JP2011248748A - 検査用携帯端末、検査システム、携帯端末用検査方法および携帯端末用検査プログラム - Google Patents

検査用携帯端末、検査システム、携帯端末用検査方法および携帯端末用検査プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】図面に対して自動的に位置情報を付与するとともに、検査対象の位置を自動的に登録することができる。
【解決手段】ステップS1で取得した伏図が表示部に表示された状態で、伏図上の任意の位置が指定されると、その位置が現在位置として認識される。そして、位置/時刻取得部から位置情報を取得し、この位置情報と現在位置の伏図上の座標値とが紐付けられる(ステップS3)。これを2箇所又は3箇所について行うことで、伏図に位置情報が付加される(ステップS4)。検査対象を撮影する位置で特定のキーが押下されると、位置/時刻取得部から位置情報を取得し、これに基づいて撮影位置が伏図に登録される(ステップS6)。撮影位置で被写体の写真が撮影され(ステップS7)、写真、撮影位置等が紐付けて記憶される(ステップS10)。
【選択図】図3

Description

本発明は検査用携帯端末、検査システム、携帯端末用検査方法および携帯端末用検査プログラムに係り、特に建設工事等における検査業務を支援する検査用携帯端末、検査システム、携帯端末用検査方法および携帯端末用検査プログラムに関する。
特許文献1には、点検担当者が設備点検の現場においてPDA(携帯情報端末)等の端末とデジタルカメラとを用いて、又はカメラ付き携帯電話を用いて行った点検の結果がサーバに保存されると、各点検箇所の経時変化の観察をPCで容易に行うことができる設備点検支援システムが開示されている。
特許文献2には、緯度経度座標が付与された図面データを表示させ、表示された図面データ上の検査位置が入力された場合に、撮像部を起動させ、撮像部によって撮像された撮像データを検査位置の緯度経度座標及び検査日時に対応付けて記憶部に格納する建物検査情報取得装置が開示されている。
特開2007−58496号公報 特開2008−197750号公報
特許文献1に記載の発明においては、各点検箇所には予め点検箇所名、点検箇所位置情報、前回点検時の担当者のコメント、画像などの情報が入力されている。しかしながら、特許文献1に記載の発明においては、図面は用いられていないため、検査箇所が直感的にわかりにくいという問題がある。特許文献2に記載の発明においては、図面を用いるため検査箇所の確認は可能であるが、その図面には予め位置情報を付与しておく必要があるため、手間がかかる上、携帯端末だけで位置情報の登録、検査位置の入力を行うことはできないという問題がある。
また、特許文献1、特許文献2に記載の発明においては、検査者が検査を開始する時に検査箇所の位置を入力する必要があるため、検査者の手間が増え、場所の入力や指定ミスが増えるという問題がある。
このように検査された結果、不合格判定がなされた検査箇所は、改修後に再検査が必要となる。また、経時変化の観察が必要となる点検においては、同じ箇所を定期的に点検する必要がある。このように同一箇所で撮影される写真は、同じ構図で撮影されていなければ、時系列での写真の比較が困難である。特に、凹凸や柄のない壁の改修作業においては、改修前と改修後の写真が完全に同じ構図でなければ改修確認の証拠写真として不十分である。
しかしながら、特許文献2に記載の発明には、同一箇所で撮影される写真を同じ構図にすることは記載されていない。特許文献1に記載の発明には、前回点検時と同一の構図の写真を撮影するために撮影位置や撮影の方向も含めた位置確認を行うことが可能であると記載されている。しかしながら、デジタルカメラを用いた場合には、そのような操作を行うことは難しく、現実的に不可能であるという問題がある。携帯電話を用いた場合には、位置確認は可能であるが、ナビゲーション方法などの同一の構図の写真を撮影するための具体的な方法についての詳細は明記されていない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、図面に対して自動的に位置情報を付与するとともに、検査対象の位置を自動的に登録することができる検査用携帯端末、検査システム、携帯端末用検査方法および携帯端末用検査プログラムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の検査用携帯端末は、検査対象に関する情報が表示された図面を取得する図面取得手段と、位置情報を取得する位置情報取得手段と、前記位置情報取得手段により取得された位置情報に基づいて前記取得された図面に位置情報を付加する位置情報付加手段と、前記検査対象を被写体とした画像を撮影する撮影手段と、前記撮影手段が画像を撮影する位置において前記位置情報取得手段により取得された位置情報である撮影位置を前記位置情報が付加された図面に紐付ける位置登録手段と、前記撮影手段により撮影された画像と前記撮影位置とを紐付けて記憶する記憶手段と、前記図面を表示すると共に、前記位置情報が付加された図面に紐付けられた撮影位置に基づいて撮影位置を示す表示を前記図面に重ねて表示する表示手段と、前記表示手段に表示された撮影位置を示す表示を選択する選択手段と、前記撮影位置を示す表示が選択されると、当該選択された撮影位置を示す表示の基となった撮影位置に紐付けられた画像を前記記憶手段から取得して前記表示手段に表示させる制御手段と、を備えたことを特徴とする。
請求項1に記載の検査用携帯端末によれば、検査対象に関する情報が表示された図面を取得し、位置情報を取得し、取得した位置情報に基づいて図面に位置情報を付加する。検査対象を被写体とした画像を撮影すると共に、この画像を撮影する位置において取得された位置情報である撮影位置を位置情報が付加された図面に紐付け、撮影された画像と撮影位置とを紐付けて記憶する。図面を表示すると共に、位置情報が付加された図面に紐付けられた撮影位置に基づいて撮影位置を示す表示を図面に重ねて表示し、表示された撮影位置を示す表示が選択されると、選択された撮影位置を示す表示の基となった撮影位置に紐付けられた画像を表示する。これにより、予め図面に位置情報を入力することなく、検査現場で自動的に図面に位置情報を入力することができる。また、検査者が撮影位置を入力することなく、図面に撮影位置を登録することができる。したがって、検査者の手間を省き、位置情報の入力ミスや撮影位置の登録ミスを無くすことができる。また、携帯端末のみ、現場のみで登録処理を完結させることができる。なお、撮影位置を示す表示を図面に重ねて表示するタイミングは限定されるものではなく、撮影位置を登録したときでもよいし、写真撮影が終了してからでもよい。
請求項2に記載の検査用携帯端末は、請求項1に記載の検査用携帯端末において、前記位置登録手段は、前記検査対象の位置において前記位置情報取得手段により取得された位置情報である被写***置を前記位置情報が付加された図面に紐付け、前記記憶手段は、前記撮影された画像と前記被写***置とを紐付けて記憶し、前記表示手段は、前記図面に紐付けられた被写***置に基づいて被写***置を示す表示を前記図面に重ねて表示し、前記選択手段は、前記表示手段に表示された被写***置を示す表示を選択し、前記制御手段は、前記被写***置を示す表示が選択されると、当該選択された被写***置を示す表示の基となった被写***置に紐付けられた画像を前記記憶手段から取得して前記表示手段に表示させることを特徴とする。
請求項2に記載の検査用携帯端末によれば、検査対象の位置において位置情報を取得し、取得された位置情報である被写***置を位置情報が付加された図面に紐付け、撮影された画像と被写***置とを紐付けて記憶する。図面を表示すると共に、位置情報が付加された図面に紐付けられた被写***置に基づいて被写***置を示す表示を図面に重ねて表示し、表示された被写***置を示す表示が選択されると、選択された被写***置を示す表示の基となった撮影位置に紐付けられた画像を表示する。これにより、検査者が被写***置を入力することなく、図面に被写***置を登録することができる。したがって、検査者の手間を省き、被写***置の登録ミスを無くすことができる。なお、被写***置を示す表示を図面に重ねて表示するタイミングは限定されるものではなく、被写***置を登録したときでもよいし、写真撮影が終了してからでもよい。
請求項3に記載の検査用携帯端末は、請求項1又は2に記載の検査用携帯端末において、前記選択された撮影位置を示す表示を任意の位置に移動させる移動手段を備えたことを特徴とする。
請求項3に記載の検査用携帯端末によれば、選択された撮影位置を示す表示を任意の位置に移動させる。これにより、ユーザが撮影位置を微調整することができる。
請求項4に記載の検査用携帯端末は、請求項1から3のいずれかに記載の検査用携帯端末において、前記撮影手段により撮影された画像の構図に関する情報を取得する構図情報取得手段と、前記選択手段により撮影位置を示す表示が選択されると、前記撮影手段により連続的に被写体像の取得を開始させる撮影制御手段と、を備え、前記記憶手段は、前記撮影手段により撮影された画像と当該画像の構図に関する情報とを紐付けて記憶し、前記制御手段は、前記撮影手段により連続的に被写体像の取得が開始されると、当該選択された撮影位置を示す表示の基となった撮影位置に紐付けられた画像に紐付けられた構図に関する情報に基づいて、前記選択された撮影位置を示す表示の基となった撮影位置に紐付けられた画像と略同じ構図で前記撮影手段により連続的に被写体像の取得されるような案内表示を前記表示手段に表示させることを特徴とする。
請求項4に記載の検査用携帯端末によれば、撮影手段により撮影された画像の構図に関する情報を取得し、撮影手段により撮影された画像と画像の構図に関する情報とを紐付けて記憶する。これにより、同一の撮影位置からは略同じ構図の写真が撮影可能となる。
また、請求項4に記載の検査用携帯端末によれば、表示手段に表示された撮影位置を示す表示が選択されると、連続的に被写体像の取得を開始すると共に、選択された撮影位置を示す表示の基となった撮影位置に紐付けられた画像に紐付けられた構図に関する情報に基づいて、選択された撮影位置を示す表示の基となった撮影位置に紐付けられた画像と略同じ構図で連続的に被写体像が取得されるような案内表示を表示する。これにより、同一の撮影位置で略同じ構図の写真を撮影するように検査者を誘導することができる。
請求項5に記載の検査用携帯端末は、請求項4に記載の検査用携帯端末において、前記撮影制御手段は、前記撮影手段により連続的に被写体像の取得された画像が前記選択された撮影位置に紐付けられた画像と略同じ構図となったときに画像を撮影することを特徴とする。
請求項5に記載の検査用携帯端末によれば、連続的に被写体像の取得された画像が、選択された撮影位置に紐付けられた画像と略同じ構図となったときに、画像を撮影する。これにより、自動的に略同一の構図の画像を撮影することができる。そして、撮影された略同一の構図の画像は、証拠写真として有効利用することができる。
請求項6に記載の検査用携帯端末は、請求項1から5のいずれかに記載の検査用携帯端末において、前記撮影手段により画像が撮影された日時を示す日時情報を取得する日時情報取得手段を備え、前記記憶手段は、前記撮影手段により撮影された画像と、当該画像が撮影された時に前記日時情報取得手段により取得された日時情報とを紐付けて記憶することを特徴とする。
請求項6に記載の検査用携帯端末によれば、画像が撮影された日時を示す日時情報を取得し、撮影された画像と、当該画像が撮影された時に取得された日時情報とを紐付けて記憶する。これにより、検査結果の経時的比較が容易となる。
請求項7に記載の検査用携帯端末は、請求項1から6のいずれかに記載の検査用携帯端末において、前記取得手段は、前記図面と共に当該図面の高さに関する情報を取得し、前記位置情報取得手段は、高さに関する情報を取得し、前記位置情報付加手段は、前記取得手段及び前記位置情報取得手段により取得された高さに関する情報に基づいて、前記位置情報取得手段により取得された高さに関する情報に相当する高さに関する情報を有する図面を前記取得手段により取得された画像のなかから選択し、当該選択した図面に位置情報を付加することを特徴とする。
請求項7に記載の検査用携帯端末によれば、図面と共に当該図面の高さに関する情報を取得し、かつ現在位置の高さに関する情報を取得する。取得された図面の高さに関する情報及び現在位置の高さに関する情報に基づいて、現在位置の高さに相当する高さの図面を取得された画像のなかから選択し、位置情報に基づいて選択された図面に位置情報を付加する。これにより、伏図を自動的に選択することができる。
請求項8に記載の検査用携帯端末は、請求項1から7のいずれかに記載の検査用携帯端末において、前記取得手段は、2次元又は3次元の図面を取得し、前記選択手段は、前記表示手段に表示された図面の中から任意の位置を選択し、前記位置情報付加手段は、前記取得手段により取得された図面における前記選択された任意の位置の座標値と、前記位置情報取得手段により取得された位置情報とを紐付けて記憶する処理を、前記図面が2次元の場合には2回、前記図面が3次元の場合には3回行うことにより前記取得された図面に位置情報を付加することを特徴とする。
請求項8に記載の検査用携帯端末によれば、表示された図面の中から任意の位置を選択し、選択された任意の位置の座標値と、位置情報取得手段により取得された位置情報とを紐付けて記憶する。この処理を、図面が2次元の場合には2回、図面が3次元の場合には3回行う。これにより、検査者が位置情報を入力することなく、自動的に図面に位置情報を付加することができる。
請求項9に記載の検査システムは、請求項1から8のいずれかに記載の検査用携帯端末と、管理装置とからなる検査システムであって、前記検査用携帯端末は、前記位置情報が付加された図面と、前記撮影位置と、前記画像とを含む検査結果を前記管理装置へ送信する第1の送信手段を備え、前記管理装置は、前記検査用携帯端末へ前記検査対象に関する情報が表示された図面を送信する第2の送信手段と、前記第1の送信手段から送信された検査結果を受信する受信手段と、前記受信手段により受信された検査結果を紐付けて保存する検査情報保存手段と、を備え、前記図面取得手段は、前記第2の送信手段から送信された図面を取得することを特徴とする。
請求項9に記載の検査システムによれば、検査情報保存手段に携帯端末から送信された検査結果が紐付けて保存されるため、管理装置等の検査用携帯端末以外の端末でも検査結果を閲覧することが可能となる。
請求項10に記載の携帯端末用検査方法は、検査対象に関する情報が表示された図面を取得するステップと、位置情報を取得するステップと、前記取得された位置情報に基づいて前記取得された図面に位置情報を付加するステップと、前記検査対象を撮影する位置において位置情報を取得するステップと、前記検査対象を撮影する位置において取得された位置情報である撮影位置を前記位置情報が付加された図面に紐付けるステップと、前記検査対象を撮影する位置において検査対象を被写体とした画像を撮影するステップと、前記撮影された画像と前記撮影位置とを紐付けて記憶手段に記憶するステップと、前記位置情報が付加された図面を表示手段に表示されると共に、前記位置情報が付加された図面に紐付けられた撮影位置に基づいて撮影位置を示す表示を前記図面に重ねて表示するステップと、前記表示手段に表示された撮影位置を示す表示を選択するステップと、前記選択された撮影位置を示す表示に紐付けられた画像を前記記憶手段から取得して前記表示手段に表示するステップと、を備えたことを特徴とする。
請求項11に記載の携帯端末用検査方法は、請求項10に記載の携帯端末用検査方法において、前記図面を取得するステップは、2次元又は3次元の図面を取得し、前記取得された位置情報に基づいて前記取得された図面に位置情報を付加するステップは、(a)前記取得された図面を表示手段に表示させるステップと、(b)前記表示手段に表示された図面の中から任意の位置を選択するステップと、(c)前記選択された任意の位置の前記図面における座標値と、前記位置情報取得手段により取得された位置情報とを紐付けて記憶するステップと、を含み、前記取得された図面が2次元の場合には、前記(b)、(c)のステップをそれぞれ2回繰り返し行い、前記取得された図面が3次元の場合には前記(b)、(c)のステップをそれぞれ3回繰り返し行うことを特徴とする。
請求項12に記載の携帯端末用検査プログラムは、請求項10又は11に記載の携帯端末用検査方法を携帯端末に実行させることを特徴とする。
本発明によれば、図面に対して自動的に位置情報を付与するとともに、検査対象の位置を自動的に登録することができる。
建設検査システム1の概略構成図である。 建設検査システム1の概略ブロック図である。 建設検査システム1の任意点検査の検査処理のフローチャートである。 検査ポイントの表示例である。 検査結果の表示例である。 建設検査システム2の概略ブロック図である。 建設検査システム2の任意点検査の検査処理のフローチャートである。 建設検査システム2の再検査処理のフローチャートである。
<第1の実施の形態>
図1、図2は本発明の第1の実施の形態に係る建設検査システム1の概略構成を示す。このシステムは、主として、管理装置10、携帯端末20で構成される。管理装置10と携帯端末20とは、移動体通信網、インターネットおよびLANなどで構築されたネットワークを介して相互に接続可能である。
管理装置10は、工事現場情報や作業結果を管理するものであり、携帯端末20を用いて作業が行われるとその作業結果を登録する。管理装置10は、図2に示すように、主として、処理部11、検査情報保存部12、入力部13、表示部14、通信部15等で構成される。
処理部11は、管理装置10全体の動作を統括制御する。処理部11は、所定のプログラムに従って動作を制御する制御手段として機能する。処理部11はメモリ領域を有し、メモリ領域には、処理部11が実行するプログラム及び制御に必要な各種データ等が格納される。
検査情報保存部12は、ハードディスクユニットのような大容量処理部の記憶媒体で構成される。検査情報保存部12に蓄積される検査情報は、工事物件名、検査図面、検査種類(配筋検査など)、検査箇所(建物の階数など)、検査対象(柱、梁、壁など)、検査項目(種類、数、ピッチなど)、被写***置、撮影位置、写真、検査結果などを含む。検査図面は、見取り図面(伏図)、部材図面(配筋図、断面図など)を含む。部材図面、検査対象は、伏図に配置された各部材の位置に紐付けられている。また、被写***置、撮影位置は、伏図の任意の位置に紐付けられており、写真は被写***置、撮影位置に紐付けられている。ここで、伏図とは建設現場で建設中の建物の基礎(柱、梁、壁などの検査対象)の配置や形状を表示した平面図であり、建物内における検査対象の位置や検査対象の部材、形状等の検査対象に関する情報が伏図に明確に表示される。
入力部13は、マウス、キーボード等であり、工事現場情報や計画時の工程等を入力する。入力部13により入力された結果は処理部11へ入力され、入力が行われたか否か、どのボタンへの入力が行われたか等が検出される。
表示部14は、CRTモニタ、液晶モニタ等のカラー表示が可能なディスプレイであり、処理部11から出力された各種管理情報等を表示する。
通信部15は、携帯端末20との間で、移動体通信網を介して音声、画像その他のデータを通信する。
携帯端末20は、公知の携帯電話やPDAなどで構成でき、図2に示すように、主として、処理部21、入力部22、表示部23、撮影部24、位置/時刻取得部25、記憶部26、通信部27等で構成される。また、携帯端末20は、送話音声を入力するマイクロフォンと、受話音声を出力するスピーカと、マイクロフォンから入力された音声の符号化及び受信した音声の復号化を行う音声処理部等の音声の通話に関わる回路を備えるが、これらは必須ではない。
処理部21は、携帯端末20全体の動作を統括制御する。処理部21は、所定のプログラムに従って動作を制御する制御手段として機能する。処理部21はメモリ領域を有し、メモリ領域には、処理部21が実行するプログラム及び制御に必要な各種データ等が格納される。
また、処理部21は、伏図や写真等の画像を映像信号に変換して表示部23に表示させる。画像を映像信号に変換して表示部23に表示させる方法は既に公知の方法を用いることができるため、説明を省略する。
入力部22は、カーソルを上下左右方向へ移動させる十字キー、数字、文字(漢字、英数字)等の入力を行うテンキーや、表示部23に重ねて配設されたタッチパネル等からなる。入力部22により入力された結果は処理部21へ入力され、入力が行われたか否か、どのボタンへの入力が行われたか等が検出される。
表示部23は、カラー表示が可能な液晶ディスプレイ、有機EL等のディスプレイである。表示部23は、管理装置10から送信された伏図、撮影部24が撮影した写真等が表示されると共に、各種設定操作を行なう際のユーザインターフェース(GUI)表示パネルとして利用される。
撮影部24は、レンズユニットを通過した光を撮像素子に結像させて画像信号を取得し、処理部21からの指令に従って画像信号を処理して画像データを取得する。撮影部24の機能は一般的なデジタルカメラと同様であるため、説明を省略する。
位置/時刻取得部25は、例えばGPS等の位置検索システムであり、携帯端末20の位置情報や日時情報を取得する。位置/時刻取得部25が取得する位置情報は、緯度、経度、高度を含む。日時情報は、年、月、日、時、分、秒を含む。なお、日時情報は、位置検索システムから取得する以外に、携帯端末20の図示しない内部時計から取得するようにしてもよい。
記憶部26は、管理装置10から送信された伏図、撮影部24が撮影した写真や検査結果等を記憶する。
通信部27は、管理装置10との間で、移動体通信網を介して音声、画像その他のデータを通信する。
本実施の形態では、検査情報保存部12が管理装置10に含まれているが、検査情報保存部12の機能をサーバとして独立させ、検査情報保存部12以外の管理装置10の機能を携帯端末20にもたせるようにしてもよい。
このようにして構成された建設検査システム1の作用について説明する。この建設検査システム1の処理を管理装置10および携帯端末20に実行させるためのプログラムは管理装置10や携帯端末20の処理部内のメモリ領域又は図示しない記憶媒体に記憶されている。
図3は、任意点検査の検査処理のフローチャートである。「任意点検査」とは、携帯端末20で検査図面を表示し、その検査図面上の任意の検査位置で検査結果と検査写真とを携帯端末20で取得し、それらを紐付けて所定の記憶媒体(検査情報保存部12等)に保存する処理を言う。
(ステップS1)管理装置10には、複数の伏図が記憶されている。これらの伏図に対して、水平方向(XY空間)の図面であるか、垂直方向(XZ空間またはYZ空間)の図面であるか、3次元(XYZ空間)の図面であるかを設定する。さらに、各伏図に対して工事物件名、検査図面等の基本情報を設定する。水平方向の図面とは例えば平面図や天井の図であり、垂直方向の図面とは例えば壁面の図である。これらの設定は、入力部13から情報が入力され、処理部11が図面と入力された情報とを関連付けて検査情報保存部12に記憶させることにより行われる。
(ステップS2)検査者が現場で携帯端末20の検査用アプリケーションを起動する。携帯端末20は、通信部27を介して管理装置10から伏図を受信し、記憶部26に記憶する。この伏図には、ステップS1で設定された各種情報が関連付けられている。入力部22から所定の伏図の選択が入力されると、処理部21は選択された伏図を表示部23に表示させる。これにより、検査が開始される。
なお、伏図の選択は、入力部22を介して行う場合に限られない。例えば、伏図に予めフロア情報(その図面が何階の図面であるかを示す情報)を設定しておき、位置/時刻取得部25から高度を取得し、その高度に該当するフロア情報が設定された伏図を自動的に選択するようにしてもよい。例えば、高度が2.9mである場合には、2階の高さに相当するため、フロア情報が2階の伏図が選択される。
また、管理装置10から全ての伏図を送信するのではなく、必要な伏図だけを送信するようにしてもよい。例えば、取得した高度を管理装置10へ送信し、該当するフロア情報が設定された伏図のみを携帯端末20へ送信するようにしてもよい。
(ステップS3)伏図が表示部23に表示された状態で、入力部22により伏図上の任意の位置が指定される。指定の方法としては、タッチパネルを押圧することにより、押圧された位置に重ねて表示された伏図上の位置を指定する方法や、十字キー等でカーソルを移動させて決定を示すキーを押圧することでカーソルが示す伏図上の位置を指定する方法等があげられる。
任意の位置が指定されると、処理部21はその位置を現在位置として認識する。そして、処理部21は位置/時刻取得部25から位置情報を取得し、この位置情報と現在位置の伏図上の座標値とを紐付ける。これにより、現在位置の位置情報が伏図に登録される。
この登録作業を、伏図が2次元の図面、すなわち水平方向、垂直方向の図面である場合には伏図上の任意の2ヶ所に対して、3次元の図面である場合には伏図上の任意の3ヶ所に対して繰り返し行う。
(ステップS4)処理部21は、ステップS3で登録された現在位置の位置情報に基づいて伏図に位置情報を付加する。すなわち、伏図の座標系が緯度、経度、高度の情報を持つ。水平方向の図面の場合には緯度と経度の情報を持ち、垂直方向の図面の場合には緯度又は経度と高さの情報を持ち、3次元の図面の場合に緯度、経度、高さの情報をもつ。したがって、検査者が位置情報を入力することなく、自動的、リアルタイムに伏図に位置情報を付加することができる。
(ステップS5)ステップS4で伏図に位置情報が付加されたら、伏図上に現在位置が表示可能となる。入力部22により現在位置の表示指示が入力されると、処理部21は位置/時刻取得部25から位置情報を取得し、その位置情報を伏図上の座標系に変換して伏図の座標値を算出する。そして、処理部21は、表示部23に表示された伏図に重ねて、算出された座標値の位置に現在位置を示すアイコンを表示する。これにより、伏図に重ねて現在位置が表示される。
このステップS5の処理は、入力部22から現在位置の表示指示を入力された時に行うようにしてもよいし、処理部21が自動で定期的に行なうようにしてもよい。また、ステップS5の処理は必須の処理ではなく、必要に応じて省略してもよい。
(ステップS6)検査者が被写体、すなわち検査対象のある位置で入力部22の特定のキーを押下すると、処理部21は位置/時刻取得部25から位置情報を取得し、その位置情報を伏図上の座標系に変換して伏図の座標値を算出する。そして、処理部21は、この座標値及び位置情報を被写***置として伏図に紐付けて記憶部26に記憶する。これにより、伏図に被写***置が登録される。なお、ステップS6の処理は必須ではなく、必要に応じて省略してもよい。
(ステップS7)検査者が被写体、すなわち検査対象を撮影する位置で入力部22の特定のキーを押下すると、処理部21は位置/時刻取得部25から位置情報を取得し、その位置情報を伏図上の座標系に変換して伏図の座標値を算出する。そして、処理部21は、この座標値及び位置情報を撮影位置として伏図に紐付けて記憶部26に記憶する。これにより、撮影位置が伏図に登録される。そして、処理部21は撮影部24を介して被写体の写真を撮影する。
なお、ステップS6、S7の処理では、被写***置や撮影位置の登録のみでなく、登録された被写***置、撮影位置を示すアイコンを表示部23に表示された伏図に重ねて表示するようにしてもよい。表示は、ステップS5の現在位置の表示と同様にして行うことができる。被写***置、撮影位置を表示部23に表示した場合には、検査者が入力部22を介して処理部21が位置を微調整できるようにしてもよい。
位置の微調整の方法としては、i)被写***置、撮影位置の位置情報を伏図の座標系がもつ緯度、経度等を用いて修正する、ii)伏図上に表示する被写***置、撮影位置を示すアイコンの座標値だけを修正し位置情報は修正しない、の2通りの方法が考えられる。ただし、被写***置の登録(ステップS6)を行わず、撮影位置の登録(ステップS7)のみで撮影を行い、被写***置へアイコンを移動させる場合がありうるため、同じ撮影位置から構図の同じ写真を複数回撮影することを考える(詳細は第2の実施の形態を参照)と、ii)の方法を採用するのが望ましい。
(ステップS8)処理部21は、ステップS7で撮影した写真を表示部23に表示させる。これにより、検査者が撮影した写真を確認することができる。検査者が確認した結果、撮影された写真が適切な写真でない場合には、入力部22の所定のキーが押下されることにより処理部21がステップS7の処理を再度行うようにすることもできる。また、検査者が確認した結果、ステップS7で撮影した撮影対象の撮影をキャンセルしたい場合も考えられる。このような場合に対応するために、入力部22の所定のキーが押下されることにより処理部21がステップS6、S7の処理を再度行うようにすることもできる。
また、撮影した写真の一部を拡大した写真を撮影することも考えられる。この場合には、入力部22を介して表示された写真の一部が選択されると、処理部21は撮影部24を介して被写体の写真を撮影する。また、同じ被写体に対して、同じ撮影位置から複数枚の写真を撮影することもできる。
(ステップS9)撮影した検査対象についてのコメント、合否判定等の検査結果補足情報が入力部22を介して入力されると、処理部21は、検査結果補足情報と写真とを関連付けて記憶部26に一時的に記憶させる。
(ステップS10)処理部21は、ステップS6で登録された被写***置(ステップS6が省略されていない場合)、ステップS7で登録された撮影位置、ステップS7で撮影されステップS8で確認された写真、ステップS9で入力された検査結果補足情報を紐付けて記憶部26に記憶する。ステップS8で拡大写真が撮影されている場合には、拡大写真と、拡大されていない写真上の選択位置も一緒に紐付けて記憶される。また、ステップS4で位置情報が付加された伏図を一緒に紐付けて記憶するようにしてもよい。
検査対象が複数ある場合には、ステップS6〜ステップS10までの処理が検査対象の数だけ繰り返される。
(ステップS11)処理部21は、図4に示すように、ステップS10で記憶された被写***置、撮影位置を示すアイコンを伏図に重ねて表示させる。以下、この伏図上に表示されるアイコンを、検査ポイントという。検査ポイントとして伏図上にプロットされるのは、i)被写***置、ii)撮影位置、iii)被写***置と撮影位置の3通りが考えられる。ステップS6が省略されている場合にはii)の表示方法で表示される。iii)の表示方法の場合には、被写***置と撮影位置との関係が伝わるようにすることが望ましい。例えば、図4では、同じ写真に紐付けられている検査ポイントを丸で囲むことにより、被写***置と撮影位置とが同じ被写体に関係していることを示している。
ステップS9で検査結果補足情報として不具合内容が入力された場合には、検査ポイントを不具合内容に応じて変えるようにしてもよい。図4に示す場合においては、不具合内容が紐付けられていない被写***置には、丸や四角のアイコンを表示させ、不具合内容が紐付けられた被写***置には、不具合内容に応じたアイコン(例えば水漏れやひび割れ)が表示される。
処理部21は、入力部22を介して検査ポイントが選択されると、ステップS10で被写***置や撮影位置に紐付けて保存された写真を表示部23に表示させる。これにより、検査者は検査ポイントに紐付けられた写真を確認することができる。
また、検査ポイントの位置を微調整することもできる。微調整の方法は、ステップS7で説明した方法と同様であるため、説明を省略する。
(ステップS12)処理部21は、ステップS4で位置情報が付加された伏図や、ステップS10で記憶部26に紐付けて記憶された被写***置、撮影位置、写真、検査結果補足情報等を通信部27を介して管理装置10へ送信する。そして、処理部21はアプリケーションを終了し、表示部23に表示された伏図等が閉じられる。これにより、検査が終了される。
(ステップS13)管理装置10の処理部11は、ステップS12で携帯端末20から送信された位置情報が付加された伏図、被写***置、撮影位置、写真、検査結果補足情報等(以下、検査結果という)を紐付けて検査情報保存部12に記憶する。
(ステップS14)ステップS13で紐付けて記憶した情報は、管理装置10の表示部14でも閲覧可能である。図5は、管理装置10で検査結果を閲覧した場合の表示例である。図5では、検査ポイントとして被写***置のみが表示されている。入力部13を介して検査ポイントが選択されると、処理部11は、選択された検査ポイントに紐付けられた写真を検査情報保存部12から取得して表示部14に表示させる。表示した写真に拡大写真が紐付けられている場合には、ステップS8で選択された位置にアイコンが表示される。入力部13を介してそのアイコンが選択されると、処理部11は、紐付けられた拡大写真を検査情報保存部12から取得して表示部14に表示させる。管理装置10からも、携帯端末20と同様、検査ポイントの微調整を行うことができる。微調整の方法は携帯端末20で行う場合と同様であるため、説明を省略する。検査情報保存部12に記憶された情報は、管理装置10の表示部14のみでなく他の携帯端末20でも閲覧が可能となる。
本実施の形態によれば、予め図面(本実施の携帯では伏図)に位置情報を入力することなく、検査現場で自動的に図面に位置情報を入力することができる。また、検査者が検査位置(被写***置、撮影位置等)を入力することなく、図面に検査位置を登録することができる。そのため、検査者の手間を省き、位置情報の入力ミスや検査位置の登録ミスを無くすことができる。また、携帯端末のみ、現場のみで登録処理を完結させることができる。
なお、本実施の形態では、ステップS4において携帯端末20で図面への位置情報の追加を行い、ステップS5において位置情報を伏図上の座標系に変換して座標値を算出したが、取得した位置情報を携帯端末20から管理装置10へ随時送信し、図面に位置情報を付加する計算や位置情報を伏図上の座標系に変換して座標値を算出する計算を管理装置10で行なうようにしてもよい。
また、本実施の形態では、ステップS12で検査結果等をまとめて携帯端末20から管理装置10へ送信したが、管理装置10と携帯端末20との間で随時通信を行い、リアルタイムで管理装置10に写真や検査結果を送信し、検査情報保存部12に保存するようにしても良い。
<第2の実施の形態>
第1の実施の形態で検査した結果、不合格であった場合等には、改修等を行った後で再検査を行う必要がある。
本発明の第2の実施の形態は、再検査を行う時に、以前の検査で撮影した写真と略同じ構図で写真が撮影できるように誘導する形態である。以下、第2の実施の形態に係る建設検査システム2について説明する。なお、第1の実施の形態と同一の部分については、同一の符号を付し、説明を省略する。
図6は本発明の建設検査システム2の概略構成を示す。携帯端末20−1は、公知の携帯電話やPDAなどで構成でき、主として、処理部21、入力部22、表示部23、撮影部24、位置/時刻取得部25、記憶部26、通信部27、方角検出部28、傾き検出部29等で構成される。また、携帯端末20−1は、送話音声を入力するマイクロフォンと、受話音声を出力するスピーカと、マイクロフォンから入力された音声の符号化及び受信した音声の復号化を行う音声処理部等の音声の通話に関わる回路を備えるが、これらは必須ではない。
方角検出部28は、地磁気センサ等のセンサからなり、撮影部24の対物レンズが向いている方角を検出する。なお、撮影部24の対物レンズが向いている方角は、方角検出部28を用いて検出することもできるし、位置/時刻取得部25を用いて検出することもできる。
傾き検出部29は、加速度センサや傾きセンサ等のセンサからなり、携帯端末20−1の傾き(水平方向、垂直方向等)を検出する。
図7は、建設検査システム2の任意点検査の検査処理のフローチャートである。この建設検査システム2の処理を管理装置10および携帯端末20−1に実行させるためのプログラムは管理装置10や携帯端末20−1の処理部内のメモリ領域又は図示しない記憶媒体に記憶されている。なお、建設検査システム1の任意点検査の検査処理とは、撮影処理(ステップS7)及び保存処理(ステップS10)のみが異なるため、撮影処理のみ説明し、その他は説明を省略する。
(ステップS7’)検査者が被写体、すなわち検査対象を撮影する位置で入力部22の特定のキーを押下すると、処理部21は位置/時刻取得部25から位置情報(緯度、経度、高度)、時刻情報を取得する。そして、位置情報をその位置情報を伏図上の座標系に変換して伏図の座標値を算出し、この座標値及び位置情報を撮影位置として伏図に紐付けて記憶部26に記憶させる。
処理部21は撮影部24を介して被写体の写真を撮影し、撮影した写真と共に撮影倍率を取得する。
処理部21は、方角検出部28から撮影部24が写真を撮影したときの携帯端末20−1の方角を検出すると共に、傾き検出部29から撮影部24が写真を撮影したときの携帯端末20−1の傾きを取得する。
そして、処理部21は、取得した撮影位置と、位置情報のうちの高度(以下、高さ情報という)と、携帯端末20−1の方角と、携帯端末20−1の傾きと、撮影倍率と、撮影日時とを紐付けて、すなわち構図に関する情報を紐付けて記憶部26に記憶する。
なお、ステップS7’の処理において、登録された撮影位置を示すアイコンを表示部23に表示された伏図上に重ねて表示するようにしてもよい。被写***置、撮影位置を表示部23に表示した場合には、検査者が入力部22を介して位置を微調整できるようにしてもよい。アイコンの表示、微調整の方法はステップS7と同様の方法を用いることができる。
(ステップS10’)処理部21は、ステップS6で登録された被写***置(ステップS6が省略されていない場合)、ステップS7’で登録された撮影位置、構図に関する情報、ステップS7’で撮影されステップS8で確認された写真、ステップS9で入力された検査結果補足情報を紐付けて記憶部26に記憶する。ステップS8で拡大写真が撮影されている場合には、拡大写真と、拡大されていない写真上の選択位置も一緒に紐付けて記憶される。
検査対象が複数ある場合には、ステップS6〜ステップS10’までの処理が検査対象の数だけ繰り返される。
図8は、建設検査システム2の再検査処理のフローチャートである。この建設検査システム2の処理を管理装置10および携帯端末20−1に実行させるためのプログラムは管理装置10や携帯端末20−1の処理部内のメモリ領域又は図示しない記憶媒体に記憶されている。
(ステップS21)処理部21は、検査情報保存部12に紐付けて記憶された被写***置、撮影位置、写真、検査結果補足情報等の検査結果及び伏図を通信部27を介して管理装置10から取得する。処理部21は、取得した検査結果や伏図を記憶部26に記憶させ、伏図を表示部23に表示させる。これにより、再検査が開始される。
(ステップS22)この伏図には既に位置情報が付加されているため、伏図上に現在位置が表示可能である。入力部22から現在位置の表示指示が入力されると、処理部21は位置/時刻取得部25から位置情報を取得し、その位置情報を伏図上の座標系に変換して伏図の座標値を算出する。そして、処理部21は、表示部23に表示された伏図に重ねて、算出された座標値の位置に現在位置を示すアイコンを表示する。これにより、伏図に重ねて現在位置が表示される。
このステップS22の処理は、入力部22から現在位置の表示指示を入力された時に行うようにしてもよいし、処理部21が自動で定期的に行なうようにしてもよい。また、ステップS22の処理は必須の処理ではなく、必要に応じて省略してもよい。
(ステップS23)処理部21は、記憶部26に記憶された伏図、被写***置、撮影位置等に基づいて、表示部23に表示された伏図に紐付けられた検査ポイントを伏図に重ねて表示する。
入力部22を介して検査ポイントが選択されると、処理部21は、その検査ポイントに紐付けられた写真を記憶部26から取得して表示部23に表示させる。入力部22の所定キーが押下されることにより、検査ポイントに紐付けられた検査結果補足情報を表示部23に表示させるようにしてもよい。
(ステップS24)入力部22を介して検査ポイントが選択され、表示部23に表示された写真が選択されると、処理部21は、検査者がその写真と同じ構図の写真の撮影を希望していると認識する。
検査ポイントに複数の写真が紐付けられている場合には、入力部22により所望の写真の選択が可能となるように、処理部21は紐付けられた全ての写真を並べて又は順番に表示部23に表示する。
写真の選択方法は、入力部22を介して選択する方法のほかに、処理部21が自動的に選択する方法も考えられる。自動で選択する方法としては、位置/時刻取得部25から位置情報を取得し、その位置情報に最も近い撮影位置で、ステップS7で撮影されステップS8で確認された写真、すなわちその撮影位置に紐付けられた写真を選択するようにすればよい。
(ステップS25)処理部21は、撮影部24を起動し、連続的に被写体像を取得し、取得した被写体像を連続的に映像信号に変換して表示部23に表示する。これにより、ライブビュー画像(スルー画像)が表示部23に表示される。ライブビュー画像の取得、表示方法はすでに公知であるため、説明を省略する。
処理部21は、位置/時刻取得部25から位置情報(高さ情報を含む)、撮影日時、方角検出部28から携帯端末20−1の方角、傾き検出部29から携帯端末20−1の傾き、撮影部24から撮影倍率を連続的に取得する。
検査時の写真撮影処理(ステップS7’)では、高さ情報、携帯端末20−1の方角、携帯端末20−1の傾き、撮影倍率、撮影日時が写真に紐付けられている。処理部21は、ステップS24で選択された写真に紐付けられた位置情報、高さ情報、携帯端末20−1の方角、携帯端末20−1の傾き、撮影倍率を記憶部26から取得し、これと連続的に取得している位置情報、携帯端末20−1の方角、携帯端末20−1の傾き、撮影倍率とを比較する。そして、処理部21は、連続的に取得している位置情報(高さ情報を含む)、携帯端末20−1の方角、携帯端末20−1の傾き、撮影倍率が、ステップS24で選択された写真に紐付けられた位置情報、高さ情報、携帯端末20−1の方角、携帯端末20−1の傾き、撮影倍率と略一致するように表示部23にナビゲート表示を行う。
ナビゲート表示としては、i)連続的に撮影している取得している位置情報(高さ情報を含む)、携帯端末20−1の方角、携帯端末20−1の傾き、撮影倍率と、ステップS24で選択された写真に紐付けられた位置情報、高さ情報、携帯端末20−1の方角、携帯端末20−1の傾き、撮影倍率とを並べて表示部23に表示する、ii)検査者を誘導したい方向を示す矢印を表示部23に表示する、iii)ステップS24で選択された写真をライブビュー画像に重ねて表示する、等が考えられる。ナビゲート表示は、入力部22からの入力に応じて変更してもよいし、処理部21が写真を解析して自動的に適切なナビゲート表示を選択してもよい。自動的に適切なナビゲート表示を選択する方法としては、例えば、ライブビュー画像内の輪郭を抽出し、輪郭が多い場合にはiii)のナビゲート表示を選択し、輪郭が少ない場合(例えば、壁や床等の写真等が考えられる)にはiii)以外のナビゲート表示を選択する等があげられる。
これにより、ステップS24で選択された写真と略同一の構図の写真を撮影するように検査者を誘導することができる。
なお、構図に関する情報として、本実施の形態では位置情報、高さ情報、携帯端末20−1の方角、携帯端末20−1の傾き、撮影倍率を用いたが、略同一の構図の写真を撮影するための要素はこれに限定されない。携帯端末20−1の機種が検査者によって異なることもありうるため、その場合には写真の解像度、縦撮りか横撮りかを示す情報、撮像素子の大きさ等を追加することも考えられる。また、iii)ステップS24で選択された写真をライブビュー画像に重ねて表示する、というナビゲート表示を採用する場合など、位置情報、高さ情報、携帯端末20−1の方角、携帯端末20−1の傾き、撮影倍率は必要ない場合もありうる。
このようにしてライブビュー画像の構図がステップS24で選択された写真と略同一の構図となったら、入力部22を介して撮影指示が入力され、処理部21は撮影部24を介して画像を撮影すると共に、撮影時の位置情報、日時情報、高さ情報、携帯端末20−1の方角、携帯端末20−1の傾き、撮影倍率を取得する。
なお、撮影部24での画像の撮影は、入力部22から入力される撮影指示を待って行なってもよいし、処理部21が自動的に撮影指示を出すようにしてもよい。例えば、連続的に撮影している取得している位置情報(高さ情報を含む)、携帯端末20−1の方角、携帯端末20−1の傾き、撮影倍率と、ステップS24で選択された写真に紐付けられた位置情報、高さ情報、携帯端末20−1の方角、携帯端末20−1の傾き、撮影倍率とが一致した時に処理部21が撮影指示を出すようにすれば、処理部21が自動で撮影指示を出すことができる。
(ステップS26)処理部21は、ステップS25で撮影した写真を表示部23に表示させる。これにより、検査者が撮影した写真を確認することができる。検査者が確認した結果、ステップS25で撮影された写真が適切な写真でない場合には、入力部22の所定のキーが押下されることにより処理部21がステップS25の処理を再度行うようにすることもできる。
また、撮影した写真の一部を拡大した写真を撮影することも考えられる。この場合には、入力部22を介して表示された写真の一部が選択されると、処理部21は撮影部24を介して被写体の写真を撮影する。また、同じ被写体に対して、同じ撮影位置から複数枚の写真を撮影することもできる。
(ステップS27)撮影した検査対象についてのコメント、合否判定等の検査結果補足情報が入力部22を介して入力されると、処理部21は、検査結果補足情報と写真とを関連付けて記憶部26に一時的に記憶させる。
(ステップS28)処理部21は、ステップS25で撮影した写真、取得した撮影時の位置情報(高さ情報を含む)、日時情報、携帯端末20−1の方角、携帯端末20−1の傾き、撮影倍率を、ステップS24で選択された写真に紐付けられた被写***置、撮影位置等に紐付けて記憶部26に記憶する。ステップS26で拡大写真が撮影されている場合には、拡大写真と、拡大されていない写真上の選択位置も一緒に紐付けて記憶される。
(ステップS29)処理部21は、図4に示すように、ステップS24で選択された写真の検査ポイントを伏図上に表示する。処理部21は、入力部22を介して検査ポイントが選択されると、ステップS28で記憶された写真を表示部23に表示させる。これにより、検査者は再検査処理で撮影され、検査ポイントに紐付けられた写真を確認することができる。
また、処理部21は、入力部22からの入力に応じてステップS24で選択された写真を表示部23に表示してもよい。これにより、検査者が検査処理で撮影された写真と、再検査処理で撮影された写真とを比較することができる。処理部21は、入力部22からの入力に応じて再度ステップS25〜S29を行うようにしてもよい。
(ステップS30)処理部21は、ステップS28で記憶部26に紐付けて記憶された被写***置、撮影位置、写真、検査結果補足情報等を通信部27を介して管理装置10へ送信する。そして、処理部21はアプリケーションを終了し、表示部23に表示された伏図等が閉じられる。これにより、検査が終了される。
(ステップS31)管理装置10の処理部11は、ステップS30で携帯端末20から送信された被写***置、撮影位置、写真、検査結果補足情報等を紐付けて検査情報保存部12に記憶する。
(ステップS32)ステップS31で紐付けて記憶した情報は、管理装置10の表示部14でも閲覧可能である。管理装置10で検査結果を閲覧する処理については、第1の実施の形態と同一であるため、説明を省略する。
ステップS31で写真と撮影日時とが紐付けて記憶されているため、処理部11は、複数回検査を行っている検査ポイントについては、複数枚の写真を並べて表示し、必要に応じてその写真の撮影日時を表示する。これにより、検査者が写真を時系列で閲覧することができ、検査結果の時間変化を容易に把握することができる。
本実施の形態によれば、位置情報、高さ情報、携帯端末20−1の方角、携帯端末20−1の傾き、撮影倍率など略同一の構図の写真を撮影するための要素を写真撮影時に取得し、記憶するようにしたため、同一の撮影位置からは略同じ構図の写真が撮影可能となる。また、略同一の構図の写真を撮影するようなガイダンス表示を行うため、同一の撮影位置で略同じ構図の写真を撮影するように検査者を誘導することができる。このようにして再検査時に以前の検査時と略同じ構図の写真を撮影することにより、再検査時に撮影した写真を証拠写真として有効利用することができる。
また、本実施の形態によれば、写真の撮影日時を写真に紐付けて記憶するため、検査結果の経時的比較が容易となる。
本発明は、管理装置、携帯端末を備えた建設検査システムに限らず、携帯端末単体として提供しても良いし、建設検査システム、携帯端末に適用するプログラムとして提供することもできる。
1、2:建設検査システム、10:管理装置、11:処理部、12:検査情報保存部、13:入力部、14:表示部、15:通信部、20、20−1:携帯端末、21:処理部、22:入力部、23:表示部、24:撮影部、25:位置/時刻取得部、26:記憶部、27:通信部、28:方角検出部、29:傾き検出部

Claims (12)

  1. 検査対象に関する情報が表示された図面を取得する図面取得手段と、
    位置情報を取得する位置情報取得手段と、
    前記位置情報取得手段により取得された位置情報に基づいて前記取得された図面に位置情報を付加する位置情報付加手段と、
    前記検査対象を被写体とした画像を撮影する撮影手段と、
    前記撮影手段が画像を撮影する位置において前記位置情報取得手段により取得された位置情報である撮影位置を前記位置情報が付加された図面に紐付ける位置登録手段と、
    前記撮影手段により撮影された画像と前記撮影位置とを紐付けて記憶する記憶手段と、
    前記図面を表示すると共に、前記位置情報が付加された図面に紐付けられた撮影位置に基づいて撮影位置を示す表示を前記図面に重ねて表示する表示手段と、
    前記表示手段に表示された撮影位置を示す表示を選択する選択手段と、
    前記撮影位置を示す表示が選択されると、当該選択された撮影位置を示す表示の基となった撮影位置に紐付けられた画像を前記記憶手段から取得して前記表示手段に表示させる制御手段と、
    を備えたことを特徴とする検査用携帯端末。
  2. 前記位置登録手段は、前記検査対象の位置において前記位置情報取得手段により取得された位置情報である被写***置を前記位置情報が付加された図面に紐付け、
    前記記憶手段は、前記撮影された画像と前記被写***置とを紐付けて記憶し、
    前記表示手段は、前記図面に紐付けられた被写***置に基づいて被写***置を示す表示を前記図面に重ねて表示し、
    前記選択手段は、前記表示手段に表示された被写***置を示す表示を選択し、
    前記制御手段は、前記被写***置を示す表示が選択されると、当該選択された被写***置を示す表示の基となった被写***置に紐付けられた画像を前記記憶手段から取得して前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1に記載の検査用携帯端末。
  3. 前記選択された撮影位置を示す表示を任意の位置に移動させる移動手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の検査用携帯端末。
  4. 前記撮影手段により撮影された画像の構図に関する情報を取得する構図情報取得手段と、
    前記選択手段により撮影位置を示す表示が選択されると、前記撮影手段により連続的に被写体像の取得を開始させる撮影制御手段と、を備え、
    前記記憶手段は、前記撮影手段により撮影された画像と当該画像の構図に関する情報とを紐付けて記憶し、
    前記制御手段は、前記撮影手段により連続的に被写体像の取得が開始されると、当該選択された撮影位置を示す表示の基となった撮影位置に紐付けられた画像に紐付けられた構図に関する情報に基づいて、前記選択された撮影位置を示す表示の基となった撮影位置に紐付けられた画像と略同じ構図で前記撮影手段により連続的に被写体像の取得されるような案内表示を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の検査用携帯端末。
  5. 前記撮影制御手段は、前記撮影手段により連続的に撮影された画像が前記選択された撮影位置に紐付けられた画像と略同じ構図となったときに画像を撮影することを特徴とする請求項4に記載の検査用携帯端末。
  6. 前記撮影手段により画像が撮影された日時を示す日時情報を取得する日時情報取得手段を備え、
    前記記憶手段は、前記撮影手段により撮影された画像と、当該画像が撮影された時に前記日時情報取得手段により取得された日時情報とを紐付けて記憶することを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の検査用携帯端末。
  7. 前記取得手段は、前記図面と共に当該図面の高さに関する情報を取得し、
    前記位置情報取得手段は、高さに関する情報を取得し、
    前記位置情報付加手段は、前記取得手段及び前記位置情報取得手段により取得された高さに関する情報に基づいて、前記位置情報取得手段により取得された高さに関する情報に相当する高さに関する情報を有する図面を前記取得手段により取得された画像のなかから選択し、当該選択した図面に位置情報を付加することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の検査用携帯端末。
  8. 前記取得手段は、2次元又は3次元の図面を取得し、
    前記選択手段は、前記表示手段に表示された図面の中から任意の位置を選択し、
    前記位置情報付加手段は、前記取得手段により取得された図面における前記選択された任意の位置の座標値と、前記位置情報取得手段により取得された位置情報とを紐付けて記憶する処理を、前記図面が2次元の場合には2回、前記図面が3次元の場合には3回行うことにより前記取得された図面に位置情報を付加することを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の検査用携帯端末。
  9. 請求項1から8のいずれかに記載の検査用携帯端末と、管理装置とからなる検査システムであって、
    前記検査用携帯端末は、前記位置情報が付加された図面と、前記撮影位置と、前記画像とを含む検査結果を前記管理装置へ送信する第1の送信手段を備え、
    前記管理装置は、
    前記検査用携帯端末へ前記検査対象に関する情報が表示された図面を送信する第2の送信手段と、
    前記第1の送信手段から送信された検査結果を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された検査結果を紐付けて保存する検査情報保存手段と、を備え、
    前記図面取得手段は、前記第2の送信手段から送信された図面を取得することを特徴とする検査システム。
  10. 検査対象に関する情報が表示された図面を取得するステップと、
    位置情報を取得するステップと、
    前記取得された位置情報に基づいて前記取得された図面に位置情報を付加するステップと、
    前記検査対象を撮影する位置において位置情報を取得するステップと、
    前記検査対象を撮影する位置において取得された位置情報である撮影位置を前記位置情報が付加された図面に紐付けるステップと、
    前記検査対象を撮影する位置において検査対象を被写体とした画像を撮影するステップと、
    前記撮影された画像と前記撮影位置とを紐付けて記憶手段に記憶するステップと、
    前記位置情報が付加された図面を表示手段に表示されると共に、前記位置情報が付加された図面に紐付けられた撮影位置に基づいて撮影位置を示す表示を前記図面に重ねて表示するステップと、
    前記表示手段に表示された撮影位置を示す表示を選択するステップと、
    前記選択された撮影位置を示す表示に紐付けられた画像を前記記憶手段から取得して前記表示手段に表示するステップと、
    を備えたことを特徴とする携帯端末用検査方法。
  11. 前記図面を取得するステップは、2次元又は3次元の図面を取得し、
    前記取得された位置情報に基づいて前記取得された図面に位置情報を付加するステップは、
    (a)前記取得された図面を表示手段に表示させるステップと、
    (b)前記表示手段に表示された図面の中から任意の位置を選択するステップと、
    (c)前記選択された任意の位置の前記図面における座標値と、前記位置情報取得手段により取得された位置情報とを紐付けて記憶するステップと、を含み、
    前記取得された図面が2次元の場合には、前記(b)、(c)のステップをそれぞれ2回繰り返し行い、前記取得された図面が3次元の場合には前記(b)、(c)のステップをそれぞれ3回繰り返し行うことを特徴とする請求項10に記載の携帯端末用検査方法。
  12. 請求項10又は11に記載の携帯端末用検査方法を携帯端末に実行させることを特徴とする携帯端末用検査プログラム。
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