JP2011233197A - 情報処理装置およびそのヘッド退避処理方法 - Google Patents

情報処理装置およびそのヘッド退避処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】内蔵ハードディスクドライブの保護機能を、より最適なタイミングで稼動させることができ、ハードディスクドライブの保護の安定性の向上を図ることを目的とする。
【解決手段】ECは、3軸加速度センサーより得られるX軸方向およびY軸方向それぞれの加速度値のうち、重力方向に対して垂直もしくは垂直に最も近い一方の軸方向の加速度値をもとに、情報処理装置にHDDの保護の観点から注意すべきレベルの振動・衝撃が印加される前の所定の動きを検出する。ECは所定の動きを検出するとHDD保護機能を稼動させる。情報処理装置に振動・衝撃が印加されようとしていることを、それ以前の情報処理装置の動きのなかのできるだけ早期の時点で検出してヘッド退避処理を開始させることができるので、情報処理装置100に実際に振動・衝撃が加わった時点でヘッドの退避が完了している可能性を高めることができ、HDD3の保護性能を向上させることができる。
【選択図】図6

Description

本発明は、HDD(ハードディスクドライブ)を内蔵するパーソナルコンピュータなどの情報処理装置およびその内蔵ハードディスクドライブのヘッド退避処理方法に関する。
携帯可能なパーソナルコンピュータなどの情報処理装置は、データの記憶装置としてHDD(ハードディスクドライブ)を用いることが多い。HDDでは、ディスクの回転に伴って生じる空気の流れによりヘッドがディスクの面から僅かに浮上した状態にあることから、衝撃による大きな加速度が印加された場合に、その大きさによってはヘッドとディスクの記録面との接触によるディスク破壊が生じる可能性がある。このような理由から、HDDには、衝撃時にヘッドをディスクの記録領域から退避した位置まで移動させることで、ヘッドとディスクの記録面との接触によるディスク破壊を防止する保護機能を備えることが普通である。
衝撃の検出には加速度センサー、特に3軸方向の加速度を同時に検出することのできる3軸加速度センサーが用いられることが多い。このような3軸加速度センサーを用いてヘッド退避処理を行う方式の例としては、3軸加速度センサーにより検出された3軸方向の加速度のうちいずれかが予め設定された閾値を超えた場合にヘッド退避処理を行う方式や、3軸方向の加速度値をもとに落下(無重力状態)の検出したら、ヘッド退避処理を実行させる方式などが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−346840号公報
しかしながら、これらの方式は、衝撃・振動によってHDDに加速度が印加されるタイミングより以前にヘッドを退避位置へ移動させておくようにすることが現実的に困難である。そこで、3軸方向それぞれの加速度をもとに情報処理装置に振動・衝撃が印加される以前の動きを検出して、ヘッドの退避動作を実行させる方式が考えられている。しかしながら、この方式は、本来ならヘッド退避動作を要することのない別の動きまでも情報処理装置に振動・衝撃が印加される以前の動きとみなして反応してしまうことがある。
例えば、携帯型(ノート型)の情報処理装置を手に持って使用する際にキーを連続して叩いたときなどに厚さ方向(Z軸方向)に比較的大きな加速度が連続的に発生するので、この動きが情報処理装置に振動・衝撃が印加される以前の動きとして誤認されて、無駄なヘッド退避動作が発生する可能性がある。また、このように情報処理装置の使用中にヘッド退避動作が発生すると、それから一定時間はHDDに対するアクセスが不可となるため、ユーザにとっての操作性が低下する。また、情報処理装置を腕に抱えて歩行する際には、上下方向の比較的大きな加速度が連続して発生するので、この場合も無駄なヘッド退避動作が発生する可能性が高い。また、このような問題に対し、それぞれの軸方向の加速度閾値の最適化(感度の調整)によって対処することは容易ではない。すなわち、情報処理装置に振動・衝撃が印加される以前の動きでの加速度の範囲と、キーを連続して叩いたときや歩行時の加速度の範囲との間に明確な境界を見つけ出しにくいからである。
以上のような事情に鑑み、本発明の目的は、ハードディスクドライブの保護機能を、より最適なタイミングで稼動させることができ、ハードディスクドライブの保護の安定性の向上、ユーザにとっての操作性の向上を図ることのできる情報処理装置およびそのヘッド退避処理方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一形態に係る情報処理装置は、ヘッドをディスクの記録領域から退避した位置に移動させる保護機能を有するハードディスクドライブと、重力方向に対して垂直または略垂直な方向の加速度を検出対象加速度として検出する加速度検出部と、前記検出対象加速度として検出された加速度をもとに動きを検出して、この検出された動きをもとに前記ハードディスクドライブの前記保護機能を稼動させるかどうかを判断する制御部とを具備する。
本発明では、制御部は、重力方向に対して垂直または略垂直な方向の加速度をもとに、動きを検出して、この検出された動きをもとにハードディスクドライブの保護機能を稼動させるかどうかを判断する。これにより、ユーザが情報処理装置を手に持ってキーを操作したり、ユーザが情報処理装置を腕に抱えて歩行する際の、重力方向に対して平行な方向の加速度の増大による無駄なヘッド退避動作の発生を回避できる。
また、本発明では、制御部は、重力方向に対して垂直な向きに最も近い軸方向の加速度値をもとに、例えば、情報処理装置がユーザの腕に抱えられた状態からテーブル上に向かってさし出されるようとする瞬間の動きなどを検出して、ハードディスクドライブの保護機能を稼動させることができる。すなわち、制御部は、情報処理装置に危険レベルの振動・衝撃が印加されようとしていることをそれ以前の情報処理装置の動きのなかのできるだけ早期の時点で検出してヘッド退避処理を開始させることができる。これにより、情報処理装置に実際に危険レベルの振動・衝撃が加わった時点でヘッドの退避が完了している可能性を高めることができ、ハードディスクドライブの保護性能を向上させることができる。
ここで、重力方向に対して垂直または略垂直な方向の加速度は情報処理装置が持ち運ばれる際にも発生するため、情報処理装置が持ち運ばれるときの動きと情報処理装置に危険レベルの振動・衝撃が印加される前の動きとを制御部は判別する必要がある。この点については、制御部が、重力方向に対して垂直または略垂直な方向の加速度について、予め設定された閾値より大きい加速度が予め設定された時間以上連続したことを、ハードディスクドライブの保護機能を稼動させることを判断する動きの条件とすることによって対応可能である。このとき加速度の閾値としては、情報処理装置がユーザの腕に抱えられて持ち運ばれるときのユーザの腕の動きに対応した加速度よりも高い値が設定される必要がある。
前記加速度検出部は、互いに直交する3軸方向の加速度を検出可能であり、前記3軸方向の中の2軸方向のうち、重力方向に対して垂直な方向に最も近い軸方向の加速度を前記検出対象加速度として検出するように構成してもよい。
前記加速度検出部は、互いに直交する3軸方向の加速度を検出可能であり、前記3軸方向の中の2軸方向の加速度から重力方向に対して垂直な加速度成分を前記検出対象加速度として検出するように構成してもよい。
前記加速度検出部による前記軸方向の判定結果を、少なくとも次回の検出対象加速度として加速度を検出する軸方向として記憶する記憶部をさらに具備し、前記制御部は、前記記憶部に記憶された軸方向について、前記加速度検出部により検出された加速度をもとに動きを検出するようにしてもよい。
前記ハードディスクドライブは、ディスクと、このディスクを駆動するディスク駆動部とを有し、前記制御部は、前記保護機能を稼動させるとき、前記ディスク駆動部を制動させるように制御信号を出力するように構成してもよい。
制御部は、ハードディスクドライブの保護機能を稼動させるとき、ディスク駆動部を制動させるように制御信号を出力してディスクの駆動を可及的速やかに減速もしくは停止させる。これにより、振動・衝撃が印加されるタイミングに対してヘッドの退避が間に合わず、ヘッドとディスクのデータ記録面とが接触するようなことがあっても破壊の程度を抑えることができる。
本発明の別の観点に基づく情報処理装置のヘッド退避処理方法は、ヘッドをディスクの記録領域から退避した位置に移動させる保護機能を有するハードディスクドライブを内蔵する情報処理装置のヘッド退避処理方法であって、重力方向に対して垂直または略垂直な方向の加速度を検出対象加速度として検出し、前記検出対象加速度として検出された加速度をもとに動きを検出して、この検出された動きをもとに前記ハードディスクドライブの前記保護機能を稼動させるかどうかを判断することによる。
本発明によれば、ハードディスクドライブの保護機能を、より最適なタイミングで稼動させることができ、ハードディスクドライブの保護の安定性の向上、ユーザにとっての操作性の向上を図ることができる。
本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。 図1の情報処理装置と3軸方向との関係を示す図である。 図1の情報処理装置によるヘッド退避処理のフローチャートである。 図1のHDDでのHDD保護機能の動作のフローチャートである。 図1の情報処理装置がユーザの腕に抱えられて持ち運ばれる状態を示す図である。 図1の情報処理装置による動きの検出結果に基づくヘッド退避処理に関するフローチャートである。 図1の情報処理装置による姿勢の検知と検出対象の軸方向の設定の動作を示すフローチャートである。 図1の情報処理装置による動きの検出結果に基づくヘッド退避処理の変形例に関するフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る情報処理装置による姿勢の検知と検出対象の軸方向の設定の動作を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。 第3の実施形態に係る情報処理装置によるヘッド退避処理のフローチャートである。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
<第1の実施形態>
[情報処理装置の構成]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。
この情報処理装置100は、本体部200、ディスプレイ部300を有している。本体部200は、CPU(Central Processing Unit)1、メインメモリ2、HDD(ハードディスクドライブ)3、3軸加速度センサー4、EC(Embedded Controller)5、CS(Chip Set)6、キーボード7などを備えている。ディスプレイ部300は、LCD(Liquid Crystal Display)などで構成される表示部8などを備えている。
CPU1は、メインメモリ2に記憶されたOS(Opereting System)や、OS上で動作するアプリケーション・プログラムなどを実行するための各種の演算処理を行う。HDD3は情報処理装置100の外部記憶装置として用いられる。
CS3は、CPU1、メインメモリ2、HDD3、EC5、表示部8などのデバイス間の情報の流通を制御する回路である。表示部8はユーザに情報を表示するデバイスである。キーボード9はユーザからの入力を処理するデバイスである。
3軸加速度センサー4は、情報処理装置100のX軸、Y軸、Z軸の互いに直交する3軸方向の加速度を検出するデバイスである。図2に示すように、直方体形状を有するノート型の情報処理装置100において、X軸を情報処理装置100の長手方向、Y軸を情報処理装置100の短手方向、そしてZ軸は情報処理装置100の厚さ方向とする。
EC5は、キーボード7に関連する制御や、3軸加速度センサー4の出力に関連する制御などを行うデバイスである。EC5は、より具体的には、CPU、ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory)などを実装したLSI(Large Scale Integration)である。EC5は、3軸加速度センサー4より出力された3軸方向それぞれの加速度をもとに、無重量の状態、および、情報処理装置100にHDD3の保護の観点から注意すべきレベルの振動・衝撃が印加される前の情報処理装置100の動き(以後「所定の動き」と記述する。)を検出し、HDD3のHDD保護機能を稼動させるようにヘッド退避信号S1をHDD3に出力する。上記の情報処理装置100の所定の動きが具体的にどのようなものかについては後で説明する。
HDD3は、ヘッド退避信号S1が入力されたとき磁気ヘッドをディスクの記録領域から退避した位置に移動させることで、情報処理装置100にHDD3の保護の観点から注意すべきレベルの振動・衝撃が加えられた際のヘッドとディスクの記録面との接触によるディスク破壊を防止するための保護機能を備えるドライブである。HDD3は、磁気記録媒体であるディスクと、ディスクを駆動するスピンドルモータとこれを駆動する駆動回路を含むディスク駆動部と、ディスクに対して信号を磁気的に読み書きするためのヘッドと、ヘッドを支持してディスクの径方向に移動させるヘッドアクチュエータとを有する。さらにHDD3には、ヘッドをディスクの記録領域から外周側に退避した位置で保持する部位であるランプと、EC5からのヘッド退避信号S1が印加されるアンロード端子と、HDD3の制御を行うディスクコントローラとが設けられている。ディスクコントローラは、アンロード端子が例えばEC5からのヘッド退避信号S1によってアサートされると、ヘッドアクチュエータを駆動してヘッドをディスクの外周側へ移動(アンロード)させ、ディスクの記録領域から退避した位置にあるランプに保持させる。
[HDDのヘッド退避処理の概要]
次に、本実施形態の情報処理装置100によるヘッド退避処理の概要を説明する。
図3は本実施形態の情報処理装置100によるヘッド退避処理のフローチャートである。図4はHDD3における保護機能の動作のフローチャートである。
EC5は、一定の時間周期で、以下に説明するヘッド退避処理の実行を繰り返す。なお、上記の一定の時間周期は、たとえば10〜20ms程度である。但し、この時間周期の範囲はこれに限らない。EC5は、3軸加速度センサー4により検出された3軸方向それぞれの加速度値を取得する(ステップS101)。
次に、EC5は、3軸加速度センサー4より取得した3軸方向それぞれの加速度値をもとに、無重力の状態および情報処理装置100の上記所定の動きのいずれかの発生の検出を試みる(ステップS102)。EC5は、無重力の状態および上記所定の動きのいずれかの発生を検出すると、HDD保護機能を稼動させるようにヘッド退避信号S1をHDD3に出力する(ステップS103)。
無重力の状態であることの検出は、3軸方向それぞれの加速度値の和が予め決められた閾値未満であって、この状態が連続して予め決められた時間以上発生したことをもって下される。ここで、加速度値の和に対する閾値は例えば0.4G程度、予め決められた時間とは例えば10ms程度である。但し、これらの値は一例にすぎず、適宜変更してもよい。情報処理装置100の上記所定の動きの検出方法については後で説明する。
図4のフローチャートにおいて、EC5からのヘッド退避信号S1はHDD3に設けられたアンロード端子をアサートする信号として供給される。ディスクコントローラはアンロード端子を監視しており、アンロード端子がアサートされると(ステップS201のYES)、ディスクの記録領域から外周側に退避した位置に設けられたランプにヘッドを保持させるために、ヘッドアクチュエータを駆動してヘッドを移動(アンロード)させる(ステップS202)。なお、ディスクコントローラは、ヘッドのアンロード完了後に、ディスク駆動部に対して制動信号を供給することによって、ディスクの駆動を停止状態に向けて可及的速やかに減速するように制御を行うようにしてもよい。
EC5からHDD3へのヘッド退避信号S1の供給が終了するとHDD3のアンロード端子がネゲート状態となるとともに、CPU1からHDD3へのコマンド送付が許可された状態となる。一方、HDD3のディスクコントローラは、アンロード端子がネゲートされたことを知ると(ステップS203)、CPU1からのコマンドに基づく通常の動作状態、例えば、ディスクに対するデータの読み書きなどが可能な状態に復帰する(ステップS204)。
ところで、EC5からHDD3へのヘッド退避信号S1の供給時間は、例えば、CPU1からHDD3へのコマンドに対する応答のタイムアウト時間(例えば1秒程度)などに合わせてある。なお、このEC5からHDD3へのヘッド退避信号S1の供給時間は、ヘッドが退避状態にある時間に相当することから、HDD3の保護性能をより重視した場合には、比較的長い時間を選定することが望ましく、ユーザから見た応答性を重視した場合には、比較的短い時間を選定することが望ましい。
[情報処理装置100の所定の動きの検出によるヘッド退避処理]
次に、上記のヘッド退避処理において、情報処理装置100の上記所定の動きの検出とヘッド退避処理について説明する。
図5は情報処理装置100がユーザの腕に抱えられて持ち運ばれるときの状態を示している。ここで、重力方向Gと情報処理装置100のX軸とのなす角度をαx、重力方向Gと情報処理装置100のY軸とのなす角度をαyで示す。情報処理装置100がユーザの腕で抱えられて持ち運ばれるときの姿勢としては、図5に示すようにαx>αyとなる「横持ち姿勢」、逆に図5には示されないがαx<αyとなる「縦持ち姿勢」のいずれかであることが大半である。このような情報処理装置100の姿勢は、3軸加速度センサー4より得られる3軸方向それぞれの加速度値からEC5が検出することが可能である。
本実施形態では、3軸加速度センサー4より得られるX軸方向およびY軸方向それぞれの加速度値のうち、重力方向Gに対して垂直もしくは垂直に最も近い一方の軸方向の加速度値が選択され、この加速度値をもとに情報処理装置100の上記所定の動きの検出が行われる。より具体的には、情報処理装置100が横持ち姿勢にあるときはX軸方向の加速度値をもとに情報処理装置100の上記所定の動きの検出が行われ、情報処理装置100が縦持ち姿勢にあるときはY軸方向の加速度値をもとに情報処理装置100の上記所定の動きの検出が行われる。
また、X軸方向とY軸方向との組み合わせに限らず、X軸、Y軸、X軸の3軸方向のうちX軸方向とY軸方向の組み合わせ以外の2軸方向の組み合わせにおいて、重力方向Gに対して垂直もしくは垂直に最も近い一方の軸方向を判定して、この軸方向の加速度値をもとに情報処理装置100の上記所定の動きの検出を行うようにしてもよい。
ここで、「情報処理装置100にHDD3の保護の観点から注意すべきレベルの振動・衝撃が印加される前の情報処理装置100の所定の動き」とは、例えば、情報処理装置100がユーザの腕に抱えられた状態からテーブル上に向けてまさにさし出されるようとしている瞬間の動きなどである。このとき重力方向に対して垂直方向の加速度が、情報処理装置100がユーザの腕に抱えられて持ち運ばれるときの動きに比較して高くなる可能性が高い。この瞬間に生じる加速度はHDD3の破壊を招くようなレベルではないが、その直後の情報処理装置100とテーブルとの衝突により発生する加速度はHDD3の保護の観点から注意すべきレベルである。より具体的な例としては、情報処理装置100がテーブル上に向かってほうり出される場合などが考えられる。このような場合、情報処理装置100とテーブルとの衝突時に情報処理装置100に大きな振動・衝撃が加わり、HDD3が破壊される危険がある。
そこで、情報処理装置100にHDD3の保護の観点から注意すべきレベルの振動・衝撃がこれから印加されようとしていることを、それ以前の情報処理装置100の動きのなかのできるだけ早期の時点で検出してヘッド退避処理を開始させることができれば、情報処理装置100に実際に振動・衝撃が加わった時点でヘッドの退避が完了している可能性を高めることができ、HDD3の保護性能を向上させることができる。
次に図6を用いて、このような課題を解決するための手段である、情報処理装置100の上記所定の動きの検出とこの検出結果に基づくヘッド退避処理の動作を説明する。
まず、EC5は、3軸加速度センサー4より、初期設定で定められた検出対象の軸方向の加速度値を取得する(ステップS301)。ここで、初期設定で定められた軸方向はX軸方向である。情報処理装置100の保持姿勢として最も一般的なのは横持ち姿勢であり、この横持ち姿勢の場合、X軸方向は3軸方向のうち重力方向Gに対して垂直な方向に最も近いからである。
X軸方向の加速度値をGxとする。EC5は、3軸加速度センサー4より取得したX軸方向の加速度値Gxから重力成分に相当する低周波数成分を除去する(ステップS302)。例えば、1Hz未満の周波数成分を除去する。低周波数成分を除去後のX軸方向の加速度値をGx hpfとする。
次に、EC5は、X軸方向の加速度値Gx hpfと予め設定された閾値Gthとを比較する(ステップS303)。閾値Gthは、歩行時の腕の動きなどを考慮すると、0.3Gから1Gの範囲であることが望ましい。閾値Gthを0.3G未満とすると、通常の歩行時の動きも、情報処理装置100にHDD3の保護の観点から注意すべきレベルの振動・衝撃が印加される前の動きとして判定される可能性が高くなり、無駄なヘッド退避動作が頻発する可能性がある。なお、歩行時の腕の動きによる水平方向の加速度は約0.1Gから0.3Gであり、閾値Gthはその範囲より高く設定しなければならないことは言うまでもよい。一方、閾値Gthを1Gより大きくすると、情報処理装置100の上記所定の動きを検出するために必要な感度が得られない可能性がある。本実施形態では閾値Gthを0.6Gとしている。
次に、EC5は、加速度値Gx hpfが閾値Gthより大きい状態が継続する時間を計測し、この計測時間が所定のT2時間を超えたかどうかを判定する(ステップS304)。計測時間がT2時間を超えた場合、EC5はヘッド退避信号S1をHDD3に供給してHDD保護機能を稼動させる(ステップS305)。
なお、T2時間は、例えば、10ms〜50msの範囲が望ましい。T2時間が10ms未満であると、検出対象の動きである、例えば、情報処理装置100が図5に示したように腕に抱えた状態からテーブル上に置かれる過程での動きによって発生した加速度と、衝突時等による瞬間的な振動・衝撃による加速度との差別化が困難になる可能性があり、その結果、無駄なヘッド退避動作が頻発するおそれがある。逆にT2時間が長すぎると、ヘッド退避動作の開始タイミングが遅くなり、HDD保護機能の信頼性に影響する。本実施形態ではT2時間を30msとしている。
次に、EC5は、3軸加速度センサー4より取得した3軸方向それぞれの加速度値をもとに情報処理装置100の姿勢を検知し、検知した姿勢に応じて、加速度検出対象とすべき軸方向を判定し、その加速度検出対象の軸方向を次回以後の上記所定の動きの検出に用いる加速度検出対象の軸方向として設定する(ステップS306)。
加速度検出対象の軸方向がY軸方向と判定された場合には、Y軸方向の加速度値をGy、低周波数成分を除去後のY軸方向の加速度値をGy hpfとして同様の処理が行われる。このとき、Y軸方向の加速度値をGy hpfと比較される閾値はGthであってもよいし、あるいは軸方向毎に設定された値であってもよい。また、T2時間も各軸方向の加速度値の評価で共通の値であってもよいし、あるいは軸方向毎に設定された値であってもよい。
図7は、ステップS306の情報処理装置100の姿勢の検知および検出対象の軸方向の設定の動作を示すフローチャートである。EC5は、3軸加速度センサー4より取得した3軸方向の加速度値のうちX軸方向とY軸方向それぞれの加速度値をもとに、情報処理装置100の重力方向Gに対する姿勢を検出する(ステップS401)。
次に、EC5は、検出された情報処理装置100の姿勢において、重力方向Gに対するX軸の傾きαxと重力方向Gに対するY軸の傾きαyとでどちらが大きいかを判定し、例えば、図5の例のようにαx>αyならば(ステップS402のYES)、X軸方向を正しい加速度検出対象の軸方向として判定し、このX軸方向を次回以後の加速度検出対象の軸方向として記憶する(ステップS403)。また、αx<=αyなら(ステップS402のNO)、Y軸方向を正しい加速度検出対象の軸方向として判定し、このY軸方向を次回以後の加速度検出対象の軸方向として記憶する(ステップS404)。
これにより、次回以後は、記憶された加速度検出対象の軸方向の加速度値をもとに上記所定の動きの検知が行われる。
ところで、初回のHDD保護機能の稼動処理後に情報処理装置100の姿勢の検知および加速度検出対象の軸方向の設定が行われるのは、加速度値の取得からヘッド退避処理の開始までの時間が、姿勢の検知および加速度検出対象の軸方向の設定に要する時間分遅れるためである。ただし、例えばEC5に、より高速なCPUを採用することなどによって、図6の姿勢の検知と加速度検出対象の軸方向の設定のステップ306を、3軸加速度センサー4より加速度値を取得するステップS301の直後に実行するように処理手順を変更することは可能である(図8を参照)。この場合にも、EC5は、正しい加速度検出対象の軸方向の判定結果を記憶し、これを次回以後の加速度検出対象の軸方向として記憶することで、次回以後は、記憶された加速度検出対象の軸方向の加速度値をもとに上記所定の動きの検知が行われる。
以上のように、本実施形態では、EC5は、3軸加速度センサー4の3軸方向のうち重力方向Gに対して垂直な向きに最も近い軸方向の加速度値をもとに情報処理装置100の動きを検出して、HDD保護機能を稼動させる。これにより、ユーザが情報処理装置100を手に持ってキーを操作したり、ユーザが情報処理装置100を腕に抱えて歩行する際の、重力方向Gに対して平行な方向の加速度の増大による無駄なヘッド退避動作の発生を低減できる。
また、本実施形態において、EC5は、3軸加速度センサー4の3軸方向のうち重力方向Gに対して垂直な向きに最も近い軸方向の加速度値をもとに、例えば、情報処理装置100がユーザの腕に抱えられた状態からテーブル上に向けてまさにさし出されるようとしている瞬間の動きなどを検出して、HDD保護機能を稼動させることができる。すなわち、EC5は、情報処理装置100にHDD3の保護の観点から注意すべきレベルの振動・衝撃が印加されようとしていることをそれ以前の情報処理装置100の動きのなかのできるだけ早期の時点で検出してヘッド退避処理を開始させることができる。これにより、情報処理装置100に実際に振動・衝撃が加わった時点でヘッドの退避が完了している可能性を高めることができ、HDD3の保護性能を向上させることができる。
さらに、本実施形態において、EC5は、3軸加速度センサー4の出力をもとに情報処理装置100の重力方向Gに対する姿勢を検出し、この姿勢に合わせて重力方向Gに対して垂直な向きに最も近い軸方向を検出対象の軸方向として設定する。これにより情報処理装置100を横持ち姿勢および縦持ち姿勢のどちらの姿勢で抱えていても、情報処理装置100にHDD3の保護の観点から注意すべきレベルの振動・衝撃が印加される前の情報処理装置100の動きを良好に検出することができる。
また、本実施形態において、HHD3では、EC5よりヘッド退避信号S1が入力されたとき、ヘッドのアンロードが開始されるとともに、ディスクの駆動が停止状態に向けて可及的速やかに減速される。これにより、危険レベルの振動・衝撃が印加されるタイミングに対してヘッドの退避完了が間に合わず、ヘッドとディスクの記録面とが接触するようなことがあってもディスク破壊の程度を抑えることができる。
<第2の実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態を説明する。
第1の実施形態では、EC5が3軸加速度センサー4の3軸方向の中で重力方向Gに対して垂直方向にもっとも近い軸方向の加速度値をもとに情報処理装置100の上記所定の動きを検出することとした。これに対して第2の実施形態では、EC5がX軸方向およびY軸方向のそれぞれの加速度値から重力方向Gに対して垂直方向の成分の加速度値Gcalを算出し、これをもとに情報処理装置100の上記所定の動きを検出してヘッド退避処理を行う。
図9は、この加速度値Gcalをもとに情報処理装置100の上記所定の動きを検出してヘッド退避処理を行う場合の流れを示すフローチャートである。
まず、EC5は、3軸加速度センサー4よりX軸方向とY軸方向のそれぞれの加速度値を取得する(ステップS401)。次に、EC5は、3軸加速度センサー4より取得したX軸方向およびY軸方向それぞれの加速度値から重力方向Gに対して垂直方向の成分の加速度値G calを算出する(ステップS402)。垂直方向の成分の加速度値Gcalは、例えば、次式により算出される。
Gcal=|Gx sin(αy)−Gy cos(αy)|
ここで、GxはX軸方向の加速度値、GyはY軸方向の加速度値、αyは重力方向GとY軸とがなす角度である。
以降の動作は第1の実施形態の図6のフローチャートと同様である。
すなわち、EC5は、算出された加速度値Gcalから重力成分に相当する低周波数成分を除去する(ステップS403)。例えば、1Hz未満の周波数成分を除去する。低周波数成分を除去後の加速度値をGcal hpfとする。
次に、EC5は、加速度値Gcal hpfと予め設定された閾値Gthとを比較する(ステップS404)。EC5は、加速度値Gcal hpfが閾値Gthより大きい状態が継続する時間を計測し、この計測時間が所定のT2時間を超えたかどうかを計測する(ステップS405)。計測時間がT2時間を超えた場合、EC5はヘッド退避信号S1をHDD3に供給してHDD保護機能を稼動させる(ステップS406)。
以上のように、本実施形態によれば、EC5がX軸方向およびY軸方向のそれぞれの加速度値から重力方向Gに対して垂直方向の成分の加速度値Gcalを算出し、これをもとに情報処理装置100の上記所定の動きを検出してヘッド退避処理を行う。これにより、情報処理装置100にHDD3の保護の観点から注意すべきレベルの振動・衝撃が印加される前の動きをより精度良く検出することができる。
<第3の実施形態>
次に、本発明の第3の実施形態を説明する。
この第3の実施形態は、CPU、メインメモリなどを含むコントローラを内蔵した3軸加速度センサーを採用した。コントローラを内蔵した3軸加速度センサーを用いることで、第1の実施形態および第2の実施形態でEC5が担っていた加速度値に基づくヘッド退避処理の少なくとも一部を3軸加速度センサー内のコントローラにて実行させることが可能である。
図10は本発明の第3の実施形態に係る情報処理装置の構成を示すブロック図である。なお、同図において、図1と共通もしくは対応する部分には対応する符号が付されている。
本実施形態の情報処理装置110において、3軸加速度センサー14は、情報処理装置110のX軸、Y軸、Z軸の3軸方向の加速度値を検出する加速度センサー部14Aと、加速度センサー部14Aから出力された3軸方向の加速度値に関する制御を行うコントローラ14Bとを有する。加速度センサー部14Aの構成は、機能的には第1の実施形態の3軸加速度センサー4と同様である。また、EC15は、加速度センサー部14Aから出力された3軸方向の加速度値に関する制御のための構成が図1に示した第1の情報処理装置100のEC5から排除された点で異なる。その他の構成は、図1に示した第1の情報処理装置100と同様である。
次に、本実施形態の情報処理装置110によるヘッド退避処理を図11のフローチャートを用いて説明する。
3軸加速度センサー14内のコントローラ14Bは、一定の時間周期で以下に説明するヘッド退避処理の実行を繰り返す。コントローラ14Bは、加速度センサー部14Aにより検出された3軸方向それぞれの加速度値を取得する(ステップS501)。次に、コントローラ14Bは、加速度センサー部14Aより取得した3軸方向それぞれの加速度値をもとに、無重力の状態および情報処理装置110の上記所定の動きのいずれかの発生の検出を試みる(ステップS502)。ここで、無重力の状態の具体的な検出方法および情報処理装置110の上記所定の動きの具体的な検出方法は第1の実施形態と同じであるから説明を省く。コントローラ14Bは、無重力の状態および情報処理装置110の上記所定の動きのいずれかの発生を検出すると、HDD保護機能を稼動させるようにヘッド退避信号S12をHDD13に出力する(ステップS503)。
HDD13でのヘッド退避動作は第1の実施形態と同様である。
すなわち、3軸加速度センサー14内のコントローラ14Bからのヘッド退避信号S12によりHDD13に設けられたアンロード端子がアサートされる。HDD13内のディスクコントローラはアンロード端子を監視しており、アンロード端子がアサートされると、ディスクの記録領域から外周側に退避した位置に設けられたランプにヘッドを保持させるために、ヘッドアクチュエータを駆動してヘッドを移動(アンロード)させる。なお、ここでディスクコントローラは、ヘッドのアンロード完了後にディスク駆動部に対して制動信号を供給することによって、ディスクの駆動を停止状態に向けて可及的速やかに減速するように制御を行うようにしてもよい。
3軸加速度センサー14内のコントローラ14Bは、ヘッド退避信号S12をHDD13に一定時間だけ供給する。コントローラ14Bからのヘッド退避信号S12の供給が終了すると、HDD13のアンロード端子がネゲート状態となるとともに、CPU11からHDD13へのコマンド送付が許容された状態となる。一方、HDD13のディスクコントローラは、アンロード端子がネゲートされたことを検知すると、CPU11からのコマンドに基づく通常の動作状態、例えば、ディスクに対するデータの読み書きなどが可能な状態に復帰する。
以上のように、コントローラ14Bを内蔵した3軸加速度センサー14を採用し、この3軸加速度センサー14内のコントローラ14Bにて、加速度センサー部14Aにより検出された3軸方向それぞれの加速度値に基づくヘッド退避処理を行うように構成してもよい。
なお、本発明は、上述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1 CPU
2 メインメモリ
3 HDD
4 3軸加速度センサー
5 EC
100 情報処理装置

Claims (9)

  1. ヘッドをディスクの記録領域から退避した位置に移動させる保護機能を有するハードディスクドライブと、
    重力方向に対して垂直または略垂直な方向の加速度を検出対象加速度として検出する加速度検出部と、
    前記検出対象加速度として検出された加速度をもとに動きを検出して、この検出された動きをもとに前記ハードディスクドライブの前記保護機能を稼動させるかどうかを判断する制御部と
    を具備する情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置であって、
    前記制御部は、前記検出対象加速度について、予め設定された値より大きい加速度が予め設定された時間以上連続したことを、前記保護機能を稼動させることを判断する動きの条件とする
    情報処理装置。
  3. 請求項2に記載の情報処理装置であって、
    前記加速度検出部は、互いに直交する3軸方向の加速度を検出可能であり、前記3軸方向の中の2軸方向のうち、重力方向に対して垂直な方向に最も近い軸方向を判定して、この軸方向の加速度を前記検出対象加速度として検出する
    情報処理装置。
  4. 請求項3に記載の情報処理装置であって、
    前記2軸方向は、前記3軸方向の中で予め決められた2軸方向である
    情報処理装置。
  5. 請求項4に記載の情報処理装置であって、
    前記加速度検出部による前記軸方向の判定結果を、少なくとも次回の検出対象加速度として加速度を検出する軸方向として記憶する記憶部をさらに具備し、
    前記制御部は、前記記憶部に記憶された軸方向について、前記加速度検出部により検出された加速度をもとに動きを検出する
    情報処理装置。
  6. 請求項5に記載の情報処理装置であって、
    前記ハードディスクドライブは、ディスクと、このディスクを駆動するディスク駆動部とを有し、
    前記制御部は、前記保護機能を稼動させた後、前記ディスク駆動部を制動させるように制御信号を出力する
    情報処理装置。
  7. 請求項2に記載の情報処理装置であって、
    前記加速度検出部は、互いに直交する3軸方向の加速度を検出可能であり、前記3軸方向の中の2軸方向の加速度から重力方向に対して垂直な加速度成分を前記検出対象加速度として検出する
    情報処理装置。
  8. 請求項7に記載の情報処理装置であって、
    前記2軸方向は、前記3軸方向の中で予め決められた2軸方向である
    情報処理装置。
  9. ヘッドをディスクの記録領域から退避した位置に移動させる保護機能を有するハードディスクドライブを内蔵する情報処理装置のヘッド退避処理方法であって、
    重力方向に対して垂直または略垂直な方向の加速度を検出対象加速度として検出し、
    前記検出対象加速度として検出された加速度をもとに動きを検出して、この検出された動きをもとに前記ハードディスクドライブの前記保護機能を稼動させるかどうかを判断する情報処理装置のヘッド退避処理方法。
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