JP2011214781A - 多室形空気調和機 - Google Patents

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Abstract

【課題】自動モードが設定された場合、それぞれの室内機が設置された室内環境が快適な状態となるように、運転モードを選択可能な多室形空気調和機を提供する。
【解決手段】1台の室外機100、および、優先室内機200−1、非優先室内機200−2、非優先室内機200−3を備え、優先室内機は、非優先室内機からの運転モード切換温度に到達した旨の通知を取得する通知取得手段と、この通知取得手段で全ての非優先室内機からの通知を取得するまで、運転モード切換温度を所定の範囲にシフトして設定し直す運転モード切換温度変更手段とを備え、非優先室内機は、運転モード切換温度に到達したとき、優先室内機にその旨を通知する通知手段を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、多室形空気調和機の自動運転制御に関する。
従来から、1台または複数台の室外機と複数台の室内機とがお互いに通信線で接続されている多室形空気調和機が知られている。このような多室形空気調和機には2つのタイプが存在し、それぞれの室内機が個々に異なる運転モードで運転可能なタイプと、それぞれの室内機が冷房運転モードまたは暖房運転モードのいずれか一方の運転モードに統一して運転することを要するタイプとがある。
それぞれの室内機が冷房運転モードまたは暖房運転モードのいずれか一方の運転モードに統一して運転することを要するタイプの多室形空気調和機においては、運転モードをどのようにして決定するかという問題が生じる。特に、冷房運転モードまたは暖房運転モードのいずれか一方の運転モードを自動的に選択して運転を行う自動モードでは、それぞれの室内機において異なる判断がされる可能性があり、このような場合、それぞれの室内機間で運転モードの衝突が発生するという問題が生じる。
このような問題を解決するものとして、複数台の室内機のうち、1台を親機、その他を子機とし、子機の室内機の運転モードを親機の室内機の運転モードに常に一致させて運転させることにより、全ての室内機の運転モードを同一にすることで、上述のように、それぞれの室内機で運転モードについて異なる判断がされたときでも、問題なく運転することが可能な運転制御方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、特許文献1に開示されている運転制御方法では、親機の室内機の運転モードに応じて全ての子機の室内機の運転モードが決められてしまうため、親機の室内機が設置された室内環境と子機の室内機が設置された室内環境とが大きく異なる場合でも、親機の室内環境に応じた運転モードで運転が行われてしまう。このため、子機の室内機が設置された室内では、必ずしも快適な室内環境を提供することができないという問題点があった。
特開平7−12393号公報(第2頁−第3頁、第1図)
本発明は上記問題点に鑑み、それぞれの室内機が冷房運転モードまたは暖房運転モードのいずれか一方の運転モードに統一して運転することを要するタイプの多室形空気調和機において、自動モードが設定された場合でも、それぞれの室内機が設置された室内環境が快適な状態となるように、運転モードを選択可能な多室形空気調和機を提供することを目的とする。
本発明は上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、1または複数の室外機と複数の室内機とを備え、全ての室内機が同一の運転モードで運転される多室形空気調和機において、前記複数の室内機は、運転モードを冷房運転モードと暖房運転モードのいずれかに自動で切換える閾値である運転モード切換温度がそれぞれ個別に設定されており、前記複数の室内機において、それぞれの室内機が設置される部屋の室温が、一方の運転モードから他方の運転モードに切換える運転モード切換温度に到達したとき、一斉に全ての室内機の運転モードを切換えることを特徴する。
請求項2の発明は、請求項1記載の多室形空気調和機において、1または複数の室外機と複数の室内機とを備え、全ての室内機が同一の運転モードで運転される多室形空気調和機において、前記複数の室内機のそれぞれには、他の室内機と通信を行う通信手段と、室温を検出する室温検出手段と、運転モードを冷房運転モードと暖房運転モードのいずれかに自動で切換える閾値である運転モード切換温度を設定する運転モード切換温度設定手段と、前記室温検出手段で検出した室温が前記運転モード切換温度設定手段で設定された運転モード切換温度に到達したとき、通知を送信する通知手段とを備え、優先機として予め設定された1の室内機が、同1の室内機以外の全ての室内機から前記通知を前記通信手段を介して受信し、かつ、前記1の室内機に備えられた前記室温検出手段が検出した室温が前記運転モード切換温度設定手段で設定された運転モード切換温度に到達したとき、全ての室内機の運転モードを切換えることを特徴とする。
本発明によれば、全ての室内機が同一の運転モードで運転される多室形空気調和機の場合に、それぞれの室内機が設置された室内環境が快適な状態となるように、運転モードを選択することにより、全ての室内機の使用者にとって不快感のない空調環境を得ることができる。
本発明による多室形空気調和機を示すブロック図である。 本発明による多室形空気調和機の暖房運転モードで運転中の動作を示す説明図である。 本発明による多室形空気調和機の冷房運転モードで運転中の動作を示す説明図である。 本発明による優先室内機の自動モードの運転制御の一例を示すフローチャートである。 本発明による非優先室内機の自動モードの運転制御の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づき詳細に説明する。本実施形態による多室形空気調和機は、図1に示すように、1台の室外機100と3台の室内機200−1、200−2、200−3が通信線400により相互に接続され、3台の室内機200−1、200−2、200−3がそれぞれ同一の運転モードで運転可能になっている。また、室内機200−1、200−2、200−3に対応してリモコン300−1、300−2、300−3が設けられている。なお、本実施形態では、1台の室外機100としたが、複数台の室外機を並列に接続して備えてもよく、3台の室内機200−1、200−2、200−3としたが、この台数以外の複数台の室内機を備えてもよい。
リモコン300−1、300−2、300−3は対応する室内機200−1、200−2、200−3に対し、運転開始、室温の温度設定、運転モード、運転停止などの指示信号を出力する。
室外機100は、室外機制御部110と、通信部120とを備えている。室外機制御部110は、室内機200−1、200−2、200−3からの運転モードや室温の設定温度などにより、図示しない室外ファン、四方弁、圧縮機などを制御する。通信部120は、室内機200−1、200−2、200−3との間で情報を送受信し、また、室外機制御部110との間でも情報の送受信を行う。なお、室温の設定温度は、使用者が希望する室内の温度として設定される温度(以下、設定温度と称す)である。
室内機200−1、200−2、200−3はそれぞれ、室温センサ230と、通信部220と、室内機制御部210とを備えている。室温センサ230は、室温を検出する室温検出手段である。通信部220は、室外機100または他の室内機間で情報を送受信する通信手段である。室内機制御部210は、室温センサ230や通信部220からの情報を記憶し、記憶した情報に基づいて、図示しない膨張弁、室内ファンなどを制御する。
上述の室内機200−1、200−2、200−3のうち、1の室内機200−1は優先室内機に設定され、その他の室内機200−2、200−3は非優先室内機に設定されている。優先室内機200−1に備える室内機制御部210には、優先室内機200−1、非優先室内機200−2、200−3の運転モードを一斉に自動的に切換えるための手段が設けられている。非優先室内機200−2、200−3に備える室内機制御部210にはそれぞれ、自機の運転状態を監視するための手段が設けられている。
優先室内機200−1に備えられた室内機制御部210は、運転モード切換温度設定手段と、通知取得手段と、運転モード切換温度変更手段と、運転モード切換手段とを備えている。運転モード切換温度設定手段は、冷房運転モードまたは暖房運転モードのいずれか一方に運転モードを切換える閾値である運転モード切換温度を設定する。通知取得手段は、非優先室内機200−2、200−3から、非優先室内機200−2、200−3に備える室温センサ230で検出した室温が運転モード切換温度に到達した旨の通知を取得して記憶する。さらに、通知取得手段は、記憶した通知を確認することにより、非優先室内機200−2、200−3ごとに通知の有無を判断する。運転モード切換温度変更手段は、運転モード切換温度を一時的にシフトして設定の変更を行う。
運転モード切換手段は、優先室内機200−1が運転モード切換温度に到達し、かつ、通知取得手段で運転モード切換温度に到達した旨の通知の有無を判断した結果、全ての非優先室内機200−2、200−3から通知有りの場合、一斉に運転モードを切換える。なお、運転モード切換手段は、優先室内機200−1に備える室温センサ230で検出した室温が運転モード切換温度に到達し、かつ、通知取得手段で運転モード切換温度に到達した旨の通知の有無を判断した結果、全ての非優先室内機200−2、200−3からの通知無しの場合でも、次の2つの場合には、全ての室内機の運転モードを一斉に切換えるように制御してもよい。
1つ目は、運転モード切換温度変更手段で運転モード切換温度の設定が変更された後、予め設定された所定の時間が経過する場合である。これは、ある非優先室内機が設置された部屋の窓やドアが開いたまま、その非優先室内機が長時間運転されているような場合に、いつまでも、その非優先室内機が運転モード切換温度に到達せず、全ての室内機の運転モードが切換えられないことを防ぐことを目的とするものである。
2つ目は、運転モード切換温度変更手段で運転モード切換温度の設定が変更された後、室温がこの変更された運転モード切換温度に到達する場合である。これは、優先室内機200−1、非優先室内機200−2、200−3が同一フロア内に設置されており、かつ、優先室内機200−1と非優先室内機200−2、200−3の設定温度が大きく異なる状況で各室内機の運転を継続すると、優先室内機200−1の空調領域と非優先室内機200−2、200−3の空調領域とで温度差が大きくなる。この結果、各室内機の空調領域間で熱の移動が生じ、これにより、優先室内機200−1の設定温度と優先室内機200−1の空調領域の温度が大きく乖離してしまう場合がある。このような場合に、上述のように、全ての非優先室内機200−2、200−3が運転モード切換温度に到達することを待つことなく、優先室内機200−1の運転モードを切換えることを可能とし、優先室内機200−1の設定温度と優先室内機200−1の空調領域の温度の乖離を防止することを目的とするものである。
非優先室内機200−2、200−3に備えるそれぞれの室内機制御部210には、運転モード切換温度設定手段と、通知手段と、運転モード決定手段と、運転モード切換指示通知取得手段とが設けられている。運転モード切換温度設定手段は、冷房運転モードまたは暖房運転モードのいずれか一方に運転モードを切換える閾値である運転モード切換温度を設定する。通知手段は、優先室内機200−1に対し、非優先室内機200−2、200−3に備える室温センサ230で検出した室温が運転モード切換温度に到達した旨を通知する。運転モード決定手段は、リモコン300−2、300−3からの指示信号に応じて、冷房運転モードまたは暖房運転モードのいずれか一方に運転モードを決定する。運転モード切換指示通知取得手段は、優先室内機200−1の運転モード切換手段からの運転モードの切換指示の通知を取得することにより、運転モードを切換える。なお、非優先室内機200−2、200−3自体には、優先室内機200−1のように、後述する自動モードでの運転を行う機能を備えていないため、優先室内機200−1に備える運転モード切換温度変更手段および運転モード切換手段を有していない。
なお、優先室内機200−1、非優先室内機200−2、200−3に備えるそれぞれの室内機制御部210に設けられている各手段は、優先室内機200−1、非優先室内機200−2、200−3に備える図示しない記憶部に記憶されたプログラムに従って動作するようになっている。
次に、本実施形態における多室形空気調和機の動作について説明する。なお、これより説明する実施形態は、上述の「2つの場合」を加味した多室形空気調和機の実施形態である。まず、全ての室内機(優先室内機200−1、非優先室内機200−2、200−3)が、運転開始から自動モード運転に移行するまでを説明する。優先室内機200−1が最初に自動モードで運転を開始した場合と、非優先室内機200−2、200−3が最初にマニュアルモードで運転を開始した場合とで動作が異なるため、それぞれの場合について説明する。
なお、自動モードを、設定温度と室内機が存在する部屋の室温に応じて、冷房運転モードと暖房運転モードを適宜自動で切換える運転モードとし、また、マニュアルモードを、リモコンからの指示信号に応じて、冷房運転モードまたは暖房運転モードを決定する運転モードとして説明する。また、自動モードでの運転は優先室内機200−1のみ可能な運転モードであり、マニュアルモードでの運転は非優先室内機200−2、200−3のみ可能な運転モードである。
優先室内機200−1が最初に自動モードで運転を開始した場合、後から運転を開始する非優先室内機200−2、200−3は、優先室内機200−1からの運転モードを示す情報(冷房運転モードまたは暖房運転モードを示す情報)の指示信号を受信し、非優先室内機200−2、200−3の運転モードを優先室内機200−1の運転モードに追従させる。すなわち、優先室内機200−1が冷房運転モードで運転していれば、非優先室内機200−2、200−3も冷房運転モードで運転を開始し、優先室内機200−1が暖房運転モードで運転していれば、非優先室内機200−2、200−3も暖房運転モードで運転を開始する。
非優先室内機200−2、200−3が最初にマニュアルモードで運転を開始した場合、後から運転を開始する優先室内機200−1は自動モードで運転を開始し、優先室内機200−1における運転モードを示す情報(冷房運転モードまたは暖房運転モードを示す情報)が非優先室内機200−2、200−3に送信され、非優先室内機200−2、200−3の運転モードを優先室内機200−1の運転モードに強制的に追従させる。
以上説明したように、本実施形態における多室形空気調和機では、優先室内機200−1が最初に運転した場合と、非優先室内機が最初に運転した場合とに関らず、運転中の全ての室内機は、優先室内機200−1が運転を開始した時点で、一度、優先室内機200−1の運転モードに強制的に一致させるように制御される。
次に、優先室内機200−1の運転開始後の本実施形態における多室形空気調和機の運転動作について説明する。図2に示すように、全ての室内機が暖房運転中であって、優先室内機200−1の設定温度が26℃、非優先室内機200−2の設定温度が30℃、非優先室内機200−3の設定温度が26℃であるときの、暖房運転モードから冷房運転モードへの運転モードの変更動作について説明する。なお、以下の説明においては全ての室内機が設置された部屋の広さは全て同一とし、暖房運転により室温は全て同様に上昇していくものとする。
優先室内機200−1には、暖房運転モードから冷房運転モードへの運転モードに切換える閾値である冷房切換温度が、室内機制御部210に(運転モード切換温度設定手段により)設定されている。室温が上昇し、この冷房切換温度に到達したときに、優先室内機200−1は、運転モードを暖房運転モードから冷房運転モードへ自動的に切換える。なお、冷房切換温度は設定温度+2℃として設定されているため、設定温度の変更により、この冷房切換温度も適宜変更されるものである。
また、非優先室内機200−2、200−3においても、優先室内機200−1と同様に、暖房運転モードから冷房運転モードへの運転モードに切換える閾値である冷房切換温度が、室内機制御部210に(運転モード切換温度設定手段により)設定されており、冷房切換温度は、それぞれの非優先室内機200−2、200−3毎に使用者によりリモコン300−2、300−3を介して設定される設定温度+2℃として設定されている。
また、優先室内機200−1、非優先室内機200−2および非優先室内機200−3は通信線400で接続されており、各室内機が設置された部屋の室温が冷房切換温度に到達した場合に、その旨の情報を相互に授受可能となっている。
優先室内機200−1が設置されている部屋の室温が、暖房運転により冷房切換温度である28℃に到達したとき、図2に示すとおり、非優先室内機200−2、200−3のうち、室内機200−2は、未だ室温が冷房切換温度に到達していないため、優先室内機200−1が暖房サーモ運転に移行する。
なお、暖房サーモ運転とは、設定温度と室温の温度差に基づき、極力室温の上昇や下降がないようにするため、暖房サーモオフ運転と暖房サーモオン運転とが交互に所定の時間間隔で繰返される運転である。暖房サーモオフ運転とは、図示しない室内機熱交換器に接続される膨張弁の開度を調整することにより、冷媒流通量を最小とし、さらに室内ファンの回転を停止、または間欠運転させることにより、極力室温の上昇がないように(室内機から部屋に温風が供給されないように)する運転である。
一方、暖房サーモオン運転とは、過冷却度を一定に保持するために、室内機熱交換器に接続される膨張弁の開度を調整して冷媒流通量を制御し、さらに室内ファンの回転を継続させることにより、極力室温の下降がないように(室内機から部屋に温風が供給されるように)する運転である。
優先室内機200−1は、暖房サーモ運転に移行した後、冷房切換温度を所定の範囲で高い温度(本実施形態では32℃)にシフトする。優先室内機200−1は、冷房切換温度をシフトした後、全ての非優先室内機200−2、200−3から、室温が冷房切換温度に到達した旨の通知を受信するまで暖房サーモ運転を継続する。
一方、非優先室内機200−2においては、室温が28℃の段階では、未だ室温が冷房切換温度に到達していないため、暖房運転を継続し、室温が冷房切換温度である32℃に到達したとき、その旨を優先室内機200−1に通知する。この通知の後、優先室内機200−1と同様に暖房サーモ運転に移行する。また、非優先室内機200−3においては、室温が冷房切換温度である28℃に到達したとき、その旨を優先室内機200−1に通知し、優先室内機200−1と同様に暖房サーモ運転に移行する。
なお、優先室内機200−1は、全ての非優先室内機200−2、200−3から、室温が冷房温度に到達した旨の通知の受信がない場合でも、優先室内機200−1は、冷房切換温度をシフトして設定し直した後、予め設定された所定の時間が経過した場合、全ての室内機の運転モードを暖房運転モードから冷房運転モードに強制的に切換える。また、同様に、優先室内機200−1は、冷房切換温度をシフトして設定し直した後、室温がこの冷房切換温度に到達した場合、全ての室内機の運転モードを暖房運転モードから冷房運転モードに強制的に切換える。
以上説明したとおり、優先室内機200−1は、全ての非優先室内機200−2、200−3から、室温が冷房切換温度に到達した旨の通知を受信するまで、暖房サーモ運転を継続し、全ての室内機の室温が冷房切換温度に到達した旨の通知を受信したとき、自機を含めた全ての室内機の運転モードを暖房運転モードから冷房運転モードに切換える。
優先室内機200−1は、冷房切換温度をシフトして設定し直した後、予め設定された所定の時間が経過した場合、全ての室内機の運転モードを暖房運転モードから冷房運転モードに強制的に切換える。
また、優先室内機200−1は、冷房切換温度をシフトして設定し直した後、この冷房切換温度に到達した場合、全ての室内機の運転モードを暖房運転モードから冷房運転モードに強制的に切換える。
なお、優先室内機200−1から、この冷房運転モードの切換指示が室外機100へ送信され、室外機制御部110により冷房運転モードに制御される。
次に、図3に示すように、全ての室内機が冷房運転中であって、優先室内機200−1の設定温度が24℃、非優先室内機200−2の設定温度が20℃、非優先室内機200−3の設定温度が24℃であるときの、冷房運転モードから暖房運転モードへの運転モードの変更動作について説明する。
優先室内機200−1には、冷房運転モードから暖房運転モードへの運転モードに切換える閾値である暖房切換温度が、室内機制御部210に(運転モード切換温度設定手段により)設定されている。室温が下降し、この暖房切換温度に到達したときに、優先室内機200−1は、運転モードを冷房運転モードから暖房運転モードへ自動的に切換える。なお、暖房切換温度は設定温度−2℃として設定されているため、設定温度の変更により、この暖房切換温度も適宜変更されるものである。
また、非優先室内機200−2、200−3においても、優先室内機200−1と同様に、冷房運転モードから暖房運転モードへの運転モードに切換える閾値である暖房切換温度が、室内機制御部210に(運転モード切換温度設定手段により)設定されており、暖房切換温度は、それぞれの非優先室内機200−2、200−3毎に使用者によりリモコン300−2、300−3を介して設定される設定温度−2℃として設定されている。
また、優先室内機200−1、非優先室内機200−2および非優先室内機200−3は通信線400で接続されており、各室内機が設置された部屋の室温が暖房切換温度に到達した場合に、その旨の情報を相互に授受可能となっている。
優先室内機200−1が設置されている部屋の室温が、冷房運転により暖房切換温度である22℃に到達したとき、図3に示すとおり、非優先室内機200−2、200−3のうち、室内機200−2は、未だ室温が暖房切換温度に到達していないため、優先室内機200−1が冷房サーモ運転に移行する。
なお、冷房サーモ運転とは、設定温度と室温の温度差に基づき、極力室温の上昇や下降がないようにするため、冷房サーモオフ運転と冷房サーモオン運転とが交互に所定の時間間隔で繰返される運転である。冷房サーモオフ運転とは、室内機熱交換器に接続される膨張弁の開度を調整することにより、冷媒の流通を止め、さらに室内ファンの回転を継続させることにより、極力室温の下降がないように(送風のみ、すなわち、室内機から部屋に冷風が供給されないように)する運転である。
一方、冷房サーモオン運転とは、過熱度を一定に保持するために、室内機熱交換器に接続される膨張弁の開度を調整して冷媒流通量を制御し、さらに室内ファンの回転を継続させることにより、極力室温の上昇がないように(室内機から部屋に冷風が供給されるように)する運転である。
優先室内機200−1は、冷房サーモ運転に移行した後、暖房切換温度を所定の範囲で低い温度(本実施形態では18℃)にシフトする。優先室内機200−1は、暖房切換温度をシフトした後、全ての非優先室内機200−2、200−3から、室温が暖房切換温度に到達した旨の通知を受信するまで冷房サーモ運転を継続する。
一方、非優先室内機200−2においては、室温が22℃の段階では、未だ室温が暖房切換温度に到達していないため、冷房運転を継続し、室温が暖房切換温度である18℃に到達したとき、その旨を優先室内機200−1に通知する。この通知の後、優先室内機200−1と同様に冷房サーモ運転に移行する。また、非優先室内機200−3においては、室温が暖房切換温度である22℃に到達したとき、その旨を優先室内機200−1に通知し、優先室内機200−1と同様に冷房サーモ運転に移行する。
なお、優先室内機200−1は、全ての非優先室内機200−2、200−3から、室温が冷房温度に到達した旨の通知の受信がない場合でも、優先室内機200−1は、暖房切換温度をシフトして設定し直した後、予め設定された所定の時間が経過した場合、全ての室内機の運転モードを冷房運転モードから暖房運転モードに強制的に切換える。また、同様に、優先室内機200−1は、暖房切換温度をシフトして設定し直した後、室温がこの暖房切換温度に到達した場合、全ての室内機の運転モードを冷房運転モードから暖房運転モードに強制的に切換える。
以上説明したとおり、優先室内機200−1は、全ての非優先室内機200−2、200−3から、室温が暖房切換温度に到達した旨の通知を受信するまで、冷房サーモ運転を継続し、全ての室内機の室温が暖房切換温度に到達した旨の通知を受信したとき、自機を含めた全ての室内機の運転モードを冷房運転モードから暖房運転モードに切換える。
優先室内機200−1は、暖房切換温度をシフトして設定し直した後、予め設定された所定の時間が経過した場合、全ての室内機の運転モードを冷房運転モードから暖房運転モードに強制的に切換える。
また、優先室内機200−1は、暖房切換温度をシフトして設定し直した後、この暖房切換温度に到達した場合、全ての室内機の運転モードを冷房運転モードから暖房運転モードに強制的に切換える。
なお、優先室内機200−1から、この暖房運転モードの切換指示が室外機100へ送信され、室外機制御部110により暖房運転モードに制御される。
以上説明してきた全ての室内機が同一の運転モードで運転する多室形空気調和機によれば、優先室内機200−1、非優先室内機200−2および非優先室内機200−3において、運転モードを冷房運転モードまたは暖房運転モードの一方に自動で切換える自動モードが設定された場合に、優先室内機200−1、非優先室内機200−2および非優先室内機200−3が設置された室内環境が快適な状態となるように、運転モードを選択することができる。この結果、全ての室内機の使用者にとって不快感のない空調環境を得ることができる。
なお、以上説明してきた本実施形態では、冷房切換温度が設定温度+2℃、暖房切換温度が設定温度−2℃が設定されているが、本発明はこれに限定するものではなく、冷媒切換温度または暖房切換温度と設定温度との温度差を、優先室内機200−1、非優先室内機200−2および非優先室内機200−3のそれぞれの使用者が任意に設定し直すことができるようにしてもよい。
更に、本発明は以上説明してきた本実施形態に限定するものではなく、優先室内機200−1に備える機能を、室外機100に有するようにし、室外機100に優先機の機能を持たせてもよい。また、全ての室内機に優先室内機200−1に備える機能を持たせ、設置時に状況に応じて、いずれか1つの室内機を優先機に設定できるようにしてもよい。
図4は本実施形態における優先室内機200−1の自動モード運転時の制御フローを示したものである。図4において、Sはステップを、数字はステップ番号をそれぞれ表す。
図4に示すように、優先室内機200−1は、自動モード運転を開始すると、室内機制御部210は、冷房運転モードであるか、暖房運転モードであるかを判断する(S1)。室内機制御部210は、冷房運転モードであれば(S1−YES)、S2に移行し、暖房運転モードであれば(S1−NO)、S3に移行する。
S2において、室内機制御部210は、室温センサ230により検出する室温が暖房切換温度以下であるか否かを判断し、室温が暖房切換温度以下であれば(S2−YES)、S4に移行し、室温が暖房切換温度未満であれば(S2−NO)、室温が暖房切換温度以下になるまでS2のステップを繰返し実行する。
S3において、室内機制御部210は、室温センサ230により検出する室温が冷房切換温度以上であるか否かを判断し、室温が冷房切換温度以上であれば(S3−YES)、S4に移行し、室温が冷房切換温度未満であれば(S3−NO)、室温が冷房切換温度以上になるまでS3のステップを繰返し実行する。
S4において、優先室内機200−1の通知取得手段は、全ての非優先室内機200−2、200−3から、運転モード切換温度に到達した旨の通知を取得しているか否かを判断し、全ての非優先室内機200−2、200−3から、運転モード切換温度に到達した旨の通知を取得していれば(S4−YES)、S5に移行し、全ての非優先室内機200−2、200−3から、運転モード切換温度に到達した旨の通知を取得していなければ(S4−NO)、S6に移行する。なお、通知取得手段は、S2−YESの場合、暖房切換温度に到達した旨の通知の取得について判断し、S3−YESの場合、冷房切換温度に到達した旨の通知の取得について判断している。
S5において、優先室内機200−1の運転モード切換手段は、優先室内機200−1、非優先室内機200−2、200−3を、冷房運転モードであれば暖房運転モードに、暖房運転モードであれば冷房運転モードに一斉に切換えて、S1のステップに戻り、S1以降を繰返し実行する。
S6において、室内機制御部210は、サーモ運転を開始する。なお、S2からS4のステップが実行された場合、冷房サーモ運転を開始し、S3からS4のステップが実行された場合、暖房サーモ運転を開始する。
S7において、室内機制御部210は、冷房運転モードであるか、暖房運転モードであるかを判断し、室内機制御部210は、冷房運転モードであれば(S7−YES)、S8に移行し、暖房運転モードであれば(S7−NO)、S9に移行する。
S8において、運転モード切換温度変更手段は、予め設定されている暖房切換温度からX℃減算し、現在の暖房切換温度をX℃下げるように自動シフトする。S9においては、運転モード切換温度変更手段は、予め設定されている冷房切換温度からX℃加算し、現在の冷房切換温度をX℃上げるように自動シフトする。
S10において、通知取得手段は、S4のステップと同様に、全ての非優先室内機200−2、200−3から、S8またはS9のステップにより自動シフトした運転モード切換温度に到達した旨の通知を取得したか否かを判断し、運転モード切換温度に到達した旨の通知を取得していれば(S10−YES)、S5以降を実行し、運転モード切換温度に到達した旨の通知を取得していなければ(S10−NO)、S11に移行する。
S11において、運転モード切換手段は、運転モード切換温度変更手段で運転モード切換温度を自動シフトした時点から所定の時間が経過したか否かを判断し、所定の時間が経過していれば(S11−YES)、S5以降を実行し、所定の時間が経過していなければ(S11−NO)、S12に移行する。
S12において、室内機制御部210は、室温センサ230により検出する室温が、S8またはS9により自動シフトされた運転モード切換温度に到達したか否かを判断し、室温が運転モード切換温度に到達した場合(S12−YES)、S5以降を実行し、室温が運転モード切換温度に到達していない場合(S12−NO)、S10のステップに戻り、S10以降を繰返し実行する。
図5は本実施形態における非優先室内機200−2、200−3の自動モード運転時の制御フローを示したものである。図5において、Sはステップを、数字はステップ番号をそれぞれ表す。
図5に示すように、非優先室内機200−2、200−3は、自動モード運転を開始すると、室内機制御部210は、冷房運転モードであるか、暖房運転モードであるかを判断する(S1)。室内機制御部210は、冷房運転モードであれば(S1−YES)、S2に移行し、暖房運転モードであれば(S1−NO)、S3に移行する。
S2において、室内機制御部210は、室温センサ230により検出する室温が暖房切換温度以下であるか否かを判断し、室温が暖房切換温度以下であれば(S2−YES)、S4に移行し、室温が暖房切換温度未満であれば(S2−NO)、室温が暖房切換温度以下になるまでS2のステップを繰返し実行する。
S3において、室内機制御部210は、室温センサ230により検出する室温が冷房切換温度以上であるか否かを判断し、室温が冷房切換温度以上であれば(S3−YES)、S4に移行し、室温が冷房切換温度未満であれば(S3−NO)、室温が冷房切換温度以上になるまでS3のステップを繰返し実行する。
S4において、S1において判断された全ての非優先室内機200−2、200−3の運転モードが、優先室内機200−1と同一の運転モードであるものとする。S4においては、通知手段は、優先室内機200−1に運転モード切換温度に到達した旨を通知する。なお、通知手段は、S2−YESの場合、暖房切換温度に到達した旨を通知し、S3−YESの場合、冷房切換温度に到達した旨を通知する。
このように、運転モード切換温度に到達した旨を通知した後、S5において、室内機制御部210は、サーモ運転を開始する。なお、S2からS4のステップが実行された場合、冷房サーモ運転を開始し、S3からS4のステップが実行された場合、暖房サーモ運転を開始する。
S6において、通知取得手段は、優先室内機200−1からの運転モードの切換指示の通知があるか否かを判断し、運転モードの切換指示の通知があれば(S6−YES)、S7に移行し、運転モードの切換指示の通知がなければ(S6−NO)、S5のステップに戻り、S5以降を繰返し実行する。
S7において、通知取得手段は、優先室内機200−1の運転モード切換手段からの運転モードの切換指示の通知を取得することにより、冷房運転モードであれば暖房運転モードに、暖房運転モードであれば冷房運転モードに自動的に切換え、S1のステップに戻り、S1以降を繰返し実行する。
100 室外機
110 室外機制御部
120 通信部
200−1 室内機(優先室内機)
200−2 室内機(非優先室内機)
200−3 室内機(非優先室内機)
210 室内機制御部
220 通信部
230 室温センサ
300−1 リモコン
300−2 リモコン
300−3 リモコン
400 通信線

Claims (2)

  1. 1または複数の室外機と複数の室内機とを備え、全ての室内機が同一の運転モードで運転される多室形空気調和機において、
    前記複数の室内機は、運転モードを冷房運転モードと暖房運転モードのいずれかに自動で切換える閾値である運転モード切換温度がそれぞれ個別に設定されており、
    前記複数の室内機において、それぞれの室内機が設置される部屋の室温が、一方の運転モードから他方の運転モードに切換える運転モード切換温度に到達したとき、一斉に全ての室内機の運転モードを切換えることを特徴する多室形空気調和機。
  2. 1または複数の室外機と複数の室内機とを備え、全ての室内機が同一の運転モードで運転される多室形空気調和機において、
    前記複数の室内機のそれぞれには、他の室内機と通信を行う通信手段と、
    室温を検出する室温検出手段と、
    運転モードを冷房運転モードと暖房運転モードのいずれかに自動で切換える閾値である運転モード切換温度を設定する運転モード切換温度設定手段と、
    前記室温検出手段で検出した室温が前記運転モード切換温度設定手段で設定された運転モード切換温度に到達したとき、通知を送信する通知手段とを備え、
    優先機として予め設定された1の室内機が、同1の室内機以外の全ての室内機から前記通知を前記通信手段を介して受信し、かつ、前記1の室内機に備えられた前記室温検出手段が検出した室温が前記運転モード切換温度設定手段で設定された運転モード切換温度に到達したとき、全ての室内機の運転モードを切換えることを特徴とする多室形空気調和機。
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