JP2011234809A - 食器乾燥機 - Google Patents

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Abstract

【課題】乾燥室に多量に入れられた食器に菌、ウイルスが付着しても、菌、ウイルスを無力化することができる食器乾燥機を提供することを目的とする。
【解決手段】送風機1から乾燥室8への吐出風路9に、高電圧が印加される放電極10aと、放電極10aに対向して設けた対向電極10bと、冷却部10cと放熱部10dを備えた熱交換部10eとからなる静電霧化手段10を配設し、静電霧化手段10は、食器の温風乾燥モードにおいて、温風による食器乾燥運転後に送風機1のみの運転とともに作動させる構成としたことにより、静電霧化手段10から安定して帯電微細水滴が供給され、多量に入れられ重なり合った食器間の狭い隙間にも帯電微細水滴が流れていき、食器に付着する菌、ウイルスを無力化することができることとなる。
【選択図】図2

Description

本発明は、洗浄した食器等を乾燥室に収納して温風を吹き付け乾燥する食器乾燥機に関するものである。
従来より、この種の食器乾燥機は、例えば特許文献1に開示されるように、温風発生部を備えた本体の上面部に水受皿を設け、この水受皿の上に洗浄した食器の入る食器かごを載置し、本体の上部に食器かごを覆うように開閉自在に蓋を設けて構成され、温風発生部から温風を蓋内に形成される乾燥室に送風し、温風を食器かご内の食器に吹き付けて乾燥するものである。
特開2001−299672号公報
このような特許文献1に記載の食器乾燥機は、食器が乾燥するまでの温風送風時間として設定された所定時間、温風を送風することによって、洗浄した食器が乾燥されるとともに、室内に菌が浮遊して洗浄した食器に付着することがあっても、菌を死滅させることができる。
しかし、洗浄して食器かごに入れる食器は、温風の通風性が良いように並べて入れるよう促しても、食器の個数が多く重ねて入れられると、蓋内の乾燥室に温風の通りにくい箇所ができて、所定の温度の風が十分に通らない箇所が生じてしまい、殺菌の効果が十分に得られないことがある。
そこで、本発明は、上記従来の課題を解決して、洗浄して乾燥する食器が多い場合であって、菌さらにはウイルスが付着しても、これら菌、ウイルスを無力化することができる食器乾燥機を提供することを目的とする。
そして、この目的を達成するために、本発明の食器乾燥機は、送風手段の送風を加熱手段によって加熱して温風を乾燥室に送風する温風乾燥モードを備えた食器乾燥機であって、前記送風手段から前記乾燥室への吐出風路に、高電圧が印加される放電極と、前記放電極に対向して設けた対向電極と、冷却部と放熱部を備えた熱交換部とからなる静電霧化手段を配設し、前記静電霧化手段は、前記温風乾燥モードにおいて、温風による食器乾燥運転後に前記送風手段のみの運転とともに作動させる構成としたものである。
本発明によれば、静電霧化手段が、温風による食器乾燥運転後に送風手段のみの運転とともに作動されて、超微細な帯電水滴を安定して発生し、この帯電水滴は超微細なので乾燥室内の食器間の狭い隙間にも流れていき、乾燥室内の菌、ウイルスを隈なく除菌あるいは無力化することができる、という効果を得ることができる。
本発明の実施の形態1の食器乾燥機を示す正面図 同食器乾燥機の側面図 同食器乾燥機の静電霧化手段を示す概略図 同食器乾燥機の操作部を示す正面図 同食器乾燥機の夏場以外における温風乾燥モードの運転の説明図 同食器乾燥機の送風仕上げにおける温風乾燥モードの運転の説明図 本発明の実施の形態2の食器乾燥機の夏場以外における温風乾燥モードの運転の説明図
本発明の請求項1記載の食器乾燥機は、送風手段および加熱手段を有し、食器かごを載置するように設けた本体と、前記本体上を開閉自在に覆って前記本体上に乾燥室を形成する蓋とからなり、前記送風手段の送風を前記加熱手段によって加熱して温風を前記乾燥室に送風する温風乾燥モードを備えた食器乾燥機であって、前記送風手段から前記乾燥室への吐出風路に、高電圧が印加される放電極と、前記放電極に対向して設けた対向電極と、冷却部と放熱部を備えた熱交換部とからなる静電霧化手段を配設し、前記静電霧化手段は、前記温風乾燥モードにおいて、温風による食器乾燥運転後に前記送風手段のみの運転とともに作動させる構成としたものであり、静電霧化手段は、放熱部における放熱が良好になされるように送風手段のみの運転とともに作動されるので、帯電微細水滴を安定して発生することができ、そして、帯電微細水滴は重なり合った食器の間の狭い隙間にも流れていき、乾燥室内の菌、ウイルスを隈なく除菌あるいは無力化することができる、という効果を奏する。
また、請求項2記載の食器乾燥機は、請求項1に記載の食器乾燥機において、前記送風手段は、前記乾燥室との間を循環送風する構成としたものであり、帯電微細水滴が食器に繰り返し流れていき、菌、ウイルスの除菌あるいは無力化作用が向上する。
また、請求項3記載の食器乾燥機は、請求項1または2に記載の食器乾燥機において、前記静電霧化手段は、前記温風による食器乾燥運転より短くあらかじめ設定された第1の所定時間運転する構成としたものであり、乾燥室内の菌の多くは静電霧化手段の作動前の温風による食器乾燥運転において殺菌されるので、静電霧化手段の作動時間は温風による食器乾燥運転時間より短くて十分である。
また、請求項4記載の食器乾燥機は、請求項1〜3のいずれかに記載の食器乾燥機において、前記静電霧化手段は、前記温風による食器乾燥運転時の風量より小さい風量で運転する構成としたものであり、静電霧化手段から発生する帯電水滴は超微細であるので、その作動時に必要な風量は温風による食器乾燥運転時の風量より小さくて十分であり、効率的な運転ができる。
また、請求項5記載の食器乾燥機は、請求項1〜4に記載の食器乾燥機において、前記静電霧化手段は、前記温風による食器乾燥運転後に前記送風手段のみの運転を行った後に、作動させる構成としたものであり、温風送風後の送風温度を低下させ、放熱部の放熱性を向上させてから静電霧化手段が作動するので、帯電微細水滴の発生が安定したものとなる。
また、請求項6記載の食器乾燥機は、請求項5に記載の食器乾燥機において、前記静電霧化手段は、前記温風による食器乾燥運転後に前記送風手段のみの運転を第2の所定時間行った後に、作動させる構成としたものであり、放熱部の放熱が良好となる送風のみの運転時間を所定時間としてあらかじめ設定しているので、帯電微細水滴の発生がより安定したものとなる。
また、請求項7記載の食器乾燥機は、請求項6に記載の食器乾燥機において、前記第2の所定時間は、前記温風による食器乾燥運転時間より短く、前記静電霧化手段の作動時間より長く設定されたものであり、吐出風路の温度を、放熱部の放熱が良好となって帯電微細水滴が確実に発生する状態になるまで低下させることができることとなる。
また、請求項8記載の食器乾燥機は、請求項5に記載の食器乾燥機において、前記送風手段の風路に温度センサーを配設し、前記送風手段のみの運転時に所定の温度まで低下したことを検知して、前記静電霧化手段を作動させる構成としたものであり、静電霧化手段を作動させるまでの送風手段のみの運転を、送風手段の風路の実際の温度に基づいて行うので、高い精度で、かつ効率的な運転ができる。
また、請求項9記載の食器乾燥機は、請求項1または2に記載の食器乾燥機において、温風による食器乾燥運転後に、前記送風手段のみを運転して食器を常温まで冷ます冷却送風を付加した送風仕上げ運転を備え、前記冷却送風時に前記静電霧化手段を作動させる構成としたものであり、静電霧化手段の作動時間を食器乾燥運転とは別個に設ける必要がなくなり、効率的な運転ができることとなる。
また、請求項10記載の食器乾燥機は、請求項9に記載の食器乾燥機において、前記温風による食器乾燥運転後の冷却送風時に、前記送風手段のみの運転を行った後に、前記静電霧化手段を作動させる構成としたものであり、温風送風後の送風温度を低下させ、放熱部の放熱性を向上させてから静電霧化手段が作動するので、帯電微細水滴の発生が安定したものとなる。
また、請求項11記載の食器乾燥機は、請求項10に記載の食器乾燥機において、前記送風手段の風路に温度センサーを配設し、前記静電霧化手段は、前記冷却送風時に前記温度センサーが所定の温度まで低下したことを検知すると作動を開始し、作動開始後第3の所定時間が経過すると停止する構成としたものであり、静電霧化手段を作動させるまでの送風手段のみの運転を、送風手段の風路の実際の温度に基づいて高い精度で行うことができ、さらに、静電霧化手段の作動時間を、所期の目的を達成できる時間として設定した所定時間とすることによって、より効率的な運転ができる。
また、請求項12記載の食器乾燥機は、請求項1〜11のいずれかに記載の食器乾燥機において、前記静電霧化手段と前記送風手段のみの運転を単独で操作する静電霧化送風モードを備えたものであり、乾燥室内の除菌、ウイルスの無力化を特定して静電霧化手段を作動させることができる。
また、請求項13記載の食器乾燥機は、請求項12に記載の食器乾燥機において、前記静電霧化送風モードの運転時間は、あらかじめ設定した第4の所定時間としたものであり、静電霧化手段の所期の目的を達成する時間運転すると停止するので、静電霧化手段の効率的な作動を行うことができる。
また、請求項14記載の食器乾燥機は、請求項13に記載の食器乾燥機において、第4の所定時間として、食器あり時間T4−1と食器なし時間T4−2とを設定し、前記食器あり時間T4−1を前記食器なし時間T4−2より長くしたものであり、帯電微細水滴の放出対象によって静電霧化手段の適切な作動時間を選択できる。
また、請求項15記載の食器乾燥機は、請求項11〜14のいずれかに記載の食器乾燥機において、前記静電霧化送風モードは、間欠運転を行う構成としたものであり、帯電微細水滴は一定時間、消滅せずに存在するので、間欠運転をしても、その効果に影響がない。
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図6を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1の食器乾燥機は、図1および図2に示すように、後方上部に送風手段としての送風機1と加熱手段としてのヒーター2とを収納した温風発生部3を設け、上面部を水受皿4で覆われた本体5と、洗浄した食器等を収納して本体5の水受皿4上に載置される食器かご6と、本体5の上部を、すなわち、食器かご6を覆う蓋7とから構成される。そして、蓋7は、前蓋7a、中蓋7b、後蓋7cに分割されるとともに連結され、本体5の上部を開閉自在に覆って空間を形成し、この空間は、温風発生部3から温風が吹き込まれる乾燥室8として形成される。
また、送風機1から乾燥室8に吹き込まれた空気は、本体5内部を経由して送風機1に戻り(風路は図示せず)、ふたたび送風機1から乾燥室8に吹き込まれて循環送風する構成としている。
さらに、送風機1からヒーター2を通って乾燥室8へ吐出する吐出風路9に静電霧化手段10が配設されている。図3に示すように、静電霧化手段10は、高電圧が印加される放電極10aと、放電極10aに対向して設けた対向電極10bと、冷却部10cと放熱部10dを備えた熱交換部10eとから構成され、熱交換部10eにDC電源を供給すると、熱交換部10eにおいて熱の移動が生じて冷却部10cの温度が低下し、また、移動した熱を放熱部10dから放熱し、この過程において冷却部10cにて空気が冷却されて、冷却部10cに一体的に設けられた放電極10aに結露水が付着し、放電極10aに高電圧を印加して放電させると、水に包まれた超微細な微粒子イオンである帯電微細水滴が発生するものであり、帯電微細水滴が送風機1の送風によって乾燥室8内に放出されるように配設している。
そして、食器乾燥機は、本体5の正面に運転を操作する操作部11を設けている。
操作部11は、図4に示すように、運転を開始および停止する運転入切スイッチ14と、以下に説明する温風乾燥モードの運転を切り換える運転切換スイッチ12と、洗浄した食器等を食器かご6にほぼ標準量(食器等の種類、数量を標準量としてあらかじめ例示)入れて、温風により乾燥する標準量の食器の乾燥運転に運転切換スイッチ12によって切り換えたとき点灯する標準ランプ12Aと、乾燥する食器等の量が標準量より少な目の場合の乾燥運転に切り換えたときに点灯する少なめランプ12Bと、夏場等に食器を冷まして取り出したい場合に、温風送風運転後、ヒーター2を停止して送風のみの運転をする送風仕上げ運転に切り換えたとき点灯する送風仕上げランプ12Cと、食器等を乾燥する上記温風乾燥モードの各運転とは関係なく、静電霧化手段10から帯電微細水滴を発生する静電霧化送風モードを単独で操作するイオンスイッチ13とを備えている。
次に、上記構成の食器乾燥機の運転について説明する。
夏場以外に洗浄した標準量の食器等を乾燥するときは、操作部11の運転入切スイッチ14によって運転を開始し、運転切換スイッチ12を標準ランプ12Aが点灯するまで繰り返し押す。
そして、図5に示すように、運転を開始すると、送風機1とヒーター2に通電されて、食器等を乾燥する時間としてあらかじめ設定された時間Th1(=Tfd1)温風を送風する。そして、時間Th1が経過するとヒーター2への通電が停止して送風機1のみの運転となる。この時点には食器等は乾燥した状態となる。
一方、静電霧化手段10は、送風機1のみの運転となった時点から所定時間T2が経過してから作動を開始する。
そして、静電霧化手段10は、所定時間T1(=Tf1)作動して送風機1と同時に停止する。
ここで、所定時間T2は、ヒーター2が停止して送風機1のみの運転となってから、吐出風路9の温度が低下して静電霧化手段10の放熱部における放熱が良好となり、冷却部が冷却して放電極に結露するようになり、帯電微細水滴を安定して発生する状態になるまでの時間としてあらかじめ設定したものであり、上記温風が送風される時間Th1より短く、静電霧化手段10の所定時間T1より長く設定している。
すなわち、乾燥室8の菌の多くは静電霧化手段10の作動前の温風による食器乾燥時において殺菌され、また、帯電微細水滴は超微細であるので、重なり合った食器の間の狭い隙間にも流れていき、しかも、帯電微細水滴は水に包まれて、寿命が一般的な空気イオンと比べて長く、循環送風に乗せて供給されるので、静電霧化手段10は、その所定時間T1が送風機1のみの所定時間T2より短くすることができ、さらに、その作動時における送風機1の風量を食器乾燥時の温風送風量より小さくすることができる。
このように、静電霧化手段10の作動時間を温風送風による食器乾燥運転に比べて短時間にしても、また、乾燥する食器が多い場合であっても、所期の目的である帯電微細水滴による菌、ウイルスの除菌あるいは無力化を達成することができる。
次に、送風仕上げ運転について説明する。
夏場等に食器を使う際に食器が冷えている方が使い心地が良いと感じる場合は、操作部11の運転切換スイッチ12を押して送風仕上げランプ12Cを点灯させると、送風仕上げ運転が開始する。
図6に示すように、運転が開始すると、送風機1とヒーター2に通電されて、夏場に食器を乾燥する時間としてあらかじめ設定された時間Th2(=Tfd2)温風を送風する。そして、時間Th2が経過すると、ヒーター2への通電が停止して、食器を冷ますために送風機1のみの冷却送風運転となる。
一方、吐出風路9には温度センサー(図示せず)が配設されており、ヒーター2の停止後、冷却送風運転となって吐出風路9の温度が低下し、静電霧化手段10の放熱部における放熱が良好となる温度として設定した所定の温度を、温度センサーが検知すると(時間Ts2が経過)、静電霧化手段10を作動させる。
そして、静電霧化手段10は、乾燥室8内の菌、ウイルスの除菌あるいは無力化を達成することができる時間として設定した所定時間T3作動してから送風機1とともに停止し、食器を冷ます冷却送風運転として時間Tc運転されることとなる。
このように、送風仕上げ運転においては、静電霧化手段10の作動時間を本来の食器乾燥運転とは別個に設ける必要がなく、また、静電霧化手段10を作動させるまでの送風機1のみの運転を、温度センサーにより吐出風路9の実際の温度に基づいて高い精度で行うことができ、さらに、静電霧化手段10の作動時間を所期の達成ができる時間として設定した短い所定時間T3としているので、より効率的な運転ができるとともに、使用者に負担を増すことがない。
また、少な目の食器等を乾燥するときに少なめランプ12Bを点灯させて運転する温風乾燥モードは、上記の標準量の食器等の乾燥運転に対し、温風送風の運転時間が短くなる点が異なるのみで、他の工程は同様である。
次に、温度乾燥モードにおける上記の各運転とは関係なく、静電霧化手段10から帯電微細水滴を発生させる静電霧化送風モードについて説明する。
この静電霧化送風モードには、図4に示すイオンスイッチ13を押すことによって食器ありランプ13Aと食器なしランプ13Bとが交互に点灯し、食器かご6内に食器がある場合と食器がない場合とを表示する運転がある。
食器ありと食器なしの運転は、図示しないが、運転時間として食器あり時間T4−1の方を食器なし時間T4−2より長くして、あらかじめ設定されている。
また、運転時は間欠運転を行う構成としている。
そして、食器を洗浄した直後に外出して留守宅で食器乾燥機を運転する場合のように、人の不在時にヒーター2への通電に万が一の不安を感じる場合、あるいは、しばらくの期間、食器乾燥機を使用しなくて再度使用開始するにあたり内部を清潔にしたい場合等に、静電霧化手段10と送風機1のみの運転を行う。
このように、乾燥室8内の除菌、ウイルスの無力化をすることに特定して帯電微細水滴を発生することができ、また、その作動時間は対象物によって適切な時間を選択できるとともに、帯電微細水滴は一定時間消滅せずに存在するので、静電霧化手段10を間欠しても、その作用効果に影響がなく、効率的な運転ができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2の食器乾燥機は、上記実施の形態1の食器乾燥機が夏場以外の食器乾燥において、ヒーター2への通電が停止して送風機1のみの運転となった時間からあらかじめ設定した第2の所定時間T2が経過してから静電霧化手段を作動させているのに対し、吐出風路9に温度センサー(図示せず)を配設し、ヒーター2停止後に吐出風路9の温度が低下していき放熱部の放熱が良好となる温度として設定した所定の温度を温度センサーが検知すると(図7のTs1経過時点)、静電霧化手段10を作動させる構成としている点が相違する。
この構成により、静電霧化手段10を作動させるまでの送風機1のみの運転を、吐出風路9の実際の温度を検知して行うので、高い精度で、かつ効率的な運転ができることとなる。
本発明に係る食器乾燥機は、超微細な帯電微細水滴を安定して発生し、食器間の狭い隙間にも流していき、食器が多く入れられ、さらに菌、ウイルスが付着することがあっても、隈なく除菌あるいはウイルスを無力化することができ、常に清潔な食器乾燥ができる食器乾燥機として有用である。
1 送風機
2 ヒーター
5 本体
6 食器かご
7 蓋
8 乾燥室
9 吐出風路
10 静電霧化手段

Claims (15)

  1. 送風手段および加熱手段を有し、食器かごを載置するように設けた本体と、前記本体上を開閉自在に覆って前記本体上に乾燥室を形成する蓋とからなり、前記送風手段の送風を前記加熱手段によって加熱して温風を前記乾燥室に送風する温風乾燥モードを備えた食器乾燥機であって、前記送風手段から前記乾燥室への吐出風路に、高電圧が印加される放電極と、前記放電極に対向して設けた対向電極と、冷却部と放熱部を備えた熱交換部とからなる静電霧化手段を配設し、前記静電霧化手段は、前記温風乾燥モードにおいて、温風による食器乾燥運転後に前記送風手段のみの運転とともに作動させる構成としたことを特徴とする食器乾燥機。
  2. 前記送風手段は、前記乾燥室との間を循環送風する構成としたことを特徴とする請求項1に記載の食器乾燥機。
  3. 前記静電霧化手段は、前記温風による食器乾燥運転より短くあらかじめ設定された第1の所定時間運転することを特徴とする請求項1または2に記載の食器乾燥機。
  4. 前記静電霧化手段は、前記温風による食器乾燥運転時の風量より小さい風量で運転することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の食器乾燥機。
  5. 前記静電霧化手段は、前記温風による食器乾燥運転後に前記送風手段のみの運転を行った後に、作動させる構成としたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の食器乾燥機。
  6. 前記静電霧化手段は、前記温風による食器乾燥運転後に前記送風手段のみの運転を第2の所定時間行った後に、作動させる構成としたことを特徴とする請求項5に記載の食器乾燥機。
  7. 前記第2の所定時間は、前記温風による食器乾燥運転時間より短く、前記静電霧化手段の作動時間より長く設定されたことを特徴とする請求項6に記載の食器乾燥機。
  8. 前記送風手段の風路に温度センサーを配設し、前記送風手段のみの運転時に所定の温度まで低下したことを検知して、前記静電霧化手段を作動させることを特徴とする請求項5に記載の食器乾燥機。
  9. 温風による食器乾燥運転後に、前記送風手段のみを運転して食器を常温まで冷ます冷却送風を付加した送風仕上げ運転を備え、前記冷却送風時に前記静電霧化手段を作動させる構成とした請求項1または2に記載の食器乾燥機。
  10. 前記温風による食器乾燥運転後の冷却送風時に、前記送風手段のみの運転を行った後に、前記静電霧化手段を作動させる構成としたことを特徴とする請求項9に記載の食器乾燥機。
  11. 前記送風手段の風路に温度センサーを配設し、前記静電霧化手段は、前記冷却送風時に前記温度センサーが所定の温度まで低下したことを検知すると作動を開始し、作動開始後第3の所定時間が経過すると停止する構成としたことを特徴とする請求項10に記載の食器乾燥機。
  12. 前記静電霧化手段と前記送風手段のみの運転を単独で操作する静電霧化送風モードを備えたことを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の食器乾燥機。
  13. 前記静電霧化送風モードの運転時間は、あらかじめ設定した第4の所定時間としたことを特徴とする請求項12に記載の食器乾燥機。
  14. 第4の所定時間として、食器あり時間T4−1と食器なし時間T4−2とを設定し、前記食器あり時間T4−1を前記食器なし時間T4−2より長くしたことを特徴とする請求項13に記載の食器乾燥機。
  15. 前記静電霧化送風モードは、間欠運転を行う構成としたことを特徴とする請求項12〜14のいずれかに記載の食器乾燥機。
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