JP2011237080A - 製氷機の運転方法 - Google Patents
製氷機の運転方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011237080A JP2011237080A JP2010107721A JP2010107721A JP2011237080A JP 2011237080 A JP2011237080 A JP 2011237080A JP 2010107721 A JP2010107721 A JP 2010107721A JP 2010107721 A JP2010107721 A JP 2010107721A JP 2011237080 A JP2011237080 A JP 2011237080A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ice making
- ice
- count number
- detection
- time
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Production, Working, Storing, Or Distribution Of Ice (AREA)
Abstract
【解決手段】
除氷運転中に、製氷部から落下した氷塊を氷検知スイッチで検知し、除氷運転の終了により、氷検知スイッチによる氷塊の検知数をカウントした検知カウント数と予め設定された基準カウント数とを比較する。検知カウント数が基準カウント数以上の場合は製氷運転を行ない、検知カウント数が基準カウント数より少ない場合は前記除氷運転を再び行なうようにして、製氷部に氷塊が残留しないようにすることで多重製氷の発生を防止する。
【選択図】図1
Description
除氷運転中に、前記製氷部から前記貯氷室へ落下する氷塊の接触を検知する氷検知手段が連続して検知状態となっている接触時間を計測し、
前記氷塊の接触を検知した前記氷検知手段の接触時間が、予め設定された規定検知時間以内の場合だけ氷塊検知カウンタを1加算し、
当該除氷運転の終了により、前記氷塊検知カウンタの検知カウント数と予め設定された基準カウント数とを比較して、検知カウント数が基準カウント数以上の場合は製氷運転を行ない、検知カウント数が基準カウント数より少ない場合は、除氷運転を再び実行するようにしたことを特徴とする。
除氷運転中に、前記製氷部から前記貯氷室へ落下する氷塊の接触を検知する氷検知手段が連続して検知状態となっている接触時間を計測し、
前記氷塊の接触を検知した前記氷検知手段の接触時間が、予め設定された規定検知時間以内の場合だけ氷塊検知カウンタを1加算し、
当該除氷運転の終了により、前記氷塊検知カウンタの検知カウント数と予め設定された基準カウント数とを比較して、
前記検知カウント数が基準カウント数より少ない場合は、多重製氷を警告する多重製氷警告カウンタを1加算すると共に、前記多重製氷警告カウンタの累積カウント数と予め設定された多重製氷判定カウント数とを比較して、累積カウント数が多重製氷判定カウント数より少ない場合は製氷運転を行ない、累積カウント数が多重製氷判定カウント数と同じ場合は製氷機の運転を停止し、
前記検知カウント数が基準カウント数以上の場合は、前記多重製氷警告カウンタをリセットして製氷運転を行なうようにしたことを特徴とする。
除氷運転中に、前記製氷部から前記貯氷室へ落下する氷塊の接触を検知する氷検知手段が連続して検知状態となっている接触時間を計測し、
前記氷塊の接触を検知した前記氷検知手段の接触時間が、予め設定された規定検知時間以内の場合だけ氷塊検知カウンタを1加算し、
当該除氷運転の終了により、前記氷塊検知カウンタの検知カウント数と予め設定された基準カウント数とを比較して、
前記検知カウント数が基準カウント数より少ない場合は、多重製氷を警告する多重製氷警告カウンタを1加算すると共に、前記多重製氷警告カウンタの累積カウント数と予め設定された多重製氷判定カウント数とを比較して、累積カウント数が多重製氷判定カウント数より少ない場合は製氷運転を行ない、累積カウント数が多重製氷判定カウント数と同じ場合は、前記製氷部へ融氷水を供給する融氷運転を行なった後に製氷運転を行ない、
前記検知カウント数が基準カウント数以上の場合は、前記多重製氷警告カウンタをリセットして製氷運転を行なうようにしたことを特徴とする。
除氷運転の開始により、前記製氷部に配設した蒸発管の出口部温度が所定温度となることで、当該除氷運転の完了時間を決定する除氷完了タイマをスタートし、
前記除氷完了タイマのタイムアップまでの残り時間が、予め設定された検知開始時間となった時点で、前記製氷部から前記貯氷室へ落下する氷塊の接触を検知する氷検知手段が連続して検知状態となっている接触時間の計測を開始し、
前記検知開始時間となった時点から前記除氷完了タイマのタイムアップまでの間に前記氷検知手段が検知状態とならなかった場合は、該除氷完了タイマのタイムアップにより製氷運転を行ない、
前記氷塊の接触を検知した前記氷検知手段の接触時間が、予め設定された規定検知時間以内の場合は、前記除氷完了タイマがタイムアップするタイミングを所定の遅延時間だけ遅延させようにしたことを特徴とする。
除氷運転の開始により、前記製氷部に配設した蒸発管の出口部温度が所定温度となることで、当該除氷運転の完了時間を決定する除氷完了タイマをスタートし、
前記除氷完了タイマのタイムアップまでの残り時間が、予め設定された検知開始時間となった時点で、前記製氷部から前記貯氷室へ落下する氷塊の接触を検知する氷検知手段が連続して検知状態となっている接触時間の計測を開始し、
前記氷塊の接触を検知した前記氷検知手段の接触時間が、予め設定された規定検知時間以内の場合は、前記除氷完了タイマがタイムアップするタイミングを所定の遅延時間だけ遅延させると共に、多重製氷を警告する多重製氷警告カウンタを1加算し、前記多重製氷警告カウンタの累積カウント数と予め設定された多重製氷判定カウント数とを比較して、累積カウント数が多重製氷判定カウント数より少ない場合は、前記除氷完了タイマのタイムアップにより製氷運転を行ない、累積カウント数が多重製氷判定カウント数と同じ場合は製氷機の運転を停止し、
前記検知開始時間となった時点から前記除氷完了タイマのタイムアップまでの間に前記氷検知手段が検知状態とならなかった場合は、該除氷完了タイマのタイムアップにより、前記多重製氷警告カウンタをリセットして製氷運転を行なうようにしたことを特徴とする。
除氷運転の開始により、前記製氷部に配設した蒸発管の出口部温度が所定温度となることで、当該除氷運転の完了時間を決定する除氷完了タイマをスタートし、
前記除氷完了タイマのタイムアップまでの残り時間が、予め設定された検知開始時間となった時点で、前記製氷部から前記貯氷室へ落下する氷塊の接触を検知する氷検知手段が連続して検知状態となっている接触時間の計測を開始し、
前記氷塊の接触を検知した前記氷検知手段の接触時間が、予め設定された規定検知時間以内の場合は、前記除氷完了タイマがタイムアップするタイミングを所定の遅延時間だけ遅延させると共に、多重製氷を警告する多重製氷警告カウンタを1加算し、前記多重製氷警告カウンタの累積カウント数と予め設定された多重製氷判定カウント数とを比較して、累積カウント数が多重製氷判定カウント数より少ない場合は、前記除氷完了タイマのタイムアップにより製氷運転を行ない、累積カウント数が多重製氷判定カウント数と同じ場合は、前記製氷部へ融氷水を供給する融氷運転を行なった後に製氷運転を行ない、
前記検知開始時間となった時点から前記除氷完了タイマのタイムアップまでの間に前記氷検知手段が検知状態とならなかった場合は、該除氷完了タイマのタイムアップにより、前記多重製氷警告カウンタをリセットして製氷運転を行なうようにしたことを特徴とする。
従って、請求項7に係る発明によれば、製氷部に氷塊が残留している状態で製氷運転を開始することで、当該製氷運転中に製氷部から該氷塊が落下した場合には、最低製氷時間が経過したら除氷運転を開始するようになるので、氷塊が製氷部に残留した状態で製氷運転を最後まで行なうことを防止でき、よって多重製氷の発生を適切に回避できる。
従って、請求項8に係る発明によれば、製氷運転中に製氷部から氷塊が落下した際には多重製氷報知手段を作動させるので、製氷部に多重製氷が発生していることを報知し得る。
図2は、第1実施例の運転方法が実施される製氷機M1の構成を概略的に示す説明図である。第1実施例の運転方法が実施される製氷機M1は、製氷室30と貯氷室32とを連通するシュート部(氷放出部)34には、各製氷部10からシュート部34内へ落下した氷塊Sが接触可能な位置に、氷検知スイッチ(氷検知手段)SWが配設されている。この氷検知スイッチSWは、該スイッチの検出部を押圧するフラップ状の揺動プレート38を備えており、揺動プレート38が常態では検出部から離間してOFF(非検知状態)となり、揺動プレート38に氷塊Sが接触して該揺動プレート38が検出部を押すとON(検知状態)となる。なお氷検知スイッチSWは、貯氷室32内が満氷状態となってシュート部34内まで到達した氷塊Sに押されることでも検知状態となる。このような氷検知スイッチSWは、既存の様々なタイプのスイッチが採用可能である。
図4は、第2実施例の運転方法および後述する第3実施例の運転方法が実施される製氷機M2(M3)の構成を概略的に示す説明図である。製氷機M2(M3)の制御装置40には、第1実施例の製氷機M1と同じ氷検知スイッチSWと、計時手段42と、氷塊検知カウンタ44と、前記カウント比較手段に相当する第1カウント比較手段46を備えると共に、更に多重製氷警告カウンタ48および第2カウント比較手段50を備えている。多重製氷警告カウンタ48は、カウント比較手段46における検知カウント数C2と基準カウント数C1との比較結果により、検知カウント数C2が基準カウント数C1より少ない場合に、カウントするようになっている。また第2カウント比較手段50は、前記多重製氷警告カウンタ48がカウントした累積カウント数C4と、予め設定された多重製氷判定カウント数C3とを比較するものである。
図5は、第3実施例に係る製氷機の運転方法を示すフローチャートである。第3実施例の運転方法は、図4に示す製氷機M3により実行可能となっており、ステップS300からステップS305までが、図3に示した第2実施例の運転方法におけるステップS200からステップS205までと同じであり、ステップS305以降が第2実施例と異なっている。
図7は、第4実施例の運転方法が実施される製氷機M4の構成を概略的に示す説明図である。第4実施例の運転方法が実施される製氷機M4は、第1実施例の製氷機M1と同じ氷検知スイッチSWを備えると共に、該製氷機M4の運転を総合的に制御する制御装置(制御手段)40に、前記氷検知スイッチSWの検知状態の接触時間T1を計時する計時手段42を備えている。また制御装置40は、除氷運転の完了時間を決定する除氷完了タイマ52や、蒸発管14の出口部14Aの出口部温度を検知する温度検知手段からの温度データを取得する温度取得手段54を備えている。
図9は、第5実施例の運転方法および第6実施例の運転方法が実施される製氷機M5(M6)の構成を概略的に示す説明図である。製氷機M5(M6)の制御装置40には、氷検知スイッチSWや第4実施例の製氷機M4と同じ計時手段42を備えると共に、更に多重製氷警告カウンタ48およびカウント比較手段50を備えている。多重製氷警告カウンタ48は、前記第2実施例と同様に、カウント比較手段46における検知カウント数C2と基準カウント数C1との比較結果により、検知カウント数C2が基準カウント数C1より少ない場合に、カウントを1加算するようになっている。またカウント比較手段50は、前記多重製氷警告カウンタ48がカウントした累積カウント数C4と、予め設定された多重製氷判定カウント数C3とを比較するものである。更に制御装置40は、除氷運転の終了を決定する除氷完了タイマ52や、蒸発管14の出口部14Aの温度を検知する温度検知手段からの温度データを取得する温度取得手段54を備えている。
図10は、第6実施例に係る製氷機の運転方法を示すフローチャートである。第6実施例の運転方法は、図9に示す構成の製氷機M6により実行可能となっており、ステップS600からステップS605までが、図8に示した第5実施例の運転方法におけるステップS500からステップS505までと同じであり、ステップS605以降が第5実施例と異なっている。
図11は、第7実施例に係る製氷機の運転方法を示すフローチャートである。第7実施例の運転方法は、これ単独で実施することが可能であることは勿論、前記第1実施例から第6実施例の各運転方法に追加して実施も可能であり、製氷運転中に製氷部10から離脱して落下した氷塊Sを氷検知スイッチSWで検知した場合の運転方法である。すなわち、製氷運転の開始後に、氷検知スイッチSWの接触時間T1が所定時間以内で検知状態となった場合には、予め設定された最低製氷運転時間が終了した後に除氷運転を行なう運転方法である。
(1)第1〜第7の各実施例における前記規定検知時間TSは、各実施例で例示した「1秒」に限るものではなく、製氷部10から離脱した氷塊Sを確実に検知し得れば、これより短く設定したり適宜長く設定してもよい。
(2)第2、第3、第5および第6の各実施例における多重製氷判定カウント数は、「3回」に限定されるものではなく、製氷部10の製氷能力を著しく低下させない範囲で2回または4回であってもよい。
(3)第4〜第6実施例における検知開始時間TRは、30秒に限定されるものではなく、製氷部10から氷塊Sが正常に離脱するタイミングに合わせて、これにより長くても短くてもよい。
(4)第4〜第6実施例において、除氷完了タイマ52をスタートさせる基準となる蒸発管14の出口部温度は、9℃に限定されるものではなく、各製氷機毎に決定される。
(5)第3および第6の各実施例では、製氷水タンク16内の製氷水を製氷部10に供給する回数Nは、「3回」に限定されるものではなく、氷塊Sの融氷が確実になされることを前提として2回または4回であってもよい。
(6)第7実施例の多重製氷報知手段56は、アラームに限定されず、端末機や携帯機器への信号送信やランプ等であってもよい。
48 多重製氷警告カウンタ,52 除氷完了タイマ
56 多重製氷アラーム(多重製氷報知手段),C1 基準カウント数
C2 検知カウント数,C3 多重製氷判定カウント数,C4 累積カウント数
S 氷塊,SW 氷検知スイッチ(氷検知手段),T1 接触時間,TE 遅延時間
TR 検知開始時間,TS 規定検知時間
Claims (8)
- 製氷室(30)に配設された製氷部(10)を冷却して多数の氷塊(S)を生成する製氷運転と、製氷部(10)を加温することで氷塊(S)を離脱して貯氷室(32)に落下させる除氷運転とを繰り返す製氷機の運転方法であって、
除氷運転中に、前記製氷部(10)から前記貯氷室(32)へ落下する氷塊(S)の接触を検知する氷検知手段(SW)が連続して検知状態となっている接触時間(T1)を計測し、
前記氷塊(S)の接触を検知した前記氷検知手段(SW)の接触時間(T1)が、予め設定された規定検知時間(TS)以内の場合だけ氷塊検知カウンタ(44)を1加算し、
当該除氷運転の終了により、前記氷塊検知カウンタ(44)の検知カウント数(C2)と予め設定された基準カウント数(C1)とを比較して、検知カウント数(C2)が基準カウント数(C1)以上の場合は製氷運転を行ない、検知カウント数(C2)が基準カウント数(C1)より少ない場合は、除氷運転を再び実行するようにした
ことを特徴とする製氷機の運転方法。 - 製氷室(30)に配設された製氷部(10)を冷却して多数の氷塊(S)を生成する製氷運転と、製氷部(10)を加温することで氷塊(S)を離脱して貯氷室(32)に落下させる除氷運転とを繰り返す製氷機の運転方法であって、
除氷運転中に、前記製氷部(10)から前記貯氷室(32)へ落下する氷塊(S)の接触を検知する氷検知手段(SW)が連続して検知状態となっている接触時間(T1)を計測し、
前記氷塊(S)の接触を検知した前記氷検知手段(SW)の接触時間(T1)が、予め設定された規定検知時間(TS)以内の場合だけ氷塊検知カウンタ(44)を1加算し、
当該除氷運転の終了により、前記氷塊検知カウンタ(44)の検知カウント数(C2)と予め設定された基準カウント数(C1)とを比較して、
前記検知カウント数(C2)が基準カウント数(C1)より少ない場合は、多重製氷を警告する多重製氷警告カウンタ(48)を1加算すると共に、前記多重製氷警告カウンタ(48)の累積カウント数(C4)と予め設定された多重製氷判定カウント数(C3)とを比較して、累積カウント数(C4)が多重製氷判定カウント数(C3)より少ない場合は製氷運転を行ない、累積カウント数(C4)が多重製氷判定カウント数(C3)と同じ場合は製氷機の運転を停止し、
前記検知カウント数(C2)が基準カウント数(C1)以上の場合は、前記多重製氷警告カウンタ(48)をリセットして製氷運転を行なうようにした
ことを特徴とする製氷機の運転方法。 - 製氷室(30)に配設された製氷部(10)を冷却して多数の氷塊(S)を生成する製氷運転と、製氷部(10)を加温することで氷塊(S)を離脱して貯氷室(32)に落下させる除氷運転とを繰り返す製氷機の運転方法であって、
除氷運転中に、前記製氷部(10)から前記貯氷室(32)へ落下する氷塊(S)の接触を検知する氷検知手段(SW)が連続して検知状態となっている接触時間(T1)を計測し、
前記氷塊(S)の接触を検知した前記氷検知手段(SW)の接触時間(T1)が、予め設定された規定検知時間(TS)以内の場合だけ氷塊検知カウンタ(44)を1加算し、
当該除氷運転の終了により、前記氷塊検知カウンタ(44)の検知カウント数(C2)と予め設定された基準カウント数(C1)とを比較して、
前記検知カウント数(C2)が基準カウント数(C1)より少ない場合は、多重製氷を警告する多重製氷警告カウンタ(48)を1加算すると共に、前記多重製氷警告カウンタ(48)の累積カウント数(C4)と予め設定された多重製氷判定カウント数(C3)とを比較して、累積カウント数(C4)が多重製氷判定カウント数(C3)より少ない場合は製氷運転を行ない、累積カウント数(C4)が多重製氷判定カウント数(C3)と同じ場合は、前記製氷部(10)へ融氷水を供給する融氷運転を行なった後に製氷運転を行ない、
前記検知カウント数(C2)が基準カウント数(C1)以上の場合は、前記多重製氷警告カウンタ(48)をリセットして製氷運転を行なうようにした
ことを特徴とする製氷機の運転方法。 - 製氷室(30)に配設された製氷部(10)を冷却して多数の氷塊(S)を生成する製氷運転と、製氷部(10)を加温することで氷塊(S)を離脱して貯氷室(32)に落下させる除氷運転とを繰り返す製氷機の運転方法であって、
除氷運転の開始により、前記製氷部(10)に配設した蒸発管(14)の出口部温度が所定温度となることで、当該除氷運転の完了時間を決定する除氷完了タイマ(52)をスタートし、
前記除氷完了タイマ(52)のタイムアップまでの残り時間が、予め設定された検知開始時間(TR)となった時点で、前記製氷部(10)から前記貯氷室(32)へ落下する氷塊(S)の接触を検知する氷検知手段(SW)が連続して検知状態となっている接触時間(T1)の計測を開始し、
前記検知開始時間(TR)となった時点から前記除氷完了タイマ(52)のタイムアップまでの間に前記氷検知手段(SW)が検知状態とならなかった場合は、該除氷完了タイマ(52)のタイムアップにより製氷運転を行ない、
前記氷塊(S)の接触を検知した前記氷検知手段(SW)の接触時間(T1)が、予め設定された規定検知時間(TS)以内の場合は、前記除氷完了タイマ(52)がタイムアップするタイミングを所定の遅延時間(TE)だけ遅延させようにした
ことを特徴とする製氷機の運転方法。 - 製氷室(30)に配設された製氷部(10)を冷却して多数の氷塊(S)を生成する製氷運転と、製氷部(10)を加温することで氷塊(S)を離脱して貯氷室(32)に落下させる除氷運転とを繰り返す製氷機の運転方法であって、
除氷運転の開始により、前記製氷部(10)に配設した蒸発管(14)の出口部温度が所定温度となることで、当該除氷運転の完了時間を決定する除氷完了タイマ(52)をスタートし、
前記除氷完了タイマ(52)のタイムアップまでの残り時間が、予め設定された検知開始時間(TR)となった時点で、前記製氷部(10)から前記貯氷室(32)へ落下する氷塊(S)の接触を検知する氷検知手段(SW)が連続して検知状態となっている接触時間(T1)の計測を開始し、
前記氷塊(S)の接触を検知した前記氷検知手段(SW)の接触時間(T1)が、予め設定された規定検知時間(TS)以内の場合は、前記除氷完了タイマ(52)がタイムアップするタイミングを所定の遅延時間(TE)だけ遅延させると共に、多重製氷を警告する多重製氷警告カウンタ(48)を1加算し、前記多重製氷警告カウンタ(48)の累積カウント数(C4)と予め設定された多重製氷判定カウント数(C3)とを比較して、累積カウント数(C4)が多重製氷判定カウント数(C3)より少ない場合は、前記除氷完了タイマ(52)のタイムアップにより製氷運転を行ない、累積カウント数(C4)が多重製氷判定カウント数(C3)と同じ場合は製氷機の運転を停止し、
前記検知開始時間(TR)となった時点から前記除氷完了タイマ(52)のタイムアップまでの間に前記氷検知手段(SW)が検知状態とならなかった場合は、該除氷完了タイマ(52)のタイムアップにより、前記多重製氷警告カウンタ(48)をリセットして製氷運転を行なうようにした
ことを特徴とする製氷機の運転方法。 - 製氷室(30)に配設された製氷部(10)を冷却して多数の氷塊(S)を生成する製氷運転と、製氷部(10)を加温することで氷塊(S)を離脱して貯氷室(32)に落下させる除氷運転とを繰り返す製氷機の運転方法であって、
除氷運転の開始により、前記製氷部(10)に配設した蒸発管(14)の出口部温度が所定温度となることで、当該除氷運転の完了時間を決定する除氷完了タイマ(52)をスタートし、
前記除氷完了タイマ(52)のタイムアップまでの残り時間が、予め設定された検知開始時間(TR)となった時点で、前記製氷部(10)から前記貯氷室(32)へ落下する氷塊(S)の接触を検知する氷検知手段(SW)が連続して検知状態となっている接触時間(T1)の計測を開始し、
前記氷塊(S)の接触を検知した前記氷検知手段(SW)の接触時間(T1)が、予め設定された規定検知時間(TS)以内の場合は、前記除氷完了タイマ(52)がタイムアップするタイミングを所定の遅延時間(TE)だけ遅延させると共に、多重製氷を警告する多重製氷警告カウンタ(48)を1加算し、前記多重製氷警告カウンタ(48)の累積カウント数(C4)と予め設定された多重製氷判定カウント数(C3)とを比較して、累積カウント数(C4)が多重製氷判定カウント数(C3)より少ない場合は、前記除氷完了タイマ(52)のタイムアップにより製氷運転を行ない、累積カウント数(C4)が多重製氷判定カウント数(C3)と同じ場合は、前記製氷部(10)へ融氷水を供給する融氷運転を行なった後に製氷運転を行ない、
前記検知開始時間(TR)となった時点から前記除氷完了タイマ(52)のタイムアップまでの間に前記氷検知手段(SW)が検知状態とならなかった場合は、該除氷完了タイマ(52)のタイムアップにより、前記多重製氷警告カウンタ(48)をリセットして製氷運転を行なうようにした
ことを特徴とする製氷機の運転方法。 - 製氷運転の開始後に、氷塊(S)を検知した前記氷検知手段(SW)の接触時間(T1)が所定の規定検知時間(TS)以内の場合には、予め設定された最低製氷運転時間が終了した後に除氷運転を行なう請求項1〜6の何れか一項に記載の製氷機の運転方法。
- 氷塊(S)を検知した前記氷検知手段(SW)の接触時間(T1)が所定の規定検知時間(TS)以内の場合には、多重製氷報知手段(56)を作動させる請求項7記載の製氷機の運転方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010107721A JP5380360B2 (ja) | 2010-05-07 | 2010-05-07 | 製氷機の運転方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010107721A JP5380360B2 (ja) | 2010-05-07 | 2010-05-07 | 製氷機の運転方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011237080A true JP2011237080A (ja) | 2011-11-24 |
JP5380360B2 JP5380360B2 (ja) | 2014-01-08 |
Family
ID=45325263
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010107721A Active JP5380360B2 (ja) | 2010-05-07 | 2010-05-07 | 製氷機の運転方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5380360B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020016427A (ja) * | 2018-07-25 | 2020-01-30 | チュン コー ジェームズ | 塩分を含んだ微細な氷の製造装置 |
JP2020122644A (ja) * | 2019-01-31 | 2020-08-13 | ホシザキ株式会社 | 貯氷検知装置 |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0319346U (ja) * | 1989-07-08 | 1991-02-26 | ||
JPH0579738A (ja) * | 1991-09-18 | 1993-03-30 | Hoshizaki Electric Co Ltd | ブロツクアイス用自動製氷機の貯氷室冷却方法 |
JPH0666464A (ja) * | 1992-08-18 | 1994-03-08 | Sanyo Electric Co Ltd | 逆セル型製氷機 |
JP2000329433A (ja) * | 1999-05-21 | 2000-11-30 | Sanyo Electric Co Ltd | 製氷機 |
JP2005043015A (ja) * | 2003-07-24 | 2005-02-17 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 製氷機 |
JP2009121768A (ja) * | 2007-11-15 | 2009-06-04 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 自動製氷機およびその制御方法 |
-
2010
- 2010-05-07 JP JP2010107721A patent/JP5380360B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0319346U (ja) * | 1989-07-08 | 1991-02-26 | ||
JPH0579738A (ja) * | 1991-09-18 | 1993-03-30 | Hoshizaki Electric Co Ltd | ブロツクアイス用自動製氷機の貯氷室冷却方法 |
JPH0666464A (ja) * | 1992-08-18 | 1994-03-08 | Sanyo Electric Co Ltd | 逆セル型製氷機 |
JP2000329433A (ja) * | 1999-05-21 | 2000-11-30 | Sanyo Electric Co Ltd | 製氷機 |
JP2005043015A (ja) * | 2003-07-24 | 2005-02-17 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 製氷機 |
JP2009121768A (ja) * | 2007-11-15 | 2009-06-04 | Hoshizaki Electric Co Ltd | 自動製氷機およびその制御方法 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020016427A (ja) * | 2018-07-25 | 2020-01-30 | チュン コー ジェームズ | 塩分を含んだ微細な氷の製造装置 |
KR20200011860A (ko) * | 2018-07-25 | 2020-02-04 | 제임스 천 고 | 염분을 함유한 미세얼음 제조 장치 |
KR102181408B1 (ko) * | 2018-07-25 | 2020-11-23 | 제임스 천 고 | 염분을 함유한 미세얼음 제조 장치 |
JP2020122644A (ja) * | 2019-01-31 | 2020-08-13 | ホシザキ株式会社 | 貯氷検知装置 |
JP7174641B2 (ja) | 2019-01-31 | 2022-11-17 | ホシザキ株式会社 | 貯氷検知装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5380360B2 (ja) | 2014-01-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11906231B2 (en) | Ice maker with push notification to indicate when maintenance is required | |
JP6250069B2 (ja) | 製氷機の氷厚を検知する装置及び方法 | |
US7194868B2 (en) | Multiple ice making decision method and operation method for automatic ice making machine | |
US9845982B2 (en) | Variable-operating point components for cube ice machines | |
CN105276654B (zh) | 热水装置以及热水装置的异常通知方法 | |
JP2010230177A (ja) | 自動製氷機 | |
CN103429976A (zh) | 用于制冰机的控制*** | |
JP5380360B2 (ja) | 製氷機の運転方法 | |
CN112050540B (zh) | 一种化霜控制方法、装置及制冷设备 | |
EP3896354A1 (en) | Air-conditioning apparatus | |
JP2009121768A (ja) | 自動製氷機およびその制御方法 | |
JP5294781B2 (ja) | 自動製氷機の異常検知方法 | |
JP2008064322A (ja) | 自動製氷機 | |
JP2008256246A (ja) | 自動製氷機の運転方法 | |
JP2011179790A (ja) | 自動製氷機 | |
JP5591552B2 (ja) | 製氷機 | |
JP2020118321A (ja) | 流下式製氷機 | |
JP2020118323A (ja) | 自動製氷機 | |
JP6610998B2 (ja) | 冷凍システム | |
JP2020118320A (ja) | 流下式製氷機 | |
JP2023129363A (ja) | 冷凍装置を監視するためのシステムおよび方法 | |
JP2020133908A (ja) | 自動製氷機 | |
JP2019086250A (ja) | 製氷機の除氷制御方法 | |
JP2011226734A (ja) | 製氷機およびその運転方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20121228 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130913 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130924 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130930 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5380360 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |