JP2011211269A - デジタル放送再生装置及びデジタル放送再生プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】電力及び記憶容量のそれぞれの消費量を抑制しつつ、ザッピング時におけるユーザの利便性を高めたを提供する。
【解決手段】デジタル放送再生装置100は、第1チューナ110a,第2チューナ110bを使用してデジタル放送のチャンネルを再生する再生部120と、第1チューナ110a,第2チューナ110b及び再生部120を制御する制御部130とを有する。制御部130は、前記制御部は、ザッピング動作の開始を検知したとき、第1チューナ110a,第2チューナ110bを所定の時間間隔で順次切り替えるようにして、第1チューナ110a,第2チューナ110bのうちの一のチューナからの再生対象チャンネルを再生すると共に、第1チューナ110a,第2チューナ110bのうち他のチューナにおいて次の再生対象チャンネルの再生の準備を行うように再生部120を制御する。
【選択図】図1
【解決手段】デジタル放送再生装置100は、第1チューナ110a,第2チューナ110bを使用してデジタル放送のチャンネルを再生する再生部120と、第1チューナ110a,第2チューナ110b及び再生部120を制御する制御部130とを有する。制御部130は、前記制御部は、ザッピング動作の開始を検知したとき、第1チューナ110a,第2チューナ110bを所定の時間間隔で順次切り替えるようにして、第1チューナ110a,第2チューナ110bのうちの一のチューナからの再生対象チャンネルを再生すると共に、第1チューナ110a,第2チューナ110bのうち他のチューナにおいて次の再生対象チャンネルの再生の準備を行うように再生部120を制御する。
【選択図】図1
Description
本発明は、デジタル放送を再生するデジタル放送再生装置及びデジタル放送再生プログラムに関する。
テレビを視聴するユーザは、例えばテレビCM中等においてチャンネルを頻繁に切り替えながら視聴する「ザッピング」を行うことがある。また、近年では地上デジタルテレビ放送(以下、単に「デジタル放送」と称する)が開始され、デジタル放送を再生するデジタル放送再生装置の普及が進んでいる。
デジタル放送は、MPEG復号の処理等に起因して、アナログ放送よりもチャンネル切り替えに要する時間が長いことが知られている。一般的には、ユーザによるチャンネル切り替え操作から、切替先チャンネルの映像・音声が出力されるまでは、3〜5秒間程度の無映像・無音声状態になる。
このような不具合を複数のチューナを使用して解消しようとする技術が提案されている(特許文献1及び2参照)。特許文献1及び2に記載の技術は、主チューナを使用してデジタル放送映像・音声を出力しつつ、副チューナは常時チャンネルを切り替えながらデジタル放送映像を記憶する。
そして、ユーザによるチャンネル切り替え操作があると、主チューナにより切替先チャンネルの映像・音声を出力するまでの間は、副チューナにより記憶されている切替先チャンネルの映像を出力する。これにより、チャンネル切り替え時に無映像状態になることが回避される。
しかしながら、特許文献1及び2に記載の技術には、次のような問題がある。
第1に、副チューナが常時チャンネルを切り替えながらデジタル放送映像を記憶する必要があり、デジタル放送再生装置が消費する電力及び記憶容量が大きいという問題がある。
第2に、副チューナを使用して記憶されている映像は、現在放送中の映像よりも古い映像である。例えば副チューナを使用して10秒間隔で10チャンネル分を記憶している場合、最も古い映像は100秒前のものであり、現在放送中の内容とは大きく異なる。そのような映像は、ユーザにとって必ずしも有益ではないという問題がある。
そこで、本発明は、電力及び記憶容量のそれぞれの消費量を抑制しつつ、ザッピング時におけるユーザの利便性を高めたデジタル放送再生装置及びデジタル放送再生プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明は以下のような特徴を有している。まず、本発明のデジタル放送再生装置の特徴は、複数のチューナ(第1チューナ110a、第2チューナ110b)を使用してデジタル放送のチャンネルを再生する再生部(再生部120)と、前記複数のチューナ及び前記再生部を制御する制御部(制御部130)とを有するデジタル放送再生装置(デジタル放送再生装置100)であって、前記制御部は、ザッピング動作の開始を検知したとき、前記複数のチューナを所定の時間間隔で順次切り替えるようにして、前記複数のチューナのうちの一のチューナからの再生対象チャンネルを再生すると共に、前記複数のチューナのうち他のチューナにおいて次の再生対象チャンネルの再生の準備を行うように前記再生部を制御することを要旨とする。
このような特徴によれば、ザッピングの開始を検知するまでは複数のチューナを同時に動作させる必要がないため、特許文献1及び2に記載の技術と比較して、デジタル放送再生装置の電力及び記憶容量のそれぞれの消費量を抑制できる。
また、再生対象チャンネルの再生と同時に次の再生対象チャンネルの再生の準備を行うことによって、次の再生対象チャンネルに切り替えて即座に当該次の再生対象チャンネルの最新の内容(すなわち現在放送中の内容)を再生及び出力することができる。
したがって、電力及び記憶容量のそれぞれの消費量を抑制しつつ、ザッピング時におけるユーザの利便性を高めたデジタル放送再生装置を提供できる。
本発明のデジタル放送再生装置の他の特徴は、上記の特徴に係るデジタル放送再生装置において、前記制御部は、前記ザッピングの開始を指示する旨のユーザ操作に応じて、前記ザッピングの開始を検知することを要旨とする。
このような特徴によれば、上記の特徴に係る自動ザッピングをユーザの意志で開始することができるため、ユーザの利便性を向上させることができる。
本発明のデジタル放送再生装置の他の特徴は、上記の特徴に係るデジタル放送再生装置において、前記制御部は、昇順又は降順でチャンネルを順次切り替える旨のユーザ操作が一定時間継続されたことに応じて、前記ザッピング動作の開始を検知することを要旨とする。
このような特徴によれば、上記の特徴に係る自動ザッピングが有効であると推定される状況下で自動ザッピングを開始することができるため、ユーザの利便性を向上させることができる。
本発明のデジタル放送再生装置の他の特徴は、上記の特徴に係るデジタル放送再生装置において、前記制御部は、ユーザによるチャンネル切り替え操作が単位時間内に所定回数なされたことに応じて、前記ザッピング動作の開始を検知することを要旨とする。
このような特徴によれば、ユーザがザッピングを行っていると推定される状況下で自動ザッピングを開始することができるため、ユーザの利便性を向上させることができる。
本発明のデジタル放送再生装置の他の特徴は、上記の特徴に係るデジタル放送再生装置において、前記制御部は、前記ザッピング動作の終了を指示する旨のユーザ操作に応じて、前記ザッピングの終了を検知することを要旨とする。
このような特徴によれば、上記の特徴に係る自動ザッピングをユーザの意志で終了することができるため、ユーザの利便性を向上させることができる。
本発明のデジタル放送再生装置の他の特徴は、上記の特徴に係るデジタル放送再生装置において、前記再生対象チャンネルの候補をリスト化した候補リストを記憶する記憶部(記憶部140)をさらに具備し、前記制御部は、前記候補リストの範囲内で前記再生対象チャンネルを順次切り替えることを要旨とする。
このような特徴によれば、上記の特徴に係る自動ザッピングを行うチャンネルの範囲を限定することができるため、余り視聴しないようなチャンネルを自動ザッピングから除外可能になり、ユーザの利便性を向上させることができる。
本発明のデジタル放送再生装置の他の特徴は、上記の特徴に係るデジタル放送再生装置において、前記候補リストは、前記再生対象チャンネルの候補を順序付けしており、前記制御部は、前記候補リストに従った順序で前記再生対象チャンネルを切り替えることを要旨とする。
このような特徴によれば、上記の特徴に係る自動ザッピングを行うチャンネルの順序を定めることができるため、ユーザが視聴したいチャンネルを早期に発見できるようになり、ユーザの利便性を向上させることができる。
本発明のデジタル放送再生装置の他の特徴は、上記の特徴に係るデジタル放送再生装置において、前記候補リストは、ユーザによる設定、過去の視聴チャンネル履歴、又は、外部から得られる番組情報に基づいて作成又は更新されることを要旨とする。
このような特徴によれば、上記の特徴に係る自動ザッピングを行うチャンネルの範囲や順序をユーザの意志に応じて、又は自動的に定めることができるため、ユーザの利便性を向上させることができる。
本発明のデジタル放送再生プログラムの特徴は、複数のチューナを使用してデジタル放送のチャンネルを再生するコンピュータに、ザッピング動作の開始を検知した場合に、前記複数のチューナを切り替えて、再生対象チャンネルを所定の時間間隔で順次切り替える手順と、現時点の再生対象チャンネルの再生と同時に、次の再生対象チャンネルの再生の準備を行う手順とを実行させることを要旨とする。
本発明によれば、電力及び記憶容量のそれぞれの消費量を抑制しつつ、ザッピング時におけるユーザの利便性を高めたデジタル放送再生装置及びデジタル放送再生プログラムを提供できる。
図面を参照して、本発明の第1実施形態〜第4実施形態、及びその他の実施形態を説明する。以下の各実施形態における図面において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付す。
(1)第1実施形態
第1実施形態においては、本発明に係るデジタル放送再生装置をデジタルチューナ装置に適用する形態について説明する。
第1実施形態においては、本発明に係るデジタル放送再生装置をデジタルチューナ装置に適用する形態について説明する。
(1.1)デジタルチューナ装置の構成
図1は、第1実施形態に係るデジタルチューナ装置1の構成を示すブロック図である。デジタルチューナ装置1は、デジタル放送を受信及び再生する装置である。
図1は、第1実施形態に係るデジタルチューナ装置1の構成を示すブロック図である。デジタルチューナ装置1は、デジタル放送を受信及び再生する装置である。
図1に示すように、デジタルチューナ装置1は、アンテナ11と出力部20との間に設けられる。デジタルチューナ装置1は、アンテナ11の出力が入力される第1チューナ110aと、アンテナ11の出力が入力される第2チューナ110bと、第1チューナ110aの出力が入力される第1再生部120aと、第2チューナ110bの出力が入力される第2再生部120bと、第1再生部120a及び第2再生部120bのそれぞれの出力が入力される出力切り替え部125と、第1チューナ110a、第2チューナ110b、第1再生部120a、第2再生部120b、及び出力切り替え部125のそれぞれを制御する制御部130と、制御部130との間で情報を入出力する記憶部140とを有する。
再生部120(第1再生部120a及び第2再生部120b)、出力切り替え部125、制御部130、及び記憶部140は、デジタル放送を再生するデジタル放送再生装置100を構成する。
第1チューナ110aは、アンテナ11からのデジタル放送信号のうち一つのチャンネルを受信し、増幅・ダウンコンバートした上で復調して出力する。第1チューナ110aは、制御部130からの制御信号に応じて、受信するチャンネルを切り替える。第2チューナ110bは、アンテナ11からのデジタル放送信号のうち一つのチャンネルを受信し、増幅・ダウンコンバートした上で復調して出力する。第2チューナ110bは、制御部130からの制御信号に応じて、受信するチャンネルを切り替える。通常のテレビ視聴時には、第1チューナ110a又は第2チューナ110bの何れか一方のみが動作する。
第1再生部120aは、第1チューナ110aが受信するチャンネルの受信データを再生する。具体的には、第1再生部120aは、第1チューナ110aが受信するチャンネルの受信データをMPEG方式に従って復号する第1デコーダ121aと、第1デコーダ121aによる復号処理に利用される第1バッファ122aとを有する。第1デコーダ121aは、第1チューナ110aにより得られたMPEG2−TSデータを映像・音声に分離し、映像データ及び音声データを復号する。ここで、第1デコーダ121aは、1フレーム分の全情報を有するIピクチャと、フレーム間の差分情報であるP,Bピクチャとを用いて映像データを復号する。すなわち、Iピクチャが得られるまでは映像データを復号することができない。よって、第1デコーダ121aは、映像データを第1バッファ122aに一時的に蓄積した上で復号を行う。なお、第1デコーダ121aは、制御部130の制御下で、復号の準備(すなわちバッファリング処理)や復号の開始・終了を行う。
第2再生部120bは、第2チューナ110bが受信するチャンネルの受信データを再生する。具体的には、第2再生部120bは、第2チューナ110bが受信するチャンネルの受信データをMPEG方式に従って復号する第2デコーダ121bと、第2デコーダ121bによる復号処理に利用される第2バッファ122bとを有する。第2デコーダ121bは、第2チューナ110bにより得られたMPEG2−TSデータを映像・音声に分離し、映像データ及び音声データを復号する。ここで、第2デコーダ121bは、映像データを第2バッファ122bに一時的に蓄積した上で復号を行う。なお、第2デコーダ121bは、制御部130の制御下で、復号の準備(すなわちバッファリング処理)や復号の開始・終了を行う。
出力切り替え部125は、制御部130の制御下で、第1デコーダ121aが復号した映像・音声データを出力部20に入力するか、第2デコーダ121bが復号した映像・音声データを出力部20に入力するかを切り替える。
出力部20は、復号後の映像データが入力されて映像を表示するディスプレイ21と、復号後の音声データが入力されて音声を出力するスピーカ22とを有する。
制御部130は、ユーザ操作を受け付ける操作部30(例えばリモコン)からの入力に応じて各種の制御を行う。制御部130は、操作部30に対する操作を監視し、ユーザによるザッピングの開始及び終了を検知する。ザッピングの開始を検知した場合、制御部130は、ザッピングを自動的に行う「自動ザッピング」に移行する。
第1実施形態では、制御部130は、次の2つの方法により、ザッピングの開始及び終了を検知する。第1の方法として、自動ザッピング開始・終了用のボタンが操作部30に設けられている場合には、制御部130は、当該ボタンの押下によりザッピングの開始及び終了を検知する。第2の方法として、昇順又は降順でチャンネルを順次切り替えるためのボタン(チャンネルUP/DOWNボタン)が操作部30に設けられている場合には、当該ボタンが一定時間継続して押下された際に、ザッピングの開始を検知する。
(1.2)自動ザッピング
次に、図2〜図4を参照し、自動ザッピングについて説明する。
次に、図2〜図4を参照し、自動ザッピングについて説明する。
(1.2.1)自動ザッピングの概要
図2は、自動ザッピングの概要を説明するためのタイムチャートである。図2においては、チャンネルを昇順(UP)でザッピングするケースを説明する。
図2は、自動ザッピングの概要を説明するためのタイムチャートである。図2においては、チャンネルを昇順(UP)でザッピングするケースを説明する。
時刻t1において、20チャンネルを視聴中に自動ザッピングに移行したとする。この時点では、第1チューナ110aが20チャンネルを受信し、第1再生部120aが20チャンネルの映像・音声データを復号し、出力切り替え部125が第1再生部120a側を選択している。制御部130は、時刻t1において、第2チューナ110bが次のチャンネルである21チャンネルを受信し、第2再生部120bが21チャンネルの映像・音声データの復号準備(バッファリング)を行うように制御する。
時刻t2において、制御部130は、第2再生部120bが21チャンネルの映像・音声データを復号し、出力切り替え部125が第2再生部120b側を選択するように制御する。これにより、視聴中のチャンネルが20チャンネルから21チャンネルに即座に切り替わる。時刻t2において、制御部130は、第1チューナ110aが次のチャンネルである22チャンネルを受信し、第1再生部120aが22チャンネルの映像・音声データの復号準備(バッファリング)を行うように制御する。
時刻t3において、制御部130は、第1再生部120aが22チャンネルの映像・音声データを復号し、出力切り替え部125が第1再生部120a側を選択するように制御する。これにより、視聴中のチャンネルが21チャンネルから22チャンネルに即座に切り替わる。時刻t3において、制御部130は、第2チューナ110bが次のチャンネルである23チャンネルを受信し、第2再生部120bが22チャンネルの映像・音声データの復号準備(バッファリング)を行うように制御する。
時刻t4において、制御部130は、第2再生部120bが23チャンネルの映像・音声データを復号し、出力切り替え部125が第2再生部120b側を選択するように制御する。これにより、視聴中のチャンネルが22チャンネルから23チャンネルに即座に切り替わる。時刻t4において、制御部130は、第1チューナ110aが次のチャンネルである24チャンネルを受信し、第1再生部120aが24チャンネルの映像・音声データの復号準備(バッファリング)を行うように制御する。
時刻t5移行においても、ザッピングの終了が検知されるまで、同様の動作が繰り返される。
このように、制御部130は、ザッピング動作の開始を検知したとき、第1チューナ110a及び第2チューナ110bを所定の時間間隔で順次切り替えるようにして、第1チューナ110a及び第2チューナ110bのうちの一のチューナからの再生対象チャンネルを再生すると共に、第1チューナ110a及び第2チューナ110bのうち他のチューナにおいて次の再生対象チャンネルの再生(復号)の準備を行うように再生部120を制御する。ここで、「所定の時間間隔」は、少なくともバッファリングに要する時間間隔であり、固定としてもよく、ユーザ操作により設定可能としてもよい。
(1.2.2)自動ザッピングフロー
次に、自動ザッピングの処理フローについて説明する。
次に、自動ザッピングの処理フローについて説明する。
(1.2.2.1)昇順ザッピング
図3は、昇順でチャンネルを切り替える自動ザッピングの処理フローを示すフローチャートである。
図3は、昇順でチャンネルを切り替える自動ザッピングの処理フローを示すフローチャートである。
ステップS101において、通常視聴時であり、ここでは第1チューナ110a及び第1再生部120aにより任意のチャンネルを視聴しているとする。
ステップS102において、制御部130は、ザッピングが開始されたか否かを判定する。本フローでは、制御部130は、昇順での自動ザッピングを指示するためのボタンの押下、又は、チャンネルUPボタンが一定時間継続して押下されたことにより、昇順でのザッピングの開始を検知する。
ステップS103において、制御部130は、チャンネルのインデックスである変数nに現在視聴中のチャンネルの値を設定する。
ステップS104において、制御部130は、第1チューナ110a、第1再生部120a、及び出力切り替え部125によりnチャンネルを受信及び再生・出力し、第2チューナ110b及び第2再生部120bにより(n+1)チャンネルを受信及び再生準備する。
ステップS105において、制御部130は、ザッピングが終了されたか否かを判定する。例えば自動ザッピングの終了を指示するためのボタンの押下により、ザッピングの終了を検知する。制御部130は、ザッピングの終了を検知した場合(ステップS105;YES)、第1チューナ110a、第1再生部120a、及び出力切り替え部125によりnチャンネルの受信及び再生・出力を継続する(ステップS106)。
一方、ザッピングの終了が検知されない場合(ステップS105;NO)、ステップS107において、制御部130は、第2チューナ110b、第2再生部120b、及び出力切り替え部125により(n+1)チャンネルを受信及び再生・出力し、第1チューナ110a及び第1再生部120aにより(n+2)チャンネルを受信及び再生準備する。
ステップS108において、制御部130は、制御部130は、ザッピングが終了されたか否かを判定する。例えば自動ザッピングの終了を指示するためのボタンの押下により、ザッピングの終了を検知する。制御部130は、ザッピングの終了を検知した場合(ステップS108;YES)、第2チューナ110b、第2再生部120b、及び出力切り替え部125により(n+1)チャンネルの受信及び再生・出力を継続する(ステップS109)。
一方、ザッピングの終了が検知されない場合(ステップS108;NO)、ステップS110において、制御部130は、チャンネルが一巡したか否かを判定する。制御部130は、例えば視聴可能な全チャンネルについてザッピングが終了したか否かを判定する。あるいは、ザッピングを行うチャンネルの候補をリスト化した候補リストを記憶部140に予め記憶しておき、当該候補リスト中の全チャンネルについてザッピングが終了したか否かを判定してもよい。当該候補リストは、例えばユーザ設定により更新可能である。
チャンネルが一巡した場合(ステップS110;YES)、処理がステップS103に戻る。一方、チャンネルが一巡していない場合(ステップS110;NO)、ステップS111においてnにn+2を再設定した上で、処理がステップS104に戻る。
(1.2.2.2)降順ザッピング
図4は、降順でチャンネルを切り替える自動ザッピングの処理フローを示すフローチャートである。
図4は、降順でチャンネルを切り替える自動ザッピングの処理フローを示すフローチャートである。
ステップS201において、通常視聴時であり、ここでは第1チューナ110a及び第1再生部120aにより任意のチャンネルを視聴しているとする。
ステップS202において、制御部130は、ザッピングが開始されたか否かを判定する。本フローでは、制御部130は、降順での自動ザッピングを指示するためのボタンの押下、又は、チャンネルDOWNボタンが一定時間継続して押下されたことにより、降順でのザッピングの開始を検知する。
ステップS203において、制御部130は、チャンネルのインデックスである変数nに現在視聴中のチャンネルの値を設定する。
ステップS204において、制御部130は、第1チューナ110a、第1再生部120a、及び出力切り替え部125によりnチャンネルを受信及び再生・出力し、第2チューナ110b及び第2再生部120bにより(n−1)チャンネルを受信及び再生準備する。
ステップS205において、制御部130は、ザッピングが終了されたか否かを判定する。例えば自動ザッピングの終了を指示するためのボタンの押下により、ザッピングの終了を検知する。制御部130は、ザッピングの終了を検知した場合(ステップS205;YES)、第1チューナ110a、第1再生部120a、及び出力切り替え部125によりnチャンネルの受信及び再生・出力を継続する(ステップS206)。
一方、ザッピングの終了が検知されない場合(ステップS205;NO)、ステップS207において、制御部130は、第2チューナ110b、第2再生部120b、及び出力切り替え部125により(n−1)チャンネルを受信及び再生・出力し、第1チューナ110a及び第1再生部120aにより(n−2)チャンネルを受信及び再生準備する。
ステップS208において、制御部130は、制御部130は、ザッピングが終了されたか否かを判定する。例えば自動ザッピングの終了を指示するためのボタンの押下により、ザッピングの終了を検知する。制御部130は、ザッピングの終了を検知した場合(ステップS208;YES)、第2チューナ110b、第2再生部120b、及び出力切り替え部125により(n−1)チャンネルの受信及び再生・出力を継続する(ステップS209)。
一方、ザッピングの終了が検知されない場合(ステップS208;NO)、ステップS210において、制御部130は、チャンネルが一巡したか否かを判定する。制御部130は、例えば視聴可能な全チャンネルについてザッピングが終了したか否かを判定する。あるいは、ザッピングを行うチャンネルの候補をリスト化した候補リストを記憶部140に予め記憶しておき、当該候補リスト中の全チャンネルについてザッピングが終了したか否かを判定してもよい。当該候補リストは、例えばユーザ設定により更新可能である。
チャンネルが一巡した場合(ステップS210;YES)、処理がステップS203に戻る。一方、チャンネルが一巡していない場合(ステップS210;NO)、ステップS211においてnにn−2を再設定した上で、処理がステップS204に戻る。
(1.3)作用・効果
以上説明したように、第1実施形態によれば、ザッピングの開始を検知するまでは第1チューナ110a及び第2チューナ110bを同時に動作させる必要がないため、デジタルチューナ装置1の電力及び記憶容量のそれぞれの消費量を抑制できる。また、現時点の再生対象チャンネルの再生と同時に次の再生対象チャンネルの再生準備を行うことによって、次の再生対象チャンネルに切り替えて即座に当該次の再生対象チャンネルの最新の内容(すなわち現在放送中の内容)を再生及び出力することができる。
以上説明したように、第1実施形態によれば、ザッピングの開始を検知するまでは第1チューナ110a及び第2チューナ110bを同時に動作させる必要がないため、デジタルチューナ装置1の電力及び記憶容量のそれぞれの消費量を抑制できる。また、現時点の再生対象チャンネルの再生と同時に次の再生対象チャンネルの再生準備を行うことによって、次の再生対象チャンネルに切り替えて即座に当該次の再生対象チャンネルの最新の内容(すなわち現在放送中の内容)を再生及び出力することができる。
第1実施形態では、制御部130は、ザッピングの開始を指示する旨のユーザ操作に応じて、ザッピングの開始を検知する。これにより、自動ザッピングをユーザの意志で開始することができるため、ユーザの利便性を向上させることができる。
あるいは、制御部130は、昇順又は降順でチャンネルを順次切り替える旨のユーザ操作が一定時間継続されたことに応じて、ザッピングの開始を検知する。これにより、自動ザッピングが有効であると推定される状況下で自動ザッピングを開始することができるため、ユーザの利便性を向上させることができる。
さらに、制御部130は、ザッピングの終了を指示する旨のユーザ操作に応じて、ザッピングの終了を検知する。これにより、自動ザッピングをユーザの意志で終了することができる。すなわち、自動ザッピングにより視聴したいチャンネルの最新の内容を確認した上で、当該チャンネルの視聴を継続することができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
(2)第2実施形態
上述した第1実施形態では、自動ザッピングがチャンネル昇順又は降順で行われていたが、第2実施形態では、自動ザッピングを行うチャンネルの順序を設定可能な形態を説明する。
上述した第1実施形態では、自動ザッピングがチャンネル昇順又は降順で行われていたが、第2実施形態では、自動ザッピングを行うチャンネルの順序を設定可能な形態を説明する。
(2.1)デジタルチューナ装置の構成
第2実施形態に係るデジタルチューナ装置1の構成について、第1実施形態との相違点を説明する。
第2実施形態に係るデジタルチューナ装置1の構成について、第1実施形態との相違点を説明する。
図5は、第2実施形態に係る候補リストの構成を示す図である。図5に示すように、候補リストは、自動ザッピングの対象となるチャンネル(すなわち再生対象チャンネルの候補)をリスト化したものであり、記憶部140に予め記憶される。具体的には、第2実施形態に係る候補リストは、自動ザッピングの順序と、自動ザッピングの対象となるチャンネルとを対応付けたものである。候補リストの上位のチャンネルほど優先度が高いことを意味する。候補リストは、ユーザによる設定、過去の視聴チャンネル履歴、又は外部から得られる番組情報に基づいて作成・更新可能である。
ユーザによる設定の場合、操作部30に対するユーザ操作により候補リストを設定する。あるいは、図6に示すように、デジタルチューナ装置1がネットワーク2に接続されてい場合には、ネットワーク2を介して候補リストを設定可能である。図6に示す構成では、デジタル放送再生装置100は、ネットワーク2を介して通信を行うための通信部150を有する。
過去の視聴チャンネル履歴による設定の場合、制御部130は、チャンネル毎の視聴回数を記憶部140させておき、視聴回数の多い順に上位数チャンネルを候補リストとして定期的に更新する。あるいは、制御部130は、チャンネル毎の視聴時間を記憶部140させておき、視聴時間の長い順に上位数チャンネルを候補リストとして定期的に更新する。
外部から得られる番組情報による設定の場合、制御部130は、図6に示す通信部150を用いて現在の時間帯の視聴率ランキングの情報を番組情報として取得し、視聴率の高い順に上位数チャンネルを候補リストとして定期的に更新する。あるいは、ユーザの好む番組のカテゴリ(スポーツ、ニュース、バラエティ、ドラマ等)を記憶部140に予め記憶しておき、ネットワーク2又はデジタル放送のEPGから得られるチャンネル毎の番組のカテゴリの情報とマッチングすることで、ユーザの好む番組のカテゴリと一致するチャンネルを候補リストとして定期的に更新する。ここで、ユーザの好む番組のカテゴリは、ユーザ設定に限らず、過去の視聴チャンネル履歴から視聴回数又は視聴時間に応じて作成してもよい。
(2.2)自動ザッピングの詳細
図7は、図5に示す候補リストに従った自動ザッピングの処理フローを示すフローチャートである。
図7は、図5に示す候補リストに従った自動ザッピングの処理フローを示すフローチャートである。
ステップS301において、通常視聴時であり、ここでは第1チューナ110a及び第1再生部120aにより任意のチャンネルを視聴しているとする。
ステップS302において、制御部130は、ザッピングが開始されたか否かを判定する。本フローでは、制御部130は、ユーザによるチャンネル切り替え操作が連続的になされたことに応じて、ザッピングの開始を検知する。具体的には、任意のチャンネルボタンの押下が、単位時間内に所定回数行われたことにより、ザッピングの開始を検知する。
ステップS303において、制御部130は、順序のインデックスである変数nに現在視聴中のチャンネルの値を設定する。
ステップS304において、制御部130は、第1チューナ110a、第1再生部120a、及び出力切り替え部125により順序nのチャンネルを受信及び再生・出力し、第2チューナ110b及び第2再生部120bにより順序(n+1)のチャンネルを受信及び再生準備する。
ステップS305において、制御部130は、ザッピングが終了されたか否かを判定する。例えば自動ザッピングの終了を指示するためのボタンの押下により、ザッピングの終了を検知する。制御部130は、ザッピングの終了を検知した場合(ステップS305;YES)、第1チューナ110a、第1再生部120a、及び出力切り替え部125により順序nのチャンネルの受信及び再生・出力を継続する(ステップS306)。
一方、ザッピングの終了が検知されない場合(ステップS305;NO)、ステップS307において、制御部130は、第2チューナ110b、第2再生部120b、及び出力切り替え部125により順序(n+1)のチャンネルを受信及び再生・出力し、第1チューナ110a及び第1再生部120aにより順序(n+2)のチャンネルを受信及び再生準備する。
ステップS307において、制御部130は、制御部130は、ザッピングが終了されたか否かを判定する。例えば自動ザッピングの終了を指示するためのボタンの押下により、ザッピングの終了を検知する。制御部130は、ザッピングの終了を検知した場合(ステップS308;YES)、第2チューナ110b、第2再生部120b、及び出力切り替え部125により順序(n+1)のチャンネルの受信及び再生・出力を継続する(ステップS309)。
一方、ザッピングの終了が検知されない場合(ステップS308;NO)、ステップS310において、制御部130は、チャンネルが候補リスト内で一巡したか否かを判定する。具体的には、制御部130は、候補リスト中の全チャンネルについてザッピングが終了したか否かを判定する。
チャンネルが候補リスト内で一巡した場合(ステップS310;YES)、処理がステップS303に戻る。一方、チャンネルが候補リスト内で一巡していない場合(ステップS310;NO)、ステップS311においてnにn+2を再設定した上で、処理がステップS304に戻る。
(2.3)作用・効果
以上説明したように、第2実施形態によれば、自動ザッピングを行うチャンネルの順序や範囲を定めることができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
以上説明したように、第2実施形態によれば、自動ザッピングを行うチャンネルの順序や範囲を定めることができ、ユーザの利便性を向上させることができる。
(3)第3実施形態
上述した第1実施形態及び第2実施形態では、デジタル放送再生装置100をデジタルチューナ装置1に適用する形態を説明したが、第3実施形態では、デジタル放送再生装置100をデジタル放送対応テレビに適用する形態を説明する。
上述した第1実施形態及び第2実施形態では、デジタル放送再生装置100をデジタルチューナ装置1に適用する形態を説明したが、第3実施形態では、デジタル放送再生装置100をデジタル放送対応テレビに適用する形態を説明する。
図8は、第3実施形態に係るデジタル放送対応テレビ3の構成を示す概略図である。図8に示すように、デジタル放送対応テレビ3は、第1チューナ110a(不図示)、第2チューナ110b(不図示)、デジタル放送再生装置100(不図示)、ディスプレイ21、及びスピーカ22を有する。また、デジタル放送対応テレビ3は、操作部30(本実施形態では、リモコン)により遠隔操作される。
このように、第3実施形態によれば、デジタル放送対応テレビ3において、第1実施形態及び第2実施形態に係る自動ザッピングを実現することができる。
(4)第4実施形態
上述した第1実施形態及び第2実施形態では、デジタル放送再生装置100をデジタルチューナ装置1に適用する形態を説明したが、第4実施形態では、デジタル放送再生装置100をPCに適用する形態を説明する。
上述した第1実施形態及び第2実施形態では、デジタル放送再生装置100をデジタルチューナ装置1に適用する形態を説明したが、第4実施形態では、デジタル放送再生装置100をPCに適用する形態を説明する。
図9は、第4実施形態に係るPC4の構成を示す概略図である。図9に示すように、PC4は、第1チューナ110a及び第2チューナ110bが接続される。PC4は、デジタル放送再生装置100(本実施形態では、PC本体)、ディスプレイ21、スピーカ22、及び操作部30(本実施形態では、キーボードやマウス)を有する。第4実施形態においては、上述した各種ボタンは、テレビ視聴アプリケーション上のUIとして表示される。
PC4においては、第1実施形態及び第2実施形態に係るデジタル放送再生装置100の機能は、CPU及びメモリを用いて実行されるコンピュータプログラムとして実装可能である。すなわち、当該プログラムは、ユーザによるザッピングの開始を検知した場合に、再生対象チャンネルと再生対象チャンネルを受信する再生対象チューナとを所定の時間間隔で順次切り替える手順と、現時点の再生対象チャンネルの再生と同時に次の再生対象チャンネルの再生の準備を行う手順とをPC4に実行させる。
このように、第4実施形態によれば、PC4において、第1実施形態及び第2実施形態に係る自動ザッピングを実現することができる。
(5)その他の実施形態
上記のように、本発明は実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
上記のように、本発明は実施形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
上述した各実施形態では、第1チューナ110a及び第2チューナ110bの2つのチューナを使用していたが、3つ以上のチューナを使用する構成としてもよい。この場合、3つ以上のチューナを使用した自動ザッピングを実行する構成とすることができる。
また、上述した各実施形態では、デジタル放送再生装置100が地上デジタルテレビ放送を再生する一例を例示したが、BSデジタル放送や110度CSデジタル放送を再生する構成としてもよい。また、再生準備(バッファリング)を要する放送であればよく、テレビ放送に限らずラジオ放送等に本発明を応用してもよい。
また、上述した各実施形態は、別個独立して実施する場合に限らず、相互に組み合わせて実施してもよい。
このように本発明は、ここでは記載していない様々な実施形態等を包含するということを理解すべきである。したがって、本発明はこの開示から妥当な特許請求の範囲の発明特定事項によってのみ限定されるものである。
1…デジタルチューナ装置、2…ネットワーク、3…デジタル放送対応テレビ、4…PC、11…アンテナ、20…出力部、21…ディスプレイ、22…スピーカ、30…操作部、100…デジタル放送再生装置、110a…第1チューナ、110b…第2チューナ、120…再生部、120a…第1再生部、120b…第2再生部、121a…第1デコーダ、121b…第2デコーダ、122a…第1バッファ、122b…第2バッファ、125…出力切り替え部、130…制御部、140…記憶部、150…通信部
Claims (9)
- 複数のチューナを使用してデジタル放送のチャンネルを再生する再生部と、前記複数のチューナ及び前記再生部を制御する制御部とを有するデジタル放送再生装置であって、
前記制御部は、ザッピング動作の開始を検知したとき、前記複数のチューナを所定の時間間隔で順次切り替えるようにして、前記複数のチューナのうちの一のチューナからの再生対象チャンネルを再生すると共に、前記複数のチューナのうち他のチューナにおいて次の再生対象チャンネルの再生の準備を行うように前記再生部を制御することを特徴とするデジタル放送再生装置。 - 前記制御部は、前記ザッピング動作の開始を指示する旨のユーザ操作に応じて、前記ザッピング動作の開始を検知することを特徴とする請求項1に記載のデジタル放送再生装置。
- 前記制御部は、昇順又は降順でチャンネルを順次切り替える旨のユーザ操作が一定時間継続されたことに応じて、前記ザッピング動作の開始を検知することを特徴とする請求項1に記載のデジタル放送再生装置。
- 前記制御部は、ユーザによるチャンネル切り替え操作が単位時間内に所定回数なされたことに応じて、前記ザッピング動作の開始を検知することを特徴とする請求項1に記載のデジタル放送再生装置。
- 前記制御部は、前記ザッピング動作の終了を指示する旨のユーザ操作に応じて、前記ザッピング動作の終了を検知することを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のデジタル放送再生装置。
- 前記再生対象チャンネルの候補をリスト化した候補リストを記憶する記憶部をさらに具備し、
前記制御部は、前記候補リストの範囲内で前記再生対象チャンネルを順次切り替えることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載のデジタル放送再生装置。 - 前記候補リストは、前記再生対象チャンネルの候補を順序付けしており、
前記制御部は、前記候補リストに従った順序で前記再生対象チャンネルを切り替えることを特徴とする請求項6に記載のデジタル放送再生装置。 - 前記候補リストは、ユーザによる設定、過去の視聴チャンネル履歴、又は、外部から得られる番組情報に基づいて作成又は更新されることを特徴とする請求項6又は7に記載のデジタル放送再生装置。
- 複数のチューナを使用してデジタル放送のチャンネルを再生するコンピュータに、
ザッピング動作の開始を検知した場合に、
前記複数のチューナを切り替えて、再生対象チャンネルを所定の時間間隔で順次切り替える手順と、
現時点の再生対象チャンネルの再生と同時に、次の再生対象チャンネルの再生の準備を行う手順とを実行させることを特徴とするデジタル放送再生プログラム。
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