圧接端子が半田付けされた基板の先端部もカバーに対して固定される。この状態において、電子部品が半田付けされた基板の本体部は、先端部が配置された基部に沿う長手方向に移動可能となる。したがって、圧接端子を圧接するときの衝撃、基板の伸縮、圧接端子の実装ズレ、或いは圧接端子の固定部をカバーの挿入孔に固定したときの位置ズレを吸収することができ、基板の先端部と圧接端子の基部との半田付け箇所にストレスが掛からないという効果を奏する。すなわち、例えば当該半田付け箇所が剥がれてしまうなどの接触不良を起こす危険性を低減し、電源などから供給される電力をLEDなどの電子部品に確実に供給することができる。
本発明のLEDユニットの組み立て分解斜視図である。 本発明のLEDユニットにおける基板、圧接端子、LED、及び抵抗により構成される、放熱板を除く基板組み立て品の分解斜視図である。 本発明のLEDユニットにおける、放熱板を除く基板組み立て品の実装工程を表す図であって、(a)は上面図、(b)は側面図である。 本発明のLEDユニットにおける、放熱板を除く基板組み立て品の完成斜視図である。 図4の状態における、基板の先端部及び圧接端子の側面図である。 本発明のLEDユニットにおける放熱板及び基板組み立て品を組み付けるときの斜視図である。 本発明の基板組み立て品の回路図である。 本発明のLEDユニットに電線を接続し、電線カバーを組み付けた状態の斜視図であって、(a)は上面斜視図、(b)は下面斜視図である。 本発明のLEDユニットの上面図である。 図9の断面図であって、(a)はA−A断面図、(b)はB−B断面図である。
以下、図面を参照しながら説明する。図1は本発明のLEDユニットの組み立て分解斜視図であり、図2は本発明のLEDユニットにおける基板、圧接端子、LED、及び抵抗により構成される、放熱板を除く基板組み立て品の分解斜視図であり、図3は本発明のLEDユニットにおける、放熱板を除く基板組み立て品の実装工程を表す図であって、(a)は上面図、(b)は側面図であり、図4は本発明のLEDユニットにおける、放熱板を除く基板組み立て品の完成斜視図であり、図5は図4の状態における、基板の先端部及び圧接端子の側面図であり、図6は本発明のLEDユニットにおける放熱板及び基板組み立て品を組み付けるときの斜視図であり、図7は本発明の基板組み立て品の回路図であり、図8は本発明のLEDユニットに電線を接続し、電線カバーを組み付けた状態の斜視図であって、(a)は上面斜視図、(b)は下面斜視図であり、図9は本発明のLEDユニットの上面図であり、図10は図9の断面図であって、(a)はA−A断面図、(b)はB−B断面図である。
本実施形態におけるLEDユニット1は、自動車の天井に取り付けられるワイヤーハーネスを構成して、電源から供給された電力を、照明装置としての光源であるLEDなどに供給するユニットである。図1において、LEDユニット1は、基板組み立て品2と、基板組み立て品2の下方に固定された後述するLED7(図2参照)を覆うレンズ3と、基板組み立て品2及びレンズ3を上方から挿入して収容するカバー4とを備えて構成されている。なお、本発明のLEDユニット1は、少なくとも、基板組み立て品2を構成する基板5及び圧接端子6と、カバー4とを備えて構成されていればよいものとする。
基板組み立て品2は、基板5と、後述する電線40(図8参照)及び基板5を接続する圧接端子6と、基板5の一面に配置され所望の色を発光するLED7(図2参照)と、基板5のLED7と同じ面に配置される抵抗8(図2参照)と、基板5のLED7及び抵抗8が配置されていない側の面に配置される放熱板9とを備えて構成されている。なお、本実施形態における基板5は、柔軟性があり大きく変形させることが可能なフレキシブルプリント基板としても良い。
レンズ3は、基板5に固定されたLED7の光放出側に配置される。レンズ3は、基板5に対して垂直下方に形成されて上面視略長方形を成す壁部10と、壁部10の短辺から内側に突出しLED7を挟持する一対の第一リブ11と、壁部10の長辺から内側に突出しLED7を挟持する一対の第二リブ12と、壁部10の下方に位置してLED7から放出される光を集光する凸型の集光レンズ部13とを有している。壁部10の上面には、基板5に当接する突起部14を設ける。第一リブ11を壁部10と同じ高さで形成し、第二リブ12を第一リブ11の略半分の高さで形成する。なお、第一リブ11及び第二リブ12は、同じ高さで形成しても良い。集光レンズ部13は、透明な材料で形成されている。
カバー4は、基板組み立て品2及びレンズ3を上方から収容するため、上方が開口した略直方体形状をしている。カバー4における長手方向の一方には、上面視略長方形の収容空間15を設ける。収容空間15は、下方に底板部16を有し、底板部16の略中央が円形に開口しており、レンズ3の集光レンズ部13を露出する開口部17を形成している。収容空間15には、レンズ3と、基板組み立て品2における基板5の後述する本体部25(図2参照)及び放熱板9が収容される。このとき、開口部17からレンズ3の集光レンズ部13が露出している。また、収容空間15の幅方向に向かい合う側面に、内側方向に向かって突出する一対の係止片18を設ける。係止片18は弾性を有している。係止片18は、上方から下方に向かう斜辺部19、及び底板部16に平行な底辺部20を有している。基板組み立て品2における基板5の後述する本体部25及び放熱板9が係止片18の弾性を利用して斜辺部19を下方に摺動すると、基板5の後述する本体部25及び放熱板9は、係止片18の底辺部20によって上方への移動を制限される。このとき、レンズ3は係止片18に触れることなく下方へ移動する。また、カバー4における長手方向の他方には、基板組み立て品2における基板5の後述する先端部26(図2参照)を収容する先端部収容溝21を、カバー4の長手方向に向かって形成する。先端部収容溝21は平行に四つ設ける(基板5の後述する先端部26の数と同数)。また、先端部収容溝21間及び先端部収容溝21の幅方向の縁から立設した電線位置決め片22を設ける。電線位置決め片22は、カバー4の底から立設しており、内側に、後述する電線40を通す電線通し用の切り欠き23を先端部収容溝21の長手方向に沿って四つ(後述する電線40と同数)設ける。電線通し用の切り欠き23は、電線位置決め片22のカバー4から離れた側の縁からカバー4に向かって電線位置決め片22を切り欠いて形成されている。電線位置決め片22は、電線通し用の切り欠き23に後述する電線40を通して、電線40をカバー4の表面上に位置決めする。さらに、先端部収容溝21に直角に交わる方向(電線位置決め片22に対向する方向)に、四つの電線収容溝24を設ける。電線収容溝24は、後述する電線40を収容するように、凹状に形成する。
図2において、基板組み立て品2の基板5は平板状であって、略長方形形状の本体部25及び本体部25の一辺から櫛歯状に突出して形成される先端部26を有している。櫛歯状の先端部26は、第一先端部27、第二先端部28、第三先端部29、及び第四先端部30を有している。第一先端部27、第二先端部28、第三先端部29、及び第四先端部30は各々長さが異なっており、最も短いものを第一先端部27とし、二番目に短いものを第二先端部28とし、三番目に短いものを第三先端部29とし、最も長いものを第四先端部30とする。第一先端部27、第二先端部28、第三先端部29、及び第四先端部30の先端には、圧接端子6を半田付けする半田付け部31を設ける。また、基板5の本体部25における、第一先端部27、第二先端部28、及び第三先端部29の根本側には、抵抗8を半田付けする半田付け部32を設け、更に、半田付け部32に隣接して、LED7を半田付けする半田付け部33を設ける。半田付け部31、32、33には、後述するリフロー炉にて半田付けするために、半田ペーストが印刷されている。
基板組み立て品2の圧接端子6は、基板5の先端部26の数に対応して四個設ける。圧接端子6は、長方形で平板状の基部34と、基部34の短辺から基部34に対して垂直に立設する第一固定部35と、第一固定部35が形成される辺に隣接する長辺から基部34に対して垂直に立設する第二固定部36と、第一固定部35及び第二固定部36の反対側に向かって基部34に対して垂直に立設する一対の圧接刃37とを有している。基部34は、基板5の第一先端部27、第二先端部28、第三先端部29、及び第四先端部30における半田付け部31に半田付けされる。第一固定部35及び第二固定部36をチャック等の治具で掴むことで圧接端子6の移動を行い、その後、圧接端子6は第一先端部27、第二先端部28、第三先端部29、及び第四先端部30に各々実装される。一対の圧接刃37は、基部34から離れた側の縁から基部34に向かって圧接刃37を切り欠いた切り欠き38を有する。圧接刃37は、切り欠き38内に後述する電線40を挿入して、切り欠き38の内縁部で電線40の被覆部(参照符号なし)を切り欠いて、電線40の芯線(参照符号なし)と接触することで、電線40を圧接する。このように、圧接刃37と電線40とが圧接することで、圧接端子6は電線40と接続する。このような圧接には、後述する圧接パンチ42などの工具を使用する。
基板組み立て品2のLED7は、一般に公知のものが使用されている。本実施形態においては、赤色、緑色、及び青色の割合を調整して所望の色を発光させるRGB型のLEDが使用されている。LED7は、基板5の本体部25に設けた半田付け部33に半田付けされる。
基板組み立て品2の抵抗8も、一般に公知のものが使用されている。抵抗8は、基板5の本体部25における、第一先端部27、第二先端部28、及び第三先端部29の根本側に設けた半田付け部32に、それぞれ半田付けされる。
基板組み立て品2の放熱板9も一般に公知のものが使用されている。放熱板9は、アルミ、銅などの熱伝導率の高い金属や、金属若しくはセラミックス製の樹脂などの放熱性材料で形成されている。放熱板9を使用することによって、LED7の熱を効率よく放熱させることができる。なお、放熱板9の形状は特に限定されず、例えばフィンを複数枚備え、基板5に固定するため平坦な一面を有している。
図3において、上記のように構成された圧接端子6、LED7、及び抵抗8を基板5に実装する工程を説明する。まず、基板5の半田付け部31、32、33が上面になるように、基板5をリフロー用受け治具39に載置する。次に、圧接端子6の第一固定部35及び第二固定部36が上向きになるように、すなわち圧接端子6の圧接刃37が下向きになるように、圧接端子6の基部34を基板の半田付け部31に実装する。このとき、圧接端子6の第一固定部35及び第二固定部36をチャックなどの治具で挟持して移動させることができる。また、LED7を基板5の半田付け部33に実装し、抵抗8を基板5の半田付け部32に実装する。このように、圧接端子6、LED7、及び抵抗8を基板5の所定位置に実装した状態で、リフロー炉にて圧接端子6、LED7、及び抵抗8を基板5に半田付けする。ここまでの状態の組み立て品を図4に示す。図5には、先端部26及び圧接端子6の基部34の半田付けの状態が示されている。圧接端子6の基部34は、その一部が半田付け部31に半田付けされている。第一固定部35及び第二固定部36を上方に配置して圧接端子6を基板5の先端部26に実装するので、第一固定部35及び第二固定部36をチャックなどの治具で挟持することができ、変形等による圧接刃37の不具合が減少する。最後に、図6に示すように、図4の状態にまで形成された組み立て品の裏側、すなわち本体部25においてLED7及び抵抗8が実装されていない面に、放熱板9を両面テープなどの固定手段で固定することで、基板組み立て品2が完成する。
このように組み立てられた、基板組み立て品2の回路図を図7に示す。図7において、第四先端部30から電力が供給され、第一先端部27を通じて赤色の信号が伝達され、第二先端部28を通じて緑色の信号が伝達され、第三先端部29を通じて青色の信号が伝達される。なお、赤色、緑色、及び青色を適正に制御することによって所望の色をLED7から発光させることが可能になる。
このように組み立てられた基板組み立て品2及びレンズ3をカバー4に収容し、その後、後述する圧接工程によって電線40を圧接端子6の圧接刃37に圧接する。電線40は後述する圧接パンチ42(図10参照)などの工具を使用して、圧接端子6に圧接される。この状態において、図8に示すように、カバー4の上方から電線40を保護するための電線カバー41を被せる。電線カバー41は、カバー4に形成された先端部収容溝21及び電線収容溝24を共に被覆できるように、カバー4に対応した形状をしている。このように、LEDユニット1に電線40及び電線カバー41を取り付けた状態にて、例えば車両の天井などに固定することでLEDユニット1を使用することが出来る。
ここで、図9及び図10を用いて、LEDユニット1に電線40を圧接する工程について説明する。LEDユニット1の圧接端子6の圧接刃37に電線40を挿入した状態で、圧接工程を始める。このとき、図10に示すように、圧接端子6の第一固定部35が、カバー4の挿入孔43に挿入固定されている。同様に、第二固定部36(図示せず)も別の挿入孔(図示せず)に挿入固定されている。さらに、このとき、LED7はレンズ3の内側に形成された第一リブ11及び第二リブ12によって、四方から確実に挟持されている。また、レンズ3及びカバー4は図10における垂直方向に当接しているが、図10における水平方向にはクリアランス44を形成していることがわかる。すなわち、レンズ3及びカバー4は水平方向には固定されていないことになる。さらに、カバー4に形成された係止片18の底辺部20が、放熱板9の上面を係止しているので、放熱板9及びレンズ3の図10における垂直方向の動きを制止していることがわかる。圧接端子6の圧接刃37及び電線40を圧接する方法は公知の方法でよく、例えば図10(a)に示すように、カバー4の上方から圧接パンチ42などの工具を使用して実施する。
前述した実施形態では、自動車のルーフトリム等に取り付けられて自動車の乗員室内を照明するLEDなどに電力を供給しているが、本発明のLEDユニット1は、種種の機械や用途などに用いられてもよい。
以上、本発明によれば、基板5の本体部25に電子部品が半田付けされ、基板5の櫛歯状に形成された先端部26に圧接端子6が半田付けされる。したがって、基板5上において、電子部品と圧接端子6とが離間して配置されることになる。よって、基板5の先端部25に配置された圧接端子6を電線40に圧接するとき、基板5の本体部25に半田付けされた電子部品に伝わる圧接の衝撃が緩和されるという効果を奏する。すなわち、電子部品が破損する危険性を低減することができる。
また、本発明によれば、基板5の先端部26は、圧接端子6の基部34を長手方向に跨ぐように、すなわち圧接端子6を縦断するように配置される。さらに、圧接端子6の固定部35、36は、基板5の先端部26が配置されている側とは反対側に、基部34に対して垂直に立設し、且つ、電線40を圧接する圧接刃37は、基板5の先端部26が配置されている側に、基部34に対して垂直に立設している。したがって、基板5の先端部26に圧接端子6を実装するとき、圧接端子6の固定部35、36をチャック等の治具で挟持して圧接端子6を移動させることができ、圧接端子6の圧接刃37の変形を防止できるとともに、圧接端子6を基板5に容易に表面実装できるという効果を奏する。
さらに本発明によれば、圧接端子6の固定部35、36がカバー4の挿入孔43に固定されるので、圧接端子6が半田付けされた基板5の先端部26もカバー4に対して固定される。この状態において、電子部品が半田付けされた基板5の本体部25は、先端部26が配置された基部34に沿う長手方向に移動可能となる。このとき、基板5の本体部25に実装されたLED7は、レンズ3の第一リブ11及び第二リブ12によって挟持されている。したがって、基板5の移動に伴って、LED7及びレンズ3が一体状態で動くので、常に、LED7及びレンズ3の中心は一致していることになる。よって、圧接端子6を圧接するときの衝撃、基板5の伸縮、圧接端子6の実装ズレ、或いは圧接端子6の固定部35、36をカバー4の挿入孔43に固定したときの位置ズレを吸収することができ、基板5の先端部26と圧接端子6の基部34との半田付け箇所にストレスが掛からないという効果を奏する。すなわち、例えば当該半田付け箇所が剥がれてしまうなどの接触不良を起こす危険性を低減し、電源などから供給される電力をLED7などの電子部品に確実に供給することができる。
1 LEDユニット
2 基板組み立て品
3 レンズ
4 カバー
5 基板
6 圧接端子
7 LED
8 抵抗
9 放熱板
10 壁部
11 第一リブ
12 第二リブ
13 集光レンズ部
14 突起部
15 収容空間
16 底板部
17 開口部
18 係止片
19 斜辺部
20 底辺部
21 先端部収容溝
22 電線位置決め片
23、38 切り欠き
24 電線収容溝
25 本体部
26 先端部
27 第一先端部
28 第二先端部
29 第三先端部
30 第四先端部
31、32、33 半田付け部
34 基部
35 第一固定部
36 第二固定部
37 圧接刃
39 リフロー用受け治具
40 電線
41 電線カバー
42 圧接パンチ
43 挿入孔
44 クリアランス

Claims (3)

  1. 基板と、前記基板に実装される圧接端子と、前記基板及び前記圧接端子を収容するカバーと、を備えて構成されるLEDユニットにおいて、
    前記基板は、本体部、及び前記本体部の一端から櫛歯状に延在する先端部を有し、且つ、
    前記本体部に電子部品を半田付けするとともに、前記先端部に前記圧接端子を半田付けする
    ことを特徴とするLEDユニット。
  2. 請求項1に記載のLEDユニットにおいて、
    前記圧接端子は、固定部、圧接刃、及び前記先端部に半田付けされる基部を有し、
    前記基部を縦断するように前記基板の先端部を配置し、且つ、
    前記固定部は前記基板の前記先端部が配置されている側とは反対側に、前記基部に対して垂直に立設するとともに、前記圧接刃は前記基板の前記先端部が配置されている側に、前記基部に対して垂直に立設する
    ことを特徴とするLEDユニット。
  3. 請求項2に記載のLEDユニットにおいて、
    前記カバーは、前記圧接端子の固定部を挿入固定する挿入孔を有し、
    前記圧接端子の固定部を前記挿入孔に挿入固定した状態で、前記基板の本体部は、前記先端部が配置された前記基部に沿う長手方向に移動可能である
    ことを特徴とするLEDユニット。
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