JP2011230894A - 画像形成装置 - Google Patents

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宏 仙道
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Abstract

【課題】連続給紙の安定化
【解決手段】用紙を給紙ローラr1による給紙動作起動(a)から略一定時間で安定的に、且つ、徒に時間ロスを招くことなくレジストローラ131に到達させる画像形成装置。画像形成装置は、例えば給紙ローラr1とレジストローラ間に配置された給紙センサS1と、給紙ローラの給紙動作を制御する制御部Contを含んでいる。制御部Contは、連続画像形成のために用紙供給部121から順次用紙を供給するにあたり、2枚目以降の各用紙について、給紙ローラの給紙動作起動後、センサが用紙先端を検出後給紙動作を一旦停止させ、その後に給紙動作を再起動し、給紙動作起動から給紙動作再起動までの時間として、用紙搬送バラツキ要因のうち少なくとも一つを考慮した、給紙動作起動からセンサによる用紙先端検出後の用紙先端停止位置での給紙動作再起動までに要する時間のうち最長時間以上に設定された一定時間(a−d)を採用する。
【選択図】図3

Description

本発明は、記録紙、オーバーヘッドプロジエクタ用記録シート等(以下、「用紙」と総称する。)を用紙供給部から給紙ローラにより画像形成部を通る画像形成パスに供給して該画像形成パスを通過させることで該用紙に画像形成することができ、前記給紙ローラにより供給される用紙を前記画像形成パスに送り込むに先立ち、停止しているレジストローラに該用紙を突き当て、その後該用紙に画像形成できるタイミングで該レジストローラの用紙搬送動作を起動して該用紙を該画像形成パスへ送り込む画像形成装置に関する。
こ種の画像形成装置は例えば電子写真方式による複写機、プリンタ、ファクシミリ機、これらのうち2以上を組み合わせた複合機等に見られる。
この種の画像形成装置においては、用紙供給部から給紙ローラによりレジストローラへ用紙を供給するとき、給紙ローラにより給紙開始される直前の用紙供給部における用紙の先端位置のバラツキ、用紙搬送に携わるローラにおける搬送スリップ、ローラ外径公差、ローラ表面の寿命劣化等の種々の用紙搬送バラツキ要因のために、ある用紙は所定時間でレジストローラに到達するが、ある用紙はそれより早く或いは遅くレジストローラに到達する、といったバラツキが生じることが知られている。
このような用紙搬送バラツキが生じると、連続画像形成のために前記用紙供給部から順次用紙を供給するような場合、次のような問題が生じる。
すなわち、2枚目以降のある用紙が、早めにレジストローラに到達すると、先行用紙との間に相互重なりが生じて先行用紙とともにレジストローラにより画像形成パスへ送り込まれてしまって画像形成不良が発生したり、先行用紙との間に重なりが生じない場合でも、レジストローラにおける一端停止によるレジスト処理のための用紙撓み量が大きくなり過ぎて、その後のレジストローラによる用紙搬送に支障がでたり、また、そのためその後の該用紙への画像形成に支障がでたりする。また、先行用紙との間に相互重なりが生じる場合において、その重なりを避けようとすると給紙間隔を大きくとる必要があるが、そうするとが画像生産性が低下してしまう。
また、先行用紙の搬送に比べて遅めにレジストローラに到達すると、用紙をレジストローラで画像形成パスへ送り込み開始するタイミングより遅れてしまって、既にレジストローラが回転しており、そのためレジスト処理を行えないばかりか、遅れて供給される用紙に画像形成されることになり、用紙上に画像位置ずれが生じてしまう。
そこで一つの方策として、特開2001−213537号公報に、給紙ローラの下流側に給紙センサを、その下流側にレジストセンサを、その下流側にレジストローラを配置して、用紙先端が給紙ローラによる給紙起動から給紙センサに到達するまでの時間を監視し、その時間が予め定めた閾値時間に対し早い、遅いを判断し、早い場合は用紙搬送を停止し、閾値時間以下の遅い場合はそのまま用紙搬送することが提案されている。
特開2001−213537号公報
しかしながら、閾値を設けて制御するため、時間ロスが発生する。例えば、閾値を100ミリ秒とした場合、100ミリ秒でレジストローラに到達した場合は停止せずに搬送し、99ミリ秒でレジストローラに到達した場合、一旦停止して再起動することになる。
その場合、停止時間を20ミリ秒、再起動起動に要する時間(オンしてから実際に回転開始するまでに要する時間)を20ミリ秒とすると、100ミリ秒と139ミリ秒の違いが発生し、39ミリ秒の時間ロスが発生する。
そこで本発明は、用紙を用紙供給部から給紙ローラにより画像形成部を通る画像形成パスに供給して該画像形成パスを通過させることで該用紙に画像形成することができ、前記給紙ローラにより供給される用紙を前記画像形成パスに送り込むに先立ち、停止しているレジストローラに該用紙を突き当て、その後該用紙に画像形成できるタイミングで該レジストローラの用紙搬送動作を起動して該用紙を該画像形成パスへ送り込む画像形成装置であって、連続画像形成のために用紙供給部から順次用紙を供給する場合でも、2枚目以降の各用紙を、給紙ローラによる給紙動作起動から一定時間或いは略一定時間で安定的に、且つ、徒に時間ロスを招くことなく、未だ停止しているレジストローラへ到達させることができ、それだけ画像生産性の低下を抑制しつつ各用紙に良好に画像形成できる画像形成装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため本発明は、次の第1、第2及び第3の画像形成装置を提供する。
(1)第1の画像形成装置
用紙を用紙供給部から給紙ローラにより画像形成部を通る画像形成パスに供給して該画像形成パスを通過させることで該用紙に画像形成することができ、前記給紙ローラにより供給される用紙を前記画像形成パスに送り込むに先立ち、停止しているレジストローラに該用紙を突き当て、その後該用紙に画像形成できるタイミングで該レジストローラの用紙搬送動作を起動して該用紙を該画像形成パスへ送り込む画像形成装置であり、
前記給紙ローラと前記レジストローラの間に配置され、該給紙ローラで供給されてくる用紙の先端を検出するための用紙検出センサと、
前記給紙ローラの給紙動作を給紙ローラ駆動部を制御することで制御する制御部とを含んでおり、
前記制御部は、
連続画像形成のために前記用紙供給部から順次用紙を供給するにあたり、2枚目以降の各用紙について、
前記給紙ローラによる給紙動作の起動後、該給紙ローラにより送りだされる用紙の先端が前記用紙検出センサで検出されたのち該給紙ローラによる給紙動作を一旦停止させ、その後に前記給紙ローラによる給紙動作を再起動し、
前記給紙ローラによる給紙動作の起動から前記給紙ローラによる給紙動作の再起動までの時間として、用紙搬送バラツキ要因のうち予め定めた少なくとも一つを考慮した、前記給紙動作起動から前記用紙検出センサによる用紙先端検出後の用紙先端停止位置での前記給紙動作再起動までに要する時間のうち最長時間以上に設定された一定時間を採用する画像形成装置。
第1の画像形成装置によると、連続画像形成のために用紙供給部から順次用紙を供給する場合、1枚目の用紙からそうしてもよいが、遅くとも2枚目以降の各用紙は用紙検出センサに検出されると一端停止され、その後に再搬送される。このとき、用紙検出センサに早めに検出された用紙は再搬送開始までそれだけ長く待たされる一方、用紙検出センサに遅めに検出された用紙は、それだけ早めに再搬送開始される。そして、いずれの用紙についても、給紙ローラによる給紙動作の起動から給紙ローラによる給紙動作の再起動までの時間は一定時間とされる。従って、連続画像形成のために用紙供給部から順次用紙を供給する場合でも、2枚目以降の各用紙を、給紙ローラによる給紙動作起動から一定時間或いは略一定時間で安定的にレジストローラへ到達させることができる。
また、給紙ローラによる給紙動作の起動から給紙ローラによる給紙動作の再起動までの前記一定時間は用紙搬送に支障がない範囲でできるだけ短く設定することが可能であり、また、レジストローラへ用紙を搬送する用紙搬送速度をシステム速度(画像形成部で用紙に画像形成するときの用紙搬送速度、レジストローラによる用紙搬送速度に同じ)より高速化することも可能であるから、それらのうち少なくとも一つを採用することで、徒に時間ロスを招くことなく(従って画像生産性の低下を抑制して)、未だ停止しているレジストローラへ用紙を到達させることができる。
「前記給紙ローラによる給紙動作の起動から前記給紙ローラによる給紙動作の再起動までの時間として、用紙搬送バラツキ要因のうち予め定めた少なくとも一つを考慮した、前記給紙動作起動から前記用紙検出センサによる用紙先端検出後の用紙先端停止位置での前記給紙動作再起動までに要する時間のうち最長時間以上に設定された一定時間を採用する」について、さらに説明する。
先ず、「用紙搬送バラツキ要因」とは、給紙ローラにより給紙開始される直前の用紙供給部における用紙先端位置のバラツキ、用紙搬送に携わるローラにおける搬送スリップ、用紙搬送に携わるローラの外径公差、用紙搬送に携わるローラ表面の寿命劣化等の用紙搬送に影響を与え、用紙搬送のの正常、早い、遅いをもたらす要因である。
種々ある用紙搬送バラツキ要因のうちいずれを考慮すべきかは、例えば実験や経験等からして考慮すべきであると考えられるものを予め定めておいて、それを考慮すればよい。 いずれにしても、用紙搬送に大きく影響するものほど、考慮対象になるであろう。
さらに、前記給紙動作起動から前記用紙検出センサによる用紙先端検出後の用紙先端停止位置での前記給紙動作再起動までに要する時間をそれら用紙搬送バラツキ要因ごとに予め算出する、実測する等により求めておいて、その中から最長時間を選べばよい。
そして前記給紙ローラによる給紙動作の起動から前記給紙ローラによる給紙動作の再起動までの時間として該最長時間以上の一定時間を設定すればよい。
この一定時間は、レジストローラが用紙への画像形成のタイミングをとるために用紙搬送のための回転を開始する前にレジストローラに到達できる、できるだけ短い時間に設定することが可能であり、また、レジストローラへ用紙を搬送する用紙搬送速度をシステム速度より高速化することも可能であるから、それらのうち少なくとも一つを採用することで、用紙を、徒に時間ロスを招くことなく給紙ローラによる給紙動作起動から一定時間或いは略一定時間で安定的に未だ停止しているレジストローラへ到達させることができる。
これらのことは、後述する第2、第3の画像形成装置においても略同様でである。
前記制御部は、前記給紙ローラにより供給される用紙の先端が前記用紙検出センサで検出されたのちの該給紙ローラの給紙動作停止による該用紙先端の停止位置が、該用紙検出センサと前記レジストローラの間にあるように該給紙ローラによる給紙動作を制御する場合を例示できる。
(2)第2の画像形成装置
用紙を用紙供給部から給紙ローラにより画像形成部を通る画像形成パスに供給して該画像形成パスを通過させることで該用紙に画像形成することができ、前記給紙ローラにより供給される用紙を前記画像形成パスに送り込むに先立ち、停止しているレジストローラに該用紙を突き当て、その後該用紙に画像形成できるタイミングで該レジストローラの用紙搬送動作を起動して該用紙を該画像形成パスへ送り込む画像形成装置であり、
前記給紙ローラと前記レジストローラの間に配置された搬送ローラと、
前記給紙ローラと該搬送ローラの間に配置され、該給紙ローラで供給されてくる用紙の先端を検出するための用紙検出センサと、
前記給紙ローラの給紙動作を給紙ローラ駆動部を制御することで制御する制御部とを含んでおり、
前記制御部は、
連続画像形成のために前記用紙供給部から順次用紙を供給するにあたり、2枚目以降の各用紙について、
前記給紙ローラによる給紙動作の起動後、該給紙ローラにより送りだされる用紙の先端が前記用紙検出センサで検出されたのち該給紙ローラによる給紙動作を一旦停止させ、その後に前記給紙ローラによる給紙動作を再起動し、
前記給紙ローラによる給紙動作の起動から該給紙ローラによる給紙動作の再起動までの時間として、用紙搬送バラツキ要因のうち予め定めた少なくとも一つを考慮した、前記給紙動作起動から前記用紙検出センサによる用紙先端検出後の用紙先端停止位置での前記給紙動作再起動までに要する時間のうち最長時間以上に設定された一定時間を採用する画像形成装置。
第2の画像形成装置においても、連続画像形成のために用紙供給部から順次用紙を供給する場合でも、2枚目以降の各用紙を、給紙ローラによる給紙動作起動から一定時間或いは略一定時間で安定的に、且つ、徒に時間ロスを招くことなく、未だ停止しているレジストローラへ到達させることができ。
第2の画像形成装置において、前記制御部は、前記給紙ローラにより供給される用紙の先端が前記用紙検出センサで検出されたのちの該給紙ローラの給紙動作停止による該用紙先端の停止位置が、前記用紙検出センサと前記搬送ローラの間にあるように該給紙ローラによる給紙動作を制御する場合を例示できる。
前記給紙ローラ、前記搬送ローラ及び前記レジストローラのそれぞれの用紙搬送速度は、給紙ローラ搬送速度>搬送ローラ搬送速度、且つ、該搬送ローラ搬送速度=レジストローラ搬送速度に設定してもよい。
ここで、該搬送ローラ搬送速度=レジストローラ搬送速度には、搬送ローラ搬送速度とレジストローラ搬送速度とが実用上同じとみても差し支えない略同一の場合も含まれる。
前記制御部は前記搬送ローラの用紙搬送動作も搬送ローラ駆動部を制御することで制御する制御部であってもよく、その場合、該制御部は、用紙先端が前記搬送ローラに到達するまでに該搬送ローラによる用紙搬送動作を起動し、前記給紙ローラの給紙動作再起動後、用紙先端が該搬送ローラから予め定めた距離進んだところで該給紙ローラによる給紙動作及び該搬送ローラによる用紙搬送動作を停止させてもよい。
この場合、給紙ローラにより供給される用紙が用紙検出センサから搬送ローラ突入後、該搬送ローラを停止するまでの時間を自由に設定でき、それにより、給紙ローラ搬送速度>搬送ローラ搬送速度である場合でも、搬送ローラへ送り込まれてくる用紙の該搬送ローラでの用紙搬送速度差に起因する弛みを少なく抑制でき、過剰な弛み発生を抑制できる。
また、この場合、前記制御部は、前記給紙ローラの給紙動作再起動後、用紙先端が前記搬送ローラから予め定めた距離進んだところで該給紙ローラによる給紙動作及び該搬送ローラによる用紙搬送動作を停止させるにあたり、該給紙ローラによる給紙動作再起動後、該給紙ローラによる給紙動作及び該搬送ローラによる用紙搬送動作を停止させるまでの時間として、用紙搬送バラツキ要因のうち予め定めた少なくとも一つを考慮した、用紙先端が最も前記搬送ローラに遅れて到達する場合でも、該搬送ローラが用紙搬送可能となる最短時間に設定された時間を採用してもよい。
第2の画像形成装置は次ものでもよい。 前記給紙ローラ、前記搬送ローラ及び前記レジストローラに共通の駆動モータが設けられており、
前記給紙ローラの駆動部は、該共通の駆動モータと、該駆動モータによる前記給紙ローラの給紙動作起動、停止を切り換える第1電磁クラッチとを含んでおり、
前記搬送ローラの駆動部は、該共通の駆動モータと、該駆動モータによる前記搬送ローラの用紙搬送動作起動、停止を切り換える第2電磁クラッチとを含んでおり、
前記レジストローラの駆動部は、該共通の駆動モータと該駆動モータによる前記レジストローラの用紙搬送動作起動、停止を切り換える第3電磁クラッチとを含んでおり、
前記制御部は、前記第1電磁クラッチのオン、オフにより前記給紙ローラの給紙動作起動、停止を切り換え制御でき、前記第2電磁クラッチのオン、オフにより前記搬送ローラによる用紙搬送動作起動、停止を切り換え制御でき、前記第3電磁クラッチのオン、オフにより前記レジストローラによる用紙搬送動作起動、停止を切り換え制御できる画像形成装置。
(3)第3の画像形成装置。
用紙を用紙供給部から給紙ローラにより画像形成部を通る画像形成パスに供給して該画像形成パスを通過させることで該用紙に画像形成することができ、前記給紙ローラにより供給される用紙を前記画像形成パスに送り込むに先立ち、停止しているレジストローラに該用紙を突き当て、その後該用紙に画像形成できるタイミングで該レジストローラの用紙搬送動作を起動して該用紙を該画像形成パスへ送り込む画像形成装置であり、
前記給紙ローラと前記レジストローラの間に配置された第1搬送ローラと、
前記第1搬送ローラと前記給紙ローラの間に配置された第2搬送ローラと、
前記第1搬送ローラと前記第2搬送ローラの間に配置され、供給されてくる用紙の先端を検出するための第1用紙検出センサと、
前記第1用紙検出センサと前記第2搬送ローラの間に配置され、送られてくる用紙の先端を検出するための第2用紙検出センサと、
前記給紙ローラの給紙動作を給紙ローラ駆動部を制御することで制御するとともに前記第2搬送ローラの用紙搬送動作を第2搬送ローラ駆動部を制御することで制御する制御部とを含んでおり、
前記制御部は、
連続画像形成のために前記用紙供給部から順次用紙を供給するにあたり、2枚目以降のの用紙について、
前記給紙ローラによる給紙動作の起動後該給紙ローラにより送りだされるとともに前記第2搬送ローラの用紙搬送動作起動により送られる用紙の先端が前記第2用紙検出センサで検出されると、前記給紙ローラによる給紙動作を停止させ、該第2搬送ローラの用紙搬送動作を停止させ、その後に前記第2搬送ローラの用紙搬送動作を再起動し、前記給紙ローラによる給紙動作の起動から該第2搬送ローラの用紙搬送動作再起動までの時間として、用紙搬送バラツキ要因のうち予め定めた少なくとも一つを考慮した、前記給紙動作起動から前記第2用紙検出センサによる用紙先端検出後の用紙先端停止位置での前記第2搬送ローラの用紙搬送動作再起動までに要する時間のうち最長時間以上に設定された一定時間を採用する画像形成装置。
第3の画像形成装置においても、連続画像形成のために用紙供給部から順次用紙を供給する場合でも、2枚目以降の各用紙を、給紙ローラによる給紙動作起動から一定時間或いは略一定時間で安定的に、且つ、徒に時間ロスを招くことなく、未だ停止しているレジストローラへ到達させることができ。
第3の画像形成装置において、前記制御部は、前記給紙ローラにより供給される用紙の先端が前記第2用紙検出センサで検出されたのちの前記第2搬送ローラの用紙搬送動作の停止による該用紙先端の停止位置が、該第2用紙検出センサと前記第1用紙検出センサの間にあるように該第2搬送ローラによる用紙搬送動作を制御するものでもよい。
前記第2搬送ローラ駆動部は前記第2搬送ローラの用紙搬送速度を高速搬送速度とそれより低速の通速搬送速度の2段に切替え可能の駆動部であってもよく、前記給紙ローラ、前記第2搬送ローラ、前記第1搬送ローラ及び前記レジストローラのそれぞれの用紙搬送速度が、給紙ローラ搬送速度>第2搬送ローラの高速搬送速度>第2搬送ローラの通速搬送速度、且つ、第2搬送ローラの通速搬送速度=第1搬送ローラ搬送速度=レジストローラ搬送速度に設定されていてもよい。
この場合、第2搬送ローラの通速搬送速度=第1搬送ローラ搬送速度=レジストローラ搬送速度には、第2搬送ローラの通速搬送速度と第1搬送ローラ搬送速度、第2搬送ローラの通速搬送速度とレジストローラ搬送速度、第1搬送ローラ搬送速度とレジストローラ搬送速度が、それぞれ全く同一ではないが、実用上同じとみて差し支えない略同一の場合も含まれる。
また、前記第2搬送ローラ駆動部は前記第2搬送ローラの用紙搬送速度を高速搬送速度とそれより低速の通速搬送速度の2段に切替え可能の駆動部であり、給紙ローラ搬送速度>第2搬送ローラの高速搬送速度>第2搬送ローラの通速搬送速度、且つ、第2搬送ローラの通速搬送速度=第1搬送ローラ搬送速度=レジストローラ搬送速度に設定されている場合、前記制御部は、前記第2搬送ローラの用紙搬送速度を、前記第1用紙検出センサ上流の前記第2用紙検出センサの用紙検出による前記第2搬送ローラによる用紙搬送動作の停止前は高速搬送速度に設定し、前記第2搬送ローラによる用紙搬送動作の再起動後は通速搬送速度に設定するものでもよい。
また、前記第2搬送ローラ駆動部は前記第2搬送ローラの用紙搬送速度を高速搬送速度とそれより低速の通速搬送速度の2段に切替え可能の駆動部であり、給紙ローラ搬送速度>第2搬送ローラの高速搬送速度>第2搬送ローラの通速搬送速度、且つ、第2搬送ローラの通速搬送速度=第1搬送ローラ搬送速度=レジストローラ搬送速度に設定されている場合、前記制御部は、前記第2搬送ローラの用紙搬送速度を、前記第1用紙検出センサ上流の前記第2用紙検出センサの用紙検出による前記第2搬送ローラの用紙搬送動作の停止前は高速搬送速度に設定し、前記第2搬送ローラによる用紙搬送動作の再起動後は用紙先端が前記第1用紙検出センサにより検出されると該用紙先端が前記第1搬送ローラへ突入する前に高速搬送速度から通速搬送速度に切り換えるものでもよい。
また、第3の画像形成装置においては、前記第2搬送ローラ駆動部は前記第2搬送ローラの用紙搬送速度を複数段に切替え可能の駆動部であり、前記制御部は、搬送する用紙の搬送方向長さに応じて該第2搬送ローラの用紙搬送速度を変更設定できるものでもよい。
第3の画像形成装置において、前記第2搬送ローラ及び該第2搬送ローラ下流側の前記第2用紙検出センサは、これらを一組として、用紙搬送方向に複数段に設けられており、前記制御部による制御のもとに該複数段の組の1又は2以上を用いて前記画像形成パスへ用紙が供給されるものでもよい。
第3の画像形成装置は次のものでもよい。
前記第2搬送ローラ駆動部は、回転速度可変の駆動モータを含んでおり、
前記第1搬送ローラ及び前記レジストローラに共通の駆動モータが設けられており、
前記第1搬送ローラの駆動部は、該共通の駆動モータと、該駆動モータによる該第1搬送ローラの用紙搬送動作起動、停止を切り換える第1搬送ローラ用電磁クラッチとを含んでおり、
前記レジストローラの駆動部は、該共通の駆動モータと、該駆動モータによる該レジストローラの用紙搬送動作起動、停止を切り換えるレジストローラ用電磁クラッチとを含んでおり、
前記制御部は、前記第2搬送ローラ駆動部を制御することで前記第2搬送ローラの用紙搬送動作起動、停止を切替え制御できるとともに、該第2搬送ローラによる用紙搬送速度を変更することができ、
前記第1搬送ローラ用電磁クラッチのオン、オフにより前記第1搬送ローラの給紙動作起動、停止を切り換え制御でき、前記レジストローラ用電磁クラッチのオン、オフにより前記レジストローラによる用紙搬送動作起動、停止を切り換え制御できる画像形成装置。
以上説明したように本発明によると、用紙を用紙供給部から給紙ローラにより画像形成部を通る画像形成パスに供給して該画像形成パスを通過させることで該用紙に画像形成することができ、前記給紙ローラにより供給される用紙を前記画像形成パスに送り込むに先立ち、停止しているレジストローラに該用紙を突き当て、その後該用紙に画像形成できるタイミングで該レジストローラの用紙搬送動作を起動して該用紙を該画像形成パスへ送り込む画像形成装置であって、連続画像形成のために用紙供給部から順次用紙を供給する場合でも、2枚目以降の各用紙を、給紙ローラによる給紙動作起動から一定時間で安定的に、且つ、徒に時間ロスを招くことなく、未だ停止しているレジストローラへ到達させることができ、それだけ画像生産性の低下を抑制しつつ各用紙に良好に画像形成できる画像形成装置を提供することができる。
本発明に係る画像形成装置の1例の構成の概略を示す図である。 図1の画像形成装置の制御回路を概略的に示すブロック図である。 画像形成パスへの用紙供給制御の1例における関係各部の動作タイミングを示すタイミングチャートである。 画像形成パスへの用紙供給制御の他の例における関係各部の動作タイミングを示すタイミングチャートである。 画像形成パスへの用紙供給制御のさらに他の例における関係各部の動作タイミングを示すタイミングチャートである。 画像形成パスへの用紙供給制御のさらに他の例における関係各部の動作タイミングを示すタイミングチャートである。
図1に本発明に係る画像形成装置の1例であるタンデム型カラープンタを示す。
図1に示すプリンタ10は画像形成装置10の動作を制御する制御部Cont(図2も参照)も含んでいる。後述する画像形成装置各部の動作は制御部Contの指示のもとになされる。
プリンタ10は、画像形成部11、画像形成部下方の用紙供給部12、画像形成パス13を有している。画像形成部11は図示省略のベルト駆動部により回転駆動され駆動ローラd1と対向ローラd2に巻き掛けられて図中反時計方向αに回転駆動可能の中間転写ベルト111を含んでおり、該ベルトに沿ってベルト走行方向にイエロー画像形成ユニットY、マゼンタ画像形成ユニットM、シアン画像形成ユニットC及びブラック画像形成ユニットKがこの順序で配置されている。
各色担当の画像形成ユニットは、図示省略の画像読み取り装置からの画像情報や、図示省略の外部コンピュータや外部ファクシミリ機等から送信されてくる画像情報に基づいて、電子写真方式により感光体PC上に担当色画像に対応する静電潜像を形成し、該潜像を担当色トナーで現像してトナー像を形成し、これを図示省略の電源から1次転写バイアスが印加される1次転写ローラtrでベルト111上に1次転写することができる。
画像形成ユニットを用いて画像形成するにあたっては、四つの画像形成ユニットのうちいずれか一つを用いてモノクロトナー像を形成することもできるし、二つ以上の画像形成ユニットを用いてカラー画像を形成することもできる。二つ以上の画像形成ユニットを用いる場合には、それら画像形成ユニットで形成される各色トナー像はベルト111上で重ねられるタイミングでベルト111に1次転写される。
画像形成部11はさらに、中間転写ベルト111の回転方向においてブラック画像形成ユニットKの下流側で該ベルトに臨む2次転写ローラTR及びその上方に配置された定着装置112も含んでいる。
前記のようにベルト111上に1次転写されるトナー像は、図示省略の電源から2次転写バイアスが印加される2次転写ローラTRにより、画像形成パス13に沿って搬送されてくる用紙に2次転写される。
画像形成すべき用紙は次に説明する用紙供給部12から供給される、用紙供給部12から供給されてくる用紙は画像形成パス13の入口に位置するレジストローラ131に突き当てられて一旦停止され、画像形成部13において用紙の所定位置に画像形成が可能になるタイミングでレジストローラ131により画像形成パス13へ送り込まれる。
このようにして用紙に2次転写されたトナー像は、定着装置112により加熱加圧下に定着され、用紙とともに排出トレイTへ排出される。
画像形成部下方の用紙供給部12は、本例ではA4サイズの用紙を供給する供給部121、B5サイズの用紙を供給する供給部122、A3サイズの用紙を供給する供給部123、B4サイズの用紙を供給する供給部124及びオペレータが用紙を手差し供給するための供給部(手差しトレイ)125を含んでいる。
用紙供給部121、122、123、124、125の用紙は給紙ローラr1、r2、r3、r4、r5によりそれぞれ画像形成パス13入口のレジストローラ131へ送り出すことができる。ローラr1、r2、r3、r4、r5のそれぞれは給紙ローラ駆動部r1D、r2D、r3D、r4D、r5D(図2参照)により回転駆動可能である。レジストローラ131はレジストローラ駆動部131Dにより回転駆動可能である。これら給紙ローラ駆動部及びレジストローラ駆動部は制御部Contから制御することができる。
用紙供給部12には以上のほか、給紙ローラr2又は給紙ローラr5で送り出される用紙をレジストローラ131へ向け送る搬送ローラR1(以下、この搬送ローラを「縦搬送ローラR1」という)、給紙ローラr3で送り出される用紙を縦搬送ローラR1へ向け送る搬送ローラR2、給紙ローラr4で送り出される用紙を搬送ローラR2へ向け送る搬送ローラR3を含んでいる。
縦搬送ローラR1は縦搬送ローラ駆動部R1D(図2参照)により回転駆動可能であり、搬送ローラR2、R3はそれぞれに対して設けられたステッピングモータを含む駆動部R2D、R3Dにて回転数可変に回転駆動することができる(図2参照)。
これらローラ駆動部も制御部Contから制御される。
給紙ローラr1、r2及びr5の駆動部r1D、r2D及びr5D、レジストローラ131の駆動部131D及び縦搬送ローラR1の駆動部R1Dは、共通の駆動モータMを含んでいる。
給紙ローラr1、r2、r5の駆動部r1D、r2D、r5Dは、共通の駆動モータMと、給紙ローラr1、r2、r5による給紙動作起動、停止を切り換える電磁クラッチCL1、CL2、CL5をそれぞれ含んでいる(図2参照)。
給紙ローラr3、r4の駆動部r3D、r4Dはそれぞれステッピングモータを含む駆動部である。
レジストローラ131の駆動部131Dは、給紙ローラr1等と共通のモータMと、レジストローラ131による用紙搬送動作起動、停止を切り換える電磁クラッチCL131を含んでいる(図2参照)。
縦搬送ローラ駆動部R1Dは、共通のモータMと、縦搬送ローラR1による用紙搬送動作起動、停止を切り換える電磁クラッチCLR1を含んでいる(図2参照)。
これら各電磁クラッチは制御部Contによりオン、オフ制御される。
給紙ローラr1、r2、r5に対する各電磁クラッチは非通電のオフ状態では自由回転可能である。
用紙搬送方向においてレジストローラ131の上流側近傍にはレジストセンサSEが配置されている。
用紙供給部121の給紙ローラr1の下流側近傍には用紙検出センサS1(以下、「給紙センサS1」という。)が配置されている。
縦搬送ローラR1の上流側近傍には用紙検出センサS2(以下、「縦搬送センサS2」という。)が配置されており、搬送ローラ2、3のそれぞれの下流側近傍には用紙検出センサS3、S4(以下、「搬送センサS3、S4」という。)が配置されている。
これらセンサは制御部Contに接続されている。
制御部Contにはオペレータのための操作パネルPAも接続されている。操作パネルPAには、画像形成に用いる用紙のサイズを選択するキー、画像形成枚数を設定するテンキー、プリント開始を指示するプンリトキー、各種情報を表示するディスプレイ等が搭載されている。
次に用紙供給部12からの用紙供給について説明する。
図3のタイミングチャートは、操作パネルPAにおいて用紙サイズA4を選択し、用紙供給部121からA4サイズ用紙を複数枚順次供給して連続的に画像形成する場合の2枚目以降の用紙供給制御における関係各部の動作タイミングを示している。なお、1枚目の用紙供給から同様の用紙供給制御がなされても構わない。
まず、給紙ローラr1の用紙搬送速度は、レジストローラによる用紙搬送速度より、高速に設定されており、それとは限定されないが、ここではレジストローラ速度160mm/秒に対し、給紙ローラ速度は約倍の320mm/秒に設定されている。
以下の説明において(a)、(b)・・・の表示は図3における位置を示している。
連続給紙される用紙の2枚目以降、給紙ローラr1による給紙動作を給紙電磁クラッチCL1オンにて起動する(a)。それにより搬送される供給部121からの用紙の先端を、給紙ローラr1の下流に配置された給紙センサーS1で検出し(b)、該用紙先端検出から一定位置(c)で、給紙電磁クラッチCL1をオフし、給紙ローラr1による給紙動作を停止する。
その後、給紙ローラr1による給紙動作起動(a)から給紙動作を再起動(d)までの予め設定された一定時間(a−d間時間)経過後、給紙電磁クラッチCL1起動にて、給紙ローラr1による給紙動作起動を再開する。レジストセンサSEが用紙先端を検出後(e)、駆動停止しているレジストローラ131に用紙先端を突き当て(f)、レジストセンサSEによる用紙先端検出を基準として予め設定されたスキュー補正用たわみ量(f−g)を形成後、給紙電磁クラッチCL1をオフして(g)、給紙動作を停止する。
その後、略同時に、給紙電磁クラッチCL1及びレジスト電磁クラッチCL131を起動して(h)、給紙ローラr1及びレジストローラ131による用紙搬送動作を起動し、さらにその後、用紙が10mm程度(h−i)進むと、給紙ローラr1による用紙搬送動作を停止し(i)、レジストローラ131で用紙を画像形成パス13へ搬送する。
次に図4のタイミングチャートを参照して用紙供給制御の他の例について説明する。
図4は、操作パネルPAにおいて用紙サイズB5を選択し、用紙供給部122からB5サイズ用紙を複数枚順次供給して連続的に画像形成する場合、或いは手差しトレイ125にユーザ所望サイズの用紙を複数枚搭載して連続的に画像形成する場合において、2枚目以降の用紙供給制御における関係各部の動作タイミングを示している。なお、1枚目の用紙供給から同様の用紙供給制御がなされても構わない。
給紙ローラr2(又はr5)の用紙搬送速度をV1、縦搬送ローラR1による用紙搬送速度をV2、レジストローラ131による用紙搬送速度をV3とすると、V1>V2、V2=V3の関係に設定されている。V2=V3にはV2とV3が実用上同速度とみて差し支えない略同速度である場合も含まれる。
それとは限定されないが、ここでは、給紙ローラr1(r5)による給紙速度V1=320mm/秒、縦搬送ローラR1による搬送速度V2及びレジストローラ131による用紙搬送速度V3はそれぞれ160mm/秒に設定されている。
以下の説明において(a)、(b)・・・の表示は図4における位置を示している。
連続給紙される用紙の2枚目以降、給紙ローラr2(又はr5)による給紙動作を給紙電磁クラッチCL2(又はCL5)のオンにて起動し(a)、給紙ローラr2(又はr5)にて搬送された用紙先端を縦搬送ローラR1の上流に配置された縦搬送センサS2で検出し(b)、縦搬送ローラR1と縦搬送センサS2間に、センサS2による検出から一定の位置で給紙電磁クラッチCL2(又はCL5)をオフして給紙ローラによる給紙動作を停止する(c)。
その後、給紙起動(a)から再起動するまでの予め設定された一定時間(a−d)が経過すると、給紙電磁クラッチCL2(又はCL5)を再起動するとともに縦搬送電磁クラッチCLR1を起動して給紙ローラr2(又はr5)及び縦搬送ローラR1による用紙搬送動作を起動し、用紙搬送を再開する。
その後、用紙先端が、縦搬送ローラR1から6.5mm(e−f)過ぎたところで、給紙電磁クラッチCL2(又はCL5)をオフして、給紙ローラによる給紙動作を停止する(f)。
その後の用紙搬送は縦搬送ローラR1で行われ、レジストセンサSEが用紙先端を検出後(g)、停止しているレジストローラ131に用紙先端を突き当て(h)、レジストセンサSEによる用紙先端検出を基準として予め設定されたスキュー補正用たわみ量(h−i)を形成し、次いで、縦搬送電磁クラッチCLR1をオフして(i)、用紙搬送を停止する。その後、略同時に、縦搬送電磁クラッチCLR1及びレジスト電磁クラッチCL131を起動し、用紙を搬送する。
次に図5のタイミングチャートを参照して用紙供給制御のさらに他の例について説明する。
図5は、操作パネルPAにおいて用紙サイズA3を選択し、用紙供給部123からA3サイズ用紙を複数枚順次供給して連続的に画像形成する場合において、2枚目以降の用紙供給制御における関係各部の動作タイミングを示している。なお、1枚目の用紙供給から同様の用紙供給制御がなされても構わない。
給紙ローラr3の用紙搬送速度をV1、搬送ローラR2による高速用紙搬送速度をV2、搬送ローラR2による通速用紙搬送速度をV3、縦搬送ローラR1による用紙搬送速度をV4、レジストローラ131による用紙搬送速度をV5とすると、V1>V2>V3、V3=V4=V5の関係に設定されている。V3=V4=V5にはV3、V4、V5が実用上同速度みても差し支えない略同速度の場合も含まれる。
それとは限定されないが、ここでは、給紙ローラr3による給紙速度V1=320mm/秒、搬送ローラR2による高速搬送速度V2=320mm/秒、搬送ローラR2による通速搬送速度V3=縦搬送ローラR1による搬送速度V4=レジストローラ131による搬送速度V5=160mm/秒に設定されている。
以下の説明において(a)、(b)・・・の表示は図5における位置を示している。
連続給紙される用紙の2枚目以降、給紙ローラr3による給紙動作を駆動部r3Dのモータ起動にて起動する(a)。このとき、搬送ローラR2はその駆動部R2Dのステッピングモータの事前の起動にて既に回転しているので、用紙を搬送ローラR2へ渡す(b)。
用紙先端が搬送ローラR2を通過後、搬送センサS3が用紙先端を検出すると、給紙ローラr3の駆動部r3Dオフしてローラr3による給紙動作を停止させる(c)。
その後は、搬送ローラR2によりひき続き用紙を搬送し、用紙先端が搬送センサS3に検出されてから用紙が一定距離(c−d)進むと、搬送ローラR2を停止させ(d)、用紙搬送を停止させる。
その後、給紙起動から用紙搬送動作再起動までの予め設定された一定時間(a−e)が経過すると、搬送ローラR2による用紙搬送動作を再起動し(e)、用紙搬送を再開する。なお、本例では、この時点で、縦搬送ローラR1用の縦搬送電磁クラッチCLR1を起動し、縦搬送ローラR1を駆動開始する。
その後、縦搬送センサS2が用紙先端を検出すると、搬送ローラR2の減速を行い、用紙の縦搬送ローラR1(g)突入前に、搬送ローラR2の用紙搬送速度を通速搬送速度とし(f)、搬送ローラR1を減速しないとすれば用紙の縦搬送ローラR1突入後の搬送ローラR2の高速搬送速度と縦搬送ローラR1の搬送速度で発生する速度差による過剰用紙弛みを防ぐ。
その後レジストセンサSEが用紙先端を検出してから(i)、用紙を停止しているレジストローラ131に突き当て(j)、レジストセンサSEによる用紙先端検出を基準として予め設定されたスキュー補正用たわみ量(j−k)を形成し、次いで、略同時に搬送ローラR2、縦搬送ローラR1及びレジストローラ131による用紙搬送動作を起動する。
次に図6のタイミングチャートを参照して用紙供給制御のさらに他の例について説明する。
図6は、操作パネルPAにおいて用紙サイズB4を選択し、用紙供給部124からB4サイズ用紙を複数枚順次供給して連続的に画像形成する場合において、2枚目以降の用紙供給制御における関係各部の動作タイミングを示している。なお、1枚目の用紙供給から同様の用紙供給制御がなされても構わない。
給紙ローラr4の用紙搬送速度をV1、搬送ローラR2、R3の高速用紙搬送速度をV2、搬送ローラR2、R3の通速用紙搬送速度をV3、縦搬送ローラR1による用紙搬送速度をV4、レジストローラ131による用紙搬送速度をV5とすると、V1>V2>V3、V3=V4=V5の関係に設定されている。V3=V4=V5にはV3、V4、V5が実用上同速度とみて差し支えない略同速度である場合も含まれる。
それとは限定されないが、ここでは、給紙ローラr4による給紙速度V1=320mm/秒、搬送ローラR2、R3の高速用紙搬送速度をV2=320mm/秒、搬送ローラR2、R3の通速用紙搬送速度をV3=縦搬送ローラR1による用紙搬送速度をV4=レジストローラ131による用紙搬送速度をV5=160mm/秒に設定されている。
以下の説明において(a)、(b)・・・の表示は図6における位置を示している。
連続給紙される用紙の2枚目以降、給紙ローラr4による給紙動作を駆動部r4Dのモータ起動にて起動する(a)。本例では、このとき、搬送ローラR3、R2はその駆動部R3D、R2Dのステッピングモータの事前の起動にて既に回転しているので、用紙を搬送ローラR3へ渡す(b)。
用紙先端が搬送ローラR3を通過後、搬送センサS4が用紙先端を検出すると(c)、給紙ローラr4の駆動部r4Dオフしてローラr4による給紙動作を停止させる。
さらにその後、搬送ローラR3、R2による用紙搬送にて用紙が搬送ローラR2を通過し、搬送センサS3が用紙先端を検出してから(e)、用紙が一定距離(e−f)進むと、搬送ローラR3、R2を停止させ(f)、用紙搬送を停止させる。
その後、給紙起動から用紙搬送動作再起動までの予め設定された一定時間(a−g)が経過すると、略同時に搬送ローラR2、R3用紙搬送動作を起動し(g)、用紙搬送を再開する。なお、本例では、この時点で、縦搬送ローラR1用の縦搬送電磁クラッチCLR1を起動し、縦搬送ローラR1を駆動開始する。
その後の縦搬送センサS2による用紙先端検出にて(h)、搬送ローラR2、R3を減速し、用紙の縦搬送ローラR1(i)突入前に、搬送ローラR2、R3の用紙搬送速度を通速搬送速度とし(h)、搬送ローラR2、R3を減速しないとすれば用紙の縦搬送ローラR1突入後の搬送ローラR2、R3の高速搬送速度と縦搬送ローラR1の搬送速度で発生する速度差による過剰用紙弛みを防ぐ。
その後レジストセンサSEが用紙先端を検出してから(k)、停止しているレジストローラ131に用紙を突き当て(l)、レジストセンサSEによる用紙先端検出を基準として予め設定されたスキュー補正用たわみ量(l−m)を形成し、次いで、略同時に搬送ローラR2、R3、縦搬送ローラR1及びレジストローラ131による用紙搬送動作を起動する。
以上説明した用紙供給制御例において、給紙ローラによる給紙動作起動から用紙搬送動作再起動〔図3では(a−d)、図4では(a−d)、図5では(a−e)、図6では(a−g)〕までの時間を、用紙搬送バラツキ要因を考慮した、給紙起動から用紙搬送再起動までに要する最長時間以上の一定時間(しかし、実験等に基づき、用紙搬送に支障のない、徒に長くなりすぎない一定時間)に設定してある。
用紙搬送バラツキ要因として、それには限定されないが、ここでは、実験等から、給紙ローラにより給紙開始される直前の用紙供給部における用紙の先端位置のバラツキを20mm、給紙ローラのスリップ率を5%、寿命劣化による給紙ローラ径を外径20mmから外径19mmに変動するとして、且つ、用紙搬送バラツキ要因としてこれらを考慮し、前記最長時間を予め算出し、それに基づき前記給紙起動から用紙搬送再起動までの一定時間を定めている。
このように、給紙バラツキ要因があっても、給紙起動から再起動するまでの時間を、バラツキの最長時間を考慮し−定としたことで、用紙先端が、給紙起動からレジストローラに到達までの時間を一定とすることができ、また、給紙速度を、システム速度より、高速化することで、給紙速度の設定値により、用紙間隔を自由に設定できる。
これらにより、連続画像形成のために用紙供給部から順次用紙を供給する場合でも、2枚目以降の各用紙を、給紙ローラによる給紙動作起動から一定時間で安定的に、且つ、徒に時間ロスを招くことなく、レジストローラへ到達させることができ、それだけ良好に画像形成できる。
図1を参照して説明した画像形成装置はタンデム型カラープリンタであったが、本発明は所謂4サイル型等の他のタイプのカラー画像形成装置にも、また、モノクロ画像形成装置にも適用できる。また、本発明は、プリンタだけでなく、複写機、ファクシミリ機、複合機等に適用できる。
そこで本発明は、用紙を用紙供給部から給紙ローラにより画像形成部を通る画像形成パスに供給して該画像形成パスを通過させることで該用紙に画像形成することができ、前記給紙ローラにより供給される用紙を前記画像形成パスに送り込むに先立ち、停止しているレジストローラに該用紙を突き当て、その後該用紙に画像形成できるタイミングで該レジストローラの用紙搬送動作を起動して該用紙を該画像形成パスへ送り込む画像形成装置であって、連続画像形成のために用紙供給部から順次用紙を供給する場合でも、2枚目以降の各用紙を、給紙ローラによる給紙動作起動から一定時間で安定的に、且つ、徒に時間ロスを招くことなく、レジストローラへ到達させることができる画像形成装置を提供することに利用できる。
10 画像形成装置(プリンタ)
11 画像形成部
12 用紙供給部
131 レジストローラ
131D レジストローラ駆動部
CL131 レジストローラ用電磁クラッチ
121 A4サイズ用紙供給部
r1 給紙ローラ
r1D 給紙ローラr1の駆動部
CL1 給紙ローラr1用電磁クラッチ
M 給紙ローラr1、r2等に共通の駆動モータ
122 B5サイズ用紙供給部
r2 給紙ローラ
r2D 給紙ローラr2の駆動部
CL2 給紙ローラr2用電磁クラッチ
123 A3サイズ用紙供給部
r3 給紙ローラ
r3D 給紙ローラr3の駆動部
124 B4サイズ用紙供給部
r4 給紙ローラ
r4D 給紙ローラr4の駆動部
125 手差し用紙供給部
r5 給紙ローラ
r5D 給紙ローラr5の駆動部
CL5 給紙ローラr5用電磁クラッチ
R1 搬送ローラ(縦搬送ローラ)
R1D 縦搬送ローラ駆動部
CLR1 縦搬送ローラ用電磁クラッチ
R2、R3 搬送ローラ
R2D、R3D 搬送ローラ駆動部
SE レジストセンサ
S1 用紙検出センサ(給紙センサ)
S2 用紙検出センサ(縦搬送センサ)
S3、S4 用紙検出センサ(搬送センサ)

Claims (17)

  1. 用紙を用紙供給部から給紙ローラにより画像形成部を通る画像形成パスに供給して該画像形成パスを通過させることで該用紙に画像形成することができ、前記給紙ローラにより供給される用紙を前記画像形成パスに送り込むに先立ち、停止しているレジストローラに該用紙を突き当て、その後該用紙に画像形成できるタイミングで該レジストローラの用紙搬送動作を起動して該用紙を該画像形成パスへ送り込む画像形成装置であり、
    前記給紙ローラと前記レジストローラの間に配置され、該給紙ローラで供給されてくる用紙の先端を検出するための用紙検出センサと、
    前記給紙ローラの給紙動作を給紙ローラ駆動部を制御することで制御する制御部とを含んでおり、
    前記制御部は、
    連続画像形成のために前記用紙供給部から順次用紙を供給するにあたり、2枚目以降の各用紙について、
    前記給紙ローラによる給紙動作の起動後、該給紙ローラにより送りだされる用紙の先端が前記用紙検出センサで検出されたのち該給紙ローラによる給紙動作を一旦停止させ、その後に前記給紙ローラによる給紙動作を再起動し、
    前記給紙ローラによる給紙動作の起動から前記給紙ローラによる給紙動作の再起動までの時間として、用紙搬送バラツキ要因のうち予め定めた少なくとも一つを考慮した、前記給紙動作起動から前記用紙検出センサによる用紙先端検出後の用紙先端停止位置での前記給紙動作再起動までに要する時間のうち最長時間以上に設定された一定時間を採用することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、前記給紙ローラにより供給される用紙の先端が前記用紙検出センサで検出されたのちの該給紙ローラの給紙動作停止による該用紙先端の停止位置が、該用紙検出センサと前記レジストローラの間にあるように該給紙ローラによる給紙動作を制御することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記給紙ローラの用紙搬送速度は前記レジストローラの用紙搬送速度より高速に設定されていることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 用紙を用紙供給部から給紙ローラにより画像形成部を通る画像形成パスに供給して該画像形成パスを通過させることで該用紙に画像形成することができ、前記給紙ローラにより供給される用紙を前記画像形成パスに送り込むに先立ち、停止しているレジストローラに該用紙を突き当て、その後該用紙に画像形成できるタイミングで該レジストローラの用紙搬送動作を起動して該用紙を該画像形成パスへ送り込む画像形成装置であり、
    前記給紙ローラと前記レジストローラの間に配置された搬送ローラと、
    前記給紙ローラと該搬送ローラの間に配置され、該給紙ローラで供給されてくる用紙の先端を検出するための用紙検出センサと、
    前記給紙ローラの給紙動作を給紙ローラ駆動部を制御することで制御する制御部とを含んでおり、
    前記制御部は、
    連続画像形成のために前記用紙供給部から順次用紙を供給するにあたり、2枚目以降の各用紙について、
    前記給紙ローラによる給紙動作の起動後、該給紙ローラにより送りだされる用紙の先端が前記用紙検出センサで検出されたのち該給紙ローラによる給紙動作を一旦停止させ、その後に前記給紙ローラによる給紙動作を再起動し、
    前記給紙ローラによる給紙動作の起動から該給紙ローラによる給紙動作の再起動までの時間として、用紙搬送バラツキ要因のうち予め定めた少なくとも一つを考慮した、前記給紙動作起動から前記用紙検出センサによる用紙先端検出後の用紙先端停止位置での前記給紙動作再起動までに要する時間のうち最長時間以上に設定された一定時間を採用することを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記給紙ローラにより供給される用紙の先端が前記用紙検出センサで検出されたのちの該給紙ローラの給紙動作停止による該用紙先端の停止位置が、前記用紙検出センサと前記搬送ローラの間にあるように該給紙ローラによる給紙動作を制御することを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
  6. 前記給紙ローラ、前記搬送ローラ及び前記レジストローラのそれぞれの用紙搬送速度が、給紙ローラ搬送速度>搬送ローラ搬送速度、且つ、該搬送ローラ搬送速度=レジストローラ搬送速度に設定されている請求項4又は5記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は前記搬送ローラの用紙搬送動作も搬送ローラ駆動部を制御することで制御する制御部であり、該制御部は、用紙先端が前記搬送ローラに到達するまでに該搬送ローラによる用紙搬送動作を起動し、前記給紙ローラの給紙動作再起動後、用紙先端が該搬送ローラから予め定めた距離進んだところで該給紙ローラによる給紙動作を停止させる請求項4、5又は6記載の画像形成装置。
  8. 前記制御部は、前記給紙ローラの給紙動作再起動後、用紙先端が前記搬送ローラから予め定めた距離進んだところで該給紙ローラによる給紙動作を停止させるにあたり、該給紙ローラによる給紙動作再起動後、該給紙ローラによる給紙動作を停止させるまでの時間として、用紙搬送バラツキ要因のうち予め定めた少なくとも一つを考慮した、用紙先端が最も前記搬送ローラに遅れて到達する場合でも、該搬送ローラが用紙搬送可能となる最短時間に設定された時間を採用する請求項7記載の画像形成装置。
  9. 用紙を用紙供給部から給紙ローラにより画像形成部を通る画像形成パスに供給して該画像形成パスを通過させることで該用紙に画像形成することができ、前記給紙ローラにより供給される用紙を前記画像形成パスに送り込むに先立ち、停止しているレジストローラに該用紙を突き当て、その後該用紙に画像形成できるタイミングで該レジストローラの用紙搬送動作を起動して該用紙を該画像形成パスへ送り込む画像形成装置であり、
    前記給紙ローラと前記レジストローラの間に配置された第1搬送ローラと、
    前記第1搬送ローラと前記給紙ローラの間に配置された第2搬送ローラと、
    前記第1搬送ローラと前記第2搬送ローラの間に配置され、供給されてくる用紙の先端を検出するための第1用紙検出センサと、
    前記第1用紙検出センサと前記第2搬送ローラの間に配置され、送られてくる用紙の先端を検出するための第2用紙検出センサと、
    前記給紙ローラの給紙動作を給紙ローラ駆動部を制御することで制御するとともに前記第2搬送ローラの用紙搬送動作を第2搬送ローラ駆動部を制御することで制御する制御部とを含んでおり、
    前記制御部は、
    連続画像形成のために前記用紙供給部から順次用紙を供給するにあたり、2枚目以降のの用紙について、
    前記給紙ローラによる給紙動作の起動後該給紙ローラにより送りだされるとともに前記第2搬送ローラの用紙搬送動作起動により送られる用紙の先端が前記第2用紙検出センサで検出されると、前記給紙ローラによる給紙動作を停止させ、該第2搬送ローラの用紙搬送動作を停止させ、その後に前記第2搬送ローラの用紙搬送動作を再起動し、前記給紙ローラによる給紙動作の起動から該第2搬送ローラの用紙搬送動作再起動までの時間として、用紙搬送バラツキ要因のうち予め定めた少なくとも一つを考慮した、前記給紙動作起動から前記第2用紙検出センサによる用紙先端検出後の用紙先端停止位置での前記第2搬送ローラの用紙搬送動作再起動までに要する時間のうち最長時間以上に設定された一定時間を採用することを特徴とする画像形成装置。
  10. 前記制御部は、前記給紙ローラにより供給される用紙の先端が前記第2用紙検出センサで検出されたのちの前記第2搬送ローラの用紙搬送動作の停止による該用紙先端の停止位置が、前記第2用紙検出センサと前記第1用紙検出センサの間にあるように前記第2搬送ローラによる用紙搬送動作を制御する請求項9記載の画像形成装置。
  11. 前記第2搬送ローラ駆動部は前記第2搬送ローラの用紙搬送速度を高速搬送速度とそれより低速の通速搬送速度の2段に切替え可能の駆動部であり、前記給紙ローラ、前記第2搬送ローラ、前記第1搬送ローラ及び前記レジストローラのそれぞれの用紙搬送速度が、給紙ローラ搬送速度>第2搬送ローラの高速搬送速度>第2搬送ローラの通速搬送速度、且つ、第2搬送ローラの通速搬送速度=第1搬送ローラ搬送速度=レジストローラ搬送速度に設定されている請求項9又は10記載の画像形成装置。
  12. 前記制御部は、前記第2搬送ローラの用紙搬送速度を、前記第1用紙検出センサ上流の前記第2用紙検出センサの用紙検出による前記第2搬送ローラによる用紙搬送動作の停止前は高速搬送速度に設定し、前記第2搬送ローラによる用紙搬送動作の再起動後は通速搬送速度に設定する請求項11記載の画像形成装置。
  13. 前記制御部は、前記第2搬送ローラの用紙搬送速度を、前記第1用紙検出センサ上流の前記第2用紙検出センサの用紙検出による前記第2搬送ローラの用紙搬送動作の停止前は高速搬送速度に設定し、前記第2搬送ローラによる用紙搬送動作の再起動後は用紙先端が前記第1用紙検出センサにより検出されると該用紙先端が前記第1搬送ローラへ突入する前に高速搬送速度から通速搬送速度に切り換える請求項11記載の画像形成装置。
  14. 前記第2搬送ローラ駆動部は前記第2搬送ローラの用紙搬送速度を複数段に切替え可能の駆動部であり、前記制御部は、搬送する用紙の搬送方向長さに応じて該第2搬送ローラの用紙搬送速度を変更設定できる請求項9又は10記載の画像形成装置。
  15. 前記第2搬送ローラ及び該第2搬送ローラ下流側の前記第2用紙検出センサは、これらを一組として、用紙搬送方向に複数段に設けられており、前記制御部による制御のもとに該複数段の組の1又は2以上を用いて前記画像形成パスへ用紙が供給される請求項9から14のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  16. 前記給紙ローラ、前記搬送ローラ及び前記レジストローラに共通の駆動モータが設けられており、
    前記給紙ローラの駆動部は、該共通の駆動モータと、該駆動モータによる前記給紙ローラの給紙動作起動、停止を切り換える第1電磁クラッチとを含んでおり、
    前記搬送ローラの駆動部は、該共通の駆動モータと、該駆動モータによる前記搬送ローラの用紙搬送動作起動、停止を切り換える第2電磁クラッチとを含んでおり、
    前記レジストローラの駆動部は、該共通の駆動モータと該駆動モータによる前記レジストローラの用紙搬送動作起動、停止を切り換える第3電磁クラッチとを含んでおり、
    前記制御部は、前記第1電磁クラッチのオン、オフにより前記給紙ローラの給紙動作起動、停止を切り換え制御でき、前記第2電磁クラッチのオン、オフにより前記搬送ローラによる用紙搬送動作起動、停止を切り換え制御でき、前記第3電磁クラッチのオン、オフにより前記レジストローラによる用紙搬送動作起動、停止を切り換え制御できる請求項4から8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  17. 前記第2搬送ローラ駆動部は、回転速度可変の駆動モータを含んでおり、
    前記第1搬送ローラ及び前記レジストローラに共通の駆動モータが設けられており、
    前記第1搬送ローラの駆動部は、該共通の駆動モータと、該駆動モータによる該第1搬送ローラの用紙搬送動作起動、停止を切り換える第1搬送ローラ用電磁クラッチとを含んでおり、
    前記レジストローラの駆動部は、該共通の駆動モータと、該駆動モータによる該レジストローラの用紙搬送動作起動、停止を切り換えるレジストローラ用電磁クラッチとを含んでおり、
    前記制御部は、前記第2搬送ローラ駆動部を制御することで該第2搬送ローラの用紙搬送動作起動、停止を切替え制御できるとともに、該第2搬送ローラによる用紙搬送速度を変更することができ、
    前記第1搬送ローラ用電磁クラッチのオン、オフにより前記第1搬送ローラの給紙動作起動、停止を切り換え制御でき、前記レジストローラ用電磁クラッチのオン、オフにより前記レジストローラによる用紙搬送動作起動、停止を切り換え制御できる請求項9から15のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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