JP2011237708A - 電気泳動表示装置、電気泳動表示装置の製造方法、及び電子機器 - Google Patents

電気泳動表示装置、電気泳動表示装置の製造方法、及び電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】電気泳動層を確実に封止すると共に、表示品質を向上させることができる電気泳動表示装置、電気泳動表示装置の製造方法、及び電子機器を提供する。
【解決手段】対向して配置された第1基板31及び第2基板41と、第1基板31と第2基板41との間に設けられた電気泳動層33と、第1基板31と電気泳動層33との間に設けられた画素電極21と、第2基板41と電気泳動層33との間に設けられた共通電極22と、電気泳動層33をセル毎に区分けする隔壁35と、を有し、第2基板41の隔壁35と接する面に、隔壁35の主成分と類似する成分を含む第2絶縁層42が設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、電気泳動表示装置、電気泳動表示装置の製造方法、及び電子機器に関する。
上記電気泳動表示装置として、一対の基板間を隔壁によって複数の空間に区画し、各空間内に電気泳動粒子および分散媒を含む電気泳動分散液を封入した構成のものが知られている。
上記電気泳動表示装置の製造方法としては、一方の基板上に隔壁を形成した後、隔壁で囲まれた中に電気泳動分散液を入れる。次に、一方の基板上の全体を封止する。封止の方法としては、例えば、一方の基板と他方の基板とを接着剤を用いて接合したり、特許文献1に記載のように、隔壁により区画された領域内に注入された電気泳動分散液と隔壁の両方の上に、電気泳動分散液に対して非相溶性でかつ光、熱、あるいは乾燥により硬化する液体を塗布して硬化させ天板として封止する方法が知られている。
特開2005−10796号公報
しかしながら、上記分散媒に溶解した場合、例えば、電気泳動粒子の分散性に悪影響を与えるという問題がある。これにより、上記接着剤や封止用の上記液体が、分散媒に溶解しないような材料に限定されるという課題がある。
本発明は、上記課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例に係る電気泳動表示装置は、対向して配置された第1基板及び第2基板と、前記第1基板と前記第2基板との間に設けられた電気泳動層と、前記第1基板と前記電気泳動層との間に設けられた第1電極と、前記第2基板と前記電気泳動層との間に設けられた第2電極と、前記電気泳動層を複数のセルに区分けする隔壁と、を有し、前記第2基板の前記隔壁と接する面に、前記隔壁の主成分と類似する成分を含む絶縁層が設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、隔壁と絶縁層(封止層)とが互いに類似する主成分を含む絶縁層で構成されているので、接着剤などを用いることなく、隔壁と絶縁層との密着性を向上させることができる。よって、接着剤などを用いた場合のように、電気泳動層を構成する分散媒に接着剤が溶解し、電気泳動粒子の分散性に悪影響を与えることを防ぐことができる。
[適用例2]上記適用例に係る電気泳動表示装置において、前記隔壁と前記絶縁層とは主成分が同じであることが好ましい。
この構成によれば、隔壁と絶縁層との主成分が同じなので、隔壁と絶縁層との密着性を向上させることができる。
[適用例3]上記適用例に係る電気泳動表示装置において、前記隔壁は、主成分としてオレフィン系樹脂材料を含むことが好ましい。
この構成によれば、絶縁層と隔壁とを溶着させることが可能となり、絶縁層と隔壁との密着性を向上させることができる。
[適用例4]上記適用例に係る電気泳動表示装置において、前記絶縁層は、前記隔壁と接すると共に、前記隔壁よりも大きい平面積を有していることが好ましい。
この構成によれば、絶縁層が隔壁よりも大きい平面積を有しているので、隔壁の絶縁層への密着性を向上させることができる。よって、接着剤などを用いることなく、隔壁と絶縁層との密着性を向上させることができる。つまり、隔壁上を封止することができる。
[適用例5]上記適用例に係る電気泳動表示装置において、前記絶縁層は、前記第2電極と前記電気泳動層との間に、前記複数のセルのうち一のセルにおいて少なくとも前記第2電極を覆うように設けられていることが好ましい。
この構成によれば、一のセルにおいて、第2電極を覆うように絶縁層が設けられているので、第2電極と電気泳動層とが直接接触することを防ぐことができる。よって、電気泳動層に含まれる電気泳動粒子が第2電極に付着することなく、第1電極と第2電極との間に生ずる電界によって電気泳動粒子を容易に移動させることができる。
[適用例6]上記適用例に係る電気泳動表示装置において、前記絶縁層の厚みは、100nm〜100μmであることが好ましい。
この構成によれば、上記のように絶縁層の厚みを設定することにより、絶縁膜として機能させることができると共に、電気泳動層に適正な範囲の実効電圧を印加させることができる。なお、絶縁層の厚みにおいて、更に、10μm〜50μmであることが好ましい。これによれば、隔壁との密着性(接着強度)を向上させることができる。
[適用例7]上記適用例に係る電気泳動表示装置において、前記第1電極は画素電極であり、前記複数のセルのうち一のセルに複数の前記第1電極が設けられていることが好ましい。
この構成によれば、一のセルが複数の画素電極を含む構成なので、例えば、画素電極を高精細に設けても隔壁の構成を簡略化できる。
[適用例8]本適用例に係る電気泳動表示装置の製造方法は、対向して配置された第1基板及び第2基板と、前記第1基板と前記第2基板との間に設けられた電気泳動層と、前記第1基板と前記電気泳動層との間に設けられた第1電極と、前記第2基板と前記電気泳動層との間に設けられた第2電極と、前記電気泳動層を複数のセルに区分けする前記第1基板上に設けられた隔壁と、を有する電気泳動表示装置の製造方法であって、前記第2基板における前記隔壁と接する面に、前記隔壁の主成分と類似する成分を含む絶縁層を形成する絶縁層形成工程と、前記第1基板と前記第2基板とを対向配置して、前記隔壁と前記絶縁層とを互いに接着させる接着工程と、を有することを特徴とする。
この方法によれば、隔壁と絶縁層(封止層)とが互いに類似する主成分を含む絶縁材料で形成されているので、接着剤などを用いることなく、隔壁と絶縁層との密着性を向上させることができる。よって、接着剤などを用いた場合のように、電気泳動層を構成する分散媒に接着剤が溶解し、電気泳動粒子の分散性に悪影響を与えることを防ぐことができる。
[適用例9]上記適用例に係る電気泳動表示装置の製造方法において、前記隔壁は、第1感光性材料から形成されており、前記絶縁層形成工程は、前記隔壁の主成分と類似する成分を含む第2感光性材料を用いて前記絶縁層を形成し、前記接着工程は、前記隔壁と前記絶縁層とを互いに接触させた後、前記隔壁及び前記絶縁層を加熱することによって樹脂化する樹脂化工程を有することが好ましい。
この方法によれば、隔壁及び絶縁層に熱を加えて(例えば、ポストベーク処理)樹脂化するので、絶縁層と隔壁との密着性を向上させることができる。
[適用例10]上記適用例に係る電気泳動表示装置の製造方法において、前記樹脂化工程は、前記第1基板及び前記第2基板の両方から加熱することが好ましい。
この方法によれば、両方の基板(第1基板、第2基板)側から加熱するので、隔壁及び絶縁層へ均一に熱を加えることができる。よって、隔壁及び絶縁層を均一に樹脂化させることができ、密着性を向上させることができる。
[適用例11]上記適用例に係る電気泳動表示装置の製造方法において、前記隔壁は、主成分としてオレフィン系樹脂材料を含むことが好ましい。
この方法によれば、オレフィン系の樹脂材料を含む絶縁材料を用いるので、例えば、熱を加えることによって、絶縁層と隔壁とを溶着させることが可能となり、密着性を向上させることができる。
[適用例12]上記適用例に係る電気泳動表示装置の製造方法において、前記絶縁層形成工程は、少なくとも前記第2電極を覆うように前記絶縁層を形成することが好ましい。
この方法によれば、一のセルにおいて、第2電極を覆うように絶縁層が設けられているので、第2電極と電気泳動層とが直接接触することを防ぐことができる。よって、電気泳動層に含まれる電気泳動粒子が第2電極に付着することなく、第1電極と第2電極との間に生ずる電界によって電気泳動粒子を容易に移動させることができる。
[適用例13]本適用例に係る電子機器は、上記に記載の電気泳動表示装置を備えることを特徴とする。
この構成によれば、上記に記載した電気泳動表示装置を備えるので、電気泳動粒子の分散性が低下することが抑えられ、安定した表示品質が得られる電子機器を提供することができる。
電気泳動表示装置の電気的な構成を示す等価回路図。 電気泳動表示装置の構造を示す模式断面図。 図2に示す電気泳動表示装置を上方から見た模式平面図。 電気泳動表示装置の製造方法を工程順に示すフローチャート。 電気泳動表示装置の製造方法のうち一部の工程を説明する模式断面図。 電気泳動表示装置の製造方法のうち一部の工程を説明する模式断面図。 電気泳動表示装置の製造方法のうち一部の工程を説明する模式断面図。 絶縁層の厚みと接着強度との関係を示す図表。 電気泳動表示装置を備えた電子機器の一例として電子ペーパーの構成を模式的に示す斜視図。 変形例である電気泳動表示装置の構造を示す模式断面図。
以下、本発明を具体化した実施形態について図面に従って説明する。なお、使用する図面は、説明する部分が認識可能な状態となるように、適宜拡大または縮小して表示している。
なお、以下の形態において、「上」とは、基板から見て電気泳動層が配置された方向を示し、「○○上に」と記載された場合、○○の上に接するように配置される場合または○○の上に他の構成物を介して配置される場合または○○の上に一部が接するように配置され、一部が他の構成物を介して配置される場合を表すものとする。
<電気泳動表示装置の構成>
図1は、電気泳動表示装置の電気的な構成を示す等価回路図である。以下、電気泳動表示装置の電気的な構成を、図1を参照しながら説明する。
図1に示すように、電気泳動表示装置11は、複数のデータ線12と、複数の走査線13とを有し、データ線12と走査線13とが交差する部分に画素14が配置される。具体的には、電気泳動表示装置11は、データ線12と走査線13とに沿ってマトリクス状に配置された複数の画素14を有している。各画素14は、第1電極としての画素電極21と第2電極としての共通電極22との間に配置された電気泳動粒子を含む分散液15を有する。
画素電極21は、トランジスター16を介してデータ線12に接続されている。また、トランジスター16のゲート電極は、走査線13に接続されている。なお、図1は、例示であり、必要に応じて保持容量などの他の素子が組み込まれてもよい。
図2は、電気泳動表示装置の構造を示す模式断面図である。図3は、図2に示す電気泳動表示装置を上方(対向基板側)から見た模式平面図である。以下、電気泳動表示装置の構造を、図2及び図3を参照しながら説明する。
図2に示すように、電気泳動表示装置11は、素子基板51と、対向基板52と、電気泳動層33とを有する。素子基板51を構成する、例えば透光性を有するガラス基板からなる第1基板31上には、各画素14毎に画素電極21が配置されている。詳述すると、図3に示すように、画素14(画素電極21)は、平面的にマトリクス状に形成されている。画素電極21の材料としては、例えば、ITO(錫を添加した酸化インジウム:Indium Tin Oxide)などの光透過性材料が用いられる。
第1基板31と画素電極21との間には、図示しない回路部が設けられており、回路部の中にトランジスター16などが形成されている。トランジスター16は、図示しないコンタクト部を介して、各画素電極21と電気的に接続されている。なお、図示しないが、回路部の中には、トランジスター16の他、各種配線(例えば、データ線12や走査線13など)や素子(例えば、容量素子)などが配置されている。画素電極21上を含む第1基板31上の全面には、第1絶縁層32が形成されている。
対向基板52を構成する、例えば透光性を有するガラス基板からなる第2基板41上には、複数の画素14に対して共通した(全面ベタ状の)共通電極22が形成されている。共通電極22としては、例えば、ITOなどの光透過性材料が用いられる。共通電極22上には、隔壁35の材料の主成分と類似する成分を含む第2絶縁層42(絶縁層)が形成されている。又は、隔壁35の材料と主成分が同じである。
第1絶縁層32と第2絶縁層42との間には、電気泳動層33が設けられている。電気泳動層33を構成する電気泳動粒子34の分散液15は、第1絶縁層32、第2絶縁層42、隔壁35で形成された空間に充填されている。隔壁35は、例えば、図3に示すように、碁盤目状に配置されており、各画素14を区画している。なお、隔壁35は、透光性材料であることが好ましい。
図2及び図3においては、電気泳動粒子34として白色粒子と黒色粒子とを示してある。例えば、画素電極21と共通電極22との間に電圧を印加すると、これらの間に生じる電界にしたがって、電気泳動粒子34はいずれかの電極(画素電極21、共通電極22)に向かって電気泳動する。例えば、白色粒子が正荷電を有する場合、画素電極21を負電位とすると、白色粒子は、画素電極21側(下側)に移動して集まり、黒表示となる。
逆に、画素電極21を正電位とすると、白色粒子は、共通電極22側(上側)に移動して集まり、白表示となる。このように、表示側の電極に集合する白色粒子の有無や数等に応じて、所望の情報(画像)が表示される。なお、ここでは、電気泳動粒子34として白色粒子や黒色粒子を用いたが、他の有色粒子を用いてもよい。
また、電気泳動粒子34としては無機顔料系の粒子、有機顔料系の粒子または高分子微粒子等を用いることができ、各種粒子を2種以上混合して用いてもよい。電気泳動粒子34の径は、例えば、0.05μm〜10μm程度のものを用い、好ましくは、0.2μm〜2μm程度のものを用いる。
また、分散液15に対する割合は、例えば、5wt%〜90wt%程度で調整し、好ましくは、10wt%〜80wt%程度に調整する。分散液15を構成する分散媒に制限はないが、例えば、芳香族系炭化水素、ヘキサン、シクロヘキサン、ケロシン、アイソパー、パラフィン系炭化水素等の脂肪族炭化水素類、ハロゲン化炭化水素類、リン酸エステル類、フタル酸エステル類、カルボン酸エステル類、塩素化パラフィン、シリコーン類等を用いることができる。
分散液15に対する分散媒の割合は、例えば、20wt%〜90wt%程度に調整し、好ましくは40wt%〜60wt%程度に調整する。分散液15には、分散媒の他、必要に応じて、例えば、電解質、界面活性剤等からなる荷電制御剤、潤滑剤、安定化剤等の各種添加剤を添加してもよい。また、各種染料を溶解するようにしてもよい。
なお、以降においては、分散液15中の電気泳動粒子34以外の液体の部分を「分散媒」と呼ぶものとする。また、平面的に隔壁35で囲まれた領域をセル36と呼ぶ。1つのセル36は、画素電極21、共通電極22、電気泳動層33を含む。
以上のように、隔壁35と第2絶縁層42とが同じ主成分の材料で構成されているので、隔壁35と第2絶縁層42との密着性を向上させることができる。つまり、素子基板51と対向基板52とは、隔壁35と第2絶縁層42とが密着することにより接着(接合)され、素子基板51に設けられた電気泳動層33を対向基板52によって封止することができる。以下、電気泳動表示装置11の製造方法を説明する。
<電気泳動表示装置の製造方法>
図4は、電気泳動表示装置の製造方法を工程順に示すフローチャートである。図5〜図7は、電気泳動表示装置の製造方法のうち一部の工程を示す模式断面図である。以下、電気泳動表示装置の製造方法を、図4〜図7を参照しながら説明する。
最初に、素子基板51側の製造方法を説明する。ステップS11では、ガラス等の透光性材料からなる第1基板31上に、ITOなどの光透過性材料からなる画素電極21などを形成する。具体的には、周知の成膜技術、フォトリソグラフィ技術及びエッチング技術を用いて、第1基板31上に画素電極21や配線などを形成する。なお、以降の断面図を用いた説明においては、画素電極21などの説明及び図示を省略する。
ステップS12(図5(a)参照)では、第1基板31上に、絶縁材料を主成分とする第1絶縁層32となる第1レジスト膜32a(第1感光性材料)を塗布する。塗布する方法は、例えば、スピンコート法である。また、第1レジスト膜32aは、ネガ型のレジスト膜である。塗布する第1レジスト膜32aの厚みは、例えば、600nmである。第1レジスト膜32aの粘度は、例えば、100cpである。
第1レジスト膜32aの材料としては、オレフィン系の樹脂材料を含む。これに限らず、その他の樹脂材料としては、例えば、アクリレート、メタクリレート、シアノアクリレート、エポキシ系、パラフィン系、酢酸ビニル系、ウレタン系、アイオノマー系、エラストマー系、シリコーン系、フッ素系等のモノマー、オリゴマーやポリマーなどが挙げられる。
次に、図5(b)に示す工程(ステップS13)では、塗布した第1レジスト膜32aにプリベーク処理を行う。具体的な処理条件は、1回目として、加熱温度が60℃であり、加熱時間が5分である。更に、2回目として、加熱温度が90℃であり、加熱時間が30分である。加熱する方法としては、例えば、ホットプレート43が用いられる。
このように、第1レジスト膜32aに対し2段階に分けて熱処理(プリベーク処理)を行うことにより、第1レジスト膜32aの表面だけでなく、膜の全体をむらなく硬化させて、プリベーク処理後に硬化した第1レジスト膜32bを得ることができる。
次に、図5(c)に示す工程(ステップS14)では、プリベーク処理を施した第1レジスト膜32bの全面を露光する。ネガ型の第1レジスト膜32bに露光処理することにより、第1レジスト膜32cが硬化する。
次に、図5(d)に示す工程(ステップS15)では、第1レジスト膜32cにベーク処理を施して第1絶縁層32の手前の段階である絶縁層前駆体膜32dを形成する。ベーク処理の条件としては、加熱温度が90℃であり、加熱時間が5分である。
次に、図6(e)に示す工程(ステップS21)では、絶縁層前駆体膜32d上に隔壁35となる第2レジスト膜35aを塗布する。第2レジスト膜35aの材料は、例えば、上記した第1レジスト膜32aと同じである(なお、主成分が類似していればよい)。塗布する第2レジスト膜35aの厚みは、例えば、45μm〜50μmである。第2レジスト膜35aの粘度は、例えば、2000cpである。
次に、図6(f)に示す工程(ステップS22)では、第2レジスト膜35aにプリベーク処理を施す。具体的な処理条件としては、1回目として、加熱温度が60℃であり、加熱時間が5分である。更に、2回目として、加熱温度が90℃であり、加熱時間が30分である。加熱する方法としては、ホットプレート43が用いられる。これにより、第2レジスト膜35bの全体が硬化する。
次に、図6(g)に示す工程(ステップS23)では、第2レジスト膜35bを露光する。具体的には、マスクを用いて、隔壁35の形状に沿って露光することにより、第2レジスト膜35cがパターニングされる。
次に、図6(h)に示す工程(ステップS24)では、第2レジスト膜35cにベーク処理を施す。ベーク処理の条件としては、加熱温度が90℃であり、加熱時間が5分である。これにより、現像する前の段階である第2レジスト膜35dが形成される。
次に、図7(i)に示す工程(ステップS25)では、第2レジスト膜35dを現像する。これにより、第2レジスト膜35dから隔壁35の形状となった隔壁前駆体膜35eが形成される。現像後の隔壁前駆体膜35eの高さとしては、例えば、5μm〜100μmである。なお、電気泳動粒子34の移動性や表示特性の点で、20μm〜60μmであることが好ましい。なお、ここでは、隔壁前駆体膜35e(隔壁)の高さとして、例えば、45μmとする。また、絶縁層前駆体膜32dは、図5(c)に示す工程において露光されているので、膜が硬化している。よって、現像を行っても、絶縁層前駆体膜32dはその状態のまま残る。
次に、図7(j)に示す工程(ステップS26)では、絶縁層前駆体膜32d及び隔壁前駆体膜35eにポストベーク処理を施して、絶縁層前駆体膜32d及び隔壁前駆体膜35eを樹脂化する。ポストベーク処理の条件としては、例えば、加熱温度が210℃であり、加熱時間が60分である。これにより、樹脂化された第1絶縁層32及び隔壁35が完成する。隔壁35のリブ幅としては、例えば、20μmである。ポストベーク処理を行うことにより、第1絶縁層32と隔壁35との密着性を向上させることができる。以上により、素子基板51側が完成する。
続いて、図4及び図7(k)を参照しながら、対向基板52側の製造方法を説明する。ステップS31では、第2基板41上に共通電極22を形成する。具体的には、ガラス基板などの透光性材料からなる第2基板41上の全面に、周知の成膜技術を用いて共通電極22を形成する。
ステップS32(絶縁層形成工程)では、共通電極22上に第2絶縁層42を形成する。第2絶縁層42の厚みは、例えば、20μmである。なお、第2絶縁層42の厚みとしては、例えば、100nm〜100μmである。更に、第2絶縁層42としての機能、及び、電気泳動層33に印加する実効電圧の許容範囲の点から、10μm〜50μmであることが好ましい。
第2絶縁層42の材料は、第1レジスト膜32aの主成分と類似している成分を含む材料(第2感光性材料)を用いる。当然ながら、第2感光性材料と第1感光性材料とが同じ材料でもよい。第2絶縁層42の形成方法は、上記した第1レジスト膜32aと同じである。すなわち、2段階のプリベーク処理が施され、満遍なく硬化が促進されている。以上により、対向基板52側が完成する。続いて、図4及び図7(l)を参照しながら、素子基板51と対向基板52とを貼り合わせる方法を説明する。
まず、ステップS41では、素子基板51における隔壁35で囲まれた領域に、電気泳動粒子34を有する分散液15を注入する。分散液15の注入方法としては、基板全面に対し一度に注入してもよいし、画素14(セル36)ごとに液滴吐出法などを用いて所定量ずつ吐出するようにしてもよい。
分散液15を構成する電気泳動粒子34としては、有色または無色(白)の無機顔料粒子、有機顔料粒子、高分子微粒子等が挙げられる。これらを1種又は2種以上の混合で用いる。電気泳動粒子34の径は、0.05μmから10μmの物が用いられ、更に、0.2μmから2μmが好ましい。分散液15に対する割合は、5wt%〜90wt%で用いるのが好ましく、更に、10wt%から80wt%で用いるのが望ましい。
分散液15を構成する分散媒としては芳香族系炭化水素、ヘキサン、シクロヘキサン、ケロシン、アイソパー、パラフィン系炭化水素等の脂肪族炭化水素類、ハロゲン化炭化水素類、リン酸エステル類、フタル酸エステル類、カルボン酸エステル類、塩素化パラフィン、シリコーン類等が挙げられるが、これに限定されるものではない。分散液15に対する分散媒の割合は20wt%から90wt%となるようにするのが好ましく、更に、40wt%から60wt%が望ましい。なお、電気泳動層33の厚みとしては、例えば、45μmである。
ステップS42(接着工程、樹脂化工程)では、素子基板51と対向基板52とを貼り合わせる(接着する)。具体的には、ホットプレートを用いて貼り合わせる。まず、素子基板51上に対向基板52を載せた状態で、ホットプレート上に載置する。更に、対向基板52側からも熱が加わるように、対向基板52上に略30gのアルミ板(図示せず)を載せる。処理条件としては、加熱温度が90℃であり、加熱時間が10分である。これにより、隔壁35と第2絶縁層42とが密着した状態で樹脂化する。以上により、素子基板51及び対向基板52によって挟持された空間が封止され、電気泳動表示装置11が完成する。
このように、隔壁35及び第2絶縁層42を、同じ絶縁材料から形成しており、熱を加えて互いを接着しているので、接着剤などを用いることなく、隔壁35と第2絶縁層42との密着性を向上させることができる。なお、上記したように、主成分が類似する絶縁材料を用いるようにしてもよい。よって、接着剤などを用いた場合のように、電気泳動層33を構成する分散媒に接着剤が溶解し、電気泳動粒子34の分散性に悪影響を与えることを防ぐことができる。
また、一のセル36において、共通電極22は第2絶縁層42によって覆われているので、電気泳動粒子34が共通電極22と直接接触しない。よって、共通電極22に電気泳動粒子34が付着することによって泳動しなくなる、ということがなく、良好な電気泳動を得ることができる。ただし、図示していないが、共通電極22と駆動回路とを電気的に接続するために、分散液15が設けられない領域には、第2絶縁層42が設けられていない領域が設けられている。
図8は、絶縁層(第2絶縁層)の厚みと接着強度との関係を示す図表である。以下、図8を参照しながら、絶縁層の厚みと接着強度との関係について説明する。
図8に示す図表は、電気泳動表示装置11に用いる第2絶縁層42の厚みを5段階で変えたときの、電気泳動表示装置11に印加する実効電圧、及び第2絶縁層42と隔壁35との接着強度を「○」、「×」、「△」で評価したものである。なお、ここでの実効電圧とは、電気泳動表示装置11を必要なコントラストで駆動するために必要な電圧である。また、接着強度を評価するための縦方向とは、例えば、素子基板51と対向基板52とを剥がすように加えた力の方向のことである。横方向とは、素子基板51と対向基板52とを互いにずらすように加えた力の方向のことである。
図8に示すように、第2絶縁層42の厚みが10nmの場合、電気泳動表示装置11に印加する実効電圧は20Vであり、接着強度は×である。具体的には、接着強度を評価する縦方向の強度及び横方向の強度は、共に×である。
第2絶縁層42の厚みが100nmの場合、実効電圧は30Vであり、接着強度は△である。なお、縦方向の強度は△であり、横方向の強度は○である。また、第2絶縁層42の厚みが600nmの場合、実効電圧は40Vであり、接着強度は△である。なお、縦方向の強度は△であり、横方向の強度は○である。
また、第2絶縁層42の厚みが5μmの場合、実効電圧は40V〜60Vであり、接着強度は△である。なお、縦方向の強度は△であり、横方向の強度は○である。また、第2絶縁層42の厚みが20μmの場合、実効電圧は60Vであり、接着強度は○である。なお、縦方向及び横方向の強度は、共に○である。
このように、第2絶縁層42の厚みが厚くなると、電気泳動表示装置11を駆動するための実効電圧が大きくなる。また、第2絶縁層42の厚みが厚くなると、素子基板51と対向基板52(隔壁35と第2絶縁層42)との接着強度が良好な状態となることがわかる。
しかし、第2絶縁層42が上記厚みより厚くなりすぎると、第2絶縁層42に隔壁35が入り込んでしまい、電気泳動層33となる空間が狭くなるという問題がある。また、第2絶縁層42の材料の選択が不適切であると、第2絶縁層42と分散媒とが混合したり、第2絶縁層42と隔壁35との接着強度が弱くなったりするという問題が生じる。
第1絶縁層32の厚さとしては、第1絶縁層32と隔壁35との間の接着強度の観点及び実効電圧の観点から、第2絶縁層42と同様に、100nm〜100μmであることが好ましく、更に、10μm〜50μmであることが望ましい。
<電子機器の構成>
図9は、上記した電気泳動表示装置を備えた電子機器の一例として電子ペーパー(EPD:Electronic Paper Display)の構成を模式的に示す斜視図である。以下、電気泳動表示装置を備えた電子ペーパーの構成を、図9を参照しながら説明する。
図9に示すように、電子ペーパー61は、紙と同様の質感および柔軟性を有するリライタブルシートで構成される本体62と、表示ユニット63とを備えている。このような電子ペーパー61では、表示ユニット63が、前述したような電気泳動表示装置11で構成されている。
以上詳述したように、本実施形態の電気泳動表示装置11、電気泳動表示装置11の製造方法、及び電子機器によれば、以下に示す効果が得られる。
(1)本実施形態によれば、隔壁35と第2絶縁層42とが互いに同じ又は類似する主成分を含む絶縁材料を用いているので、接着剤などを用いることなく、隔壁35と第2絶縁層42との密着性を向上させることができる。よって、接着剤などを用いた場合のように、電気泳動層33を構成する分散液15に接着剤が溶解し、電気泳動粒子34の分散性に悪影響を与えることを防ぐことができる。
(2)本実施形態によれば、第2絶縁層42によって共通電極22上の全面が覆われるので、共通電極22と電気泳動層33とが直接接触することを防ぐことができる。よって、電気泳動層33に含まれる電気泳動粒子34が共通電極22に付着することなく、画素電極21と共通電極22との間に生ずる電界によって電気泳動粒子34を容易に移動させることができる。
(3)本実施形態によれば、上記に記載した電気泳動表示装置11を電子ペーパー61に備えるので、電気泳動粒子34の分散性が低下することが抑えられ、安定した表示品質を得ることができる。
なお、実施形態は上記に限定されず、以下のような形態で実施することもできる。
(変形例1)
上記したように、一のセル36において共通電極22を覆うように第2絶縁層42を設けることに限定されず、例えば、図10に示すような形態でもよい。図10は、電気泳動表示装置の構造を示す模式断面図である。
図10に示す電気泳動表示装置111は、一のセル36において共通電極22を覆うように第2絶縁層42が設けられているのではなく、第2基板41上の隔壁35と平面視で重なる領域およびその周辺のみに形成されている部分が、上記した実施形態と異なっている。
これによれば、第2基板41上に設けられた共通電極22の一部と、電気泳動層33とが接触する構成になるものの、隔壁35と第2絶縁層142とが同じ主成分の材料で構成されているので、第2絶縁層142と隔壁35との密着性(封止性)を向上させることができる。また、セル36における共通電極22の全面が第2絶縁層142で覆われていないので、電気泳動層33に印加される実効電圧を低下させることができる。
(変形例2)
上記した実施形態のように、隔壁35を形成するのにフォトリソグラフィ法を用いることに限定されず、例えば、ハーフトーンマスクやダブルパターニング法などを利用して、隔壁35及び第1絶縁層32を形成するようにしてもよい。具体的には、レジスト膜において隔壁35となる部分に第1強度の露光を行い、レジスト膜において第1絶縁層32となる一部の部分に第1強度より強度が弱い第2強度の露光を行うようにする。また、これらの方法に限定されず、スクリーン印刷法、凸版印刷法、グラビア印刷法などの印刷プロセスで形成するようにしてもよい。
(変形例3)
上記したように、第1基板31及び第2基板41は、表示側に光透過性を有する材料を用いればよく、ガラス基板の他、プラスチックや金属よりなるフレキシブル基板を用いるようにしてもよい。プラスチックを用いる場合、例えば、上記したポストベーク処理の温度を150℃程度に低下させ、加熱時間を2〜3時間行うようにする。この場合、電気泳動表示装置11に、薄膜トランジスターとしてフレキシブル性を有する有機薄膜トランジスター(有機TFT)を備えることが好ましい。
(変形例4)
上記したように、隔壁35と第2絶縁層42とが同じ主成分の材料同士で構成されることに限定されず、以下のように類似した材料同士を組み合わせて構成するようにしてもよい。例えば、アクリレートに対しては、ポリプロピレンやポリエチレンに代表されるポリオレフィン系の材料を組み合わせるようにしてもよい。なお、組成の中にベンゼン環を持たないものが良い。また、エポキシ系に対しても同様に、ポリプロピレンやポリエチレンに代表されるポリオレフィン系の材料を組み合わせるようにしてもよい。なお、組成の中にベンゼン環を持たないものが良い。
(変形例5)
上記したように、隔壁35の形状は、平面的に格子状(図3参照)であることに限定されず、例えば、ハニカム形状、多角形状、丸形状、三角形状などの形状であってもよい。
(変形例6)
上記したように、電気泳動表示装置11は白黒表示の構造であることに限定されず、カラー表示が可能な構造にしてもよい。例えば、1つのセル36の中に複数の画素電極21を含む構成にし、3つの色をもったそれぞれの電気泳動粒子を入れて各色を表示するようにしてもよい。また、1つのセル36の中に複数の画素電極21を備えることにより、隔壁35の構成を簡略化して高精細表示させることができる。
11,111…電気泳動表示装置、12…データ線、13…走査線、14…画素、15…分散液、16…トランジスター、21…第1電極としての画素電極、22…第2電極としての共通電極、31…第1基板、32…第1絶縁層、32a,32b,32c…第1感光性材料としての第1レジスト膜、32d…絶縁層前駆体膜、33…電気泳動層、34…電気泳動粒子、35…隔壁、35a,35b,35c,35d…第2レジスト膜、35e…隔壁前駆体膜、36…セル、41…第2基板、42,142…絶縁層としての第2絶縁層、43…ホットプレート、51…素子基板、52…対向基板、61…電子機器としての電子ペーパー、62…本体、63…表示ユニット。

Claims (13)

  1. 対向して配置された第1基板及び第2基板と、
    前記第1基板と前記第2基板との間に設けられた電気泳動層と、
    前記第1基板と前記電気泳動層との間に設けられた第1電極と、
    前記第2基板と前記電気泳動層との間に設けられた第2電極と、
    前記電気泳動層を複数のセルに区分けする隔壁と、
    を有し、
    前記第2基板の前記隔壁と接する面に、前記隔壁の主成分と類似する成分を含む絶縁層が設けられていることを特徴とする電気泳動表示装置。
  2. 請求項1に記載の電気泳動表示装置であって、
    前記隔壁と前記絶縁層とは主成分が同じであることを特徴とする電気泳動表示装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の電気泳動表示装置であって、
    前記隔壁は、主成分としてオレフィン系樹脂材料を含むことを特徴とする電気泳動表示装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の電気泳動表示装置であって、
    前記絶縁層は、前記隔壁と接すると共に、前記隔壁よりも大きい平面積を有していることを特徴とする電気泳動表示装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の電気泳動表示装置であって、
    前記絶縁層は、前記第2電極と前記電気泳動層との間に、前記複数のセルのうち一のセルにおいて少なくとも前記第2電極を覆うように設けられていることを特徴とする電気泳動表示装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の電気泳動表示装置であって、
    前記絶縁層の厚みは、100nm〜100μmであることを特徴とする電気泳動表示装置。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の電気泳動表示装置であって、
    前記第1電極は画素電極であり、前記複数のセルのうち一のセルに複数の前記第1電極が設けられていることを特徴とする電気泳動表示装置。
  8. 対向して配置された第1基板及び第2基板と、
    前記第1基板と前記第2基板との間に設けられた電気泳動層と、
    前記第1基板と前記電気泳動層との間に設けられた第1電極と、
    前記第2基板と前記電気泳動層との間に設けられた第2電極と、
    前記電気泳動層を複数のセルに区分けする前記第1基板上に設けられた隔壁と、
    を有する電気泳動表示装置の製造方法であって、
    前記第2基板における前記隔壁と接する面に、前記隔壁の主成分と類似する成分を含む絶縁層を形成する絶縁層形成工程と、
    前記第1基板と前記第2基板とを対向配置して、前記隔壁と前記絶縁層とを互いに接着させる接着工程と、
    を有することを特徴とする電気泳動表示装置の製造方法。
  9. 請求項8に記載の電気泳動表示装置の製造方法であって、
    前記隔壁は、第1感光性材料から形成されており、
    前記絶縁層形成工程は、前記隔壁の主成分と類似する成分を含む第2感光性材料を用いて前記絶縁層を形成し、
    前記接着工程は、前記隔壁と前記絶縁層とを互いに接触させた後、前記隔壁及び前記絶縁層を加熱することによって樹脂化する樹脂化工程を有することを特徴とする電気泳動表示装置の製造方法。
  10. 請求項9に記載の電気泳動表示装置の製造方法であって、
    前記樹脂化工程は、前記第1基板及び前記第2基板の両方から加熱することを特徴とする電気泳動表示装置の製造方法。
  11. 請求項8乃至請求項10のいずれか一項に記載の電気泳動表示装置の製造方法であって、
    前記隔壁は、主成分としてオレフィン系樹脂材料を含むことを特徴とする電気泳動表示装置の製造方法。
  12. 請求項8乃至請求項11のいずれか一項に記載の電気泳動表示装置の製造方法であって、
    前記絶縁層形成工程は、少なくとも前記第2電極を覆うように前記絶縁層を形成することを特徴とする電気泳動表示装置の製造方法。
  13. 請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の電気泳動表示装置を備えることを特徴とする電子機器。
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