JP2011248616A - サーバシステム、及び、仮想サーバの移行方式を選択する方法 - Google Patents

サーバシステム、及び、仮想サーバの移行方式を選択する方法 Download PDF

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Abstract

【課題】適切な移行方式が選択される可能性を高くする。
【解決手段】仮想サーバの移行方式として、移行元物理サーバのハードウェア構成と移行先物理サーバのハードウェア構成との関係(ハードウェア関係)に依存する第1の移行方式と、そのハードウェア関係に依存しない第2の移行方式とがある。仮想サーバ移行装置が、1以上の仮想サーバの各々についての移行方針を表す情報を記憶する。仮想サーバ移行装置は、第1の物理サーバ(移行対象の仮想サーバを有する物理サーバ)と、第2の物理サーバ(移行対象の仮想サーバの移行先物理サーバ)のそれぞれのハードウェア構成を特定し、第1及び第2の移行方式のうち、第1の物理サーバのハードウェア構成と第2の物理サーバのハードウェア構成との関係と、移行対象の仮想サーバに対応する移行方針とに従う移行方式を選択し、選択した移行方式で移行対象の仮想サーバを移行させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、物理サーバ間での仮想サーバの移行に関する。
サーバの仮想化に関する技術が知られている(例えば、特許文献1)。
特開2008−176482号公報
物理サーバ間で仮想サーバを移行することができる。仮想サーバの移行方式として、信頼性を重視して移行を実施する方式(以下、Reboot方式)と、移行速度を重視して移行を実施する方式(以下、Live方式)がある。
仮想サーバの移行方式は、オペレータ(人間)によって選択される。移行方式によって、移行先の物理サーバに要求される条件は異なる。このようなことを、オペレータが考慮しなければならない。このため、移行方式を適切に選択することは難しい。移行方式が不適切であると、仮想サーバの移行が失敗する可能性がある。
そこで、本発明の目的は、適切な移行方式が選択される可能性を高くすることにある。
仮想サーバ移行装置が設けられる。仮想サーバ移行装置は、複数の物理サーバが有する複数の仮想サーバのうちの移行対象の仮想サーバをその仮想サーバを有する物理サーバからその物理サーバとは別の物理サーバに移行する装置である。仮想サーバ移行装置は、複数の物理サーバのうちのいずれかの装置、又は、複数の物理サーバに接続された装置である。
仮想サーバの移行方式として、仮想サーバの移行元の物理サーバのハードウェア構成と仮想サーバの移行先の物理サーバのハードウェア構成との関係であるハードウェア関係に依存する第1の移行方式と、そのハードウェア関係に依存しない第2の移行方式とがある。
仮想サーバ移行装置が、1以上の仮想サーバの各々についての移行方針を表す移行方針情報を記憶する。仮想サーバ移行装置は、(A)第1の物理サーバ(移行対象の仮想サーバを有する物理サーバ)と、第2の物理サーバ(移行対象の仮想サーバの移行先の物理サーバ)とを含む2以上の物理サーバのそれぞれのハードウェア構成を特定し、(B)第1の移行方式と第2の移行方式のうち、第1の物理サーバのハードウェア構成と第2の物理サーバのハードウェア構成とのハードウェア関係と、移行対象の仮想サーバに対応する移行方針とに従う移行方式を選択する。仮想サーバ移行装置は、選択した移行方式で第1の物理サーバから移行対象の仮想サーバを第2の物理サーバに移行させることができる。
本発明によれば、適切な移行方式が選択される可能性を高くすることができる。
本発明の一実施形態に係る仮想サーバ移行環境の構成を示す。 本発明の一実施形態に係る仮想サーバ移行方式選択の処理手順を示す。 本発明の一実施形態に係る仮想サーバ移行ポリシー設定画面の例を示す。 本発明の一実施形態に係る仮想サーバ移行ポリシーテーブルの例を示す。 本発明の一実施形態に係る仮想サーバ移行指示画面の例を示す。 本発明の一実施形態に係るハードウェア仕様テーブルの例を示す。 本発明の一実施形態に係るハードウェア稼動状況テーブルの例を示す。 本発明の一実施形態に係る仮想サーバ移行方式決定の処理手順を示す。 図8のステップ(802)の詳細の例を示す。 図8のステップ(803)の詳細の例を示す。 図8のステップ(804)の詳細の例を示す。
以下、本発明の一実施形態を説明する。その概要は、次の通りである。
仮想サーバ移行を実施する仮想サーバ移行機が、移行方針情報を記憶する。移行方針情報は、例えば、仮想サーバ毎にある。各々の仮想サーバに構築されたシステムに要求される信頼性に対応した移行方針を予め設定しておくことが可能であり、人間が、仮想サーバの移行作業を実施する際に、移行対象の仮想サーバが高信頼を要求されるシステムか否かを判断する必要が無い。
また、仮想サーバ移行機は、仮想サーバの移行作業を実施する際に、全物理サーバのハードウェア構成と、全物理サーバのハードウェア稼動状況とを採取する。仮想サーバ移行機は、移行元物理サーバ(移行対象の仮想サーバを有する物理サーバ)のハードウェア構成(例えば仕様)と、移行先候補の物理サーバのハードウェア構成が同一か否かを判断する。また、仮想サーバ移行機は、移行元物理サーバのハードウェア稼働状況と移行先候補の物理サーバのハードウェア稼動状況とを把握する。従って、仮想サーバの移行作業を実施する際に、人間が、移行元物理サーバのハードウェア構成と移行先候補の物理サーバのハードウェア構成が同一か否かを判断したり、移行先候補の物理サーバに移行対象の仮想サーバを移行した場合に要求性能(要求される性能)を満足するか否かを判断したりすることが不要である。
さらに、本実施形態では、仮想サーバの移行方式として、新たな移行方式が設けられる。新たな移行方式は、Live方式とReboot方式の中間的な移行方式(以下、「Sleep方式」と言う)である。本実施形態では、Live方式、Reboot方式及びSleep方式のいずれかの移行方式が選択可能である。3つの移行方式の特徴は、下記の通りである。
<(1)Live方式>。
移行元物理サーバのハイパバイザ(移行元ハイパバイザ)が、移行方式、移行対象仮想サーバ及び移行先物理サーバを指定した移行指示を、仮想サーバ移行機から受ける。移行元ハイパバイザは、移行指示を受けたときに、下記の(1−1)乃至(1−3)、
(1−1)移行対象の仮想サーバが記憶デバイス(例えばファイルシステム)にデータのI/O(Input/Output)を行っていても、そのI/Oを、そのI/Oの段階に関わらず中止させる、
(1−2)移行対象の仮想サーバを、終了することなく(シャットダウンすることなく)、移行先物理サーバに移す、
(1−3)移行先物理サーバのハイパバイザ(移行先ハイパバイザ)に、移行対象の仮想サーバに関する情報を移す、
を行う。
Live方式によれば、ゲストOS(移行対象の仮想サーバで実行されるOS(Operating System))の停止時間は、短い(例えば数秒以内)という利点がある。それ故、移行対象仮想サーバにアクセスするユーザ端末からは、ほとんど停止したように見えない。
しかし、Live方式によれば、移行元物理サーバのハードウェア構成(例えば仕様)と移行先物理サーバのハードウェア構成が全く同一でないと移行が不可能であるという欠点がある。なぜなら、仮想サーバが終了することなく移行され(移行先物理サーバでリブートされることが無く)、それ故、移行対象の仮想サーバが動作する環境(例えば、移行対象の仮想サーバに関する情報が格納される場所)が、移行元物理サーバと移行先物理サーバとで異なっていると、移行対象の仮想サーバは、移行元物理サーバで動作していたときと同じように移行先物理サーバで動作することができないからである。具体的には、例えば、移行元物理サーバのメモリの或る場所に、移行対象の仮想サーバが参照するファイルの存在場所を表す情報が記憶されている場合、ハードウェア構成が違っていると、移行先物理サーバにおける同じ場所に、移行対象の仮想サーバが参照するファイルの存在場所を表す情報が格納されないからである。
また、Live方式によれば、移行後に、データの回復処理が必要になるケースが生じ得るという欠点がある。なぜなら、移行対象仮想サーバのデータI/Oのタイミングによっては、データの書込みに失敗することがあり、その場合、移行前と移行後で整合性がとれなくなるからである。
従って、Live方式は、例えば、非高信頼システム用の仮想サーバを移行元物理サーバと同一構成の物理サーバに移行することに適していると考えられる。
<(2)Reboot方式>。
移行元ハイパバイザが、移行方式、移行対象仮想サーバ及び移行先物理サーバを指定した移行指示を、仮想サーバ移行機から受ける。移行元ハイパバイザは、移行指示を受けたときに、下記の(2−1)乃至(2−3)、
(2−1)移行対象の仮想サーバを終了する(シャットダウンする)、
(2−2)移行先ハイパバイザに、移行対象の仮想サーバに関する情報を移す、
(2−3)移行先ハイパバイザに、リブートを指示する、
を行う。移行先ハイパバイザは、リブートの指示に応答して、移行対象の仮想サーバをリブートする。それにより、移行先物理サーバで、移行対象の仮想サーバが稼動する。
Reboot方式によれば、データに不整合が発生する可能性が無い利点がある。なぜなら、移行対象の仮想サーバが記憶デバイスにデータのI/Oを行っていたならば、そのI/Oが正常に終了された後に(例えば、その仮想サーバのメモリに残っている、記憶デバイスに書込まれていないデータが、記憶デバイスに書き込まれた後に)、ゲストOSがシャットダウンされるからである。
また、Reboot方式によれば、移行元物理サーバのハードウェア構成と移行先物理サーバのハードウェア構成に違いがあっても移行が可能であるという利点がある。なぜなら、移行先物理サーバで、移行対象仮想サーバがリブートされるので、その際に、仮想サーバの動作に必要な環境(例えば情報)が、移行先物理サーバのハードウェア構成に応じて構築されることになるからである。
しかし、Reboot方式によれば、ゲストOSの停止時間が長い(例えば10分前後)という欠点がある。なぜなら、移行対象仮想サーバのシャットダウンとリブートに時間がかかるからである。移行対象仮想サーバにアクセスするユーザ端末から見ると、システムが停止している時間が長いと感じる。
従って、Reboot方式は、例えば、高信頼システム用の仮想サーバを異なるハードウェア構成のサーバに計画的に移行すること(例えば計画停止運用)に適していると考えられる。
<(3)Sleep方式>。
移行元ハイパバイザが、移行方式、移行対象仮想サーバ及び移行先物理サーバを指定した移行指示を、仮想サーバ移行機から受ける。移行元ハイパバイザは、移行指示を受けたときに、下記の(3−1)乃至(3−3)、
(3−1)移行対象の仮想サーバが記憶デバイス(例えばファイルシステム)にデータのI/O(Input/Output)を行っていたら、そのI/Oを、そのI/Oの区切り(チェックポイント)で、中止させる、
(3−2)移行対象の仮想サーバを、終了することなく(シャットダウンすることなく)、移行先物理サーバに移す、
(3−3)移行先物理サーバのハイパバイザ(移行先ハイパバイザ)に、移行対象の仮想サーバに関する情報を移す、
を行う。
Sleep方式によれば、データに不整合が発生する恐れが無いという利点がある。なぜなら、I/Oがその区切りで中止されるからである。
しかし、Sleep方式によれば、移行元物理サーバのハードウェア構成と移行先物理サーバのハードウェア構成が全く同一でないと移行が不可能であるという欠点がある。なぜなら、前述したように、仮想サーバが終了することなく移行されるからである。
Sleep方式によれば、移行先物理サーバのハードウェア構成が移行元物理サーバのハードウェア構成と同一の場合、Reboot方式よりも高速に且つLive方式よりも安全に仮想サーバの移行が可能な方式である。従って、Sleep方式は、例えば、高信頼システム用の仮想サーバを計画停止運用でないタイミングで別サーバに移行する場合に適していると考えられる。
本実施形態によれば、新たな移行方式「Sleep方式」が設けられる。また、仮想サーバ移行機が、仮想サーバ毎に移行方針情報を記憶する。移行サーバ計算機は、全物理サーバのハードウェア構成及び稼働状況を採取し、それらのハードウェア構成及び稼働状況と、移行対象の仮想サーバの移行方針情報とを基に、移行方式及び移行先物理サーバを選択する。従って、適切な移行方式で適切な物理サーバに移行対象サーバを移行することができる。
以下、本発明の一実施形態を詳細に説明する。
なお、以下の説明では、「xxxテーブル」の表現にて各種情報を説明することがあるが、各種情報は、テーブル以外のデータ構造で表現されていてもよい。データ構造に依存しないことを示すために「xxxテーブル」を「xxx情報」と呼ぶことができる。
また、以下の説明では、「プログラム」を主語として処理を説明する場合があるが、プログラムは、プロセッサ(例えばCPU(Central Processing Unit))によって実行されることで、定められた処理を、適宜に記憶資源(例えばメモリ)及び/又は通信インタフェース装置(例えば通信ポート)を用いながら行うため、処理の主語がプロセッサとされても良い。プログラムを主語として説明された処理は、後述の仮想サーバ移行機13が行う処理としても良い。また、プロセッサは、プロセッサが行う処理の一部又は全部を行うハードウェア回路を含んでも良い。コンピュータプログラムは、プログラムソースから各計算機にインストールされても良い。プログラムソースは、例えば、プログラム配布サーバ又は記憶メディアであっても良い。
図1は、本発明の一実施形態に係る仮想サーバ移行環境の構成を示す。
仮想サーバ移行環境1には、複数のサーバブレードと、仮想サーバ移行機13がある。図1には、複数のサーバブレードとして、移行対象の仮想サーバが存在するサーバブレード2と、仮想サーバの移行先の候補となり得るサーバブレード3及び4がある。
サーバブレード2乃至4について、サーバブレード2を例に採り説明する。サーバブレード3及び4の構成及び機能は、サーバブレード2と同様で良い。
サーバブレード2は、物理サーバの一例である。サーバブレード2は、物理的な資源であるハードウェア9を有する。ハードウェア9としては、例えば、1以上のCPU(Central Processing Unit)10と、1以上のメモリ11、1以上のI/Oデバイス(入出力デバイス)12がある。1以上のI/Oデバイス12は、例えば、通信インタフェース装置と、物理記憶デバイス(例えばハードディスクドライブ)を含んで良い。
少なくとも1つのCPU10で、ハイパバイザ5が実行される。ハイパバイザ5は、仮想サーバを生成したり、仮想サーバを削除したりすることができる。図1の例では、ハイパバイザ5は、複数の仮想サーバ6、7及び8を管理している。各仮想サーバには、ハードウェア9(例えば、CPU10及びメモリ11)の一部が割り当てられている。
システム管理者が、仮想サーバの移行方針を表すデータである仮想サーバ移行方針入力データ(以下、移行方針データ)25を、仮想サーバ計算機13に入力する。
仮想サーバ移行機13は、複数のサーバブレードに接続されている装置(例えば計算機)である。仮想サーバ移行機13は、例えば、通信ネットワーク(例えばLAN(Local Area Network))を介して複数のサーバブレードに接続されていて良い。仮想サーバ移行機13は、複数のサーバブレードを有する筺体に収められていても良いし、その筺体から離れた位置にあっても良い。
仮想サーバ移行機13は、1以上のCPU14、1以上のメモリ15、及び、1以上のI/Oデバイス16を有する。1以上のI/Oデバイス16は、例えば、例えば、通信インタフェース装置(例えば、複数のサーバブレードに接続されたインタフェース装置)と、物理記憶デバイス(例えばハードディスクドライブ)を含んで良い。
メモリ15は、仮想サーバ移行方式選択プログラム(以下、選択プログラム)17、仮想サーバ移行方針テーブル(以下、移行方針テーブル)18、ハードウェア仕様テーブル(以下、仕様テーブル)19、及び、ハードウェア稼動状況テーブル(以下、稼働状況テーブル)20を記憶する。選択プログラム17は、CPU14で実行される。
選択プログラム17は、仮想サーバの移行方式及び移行先サーバブレードを選択する。選択プログラム17は、仮想サーバ移行方針テーブル制御部(以下、移行方針制御部)21、ハードウェア仕様テーブル制御部(以下、仕様制御部)22、ハードウェア稼動状況テーブル制御部(以下、稼働状況制御部)23、及び、仮想サーバ移行先・移行方式決定部(以下、移行決定部)24を有する。
移行方針制御部21は、入力された移行方針データ25を基に、移行方針テーブル18をメモリ15上に作成し、そのテーブル18を、I/Oデバイス16に格納する。また、移行方針制御部21は、I/Oデバイス16内の移行方針テーブル18を読み出し、そのテーブル18をメモリ15に格納する。
仕様制御部22は、複数のサーバブレード内のハードウェアを表す仕様テーブル19をメモリ15上に作成する。
稼動状況制御部23は、複数のサーバブレード内のハードウェアの稼働状況を表す稼動状況テーブル20を、メモリ15上に作成する。
移行決定部24は、移行方針テーブル18、仕様テーブル19及び稼動状況テーブル20を基に、仮想サーバの最適な移行先サーバブレードと移行方式とを決定する。移行決定部24は、決定した最適な移行方式により、移行対象の仮想サーバを、決定した最適な移行先サーバブレードに移行する。
図2は、本実施形態に係る仮想サーバ移行方式選択の処理手順を示す。この図を参照して、仮想サーバの移行の流れを説明する。
<移行方針の入力>。
ステップ(200)で、システム管理者は、仮想サーバ移行機13を起動する。
ステップ(201)で、仮想サーバ移行機13(移行方針制御部21)は、システム管理者からの移行方針データ25の入力を待つ。
ステップ(202)で、システム管理者は、移行方針データ25を入力する。
ステップ(203)で、仮想サーバ移行機13(移行方針制御部21)は、入力された移行方針データ25を基に、移行方針テーブル18を作成する。仮想サーバ移行機13(移行方針制御部21)は、作成した移行方針テーブル18を、I/Oデバイス16に格納する。
ステップ(205)で、システム管理者は、仮想サーバ移行機13を終了する。
<仮想サーバの移行>。
ステップ(210)で、システム管理者は、仮想サーバ移行機13を起動する。
ステップ(211)で、仮想サーバ移行機13は、システム管理者から仮想サーバ移行の指示を待つ。
ステップ(212)で、システム管理者は、仮想サーバ移行を仮想サーバ移行機13に指示する。
ステップ(213)で、仮想サーバ移行機13(移行方針制御部13)は、I/Oデバイス16から移行方針テーブル18を読み出し、そのテーブル18をメモリ15に格納する。
ステップ(220)で、仮想サーバ移行機13(仕様制御部22)は、複数のサーバブレードに、サーバブレードのハードウェア仕様を表す情報(以下、HW仕様情報)を取得する依頼(以下、仕様取得依頼)を出す。
ステップ(221)で、仕様取得依頼を受けたサーバブレードは、サーバブレードのハードウェア仕様を収集する。例えば、サーバブレードのメモリが、そのサーバブレードのハードウェア仕様を表す情報(HW仕様情報)を記憶しており、そのHW仕様情報が取得される。
ステップ(222)で、サーバブレードは、取得したHW仕様情報を、仮想サーバ移行機13に応答(送信)する。
ステップ(223)で、仮想サーバ移行機13(仕様制御部22)は、各サーバブレードからのHW仕様情報を基に、メモリ15上に、仕様テーブル19を作成する。
ステップ(230)で、仮想サーバ移行機13(稼働状況制御部23)は、複数のサーバブレードに、サーバブレードのハードウェア稼動状況を表す情報(以下、HW稼働状況情報)を取得する依頼(以下、稼働状況取得依頼)を出す。
ステップ(231)で、稼働状況取得依頼を受けたサーバブレード(例えばハイパバイザ)は、そのサーバブレードのハードウェア稼動状況を収集する。例えば、例えば、サーバブレードのメモリが、そのサーバブレードのハードウェア稼働状況(例えばCPU使用率)を表す情報(HW稼働状況情報)を記憶しており、そのHW稼働状況情報が取得される。
ステップ(232)で、サーバブレード(例えばハイパバイザ)は、取得したHW稼働状況情報を、仮想サーバ移行機13に応答(送信)する。
ステップ(233)で、仮想サーバ移行機13(稼働状況制御部23)は、各サーバブレードからのHW稼動状況情報を基に、メモリ15上に、稼動状況テーブル20を作成する。
ステップ(240)で、仮想サーバ移行機13(移行決定部24)は、移行方針テーブル18、仕様テーブル19及び稼動状況テーブル20を基に、移行対象の仮想サーバの移行先サーバブレードと移行方式とを決定する。
ステップ(241)で、仮想サーバ移行機13(移行決定部24)は、移行対象の仮想サーバを有するサーバブレード(移行元サーバブレード)に、決定した移行先サーバブレードに決定した移行方式で移行対象の仮想サーバを移行することの依頼(仮想サーバ移行依頼)を出す。
ステップ(242)で、移行元サーバブレードは、仮想サーバ移行依頼に応答して、移行対象の仮想サーバを、その依頼から特定される移行先サーバブレードに、その依頼から特定される移行方式で移行する。
ステップ(243)で、移行元サーバブレードは、仮想サーバの移行の完了後、仮想サーバ移行機13に、仮想サーバ移行完了を報告する。
図3は、本実施形態に係る仮想サーバ移行方針設定画面(以下、移行方針設定画面)の例を示す。
移行方針設定画面300は、システム管理者から移行方針の入力を受け付けるGUI(Graphical User Interface)である。この画面300に対する入力に従うデータが、前述した移行方針データ25である。
移行方針設定画面300は、例えば、移行元サーバ情報310、移行先サーバ情報320、設定ボタン330、完了ボタン340を有する。移行元サーバ情報310、移行先サーバ情報320に情報を設定後、設定ボタン330が押下されると、設定された情報(移行方針データ25)を基に、移行方針テーブル18が作成される。設定完了後、完了ボタン340が押下されると、移行方針設定画面300が終了する。
移行元サーバ情報310は、移行元サーバブレード及び移行対象仮想サーバに関する情報を設定するエリアである。移行元サーバ情報310は、例えば、サーバブレード番号311、仮想サーバ番号312、及び、仮想サーバ移行方針313を有する。
サーバブレード番号311は、移行元のサーバブレードの番号が指定されるエリアである。そのエリアでは、たとえば、プルダウンメニューで、存在するサーバブレード番号の中からシステム管理者所望の番号が選択される。
仮想サーバ番号312は、移行対象の仮想サーバの番号が指定されるエリアである。そのエリアでは、たとえば、プルダウンメニューで、存在する仮想サーバ番号の中からシステム管理者所望の番号が選択される。
仮想サーバ移行方針313は、移行元サーバブレード(サーバブレード番号311で指定されたサーバブレード)内の移行対象仮想サーバ(仮想サーバ番号312で指定された仮想サーバ)を移行する際の移行方針が指定されるエリアである。このエリアでは、たとえば、ラジオボタンで、「Safety」、「Speed」及び「未設定」の中から、システム管理者所望の方針が選択される。「Safety」は、移行速度よりも安全性を重視した移行方式を意味する。「Speed」は、安全性よりも移行速度を重視した移行方式を意味する。「未設定」は、仮想サーバを移行しないという意味である。システム管理者は、移行速度と安全性のどちらを優先するかによって、「Speed」及び「Safety」のどちらを方針とするかを選択することができる。
移行先サーバ情報320は、移行先サーバブレードに関する情報が設定されるエリアである。移行先サーバ情報320は、例えば、サーバブレード番号321を有する。
サーバブレード番号321は、移行先のサーバブレードのサーバブレード番号が指定されるエリアである。このエリアでは、たとえば、プルダウンメニューで、存在するサーバブレード番号の中からシステム管理者所望の番号が選択される。選択肢として、サーバブレード番号の他に、「未設定」及び「自動選択」がある。「未設定」は、移行先サーバブレードが選択されないことを意味する。「自動選択」は、仮想サーバ移行機13任意のサーバブレードが移行先として選択されることを意味する。
図4は、本実施形態に係る移行方針テーブル18の例を示す。
移行方針テーブル18は、サーバブレードの最大数分存在する。テーブル18は、例えば、そのテーブル18に対応するサーバブレードが有する仮想サーバ毎に、下記の情報、
(*)仮想サーバの番号である仮想サーバ番号401、
(*)仮想サーバの移行方針を表す情報である移行方針402、
(*)仮想サーバの移行先サーバブレードの番号である移行先サーバブレード番号403、
を有する。情報401〜403は、それぞれ、移行方針設定画面300に入力された情報である。
図5は、本実施形態に係る仮想サーバ移行指示画面(以下、移行指示画面)の例を示す。
移行指示画面500は、仮想サーバの移行をシステム管理者から受け付けるGUIである。この画面500は、例えば、移行元サーバ情報510、実行ボタン520、及び、中止ボタン530を有する。移行元サーバ情報510に情報が設定された後、実行ボタン520が押下されると、仮想サーバの移行が開始される。中止ボタン530が押下されると、移行指示画面500が終了する。
移行元仮想サーバ情報510は、移行元サーバブレード及び移行対象仮想サーバに関する情報が設定されるエリアである。情報510は、例えば、サーバブレード番号511及び仮想サーバ番号512を有する。
サーバブレード番号511は、移行元のサーバブレードの番号が指定されるエリアである。このエリアでは、たとえば、プルダウンメニューで、存在するサーバブレード番号の中からシステム管理者所望の番号が選択される。
仮想サーバ番号512は、移行対象の仮想サーバの番号が指定されるエリアである。このエリアでは、たとえば、プルダウンメニューで、存在する仮想サーバ番号の中からシステム管理者所望の番号が選択される。
図6は、本実施形態に係る仕様テーブル19の例を示す。
仕様テーブル19は、サーバブレードの最大数分存在する。テーブル19は、例えば、そのテーブル19に対応するサーバブレード(以下、図6の説明において「対象サーバブレード」と言う)が有するハードウェアの仕様に関する情報を有する。具体的には、例えば、テーブル19は、CPU情報610、搭載メモリ情報620、及び、搭載I/O情報630を有する。
CPU情報610は、対象サーバブレードが有するCPUの仕様に関する情報である。CPU情報610は、例えば、CPU種別(CPUの種別を表す情報)611、チップセット(CPUの動作周波数を表す情報)612、コア数(CPUコアの数を表す情報)613及びソケット数(CPUソケットの数を表す情報)614を有する。
搭載メモリ情報620は、対象サーバブレードが有するメモリの仕様に関する情報である。搭載メモリ情報620は、例えば、メモリスロット毎にメモリ種別621(メモリスロットに搭載されているメモリの種別を表す情報)を有する。
搭載I/O情報630は、対象サーバブレードが有するI/Oデバイスの仕様に関する情報である。搭載I/O情報630は、例えば、オンボードI/O種別(オンボードのI/Oデバイスの種別を表す情報)631、スロットI/O種別(I/Oスロット(拡張スロット)に挿されているI/Oデバイスの種別を表す情報)632を有する。
図7は、本実施形態に係る稼動状況テーブル20の例を示す。
稼動状況テーブル20は、サーバブレードの最大数分存在する。テーブル20は、例えば、そのテーブル20に対応するサーバブレード(以下、図7の説明において「対象サーバブレード」と言う)が有するハードウェアの稼働状況に関する情報を有する。具体的には、例えば、テーブル20は、CPU稼働状況710、メモリ稼働状況720、及び、搭載I/O稼働状況730を有する。
CPU稼働状況710は、対象サーバブレードが有するCPUの稼働状況を表す情報である。CPU稼働状況710は、例えば、単位時間あたりのCPU稼動率(単位時間当たりのCPU稼働率を表す情報)711を有する。
メモリ稼働状況720は、対象サーバブレードが有するメモリの稼働状況を表す情報である。メモリ稼働状況720は、例えば、対象サーバブレードが有する仮想サーバ毎に、使用メモリ容量(仮想サーバによって使用されているメモリ容量を表す情報)721を有する。
搭載I/O稼働状況730は、対象サーバブレードが有するI/Oデバイスの稼働状況を表す情報である。搭載I/O稼働状況730は、例えば、対象サーバブレードが有するI/Oデバイス毎に、使用搭載I/O情報(I/Oデバイスを使用している仮想サーバの番号を含んだ情報)731を有する。
図8は、本実施形態に係る仮想サーバ移行方式決定の処理手順を示す。なお、以下の説明では、番号がiのサーバブレードを「サーバブレード#i」と記載することがある。
この図に示す処理は、図2のステップ(240)の詳細であり、仮想サーバ移行機13の移行決定部24が行う処理の手順である。移行対象の仮想サーバ、及び、移行元サーバブレードは、図2のステップ(212)で入力された移行指示(図5の画面500を使用して出された移行指示)で指定されている。
ステップ(800)で、移行決定部24は、移行元サーバブレードに対応した移行方針テーブル18を基に、移行対象の仮想サーバについての移行方針が「未設定」か否かを判断する。移行方針が「未設定」の場合は、ステップ(811)が行われ、移行方針が「未設定」以外の場合は、ステップ(801)が行われる。
ステップ(801)で、移行決定部24は、移行元サーバブレードに対応した移行方針テーブル18を基に、移行対象仮想サーバの移行先サーバブレードが「未設定」か否かを判断する。移行先サーバブレードが「未設定」の場合、ステップ(811)が行われ、移行先サーバブレードが「未設定」以外の場合、ステップ(802)が行われる。
ステップ(802)で、移行決定部24は、指定移行先ブレードリストを作成する。指定移行先ブレードリストは、サーバブレードの最大数分、To[i]を有する(iは、前述したように、サーバブレードの番号である)。サーバブレード#iが移行先サーバブレード(又はその候補)である場合、To[i]について「OK」が設定され、サーバブレード#iが移行先サーバブレードになり得ない場合、To[i]について「NG」が設定される。移行先サーバブレードになり得ないサーバブレードとは、移行元サーバブレード、及び、移行先として指定されていないサーバブレードである。従って、移行先サーバブレードとして「自動選択」が指定されている場合、移行元サーバブレード以外の全てのサーバブレードのTo[i]について、「OK」が設定される。つまり、指定移行先サーバブレードリストは、移行先サーバブレード(及びその候補)のリストである。
ステップ(803)で、移行決定部24は、同一仕様ハードウェアリストを作成する。同一仕様ハードウェアリストは、サーバブレードの最大数分、Spec[i]を有する。サーバブレード#iのハードウェア仕様と移行元サーバブレードのハードウェア仕様とが同一である場合、Spec[i]について「OK」が設定され、それらのハードウェア仕様が非同一である場合、Spec[i]について「NG」が設定される。それらのハードウェア仕様が同一か否かは、移行元サーバブレードについての仕様テーブル19と、サーバブレード#iについての仕様テーブル19とを比較することで、判断可能である。例えば、スロットは異なっていても、同一仕様のCPU、メモリ及びI/Oデバイスが両方のサーバブレード(移行元サーバブレード、及び、サーバブレード#i)にある場合は、Spec[i]について「OK」が設定される。
ステップ(804)で、移行決定部24は、稼動可能ブレードリストを作成する。稼動可能ブレードリストは、サーバブレードの最大数分、Able[i]を有する。サーバブレード#iに移行対象の仮想サーバが移行されてもサーバブレード#iが稼働可能である場合(例えば、移行対象の仮想サーバが移行されても、CPU使用率が所定の閾値を超えないと推測される場合)、Able[i]について「OK」が設定される。一方、サーバブレード#iに移行対象の仮想サーバが移行されるとサーバブレード#iが稼働不可能となる場合(例えば、移行対象の仮想サーバが移行されると、CPU使用率が所定の閾値を超えると推測される場合)、Able[i]について「NG」が設定される。サーバブレード#iに移行対象の仮想サーバが移行されてもそのサーバブレード#iが稼働可能であるか否かは、両方のサーバブレード(移行元サーバブレード、及び、サーバブレード#i)に対応する稼働状況テーブル20を基に、判断可能である。
ステップ(805)で、移行決定部24は、To[i]、Spec[i]及びAble[i]の全てについて「OK」が設定されているサーバブレード(つまり、移行先又は移行先候補であり、ハードウェア仕様が移行元サーバブレードと同一であり、且つ、移行対象仮想サーバが移行されても稼働可能なサーバブレード)を検索する。該当するサーバブレードが存在する場合は、ステップ(806)が行われ、該当するサーバブレードが存在しない場合は、ステップ(807)が行われる。
ステップ(806)で、移行決定部24は、移行元サーバブレードに対応した移行方針テーブル18を基に、移行対象の仮想サーバの移行方針が「Speed」か否かを判断する。移行方針が「Speed」の場合、ステップ(808)が行われ、移行方針が「Speed」以外の場合、ステップ(809)が行われる。
ステップ(807)で、移行決定部24は、To[i]及びSpec[i]について「OK」が設定されているサーバブレード(つまり、移行先又は移行先候補であり、ハードウェア仕様は移行元サーバブレードと異なるが、移行対象仮想サーバが移行されても稼働可能なサーバブレード)を検索する。該当するサーバブレードが存在する場合、ステップ(810)が行われ、該当するサーバブレードが存在しない場合、ステップ(811)が行われる。
ステップ(808)で、移行決定部24は、移行方式をLive方式に決定する。
ステップ(809)で、移行決定部24は、移行方式をSleep方式に決定する。
ステップ(810)で、移行決定部24は、移行方式をReboot方式に決定する。
ステップ(811)で、移行決定部24は、仮想サーバ移行を失敗とする。
図8に示す流れによれば、移行元と移行先でハードウェア構成が同一であれば、Live方式とSleep方式のいずれも選択可能である。どちらの移行方式とするかは、移行速度と安全性のどちらが重視されているかによって決まる。Sleep方式は、Live方式に比べて、安全性は高いが移行速度は遅い。このため、移行方針が「Speed」であれば、Live方式が選択され、移行方針が「Safety」であれば、Sleep方式が選択される。
また、図8に示す流れによれば、移行元とハードウェア構成が同一であるサーバブレードが、移行元とハードウェア構成が非同一のサーバブレードよりも優先的に移行先とされる。これにより、安全性がSleep方式と実質的に同じであるが移行速度がSleep方式より遅いReboot方式が選択される可能性を下げることができる。
なお、ハードウェア構成が同一であっても、Reboot方式が選択されても良いが、前述の通り、Reboot方式の安全性とSleep方式の安全性は実質的に同じなので、本実施形態では、ハードウェア構成が同一の場合には、Reboot方式は選択されない。
図9は、図8のステップ(802)の詳細の例を示す。
ステップ(900)で、移行決定部24は、i(移行先ブレード番号)に0を設定する。
ステップ(901)で、移行決定部24は、iがブレード最大数未満か否かを判断する。iがブレード最大数未満であれば、ステップ(902)が行われ、iがブレード最大数以上の場合、図9に示す処理流れが終了する。
ステップ(902)で、移行決定部24は、iが移行元サーバブレードの番号(以下、移行元ブレード番号)と同じか否かを判断する。iが移行元ブレード番号と同じ場合、ステップ(908)が行われ、iが移行元ブレード番号以外の番号の場合、ステップ(908)が行なわれる。
ステップ(903)で、移行決定部24は、移行対象仮想サーバに対応した移行先サーバ番号403(図4参照)が「自動選択」か否かを判断する。移行先サーバ番号403が「自動選択」の場合、ステップ(907)が行われ、移行先サーバ番号403が「自動選択」以外の場合、ステップ(904)が行われる。
ステップ(904)で、移行決定部24は、iが、移行対象仮想サーバに対応した移行先サーバ番号403が表す番号(移行先指定ブレード番号)と同じか否かを判定する。iが移行先指定ブレード番号と同じ場合、ステップ(905)が行われ、iが移行先ブレード番号以外の番号の場合、ステップ(906)が行なわれる。
ステップ(905)で、移行決定部24は、To[i]について、「OK」を設定する。
ステップ(906)で、移行決定部24は、To[i]について、「NG」を設定する。
ステップ(907)で、移行決定部24は、To[i]について、「OK」を設定する。
ステップ(908)で、移行決定部24は、To[i]について、「NG」を設定する。
ステップ(909)で、移行決定部24は、iに1を加算する。更新後のiについて、ステップ(901)が行われる。
図10は、図8のステップ(803)の詳細の例を示す。
ステップ(1000)で、移行決定部24は、iに0を設定し、パラメータjに、移行元ブレード番号を設定する。
ステップ(1001)で、移行決定部24は、iがブレード最大数未満か否かを判断する。iがブレード最大数未満の場合、ステップ(1002)が行われ、iがブレード最大数以上の場合、図10に示す処理流れが終了する。
ステップ(1002)で、移行決定部24は、ブレード#iのCPU情報610(図6参照)とブレード#jのCPU情報610を比較する。ブレード#iのCPU情報610がブレード#jのCPU情報610に一致した場合(CPU種別、チップセット、コア数、ソケット数などが同一の場合)、ステップ(1003)が行われる。一方、ブレード#iのCPU情報610の少なくとも一部がブレード#jのCPU情報610に一致しない場合(CPU種別、チップセット、コア数、ソケット数などのうちのいずれかが同一でない場合)、ステップ(1006)が行なわれる。
ステップ(1003)で、移行決定部24は、ブレード#iの搭載メモリ情報620とブレード#jの搭載メモリ情報620とを比較する。ブレード#iの搭載メモリ情報620がブレード#jの搭載メモリ情報620に一致した場合(例えば、スロット番号及びメモリ種別との組合せが、全て互いに一致した場合)、ステップ(1004)が行われる。一方、ブレード#iの搭載メモリ情報620の少なくとも一部がブレード#jの搭載メモリ情報620に一致しない場合、ステップ(1006)が行なわれる。
ステップ(1004)で、移行決定部24は、ブレード#iの搭載I/O情報630とブレード#jの搭載I/O情報とを比較する。ブレード#iの搭載I/O情報630がブレード#jの搭載I/O情報630に一致した場合(例えば、スロット番号及びI/Oデバイス種別との組合せが、全て互いに一致した場合)、ステップ(1005)が行われる。一方、ブレード#iの搭載I/O情報630の少なくとも一部がブレード#jの搭載I/O情報630に一致しない場合、ステップ(1006)が行なわれる。
ステップ(1005)で、移行決定部24は、Spec[i]について、「OK」を設定する。
ステップ(1006)で、移行決定部24は、Spec[i]について、「NG」を設定する。
ステップ(1007)で、移行決定部24は、iに1を加算する。更新後のiについて、ステップ(1001)が行われる。
図11は、図8のステップ(804)の詳細の例を示す。
ステップ(1100)で、移行決定部24は、iに0を設定し、パラメータjに、移行元ブレード番号を設定し、パラメータkに、移行対象の仮想サーバ番号を設定する。以下、移行対象の仮想サーバを、「仮想サーバ#k」と言う。
ステップ(1101)で、移行決定部24は、iがブレード最大数未満か否かを判断する。iがブレード最大数未満の場合、ステップ(1102)が行われ、iがブレード最大数以上の場合、図11に示す処理流れが終了する。
ステップ(1102)で、移行決定部24は、ブレード#iのCPU稼働状況710とブレード#jのCPU稼動状況710とを比較する。ブレード#iのCPU稼働率がブレード#jのCPU稼働率より低い場合(例えば、ブレード#iのCPU稼働率と仮想サーバ#kによるCPU稼働率との和が、ブレード#jのCPU稼働率と仮想サーバ#kによるCPU稼働率との差がより小さい場合)、ステップ(1103)が行われる。一方、ブレード#iのCPU稼働率がブレード#jのCPU稼働率以上の場合、ステップ(1106)が行なわれる。
ステップ(1103)で、移行決定部24は、ブレード#iのメモリ稼働状況720とブレード#jのメモリ稼動状況720とを比較する。ブレード#iの使用メモリ容量がブレード#jの使用メモリ容量より小さい場合(例えば、ブレード#iの使用メモリ容量と仮想サーバ#kによる使用メモリ容量との和が、ブレード#jの使用メモリ容量と仮想サーバ#kによるの使用メモリ容量との差より小さい場合)、ステップ(1104)が行われる。一方、ブレード#iの使用メモリ容量がブレード#jの使用メモリ容量以上の場合、ステップ(1106)が行われる。
ステップ(1104)で、移行決定部24は、ブレード#iの搭載I/O稼働状況730と、ブレード#jの搭載I/O稼動状況730とを比較する。仮想サーバkの使用I/Oスロット番号に対応した値(ブレード#iの搭載I/O稼働状況730における値)が「未使用」の場合、ステップ(1105)が行われる。つまり、ブレード#jにおいて仮想サーバに使用されているI/Oデバイスの番号と同じ番号が割り当てられているI/Oデバイス(ブレード#i内のI/Oデバイス)が、ブレード#iにおいていずれの仮想サーバにも使用されていなければ、ステップ(1105)が行われる。一方、仮想サーバkの使用I/Oスロット番号に対応した仮想サーバ番号(ブレード#iの搭載I/O稼働状況730における仮想サーバ番号)が「未使用」ではない場合、ステップ(1106)が行われる。
ステップ(1105)で、移行決定部24は、Able[i]について、「OK」を設定する。
ステップ(1106)で、移行決定部24は、Able[i]について、「NG」を設定する。
ステップ(1107)移行決定部24は、iに1を加算する。更新後のiについて、ステップ(1101)が行われる。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、これは本発明の説明のための例示であって、本発明の範囲をこの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。本発明は、他の種々の形態でも実施することが可能である。
例えば、複数のサーバブレードのいずれかのサーバブレードが、仮想サーバ移行機としても機能して良い。この場合、複数のサーバブレードとは別の装置が仮想サーバ移行機とされないで良い。
2,3,4…サーバブレード 6,7,8…仮想サーバ 13…仮想サーバ移行機

Claims (17)

  1. 複数の仮想サーバを実行するハイパバイザを有する複数の物理サーバと、
    前記複数の仮想サーバのうちの移行対象の仮想サーバをその仮想サーバを有する物理サーバからその物理サーバとは別の物理サーバに移行する仮想サーバ移行装置と
    を備え、
    前記仮想サーバ移行装置は、前記複数の物理サーバのうちのいずれかの装置、又は、前記複数の物理サーバに接続された装置であり、1以上の仮想サーバの各々についての移行方針を表す移行方針情報を記憶し、
    仮想サーバの移行方式として、仮想サーバの移行元の物理サーバのハードウェア構成と仮想サーバの移行先の物理サーバのハードウェア構成との関係であるハードウェア関係に依存する第1の移行方式と、前記ハードウェア関係に依存しない第2の移行方式とがあり、
    前記仮想サーバ移行装置は、
    (A)前記移行対象の仮想サーバを有する物理サーバである第1の物理サーバと、前記移行対象の仮想サーバの移行先の物理サーバである第2の物理サーバとを含む2以上の物理サーバのそれぞれのハードウェア構成を特定し、
    (B)第1の移行方式と第2の移行方式のうち、前記第1の物理サーバのハードウェア構成と前記第2の物理サーバのハードウェア構成とのハードウェア関係と、前記移行方針情報が表す、前記移行対象の仮想サーバに対応する移行方針である対象移行方針とに従う移行方式を選択する、
    サーバシステム。
  2. 請求項1記載のサーバシステムであって、
    前記第2の移行方式は、移行元の物理サーバで仮想サーバを終了し、移行元の物理サーバから移行先の物理サーバに仮想サーバが移行し、移行先の物理サーバでその仮想サーバをブートする方式であり、
    前記第1の移行方式として、第1の第1移行方式と、第2の第1移行方式とがあり、
    前記第1の第1移行方式は、仮想サーバが行うI/O(Input/Output)をその区切りでなくても中止し、仮想サーバを終了することなく移行元の物理サーバから移行先の物理サーバに仮想サーバを移行する方式であり、
    前記第2の第1移行方式は、仮想サーバが行うI/Oをその区切りで中止し、仮想サーバを終了することなく移行元の物理サーバから移行先の物理サーバに仮想サーバを移行する方式であり、
    前記仮想サーバ移行装置は、前記(B)において、
    (b1)前記第1の物理サーバのハードウェア構成と前記第2の物理サーバのハードウェア構成が同一であり、且つ、前記対象移行方針が、安全性よりも移行速度を優先することを意味する方針であれば、前記第1の第1移行方式を選択し、
    (b2)前記第1の物理サーバのハードウェア構成と前記第2の物理サーバのハードウェア構成が同一であり、且つ、前記対象移行方針が、移行速度よりも安全性を優先することを意味する方針であれば、前記第2の第1移行方式を選択し、
    (b3)前記第1の物理サーバのハードウェア構成と前記第2の物理サーバのハードウェア構成が非同一であれば、前記対象移行方針に関わらず、前記第2の移行方式を選択する、
    サーバシステム。
  3. 請求項2記載のサーバシステムであって、
    前記仮想サーバ移行装置は、
    (C)前記第1及び第2の物理サーバを含む2以上の物理サーバのそれぞれのハードウェア稼働状況を特定し、
    前記第2の物理サーバは、前記第1の物理サーバのハードウェア稼働状況よりも低いハードウェア稼働状況の物理サーバである、
    サーバシステム。
  4. 請求項3記載のサーバシステムであって、
    前記仮想サーバ移行装置は、
    (D)前記第1の物理サーバ以外の物理サーバから前記第2の物理サーバとする物理サーバを選択し、
    前記仮想サーバ移行装置は、前記(D)において、前記第1の物理サーバのハードウェア構成と異なるハードウェア構成の物理サーバよりも、前記第1の物理サーバのハードウェア構成と同一のハードウェア構成の物理サーバを、優先的に、前記第2の物理サーバとして選択する、
    サーバシステム。
  5. 請求項4記載のサーバシステムであって、
    前記移行方針情報は、管理者から指定された移行方針を有する情報である、
    サーバシステム。
  6. 請求項1記載のサーバシステムであって、
    前記第1の移行方式として、第1の第1移行方式と、第2の第1移行方式とがあり、
    前記第1の第1移行方式は、安全性が前記第2の移行方式よりも低く移行速度が前記第2の第1移行方式よりも速い移行方式であり、
    前記第2の第1移行方式は、安全性が前記第2の移行方式と実質的に同じであり移行速度が前記第2の移行方式より速く前記第1の第1移行方式より遅い方式である、
    サーバシステム。
  7. 請求項6記載のサーバシステムであって、
    前記仮想サーバ移行装置は、前記(B)において、
    (b1)前記第1の物理サーバのハードウェア構成と前記第2の物理サーバのハードウェア構成が同一であり、且つ、前記対象移行方針が、安全性よりも移行速度を優先することを意味する方針であれば、前記第1の第1移行方式を選択し、
    (b2)前記第1の物理サーバのハードウェア構成と前記第2の物理サーバのハードウェア構成が同一であり、且つ、前記対象移行方針が、移行速度よりも安全性を優先することを意味する方針であれば、前記第2の第1移行方式を選択する、
    サーバシステム。
  8. 請求項7記載のサーバシステムであって、
    前記仮想サーバ移行装置は、
    (D)前記第1の物理サーバ以外の物理サーバから前記第2の物理サーバとする物理サーバを選択し、
    前記仮想サーバ移行装置は、前記(D)において、前記第1の物理サーバのハードウェア構成と異なるハードウェア構成の物理サーバよりも、前記第1の物理サーバのハードウェア構成と同一のハードウェア構成の物理サーバを、優先的に、前記第2の物理サーバとして選択し、
    前記仮想サーバ移行装置は、前記(B)において、前記第1の物理サーバのハードウェア構成と前記第2の物理サーバのハードウェア構成が非同一であれば、前記対象移行方針に関わらず、前記第2の移行方式を選択する、
    サーバシステム。
  9. 請求項1記載のサーバシステムであって、
    前記仮想サーバ移行装置は、
    (C)前記第1及び第2の物理サーバを含む2以上の物理サーバのそれぞれのハードウェア稼働状況を特定し、
    前記第2の物理サーバは、前記第1の物理サーバのハードウェア稼働状況よりも低いハードウェア稼働状況の物理サーバである、
    サーバシステム。
  10. 複数の物理サーバが有するハイパザイザにより実行される複数の仮想サーバのうちの移行対象の仮想サーバをその仮想サーバを有する物理サーバからその物理サーバとは別の物理サーバに移行する方法であって、
    (X)1以上の仮想サーバの各々についての移行方針を表す移行方針情報を記憶し、
    (A)前記移行対象の仮想サーバを有する物理サーバである第1の物理サーバと、前記移行対象の仮想サーバの移行先の物理サーバである第2の物理サーバとを含む2以上の物理サーバのそれぞれのハードウェア構成を特定し、
    (B)第1の移行方式と第2の移行方式のうち、前記第1の物理サーバのハードウェア構成と前記第2の物理サーバのハードウェア構成とのハードウェア関係と、前記移行方針情報が表す、前記移行対象の仮想サーバに対応する移行方針である対象移行方針とに従う移行方式を選択し、
    仮想サーバの移行方式として、仮想サーバの移行元の物理サーバのハードウェア構成と仮想サーバの移行先の物理サーバのハードウェア構成との関係であるハードウェア関係に依存する第1の移行方式と、前記ハードウェア関係に依存しない第2の移行方式とがある、
    仮想サーバ移行方法。
  11. 請求項10記載の仮想サーバ移行方法であって、
    前記第2の移行方式は、移行元の物理サーバで仮想サーバを終了し、移行元の物理サーバから移行先の物理サーバに仮想サーバが移行し、移行先の物理サーバでその仮想サーバをブートする方式であり、
    前記第1の移行方式として、第1の第1移行方式と、第2の第1移行方式とがあり、
    前記第1の第1移行方式は、仮想サーバが行うI/O(Input/Output)をその区切りでなくても中止し、仮想サーバを終了することなく移行元の物理サーバから移行先の物理サーバに仮想サーバを移行する方式であり、
    前記第2の第1移行方式は、仮想サーバが行うI/Oをその区切りで中止し、仮想サーバを終了することなく移行元の物理サーバから移行先の物理サーバに仮想サーバを移行する方式であり、
    前記(B)において、
    (b1)前記第1の物理サーバのハードウェア構成と前記第2の物理サーバのハードウェア構成が同一であり、且つ、前記対象移行方針が、安全性よりも移行速度を優先することを意味する方針であれば、前記第1の第1移行方式を選択し、
    (b2)前記第1の物理サーバのハードウェア構成と前記第2の物理サーバのハードウェア構成が同一であり、且つ、前記対象移行方針が、移行速度よりも安全性を優先することを意味する方針であれば、前記第2の第1移行方式を選択し、
    (b3)前記第1の物理サーバのハードウェア構成と前記第2の物理サーバのハードウェア構成が非同一であれば、前記対象移行方針に関わらず、前記第2の移行方式を選択する、
    仮想サーバ移行方法。
  12. 請求項13記載の仮想サーバ移行方法であって、
    (C)前記第1及び第2の物理サーバを含む2以上の物理サーバのそれぞれのハードウェア稼働状況を特定し、
    前記第2の物理サーバは、前記第1の物理サーバのハードウェア稼働状況よりも低いハードウェア稼働状況の物理サーバである、
    仮想サーバ移行方法。
  13. 請求項12記載の仮想サーバ移行方法であって、
    (D)前記第1の物理サーバ以外の物理サーバから前記第2の物理サーバとする物理サーバを選択し、
    前記(D)において、前記第1の物理サーバのハードウェア構成と異なるハードウェア構成の物理サーバよりも、前記第1の物理サーバのハードウェア構成と同一のハードウェア構成の物理サーバを、優先的に、前記第2の物理サーバとして選択する、
    仮想サーバ移行方法。
  14. 請求項13記載の仮想サーバ移行方法であって、
    前記移行方針情報は、管理者から指定された移行方針を有する情報である、
    仮想サーバ移行方法。
  15. 請求項10記載の仮想サーバ移行方法であって、
    前記第1の移行方式として、第1の第1移行方式と、第2の第1移行方式とがあり、
    前記第1の第1移行方式は、安全性が前記第2の移行方式よりも低く移行速度が前記第2の第1移行方式よりも速い移行方式であり、
    前記第2の第1移行方式は、安全性が前記第2の移行方式と実質的に同じであり移行速度が前記第2の移行方式より速く前記第1の第1移行方式より遅い方式である、
    仮想サーバ移行方法。
  16. 複数の物理サーバが有するハイパザイザにより実行される複数の仮想サーバのうちの移行対象の仮想サーバをその仮想サーバを有する物理サーバからその物理サーバとは別の物理サーバに移行する装置に実行させるコンピュータプログラムであって、
    (A)前記移行対象の仮想サーバを有する物理サーバである第1の物理サーバと、前記移行対象の仮想サーバの移行先の物理サーバである第2の物理サーバとを含む2以上の物理サーバのそれぞれのハードウェア構成を特定し、
    (B)第1の移行方式と第2の移行方式のうち、前記第1の物理サーバのハードウェア構成と前記第2の物理サーバのハードウェア構成とのハードウェア関係と、記憶資源に記憶されている移行方針情報が表す、前記移行対象の仮想サーバに対応する移行方針である対象移行方針とに従う移行方式を選択する、
    ことを前記装置に実行させ、
    仮想サーバの移行方式として、仮想サーバの移行元の物理サーバのハードウェア構成と仮想サーバの移行先の物理サーバのハードウェア構成との関係であるハードウェア関係に依存する第1の移行方式と、前記ハードウェア関係に依存しない第2の移行方式とがある、
    コンピュータプログラム。
  17. 複数の物理サーバが有するハイパバイザにより実行される複数の仮想サーバのうちの移行対象の仮想サーバをその仮想サーバを有する物理サーバからその物理サーバとは別の物理サーバに移行する仮想サーバ移行装置であって、
    記憶資源と、
    前記記憶資源に接続されたプロセッサと
    を備え、
    前記記憶資源は、1以上の仮想サーバの各々についての移行方針を表す移行方針情報を記憶し、
    仮想サーバの移行方式として、仮想サーバの移行元の物理サーバのハードウェア構成と仮想サーバの移行先の物理サーバのハードウェア構成との関係であるハードウェア関係に依存する第1の移行方式と、前記ハードウェア関係に依存しない第2の移行方式とがあり、
    前記プロセッサは、
    (A)前記移行対象の仮想サーバを有する物理サーバである第1の物理サーバと、前記移行対象の仮想サーバの移行先の物理サーバである第2の物理サーバとを含む2以上の物理サーバのそれぞれのハードウェア構成を特定し、
    (B)第1の移行方式と第2の移行方式のうち、前記第1の物理サーバのハードウェア構成と前記第2の物理サーバのハードウェア構成とのハードウェア関係と、前記移行方針情報が表す、前記移行対象の仮想サーバに対応する移行方針である対象移行方針とに従う移行方式を選択する、
    仮想サーバ移行装置。
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