JP2011220328A - 燃焼器ライナー螺旋状冷却装置 - Google Patents

燃焼器ライナー螺旋状冷却装置 Download PDF

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Abstract

【課題】冷却装置を備えた燃焼器ライナーを提供する。
【解決手段】燃焼器ライナー(34)は上流部分(51)及び下流端部分(52)を含むことができる。前記上流部分(51)は、半径(R1)、及び大体長手方向の軸線(58)に沿った長さ(L1)を持つことができる。前記下流端部分(52)は、半径(R2)、及び大体長手方向の軸線(58)に沿った長さ(L2)を持つことができる。前記下流端部分(52)は複数のチャンネル(56)を画成することができる。前記複数のチャンネル(56)の各々は前記下流端部分(52)の前記長さ(98)に沿って螺旋状に延在することができる。前記複数のチャンネル(56)の各々は、その中に空気流(84)を流れさせて、前記下流端部分(52)を冷却するように構成することができる。
【選択図】図3

Description

本書で開示する内容は、一般的に云えば、ガスタービン・システムに関し、より詳しく述べると、ガスタービン・システムの燃焼器内の燃焼器ライナーを冷却するための装置に関するものである。
ガスタービン・システムは、動力発生などの様々な分野で広く利用されている。従来のガスタービン・システムは、圧縮機、燃焼器、及びタービンを含む。ガスタービン・システムの運転中、システム内の様々な構成要素が高温の流れに曝され、高温の流れは構成要素を損傷する虞がある。一般に流れの温度をより高くするとガスタービン・システムの性能、効率及び出力が増大するので、高温の流れに曝される構成要素は、温度を高くしてガスタービン・システムを運転するためには冷却しなければならない。
冷却すべき1つのガスタービン・システム構成要素は、燃焼器ライナーである。燃焼器内での空気−燃料混合物の燃焼によって引き起こされた高温の流れが燃焼器を通って導かれるので、この高温の流れは燃焼器ライナーを加熱し、これにより、燃焼器ライナーの損傷を引き起こす虞がある。具体的に述べると、燃焼器ライナーの下流端部分(これは、多くの燃焼器では、一般に燃焼器ライナーよりも半径が小さい)が燃焼器ライナーの寿命制限部分となることがあり、これは高温の流れに曝されることに起因して損傷する虞があるる。従って、燃焼器ライナーの寿命を長くするためには、この下流端部分を冷却しなければならない。
燃焼器ライナーを冷却するために当該分野では様々な方策が知られている。例えば、圧縮機から燃料ノズルを通って燃焼器内に供給される空気流の一部分を、燃焼器ライナーの下流端部分に画成された複数の線形軸方向チャンネルに吸い込むことができる。空気流が高温ガス流の方向に軸方向チャンネルの中を通るように導かれたとき、該空気流は下流端部分を冷却することができる。しかしながら、軸方向チャンネル内の空気流による下流端部分の冷却は、一般に燃焼器ライナーの下流端部分の長さによって制限され、この下流端部分の長さにより軸方向チャンネルの長さが定められる。従って、軸方向チャンネルは、下流端部分を冷却する際の空気流の効果を制限することがある。
そこで、当該技術分野において燃焼器ライナー冷却装置が要望されている。例えば、燃焼器ライナーの下流端部分を冷却するための装置は有益であると考えられる。更に、燃焼器ライナーの下流端部分に該下流端部分の長さを超える冷却チャンネルを設けて、下流端部分の冷却を増大させることは、有益であると考えられる。
米国特許第7010921号
本発明の様々な面及び利点は以下に一部を記載するが、該記載から明らかになることがあり、又は本発明の実施を通じて習得することができよう。
一実施形態では、燃焼器ライナーが提供される。この燃焼器ライナーは、上流部分及び下流端部分を含むことができる。前記上流部分は、半径、及び大体長手方向の軸線に沿った長さを持つことができる。前記下流端部分は、半径、及び大体長手方向の軸線に沿った長さを持つことができる。前記下流端部分は複数のチャンネルを画成することができる。前記複数のチャンネルの各々は前記下流端部分の前記長さに沿って螺旋状に延在することができる。前記複数のチャンネルの各々は、その中に空気流を流れさせて、前記下流端部分を冷却するように構成することができる。
本発明のこれらの及び他の特徴、面及び利点は、以下の記載及び「特許請求の範囲」の記載を参照するとより良く理解されよう。添付の図面は、本明細書に取り入れられて明細書の一部を構成するが、本発明の実施形態を例示していて、以下の説明と共に本発明の原理を説明するのに役立つ。
以下の説明では、当業者を対象として、最良の実施形態を含む本発明の完全で実現可能な開示を、添付の図面を参照して行う。
図1は、ガスタービン・システムの概略図である。 図2は、本発明のガスタービン・システムの様々な構成要素の一実施形態の側断面図である。 図3は、本発明の燃焼器の様々な構成要素の一実施形態の分解斜視図である。 図4は、図3の線4−4内の部分を示した、本発明の燃焼器ライナーの一実施形態の部分斜視図である。 図5は、図2の線5−5内の部分を示した、本発明の燃焼器の様々な構成要素の一実施形態の部分断面図である。 図6は、図5の線6−6に沿って切断した本発明のチャンネルの一実施形態の部分断面図である。 図7は、図5の線7−7に沿って切断した本発明のチャンネルの別の実施形態の部分断面図である。 図8は、本発明の燃焼器ライナーの別の実施形態の部分斜視図である。 図9は、本発明の燃焼器ライナーの更に別の実施形態の部分斜視図である。
次に本発明の様々な実施形態について詳しく説明するが、その内の1つ以上の例を図面に示す。各々の例は本発明を説明するためのものであり、本発明を制限するものではない。実際に、当業者には、本発明の範囲及び精神から逸脱することなく本発明に様々な修正及び変更を為し得ることが明らかであろう。例えば、一実施形態の一部として例示し説明した特徴を別の実施形態に用いて、更に別の実施形態を作成することが可能である。従って、本発明は、このような修正及び変更を「特許請求の範囲」の記載及びその等価な内容の範囲内に入るものとして包含するものとする。
図1は、ガスタービン・システム10の概略図である。システム10は、圧縮機12、燃焼器14、タービン16及び燃料ノズル20を含むことができる。更に、システム10は、複数の圧縮機12、複数の燃焼器14、複数のタービン16及び複数の燃料ノズル20を含むことができる。圧縮機12及びタービン16は、シャフト18によって結合することができる。シャフト18は、単一のシャフトであっても、或いはシャフト18を形成するように一緒に結合された複数のシャフト・セグメントであってもよい。
ガスタービン・システム10は、該システム10を運転するために、天然ガス又は水素豊富化合成ガスのような液体又は気体燃料を使用することができる。例えば、燃料ノズル20は、供給燃料22と圧縮機12の吐出プレナム31からの空気流72(図2参照)とを取り込んで、供給燃料22を空気流72と混合して空気−燃料混合物を生成し、該空気−燃料混合物を燃焼器14の中に吐出することができる。燃焼器14に受け入れられた空気−燃料混合物は、燃焼器14の燃焼室38内で燃焼して、高圧排出ガス、すなわち高温ガス流73を生成することができる。燃焼器14は、高温ガス流73を燃焼器14内の高温ガス流経路39に沿ってタービン16へ導くことができる。高温ガス流73がタービン16を通過するとき、タービン16はシャフト18を回転させることができる。シャフト18は、圧縮機12を含むタービン・システム10の様々な構成要素に接続することができる。従って、シャフト18の回転により、圧縮機12を動作させて、空気流72を圧縮することができる。
このようにして、運転中、空気流72はタービン・システム10に入って、圧縮機12で圧縮することができる。次いで、空気流72は、燃焼器14内で燃焼するために供給燃料22と混合することができる。例えば、燃料ノズル20が、燃焼器14の中へ燃料−空気混合物を、最適な燃焼、排出、燃料消費及び出力のための適切な比率で噴射することができる。燃焼により高温ガス流73を発生することができ、その高温ガス流73は燃焼器14からタービン16へ供給することができる。
図2に例示されているように、燃焼器14は一般に圧縮機12及びタービン16に流体結合される。圧縮機12は、燃焼器14への空気の導流を容易にするように互いに流体連通関係に結合されたディフューザ29及び吐出プレナム31を含むことができる。例えば、圧縮機12内で圧縮された後、空気流72はディフューザ29を通って流れて、吐出プレナム31に供給することができる。次いで、空気流72は吐出プレナム31から燃料ノズル20を介して燃焼器14へ流れることができる。
燃焼器14は燃焼器14の上流端にカバー・プレート30を含むことができる。カバー・プレート30は、燃料ノズル20を少なくとも部分的に支持すると共に、空気流72及び供給燃料22を燃料ノズル20に導くことのできる流路を提供することができる。
燃焼器14は、空気流72を容易にするように構成された中空環状壁を有することができる。例えば、燃焼器14は、流れスリーブ32の内側に配置された燃焼器ライナー34を含むことができる。図2に示されているように、燃焼器ライナー34及び流れスリーブ32の構成は、一般に同心であって、それらの間に環状通路又は空気流路36を画成することができる。特定の実施形態では、流れスリーブ32及び燃焼器ライナー34は、燃焼器14の第1の又は上流側の中空環状壁を構成することができる。流れスリーブ32は複数の入口40を含むことができ、これらの入口40は、圧縮機12から吐出プレナム31を通って環状通路又は空気流路36の中へ空気流72の少なくとも一部分を通すための流路を提供する。換言すると、流れスリーブ32は所定のパターンの開口を持つように穿孔して、孔あき環状壁を画成することができる。燃焼器ライナー34の内部は、実質的に円筒形又は環状の燃焼室38を画成することができ、また高温ガス流73を導くことのできる高温ガス流路39を少なくとも部分的に画成することができる。
燃焼器ライナー34及び流れスリーブ32より下流では、緩衝スリーブ42を流れスリーブ32に結合することができる。流れスリーブ32は、緩衝スリーブ42の一部分を受け入れるように構成された取付けフランジ44を含むことができる。緩衝スリーブ42が移行部材46を取り囲むように、緩衝スリーブ42の内側に移行部材46を配置することができる。緩衝スリーブ42及び移行部材46の同心の構成により、それらの間に環状通路又は空気流路47を画成することができる。緩衝スリーブ42は複数の入口48を含むことができ、これらの入口48は、圧縮機12からの空気流72の少なくとも一部分を、吐出プレナム31を通って空気流路47の中へ入れるための流路を提供する。換言すると、緩衝スリーブ42は所定のパターンの開口を持つように穿孔して、孔あき環状壁を画成することができる。更に、移行部材46の内部空洞50が、燃焼室38からの高温ガス流73をタービン16へ導くことのできる高温ガス流路39を画成することができる。
図示のように、空気流路47は空気流路36に流体結合される。従って、空気流路47及び36は一緒になって、圧縮機12及び吐出プレナム31から燃料ノズル20へ空気流72を供給すると共に、燃焼器14を冷却するように構成された空気流路を画成する。
移行部材46は、一般に下流端部分52の周りで燃焼器ライナー34に結合することができる。環状包囲体54及び封止リング66を、下流端部分52と移行部材46との間に配置することができる。封止リング66は、燃焼器ライナー34と移行部材46との間にシールを構成することができる。例えば、封止リング66は、環状包囲体54の外面と移行部材46の内面との間を封止することができる。
前に述べたように、タービン・システム10は、運転中、空気流72を取り入れて、該空気流72を圧縮機12へ供給することができる。圧縮機12は、シャフト18によって駆動されて、回転して、空気流72を圧縮することができる。圧縮された空気流72は、次いでディフューザ29に吐出することができる。圧縮された空気流72の大部分は、圧縮機12からディフューザ29を介して吐出プレナム31の中を通り、次いで燃焼器14の中へ吐出することができる。また、圧縮された空気流72の内の小部分(図示せず)は、タービン・エンジン10の他の構成要素の冷却のために下流へ送ることができる。
吐出プレナム31内の圧縮された空気の一部分は、入口48を介して空気流路47に入ることができる。空気流路47内の空気流72は、次いで、該空気流が燃焼器ライナー34の下流端部分52を越えて導かれるように、空気流路36の中へ上流方向に通すことができる。従って、(緩衝スリーブ42及び移行部材46によって形成されるた)空気流路47と(流れスリーブ32及び燃焼器ライナー34によって形成されるた)空気流路36とによって、上流方向の空気流路が画成される。
上流方向に流れる空気流72の一部分は、空気流路47から環状包囲体54を通って燃焼器ライナー34の下流端部分52へ導くことができる。例えば、環状包囲体54によって画成された複数の入口通路68(図3及び5参照)が、環状包囲体54を通って下流端部分52へ至る流路を提供することができる。
環状包囲体54を通過しなかった空気流72は、空気流路36の中をカバー・プレート30及び燃料ノズル20へ向かって上流へ流れ続けることができる。従って、空気流路36は、空気流路47及び入口40の両方から空気流72を受け取ることができる。図2に示されているように、空気流路36内の空気流72の一部分43は、燃焼器ライナー34上の1つ以上のバイパス開口41に導くことができる。バイパス開口41は燃焼器ライナー34を半径方向に貫通して、燃焼室38内への直接流路を提供することができ、これは下流端部分52に画成された複数のチャンネル56をバイパスする。バイパス開口41を通って燃焼室38の中へ流れる空気流43は、燃焼器ライナー34の内面に沿って冷却膜を形成することができる。空気流路36の中を通る残りの空気流72は燃料ノズル20へ向けて上流に導くことができ、そこで空気流72は供給燃料22と混合して、燃焼室38内で点火して高温ガス流73を発生することができる。高温ガス流73は燃焼室38から高温ガス流路39に沿って移行部材空洞50に入り、次いでタービン・ノズル60を通ってタービン16へ導くことができる。
図3は、本発明の燃焼器14の様々な構成要素の一実施形態の分解斜視図である。詳しく述べると、図3は、燃焼器ライナー34と環状包囲体54と移行部材46との間の関係を解り易くするためのものである。図示のように、燃焼器ライナー34は上流部分51及び下流端部分52を含むことができる。上流部分51は、長手方向の軸線58に沿って測ったときの軸方向長さL1を持つことができる。下流端部分52は、長手方向の軸線58に沿って測ったときの軸方向長さL2を持つことができる。例示の実施形態では、燃焼器ライナー34の上流部分51の半径R1は、燃焼器ライナー34の下流端部分52の半径R2よりも大きくすることができる。しかしながら、他の実施形態では、半径R1及びR2は等しくすることができ、或いは半径R2を半径R1よりも大きくすることができる。更に、半径R1及びR2は上流部分51及び下流端部分52の長さL1及びL2全体にわたって、或いは長さL1及びL2の一部分にわたってそれぞれテーパーを付けることができることを理解されたい。例えば、半径R1及びR2は、長さL1及びL2全体にわたって、或いは長さL1及びL2の一部分にわたって、高温ガス流73又は空気流84の方向に減少させることができる(これについては、以下に詳しく説明する)。この代わりに、半径R1及びR2は、長さL1及びL2全体にわたって、或いは長さL1及びL2の一部分にわたって、高温ガス流73又は空気流84の方向に拡大させることができる。更に、半径R1にテーパーを付けるのに対し、R2を一定にしておくことができ、或いは、R2にテーパーを付けるのに対し、R1を一定にしておくことができる。
燃焼器ライナー34の下流端部分52の長さL2は一般に燃焼器ライナー34の上流部分51の長さL1よりも短くすることができる。更に、一実施形態では、下流端部分52の長さL2は燃焼器ライナー34の全長(L1+L2)のほぼ10〜20パーセントにすることができる。しかしながら、他の実施形態では、長さL2は燃焼器ライナー34の全長の20パーセントよりも長くするか、或いは10パーセントよりも短くすることも可能であることを理解されたい。例えば、他の実施形態では、下流端部分52の長手方向の長さL2は、燃焼器ライナー34の全長の少なくともほぼ5、10、15、20、25、30又は35パーセントよりも短くすることができる。
環状包囲体54は、ほぼ下流端部分52の周りで燃焼器ライナー34と、入れ子式に、同軸に又は同心にオーバーラップする関係に、係合するように構成することができる。移行部材46は、ほぼ下流端部分52及び環状包囲体54の周りで燃焼器ライナー34に結合することができる。封止リング66は、結合を容易にするために環状包囲体54と移行部材46との間に配置することができる。例えば、封止リング66は燃焼器ライナー34と移行部材46との間にシールを構成することができる。図示のように、環状包囲体54は、環状包囲体54のほぼ上流端近くに複数の入口通路68を画成することができる。例示の実施形態では、入口通路68は、環状包囲体54の周りに(軸線58に対して)円周方向に配置され且つ半径方向に貫通する複数の開口として図示されている。しかしながら、入口通路68は任意の配置構成で且つ環状包囲体54上の任意の位置に画成することができることを理解されたい。入口通路68によって画成された開口は、例えば、孔、スロット、又は孔及びスロットの任意の組合せを含むことができる。更に、入口通路68によって画成される開口は、当該技術分野で知られている任意の開口又は通路とすることができる。更に、入口通路68の直径は、ほぼ0.01、0.02、0.03、0.04、0.05、0.06、0.07、0.08、0.09又は0.10インチとすることができ、或いは、他の実施形態では、0.01インチよりも小さく、又は0.10インチよりも大きくすることができる。
入口通路68は、空気流72の一部分84(図5参照)を燃焼器ライナー34の下流端部分52へ供給するように構成することができる。更に、環状包囲体54の内面55と下流端部分52に画成されたチャンネル56とは、入口68を介して供給された空気流84を受け取る通路を形成することができる。例えば、一実施形態では、各々の入口68は、空気流路36及び47の中を燃料ノズル20へ向かって上流へ流れる空気流72の一部分を、下流端部分52に画成されたそれぞれのチャンネル56へ方向転換させることによって、空気流84を供給することができる。燃焼室38内の高温ガス流経路39中の高温ガス流73の温度に対して一般にかなり低い温度である空気流84がチャンネル56に入ってチャンネル56の中を流れるので、熱が燃焼器ライナー34の下流端部分52から取り去られ、従って、下流端部分52及び燃焼器ライナー34を冷却することができる。燃焼器ライナー34はまたバイパス開口41を含むことができ、これらは、前に述べたように、燃焼器ライナー34の内面に沿って冷却膜を形成し、従って、燃焼器ライナー34に対する付加的な絶縁(断熱)を行うことができる。
図4は、図3の曲線4−4によって画成された円形領域内にある燃焼器ライナー34の下流端部分52の部分斜視図である。複数のチャンネル56は燃焼器ライナー34の下流端部分52の周りに円周方向に配列することができる。一実施形態の模範的な一面では、複数のチャンネル56は、下流端部分52の長さL2に沿って螺旋状に延在することができる。例えば、複数のチャンネル56は、下流端部分のほぼ長さL2全体にわたって螺旋状に延在することができる。しかしながら、その代わりに、チャンネル56は、図8に示されているように、下流端部分52の長さL2の一部分のみにわたって螺旋状に延在することができる。更に、幾つかのチャンネル56がほぼ長さL2全体にわたって螺旋状に延在でき、且つ他のチャンネル56が長さL2の一部分のみにわたって延在できることを理解されたい。
複数のチャンネル56の各々は、その中に空気流84を流れさせて、下流端部分52を冷却するように構成することができる。例えば、複数のチャンネル56は互いにほぼ平行な流路であって、長さL2及び燃焼器ライナー34の長手方向の軸線58に対して螺旋状に延在する流路を画成することができる。一実施形態では、チャンネル56は、各々の各チャンネル56が隣り合う***した分割部材62の間の凹形の溝になるように、下流端部分52の外面の一部分を取り除くことによって形成することができる。従って、複数のチャンネル56は、下流端部分52の周面に沿って螺旋状の溝と螺旋状の分割部材62とを交互に配置することによって画成することができる。理解されるように、チャンネル56は、例えば、フライス加工、鋳造、モールド成形、又はレーザ・エッチング/切削のような、任意の適当な手法を用いて形成することができる。
一実施形態の模範的な一面では、複数のチャンネル56の各々は、下流端部分52の軸方向長さL2よりも長い長さ98を持つことができる。例えば、チャンネル56の長さ98はほぼ4、8、12又は16インチとすることができる。しかしながら、他の実施形態では、チャンネル56の長さ98は16インチよりも長く、或いは4インチよりも短くすることができる。ところで、下流端部分52の軸方向長さL2は、ほぼ3、6、9又は12インチとすることができる。しかしながら、他の実施形態では、軸方向長さL2は12インチよりも長く、或いは3インチよりも短くすることができる。しかしながら、この代わりに、複数のチャンネル56の各々の長さ98は、軸方向下流端部分52の長さL2に実質的に等しくするか、又は長さL2よりも短くすることができる。更に、幾つかのチャンネルが軸方向長さL2よりも長い長さ98を持ち、且つ他のチャンネルが該軸方向長さに実質的に等しいか又はそれよりも短い長さ98を持つことができることを理解されたい。
図6に示されているように、複数のチャンネル56の各々は幅90を持つことができる。一実施形態では、例えば、各々のチャンネル56の幅90は、ほぼ0.25インチ、0.5インチ、0.75インチ又は1インチとすることができる。他の実施形態では、幅90は、0.25インチよりも短く、或いは1インチよりも長くすることができる。更に、一実施形態では、各々のチャンネル56の幅90は、チャンネルの長さ98全体にわたって実質的に一定とすることができる。しかしながら、別の実施形態では、各々のチャンネル56の幅90はテーパーを付けることができる。例えば、図9に示されているように、各々のチャンネル56の幅90は、チャンネル56の長さ98にわたってチャンネル56を通る空気流84の方向に減少させることができる。この代わりに、各々のチャンネル56の幅90は、チャンネル56の長さ98にわたってチャンネル56を通る空気流84の方向に拡大させることができる。
複数のチャンネル56の各々はまた深さ94を持つことができる。一実施形態では、例えば、チャンネル56の深さ94は、ほぼ0.05インチ、0.10インチ、0.15インチ、0.20インチ、0.25インチ又は0.30インチとすることができる。他の実施形態では、チャンネル56の深さ94は、0.05インチよりも小さくするか、又は0.30インチよりも大きくすることができる。更に、一実施形態では、各々のチャンネル56の深さ94は、チャンネルの長さ98全体にわたって実質的に一定にすることができる。しかしながら、別の実施形態では、各々のチャンネル56の深さ94はテーパーを付けることができる。例えば、各々のチャンネル56の深さ94は、チャンネル56の長さ98にわたってチャンネル56を通る空気流84の方向に減少させることができる。この代わりに、各々のチャンネル56の深さ94は、チャンネル56の長さ98にわたってチャンネル56を通る空気流84の方向に拡大させることができる。
バイパス開口41は、空気流43を燃焼室38に直接供給して、燃焼器ライナー34の内面に沿って追加の冷却膜を形成することによって、燃焼器ライナー34の冷却を更に向上させることができる。一実施形態では、例えば、バイパス開口41は、ほぼ0.01、0.02、0.03、0.04、0.05、0.06、0.07、0.08、0.09又は0.10インチの直径を持ち、或いは、他の実施形態では、0.01インチよりも小さいか又は0.10インチよりも大きい直径を持つことができる。
次いで、図5について説明すると、図2の曲線5−5によって囲まれた円形領域内の燃焼器14の部分断面図が示されている。詳しく述べると、図5は、空気流84が入口通路68から、燃焼器ライナー34の下流端部分52上に画成されたチャンネル56に入ってその中を流れて、下流端部分52を冷却する様子をより詳しく示している。前に述べたように、圧縮機12によって吐出された空気流72は、入口48を通って、緩衝スリーブ42及び移行部材46によって画成された空気流路47の中に受け入れることができる。図示の実施形態では、入口48は円形の孔であるが、他の実施形態では、入口48はスロットにするか、又は他の幾何学的形状の孔及びスロットの組合せとすることができる。空気流路47内の空気流72が高温ガス流路39の方向に対して上流へ導かれるので、空気流72の大部分は、流れスリーブ32及び燃焼器ライナー34によって画成された空気流路36の中へ吐出される。前に述べたように、流れスリーブ32は、緩衝スリーブ42の上流端78から半径方向外向きに延在する部材76を受けるように構成された取付けフランジ44を下流端74に含むことができ、これによって流れスリーブ32及び緩衝スリーブ42が流体結合される。空気流路47から空気流72受け取ることに加えて、空気流路36はまた、入口40を介して吐出プレナム31から空気流72の一部分を受け取ることができる。このように、空気流路36内の空気流72は、環状通路47から吐出された空気流72と、入口40を介して流入する空気流72とを含むことができる。従って、高温ガス流路39に対して上流へ導かれる空気流路が、空気流路36及び47によって画成される。更に、緩衝スリーブ42上の入口48と同様に、入口40はまた、様々な形状の孔、スロット又はそれら組合せを含むことができることを理解されたい。
空気流路47の中を流れる空気流72の大部分を空気流路36に吐出しながら、空気流72の一部分84を燃焼器ライナー34の下流端部分52に供給することができる。例えば、空気流72が燃焼器14、吐出プレナム31、空気流路36及び47を通って流れるので、入口通路68は、前に述べたように、燃焼器14、吐出プレナム31、空気流路36及び47からの空気流72の少なくとも一部分84を受け入れるように構成することができる。入口通路68は、この部分の空気流84を燃焼器ライナー34の下流端部分52へ供給することができる。前に述べたように、空気流72の部分84は、入口通路68から、燃焼器ライナー34の下流端部分52上のチャンネル56を通るように導かれて、下流端部分52を冷却することができる。図5の断面図には唯一つのチャンネル56しか示されていないが、同様な空気流方式を下流端部分52上の各々のチャンネル56に適用できることを理解されたい。一実施形態では、下流端部分52の周りの複数のチャンネル56の中に導かれて流れる全空気流84は、燃焼器14に供給される全空気流72のほぼ1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10パーセントをすることができる。他の実施形態では、チャンネル56の中に導かれる全空気流84は、燃焼器14に供給される全空気流72の10パーセントよりも多くし、或いは1パーセントよりも少なくすることができる。
前に述べたように、チャンネル56に供給される空気流84は、一般に燃焼室38内の高温ガス流経路39中の高温ガス流73よりも相対的にかなり低い。従って、空気流84がチャンネル56の中を流れるにつれて、熱を燃焼器ライナー34から、特に燃焼器ライナー34の下流端部分52から奪い去ることができる。例えば、燃焼器ライナー34を冷却する際に用いられる機構は、空気流84と下流端部分52の外面(これは、前に述べたように、チャンネル56を画成する溝及び分割部材62を含むことができる)との間の接触により生じる強制対流による熱伝達であると考えられる。冷却空気84は、下流端部分52の長さに沿ってチャンネル56の中をほぼ螺旋状の方向に流れることができる。空気84がチャンネル56の中をほぼ螺旋状の方向に流れるので、またチャンネル56の長さが一般に軸方向下流端部分52の長さL2よりも長いので、チャンネル56内での空気流84の滞留時間が増大し、その結果、下流端部分52の冷却が増大する。次いで、空気流84はチャンネル56を出て、移行部材空洞50の中へ吐出することができる。次いで、空気流84は、燃焼室38から高温ガス流路39を通って移行部材空洞50の中を下流へ流れる高温ガス流73へ向けて導かれて、該高温ガス流73と混合することができる。
また、図5は、複数組のバイパス開口41を使用することを例示している。例えば、図3及び4に示された実施形態について再び説明すると、燃焼器ライナー34の周りに円周方向に配置された一組のバイパス開口41が例示されている。図5に示されているように、燃焼器ライナー34を冷却するのに3組の軸方向に間隔を置いたバイパス開口41を利用することができる。すなわち、図5の断面図に示されている各々のバイパス開口は、燃焼器ライナー34の周りに円周方向に配列されたそれぞれの一組のバイパス開口に対応させることができる。空気流路36からの空気流72の一部分43は、各々のバイパス開口41を通って燃焼室38に流入することができる。前に述べたように、この空気流43は冷却膜を形成し、従って、燃焼室38内の高温ガス流73からの燃焼器ライナー34の絶縁を更に改善することができる。ここで、バイパス開口41の組は1組又は3組に制限されず、2組、4組、又は任意の他の数の又は多様な組にすることができることが理解されたい。
図6に示されているように、一実施形態では、本発明の複数のチャンネル56の各々は、実質的に滑らかなチャンネル表面95及び側壁92のような実質的に滑らかな表面を持つことができる。例えば、各々のチャンネル56のチャンネル表面95及び側壁92は、実質的に又は何ら突起、凹所又は表面粗面化組織などを持たない。空気流84がチャンネル56の中をほぼ下流方向に流れて各々のチャンネル56のチャンネル表面95及び側壁92に接触するとき、強制対流冷却により熱が燃焼器ライナー34から、特に燃焼器ライナー34の下流端部分52から取り去られる。
代替実施形態では、図7に示されているように、本発明の複数のチャンネル56の各々は、複数の表面成形部96を含む、チャンネル表面95及び側壁92のような表面を持つことができる。表面成形部96は、チャンネル表面95又は側壁92から延在する個別の突起であってよい。例えば、表面成形部は、フィン形突起、円形突起、リング形突起、山形突起、チャンネル56内に形成された斜交平行溝間の***部、又はこれらの組合せ、並びに任意の他の適当な幾何学的形状を含むことができる。ここで、表面成形部96の寸法は、チャンネル56の幾何学的制約を満足させながら冷却を最適化するように選択することができることを理解されたい。表面成形部96は更に、冷却空気流84がチャンネル56の中を流れるにつれて接触することのできる下流端部分52の表面積を増大させることによって、燃焼器ライナー34の強制対流冷却を向上させることができる。従って、空気流84がチャンネル56の中を流れて表面成形部96に接触するので、燃焼器ライナー34から取り去る熱量は、図6に示された実施形態に比べて大きくなる。更に、図示の実施形態はチャンネル表面95上にのみ形成された表面成形部96を示しているが、他の実施形態では、表面成形部96はチャンネル56の側壁92にのみ、或いはチャンネル56の表面95及び側壁92の両方に形成することができる。
本明細書は、最良の実施形態を含めて、本発明を開示するために、また当業者が任意の装置又はシステムを作成し使用し且つ任意の採用した方法を遂行すること含めて本発明を実施することができるようにするために、幾つかの例を使用した。本発明の特許可能な範囲は「特許請求の範囲」の記載に定めており、また当業者に考えられる他の例を含み得る。このような他の例は、それらが「特許請求の範囲」の文字通りの記載から差異のない構造的要素を持つ場合、或いはそれらが「特許請求の範囲」の文字通りの記載から実質的に差異のない等価な構造的要素を含む場合、特許請求の範囲内に入るものとする。
10 ガスタービン・システム
12 圧縮機
14 燃焼器
16 タービン
18 シャフト
20 燃料ノズル
22 供給燃料
29 ディフューザ
30 カバー・プレート
31 吐出プレナム
32 流れスリーブ
34 燃焼器ライナー
36 空気流路
38 燃焼室
39 高温ガス流経路
40 入口
41 バイパス開口
42 緩衝スリーブ
43 空気流部分
44 取付けフランジ
46 移行部材
47 空気流路
48 入口
50 移行部材空洞
51 上流部分
52 下流端部分
54 環状包囲体
56 チャンネル
58 長手方向の軸線
60 タービン・ノズル
62 分割部材
66 封止リング
68 入口通路
72 空気流
73 高温ガス流
74 下流端
76 部材
78 上流端
84 空気流部分
90 幅
92 側壁
94 深さ
93 チャンネル表面
96 表面成形部
98 長さ

Claims (10)

  1. 半径(R1)、及び大体長手方向の軸線(58)に沿った長さ(L1)を持つ上流部分(51)と、
    半径(R2)、及び大体長手方向の軸線(58)に沿った長さ(L2)を持つ下流端部分(52)であって、各々が当該下流端部分(52)の長さに沿って螺旋状に延在する複数のチャンネル(56)を画成する下流端部分(52)と、を有し、
    前記複数のチャンネル(56)の各々が、その中に空気流(84)を流れさせて、前記下流端部分(52)を冷却するように構成されていること、
    を特徴とする燃焼器ライナー(34)。
  2. 前記複数のチャンネル(56)の各々は、前記下流端部分(52)の長さ(L2)よりも長い長さ(98)を持つている、請求項1記載の燃焼器ライナー(34)。
  3. 前記複数のチャンネル(56)の各々は幅(90)を持ち、前記複数のチャンネル(56)の各々の前記幅(90)は前記チャンネル(56)の長さ(98)全体にわたって実質的に一定である、請求項1乃至2のいずれか1項に記載の燃焼器ライナー(34)。
  4. 前記複数のチャンネル(56)の各々は幅(90)を持ち、前記複数のチャンネル(56)の各々の前記幅(90)は、前記チャンネル(56)の長さ(98)にわたって前記チャンネル(56)を通る空気流(84)の方向に減少している、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の燃焼器ライナー(34)。
  5. 前記複数のチャンネル(56)の各々は実質的に滑らかの表面(92,95)を持っている、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の燃焼器ライナー(34)。
  6. 前記複数のチャンネル(56)の各々は、複数の表面成形部(96)を含む表面(92,95)を持っている、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の燃焼器ライナー(34)。
  7. 前記複数のチャンネル(56)の各々は深さ(94)を持ち、前記複数のチャンネル(56)の各々の前記深さ(94)は前記チャンネル(56)の長さ(98)全体にわたって実質的に一定である、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の燃焼器ライナー(34)。
  8. 前記複数のチャンネル(56)の各々は深さ(94)を持ち、前記複数のチャンネル(56)の各々の前記深さ(94)は、前記チャンネル(56)の長さ(98)にわたって、前記チャンネル(56)を通る空気流(84)の方向に減少している、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の燃焼器ライナー(34)。
  9. 前記下流端部分(52)の長さ(L2)は前記上流部分(51)の長さ(L1)よりも短い、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の燃焼器ライナー(34)。
  10. 前記下流端部分(52)の半径(R2)は、前記下流端部分(52)の長さ(L2)にわたって、前記複数のチャンネル(56)を通る空気流(84)の方向に減少している、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の燃焼器ライナー(34)。
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