JP2011223753A - 電力変換装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】半導体素子の冷却を確保しつつ、電力変換装置を構成する部品を簡単に交換することができると共に、組み立ての作業の簡素化が図られた電力変換装置を提供する。
【解決手段】半導体ユニットは、電極を含む半導体素子および、外部に向けて突出し、電極に接続された第1端子部を含む半導体モジュールと、半導体モジュールを冷却する冷却装置と、コンデンサを内部に含み、バスバー40PU,40NUを受け入れると共に、半導体モジュールに着脱可能に設けられたコンデンサモジュール50と、コンデンサモジュール50内に設けられると共に、フィルムコンデンサ70に接続され、バスバー40PU,40NUに着脱可能に接続される圧着片72P,72Nとを備える。
【選択図】図10

Description

本発明は、電力変換装置に関し、特に、半導体素子が収容された半導体モジュールと
半導体モジュールを冷却する冷却装置とを含む電力変換装置に関する。
半導体モジュールと、半導体モジュールを冷却する冷却装置とを含む電力変換装置について、従来から各種提案されている。
たとえば、特開2005−237141号公報に記載されたインバータは、パワーカードと、コンデンサと、制御基板と、パワーカード、コンデンサおよび制御基板を収容するケースとを備えている。ケースは、パワーカードを収容する収容部と、パワーカードの周囲に冷却媒体を循環させる循環経路部とを有する。パワーカードは、半導体素子と、この半導体素子の両面に設けられた放熱板とを含む。パワーカードは、パワーカードと収容部との隙間に充填された絶縁性樹脂によって固定されている。
このインバータを組み立てる際には、まず、収容部にパワーカードを収容し、隙間に絶縁性樹脂を充填し、パワーカードを収容部に固定する。その後、制御基板やコンデンサを取り付けて各配線を接合する。
特開2005−73373号公報に記載された電力変換装置は、半導体モジュールと、半導体モジュールの制御端子に接続された制御回路基板と、半導体モジュールの主電力端子が接続されたバスバーアッセンブリとを備える。バスバーアッセンブリのバスバーおよび主電力端子と、制御電極端子および接続端子とは、それぞれ、溶接、ビス止め、半田等によって接続されている。
特開平9−162061号公報に記載されたコンデンサは、基板に形成されたソケットハウジングに差し込むだけで基板との接続が可能となっている。
特開2006−174566号公報に記載された電流制御素子は、フィルムコンデンサ中にIGBT素子とダイオード素子とを巻込んだものとなっている。
特開2001−257437号公報に記載されセラミック基板は、その上面にセラミックコンデンサ、パワーIC等の電子部品が実装されている。このセラミック基板の下面には、接着剤を介してヒートシンクが接着されている。
特開2005−237141号公報 特開2005−73373号公報 特開平9−162061号公報 特開2006−174566号公報 特開2001−257437号公報
特開2005−237141号公報に記載されたインバータにおいて、パワーカードはケースに固定されているため、半導体素子が損傷した場合に、パワーカードのみを交換することができない。このため、インバータの略全体を交換する必要が生じるという問題がある。
また、上記インバータを組み立てる際には、パワー素子の固定および各配線の接合等を要し、インバータの組み立てに手間を要する。
特開2005−73373号公報に記載された電力変換装置においては、バスバーアッセンブリのバスバーおよび主電力端子と、制御電極端子および接続端子とは、それぞれ、溶接、ビス止め、半田等によって接続されている。このため、半導体モジュールや半導体モジュールに接続されたバスバーモジュール等の機器が損傷した場合には、損傷した半導体モジュールおよび半導体モジュールに接続された機器のみを交換することが非常に困難なものとなっている。
さらに、この電力変換装置では、半導体モジュールとバスバーモジュールとを溶接等により接合する必要があり、電力変換装置の組み立てが非常の困難なものとなっている。
特開平9−162061号公報には、半導体素子とコンデンサとの接続に関して何ら記載されていない。
仮に、上記コンデンサの端子を受け可能であっても、電極に接続される端子部を半導体素子に形成することは困難であり、仮にこのような端子を半導体素子に形成できたとしても、半導体素子が大型化しやすい。
特開2006−174566号公報に記載された電流制御素子は、IGBT素子がフィルムコンデンサに巻き込まれており、IGBT素子の冷却を図ることが困難なものとなっている。
特開2001−257437号公報に記載されたセラミック基板においては、セラミックコンデンサ、およびパワーIC等の電子部品を半田等で接着する必要があり、組み立てが非常に困難なものとなっている。
本発明は、上記のような課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、半導体素子の冷却を確保しつつ、電力変換装置を構成する部品を簡単に交換することができると共に、組み立ての作業の簡素化が図られた電力変換装置を提供することである。
本発明に係る電力変換装置は、電極を含む半導体素子および、外部に向けて突出し、電極に接続された第1端子部を含む半導体モジュールと、半導体モジュールを冷却する冷却装置と、コンデンサを内部に含み、第1端子部を受け入れると共に、半導体モジュールに着脱可能に設けられたコンデンサモジュールと、コンデンサモジュール内に設けられると共に、コンデンサに接続され、第1端子部に着脱可能に接続される第2端子部とを備える。
好ましくは、上記半導体モジュールは、複数設けられ、コンデンサモジュールは、半導体モジュールごとに設けられる。
好ましくは、上記半導体モジュールおよび、半導体モジュールに接続されたコンデンサモジュールを収容する収容ケースをさらに備える、上記冷却装置は、収容ケースの表面に設けられる。好ましくは、上記第2端子部は、挿入される第1端子部によって押し退けられると共に、挿入された第1端子部に圧着する圧着片とされた。
本発明に係る電極変換装置は、他の局面では、電極を含む半導体素子、および電極に接続され、外部に向けて突出する第1端子部を含む半導体モジュールと、コンデンサおよびコンデンサに接続された第2端子部を含むコンデンサユニットと、第1端子部および第2端子部に接続されるバスバーユニットとを備える。上記バスバーユニットは、第1端子部と着脱可能に設けられた第3端子部と、第2端子部に着脱可能に設けられた第4端子部とを含む。
本発明に係る電力変換装置によれば、半導体素子の冷却を確保しつつ、電力変換装置を構成する部品を簡単に交換することができると共に、組み立ての作業の簡素化を図ることができる。
この発明に係る半導体ユニット(電力変換装置)10を搭載したモータ駆動装置100の回路図である。 半導体ユニット10の平面図である。 半導体ユニット10を模式的に示す斜視図である。 半導体モジュール62およびその周囲に位置する部材を模式的に示す正面図である。 図4に示すV−V線における断面図である。 図4のVI−VI線における断面図である。 図2のVII−VII線における断面図である。 コンデンサモジュール50の斜視図である。 ケース46を取り外した状態におけるコンデンサモジュール50の斜視図である。 コンデンサモジュール50の断面図である。 コンデンサモジュール50Aおよび半導体モジュール62の変形例を示す斜視図である。 半導体ユニット10の変形例を示す斜視図である。 半導体モジュール62の変形例を示す平面図である。 図13に示す半導体モジュール62の断面図である。 図14に示すセラミックコンデンサ73の配置態様と異なるセラミックコンデンサ73の配置態様を示す模式図である。 本実施の形態2に係る半導体ユニット10の斜視図である。 バスバーユニット90の斜視図である。 ケース92内に配置され、バスバー40PU,40NUに接続される圧着部85P,85Nとを示す斜視図である。 コンデンサモジュール50の平面図である。 ケース53の上面部を取り外した状態におけるコンデンサモジュール50の平面図である。 圧着部57および圧着部58を示す斜視図である。
図1から図21を用いて、本発明の実施の形態に係る電気機器について説明する。なお、以下に説明する実施の形態において、個数、量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本発明の範囲は必ずしもその個数、量などに限定されない。また、以下の実施の形態において、各々の構成要素は、特に記載がある場合を除き、本発明にとって必ずしも必須のものではない。また、以下に複数の実施の形態が存在する場合、特に記載がある場合を除き、各々の実施の形態の特徴部分を適宜組合わせることは、当初から予定されている。
(実施の形態1)
図1は、この発明に係る半導体ユニット(電力変換装置)10を搭載したモータ駆動装置100の回路図である。
図1を参照して、モータ駆動装置100は、バッテリBと、コンデンサC1,C2と、昇圧コンバータ12と、インバータ14,31と、制御装置30とを備える。
モータジェネレータMG1,MG2は、三相交流回転電機である。モータジェネレータMG1,MG2は、発電機としても電動機としても機能し得るが、モータジェネレータMG1は、主として発電機として動作し、モータジェネレータMG2は、主として電動機として動作する。
昇圧コンバータ12は、リアクトルL1と、スイッチング素子Q1,Q2と、ダイオードD1,D2とを含む。リアクトルL1の一方端はバッテリBの電源ラインLN1に接続され、他方端はスイッチング素子Q1とスイッチング素子Q2との中間点、すなわち、スイッチング素子Q1のエミッタとスイッチング素子Q2のコレクタとの間に接続される。スイッチング素子Q1,Q2は、電源ラインLN1とアースラインLN2との間に直列に接続される。そして、スイッチング素子Q1のコレクタは電源ラインLN1に接続され、スイッチング素子Q2のエミッタはアースラインLN2に接続される。また、スイッチング素子Q1,Q2のコレクタ−エミッタ間には、エミッタ側からコレクタ側へ電流を流すダイオードD1,D2がそれぞれ接続されている。
なお、本実施の形態においては、3つのダイオードD1および3つのスイッチング素子Q1が並列に接続されている。また、3つのダイオードD2および3つのスイッチング素子Q1が並列に接続されている。
インバータ14は、U相アーム15と、V相アーム16と、W相アーム17とから成る。U相アーム15、V相アーム16、およびW相アーム17は、電源ラインLN1とアースラインLN2との間に並列に設けられる。
U相アーム15は、直列接続されたスイッチング素子Q3,Q4から成り、V相アーム16は、直列接続されたスイッチング素子Q5,Q6から成り、W相アーム17は、直列接続されたスイッチング素子Q7,Q8から成る。また、各スイッチング素子Q3〜Q8のコレクタ−エミッタ間には、エミッタ側からコレクタ側へ電流を流すダイオードD3〜D8がそれぞれ接続されている。
各相アームの中間点は、モータジェネレータMG1の各相コイルの各相端に接続されている。すなわち、モータジェネレータMG1は、U,V,W相の3つのコイルの一端が中性点に共通接続されて構成され、U相コイルの他端がスイッチング素子Q3,Q4の中間点に、V相コイルの他端がスイッチング素子Q5,Q6の中間点に、W相コイルの他端がスイッチング素子Q7,Q8の中間点にそれぞれ接続されている。
インバータ31は、インバータ14と同様の構成から成る。なお、昇圧コンバータ12およびインバータ14,31に含まれるスイッチング素子Q1〜Q8は、たとえばIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)が適用される。
バッテリBは、たとえばニッケル水素電池やリチウムイオン電池などの2次電池セルを多数直列に接続して構成される高電圧のバッテリである。なお、バッテリBを、これらの2次電池以外に、キャパシタ、コンデンサあるいは燃料電池などで構成しても良い。
コンデンサC1は、バッテリBから供給された直流電圧を平滑化し、その平滑化した直流電圧を昇圧コンバータ12へ供給する。
昇圧コンバータ12は、コンデンサC1から供給された直流電圧を昇圧してコンデンサC2へ供給する。より具体的には、昇圧コンバータ12は、制御装置30から信号PWMCを受けると、信号PWMCによってスイッチング素子Q2がオンされた期間に応じて直流電圧を昇圧してコンデンサC2に供給する。
また、昇圧コンバータ12は、制御装置30から信号PWMCを受けると、コンデンサC2を介してインバータ14および/またはインバータ31から供給された直流電圧を降圧してバッテリBを充電する。
コンデンサC2は、昇圧コンバータ12からの直流電圧を平滑化し、その平滑化した直流電圧をインバータ14,31へ供給する。
インバータ14は、コンデンサC2を介してバッテリBから直流電圧が供給されると、制御装置30からの信号PWMI1に基づいて直流電圧を交流電圧に変換してモータジェネレータMG1を駆動する。これにより、モータジェネレータMG1は、トルク指令値TR1に従ったトルクを発生するように駆動される。
また、インバータ14は、モータ駆動装置100が搭載されたハイブリッド自動車の回生制動時、モータジェネレータMG1が発電した交流電圧を制御装置30からの信号PWMI1に基づいて直流電圧に変換し、その変換した直流電圧をコンデンサC2を介して昇圧コンバータ12へ供給する。なお、ここで言う回生制動とは、ハイブリッド自動車を運転するドライバーによるフットブレーキ操作があった場合の回生発電を伴う制動や、フットブレーキを操作しないものの、走行中にアクセルペダルをオフすることで回生発電をさせながら車両を減速(または加速の中止)させることを含む。
インバータ31は、コンデンサC2を介してバッテリBから直流電圧が供給されると制御装置30からの信号PWMI2に基づいて直流電圧を交流電圧に変換してモータジェネレータMG2を駆動する。これにより、モータジェネレータMG2は、トルク指令値TR2に従ったトルクを発生するように駆動される。
また、インバータ31は、モータ駆動装置100が搭載されたハイブリッド自動車の回生制動時、モータジェネレータMG2が発電した交流電圧を制御装置30からの信号PWMI2に基づいて直流電圧に変換し、その変換した直流電圧をコンデンサC2を介して昇圧コンバータ12へ供給する。
半導体ユニット10は、昇圧コンバータ12と、インバータ14と、インバータ31と、コンデンサC2とを含む。なお、リアクトルLは、比較的大きなモジュールであるため、半導体ユニット10の外部に配置される。
図2は、半導体ユニット10の平面図である。この図2に示すように、半導体ユニット10は、複数の半導体モジュール60〜68と、半導体モジュール60〜68を冷却する冷却装置20と、複数のコンデンサモジュール50〜52と含む。
各半導体モジュール60〜68は、プレート状に形成されており、2つの対向する主表面を有する。各半導体モジュール60〜68は、互いに間隔をあけて配置されている。
半導体モジュール60には、図1に示すW相アーム17が収容されている。半導体モジュール61には、V相アーム16が収容され、半導体モジュール62には、U相アーム15が収容されている。そして、半導体モジュール60、半導体モジュール61および半導体モジュール62によって、インバータ14が構成されている。
半導体モジュール60〜62は、半導体モジュール60〜62下に配置されたコンデンサモジュール50に接続されている。
半導体モジュール63には、図1に示すインバータ31のW相アームが収容され、半導体モジュール64には、インバータ31のV相アームが収容されている。半導体モジュール65には、インバータ31のU相アームが収容されている。そして、半導体モジュール63〜65によって、インバータ31が構成されている。
半導体モジュール63〜65は、半導体モジュール63〜65下に配置されたコンデンサモジュール51に接続されている。半導体モジュール66,67,68の各々には、図1に示す1つのスイッチング素子Q1およびダイオードD1および1つのスイッチング素子Q2およびダイオードD2が収容されている。
半導体モジュール66〜68は、半導体モジュール66〜68下に配置されたコンデンサモジュール52に接続されている。
冷却装置20は、冷媒が供給される供給管21と、供給管21に接続された複数の冷却管22と、各冷却管22が接続された排出管23とを含む。
各冷却管22は、各半導体モジュール60〜68の主表面上を通るように配置されている。これにより、各半導体モジュール60〜68は、冷却管22内を流れる冷媒によって冷却される。
図3は、半導体ユニット10を模式的に示す斜視図である。この図3においては、冷却装置20は省略されている。この図3に示すように、各半導体モジュール60〜68の上方には、制御基板25が配置されている。なお、制御基板25は、制御装置30に設けられている。各半導体モジュール60〜68と制御基板25とは複数の端子によって接続されている。
また、各半導体モジュール60〜68は、端子によって、各コンデンサモジュール50〜52と接続されている。図4は、半導体モジュール62およびその周囲に位置する部材を模式的に示す正面図である。
この図4に示すように、半導体モジュール62内には、スイッチング素子Q3、ダイオードD3、スイッチング素子Q4およびダイオードD4が収容されている。
半導体モジュール62は、スイッチング素子Q3に接続され、制御基板25に向けて突出する複数の制御端子41Uと、スイッチング素子Q4に接続された複数の制御端子41Uとを含む。そして、複数の制御端子41Uと制御基板25とが接続されており、スイッチング素子Q3およびスイッチング素子Q4の駆動が制御されている。
半導体モジュール62は、外部に向けて突出するバスバー(第1端子部)40PUと、外部に向けて突出するバスバー(第1端子部)40NUとを含む。
バスバー40PUとバスバー40NUとは、いずれも、制御端子41Uと反対側に設けられており、コンデンサモジュール50に向けて突出している。
図5は、図4に示すV−V線における断面図である。この図5に示すように、半導体モジュール62は、板状に形成されたP電極板31Pと、このP電極板31Pと間隔をあけて配置されたN電極板31Nと、P電極板31PおよびN電極板31Nと間隔をあけて配置された共通電極板33と、共通電極板33およびP電極板31P間に配置されたスイッチング素子Q3と、共通電極板33およびN電極板31N間に配置されたスイッチング素子Q4とを含む。
半導体モジュール62は、P電極板31P上に形成された半田34と、この半田34によって固定されたスイッチング素子Q3と、スイッチング素子Q3上に形成された半田35と、半田35によって固定された銅スペーサ36と、この銅スペーサ36上に形成され、共通電極板33に固定された半田37とを含む。N電極板31Nの上面上には、P電極板31Pの上面上と同様に、半田によって固定されたスイッチング素子Q4および銅スペーサが配置されている。
図6は、図4のVI−VI線における断面図である。この図6に示すように、共通電極板33と、P電極板31Pとの間には、スイッチング素子Q3、ダイオードD3および銅スペーサが半田によって固定されている。
図5および図6に示すように、P電極板31PおよびN電極板31Nと、共通電極板33との間には、樹脂39が充填されている。
共通電極板33の対向する2つの主表面のうち、一方の主表面は、樹脂39から露出している。P電極板31Pの対向する2つの主表面のうち、一方の主表面が樹脂39から露出している。N電極板31Nの対向する2つの主表面のうち、一方の主表面が樹脂39から露出している。そして、樹脂39から露出した各主表面上に、図2に示す冷却管22が配置されている。
図5および図6において、P電極板31Pには、バスバー40PUが一体的に接続されている。そして、N電極板31Nには、バスバー40NUが一体的に接続されている。
共通電極板33には、中間電極14Uが一体的に接続されている。なお、バスバー40PUは、P電極板31Pよりも薄く形成されており、バスバー40NUもN電極板31Nよりも薄くなるように形成されている。同様に中間電極14Uは、共通電極板33よりも薄くなるように形成されている。
バスバー40NUおよびバスバー40PUは、樹脂39から突出しており、コンデンサモジュール50に接続されている。なお、バスバー40NUは、図1に示すバスバー40Nの一部を構成し、バスバー40PUは図1に示すバスバー40Pの一部を構成する。
半導体モジュール62には、制御基板25に向けて突出する制御端子41Uが形成されており、制御端子41Uは、ボンディングワイヤ42によってスイッチング素子Q3,Q4に接続されている。共通電極板33に形成された中間電極14Uは、図1に示すように、モータジェネレータMG1に接続されており、U相コイルの端部に接続される。
図7は、図2のVII−VII線における断面図である。この図7に示すように、半導体モジュール61は、制御基板25に向けて突出する制御端子41Vと、コンデンサモジュール50に向けて突出するバスバー40NVおよびバスバー40PVとを含む。
半導体モジュール60は、制御基板25に向けて突出する制御端子41Wと、コンデンサモジュール50に向けて突出するバスバー40NWおよびバスバー40PWとを含む。
各半導体モジュール60〜62の主表面上には、冷却管22が配置されている。各半導体モジュール60〜62の主表面上には、セラミック絶縁基板44が配置されている。このセラミック絶縁基板44と、各半導体モジュール60〜62の主表面との間にはグリース45が塗布されている。
セラミック絶縁基板44上には冷却管22が配置されており、セラミック絶縁基板44と冷却管22との間にはグリース43が塗布されている。
なお、図4等に示される中間電極14Uおよび各半導体モジュール61,60の中間電極は、端子台に接続され、この端子台には、モータジェネレータMG1の各コイルに接続されている。同様に、図2に示す半導体モジュール63〜65および半導体モジュール66〜68も構成されている。
図8は、コンデンサモジュール50の斜視図である。この図8に示すように、コンデンサモジュール50は、内部に複数のコンデンサを収容するケース46を備えている。
ケース46の表面のうち、各半導体モジュール60〜62が配置される上面には、複数の穴部47P,47Nが形成されている。なお、この図8に示す例においては、3つの穴部47Pが間隔をあけて形成されており、穴部47Nも間隔をあけて3つ形成されている。
そして、穴部47Pは、図7に示すバスバー40PU,40PV,40PWのいずれかを受け入れ、穴部47Nは、バスバー40NU,40NV,40NWのいずれかを受け入れる。
図9は、ケース46を取り外した状態におけるコンデンサモジュール50の斜視図である。この図9に示すように、コンデンサモジュール50は、複数のフィルムコンデンサ70と、フィルムコンデンサ70の一方の端部に配置された電極板71Pと、フィルムコンデンサ70の他方の端部に配置された電極板71Nとを含む。電極板71Nおよび電極板71Pは、各フィルムコンデンサ70を並列接続している。
電極板71Nには間隔を隔てて複数の圧着片72Nが形成され、電極板71Pにも、間隔をあけて複数の圧着片72Pが形成されている。なお、圧着片72Pは、電極板71Pの一部を折り曲げることで形成された屈曲片74Pに形成されている。同様に、圧着片72Nは、電極板71Nの一部を折り曲げて形成された屈曲片74Nに形成されている。
図10は、コンデンサモジュール50の断面図である。この図10に示すように、平板状に形成されたバスバー40PUの主表面と対向するように屈曲片74Pが配置されている。そして、圧着片72Pがバスバー40PUの主表面に向けて張り出し、バスバー40PUと圧着片72Pとが接触している。同様に、屈曲片74Nは、バスバー40NUと対向するように配置されており、圧着片72Nがバスバー40NUに向けて張り出している。そして、圧着片72Nとバスバー40NUとが接触している。
なお、圧着片72Pおよび圧着片72Nの高さ方向の中央部には、バスバー40PUおよびバスバー40NUに向けて張り出す腹部が形成されている。そして、バスバー40PUが穴部47P内に挿入されていない状態では、穴部47Pと圧着片72Pとを平面視すると、圧着片72Pの腹部は穴部47P内に位置している。
このため、バスバー40PUが穴部47P内に挿入されると、バスバー40PUは、圧着片72Pを押しのけ、圧着片72Pが弾性変形する。そして、圧着片72Pの腹部が、バスバー40PUに圧着し、電極板71Pとバスバー40PUとが電気的に接続される。
同様に、圧着片72Nも、電極板71Nとの付根部から先端部側に向かうにつれて、
ケース46の内方に向けて突出するように形成されている。この圧着片72Nは、ケース46の内方に向けて張り出す腹部と、この腹部の先端部側に形成され、挿入されたバスバー40NUから離れるように湾曲する反り部とを含む。
そして、バスバー40NUが挿入されていない状態で、穴部47Nおよび圧着片72Nとを平面視すると、圧着片72Nの腹部が穴部47N内に位置している。
このため、バスバー40NUが穴部47N内に挿入されると、バスバー40NUが圧着片72Nを押しのける。そして、圧着片72Nが弾性変形し、圧着片72Nがバスバー40NUに圧着し、バスバー40NUと電極板71Nとが電気的に接続される。
このように、バスバー40PUおよびバスバー40NUとを穴部47Pおよび穴部47Nに挿入することで、半導体モジュール62とコンデンサモジュール50とを電気的に接続することができ、バスバー40PU,40NUと、圧着片72P,72Nとを溶接する必要がない。
このため、半導体モジュール62とコンデンサモジュール50とは、互いに着脱可能に設けられており、半導体モジュール62とコンデンサモジュール50とを電気的に接続した状態であっても、半導体モジュール62からコンデンサモジュール50を取り外すことができる。
つまり、本実施の形態に係る半導体ユニット10は、共通電極板33またはP電極板31Pに接続されたバスバー40NU,40PUを含む半導体モジュール62と、半導体モジュール62を冷却する冷却装置20と、フィルムコンデンサ70およびフィルムコンデンサ70に電気的に接続された圧着片72P,72Nを含み、半導体モジュール62に着脱可能に設けられたコンデンサモジュール50とを含む。
そして、この半導体ユニット10によれば、たとえば、コンデンサモジュール50や半導体モジュール62が劣化若しくは損傷した場合には、劣化等したコンデンサモジュール50や半導体モジュール62のみを交換することができる。
さらに、各半導体モジュール62のバスバーをコンデンサモジュール50の穴部47N,47Pに挿入することで、半導体ユニット10を組み立てることができ、半導体ユニット10を簡単に組み立てることができる。すなわち、溶接工程等を省略することができ、製造工程の低減を図ることができる。
図11は、コンデンサモジュール50および半導体モジュール62の変形例を示す斜視図である。この図11に示すように、半導体モジュール62ごとにコンデンサモジュール50Aを接続するようにしてもよい。コンデンサモジュール50A内には、フィルムコンデンサが1つ収容されている。このため、特定のフィルムコンデンサが劣化した場合には、そのフィルムコンデンサが収容されたコンデンサモジュール50Aを交換することで、半導体ユニット10を修繕することができる。
なお、図12に示すように、半導体モジュール62およびコンデンサモジュール50Aを樹脂ケース48内に収容し、半導体モジュール62およびコンデンサモジュール50Aをユニット化してもよい。なお、樹脂ケース48内にはポッティング材が充填されている。
この場合、図2に示す冷却管22は、樹脂ケース48の表面上に配置され、コンデンサモジュール50Aと、半導体モジュール62とを冷却することができる。
図13は、半導体モジュール62の変形例を示す平面図である。この図13に示す例においては、フィルムコンデンサの代わりに、セラミックコンデンサ73が採用されている。図14は、図13に示す半導体モジュール62の断面図である。この図14に示すように、セラミックコンデンサ73は、半導体モジュール62のP電極板31Pと、N電極板31Nと接続されている。
この半導体ユニット10によれば、バスバー等の接続配線を省略することができ、インダクタンスの低減および寄生インダクタンスの低減を図ることができる。これに伴い、半導体ユニット10の性能向上を図ることができる。図15は、図14に示すセラミックコンデンサ73の配置態様と異なるセラミックコンデンサ73の配置態様を示す模式図である。この図15に示す例においては、セラミックコンデンサ73をP電極板31PとN電極板31Nとの間に配置し、セラミックコンデンサ73、P電極板31PおよびN電極板31Nは直列に接続されている。P電極板31Pおよびセラミックコンデンサ73はブロック電極で接続され、N電極板31Nとセラミックコンデンサ73ともブロック電極で接続されている。このように、セラミックコンデンサ73を配置することで、セラミックコンデンサ73がショート故障した場合においても、半導体モジュール62の信頼性を確保することができる。
(実施の形態2)
図16から図21を用いて、本発明の実施の形態2に係る半導体ユニット10について説明する。なお、図16から図21に示す構成のうち、上記図1から図13に示す構成と同一または相当する構成については、同一の符号を付してその説明を省略する場合がある。
図16は、本実施の形態2に係る半導体ユニット10の斜視図である。なお、この図16において、冷却装置20は図示されていない。この図16に示すように、半導体ユニット10は、半導体モジュール60〜62等の複数の半導体モジュールと、内部にコンデンサが収容されたコンデンサモジュール50と、バスバーユニット90とを備えている。
半導体モジュール62のバスバー(第1端子部)40PU,40NUは、バスバーユニット90に接続されている。同様に、他の半導体モジュールのバスバー40PV,40NV,40PW,40NWがバスバーユニット90に接続されている。
バスバーユニット90は、コンデンサモジュール50に向けて突出し、コンデンサモジュール50内に設けられた端子部に接続される複数の端子部80PU,80PV,80PW,80NU,80NV,80NWを含む。
図17は、バスバーユニット90の斜視図である。この図17に示すように、バスバーユニット90は、内部にバスバーや配線等が収容されたケース92と、ケース92からコンデンサモジュール50に向けて突出する複数の端子部80NU,80PUとを備える。
ケース92の上面には、図16に示す半導体モジュール60〜68が配置され、ケース92の上面には、各半導体モジュール60〜68のバスバーを受け入れる穴部84が複数形成されている。
図18は、ケース92内に配置され、バスバー40PU,40NUに接続される圧着部85P,85Nとを示す斜視図である。
この図18に示すように、ケース92内には、配線81および配線83と、配線81および配線83間に配置された絶縁板82とを含む。
配線83には、圧着部(第3端子部)85Pが形成されており、配線81には、圧着部(第3端子部)85Nが形成されている。
圧着部85Pは配線83の一部を切り欠き、配線83から張り出すように湾曲させることで形成されている。そして、図17に示す穴部84に図16に示すバスバー40PUが挿入されると、圧着部85Pは、バスバー40PUによって、配線83側に押しのけられる。圧着部85Pは、弾性変形可能に形成されており、バスバー40PUによって押しのけられると、その弾性力によって、バスバー40PUに圧着する。これにより、バスバー40PUと圧着部85Pとが電気的に接続される。
圧着部85Nは、配線81の一部を切り欠き、配線81および配線83から張り出すように、湾曲させることで形成されている。絶縁板82および配線83には、穴部が形成されており、圧着部85Nは、この穴部をとおり、配線83より外方向に張り出すように形成されている。
この圧着部85Nも、弾性変形可能に形成されており、穴部84から挿入されバスバー40NUによって、配線83側に押しのけられる。これにより、圧着部85Nは、挿入されたバスバー40NUに圧着する。
なお、図18において、バスバー40PU,40NUと接続される端子部として機能する圧着部85Pおよび圧着部85Nについて説明したが、バスバーユニット90内には、他のバスバー40PV等と圧着する圧着部が設けられている。
配線83には、コンデンサモジュール50に向けて突出する端子部(第4端子部)80PUが形成されており、配線81には、コンデンサモジュール50に向けて突出する端子部(第4端子部)80NUが形成されている。
図19は、コンデンサモジュール50の平面図であり、この図19に示すように、コンデンサモジュール50は、複数のコンデンサを収容するケース53を含む。このケース53の上面側には、バスバーユニット90が配置され、ケース53の上面には、複数の穴部54が形成されている。穴部54は、図18に示す端子部80NU,80PUを受け入れる。
図20は、ケース53の上面部を取り外した状態におけるコンデンサモジュール50の平面図である。この図20に示すように、コンデンサモジュール50内には、複数のフィルムコンデンサ70と、このフィルムコンデンサ70の正極に接続された電極55と、フィルムコンデンサ70の負極に接続された電極56とを含む。
電極55には、圧着部(第2端子部)58が形成されており、電極56にも、圧着部(第2端子部)58が接続されている。
図21は、圧着部57および圧着部58を示す斜視図である。この図21に示すように、圧着部57は、電極55からケース53の内方に向けて張り出すように湾曲している。
そして、図19に示す穴部54から端子部80PUが挿入されると、端子部80PUによって電極55側に押しのけられるように変形する。これにより、圧着部57は、挿入された端子部80PUに圧着される。
同様に、圧着部58も、穴部54から端子部80NUが挿入されると、この端子部80NUによって、電極56側に押しのけられる。圧着部58は、端子部80NUによって押しのけられると、挿入された端子部80NUに圧着する。
なお、この図20に示すように、コンデンサモジュール50内には、図16に示す端子部80NV〜80PWに対応する圧着部が設けられている。
本実施の形態に係る半導体ユニット10によれば、端子部80NU〜80PWをコンデンサモジュール50の穴部54に挿入することで、バスバーユニット90とコンデンサモジュール50とを接続することができる。
さらに、各半導体モジュール60〜68のバスバーを穴部84に挿入することで、各半導体モジュール60〜68とバスバーユニット90とを接続することができる。
このため、半導体ユニット10を簡単に組み立てることができる。
さらに、一部の半導体モジュールが損傷した場合や、バスバーユニット90、コンデンサモジュール50が損傷した場合には、損傷したモジュールのみを交換することができる。
以上のように本発明の実施の形態について説明を行なったが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。さらに、上記数値などは、例示であり、上記数値および範囲にかぎられない。
本発明は、電力変換装置に適用することができ、特に、半導体素子が収容された半導体モジュールと半導体モジュールを冷却する冷却装置とを含む電力変換装置に好適である。
10 半導体ユニット、12 昇圧コンバータ、14,31 インバータ、14U,14V,14W 中間電極、20 冷却装置、21 供給管、22 冷却管、23 排出管、25 制御基板、30 制御装置、31 インバータ、33 共通電極板、36 銅スペーサ、39 樹脂、40PU,40NU,40PV,40NV,40PW,40NW バスバー、41U,41V,41W 制御端子、42 ボンディングワイヤ、43 グリース、44 セラミック絶縁基板、45 グリース、46 ケース、47P,47N 穴部、48 樹脂ケース、50,50A コンデンサモジュール、53 ケース、54 穴部、55,56 電極、57,58 圧着部、66,67,68 半導体モジュール、70 フィルムコンデンサ、72P,72N 圧着片、73 セラミックコンデンサ、80PU,80PV,80PW,80NU,80NV,80NW 端子部。

Claims (5)

  1. 電極を含む半導体素子および、外部に向けて突出し、前記電極に接続された第1端子部を含む半導体モジュールと、
    前記半導体モジュールを冷却する冷却装置と、
    コンデンサを内部に含み、前記第1端子部を受け入れると共に、前記半導体モジュールに着脱可能に設けられたコンデンサモジュールと、
    前記コンデンサモジュール内に設けられると共に、前記コンデンサに接続され、前記第1端子部に着脱可能に接続される第2端子部と、
    を備えた、電力変換装置。
  2. 前記半導体モジュールは、複数設けられ、
    前記コンデンサモジュールは、前記半導体モジュールごとに設けられた、請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記半導体モジュールおよび、前記半導体モジュールに接続された前記コンデンサモジュールを収容する収容ケースをさらに備え、
    前記冷却装置は、前記収容ケースの表面に設けられた、請求項1または請求項2に記載の電力変換装置。
  4. 前記第2端子部は、挿入される前記第1端子部によって押し退けられると共に、挿入された前記第1端子部に圧着する圧着片とされた、請求項1から請求項3のいずれかに記載の電力変換装置。
  5. 電極を含む半導体素子、および前記電極に接続され、外部に向けて突出する第1端子部を含む半導体モジュールと、
    コンデンサおよび前記コンデンサに接続された第2端子部を含むコンデンサユニットと、
    前記第1端子部および前記第2端子部に接続されるバスバーユニットと、
    を備え、
    前記バスバーユニットは、前記第1端子部と着脱可能に設けられた第3端子部と、前記第2端子部に着脱可能に設けられた第4端子部とを含む、電力変換装置。
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