JP2011197851A - 情報表示装置、情報表示方法およびプログラム - Google Patents

情報表示装置、情報表示方法およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2011197851A
JP2011197851A JP2010061841A JP2010061841A JP2011197851A JP 2011197851 A JP2011197851 A JP 2011197851A JP 2010061841 A JP2010061841 A JP 2010061841A JP 2010061841 A JP2010061841 A JP 2010061841A JP 2011197851 A JP2011197851 A JP 2011197851A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
display area
main display
shared information
display device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010061841A
Other languages
English (en)
Inventor
Maiko Kawase
麻衣子 川瀬
Yukinobu Maruyama
幸伸 丸山
Kazuhiro Ikegaya
和宏 池ヶ谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Casio Mobile Communications Ltd
Original Assignee
NEC Casio Mobile Communications Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Casio Mobile Communications Ltd filed Critical NEC Casio Mobile Communications Ltd
Priority to JP2010061841A priority Critical patent/JP2011197851A/ja
Publication of JP2011197851A publication Critical patent/JP2011197851A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

【課題】情報の可読性に優れた情報表示装置、情報表示方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】他の端末との共有情報を表示する表示手段を備えた情報表示装置において、前記表示手段は、二次元的なメイン表示領域13を有し、そのメイン表示領域13に、前記共有情報の各々に関連付けられたイメージオブジェクト(14〜19)を表示する。共有情報の各々に応じてイメージオブジェクトを適正にデザインすることにより、それらのイメージオブジェクトを一瞥しただけで、共有情報の意味を知ることができるようになり、情報の可読性に優れた情報表示装置、情報表示方法およびプログラムを提供できる。
【選択図】図4

Description

本発明は、情報表示装置、情報表示方法およびプログラムに関し、詳しくは、ネットワークに接続された端末同士の情報共有技術に係る情報表示装置、情報表示方法およびプログラムに関する。
いわゆる「掲示板システム」は、ネットワークに接続された端末同士の情報共有技術の典型的な例である。このシステムは、要するに、一の端末で書き込まれた掲示板情報をネットワークを介してサーバにアップし、このサーバを仲立ちとして他の端末からの閲覧を可能とするものである。
このような掲示板システムに関する従来技術としては、たとえば、下記の特許文献1に記載されたものがある。下記の特許文献1には、他の端末からの閲覧要求に際して、掲示板情報の一連番号と題名とを示す「一覧表」を要求元の端末に表示し、同端末の利用者による一連番号の指定に応答して、その一連番号に対応した掲示板情報を同端末に表示するという旨の記載がある。
特開平5−257840号公報
しかしながら、上記の従来技術は、閲覧要求元の端末における情報の可読性が良くないという問題点がある。これは、上記の「一覧表」は「文字情報」と解するのが自然だからであり、文字の読み取りに手間がかかるからである。とりわけ、多数行にわたる一覧表の場合は全体を把握する(判読する)のに相当な時間を要するばかりか、読み間違いや読み飛ばしといったミスを否めず、情報を見落とす恐れがあった。
そこで、本発明は、情報の可読性に優れた情報表示装置、情報表示方法およびプログラムを提供することにある。
請求項1記載の発明は、他の端末との共有情報を表示する表示手段を備えた情報表示装置において、前記表示手段は、二次元的なメイン表示領域を有し、そのメイン表示領域に、前記共有情報の各々に関連付けられたイメージオブジェクトを表示することを特徴とする。
上述した請求項1記載の発明は次のようなものであってもよい。
前記メイン表示領域を複数としたことを特徴とする(請求項2記載の発明)。
上述した請求項1または請求項2記載の発明は次のようなものであってもよい。
前記メイン表示領域の一辺を時間軸に対応させるとともに、そのメイン表示領域に表示する共有情報の作成時間に合わせて、そのメイン表示領域を時間軸方向に自動スクロールする自動スクロール手段を備える(請求項3記載の発明)。
前記メイン表示領域の一辺を時間軸に対応させるとともに、ユーザ操作に合わせて、そのメイン表示領域を時間軸方向に手動スクロールする手動スクロール手段を備えたことを特徴とする(請求項4記載の発明)。
前記メイン表示領域の一辺を時間軸に対応させるとともに、ユーザ操作に合わせて、そのメイン表示領域を過去または未来方向に手動スクロールする手動スクロール手段を備えたことを特徴とする(請求項5記載の発明)。
前記メイン表示領域の一辺を時間軸に対応させるとともに、そのメイン表示領域に表示する共有情報の各々に関連付けられたイメージオブジェクトを、そのメイン表示領域の時間軸に沿って時系列的に表示する表示制御手段を備えたことを特徴とする(請求項6記載の発明)。
上述した請求項1乃至請求項6いずれかに記載の発明は次のようなものであってもよい。
端末の操作履歴を表示するためのサブ表示領域を有し、そのサブ表示領域に、前記操作履歴の各々に関連付けられたイメージオブジェクトを表示することを特徴とする(請求項7記載の発明)。
前記共有情報の各々に関連付けられたイメージオブジェクトは、画像を示すオブジェクトであることを特徴とする(請求項8記載の発明)。
前記共有情報の各々に関連付けられたイメージオブジェクトは、動画を示すオブジェクトであることを特徴とする(請求項9記載の発明)。
前記共有情報の各々に関連付けられたイメージオブジェクトは、音楽情報を示すオブジェクトであることを特徴とする(請求項10記載の発明)。
前記共有情報の各々に関連付けられたイメージオブジェクトは、自端末または他端末もしくは任意目標物の位置情報を示すオブジェクトであることを特徴とする(請求項11記載の発明)。
前記共有情報の各々に関連付けられたイメージオブジェクトは、ネットワーク上のコンテンツの場所を示すオブジェクトであることを特徴とする(請求項12記載の発明)。
前記共有情報の各々に関連付けられたイメージオブジェクトは、その共有情報を登録したユーザの登録場所を示すオブジェクトであることを特徴とする(請求項13記載の発明)。
前記共有情報の各々に関連付けられたイメージオブジェクトは、その共有情報を登録したユーザの名前または任意の識別情報を示すオブジェクトであることを特徴とする(請求項14記載の発明)。
前記共有情報の各々に関連付けられたイメージオブジェクトは、その共有情報を登録したユーザの顔写真または似顔絵もしくはアバターを示すオブジェクトであることを特徴とする(請求項15記載の発明)。
前記共有情報の各々に関連付けられたイメージオブジェクトは、その共有情報を登録したユーザの登録場所を示すオブジェクトであって、且つ、そのユーザの位置移動に合わせて逐次に更新されることを特徴とする(請求項16記載の発明)。
前記共有情報の各々に関連付けられたイメージオブジェクトが、他のユーザによって新規に書き込まれた共有情報を示すものである場合に、そのオブジェクトが目立つように他のオブジェクトと異なる態様で表示することを特徴とする(請求項17記載の発明)。
前記メイン表示領域に表示する共有情報を、特定のグループに属するユーザからの書き込みだけに制限する制限手段を有することを特徴とする(請求項18記載の発明)。
前記共有情報とその共有情報の登録ユーザのメールアドレスまたは電話番号とを関連付けして記憶し、前記共有情報の各々に関連付けられたイメージオブジェクトの一つを選択すると、その選択オブジェクトに対応したメールアドレスまたは電話番号を読み出してメール送信または電話呼び出しの実行を可能としたことを特徴とする(請求項19記載の発明)。
前記メイン表示領域をネットワークを介して他のユーザの端末と共有することを特徴とする(請求項20記載の発明)。
前記メイン表示領域に表示されるイメージオブジェクトは、手書き文字または手書き図形を含むことを特徴とする(請求項21記載の発明)。
前記メイン表示領域に表示されるイメージオブジェクトが手書き文字である場合に、その手書き文字を認識して文字コードに変換する手書き文字認識手段を有することを特徴とする(請求項22記載の発明)。
前記メイン表示領域へのイメージオブジェクトの登録が所定時間無かった場合に、その間を無記入期間として表示を省略することを特徴とする(請求項23記載の発明)。
前記メイン表示領域へのイメージオブジェクトの登録が所定時間無かった場合に、その間を無記入期間として表示を省略するか否かをユーザ指定するための指定手段を備えたことを特徴とする(請求項24記載の発明)。
前記メイン表示領域に表示されたイメージオブジェクトの登録時間が所定の時間よりも古いものについては、簡易表示することを特徴とする(請求項25記載の発明)。
前記メイン表示領域に表示されるイメージオブジェクトの種類ごとに取りまとめて表示することを特徴とする(請求項26記載の発明)。
前記メイン表示領域に表示されたイメージオブジェクトが未来の予定に関する共有情報を示すものであるとき、その共有情報に含まれる未来の時間に関連付けたアラーム報知を設定するアラーム報知手段を備えたことを特徴とする(請求項27記載の発明)。
前記メイン表示領域に表示されたイメージオブジェクトの少なくとも一つは、他のネットワークサービスから提供されたAPIを含むことを特徴とする(請求項29記載の発明)。
上述した請求項27記載の発明は次のようなものであってもよい。
前記アラーム報知を設定した旨を前記メイン表示領域に表示可能なことを特徴とする(請求項28記載の発明)。
請求項30記載の発明は、他の端末との共有情報を表示手段に表示する際に、前記表示手段に、二次元的なメイン表示領域を表示するとともに、そのメイン表示領域に、前記共有情報の各々に関連付けられたイメージオブジェクトを表示する工程を含むことを特徴とする。
さらに、端末のコンピュータに対して、上述した請求項1記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項31記載の発明)。
本発明によれば、情報の可読性に優れた情報表示装置、情報表示方法およびプログラムを提供することができる。
実施形態の概念的な全体構成図である。 端末4の概念構成図である。 (a)は端末4の画面表示例を示す図、(b)はメイン表示領域13の概念図である。 イメージオブジェクトの一例を示す図である。 アイコンの二次元的な分散表示例を示す図である。 共有情報の登録方法を示す概念図である。 サーバ3の概念構成図である。 共有情報の記憶テーブルを示す図である。 「登録」と「閲覧」のタイムランを示す図である。 サーバ3の動作フローを示す図である。 端末4〜6の動作フローを示す図である。 無登録期間の対策概念を示す図である。 アイコンの整理例を示す図である。 マッシュアップの概念図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施形態の概念的な全体構成図である。図1において、情報共有システム1は、ネットワーク2に接続されたサーバ3と端末4〜6とを有する。ネットワーク2は、それらのサーバ3と端末4〜6との間でやり取りされるデータを伝送する通信路であり、たとえば、パケット通信方式、つまり、データをパケットと呼ばれる単位に細分化し、各パケットに送信元と送信先のアドレスを付して通信する方式とすることができる。また、ネットワーク2はさまざまなネットワークの集合体であってもよく、この場合、各ネットワークの接続箇所(ノード)に上記のパケットをアドレスで振り分けるためのルータと呼ばれるデータ振り分け装置を設けていてもよい。このような集合体形式のネットワーク2の代表は、今日においてはインターネットであることから、本実施形態においてもネットワーク2をインターネットであるものとして取り扱う。
サーバ3は、このネットワーク2に接続された端末4〜6に対して所定のサービスを提供するものである。この実施形態における所定のサービスは主に「情報共有化」である。つまり、サーバ3は、各端末4〜6から適宜にアップロードされた情報を整理して保存するとともに、端末4〜6のいずれかからの閲覧要求に応答して、その要求元の端末に保存情報を送信したり、あるいは、一定時間ごとに各端末4〜6に一斉配信したりするというものである。このようにすることで、すべての端末4〜6で情報の共有化を図るようにしたものである。
ここで、図示の端末4〜6は、ネットワーク2に接続された多数の端末のうちのいくつかを代表するものである。以下、説明の便宜上、左端の端末4を自ユーザが所持する「自端末」とし、それ以外の端末5、6を他ユーザが所持する「他端末」とする。この場合、自端末4のユーザは、自端末4からサーバ3にアップした情報はもちろんのこと、他端末5、6からサーバ3にアップされた情報も、その自端末4で確認することができる。このことは他端末5、6においても同様であり、端末4〜6からアップされた情報を一の他端末5で確認できるとともに、端末4〜6からアップされた情報を二の他端末6でも確認できるようになっている。
なお、端末4〜6は、ネットワーク2を介してサーバ3にアクセスし、上記のサービス(情報共有化)を受けることができる構成のものであればよい。たとえば、パーソナルコンピュータ等の情報端末やデータ通信機能付の携帯電話機などであってもよいが、少なくとも、上記の共有情報をグラフィカルに表示できる表示部を備えている必要がある。なお、この表示部は、多諧調表示やカラー表示が可能で、しかも、ペン先や指先等によるタッチ入力が可能なもの(たとえば、タッチパネル付カラー液晶パネル)とすることが望ましい。
図2は、端末4の概念構成図である。なお、他の端末5、6の構成もこの端末4と同様であるため、他の端末5、6の構成に言及する場合も、この図を参照するものとする。端末4は、少なくともネットワーク2とのデータ通信を行う通信部7と、端末4の全体動作を統括制御する、たとえば、マイクロコンピュータおよびその周辺回路で構成されたプログラム制御方式の制御部8と、所定の表示サイズを有する、好ましくはカラー液晶パネルからなる表示部9と、その表示部9の表示画面を覆って配設されたタッチパネル10と、半導体メモリや磁気ディスク等の大容量記憶デバイスからなる記憶部11と、GPS(Global Positioning System:全地球測位システム)等の位置検出部12とを含んで構成されている。
なお、図2においては、発明に直接関係しない部分の図示を略している。たとえば、端末4がパーソナルコンピュータ等の情報端末である場合は以上の各部のほかに、キーボードやマウス等の入力装置を含み、または、データ通信機能付の携帯電話機の場合は音声通信部などを含むことはもちろんであり、さらに、携帯型の端末4の場合は電源供給用のバッテリを含むことも当然である。
図3(a)は、端末4の画面表示例を示す図である。図3(a)では、矩形状の外形を有する端末4が、その長手方向を図面の左右に向けて置かれている様子を示している。以下、この状態をユーザに対する正対方向とする。この正対方向において、必要に応じて表示部9にさまざまな情報が表示されるが、そのうちの一つの情報は、他の端末5、6との共有情報である。この共有情報を表示するために、表示部9には、二次元的な表示領域(以下、メイン表示領域13)が確保されている。ここで、二次元的な表示領域とは、表示部9の表示画面上において、所定の高さYと所定の幅Xとを有する矩形状の領域のことをいう。
なお、図3(a)では、メイン表示領域13の高さYは表示部4の縦方向(図面に向かって上下方向)サイズより若干小さく、幅Xは表示部4の横方向(図面に向かって左右方向)サイズとほぼ一致しているが、これに限定されない。要は「Y×X」の二次元的な広さを有する矩形状であればよく、高さYを表示部4の縦方向サイズに一致させたり、あるいは、幅Xを表示部4の幅方向より若干小さくしたりしてもよい。
図3(b)は、メイン表示領域13の概念図である。図3(b)において、メイン表示領域13は、表示部9への表示部分13a(破線で囲まれた部分/図3(a)のハッチング部分に相当)だけでなく、その前後方向(図面の左右方向)に伸びる非表示部分13b、13cも含み、表示部分13aを左右にスクロールすることにより、メイン表示領域13のあらゆる部分を表示部4に表示させることができるようになっている。
前記のとおり、メイン表示領域13は、他の端末5、6との共有情報を表示するために用いられる。共有情報とは、たとえば、文字情報や、写真等の画像情報(静止画、複数コマのアニメーション等、任意の形態の画像を含む、以下同じ)、動画情報、音楽等の音源情報、位置情報、あるいは、ネットワーク2上の任意コンテンツへのリンク情報などであるが、メイン表示領域13には、これらの共有情報の“本体”は表示されない。その代わりに、各々の共有情報を示す適切にデザインされたアイコン等のイメージオブジェクトが表示されることがポイントである。
図4は、イメージオブジェクトの一例を示す図である。図4において、メイン表示領域13には、いくつかのイメージオブジェクトの例として、6つのアイコン14〜19が表示されている。たとえば、左端のアイコン14は矩形図形内にアルファベットの“T”の文字を配しており、この“T”はテキスト(Text)の頭文字であるので、文字情報を示すイメージオブジェクトであることが直感的にわかる。また、左から2番目のアイコン15は図案化された山を配しているため、写真等の画像情報を示すイメージオブジェクトであることが直感的にわかる。同様に、左から3番目のアイコン16は音符を配しているため音楽等の音源情報であること、中央のアイコン17は図案化された動画フィルムを配しているため動画情報であること、右から2番目のアイコン18は図案化された旗を配しているため位置情報であること、右端のアイコン19は“URL”という文字を配しているためネットワーク2上の任意コンテンツへのリンク情報(すなわち、Uniform Resource Locatorの略)であることがわかる。なお、図4では、画像情報や音声情報を、それぞれアイコン15、16で表示しているが、例えば、写真やCDジャケット等の画像イメージを縮小したサムネイル表示としてもよい。
このように、この実施形態では、多種多様な共有情報をアイコン化して、それらのアイコンを二次元的なメイン表示領域13に分散表示するようにしたので、とりわけ大量の情報を共有化して表示する際の可読性を大幅に改善することができる。すなわち、冒頭で説明した従来技術では、もっぱら文字列による一覧表示を行っているに過ぎなかったため、読み間違いや読み飛ばしといったミスを否めなかった。これに対して、この実施形態の技術では、アイコンを適切にデザインすることにより、そのようなミスをなくすことができる。これは、いちいち情報を“読む”という作業を必要とせず、アイコンを一瞥するだけで、それらのアイコンに関連付けられている共有情報の種類を直感的に把握できるからである。
次に、アイコンの二次元的な分散表示について説明する。
図5は、アイコンの二次元的な分散表示例を示す図である。図5において、メイン表示領域13の長手方向のX軸(図面左右方向の軸)は時間軸であり、たとえば、図面の左方向を過去方向の時間とし、図面の右方向を未来方向の時間とすることができる。この場合、「過去」と「未来」は、現在時間に相当するホーム位置(時間軸上の任意位置)を境にしてその前後になる。このため、たとえば、ホーム位置をメイン表示領域13の中間にすればメイン表示領域13の左半分が過去、右半分が未来になり、あるいは、ホーム位置をメイン表示領域13の右端にすればメイン表示領域13の全部が過去になる。また、ホーム位置をメイン表示領域13の左端にすれば、メイン表示領域13の全部が未来になる。ホーム位置の指定は、たとえば、メイン表示領域13の任意場所(ただし、アイコン以外の場所)をタッチすることによって行うことができる。
時間軸(X軸)は、アイコンの登録日時に対応させることができる。たとえば、ある日時に登録された共有情報を示すアイコンの表示位置を時間軸(X軸)上の当該日時位置とすることができる。この場合の表示位置は、もっぱら現在日時または過去に遡った日時の位置になるが、その共有情報に未来の予定日時が含まれていた場合は、その予定日時を未来方向の時間軸(X軸)に表示してもよい。
加えて、メイン表示領域13の短手方向のY軸(図面上下方向の軸)を距離軸とすることができる。この距離は、自端末から共有情報を登録した端末までの距離とすることができる。つまり、自端末からある距離を隔てて位置する他端末によって登録された共有情報のアイコンを表示するとき、その共有情報のY軸上における表示位置を当該距離に対応させた位置とすることができる。このようにすると、同じ日時に複数の端末から一斉に情報が登録された場合でも、アイコンの重なりを解消し、または重なりを少なくして表示の混乱を防止することができる。なお、Y軸を距離軸として用いる場合、自端末の位置をY軸の下端付近とし、その下端付近を基準に、共有情報を登録した端末までの距離を表示してもよい。つまり、「Y軸の下端→近、Y軸の上端→遠」としてもよい。
次に、共有情報の登録の仕方について説明する。
前記のとおり、メイン表示領域13は、他の端末5、6との共有情報を表示するために用いられるが、さらに、共有情報を登録する際にも、このメイン表示領域13を活用して操作性の改善を図ってもよい。
図6は、共有情報の登録方法を示す概念図である。図6において、表示部9の画面上には、上記のメイン表示領域13と並んでサブ表示領域20が表示されている。このサブ表示領域20は、端末4の操作履歴を表示するためのものであり、過去に行われたさまざまな履歴アイコン、たとえば、文字情報(メモ書きやメール等のテキスト情報)の作成履歴を示すアイコン21や、当該端末4がカメラ付端末である場合に、そのカメラで撮影された写真(画像情報)の作成履歴を示すアイコン22などが履歴順(時間順)に並べられている。
この実施形態において、履歴内の文字情報を共有情報として新たに登録したいときは、たとえば、その文字情報を示すアイコン21をドラッグしてメイン表示領域13にドロップするような構成とすればよい。すなわち、アイコン21を指先等で選択し、そのまま画面上をずらしてメイン表示領域13に移動させればよい。このような構成とすることで、メニュー等をいちいち選択する必要がなく、ワンタッチで共有情報を登録でき、操作性を改善することができる。
<サーバの構成>
図7は、サーバ3の概念構成図である。図7に示すように、サーバ3は、据え置き型の汎用コンピュータで構成されている。サーバ3の主要な構成は、ネットワーク2とのデータ通信を行う通信部23と、サーバ3の全体動作を統括制御する、マイクロコンピュータおよびその周辺回路で構成されたプログラム制御方式の制御部25と、この制御部25で実行される基本プログラムやサーバ用の応用プログラム等を記憶するプログラム記憶部24と、端末4〜6から適宜に登録された共有情報を記憶するデータ記憶部26とである。さらに、汎用コンピュータの標準装備品であるキーボードおよびマウス等の操作部27やディスプレイ28などを備えている。なお、ここでは、サーバ3を据え置き型の汎用コンピュータで構成するとしたが、これに限定されない。たとえば、高耐久性のサーバ専用機で構成してもよく、あるいは、分散型コンピュータシステムで構成してもよい。
<サーバのデータ構成>
図8は、サーバ3における共有情報の記憶テーブルを示す図である。図8において、記憶テーブル29は、データ記憶部26に記憶されるものであって、その内容の変更操作(データの追加や書き換えおよび削除等の操作)が必要に応じて制御部25から行われるものである。この記憶テーブル29は、「行」と「列」から構成される、いわゆるデータベース形式のテーブルであり、たとえば、一行ごとに一つの共有情報を格納するようになっているとともに、各行を複数のフィールド、たとえば、IDフィールド29a、データ種別フィールド29b、登録者フィールド29c、登録日時フィールド29d、位置フィールド29e、データフィールド29fに分けている。
ここで、IDフィールド29aには、共有情報を一意に識別するためのユニークな情報が格納され、データ種別フィールド29bには、共有情報の種類(文字情報、画像情報、音源情報・・・・)を示す情報が格納される。また、登録者フィールド29cには、共有情報の登録者の情報(たとえば、名前やニックネーム等)が格納され、登録日時フィールド29dには、共有情報の登録日時が格納される。さらに、位置フィールド29eには、共有情報を登録した端末の登録時点の位置情報(位置検出部12によって検出されたもの、たとえば、緯度経度)が格納され、データフィールド29fには、共有情報の本体が格納される。なお、上記のフィールドのほかに、たとえば、登録者の顔写真または似顔絵もしくはアバター(アバターとは登録者の分身として画面上に登場するキャラクターのことをいう。似顔絵は本人に似ているが、アバターは、多くの場合、本人以外の仮想人物や有名人等に似せて作られる点で相違する。)などを格納するためのフィールドを有していてもよい。
<登録と閲覧のタイムライン>
図9は、端末4〜6とサーバ3との間で行われる「登録」と「閲覧」のタイムランを示す図である。なお、ここでいう「登録」とは共有情報をサーバ3に登録することを示している。また、「閲覧」とは、登録されている共有情報の閲覧をサーバ3に対して要求することを示している。
今、端末4〜6のそれぞれから順次に共有情報の登録が行われた後、端末4、端末5、端末6の順で共有情報の閲覧要求があった場合を考える。この場合、サーバ3は、まず、端末4、端末5、端末6からの共有情報の登録を受け、それらの共有情報をデータ記憶部26(の記憶テーブル29)に記憶保存する。しかる後、サーバ3は、まず、端末4からの閲覧要求に応答してデータ記憶部26(の記憶テーブル29)から共有情報(この場合、端末4〜6から登録されたすべての共有情報)を読み出し、その共有情報を要求元の端末4に送信する。次いで、端末5からの閲覧要求に応答してデータ記憶部26から同じ共有情報を読み出し、その共有情報を要求元の端末4に送信する。さらに、端末6からの閲覧要求に応答してデータ記憶部26から同じ共有情報を読み出し、その共有情報を要求元の端末4に送信する。
このように、すべての端末4〜6に同じ共有情報を送信することができるので、ネットワーク2に接続された各々の端末4〜6で情報の共有化を図ることができる。
<サーバの動作>
図10は、サーバ3の動作フローを示す図である。図10において、サーバ3は、まず、端末4〜6からの共有情報の登録の有無を判定する(ステップS11)。ステップS11において、「登録有」と判定した場合は、その端末から共有情報を受信し(ステップS12)、データ記憶部26(の記憶テーブル29)に登録保存(ステップS13)した後、「登録有」と判定しなかった場合と同様に、端末4〜6からの閲覧要求の有無を判定する(ステップS14)。
ステップS14において、「閲覧要求有」と判定した場合は、データ記憶部26(の記憶テーブル29)から共有情報を読み出し(ステップS15)、その共情報法を要求元の端末に送信(ステップS16)した後、再び、ステップS11に戻る。
<端末の動作>
図11は、端末4〜6の動作フローを示す図である。図11に示すように、端末4〜6は、まず、共有情報の登録イベント(たとえば、図6のサブ表示領域20からメイン表示領域13へのアイコンドロップのイベント)を検出したか否かを判定する(ステップS21)。ステップS21において、登録イベントを検出した場合は、その共有情報をサーバ3に送信(ステップS22)した後、ステップS21に戻る。
一方、ステップS21において、登録イベントを検出しなかった場合は、次に、サーバ3への閲覧要求イベント(たとえば、定期的に発生するイベントまたはユーザ操作によって不定期に発生するイベント)を検出したか否かを判定する(ステップS23)。ステップS23において、閲覧要求イベントを検出しなかった場合は、ステップS21に戻り、閲覧要求イベントを検出した場合は、サーバ3に対して共有情報の閲覧要求を出す(ステップS24)。そして、サーバ3からの共有情報の受信を待ち、共有情報の受信が完了すると(ステップ25)、メイン表示領域13への共有情報の表示処理(ステップS26)を実行した後、再び、ステップS21に戻る。
ここで、ステップS26の表示処理では、たとえば、図4に示すようなアイコンの表示を行う。図4の表示例では、メイン表示領域13の左から順に文字情報のアイコン14、写真のアイコン15、音楽のアイコン16、動画のアイコン17、地点のアイコン18およびURLのアイコン19が並んでいる。先に述べたように、メイン表示領域13の横方向を時間軸(図5参照)とすれば、この並び順は登録日時の古い順をあらわすことになる。したがって、メイン表示領域13のアイコン14〜19の並びを一瞥するだけで、各々の共有情報の時系列的な関係を一瞬で把握することができる。
また、各々のアイコン14〜19の図面縦方向位置を距離(図5参照)に対応させると、自端末を基準にした遠近距離を直感的に把握することができ、上記の登録日時の把握とあいまって、共有情報を登録した端末の現在位置を推定することができる。たとえば、図4の表示例では、URLのアイコン19が右端(つまり、時間軸上の最新日時位置)にあり、且つ、自端末から近い位置にあるので、このURLのアイコン19に関連付けられた共有情報を登録した端末が自端末の近くにいるものと推定することができる。このとき、上記の最新日時が現在日時と同じかほぼ同じであれば、当該端末はそれほど移動していないから、上記の推定位置は正確であるといって差し支えない。
このように、ステップS26の表示処理によれば、メイン表示領域13のアイコン14〜19を一瞥するだけで、それらのアイコン14〜19に関連付けられた共有情報の種類を速やかに知ることができる。加えて、アイコン14〜19の横方向の並び位置から登録日時を速やかに知ることができ、さらに、アイコン14〜19の縦方向の並び位置から自端末からの距離を速やかに知ることができる。
以上説明したとおり、本発明の実施形態の情報共有システム1によれば、冒頭の従来技術との対比において、以下の効果を得ることができる。
(1)情報の可読性の改善:
従来技術では「一覧表」を用いて共有情報の管理を行っていたが、この一覧表は文字情報であるため、読み間違い等のミスを否めなかった。これに対して、本発明の実施形態の情報共有システム1では、一覧表の代わりに、共有情報の各々に関連付けられたイメージオブジェクト(アイコン14〜19)を用い、且つ、それらのアイコン14〜19を二次元的な表示領域(メイン表示領域13)に分散表示するようにしたので、可読性を改善して読み違い等のミスをなくすことができる。
(2)登録日時の直感的把握:
従来技術のような「一覧表」の場合、仮にその一覧表に登録日時の項目があったとしても、文字情報であることに変わりないから、新旧の時間比較に相当な手間がかかるし、見間違いも否めない。これに対して、本発明の実施形態の情報共有システム1では、メイン表示領域13の横軸を時間軸とし、その時間軸上に、各々のアイコン14〜19を登録日時順に並べるようにしたので、新旧の時間比較を直感的に行うことができ、見間違いを招かない。
(3)端末位置の直感的把握:
端末位置についても同様である。すなわち、従来技術の「一覧表」に登録位置(共有情報を登録した端末の登録時の位置)の項目を作ったとしても、その位置情報もやはり文字情報であるから、読み間違いに伴う位置把握の誤認を否めない。これに対し、本発明の実施形態の情報共有システム1では、メイン表示領域13の縦軸を距離軸とし、その距離軸上に、各々のアイコン14〜19を登録位置順に並べるようにしたので、位置把握を同様に直感的に行うことができ、誤認を招かない。
本発明の実施形態の情報共有システム1の構成や動作および効果は以上のとおりであるが、これに限定されない。さまざまな変形例に展開してもよく、たとえば、以下のようにしてもよい。
本発明の実施形態では、表示部9に一つのメイン表示領域13を表示しているが、これは一つの例示に過ぎず、表示部9に二つ乃至はそれ以上の数のメイン表示領域13を表示してもよい。たとえば、表示部9にn個のメイン表示領域13を表示した場合、第1のメイン表示領域13を第1ユーザグループ用・・・・第n−1のメイン表示領域13を第n−1ユーザグループ用としてもよい。この場合の第1ユーザグループは、たとえば、仕事関係のユーザグループ、第n−1ユーザグループは友人関係のユーザグループなどとすることができる。あるいは、共有情報の種類ごとに第1のメイン表示領域13・・・・第n−1のメイン表示領域13を使い分けてもよい。
本発明の実施形態のメイン表示領域13は、図3(b)に示したとおり、表示部9への表示部分13a(破線で囲まれた部分/(a)のハッチング部分に相当)だけでなく、その前後に伸びる非表示部分13b、13cも含んでいる。そして、表示部分13aを左右にスクロールすることにより、メイン表示領域13のあらゆる部分を表示部9に表示させることができるようになっている。この場合の「スクロール」は、たとえば、公知のスライダーコントロール〔Windows(登録商標)等の汎用オペレーティングシステムの標準コントロールの一種であり、一般的にはコンピュータ画面の右端や下端に配置される。コントロールのつまみをスライドさせることによって画面が上下または左右にスクロールする。〕を使用して手動で行うようにしてもよいし、あるいは、自動化してもよい。たとえば、アイコンを新規に表示する場合、そのアイコンは新規に登録された共有情報に関連付けされたものであって、最新の登録情報であるから、このアイコンがメイン表示領域13の適当な位置(たとえば、右端)に表示されるように、メイン表示領域13を右から左へと適当量だけ自動スクロールさせるようにしてもよい。
本発明の実施形態では、メイン表示領域13に、共有情報の種類を示すアイコンを表示するだけでなく、そのアイコンと一緒に、その共有情報の登録者の名前またはニックネームを表示するようにしてもよい。このような表示を行うことにより、アイコンを誰が作成したのかを知ることができる。
本発明の実施形態では、メイン表示領域13に、アイコンと一緒に、その共有情報の登録者の顔写真または似顔絵もしくはアバターを表示するようにしてもよい。このような表示を行うことにより、名前やニックネームを使用した場合に比べ、間違いを少なくできる。
本発明の実施形態では、メイン表示領域13に、端末4の位置を逐次に取得して、位置を移動するたびにサーバ3の登録情報を更新するようにしてもよい。この場合、サーバ3は、他の端末からの要求を待たずに、その更新された位置情報をそれら他の端末に速やかに通知することが望ましい。このようにすると、各端末における他の端末の位置追跡をリアルタイムに行うことができる。
本発明の実施形態では、メイン表示領域13に表示するアイコンを制限するようにしてもよい。たとえば、特定の登録者または特定グループに属する登録者によって登録された共有情報のアイコンだけを限定的に表示するようにしてもよい。このようにすると、メイン表示領域13の表示をすっきりさせることができ、混乱を招くことがない。
本発明の実施形態では、メイン表示領域13に表示されるアイコンに共有情報の登録者の連絡先(電話番号やメールアドレス)をリンクさせてもよい。このようにすると、アイコンを選択するだけで、電話をかけたりメールを送信したりできる。
本発明の実施形態では、メイン表示領域13にアイコンを表示するだけでなく、たとえば、手書き文字や手書き図形を入力できるようにしてもよく、これらの手書き情報を共有情報としてサーバ3に登録できるようにしてもよい。このようにすると、たとえば、簡単な文章や図形などを手書きして他のユーザと共有することができ、円滑な意思の疎通を図ることができる。
なお、上記の手書き文字を「文字認識」して文字コードにし、その文字コードを文字フォントに変換してメイン表示領域13に表示するとともに、サーバ3に登録してもよい。文字列による検索を行うことが可能となり、大量の共有情報の中から目的の情報を容易に見つけ出せるようになる。
ところで、各端末4〜6からの共有情報の登録は、必ずしも頻繁に行われるとは限らない。このため、前記のとおり、メイン表示領域13の横軸を時間軸とし、その時間軸に沿ってアイコン14〜19を登録日時順に表示した場合に、無登録期間の分だけ、メイン表示領域13に空白を生じるという不都合がある。もちろん、その場合においてもメイン表示領域13を時間軸方向にスクロールさせることによって、空白期間をスキップすることは可能であるが、操作の面倒を否めない。
図12は、無登録期間の対策概念を示す図である。図12において、今、図12(a)に示すように、横軸を時間軸としたメイン表示領域13にいくつかのアイコン30〜35が表示されているものとする。これらのアイコン30〜35は、前記のアイコン14〜19(図4参照)に相当するものであり、端末4〜6のいずれかから、時間軸上の各々の日時にサーバ3に登録された共有情報に関連付けられたものである。さて、この図12(a)により、アイコン31とアイコン32の間に空白期間36が生じていることがわかる。この空白期間36は、いずれの端末4〜6からも共有情報の登録が行われなかった期間であり、なんらの情報も含まない単なる空白表示期間(背景のみの期間)である。
このような空白期間36を含むメイン表示領域13を表示部9に表示する場合、当然ながら表示部9の画面サイズ分しか表示を行うことができない。このため、空白期間36が長い(時間軸方向の長さが大きい)場合には、表示部9の多くを“空白”が占有することとなる。この“空白”は、上記のとおり、スクロール操作によりスキップできるとはいえ、操作性の悪化を否めない。そこで、図12(b)のような対策を提案する。
この図12(b)において、アイコン31とアイコン32の間に描かれた縦方向の破線37は、図12(a)で示す空白期間36の左右端を重ね合わせた状態を示している。つまり、縦方向の破線37は、図12(a)のメイン表示領域13から空白期間36を取り除き、その前後をつなぎ合わせた接合線を示している。このように、空白期間36を取り除いたメイン表示領域13を表示部9に表示することにより、上記の不都合を解消し、スクロール操作を不要にして操作性の改善を図ることができる。ちなみに、削除すべき空白期間36であるか否かの判断は、空白期間36の長さ(時間軸方向の長さ)によって行うことができる。所定量よりも長い場合は削除し、所定量に満たない場合はそのまま表示すればよい。この場合の“所定量”は固定値であってもよく、あるいは、ユーザによって任意に設定可能な可変値であってもよい。
なお、空白期間36の存在は一概に無駄とはいえない。たとえば、アイコン31とアイコン32の時間差から何らかの意味を見い出したい場合があるが、空白期間36を一律に削除すると、このような場合に対応できないからである。したがって、空白期間36を削除するか否かの判断をユーザに委ねることが望ましいといえる。判断をユーザに委ねるには、たとえば、画面上の空白期間36へのタッチ操作を検出し、そのタッチ操作に応答して空白期間36の表示と非表示とをトグル的に切り替えるようにしてもよい。この場合、空白期間36の表示と非表示のいずれをデフォルト値とするかをシステム設定値として任意に設定できるようにしておくことが望ましい。
ところで、メイン表示領域13に表示されるアイコン数が多くなるにつれて、画面がだんだんと見にくくなり、且つ、煩雑なスクロール操作も必要となる。このため、何らかの方法によりアイコンの整理を行うことが望ましい。
図13は、メイン表示領域13に表示されるアイコンの整理例を示す図である。図13において、メイン表示領域13に多数のアイコン38〜44が表示されている。先に説明したアイコン14〜19やアイコン30〜35との相違は、登録日時が古いアイコンほどサイズが小さくなっている点にある。つまり、時間軸上のある時点イまでは見易さ重視の大き目のアイコン41〜44を表示しているが、それよりも古いアイコン38〜40については、アイコンの整理を重視した「簡易表示」となっている。すなわち、アイコンの登録日時が古くなるほどサイズを縮小して表示していることがポイントになっている。このようにすると、古いアイコン38〜40(したがって、参照頻度の少ないアイコン)の表示占有面積が減るので、小さな面積により多くのアイコンを密集表示することができるようになる。その結果、画面の見易さを改善でき、しかも、スクロール操作を減らして操作性の改善も図ることができる。
なお、以上の説明は、アイコンを整理するための「簡易表示」の一つの例を示したものであって、これに限定されない。他の簡易表示であってもよく、たとえば、古いアイコンをフォルダに収め、そのフォルダのアイコンを表示してもよく、あるいは、古いアイコンを非表示にするとともに、その存在を示す何らかの代替表示(たとえば、矢印記号表示)を行ってもよい。
また、メイン表示領域13に表示される共有情報を、その種類ごとに取りまとめて表示してもよい。たとえば、共有情報の種類を文字情報、画像情報、音源情報、リンク情報とした場合、それらの種類ごとに同一日付のフォルダまたは同一日付の同一時間帯のフォルダを作り、各々のフォルダのアイコンを、それらの日付順または時間帯順に並べてもよい。このようにしても、アイコンの表示数を減らすことができるから、画面の見易と操作性の改善を図ることができる。
または、自端末で登録した共有情報と他端末で登録した共有情報とを視覚的に識別できるようにしてもよい。ここでいう、“視覚的に識別できる”とは、両者、つまり、自端末で登録した共有情報と他端末で登録した共有情報とを見た目で区別できるようにすることを示している。たとえば、両者の色味や色調を変えたり、背景を変えたり、または、一方を点滅させたりすることを示しているが、これらに限定されるものではなく、見た目で両者を区別できる表示態様になっていればよい。
また、メイン表示領域13の横軸を時間軸とするとともに、その時間軸上の未来の日時に何らかのアイコンを表示した場合、その未来に位置するアイコンに関連付けてアラーム報知を行うようにしてもよい。そのようにすると、たとえば、そのアイコンが所定日時に開催する会議に関するものであるとき、当該日時に達した時点で、たとえば、警告音等を発してユーザに会議を知らせることができる。なお、アラーム報知は音に限らず、たとえば、振動やメールによる通知であってもよい。また、アラーム報知を有効とするか無効とするかをユーザ設定できるようにしておくことが望ましく、あるいは、予定の何分前に報知を行うかについても、ユーザ設定できるようにしておくことが望ましい。
なお、今日においては、インターネット上でさまざまなWebサービスが提供されていることから、これらのWebサービスとの連携活用(いわゆるマッシュアップ)を図ることが望ましい。この点において、公知のWebサービスは機能の全部または一部をAPI(Application Program Interface)の形で公開しているところが多く、このAPIを組み込むことによってマッシュアップが可能になる。
図14は、マッシュアップの概念図である。図14において、メイン表示領域13には、以上の説明と同様にいくつかのアイコン45〜47が表示されているが、これに加えて、さらに、所定のWebサービスのAPIを組み込んだマッシュアップオブジェクト48が表示されている。このマッシュアップオブジェクト48の実際の機能は、対象となるWebサービスによってさまざまであるが、たとえば、YouTube(登録商標)などの動画配信サイトのAPIとした場合、その動画配信サイトのオープニング画面またはユーザによって選択された動画配信画面を表示することができる。
このようにすると、ユーザは、情報共有システム1のサービスを受けている間に、知らず知らずのうちに他のサービス(この場合は、動画配信サービス)を利用することになるから、自サービス(情報共有システム1のサービス)のみならず、他のさまざまなサービスをシームレスに利用できるようになり、利便性をより向上することができる。
4 端末(情報表示装置)
5、6 端末
8 制御部(自動スクロール手段、手動スクロール手段、表示制御手段、制限手段、文字認識手段、指定手段、アラーム報知手段)
9 表示部(表示手段)
13 メイン表示領域
14〜19 アイコン(イメージオブジェクト)
20 サブ表示領域
21、22 アイコン(イメージオブジェクト)
30〜35 アイコン(イメージオブジェクト)
38〜44 アイコン(イメージオブジェクト)
48 マッシュアップオブジェクト(イメージオブジェクト)

Claims (31)

  1. 他の端末との共有情報を表示する表示手段を備えた情報表示装置において、
    前記表示手段は、
    二次元的なメイン表示領域を有し、
    そのメイン表示領域に、前記共有情報の各々に関連付けられたイメージオブジェクトを表示することを特徴とする情報表示装置。
  2. 前記メイン表示領域を複数としたことを特徴とする請求項1記載の情報表示装置。
  3. 前記メイン表示領域の一辺を時間軸に対応させるとともに、そのメイン表示領域に表示する共有情報の作成時間に合わせて、そのメイン表示領域を時間軸方向に自動スクロールする自動スクロール手段を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2いずれかに記載の情報表示装置。
  4. 前記メイン表示領域の一辺を時間軸に対応させるとともに、ユーザ操作に合わせて、そのメイン表示領域を時間軸方向に手動スクロールする手動スクロール手段を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2いずれかに記載の情報表示装置。
  5. 前記メイン表示領域の一辺を時間軸に対応させるとともに、ユーザ操作に合わせて、そのメイン表示領域を過去または未来方向に手動スクロールする手動スクロール手段を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2いずれかに記載の情報表示装置。
  6. 前記メイン表示領域の一辺を時間軸に対応させるとともに、そのメイン表示領域に表示する共有情報の各々に関連付けられたイメージオブジェクトを、そのメイン表示領域の時間軸に沿って時系列的に表示する表示制御手段を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2いずれかに記載の情報表示装置。
  7. 端末の操作履歴を表示するためのサブ表示領域を有し、
    そのサブ表示領域に、前記操作履歴の各々に関連付けられたイメージオブジェクトを表示することを特徴とする請求項1乃至請求項6いずれかに記載の情報表示装置。
  8. 前記共有情報の各々に関連付けられたイメージオブジェクトは、画像を示すオブジェクトであることを特徴とする請求項1乃至請求項6いずれかに記載の情報表示装置。
  9. 前記共有情報の各々に関連付けられたイメージオブジェクトは、動画を示すオブジェクトであることを特徴とする請求項1乃至請求項6いずれかに記載の情報表示装置。
  10. 前記共有情報の各々に関連付けられたイメージオブジェクトは、音楽情報を示すオブジェクトであることを特徴とする請求項1乃至請求項6いずれかに記載の情報表示装置。
  11. 前記共有情報の各々に関連付けられたイメージオブジェクトは、自端末または他端末もしくは任意目標物の位置情報を示すオブジェクトであることを特徴とする請求項1乃至請求項6いずれかに記載の情報表示装置。
  12. 前記共有情報の各々に関連付けられたイメージオブジェクトは、ネットワーク上のコンテンツの場所を示すオブジェクトであることを特徴とする請求項1乃至請求項6いずれかに記載の情報表示装置。
  13. 前記共有情報の各々に関連付けられたイメージオブジェクトは、その共有情報を登録したユーザの登録場所を示すオブジェクトであることを特徴とする請求項1乃至請求項6いずれかに記載の情報表示装置。
  14. 前記共有情報の各々に関連付けられたイメージオブジェクトは、その共有情報を登録したユーザの名前または任意の識別情報を示すオブジェクトであることを特徴とする請求項1乃至請求項6いずれかに記載の情報表示装置。
  15. 前記共有情報の各々に関連付けられたイメージオブジェクトは、その共有情報を登録したユーザの顔写真または似顔絵もしくはアバターを示すオブジェクトであることを特徴とする請求項1乃至請求項6いずれかに記載の情報表示装置。
  16. 前記共有情報の各々に関連付けられたイメージオブジェクトは、その共有情報を登録したユーザの登録場所を示すオブジェクトであって、且つ、そのユーザの位置移動に合わせて逐次に更新されることを特徴とする請求項1乃至請求項6いずれかに記載の情報表示装置。
  17. 前記共有情報の各々に関連付けられたイメージオブジェクトが、他のユーザによって新規に書き込まれた共有情報を示すものである場合に、そのオブジェクトが目立つように他のオブジェクトと異なる態様で表示することを特徴とする請求項1乃至請求項6いずれかに記載の情報表示装置。
  18. 前記メイン表示領域に表示する共有情報を、特定のグループに属するユーザからの書き込みだけに制限する制限手段を有することを特徴とする請求項1乃至請求項6いずれかに記載の情報表示装置。
  19. 前記共有情報とその共有情報の登録ユーザのメールアドレスまたは電話番号とを関連付けして記憶し、前記共有情報の各々に関連付けられたイメージオブジェクトの一つを選択すると、その選択オブジェクトに対応したメールアドレスまたは電話番号を読み出してメール送信または電話呼び出しの実行を可能としたことを特徴とする請求項1乃至請求項6いずれかに記載の情報表示装置。
  20. 前記メイン表示領域をネットワークを介して他のユーザの端末と共有することを特徴とする請求項1乃至請求項6いずれかに記載の情報表示装置。
  21. 前記メイン表示領域に表示されるイメージオブジェクトは、手書き文字または手書き図形を含むことを特徴とする請求項1乃至請求項6いずれかに記載の情報表示装置。
  22. 前記メイン表示領域に表示されるイメージオブジェクトが手書き文字である場合に、その手書き文字を認識して文字コードに変換する手書き文字認識手段を有することを特徴とする請求項1乃至請求項6いずれかに記載の情報表示装置。
  23. 前記メイン表示領域へのイメージオブジェクトの登録が所定時間無かった場合に、その間を無記入期間として表示を省略することを特徴とする請求項1乃至請求項6いずれかに記載の情報表示装置。
  24. 前記メイン表示領域へのイメージオブジェクトの登録が所定時間無かった場合に、その間を無記入期間として表示を省略するか否かをユーザ指定するための指定手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項6いずれかに記載の情報表示装置。
  25. 前記メイン表示領域に表示されたイメージオブジェクトの登録時間が所定の時間よりも古いものについては、簡易表示することを特徴とする請求項1乃至請求項6いずれかに記載の情報表示装置。
  26. 前記メイン表示領域に表示されるイメージオブジェクトの種類ごとに取りまとめて表示することを特徴とする請求項1乃至請求項6いずれかに記載の情報表示装置。
  27. 前記メイン表示領域に表示されたイメージオブジェクトが未来の予定に関する共有情報を示すものであるとき、その共有情報に含まれる未来の時間に関連付けたアラーム報知を設定するアラーム報知手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項6いずれかに記載の情報表示装置。
  28. 前記アラーム報知を設定した旨を前記メイン表示領域に表示可能なことを特徴とする請求項27記載の情報表示装置。
  29. 前記メイン表示領域に表示されたイメージオブジェクトの少なくとも一つは、他のネットワークサービスから提供されたAPIを含むことを特徴とする請求項1乃至請求項6いずれかに記載の情報表示装置。
  30. 他の端末との共有情報を表示手段に表示する際に、
    前記表示手段に、
    二次元的なメイン表示領域を表示するとともに、
    そのメイン表示領域に、前記共有情報の各々に関連付けられたイメージオブジェクトを表示する工程を含むことを特徴とする情報表示方法。
  31. 端末のコンピュータに、
    他の端末との共有情報を表示する表示手段としての機能を実現するためのプログラムであって、
    前記表示手段は、
    二次元的なメイン表示領域を有し、
    そのメイン表示領域に、前記共有情報の各々に関連付けられたイメージオブジェクトを表示することを特徴とするプログラム。
JP2010061841A 2010-03-18 2010-03-18 情報表示装置、情報表示方法およびプログラム Pending JP2011197851A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010061841A JP2011197851A (ja) 2010-03-18 2010-03-18 情報表示装置、情報表示方法およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010061841A JP2011197851A (ja) 2010-03-18 2010-03-18 情報表示装置、情報表示方法およびプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011197851A true JP2011197851A (ja) 2011-10-06

Family

ID=44876003

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010061841A Pending JP2011197851A (ja) 2010-03-18 2010-03-18 情報表示装置、情報表示方法およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011197851A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022110145A (ja) * 2021-01-05 2022-07-28 楽天グループ株式会社 表示制御装置、表示制御方法、及びプログラム

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003052019A (ja) * 2001-08-03 2003-02-21 Canon Inc 動画像検索装置及び方法
US20030076353A1 (en) * 2001-10-23 2003-04-24 Blackstock Michael A. Graphical user interface for collaboration
JP2004078484A (ja) * 2002-08-15 2004-03-11 Nikon Corp データ量表示装置およびデータ量表示プログラム
JP2004302892A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Fuji Xerox Co Ltd 情報共有支援方法および装置並びにプログラム
JP2004355484A (ja) * 2003-05-30 2004-12-16 Fuji Xerox Co Ltd 情報共有支援方法および装置並びにプログラム
US20080307350A1 (en) * 2007-06-09 2008-12-11 Alessandro Francesco Sabatelli Method and Apparatus for Improved Desktop Arrangement

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003052019A (ja) * 2001-08-03 2003-02-21 Canon Inc 動画像検索装置及び方法
US20030076353A1 (en) * 2001-10-23 2003-04-24 Blackstock Michael A. Graphical user interface for collaboration
JP2004078484A (ja) * 2002-08-15 2004-03-11 Nikon Corp データ量表示装置およびデータ量表示プログラム
JP2004302892A (ja) * 2003-03-31 2004-10-28 Fuji Xerox Co Ltd 情報共有支援方法および装置並びにプログラム
JP2004355484A (ja) * 2003-05-30 2004-12-16 Fuji Xerox Co Ltd 情報共有支援方法および装置並びにプログラム
US20080307350A1 (en) * 2007-06-09 2008-12-11 Alessandro Francesco Sabatelli Method and Apparatus for Improved Desktop Arrangement

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022110145A (ja) * 2021-01-05 2022-07-28 楽天グループ株式会社 表示制御装置、表示制御方法、及びプログラム
JP7309969B2 (ja) 2021-01-05 2023-07-18 楽天グループ株式会社 表示制御装置、表示制御方法、及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9904437B2 (en) Dynamic minimized navigation bar for expanded communication service
KR101358321B1 (ko) 정보 엔티티의 거리 종속적 선택
US7873356B2 (en) Search interface for mobile devices
CN103827779B (zh) 使用输入的文本访问和处理上下文信息的***和方法
US9781071B2 (en) Method, apparatus and computer program product for providing automatic delivery of information to a terminal
US20130283154A1 (en) Content display system
JP4714220B2 (ja) メディアファイル管理のためのユーザインターフェース・アプリケーション
US8839120B2 (en) Initiating communications with web page visitors and known contacts
US20110298701A1 (en) Presenting Information to a User Based on the Current State of a User Device
US9798452B2 (en) Handling information items
KR20080109906A (ko) 콘텐츠 디스플레이 및 내비게이션 인터페이스
JP2012505452A5 (ja)
US20150278180A1 (en) System and method for annotating webpages
US20170192625A1 (en) Data managing and providing method and system for the same
US20140025746A1 (en) Apparatus and method for managing user information
CN102436344A (zh) 上下文菜单
KR20120135244A (ko) 시간 라인을 따른 정보 엔터티들의 연관
JP4860754B2 (ja) 通信端末装置
US20130125023A1 (en) System and method of sharing application information
KR20150019668A (ko) 검색 연관 정보 제공 방법 및 이를 지원하는 전자 장치
WO2014071095A2 (en) Navigating among edit instances of content
JP2013542542A (ja) アプリケーションのファイルシステムアクセス
JP2011197851A (ja) 情報表示装置、情報表示方法およびプログラム
JP5419096B2 (ja) スケジュール作成システム
JP2015076089A (ja) サーバ装置、方法、および、システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130204

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130906

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130913

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131023

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140320