JP2011227160A - 画像表示装置及び画像表示システム - Google Patents

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Abstract

【課題】通行人の意識(衆目)が画像表示パネルの画面に表示されている画像に向けられ易い画像表示装置、及び該画像表示装置を具えた画像表示システムを提供する。
【解決手段】本発明に係る画像表示装置は、画像表示パネル1と、該画像表示パネル1を、その画面に対して略垂直に設定された軸11回りに回転させる回転駆動機構2とを具える。該回転駆動機構2は、支持部3と、駆動部4とから構成されている。ここで、支持部3は、一定の位置に、画像表示パネル1を、その画面に対して略垂直に設定された軸11回りの回転が可能となる様に支持するものである。一方、駆動部4は、画像表示パネル1を軸11回りに駆動させるものである。本発明に係る画像表示システムは、上記画像表示装置を用いて構成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、デジタルサイネージ(電子看板)として利用可能な画像表示装置、及び該画像表示装置を具えた画像表示システムに関する。
この種の画像表示装置は、液晶表示パネル等の画像表示パネルを具え、該画像表示パネルを縦向き又は横向きの姿勢に固定した状態で、商業用施設や道路等の一定の位置に設置されている。画像表示装置をデジタルサイネージとして利用することにより、画像表示パネルの画面に広告を表示することが可能となり、更には、スライド形式での広告の表示や、動画を用いた宣伝が可能となる。これにより、従来の広告や宣伝用ポスターよりも、通行人の意識(衆目)が広告や宣伝に向けられ易くなることが期待されていた。
実開昭59−104673号公報 特開2009−206982号公報
しかしながら、画像表示パネルの画面に広告や宣伝を表示した場合でも、従来の広告や宣伝用ポスターと同様、通行人の意識(衆目)が広告や宣伝に向けられ難いことが分かってきた。
通行人の意識(衆目)を画像表示パネルの画面に表示されている広告や宣伝に向けるべく、上記画像表示装置において画像表示パネル自体を動作させてその姿勢を変えることにより、通行人の意識(衆目)を先ず画像表示パネルの動きに向けることが考えられる。
しかしながら、従来は、デジタルサイネージとして利用する目的とは別の目的で画像表示パネルの姿勢変更を可能にした画像表示装置(特許文献1及び2参照)、例えば視聴者が視聴するときのその姿勢に応じて画像表示パネルの姿勢を変更することが可能な画像表示装置が提案されているに過ぎない。又、従来の画像表示装置は、画像表示パネルの姿勢変更が可能であったとしても、姿勢変更をユーザが手動で行う必要があった。このため、従来の画像表示装置をそのままデジタルサイネージとして利用したとしても、通行人の意識(衆目)が画像表示パネルに向けられるとは考え難い。
そこで本発明の目的は、通行人の意識(衆目)が画像表示パネルの画面に表示されている画像に向けられ易い画像表示装置、及び該画像表示装置を具えた画像表示システムを提供することである。
本発明に係る画像表示装置は、画像表示パネルと、該画像表示パネルを、その画面に対して略垂直に設定された軸回りに回転させる回転駆動機構とを具える。
上記画像表示装置においては、回転駆動機構が画像表示パネルを回転させる駆動動作を何らかの制御手段によって制御することにより、画像表示パネルにおいて、様々な回転動作を実現することが出来る。従って、上記画像表示装置を商業用施設や道路に設置し、画像表示パネルを、該画像表示パネルの画面に表示される画像の向きや内容等に応じて回転させることにより、通行人の意識(衆目)が画像表示パネルの動きに向けられ、その結果、通行人の意識(衆目)が画像表示パネルの画面に表示されている画像にも向けられ易くなる。
上記画像表示装置の具体的構成において、前記回転駆動機構は、支持部と、駆動部とから構成されている。ここで、支持部は、一定の位置に、前記画像表示パネルを、その画面に対して略垂直に設定された軸回りの回転が可能となる様に支持するものである。一方、駆動部は、前記画像表示パネルを前記軸回りに駆動させるものである。
上記画像表示装置のより具体的な構成において、前記回転駆動機構の支持部は、環状に延びていて前記一定の位置に固定されるべきレールと、前記画像表示パネルに設置されていて、前記レールの円心に対して互いに反対側の位置を該レールに沿って転動可能な一対のローラとから構成されている。一方、前記回転駆動機構の駆動部は、前記一対のローラを同じ方向に回転させて各ローラを前記レールに沿って転動させることにより、前記画像表示パネルを前記軸回りに駆動させるものである。
更に具体的な構成において、前記一対のローラは、レールの内面に沿って転動可能に配置され、該一対のローラに対して外向きのテンションが加えられている。これにより、一対のローラがレールに係合し、その結果、画像表示パネルは、一対のローラとレールを介して一定の位置に回転可能に支持されることになる。従って、一定の位置からの画像表示パネルの脱落が防止されることになる。そして、一対のローラを同じ方向に回転させて各ローラをレールに沿って転動させることにより、画像表示パネルは、前記軸回りに回転することになる。
上記画像表示装置の他の具体的構成において、前記回転駆動機構の支持部は、前記画像表示パネルを一定の位置に回転可能に連結する回転軸により構成される一方、前記回転駆動機構の駆動部は、環状に延びていて前記一定の位置に固定されるべきレールと、前記画像表示パネルに設置されていて前記レールに沿って転動可能な駆動ローラとから構成されている。
上記具体的構成によれば、回転軸により画像表示パネルが一定の位置に回転可能に支持されることになる。従って、一定の位置からの画像表示パネルの脱落が防止されることになる。そして、駆動ローラがレールに沿って転動することにより、画像表示パネルは、回転軸回りに回転することになる。
上記画像表示装置の更なる他の具体的構成において、該画像表示装置は、前記回転駆動機構が画像表示パネルを回転させる駆動動作を、前記画像表示パネルの表示動作に応じて制御する動作制御手段を更に具える。
上記具体的構成によれば、画像表示パネルの画面に表示される画像の向きや内容等に応じて、画像表示パネルを様々な姿勢に変更し、又、画像表示パネルを回転させることが出来る。従って、上記画像表示装置を商業用施設や道路等の一定の位置に設置することにより、通行人の意識(衆目)が画像表示パネルの動きに向けられ、その結果、通行人の意識(衆目)が画像表示パネルの画面に表示されている画像にも向けられ易くなる。
上記画像表示装置の更なる他の具体的構成において、該画像表示装置は、前記画像表示パネルの回転姿勢に応じて変化する姿勢情報を取得する取得手段と、該取得手段により取得される姿勢情報に基づいて、前記画像表示パネルの表示動作を制御する表示制御手段とを更に具える。
上記具体的構成によれば、画像表示パネルの画面に、該画像表示パネルの回転姿勢の変化に応じて様々な画像を表示させることが出来る。従って、上記画像表示装置を商業用施設や道路等の一定の位置に設置することにより、通行人の意識(衆目)が画像表示パネルの動きに向けられ、その結果、通行人の意識(衆目)が画像表示パネルの画面に表示されている画像にも向けられ易くなる。
本発明に係る画像表示システムは、複数の上記画像表示装置と、該複数の画像表示装置において回転駆動機構が画像表示パネルを回転させる駆動動作を、互いに関連付けて制御する動作制御手段とを具える。
上記画像表示システムによれば、複数の画像表示装置の画像表示パネルの回転動作を互いに関連付けることが出来、これにより、複数の画像表示パネルを用いて有機的な動作を実現することが出来る。
本発明に係る画像表示装置及び画像表示システムによれば、通行人の意識(衆目)が画像表示パネルの画面に表示されている画像に向けられ易い。
図1は、本発明の一実施形態に係る画像表示装置を示す前面図である。 図2は、該画像表示装置の背面図である。 図3は、図1に示されるA−A線に沿う断面図である。 図4は、上記画像表示装置の構成を示すブロック図である。 図5は、上記画像表示装置の第1変形例について、図1に示されるA−A線と同じ線に沿う断面図である。 図6は、上記画像表示装置の第2変形例について、図1に示されるA−A線と同じ線に沿う断面図である。 図7は、上記画像表示装置の第3変形例について、図1に示されるA−A線と同じ線に沿う断面図である。 図8は、上記画像表示装置の第4変形例について、該画像表示装置が具えるレールとローラとを拡大して示した断面図である。 図9は、上記画像表示装置の使用形態の一例について、その動作の前段の説明に用いられる前面図である。 図10は、上記画像表示装置の使用形態の一例について、その動作の中段の説明に用いられる前面図である。 図11は、上記画像表示装置の使用形態の一例について、その動作の後段の説明に用いられる前面図である。 図12は、上記画像表示装置の使用形態の他の例について、その説明に用いられる前面図である。 図13は、上記画像表示装置を用いて構成される画像表示システムを示す前面図である。 図14は、該画像表示システムの構成を示すブロック図である。 図15は、該画像表示システムの使用形態の一例について、その説明に用いられる前面図である。 図16は、該画像表示システムの使用形態の一例について、その説明に用いられる前面図である。
以下、本発明の実施の形態につき、図面に沿って具体的に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る画像表示装置を示す前面図であり、図2は、該画像表示装置の背面図である。又、図3は、図1に示されるA−A線に沿う断面図である。図1〜図3に示す様に、本実施形態の画像表示装置は、液晶表示パネル(1)と、回転駆動機構(2)とを具えている。ここで、回転駆動機構(2)は、液晶表示パネル(1)を、その画面(10)に対して略垂直に設定された軸(11)回りに回転させる機構である。
回転駆動機構(2)は、支持部(3)と、駆動部(4)とから構成されている。ここで、支持部(3)は、商業用施設の壁や床、或いは道路等の一定の位置に、液晶表示パネル(1)を、その画面(10)に対して略垂直に設定された軸(11)回りの回転が可能となる様に支持するものである。本実施形態においては、図3に示す様に、商業用施設の壁(9)に液晶表示パネル(1)が支持部(3)によって支持されている。一方、駆動部(4)は、液晶表示パネル(1)を軸(11)回りに駆動させるものである。
具体的には、図2及び図3に示す様に、回転駆動機構(2)の支持部(3)は、環状に延びていて壁(9)に固定されたレール(30)と、該レール(30)の円心(301)に対して互いに反対側の位置をレール(30)の内面に沿って転動可能な一対のローラ(31)(31)とから構成されている。そして、一対のローラ(31)(31)は、液晶表示パネル(1)の背面(12)に設置されている。本実施形態においては、ローラ(31)(31)は、円心(301)回りに3対が互いに位置をずらせて設けられており、これらのローラ(31)〜(31)は何れも液晶表示パネル(1)の背面(12)に設置されている。
ここで、各対のローラ(31)(31)には、外向きのテンションが加えられている。従って、各対の2つのローラ(31)(31)には、レール(30)の円心(301)に対して互いに反対向きの力が加えられ、これにより、各対のローラ(31)(31)はレール(30)に係合している。斯くして、液晶表示パネル(1)は、3対のローラ(31)〜(31)とレール(30)を介して壁(9)に回転可能に支持されている。又、ローラ(31)〜(31)とレール(30)との係合により、壁(9)からの液晶表示パネル(1)の脱落が防止されている。
一方、回転駆動機構(2)の駆動部(4)は、液晶表示パネル(1)内に配備された複数のモータ(図示せず)により構成されており、各モータは、図3に示す如く、その回転軸(40)を液晶表示パネル(1)の背面(12)から突出させた姿勢で配置されている。そして、各回転軸(40)の先端部に、上記ローラ(31)が固定されている。斯くして、各モータと、該モータの回転軸(40)に固定されたローラ(31)とにより、駆動ローラが構成されている。
従って、上記回転駆動機構(2)によれば、全てのモータを駆動させてそれらの回転軸(40)〜(40)を同じ方向に回転させることにより、全てのローラ(31)(31)が同じ方向に回転し、これにより、全てのローラ(31)〜(31)は、レール(30)に沿って同一方向に転動することになる。その結果、液晶表示パネル(1)は、レール(30)の円心(301)を軸(11)として、その軸(11)回りに回転することになる。
上記画像表示装置において、各ローラ(31)とレール(30)との接触面の内、少なくとも何れか一方の接触面を、ゴム材等の高摩擦材料によって形成することが出来る。これにより、各ローラ(31)とレール(30)との間に大きな摩擦が生じ、その結果、各ローラ(31)がレール(30)から離脱し難くなり、又、各ローラ(31)は、レール(30)上を殆ど空回りすることなく転動することが可能となる。
図4は、上記画像表示装置の構成を示すブロック図である。図4に示す様に、上記画像表示装置は、動作制御手段(51)と、加速度センサ(52)と、表示制御手段(53)とを更に具えている。動作制御手段(51)は、回転駆動機構(2)が液晶表示パネル(1)を回転させる駆動動作を制御する。加速度センサ(52)は、液晶表示パネル(1)に設置されて、該液晶表示パネル(1)の回転姿勢に応じて変化する姿勢情報を取得する取得手段として機能する。表示制御手段(53)は、液晶表示パネル(1)の表示動作、具体的には該液晶表示パネル(1)の画面(10)に表示される画像の向きや内容等を制御する。
ここで、動作制御手段(51)は、回転駆動機構(2)の駆動動作を、表示制御手段(53)によって制御される液晶表示パネル(1)の表示動作に応じて制御することが可能である。これにより、液晶表示パネル(1)の画面(10)に表示される画像の向きや内容等に応じて、液晶表示パネル(1)を様々な姿勢に変更し、又、液晶表示パネル(1)を回転させることが可能となる。尚、動作制御手段(51)には、回転駆動機構(2)の駆動動作を、液晶表示パネル(1)に設けたスピーカ(図示せず)から発せられる音声に応じて制御させてもよい。
又、表示制御手段(53)は、加速度センサ(52)により取得される姿勢情報に基づいて、液晶表示パネル(1)の表示動作を制御することが可能である。これにより、液晶表示パネル(1)の画面(10)に、該液晶表示パネル(1)の回転姿勢の応じて様々な画像を表示させることが可能となる。尚、加速度センサ(52)に替えて、モータの回転量を姿勢情報として取得するパルスエンコーダ等、様々な取得手段を採用することが可能である。
上記画像表示装置においては、動作制御手段(51)によって回転駆動機構(2)の駆動動作を制御することにより、液晶表示パネル(1)において、様々な回転動作を実現することが出来る。又、回転駆動機構(2)の駆動動作を液晶表示パネル(1)の表示動作に応じて制御し、更には、液晶表示パネル(1)の表示動作を液晶表示パネル(1)の回転姿勢に応じて制御することが出来る。従って、上記画像表示装置を商業用施設や道路に設置することにより、通行人の意識(衆目)が液晶表示パネル(1)の動きに向けられ、その結果、通行人の意識(衆目)が液晶表示パネル(1)の画面(10)に表示されている画像にも向けられ易くなる。
又、上記画像表示装置には環状のレール(30)が設けられているので、該レール(30)の存在により、液晶表示パネル(1)の回転が停止しているときであっても、通行人に対して液晶表示パネル(1)が回転するかもしれないという認識を与えることが出来る。その結果、通行人の意識(衆目)が、液晶表示パネル(1)の画面(10)に表示されている画像に向けられ易くなる。
図5は、上記画像表示装置の第1変形例について、図1に示されるA−A線と同じ線に沿う断面図である。図5に示す様に、各ローラ(31)は、液晶表示パネル(1)内に配備されてもよい。この構成においては、液晶表示パネル(1)の背面(12)に、レール(30)を通過させるべく環状に延びた通路(13)が開設されることになる。この構成によれば、液晶表示パネル(1)を、その背面(12)を壁(9)に近づけて設置することが可能となる。
図6は、上記画像表示装置の第2変形例について、図1に示されるA−A線と同じ線に沿う断面図である。図6に示す様に、画像表示装置には、液晶表示パネル(1)を壁(9)に回転可能に連結する回転軸(6)が設けられていてもよい。具体的には、回転軸(6)は、レール(30)の円心(301)位置に設けられ、回転軸(6)の端部(61)が液晶表示パネル(1)の背面(12)に固定され、回転軸(6)の別の端部(62)が、壁(9)に固設されたベアリング(60)によって回転可能に支持されている。
第2変形例に係る画像表示装置によれば、上述した各ローラ(31)とレール(30)との係合に加えて、該回転軸(6)による液晶表示パネル(1)の壁(9)への連結により、液晶表示パネル(1)が壁(9)に回転可能に支持されることになる。これにより、壁(9)からの液晶表示パネル(1)の脱落が確実に防止されることになる。
図7は、上記画像表示装置の第3変形例について、図1に示されるA−A線と同じ線に沿う断面図である。図7に示す様に、上記第2変形例に係る画像表示装置において、ローラ(31)が、レール(30)の円心(301)に対して片側にのみ、該レール(30)に沿って転動可能に設けられていてもよい。
この構成においては、回転軸(6)による液晶表示パネル(1)の壁(9)への連結により、液晶表示パネル(1)が壁(9)に回転可能に支持されることになる。従って、壁(9)からの液晶表示パネル(1)の脱落が防止されることになる。又、モータの駆動によってローラ(31)を回転させることにより、該ローラ(31)はレール(30)に沿って転動し、その結果、液晶表示パネル(1)は、レール(30)の円心(301)を軸(11)として、その軸(11)回りに回転することになる。
即ち、本変形例においては、回転軸(6)により、回転駆動機構(2)の支持部(3)が構成され、レール(30)と駆動ローラとにより、回転駆動機構(2)の駆動部(4)が構成されている。ここで、駆動ローラは、モータと、該モータの回転軸(40)に固定されたローラ(31)とから構成されたものである。
図8は、上記画像表示装置の第4変形例について、レール(30)とローラ(31)とを拡大して示した断面図である。図8に示す様に、レール(30)と各ローラ(31)との接触面にはそれぞれ、互いに摺動自在に係合すべき係合凸部(32)と係合凹部(33)が形成されていてもよい。具体的には、レール(30)には、ローラ(31)との接触面となる内面に係合凸部(32)が形成され、該係合凸部(32)は、レール(30)の円心(301)周りで環状に延びている。一方、各ローラ(31)には、レール(30)との接触面となる側面に係合凹部(33)が形成され、該係合凹部(33)は、モータの回転軸(40)周りで環状に延びている。この構成によれば、係合凸部(32)と係合凹部(33)との係合により、壁(9)からの液晶表示パネル(1)の脱落が確実に防止されることになる。
上記第4変形例に係る画像表示装置において、レール(30)と各ローラ(31)との接触面にはそれぞれ、それらの複数箇所に、係合凸部(32)と係合凹部(33)が形成されていてもよい。又、レール(30)には、係合凸部(32)に替えて係合凹部が形成され、各ローラ(31)には、係合凹部(33)に替えて係合凸部が形成されていてもよい。
図9〜図11は、上記画像表示装置の使用形態の一例について、その動作の説明に用いられる前面図である。上記画像表示装置において、図9に示す様に液晶表示パネル(1)の画面(10)に砂時計を表示することにより、所定の時刻を報知することが出来る。具体的には、液晶表示パネル(1)を縦向きの姿勢に設定する。そして、砂が落下中の砂時計の画像を画面(10)に表示させる。これにより、所定の時刻が近づいていることが報知される。その後、画面(10)に表示されている画像において、砂時計の砂が全て落下することにより、所定の時刻が経過したことが報知される。これに並行して、時報が、液晶表示パネル(1)のスピーカ(図示せず)から音声により発せられてもよい。
次に、図10に示す様に、液晶表示パネル(1)を180°回転させる。このとき、画面(10)には、液晶表示パネル(1)の回転姿勢に応じて砂の表面が傾いていく画像を表示させる。これにより、液晶表示パネル(1)の回転に伴って砂時計が実際に回転しているかの様な認識を、通行人に与えることが出来る。液晶表示パネル(1)が180°回転した後、図11に示す様に、画面(10)には、砂時計の砂が再び落下している画像を表示させる。
図12は、上記画像表示装置の使用形態の他の例について、その説明に用いられる前面図である。図12に示す様に、液晶表示パネル(1)の画面(10)に表示される画像の向きや内容等に応じて、液晶表示パネル(1)を横向きの姿勢に設定することが出来る。勿論、横向きの姿勢に限らず、液晶表示パネル(1)を、液晶表示パネル(1)の画面(10)に表示される画像の向きや内容等に応じて、様々な姿勢、例えば斜めに傾いた姿勢に設定することが出来る。
図13は、上述した画像表示装置を用いて構成される画像表示システムを示す前面図である。図13に示す画像表示システムにおいては、9つの画像表示装置(71)〜(79)が3×3のマトリクス状に配列されている。
図14は、上記画像表示システムの構成を示すブロック図である。図14に示す様に、画像表示システムは、9つの画像表示装置(71)〜(79)において実行される回転駆動機構(2)の駆動動作を互いに関連付けて制御する動作制御手段(54)を具えている。従って、該画像表示システムによれば、9つの画像表示装置(71)〜(79)の液晶表示パネル(1)〜(1)の回転動作を互いに関連付けることが出来、これにより、液晶表示パネル(1)〜(1)を用いて有機的な動作を実現することが出来る。
図15及び図16は、上記画像表示システムの使用形態の一例について、その説明に用いられる前面図である。図15及び図16に示す様に、全ての画像表示装置(71)〜(79)において液晶表示パネル(1)〜(1)を縦向きの姿勢に設定し、上段左の画像表示装置(71)から、上段中央の画像表示装置(72)、上段右の画像表示装置(73)、中段右の画像表示装置(76)、中段中央の画像表示装置(75)、中段左の画像表示装置(74)、下段左の画像表示装置(77)、下段中央の画像表示装置(78)、下段右の画像表示装置(79)の順で、液晶表示パネル(1)〜(1)の回転を開始させる。このとき、液晶表示パネル(1)〜(1)を、所定の位相差で回転させる。これにより、9つの液晶表示パネル(1)〜(1)において有機的な動作が実現されることになる。尚、図15及び図16では、液晶表示パネル(1)〜(1)を15°の位相差で回転させた場合が示されている。勿論、上記画像表示システムにおいては、図15及び図16に示された動作に限らず、様々な動作を実現することが可能である。
尚、本発明の各部構成は上記実施の形態に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。例えば、上記画像表示装置の回転駆動機構(2)には、上述した構成に限らず、液晶表示パネル(1)をその画面(10)に対して略垂直に設定された軸(11)回りに回転させることを可能にする様々な構成を採用することが出来る。
上記画像表示装置は、商業用施設の壁(9)に限らず、床や道路等、様々な場所の一定の位置に設置することが可能である。又、上記画像表示装置を支持するための支持台を用意し、該支持台に画像表示装置を設置してもよい。
上記画像表示装置に採用した各種構成は、様々なサイズの液晶表示パネル(1)を具えた画像表示装置に適用することが出来る。又、上記画像表示装置に採用した各種構成は、液晶表示パネル(1)を具えた画像表示装置に限らず、プラズマ表示パネルや有機EL(Electro-Luminescence)表示パネル等、種々の画像表示パネルを具えた画像表示装置に適用することが出来る。
(1) 液晶表示パネル(画像表示パネル)
(10) 画面
(11) 軸
(12) 背面
(13) 通路
(2) 回転駆動機構
(3) 支持部
(30) レール
(301) 円心
(31) ローラ
(32) 係合凸部
(33) 係合凹部
(4) 駆動部
(40) 回転軸
(51) 動作制御手段
(52) 加速度センサ(取得手段)
(53) 表示制御手段
(54) 動作制御手段
(6) 回転軸
(60) ベアリング

Claims (7)

  1. 画像表示パネルと、
    前記画像表示パネルを、その画面に対して略垂直に設定された軸回りに回転させる回転駆動機構
    とを具える画像表示装置。
  2. 前記回転駆動機構は、
    一定の位置に、前記画像表示パネルを、その画面に対して略垂直に設定された軸回りの回転が可能となる様に支持する支持部と、
    前記画像表示パネルを前記軸回りに駆動させる駆動部
    とから構成されている請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記回転駆動機構の支持部は、
    環状に延びていて前記一定の位置に固定されるべきレールと、
    前記画像表示パネルに設置されていて、前記レールの円心に対して互いに反対側の位置を該レールに沿って転動可能な一対のローラ
    とから構成され、前記回転駆動機構の駆動部は、前記一対のローラを同じ方向に回転させて各ローラを前記レールに沿って転動させることにより、前記画像表示パネルを前記軸回りに駆動させるものである請求項2に記載の画像表示装置。
  4. 前記回転駆動機構の支持部は、前記画像表示パネルを一定の位置に回転可能に連結する回転軸により構成される一方、前記回転駆動機構の駆動部は、
    環状に延びていて前記一定の位置に固定されるべきレールと、
    前記画像表示パネルに設置されていて前記レールに沿って転動可能な駆動ローラ
    とから構成されている請求項2に記載の画像表示装置。
  5. 前記回転駆動機構が画像表示パネルを回転させる駆動動作を、前記画像表示パネルの表示動作に応じて制御する動作制御手段を更に具える請求項1乃至請求項4の何れかに記載の画像表示装置。
  6. 前記画像表示パネルの回転姿勢に応じて変化する姿勢情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得される姿勢情報に基づいて、前記画像表示パネルの表示動作を制御する表示制御手段
    とを更に具える請求項1乃至請求項5の何れかに記載の画像表示装置。
  7. 請求項1乃至請求項6の何れかに記載の複数の画像表示装置と、
    前記複数の画像表示装置において回転駆動機構が画像表示パネルを回転させる駆動動作を、互いに関連付けて制御する動作制御手段
    とを具える画像表示システム。
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