JP2011223353A - デジタル放送のデータ送出方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】より利便性の高いデジタル放送信号を送出することができるデジタル放送のデータ送出方法を提供する。
【解決手段】データ送出方法は、番組情報を符号化して所定の形式に変換するステップと、属性情報に基づいてメタデータを生成するステップと、番組付加情報と前記属性情報とに基づいて、前記メタデータ伝送の有無を示す情報を含むサービス情報テーブルを生成するステップと、前記変換された番組情報と、前記サービス情報テーブルと、前記メタデータとを多重化して伝送用のトランスポートストリームを生成するステップと、前記生成されるトランスポートストリームを送出するステップと、を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明の実施形態は、デジタル放送の番組関連情報データを送出するデジタル放送方式のデータ送出方法に関する。
従来のデジタル放送ではMPEG-2 Systems(ISO/IEC13818−1)に規定されるTS(Transport Stream)に基づいて映像、及び音声等の信号を送出する。TSを送出するデータ送出方法は、例えば映像及び音声などからなる複数のコンテンツを符号化し、この符号化したデータを所定の長さに分割してパケット化し、パケットを多重化してTSを生成し、この生成したTSに対し伝送路符号化などを施して電波、またはネットワークなどにより送出する。
TSを受信する受信装置は、必要な信号のパケットをフィルタリングして抽出して合成することにより、所望のコンテンツを取得することができる。
特開2002−251328号公報
デジタル放送では受信装置において、受信するTSから所望の番組を特定し、番組を構成する映像、音声等の各信号を多重分離するために、やはりTS中に多重されたProgram Specific Information/Service Information(PSI/SI)を利用する。
また、番組に関する詳細な情報を示すメタデータをTSに多重して送信する場合がある。この場合、上記したデータ送出方法は、番組を伝送するサービス内のelementary stream内にメタデータを格納し、受信装置に伝送する。
TSを受信する受信装置は、サービスのESからXML形式の記述言語型メタデータ(
以下、単にメタデータと記述)を抽出する。この為、受信装置は、Prpgram Map Table(PMT)を取得するまでメタデータ伝送の有無を判断することが出来ない。この為、受信装置における処理の効率が低下する可能性があるという問題がある。
また、メタデータがPMTの下位に存在する為、複数のサービスのメタデータを一括して送信することができないという問題がある。
そこで、より利便性の高いデジタル放送信号を送出することができるデジタル放送方式のデータ送出方法を提供することを目的とする。
一実施形態に係るデジタル放送方式のデータ送出方法は、番組情報を符号化して所定の形式に変換するステップと、属性情報に基づいてメタデータを生成するステップと、番組付加情報と前記属性情報とに基づいて、前記メタデータ伝送の有無を示す情報を含むサービス情報テーブルを生成するステップと、前記変換された番組情報と、前記サービス情報テーブルと、前記メタデータとを多重化して伝送用のトランスポートストリームを生成するステップと、前記生成されるトランスポートストリームを送出するステップと、を有する。
図1は、一実施形態に係るデジタル放送方式のデータ送出方法の例について説明するための図である。 図2は、SIのデータの例について説明する為の説明図である。 図3は、SIのデータの例について説明する為の説明図である。 図4は、SIのデータの例について説明する為の説明図である。 図5は、SIに挿入されるサービスリスト記述子の例について説明する為の説明図である。 図6は、図5に示すservice_typeの例について説明する為の説明図である。 図7は、SIに挿入されるリンク記述子の例について説明する為の説明図である。 図8は、図7に示すlinkage_typeの例について説明する為の説明図である。
以下、図を参照しながら、一実施形態に係るデジタル放送のデータ送出方法について詳細に説明する。
図1は、一実施形態に係るTS送出方法の例について説明するための図である。
データ送出装置100は、入力される番組情報、及び番組付加情報に基づいて複数のパケットを多重化し、TSを生成し、生成したTSを電波、またはネットワークなどにより送出する。
番組は、同一のサービス(編成チャンネル)に属していて、且つ、開始及び終了時刻が定められた放送データストリーム構成要素の集合体である。放送データストリーム構成要素は、例えば、映像信号、音声信号、及び字幕信号のうちの1つ、または複数を含む。
データ送出装置100は、映像エンコーダ111、映像変換部112、音声エンコーダ121、音声変換部122、PSI/SI生成部131、メタデータ生成部141、マルチプレクサ150、及び伝送路符号化部160を備える。
映像エンコーダ111は、入力される番組情報としての映像データに対してエンコードを行う。映像エンコーダ111は、エンコードした映像データを映像変換部112に送信する。
映像変換部112は、映像エンコーダ111によりエンコードした映像データを、伝送方式に適合するフォーマットに変換する。即ち、映像変換部112は、映像データをPES(Packetized Elementary Stream)化する。映像変換部112は、生成したPESパケットをマルチプレクサ150に送信する。
音声エンコーダ121は、入力される番組情報としての音声データに対してエンコードを行う。音声エンコーダ121は、エンコードした音声データを音声変換部122に送信する。
音声変換部122は、音声エンコーダ121によりエンコードした音声データを、伝送方式に適合するフォーマットに変換する。即ち、音声変換部122は、音声データをPESパケット化する。音声変換部122は、生成したPESパケットをマルチプレクサ150に送信する。
PSI/SI生成部131は、入力される番組付加情報に基づいて、PSIまたはSIなどのサービス情報テーブル(PSI/SIテーブル)を生成する。
PSIは、MPEG−2システムズ規格で規定された伝送制御信号である。PSIは、受信装置における多重分離処理、及び再生処理に用いられる。
SIは、例えばARIB STD―B10に規定される番組配列情報とする。SIは、放送データストリームの分配システム、内容、スケジュール、及びタイミング、などを記述するデジタルデータである。SIは、PSIの構成と、独自に定義された拡張部分とを有する。SIは、受信装置において視聴者に対して行われる編成チャンネルの表示、及び番組の情報の表示などに用いられる。
PSI/SI生成部131は、入力される番組付加情報に基づいて、例えばProgram Association Table(PAT)、Progarm Map Table(PMT)、Conditional Access Table(CAT)、及びNetwork Information Table(NIT)などのPSIテーブルを生成する。
また、PSI/SI生成部131は、入力される番組付加情報に基づいて、Service Description Table(SDT)、Event Information Table(EIT)、及びBroadcaster Information Table(BIT)などのSIテーブルを生成する。PSI/SI生成部131は、生成したサービス情報テーブルをマルチプレクサ150に送信する。
メタデータ生成部141は、入力されるサービスに関する属性情報に基づいて、メタデータを生成する。メタデータは例えばARIB STD−B38に規定されるXML形式の記述言語型メタデータとする。メタデータ生成部141は、生成したメタデータをIPパケット多重化部142に送信する。また、メタデータ生成部141は、メタデータを生成した旨をPSI/SI生成部131に通知する。PSI/SI生成部131は、メタデータ生成部141からメタデータを生成した旨の通知を受け取る場合、生成するサービス情報テーブル内にメタデータが存在することを示す情報を記述する。
なお、メタデータ生成部141は、サービス毎、ブロードキャスタ毎、TS毎、またはネットワーク毎にメタデータ伝送の有無をPSI/SI生成部131に通知する。
IPパケット多重化部142は、メタデータ生成部131により生成される少なくとも1つのメタデータをファイルとして固定長に分割し、FILE delivery over unidirectional transport(FLUTE)プロトコルを適用する。この際、受信時に欠損データの修復を可能とするため、誤り訂正符号化を併用することもある。さらにこの分割データはUDPパケットやIPパケットに格納する。この際、IPパケットのヘッダに対しては圧縮処理などを施すこともある。そして、RFC4326で規定されるULE(Unidirectional Lightweight Encapsulation)方式により、このデータグラムをカプセル化してマルチプレクサ150に送信する。
マルチプレクサ150は、映像変換部112及び音声変換部122により生成されるPESパケットと、PSI/SI生成部131により生成されるサービス情報テーブルと、IPパケット多重化部142でUDP/IPパケット化されたメタデータとを多重化する。これにより、マルチプレクサ150は、TSを生成する。マルチプレクサ150は、生成したTSを伝送路符号化部160に送信する。
伝送路符号化部160は、マルチプレクサ150により生成されるTSに対し誤り訂正符号化処理及び変調処理等を施して、電波、またはネットワークなどにより送出する。これにより、データ送出装置100は、映像及び音声等のコンテンツデータと、サービス情報テーブルと、メタデータとが多重化されたTSを受信装置に伝送することができる。
図2乃至図4は、PSI/SI生成部131により生成されるSIのデータの例について説明する為の説明図である。図2は、PSI/SI生成部131により生成されるSDTの例について示す。図3は、PSI/SI生成部131により生成されるBITの例について示す。図4は、PSI/SI生成部131により生成されるNITの例について示す。
図2乃至図4は、PSI/SI生成部131により生成されるPSI/SIのデータの例について説明する為の説明図である。図2は、PSI/SI生成部131により生成されるSDTの例について示す。図3は、PSI/SI生成部131により生成されるBITの例について示す。図4は、PSI/SI生成部131により生成されるNITの例について示す。
SDTは、TS内に含まれるサービス(編成チャンネル)に関する情報である。BITは、ネットワーク上に存在するブロードキャスタに関する情報である。NITは、変調周波数などの伝送路の情報と、放送サービスとを関連付ける情報である。即ち、NITは、ネットワーク全体のサービス構成を示す。
SDTは、サービス記述テーブルである。SDTは、あるTSに含まれる全てのサービスの一覧の記述を有する。PSI/SI生成部131は、サービス情報テーブルとしてSDTを生成する場合、サービス毎にメタデータ伝送の有無をまとめて記述することができる。
図2に示すように、SDTは、「service_id」いうフィールドと「Metadata_flag」というフィールドとを有する。「service_id」は、編成チャンネルを特定する為のサービス識別子である。「Metadata_flag」は、メタデータ伝送の有無を示すフラグである。「Metadata_flag」は、「service_id」で特定されるservice(編成チャンネル)毎に設けられている。
即ち、PSI/SI生成部131は、サービス毎のメタデータ伝送の有無の通知をメタデータ生成部141から受信する場合、「service_id」に記述する識別子に対応するサービスのメタデータ伝送の有無に応じて「Metadata_flag」の値を記述し、SDTを生成する。
BITは、ブロードキャスタ情報テーブルである。BITは、すべてのサービスを事業者グループ(ブロードキャスタ)単位でまとめた記述を有する。PSI/SI生成部131は、サービス情報テーブルとしてBITを生成する場合、ブロードキャスタ単位でメタデータ伝送の有無を記述することができる。
図3に示すように、BITは、「broadcaster_id」いうフィールドと「Metadata_flag」というフィールドとを有する。「broadcaster_id」は、ブロードキャスタを特定する為のブロードキャスタ識別子である。「Metadata_flag」は、メタデータ伝送の有無を示すフラグである。「Metadata_flag」は、「broadcaster_id」で特定されるブロードキャスタ毎に設けられている。
即ち、PSI/SI生成部131は、ブロードキャスタ毎のメタデータ伝送の有無の通知をメタデータ生成部141から受信する場合、「broadcaster_id」に記述する識別子に対応するブロードキャスタのメタデータ伝送の有無に応じて「Metadata_flag」の値を記述し、BITを生成する。
NITは、ネットワーク情報テーブルである。NITは、受信装置により選択可能な全てのサービスの一覧と、各サービスがどのTSに含まれるかの記述とを有する。また、PSI/SI生成部131は、サービス情報テーブルとしてNITを生成する場合、TS毎、またはネットワーク全体でメタデータ伝送の有無を記述することができる。
図4に示すように、NITは、「original_network_id」いうフィールドと、「transport_stream_id」いうフィールドと、「Metadata_flag」というフィールドとを有する。
「original_network_id」は、例えばBSデジタル放送などのネットワークを特定する為のネットワーク識別子である。「transport_stream_id」は、ネットワーク内のTSを特定する為のTS識別子である。Metadata_flag」は、メタデータ伝送の有無を示すフラグである。「Metadata_flag」は、「original_network_id」で特定されるネットワーク毎、または「transport_stream_id」で特定されるトランスポートストリーム毎に設けられている。
即ち、PSI/SI生成部131は、ネットワーク毎のメタデータ伝送の有無の通知をメタデータ生成部141から受信する場合、「original_network_id」に記述する識別子に対応するネットワークのメタデータ伝送の有無に応じて「Metadata_flag」の値を記述し、NITを生成する。
また、PSI/SI生成部131は、TS毎のメタデータ伝送の有無の通知をメタデータ生成部141から受信する場合、「transport_stream_id」に記述する識別子に対応するTSのメタデータ伝送の有無に応じて「Metadata_flag」の値を記述し、NITを生成する。
上記したように、PSI/SI生成部131は、SDT、BIT、またはNIT内に「Metadata_flag」フィールドを設ける。PSI/SI生成部131は、サービス毎、ブロードキャスタ毎、TS毎、またはネットワーク毎のメタデータ伝送の有無を「Metadata_flag」フィールドに記述する。
これにより、データ送出装置100は、メタデータ伝送の有無をサービス毎、ブロードキャスタ毎、TS毎、またはネットワーク毎で受信装置に通知することができる。これにより、受信装置は、サービス情報テーブルを受信した時点でメタデータ伝送の有無を判断することが出来る。この為、受信装置は、効率的な処理を行う事ができる。この結果、より利便性の高いデジタル放送信号を送出することができるデジタル放送方式のデータ送出方法を提供することができる。
また、サービス種別情報においてサービスがメタデータ伝送専用サービスであることを定義することにより、複数のサービスに関するメタデータを1サービス内でまとめて伝送することができる。
図5は、サービス情報テーブルの記述子領域に挿入されるサービスリスト記述子の例について説明する為の説明図である。
SDT、BIT、及びNITは、テーブル内に記述子領域を有する。記述子領域は、種々の記述子を複数挿入することができるフィールドである。
PSI/SI生成部131は、例えば、図5に示すサービスリスト記述子(service_list_descriptor)をPSI/SIテーブルの記述子領域に挿入する。PSI/SI生成部131は、例えば、サービスリスト記述子をNITの第2記述子領域に挿入する。
サービスリスト記述子は、TS内の各サービス、及びサービス形式種別の一覧を記述する為の記述子である。図5に示すように、サービスリスト記述子は、「descriptor_tag」、「descriptor_length」、「loop」、「service_id」、及び「service_type」などのフィールドを有する。
「descriptor_tag」は、当該記述子がサービスリスト記述子であることを示す値を記述するためのフィールドである。「descriptor_length」は、サービスリスト記述子の記述子長を記述するためのフィールドである。「loop」は、TS内のサービスの数に応じてループを記述するためのフィールドである。
「service_id」は、当該TSに含まれるサービスを識別するための識別子を記述するためのフィールドである。「service_type」は、当該サービスの種類を示す値を記述するためのフィールドである。
PSI/SI生成部131は、TSとして生成するサービスの種類に応じて所定の値を「service_type」に入力する。PSI/SI生成部131は、外部から入力される番組付加情報に基づいてコンテンツの種類を判別する。
デジタル放送におけるサービスには、デジタルTVサービス、デジタル音声サービス、データサービス、臨時映像サービス、臨時音声サービス、臨時データサービス、エンジニアリングダウンロードサービス、事前蓄積用データサービス、蓄積専用データサービス、及びブックマーク一覧データサービスなどの種類が存在する。さらに、本実施形態では、メタデータ専用サービスが存在する。
PSI/SI生成部131は、デジタル放送のサービスの種別と「service_type」に入力する値とを対応付けたデータテーブル131aを備える。
PSI/SI生成部131は、外部から入力される番組付加情報、または属性情報に基づいてサービスの種別を判別する。PSI/SI生成部131は、判別した種類に基づいてデータテーブル131aを参照し、「service_type」に値を記述する。
図6は、図5に示す「service_type」に入力する値とサービスの種別とについて説明する為の説明図である。
デジタル放送のサービスの種別が「デジタルTVサービス」である場合、PSI/SI生成部131は、「service_type」に「0x01」を記述する。デジタル放送のサービスの種別が「デジタル音声サービス」である場合、PSI/SI生成部131は、「service_type」に「0x02」を記述する。デジタル放送のサービスの種別が「デジタルデータサービス」である場合、PSI/SI生成部131は、「service_type」に「0xC0」を記述する。
デジタル放送のサービスの種別が「臨時映像サービス」である場合、PSI/SI生成部131は、「service_type」に「0xA1」を記述する。デジタル放送のサービスの種別が「臨時音声サービス」である場合、PSI/SI生成部131は、「service_type」に「0xA2」を記述する。デジタル放送のサービスの種別が「臨時データサービス」である場合、PSI/SI生成部131は、「service_type」に「0xA3」を記述する。
デジタル放送のサービスの種別が「エンジニアリングダウンロードサービス」である場合、PSI/SI生成部131は、「service_type」に「0xA4」を記述する。
デジタル放送のサービスの種別が「事前蓄積用データサービス」である場合、PSI/SI生成部131は、「service_type」に「0xA8」を記述する。デジタル放送のサービスの種別が「蓄積専用データサービス」である場合、PSI/SI生成部131は、「service_type」に「0xA9」を記述する。
デジタル放送のサービスの種別が「ブックマーク一覧データサービス」である場合、PSI/SI生成部131は、「service_type」に「0xAA」を記述する。
また、PSI/SI生成部131は、複数のサービスのメタデータを1サービス内でまとめて伝送する場合、デジタル放送のサービスの種別として「メタデータ専用サービス」を定義し、「service_type」に「0xAB」を記述する。
上記したように、メタデータを専用で伝送するサービスをサービス種別情報として定義して伝送することで、データ送出装置100は、複数のサービスのメタデータを一括して効率的に送出することができる。
この結果、より利便性の高いデジタル放送信号を送出することができるデジタル放送のデータ送出方法を提供することができる。
TS形式の放送信号を受信する受信装置は、TSを受信する場合、受信するTSをPID(パケットID)毎の各パケットに分離する。受信装置は、分離したパケットからPSI/SIテーブルを取得する。受信装置は、PSI/SIテーブルの記述子を読み込み、記述子領域に挿入されているサービスリスト記述子を読み込む。
受信装置は、サービス記述リストの「service_type」の値を確認する。受信装置は、「service_type」の値が「0xAB」である場合、当該サービス種別情報が記述されているサービスがメタデータ専用データであることを認識する。この場合には、受信装置は、メタデータ専用データのサービスのパケットを抽出することにより、複数サービスのメタデータをまとめて取得することができる。
また、データ送出装置100は、SDTに挿入されるリンク記述子のリンク種別情報においてメタデータの伝送位置を指定することができる。この場合、受信装置は、当該サービスに関わるメタデータの伝送位置を、リンク記述子を読むことにより認識することができる。この為、データ送出装置100は、受信装置に効率的な処理を行わせることができる。
図7は、SDTの記述子領域に挿入されるリンク記述子の例について説明する為の説明図である。
PSI/SI生成部131は、例えば、図7に示すリンク記述子(linkage_descriptor)をSDTの記述子領域に挿入する。
リンク記述子は、各種のデータへのリンク先を記述する為の記述子である。図7に示すように、サービスリスト記述子は、「descriptor_tag」、「descriptor_length」、「transport_stream_id」、「original_network_id」、「service_id」、及び「linkage_type」などのフィールドを有する。
「descriptor_tag」は、当該記述子がリンク記述子であることを示す値を記述するためのフィールドである。「descriptor_length」は、リンク記述子の記述子長を記述するためのフィールドである。
「transport_stream_id」は、リンク先のサービスを含むTSを特定するための記述子を記載するためのフィールドである。「original_network_id」は、リンク先のサービスが伝送されているネットワークを特定するための記述子を記載するためのフィールドである。「service_id」は、リンク先のサービスを記述子を記載するためのフィールドである。
「linkage_type」は、リンク先のサービスの種別を示す値を記述するためのフィールドである。
PSI/SI生成部131は、リンク先のサービスの種類に応じて所定の値を「linkage_type」に入力する。PSI/SI生成部131は、外部から入力される番組付加情報、または属性情報に基づいてサービスの種別を判別する。
リンク記述子によりリンクされるサービスには、情報サービス、電子番組ガイド(EPG)サービス、CA代替サービス、全てのネットワーク/ブーケSIを含むトランスポートストリーム、代替サービス、データ放送サービスなどの種類が存在する。さらに、本実施形態では、メタデータ専用サービスが存在する。
PSI/SI生成部131は、リンク先のサービスの種別と「linkage_type」に入力する値とを対応付けたデータテーブル131bを備える。
PSI/SI生成部131は、外部から入力される番組付加情報、または属性情報に基づいてサービスの種別を判別する。PSI/SI生成部131は、判別した種類に基づいてデータテーブル131bを参照し、「linkage_type」に値を記述する。
図8は、図7に示す「linkage_type」に入力する値とサービスの種別とについて説明する為の説明図である。
リンク先のサービスの種別が「情報サービス」である場合、PSI/SI生成部131は、「linkage_type」に「0x01」を記述する。リンク先のサービスの種別が「電子番組ガイドサービス」である場合、PSI/SI生成部131は、「linkage_type」に「0x02」を記述する。リンク先のサービスの種別が「CA代替サービス」である場合、PSI/SI生成部131は、「linkage_type」に「0x03」を記述する。
リンク先のサービスの種別が「全てのネットワーク/ブーケSIを含むトランスポートストリーム」である場合、PSI/SI生成部131は、「linkage_type」に「0x04」を記述する。リンク先のサービスの種別が「代替サービス」である場合、PSI/SI生成部131は、「linkage_type」に「0x05」を記述する。リンク先のサービスの種別が「データ放送サービス」である場合、PSI/SI生成部131は、「linkage_type」に「0x06」を記述する。
また、PSI/SI生成部131は、リンク先のサービスの種別が「メタデータ専用サービス」である場合、「linkage_type」に「0x07」を記述する。
上記したように、データ送出装置100は、メタデータを専用で伝送するサービスへのリンクをリンク記述子に記述して伝送する。これにより、サービス単位でメタデータの伝送位置を指定することが可能になる。この結果、データ送出装置100は、当該サービスに関するメタデータの伝送位置を受信装置に容易に認識させることが出来る。
この結果、より利便性の高いデジタル放送信号を送出することができるデジタル放送のデータ送出方法を提供することができる。
受信装置は、TSを受信する場合、受信するTSをPID(パケットID)毎の各パケットに分離する。受信装置は、分離したパケットからPSI/SIテーブルを取得する。受信装置は、SDTの記述子を読み込み、記述子領域に挿入されているリンク記述子を読み込む。
受信装置は、リンク記述子の「linkage_type」の値を確認する。受信装置は、「linkage_type」の値が「0x07」である場合、「service_id」により示されるサービスがメタデータ専用データであることを認識する。この場合には、受信装置は、リンク先のサービスのパケットを抽出することにより、サービスに関するメタデータを容易に取得することができる。
なお、この発明は、上記した実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具現化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。更に、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
たとえば、メタデータの伝送においては図1におけるIPパケット多重化部142でのIPパケット多重化方式の代わりにモジュール化してDSM−CCセクション形式にマッピングするデータカルーセル伝送方式を適用してもよい。
100…データ送出装置、111…映像エンコーダ、112…映像変換部、121…音声エンコーダ、122…音声変換部、131…PSI/SI生成部、131a…データテーブル、131b…データテーブル、141…メタデータ生成部、142…IPパケット多重化部、150…マルチプレクサ、160…伝送路符号化部。

Claims (7)

  1. 番組情報を符号化して所定の形式に変換するステップと、
    属性情報に基づいてメタデータを生成するステップと、
    番組付加情報と前記属性情報とに基づいて、前記メタデータ伝送の有無を示す情報を含むサービス情報テーブルを生成するステップと、
    前記変換された番組情報と、前記サービス情報テーブルと、前記メタデータとを多重化して伝送用のトランスポートストリームを生成するステップと、
    前記生成されるトランスポートストリームを送出するステップと、
    を有することを特徴とするデジタル放送のデータ送出方法。
  2. 前記サービス情報テーブルを生成するステップは、サービス毎、ブロードキャスタ毎、トランスポートストリーム毎、またはネットワーク毎にメタデータ伝送の有無を示す情報をサービス情報テーブルに挿入することを特徴とする請求項1に記載のデータ送出方法。
  3. 前記サービス情報テーブルを生成するステップは、サービス毎にメタデータ伝送の有無を示す情報をサービス情報テーブルとしてのサービス記述テーブルに挿入することを特徴とする請求項2に記載のデータ送出方法。
  4. 前記サービス情報テーブルを生成するステップは、ブロードキャスタ毎にメタデータ伝送の有無を示す情報をサービス情報テーブルとしてのブロードキャスタ情報テーブルに挿入することを特徴とする請求項2に記載のデータ送出方法。
  5. 前記サービス情報テーブルを生成するステップは、ネットワーク毎、またはトランスポートストリーム毎にメタデータ伝送の有無を示す情報をサービス情報テーブルとしてのネットワーク情報テーブルに挿入することを特徴とする請求項2に記載のデータ送出方法。
  6. 前記メタデータを生成するステップは、複数のサービスのメタデータを1サービス内にまとめて生成し、
    前記サービス情報テーブルを生成するステップは、複数のメタデータをまとめて生成したサービスの種別がメタデータ専用データであることを示すサービス種別情報を、サービス情報テーブルに挿入することを特徴とする請求項2に記載のデータ送出方法。
  7. 前記メタデータを生成するステップは、サービスのメタデータを1サービスの中に生成し、
    前記サービス情報テーブルを生成するステップは、サービス記述テーブルに記述されているサービスのメタデータを有するサービスを特定する為の情報をサービス情報テーブルに挿入することを特徴とする請求項2に記載のデータ送出方法。
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