JP2011208698A - 動力伝達機構の制御装置および動力伝達装置 - Google Patents

動力伝達機構の制御装置および動力伝達装置 Download PDF

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哲也 清水
Nobuyuki Hirai
信行 平井
Kenichi Tsuchida
健一 土田
Kazunori Ishikawa
和典 石川
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Abstract

【課題】原動機の自動停止時の摩擦係合要素の係合状態をより適切に管理して自動始動後の原動機からの動力の伝達をスムーズに行なう。
【解決手段】ニュートラル制御の最中にクラッチC1がストロークエンド圧付近の油圧で待機するようエンジン回転速度Neとタービン回転速度Ntとの回転速度差ΔNに基づいてフィードバック制御により設定される油圧指令を保存しておき、エンジンが自動停止したときには、保存した油圧指令を用いて電磁ポンプ70を駆動すると共にリニアソレノイドSLC1を保存した油圧指令で駆動し、エンジンが自動始動したときには、エンジンの完爆後にその回転が安定したタイミングでクラッチC1に作用させる油圧を徐々に増圧するようリニアソレノイドSLC1を駆動するアプライ制御を実行してクラッチC1を完全に係合させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、自動停止と自動始動とが可能な原動機を備える車両に搭載され、流体圧式アクチュエータからの流体圧により作動する摩擦係合要素を介して前記原動機からの動力を車軸側に伝達する動力伝達機構を制御する動力伝達機構の制御装置および動力伝達機構とこの動力伝達機構を制御する制御装置とを備える動力伝達装置に関する。
従来、この種の動力伝達装置としては、油圧源としてエンジンの動力により作動する機械式オイルポンプと電力により作動する電動オイルポンプとを並列に設け、エンジンが停止しているときには、エンジンのアイドル運転時に発生するライン圧未満で且つクラッチがトルクの伝達を開始する油圧である係合開始圧以上の待機圧がクラッチに作用するよう制御するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この装置では、エンジン停止中のクラッチ圧を上述した待機圧に設定することにより、電動オイルポンプの小型化を図りつつ発進要求に伴ってエンジンが始動した際にエンジンの動力を迅速に駆動車輪に伝達することができるとしている。
特開2003−240110号公報
エンジンが停止している最中のクラッチの待機圧は、過大に設定されると次回のエンジン始動時のクラッチ滑りによる発熱や摩擦板の摩耗の原因となり、過小に設定されると次回のエンジン始動時のクラッチの係合遅れの原因となるため、適切に管理する必要がある。また、クラッチの適正な待機圧は、その経年劣化によっても変化するから、こうした要因も考慮して管理することが望ましい。
本発明の動力伝達機構の制御装置および動力伝達装置は、原動機の自動停止時の摩擦係合要素の係合状態をより適切に管理して自動始動後の原動機からの動力の伝達をスムーズに行なうことを主目的とする。
本発明の動力伝達機構の制御装置および動力伝達装置は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の動力伝達機構の制御装置は、
前記原動機が運転している最中のニュートラル制御時には前記動力伝達機構の動力伝達状態に基づいて前記摩擦係合要素を完全係合圧よりも低圧のニュートラル状態で待機するための制御量であるニュートラル制御量を設定して前記流体圧式アクチュエータを制御すると共に前記ニュートラル制御量を学習し、前記原動機が自動停止している最中には前記摩擦係合要素がニュートラル状態で待機するよう前記学習したニュートラル制御量を用いて前記流体圧アクチュエータを制御する
ことを要旨とする。
この本発明の動力伝達機構の制御装置では、原動機が運転している最中のニュートラル制御時には動力伝達機構の動力伝達状態に基づいて摩擦係合要素を完全係合圧よりも低圧のニュートラル状態で待機するための流体圧の制御量であるニュートラル制御量を設定して流体圧式アクチュエータを制御すると共にこのニュートラル制御量を学習し、原動機が自動停止している最中には摩擦係合要素がニュートラル状態で待機するよう学習したニュートラル制御量を用いて流体圧アクチュエータを制御する。このように、ニュートラル制御時に摩擦係合要素をニュートラル状態で待機するためのニュートラル制御量を学習しておき、原動機が自動停止している最中にはこの学習結果を用いて摩擦係合要素をニュートラル状態で待機するから、原動機が自動停止している最中の摩擦係合要素の状態を次回の迅速な係合に適したものとすることができ、自動始動した後の原動機からの動力の伝達をスムーズに行なうことができる。また、経年変化に拘わらず摩擦係合要素の状態をより適切なものとすることができる。ここで、「ニュートラル状態」には、摩擦係合要素にストロークエンド圧未満の流体圧が作用し摩擦係合要素が入力側と出力側とが切り離されている状態の他、摩擦係合要素がストロークエンド圧以上の流体圧が作用し入力側と出力側とが滑りを伴って若干のトルクを伝達している状態も含まれる。この場合、原動機の自動停止中のニュートラル制御量をニュートラル制御中のニュートラル制御量から修正することにより、ニュートラル制御中の摩擦係合要素の係合状態と自動停止中の摩擦係合要素の係合状態とを若干異ならせるものとしてもよい。また、「動力伝達機構の動力伝達状態」には、摩擦係合要素の係合圧から推定するものや、原動機の出力軸に流体伝動装置を介して入力軸が接続されるタイプの動力伝達機構では原動機の出力軸の回転状態や動力伝達機構の入力軸の回転状態などから推定するものなどが含まれる。
前記流体圧式アクチュエータとして、前記原動機からの動力により作動して流体圧を発生させる第1のポンプと、該第1のポンプからの流体圧を調圧して前記摩擦係合要素の流体圧サーボに供給する調圧器と、電力の供給を受けて作動することにより流体圧を発生させて前記摩擦係合要素の流体圧サーボに供給する第2のポンプと、を備える本発明の動力伝達機構の制御装置において、前記ニュートラル制御時には前記摩擦係合要素が前記ニュートラル状態で待機するようニュートラル制御量を設定して前記調圧器を制御し、前記原動機が自動停止している最中には前記摩擦係合要素が前記ニュートラル状態で待機するよう前記学習したニュートラル制御量を用いて前記第2のポンプを制御するものとすることもできる。こうすれば、原動機が自動停止している最中の摩擦係合要素の状態を次回の迅速な係合に適したものとすると同時に動力伝達機構をよりコンパクトなものとすることができる。前記第1のポンプからの流体圧により作動して前記調圧器の出力口と前記摩擦係合要素の流体圧サーボとの接続と該接続の遮断とを切り替える切替器を備える態様の本発明の動力伝達機構の制御装置において、前記原動機が自動停止している最中には、前記学習したニュートラル制御量で前記調圧器を待機させるものとすることもできる。こうすれば、原動機が自動始動している最中に切替器により調圧器の出力口と摩擦係合要素の流体圧サーボとが接続されるものとしても、摩擦係合要素に作用する流体圧が急変するのを抑制することができる。前記第2のポンプが電磁力のオンオフを繰り返すことによりピストンを往復動させて流体圧を発生させる電磁ポンプとして構成される態様の本発明の動力伝達機構の制御装置において、前記原動機の自動停止時には、前記学習したニュートラル制御量に基づいて電磁力のオンオフの周波数とデューティ比の少なくとも一つを変更して前記電磁ポンプを制御するものとすることもできる。こうすれば、より正確に電磁ポンプから目標とする流体圧を吐出することができる。
前記原動機の出力軸に流体伝動装置を介して入力軸が接続されると共に車軸側に出力軸が接続された態様の本発明の動力伝達機構の制御装置において、前記動力伝達状態として前記原動機の出力軸の回転速度と前記動力伝達装置の入力軸の回転速度との偏差に基づいてフィードバック制御により前記係合制御量を設定して前記流体圧式アクチュエータを制御すると共に前記ニュートラル制御量を学習するものとすることもできる。
また、本発明の動力伝達機構の制御装置において、前記ニュートラル状態は、前記摩擦係合要素の流体圧サーボにストロークエンド圧を含む所定範囲内の流体圧が作用している状態であるものとすることができる。
本発明の動力伝達装置は、
自動停止と自動始動とが可能な原動機を備える車両に搭載され、流体圧式アクチュエータの駆動によって作動する摩擦係合要素を介して前記原動機からの動力を車軸側に伝達する動力伝達機構を制御する動力伝達機構と、
前記動力伝達機構を制御する上述した各態様のいずれかの本発明の動力伝達機構の制御装置と、
を備えることを要旨とする。
この本発明の動力伝達装置では、上述した各態様のいずれかの本発明の動力伝達機構の制御装置を備えるから、本発明の動力伝達機構の制御装置が奏する効果、例えば、原動機が自動停止している最中の摩擦係合要素の状態を次回の迅速な係合に適したものとすることができ、自動始動した後の原動機からの動力の伝達をスムーズに行なうことができる効果や、経年変化に拘わらず摩擦係合要素の状態をより適切なものとすることができる効果、装置全体をよりコンパクトなものとすることができる効果などを奏することができる。
本発明の一実施例としての動力伝達装置20が組み込まれた自動車10の構成の概略を示す構成図である。 実施例の動力伝達装置20が備えるオートマチックトランスミッション30の構成の概略を示す構成図である。 オートマチックトランスミッション30の作動表を示す説明図である。 油圧回路40の構成の概略を示す部分構成図である。 ニュートラル制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。 自動停止時制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。 周波数設定用マップの一例を示す説明図である。 デューティ比設定用マップの一例を示す説明図である。 エンジン回転速度Neとアクセル開度Accとブレーキスイッチ信号BSWとリニアソレノイドSLC1の電流指令と電磁ポンプ70の電流指令とクラッチC1の油圧(C1圧)の時間変化の様子を示す説明図である。
次に、本発明の実施の形態を実施例を用いて説明する。
図1は本発明の一実施例としての動力伝達装置20が組み込まれた自動車10の構成の概略を示す構成図であり、図2は実施例の動力伝達装置20が備えるオートマチックトランスミッション30の構成の概略を示す構成図であり、図3はオートマチックトランスミッション30の作動表を示す説明図である。
実施例の自動車10は、図1に示すように、ガソリンや軽油などの炭化水素系の燃料の爆発燃焼により動力を出力する内燃機関としてのエンジン12と、エンジン12のクランクシャフト14に接続されると共に左右の車輪96a,96bにデファレンシャルギヤ94を介して連結された駆動軸92に接続されてエンジン12からの動力を駆動軸92に伝達する実施例の動力伝達装置20と、を備える。
エンジン12は、エンジン用電子制御ユニット(以下、エンジンECUという)18により運転制御されている。エンジンECU18は、詳細に図示しないが、CPUを中心としたマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に処理プログラムを記憶するROMと、データを一時的に記憶するRAMと、入出力ポートと、通信ポートとを備える。このエンジンECU18には、クランクシャフト14に取り付けられた回転数センサ16などのエンジン12を運転制御するのに必要な各種センサからの信号が入力ポートを介して入力されており、エンジンECU18からは、スロットル開度を調節するスロットルモータへの駆動信号や燃料噴射弁への制御信号,点火プラグへの点火信号,エンジン12をクランキングするスタータモータ13への駆動信号などが出力ポートを介して出力されている。エンジンECU18は、車両全体をコントロールするメイン電子制御ユニット(以下、メインECUという)80と通信しており、メインECU80からの制御信号によってエンジン12を制御したり、必要に応じてエンジン12の運転状態に関するデータをメインECU80に出力する。
実施例の動力伝達装置20は、エンジン12からの動力を駆動軸92に伝達するトランスアクスル装置として構成されており、エンジン12のクランクシャフト14に接続された入力側のポンプインペラ22aと出力側のタービンランナ22bとからなるロックアップクラッチ付きのトルクコンバータ22と、トルクコンバータ22の後段に配置されエンジン12からの動力により作動油を圧送する機械式オイルポンプ42と、トルクコンバータ22のタービンランナ22b側に接続された入力軸36と駆動軸92に接続された出力軸38とを有し入力軸36に入力された動力を変速して出力軸38に出力する油圧駆動の有段のオートマチックトランスミッション30と、このオートマチックトランスミッション30を駆動するアクチュエータとしての油圧回路40と、オートマチックトランスミッション30(油圧回路40)を制御するオートマチックトランスミッション用電子制御ユニット(以下、ATECUという)26と、を備える。
オートマチックトランスミッション30は、図2に示すように、ダブルピニオン式の遊星歯車機構30aとシングルピニオン式の二つの遊星歯車機構30b,30cと三つのクラッチC1,C2,C3と四つのブレーキB1,B2,B3,B4と三つのワンウェイクラッチF1,F2,F3とを備える。ダブルピニオン式の遊星歯車機構30aは、外歯歯車としてのサンギヤ31aと、このサンギヤ31aと同心円上に配置された内歯歯車としてのリングギヤ32aと、サンギヤ31aに噛合する複数の第1ピニオンギヤ33aと、この第1ピニオンギヤ33aに噛合すると共にリングギヤ32aに噛合する複数の第2ピニオンギヤ34aと、複数の第1ピニオンギヤ33aおよび複数の第2ピニオンギヤ34aとを連結して自転かつ公転自在に保持するキャリア35aとを備え、サンギヤ31aはクラッチC3を介して入力軸36に接続されると共にワンウェイクラッチF2を介して接続されたブレーキB3のオンオフによりその回転を自由にまたは一方向に規制できるようになっており、リングギヤ32aはブレーキB2のオンオフによりその回転を自由にまたは固定できるようになっており、キャリア35aはワンウェイクラッチF1によりその回転を一方向に規制されると共にブレーキB1のオンオフによりその回転を自由にまたは固定できるようになっている。シングルピニオン式の遊星歯車機構30bは、外歯歯車のサンギヤ31bと、このサンギヤ31bと同心円上に配置された内歯歯車のリングギヤ32bと、サンギヤ31bに噛合すると共にリングギヤ32bに噛合する複数のピニオンギヤ33bと、複数のピニオンギヤ33bを自転かつ公転自在に保持するキャリア35bとを備え、サンギヤ31bはクラッチC1を介して入力軸36に接続されており、リングギヤ32bはダブルピニオン式の遊星歯車機構30aのリングギヤ32aに接続されると共にブレーキB2のオンオフによりその回転を自由にまたは固定できるようになっており、キャリア35bはクラッチC2を介して入力軸36に接続されると共にワンウェイクラッチF3によりその回転を一方向に規制できるようになっている。また、シングルピニオン式の遊星歯車機構30cは、外歯歯車のサンギヤ31cと、このサンギヤ31cと同心円上に配置された内歯歯車のリングギヤ32cと、サンギヤ31cに噛合すると共にリングギヤ32cに噛合する複数のピニオンギヤ33cと、複数のピニオンギヤ33cを自転かつ公転自在に保持するキャリア35cとを備え、サンギヤ31cはシングルピニオン式の遊星歯車機構30bのサンギヤ31bに接続されており、リングギヤ32cはシングルピニオン式の遊星歯車機構30bのキャリア35bに接続されると共にブレーキB4のオンオフによりその回転を自由にまたは固定できるようになっており、キャリア35cは出力軸38に接続されている。
オートマチックトランスミッション30は、図3に示すように、クラッチC1〜C3のオンオフとブレーキB1〜B4のオンオフにより前進1速〜5速と後進とニュートラルとを切り替えることができるようになっている。前進1速の状態、即ち入力軸36の回転を最も大きな減速比で減速して出力軸38に伝達する状態は、クラッチC1をオンとすると共にクラッチC2,C3とブレーキB1〜B4とをオフとすることにより形成することができる。この前進1速の状態では、エンジンブレーキ時には、ブレーキB4をオンとすることにより、ワンウェイクラッチF3に代えてリングギヤ32cの回転が固定される。前進2速の状態は、クラッチC1とブレーキB3とをオンとすると共にクラッチC2,C3とブレーキB1,B2,B4とをオフとすることにより形成することができる。この前進2速の状態では、エンジンブレーキ時には、ブレーキB2をオンとすることにより、ワンウェイクラッチF1およびワンウェイクラッチF2に代えてリングギヤ32aおよびリングギヤ32bの回転が固定される。前進3速の状態は、クラッチC1,C3とブレーキB3とをオンとすると共にクラッチC2とブレーキB1,B2,B4とをオフとすることにより形成することができる。前進4速の状態は、クラッチC1〜C3とブレーキB3とをオンとすると共にブレーキB1,B2,B4をオフとすることにより形成することができる。前進5速の状態、即ち入力軸36の回転を最も小さな減速比で減速(増速)して出力軸38に伝達する状態は、クラッチC2,C3とブレーキB1,B3とをオンとすると共にクラッチC1とブレーキB2,B4とをオフとすることにより形成することができる。また、オートマチックトランスミッション30では、ニュートラルの状態、即ち入力軸36と出力軸38との切り離しは、すべてのクラッチC1〜C3とブレーキB1〜B4とをオフとすることにより行なうことができる。また、後進の状態は、クラッチC3とブレーキB4とをオンとすると共にクラッチC1,C2とブレーキB1〜B3をオフとすることにより形成することができる。
オートマチックトランスミッション30におけるクラッチC1〜C3のオンオフとブレーキB1〜B4のオンオフは、油圧回路40により行なわれる。図4は、油圧回路40におけるクラッチC1の駆動系の構成の概略を示す部分構成図である。油圧回路40は、図4に示すように、エンジン12からの動力を用いてストレーナ41から作動油を吸引して圧送する機械式オイルポンプ42と、機械式オイルポンプ42から圧送された作動油の圧力(ライン圧PL)を調節するレギュレータバルブ43と、ライン圧PLから図示しないモジュレータバルブを介して生成されるモジュレータ圧PMODを調圧して信号圧として出力することによりレギュレータバルブ43を駆動するリニアソレノイド44と、ライン圧PLを入力する入力ポート45aとD(ドライブ)ポジション用出力ポート45bとR(リバース)ポジション用出力ポート45cなどが形成されシフトレバー92の操作に連動して各ポートの連通と遮断とを行なうマニュアルバルブ45と、マニュアルバルブ45のDポジション用ポート45bからの作動油を入力ポート62から入力し調圧して出力ポート64から出力するリニアソレノイドSLC1と、電磁部72の電磁力のオンオフによってシリンダ76内のピストン74を往復動させることにより吸入ポート76aから吸入用逆止弁78を介して作動油を吸入すると共に吸入した作動油を吐出用逆止弁79を介して吐出ポート76bから吐出する電磁ポンプ70と、リニアソレノイドSLC1からの作動油と電磁ポンプ70からの作動油を選択的に入力してクラッチC1の油圧サーボに出力する切替バルブ50と、クラッチC1の油圧サーボに接続された油路48に取り付けられたアキュムレータ49などにより構成されている。電磁ポンプ70は、吸入ポート76aがストレーナ41と機械式オイルポンプ42との間の油路46に接続されており、この油路46から作動油を吸入して吐出ポート76bから吐出する。なお、図4では、クラッチC1以外の他のクラッチC2,C3やブレーキB1〜B4の油圧系については本発明の中核をなさないから省略しているが、これらの油圧系については周知のリニアソレノイドなどを用いて構成することができる。
切替バルブ50は、図4に示すように、ライン圧PLを信号圧として入力する信号圧用入力ポート52aとリニアソレノイドSLC1の出力ポート64に接続された入力ポート52bと電磁ポンプ70の吐出ポート76bに接続された入力ポート52cとクラッチC1の油路48に接続された出力ポート52dの各種ポートが形成されたスリーブ52と、スリーブ52内を軸方向に摺動するスプール54と、スプール54を軸方向に付勢するスプリング56とにより構成されている。この切替バルブ50は、ライン圧PLが信号圧用入力ポート52aに作用しているときには、このライン圧PLがスプリング56の付勢力に打ち勝ってスプール54を押し込むことにより、入力ポート52bと出力ポート52dとを連通すると共に入力ポート52cと出力ポート52dとの連通を遮断する。一方、ライン圧PLが信号圧用入力ポート52aに作用していないときには、スプリング56の付勢力がスプール54を押し出することにより、入力ポート52bと出力ポート52dとの連通を遮断すると共に入力ポート52cと出力ポート52dとを連通する。
ATECU26は、詳細には図示しないが、CPUを中心としたマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に処理プログラムを記憶するROMと、データを一時的に記憶するRAMと、入出力ポートと、通信ポートとを備える。ATECU26には、入力軸36に取り付けられた回転数センサ24からのタービン回転数Ntや出力軸38に取り付けられた回転数センサからの出力軸回転数Noutなどが入力ポートを介して入力されており、ATECU26からは、リニアソレノイド44やリニアソレノイドSLC1などの各種ソレノイドへの駆動信号や電磁ポンプ70への駆動信号などが出力ポートを介して出力されている。ATECU26は、メインECU80と通信しており、メインECU80からの制御信号によってオートマチックトランスミッション30(油圧回路40)を制御したり、必要に応じてオートマチックトランスミッション30の状態に関するデータをメインECU80に出力する。
メインECU80は、詳細には図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に処理プログラムを記憶するROMと、データを一時的に記憶するRAMと、入出力ポートと、通信ポートとを備える。メインECU80には、イグニッションスイッチ81からのイグニッション信号,シフトレバー82の操作位置を検出するシフトポジションセンサ83からのシフトポジションSP,アクセルペダル84の踏み込み量を検出するアクセルペダルポジションセンサ85からのアクセル開度Acc,ブレーキペダル86の踏み込みを検出するブレーキスイッチ87からのブレーキスイッチ信号BSW,車速センサ88からの車速Vなどが入力ポートを介して入力されている。メインECU80は、エンジンECU18やATECU26と通信ポートを介して接続されており、エンジンECU18やATECU26と各種制御信号やデータのやりとりを行なっている。
こうして構成された自動車10では、シフトレバー82がD(ドライブ)の走行ポジションとされているときに、車速Vが値0,アクセルオフ,ブレーキスイッチ信号BSWがオン,エンジン12が運転中など予め設定されたニュートラル制御開始条件の全てが成立したときに、上述した条件のいずれかが不成立となるまで前進1速用のクラッチC1をストロークエンド圧付近で保持するニュートラル制御(インニュートラル制御)を実行する。
また、シフトレバー82がD(ドライブ)の走行ポジションとされているときに、車速Vが値0,アクセルオフ,ブレーキスイッチ信号BSWがオン、エンジン12が所定時間に亘ってアイドル運転がなされたときなど予め設定された自動停止条件の全てが成立したときにエンジン12を自動停止する。エンジン12が自動停止されると、その後、ブレーキスイッチ信号BSWがオフなど予め設定された自動始動条件が成立したときに自動停止したエンジン12を自動始動する。
次に、こうして構成された自動車20が搭載する実施例の動力伝達装置20の動作、特に、ニュートラル制御時の動作とエンジン12の自動停止時の動作について説明する。まず、ニュートラル制御時の動作について説明し、その後、エンジン12の自動停止時の動作について説明する。図5は、ATECU26により実行されるニュートラル制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。
ニュートラル制御ルーチンが実行されると、ATECU26のCPUは、まず、前述したニュートラル制御開始条件が成立するのを待ち(ステップS100)、ニュートラル制御開始条件が成立すると、クラッチC1の係合圧を徐々に減圧するリリース制御を実行する(ステップS110)。続いて、エンジン回転速度Neやタービン回転速度Ntを入力し(ステップS120)、入力したエンジン回転速度Neとタービン回転速度Ntとの偏差により回転速度差ΔN(Ne−Nt)を計算し(ステップS130)、計算した回転速度差ΔNと目標回転速度差ΔN*との偏差(ΔN−ΔN*)と閾値ΔNrefとを比較する(ステップS140)。そして、偏差(ΔN−ΔN*)が閾値ΔNref未満のときには、前回の油圧指令から所定圧Pset1だけ増圧した新たな油圧指令Pc(電流指令)を設定し(ステップS150)、偏差(ΔN−ΔN*)が閾値ΔNref以上のときには、前回の油圧指令から所定圧Pset2だけ減圧した新たな油圧指令Pcを設定し(ステップS160)、設定した新たな油圧指令Pcに基づいてリニアソレノイドSLC1を駆動制御するニュートラル制御を実行する(ステップS170)。ここで、目標回転速度差ΔN*は、クラッチC1にストロークエンド圧付近の油圧が作用している状態のエンジン回転速度とタービン回転速度の速度差として予め定められたものである。したがって、偏差(ΔN−ΔN*)が閾値ΔNrefの範囲内となるように油圧指令Pcの増減を行なうことにより、クラッチC1をストロークエンド圧付近で待機させることができる。そして、前述したニュートラル制御解除が成立するまで(ステップS180)、ステップS120に戻ってステップS120〜S170のニュートラル制御を繰り返し実行し、ニュートラル制御解除条件が成立したときに、最後にステップS150,S160のいずれかで設定した油圧指令Pc(電流指令)を油圧学習値LpとしてRAMに保存すると共に(ステップS190)、クラッチC1を係合させるために油圧サーボに供給する油圧を増圧するアプライ制御を実行して(ステップS195)、本ルーチンを終了する。なお、油圧学習値Lpを保存する理由については後述する。以上、ニュートラル制御ルーチンについて説明した。
次に、エンジン12の自動停止時の制御について説明する。図6は、ATECU26により実行される自動停止時制御ルーチンの一例を示すフローチャートである。自動停止時制御ルーチンが実行されると、ATECU26のCPUは、まず、前述した自動停止条件が成立するのを待って(ステップS200)、エンジン12の運転を停止させるためのエンジン停止指令をメインECU80を介してエンジンECU16に出力する(ステップS210)。続いて、保存した油圧学習値Lp(電流指令)を読み込み(ステップS220)、読み込んだ油圧学習値Lpで待機するようリニアソレノイドSLC1を駆動制御し(ステップS230)、読み込んだ油圧学習値Lpに基づいて周波数Fとデューティ比Dとを設定すると共に(ステップS240)、設定した周波数Fとデューティ比Dをもって電磁ポンプ70の駆動を開始する(ステップS250)。ここで、電磁ポンプ70の周波数Fの設定は、本実施例では、吐出圧と周波数Fとの関係を予め求めて周波数設定用マップとしてROMに記憶しておき、油圧学習値Lpが与えられると、油圧学習値Lpを吐出圧に換算し、換算した吐出圧に基づいてマップから対応する周波数Fを導出することにより行なうものとした。図7に、周波数設定用マップの一例を示す。また、デューティ比Dの設定は、本実施例では、吐出圧とデューティ比Dとの関係を予め求めてデューティ比設定用マップとしてROMに記憶しておき、油圧学習値Lpが与えられると、油圧学習値Lpを吐出圧に換算し、換算した吐出圧に基づいてマップから対応するデューティ比Dを導出することにより行なうものとした。図8に、デューティ比設定用マップの一例を示す。そして、次に、前述した自動始動条件が成立するのを待って(ステップS260)、エンジン12を始動させるためのエンジン始動指令をメインECU80を介してエンジンECU16に出力し(ステップS270)、エンジン12が完爆してその回転が安定するのを待って(ステップS280)、クラッチC1の油圧サーボに作用させる油圧を徐々に増圧してクラッチC1が完全に係合するようリニアソレノイドSLC1を駆動制御するアプライ制御を実行すると共に(ステップS290)、電磁ポンプ70を駆動停止して(ステップS300)、本ルーチンを終了する。ここで、エンジン12の回転が安定したかの判定は、エンジン12の自動始動を開始してから回転が安定するまでに要する時間を予め実験的に求めておきこの時間が経過したか否かを判定したり、エンジン回転速度Neを微分して速度変化率を求めこの速度変化率が値0を中心とした所定範囲内に収束したか否かを判定することにより行なうことができる。このように、エンジン12が自動停止している最中に電磁ポンプ70を駆動してクラッチC1をストロークエンド圧付近の油圧で待機させておくことにより、エンジン12が自動始動した直後にクラッチC1を迅速に係合させることができるから、発進をスムーズに行なうことができる。このとき、エンジン12は自動停止しているから、クラッチC1をストロークエンド圧付近の油圧で待機させるための制御として、ニュートラル制御時の手法を用いることができないが、ニュートラル制御時に用いた油圧指令Pc(油圧学習値Lp)で電磁ポンプ70を制御することにより、電磁ポンプ70からの吐出圧によりクラッチC1をより正確にストロークエンド圧付近の油圧で待機させることができる。
図9は、実施例のエンジン回転速度Neとアクセル開度Accとブレーキスイッチ信号BSWとリニアソレノイドSLC1の電流指令と電磁ポンプ70の電流指令とクラッチC1の油圧(C1圧)の時間変化の様子を示す説明図である。図示するように、時刻t1にニュートラル制御開始条件が成立すると、時刻t2にリリース制御を実行し、リリース制御が完了する時刻t3にエンジン回転速度Neとタービン回転速度Ntとの回転速度差ΔNに基づいてフィードバック制御により油圧指令Pc(電流指令)を設定してリニアソレノイドSLC1を駆動制御することによりクラッチC1をストロークエンド圧付近の油圧で待機させる(ニュートラル制御)。そして、時刻t4にニュートラル制御解除条件が成立すると、クラッチC1に作用させる油圧を徐々に増圧するアプライ制御を実行する。このとき、ニュートラル制御で最後に設定された油圧指令Pcを油圧学習値Lpとして保存しておく。時刻t5に、エンジン12の自動停止条件が成立すると、電磁ポンプ70の駆動を開始する。このとき、保存した油圧学習値Lpを吐出圧に換算し換算した吐出圧が得られる周波数Fとデューティ比Dとを設定して電磁ポンプ70を駆動するから、クラッチC1をストロークエンド圧付近の油圧で待機させることができる。また、リニアソレノイドSLC1は、油圧学習値Lp(電流指令)に基づいて駆動制御される。そして、時刻t6にエンジン12の自動始動条件が成立すると、スタータモータ13の駆動によりエンジン12のクランキングが開始される。切替バルブ50は、エンジン12の回転に伴ってライン圧PLが発生すると、電磁ポンプ70の吐出ポート76bとクラッチC1の油路48との接続がリニアソレノイドSLC1の出力ポート64とクラッチC1の油路48との接続に切り替えられ、リニアソレノイドSLC1から出力される油圧がクラッチC1に作用することになるが、リニアソレノイドSLC1は油圧学習値Lpで駆動制御されているから、クラッチC1に作用する油圧に急変は生じない。エンジン12が完爆し(時刻t7)その回転が安定すると(時刻t8)、クラッチC1に作用させる油圧を徐々に増圧するアプライ制御を実行してクラッチC1を完全に係合させる。
以上説明した実施例の動力伝達装置20によれば、ニュートラル制御の最中にクラッチC1がストロークエンド圧付近の油圧で待機するようエンジン回転速度Neとタービン回転速度Ntとの回転速度差ΔNに基づいてフィードバック制御により設定される油圧指令を油圧学習値Lpとして保存しておき、エンジン12が自動停止したときには、保存した油圧指令(油圧学習値Lp)を用いて電磁ポンプ70を駆動し、エンジン12が自動始動したときには、クラッチC1に作用させる油圧を徐々に増圧するようリニアソレノイドSLC1を駆動制御してクラッチC1を完全に係合させるから、エンジン12の自動停止時のクラッチC1をより確実にストロークエンド圧付近の油圧で待機させることができ、エンジン12が自動始動した直後にクラッチC1を迅速に係合させることができる。この結果、発進をスムーズに行なうことができる。しかも、ニュートラル制御の最中にフィードバック制御により設定される油圧指令を用いるから、経年変化に拘わらず、クラッチC1をストロークエンド圧付近の油圧でより確実に待機させることができる。また、エンジン12が自動停止している最中に、リニアソレノイドSLC1を保存した油圧指令で駆動制御しておくから、次にエンジン12が自動始動している最中に切替バルブ50が電磁ポンプ70の吐出ポート76bとクラッチC1の油路48との接続をリニアソレノイドSLC1の出力ポート64とクラッチC1の油路48との接続に切り替えるものとしても、クラッチC1に作用する油圧に急変が生じるのを抑制することができる。
実施例の動力伝達装置20では、ニュートラル制御時にエンジン回転速度Neとタービン回転速度Ntとの偏差である回転速度差ΔN(Ne−Nt)に基づいてクラッチC1の油圧指令Pcを設定するものとしたが、これに限定されるものではなく、クラッチC1に接続された油路に油圧センサを取り付け、この油圧センサにより検出される油圧がストロークエンド圧付近となるよう油圧指令Pcを設定するものとしてもよい。
実施例の動力伝達装置20では、エンジン12の自動停止中には、ニュートラル制御中に用いられた油圧指令Pc(油圧学習値Lp)を用いて周波数Fとデューティ比Dとを設定して電磁ポンプ70を駆動するものとしたが、必ずしも油圧学習値Lpをそのまま用いる必要はなく、油圧学習値Lpに若干の修正を施すものとしてもよい。
実施例の動力伝達装置20では、エンジン12の自動停止中には、ニュートラル制御中の油圧指令Pc(油圧学習値Lp)を電磁ポンプ70の周波数Fとデューティ比Dの設定に用いるものとしたが、周波数Fとデューティ比Dのうちのいずれか一つだけの設定に用いるものとしてもよい。
実施例の動力伝達装置20では、エンジン12が完爆した後にその回転が安定するタイミングでクラッチC1に作用する油圧を徐々に増圧させるアプライ制御を開始するものとしたが、エンジン12の完爆直後のタイミングでアプライ制御を開始するものとしてもよいし、始動中のエンジン12のクランキングによる回転速度が所定回転速度以上となったタイミングでアプライ制御を開始するものとしてもよい。
実施例の動力伝達装置20では、電磁ポンプ70の吐出ポート76bを切替バルブ50を介してクラッチC1の油路48に接続するものとしたが、電磁ポンプ70の吐出ポート76bを直接にクラッチC1の油路48に接続するものとしてもよい。
実施例の動力伝達装置20では、切替バルブ50をライン圧PLを用いて駆動するものとしたが、ライン圧PLを図示しないモジュレータバルブを介して降圧したモジュレータ圧PMODを用いて駆動するものとしてもよいし、ライン圧PLやモジュレータ圧がソレノイドバルブを介して切替バルブ50に供給されるようにしてこのソレノイドバルブを用いて駆動するものとしても構わない。
ここで、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、エンジン12が「原動機」に相当し、オートマチックトランスミッション30が「動力伝達機構」に相当し、油圧回路40が「流体圧式アクチュエータ」に相当する。また、機械式オイルポンプ42が「第1のポンプ」に相当し、リニアソレノイドSLC1が「調圧器」に相当し、電磁ポンプ70が「第2のポンプ」に相当する。ここで、「原動機」としては、ガソリンまたは軽油などの炭化水素系の燃料により動力を出力する内燃機関に限定されるものではなく、水素エンジンなど、如何なるタイプの内燃機関であっても構わないし、自動停止と自動始動とが可能なものであれば如何なるタイプの原動機であっても構わない。「動力伝達機構」としては、前進1速〜5速の5段変速のオートマチックトランスミッション30に限定されるものではなく、4段変速や6段変速,8段変速など、如何なる段数の自動変速機であっても構わない。また、「動力伝達機構」としては、自動変速機に限定されるものでもなく、例えば、エンジン12のクランクシャフト14にクラッチを介して直接にデファレンシャルギヤ94を介して車輪96a,96bに接続されるなど、摩擦係合要素を介して原動機からの動力を車軸側に伝達できるものであれば如何なるものであっても構わない。「電磁ポンプ」としては、前進1速を形成するクラッチC1に作動流体を圧送するものに限定されるものではなく、例えば、運転者の指示や走行状態などにより発進時の変速段が前進1速以外の変速段(前進2速など)に設定されたときにその変速段を形成するクラッチやブレーキに作動油を圧送するものとするなどとしても構わない。「調圧器」としては、ライン圧PLから最適なクラッチ圧を生成してクラッチC1をダイレクトに制御するダイレクト制御用のリニアソレノイドバルブとして構成するものとしたが、リニアソレノイドをパイロット制御用のリニアソレノイドとして用いて別途コントロールバルブを駆動することによりこのコントロールバルブによりクラッチ圧を生成してクラッチC1を制御するものとしても構わない。「制御手段」としては、メインECU80とATECU26との組み合わせに限定されるものではなく、3つ以上の電磁制御ユニットにより実現したり、単一の電子制御ユニットにより実現するものとしても構わない。なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための最良の形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、自動車産業などに利用可能である。
10 自動車、12 エンジン、13 スタータモータ、14 クランクシャフト、16 回転数センサ、18 エンジン用電子制御ユニット(エンジンECU)、20 動力伝達装置、22 トルクコンバータ、22a ポンプインペラ、22b タービンランナ、24 回転数センサ、26 オートマチックトランスミッション用電子制御ユニット(ATECU)、30 オートマチックトランスミッション、30a ダブルピニオン式の遊星歯車機構、30b,30c シングルピニオン式の遊星歯車機構、31a,31b,31c サンギヤ、32a,32b,32c リングギヤ、33a 第1ピニオンギヤ、33b,33c ピニオンギヤ、34a 第2ピニオンギヤ、35a,35b,35c キャリア,36 入力軸、38 出力軸、40 油圧回路、41 ストレーナ、42 機械式オイルポンプ、43 レギュレータバルブ、44 リニアソレノイド、45 マニュアルバルブ、45a 入力ポート、45b Dポジション用出力ポート、45c Rポジション用出力ポート、48 油路、49 アキュムレータ、50 切替バルブ、52 スリーブ、52a 信号圧用入力ポート、52b 入力ポート、52c 入力ポート、52d 出力ポート、54 スプール、56 スプリング、62 入力ポート、64 出力ポート、70 電磁ポンプ、72 電磁部、74 ピストン、76 シリンダ、76a 吸入ポート、76b 吐出ポート、78 吸入用逆止弁、79 吐出用逆止弁、80 メイン電子制御ユニット(メインECU)、81 イグニッションスイッチ、82 シフトレバー、83 シフトポジションセンサ、84 アクセルペダル、85 アクセルペダルポジションセンサ、86 ブレーキペダル、87 ブレーキスイッチ、88 車速センサ、92 駆動軸、94 デファレンシャルギヤ、96a,96b 車輪、C1〜C3 クラッチ、B1〜B4 ブレーキ、F1〜F3 ワンウェイクラッチ、SLC1 リニアソレノイド。

Claims (7)

  1. 自動停止と自動始動とが可能な原動機を備える車両に搭載され、流体圧式アクチュエータからの流体圧により作動する摩擦係合要素を介して前記原動機からの動力を車軸側に伝達する動力伝達機構を制御する動力伝達機構の制御装置であって、
    前記原動機が運転している最中のニュートラル制御時には前記動力伝達機構の動力伝達状態に基づいて前記摩擦係合要素を完全係合圧よりも低圧のニュートラル状態で待機するための制御量であるニュートラル制御量を設定して前記流体圧式アクチュエータを制御すると共に前記ニュートラル制御量を学習し、前記原動機が自動停止している最中には前記摩擦係合要素がニュートラル状態で待機するよう前記学習したニュートラル制御量を用いて前記流体圧アクチュエータを制御する
    ことを特徴とする動力伝達機構の制御装置。
  2. 前記流体圧式アクチュエータとして、前記原動機からの動力により作動して流体圧を発生させる第1のポンプと、該第1のポンプからの流体圧を調圧して前記摩擦係合要素の流体圧サーボに供給する調圧器と、電力の供給を受けて作動することにより流体圧を発生させて前記摩擦係合要素の流体圧サーボに供給する第2のポンプと、を備える請求項1記載の動力伝達機構の制御装置であって、
    前記ニュートラル制御時には前記摩擦係合要素が前記ニュートラル状態で待機するようニュートラル制御量を設定して前記調圧器を制御し、前記原動機が自動停止している最中には前記摩擦係合要素が前記ニュートラル状態で待機するよう前記学習したニュートラル制御量を用いて前記第2のポンプを制御する
    ことを特徴とする動力伝達機構の制御装置。
  3. 前記第1のポンプからの流体圧により作動して前記調圧器の出力口と前記摩擦係合要素の流体圧サーボとの接続と該接続の遮断とを切り替える切替器を備える請求項2記載の動力伝達機構の制御装置であって、
    前記原動機が自動停止している最中には、前記学習したニュートラル制御量で前記調圧器を待機させることを特徴とする
    動力伝達機構の制御装置。
  4. 前記第2のポンプが電磁力のオンオフを繰り返すことによりピストンを往復動させて流体圧を発生させる電磁ポンプとして構成される請求項2または3記載の動力伝達機構の制御装置であって、
    前記原動機が自動停止している最中には、前記学習したニュートラル制御量に基づいて電磁力のオンオフの周波数とデューティ比の少なくとも一つを変更して前記電磁ポンプを制御する
    ことを特徴とする動力伝達機構の制御装置。
  5. 前記原動機の出力軸に流体伝動装置を介して入力軸が接続されると共に車軸側に出力軸が接続された請求項1ないし4いずれか1項に記載の動力伝達機構の制御装置であって、
    前記動力伝達状態として前記原動機の出力軸の回転速度と前記動力伝達装置の入力軸の回転速度との偏差に基づいてフィードバック制御により前記ニュートラル制御量を設定して前記流体圧式アクチュエータを制御すると共に前記ニュートラル制御量を学習する
    ことを特徴とする動力伝達機構の制御装置。
  6. 前記ニュートラル状態は、前記摩擦係合要素の流体圧サーボにストロークエンド圧を含む所定範囲内の流体圧が作用している状態である請求項1ないし5いずれか1項に記載の動力伝達機構の制御装置。
  7. 自動停止と自動始動とが可能な原動機を備える車両に搭載され、流体圧式アクチュエータの駆動によって作動する摩擦係合要素を介して前記原動機からの動力を車軸側に伝達する動力伝達機構を制御する動力伝達機構と、
    前記動力伝達機構を制御する請求項1ないし6いずれか1項に記載の制御装置と、
    を備える動力伝達装置。
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