JP2011239234A - データ送信装置、データ中継装置、及びそれらの制御方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】近接無線通信で一度転送したデータを、転送した装置から近接無線通信を用いて操作する。
【解決手段】データ送信装置は、既にデータ中継装置に送信したデータの履歴情報を、データ中継機器から取得し、履歴情報から、操作対象のデータの選択、及び操作対象のデータの操作指示をユーザから受け付ける。そしてデータ送信装置は、近接無線通信で接続した際に、操作対象のデータの操作指示をデータ中継装置に送信し、データ中継装置は、操作対象のデータの情報及び操作指示を受信した場合は、操作指示に従って記録装置に記録させた操作対象のデータを操作する。
【選択図】図1
【解決手段】データ送信装置は、既にデータ中継装置に送信したデータの履歴情報を、データ中継機器から取得し、履歴情報から、操作対象のデータの選択、及び操作対象のデータの操作指示をユーザから受け付ける。そしてデータ送信装置は、近接無線通信で接続した際に、操作対象のデータの操作指示をデータ中継装置に送信し、データ中継装置は、操作対象のデータの情報及び操作指示を受信した場合は、操作指示に従って記録装置に記録させた操作対象のデータを操作する。
【選択図】図1
Description
本発明は、近接無線通信でデータの送受信を行う技術に関する。
デジタルカメラやプリンタ等の情報機器間において、内部に記録しているデータを無線通信で送受信を行う技術が知られている。近年、携帯電話等に組み込まれたICタグを利用した通信に代表されるNFC(Near Field Communication)技術を用いた近接無線通信があり、ユーザは情報機器同士を一定の距離内に近接させることにより、データの送受信が可能である。
特許文献1には、広告媒体にICタグのリーダライタを組み込み、携帯電話を広告媒体に近接させることで近接無線通信によってデータの送受信を行う技術が開示されている。
特許文献1には、広告媒体にICタグのリーダライタを組み込み、携帯電話を広告媒体に近接させることで近接無線通信によってデータの送受信を行う技術が開示されている。
しかしながら近接無線通信において、送信されて記録装置に記録されたデータを操作するためには、記録装置を直接閲覧し、所望のデータを探し出して操作する必要があり、送信した装置から近接無線通信でデータの操作を行う方法はこれまで言及されていなかった。
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、近接無線通信で一度転送したデータを、転送した装置から近接無線通信を用いて操作可能とすることを目的とする。
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたものであり、近接無線通信で一度転送したデータを、転送した装置から近接無線通信を用いて操作可能とすることを目的とする。
前述の目的を達成するために、本発明のデータ送信装置は、以下の構成を備える。
データ中継装置に対して近接無線通信手段で接続を確立して、データの送受信を行うデータ送信装置であって、情報を表示する表示手段と、近接無線通信手段を制御する制御手段と、データ送信装置に接続された記録媒体からデータを取得して、該データをデータ中継装置に送信するデータ転送モードと、データ中継装置に既に送信されたデータの操作指示を送信するデータ操作モードとを、ユーザの指示によって切り替えるモード切り替え手段と、データ操作モードである場合、表示手段に表示された、データ中継装置に送信されたデータの履歴情報から、操作対象のデータの指定及び該操作対象のデータの操作指示を、ユーザから受け付ける受け付け手段と、を備え、制御手段は、モード切り替え手段でデータ操作モードに切り替えられてから、近接無線通信手段を、データ操作モードであることをデータ中継装置に通知させるとともに、送信されたデータの履歴情報をデータ中継装置から受信させるように制御した後、受け付け手段で操作対象のデータの指定及び該操作対象のデータの操作指示を受け付けてから、近接無線通信手段を、操作対象のデータの指定、及び該操作対象のデータの操作指示をデータ中継装置に通知させるように制御することを特徴とする。
データ中継装置に対して近接無線通信手段で接続を確立して、データの送受信を行うデータ送信装置であって、情報を表示する表示手段と、近接無線通信手段を制御する制御手段と、データ送信装置に接続された記録媒体からデータを取得して、該データをデータ中継装置に送信するデータ転送モードと、データ中継装置に既に送信されたデータの操作指示を送信するデータ操作モードとを、ユーザの指示によって切り替えるモード切り替え手段と、データ操作モードである場合、表示手段に表示された、データ中継装置に送信されたデータの履歴情報から、操作対象のデータの指定及び該操作対象のデータの操作指示を、ユーザから受け付ける受け付け手段と、を備え、制御手段は、モード切り替え手段でデータ操作モードに切り替えられてから、近接無線通信手段を、データ操作モードであることをデータ中継装置に通知させるとともに、送信されたデータの履歴情報をデータ中継装置から受信させるように制御した後、受け付け手段で操作対象のデータの指定及び該操作対象のデータの操作指示を受け付けてから、近接無線通信手段を、操作対象のデータの指定、及び該操作対象のデータの操作指示をデータ中継装置に通知させるように制御することを特徴とする。
また、前述の目的を達成するために、本発明のデータ中継装置は、以下の構成を備える。
データ送信装置に対して近接無線通信手段で接続を確立してデータの送受信を行い、受信したデータを記録装置に中継して記録させるデータ中継装置であって、近接無線通信手段、及び記録装置への記録を制御する制御手段と、近接無線通信手段により接続された際の、データ送信装置のモードが、データを送信するデータ転送モードか、既に受信したデータの操作指示を行うデータ操作モードのどちらであるか判別するモード判別手段と、データ送信装置から近接無線通信手段により受信したデータの履歴情報を記憶領域に記憶する記憶手段と、を備え、制御手段は、データ送信装置のモードがデータ操作モードである場合は、記憶手段で記憶した、受信したデータの履歴情報を、近接無線通信手段によりデータ送信装置宛に送信させ、データ送信装置のモードがデータ操作モードであり、かつ、データ送信装置から、操作対象のデータの指定及び該操作対象のデータの操作指示を受信した場合は、記録装置に記録させた操作対象のデータを、操作指示に従って操作することを特徴とする。
データ送信装置に対して近接無線通信手段で接続を確立してデータの送受信を行い、受信したデータを記録装置に中継して記録させるデータ中継装置であって、近接無線通信手段、及び記録装置への記録を制御する制御手段と、近接無線通信手段により接続された際の、データ送信装置のモードが、データを送信するデータ転送モードか、既に受信したデータの操作指示を行うデータ操作モードのどちらであるか判別するモード判別手段と、データ送信装置から近接無線通信手段により受信したデータの履歴情報を記憶領域に記憶する記憶手段と、を備え、制御手段は、データ送信装置のモードがデータ操作モードである場合は、記憶手段で記憶した、受信したデータの履歴情報を、近接無線通信手段によりデータ送信装置宛に送信させ、データ送信装置のモードがデータ操作モードであり、かつ、データ送信装置から、操作対象のデータの指定及び該操作対象のデータの操作指示を受信した場合は、記録装置に記録させた操作対象のデータを、操作指示に従って操作することを特徴とする。
このような構成により本発明によれば、近接無線通信で一度転送したデータを、転送した装置から近接無線通信を用いて操作することを可能とすることができる。
以下、本発明の好適な一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下に説明する一実施形態は、データ送信装置の一例としての、近接無線通信でデータの送受信が可能なデジタルカメラに、本発明を適用した例を説明する。また、データ中継装置の一例としての、近接無線通信でデータの送受信が可能であり、受信したデータを接続可能な外部装置に中継可能な中継ステーションに、本発明を適用した例を説明する。しかし、本発明は、近接無線通信でデータを送受信することが可能な任意の機器に適用可能である。また本明細書で「画像データ」とは、画像情報と、画像に関する情報である「詳細情報」で構成されるものとする。「詳細情報」は、画像データの、ファイル名、データサイズ、送信日時(受信日時)、作成日時、データ形式、保存場所、アクセス権限、CRC、サムネール画像、GPS情報、作成機器ユニークID等の情報が含まれているものとする。また詳細情報は、画像情報に比べてデータサイズが小さいものとする。
図1は、本発明の実施形態に係る、近接無線通信でのデータ送受信を行う際の全体構成を示した図である。
デジタルカメラ100は、底面に近接無線通信用のアンテナを有し、中継ステーション200の上面の近接通信部204と近接されることにより、近接無線通信にてデータの送受信を行うことが可能である。中継ステーション200は、ローカルエリアネットワーク(LAN)300に接続され、LAN300上の様々な機器と通信可能である。中継ステーション200が受信したデータは、例えばLAN300を介してアクセス可能な記録装置である、NAS(Network Attached Strage)301に伝送し、記録される。また中継ステーション200は、LAN300上のルータ302を介してインターネット400に接続することにより、インターネット400上のデータサーバ401とも通信可能であり、受信したデータをデータサーバ401に記録させることも可能である。なおLAN300は、ホームネットワークを実現するためのDLNA規格に代表されるインターネットプロトコルをベースとしたネットワークを仮定している。
また、本実施形態で説明する近接無線通信とは、通信距離が1m未満、特に数10cm未満であることを想定して規定された通信プロトコルに基づく無線通信方式であるものとする。このような近接無線通信の通信プロトコルとしては、通信距離が約70cm以下の「近傍型」、同約10cm以下の「近接型」非接触通信プロトコルが知られている。例えば、近接無線通信の通信プロトコルとして、ISO/IEC15693、ISO/IEC14434、ECMA−340(ISO/IEC18092)などの規格が存在する。
デジタルカメラ100は、底面に近接無線通信用のアンテナを有し、中継ステーション200の上面の近接通信部204と近接されることにより、近接無線通信にてデータの送受信を行うことが可能である。中継ステーション200は、ローカルエリアネットワーク(LAN)300に接続され、LAN300上の様々な機器と通信可能である。中継ステーション200が受信したデータは、例えばLAN300を介してアクセス可能な記録装置である、NAS(Network Attached Strage)301に伝送し、記録される。また中継ステーション200は、LAN300上のルータ302を介してインターネット400に接続することにより、インターネット400上のデータサーバ401とも通信可能であり、受信したデータをデータサーバ401に記録させることも可能である。なおLAN300は、ホームネットワークを実現するためのDLNA規格に代表されるインターネットプロトコルをベースとしたネットワークを仮定している。
また、本実施形態で説明する近接無線通信とは、通信距離が1m未満、特に数10cm未満であることを想定して規定された通信プロトコルに基づく無線通信方式であるものとする。このような近接無線通信の通信プロトコルとしては、通信距離が約70cm以下の「近傍型」、同約10cm以下の「近接型」非接触通信プロトコルが知られている。例えば、近接無線通信の通信プロトコルとして、ISO/IEC15693、ISO/IEC14434、ECMA−340(ISO/IEC18092)などの規格が存在する。
図2は、本発明の実施形態に係るデジタルカメラ100の機能構成を示すブロック図である。なお、図2に示すデジタルカメラ100の構成は、少なくとも本実施形態を実現するために必要なブロックのみで構成されたものであり、本発明の実施は以下の構成に限らない。
カメラ制御部101は、例えばCPUであり、カメラフラッシュメモリ102内のデジタルカメラ100の動作プログラムを読み出し、カメラRAM107に展開して実行することにより、デジタルカメラ100の各ブロックの動作を制御する。カメラフラッシュメモリ102は、書き換え可能な不揮発性メモリであり、デジタル前ら100の各ブロックの動作プログラムに加え、各ブロックの動作パラメータや、後述するカメラ表示部105に表示するGUIデータ等が記憶されている。カメラRAM107は、書き換え可能な揮発性メモリであり、プログラム実行中のワーク領域や、近接無線通信で送受信されるデータの一時的な格納領域として用いられる。記録媒体103は、例えばデジタルカメラ100の内部に有する内蔵メモリや、デジタルカメラ100に着脱可能に接続されるメモリカードやHDD等の記録装置であり、画像データや動画データ等のデータを格納可能である。
カメラ制御部101は、例えばCPUであり、カメラフラッシュメモリ102内のデジタルカメラ100の動作プログラムを読み出し、カメラRAM107に展開して実行することにより、デジタルカメラ100の各ブロックの動作を制御する。カメラフラッシュメモリ102は、書き換え可能な不揮発性メモリであり、デジタル前ら100の各ブロックの動作プログラムに加え、各ブロックの動作パラメータや、後述するカメラ表示部105に表示するGUIデータ等が記憶されている。カメラRAM107は、書き換え可能な揮発性メモリであり、プログラム実行中のワーク領域や、近接無線通信で送受信されるデータの一時的な格納領域として用いられる。記録媒体103は、例えばデジタルカメラ100の内部に有する内蔵メモリや、デジタルカメラ100に着脱可能に接続されるメモリカードやHDD等の記録装置であり、画像データや動画データ等のデータを格納可能である。
カメラ近接通信部104は、近接無線通信のためのインタフェースであり、近接無線通信の規格に準拠したアンテナやデータ変換部を有する。またカメラ近接通信部104は電波や電界の強度などに基づき、近接無線通信の接続及び切断を検出可能であり、近接無線通信の状態変化に応じて、カメラ制御部101に通信状態を通知する。
カメラ表示部105は、例えば小型LCDや有機ELディスプレイ等の表示装置であり、記録媒体に記録されている画像データ等の表示や、カメラフラッシュメモリ102に記憶されているGUIデータ等を表示する。カメラ操作部106は、電源ボタンやレリーズボタン等の、デジタルカメラ100が備えるユーザからの指示を受け付ける入力インタフェースであり、入力された指示の内容をカメラ制御部101に伝送する。
図3は、本発明の実施形態に係る中継ステーション200の機能構成を示すブロック図である。
制御部201は、例えばCPUであり、フラッシュメモリ202に記憶されている中継ステーション200の各ブロックの動作プログラムを読み出し、RAM203に展開して実行することにより、中継ステーション200の各ブロックの動作を制御する。フラッシュメモリ202は、書き換え可能な不揮発性メモリであり、中継ステーション200の各ブロックの動作プログラムに加え、各ブロックの動作パラメータや後述するスピーカ206で再生する音声データ等が記憶されている。またフラッシュメモリ202には、図5のように、予め近接無線通信で接続された機器から受信したデータの中継先(保存するストレージの情報)を設定した中継先情報テーブルが記憶されている。図5において、ユニークIDとは近接無線通信で中継ステーション200に接続される外部機器を特定する情報であり、接続される外部機器から近接無線通信の接続が確立した際に受信する情報である。RAM203は、書き換え可能な揮発性メモリであり、プログラム実行中のワーク領域や、近接無線通信で送受信されるデータの一時的な格納領域として用いられる。
制御部201は、例えばCPUであり、フラッシュメモリ202に記憶されている中継ステーション200の各ブロックの動作プログラムを読み出し、RAM203に展開して実行することにより、中継ステーション200の各ブロックの動作を制御する。フラッシュメモリ202は、書き換え可能な不揮発性メモリであり、中継ステーション200の各ブロックの動作プログラムに加え、各ブロックの動作パラメータや後述するスピーカ206で再生する音声データ等が記憶されている。またフラッシュメモリ202には、図5のように、予め近接無線通信で接続された機器から受信したデータの中継先(保存するストレージの情報)を設定した中継先情報テーブルが記憶されている。図5において、ユニークIDとは近接無線通信で中継ステーション200に接続される外部機器を特定する情報であり、接続される外部機器から近接無線通信の接続が確立した際に受信する情報である。RAM203は、書き換え可能な揮発性メモリであり、プログラム実行中のワーク領域や、近接無線通信で送受信されるデータの一時的な格納領域として用いられる。
近接通信部204は、近接無線通信のためのインタフェースであり、近接無線通信の規格に準拠したアンテナやデータ変換部を有する。近接通信部204は、近接無線通信の接続及び切断を検出可能であり、近接無線通信の状態変化に応じて、制御部201に通信状態を通知する。
通信部205は、例えばEthernet(登録商標)ポートやIEEE802.11規格に準拠した無線LANポートであり、LAN300に接続された外部機器とデータの送受信を行うためのインタフェースである。近接通信部204で受信したデータは、一度RAM203に記憶された後、フラッシュメモリ202に記憶されているデータの中継先の情報に従ってLAN300上の外部機器に伝送され、記録される。スピーカ206は、近接無線通信の状態変化に応じて、ユーザに近接無線通信の状態を報知するための音声を出力する。
このような構成をもつ本実施形態のデジタルカメラ100及び中継ステーション200の、近接無線通信でのデータ送受信の処理を例示する操作シーケンスについて、図4のシーケンス図を用いて説明する。なお、本操作シーケンスの開始時において、デジタルカメラ100と中継ステーション200とは、近接無線通信接続されておらず、さらにデジタルカメラ100は中継ステーション200と一度も近接無線通信で接続がなされていないものとする。また本実施形態では、近接無線通信接続で送受信するデータは画像データであるものとして説明するが、本発明は画像データに限らず実行可能である。
S501で、ユーザは近接無線通信接続で記録媒体103に記録されている画像データを転送するために、例えばカメラ操作部106のメニューボタンを操作し、カメラ表示部105に図12(a)に示す接続モード選択画面を表示させる。そして、ユーザは接続モードから「データ転送モード」を選択して、デジタルカメラ100の近接無線通信接続時のモードを切り替える。「データ転送モード」とは、近接無線通信の接続が確立した際に、記録媒体103に保存されている画像データのうち、外部ストレージへ転送がなされていない画像データを、カメラ近接通信部104を介して外部機器に転送するモードである。ユーザによる接続モードの選択が完了すると、カメラ制御部101はカメラ表示部105に、近接無線通信の接続先である中継ステーション200との接続をユーザに促す画面を表示させる。
S502で、ユーザによりデジタルカメラ100が中継ステーション200の通信スポットに近接される。このとき、デジタルカメラ100のカメラ近接通信部104と、中継ステーション200の近接通信部204は、近接無線通信の通信接続範囲内になるように近接されて設置されるものとする。そしてS503で、デジタルカメラ100のカメラ近接通信部104、及び中継ステーション200の近接通信部204は近接を検出すると、近接無線通信による接続を確立し、それぞれカメラ制御部101、制御部201に接続の確立を通知する。
S504で、カメラ制御部101は、近接無線通信接続された中継ステーション200に対し、カメラ近接通信部104を介してデジタルカメラ100のユニークID及び自身のモードを示すモード情報を送信する。そして中継ステーション200の制御部201は、受信したユニークIDをRAM203に格納する。
S505で、デジタルカメラ100のカメラ制御部101は、中継ステーション200に対し、カメラ近接通信部104を介してデータ転送情報を送信する。データ転送情報とは、転送しようとする全ての画像データが有する詳細情報で構成された情報である。本操作シーケンスにおいて、デジタルカメラ100と中継ステーション200は初めて接続されるものとしているため、テータ転送情報には、記録媒体103に記録されている全ての画像データが含まれる。なお、デジタルカメラ100と中継ステーション200の2回目以降の接続では、カメラ制御部101は既に転送を行った画像の履歴情報である転送履歴情報を、カメラ近接通信部104を介して中継ステーション200から受信する。そして、カメラ制御部101は、記録媒体103に記録されている画像データのうち、転送履歴情報に含まれる、既に転送した画像データ以外の画像データをデータ転送情報として送信するものとする。
S506で、デジタルカメラ100のカメラ制御部101は、中継ステーション200に対し、カメラ近接通信部104を介して、S505で送信したデータ転送情報に含まれる画像データの転送を行う。中継ステーション200の制御部201は、受信した画像データを一時的にRAM203に記憶する。そして、フラッシュメモリ202に記憶されている中継先情報テーブルを参照し、デジタルカメラ100のユニークIDに対応する中継先ストレージに、受信した画像データを転送する。例えば、デジタルカメラ100のユニークIDが「abcd」である場合は、制御部201はデジタルカメラ100から受信した画像データを、通信部205を介して、中継先ストレージであるNAS301に伝送し、格納先に格納させる。また制御部201は、S505で受信したデータ転送情報を、転送履歴情報としてユニークIDに関連付けてフラッシュメモリ202に記憶する。なお、同一のユニークIDに関連付けられた転送履歴情報が既にフラッシュメモリ202に存在する場合は、制御部201は既に存在する転送履歴情報に、S505で受信したデータ転送情報を追加する。そして、制御部201はS507でスピーカ206に、データの送受信に係る通信が終了したことをユーザに報知するための音声を出力させる。
S508で、報知を受けてユーザはデジタルカメラ100を、中継ステーション200と近接無線通信が接続不可能な距離まで離されると、S509で、カメラ近接通信部104、及び近接通信部204は、近接無線通信接続の切断を検出する。
以上が、データ転送を行う場合のデジタルカメラ100と中継ステーション200の基本的シーケンスである。さらに、デジタルカメラ100から転送を行ったデータを、中継ステーション200を介して操作する場合の基本的シーケンスを示す。
S511で、ユーザは近接無線通信接続で中継ステーション200を介して既に転送した画像データの操作を行うために、例えばカメラ操作部106のメニューボタンを操作し、カメラ表示部105に図12(a)に示す接続モード選択画面を表示させる。そして、ユーザは接続モードから「データ操作モード」を選択して、近接無線通信接続時のモードを切り替える。ユーザによる接続モードの選択が完了すると、カメラ制御部101はカメラ表示部105に、近接無線通信の接続先である中継ステーション200との接続をユーザに促す画面が表示させる。
S512で、ユーザによりデジタルカメラ100が中継ステーション200の通信スポットに近接される。そしてS513で、デジタルカメラ100のカメラ近接通信部104、及び中継ステーション200の近接通信部204は、近接無線通信による接続を確立し、それぞれカメラ制御部101、制御部201に接続の確立を通知する。
S514で、カメラ制御部101は、近接無線通信接続された中継ステーション200に対し、カメラ近接通信部104を介してデジタルカメラ100のユニークID及びモード情報を送信する。そして中継ステーション200の制御部201は、受信したユニークIDをRAM203に格納する。
また、S514では、デジタルカメラ100のカメラ制御部101は、中継ステーション200に対し、カメラ近接通信部104を介して転送履歴情報要求を送信する。転送履歴情報要求とは、中継ステーション200に、デジタルカメラ100のユニークIDに関連付けられている転送履歴情報をデジタルカメラ100に送信させるための信号である。
S515において、制御部201は、フラッシュメモリ202内の転送履歴情報のうち、デジタルカメラ100のユニークIDに関連付けられている、例えば作成機器ユニークIDが「abcd」の転送履歴情報を、デジタルカメラ100に送信する。そしてS516で、制御部201はスピーカ206に、データの送受信に係る通信が終了したことをユーザに報知するための音声を出力させる。
S515において、制御部201は、フラッシュメモリ202内の転送履歴情報のうち、デジタルカメラ100のユニークIDに関連付けられている、例えば作成機器ユニークIDが「abcd」の転送履歴情報を、デジタルカメラ100に送信する。そしてS516で、制御部201はスピーカ206に、データの送受信に係る通信が終了したことをユーザに報知するための音声を出力させる。
S517で、報知を受けてユーザはデジタルカメラ100を、中継ステーション200と近接無線通信が接続不可能な距離まで離されると、S518で、カメラ近接通信部104、及び近接通信部204は、近接無線通信接続の切断を検出する。
さらにS519で、カメラ制御部101は、中継ステーション200から受信した転送履歴情報を参照し、カメラ表示部105に、図12(b)のようなデータ操作対象選択画面を表示させる。そしてS520で、ユーザによってデータ操作の対象とする画像データを、デジタルカメラ100のカメラ操作部106を用いて選択されると、カメラ制御部101はカメラ表示部105に、図12(c)のようなデータ操作内容選択画面を表示させる。
なお、本実施形態ではデータ操作対象選択画面において、ユーザによる操作対象の画像データの選択は、フォルダ名、ファイル名を指定するとして説明したが、撮影日や、GPS情報等、画像データの詳細情報に含まれる他の情報で指定するようにしてもよい。また、デジタルカメラ100が連写機能を備えている場合は連写グループ単位での指定や、過去にデジタルカメラ100から中継ステーション200に対して行ったデータ転送のイベントでの指定等、データの選択方法は本実施形態の方法に限定しない。
S521で、ユーザによるデータ操作内容の選択が完了すると、カメラ制御部101は、カメラ表示部105に、近接無線通信の接続先である中継ステーション200との接続をユーザに促す画面を表示させる。本実施形態では、近接無線通信の接続先として中継ステーション200しか存在しないものとしているが、接続先の機器が複数ある場合は、S521で接続を促す近接無線通信の接続先は、S515で転送履歴情報を受信した機器と同一であることを条件とする。
S522で、ユーザによりデジタルカメラ100が中継ステーション200の通信スポットに近接される。そしてS523で、デジタルカメラ100のカメラ近接通信部104、及び中継ステーション200の近接通信部204は、近接無線通信による接続を確立し、それぞれカメラ制御部101、制御部201に接続の確立を通知する。
S524で、カメラ制御部101は、近接無線通信接続された中継ステーション200に対し、カメラ近接通信部104を介してデジタルカメラ100のユニークID及びモード情報を送信する。そして中継ステーション200の制御部201は、受信したユニークIDをRAM203に格納する。
S525で、デジタルカメラ100のカメラ制御部101は、中継ステーション200に対し、カメラ近接通信部104を介してデータ操作情報を送信する。データ操作情報とは、S520にてユーザが選択した全ての操作対象の画像データを特定する情報、及びS521にてユーザが選択した操作対象の画像データの操作指示の情報である。
S526で、中継ステーション200の制御部201は、デジタルカメラ100から受信したデータの中継先であるストレージ、NAS301に記録されている画像データのうち、データ操作情報に含まれる操作対象の画像データに対してデータ操作を行う。データ操作とは、受信したデータ操作情報に含まれる操作対象の画像データ、及び操作対象の画像データに対してなされた操作指示の情報に従って、画像データの操作を行うことである。なお、このとき制御部201は、フラッシュメモリ202に記憶されている転送履歴情報を、データ操作情報に従って変更する。具体的には、例えばデータの操作指示がデータ削除であった場合、操作対象の画像データの詳細情報を転送履歴情報から削除する。また、操作指示がアクセス権限の変更であった場合は、操作対象の画像データのアクセス権限の情報を操作指示されたアクセス権限に変更する。
S527で、制御部201はスピーカ206に、データ操作に係る通信が終了したことをユーザに報知するための音声を出力させる。そして、S528で、報知を受けてユーザはデジタルカメラ100を、中継ステーション200と近接無線通信が接続不可能な距離まで離されると、S529で、カメラ近接通信部104、及び近接通信部204は、近接無線通信接続の切断を検出する。
(カメラ側近接無線通信処理)
このようなシーケンスで動作する本実施形態のデジタルカメラ100の、カメラ側近接無線通信処理処理について、図6のフローチャートをさらに用いて説明する。なお、本実施形態において、既に転送した画像データに対して、ユーザが選択可能な操作指示は、「データ削除」または「アクセス権限の変更」の2種類があるものとして説明するが、本発明の実施はこれに限らず、他の操作指示に適用してもよい。
このようなシーケンスで動作する本実施形態のデジタルカメラ100の、カメラ側近接無線通信処理処理について、図6のフローチャートをさらに用いて説明する。なお、本実施形態において、既に転送した画像データに対して、ユーザが選択可能な操作指示は、「データ削除」または「アクセス権限の変更」の2種類があるものとして説明するが、本発明の実施はこれに限らず、他の操作指示に適用してもよい。
S601で、カメラ制御部101はカメラ表示部105に、カメラフラッシュメモリ102に記憶されている接続モード選択のGUIデータを伝送し、表示させる。そして、ユーザによって接続モードの決定(モード切り替え)がなされたことをカメラ操作部106が検出すると、カメラ制御部101は処理をS602に移す。
S602で、カメラ制御部101はカメラ操作部106から伝送された、ユーザによって決定された接続モードの情報を参照し、現在の接続モードが「データ転送モード」または「データ操作モード」のいずれであるかを判別する。カメラ制御部101は、現在の接続モードがデータ転送モードである場合は処理をS603に移し、データ操作モードである場合は処理をS613に移す。
S603で、カメラ制御部101はカメラ表示部105に、カメラフラッシュメモリ102に記憶されている、ユーザに近接無線通信の接続を促す、接続待ちのGUIデータを伝送し、表示させる。そしてS604で、カメラ制御部101は、ユーザによってデジタルカメラ100が中継ステーション200に近接され、近接無線通信接続が確立したか否かを判断する。カメラ制御部101は、近接無線通信接続が確立していない場合は処理をS603に戻し、近接無線通信接続が確立した場合は処理をS605に移す。
S605で、カメラ制御部101は、カメラ近接通信部104を介して、カメラフラッシュメモリ102に記憶されているデジタルカメラ100のユニークIDの情報を近接無線通信で送信する。さらに、カメラ制御部101はS606で、現在の接続モードの情報を近接無線通信で送信する。また、カメラ制御部101はS607で、既にデジタルカメラ100から転送したデータの情報である、転送履歴情報を取得するため、近接無線通信で転送履歴情報要求の信号を送信する。なお、S605〜S607における送信処理では、1つの送信データにすべての情報を含めて送信してもよいし、例えば送信処理を3回に分け、それぞれを別個に送信してもよい。
S608で、カメラ制御部101は、カメラ近接通信部104を介して、転送履歴情報を受信したか否かを判断する。カメラ制御部101は、転送履歴情報を受信するまで本ステップの処理を繰り返す。カメラ制御部101は、受信した転送履歴情報をカメラRAM107に記憶し、記録媒体103に記録されている画像データのうち、転送履歴情報に含まれていない、即ち転送を行っていない画像データの詳細情報を抽出する。そしてS609で、抽出した転送を行っていない画像データの詳細情報を、データ転送情報としてカメラ近接通信部104を介して送信する。さらにS610で、カメラ制御部101は、記録媒体103に記録されている画像データのうち、転送履歴情報に含まれていない画像データをカメラ近接通信部104を介して送信する。
S611で、カメラ制御部101はカメラ表示部105に、カメラフラッシュメモリ102に記憶されている、ユーザに近接無線通信の切断を促す、切断待ちのGUIデータを伝送し、表示させる。そしてカメラ制御部101はS612で、ユーザによってデジタルカメラ100が中継ステーション200と近接通信不可能な距離に離され、近接無線通信接続が切断したか否かを判断する。カメラ制御部101は、近接無線通信接続が切断していない場合は処理をS611に戻し、近接無線通信接続が切断した場合は処理をカメラ近接無線通信処理を完了する。
S602で接続モードがデータ操作モードであると判断された場合、カメラ制御部101はS613でカメラ表示部105に、カメラフラッシュメモリ102に記憶されている、ユーザに近接無線通信の接続を促す、接続待ちのGUIデータを伝送し、表示させる。なお、S613からS620の処理は、接続モードが異なるだけで、上述したS603からS608及びS611からS612の処理と同一であるため、詳細な説明は省略する。
S621で、カメラ制御部101はカメラ表示部105に、カメラRAM107に記憶した転送履歴情報から生成した、データ操作対象選択GUIのデータを伝送し、表示させる。そして、ユーザによって操作対象の画像データの情報が決定がなされたことをカメラ操作部106が検出すると、カメラ制御部101は処理をS622に移す。S622で、カメラ制御部101はカメラ表示部105に、カメラフラッシュメモリ102に記憶されている、操作対象の画像データの操作指示選択GUIのデータを伝送し、表示させる。そして、ユーザによって操作対象の画像データに対する操作指示の決定がなされたことをカメラ操作部106が検出すると、カメラ制御部101は処理をS623に移す。なお、複数の画像データを操作対象とする場合は、複数の画像データの全てにS621からS622の処理を繰り返して行えばよい。また、S623からS626のステップで行われる処理は、S603からS606で行われる処理と同一であるため、説明は省略する。
S627で、カメラ制御部101はS621及びS622のステップで決定した、操作対象の画像データの情報及びその操作指示の情報を、データ操作情報として、カメラ近接通信部104を介して送信する。そして、カメラ制御部101はS611及びS612と同様に、S628及びS629で近接無線通信接続の切断処理を行い、カメラ側近接無線通信処理を完了する。
(ステーション側近接無線通信処理)
さらに、上述のようなシーケンスで動作する本実施形態の中継ステーション200の、ステーション側近接無線通信処理処理について、図7のフローチャートをさらに用いて説明する。
さらに、上述のようなシーケンスで動作する本実施形態の中継ステーション200の、ステーション側近接無線通信処理処理について、図7のフローチャートをさらに用いて説明する。
S701で、制御部201は、近接通信部204から近接無線通信接続が確立した情報を受信したか否かを判断する。制御部201は、近接無線通信接続が確立していない場合は本ステップを繰り返す。S702で、制御部201は、近接通信部204を介して、近接無線通信接続している外部機器(デジタルカメラ100)から、外部機器のユニークIDの情報を受信したか否かを判断する。制御部201は、ユニークIDの情報を受信した場合は、ユニークIDをRAM203に記憶し、処理をS703に移す。さらにS703で、制御部201は、近接通信部204を介して、近接無線通信接続している外部機器の接続モードの情報を受信したか否かを判断する。制御部201は、接続モードの情報を受信した場合は、接続モードの情報をRAM203に記憶し、処理をS704に移す。
S704で、制御部201は、S703でRAM203に記憶した、近接無線通信接続している外部機器の接続モードの情報を参照し、外部機器の接続モードが「データ転送モード」または「データ操作モード」のいずれであるかを判断する(モード判別)。制御部201は、外部機器の接続モードがデータ転送モードであった場合は処理をS705に移し、データ操作モードであった場合は処理をS712に移す。
S705で、制御部201は、近接無線通信接続している外部機器から、近接通信部204を介して、転送履歴情報を要求する信号を受信したかを判断する。転送履歴情報要求を受信した場合は制御部201は処理をS706に移し、受信していない場合は本ステップの処理を繰り返す。そしてS706で、制御部201は、S702でRAM203に記憶した、現在接続されている外部機器のユニークIDに関連付けられている転送履歴情報を、フラッシュメモリ202から取得し、近接通信部204を介して外部機器に送信する。
S707で、制御部201は、フラッシュメモリ202に記憶されている中継先情報テーブルを参照し、現在接続されている外部機器のユニークIDに対応するストレージを、データ転送を中継する格納先に選択する。具体的には、制御部201は例えばユニークIDに対応するストレージがNAS301である場合は、通信部205を介してLAN300上のNAS301とのネットワーク接続を確立し、データ転送を可能にする。
S708で、制御部201は、近接通信部204を介して外部機器から転送する画像データの情報であるデータ転送情報を受信し、さらにデータ転送情報に含まれる画像データの受信を開始する。受信した画像データは、一度RAM203に記憶され、制御部201はRAM203に記憶された画像データを順次、中継先のストレージに伝送し、記録させる。そして、データ転送情報に含まれる全ての画像データの転送が完了すると、S709で制御部201は、データ転送情報をフラッシュメモリ202に記憶されている、外部機器のユニークIDに関連付けられた転送履歴情報に追加して記憶させる。
S710で、制御部201は、フラッシュメモリ202に記憶されているユーザにデータの送受信の完了を報知するための音源データをスピーカ206に伝送し、出力させる。そして、制御部201は、ユーザによって外部機器が近接無線通信不可能な距離に離され、近接通信部204が近接無線通信接続が切断されたと通知するまで、S711の処理を繰り返す。近接無線通信接続が切断されたと判断した場合は、制御部201はステーション側近接無線通信処理を完了する。
S704で、近接無線通信で接続されている外部機器の接続モードが、データ操作モードであると判断された場合、制御部201はS712で、さらにデータが受信されるまで待機する。制御部201は、近接通信部204を介してデータが受信された場合、受信したデータが、転送履歴情報要求の信号、またはデータ操作情報のいずれであるかを判断する。制御部201は、近接通信部204を介して外部機器から受信したデータが、転送履歴情報要求の信号である場合は処理をS713に移し、データ操作情報である場合は処理をS714に移す。
S713で、制御部201は、S706と同様に、S702でRAM203に記憶したユニークIDに関連付けられている転送履歴情報を、近接通信部204を介して外部機器に送信する。そして制御部201は、転送履歴情報を送信した後、処理をS710に移す。
またS712で、データ操作情報を受信した場合、制御部201はS714で、データ操作情報に含まれる操作対象の画像データのそれぞれについて、データ操作処理を行う。ここで、中継ステーション200で実行されるデータ操作処理について、図8のフローチャートをさらに用いて説明する。なお、本データ操作処理を開始する際、制御部201は、RAM203に記憶されている、現在近接無線通信接続されている外部機器のユニークIDを参照し、ユニークIDに対応する中継先ストレージの情報を、中継先情報テーブルから取得する。そして制御部201は、ユニークIDに対応する中継先ストレージに通信部205を介して接続を行うものとする。
S801で、制御部201は、データ操作情報に含まれる、操作対象の画像データに対する操作指示の情報を参照し、操作対象の画像データに対する操作指示が、「データ削除」または「アクセス権限変更」のいずれであるかを判断する。制御部201は、操作対象の画像データに対する操作指示が、データ削除である場合は処理をS802に移し、アクセス権限変更である場合は処理をS804に移す。
S802で、制御部201は、接続されている外部機器のユニークIDに対応する中継先ストレージから、操作対象の画像データを削除する。また、このとき制御部201は、削除した操作対象の画像データの詳細情報を、フラッシュメモリ202に記憶されている転送履歴情報から削除して、データ操作処理を完了する。
また操作対象の画像データに対する操作指示が、アクセス権限の変更であった場合、S804で制御部201は、接続されている外部機器のユニークIDに対応する中継先ストレージから、操作対象の画像データのアクセス権限を変更する。また、このとき制御部201は、フラッシュメモリ202に記憶されている転送履歴情報のうち、アクセス権限を変更した操作対象の画像データのアクセス権限の情報を変更して、データ操作処理を完了する。
このようにして、データ操作処理を行った後、制御部201は処理をS710に移し、ステーション側近接無線通信処理を完了する。なお、例えばS709において転送履歴情報に追加した時刻やS805において転送履歴情報を更新した時刻を、画像データごとにフラッシュメモリ202に記憶する場合、最後に保存または更新した時刻から一定時間経過した情報を削除するようにしてもよい。このようにすることで、フラッシュメモリ202に記憶される転送履歴情報のうち、使用または参照される可能性が低いと思われる情報の蓄積を回避することが可能である。
以上説明したように、本実施形態のデータ送信装置及びデータ中継機器は、データ送信装置からデータ中継装置に近接無線通信で送信されたデータについて、近接無線通信によってデータの操作を行うことが可能である。具体的には、データ送信装置は近接無線通信で接続してデータの送受信を行う際に、記録媒体に記録されているデータを送信するデータ転送モードと、データ中継装置に既に送信したデータの操作指示を送信するデータ操作モードとを有する。そして、データ操作モードに切り替えられてから最初にデータ中継装置に接続した際に、データ中継装置に既に送信したデータの履歴情報を取得して、接続を終了する。そして履歴情報から、操作対象のデータの選択、及び操作対象のデータの操作指示をユーザから受け付け、再度近接無線通信で接続した際に、操作対象のデータの操作指示をデータ中継装置に送信する。またデータ中継装置は、データ送信装置から近接無線通信で受信したデータを記録装置に中継して記録させ、また受信したデータの履歴情報を記憶領域に記憶する。そして、接続されたデータ送信装置がデータ操作モードである場合に、データ送信装置宛に履歴情報を送信する。さらに、接続されたデータ送信装置がデータ操作モードであって、操作対象のデータの情報及び操作指示を受信した場合は、操作指示に従って記録装置に記録させた操作対象のデータを操作する。
このようにすることで、ユーザは、記録装置を直接操作することなく、記録装置に転送したデータを操作することが可能である。また、データ送信装置の情報に関連付けて、データ中継装置が履歴情報を持つことで、記録装置に記録されているデータの中から、データ送信装置が転送したデータの情報を容易に参照可能となる。このため、記録装置のデータが多量であった場合も所望のデータを容易に特定することが可能となる。
(変形例)
本変形例では、上述の実施形態に加え、さらに1つしか存在しないデータを削除してしまう可能性を回避する構成を備える。具体的には、データ操作モードで削除しようとしている記録装置上のデータが、データ送信装置の記録媒体に存在しない場合に、ユーザに対して報知することにより、1つしか存在しないデータの削除を回避する。なお、本変形例のデータ送信装置及びデータ中継装置の一例である、デジタルカメラ100及び中継ステーション200は、上述の実施形態と同様の構成であるものとして、説明を省略する。
本変形例では、上述の実施形態に加え、さらに1つしか存在しないデータを削除してしまう可能性を回避する構成を備える。具体的には、データ操作モードで削除しようとしている記録装置上のデータが、データ送信装置の記録媒体に存在しない場合に、ユーザに対して報知することにより、1つしか存在しないデータの削除を回避する。なお、本変形例のデータ送信装置及びデータ中継装置の一例である、デジタルカメラ100及び中継ステーション200は、上述の実施形態と同様の構成であるものとして、説明を省略する。
(カメラ側近接無線通信処理)
上述の実施形態と同様の構成を備える本変形例のデジタルカメラ100の、カメラ側近接無線通信処理について、図9を用いて説明する。なお、本カメラ側近接無線通信処理において、上述の実施形態と同様の処理を行うステップについては、同一の参照番号を付して説明を省略し、本変形例において特徴的な処理を行うステップの説明に留める。
上述の実施形態と同様の構成を備える本変形例のデジタルカメラ100の、カメラ側近接無線通信処理について、図9を用いて説明する。なお、本カメラ側近接無線通信処理において、上述の実施形態と同様の処理を行うステップについては、同一の参照番号を付して説明を省略し、本変形例において特徴的な処理を行うステップの説明に留める。
S622で、ユーザによって操作対象の画像データに対する操作指示の決定がなされたことをカメラ操作部106が検出すると、カメラ制御部101は処理をS901に移す。S901で、カメラ制御部101は操作確認処理を実行する。ここで、デジタルカメラ100の操作確認処理について、図10のフローチャートをさらに用いて説明する。
S1001で、カメラ制御部101は、S622において、操作対象の画像データに対してユーザに選択された操作指示が、削除指示であるか否かを判断する。カメラ制御部101は、ユーザによって選択された操作指示がデータ削除であった場合は処理をS1002に移し、操作指示がアクセス権限の変更であった場合は操作確認処理を完了する。
S1002で、カメラ制御部101は、S621でユーザによって選択された操作対象の画像データが、記録媒体103に存在するか否かを判断する。カメラ制御部101は、ユーザによって選択された操作対象の画像データが記録媒体103に存在しない場合は処理をS1003に移し、存在する場合は本操作確認処理を完了する。
ユーザによって選択された操作対象の画像データが記録媒体103に存在しない場合、既に中継ステーション200を介してストレージに記録された操作対象の画像データを削除してしまうと、画像データの再入手は困難となってしまう。このためS1003で、カメラ制御部101はカメラ表示部105に、カメラフラッシュメモリ102に記憶されている図12(d)のようなダウンロード要否選択のGUIデータを伝送し、表示させる。これにより、ユーザに操作対象の画像データが再入手不可能になることを報知するとともに、操作対象の画像データをダウンロードするか否か確認する。そして、ユーザによってダウンロード要否の決定がなされたことをカメラ操作部106が検出すると、カメラ制御部101は処理をS1004に移す。S1004で、カメラ制御部101は、ユーザによって決定されたダウンロード要否の情報がダウンロード指示であった場合は処理をS1005に移し、ダウンロードしない指示であった場合は本操作確認処理を完了する。S1005で、カメラ制御部101は、操作対象の画像データの情報及びその操作指示の情報からなるデータ操作情報に、さらに操作対象データのダウンロードオプションフラグを付加し、本操作確認処理を完了する。
なお、複数の画像データを操作対象とする場合は、複数の画像データの全てにS621からS901の処理を繰り返して行えばよい。また、操作確認処理においてダウンロードオプションフラグが設定された場合、該当の操作対象の画像データついては、カメラ制御部101がS627でデータ操作情報を送信するとともに、中継先のストレージから中継ステーション200を介して受信する。
(ステーション側近接無線通信処理)
さらに、本変形例のステーション側近接無線通信処理における、データ操作処理について、図11のフローチャートを用いて説明する。なお、本データ操作処理において、上述の実施形態のデータ操作処理と同様の処理を行うステップについては、同一の参照番号を付して説明を省略し、本変形例に特徴的な処理を行うステップの説明に留める。
さらに、本変形例のステーション側近接無線通信処理における、データ操作処理について、図11のフローチャートを用いて説明する。なお、本データ操作処理において、上述の実施形態のデータ操作処理と同様の処理を行うステップについては、同一の参照番号を付して説明を省略し、本変形例に特徴的な処理を行うステップの説明に留める。
S801で操作対象の画像データに対する操作指示が、データ削除であると判定された場合、制御部201はS1101で、データ操作情報のうち、操作対象の画像データの情報にダウンロードオプションフラグが設定されているか否かを判断する。制御部201は、操作対象の画像データの情報にダウンロードオプションフラグが設定されている場合は処理をS1102に移し、設定されていない場合は処理をS802に移す。
S1102で、制御部201は、接続されている外部機器のユニークIDに対応する中継先ストレージから、操作対象の画像データをダウンロードし、近接通信部204を介して接続されている外部機器に送信する。このようにして、削除しようとしている中継先ストレージ上のデータが、デジタルカメラ100の記録媒体103に存在しない場合、ユーザに対して報知してダウンロード要否の確認を行うことにより、1つしか存在しないデータの削除を回避することが可能となる。
以上説明したように、本変形例のデータ送信装置及びデータ中継装置は、データ送信装置からデータ中継装置に近接無線通信で送信されたデータについて、近接無線通信でデータの削除を指示する際に、入手不可能なデータを誤って削除してしまうことを回避できる。具体的には、データ送信装置は操作対象のデータの選択、及び操作対象のデータの操作指示をユーザから受け付けた際に、操作指示がデータ削除であって、かつデータ送信装置の記録媒体に操作対象のデータが存在しない場合、ユーザに報知する。さらに、ユーザに操作対象のデータを受信するか否かを選択させる。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
Claims (16)
- データ中継装置に対して近接無線通信手段で接続を確立して、データの送受信を行うデータ送信装置であって、
情報を表示する表示手段と、
前記近接無線通信手段を制御する制御手段と、
前記データ送信装置に接続された記録媒体からデータを取得して、該データを前記データ中継装置に送信するデータ転送モードと、前記データ中継装置に既に送信されたデータの操作指示を送信するデータ操作モードとを、ユーザの指示によって切り替えるモード切り替え手段と、
前記データ操作モードである場合、前記表示手段に表示された、前記データ中継装置に送信されたデータの履歴情報から、操作対象のデータの指定及び該操作対象のデータの操作指示を、ユーザから受け付ける受け付け手段と、を備え、
前記制御手段は、
前記モード切り替え手段で前記データ操作モードに切り替えられてから、前記近接無線通信手段を、前記データ操作モードであることを前記データ中継装置に通知させるとともに、前記送信されたデータの履歴情報を前記データ中継装置から受信させるように制御した後、
前記受け付け手段で前記操作対象のデータの指定及び該操作対象のデータの操作指示を受け付けてから、前記近接無線通信手段を、前記操作対象のデータの指定、及び該操作対象のデータの操作指示を前記データ中継装置に通知させるように制御することを特徴とするデータ送信装置。 - 前記制御手段は、前記近接無線通信手段を、データ送信装置を特定する情報を送信させ、該データ送信装置から送信されたデータの履歴情報を、前記データ中継装置から受信させるように制御することを特徴とする請求項1に記載のデータ送信装置。
- 前記操作対象のデータの操作指示は、データの削除またはデータのアクセス権限の変更であることを特徴とする請求項1または2に記載のデータ送信装置。
- ユーザから削除指示を受け付けた前記操作対象のデータが、前記記録媒体に存在しない場合、削除するか否かを前記表示手段を用いてユーザに問い合わせることを特徴とする請求項3に記載のデータ送信装置。
- ユーザから削除指示を受け付けた前記操作対象のデータが、前記記録媒体に存在しない場合、前記操作対象のデータを前記データ中継装置から受信するか否かを前記表示手段を用いてユーザに問い合わせることを特徴とする請求項3または4に記載のデータ送信装置。
- 前記送信されたデータの履歴情報は、送信したデータのファイル名、サイズ、送信日時、作成日時、データ形式、保存場所、アクセス権限、CRC、サムネール画像、GPS情報、または作成機器の情報の、少なくとも1つを有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のデータ送信装置。
- データ送信装置に対して近接無線通信手段で接続を確立してデータの送受信を行い、受信したデータを記録装置に中継して記録させるデータ中継装置であって、
前記近接無線通信手段、及び前記記録装置への記録を制御する制御手段と、
前記近接無線通信手段により接続された際の、前記データ送信装置のモードが、データを送信するデータ転送モードか、既に受信したデータの操作指示を行うデータ操作モードのどちらであるか判別するモード判別手段と、
前記データ送信装置から前記近接無線通信手段により受信したデータの履歴情報を記憶領域に記憶する記憶手段と、を備え、
前記制御手段は、
前記データ送信装置のモードが前記データ操作モードである場合は、前記記憶手段で記憶した、前記受信したデータの履歴情報を、前記近接無線通信手段により前記データ送信装置宛に送信させ、
前記データ送信装置のモードが前記データ操作モードであり、かつ、前記データ送信装置から、操作対象のデータの指定及び該操作対象のデータの操作指示を受信した場合は、前記記録装置に記録させた前記操作対象のデータを、前記操作指示に従って操作することを特徴とするデータ中継装置。 - 前記制御手段は、前記近接無線通信手段により前記データ送信装置を特定する情報を受信した場合は、該データ送信装置から受信したデータの履歴情報を、該データ送信装置に送信させるように前記近接無線通信手段を制御することを特徴とする請求項7に記載のデータ中継装置。
- 前記操作対象のデータの操作指示は、データの削除またはデータのアクセス権限の変更であることを特徴とする請求項7または8に記載のデータ中継装置。
- 前記記憶手段は、削除指示を受け付けて、前記制御手段が前記記録装置から削除した前記操作対象のデータの情報を、前記履歴情報から削除することを特徴とする請求項9に記載のデータ中継装置。
- 前記記憶手段は、前記履歴情報のうち、前記データ送信装置より受信、または変更してから一定時間経過した前記受信したデータの情報を、前記履歴情報から削除することを特徴とする請求項7乃至10のいずれか1項に記載の出たデータ中継装置。
- 前記受信したデータの履歴情報は、受信したデータのファイル名、サイズ、受信日時、作成日時、データ形式、保存場所、アクセス権限、CRC、サムネール画像、GPS情報、または作成機器の情報の、少なくとも1つを有することを特徴とする請求項7乃至11のいずれか1項に記載のデータ中継装置。
- 情報を表示する表示手段を有し、データ中継装置に対して近接無線通信手段で接続を確立して、データの送受信を行うデータ送信装置の制御方法であって、
制御手段が、前記近接無線通信手段を制御する制御工程と、
モード切り替え手段が、前記データ送信装置に接続された記録媒体からデータを取得して、該データを前記データ中継装置に送信するデータ転送モードと、前記データ中継装置に既に送信されたデータの操作指示を送信するデータ操作モードとを、ユーザの指示によって切り替えるモード切り替え工程と、
受け付け手段が、前記データ操作モードである場合、前記表示手段に表示された、前記データ中継装置に送信されたデータの履歴情報から、操作対象のデータの指定及び該操作対象のデータの操作指示を、ユーザから受け付ける受け付け工程と、を備え、
前記制御工程において、前記制御手段が、
前記モード切り替え工程で前記データ操作モードに切り替えられてから、前記近接無線通信手段を、前記データ操作モードであることを前記データ中継装置に通知させるとともに、前記送信されたデータの履歴情報を前記データ中継装置から受信させるように制御した後、
前記受け付け工程で前記操作対象のデータの指定及び該操作対象のデータの操作指示を受け付けてから、前記近接無線通信手段を、前記操作対象のデータの指定、及び該操作対象のデータの操作指示を前記データ中継装置に通知させるように制御することを特徴とするデータ送信装置の制御方法。 - データ送信装置に対して近接無線通信手段で接続を確立してデータの送受信を行い、受信したデータを記録装置に中継して記録させるデータ中継装置の制御方法であって、
制御手段が、前記近接無線通信手段、及び前記記録装置への記録を制御する制御工程と、
モード判別手段が、前記近接無線通信手段で接続された際の、前記データ送信装置のモードが、データを送信するデータ転送モードか、既に受信したデータの操作指示を行うデータ操作モードのどちらであるか判別するモード判別工程と、
記憶手段が、前記データ送信装置から前記近接無線通信手段で受信したデータの履歴情報を記憶領域に記憶する記憶工程と、を備え、
前記制御工程において、前記制御手段が、
前記データ送信装置のモードが前記データ操作モードである場合は、前記記憶工程で記憶した、前記受信したデータの履歴情報を、前記近接無線通信手段により前記データ送信装置宛に送信させ、
前記データ送信装置のモードが前記データ操作モードであり、かつ、前記データ送信装置から、操作対象のデータの指定及び該操作対象のデータの操作指示を受信した場合は、前記記録装置に記録させた前記操作対象のデータを、前記操作指示に従って操作することを特徴とするデータ中継装置の制御方法。 - コンピュータを、請求項1乃至6のいずれか1項に記載のデータ送信装置の各手段として機能させるためのプログラム。
- コンピュータを、請求項7乃至12のいずれか1項に記載のデータ中継装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN105516254A (zh) * | 2015-11-26 | 2016-04-20 | 北京佰才邦技术有限公司 | 无人驾驶装置的数据读写方法、装置及*** |
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2010
- 2010-05-11 JP JP2010109583A patent/JP2011239234A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105516254A (zh) * | 2015-11-26 | 2016-04-20 | 北京佰才邦技术有限公司 | 无人驾驶装置的数据读写方法、装置及*** |
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